JPWO2009090699A1 - トルクリミッタ付きギア機構 - Google Patents
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Abstract
Description
また、同軸上に配置される大径ギアと小径ギアに各々長孔を設けておき、この長孔内に剛球を配置して当該剛球を二つの金属製の摩擦板で挟持し、高いトルクの伝達を可能にしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるトルクリミッタ付きギア機構を用いた車載用映像機器の概略構成を示す説明図である。なお、図1には、この発明によるトルクリミッタ付きギア機構に関連する部分のみを示し、他の部分の図示を省略している。
図示した車載用映像機器1は、LCD等の映像表示装置から成る表示部2、表示部2を移動させる駆動源のモータ3、モータ3の回動軸に取り付けられたウォームギア4、ウォームギア4と噛み合うウォームホイール5、例えば表示部2の両側方の下端部に接続してウォームホイール5の回動により当該表示部2の下側を映像表示装置の前後方向に移動させる支持部材6、ウォームホイール5の回動/駆動力を支持部材6に伝達する伝達ギア7、移動させた表示部2もしくは支持部材6の位置を検知するポジションセンサ8などを備えている。
なお、図1に示したウォームホイール5を有する2段ギアが後述するトルクリミッタ付きギア機構10に相当し、図1のウォームギア4と噛み合うウォームホイール5が大ギア15に相当し、2段ギアの図示されない部分が後述する小ギア13に相当する。
トルクリミッタ付きギア機構10は、コイルバネ12、第一のギアである小ギア13、第二のフェルト部材であるフェルト部材14a、第二のギアである大ギア15、第一のフェルト部材であるフェルト部材14b、同期部材16、及び、押さえプレート17を上記の順で積層させたもので、これらの各部材は上方から観たとき円形を成し、円中心に貫通孔部が設けられている。なお、径の小さなものが小ギア13、また径の大きなものが大ギア15で、各ギアの大小関係は、ここで例示したものに限定されない。上記の各部材の貫通孔部には、片端部に鍔部11aを備えた支軸11が挿通され、詳しくはコイルバネ12の下端部が上記の鍔部11aに接するように、図2及び図3において下方から挿通されている。即ち小ギア13と大ギア15は同軸上に配置され、フェルト部材14aは小ギア13の上面と大ギア15の下面との間に挟み込まれている。また、フェルト部材14bは大ギア15の上面と同期部材16の下面との間に挟み込まれている。
また、小ギア13の上面の円心部分には、図3に示したように、当該上面から突出して後述する同期部材16の接合孔16aと接合する、もしくは篏合する接合部13aを設けている。なお、ここで例示した小ギア13は下面から下方へ突出したギア歯を備えている。
フェルト部材14aとフェルト部材14bは、同様な素材からなり、また同様な形状をしている。詳しくは、コイルバネ12の付勢力により各々大ギア15に対して所定の摩擦力を生じ、設定されたトルクリミット値以上のトルクが加えられたときに大ギアの各接触面、詳しくは大ギア15の下面及び上面に対してスリップする摩擦特性を備えた素材からなり、前述の小ギア13の接合部13aを挿通させる径の貫通孔を円心部分に有している。
また、高いトルクリミット値に対応させるときにはコイルバネ2の付勢力を強くするため、当該付勢力により同期部材16が変形しないように硬質の押さえプレート17がEリング21に接するように構成している。
このギア機構は、支軸31に、第一のギアである小ギア33と第二のギアである大ギア35との対向面にフェルト部材34を挟み込んで組付け、支軸31に取付けたEリング41で第二のギア35の軸方向への移動を規制し、第一のギア33をフェルト部材34を介して第二のギア35側に押圧するコイルバネ32を、第一のギア33と支軸31の鍔部31aとの間に配置した構成である。
フェルト部材34は、常にコイルバネ32の付勢力により小ギア33と大ギア35との間に挟まれた状態で圧接されている。このように圧接された状態でスリップが生じたときには磨耗が生じ、また当該圧により徐々に厚みが減少してくる。図7に示したようにフェルト部材34が薄くなってくると、フェルト部材34を小ギア33と一体化して回動させるために設けた凸部39がフェルト部材34を貫通して大ギア35の下面に接触し、所定値以上のトルクが加えられたときのスリップ動作が不安定になり、またスリップしたときに異音を発するようになる。
また、経時によりフェルト部材14a,14bの厚みが薄くなりフェルト14a,14bを貫通しても各凸部が各々対応する溝部に入り込み、一方のギアの凸部が他方のギアに当接することがないので、各機構部品を薄く構成することができるという効果がある。
図8は、この発明の実施の形態2によるトルクリミッタ付きギア機構の構成を示す説明図である。図2〜図5に示したものと同一あるいは相当する部分に同じ符号を使用し、その重複説明を省略する。実施の形態2によるトルクリミッタ付きギア機構は、前述のトルクリミッタ付きギア機構10と概ね同様に構成されるものである。ここでは実施の形態2によるトルクリミッタ付きギア機構の特徴となる部分を説明し、実施の形態1で説明したものと同様に構成される部分の重複説明を省略する。図8は、実施の形態2によるトルクリミッタ付きギア機構10aの断面図で、当該トルクリミッタ付きギア機構10aの回動中心から片側の部分を図示したものである。
また、図8の大ギア15は、上面に深さh2の溝部20b1〜20b3を設けたもので、図8の同期部材16は、下面に高さh2’の凸部19b1〜19b3を設けている。溝部20b1〜20b3の深さh2は、ほぼ凸部19b1〜19b3の高さh2’と同じ寸法を有するように構成している。
このように、大ギア15の上面に設ける溝部20b1〜20b3の深さを、同期部材16に設けられた凸部19b1〜19b3の高さとほぼ同じ、またはそれ以上の寸法とし、また大ギア15の下面に設ける溝部20a4,20a5の深さを、小ギア13に設けられた凸部19a4,19a5の高さとほぼ同じ、またはそれ以上の寸法となるように構成することによって、フェルト部材14a,14bの厚みが薄くなっても各凸部の先端部分が大ギア15に接触することを防ぐことができる。換言すると、延設方向即ち円周方向に直交する各溝部の断面を、当該溝部が対応する凸部の外形と同様、またはそれ以上の大きさとすることにより、接触を防ぐことができる。
また、大ギア15の上面に設けられる溝部20b1〜20b3と、下面に設けられる溝部20a4,20a5が、当該大ギア15の上下方向において交互に配置されるように構成したので、大ギア15の薄型化が可能になってトルクリミッタ付きギア機構10aの薄型化を図ることができ、各機構部品を薄く構成することができるという効果がある。
図9は、この発明の実施の形態3によるトルクリミッタ付きギア機構の構成を示す説明図である。図2等に示したものと同一あるいは相当する部分に同じ符号を使用し、その部分の重複説明を省略する。図9は、実施の形態3によるトルクリミッタ付きギア機構の大ギア15等の断面を示したもので、図示を省略した部分は実施の形態1等で説明したものと概ね同様に構成されている。なお、図9に示した凸部19a,19b及び溝部20a,20bは、図示した数に限定されるものではない。
図10は、この発明の実施の形態4によるトルクリミッタ付きギア機構の構成を示す説明図である。図2等に示したものと同一あるいは相当する部分に同じ符号を使用し、その部分の重複説明を省略する。図10は、実施の形態4によるトルクリミッタ付きギア機構の大ギア15等の断面を示したもので、図示を省略した部分は実施の形態1等で説明したものと概ね同様に構成されている。
図10に示した大ギア15は、上面に複数の溝部20bが設けられ、下面にも複数の溝部20aが設けられている。これらの各溝部は、実施の形態1等で説明したものと同様に小ギア13及び同期部材16の各凸部に対応して設けられている。なお、図10に示した凸部19a,19b及び溝部20a,20bは、図示した数に限定されるものではない。
また、図10に示した溝20cは、隣合う溝20cとの間隔部分がエッジ形状となるように設けられている。詳しくは、溝部20bの各間隔に設けられた複数の溝20cによって形成された複数のエッジ部がフェルト部材14bに接し、また溝部20aの各間隔に設けられた複数の溝20cによって形成された複数のエッジ部がフェルト部材14aに接するように、大ギア15のフェルト部材14a,14bと接する各面を構成している。
また、各溝20cの間隔部分をエッジ状に形成し、当該エッジ部が各フェルト部材14a,14bに接するようにしたので、溝部20cにガイドされたフェルト部材14a,14bが確実にスリップするようになり、一定のトルクリミット値に基いて安定した抑制動作を行うことができるという効果がある。
また、同軸上に配置される大径ギアと小径ギアに各々長孔を設けておき、この長孔内に剛球を配置して当該剛球を二つの金属製の摩擦板で挟持し、高いトルクの伝達を可能にしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるトルクリミッタ付きギア機構を用いた車載用映像機器の概略構成を示す説明図である。なお、図1には、この発明によるトルクリミッタ付きギア機構に関連する部分のみを示し、他の部分の図示を省略している。
図示した車載用映像機器1は、LCD等の映像表示装置から成る表示部2、表示部2を移動させる駆動源のモータ3、モータ3の回動軸に取り付けられたウォームギア4、ウォームギア4と噛み合うウォームホイール5、例えば表示部2の両側方の下端部に接続してウォームホイール5の回動により当該表示部2の下側を映像表示装置の前後方向に移動させる支持部材6、ウォームホイール5の回動/駆動力を支持部材6に伝達する伝達ギア7、移動させた表示部2もしくは支持部材6の位置を検知するポジションセンサ8などを備えている。
なお、図1に示したウォームホイール5を有する2段ギアが後述するトルクリミッタ付きギア機構10に相当し、図1のウォームギア4と噛み合うウォームホイール5が大ギア15に相当し、2段ギアの図示されない部分が後述する小ギア13に相当する。
トルクリミッタ付きギア機構10は、コイルバネ12、第一のギアである小ギア13、第二のフェルト部材であるフェルト部材14a、第二のギアである大ギア15、第一のフェルト部材であるフェルト部材14b、同期部材16、及び、押さえプレート17を上記の順で積層させたもので、これらの各部材は上方から観たとき円形を成し、円中心に貫通孔部が設けられている。なお、径の小さなものが小ギア13、また径の大きなものが大ギア15で、各ギアの大小関係は、ここで例示したものに限定されない。上記の各部材の貫通孔部には、片端部に鍔部11aを備えた支軸11が挿通され、詳しくはコイルバネ12の下端部が上記の鍔部11aに接するように、図2及び図3において下方から挿通されている。即ち小ギア13と大ギア15は同軸上に配置され、フェルト部材14aは小ギア13の上面と大ギア15の下面との間に挟み込まれている。また、フェルト部材14bは大ギア15の上面と同期部材16の下面との間に挟み込まれている。
また、小ギア13の上面の円心部分には、図3に示したように、当該上面から突出して後述する同期部材16の接合孔16aと接合する、もしくは篏合する接合部13aを設けている。なお、ここで例示した小ギア13は下面から下方へ突出したギア歯を備えている。
フェルト部材14aとフェルト部材14bは、同様な素材からなり、また同様な形状をしている。詳しくは、コイルバネ12の付勢力により各々大ギア15に対して所定の摩擦力を生じ、設定されたトルクリミット値以上のトルクが加えられたときに大ギアの各接触面、詳しくは大ギア15の下面及び上面に対してスリップする摩擦特性を備えた素材からなり、前述の小ギア13の接合部13aを挿通させる径の貫通孔を円心部分に有している。
また、高いトルクリミット値に対応させるときにはコイルバネ2の付勢力を強くするため、当該付勢力により同期部材16が変形しないように硬質の押さえプレート17がEリング21に接するように構成している。
このギア機構は、支軸31に、第一のギアである小ギア33と第二のギアである大ギア35との対向面にフェルト部材34を挟み込んで組付け、支軸31に取付けたEリング41で第二のギア35の軸方向への移動を規制し、第一のギア33をフェルト部材34を介して第二のギア35側に押圧するコイルバネ32を、第一のギア33と支軸31の鍔部31aとの間に配置した構成である。
フェルト部材34は、常にコイルバネ32の付勢力により小ギア33と大ギア35との間に挟まれた状態で圧接されている。このように圧接された状態でスリップが生じたときには磨耗が生じ、また当該圧により徐々に厚みが減少してくる。図7に示したようにフェルト部材34が薄くなってくると、フェルト部材34を小ギア33と一体化して回動させるために設けた凸部39がフェルト部材34を貫通して大ギア35の下面に接触し、所定値以上のトルクが加えられたときのスリップ動作が不安定になり、またスリップしたときに異音を発するようになる。
また、経時によりフェルト部材14a,14bの厚みが薄くなりフェルト14a,14bを貫通しても各凸部が各々対応する溝部に入り込み、一方のギアの凸部が他方のギアに当接することがないので、各機構部品を薄く構成することができるという効果がある。
図8は、この発明の実施の形態2によるトルクリミッタ付きギア機構の構成を示す説明図である。図2〜図5に示したものと同一あるいは相当する部分に同じ符号を使用し、その重複説明を省略する。実施の形態2によるトルクリミッタ付きギア機構は、前述のトルクリミッタ付きギア機構10と概ね同様に構成されるものである。ここでは実施の形態2によるトルクリミッタ付きギア機構の特徴となる部分を説明し、実施の形態1で説明したものと同様に構成される部分の重複説明を省略する。図8は、実施の形態2によるトルクリミッタ付きギア機構10aの断面図で、当該トルクリミッタ付きギア機構10aの回動中心から片側の部分を図示したものである。
また、図8の大ギア15は、上面に深さh2の溝部20b1〜20b3を設けたもので、図8の同期部材16は、下面に高さh2’の凸部19b1〜19b3を設けている。溝部20b1〜20b3の深さh2は、ほぼ凸部19b1〜19b3の高さh2’と同じ寸法を有するように構成している。
このように、大ギア15の上面に設ける溝部20b1〜20b3の深さを、同期部材16に設けられた凸部19b1〜19b3の高さとほぼ同じ、またはそれ以上の寸法とし、また大ギア15の下面に設ける溝部20a4,20a5の深さを、小ギア13に設けられた凸部19a4,19a5の高さとほぼ同じ、またはそれ以上の寸法となるように構成することによって、フェルト部材14a,14bの厚みが薄くなっても各凸部の先端部分が大ギア15に接触することを防ぐことができる。換言すると、延設方向即ち円周方向に直交する各溝部の断面を、当該溝部が対応する凸部の外形と同様、またはそれ以上の大きさとすることにより、接触を防ぐことができる。
また、大ギア15の上面に設けられる溝部20b1〜20b3と、下面に設けられる溝部20a4,20a5が、当該大ギア15の上下方向において交互に配置されるように構成したので、大ギア15の薄型化が可能になってトルクリミッタ付きギア機構10aの薄型化を図ることができ、各機構部品を薄く構成することができるという効果がある。
図9は、この発明の実施の形態3によるトルクリミッタ付きギア機構の構成を示す説明図である。図2等に示したものと同一あるいは相当する部分に同じ符号を使用し、その部分の重複説明を省略する。図9は、実施の形態3によるトルクリミッタ付きギア機構の大ギア15等の断面を示したもので、図示を省略した部分は実施の形態1等で説明したものと概ね同様に構成されている。なお、図9に示した凸部19a,19b及び溝部20a,20bは、図示した数に限定されるものではない。
図10は、この発明の実施の形態4によるトルクリミッタ付きギア機構の構成を示す説明図である。図2等に示したものと同一あるいは相当する部分に同じ符号を使用し、その部分の重複説明を省略する。図10は、実施の形態4によるトルクリミッタ付きギア機構の大ギア15等の断面を示したもので、図示を省略した部分は実施の形態1等で説明したものと概ね同様に構成されている。
図10に示した大ギア15は、上面に複数の溝部20bが設けられ、下面にも複数の溝部20aが設けられている。これらの各溝部は、実施の形態1等で説明したものと同様に小ギア13及び同期部材16の各凸部に対応して設けられている。なお、図10に示した凸部19a,19b及び溝部20a,20bは、図示した数に限定されるものではない。
また、図10に示した溝20cは、隣合う溝20cとの間隔部分がエッジ形状となるように設けられている。詳しくは、溝部20bの各間隔に設けられた複数の溝20cによって形成された複数のエッジ部がフェルト部材14bに接し、また溝部20aの各間隔に設けられた複数の溝20cによって形成された複数のエッジ部がフェルト部材14aに接するように、大ギア15のフェルト部材14a,14bと接する各面を構成している。
また、各溝20cの間隔部分をエッジ状に形成し、当該エッジ部が各フェルト部材14a,14bに接するようにしたので、溝部20cにガイドされたフェルト部材14a,14bが確実にスリップするようになり、一定のトルクリミット値に基いて安定した抑制動作を行うことができるという効果がある。
Claims (9)
- 同軸上に配置された第一のギア及び第二のギアの間に挟み込まれ該ギア間の駆動伝達を行うフェルト部材を備え、過大な負荷が加えられたとき前記フェルト部材がスリップしてギア間の駆動伝達を抑制するトルクリミッタ付きギア機構において、
前記フェルト部材と接する一方のギアの面には同心円状に複数の凸部を配置し、他方のギアの面には前記凸部に対応する同心円状の溝部を設けたことを特徴とするトルクリミッタ付きギア機構。 - 溝部は、凸部の高さ以上の寸法の深さを有することを特徴とする請求項1記載のトルクリミッタ付きギア機構。
- 同軸上に配置された同期部材及び第二のギアの間に挟み込まれた第一のフェルト部材と、
前記第二のギア及び第一のギアの間に挟み込まれた第二のフェルト部材と、
を備え、
前記第一のフェルト部材と接する前記同期部材及び第二のギアのいずれかの面には同心円状に複数の凸部を配置し、他方の面には前記凸部に対応する同心円状の溝部を設け、前記第二のフェルト部材に接する前記第二のギア及び第一のギアのいずれかの面には同心円状に複数の凸部を配置し、他方の面には前記凸部に対応する同心円状の溝部を設けたことを特徴とするトルクリミッタ付きギア機構。 - 第二のギアは、一方の面に同心円状に設けた溝部または凸部の間隔のほぼ中間に位置して他方の面に溝部または凸部を設けたことを特徴とする請求項3記載のトルクリミッタ付きギア機構。
- 第二のギアは、全体の肉厚がほぼ一定となるように上面及び下面に同心円状に溝部または凸部を設けたことを特徴とする請求項4記載のトルクリミッタ付きギア機構。
- 第二のギアは、第一のギア及び同期部材のいずれかに設けられた凸部に対応しない位置に同心円状の複数の溝を設けたことを特徴とする請求項1記載のトルクリミッタ付きギア機構。
- 第二のギアは、第一のギア及び同期部材のいずれかに設けられた凸部に対応しない位置に同心円状の複数の溝を設けたことを特徴とする請求項3記載のトルクリミッタ付きギア機構。
- 複数の溝を設けたフェルト接触部をエッジ状に形成したことを特徴とする請求項6記載のトルクリミッタ付きギア機構。
- 複数の溝を設けたフェルト接触部をエッジ状に形成したことを特徴とする請求項7記載のトルクリミッタ付きギア機構。
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