JP2004209859A - シート接着装置及び該装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

シート接着装置及び該装置を備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】トナーを接着剤として使用して、シート同士に接着力の斑が生じないようにする。
【解決手段】シート接着装置125は、シート同士を接着するためのトナー接着部を形成されたシートを、重ねた状態で挟んで加圧し、かつヒータで加熱してシート同士を接着する加圧加熱部材210及び加圧受け部材130と、加圧加熱部材及び加圧受け部がシート束を挟んだ状態において、シート束の厚みを検知する可変抵抗器201と、シート束の厚みに対応した、シート束を加圧している加圧時間と、シート束を加熱している加熱時間と、シート束を加圧する加圧力と、シート束を加熱する加熱温度との各接着条件の少なくとも1つの接着条件の値を記憶したROM131と、を備え、さらに、加圧時間調節手段と、加熱時間調節手段と、加熱温度調節手段と、加圧力調節手段と、の少なくとも1つの手段を備えている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート同士を接着するためのトナー接着部を形成されたシートを、重ねた状態で1対の加圧部材で挟んで、加圧加熱することによってシート同士を接着するシート接着装置と、このシート接着装置を装置本体に備えて、シートに画像を形成する例えば、複写機、レーザビームプリンタ、ファクシミリ、及びこれらの複合機等の電子写真方式を採用した画像形成装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、及びこれらの複合機等の電子写真式の画像形成装置は、原稿反射光などの画像情報を感光体上に照射することによって得た静電潜像を、現像装置から供給されるトナーによって可視像化し、さらに、この可視像としてのトナー画像を、シート供給部から供給されたシートに転写してから定着装置によってシートに定着し、シートに画像を形成するようになっている。
【0003】
画像形成装置には、シート後処理装置として、電動ステイプラを設けてある場合がある。しかし、電動ステイプラは、金属製の針でシート束を綴じるため、綴じられたシートをリサイクルするとき、金属製の針をわざわざ取り除かなければならないという問題があった。このため、シート同士をトナーで接着するシート接着装置が提案されてきている。
【0004】
このシート接着装置は、画像形成装置においてトナー画像をシートに形成する工程において、シートの端部に接着剤の役目をするトナーを層状に付着させて形成したトナー接着部を形成してあるシートの端部のみを再度、加圧加熱して、トナー接着部を溶かして、シート同士を接着するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、シート接着装置は、シート同士を接着させるためのシート束の加熱及び加圧が不十分であると、トナーの接着力が弱まり、確実にシート同士を接着させることができない。特に、一度に多くの枚数のシート同士を接着させるシート接着装置(例えば、特許文献1参照(第1図、第2図参照))は、シート束全体を温めるため、高熱高圧下において、長時間加熱しなければならないという問題が生じていた。しかも、例え、高熱高圧下において、長時間加熱したとしても、シートの枚数が増えれば増えるほど、充分な接着力を得ることができないという問題があった。
【0006】
この問題に対処する考案及び発明として、シートを1枚重ねる度に、逐次加圧加熱するシート接着装置がある(例えば、特許文献2(第1頁請求項1の欄参照)、特許文献3参照(第2頁請求項1の欄参照))。しかし、このシート接着装置は、接着枚数、シートの材質、シートの厚み等の諸条件などの要因によって、シート同士間での接着力に斑が生じるという別な問題が生じていた。
【0007】
本発明は、熱軟化製樹脂、熱可塑製樹脂などを主成分とするトナーを接着剤として使用して、シート同士に接着力の斑が生じないようにして、シート同士を接着し、シート束を製本化するシート接着装置を提供することを目的としている。
【0008】
本発明は、シート同士に接着力の斑が生じることなく、シート束を製本化するシート接着装置を装置本体に装備した画像形成装置を提供することを目的としている。
【0009】
【特許文献1】
実開平03−029374号公報(第1図、第2図参照)
【特許文献2】
実公平07−056209号公報(第1頁請求項1の欄参照)
【特許文献3】
特開2000−255881号公報(第2頁請求項1の欄参照)
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のシート接着装置は、シート同士を接着するためのトナー接着部を形成されたシートを、重ねた状態で挟んで加圧し、かつヒータで加熱して前記シート同士を接着する加圧手段と、前記加圧手段が前記シート束を挟んだ状態において、前記シート束の厚みを検知する厚み検知手段と、前記シート束の厚みに対応した、前記シート束を加圧している加圧時間と、前記シート束を加熱している加熱時間と、前記シート束を加圧する加圧力と、前記シート束を加熱する加熱温度との各接着条件の少なくとも1つの接着条件の値を記憶した接着条件値記憶手段と、を備え、さらに、前記厚み検知手段によって検知された前記シート束の厚みに対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶された前記加圧時間を読み出し、かつ前記加圧手段を制御して前記シートを加圧している加圧時間を前記読み出した加圧時間に調節する加圧時間調節手段と、前記厚み検知手段によって検知された前記シート束の厚みに対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶された前記加熱時間を読み出し、かつ前記ヒータを制御して前記シートを加熱している加熱時間を前記読み出した加熱時間に調節する加熱時間調節手段と、前記厚み検知手段によって検知された前記シート束の厚みに対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶された前記加熱温度を読み出し、かつ前記ヒータを制御して前記加圧手段の温度を前記読み出した加熱温度に調節する加熱温度調節手段と、前記厚み検知手段によって検知された前記シート束の厚みに対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶された前記加圧力を読み出し、かつ前記加圧手段の加圧力を前記読み出した加圧力に調節する加圧力調節手段と、の少なくとも1つの手段を備えている。
【0011】
本発明のシート接着装置における、前記加圧手段は、前記シートが前記加圧手段に送り込まれる度に前記シートを加圧加熱し、かつ厚み検知手段は、前記シートが前記加圧手段に送り込まれる度に前記シート束の厚みを検知するようになっている。
【0012】
上記目的を達成するため、本発明のシート接着装置は、シート同士を接着するためのトナー接着部を形成されたシートを、重ねた状態で挟んで加圧し、かつヒータで加熱して前記シート同士を接着する加圧手段と、前記加圧部材に送り込まれるシートの枚数をカウントするカウント手段と、前記シートの枚数に対応した、前記シート束を加圧している加圧時間と、前記シート束を加熱している加熱時間と、前記シート束を加圧する加圧力と、前記シート束を加熱する加熱温度との各接着条件の少なくとも1つの接着条件の値を記憶した接着条件値記憶手段と、を備え、さらに、前記カウント手段によってカウントされた前記シートの枚数に対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶された前記加圧時間を読み出し、かつ前記加圧手段を制御して前記シートを加圧している加圧時間を前記読み出した加圧時間に調節する加圧時間調節手段と、前記カウント手段によってカウントされた前記シートの枚数に対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶された前記加熱時間を読み出し、かつ前記ヒータを制御して前記シートを加熱している加熱時間を前記読み出した加熱時間に調節する加熱時間調節手段と、前記カウント手段によってカウントされた前記シートの枚数に対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶された前記加熱温度を読み出し、かつ前記ヒータを制御して前記加圧手段の温度を前記読み出した加熱温度に調節する加熱温度調節手段と、前記カウント手段によってカウントされた前記シートの枚数に対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶された前記加圧力を読み出し、かつ前記加圧手段の加圧力を前記読み出した加圧力に調節する加圧力調節手段と、の少なくとも1つの手段を備えている。
【0013】
本発明のシート接着装置における、前記加圧手段は、少なくとも一方が他方に対して接近離間する1対の加圧部材を有し、前記回転する加圧部材は、回転軸に対して平行で、前記シート束に対する接触面積の異なる複数の接触面を有し、前記加圧力調節手段は、前記加圧部材を回転させて前記シート束に対する接触面を選択する駆動部と、前記駆動部を制御して、前記加圧手段の加圧力に対応する前記接触面を前記シート束に対向させる制御部とを有し、前記駆動部によって回転させられる前記加圧部材に前記ヒータを備えている。
【0014】
本発明のシート接着装置における、前記加圧手段は、1対の加圧部材と、前記1対の加圧部材の一方を他方に接近離間させる偏心カムとを有している。
【0015】
本発明のシート接着装置における、前記加圧手段は、一方が他方に接近離間可能な一対の加圧部材を有し、前記他方の加圧部材がシート積載部である。
【0016】
本発明のシート接着装置における、前記接着条件値記憶手段は、前記シート束の厚み情報と前記シートの材質情報とに応じて前記接着条件の値を記憶している。
【0017】
本発明のシート接着装置における、前記接着条件値記憶手段は、前記シート束の枚数情報と前記シートの材質情報とに応じて前記接着条件の値を記憶している。
【0018】
本発明のシート接着装置における、前記接着条件値記憶手段は、前記シート束の枚数情報と前記シート1枚の厚み情報とに応じて前記接着条件の値を記憶している。
【0019】
本発明のシート接着装置における、前記接着条件値記憶手段は、前記シート束の厚みの閾値を記憶している。
【0020】
本発明のシート接着装置における、前記接着条件値記憶手段は、前記シートの枚数の閾値を記憶している。
【0021】
本発明のシート接着装置における、前記閾値は、変更可能である。
【0022】
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、シートにトナー画像と、前記シート同士を接着させるためのトナー接着部とを形成する画像形成手段と、前記トナー接着部を形成されたシートを、重ねた状態で加圧加熱手段で挟持して、加圧加熱することによって前記シート同士を接着するシート接着装置と、を備え、前記シート接着装置は、上記いずれか1つのシート接着装置である。
【0023】
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、シートにトナー画像と、前記シート同士を接着させるためのトナー接着部とを形成する画像形成手段と、シート同士を接着するためのトナー接着部を形成されたシートを、重ねた状態で挟んで加圧し、かつヒータで加熱して前記シート同士を接着する加圧手段と、前記加圧手段が前記シート束を挟んだ状態において、前記シート束の厚みを検知する厚み検知手段と、前記シート束の厚みに対応した、前記シート束を加圧している加圧時間と、前記シート束を加熱している加熱時間と、前記シート束を加圧する加圧力と、前記シート束を加熱する加熱温度との各接着条件の少なくとも1つの接着条件の値を記憶した接着条件値記憶手段と、を備え、さらに、前記厚み検知手段によって検知された前記シート束の厚みに対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶された前記加圧時間を読み出し、かつ前記加圧手段を制御して前記シートを加圧している加圧時間を前記読み出した加圧時間に調節する加圧時間調節手段と、前記厚み検知手段によって検知された前記シート束の厚みに対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶された前記加熱時間を読み出し、かつ前記ヒータを制御して前記シートを加熱している加熱時間を前記読み出した加熱時間に調節する加熱時間調節手段と、前記厚み検知手段によって検知された前記シート束の厚みに対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶された前記加熱温度を読み出し、かつ前記ヒータを制御して前記加圧手段の温度を前記読み出した加熱温度に調節する加熱温度調節手段と、前記厚み検知手段によって検知された前記シート束の厚みに対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶された前記加圧力を読み出し、かつ前記加圧手段の加圧力を前記読み出した加圧力に調節する加圧力調節手段と、の少なくとも1つの手段を備えている。
【0024】
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、シートにトナー画像と、前記シート同士を接着させるためのトナー接着部とを形成する画像形成手段と、前記シートを、重ねた状態で挟んで加圧加熱することによって前記シート同士を接着する一対の加圧手段と、前記加圧部材に送り込まれるシートの枚数をカウントするカウント手段と、前記シートの枚数に対応した、前記シート束を加圧している加圧時間と、前記シート束を加熱している加熱時間と、前記シート束を加圧する加圧力と、前記シート束を加熱する加熱温度との少なくとも1つの接着条件の値を記憶した接着条件値記憶手段と、前記カウント手段によってカウントされた前記シートの枚数に対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶された前記接着条件の値を読み出して、該読み出した値に少なくとも1つ前記接着条件を調整する接着条件調整手段と、を備えている。
【0025】
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、シートにトナー画像と、前記シート同士を接着させるためのトナー接着部とを形成する画像形成手段と、シート同士を接着するためのトナー接着部を形成されたシートを、重ねた状態で挟んで加圧し、かつヒータで加熱して前記シート同士を接着する加圧手段と、前記加圧部材に送り込まれるシートの枚数をカウントするカウント手段と、前記シートの枚数に対応した、前記シート束を加圧している加圧時間と、前記シート束を加熱している加熱時間と、前記シート束を加圧する加圧力と、前記シート束を加熱する加熱温度との各接着条件の少なくとも1つの接着条件の値を記憶した接着条件値記憶手段と、を備え、さらに、前記カウント手段によってカウントされた前記シートの枚数に対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶された前記加圧時間を読み出し、かつ前記加圧手段を制御して前記シートを加圧している加圧時間を前記読み出した加圧時間に調節する加圧時間調節手段と、前記カウント手段によってカウントされた前記シートの枚数に対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶された前記加熱時間を読み出し、かつ前記ヒータを制御して前記シートを加熱している加熱時間を前記読み出した加熱時間に調節する加熱時間調節手段と、前記カウント手段によってカウントされた前記シートの枚数に対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶された前記加熱温度を読み出し、かつ前記ヒータを制御して前記加圧手段の温度を前記読み出した加熱温度に調節する加熱温度調節手段と、前記カウント手段によってカウントされた前記シートの枚数に対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶された前記加圧力を読み出し、かつ前記加圧手段の加圧力を前記読み出した加圧力に調節する加圧力調節手段と、の少なくとも1つの手段を備えている。
【0026】
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、シートにトナー画像と、前記シート同士を接着させるためのトナー接着部とを形成する画像形成手段と、前記シートを、重ねた状態で挟んで加圧し、かつヒータで加熱して前記シート同士を接着する加圧手段と、前記加圧手段が前記シート束を挟んだ状態において、前記シート束の厚みを検知する厚み検知手段と、前記シート束の厚みに対応した、前記トナー接着部のトナー量の値を記憶した接着条件値記憶手段と、前記厚み検知手段によって検知された前記シート束の厚みに対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶されたトナー量を読み出して、前記画像形成手段を制御して前記トナー接着部の前記トナー量を前記読み出したトナー量に調節するトナー量調節手段と、を備えた。
【0027】
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、シートにトナー画像と、前記シート同士を接着させるためのトナー接着部とを形成する画像形成手段と、前記シートを、重ねた状態で挟んで加圧し、かつヒータで加熱して前記シート同士を接着する加圧手段と、前記加圧部材に送り込まれるシートの枚数をカウントするカウント手段と、前記シートの枚数に対応した、前記トナー接着部のトナー量の値を記憶した接着条件値記憶手段と、前記厚み検知手段によって検知された前記シートの枚数に対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶されたトナー量を読み出して、前記画像形成手段を制御して前記トナー接着部の前記トナー量を前記読み出したトナー量に調節するトナー量調節手段と、を備えている。
【0028】
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、シートにトナー画像と、前記シート同士を接着させるためのトナー接着部とを形成する画像形成手段と、前記シートを、重ねた状態で挟んで加圧し、かつヒータで加熱して前記シート同士を接着する加圧手段と、前記加圧手段が前記シート束を挟んだ状態において、前記シート束の厚みを検知する厚み検知手段と、前記シート束の厚みが所定の厚み以上になったときシートの両面に前記トナー接着部を形成させる両面形成制御手段と、を備えている。
【0029】
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、シートにトナー画像と、前記シート同士を接着させるためのトナー接着部とを形成する画像形成手段と、前記シートを、重ねた状態で挟んで加圧し、かつヒータで加熱して前記シート同士を接着する加圧手段と、前記加圧部材に送り込まれるシートの枚数をカウントするカウント手段と、前記シートの枚数が所定枚数以上になったときシートの両面に前記トナー接着部を形成させる両面形成制御手段と、を備えている。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態であるシート接着装置と、このシート接着装置を装置本体に備えた画像形成装置とを図に基づいて説明する。なお、画像形成装置は、シートにトナー画像を形成するようになっている。画像形成装置には、例えば、複写機、レーザビームプリンタ、ファクシミリ、及びこれらの複合機等がある。
【0031】
図1に示すように、画像形成装置100は、装置本体126の上部に第1実施形態のシート接着装置125を有している。なお、画像形成装置100は、第1実施形態のシート接着装置125の代わりに、第2、第3実施形態のシート接着装置を装置本体の上部に設けることができるようになっている。
【0032】
画像形成装置100は、レーザスキャナ101によって、外部から送られてきた画像情報を処理した後、画像情報信号に応じたレーザー光をあらかじめ帯電されている感光体ドラム110に照射して、感光体ドラム110に潜像を形成する。感光体ドラム110への帯電は、帯電器127によって行われる。潜像は、現像器128のトナーによって、可視像化されて、トナー画像になる。感光体ドラム110には、トナー画像とともに、シート同士を接着する接着剤の役目をするトナー接着部も形成される。画像形成手段は、例えば、感光体ドラム110、帯電器127、現像器128等で構成されている。
【0033】
一方、上段カセット102と下段カセット103とに収納された紙、あるいは、シートフィルム等の記録媒体であるシートPを、記録信号に応じてピックアップローラ104が、カセット102,103から選択的に送り出す。
【0034】
搬送ローラ105と、分離ローラ106は、ピックアップローラ104によりピックアップされたシートを1枚ずつレジストローラ対107,108に送り込む。レジストローラ対107,108は、シートが斜行されているとき、シートの斜行を真っ直ぐに矯正してから、そのシートを、感光体ドラム110上のトナー画像の位置に合わせて感光体ドラム110と転写器109との間に供給する。
【0035】
転写器109は、感光体ドラム110に形成されたトナー画像とトナー接着部をシートに転写する。トナー接着部は、シートの端部に転写されるようになっている。トナー画像が転写されたシートは、定着装置111に送られてトナー画像とトナー接着部を定着される。シートの両面に画像を形成する場合、両面フラッパ112が、シートを両面搬送路113に案内する。
【0036】
定着装置111によってトナー画像を定着されたシートは、定着装置111の下流側に設けた排出フラッパ114によって搬送方向を選択されて、製本するか否かの切り換えを行われる。シートを製本しない場合には、排紙ローラ対115が、シートをそのまま装置本体126の外部に設けた不図示のトレイに排出する。シートを製本する場合には、排出フラッパ114と排紙搬送ローラ116は、シートをU字型搬送路129に案内する。
【0037】
搬送ローラ対150,117はシートをU字型搬送路129に沿って搬送する。そして、シート接着装置125の排出ローラ117が、シートを積載トレイ122にトナー画像を形成した面を下側にしたフェイスダウンの状態で排出する。積載トレイ122に積載されたシートは、シートの搬送方向と平行な縁を整合する横整合板119(図1の点線部)と、シート搬送方向に対して交差する後端を整合する縦整合搬送板118とによって縦横の整合が行われる。
【0038】
なお、表紙となる1枚目のシートの表面端部と、背表紙となる最後のシートの外側面とには、トナー接着部を形成していない。仮に、1枚目のシートにトナー接着部を形成してあると、シートを加圧加熱してシート同士を接着するとき、トナー接着部が溶けて加圧受け部材130(図2参照)に付着しシートが加圧受け部材130に付着するおそれがある。このため、1枚目のシートの表面端部には、トナー接着部を形成していない。また、最後のシートの外側面にトナー接着部を形成してあると、加圧加熱部材121にトナー接着部が付着するおそれがある。さらに、表紙となる1枚目のシートの表面端部と、背表紙となる最後のシートの外側面とに、トナー接着部を形成しないのは、製本としての見栄えを良くするためである。
【0039】
次に、排出されたシートは、ヒータ120を内蔵した加圧加熱部材121が、ホームポジション位置から下降して、シート端部を加圧受け部材130とでシート束を挟み、図9に示すようにシートPの端部に形成してあるトナー接着部Paを加圧加熱して、トナー接着部を溶かして、シート同士を接着させる。加圧加熱部材121は、接着動作後、上昇して、シート束の排出を妨げない位置であるホームポジションにもどる。シート接着装置125は、この加圧加熱部材121の下降、加圧加熱、上昇の動作を繰り返して、積載トレイ122上のシートを、接着して束状にする。
【0040】
シート接着装置125は、所定枚数のシートの接着を終了すると、積載トレイ122上のシート束を、縦整合搬送板118で押して、束排出ローラ123のニップに搬送し、束排出ローラ123により、束排出トレイ124に排出する。
【0041】
なお、本実施形態のシート接着装置125は、シートが順次積載される側に配設してある加圧加熱部材121にヒータ120を内蔵してあるが、加圧加熱部材121に対向する加圧受け部材130にもヒータを内蔵してあってもよい。
【0042】
(第1実施形態のシート接着装置)
図2は、第1実施形態のシート接着装置125の制御ブロック図である。シート接着装置125は、加圧加熱部材121の昇降にともなって、抵抗値が変わる可変抵抗器201を備えている。厚み検知手段である例えば可変抵抗器201の抵抗値が変わることによって電圧が変化し、その電圧値によって、加圧加熱部材121の位置を確認できるようになっている。
【0043】
可変抵抗器201に加わる電圧を、A/Dコンバータ202によりA/D変換する。CPU204内のROM131には、A/D変換した電圧と、実際に測定した加圧加熱部材121の位置との関係のテーブルをあらかじめ記憶してある。加圧加熱部材121の位置は、加圧加熱部材121に対向して積載トレイ122に設けた加圧受け部材130に対する位置である。CPU204は、A/Dコンバータ202によって変換されたデジタル値に基づいて、加圧加熱部材121の位置をCPU204内のROM131から読み出す。
【0044】
すなわち、加圧加熱部材121の位置は、加圧受け部材130と加圧加熱部材121との間隔を表しており、加圧手段の1対の加圧部材である例えば加圧受け部材130及び加圧加熱部材121でシート束を挟んだときに確認した加圧加熱部材121の位置がシート束の厚みになる。
【0045】
実際に、シート接着装置125は、加圧加熱部材121が下降し、加圧受け部材130と加圧加熱部材121とでシート束を挟んで、シート束を加圧加熱して、シート同士を接着させている時間内にデジタル値を読み込むことでシート束の厚みを検知する。そして、このシート束の厚み情報をCPU204が得た後、それ以後の接着条件の変更を行う。例えば、シート束の厚み10mm毎に閾値を設けてあり、接着条件を変更する。
【0046】
次に、接着条件の変更について説明をする。
【0047】
CPU204の接着条件記憶手段である例えばROM131には、シート束の各厚み(例えば、10mm毎の厚み)に対する、シート束を加圧している加圧時間と、シート束を加熱する加熱温度と、シートを加圧する加圧力と、トナー接着部のトナー量等の各接着条件が、ユーザによってあらかじめ記憶してある。また、ROM131は、後述するサーミスタ207に加わる電圧をデジタル値にして、そのデジタル値とヒータ210との温度関係を示すテーブルも記憶している。なお、ROM131には、シート束の各厚みに対する、シートを加熱する加熱温度を記憶しておいてもよい。
【0048】
接着時間(シート束を加圧している加圧時間)について説明する。CPU204は、加圧加熱部材121によって検知したシート束の厚みに基づいて、シート束を加圧している時間をROM131から読み出して、タイマ132の設定時間を変更することで、加圧加熱部材121の停止時間変更する。すなわち、加圧加熱部材121がシート束を加圧している時間を調整する。加圧時間調整手段は、例えば、ROM131、タイマ132、CPU204等によって構成されている。
【0049】
加熱している時間について説明する。CPU204は、加圧加熱部材121によって検知したシート束の厚みに基づいて、シート束を加熱している時間をROM131から読み出して、タイマ132の設定時間を変更し、スイッチング素子208でヒータ210へのAC電圧209の印加時間を決定して、ヒータ210をシート束の厚みに応じて発熱させる。加熱時間調整手段は、例えば、ROM131、タイマ132、CPU204、スイッチング素子208等によって構成されている。なお、スイッチング素子208は必ずしも必要としない。
【0050】
加熱温度調節について説明する。CPU204は、加圧加熱部材121によって検知したシート束の厚みに基づいて、シート束を加熱する温度をROM131から読み出して、スイッチング素子208でヒータ210のON/OFF制御を行い、加圧加熱部材121を上記読み出した温度に調節する。
【0051】
加圧加熱部材121を読み出した温度に調節するには、次のようにして行う。加圧加熱部材121の端部にサーミスタ207を設置してある。サーミスタ207は、熱を受けると抵抗値が変わり、流れている電流が変わり、電圧値が変わるようになっており、温度によって電圧値が変化するのを利用して、加圧加熱部材121の温度を検知するようになっている。サーミスタ207にかかる電圧値は、A/D変換器206によってA/D変換されて、CPU204に入力される。
【0052】
CPU204は、ROM131に記憶してあるデジタル値とヒータの温度との関係を表すテーブルより、ヒータ温度を認識する。CPU204は、このヒータ温度をフィードバックして、スイッチング素子208でヒータ210のON/OFF制御を行い、加圧加熱部材121を所定の温度に保つ。この場合、CPU204は、上記テーブルの温度として、ROM131から読み出した、シート束を加熱する上記温度に保つ。したがって、CPU204は、ヒータ210の温度制御して,加圧加熱部材121をシート束の厚み応じた温度に調節し、かつその調節した温度を一定に保つようになっている。加熱温度調節手段は、例えば、ROM131、CPU204、サーミスタ207、スイッチング素子208等によって構成されている。スイッチング素子208は、必ずしも必要としない。
【0053】
加圧力制御について説明する。図3は、シート束の加圧力を調整する加圧調整手段である例えば加圧力調節機構133の図である。加圧加熱部材121、加圧受け部材130には、円柱形状の長手方向に沿って(両部材121,130の回転軸に対して平行で)平坦な第1接触面121a,130aと第2接触面121b,130bとを形成してある。第1接触面121a,130aの面積は、第2接触面121b,130bの面積より広く設定してある。また、加圧加熱部材121、加圧受け部材130には、加圧加熱部材121、加圧受け部材130を回転させる駆動部である例えばモータM1,M2を接続してある。モータM1,M2は共通のモータであってもよい。モータM1,M2は、CPU204に制御されて回転するようになっている。
【0054】
CPU204は、可変抵抗器201の抵抗値に基づいて検知したシートの厚みに応じて、ROM131からシート束を加圧する加圧力を選択する。CPU204は、加圧加熱部材121と加圧受け部材130とが離間しているとき、モータM1,M2によって加圧加熱部材121と加圧受け部材130とを回転させて、上記選択した加圧する力に対応する第1接触面121a,130aと第2接触面121b,130bとのいずれかを選択する。第1接触面121a,130aがシートに接触する面積は、第2接触面121b,130bがシートに接触する面積より広く設定してあるので、第1接触面121a,130aでシート束を挟むときの単位面積当たりの加圧力は、第2接触面121b,130bでシート束を挟むときの単位面積当たりの加圧力よりも小さい。
【0055】
したがって、加圧力調節機構133は、シート束の枚数が少ないとき、第1接触面121a,130aでシート束を挟み、シート束の枚数が多くなると第2接触面121b,130bでシート束を挟んでトナー接着部の単位面積当たりの加圧力を高めて、シート同士を確実に接着するようになっている。
【0056】
なお、接触面は、2面に限らず、何面であってもよい。面積の異なる接触面が多い程、シート束の加圧力を細かく調整することができる。また、複数の接触面は、ヒータ120を有する加圧加熱部材121にのみ形成して、加圧受け部材130には必ずしも形成する必要がない。この場合、加圧加熱部材121のみ回転するようにして、加圧受け部材130は平板状にして回転しないようにしてもよい。
【0057】
図4は、シート束の加圧力を調整する他の実施形態の加圧力調節手段である例えば加圧力調節機構134の図である。この加圧力調節機構134は、ヒータ210を有する加圧手段であり加圧部材である例えば加圧加熱部材400と加圧手段であり加圧部材である例えば加圧受け部材401とが、独立して昇降することによって、シート束に対する加圧力を調整するようになっている。通常、この加圧力調節機構134は、シート束の厚みが薄いとき加圧加熱部材400のみが昇降してシート束を加圧するようになっているが、シート束の厚みが厚くなると、加圧受け部材401の下方にある偏芯カム402をCPU204(図2参照)の制御によってモータM3を回転させて、加圧受け部材401を上昇させて、トナー接着部に加わる圧力を高くするようになっている。なお、シート束に対する加圧力は、偏心カム402の回転角によって加圧受け部材401の上昇位置を調整して可変することができるようになっている。
【0058】
したがって、この加圧力調節機構134は、加圧受け部材401を上昇させた分だけトナー接着部の単位面積当たりの加圧力を高めて、シート同士を確実に接着するようになっている。
【0059】
トナー接着部のトナー量の調整について説明する。通常、図1に示す画像形成装置100は、感光体ドラム110の表面電位と現像器128の現像シリンダ128aの電位との電位差Vcontによってトナー量を調整することができるようになっている。CPU204は、シート束の厚みに応じたROMのテーブル等からデジタル電圧値を選択して、そのデジタル値を、D/A変換器301でD/A変換して、高圧電源制御回路205に入力する。そして、CPU204は、その入力値に応じて、感光体ドラム110を帯電する帯電器127を制御した感光体ドラム110の一時帯電電圧と、現像シリンダ128aの電位を制御する現像電圧とを変化させる。そして、トナー付着部を形成するトナーの付着量は、感光体ドラム110と現像シリンダ128aとの間に生じる電位差Vcontの大きさに応じて、調整することができる。なお、トナー量は湿度に応じても変動するので、不図示の湿度検知手段を設けて、湿度に応じたトナー量の補正をすることが好ましい。
【0060】
以上のようにシート束の厚み検知及び各種制御の動作を説明したが、以上の実施形態のシート接着装置は、シート束の厚みの閾値を設定し、その閾値に応じて、シート束を加圧している加圧時間(接着時間)、シート束を加熱する加熱温度(接着温度)、シート束を加圧する加圧力、トナー量を設定してある。その関係の一例を図6に示す。また、この関係は、ROM131に記憶してある。
【0061】
図6には、シート束の厚み10mm毎に閾値を5つ設定してある。シート束の厚み20mm未満の間は、CPU204の初期設定のまま、接着時間を1秒に、接着温度を150℃に、加圧力を普に、トナー量を少に設定してある。その後、逐次接着を行っていく毎に、接着されたシート束が厚くなり、加熱時の熱が既に接着されたシート等に吸収されやすくなる。そこで、CPU204は、シート束の厚みが20mm以上になると、接着力を増加するように、設定値を切り換えて、接着条件の接着時間を1.5秒にして接着時間のみを変更させ、シート束に与える熱量を増加させる。続いて、シート束が30mm以上になると、CPU204は、設定値をさらに切り換えて、接着時間を2秒に、接着温度を160℃に、加圧力を大に、トナー量を普通にして、接着時間、接着温度、加圧力、トナー量すべてを変える。なお、図6には示していないが、閾値に応じて、シート束を加熱している加熱時間を設定してあってもよい。
【0062】
なお、各パラメータは、閾値を越える度に、全部変える必要は無い。少なくとも1つのパラメータを変化させるようにしてもよい。この場合、各パラメータのうち、どのパラメータ同士を組み合わせて、変化させてもよい。このようにして、各接着条件を変えることによって、シート接着装置が製本装置のように厚みの厚いシート束を接着する場合においても、接着性を高めて、シート同士を確実に接着することができる。
【0063】
なお、以上説明した閾値は、おおよその数値である。また、閾値は、自由に変更することができて、必ずしも10mm幅である必要はない。また、定着条件が異なる湿度等、他のパラメータ毎に閾値のテーブルをROM131に記憶してもよい。
【0064】
なお、以上説明した、ヒータ温度制御、トナー量制御、加圧力制御等の接着条件制御は、一例であって、これらに限定されるものではない。
【0065】
また、画像形成装置本体126の画像形成制御手段である制御部151と、シート接着装置125(又は225)のCPU204(又は502)とは、いずれか一方を他方に組み込んで一体にしてもよい。
【0066】
(第2実施形態のシート接着装置)
第1実施形態のシート接着装置125は、シート束の厚みを検知して、接着条件を変えてシート同士を接着するようになっているが、第2実施形態のシート接着装置225は、シートの枚数をカウントして、接着条件を変えてシート同士を接着するようになっている。第2実施形態のシート接着装置225において、第1実施形態のシート接着装置125と同様な部分については、同一符号を付してその部分の説明は省略する。
【0067】
図7は、本実施形態のシート接着装置125の制御ブロック図である。画像形成装置100(図1参照)の画像形成装置本体126からシート接着装置225にフェイスダウンで搬送されてくる排紙搬送ローラ対116と排紙ローラ対117との間に排出検知センサ500(図1には示していない)を設置してある。排出検知センサ500は、自身のトリガを通過するシートを検知する。排出検知センサ500がシートの通過を検知すると、CPU502内のカウント手段である例えばカウンタ509によってシートをカウントされる。カウンタ509がカウントしたシートの枚数は、積載トレイ122に排出されたシートの枚数である。
【0068】
排出検知センサ500によって検知された枚数は、図8に示すように、閾値に決めてある。そして、その枚数に応じて、各種の接着条件を設定してある。また、シート束のシートの枚数が同じでも、シートの材質によって、シート束の厚みや、熱伝導率等が変わり、加圧加熱したときの、熱の伝導条件が異なるので、シートの材質に応じて接着条件を変更するようにするのが好ましい。
【0069】
そこで、厚紙等のシートの材質に応じて、例えば、厚紙モード等の特殊モードを設けて、ユーザにそのモードを選択させて入力させるようにして、シートの材質に応じて同じ枚数であっても接着条件を変えてもよい。
【0070】
あるいは、CCDセンサ、CISセンサ等のシートの材質を検知するエリアセンサを用いた不図示のシート種検知手段等を画像形成装置本体126に備えて、画像形成の定着条件を変更するとともに、そのシート種情報をシート接着装置のCPU204(又は502)に送信することによって、シート接着装置125(又は225)に記憶された閾値を変更しても構わない。
【0071】
なお、図8には示していないが、閾値に応じて、シート束を加熱している加熱時間を設定してあってもよい。
【0072】
また、画像形成装置本体126の制御部151と、シート接着装置125(又は225)のCPU204(又は502)とは、いずれか一方を他方に組み込んで一体にしてもよい。
【0073】
(第3の実施形態のシート接着装置)
第3の実施形態のシート接着装置は、シート束の厚みの閾値、シート枚数の閾値、シート束の厚みにシート材質を考慮した閾値、及びシート枚数にシート材質を考慮した閾値を超えたとき、シートの両面にトナー接着部を形成するようになっている。すなわち、本実施形態のシート接着装置は、シート束の厚みが薄いとき、シート枚数が少ないとき、或いはシートの材質によっては、シート端部の片面のみにトナー接着部を付着させ、シート同士の接着を行なうが、閾値を越えて、シート束の厚みが厚くなったとき、シート枚数が多くなったとき、或いはシートの材質が変わったとき片面にトナー接着部を形成したシートを表裏反転させて、図1に示す両面搬送路113を通過させ、再度、感光体ドラム110に送り込んで他方の面にもトナー接着部を形成してシート同士を接着させるようになっている。なお、最初と最後のシートには、片面のみにトナー接着部を形成して、両面には形成しないようになっている。
【0074】
なお、本実施形態のシート接着装置においても、シート束を加圧している加圧時間と、シート束を加熱している加熱時間と、シート束を加圧する加圧力と、シート束を加熱する加熱温度と、トナー接着部のトナー量等の各接着条件の内、少なくとも1つの接着条件をシート束の厚み、シート束のシート枚数、シートの材質等に合わせて調整するようにしてもよい。
【0075】
本実施形態のシート接着装置は、トナー接着部同士を接触させるのでシート同士の接着性が高まり、シート束の厚みや、枚数が多くてもばらけることを防止することができる。
【0076】
なお、以上の各実施形態のシート接着装置において、加圧受け部材が固定の場合、シート積載部である例えば積載トレイ122の一部分を使用してもよい。
【0077】
また、トナー接着部は、シートの角に形成されてもよく、形成位置は図9に示す位置に限定されるものではない。
【0078】
以上説明した各シート接着装置は、シート束を加圧している加圧時間と、シート束を加熱している加熱時間と、シート束を加圧する加圧力と、シート束を加熱する加熱温度と、トナー接着部のトナー量等の各接着条件の少なくとも1つの接着条件をシート束の厚み、シート束のシート枚数、シートの材質等に合わせて調整するようになっているので、接着斑を生じさせることなく、シート同士を確実に接着させて、シート束が分裂することがないようにすることができる。
【0079】
以上のいずれかのシート接着装置を備えた画像形成装置は、画像形成したシート同士をシート接着装置によって確実に接着させることができるので、製本製作不良率を下げることができる。
【0080】
【発明の効果】
本発明のシート接着装置は、シート束を加圧している加圧時間と、シート束を加熱している加熱時間と、シート束を加圧する加圧力と、シート束を加熱する加熱温度と、トナー接着部のトナー量等の各接着条件の少なくとも1つの接着条件をシート束の厚み、シート束のシート枚数、シートの材質等に合わせて調整するようになっているので、接着斑を生じさせることなく、シート同士を確実に接着させて、シート束が分裂することがないようにすることができる。
【0081】
本発明の画像形成装置は、上記シート接着装置を備えて、画像形成したシート同士をシート接着装置によって確実に接着させることができるので、製本製作不良率を下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のシート接着装置を装置本体に備えた画像形成装置のシート搬送方向に沿った断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態のシート接着装置の制御ブロック図である。
【図3】本発明の第1実施形態のシート接着装置において、単位面積当たりのシート加圧力を変える場合の機構の説明図である。
(a) シートに対する接触面積大の場合であって、シート加圧力小の場合の状態図である。
(b) シートに対する接触面積小の場合であって、シート加圧力大の場合の状態図である。
【図4】本発明の第1実施形態のシート接着装置において、単位面積当たりのシート加圧力を変える場合の他の実施形態の機構の図である。
【図5】本発明の第1実施形態のシート接着装置において、トナー接着部のトナー量を変える場合の制御ブロックの一部分を示す図である。
【図6】本発明の第1実施形態のシート接着装置における、シート束の厚みの閾値に対する各接着条件値を示した表である。
【図7】本発明の第2実施形態のシート接着装置の制御ブロック図である。
【図8】本発明の第2実施形態のシート接着装置のおける、シート束の厚みの閾値に対する各接着条件値を示した表である。
【図9】シート接着部を形成してあるシートの斜視図である。
【符号の説明】
P シート
Pa トナー接着部
M1,M2 モータ(駆動部)
M3 モータ
100 画像形成装置
101 レーザスキャナ
109 転写器
110 感光体ドラム(画像形成手段)
111 定着装置
120 ヒータ
121 加圧加熱部材(加圧手段、加圧部材)
122 積載トレイ(シート積載部)
125 第1実施形態のシート接着装置
126 画像形成装置本体
127 帯電器(画像形成手段)
128 現像器(画像形成手段)
130 加圧受け部材(加圧手段、加圧部材)
131 ROM(接着条件記憶手段、加圧時間調整手段、加熱時間調整手段、加熱温度調節手段)
132 タイマ(加圧時間調整手段、加熱時間調整手段)
133 加圧力調節機構(加圧調整手段)
134 加圧力調節機構(加圧調整手段)
151 画像形成装置本体側の制御部(画像形成制御手段)
201 可変抵抗器(厚み検知手段)
204 CPU(加圧時間調整手段、加熱時間調整手段、加熱温度調節手段、加圧力調節手段)
207 サーミスタ(加熱温度調節手段、加熱温度調節手段)
208 スイッチング素子(加熱時間調整手段、加熱温度調節手段)
210 ヒータ
225 第2実施形態のシート接着装置
400 加圧加熱部材(加圧手段、加圧部材)
401 加圧受け部材(加圧手段、加圧部材)
402 偏芯カム
502 CPU(加圧時間調整手段、加熱時間調整手段、加熱温度調節手段、加圧力調節手段)
509 カウンタ(カウント手段)

Claims (20)

  1. シート同士を接着するためのトナー接着部を形成されたシートを、重ねた状態で挟んで加圧し、かつヒータで加熱して前記シート同士を接着する加圧手段と、
    前記加圧手段が前記シート束を挟んだ状態において、前記シート束の厚みを検知する厚み検知手段と、
    前記シート束の厚みに対応した、前記シート束を加圧している加圧時間と、前記シート束を加熱している加熱時間と、前記シート束を加圧する加圧力と、前記シート束を加熱する加熱温度との各接着条件の少なくとも1つの接着条件の値を記憶した接着条件値記憶手段と、を備え、さらに、
    前記厚み検知手段によって検知された前記シート束の厚みに対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶された前記加圧時間を読み出し、かつ前記加圧手段を制御して前記シートを加圧している加圧時間を前記読み出した加圧時間に調節する加圧時間調節手段と、
    前記厚み検知手段によって検知された前記シート束の厚みに対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶された前記加熱時間を読み出し、かつ前記ヒータを制御して前記シートを加熱している加熱時間を前記読み出した加熱時間に調節する加熱時間調節手段と、
    前記厚み検知手段によって検知された前記シート束の厚みに対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶された前記加熱温度を読み出し、かつ前記ヒータを制御して前記加圧手段の温度を前記読み出した加熱温度に調節する加熱温度調節手段と、
    前記厚み検知手段によって検知された前記シート束の厚みに対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶された前記加圧力を読み出し、かつ前記加圧手段の加圧力を前記読み出した加圧力に調節する加圧力調節手段と、
    の少なくとも1つの手段を備えたことを特徴とするシート接着装置。
  2. 前記加圧手段は、前記シートが前記加圧手段に送り込まれる度に前記シートを加圧加熱し、かつ厚み検知手段は、前記シートが前記加圧手段に送り込まれる度に前記シート束の厚みを検知することを特徴とする請求項1に記載のシート接着装置。
  3. シート同士を接着するためのトナー接着部を形成されたシートを、重ねた状態で挟んで加圧し、かつヒータで加熱して前記シート同士を接着する加圧手段と、
    前記加圧部材に送り込まれるシートの枚数をカウントするカウント手段と、
    前記シートの枚数に対応した、前記シート束を加圧している加圧時間と、前記シート束を加熱している加熱時間と、前記シート束を加圧する加圧力と、前記シート束を加熱する加熱温度との各接着条件の少なくとも1つの接着条件の値を記憶した接着条件値記憶手段と、を備え、さらに、
    前記カウント手段によってカウントされた前記シートの枚数に対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶された前記加圧時間を読み出し、かつ前記加圧手段を制御して前記シートを加圧している加圧時間を前記読み出した加圧時間に調節する加圧時間調節手段と、
    前記カウント手段によってカウントされた前記シートの枚数に対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶された前記加熱時間を読み出し、かつ前記ヒータを制御して前記シートを加熱している加熱時間を前記読み出した加熱時間に調節する加熱時間調節手段と、
    前記カウント手段によってカウントされた前記シートの枚数に対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶された前記加熱温度を読み出し、かつ前記ヒータを制御して前記加圧手段の温度を前記読み出した加熱温度に調節する加熱温度調節手段と、
    前記カウント手段によってカウントされた前記シートの枚数に対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶された前記加圧力を読み出し、かつ前記加圧手段の加圧力を前記読み出した加圧力に調節する加圧力調節手段と、
    の少なくとも1つの手段を備えたことを特徴とするシート接着装置。
  4. 前記加圧手段は、少なくとも一方が他方に対して接近離間する1対の加圧部材を有し、前記回転する加圧部材は、回転軸に対して平行で、前記シート束に対する接触面積の異なる複数の接触面を有し、前記加圧力調節手段は、前記加圧部材を回転させて前記シート束に対する接触面を選択する駆動部と、前記駆動部を制御して、前記加圧手段の加圧力に対応する前記接触面を前記シート束に対向させる制御部とを有し、前記駆動部によって回転させられる前記加圧部材に前記ヒータを備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート接着装置。
  5. 前記加圧手段は、1対の加圧部材と、前記1対の加圧部材の一方を他方に接近離間させる偏心カムとを有していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート接着装置。
  6. 前記加圧手段は、一方が他方に接近離間可能な一対の加圧部材を有し、前記他方の加圧部材がシート積載部であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシート接着装置。
  7. 前記接着条件値記憶手段は、前記シート束の厚み情報と前記シートの材質情報とに応じて前記接着条件の値を記憶していることを特徴とする請求項1に記載のシート接着装置。
  8. 前記接着条件値記憶手段は、前記シート束の枚数情報と前記シートの材質情報とに応じて前記接着条件の値を記憶していることを特徴とする請求項3に記載のシート接着装置。
  9. 前記接着条件値記憶手段は、前記シート束の枚数情報と前記シート1枚の厚み情報とに応じて前記接着条件の値を記憶していることを特徴とする請求項3に記載のシート接着装置。
  10. 前記接着条件値記憶手段は、前記シート束の厚みの閾値を記憶していることを特徴とする請求項1,2,6,8のいずれか1項に記載のシート接着装置。
  11. 前記接着条件値記憶手段は、前記シートの枚数の閾値を記憶していることを特徴とする請求項3,7,8のいずれか1項に記載のシート接着装置。
  12. 前記閾値は、変更可能であることを特徴とする請求項10又は11に記載のシート接着装置。
  13. シートにトナー画像と、前記シート同士を接着させるためのトナー接着部とを形成する画像形成手段と、
    前記トナー接着部を形成されたシートを、重ねた状態で加圧加熱手段で挟持して、加圧加熱することによって前記シート同士を接着するシート接着装置と、を備え、
    前記シート接着装置は、請求項1乃至12のいずれか1項に記載のシート接着装置であることを特徴とする画像形成装置。
  14. シートにトナー画像と、前記シート同士を接着させるためのトナー接着部とを形成する画像形成手段と、
    シート同士を接着するためのトナー接着部を形成されたシートを、重ねた状態で挟んで加圧し、かつヒータで加熱して前記シート同士を接着する加圧手段と、前記加圧手段が前記シート束を挟んだ状態において、前記シート束の厚みを検知する厚み検知手段と、
    前記シート束の厚みに対応した、前記シート束を加圧している加圧時間と、前記シート束を加熱している加熱時間と、前記シート束を加圧する加圧力と、前記シート束を加熱する加熱温度との各接着条件の少なくとも1つの接着条件の値を記憶した接着条件値記憶手段と、を備え、さらに、
    前記厚み検知手段によって検知された前記シート束の厚みに対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶された前記加圧時間を読み出し、かつ前記加圧手段を制御して前記シートを加圧している加圧時間を前記読み出した加圧時間に調節する加圧時間調節手段と、
    前記厚み検知手段によって検知された前記シート束の厚みに対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶された前記加熱時間を読み出し、かつ前記ヒータを制御して前記シートを加熱している加熱時間を前記読み出した加熱時間に調節する加熱時間調節手段と、
    前記厚み検知手段によって検知された前記シート束の厚みに対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶された前記加熱温度を読み出し、かつ前記ヒータを制御して前記加圧手段の温度を前記読み出した加熱温度に調節する加熱温度調節手段と、
    前記厚み検知手段によって検知された前記シート束の厚みに対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶された前記加圧力を読み出し、かつ前記加圧手段の加圧力を前記読み出した加圧力に調節する加圧力調節手段と、
    の少なくとも1つの手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  15. シートにトナー画像と、前記シート同士を接着させるためのトナー接着部とを形成する画像形成手段と、
    前記シートを、重ねた状態で挟んで加圧加熱することによって前記シート同士を接着する一対の加圧手段と、
    前記加圧部材に送り込まれるシートの枚数をカウントするカウント手段と、
    前記シートの枚数に対応した、前記シート束を加圧している加圧時間と、前記シート束を加熱している加熱時間と、前記シート束を加圧する加圧力と、前記シート束を加熱する加熱温度との少なくとも1つの接着条件の値を記憶した接着条件値記憶手段と、
    前記カウント手段によってカウントされた前記シートの枚数に対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶された前記接着条件の値を読み出して、該読み出した値に少なくとも1つ前記接着条件を調整する接着条件調整手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  16. シートにトナー画像と、前記シート同士を接着させるためのトナー接着部とを形成する画像形成手段と、
    シート同士を接着するためのトナー接着部を形成されたシートを、重ねた状態で挟んで加圧し、かつヒータで加熱して前記シート同士を接着する加圧手段と、
    前記加圧部材に送り込まれるシートの枚数をカウントするカウント手段と、
    前記シートの枚数に対応した、前記シート束を加圧している加圧時間と、前記シート束を加熱している加熱時間と、前記シート束を加圧する加圧力と、前記シート束を加熱する加熱温度との各接着条件の少なくとも1つの接着条件の値を記憶した接着条件値記憶手段と、を備え、さらに、
    前記カウント手段によってカウントされた前記シートの枚数に対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶された前記加圧時間を読み出し、かつ前記加圧手段を制御して前記シートを加圧している加圧時間を前記読み出した加圧時間に調節する加圧時間調節手段と、
    前記カウント手段によってカウントされた前記シートの枚数に対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶された前記加熱時間を読み出し、かつ前記ヒータを制御して前記シートを加熱している加熱時間を前記読み出した加熱時間に調節する加熱時間調節手段と、
    前記カウント手段によってカウントされた前記シートの枚数に対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶された前記加熱温度を読み出し、かつ前記ヒータを制御して前記加圧手段の温度を前記読み出した加熱温度に調節する加熱温度調節手段と、
    前記カウント手段によってカウントされた前記シートの枚数に対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶された前記加圧力を読み出し、かつ前記加圧手段の加圧力を前記読み出した加圧力に調節する加圧力調節手段と、
    の少なくとも1つの手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  17. シートにトナー画像と、前記シート同士を接着させるためのトナー接着部とを形成する画像形成手段と、
    前記シートを、重ねた状態で挟んで加圧し、かつヒータで加熱して前記シート同士を接着する加圧手段と、
    前記加圧手段が前記シート束を挟んだ状態において、前記シート束の厚みを検知する厚み検知手段と、
    前記シート束の厚みに対応した、前記トナー接着部のトナー量の値を記憶した接着条件値記憶手段と、
    前記厚み検知手段によって検知された前記シート束の厚みに対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶されたトナー量を読み出して、前記画像形成手段を制御して前記トナー接着部の前記トナー量を前記読み出したトナー量に調節するトナー量調節手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  18. シートにトナー画像と、前記シート同士を接着させるためのトナー接着部とを形成する画像形成手段と、
    前記シートを、重ねた状態で挟んで加圧し、かつヒータで加熱して前記シート同士を接着する加圧手段と、
    前記加圧部材に送り込まれるシートの枚数をカウントするカウント手段と、
    前記シートの枚数に対応した、前記トナー接着部のトナー量の値を記憶した接着条件値記憶手段と、
    前記厚み検知手段によって検知された前記シートの枚数に対応する、前記接着条件値記憶手段に記憶されたトナー量を読み出して、前記画像形成手段を制御して前記トナー接着部の前記トナー量を前記読み出したトナー量に調節するトナー量調節手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  19. シートにトナー画像と、前記シート同士を接着させるためのトナー接着部とを形成する画像形成手段と、
    前記シートを、重ねた状態で挟んで加圧し、かつヒータで加熱して前記シート同士を接着する加圧手段と、
    前記加圧手段が前記シート束を挟んだ状態において、前記シート束の厚みを検知する厚み検知手段と、
    前記シート束の厚みが所定の厚み以上になったときシートの両面に前記トナー接着部を形成させる両面形成制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  20. シートにトナー画像と、前記シート同士を接着させるためのトナー接着部とを形成する画像形成手段と、
    前記シートを、重ねた状態で挟んで加圧し、かつヒータで加熱して前記シート同士を接着する加圧手段と、
    前記加圧部材に送り込まれるシートの枚数をカウントするカウント手段と、
    前記シートの枚数が所定枚数以上になったときシートの両面に前記トナー接着部を形成させる両面形成制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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