JPWO2009060526A1 - コヒーレント光受信機 - Google Patents

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Abstract

波長分散測定器を用いずにデジタルフィルタのタップ係数を設定可能で且つタップ係数設定時間の短いコヒーレント光受信機を提案する。局部発振光ELOと受信信号光ESとを合波し、光位相が互いに異なる二組の光を出力する合波部1と、該合波部の出力光を差動光電変換する光電変換部3〜6と、該光電変換部から出力される各電気信号をデジタル信号に変換するAD変換部7,8と、該AD変換部によるデジタル信号をデジタルフィルタ12で演算処理して波長分散補償を行った後に、受信信号光に含まれるデータの受信処理を実行するデジタル信号処理部10〜15と、前記光電変換部から出力される電気信号の所定の帯域における強度成分をモニタするモニタ部20と、該モニタ部によるモニタ結果に従ってデジタルフィルタ12のタップ係数を決定するタップ係数調整部21と、を含んだ構成とする。

Description

本発明は、光伝送システムに用いられる光受信機に関し、特に、コヒーレント光受信機における受信信号の波形補償に関する。
近年、ネットワークの高速化、大容量化の要求に伴い、コヒーレント光通信が注目されるようになってきている。すなわち、コヒーレント光通信が光雑音耐力に優れ、増幅中継の影響をより受けにくく、伝送距離の制限が緩和されるからである。
光通信の伝送距離を制限する要因としては、雑音と共に分散があるが、雑音に関しては、上記のようにコヒーレント光通信が光雑音耐力に優れることによって緩和可能である。一方、分散については、主に、伝送路の位相特性(分散特性)、中でも特に、波長(周波数)に従って信号光の群遅延が変化してしまうという波長分散が問題となる。波長分散は、コヒーレント光通信用の光受信機が内部に有する局部発振光光源から発生される基準周波数の局部発振光と、受信された信号光との光位相差を生じさせることになる。
ただし、コヒーレント光通信では、検波して電気信号へ変換する際に、光信号の強度とともに位相情報を取得することができるので、波長分散の影響を、検波して変換された電気信号の段階で、強度と位相情報とに基づいて補償することが可能である。すなわち、コヒーレント光通信は、二乗検波によって光の強度のみを取り出している従前の直接検波を行う方式に比べ、電気信号段で分散補償を行う電気分散補償能力が高い(たとえば非特許文献1)。
Satoshi Tsukamoto, Kazuhiro Katoh and Kazuro Kikuchi, "Unrepeated 20-Gbit/s QPSK Transmission over 200-km Standard Single-Mode Fiber Using Homodyne Detection and Digital Signal Processing for Dispersion Compensation", Optical Fiber Communication Conference & Exposition 2006.
コヒーレント光通信の光受信機における電気信号段での分散補償は、デジタル信号処理(DSP)によるデジタルフィルタ、特にFIRフィルタ(Finite Impulse Response Filter)を利用して実行される(非特許文献1参照)。この場合、そのFIRフィルタに関して最適なタップ係数を、伝送路を構成する光ファイバの逆伝達関数から決定する必要がある。すなわち、光ファイバの分散伝達関数H(ω)=exp(−jωβ”L/2)から光ファイバの逆分散伝達関数H−1(ω)=exp(jωβ”L/2)を得て、FIRフィルタのタップ係数を下記の数式1により求める。なお、ωはサンプリング周波数、Tはサンプリングの間隔、β”は分散係数、Lは光ファイバ長、kはタップ番号(0を中心とした値、たとえば以下の例のようにタップ数が19の場合、−9〜9の値となる)。
光ファイバの波長分散値は経時的に変化し得るので、その都度最適なタップ係数を設定するためには、波長分散値を監視する必要がある。現在におけるその構成例を図8及び図9に示している。
図示の偏波ダイバーシティ受信方式を採用したコヒーレント光受信機において、受信信号光Eは、二つの入力ポート及び四つの出力ポートを有する光90度ハイブリッド回路である2×4光ハイブリッド回路1の一方の入力ポートに入力される。また、該光ハイブリッド回路1の他方の入力ポートには、局部発振光ELOが入力される。合波部である光ハイブリッド回路1は、これら受信信号光Eと局部発振光ELOとを合成し、光位相が互いに90度異なる二組の光を出力する。たとえば、図中の上側(A側)に図示された一方の組の二つの出力ポートからそれぞれ出力される光の位相が0度及び180度、図中の下側(B側)に図示された他方の組の二つの出力ポートからそれぞれ出力される光の位相が90度及び270度である。局部発振光ELOは、局部発振光発生部2により発生され、所定の光角周波数の偏波成分及びそれに直交する光角周波数の偏波成分を偏波多重したものである。このような偏波ダイバーシティ受信方式により受信信号光Eと局部発振光ELOとを合波して受信する具体的な構成については、たとえば特許文献1,2に詳しく記載されている。
特開平5−63657号公報 特開平5−63658号公報
光ハイブリッド回路1から出力される二組の出力光は、それぞれ差動光電変換検出される。この差動光電変換部は、たとえば非特許文献2に示されるようにツインフォトダイオード(Twin-PD)3,4を利用し、その出力信号をTIA(Transimpedance Amplifier)5,6で増幅することにより実行される。この光電変換後の信号は、局部発振光ELOに含まれる前記所定の光角周波数の偏波成分(x偏波成分)と受信信号光Eのx偏波成分とのビートによる中間周波数を有する信号(A側)と、局部発振光ELOに含まれる前記直交する光角周波数の偏波成分(y偏波成分)と受信信号光Eのy偏波成分とのビートによる中間周波数を有する信号(B側)と、が出力される。
Cechan Tian and Susumu Kinoshita, "Polarization-Independent Waveform Monitoring with Two-Photon Absorption in Si-APD in High-Speed Transmission Systems", 2006 European Conference on Optical Communication (ECOC '06), We4.
これらA,B側の信号は、ADC(Analog to Digital Converter )7,8にてAD変換された後、デジタル信号処理されることになる。すなわち、AD変換された信号は、まずパワー偏差モニタ10でモニタされ、その結果に従って光ハイブリッド回路1が制御される。さらに、続いて周波数誤差モニタ11でモニタされ、その結果に従って局部発振光発生部2が制御される。そして、A,B側の両信号はタップ数19のデジタルフィルタであるFIRフィルタ12に入力され、波長分散が補償される。FIRフィルタ12にて分散補償後の信号は、クロックリカバリ部13から位相推定部14を経てFEC(Forwad Error Correction)部15に入力され、ここで周知のエラー訂正処理が実行されると共にエラー訂正数がカウントされる。そのカウント値は、局部発振光発生部2の制御等に使用される。
このFIRフィルタ12による波長分散の補償において、伝送路の波長分散値に応じた最適なタップ係数を決定するために、図8の場合は、波長分散測定器16を使用している。この波長分散測定器16は、信号光Eを入力してその波長分散を測定し、該測定結果をタップ係数調整部17へ出力する。タップ係数調整部17は、波長分散値ごとに予め作成しておいたタップ係数テーブルTTを記憶しており、これを参照して、測定結果に従うタップ係数を読み出してFIRフィルタ12に適用する。
また、図9の場合のタップ係数調整部17は、受信データのエラーが最小になるタップ係数をタップ係数テーブルTTから探し出すフィードバック調整により、最適のタップ係数を設定するようにしている。すなわち、まず、タップ係数調整部17に記憶されているタップ係数テーブルTTから第一番目のタップ係数をタップ係数調整部17が読み出し、FIRフィルタ12に設定する。そしてタップ係数調整部17は、当該設定により波長分散が補償された信号のエラーカウント値をFEC部15から取得し、そのカウント値を保存する。続いてタップ係数調整部17は、第一番目とは異なる次のタップ係数を読み出し、これをFIRフィルタ12に設定する。そして、同じく当該設定により波長分散が補償された信号のエラーカウント値をFEC部15から取得し、そのカウント値を保存する。この過程を、タップ係数テーブルTTにある全波長分散値の対応タップ係数をすべて設定し終わるまで繰り返し、その各エラーカウント値を比較する。この比較の結果、タップ係数調整部17は、最もエラーの少なかったタップ係数をテーブルTTから読み出し、FIRフィルタ12のタップ係数として設定する。
上記のデジタルフィルタに対するタップ係数設定制御において、図8の受信機のように波長分散測定器を使用すると、伝送路の状態変動に即応してフィードフォワードでタップ係数を設定することができるけれども、当該波長分散測定器は非常に高価であり、コヒーレント光受信機のコストパフォーマンスの点で、不利である。また一方、図9の受信機のように、設定可能な全タップ係数によるエラーをまず測定して、その結果エラーが最小となったタップ係数を設定するフィードバック方式では、装置の立ち上がりに時間がかかり過ぎるという不利益がある。特に、光ファイバの交換等で伝送路に変化があって波長分散値が変動した場合にもタップ係数設定過程を実行しなければならないので、タップ係数の再設定に時間がかかり、好ましくない。
本発明は、このような技術背景に鑑みたもので、波長分散測定器を用いずにデジタルフィルタのタップ係数を設定可能で且つタップ係数設定時間の短いコヒーレント光受信機を提案するものである。
本発明に関連するコヒーレント光受信機は、局部発振光発生部と、該局部発振光発生部から出力される局部発振光と受信信号光とを合波し、光位相が互いに異なる二組の光を出力する合波部と、該合波部の二組の出力光をそれぞれ差動光電変換する光電変換部と、該光電変換部から出力される各電気信号をデジタル信号に変換するAD変換部と、該AD変換部によるデジタル信号をデジタルフィルタで演算処理することにより前記受信信号の波長分散補償を行った後に、前記受信信号光に含まれるデータの受信処理を実行するデジタル信号処理部と、を備えたコヒーレント光受信機である。
本願では、このようなコヒーレント光受信機について、前記光電変換部から出力される電気信号の所定の帯域における強度成分をモニタするモニタ部と、該モニタ部によるモニタ結果に従って前記デジタルフィルタのタップ係数を決定するタップ係数調整部と、を含んだ構成とすることを提案する。あるいは、前記AD変換部から出力されるデジタル信号の所定の帯域における強度成分をモニタするモニタ部と、該モニタ部によるモニタ結果に従って前記デジタルフィルタのタップ係数を決定するタップ係数調整部と、を含んだ構成とすることを提案する。
この提案に係るモニタ部は、光電変換部から出力される電気信号又はこれをデジタル変換したデジタル信号における所定の帯域の強度成分をモニタしている。当該強度成分は、受信信号光の波長分散値と関連して変化するので、これをモニタしてタップ係数を選択することにより、受信信号光の波長分散に即応して適切なタップ係数をデジタルフィルタに設定することが可能となる。すなわち、高価な波長分散測定器を使用することなく伝送路の波長分散をモニタすることができ、伝送路の状態が変化したときなどの波長分散値の変動に即応してフィードフォワードで適切なタップ係数を設定可能であり、装置の立ち上がり時のタップ係数設定も迅速である。
本発明の第1実施形態に係るコヒーレント光受信機のブロック図。 受信信号光の波長分散に対するA側、B側の電気信号の強度変化をシミュレーションしたグラフ。図中、縦軸が強度成分(任意単位)、横軸が波長分散値(ps/nm)。 受信信号光の波長分散に対するA側、B側の電気信号の強度変化を実測した実験装置のブロック図。 図3の実験装置により実測した結果のグラフ。 バンドパスフィルタの通過帯域の幅について上限を調べたシミュレーション結果。 本発明の第2実施形態に係るコヒーレント光受信機のブロック図。 本発明の第3実施形態に係るコヒーレント光受信機のブロック図。 従来のコヒーレント光受信機の一例を示したブロック図。 従来のコヒーレント光受信機の他の例を示したブロック図。
符号の説明
1 光ハイブリッド回路(合波部)
2 局部発振光発生部
3,4 ツインフォトダイオード(光電変換部)
5,6 TIA(光電変換部)
7,8 AD変換部
10 パワー偏差モニタ
11 周波数誤差モニタ
12 FIRフィルタ(デジタルフィルタ)
13 クロックリカバリ部
14 位相推定部
15 FEC
20,40,50 モニタ部
21 タップ係数調整部
22,23,42,51,52 バンドパスフィルタ
41 スイッチ
図1に、本発明の第1実施形態に係るコヒーレント光受信機の構成を示している。
この例のコヒーレント光受信機は、局部発振光発生部、合波部、光電変換部、AD変換部及びデジタル信号処理部を含んで構成される。
合波部は、たとえば、偏波ダイバーシティ受信方式を採用して、光角周波数が互いに異なる直交偏波成分を有する局部発振光ELOと受信信号光Eとを合波し、光位相が互いに異なる二組の光を出力する2×4光ハイブリッド回路1を用いて構成されている。すなわち、光ハイブリッド回路1は、二つの入力ポート及び四つの出力ポートを有する光90度ハイブリッド回路であり、その一方の入力ポートに受信信号光Eが入力される。そして、この光ハイブリッド回路1の他方の入力ポートには、局部発振光ELOが入力される。光ハイブリッド回路1は、これら受信信号光Eと局部発振光ELOとを合成し、光位相が互いに90度異なる二組の光を出力する。たとえば、図中のA側(上側)に図示された一方の組の二つの出力ポートからそれぞれ出力される光の位相が0度及び180度、図中のB側(下側)に図示された他方の組の二つの出力ポートからそれぞれ出力される光の位相が90度及び270度である。この光ハイブリッド回路1に入力される局部発振光ELOは、局部発振光発生部2により発生され、所定の光角周波数の偏波成分及びこれに直交する光角周波数の偏波成分を偏波多重したものである。
このような光ハイブリッド回路1及び局部発振光発生部2の具体的な構成例は、上述のように特許文献1,2等に詳しく記載されている。また、局部発振光発生部2に関しては、たとえば、本願出願人による日本特許出願、特願2006−338606号に記載しているように、直交する偏波成分間の光角周波数に所要の差をもたせるようにしてもよい。なお、ここでは偏波ダイバーシティ受信方式により信号光Eと局部発振光ELOとを合波して受信する一例を示すが、本発明は偏波ダイバーシティ受信方式を採用していないコヒーレント光受信機についても有効である。
光ハイブリッド回路1から出力される二組の光は、光電変換部において、それぞれ差動光電変換検出される。当該光電変換部は、上述のようにツインフォトダイオード3,4を利用し、その出力信号をTIA(Transimpedance Amplifier)5,6で増幅する構成である。この光電変換後の電気信号は、局部発振光ELOに含まれる前記所定の光角周波数の偏波成分(x偏波成分)と受信信号光Eのx偏波成分とのビートによる中間周波数を有する信号(A側)と、局部発振光ELOに含まれる前記直交する光角周波数の偏波成分(y偏波成分)と受信信号光Eのy偏波成分とのビートによる中間周波数を有する信号(B側)と、が出力される。
これらA,B側の各電気信号は、ADC(Analog to Digital Converter )7,8にてデジタル信号に変換された後、デジタル信号処理される。すなわち、AD変換されたデジタル信号は、まずパワー偏差モニタ10でモニタされ、その結果に従ってA,B側の各電気信号のパワー偏差が低減されるように光ハイブリッド回路1が制御される。さらに、続いて周波数誤差モニタ11でモニタされ、その結果に従って局部発振光ELOの光角周波数が最適化されるように局部発振光発生部2が制御される。そして、A,B側の両信号はタップ数19のデジタルフィルタであるFIRフィルタ12に入力され、波長分散が補償される。FIRフィルタ12にて分散補償後の信号は、クロックリカバリ部13から位相推定部14を経てFEC(Forwad Error Correction)部15に入力され、受信信号に含まれるエラー訂正符号を用いて受信データのエラー訂正処理が実行されると共にエラー訂正数がカウントされる。そのカウント値は、局部発振光発生部2の制御等に使用される。
このFIRフィルタ12による波長分散の補償において、伝送路の波長分散値に応じた最適なタップ係数を決定するために、光電変換部から出力されるA,B側の両電気信号の所定の帯域における強度成分をモニタするモニタ部20と、該モニタ部20によるモニタ結果に従ってFIRフィルタ12のタップ係数を決定するタップ係数調整部21と、が設けられている。タップ係数調整部21は、波長分散値ごとに予め作成しておいたタップ係数テーブルTTを記憶しており、これを参照して、モニタ部20のモニタ結果に従うタップ係数を読み出してFIRフィルタ12に適用する。
モニタ部20は、A側の電気信号の所定の帯域を通すバンドパスフィルタ22と、B側の電気信号の所定の帯域を通すバンドパスフィルタ23と、を備えている。すなわちモニタ部20は、A,B側電気信号のそれぞれ対し備えられたバンドパスフィルタ22,23を通し出力されるモニタ信号の強度成分をモニタする。バンドパスフィルタ22,23を通る電気信号は、光電変換により位相変調が強度変調に復調された信号であり、その強度成分をモニタすることにより、受信信号光Eの波長分散値を推測することができる。
本実施形態のモニタ部20は、バンドパスフィルタ22を通し得られたA側のモニタ信号の強度成分と、バンドパスフィルタ23を通し得られたB側のモニタ信号の強度成分と、の差(A−B)をモニタする。図2のシミュレーション結果に示すように、本実施形態のコヒーレント光受信機において、A側(A−Side)の電気信号の強度成分(Power)は、波長分散値(CD)が−側に大きくなると減少し、+側に大きくなると増加する。一方、B側(B−Side)の電気信号の強度成分は、波長分散値が−側に大きくなると増加し、+側に大きくなると減少する。そこで、当該電気信号の所定の帯域を取り出したモニタ信号の強度成分差(A−B)を波長分散値と関連付けると、強度成分差(A−B)がゼロのとき、波長分散値もほぼゼロを示し、強度成分差(A−B)が−側へ大きくなると波長分散値も−側へ大きくなり、強度成分差(A−B)が+側へ大きくなると波長分散値も+側へ大きくなる関係が得られ、図1中に示すようなモニタマップMPを作ることができる。
モニタ部20は、このようなモニタマップMPをメモリに記憶しており、バンドパスフィルタ22,23から出力されるモニタ信号の強度成分差(A−B)を求めてモニタマップMPをアクセスし、該当する波長分散値を読み出す。読み出された波長分散値は、タップ係数調整部21へ送られ、当該波長分散値に対応したタップ係数がタップ係数テーブルTTから読み出されて、FIRフィルタ12に設定される。すなわち、本コヒーレント光受信機は、高価な波長分散測定器を使用することなく伝送路の波長分散をモニタすることができ、波長分散値の変動に即応してフィードフォワードで適切なタップ係数を設定可能である。
バンドパスフィルタ22,23が通過させる電気信号の所定の帯域は、受信信号光Eのシンボルレートの半分を中心周波数とした帯域とする。すなわち、たとえば43GbpsのQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)方式の受信信号光Eであれば、バンドパスフィルタ22,23の通過帯域は、シンボルレートの半分、つまり10.5GHzを中心周波数とする。これに関し、実験結果を示して説明する。
実験装置は、図3に示すとおりで、上記同様の光ハイブリッド回路1、局発振光発生部2及び光電変換部3,4,5,6を使用して得られたA側及びB側の電気信号を、デジタルサンプリングオシロスコープ30においてAD変換し、該デジタル信号をパーソナルコンピュータ31にて解析する。受信信号光Eとして−800ps/nm→800ps/nmへ波長分散値を変化させた信号光を入力し、A,B側の電気信号における周波数変化を追った。その結果、図4に示すように、A側(A−Side)の電気信号では10GHz前後の成分が増加する一方、B側(B−Side)の電気信号では10GHz前後の成分が減少していた。つまり、10.5GHzを中心周波数とした範囲で図2のシミュレーション結果と一致する実験結果が得られたものである。
バンドパスフィルタ22,23の通過帯域の帯域幅については、上記条件の場合、シンボルレートの半分を中心周波数にした1GHz程度を上限とする。図5にシミュレーション結果を示すように、帯域幅が1.2GHzを越えると波長分散値に対する線形性が崩れていくので、線形性を保てる範囲とする。下限は、モニタ部20に用いられる受信デバイスのダイナミックレンジに依存する。
以上の第1実施形態のモニタ部20は、A側とB側の電気信号にそれぞれバンドパスフィルタを備えているが、A側とB側の電気信号をスイッチングしてバンドパスフィルタを一つにすることも可能である。この第2実施形態を図6に示す。なお、図6の第2実施形態に係るモニタ部以外の構成は、上記第1実施形態と同じである。
第2実施形態のモニタ部40は、A側とB側の各電気信号を交互に伝送するスイッチ41と、該スイッチ41により交互に伝送される電気信号の所定の帯域を通す一つのバンドパスフィルタ42と、を備えている。バンドパスフィルタ42の通過帯域の中心周波数や帯域幅は第1実施形態のバンドパスフィルタと同様であり、したがってモニタ部40には、上記のようなA側とB側のモニタ信号が交互に入力される。モニタ部40は、その交互に入力されるモニタ信号から強度成分差(A−B)を求め、モニタマップMPから波長分散値を求めてタップ係数調整部21へ提供する。
この第2実施形態によれば、使用するバンドパスフィルタを一つにすることで、フィルタの通過帯域のバラツキに起因するモニタ誤差を軽減することが可能になる。
またこの他に、第1実施形態のモニタ部20は、光電変換後の電気信号をバンドパスフィルタ22,23に通し使用しているが、AD変換後のデジタル信号を使用することも可能である。すなわち、AD変換部7,8から出力されるデジタル信号の所定の帯域における強度成分をモニタする構成で、この第3実施形態を図7に示している。なお、なお、図7の第3実施形態に係るモニタ部以外の構成は、上記第1実施形態と同じである。
第3実施形態のモニタ部50は、AD変換部7,8から出力されるA側とB側のデジタル信号をそれぞれ通すバンドパスフィルタ51,52を備えている。これらバンドパスフィルタ51,52の通過帯域の中心周波数や帯域幅は第1実施形態のバンドパスフィルタと同様であり、したがってモニタ部50には、上記のようなA側とB側のモニタ信号が入力される。モニタ部50は、その各モニタ信号から強度成分差(A−B)を求め、モニタマップMPから波長分散値を求めてタップ係数調整部21へ提供する。
このように、モニタ部及びバンドパスフィルタを含めてデジタル回路とすることも可能である。

Claims (7)

  1. 局部発振光発生部と、
    該局部発振光発生部から出力される局部発振光と受信信号光とを合波し、光位相が互いに異なる二組の光を出力する合波部と、
    該合波部の二組の出力光をそれぞれ差動光電変換する光電変換部と、
    該光電変換部から出力される各電気信号をデジタル信号に変換するAD変換部と、
    該AD変換部によるデジタル信号をデジタルフィルタで演算処理することにより前記受信信号光の波長分散補償を行った後に、前記受信信号光に含まれるデータの受信処理を実行するデジタル信号処理部と、
    前記光電変換部から出力される電気信号の所定の帯域における強度成分をモニタするモニタ部と、
    該モニタ部によるモニタ結果に従って前記デジタルフィルタのタップ係数を決定するタップ係数調整部と、
    を含んで構成されることを特徴とするコヒーレント光受信機。
  2. 請求項1記載のコヒーレント光受信機であって、
    前記モニタ部は、
    前記所定の帯域を通すバンドパスフィルタを、前記光電変換部から出力される各電気信号のそれぞれに対し備え、
    該各バンドパスフィルタを通し出力される各モニタ信号の強度成分をモニタすることを特徴とするコヒーレント光受信機。
  3. 請求項1記載のコヒーレント光受信機であって、
    前記モニタ部は、
    前記光電変換部から出力される各電気信号を交互に伝送するスイッチと、該スイッチにより交互に伝送される前記電気信号の前記所定の帯域を通す一つのバンドパスフィルタと、を備え、
    該バンドパスフィルタを通し出力される各モニタ信号の強度成分をモニタすることを特徴とするコヒーレント光受信機。
  4. 請求項1記載のコヒーレント光受信機であって、
    前記モニタ部は、前記光電変換部から出力される二つの電気信号の所定の帯域における強度成分の差をモニタすることを特徴とするコヒーレント光受信機。
  5. 局部発振光発生部と、
    該局部発振光発生部から出力される局部発振光と受信信号光とを合波し、光位相が互いに異なる二組の光を出力する合波部と、
    該合波部の二組の出力光をそれぞれ差動光電変換する光電変換部と、
    該光電変換部から出力される各電気信号をデジタル信号に変換するAD変換部と、
    該AD変換部によるデジタル信号をデジタルフィルタで演算処理することにより前記受信信号光の波長分散補償を行った後に、前記受信信号光に含まれるデータの受信処理を実行するデジタル信号処理部と、
    前記AD変換部から出力されるデジタル信号の所定の帯域における強度成分をモニタするモニタ部と、
    該モニタ部によるモニタ結果に従って前記デジタルフィルタのタップ係数を決定するタップ係数調整部と、
    を含んで構成されることを特徴とするコヒーレント光受信機。
  6. 請求項5記載のコヒーレント光受信機であって、
    前記モニタ部は、前記AD換部から出力される二つのデジタル信号の所定の帯域における強度成分の差をモニタすることを特徴とするコヒーレント光受信機。
  7. 請求項1又は請求項5記載のコヒーレント光受信機であって、
    前記所定の帯域は、前記受信信号光のシンボルレートの半分を中心周波数とした帯域であることを特徴とするコヒーレント光受信機。
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