JP2002358701A - トルクリミッタおよびリール台 - Google Patents

トルクリミッタおよびリール台

Info

Publication number
JP2002358701A
JP2002358701A JP2001160304A JP2001160304A JP2002358701A JP 2002358701 A JP2002358701 A JP 2002358701A JP 2001160304 A JP2001160304 A JP 2001160304A JP 2001160304 A JP2001160304 A JP 2001160304A JP 2002358701 A JP2002358701 A JP 2002358701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washer
reel
reel base
torque limiter
rotating body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001160304A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichiro Hirabayashi
晃一郎 平林
Akio Konishi
章雄 小西
Kazuo Shibukawa
一雄 渋川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001160304A priority Critical patent/JP2002358701A/ja
Priority to US10/157,006 priority patent/US6722992B2/en
Publication of JP2002358701A publication Critical patent/JP2002358701A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D7/00Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock
    • F16D7/04Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the ratchet type
    • F16D7/042Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the ratchet type with at least one part moving axially between engagement and disengagement
    • F16D7/044Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the ratchet type with at least one part moving axially between engagement and disengagement the axially moving part being coaxial with the rotation, e.g. a gear with face teeth
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K49/00Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes
    • H02K49/10Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes of the permanent-magnet type
    • H02K49/104Magnetic couplings consisting of only two coaxial rotary elements, i.e. the driving element and the driven element

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオテープレコーダー等に使用されるトル
クリミッタおよびリール台において、安定したクラッチ
トルクを発生するトルクリミッタおよびリール台を実現
することを目的とする。 【解決手段】 リール上部303とリール下部310と
の間に、凹部又は凸部又は穴部又はそれらの組み合わせ
のあるワッシャを備えることによって、安定したクラッ
チトルクを発生するトルクリミッタおよびリール台が得
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオテープレコ
ーダーやオーディオテープレコーダー等に用いられるト
ルクリミッタおよびリール台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来のトルクリミッタを用いたリ
ール台の構成について説明する。
【0003】図9は従来のトルクリミッタを用いたリー
ル台の平面図、図10は同従来のリール台のB−B断面
図、図11は同従来のリール台のリール下部の上面図を
示すものである。図9,10において、1aはカセット
内のリールである。リール1aにはテープ(図示せず)
が巻回されている。1bはカセットケースである。2は
シャーシであり回転支軸3はシャーシ2に植立されてい
る。302から311まではリール台を構成し、回転支
軸3に回転自在に嵌入されている。303はリール1a
を載置し、回転支軸3に回転自在に嵌入された第1の回
転体であるリール上部である。305は回転係合部材で
あり上下方向に自在に動き、リール上部303とリール
1aを回転方向に係合する。304はバネであり回転係
合部材305を上方に押し、リール上部303の爪部で
回転係合部305のスラスト方向を支持している。30
7は圧延鋼板等の強磁性体からなる円板状のヨーク板で
あり、リール上部303と一体で構成されている。リー
ル上部303とヨーク板307は一体でアウトサート成
型されるのが一般的である。308はマグネットであり
磁力でヨーク板307に吸着されヨーク板と一体で回転
する。マグネット308の発生する磁力線(図示せず)
は、ヨーク板307を通る磁気ループを形成する。31
0はリール下部であり、円板状のヒステリシス板311
と一体で構成されている。ヒステリシス板311は磁気
ヒステリシス損失の大きい材料で作られており、リール
下部310と一体でアウトサート成型されるのが一般的
である。リール下部310はリール上部303と同様に
回転支軸3に回転自在に嵌入され、マグネット308の
磁力で吸引されワッシャ309を介しスラスト方向にリ
ール上部303と当接している。302はリール下部3
10の外周に設けられたギア部で、外部ギア(図示せ
ず)とかみ合っている。306は、リール上部に設けら
れたリール受け部であり、リール1aと当接する。リー
ル受け部306はリール上部303の他の部分と同様、
ヨーク板307に対してアウトサート成型によって構成
されるのが一般的である。リール台上のリール1aの高
さはリール受け部306によって決められる。4は、リ
ール台とシャーシ2との間のスラスト方向の間隙を規制
するシャーシワッシャであり、5はリール台と回転軸3
との間のスラスト方向に隙間を持たせ規制する軸ワッシ
ャである。図11に示すように、ワッシャ309の表面
は通常のワッシャと同じように凹凸が無く平坦である。
ワッシャ309はその内周部に切り欠き部309aを持
ち、リール下部310に設けられた凸部310aと係合
されており、リール下部310と一体になって回転す
る。ワッシャ309には、リール台の発生するクラッチ
トルク安定化を目的として、オイル(図示せず)が塗布
されることが多い。
【0004】以下に従来のトルクリミッタを用いたリー
ル台の動作について説明する。
【0005】マグネット308の吸引力によってワッシ
ャ309を介してリール下部310とリール上部303
との間に摩擦トルクが発生する。同時に、外部ギア(図
示せず)によりリール下部310が回転駆動される時、
ヒステリシス板311がマグネット308によって作ら
れた磁気ループを横切り、磁気ヒステリシストルクが発
生する。この摩擦トルクと磁気ヒステリシストルクが、
リール下部310とリール上部303との間に発生する
クラッチトルクとなる。外部ギアによって回転駆動され
たリール台は、このクラッチトルクによって磁気テープ
に適度なテンションを与えながら、リール1aを回転係
合部305を介して回転させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の構
成では、安定したクラッチトルクを実現することは難し
かった。リール台が発生するクラッチトルクは様々な外
乱に左右されることなく常に安定している必要がある。
即ち、リール台の回転数の変化や、使用環境温度、湿
度、リール台の使用時間等に対してクラッチトルクは安
定した値を取らなければならない。クラッチトルクのう
ち摩擦トルクについては、ワッシャ309とリール上部
303との間の摩擦係数によって左右される。この摩擦
係数は、ワッシャ309を構成する材料の持つ固有の物
性値で決定される。さらに、この摩擦係数は、ワッシャ
309の表面状態や、ワッシャ309に塗布されたオイ
ルの量、オイルの付き具合(ワッシャにオイルがまだら
に付いているか、均一に付いているか等)によっても、
大きく影響を受け、リール台の回転数の変化や、使用環
境温度、湿度、リール台の使用時間等によってその値が
変化する。従来の構成では、ワッシャ309の表面が平
坦であるため、ワッシャ309とリール上部303との
間で張り付き現象を起こしたり、また、ワッシャに塗布
されたオイルの付きが悪く、使用している間にオイル切
れを起こしたりすることがあった。また、長時間の使用
によって、ワッシャ309の削れ粉がワッシャとリール
上部との接触面の間に入って、ワッシャの異常磨耗を発
生させるという問題点を有していた。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、安定したクラッチトルクを実現するトルクリミッタ
およびリール台を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のトルクリミッタおよびリール台は、第1の
回転体と第2の回転体との間に凹部又は凸部又は穴部又
はそれらの組み合わせのあるワッシャを備えるという構
成を有している。
【0009】この構成によって、安定したクラッチトル
クを実現するトルクリミッタおよびリール台が得られ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、同じ回転軸を中心にして回転する第1及び第2の回
転体と、前記第1の回転体に対して一体に設けられたヨ
ーク板と、前記ヨーク板に当接して設けられたマグネッ
トと、前記マグネットに対向して間隙をあけて配置され
たヒステリシス板と、前記ヒステリシス板は前記第2の
回転体と一体に設けられており、前記第1の回転体と前
記第2の回転体との間に凹部又は凸部又は穴部又はそれ
らの組み合わせのあるワッシャを備えることを特徴とし
たものであり、ワッシャに凹部又は凸部又は穴部又はそ
れらの組み合わせを設けることにより、ワッシャの摩擦
係数を安定させ、これにより安定したクラッチトルクを
得ることができるという作用を有する。
【0011】請求項2に記載の発明は、第1の回転体と
第2の回転体との間に第1のワッシャと第2のワッシャ
を設け、前記第1のワッシャと前記第2のワッシャの一
方又は両方の表面に凹部又は凸部又は穴部又はそれらの
組み合わせを設けることを特徴としたものであり、2枚
のワッシャの表面に凹部又は凸部又は穴部又はそれらの
組み合わせを設けることにより、ワッシャ間の摩擦係数
を安定させ、これにより安定したクラッチトルクを得る
ことができるという作用を有する。
【0012】請求項3に記載の発明は、第1のワッシャ
は樹脂系材料によって作られ、第2のワッシャは金属系
材料によって作られることを特徴としたものであり、表
面に凹部又は凸部又は穴部又はそれらの組み合わせを設
け、かつ、樹脂系材料によって作られたワッシャと金属
系材料によって作られたワッシャを滑らせることによ
り、安定したクラッチトルクを実現することができると
いう作用を有する。
【0013】請求項4に記載の発明は、第1のワッシャ
は高分子ポリエチレン、POM、FR、PET、PA、
PPS、PBT、PI、もしくはPEEKのいずれかに
よって作られることを特徴としたものであり、表面に凹
部又は凸部又は穴部又はそれらの組み合わせを設け、か
つ、高分子ポリエチレン、POM、FR、PET、P
A、PPS、PBT、PI、もしくはPEEKのいずれ
かによって作られたワッシャと金属系材料によって作ら
れたワッシャを滑らせることにより、安定したクラッチ
トルクを実現することができるという作用を有する。
【0014】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図4を用いて説明する。
【0015】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1におけるリール台の平面図、図2は同実施の形態1
におけるリール台のA−A断面図、図3は同実施の形態
1におけるリール台のリール上部の裏面図、図4は同実
施の形態1におけるリール台のリール下部の上面図であ
る。図5は同実施の形態1における上部ワッシャの拡大
図で、上の図はその平面図で、下の図はそのC−C断面
図である。図1から図5では、従来例の図9、図10、
図11と同機能、同名称の部品は同じ番号で示されてい
る。
【0016】図1、図2において、1aはカセット内の
リールである。リール1aにはテープ(図示せず)が巻
回されている。1bはカセットケースである。2はシャ
ーシであり回転支軸3はシャーシ2に植立されている。
302から311まではリール台を構成し、回転支軸3
に回転自在に嵌入されている。303はリール1aを載
置し回転支軸3に回転自在に嵌入されたリール上部であ
る。305は回転係合部材であり上下方向に自在に動
き、リール上部303とリール1aを回転方向に係合す
る。304はバネであり回転係合部材305を上方に押
し、リール上部303の爪部で回転係合部305のスラ
スト方向を支持している。307は強磁性体の圧延鋼板
からなる円板状のヨーク板であり、リール上部303と
一体で構成されている。リール上部303とヨーク板3
07は一体でアウトサート成型されるのが一般的であ
る。308はマグネットであり磁力でヨーク板307に
吸着されヨーク板と一体で回転する。マグネット308
の発生する磁力線(図示せず)は、ヨーク板307を通
る磁気ループを形成する。310はリール下部であり、
円板状のヒステリシス板311と一体で構成されてい
る。ヒステリシス板311は磁気ヒステリシス損失の大
きい材料で作られており、リール下部310と一体でア
ウトサート成型されるのが一般的である。リール下部3
10はリール上部303と同様に回転支軸3に回転自在
に嵌入され、マグネット308の磁力で吸引され上部ワ
ッシャ309と下部ワッシャ312を介しスラスト方向
にリール上部303と当接している。302はリール下
部310の外周に設けられたギア部で、外部ギア(図示
せず)とかみ合っている。図3に示すように、上部ワッ
シャ309はその外周部に切り欠き部309aを持ち、
マグネット308に設けられた凸部308aと係合され
ており、リール上部303と一体となって回転する。ま
た、図4に示すように、下部ワッシャ312はその内周
部に切り欠き部312aを持ち、リール下部310に設
けられた凸部310aと係合されており、リール下部3
10と一体になって回転する。上部ワッシャ309は、
高分子ポリエチレン、POM、FR、PET、PA、P
PS、PBT、PI、もしくはPEEKのいずれかによ
って作られ、下部ワッシャ312は、ステンレス鋼板、
冷間圧延鋼板あるいは、ニッケルメッキされた冷間圧延
鋼板等の金属系材料によって作られている。図5に示す
ように、上部ワッシャ309には、円形凸部309bが
数カ所設けられている。
【0017】以下に本発明の実施例のリール台の動作に
ついて説明する。
【0018】マグネット308の吸引力によって上部ワ
ッシャ309と下部ワッシャ312を介してリール下部
310とリール上部303との間に摩擦トルクが発生す
る。同時に、外部ギア(図示せず)によりリール下部3
10が回転駆動される時、ヒステリシス板311がマグ
ネット308によって作られた磁気ループを横切り、磁
気ヒステリシストルクが発生する。この摩擦トルクと磁
気ヒステリシストルクが、リール下部310とリール上
部303との間に発生するクラッチトルクとなる。外部
ギアによって回転駆動されたリール台は、このクラッチ
トルクによって磁気テープに適度なテンションを与えな
がら、リール1aを回転係合部305を介して回転させ
る。
【0019】以上のように本実施の形態1によれば、上
部ワッシャに円形凸部309bを設けることにより、上
部ワッシャ309と下部ワッシャ312との間の全面で
の接触を防ぐため、上部ワッシャ309と下部ワッシャ
312との間での張り付き現象を防止することができ
る。また、円形凸部309b周辺にオイルがたまること
により、使用時のオイル切れを防ぐことができる。ま
た、円形凸部309bによって上部ワッシャ309と下
部ワッシャ312との間に間隙が出来るため、もし長時
間の使用によってワッシャの削れ粉が発生したとして
も、その間隙にワッシャの削れ粉がたまるため、上部ワ
ッシャ309と下部ワッシャ312との接触面の間にワ
ッシャの削れ粉が入ることによるワッシャの異常磨耗を
防止することができる。また、上部ワッシャを高分子ポ
リエチレン、POM、FR、PET、PA、PPS、P
BT、PI、もしくはPEEKのいずれかによって作
り、下部ワッシャを、ステンレス鋼板、冷間圧延鋼板あ
るいは、ニッケルメッキされた冷間圧延鋼板等の金属系
材料によって作ることによって、凹凸がなく平坦で、か
つ、硬度と剛性の高い金属系材料で作られた下部ワッシ
ャと、凹凸や穴があり、かつ、硬度と剛性の低い樹脂系
材料で作られた上部ワッシャを接触させて滑らせること
により、安定した摩擦係数を実現できる。
【0020】(実施の形態2)図6は本発明の実施の形
態2における上部ワッシャの拡大図で、上の図はその平
面図で、下の図はそのD−D断面図である。上部ワッシ
ャ309には、溝状凹部309cが設けられている。
【0021】以上のように構成された、上部ワッシャ3
09では、実施の形態1における円形凸部309bと同
等の効果を、溝状凹部309cによって実現することが
出来る。
【0022】(実施の形態3)図7は本発明の実施の形
態3における上部ワッシャの拡大図で、上の図はその平
面図で、下の図はそのE−E断面図である。上部ワッシ
ャ309には、円形穴部309dが設けられている。
【0023】以上のように構成された、上部ワッシャ3
09では、実施の形態1における円形凸部309bと同
等の効果を、円形穴部309dによって実現することが
出来る。
【0024】(実施の形態4)図8は本発明の実施の形
態4における上部ワッシャの拡大図で、上の図はその平
面図で、下の図はそのF−F断面図である。上部ワッシ
ャ309には、円形凸部309eと角状凹部309fが
設けられている。
【0025】以上のように構成された、上部ワッシャ3
09では、実施の形態1における円形凸部309bと同
等の効果を、円形凸部309eと角状凹部309fによ
って実現することが出来る。
【0026】なお、前記実施の形態1ないし実施の形態
4の説明では、ワッシャの表面に設けられた、様々な凹
部又は凸部又は穴部又はそれらの組み合わせの形状を示
したが、凹部、凸部、穴部の形状は、これら以外の、ど
のような形状であっても良い。
【0027】また、前記実施の形態1ないし実施の形態
4の説明では、上部ワッシャ309に凹部又は凸部又は
穴部又はそれらの組み合わせを設けるとしたが、下部ワ
ッシャ312に凹部又は凸部又は穴部又はそれらの組み
合わせを設けてもよい。
【0028】また、前記実施の形態1ないし実施の形態
4の説明では、上部ワッシャ309は樹脂系材料によっ
て作られ、下部ワッシャ312は金属系材料によって作
られるとしたが、上部ワッシャ309が金属系材料によ
って作られ、下部ワッシャ312が樹脂系材料によって
作られてもよい。
【0029】さらに、前記実施の形態1ないし実施の形
態4の説明では、上部ワッシャ309と下部ワッシャ3
12を設けた構成を説明したが、上部ワッシャ309も
しくは下部ワッシャ312のいずれか一方を設ける構成
としても良い。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明は、トルクリミッタ
およびリール台において、第1の回転体と第2の回転体
との間に凹部又は凸部又は穴部又はそれらの組み合わせ
のあるワッシャを備えることによって、安定したクラッ
チトルクを発生できるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるリール台の平面
【図2】同実施の形態1におけるリール台のA−A断面
【図3】同実施の形態1におけるリール台のリール上部
の裏面図
【図4】同実施の形態1におけるリール台のリール下部
の上面図
【図5】同実施の形態1における上部ワッシャの拡大図
【図6】同実施の形態2における上部ワッシャの拡大図
【図7】同実施の形態3における上部ワッシャの拡大図
【図8】同実施の形態4における上部ワッシャの拡大図
【図9】従来のリール台の平面図
【図10】同従来のリール台のB−B断面図
【図11】同従来のリール台のリール下部の上面図
【符号の説明】
1a リール 1b カセットケース 2 シャーシ 3 回転支軸 302 ギア部 303 リール上部 304 バネ 305 回転係合部材 307 ヨーク板 308 マグネット 309 上部ワッシャ 310 リール下部 311 ヒステリシス板 312 下部ワッシャ 309b 円形凸部 309c 溝状凹部 309d 円形穴部 309e 円形凸部 309f 角状凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渋川 一雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D071 AA06 AA07 DD05 DD12 DD13 DD15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同じ回転軸を中心にして回転する第1及
    び第2の回転体と、前記第1の回転体に対して一体に設
    けられたヨーク板と、前記ヨーク板に当接して設けられ
    たマグネットと、前記マグネットに対向して間隙をあけ
    て配置されたヒステリシス板とを備え、前記ヒステリシ
    ス板は前記第2の回転体と一体に設けられており、前記
    第1の回転体と前記第2の回転体との間に凹部又は凸部
    又は穴部又はそれらの組み合わせのあるワッシャを備え
    ることを特徴とするトルクリミッタおよびリール台。
  2. 【請求項2】 第1の回転体と第2の回転体との間に第
    1のワッシャと第2のワッシャを設け、前記第1のワッ
    シャと前記第2のワッシャの一方又は両方の表面に凹部
    又は凸部又は穴部又はそれらの組み合わせを設けること
    を特徴とする請求項第1記載のトルクリミッタおよびリ
    ール台。
  3. 【請求項3】 第1のワッシャは樹脂系材料によって作
    られ、第2のワッシャは金属系材料によって作られるこ
    とを特徴とする請求項第2記載のトルクリミッタおよび
    リール台。
  4. 【請求項4】 第1のワッシャは高分子ポリエチレン、
    POM、FR、PET、PA、PPS、PBT、PI、
    もしくはPEEKのいずれかによって作られることを特
    徴とする請求項第3記載のトルクリミッタおよびリール
    台。
JP2001160304A 2001-05-29 2001-05-29 トルクリミッタおよびリール台 Pending JP2002358701A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001160304A JP2002358701A (ja) 2001-05-29 2001-05-29 トルクリミッタおよびリール台
US10/157,006 US6722992B2 (en) 2001-05-29 2002-05-29 Torque limiter and reel mount

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001160304A JP2002358701A (ja) 2001-05-29 2001-05-29 トルクリミッタおよびリール台

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002358701A true JP2002358701A (ja) 2002-12-13

Family

ID=19003739

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001160304A Pending JP2002358701A (ja) 2001-05-29 2001-05-29 トルクリミッタおよびリール台

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6722992B2 (ja)
JP (1) JP2002358701A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7246766B2 (en) * 2003-03-31 2007-07-24 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Torque limiter
JP2009090926A (ja) * 2007-10-11 2009-04-30 Ichikoh Ind Ltd 車両用アウトサイドミラー装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10034410A1 (de) * 2000-07-14 2002-01-24 Bosch Gmbh Robert Verfahren zum Herstellen einer Welle sowie Vorrichtung beinhaltend eine solche Welle
DE102004036586A1 (de) * 2004-07-28 2006-03-23 Robert Bosch Gmbh Rastscheibe sowie Überlastkupplung mit einer Rastscheibe
WO2009090699A1 (ja) * 2008-01-17 2009-07-23 Mitsubishi Electric Corporation トルクリミッタ付きギア機構
PL3548226T3 (pl) * 2016-11-30 2024-05-06 Saint-Gobain Performance Plastics Pampus Gmbh Układ kontroli momentu obrotowego

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL8601464A (nl) * 1986-06-06 1988-01-04 Philips Nv Axiaal lager met een reservoir met een patroon van transportgroeven.
JPH06150451A (ja) * 1992-11-09 1994-05-31 Sony Corp リール台のトルクリミッター機構
JPH06223446A (ja) * 1993-01-28 1994-08-12 Sony Corp 磁気記録再生装置のリール台
JP3455983B2 (ja) * 1993-02-09 2003-10-14 ソニー株式会社 磁気記録再生装置のテープローディング方法
US5765950A (en) * 1996-11-29 1998-06-16 Goulds Pumps, Incorporated Thrust bearing assembly
JP2002358702A (ja) * 2001-05-29 2002-12-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd トルクリミッタおよびリール台

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7246766B2 (en) * 2003-03-31 2007-07-24 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Torque limiter
JP2009090926A (ja) * 2007-10-11 2009-04-30 Ichikoh Ind Ltd 車両用アウトサイドミラー装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20020179393A1 (en) 2002-12-05
US6722992B2 (en) 2004-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5824306Y2 (ja) カセットの磁気記録テ−プ弛み防止機構
KR940009470B1 (ko) 디스크 카트리지 및 디스크 구동장치
JPS61168161A (ja) ベルト駆動カートリツジ用耐摩耗キヤプスタン
JP2002358701A (ja) トルクリミッタおよびリール台
KR100422032B1 (ko) 스핀들 모터
JPH02141956A (ja) デイスクの回転駆動装置
US4541587A (en) Hub for magnetic tape cassettes, especially compact cassettes, and magnetic tape cassette possessing one or more such hubs
US6817949B2 (en) Torque limiter and reel mount
JPS5942535Y2 (ja) マグネツトクラツチ
US4254923A (en) Magnetic tape cassette
JPH1125585A (ja) 記録ディスク駆動用モータ
JP2000057740A (ja) ディスク状記録媒体のクランプ構造
US6866217B2 (en) Idler mechanism for magnetic tape device and tape device
JP2004316911A (ja) トルクリミッタおよびリール台
JPS6349875Y2 (ja)
JPH0728569Y2 (ja) 遠心力型磁気ヘッド装置
JPS642276Y2 (ja)
KR0176576B1 (ko) 릴 구동 장치
KR200298871Y1 (ko) 편심보정용 볼을 갖는 턴테이블
JP4453223B2 (ja) リール台
KR200204693Y1 (ko) 턴테이블의 진동방지 장치
JP2001014758A (ja) テープ巻き取り機構
JPH0316114Y2 (ja)
JP3014906B2 (ja) ディスクの回転駆動装置
JP3688887B2 (ja) バランス補正装置及びこれを備えた回転装置