JPWO2009047828A1 - ポイント付与支援システム、ポイント付与支援方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

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Abstract

景品またはサービスと引き換えるためのポイントを顧客に対して付与するための支援を行う端末装置1に、顧客が加入しているポイントサービスごとに、その顧客のポイントのうちの所定の期間内に失効する分の点数である失効予定点数を算出する、失効間近点数算出部123と、失効間近点数算出部123による算出結果に基づいて、失効予定点数が所定の点数以上であるポイントサービスを知らせる画面を表示するポイント情報表示処理部124と、を設ける。

Description

本発明は、景品との引換え用のポイントを顧客に付与するための支援を行うシステムおよび方法などに関する。
近年、商品を購入しまたはサービスを受けてくれる顧客に対してポイントサービスを提供する事業者が増えている。ポイントサービスは、代金または買物の回数などに応じてポイントを付与し、顧客が貯めたポイントを景品などと交換する、というサービスである。「マイレージサービス」などの他の名称で呼ばれることもある。
事業者が独自にポイントサービスを提供することもあれば、複数の事業者が団体を形成し共通のポイントサービスを提供することもある。また、クレジットカードの事業者つまり信販会社もポイントサービスを提供しており、クレジットカードで支払いを行った顧客に対してポイントを付与する。
顧客が獲得したポイントは、サーバなどによって他の顧客のポイントとともに一元的に管理されることもあれば、その顧客のカード(会員カード)に記憶され管理されることもある。
事業者は、ポイントと引換えに、装飾品、日用品、食料品、書籍、または衣料品など様々な景品を顧客に提供する。上記のような物品だけでなく、金券、商品券、またはチケットなども、景品として提供される。または、旅行、食事、または宿泊などのサービスが景品として提供されることもある。
よって、顧客は、貯めたポイントと引換えに様々な景品を取得することができる。しかも、複数のポイントサービスに加入していれば、景品の選択肢が増える。複数のポイントサービスを取り扱う店舗も増えている。
ところで、通常、ポイントには、引換えの有効期限が定められていることが多い。この期限が過ぎてしまうと、ポイントは失効してしまう。
特許文献1には、ポイントの失効を低減するための方法が開示されている。特許文献1に開示される方法によると、店舗端末は、利用者が購入した商品またはサービスの代金に基づいて算出したポイント値、利用者識別情報、店舗識別情報および有効期限を含むポイント情報を管理サーバに送信する。管理サーバは、店舗端末から受信したポイント情報をポイント情報格納部に格納する制御部を有し、該制御部は、上記ポイント情報格納部に格納された各利用者のポイント情報について、当該ポイント情報に含まれているポイント値の有効期限までの残り期限を算出し、該算出した残り期限が所定の期限以下である場合に、当該ポイント情報に含まれている利用者識別情報に基づいて特定した携帯通信端末に上記所定の期限以下となったポイントに関する情報を送信する。
また、複数のポイントサービスに加入している顧客は、ポイントサービスごとの会員カードを持ち歩かなければならず、不便であった。そこで、特許文献2、3に記載されるような方法が提案されている。
特許文献2に記載される方法によると、1枚のICカードに複数の店舗別あるいは共通ポイントシステムに対応するデータテーブルを持たせ、且つそれぞれのテーブル内のレコードに店舗の識別子を持たせ、加点、減点の処理を行う。
特許文献3に記載される方法によると、顧客はユーザー端末で個人情報を登録して管理センターサーバーに送信する。管理センターサーバーはバーコードIDを生成してユーザー端末に送信する。同一の顧客に対しては複数の会員システムに共通のバーコードIDを使用する。顧客は加盟店で買い物する際に表示部にバーコードIDを表示させ、商店端末はこれをバーコードリーダーで読み取り、会員データと共に管理センターサーバーに送信する。管理センターサーバーは複数の会員システムの会員データを顧客マルチデータベースで管理する。顧客は加入している複数の会員システムの会員データをユーザー端末で管理センターサーバーから受信して一覧表示することができる。
しかし、特許文献1〜3に記載されるような従来の方法では、複数のポイントサービスに加入している顧客が貯めたポイントの失効を上手く低減することはできない。
特開2007−58558号公報 特開2002−41933号公報 特開2003−30415号公報
本発明は、このような問題点に鑑み、複数のポイントサービスに加入している顧客が貯めたポイントの失効を従来よりも効果的に防止することを目的とする。
本発明の一実施形態に係るポイント付与支援システムは、景品またはサービスと引き換えるためのポイントを顧客に対して付与するための支援を行うポイント付与支援システムであり、次のような手段を有する。顧客が加入しているポイントサービスのポイント数を示すポイントデータを取得するポイント数データ取得手段と、前記ポイント数データ取得手段によって取得された前記ポイントデータに基づいて、ポイントサービス毎に、前記ポイントのうち、所定の期間内に失効する分の点数である失効予定点数を算出する、算出手段と、前記算出手段による算出結果に基づいて、前記失効予定点数が所定の点数以上であるポイントサービスを知らせる画面を表示する表示手段と、を有する。
好ましくは、顧客が加入しているポイントサービスの事業者が当該顧客に対して発行する会員カードを集約したカードであるマルチカードから情報を取得する情報取得手段、を有し、前記失効予定点数算出手段は、前記マルチカードに集約されている前記会員カードに係るポイントサービスごとの前記失効予定点数を算出する。
または、前記表示手段は、前記画面として、前記失効予定点数の価値が大きい順にポイントサービスの識別情報を優先的に配置した画面を表示する。
または、前記表示手段は、前記画面として、前記失効予定点数が失効するのが早い順にポイントサービスの識別情報を優先的に配置した画面を表示する。
または、前記表示手段は、前記画面として、何らかの景品またはサービスと引き換えることができる点数に近いポイントが貯まっているポイントサービスから順に当該ポイントサービスの識別情報を優先的に配置した画面を表示する。
端末装置のハードウェア構成の例を示す図である。 端末装置と他の装置との接続の例を示す図である。 端末装置の機能的構成の例を示す図である。 カード属性情報テーブルの例を示す図である。 失効管理パターンの例を示す図である。 カード使用履歴テーブルの例を示す図である。 ポイント交換率テーブルおよびパターン優先度テーブルの例を示す図である。 カード準備処理の流れの例を説明するフローチャートである。 設定用装置の外観の例を示す図である。 失効間近点数等算出処理の流れの例を説明するフローチャートである。 ポイント情報画面の例を示す図である。 ポイント情報画面の例を示す図である。 ポイント付与の際の端末装置の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。 ポイント付与の際の端末装置の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。
図1は端末装置1のハードウェア構成の例を示す図、図2は端末装置1と他の装置との接続の例を示す図、図3は端末装置1の機能的構成の例を示す図、図4はカード属性情報テーブルTL1の例を示す図、図5は失効管理パターンの例を示す図、図6はカード使用履歴テーブルTL2の例を示す図、図7はポイント交換率テーブルTL3およびパターン優先度テーブルTL4の例を示す図である。
本発明に係る端末装置1は、商品を販売しまたはサービスを提供する店舗で使用されるPOS(Point of Sales)システムの端末装置である。端末装置1として、POSレジまたはパーソナルコンピュータなどが用いられる。
端末装置1は、図1に示すように、CPU10a、RAM10b、ROM10c、ハードディスク10d、ディスプレイ10e、操作ボタン10f、通信インタフェース10g、および入出力インタフェース10hなどによって構成される。
通信インタフェース10gは、図2に示すように、POSシステムのホスト23またはポイントサービス(「マイレージサービス」などと呼ばれることもある。)のポイントを一元的に管理するポイント管理装置21と接続するための、インタフェースである。通信インタフェース10gとして、NIC(Network Interface Card)またはモデムなどが用いられる。
入出力インタフェース10hは、図2に示すように、クレジットカード会社または信販会社のオーソリセンタと接続するためのCAT(Credit Authorization Terminal)端末22およびカードリーダライタ1RWなどと接続するための、インタフェースである。入出力インタフェース10hとして、USB、IEEE1394、またはRS−232Cなどが用いられる。
操作ボタン10fは、顧客が購入した商品の金額および商品コードなどを店員が入力するために用いられる。端末装置1にバーコードリーダが繋がれている場合は、店員は、操作ボタン10fの代わりにバーコードリーダを用いて金額および商品コードなどを入力することができる。また、操作ボタン10fは、後に説明するように、どのポイントサービスのポイントの付与を受けるのを顧客が希望しているのかを指定するためにも、使用される。ディスプレイ10eは、後に説明するポイント情報画面HG1などの画面を表示する。
ROM10cまたはハードディスク10dには、従来と同様にPOSシステムのホストと連携して売上管理または在庫管理などの処理を行うためのソフトウェアがインストールされている。
さらに、ROM10cまたはハードディスク10dには、図2に示すような取引情報取得部101、カード情報取得部102、金額対応点数等算出部121、不足点数算出部122、失効間近点数算出部123、ポイント情報表示処理部124、付与カード決定処理部131、およびポイント付与制御部132などの機能を実現するためのプログラムおよびデータがインストールされている。これらのプログラムおよびデータは必要に応じてRAM10bにロードされ、CPU10aによってプログラムが実行される。
以下、A、B、C、D、E、F、G、H、I、J、Lカードの11の事業主が発行する会員カードを取り扱っており、これらのポイントサービスのポイントの付与が可能である「ショップX」で使用される端末装置1Xを例に挙げながら、端末装置1の説明を行う。これらの会員カードとして、ICカードが用いられる。
ショップXで商品を購入した顧客は、その代金に応じたポイントとして、上記の9つのポイントサービスのポイントのうちのいずれかを付与(加算)してもらうことができる。この際に、顧客は、従来通り、どのポイントサービスのポイントを付与してもらうのかを自分自身で決め、そのポイントサービスの会員カードを店員に渡す。
そして、顧客は、自分が獲得したポイントと引換えに、そのポイントの付与元(会員カードの発行元)から景品を貰ったりサービスを受けたりすることができる。
または、顧客は、マルチカードサービスに加入している場合は、上記の会員カードの代わりに本サービス用のカードを店員に渡すことができる。この場合は、後に説明するポイント情報画面HG1を参考にしながら、使用する会員カード(つまり、どのポイントサービスのポイントを付与してもらうか)を簡単に選択することができる。または、使用する会員カードを端末装置1に自動的に決めさせることもできる。
「マルチカードサービス」とは、複数のポイントサービスの会員カードの機能を1枚のカードに集約して使えるサービスである。会員カードの発行元が多数集まって団体を形成しマルチカードサービスの運営を行ってもよいし、ISP(Internet Service Provider)などがマルチカードサービスの運営を行ってもよい。
以下、複数の発行元の会員カードの機能が集約されたカードを「マルチカード30」と記載する。上記のAカード〜Iカードの機能も、マルチカード30に集約することができる。そのほか、ショップXが取り扱っていない会員カードの機能も集約することができる。マルチカード30として、ICカードが用いられる。以下、A〜Kカードの11の事業主が発行する会員カードが集約されたマルチカード30が使用される場合を例に説明する。
マルチカード30には、カード属性情報テーブルTL1、カード使用履歴テーブルTL2、ポイント交換率テーブルTL3、およびパターン優先度テーブルTL4が記憶されている。
カード属性情報テーブルTL1には、図4に示すように、そのマルチカード30の持ち主が加入している会員カードごとの種々の属性に関する情報が格納されている。「カード名称」は、会員カードの名称を示す。これは、ポイントサービスの名称を示しているとも言える。
ところで、一般に、ポイントの有効期間つまり失効のタイミングの規則は、ポイントサービスごとに様々である。例えば次のパターン1〜3のように規則が定められていることが多い。
(パターン1) 会員カードを最後に使用した日(以下、「最終使用日」と記載する。)から所定の期間Taだけ、貯まっているポイントのすべてを有効とする。この所定の期間Taが経過したら、貯まっているポイントのすべてを失効させる。最終使用日は会員カードが使用されることによって更新されるので、パターン1の場合は、図5(a)のように、有効期限日が変動し得る。
(パターン2) 会員カードが発行された日(以下、「カード発行日」と記載する。)から所定の期間Tbだけ、貯まっているポイントのすべてを有効とする。この所定の期間Tbが経過したら、貯まっているポイントのすべてを失効させる。カード発行日は不変なので、パターン2の場合は、図5(b)のように、すべてのポイントの有効期限日が共通でありかつ不変である。
(パターン3) 図5(c)のように、ポイントが付与された日(以下、「ポイント付与日」と記載する。)から所定の期間Tcだけ、そのポイントを有効とする。この所定の期間Tcが経過したら、そのポイントを失効させる。したがって、パターン3の場合は、同一の会員(顧客)に対して付与されたポイントであっても、有効期限日がポイントごとに異なることがある。
図4のカード属性情報テーブルTL1の説明に戻って、「失効管理パターン」は、会員カードに貯まっているポイントの失効の規則のパターンを示す。
「有効期間」は、その会員カードの失効管理パターンが「パターン1」であれば所定の期間Taの長さを示し、「パターン2」であれば所定の期間Tbの長さを示し、「パターン3」であれば所定の期間Tcの長さを示す。
「単位ポイント価値」は、ポイント1点あたりの価値を「円」で示している。「最小交換可能点数」は、何らかの景品またはサービスと交換するために必要な点数を示す。「1点付与の買物金額」は、何円分の買物が行われた際に顧客に対して1点のポイントを付与するのかを示す。
「有効期限日」は、会員カードに貯まっているポイントの有効期限日を示す。ただし、パターン3の会員カードの場合は、現在有効なポイントの有効期限日のうち最も古いものを示す。「最終使用日」は、会員カードが最後に使われた日を示す。「保有点数」は、会員カードに貯まっているポイントの点数を示す。
カード使用履歴テーブルTL2には、図6に示すように、そのマルチカード30の持ち主が加入している会員カードごとの使用の履歴の情報が格納されている。各項目の意味は、後に説明する。
ポイント交換率テーブルTL3には、図7(a)のように、ある会員カードのポイントを他の会員カードのポイントに交換する際の交換率が示されている。パターン優先度テーブルTL4には、図7(b)のように、マルチカード30の持ち主がどの失効管理パターンのポイントサービスのポイントを優先的に付与してもらいたいかが示されている。
そのほか、マルチカード30には、集約されている各会員カードのカードID、持ち主の氏名、マルチカード30自身の識別番号、後述する自動選択フラグ5FG、参照項目情報5SK、および失効着目期間Tsなどが記憶されている。
〔マルチカード30を使用可能にするための準備の処理〕
図8はカード準備処理の流れの例を説明するフローチャート、図9は設定用装置4の外観の例を示す図である。
上述の通り、マルチカード30には様々な情報が記憶されている。そのうちの一部は、使用を開始する前に予めマルチカード30に記憶させておかなければならない。以下、マルチカード30を使用可能にするための準備の処理について詳細に説明する。
マルチカード30を使用することを希望する者は、マルチカードサービスに加入しなければならない。加入の手続を行う際に、自分の氏名、所有する会員カードのカードIDおよび発行元、会員カードの自動選択を行うか否か、自動選択の際に参照する項目、期限切れ何ヶ月前までのポイントについて通知してもらいたいか、またはどの失効管理パターンの会員カードに対して優先的にポイントを付与してもらいたいかを、本サービスの運営者に伝える。
係る手続は、希望者が所定の申請用紙をマルチカードサービスの運営者に提出することによって行ってもよいし、インターネット上に開設しているWebサーバに申請用のWebページを運営者が用意しておき、希望者がオンラインで行うことができるようにしてもよい。
運営者は、希望者から伝えられた内容を、カードリーダライタが繋がれているコンピュータ(例えば、パーソナルコンピュータ)に入力する。各会員カードの単位ポイント価値および最小交換可能点数が分かっている場合は、それらも入力する。このカードリーダライタに、新しいマルチカード30をセットする。そして、所定のコマンドをこのコンピュータに入力する。すると、このコンピュータは、図8に示すような手順の処理を実行する。
空のカード属性情報テーブルTL1(図4参照)およびカード使用履歴テーブルTL2(図6参照)を、カードリーダライタにセットされているマルチカード30に作成する(#11)。カード属性情報テーブルTL1には、会員カードごとに1つずつレコードを用意しておく。
各レコードに、それに対応する会員カードの入力された名称(カード名称)を格納する(#12)。さらに、各レコードに、それに対応する会員カードのポイントの有効期間(Ta、Tb、またはTc)および失効管理パターンを格納する(#13)。有効期間および失効管理パターンの情報は、各会員カードの発行元のシステムにアクセスして取得すればよい。または、運営者が入力してもよいし、これらの情報を集めたデータベースを端末装置1に予め用意しておきこれを参照してもよい。
期限切れ何ヶ月前までのポイントについて通知してもらいたいかが入力された場合は(#14でYes)、その期間を、失効着目期間Tsとして、マルチカード30に書き込む(#15)。会員カードの単位ポイント価値が入力された場合は(#16でYes)、その会員カードのレコードにそれを格納する(#17)。会員カードの最小交換可能点数が入力された場合は(#18でYes)、その会員カードのレコードにそれを格納する(#19)。
失効着目期間Ts、単位ポイント価値、および最小交換可能点数の情報についても、有効期限および失効管理パターンの場合と同様に、会員カードの発行元のシステムにアクセスして取得してもよいし、これらの情報を集めたデータベースを端末装置1に予め用意しておきこれを参照してもよい。
どの失効管理パターンのポイントサービスのポイントを優先的に付与してもらいたいかが入力された場合は(#20でYes)、それを示すパターン優先度テーブルTL4(図7(b)参照)を生成しマルチカード30に記憶させる(#21)。
会員カードの自動選択を行うか否かが入力され、さらに自動選択の際に参照する項目が入力された場合は(#22でYes)、自動選択を行うか否かを示す自動選択フラグ5FGを生成しマルチカード30に書き込むとともに、その項目の情報を参照項目情報5SKとしてマルチカード30に書き込む(#23)。
マルチカード30に今回集約された会員カードとして、ポイントを他のポイントサービスのポイントに交換することができるポイントサービスの会員カードが含まれていれば(#24でYes)、その交換率を示すポイント交換率テーブルTL3(図7(a)参照)を生成しマルチカード30に書き込む(#25)。交換率の情報も、有効期限などの場合と同様に、会員カードの発行元のシステムにアクセスして取得してもよいし、これらの情報を集めたデータベースを端末装置1に予め用意しておきこれを参照してもよい。
以上のような処理によって、マルチカード30が使用可能になる。そして、マルチカード30が希望者に渡される。
または、図9に示すような、CD(Cash Dispenser)またはATM(Automatic Teller Machine)程度の大きさであり、かつ、タッチパネルおよびカードリーダライタを有する、設定用装置4を、店舗ごとに設置しておいてもよい。そして、図8で説明した処理を行うのに必要なプログラムをこの設定用装置4にインストールしておき、希望者が自ら操作してマルチカード30の設定を行えるようにしてもよい。または、端末装置1に、このプログラムをインストールしておき、店員がマルチカード30の設定の操作を行えるようにしてもよい。
〔マルチカード30が使用された場合のポイントの付与の処理〕
図10は失効間近点数等算出処理の流れの例を説明するフローチャート、図11および図12はポイント情報画面HG1の例を示す図である。
次に、図2に示す端末装置1Xの各部の、ポイントの付与の際の処理内容について、詳細に説明する。
顧客は、ショップXで買物をして代金を支払う際に、自分のマルチカード30を店員に渡す。店員は、受け取ったマルチカード30をカードリーダライタ1RWにセットするとともに、操作ボタン10fを操作して今回の買物の金額および商品コードなどを入力する。すると、図2の取引情報取得部101は、入力された情報を取得する。
カード情報取得部102は、マルチカード30に記憶されている情報が必要に応じて読み出されるようにカードリーダライタ1RWを制御する。
金額対応点数等算出部121、不足点数算出部122、および失効間近点数算出部123は、そのマルチカード30に集約されている会員カードのうちの、ショップXでポイントの付与が可能なポイントサービスの会員カードについて、次に説明する種々の値を算出する。
なお、上述の通り、本例のマルチカード30にはAカード〜Kカードが集約されているが、ショップXではこれらの会員カードのうちAカード〜Jカードのみを取り扱っている。よって、ここでは、Aカード〜Jカードが金額対応点数等算出部121、不足点数算出部122、および失効間近点数算出部123の処理の対象になる。
金額対応点数等算出部121は、会員カードごとに、今回の買物の代金に応じて付与すべきポイントの点数(以下、「金額対応点数」と記載する。)を、次の(1)式を用いて算出する。
FPα=DK/FKα …… (1)
ただし、「FPα」は、αカード(α=A、B、C、…、J)の金額対応点数である。「DK」は、今回の買物の代金の値である。「FKα」は、αカードの、カード属性情報テーブルTL1に示される「1点付与の買物金額」の値である。
不足点数算出部122は、会員カードごとに、最小交換可能点数のポイントを貯めるのに必要な点数(つまり、最小交換可能点数に達成するのに不足している点数。以下、「不足点数」と記載する。)を、次の(2)式を用いて算出する。
LPα=SPα−HPα …… (2)
ただし、「LPα」は、αカードの不足点数である。「SPα」および「HPα」は、それぞれ、αカードの、カード属性情報テーブルTL1に示される「最小交換可能点数」および「保有点数」である。
失効間近点数算出部123は、会員カードごとに、今から所定の期間(失効着目期間Ts)の経過後までの間に失効するポイントの点数(以下、「失効間近点数」と記載する。)を、図10に示すような手順で算出する。
この失効着目期間Tsは、マルチカード30に記憶されている失効着目期間Tsである。ただし、これをマルチカード30から読み出すことができなかった場合は(図10の#101でNo)、端末装置1に設定されているデフォルトの期間を失効着目期間Tsとする(#102)。
1枚目の会員カードに注目する(#103)。このとき、マルチカード30から読み出したカード属性情報テーブルTL1の中の、その会員カードのレコードにも注目する。注目している会員カードの失効管理パターンがパターン1またはパターン2である場合は(#104でYes)、今から失効着目期間Tsが経過するまでに有効期限日が訪れるのであれば(#105でYes)、現在の保有点数を失効間近点数とする(#106)。訪れないのであれば(#105でNo)、「0点」を失効間近点数とする(#107)。
一方、注目している会員カードの失効管理パターンがパターン3である場合は(#104でNo)、マルチカード30から読み出したカード使用履歴テーブルTL2の中から、その会員カードの、今から失効着目期間Tsを経過するまでに有効期限が訪れるポイントを検索する(#108)。そして、それらのポイントの点数の合計を失効間近点数とする(#109)。
未注目の会員カードがある場合は、それについても1枚目の会員カードと同様に、ステップ#104〜#109の処理を適宜実行する。
さらに、失効間近点数算出部123は、各会員カードの失効間近点数の価値(以下、「失効ポイント価値」と記載する。)を、次の(3)式を用いて算出する。
SKα=TKα×FPα …… (3)
ただし、「SKα」はαカードの失効ポイント価値である。「TKα」は、αカードの、カード属性情報テーブルTL1に示される「単位ポイント価値」の値である。
図2に戻って、ポイント情報表示処理部124は、金額対応点数等算出部121、不足点数算出部122、および失効間近点数算出部123による失効間近点数の算出結果およびマルチカード30に記憶されているカード属性情報テーブルTL1などに基づいて、図11および図12のようなポイント情報画面HG1をディスプレイ10eに表示させる。
図11(a)に示すポイント情報画面HG1には、失効間近点数算出部123によって算出された失効間近点数が多い順に各会員カードの情報を並べたリストが配置されている。なお、所定の点数以上の失効間近点数がある会員カードのみを選出して配置してもよい。
リストには、失効間近点数以外の情報も示されるが、そのうちの「カード名称」および「失効管理パターン」はカード属性情報テーブルTL1に基づいている。「円換算」は、失効間近点数算出部123によって算出された失効ポイント価値である。
「有効期限日」は、失効管理パターンがパターン1またはパターン2である会員カードについては、カード属性情報テーブルTL1に基づいている。一方、パターン3である会員カードについては、カード使用履歴テーブルTL2に示される、その会員カードの現在有効であるポイントのうち最古のポイントの有効期限日が、用いられる。
「不足点数」および「今回付与点数」は、それぞれ。不足点数算出部122によって算出された不足点数および金額対応点数等算出部121によって算出された金額対応点数(つまり、今回の買物に応じて付与すべき点数)である。
「達成フラグ」は、何らかの景品またはサービスとの交換が可能なだけポイントが貯まっているか否かを示す。具体的には、カード属性情報テーブルTL1に示される「保有点数」と「今回付与点数」とを加算した点数が最小交換可能点数以上である場合に、交換が可能なポイントが貯まっていることを意味する「今回達成」が示される。カード属性情報テーブルTL1に示される「保有点数」が既に最小交換可能点数以上である場合は、「達成済」が示される。
「提携カード」は、その会員カードのポイントをどの会員カードのポイントに交換できるのかを示している。これは、ポイント交換率テーブルTL3(図7(a)参照。)に基づいている。
店員は、買物をする顧客にこのポイント情報画面HG1を見せて、どの会員カードにポイントを追加するのかを尋ねる。
また、店員は、他の項目に基づいて会員カードの情報を並べ替えて顧客に見せることもできる。店員が有効期限順タブTG12を押すと、ポイント情報表示処理部124は、図11(b)のように、有効期限順の近いポイントが貯まっている順に会員カードの情報を並べた状態でポイント情報画面HG1を表示し直す。店員が不足ポイント少順タブTG13を押すと、ポイント情報表示処理部124は、図12(a)のように、不足点数が少ない順に会員カードの情報を並べた状態でポイント情報画面HG1を表示し直す。ユーザがパターン順タブTG14を押すと、ポイント情報表示処理部124は、図12(b)のように、優先順位が高い失効管理パターンの順に会員カードの情報を並べた状態でポイント情報画面HG1を表示し直す。優先順位は、パターン優先度テーブルTL4(図7(b)参照)に基づいている。
顧客は、これらのポイント情報画面HG1を見ながら、どの会員カードにポイントを貯めるのかを決め、店員に申し出る。店員は、ポイントを貯める会員カードをポイント情報画面HG1のリストの中から選択し、付与ボタンBN11を押す。
図2に戻って、付与カード決定処理部131は、どの会員カードに対してポイントを付与するかを、次のように決定する。
マルチカード30から読み出した自動選択フラグ5FGが「オフ」を示している場合は、ポイント情報画面HG1で選択された会員カードに対してポイントを付与すると決定する。
一方、自動選択フラグ5FGが「オン」である場合は、マルチカード30から読み出した参照項目情報5SKに示される項目に基づいて、ポイントを付与する会員カードを決定する。
例えば、参照項目情報5SKに「失効ポイント」と示されている場合は、失効間近点数が最も多いポイントが貯まっている会員カードに決定する。または、「有効期限日」と示されている場合は、有効期限日が最も近くに迫っているポイントが貯まっている会員カードに決定する。「不足点数」と示されている場合は、不足点数が最も少ない(つまり、最小交換点数に最も近い)ポイントが貯まっている会員カードに決定する。
ただし、パターン2の場合は、有効期限が切れてしまっている会員カードに新たにポイントを貯めても無駄である。そこで、ポイント情報表示処理部124は、有効期限が切れているパターン2の会員カードの情報をリストに含まないように、ポイント情報画面HG1を表示する。また、付与カード決定処理部131は、有効期限が切れているパターン2の会員カードを自動選択しないようにする。
ポイント付与制御部132は、付与カード決定処理部131によって決定された会員カードに対してポイントが付与されるように、カードリーダライタ1RWを制御する。今回の買物およびポイントの付与の実績の情報がマルチカード30に書き込まれるように、カードリーダライタ1RWを制御する。なお、何点分のポイントを付与するかは、既に金額対応点数等算出部121によって算出されている。
すると、カードリーダライタ1RWは、マルチカード30に記憶されているカード属性情報テーブルTL1のうちの、その会員カードのレコードを、次のように更新する。「最終使用日」を本日の日付に更新する。「保有点数」に、今回付与する点数を加算する。その会員カードの失効管理パターンがパターン1である場合は、「有効期限日」を、本日から「有効期間」の経過後の日付に更新する。
さらに、カードリーダライタ1RWは、マルチカード30の使用日(つまり、本日の日付)、ポイントを付与した会員カードの名称(カード名称)、今回の買物の金額(買物金額)、今回付与されたポイントの点数(付与点数)、そのポイントの有効期限日、および状態フラグを含むレコードをカード使用履歴テーブルTL2(図6参照)に追加する。この時点では、状態フラグの値は、そのポイントが有効であることを意味する「1」である。
なお、ポイントがポイント管理装置21によって一元的に管理されている場合は、ポイント付与制御部132は、今回付与するポイントの点数および付与先の会員カードのカードIDなどの情報とともに、ポイントを付与すべき指令をポイント管理装置21に対して送信すればよい。すると、ポイント管理装置21は、送信されてきた情報に基づいて、ポイントの付与の処理を行う。
そのほか、カードリーダライタ1RWは、適宜、カード属性情報テーブルTL1およびカード使用履歴テーブルTL2のレコードを、次のように更新する。
カード使用履歴テーブルTL2のレコードのうち、有効期限日が過ぎてしまったレコードを検索し、そのレコードの「状態フラグ」を、失効したことを意味する「2」に更新する。また、景品またはサービスとの交換に使用されたポイントのレコードの「状態フラグ」を、使用されたことを意味する「3」に更新する。また、カード属性情報テーブルTL1の中の、失効管理パターンがパターン3である会員カードのレコードについては、カード使用履歴テーブルTL2の中の、状態フラグが「1」である最古のレコードの有効期限日と同じ日付が示されるように、更新する。
図13および図14はポイント付与の際の端末装置1の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。
次に、ポイントの付与の処理の手順を、図13および図14のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
端末装置1は、マルチカード30に記憶されている情報をカードリーダライタ1RWに読み取らせる(図13の#61)。今回の買物の金額の入力を受け付ける(#62)。
マルチカード30に集約されている会員カードのうち、ショップXで取り扱っている会員カードについて、失効着目期間Ts以内に失効してしまうポイントの点数(失効間近点数)を算出する(#63〜#66)。そのほか、金額対応点数および不足点数も算出する。
算出した各種の点数およびマルチカード30から読み出した各種の情報に基づいて、店員が押したタブに応じて各会員カードの情報を並べ替えた状態で、図11または図12のようなポイント情報画面HG1を適宜表示する(#67〜#70)。
自動選択フラグ5FGが「オフ」である場合は(図14で#71でNo)、ポイント情報画面HG1のリストの中から選択された会員カードのポイントサービスのポイントを付与する(#72、#79)。
自動選択フラグ5FGが「オン」である場合は(#71でYes)、参照項目情報5SKに基づいて、ポイントを付与する会員カードを自動的に決定する。すなわち、「失効ポイント」と示されている場合は(#73でYes)、失効間近点数が最も多いポイントが貯まっている会員カードに決定する(#74)。「有効期限日」と示されている場合は(#75でYes)、有効期限日が最も近くに迫っているポイントが貯まっている会員カードに決定する(#76)。「不足点数」と示されている場合は(#77でYes)、不足点数が最も少ない(つまり、最小交換点数に最も近い)ポイントが貯まっている会員カードに決定する(#78)。または、今回ポイントを付与すれば最小交換可能点数に達する会員カードまたは既に最小交換可能点数を超えている会員カードに決定してもよい。そして、決定した会員カードに対してポイントを付与する(#79)。
今回の買物およびポイントの付与の内容を示すレコードをカード使用履歴テーブルTL2に追記し(#80)、カード属性情報テーブルTL1の中のポイントの付与先の会員カードのレコードを更新する(#81)。
本実施形態によると、顧客が貯めたポイントの情報を、ポイントサービスつまり会員カードごとに表示する。しかも、これらの情報を、失効間近点数の多い順またはその価値の高い順、失効の期限が近い順、すぐ最小交換可能点数に近い順、または顧客の所望する失効管理パターンの順に優先的に上位に表示する。よって、複数のポイントサービスに加入している顧客が貯めたポイントの失効を従来よりも効果的に防止することができる。
本実施形態では、図12(a)で説明したように、会員カードの情報を、不足点数の少ないものから優先的に上位に表示したが、最小交換可能点数に到達するのに必要な買物の金額の少ないものから優先的に上位に表示してもよい。
本実施形態では、会員カードの情報をすべてマルチカード30から取得したが、一部または全部をポイント管理装置21から取得するようにしてもよい。
最小交換可能点数を、顧客ごとに、顧客の所望する景品またはサービスに合わせて変更できるように構成してもよい。
その他、端末装置1の全体または各部の構成、処理内容、処理順序、テーブルの構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
本発明は、特に、複数の会員カードを集約したマルチカードを取り扱うシステムのために好適に用いられる。

Claims (8)

  1. 景品またはサービスと引き換えるためのポイントを顧客に対して付与するための支援を行うポイント付与支援システムにおいて、
    顧客が加入しているポイントサービスのポイント数を示すポイントデータを取得するポイント数データ取得手段と、
    前記ポイント数データ取得手段によって取得された前記ポイントデータに基づいて、ポイントサービス毎に、前記ポイントのうち、所定の期間内に失効する分の点数である失効予定点数を算出する、算出手段と、
    前記算出手段による算出結果に基づいて、前記失効予定点数が所定の点数以上であるポイントサービスを知らせる画面を表示する表示手段と、
    を有することを特徴とするポイント付与支援システム。
  2. 顧客が加入しているポイントサービスの事業者が当該顧客に対して発行する会員カードを集約したカードであるマルチカードから情報を取得する情報取得手段、を有し、
    前記失効予定点数算出手段は、前記マルチカードに集約されている前記会員カードに係るポイントサービスごとの前記失効予定点数を算出する、
    請求項1記載のポイント付与支援システム。
  3. 前記表示手段は、前記画面として、前記失効予定点数の価値が大きい順にポイントサービスの識別情報を優先的に配置した画面を表示する、
    請求項1または請求項2記載のポイント付与支援システム。
  4. 前記表示手段は、前記画面として、前記失効予定点数が失効するのが早い順にポイントサービスの識別情報を優先的に配置した画面を表示する、
    請求項1または請求項2記載のポイント付与支援システム。
  5. 前記表示手段は、前記画面として、何らかの景品またはサービスと引き換えることができる点数に近いポイントが貯まっているポイントサービスから順に当該ポイントサービスの識別情報を優先的に配置した画面を表示する、
    請求項1または請求項2記載のポイント付与支援システム。
  6. 景品またはサービスと引き換えるためのポイントを顧客に対して付与するための支援を行うポイント付与支援方法において、
    コンピュータに、
    顧客が加入しているポイントサービスのポイント数を示すポイントデータを取得する処理と、
    取得した前記ポイントデータに基づいて、ポイントサービス毎に、前記ポイントのうち、所定の期間内に失効する分の点数である失効予定点数を算出する算出処理と、
    前記算出処理の結果に基づいて、前記失効予定点数が所定の点数以上であるポイントサービスを知らせる画面を表示する表示処理と、
    を実行させることを特徴とするポイント付与支援方法。
  7. 景品またはサービスと引き換えるためのポイントを顧客に対して付与するための支援を行うポイント付与支援方法において、
    顧客が加入している各ポイントサービスの事業者が当該顧客に対して発行する会員カードを集約したカードであるマルチカードを当該顧客に渡しておき、
    顧客が買物の支払いをする際に、当該顧客の前記マルチカードをカードリーダに読み取らせることによって、当該マルチカードに集約されている前記会員カードを判別し、
    判別した前記会員カードのポイントサービスごとの、顧客が貯めている前記ポイントのうちの所定の期間内に失効する分の点数である失効予定点数を算出する処理をコンピュータに実行させ、
    算出結果に基づいて、前記失効予定点数が所定の点数以上であるポイントサービスを知らせる画面をディスプレイに表示する、
    ことを特徴とするポイント付与支援方法。
  8. 景品またはサービスと引き換えるためのポイントを顧客に対して付与するための支援を行うコンピュータに用いられるコンピュータプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    顧客が加入しているポイントサービスのポイント数を示すポイントデータを取得する取得処理と、
    ポイントサービス毎に、前記ポイントのうち、所定の期間内に失効する分の点数である失効予定点数を算出する算出処理と、
    前記算出処理の結果に基づいて、前記失効予定点数が所定の点数以上であるポイントサービスを知らせる画面を表示する表示処理と、
    を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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