JP2003281383A - ポイント管理方法及びポイント管理プログラム - Google Patents

ポイント管理方法及びポイント管理プログラム

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JP2003281383A
JP2003281383A JP2002086411A JP2002086411A JP2003281383A JP 2003281383 A JP2003281383 A JP 2003281383A JP 2002086411 A JP2002086411 A JP 2002086411A JP 2002086411 A JP2002086411 A JP 2002086411A JP 2003281383 A JP2003281383 A JP 2003281383A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者の預金口座を用いて効率的にポイント
サービスを行なうことができるポイント管理方法及びポ
イント管理プログラムを提供する。 【解決手段】 利用者はキャッシュカードによるデビッ
トカードサービスを利用して商品を購入する。このと
き、加盟店端末10は、預金口座識別子や加盟店識別子
を含む引落データをホストシステム20に送信する。こ
のデータを受信したホストシステム20の管理コンピュ
ータ21は、この取引に関するポイント数を算出する。
そして、引落データを用いて加盟店及び預金口座を特定
し、この加盟店に関してのポイントとして、この利用者
の預金口座に関連づけて記録する。このポイントの使用
時には、キャッシュカードにより利用者の預金口座を特
定する。そして、預金口座に関連づけられたポイントに
基づいて、利用者に割引や商品券を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金融機関の預金口
座を利用して取引を行なう利用者に対し、割引等の利益
を提供するためのポイントの管理に用いるポイント管理
方法及びポイント管理プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、商品購入等の決済時にポイントを
利用者に付与し、他の決済時にポイント相当額の割引等
のサービスを提供するポイントサービスを用いて販売促
進活動がよく行われている。このポイントサービスを利
用することにより、利用者の商品等の購入意欲を促進さ
せることができる。また、利用者のポイント管理を行な
うことにより、利用者の購買動向等のマーケティング情
報を取得することができる。
【0003】また、商品等の代金支払に対して金融機関
は多様な代金決済方法を提供している。この決済方法の
中には利用者の預金口座を利用するものがあり、例えば
デビットカードサービス(debit card service)が利用
されている。このデビットカードサービスでは、利用者
のキャッシュカードを用いて決済を行ない、代金は販売
時点で預金口座から引き落とされる。
【0004】このようなサービスを利用することによ
り、利用者は金融機関のオンライン時間内であれば、通
常携帯していることが多いキャッシュカードを用いて、
預金口座の残高範囲内で商品等を購入することができ
る。また、商店においても、金融機関のオンライン時間
内に確実かつ効率的に代金の回収ができ、現金のハンド
リングコストを抑えることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、商店がポイン
トサービスを導入する場合には、ポイントを管理するた
めのシステム等を構築する必要がある。すなわち、利用
者のポイントを管理するデータベースを設けたり、ポイ
ントサービスの利用者(ポイント会員)を識別するため
のポイントカードの発行したりする必要がある。このた
め、ポイントサービスの導入を希望する商店には多様な
負荷がかかる。
【0006】また、利用者においてもポイントサービス
を利用するためにはポイントカードを携帯し、商店に提
示する必要がある。このため、利用者は、代金決済を行
なうためのカードとは別にポイントカードを携帯しなけ
ればポイントサービスの利益を享受できない。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的は、効率的にポイントサー
ビスを導入することができるポイント管理方法及びポイ
ント管理プログラムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、預金口座識別子とポイ
ントとを関連づけて記録したポイントデータ記憶手段
と、商店が利用者に付与するポイントの管理を行なう管
理コンピュータとを用いるポイント管理方法であって、
前記管理コンピュータが、決済時に前記商店の商店識別
子と前記利用者の預金口座識別子とに関するデータを含
む引落データを受信する段階と、前記商店識別子と前記
預金口座識別子とに基づいて、前記商店が前記利用者に
付与するポイントを算出する段階と、前記算出したポイ
ントを前記ポイントデータ記憶手段に、前記預金口座識
別子に関連づけて記録する段階とを含むことを要旨とす
る。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のポイント管理方法において、前記決済はデビットカー
ドサービスによる決済であり、前記利用者の預金口座識
別子はデビットカードサービスで用いるキャッシュカー
ドに基づいて特定される預金口座の識別子であることを
要旨とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のポイント管理方法において、前記管理コンピュ
ータは、商店識別子に関連づけられたポイント算出式に
関するデータを記録したポイント算出式データ記憶手段
に接続され、前記ポイントの算出は、前記ポイント算出
式データ記憶手段から、前記引落データに含まれる商店
識別子に基づいてポイント算出式を抽出し、このポイン
ト算出式に基づいてポイントを算出することを要旨とす
る。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか1項に記載のポイント管理方法において、前記
引落データは引落金額に関するデータを含み、前記ポイ
ントの算出は、前記引落金額に基づいてポイントを算出
することを要旨とする。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれか1項に記載のポイント管理方法において、前記
ポイントデータ記憶手段において預金口座識別子に関連
づけられて記録されたポイントは、さらに前記ポイント
を使用できる商店を識別するための使用可能商店識別子
に関連づけられて記録されており、引落データを受信し
た場合には、前記管理コンピュータが前記引落データに
含まれる商店識別子に基づいて使用可能商店識別子に変
換し、前記ポイントデータ記憶手段に記録する段階をさ
らに含むことを要旨とする。
【0013】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれか1項に記載のポイント管理方法において、前記
ポイント管理方法は、前記管理コンピュータが、前記商
店の商店識別子、前記利用者の預金口座識別子及び取引
金額に関するデータを含むポイント使用指示を受信した
場合、前記管理コンピュータが、前記商店識別子と預金
口座識別子とに基づいて、前記ポイントデータ記憶手段
から前記利用者に付与されたポイントを特定し、前記取
引金額から前記特定されたポイントに基づいて不足金額
を算出し、この不足金額を前記商店に通知する段階をさ
らに含むことを要旨とする。
【0014】請求項7に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれか1項に記載のポイント管理方法において、前記
ポイント管理方法は、前記管理コンピュータが、金融機
関端末から前記商店の商店識別子と前記利用者の預金口
座識別子とに関するデータを含むポイント使用指示を受
信した場合、前記管理コンピュータが、前記商店識別子
と預金口座識別子に基づいて、前記ポイントデータ記憶
手段から前記利用者に付与された付与されたポイントを
特定し、前記特定されたポイントに基づいて、利用可能
金額を印字した商品券を金融機関端末から出力させる段
階をさらに含むことを要旨とする。
【0015】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
のポイント管理方法において、前記商品券には、さらに
前記利用者の預金口座識別子が印字されていることを要
旨とする。
【0016】請求項9に記載の発明は、預金口座識別子
とポイントとを関連づけて記録したポイントデータ記憶
手段と、商店が利用者に付与するポイントの管理を行な
う管理コンピュータとを用いるポイント管理プログラム
であって、前記管理コンピュータを、決済時に前記商店
の商店識別子と前記利用者の預金口座識別子とに関する
データを含む引落データを受信する手段と、前記商店識
別子と前記預金口座識別子とに基づいて、前記商店が前
記利用者に付与するポイントを算出する手段と、前記算
出したポイントを前記ポイントデータ記憶手段に、前記
預金口座識別子に関連づけて記録する手段として機能さ
せることを要旨とする。
【0017】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載のポイント管理プログラムにおいて、前記決済はデビ
ットカードサービスによる決済であり、前記利用者の預
金口座識別子はデビットカードサービスで用いるキャッ
シュカードに基づいて特定される預金口座の識別子であ
ることを要旨とする。
【0018】請求項11に記載の発明は、請求項9又は
10に記載のポイント管理プログラムにおいて、前記管
理コンピュータは、商店識別子に関連づけられたポイン
ト算出式に関するデータを記録したポイント算出式デー
タ記憶手段に接続され、前記ポイントの算出は、前記ポ
イント算出式データ記憶手段から、前記引落データに含
まれる商店識別子に基づいてポイント算出式を抽出し、
このポイント算出式に基づいてポイントを算出すること
を要旨とする。
【0019】請求項12に記載の発明は、請求項9〜1
1のいずれか1項に記載のポイント管理プログラムにお
いて、前記引落データは引落金額に関するデータを含
み、前記ポイントの算出は、前記引落金額に基づいてポ
イントを算出することを要旨とする。
【0020】請求項13に記載の発明は、請求項9〜1
2のいずれか1項に記載のポイント管理プログラムにお
いて、前記ポイントデータ記憶手段において預金口座識
別子に関連づけられて記録されたポイントは、さらに前
記ポイントを使用できる商店を識別するための使用可能
商店識別子に関連づけられて記録されており、引落デー
タを受信した場合には、前記管理コンピュータを前記引
落データに含まれる商店識別子に基づいて使用可能商店
識別子に変換し、前記ポイントデータ記憶手段に記録す
る手段としてさらに機能させることを要旨とする。
【0021】請求項14に記載の発明は、請求項9〜1
3のいずれか1項に記載のポイント管理プログラムにお
いて、前記ポイント管理プログラムは、前記管理コンピ
ュータが、前記商店の商店識別子、前記利用者の預金口
座識別子及び取引金額に関するデータを含むポイント使
用指示を受信した場合、前記管理コンピュータを、前記
商店識別子と預金口座識別子とに基づいて、前記ポイン
トデータ記憶手段から前記利用者に付与されたポイント
を特定し、前記取引金額から前記特定されたポイントに
基づいて不足金額を算出し、この不足金額を前記商店に
通知する手段としてさらに機能させることを要旨とす
る。
【0022】請求項15に記載の発明は、請求項9〜1
3のいずれか1項に記載のポイント管理プログラムにお
いて、前記ポイント管理プログラムは、前記管理コンピ
ュータが、金融機関端末から前記商店の商店識別子と前
記利用者の預金口座識別子とに関するデータを含むポイ
ント使用指示を受信した場合、前記管理コンピュータ
を、前記商店識別子と預金口座識別子に基づいて、前記
ポイントデータ記憶手段から前記利用者に付与された付
与されたポイントを特定し、前記特定されたポイントに
基づいて、利用可能金額を印字した商品券を金融機関端
末から出力させる手段としてさらに機能させることを要
旨とする。
【0023】請求項16に記載の発明は、請求項15に
記載のポイント管理プログラムにおいて、前記商品券に
は、さらに前記利用者の預金口座識別子が印字されてい
ることを要旨とする。
【0024】(作用)請求項1又は9に記載の発明によ
れば、管理コンピュータが、決済時に商店の商店識別子
と利用者の預金口座識別子とに関するデータを含む引落
データを受信する。そして、前記商店識別子と前記預金
口座識別子とに基づいて、前記商店が前記利用者に付与
するポイントを算出する。そして、算出したポイントを
前記ポイントデータ記憶手段に、前記預金口座識別子に
関連づけて記録する。このため、利用者は預金口座を利
用しての決済時にポイントを蓄積することができる。
【0025】また、管理コンピュータが、商店識別子と
預金口座識別子に基づいて、ポイントを算出するので、
商店は効率的にポイントサービスを提供できる。さら
に、算出したポイントは預金口座識別子に関連づけてポ
イントデータ記憶手段に記録される。このため、預金口
座識別子を特定すれば、容易にポイントを把握できる。
【0026】請求項2又は10に記載の発明によれば、
決済はデビットカードサービスによる決済であり、利用
者の預金口座識別子はデビットカードサービスで用いる
キャッシュカードに基づいて特定される。このため、利
用者はキャッシュカードを用いてポイントサービスの利
益を享受できる。従って、利用者は、キャッシュカード
とは別に、ポイントサービスを受けるためのポイントカ
ード等を携帯する必要はない。また、商店も、利用者の
キャッシュカードを用いてポイントサービスを提供でき
るので、ポイントカードを発行する手間を要しない。
【0027】請求項3又は11に記載の発明によれば、
ポイントの算出は、まずポイント算出式データ記憶手段
から、前記引落データに含まれる商店識別子に基づいて
ポイント算出式を抽出する。そして、このポイント算出
式に基づいてポイントを算出する。このため、ポイント
の提供方法は商店毎に設定することができる。従って、
商店毎に独自のポイントサービスを提供できる。
【0028】請求項4又は12に記載の発明によれば、
引落データに含まれる引落金額に関するデータに基づい
てポイントを算出する。このため、商店は取引額(引落
金額)に応じたポイントサービスを提供することができ
る。
【0029】請求項5又は13に記載の発明によれば、
ポイントデータ記憶手段に記録されたポイントは使用可
能商店識別子と関連づけられて記録される。そして、引
落データを受信した場合には、前記管理コンピュータは
前記引落データに含まれる商店識別子に基づいて使用可
能商店識別子に変換し、前記ポイントデータ記憶手段に
記録する。このため、ポイントは使用可能商店毎に設定
できる。
【0030】請求項6又は14に記載の発明によれば、
ポイント使用指示を受信した場合、前記管理コンピュー
タは、前記商店識別子と預金口座識別子に基づいて、前
記ポイントデータ記憶手段から前記利用者に付与された
ポイントを特定する。そして、前記取引金額から前記特
定されたポイントに基づいて不足金額を算出し、この不
足金額を前記商店に通知する。このため、商店は利用者
にポイントサービスを提供しながら不足金額を回収でき
る。
【0031】請求項7又は15に記載の発明によれば、
ポイント使用指示を受信した場合、前記管理コンピュー
タは、前記商店識別子と預金口座識別子に基づいて、前
記利用者に付与された付与されたポイントを特定する。
そして、前記特定されたポイントに基づいて、利用可能
金額を印字した商品券を金融機関端末から出力させる。
この商品券を商店に提示することにより、商店は利用者
が使用できるポイントを把握できる。また、商品券は金
融機関端末から出力されるので偽造が困難である。
【0032】請求項8又は16に記載の発明によれば、
前記商品券には、さらに前記利用者の預金口座識別子が
印字されている。このため、商店は商品券に印字された
預金口座識別子を、利用者の預金口座識別子と照合する
ことができる。従って、キャッシュカード等を用いて商
品券の利用者が真正かどうかを確認することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
を具体化した第1の実施形態を図1〜図6に従って説明
する。本実施形態では、キャッシュカードによるデビッ
トカードサービスを利用して商品を購入する場合に利用
できるポイントのポイント管理方法及びポイント管理プ
ログラムとして説明する。
【0034】本実施形態では、図1に示すように、デビ
ットカードサービス加盟店である商店には加盟店端末1
0が設置されている。この加盟店端末10はネットワー
クN1を介して、清算管理システム40に接続されてい
る。このネットワークN1は、デビットカードサービス
の加盟店に設置された各加盟店端末10と清算管理シス
テム40とを接続する。そして、ネットワークN1は、
デビットカードサービス等のカード決済処理を行なうた
めのデータを管理する。
【0035】清算管理システム40は、各取引の支払い
に関する清算を行なうためのシステムである。このた
め、清算管理システム40は、ネットワークN1を介し
て加盟店端末10に接続され、ネットワークN2を介し
て各金融機関のホストシステム20に接続される。そし
て、ネットワークN1、ネットワークN2を用いて、清
算管理システム40は、加盟店端末10から受信した各
種指示を、利用者の預金口座(デビットカードの引落口
座)を管理する金融機関のホストシステムに転送する。
本実施形態では、清算管理システム40は、デビットカ
ードサービスに用いるキャッシュカードを発行した金融
機関のホストシステム20に接続されている。
【0036】ホストシステム20は、利用者の預金口座
の管理等を行なう銀行のコンピュータシステムである。
そして、このホストシステム20は、清算管理システム
40からの指示に基づいて売上の引落処理やポイントの
管理処理等を実行する。ホストシステム20は、図1に
示すように管理コンピュータ21を備えている。管理コ
ンピュータ21は、図示しない制御手段(CPU)、記
憶手段(RAM、ROM、ハードディスク等)やデータ
送受信手段等を有する。この管理コンピュータ21は、
ポイント管理に関して後述する処理手順(引落データの
受信段階、ポイント算出段階、ポイント記録段階等)の
ためのポイント管理プログラムを実行する。これによ
り、管理コンピュータ21は引落データの受信手段、ポ
イント算出手段、ポイント記録手段等の各手段として機
能する。
【0037】管理コンピュータ21には、預金口座デー
タ記憶部22が接続されている。さらに、管理コンピュ
ータ21には、ポイントデータ記憶手段としての保有ポ
イント数データ記憶部23及びポイント算出式データ記
憶手段としてのポイント数算出式データ記憶部24が、
それぞれ接続されている。
【0038】預金口座データ記憶部22には、図2に示
すように、利用者の預金口座に関する預金口座データ2
20が記録されている。この預金口座データ220は、
利用者がこの金融機関に預金口座を開設した場合に設定
される。本実施形態では、預金口座データ220は、預
金口座毎に預金口座識別子、口座名義人識別子、口座残
高及びポイント会員識別子に関するデータを含んで構成
されている。
【0039】預金口座識別子データ領域には、各預金口
座を特定するための識別子に関するデータが記録され
る。本実施形態では、預金口座識別子は支店名、預金種
目及び口座番号を含めて構成する。
【0040】口座名義人識別子データ領域には、この預
金口座を保有する名義人を特定するための識別子に関す
るデータが記録される。本実施形態では、金融機関が顧
客毎に割り当てた識別子(顧客番号)を用いる。この顧
客番号を用いることにより、他の記憶部に登録された預
金口座名義人氏の名前、住所や連絡先電話番号等を抽出
することができる。
【0041】口座残高データ領域には、この預金口座の
残高に関するデータが記録される。ポイント会員識別子
データ領域には、この預金口座名義人のポイント会員識
別子に関するデータが記録される。このポイント会員識
別子は、この預金口座名義人がポイントサービスを利用
できるポイント会員になった場合に付与され、記録され
る。本実施形態では、このポイント会員識別子は、デビ
ットカードサービスの利用者がポイント会員かどうかを
識別するための用いられる。なお、ポイント会員でない
場合には、このポイント会員識別子データ領域は空欄と
しておく。
【0042】保有ポイント数データ記憶部23には、図
3に示すように、ポイント会員が保有するポイントに関
する保有ポイント数データ230が記録されている。こ
の保有ポイント数データ230は、預金口座名義人がポ
イントサービスを提供するデビットカードサービス加盟
店のポイント会員として登録された場合に設定される。
この会員登録は、預金口座名義人とデビットカードサー
ビス加盟店との合意に基づく申請より行なわれる。本実
施形態では、保有ポイント数データ230は、預金口座
識別子に関連づけて、ポイントサービスを提供するデビ
ットカードサービス加盟店毎に、加盟店識別子及びポイ
ント数に関するデータを含んで構成されている。
【0043】預金口座識別子データ領域には、ポイント
会員の預金口座を特定するための識別子に関するデータ
が記録される。本実施形態では、この預金口座識別子
は、支店名、預金種目及び口座番号を含めて構成する。
【0044】加盟店識別子データ領域には、使用可能商
店識別子として、ポイントを使用できるデビットカード
サービス加盟店を特定するための識別子に関するデータ
が記録される。
【0045】ポイント数データ領域には、この預金口座
の名義人(ポイント会員)が、このデビットカードサー
ビス加盟店において使用可能なポイント数(ポイント残
高)に関するデータが記録される。このポイント数は、
デビットカードサービス加盟店が付与した場合に更新記
録される。さらに、商品等の購入時にポイント数に相当
する金額の割引等に使用された場合にも更新記録され
る。
【0046】ポイント数算出式データ記憶部24には、
図4に示すように、ポイント提供時に、デビットカード
サービス加盟店毎にポイント数を算出するための算出方
法に関するポイント数算出式データ240が記録されて
いる。このポイント数算出式データ240は、デビット
カードサービス加盟店がこのポイントサービスに参加す
る場合に設定される。本実施形態では、ポイント数算出
式データ240は、デビットカードサービス加盟店毎
に、加盟店識別子及びポイント数算出式に関するデータ
を含んで構成されている。
【0047】加盟店識別子データ領域には、ポイントを
提供するデビットカードサービス加盟店を特定するため
の識別子に関するデータが記録される。ポイント数算出
式データ領域には、ポイント数を算出するために用いる
算出式が記録される。この算出式は各加盟店の希望に基
づいて設定される。例えば、引落金額の10パーセント
をポイント数として提供する場合には算出式として「引
落金額*0.1」が記録される。また、引落金額とは無
関係に利用回数毎に一定のポイント数(100ポイン
ト)を提供する場合には、算出式として「100」が記
録される。この算出式を用いて算出したポイント数が利
用者に付与され、利用者が保有するポイント数に加算さ
れる。なお、本実施形態では1ポイントは1円に相当す
る。
【0048】上記のように構成されたシステムを用い
て、デビットカードサービス加盟店において、ポイント
サービスを提供する方法を説明する。本実施形態では、
まず、このポイントサービスの提供を希望するデビット
カードサービス加盟店は、金融機関に申請し、ポイント
算出式をポイント数算出式データ記憶部24に登録す
る。そして、このデビットカードサービス加盟店は、デ
ビットカードサービスの利用者からポイントサービスの
利用受付を行なう。具体的には、利用者はポイント会員
の入会申込書に所定事項を記入する。この所定事項の中
には、デビットカードサービス利用時に用いる預金口座
識別子を含む。なお、会員約款において、預金口座情報
等の個人情報をこのサービスに限定して使用する旨の承
諾、免責をしておく。また、ポイントサービスの利用受
付はデビットカードサービス加盟店のみならず、金融機
関の窓口で直接受け付けてもよい。以下、ポイント提供
時の処理とポイント提供時の処理とに分けて説明する。
【0049】(ポイント提供時の処理)まず、ポイント
提供時の処理手順を図5に従って説明する。本実施形態
では、商店での商品購入の決済時に、キャッシュカード
によるデビットカードサービスを利用することによりポ
イントを取得する場合を説明する。
【0050】まず、デビットカードサービスの利用者は
ポイントサービスを提供しているデビットカードサービ
ス加盟店で商品を選択し、加盟店端末10の設置された
レジカウンタに持参する。レジカウンタでは、商品コー
ドを加盟店端末10に入力する。ここでは、加盟店端末
10に接続されたバーコードリーダを用いて、商品に付
されたバーコードを読み込む。加盟店端末10は、読み
込んだ商品コードに基づいて引落金額を算出する。本実
施形態では、加盟店端末10は商品コードに基づいて販
売価格を抽出し、この販売価格に消費税を加算して引落
金額を算出する。
【0051】次に、利用者は、デビットカードサービス
を利用して支払うため、キャッシュカードをレジカウン
タに提示する。この場合、レジカウンタでは加盟店端末
10に接続されたカードリーダを用いて、このキャッシ
ュカードに記録された預金口座識別子を読み込む。さら
に利用者は加盟店端末10に暗証番号を入力する。この
場合、加盟店端末10は、引落金額、利用者の預金口座
識別子、暗証番号及び加盟店識別子を含めた決済データ
を生成する。
【0052】そして、加盟店端末10はホストシステム
20に決済データを送信する(S1−1)。具体的に
は、加盟店端末10は、生成した決済データを、ネット
ワークN1を介して清算管理システム40に送信する。
さらに、清算管理システム40はネットワークN2を介
して引落指示をホストシステム20に転送する。この引
落指示にはこの取引に関する決済データが含まれる。
【0053】この引落指示を受信したホストシステム2
0はユーザ認証を行なう(S1−2)。この場合、管理
コンピュータ21は、まず引落指示に含まれる決済デー
タから利用者の預金口座識別子及び暗証番号を抽出す
る。そして、この預金口座識別子及び暗証番号とホスト
システム20が保持する預金口座識別子及び暗証番号と
を照合することによりユーザ認証を行なう。ここで、ユ
ーザ認証ができない場合には、管理コンピュータ21は
デビットカードサービスを利用できないことを加盟店端
末10に返信する。
【0054】ユーザ認証が完了した場合には、ホストシ
ステム20は、利用者の預金口座からの引落処理を行な
う(S1−3)。具体的には、利用者の預金口座の残高
から引落金額が差し引かれる。この引落金額は、公知の
方法により、後日、加盟店識別子に基づいて特定された
デビットカードサービス加盟店の売上入金口座に入金さ
れる。なお、利用者の預金口座が残高不足のため引き落
しができない場合は、管理コンピュータ21はデビット
カードサービスを利用できないことを加盟店端末10に
返信する。
【0055】次に、管理コンピュータ21は、利用者が
ポイント会員かどうかを判断する(S1−4)。ここで
は、預金口座データ記憶部22に記録された預金口座デ
ータ220にポイント会員識別子が含まれるかどうかを
確認する。利用者の預金口座データ220にポイント会
員識別子が含まれている場合、さらに管理コンピュータ
21は、このデビットカードサービス加盟店のポイント
会員かどうかを確認する。具体的には、この取引に係る
預金口座識別子と加盟店識別子とに関する保有ポイント
数データ230があるかどうかを確認する。
【0056】そして、利用者がこのデビットカードサー
ビス加盟店のポイント会員であることを確認できた場合
(ステップ(S1−4)において「Yes」の場合)、
管理コンピュータ21は、利用者に提供するポイント数
を算出する(S1−5)。ここでは、管理コンピュータ
21はまず決済データに含まれる加盟店識別子に基づい
てポイント数算出式データ記憶部24からポイント数算
出式を抽出する。本実施形態では、このデビットカード
サービス加盟店では引落金額の10%をポイント数とし
て提供する場合を想定する。このため、デビットカード
サービス加盟店のポイント数算出式データ240には
「引落金額*0.1」が記録されている。そこで、管理
コンピュータ21は引落金額に0.1を乗算し、利用者
に提供するポイント数を算出する。
【0057】そして、管理コンピュータ21は算出した
ポイント数を保有ポイント数データ記憶部23に記録す
る(S1−6)。この場合、まず管理コンピュータ21
はこの取引に関する預金口座識別子、加盟店識別子に基
づいて保有ポイント数データ230を抽出する。そし
て、この保有ポイント数データ230に含まれるポイン
ト数(ポイント残高)に、算出したポイント数を加算し
て記録する。
【0058】なお、預金口座データ220にポイント会
員識別子が記録されていない場合、利用者はポイント会
員ではない。さらに、この取引に係る預金口座識別子と
加盟店識別子とに関する保有ポイント数データ230が
無い場合も、利用者はこのデビットカードサービス加盟
店のポイント会員ではない。この場合(ステップ(S1
−4)において「No」の場合)には、管理コンピュー
タ21はポイント数の算出処理(S1−5)や記録処理
(S1−6)を実行しない。
【0059】そして、管理コンピュータ21は、ネット
ワークN2、ネットワークN1を介して、引落結果を加
盟店端末10に送信する(S1−7)。この引落結果に
は、引落金額に関するデータが含まれる。引落結果を受
信した加盟店端末10は口座引落確認書を出力する(S
1−8)。この口座引落確認書には、引落金額に関する
情報が印字される。そして、利用者は口座引落確認書と
商品を受け取り、デビットカードサービスを利用しての
決済を終了する。
【0060】(ポイント使用時の処理)次に、ポイント
会員である利用者が加盟店でポイントを使用して商品等
を購入する場合の処理を図6に従って説明する。ここで
も、利用者はキャッシュカードによるデビットカードサ
ービスの仕組みを利用する。
【0061】まず、通常のデビットカードサービスを利
用する場合と同様に、利用者は商品を選択し、加盟店端
末10の設置されたレジカウンタに持参する。この場
合、利用者はレジカウンタでポイントを使用する旨を指
示する。この場合、レジカウンタは加盟店端末10をポ
イント使用モードにする。
【0062】まず、レジカウンタでは、バーコードリー
ダを用いて、商品に付された商品コードを加盟店端末1
0に入力する。加盟店端末10は、読み込んだ商品コー
ドに基づいて本体価格(消費税を含まないポイント使用
前の価格)を抽出する。
【0063】次に、利用者はポイントサービスを利用す
るため、キャッシュカードをレジカウンタに提示する。
この場合、レジカウンタでは加盟店端末10に接続され
たカードリーダを用いて、このキャッシュカードに記録
された預金口座識別子が読み込む。さらに利用者は加盟
店端末10に暗証番号を入力する。この場合、加盟店端
末10は、本体価格、利用者の預金口座識別子、暗証番
号及び加盟店識別子を含めた取引データを生成する。こ
の加盟店識別子は、使用可能なポイントを特定するため
に用いられる。
【0064】この取引データは決済データと同じデータ
フォーマットを用いる。さらに、ポイント使用モードで
は、このデータフォーマットの予備データ領域にポイン
ト使用フラグを含める。このポイント使用フラグは、通
常の引落ではなく、ポイント使用して決済を行なうこと
をホストシステム20に知らせるためのフラグである。
【0065】そして、加盟店端末10はホストシステム
20に取引データを送信する(S2−1)。この場合
も、加盟店端末10は、生成した取引データをネットワ
ークN1を介して清算管理システム40に送信する。さ
らに、清算管理システム40はネットワークN2を介し
て、取引データをホストシステム20に転送する。
【0066】この取引データを受信したホストシステム
20は、ステップ(S1−2)と同様にユーザ認証を行
なう(S2−2)。ユーザ認証ができない場合には、管
理コンピュータ21はポイントサービスを利用できない
ことを加盟店端末10に返信する。
【0067】通常の決済データを受信した場合と、ポイ
ント使用フラグを含む取引データを受信した場合では、
以下の処理が異なる。ポイント使用フラグを検出した管
理コンピュータ21は、ユーザ認証の完了後、利用者の
預金口座識別子に関連づけられたポイント残高を抽出す
る(S2−3)。具体的には、取引データに含まれる預
金口座識別子及び加盟店識別子に基づいて、保有ポイン
ト数データ記憶部23から保有ポイント数データ230
を抽出する。利用者の預金口座識別子に関連づけられた
ポイント数(ポイント残高)がある場合(ステップ(S
2−4)において「Yes」の場合)、管理コンピュー
タ21は、ポイント残高と本体価格とを比較する(S2
−5)。
【0068】ポイント残高が本体価格以上残っている場
合(ステップ(S2−5)において「Yes」の場
合)、管理コンピュータ21はポイント残高から本体価
格分のポイント数を差し引く。そして、その結果を保有
ポイント数データ記憶部23に記録する(S2−6)。
一方、ポイント残高が本体価格に満たない場合(ステッ
プ(S2−5)において「No」の場合)、管理コンピ
ュータ21はポイント残高を全部差し引く(S2−
7)。そして、管理コンピュータ21はその結果を保有
ポイント数データ記憶部23に記録する。
【0069】次に、管理コンピュータ21は使用したポ
イント数を用いて不足金額(ポイント使用後の価格)を
算出する(S2−8)。すなわち、ポイント残高が無い
場合(ステップ(S2−4)において「No」の場合)
には、使用したポイント数は「0」であるため本体価格
がそのまま不足金額になる。また、ポイント残高が本体
価格以上ある場合(ステップ(S2−5)において「Y
es」の場合)には、本体価格相当分のポイント数を使
用するので不足金額は「0円」になる。また、ポイント
残高が本体価格に満たない場合(ステップ(S2−5)
において「No」の場合)には、本体価格から使用した
ポイント数相当分の金額を差し引いた金額が不足金額に
なる。
【0070】そして、管理コンピュータ21は、ネット
ワークN2、ネットワークN1を介して、ポイント使用
結果を加盟店端末10に送信する(S2−9)。このポ
イント使用結果には、不足金額に関するデータが含まれ
る。そして、このデータを受信した加盟店端末10はポ
イント利用票を出力する(S2−10)。以上により、
デビットカードサービスを利用してのポイント使用処理
を終了する。
【0071】そして、デビットカードサービス加盟店
は、ホストシステム20から受信した不足金額を参照し
ながら商品の提供を行なう。すなわち、ポイント残高が
本体価格以上あり不足金額が「0円」の場合には、その
まま商品を提供する。一方、ポイントを使用しても不足
金額がある場合には、不足金額の回収を行なう。例え
ば、デビットカードサービスを利用する場合には、不足
金額を販売価格として図5に示す処理を実行する。この
場合、この不足金額に消費税を加算したものを引落金額
とする。また、利用者は不足金額及び消費税を現金で支
払ってもよい。以上のようにして、デビットカードサー
ビス加盟店は利用者に商品を提供する。
【0072】以上、本実施形態によれば、以下に示す特
徴を得ることができる。 (1) 上記実施形態では、保有ポイント数データ記憶
部23には、預金口座識別子と利用者が保有するポイン
ト数(ポイント残高)とに関するデータが相互に関連づ
けられた保有ポイント数データ230が記録されてい
る。このため、利用者の預金口座を特定できれば、その
預金口座に関するポイント残高を特定してポイントサー
ビスを提供できる。
【0073】(2) 上記実施形態では、キャッシュカ
ードを用いて商品を購入できるデビットカードサービス
を利用する場合にポイントサービスを提供する。このた
め、デビットカードサービスとポイントサービスとを、
一枚のキャッシュカードを用いて提供することができ
る。さらに、決済やポイント管理は、キャッシュカード
で特定された預金口座識別子に基づいて処理できる。従
って、新たにポイントサービスを導入するデビットカー
ドサービス加盟店においては、ポイント会員を識別する
ためのカード発行の必要がない。従って、カード制作費
用を削減できる。また、利用者にとっても、ポイントサ
ービスを利用するためのカードを、デビットカードサー
ビスを利用するためのキャッシュカードとは別に携帯す
る必要がないので便利である。
【0074】(3) 上記実施形態では、保有ポイント
数データ記憶部23には保有ポイント数データ230が
記録されている。この保有ポイント数データ230に
は、預金口座識別子と加盟店識別子とに関連づけてポイ
ント数に関するデータが含まれる。このため、デビット
カードサービス加盟店毎にポイント数を記録することが
できる。従って、利用者に付与されたポイント数はデビ
ットカードサービス加盟店毎に管理されるので、加盟店
毎に多様なサービスを提供することが可能である。
【0075】(4) 上記実施形態では、ホストシステ
ム20に設けられた管理コンピュータ21が、デビット
カードサービス加盟店から利用者に付与されたポイント
の管理を行なう。すなわち、管理コンピュータ21が、
ポイントの提供や、利用者へのポイントの還元(ここで
は、割引)のための処理を実行する。このため、デビッ
トカードサービス加盟店はポイントサービスのためのシ
ステムを特別に構築する必要がない。従って、加盟店は
大きな負荷がかかることなく効率的にポイントサービス
を導入できる。
【0076】(5) 上記実施形態では、ポイント使用
時には、管理コンピュータ21が、取引データに基づい
て不足金額を算出する。このため、デビットカードサー
ビス加盟店はポイントが使用された場合の不足金額を計
算する必要がない。従って、デビットカードサービス加
盟店は効率的にポイントサービスを提供できる。
【0077】(6) 上記実施形態では、ポイント数算
出式データ記憶部24には、ポイント数算出式データ2
40が記録されている。このため、管理コンピュータ2
1は、ポイント数算出式を用いて利用者に提供するポイ
ント数を算出することができる。さらに、デビットカー
ドサービス加盟店毎にポイント数算出式データ240が
記録されている。このため、デビットカードサービス加
盟店毎に独自のポイント数算出式を設定することができ
る。
【0078】(7) 上記実施形態では、決済時に加盟
店端末10は、決済データをネットワークN1、清算管
理システム40、ネットワークN2を介してホストシス
テム20に送信する。そして、引落完了時には、20は
引落結果を、ネットワークN2、清算管理システム4
0、ネットワークN1を介して加盟店端末10に送信す
る。これらの決済データや引落結果のデータフォーマッ
トは、通常のデビットカードサービスのデータフォーマ
ットと同じものを用いる。このため、既存のデビットカ
ードサービスのネットワークをそのまま用いて、利用者
にポイントサービスを提供することができる。
【0079】(8) 上記実施形態では、管理コンピュ
ータ21は、ポイント使用結果を加盟店端末10に送信
する。このポイント使用結果には、不足金額に関するデ
ータが含まれる。そして、このデータを受信した加盟店
端末10はデータポイント利用票を出力する。このた
め、デビットカードサービス加盟店や利用者は不足金額
を把握できる。
【0080】(9) 上記実施形態では、管理コンピュ
ータ21は、ポイント使用モードでは、このデータフォ
ーマットの予備データ領域にポイント使用フラグを含め
る。このため、ホストシステム20は通常の引落ではな
く、ポイント使用であることを認識し、ポイント使用処
理を実行できる。
【0081】(第2の実施形態)以下、本発明を具体化
した第2の実施形態を図7〜図8に従って説明する。な
お、第2の実施形態は、第1の実施形態のポイント使用
時の処理を変更したのみの構成であるため、同様の部分
についてはその詳細な説明を省略する。
【0082】すなわち、第1の実施形態では、利用者は
キャッシュカードによるデビットカードサービスの仕組
みを利用してポイントの利益還元を受ける。本実施形態
では、他の方法を利用してポイントを使用する方法を説
明する。ここでは、保有ポイント数データ記憶部23に
記録されたポイントを商品で利用者に提供する実施形態
を説明する。この場合には、ホストシステム20に接続
されたATM端末(automated teller machine:現金自
動預け入れ払い機)を用いる。以下、この実施形態を図
7に従って説明する。
【0083】まず、ATM端末の表示部には、金融機関
が利用者に提供する各種サービスの選択肢を含む画面が
表示されている。この中に「ポイント出力」の選択ボタ
ンを含めておく。
【0084】利用者が「ポイント出力」の選択ボタンを
選択した場合、ATM端末は利用者に対してキャッシュ
カードの挿入と暗証番号の入力とを促す。利用者がAT
M端末にキャッシュカードを挿入し暗証番号を入力した
場合、ATM端末は、ポイント残高(保有ポイント数)
の表示要求をホストシステム20に送信する(S3−
1)。この表示要求には、キャッシュカードから読み取
った預金口座識別子と、利用者が入力した暗証番号とに
関するデータが含まれる。この表示要求を受信したホス
トシステム20は、預金口座識別子と暗証番号とを用い
てユーザ認証を行なう(S3−2)。このユーザ認証に
より利用者の預金口座が特定される。
【0085】そして、ユーザ認証ができた場合、ホスト
システム20は、保有ポイント数データ記憶部23から
利用者のポイント残高を抽出する(S3−3)。具体的
には、管理コンピュータ21はキャッシュカードから読
み取った預金口座識別子に関連づけられたすべての保有
ポイント数データ230を保有ポイント数データ記憶部
23から抽出する。次に、管理コンピュータ21は、抽
出したポイント残高を編集して作成したポイント残高リ
ストをATM端末に送信する(S3−4)。このポイン
ト残高リストには、デビットカードサービス加盟店毎に
抽出したポイント数に関するデータを含める。
【0086】このポイント残高リストを受信したATM
端末は、デビットカードサービス加盟店毎に利用者が保
有するポイント数を表示する(S3−5)。この表示に
は、デビットカードサービス加盟店の選択ボタン、商品
券として出力を希望するポイント数の入力欄及び実行ボ
タンが含まれる。ここで、利用者は、商品券を希望する
デビットカードサービス加盟店を、ATM端末の表示の
中から選択する。さらに、保有ポイント数以下であって
商品券として出力を希望するポイント数(ここでは「7
14ポイント」)をATM端末に入力する。
【0087】そして、実行ボタンを押した場合、ATM
端末はホストシステム20に商品券の出力要求を送信す
る(S3−6)。この出力要求には、商品券出力を希望
する加盟店識別子及び出力希望ポイント数に関するデー
タが含まれる。
【0088】この出力要求を受信したホストシステム2
0は保有ポイント数データ230を特定し、ポイント残
高を更新する(S3−7)。具体的には、管理コンピュ
ータ21は保有ポイント数データ230に含まれるポイ
ント数から出力希望ポイント数を差し引き、更新記録す
る。そして、ホストシステム20は商品券の出力指示を
ATM端末に送信する(S3−8)。
【0089】この出力指示を受信したATM端末は、図
8に示す利用明細票50を出力する(S3−9)。商品
券としての利用明細票50は、取引内容印字領域51と
備考欄領域52とを含んでいる。この取引内容印字領域
51には預金口座に関する情報が印字される。一方、備
考欄領域52にはポイントに関する情報、会員番号及び
切り取り線が印字される。以上により、商品券の出力処
理を終了する。
【0090】利用者はこの利用明細票50をデビットカ
ードサービス加盟店(ここでは「XX商店」)に持参し
商品購入時に提示する。デビットカードサービス加盟店
では、切り取り線以下を切り取り、残った利用明細票5
0を利用者に返却する。そして、デビットカードサービ
ス加盟店はポイント数に応じた割引を利用者に提供す
る。
【0091】従って、第2の実施形態によれば、前記第
1の実施形態に記載の特徴(1)〜(7)に加えて以下
の特徴を得ることができる。 ・ 上記実施形態では、ホストシステム20に接続され
たATM端末を用いて、保有ポイント数データ記憶部2
3に記録されたポイント情報を利用者に提供する。すな
わち、ポイント残高の表示要求があった場合、ポイント
残高リストを受信したATM端末は、デビットカードサ
ービス加盟店毎に利用者が保有するポイント数を表示す
る。この場合も、利用者のキャッシュカードを用いて預
金口座識別子を特定できるので、ATM端末を用いてポ
イント会員は保有するポイント数を確認することができ
る。
【0092】・ 上記実施形態では、利用者にポイント
を還元する場合、利用明細票50を用いる。このため、
ポイントの使用時に加盟店端末10を用いる必要がな
い。従って、デビットカードサービス加盟店に設置され
た加盟店端末10を変更することなく、ポイントサービ
スを提供することができる。
【0093】・ 上記実施形態では、商品券はATM端
末から出力される利用明細票50に印字される。このた
め、ATM端末は金融機関の専用端末であるため、商品
券の偽造を抑制できる。
【0094】・ 上記実施形態では、利用明細票50の
取引内容印字領域51には預金口座に関する情報が印字
される。このため、デビットカードサービス加盟店で
は、必要に応じて利用者にキャッシュカードの提示を求
め、預金口座識別子と照合することができる。従って、
利用明細票50の真正を確認できる。
【0095】・ 上記実施形態では、利用明細票50に
は切り取り線が設けられている。このため、備考欄領域
52を切り取った残りの利用明細票50は利用者に返却
できる。このため、利用者の預金口座に関する情報はデ
ビットカードサービス加盟店に残らず、個人情報の流出
を抑制できる。
【0096】なお、上記実施形態は、以下の態様に変更
してもよい。 ・ 上記第1の実施形態においても、第2の実施形態と
同様にホストシステム20に接続されたATM端末を用
いて、保有ポイント数データ記憶部23に記録されたポ
イント情報を利用者に提供してもよい。
【0097】さらに、ポイント情報はインターネットを
介して利用者に提供してもよい。例えば、ネットバンキ
ングを用いてポイント残高の表示要求があった場合、ホ
ストシステム20はポイント残高リストを利用者の端末
に送信する。これを受信した利用者の端末は、デビット
カードサービス加盟店毎に利用者が保有するポイント数
を表示する。この場合も、ネットバンキングの中で利用
者の預金口座識別子を特定できるので、ポイント情報を
提供できる。このように構成することで、利用者は、多
様な方法でポイント情報を取得できる。
【0098】・ 上記各実施形態では、デビットカード
サービス加盟店に設置された加盟店端末10を用いてポ
イントサービスを提供する。預金口座を特定してポイン
トサービスを提供するものであれば、加盟店の店頭にお
ける決済に限るものではない。例えば、インターネット
を介しての決済においてポイントを付与してもよい。こ
の場合は、加盟店端末10に代わりに利用者自身の端末
を用いての決済にポイントサービスを適用する。このよ
うに、利用者の預金口座識別子を特定できる端末であれ
ば、多様な端末を用いてポイントサービスの提供を行な
うことができる。
【0099】・ 上記各実施形態では、デビットカード
サービス加盟店に設置された加盟店端末10を用いてポ
イントサービスを提供する。これに代えて、複数のデビ
ットカードサービス加盟店をまとめてグループを形成
し、ポイントサービスを提供してもよい。この場合に、
グループを形成する複数のデビットカードサービス加盟
店の加盟店識別子と、使用可能商店識別子としてのグル
ープ識別子とを関連づけてホストシステム20に記録す
る。そして、預金口座データ記憶部22や保有ポイント
数データ記憶部23には、加盟店識別子の代わりにグル
ープ識別子を用いる。ポイント提供時やポイント使用時
には、管理コンピュータ21は加盟店端末10から受信
した加盟店識別子をグループ識別子に変換し、各処理を
行なう。これにより、例えば、商店街を一つのグループ
にして、共通のポイントサービスを提供することができ
る。
【0100】・ 上記各実施形態では、デビットカード
サービス加盟店は引落金額の10%をポイント数として
提供する。これに代えて、他のポイント数算出式を用い
てポイントを提供してもよい。例えば、引落金額に消費
税が含まれている場合には、消費税を抜いた販売価格に
対してポイントを提供してもよい。この場合には、管理
コンピュータ21は、決済データに含まれる引落金額に
基づいて販売価格を算出する。例えば、引落金額を「1
+税率」で除算し、小数点以下を切り上げることにより
販売価格を算出する。そして、算出した販売価格にポイ
ント率(例えば、10%)を乗算することによりポイン
ト数を算出する。これにより、通常の商取引で行なわれ
ている販売価格に対するポイントの提供を行なうことが
できる。
【0101】・ 上記各実施形態では、ホストシステム
20から加盟店端末10に送信される引落結果には引落
金額に関するデータが含まれる。利用者がこのデビット
カードサービス加盟店のポイント会員である場合には、
この引落結果に付与したポイント数に関するデータを含
めてもよい。例えば、提供されたポイント数や更新され
たポイント残高に関するデータを含める。これにより、
加盟店端末10は提供されたポイント数やポイント残高
を口座引落確認書に印字することができる。従って利用
者は容易にポイントに関する情報を把握できる。
【0102】・ 上記各実施形態では、ホストシステム
20に保有ポイント数データ記憶部23を設ける。これ
に加えて、加盟店は保有ポイント数データ記憶部23の
情報を取得できるようにしてもよい。また、金融機関が
ポイントサービスを提供するデビットカードサービス加
盟店に対して定期的にポイント利用状況(提供状況や使
用状況等)の報告を行ってもよい。これにより、加盟店
はポイント利用状況を把握することができる。この情報
は、例えばマーケティングや会計管理等に用いることが
できる。
【0103】・ 上記各実施形態では、管理コンピュー
タ21が、ポイントの登録処理や引落金額算出処理を実
行したが、他の専用システムが実行してもよい。この場
合、保有ポイント数データ記憶部23及びポイント数算
出式データ記憶部24をこの専用システムに設ける。そ
して、ホストシステム20と連携することにより、預金
口座に関連づけたポイントサービスを提供することがで
きる。
【0104】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
利用者の預金口座を用いての決済に関してポイントサー
ビスを効率的に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のシステム概略図。
【図2】 預金口座データ記憶部に記録されたデータの
説明図。
【図3】 保有ポイント数データ記憶部に記録されたデ
ータの説明図。
【図4】 ポイント数算出式データ記憶部に記録された
データの説明図。
【図5】 本実施形態の処理手順の説明図。
【図6】 本実施形態の処理手順の説明図。
【図7】 他の実施形態の処理手順の説明図。
【図8】 利用明細票の説明図。
【符号の説明】
10…加盟店端末、21…管理コンピュータ、22…預
金口座データ記憶部、23…ポイントデータ記憶手段と
しての保有ポイント数データ記憶部、24…ポイント数
算出式データ記憶部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07F 19/00 G07G 1/12 321L G07G 1/12 321 321P 1/14 1/14 G07D 9/00 476

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 預金口座識別子とポイントとを関連づけ
    て記録したポイントデータ記憶手段と、商店が利用者に
    付与するポイントの管理を行なう管理コンピュータとを
    用いるポイント管理方法であって、 前記管理コンピュータが、 決済時に前記商店の商店識別子と前記利用者の預金口座
    識別子とに関するデータを含む引落データを受信する段
    階と、 前記商店識別子と前記預金口座識別子とに基づいて、前
    記商店が前記利用者に付与するポイントを算出する段階
    と、 前記算出したポイントを前記ポイントデータ記憶手段
    に、前記預金口座識別子に関連づけて記録する段階とを
    含むことを特徴とするポイント管理方法。
  2. 【請求項2】 前記決済はデビットカードサービスによ
    る決済であり、 前記利用者の預金口座識別子はデビットカードサービス
    で用いるキャッシュカードに基づいて特定される預金口
    座の識別子であることを特徴とする請求項1に記載のポ
    イント管理方法。
  3. 【請求項3】 前記管理コンピュータは、商店識別子に
    関連づけられたポイント算出式に関するデータを記録し
    たポイント算出式データ記憶手段に接続され、 前記ポイントの算出は、前記ポイント算出式データ記憶
    手段から、前記引落データに含まれる商店識別子に基づ
    いてポイント算出式を抽出し、このポイント算出式に基
    づいてポイントを算出することを特徴とする請求項1又
    は2に記載のポイント管理方法。
  4. 【請求項4】 前記引落データは引落金額に関するデー
    タを含み、 前記ポイントの算出は、前記引落金額に基づいてポイン
    トを算出することを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    1項に記載のポイント管理方法。
  5. 【請求項5】 前記ポイントデータ記憶手段において預
    金口座識別子に関連づけられて記録されたポイントは、
    さらに前記ポイントを使用できる商店を識別するための
    使用可能商店識別子に関連づけられて記録されており、 引落データを受信した場合には、前記管理コンピュータ
    が前記引落データに含まれる商店識別子に基づいて使用
    可能商店識別子に変換し、前記ポイントデータ記憶手段
    に記録する段階をさらに含むことを特徴とする請求項1
    〜4のいずれか1項に記載のポイント管理方法。
  6. 【請求項6】 前記ポイント管理方法は、 前記管理コンピュータが、前記商店の商店識別子、前記
    利用者の預金口座識別子及び取引金額に関するデータを
    含むポイント使用指示を受信した場合、 前記管理コンピュータが、 前記商店識別子と預金口座識別子とに基づいて、前記ポ
    イントデータ記憶手段から前記利用者に付与されたポイ
    ントを特定し、 前記取引金額から前記特定されたポイントに基づいて不
    足金額を算出し、この不足金額を前記商店に通知する段
    階をさらに含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    か1項に記載のポイント管理方法。
  7. 【請求項7】 前記ポイント管理方法は、 前記管理コンピュータが、金融機関端末から前記商店の
    商店識別子と前記利用者の預金口座識別子とに関するデ
    ータを含むポイント使用指示を受信した場合、前記管理
    コンピュータが、 前記商店識別子と預金口座識別子に基づいて、前記ポイ
    ントデータ記憶手段から前記利用者に付与された付与さ
    れたポイントを特定し、 前記特定されたポイントに基づいて、利用可能金額を印
    字した商品券を金融機関端末から出力させる段階をさら
    に含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に
    記載のポイント管理方法。
  8. 【請求項8】 前記商品券には、さらに前記利用者の預
    金口座識別子が印字されていることを特徴とする請求項
    7に記載のポイント管理方法。
  9. 【請求項9】 預金口座識別子とポイントとを関連づけ
    て記録したポイントデータ記憶手段と、商店が利用者に
    付与するポイントの管理を行なう管理コンピュータとを
    用いるポイント管理プログラムであって、 前記管理コンピュータを、 決済時に前記商店の商店識別子と前記利用者の預金口座
    識別子とに関するデータを含む引落データを受信する手
    段と、 前記商店識別子と前記預金口座識別子とに基づいて、前
    記商店が前記利用者に付与するポイントを算出する手段
    と、 前記算出したポイントを前記ポイントデータ記憶手段
    に、前記預金口座識別子に関連づけて記録する手段とし
    て機能させるためのポイント管理プログラム。
  10. 【請求項10】 前記決済はデビットカードサービスに
    よる決済であり、 前記利用者の預金口座識別子はデビットカードサービス
    で用いるキャッシュカードに基づいて特定される預金口
    座の識別子であることを特徴とする請求項9に記載のポ
    イント管理プログラム。
  11. 【請求項11】 前記管理コンピュータは、商店識別子
    に関連づけられたポイント算出式に関するデータを記録
    したポイント算出式データ記憶手段に接続され、 前記ポイントの算出は、前記ポイント算出式データ記憶
    手段から、前記引落データに含まれる商店識別子に基づ
    いてポイント算出式を抽出し、このポイント算出式に基
    づいてポイントを算出することを特徴とする請求項9又
    は10に記載のポイント管理プログラム。
  12. 【請求項12】 前記引落データは引落金額に関するデ
    ータを含み、 前記ポイントの算出は、前記引落金額に基づいてポイン
    トを算出することを特徴とする請求項9〜11のいずれ
    か1項に記載のポイント管理プログラム。
  13. 【請求項13】 前記ポイントデータ記憶手段において
    預金口座識別子に関連づけられて記録されたポイント
    は、さらに前記ポイントを使用できる商店を識別するた
    めの使用可能商店識別子に関連づけられて記録されてお
    り、 引落データを受信した場合には、前記管理コンピュータ
    を前記引落データに含まれる商店識別子に基づいて使用
    可能商店識別子に変換し、前記ポイントデータ記憶手段
    に記録する手段としてさらに機能させることを特徴とす
    る請求項9〜12のいずれか1項に記載のポイント管理
    プログラム。
  14. 【請求項14】 前記ポイント管理プログラムは、 前記管理コンピュータが、前記商店の商店識別子、前記
    利用者の預金口座識別子及び取引金額に関するデータを
    含むポイント使用指示を受信した場合、 前記管理コンピュータを、 前記商店識別子と預金口座識別子とに基づいて、前記ポ
    イントデータ記憶手段から前記利用者に付与されたポイ
    ントを特定し、 前記取引金額から前記特定されたポイントに基づいて不
    足金額を算出し、この不足金額を前記商店に通知する手
    段としてさらに機能させることを特徴とする請求項9〜
    13のいずれか1項に記載のポイント管理プログラム。
  15. 【請求項15】 前記ポイント管理プログラムは、 前記管理コンピュータが、金融機関端末から前記商店の
    商店識別子と前記利用者の預金口座識別子とに関するデ
    ータを含むポイント使用指示を受信した場合、 前記管理コンピュータを、 前記商店識別子と預金口座識別子に基づいて、前記ポイ
    ントデータ記憶手段から前記利用者に付与された付与さ
    れたポイントを特定し、 前記特定されたポイントに基づいて、利用可能金額を印
    字した商品券を金融機関端末から出力させる手段として
    さらに機能させることを特徴とする請求項9〜13のい
    ずれか1項に記載のポイント管理プログラム。
  16. 【請求項16】 前記商品券には、さらに前記利用者の
    預金口座識別子が印字されていることを特徴とする請求
    項15に記載のポイント管理プログラム。
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