JPWO2009028397A1 - 貯血槽 - Google Patents

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Abstract

心内血流入ポート(50)及び薬液注入ポート(72)と連通し、心内血流入ポートからの血液及び薬液注入ポートからの薬液をカーディオトミー部(2)内に流入させる導管(90)が、カーディオトミー部2内に上方から下方に向かって挿入されている。導管内に、血液が流れる血液流路(93)と薬液が流れる薬液流路(95)とが互いに独立して形成されている。上下方向において、血液流路を形成する血液導管部(94)の下端は、薬液流路を形成する薬液導管部(96)の下端よりも下側に位置している。これにより、血液の流れによって薬液流路に負圧が生じることがない。また、薬液のカーディオトミー部に対する流入抵抗を小さくすることができる。

Description

本発明は、心肺手術等を行う際に使用される体外血液循環回路において、体外循環中の血液を一時的に貯留する貯血槽に関する。特に、心内血を濾過するカーディオトミー部を内蔵した貯血槽に関する。
心臓手術等を行う場合、患者の心臓や肺の機能を代替するための血液ポンプや人工肺を備えた体外血液循環回路が用いられる。体外血液循環回路には、患者の静脈から脱血された静脈血を一時的に貯留して循環回路血液量を調整するための貯血槽(「静脈血貯血槽」と呼ばれることがある)や、術野に溢れた血液(心内血)を吸引して回収して一時的に貯留するための貯血槽(「心内血貯血槽」と呼ばれることがある)が設けられる。心内血は、静脈血に比べて、肉片、脂肪、凝血塊などの異物や気泡を多く含むので、心内血貯血槽には、異物を除去するためのフィルタと気泡を消泡するための消泡材とからなるカーディオトミー部が設けられる。静脈血と心内血とを共通する貯血槽に貯留することも広く行われている。
図13は、従来のカーディオトミー部900の一例の概略構成を示した断面図である。このカーディオトミー部900は、全体として略円筒形状を有するフィルタ910と、フィルタ910の内側に配置され、略円筒形状を有する消泡材920とを備える。フィルタ910の上下の端縁には、略円板形状を有する樹脂板931,932が接着されている。消泡材920は、上側の樹脂板931に接着されて保持されている。上側の樹脂板931の中央には貫通孔933が形成されている。貫通孔933には、心内血をカーディオトミー部900内に導入する導管935が挿入されている(例えば特許文献1参照)。
導管935の上流に混合容器940が接続されている。混合容器940内の空間は、隔壁943により、血液が流れる血液流路941と、薬液が流れる薬液流路942とに分割されている。混合容器940の下面に形成された開口944に導管935が接続される。隔壁943は開口944をほぼ2分割している。
術野から吸引された血液(心内血)951は、心内血流入ポート950、混合容器940内の血液流路941及び開口944、及び導管935を順に通過してカーディオトミー部900内に流入する。
また、カーディオトミー部900内の血液に薬液を投与する場合には、薬液961は、薬液注入ポート960に注入され、混合容器940内の薬液流路942及び開口944、及び導管935を順に通過してカーディオトミー部900内に流入する。
特開2002−165878号公報
一般に、血液951の流量は薬液961に比べて大きいので、開口944の近傍の血液951の流れによって導管935がいわゆるアスピレータを構成し、薬液流路942内が負圧となる。薬液流路942内が負圧になると、薬液961の流量などの制御が困難になるなどの問題が生じる。
また、薬液961のカーディオトミー部900に対する流入抵抗は小さい方が望まれる。
本発明は、上記の従来の問題を解決し、血液及び薬液をカーディオトミー部内に流入させる導管を備えた貯血槽において、血液の流れによって薬液流路に負圧が生じるのが抑制され、且つ、薬液のカーディオトミー部に対する流入抵抗が小さな貯血槽を提供することを目的とする。
本発明の貯血槽は、上部に心内血流入ポート及び薬液注入ポートを備え、下端に血液流出ポートを備えたハウジングと、前記ハウジング内に配置されたカーディオトミー部と、前記心内血流入ポート及び前記薬液注入ポートと連通し、前記心内血流入ポートからの血液及び前記薬液注入ポートからの薬液を前記カーディオトミー部内に流入させる導管とを有する。前記導管が、前記カーディオトミー部内に上方から下方に向かって挿入されている。
前記導管内に、前記血液が流れる血液流路と前記薬液が流れる薬液流路とが互いに独立して形成されている。
上下方向において、前記血液流路を形成する血液導管部の下端は、前記薬液流路を形成する薬液導管部の下端よりも下側に位置している。
本発明の貯血槽では、導管内に、血液が流れる血液流路と薬液が流れる薬液流路とが互いに独立して形成されているので、血液の流れによるアスピレータ効果は発生せず、従って薬液流路に負圧が生じることがない。
また、上下方向において、血液導管部の下端が薬液導管部の下端よりも下側に位置しているので、薬液のカーディオトミー部に対する流入抵抗を小さくすることができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る貯血槽の概略構成を示した斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態1に係る貯血槽の概略構成を示した側面断面図である。 図3は、図1に示した本発明の実施の形態1に係る貯血槽に内装されるサポート部材の斜視図である。 図4は、本発明の実施の形態1に係る貯血槽において、カーディオトミー部に流入する血液及び薬液の流路を示した概略断面図である。 図5Aは、本発明の実施の形態1に係る貯血槽に使用されるカーディオトミー部の側面図である。 図5Bは、図5Aの5B−5B線に沿った矢視断面図である。 図5Cは、図5Aの5C−5C線に沿った矢視断面図である。 図6Aは、本発明の実施の形態1に係るカーディオトミー部を構成するフィルタの斜視図である。 図6Bは、図6Aに示したフィルタの側面図である。 図6Cは、図6Aに示したフィルタの上面図である。 図7は、本発明の実施の形態1に係るカーディオトミー部を構成するフィルタを製造するための一工程を示した斜視図である。 図8は、本発明の実施の形態1に係るカーディオトミー部を構成するフィルタを製造するための一工程を示した斜視図である。 図9は、本発明の実施の形態2に係る貯血槽において、カーディオトミー部に心内血を流入させる血液導管部の下端に形成されたスリットを示した斜視図である。 図10は、本発明の実施の形態2に係る貯血槽において、カーディオトミー部に心内血を流入させる血液導管部の下端が血液中に没した状態を示した断面図である。 図11は、本発明の別の実施形態に係る貯血槽において、カーディオトミー部に心内血を流入させる血液導管部の下端近傍に形成された貫通孔を示した斜視図である。 図12は、実施例1において使用した、心内血流入ポート及び薬液注入ポートから導管に至る流路模型の断面図である。 図13は、従来のカーディオトミー部の一例の概略構成を示した断面図である。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係る貯血槽5の概略構成を示した斜視図、図2はその側面断面図である。この貯血槽5は、ハウジング本体31とハウジング本体31の上部に載置された蓋体36とからなるハウジング30を備える。
ハウジング本体31は、その底面の中心から外れた一部が下方に突出して形成された貯血部32と、貯血部32の下端に設けられた、血液が流出する血液流出ポート33とを備える。ハウジング本体31の下面には、手術室に立設された支柱の上端を挿入することで貯血槽5を保持するための固定用穴34が形成されている。
蓋体36には、心内血が流入する複数の心内血流入ポート50と、静脈血が流入する静脈血流入ポート51とが取り付けられている。更に、蓋体36には、薬液等を血液に混入するための複数の薬液注入ポート71,72、緊急に大量の薬液を血液に混入させたり、カーディオトミー部2のフィルタ10が目詰まりにより使用できなくなった場合に代替のカーディオトミー部を通過させた血液を流入させたりするためのサービスポート73、貯血槽5内の圧力を調整するための排気ポート74、貯血槽5内の圧力が異常な陽圧又は陰圧になるのを防止するための圧力調整弁75等が設けられている。静脈血流入ポート51には、静脈血の温度を測定するための温度プルーブ52が突き刺されている。
静脈血流入ポート51には体外血液循環回路の脱血ラインのチューブが接続され、心内血流入ポート50には心内血吸引ラインのチューブが接続される。血液流出ポート33には体外血液循環回路の送血ラインのチューブが接続される。薬液注入ポート71,72には所定の薬液パックに接続された薬液注入ラインのチューブが接続される。薬液注入ポート71から流入した薬液はカーディオトミー部2内を通過せずに貯血部32内に流入し、薬液注入ポート72から流入した薬液はカーディオトミー部2内を通過した後、貯血部32内に流入する。サービスポート73には各種ラインのチューブが接続される。温度プルーブ52には温度計測機器と接続された電気配線が接続される。
ハウジング30内には、静脈血濾過網47を保持するサポート部材40が収納されている。図3は静脈血濾過網47を保持していない状態のサポート部材40を示した斜視図である。サポート部材40は、略升形状を有するカップ状部41と、カップ状部41の一側面に形成された格子状フレームからなる枠状部45とを備えている。カップ状部41の底面には溝43が形成されている。枠状部45は、ハウジング本体31の貯血部32内に挿入されるように、カップ状部41よりも下方に延びている。枠状部45の側面に形成された開口を塞ぐように、静脈血濾過網47が枠状部45に固定保持される。枠状部45の開口は、枠状部45の上下方向のほぼ全範囲にわたって延設されており、その下端は血液流出ポート33近傍にまで達している。
静脈血濾過網47は、血液中の異物や気泡を除去するフィルターとしての機能を有していれば、その構成及び材料に特に制限はなく、公知のものを適宜選択して使用することができる。例えば、静脈血濾過網47として多数の微細な開口を有するスクリーンフィルタを用いることができる。
静脈血流入ポート51と静脈血導入管80の上端とが蓋体36を介して接続されている。静脈血導入管80は、カップ状部41の溝43に嵌め込まれ、カップ状部41から枠状部45へとサポート部材40の内側を案内され、その下端の開口は、貯血槽5の最低血液面レベルBよりも下側に位置している。
心内血流入ポート50の下側には、カーディオトミー部2がサポート部材40内に配置されている。カーディオトミー部2は、全体として袋形状(または、コーヒー抽出の際に使用される紙製のコーヒーフィルタに類似した形状)を有するフィルタ10と、フィルタ10の内側に配置された消泡材20と、フィルタ10及び消泡材20の上端に接着された樹脂板60とを備える。樹脂板60の略中央には貫通孔61が形成されている。貫通孔61には、上方から導管90が挿入されている。導管90は、蓋体36に設けられた複数の心内血流入ポート50及び複数の薬液注入ポート72と連通している。フィルタ10の下端(折り曲げ部)11aはカップ状部41の底面に接触しており、これにより、カーディオトミー部2から流出した血液の泡立ちを低減している。
貯血槽5内の血液の流れを簡単に説明する。患者の静脈から脱血された静脈血は、静脈血流入ポート51及び静脈血導入管80を順に通過して、静脈血導入管80の下端の開口から流出し、静脈血濾過網47を通過し、血液流出ポート33から流出する。また、患者の術野から吸引された心内血は、心内血流入ポート50、導管90、及びカーディオトミー部2を順に通過して、サポート部材40内に流出し、静脈血濾過網47を通過し、血液流出ポート33から流出する。この過程で、血液は貯血部32内に一時的に貯留される。
図4は、心内血流入ポート50及び薬液注入ポート72からカーディオトミー部2に至る血液211及び薬液212の流路を示した概略断面図である。図4では、説明を簡単化するために、導管90に、心内血流入ポート50及び薬液注入ポート72がそれぞれ1本のみ連通している場合を示しているが、心内血流入ポート50及び薬液注入ポート72の一方又は双方が複数本連通していても同様である。蓋体36に設けられた容器200内の空間は、隔壁91により、血液(心内血)が流れる血液流路201と、薬液が流れる薬液流路202とに分割されている。心内血流入ポート50は血液流路201と連通し、薬液流入ポート72は薬液流路202と連通している。容器200の下面に導管90が接続されている。隔壁91は導管90内にも延設されている。この結果、導管90内に、隔壁91を隔てて、血液(心内血)が流れる血液流路93と、薬液が流れる薬液流路95とが互いに独立して形成されている。導管90のうち、血液流路93を形成する部分を血液導管部94と呼び、薬液流路95を形成する部分を薬液導管部96と呼ぶ。血液導管部94及び薬液導管部96はいずれも半円筒形状を有し、これらが一体化された導管90は全体として円筒形状を有する。血液211は、心内血流入ポート50、容器200内の血液流路201、及び導管90内の血液流路95を順に通過してカーディオトミー部2内に流入する。また、薬液212は、薬液注入ポート72、混合容器200内の薬液流路202、及び導管90内の薬液流路95を順に通過してカーディオトミー部2内に流入する。
本実施の形態では、血液流路201,93と薬液流路202,95とが隔壁91を隔てて完全に分離され独立しているので、血液の流れ及び薬液の流れは互いに相手方に影響を及ぼさない。従って、図13に示した従来の貯血槽においてアスピレータ効果によって薬液流路942が負圧になるという問題は、本実施の形態では発生しない。
また、上下方向において、血液流路93を形成する血液導管部94の下端は、薬液流路95を形成する薬液導管部96の下端よりも下側に位置している。これは、以下の理由による。
上述したように、心内血は多くの気泡を含むので、カーディオトミー部2内において、気泡が血液面上に浮上する。浮上した気泡の多くは消泡材20に接触して破泡するが、一部は消泡材20で囲まれた空間内に盛り上がるように成長することがある。薬液導管部96の下端の開口がこのような気泡で覆われ塞がれると、薬液のカーディオトミー部2に対する流入抵抗が増加する。そこで、本実施の形態では、薬液導管部96の下端の上下方向位置は、なるべく気泡に接することがないように、高い位置に設定されている。
また、薬液導管部96の下端の開口が気泡で塞がれるか否かにかかわらず、薬液導管部96の長さが長くなるほど、薬液のカーディオトミー部2に対する流入抵抗が増加する。そこで、本実施の形態では、薬液導管部96の長さは、なるべく短く設定されている。
カーディオトミー部2に対する流入抵抗の観点からは、血液導管部94も、薬液導管部96と同様に短い方が好ましい。しかしながら、本実施の形態では、血液面上に気泡が盛り上がるように成長できる空間を血液導管部94を設けることで狭くするために、血液導管部94は、薬液導管部96よりも下方にまで長く延伸している。このような観点からは、上下方向において、血液導管部94の下端が消泡材20の下端と同一位置又はこれより下に位置していることが好ましい。
導管90の材料は、特に制限はなく、従来の導管935の材料と同じ材料、例えばポリカーボネートを使用することができる。導管90の寸法も特に制限はないが、その外径は8mm以上16mm以下、内径は6mm以上12mm以下、厚みは1.0mm以上2.0mm以下が好ましい。隔壁91の材料は、特に制限はなく、例えば導管90と同じ材料を用いることができる。
本実施形態の貯血槽5に搭載されるカーディオトミー部2について説明する。
図5Aは、カーディオトミー部2の側面図、図5Bは図5Aの5B−5B線に沿った矢視断面図、図5Cは図5Aの5C−5C線に沿った矢視断面図である。図6Aは、カーディオトミー部2を構成するフィルタ10の斜視図、図6Bはその側面図、図6Cはその上面図である。フィルタ10は、図6Bに示した第1方向801に沿ってプリーツ加工されたフィルタ部材11からなる。フィルタ部材11は、第1方向801と交差する第2方向802に沿って折り曲げられた折り曲げ部11aを有している。更に、フィルタ部材11は、第2方向802と交差するその一対の端縁11b,11cにてそれぞれシールされている。
フィルタ10の製造方法を以下に説明する。
最初に、図7に示すように、スクリーンフィルタ12の両側にサポート材13a,13bをそれぞれ重ね合わせて三層積層構造を有する長方形状のフィルタ部材11を作成する。
次に、図8に示すように、長方形状のフィルタ部材11の一辺と平行な第1方向801に沿って多数のプリーツを形成する。即ち、一定ピッチで、第1方向801と平行な方向に沿って山折りと谷折りとを繰り返して行う。
次に、フィルタ部材11の第1方向801における中間位置を通り、第1方向801と直交する第2方向802に平行な二点鎖線で示す折り曲げ線15に沿って、フィルタ部材11を矢印16a,16bの方向に折り曲げる。この際、例えば樹脂や金属等の硬質材料からなる治具の直線状の一端縁を折り曲げ線15に沿ってフィルタ部材11に押し付けて、治具と接触したプリーツの全ての山(尾根)を第2方向802のいずれか一方の側に変位させながら折り曲げると、容易且つ見映え良く折り曲げることができる。
次に、フィルタ部材11の第2方向802における両端縁をそれぞれシールして接合する。即ち、第2方向802において一方の側に位置する端縁11bのうち、折り曲げ線15に対して一方の側に位置する端縁部11b1と他方の側に位置する短縁部11b2とを重ね合わせてシールする。第2方向802において他方の側に位置する端縁11cも同様にシールする。シールの方法は特に制限はなく、フィルタ部材11の材料などを考慮して適宜選択すればよいが、例えばヒートシール法を用いることができる。この際、シールされる2つの部材(例えば端縁部11b1と短縁部11b2)の間に、塩化ビニルなどのシール性を向上させる材料を挟んでも良い。
かくして、図6A〜図6Cに示した、全体として袋形状(又は、コーヒー抽出の際に使用する紙製のコーヒーフィルタに類似した形状)を有するフィルタ10を得ることができる。
フィルタ10を構成するフィルタ部材11はスクリーンフィルタ12とこれを挟む一対のサポート材13a,13bとからなる三層積層構造を有している。スクリーンフィルタ12が相対的に高い機械的強度を有する一対のサポート材13a,13bで挟まれて保持されているので、スクリーンフィルタ12を所望する形状に維持することができる。また、フィルタ部材11に多数のプリーツが形成されているので、フィルタ部材11の表面積が増大し、濾過効率が向上し、フィルタ寿命を長くすることができる。
スクリーンフィルタ12は、血液が通過する際に血液中の異物を捕捉して除去する機能を有している。更に、気泡を捕捉する機能を有していても良い。このような機能を有するスクリーンフィルタ12としては、特に制限はなく、従来のカーディオトミー部に使用されていた公知のスクリーンフィルタを任意に選択して使用することができる。例えば、ポリエステル、ナイロン、ポリプロピレンなどの樹脂材料からなるメッシュフィルタを用いることができる。また、その孔径は、特に制限はないが、20〜50μmが好ましい。
サポート材13a,13bは、スクリーンフィルタ12の形状を維持するために用いられる。従って、スクリーンフィルタ12よりも高い機械的強度を有している必要がある。サポート材13a,13bとしては、特に制限はなく、従来のカーディオトミー部に使用されていた公知のサポート材を任意に選択して使用することができる。例えばポリプロピレンなどのヒートシール性が良好な材料からなるメッシュ部材を用いることができる。サポート材13a,13bの孔径は、スクリーンフィルタ12の孔径よりも大きいことが好ましい。
スクリーンフィルタ12及び/又はサポート材13a,13bに消泡剤(例えばシリコーン)をコーティングして気泡の消泡機能を付与しても良い。
図5A〜図5Cにおいて、樹脂板60は、フィルタ10の折り曲げ部11aとは反対側(上側)の端縁に、全周にわたって接着されている。樹脂板60の材料は特に制限はないが、例えばポリウレタンなどの接着剤を用いることができる。樹脂板60の平面形状は、図5A及び図5Bに示した例では長円形(即ち、陸上競技場のトラック(走路)状)であるが、これに限定されず、楕円形、円形、長方形など任意の形状を選択できる。樹脂板60を設けることより、フィルタ10の形状保持特性が向上する。樹脂板60には、血液が流入するための貫通孔61が形成されている。
消泡材20は、図5Cに示すように、フィルタ10の内側に、フィルタ10の内周面に沿って環状に設けられている。フィルタ10がプリーツ加工されていることにより、フィルタ10と消泡材20との間には隙間28が形成されている。図5Bに示すように、上下方向においては消泡材20はフィルタ10の上側の領域にのみ設けられており、消泡材20の上側端縁が樹脂板60に接着されることで消泡材20は樹脂板60に保持されている。消泡材20としては、接触した気泡を破泡させる機能を有していれば特に制限はなく、従来のカーディオトミー部に使用されていた公知の消泡材料を任意に選択して使用することができる。例えば、基層としてのポリウレタンの表面に消泡剤としてのシリコーンがコーティングされた材料を用いることができる。また、形態としては、連続気泡を有する発泡体、織物、編み物、不織布などを用いることができる。消泡材20は、単層であっても良いが、2層以上の積層構造を有していても良い。
(実施の形態2)
本実施の形態2は、血液導管部94の下端及びその近傍の構成において実施の形態1と異なる。以下、実施の形態1と異なる点についてのみ説明する。
図9は血液導管部94の下端を下方から見た斜視図である。図示したように、血液導管部94の側面に、その下端から上方に向かって延びる一対のスリット97が形成されている。一対のスリット97は、半円筒形状の血液導管部94の円筒面及び平坦面(すなわち、隔壁91)に同一の形状及び寸法で形成されている。
一対のスリット97の効果を説明する。
通常は、カーディオトミー部2に心内血を流入させる血液導管部94の下端は血液面よりも上に位置している。ところが、血液面レベルが何らかの理由により上昇し、血液導管部94の下端が血液中に没することがある。この場合、血液導管部94にスリット97が形成されていないと、血液導管部94を通じてカーディオトミー部2内に流入する血液の流入抵抗が増大する可能性がある。これに対して本実施の形態では、図10に示すように、血液導管部94の下端が血液100中に没しても一対のスリット97の一部が血液面上に露出していれば、血液導管部94を通じて流入する血液(心内血)101は一対のスリット97を通じて血液導管部94外に流出することができ、また、血液導管部94内の気圧が上昇するのを防止できる。従って、血液導管部94を通じてカーディオトミー部2内に流入する血液の流入抵抗が増大するのを抑制できる。このように、血液導管部94にスリット97を形成することで、血液面レベルが血液導管部94の下端よりも上に上昇した場合にも問題なく対応することができる。
血液導管部94に形成されるスリット97の長さ(血液導管部94の下端からスリット97の上端までの距離、図9参照)HSは、特に制限はないが、5mm以上30mm以下が好ましく、10mm以上20mm以下がより好ましい。スリット97の長さHSが上記の範囲より長いと、生成した気泡がスリット97から血液導管部94の外に漏れ出ることにより消泡材20と効果的に接触することができず、消泡特性が低下することがある。逆に、スリット97の長さHSが上記の範囲より短いと、スリット97による上記の効果が得られにくくなる。
また、血液導管部94に形成されるスリット97の幅(血液導管部94の周方向の寸法、図9参照)WSは、特に制限はないが、1mm以上5mm以下が好ましく、2mm以上3mm以下がより好ましい。スリット97の幅WSが上記の範囲より広いと、上述したスリット97の長さHSが長い場合と同じ理由により消泡特性が低下することがある。逆に、スリット97の幅WSが上記の範囲より狭いと、スリット97による上記の効果が得られにくくなる。
上記の説明では、血液導管部94に形成されるスリット97の数は2本であったが、本発明はこれに限定されず、1本または3本以上であっても良い。複数本のスリット97を設ける場合、全てのスリット97間で、その長さHS及び幅WSは同一である必要はなく、異なっていても良い。
血液導管部94の側面にスリット97を形成するのではなく、図11に示すように、血液導管部94の側面の、下端近傍の位置に貫通孔98を形成しても良い。貫通孔98がスリット97と同様に作用してスリット97と同様の効果を得ることができる。貫通孔98は複数個形成することが好ましい。貫通孔98は、血液導管部94の下端近傍の領域内に形成されていれば良く、特に制限はないが、血液導管部94の下端から30mm、更には20mm離れた地点より下端側の領域内に形成されることが好ましい。貫通孔98の開口形状、開口面積、個数、配置位置などは、血液導管部94を流れる血液量、想定される血液面レベルなどを考慮して適宜設定することができる。血液導管部94に、図9に形成したスリット97と図11に示した貫通孔98との両方を形成しても良い。
上記に示した実施の形態1,2は一例であって、本発明はこれに限定されず、種々の変更が可能である。
上述した実施の形態1,2では、スクリーンフィルタ12を含むフィルタ部材11をプリーツ加工し袋形状に形成したフィルタ10を用いたが、カーディオトミー部を構成するフィルタはこれに限定されない。例えば不織布をプリーツ加工することなく袋形状に形成したフィルタを用いることもできる。
上述したカーディオトミー部2の下端11aは直線状に形成されていたが、本発明はこれに限定されず、例えば曲線状であっても良い。カーディオトミー部を貯血槽に搭載したときに、下端11aと貯血槽内の部材(例えばカップ状部41の底面又は静脈血導入管80)との接触領域がなるべく大きくなるように、その部材の表面形状に沿うように下端11aが形成されるのが好ましい。下端11aと貯血槽内の部材との接触領域が増大することにより、カーディオトミー部から流出した血液は下端11aからこれが接触する部材上を流れて貯血部32に至るので、カーディオトミー部から流出した血液が泡立つのを防止できる。
上記のカーディオトミー部2では、消泡材20は樹脂板60に接着されて保持されていたが、消泡材20の保持方法はこれに限定されない。例えば、フィルタ10に対して消泡材20が下降しないように消泡材20の下端に設けられた治具で消泡材20を保持しても良い。
カーディオトミー部は、図5に示したような袋形状に形成されたフィルタを有するものに限定されず、例えば図13に示したような略円筒形状のフィルタ910を有するものであっても良い。但し、図5のカーディオトミー部2は、図13のカーディオトミー部900が有していた下側の樹脂板932を備えていないので、初期通液性に優れ、動的充填量および残血量を少なくすることができる。ここで、初期通液性は、導管90を通じてカーディオトミー部2に最初に充填液を流入させたときに、充填液がフィルタ10外に流出し始めるまでに必要な充填液量によって判断される。初期通液性が優れることにより、体外血液循環回路を充填するのに必要な血液量、即ち回路充填量が減少する。回路充填量が減少すると、患者体内から体外へ移行する血液量が減少するので、患者負担が軽減する。動的充填量とは、循環前に存在する静的充填量と循環に必要な余分な液量との合計量であって、フィルタ10内に滞る液量等も含まれる。動的充填量が少ないことにより、回路充填量が減少するだけでなく、貯血槽内の貯血量の増減の応答性が向上し、血液面レベルの制御、調整をする上で施術者の負担が軽減される。残血とは、体外血液循環を停止後にカーディオトミー部2に残存する血液をいう。残血量が少ないことにより、患者への返血量が多くなるので、患者負担が軽減する。
本発明の貯血槽は、上述した貯血槽5のように静脈血と心内血とが流入する心内血貯血槽一体型静脈血貯血槽に限定されず、公知の如何なる貯血槽であっても良い。例えば、静脈血が流入しない心内血貯血槽であっても良い。
(実施例1)
図12に示すような心内血流入ポート50及び薬液注入ポート72から導管90に至る流路模型を透明樹脂であるポリカーボネートを用いて作成した。心内血流入ポート50は内径6.0mmの円筒、薬液注入ポート72は内径4.3mmの円筒、容器200は上下方向内寸法15mm、水平方向内寸法15mm、長手方向内寸法60mmの中空四角柱形状とした。容器200の底面の長手方向の中央位置に内径10.0mmの円筒形状の導管90を接続した。容器200及び導管90内の空間を2つに分割するように厚さ1.0mmの隔壁91を形成した。血液導管部94の長さLBは40.0mm、薬液導管部96の長さLMは5.0mmとした。
(比較例1)
隔壁91を容器200内にのみ形成し、導管90内には形成しない点、薬液導管部96の長さLMを血液導管部94の長さLBと同じ40.0mmにした点を除いて実施例1と同じ流路模型(図13参照)を作成した。
(評価)
気泡を含まない血液(温度25度)を、心内血流入ポート50から一定流量で流入させ、血液導管部94から流出させた。この血液の流入前及び流入中での容器200の薬液流路202内の圧力を、薬液注入ポート72に取り付けた水柱圧力計を用いて測定した。血液の流入前の圧力に対する流入中の圧力の変化量(流入中圧力−流入前圧力)を求めた。
血液流量が、1.0×10-33/分、2.0×10-33/分のとき、薬液流路202内の圧力変化量は、実施例1ではいずれも0Paであったのに対して、比較例1では順に−29.4Pa、−245Paであった。これより、実施例1のように導管90内に隔壁91を設けることにより、カーディオトミー部に血液が流入することによって薬液流路202内の圧力が低下するのを防止できることを確認した。
以上に説明した実施の形態及び実施例は、いずれもあくまでも本発明の技術的内容を明らかにする意図のものであって、本発明はこのような具体例にのみ限定して解釈されるものではなく、その発明の精神と請求の範囲に記載する範囲内でいろいろと変更して実施することができ、本発明を広義に解釈すべきである。
本発明は、心肺手術等を行う際に使用される体外血液循環回路中に設けられる貯血槽として広く利用することができる。

Claims (4)

  1. 上部に心内血流入ポート及び薬液注入ポートを備え、下端に血液流出ポートを備えたハウジングと、
    前記ハウジング内に配置されたカーディオトミー部と、
    前記心内血流入ポート及び前記薬液注入ポートと連通し、前記心内血流入ポートからの血液及び前記薬液注入ポートからの薬液を前記カーディオトミー部内に流入させる導管とを有し、
    前記導管が、前記カーディオトミー部内に上方から下方に向かって挿入された貯血槽であって、
    前記導管内に、前記血液が流れる血液流路と前記薬液が流れる薬液流路とが互いに独立して形成されており、
    上下方向において、前記血液流路を形成する血液導管部の下端は、前記薬液流路を形成する薬液導管部の下端よりも下側に位置していることを特徴とする貯血槽。
  2. 前記血液導管部の下端から上方に向かって延びるスリットが前記血液導管部の側面に形成されており、または、前記血液導管部の側面であってその下端近傍の位置に貫通孔が形成されていることを特徴とする貯血槽。
  3. 前記血液導管部の下端から前記スリットの上端までの長さHSが5mm以上30mm以下である請求項2に記載の貯血槽。
  4. 前記スリットの幅WSが1mm以上5mm以下である請求項2に記載の貯血槽。
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