JPH09101988A - ポイントカードシステム - Google Patents

ポイントカードシステム

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JPH09101988A
JPH09101988A JP28238695A JP28238695A JPH09101988A JP H09101988 A JPH09101988 A JP H09101988A JP 28238695 A JP28238695 A JP 28238695A JP 28238695 A JP28238695 A JP 28238695A JP H09101988 A JPH09101988 A JP H09101988A
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points
card
point
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customer
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Eiichi Ishigami
榮一 石上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポイント数が所定の値に達していなくても評
価換金サービスが受けられるポイントカードシステムを
提供する。 【解決手段】 各加盟店27が事務局30からポイント
を購入し、各カード端末機20にこれを手持ちポイント
数として登録する。顧客のポイントカード10のポイン
ト記憶部11には、購入の度に、購入額に相当するポイ
ント数を加算していく。顧客がサービスを受ける場合、
ポイント数が所定の値を越えていたら、所定の比率をか
けた金額として使用でき、所定の値未満であれば、別の
比率をかけた金額として使用でき、無駄がない。ポイン
トカードで顧客が利用した金額は、その金額で事務局3
0から購入できるポイント数に換算され、当該加盟店の
端末機に加算登録され、加盟店の手持ちポイントとな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商店街等が顧客へ
のサービスとして行っているポイントカードシステムに
関し、特に、いつでも評価換金できるポイントカードシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】顧客に対するサービスとして、購買額に
応じて買い物券や割引券を引き渡すことが行われてい
る。買い物券や割引券が買い物をした当該店でしか通用
しないのに対して、どこの商店でも通用する金券に該当
するものをサービス券として引き渡すことも行われてい
る。
【0003】しかしながら、買い物券や割引券を顧客が
利用するためには、顧客側で買い物券や割引券の補助券
等を集め、台紙等に貼って整理する必要があり、繁雑で
ある。また、加盟店でも回収したサービス券の処理を行
うため、特別の人員を用意する必要があり、広範囲な加
盟店制度にあっては、各加盟店による買い物券及び割引
券の管理が必要である。
【0004】これに対して、近年、購買額に応じてポイ
ントを付与してそのポイントを1枚の磁気情報カードに
集積し、ポイント総額に応じて評価金額を決定する方式
のポイントカードシステムが採用されている。このシス
テムでは、各店舗にコンピュータの端末機等を設置する
ことにより、サービス券の処理を行う人員を不要にして
いる。また、顧客の側もポイントカードを提示するだけ
でポイントを集積でき、金券等を整理する必要がなく、
各店舗と顧客の双方にとっても簡便なものである。
【0005】一方、代金払い済みカードであるプリペイ
ドカード、又は商品券に類似した金券カードの利用は近
年確実に伸びている。現金を携帯する必要がなく、ま
た、現金が不足した場合等に便利である上に、贈り物等
としての利用方法もあり、利用価値が認識されている。
そして、この金券カードのシステムと、上記ポイントカ
ードを用いるシステムを複合的に利用し、金券カードを
商品券として、また、ポイントカードを金券カードの補
助券を集積するカードとして使用するシステムの開発が
行われている。
【0006】このようなシステムの1つとして、特公平
2−34079号公報に「磁気カードによる取引点数精
算方法」というシステムが提案されている。このシステ
ムは、商店街の組合等に加盟する加盟店それぞれに設置
されているカード端末機と、該組合の本部である事務局
に設置されている中央処理装置との間に、顧客が携帯す
る磁気カードを利用して、情報伝達用のネットワークを
形成したものである。カード端末機によって、磁気カー
ド上に、現在の顧客のポイント数及び利用可能な金額等
を記録することにより、事務局に設置されている中央処
理装置を用いて顧客や加盟店の利用回数、及び購入時間
等の情報を得ることができ、顧客毎及び加盟店毎に取引
関係情報等を集計できるものである。これにより、加盟
店側及び顧客側の双方にとって、商品券の取り扱いが容
易になる。
【0007】図4に基づいて、上記のポイント精算シス
テムを説明する。事務局30で発行するポイントを、各
加盟店27が購入する(矢印1)。顧客40が加盟店で
商品等を購入した場合には、購入額に対するポイント数
を、ポイントカードに記録して顧客に渡す(矢印2)。
ポイントカードに記録されたポイント数が、所定数に達
した場合には、その所定のポイント数と引き換えに、ポ
イント数に相当する金券カードを配布する。顧客が上記
金券カードを用いて金券カードの金額より安い商品等を
購入する場合には、金券カードから購入した商品の金額
を差し引き、残額を記入する(矢印3)。さらに、金券
カードの金額以上の商品を購入する場合には、金券カー
ドの金額を、購入する商品等の金額から差し引く。使用
済みの金券カードは各加盟店で回収し、加盟店は回収し
た金券カードを事務局に送り、事務局から金券カードに
該当する金額を受け取り(矢印4)、新たに顧客に配布
するポイントを事務局から購入する(矢印5)。
【0008】しかし、上記システムでは、顧客は、ポイ
ント数が所定の値に達するまではサービスの恩恵を受け
られない。そのため、一見客や購入周期の長い客に対す
るサービスが悪くなり、このシステムが必ずしも購買意
欲の促進に寄与するとは限らない。また、事務局にとっ
ては、顧客毎、及び加盟店毎に関係情報を集計し、解析
できるが、加盟店にとっては、顧客が金券カード等を利
用した場合には、加盟店が事務局に使用済みの金券カー
ド等を送ることによって、使用された金券カード等の金
額を請求する必要があった。そのため、上記ポイントの
管理業務に手間が掛かる等の理由で、加盟店が脱退する
といった問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の問題の解決を図ったもので、ポイント数が所定の値未
満であっても、評価換金してもらえるカードシステムを
提供することにある。また、別の目的は、事務局が発行
したポイントの精算が簡単な、ポイントカードシステム
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係るポイントカードシステムは、購入金
額から算出されるポイント数を記憶するポイント記憶部
を備えたポイントカードと、ポイントカードの読取装置
と、ポイントカードへの書込装置と、売り上げ金額など
を入力する入力装置と、各データを記憶するデータ記録
装置と、ポイントと金額との換算を行う演算装置と、を
備えたカード端末機と、からなり、事務局から購入した
ポイントを上記入力装置から入力して上記データ記録装
置に加算登録し、上記入力装置に入力された顧客の購入
金額から上記演算装置が所定の数式に基づいてポイント
数を算出し、上記読取装置が読みとったポイント数に加
算して、上記書込装置によってポイントカードのポイン
ト数を更新し、顧客が一加盟店に上記ポイントカードを
示して、上記ポイント数について評価換金を求めた場
合、上記ポイント数が所定の値以上の場合と未満の場合
とに分けて、あらかじめ決められた異なる比率で全ポイ
ントを同一交換率で評価換金することを特徴としてい
る。
【0011】また、上記において、上記ポイント数が所
定の値以上の場合、該ポイント数を所定の値の部分と所
定の値未満の部分とに分け、それぞれの部分を異なる比
率で評価換金することもできる。または、上記所定の値
を複数個設定し、評価換金する比率を累進的にしてもよ
い。
【0012】ポイントの精算を容易にするためには、上
記演算装置が顧客の換金した金額を、事務局から購入す
るポイントに換算して上記データ記録装置に加算登録す
ることを特徴としている。
【0013】上記いずれの構成においても、上記事務局
に設置され、上記カード端末機による商品等の売上状況
及びポイントの残存状況等の情報を各店舗毎に管理し、
顧客別に処理等できる中央処理装置が、上記カード端末
機と、電話回線等を用いてオンライン接続されている構
成とすることが望ましい。上記ポイントカードが金額を
記憶する評価換金額記憶部を備え、該評価換金額記憶部
に、上記演算装置がポイント数から換算した評価換金額
を更新登録する構成としてもよい。
【0014】上記構成のポイントカードシステムは、ま
ず、必要に応じ、各加盟店が事務局から1ポイントa円
でbポイント、すなわちa×b円を支払うことによって
ポイントを購入し、加盟店個々に設置されているカード
端末機に購入したポイント数を加算登録する。顧客が加
盟店で商品等を購入した場合には、購入額に相当するポ
イント数cを顧客に予め配布しておいたポイントカード
にカード端末機で記録する。その後、上記顧客が加盟店
で商品等を購入した場合には、再度購入額に相当するポ
イント数dを、前回に記録されているcに加算し、c+
dのポイント数として更新記録する。
【0015】顧客がポイントカードによりサービスを受
ける場合には、ポイントカードを任意の一の加盟店に提
示する。その加盟店は、ポイントカードに蓄積されたポ
イント数を調べ、ポイント数が所定のeポイント以上に
達成していたら、そのポイント数に比率αをかけて求め
た金額mを評価換金額として顧客の購入金額から差し引
く。
【0016】ポイント数がeポイント未満の場合には、
そのポイントに比率βをかけて求めた金額を評価換金額
として購入金額から差し引く。この場合、蓄積されたポ
イント数がeを越えている場合、ポイント数をeポイン
トの部分とeポイント未満の部分とに分け、eポイント
の部分にはαをかけ、eポイント未満の部分にはβをか
けてトータルの評価換金額としてもよい。
【0017】また、上記の所定の値eをe1,e2……
と複数設け、評価換金する比率を累進的にすると、購買
意欲をさらに促進できる。顧客が換金した金額を上記の
bで割って、事務局から購入するポイントに換算し、当
該加盟店のデータ記録装置に加算登録すれば、精算が容
易になる。また、ポイントカードに評価換金額を登録で
きる評価換金額記憶部を設ければ、ポイント数が更新さ
れるごとにその時点における評価換金額を更新記入する
ことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るポイントカー
ドシステムを添付図面に基づいて説明する。図1は、本
発明のシステムを表す説明図で、オンラインシステムを
採用している。本発明のシステムを構成するものは、ポ
イントカード10と、カード端末機20及び中央処理装
置31である。
【0019】ポイントカード10は、図1で示すよう
に、プラスチックのカードに磁性材を塗布した帯状部分
からなるポイント記憶部11と評価換金額記憶部12と
を有する1枚の磁気カードである。しかし、同一のカー
ドに両記録部を形成する必要はなく、ポイント記憶部1
1及び評価換金額記憶部12を別個のカード(プリペイ
ドカード又は商品券と類似する金券カード)にすること
もできる。また、評価換金額記憶部12を設けないこと
にしてもよい。
【0020】ポイント記憶部11は、ポイント数を記録
し、書き換え及び消去できる。評価換金額記憶部12
は、ポイント記憶部11の機構と同様なもので、ポイン
ト数の代わりに金額を記録する。このポイントカード1
0は、磁気カードに限定されず、ICカード、プラスチ
ックカード、PETカード等でもよく、また、顧客の氏
名・住所等のデータをも記録できるようにするのが望ま
しい。
【0021】カード端末機20は、コンピュータを主体
としたもので、図2で示すように、カード挿入口21、
読取装置22、書込装置23、演算装置24、データ記
録装置25及び入力装置26とから構成されている。カ
ード挿入口21は、ポイントカード10をカード端末機
20内に設けられている読取装置22及び書込装置23
に送り込むための部分で、カードの送り込み装置と排出
装置とを備えている。読取装置22は、ポイントカード
10に記録されているポイント数や個人データ等の磁気
情報を読みとるための装置であり、書込装置23は、入
力装置26で入力し、演算装置24で処理された情報を
ポイントカード10のポイント記憶部11及び評価換金
額記憶部12に書き込むための磁気記録装置である。演
算装置24は、コンピュータのCPUからなり、入力装
置に入力された情報を処理する部分で、具体的には、金
額に対するポイントを換算し、又はポイント数に対する
金額を換算する。データ記録装置25は、コンピュータ
のハードディスクやフロッピーディスク等の記録媒体か
らなり、事務局から購入したポイント数を登録し、顧客
40が提出するポイントカード10にポイントを付加し
た場合、付加したポイント数がこのデータ記録装置25
に記録されている手持ちポイント数から差し引かれる。
入力装置26は、コンピュータのキーボード等からな
り、購買額等の情報を入力するための装置である。
【0022】カード端末機20は、商店街の組合等に加
盟している加盟店27それぞれに設置されており、加盟
店27毎にそれぞれの情報を管理している。カード端末
機20は、まず、カード挿入口21にポイントカード1
0を挿入し、ポイントカード10に記録されている情報
を読取装置22を用いてディスプレイ等に出力する。商
品等の販売額を入力装置26を用いて入力し、入力され
た情報は、演算装置24によって対応するポイント数に
換算され、換算されたポイント数と、予めポイントカー
ド10に記録されていたポイント数の合計を算出する。
算出されたポイント数は、書込装置23によってポイン
トカード10に記録される。また、商品等の販売額に対
応するポイント数は、データ記録装置25に登録されて
いる端末機の手持ちポイント数から差し引かれる。これ
によって、加盟店27は、自動的に現在残っている手持
ちポイント数を確認できる。
【0023】中央処理装置31は、商店街の組合等の本
部である事務局30に設置されたホストコンピュータ
で、各加盟店27それぞれの手持ちポイントの残量や顧
客情報等を管理している。
【0024】中央処理装置31とカード端末機20と
は、オンラインであっても、オフラインであってもよ
く、各加盟店27から事務局が必要とする情報を収集可
能であればよい。たとえば、オンラインの場合は、加盟
店27で商品等を購入した際に、購入額に相当するポイ
ント数を、カード端末機20を用いてポイントカード1
0に記録すると同時に、その記録情報が電話回線等を使
って中央処理装置31に送られ、管理される。また、オ
フラインの場合は、1カ月間の情報を各加盟店に設置さ
れているカード端末機20のデータ記録装置25に記録
し、記録した情報をフロッピーディスク等で蓄積し、蓄
積した情報を事務局30の職員が1カ月毎に上記フロッ
ピーディスクを回収することによって、オンラインと同
様に情報を管理及び処理できる。
【0025】次に、図3に基づき、本発明に係るポイン
トカードシステムの実施例を具体的に説明する。まず、
事務局30は、各加盟店27に対して、例えば、1ポイ
ント3円でポイントを販売する(矢印1)。その都度、
各加盟店27は、購入したポイント数をカード端末機2
0に加算登録する。1ポイントが3円のとき、ある加盟
店27が1,000ポイント購入した場合には、3,0
00円を事務局に支払い、1,000ポイントを自分の
店のカード端末機20に加算登録することとなる。
【0026】顧客40が加盟店で初めて商品等を購入し
た場合には、加盟店は、白紙状態のポイントカードに、
購入額に対応するポイント数や、顧客の姓名等の個人情
報を記録してから顧客に渡す。次回から、同一の顧客が
いずれかの加盟店で商品等を購入した場合には、前回渡
されたポイントカード10を提出して購入額に対応する
ポイント数を前回までのポイント数に加算し、合計のポ
イント数をポイントカード10に記録してもらう。この
様にして、ポイントカード10に記録されているポイン
ト数を集める(矢印2)。
【0027】たとえば、購入額100円につき1ポイン
トを付与すると規定している場合は、10,000円の
商品を購入すれば、10,000円/100円=100
ポイントを顧客が提出するポイントカード10に加算す
る。顧客40のポイントカード10に、既に420ポイ
ントが記録されている場合には、420+100=52
0ポイントを記録する。もちろん、顧客40に付与する
ことができるポイント数は、当該カード端末機20に記
録されている手持ちポイント数の範囲内に限定される。
【0028】顧客40が、ポイントカード10を金券カ
ードとしてある加盟店27aで利用するには、まず、支
払いの際にポイントカードをその加盟店27aの店員に
渡す。加盟店27aは、自己の店のカード端末機20の
カード挿入口21にポイントカード10を挿入し、読み
取り装置22でポイント数を読み取る。所定の値として
500ポイントが設定されており、ポイント数が上記の
520ポイントで、1ポイントあたり2円の比率で評価
換金すると規定している場合、演算装置24が500×
2=1,000円を評価換金額として算出する。店員
は、顧客の購入金額からこの1,000円を差し引き、
書込装置23がポイントカードのポイント数を残りの2
0ポイントに更新する。
【0029】顧客40が端数の20ポイントについても
換金を望む場合は、上記の換算率2円/ポイントを、例
えば、1円/ポイントとして20×1=20円の金額を
購入金額からさらに差し引く。端数の換金率について
は、500ポイントを越えた場合は全ポイントを同一換
算率で換金する方法と、500ポイントの部分と端数と
を異なる換算率で評価換金する方式を採ることが可能で
ある。これは、ポイント数が所定の値の500ポイント
に満たない場合でも行われる。したがって、顧客が次回
の購入予定が全くない場合にもサービスが受けられるこ
とになり、サービスの向上を図ることができる。
【0030】なお、ポイント数が所定の値である500
を越えている場合は、上記の端数20ポイントの部分の
換算比率をも一律2円/ポイントとして計算し、104
0円を購入金額から差し引いてもよい。また、上記の所
定の値を、例えば、500、800、1,000のよう
に複数設け、500ポイントで評価換金額を1,000
円(2円/ポイント)、800ポイントで17,60円
(2.2円/ポイント)、1,000ポイントで2,4
00円(2.4円/ポイント)のように累進的な比率に
することができる。このようにすると、顧客の購買意欲
が促進される。さらに、ポイントカードのポイントが更
新される度に、演算装置24がそのポイントに対する評
価換金額を演算し、書込装置23で評価換金額記憶部1
2に記憶させておくこともできる。そのような構成にす
ると、1円単位で使用することが可能となる。
【0031】金券カードとしてポイントカード10を使
用した場合の使用金額は、入力装置26に入力される
と、その金額が演算装置24によって、事務局30から
ポイントを購入する際の比率でポイントに換算され、そ
の換算されたポイント数が、端末機20の手持ちポイン
ト数に加算登録される(矢印6)。例えば、顧客40
が、1,000円の金額が書き込まれたポイントカード
10を用いて900円の商品を購入した場合、利用額9
00円をカード端末機20に入力する。上記ポイントカ
ード10は、900円分使用したので、残額の100円
に書き換えられる。その際、カード端末機20に入力し
た900円は、加盟店27が事務局30からポイントを
購入する際の1ポイント3円で割られ、900円/3円
=300ポイントが、当該端末機20の手持ちポイント
数に加算されることになる。これにより、加盟店が顧客
に対して配布できる手持ちポイント数が増加することに
なる。
【0032】顧客40が獲得したポイントを金額に換算
する際の比率(価格)は、加盟店21が事務局から購入
する価格より安く設定し、その差額を事務局の運営費に
充てることとなる。従来は、図3の矢印6の部分、すな
わち、顧客がポイントカードで使用した金額を、事務局
から購入するポイントに換算できなかったので、絶えず
事務局からポイントを購入して端末機に補充しておかな
ければならなかったが、本発明により、事務局からポイ
ントを購入する周期を延ばすことが可能になった。した
がって、ゴールデンウィークや正月等のように、事務局
が長期に休む場合には、従来、各加盟店は、その間のポ
イントを予め購入しておかなければならなかったのが、
本発明により、その必要性が大幅に低下した。
【0033】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、従来は所定のポイント数に達しなければサービスを
受けられなかったのが、少ないポイントでも換金できる
ようになったので、顧客に対するサービスを向上させる
ことができる。また、換金する比率を累進的にすれば、
顧客の購買意欲を促進することができる。一方、事務局
にとっては、加盟店が回収した金券カードに対して金銭
を支払っていた事務処理が不要になったので、事務局の
作業が簡単になった。
【0034】また、加盟店にとっては、金券カードを利
用した金額を事務局から購入するポイント数に変換して
カード端末機に加算登録できるので、事務局からポイン
トを購入する回数を少なくできる。また、顧客が金券カ
ードで購入した金額が、その場で手持ちポイントに換算
できるので、清算が非常に簡単になった。さらに、1円
単位で使用できるようにすれば、顧客にとっても無駄が
なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のポイントカードシステムの1実施例の
構成を示す図である。
【図2】ポイントカードシステムに使用されるカード端
末機の構成を示す図である。
【図3】本発明のポイントカードシステムの作用を説明
する図である。
【図4】従来のポイントカードシステムの作用を説明す
る図である。
【符号の説明】
10 ポイントカード 11 ポイント記憶部 12 評価換金額記憶部 20 カード端末機 21 カード挿入口 22 読取装置 23 書込装置 24 演算装置 25 データ記録装置 26 入力装置 27 加盟店 30 事務局 31 中央処理装置 40 顧客

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】購入金額から算出されるポイント数を記憶
    するポイント記憶部を備えたポイントカードと、 ポイントカードの読取装置と、ポイントカードへの書込
    装置と、売り上げ金額などを入力する入力装置と、各デ
    ータを記憶するデータ記録装置と、ポイントと金額との
    換算を行う演算装置と、を備えたカード端末機と、から
    なり、 事務局から購入したポイントを上記入力装置から入力し
    て上記データ記録装置に加算登録し、 上記入力装置に入力された顧客の購入金額から上記演算
    装置が所定の数式に基づいてポイント数を算出し、上記
    読取装置が読みとったポイント数に加算して、上記書込
    装置によってポイントカードのポイント数を更新し、 顧客が一加盟店に上記ポイントカードを示して、上記ポ
    イント数について評価換金を求めた場合、上記ポイント
    数が所定の値以上の場合と未満の場合とに分けて、あら
    かじめ決められた異なる比率で全ポイントを同一換算率
    で評価換金することを特徴とするポイントカードシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記ポイント数が所
    定の値以上の場合、該ポイント数を所定の値の部分と所
    定の値未満の部分とに分け、それぞれの部分を異なる比
    率で評価換金することを特徴とするポイントカードシス
    テム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、上記所定の値を複数
    個設定し、評価換金する比率を累進的にしたことを特徴
    とするポイントカードシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかにおいて、上
    記演算装置が顧客の換金した金額を、事務局から購入す
    るポイントに換算して上記データ記録装置に加算登録す
    ることを特徴とするポイントカードシステム。
  5. 【請求項5】 請求項4において、上記事務局に設置さ
    れ、上記カード端末機による商品等の売上状況及びポイ
    ントの残存状況等の情報を各店舗毎に管理し、顧客別に
    処理できる中央処理装置が、上記カード端末機と、電話
    回線等を用いてオンライン接続されていることを特徴と
    するポイントカードシステム。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれかにおいて、上
    記ポイントカードが金額を記憶する評価換金額記憶部を
    備え、該評価換金額記憶部に、上記演算装置がポイント
    数から換算した評価換金額を更新登録することを特徴と
    するポイントカードシステム。
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