JPWO2009011041A1 - 無線タグ及び無線タグの製造方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、インピーダンスの抵抗成分とリアクタンス成分とを独立にかつ容易に調整(制御)可能で小型化しやすい無線タグを提供することを目的とする。そのため、本発明の無線タグは、アンテナ導体(1)と、このアンテナ導体(1)と電磁誘導結合しうる第1の給電導体(21)と、前記第1の給電導体(21)と電気的に接続されたループ状の第2の給電導体(22)とをそなえる。

Description

本発明は、無線タグ及び無線タグの製造方法に関する。
無線通信システムの1つとして、RFID(Radio Frequency Identification)システムが知られている。このRFIDシステムは、一般に、無線タグ(RFIDタグとも呼ばれる)と、リーダライタ(RW)装置とを備え、RW装置から無線タグに対して無線通信により情報の読み書きが行なわれる。
無線タグには、無線タグ自体が内蔵する電源により動作するタイプ(アクティブタグと呼ばれる)のものと、RW装置からの受信電波を駆動電力として動作するタイプ(パッシブタグと呼ばれる)ものが知られている。
パッシブタグを用いたRFIDシステムの場合、無線タグは、RW装置からの無線信号を駆動電力として、内蔵するICやLSI等の集積回路を動作させて、受信無線信号(制御信号)に応じた各種処理を行なう。無線タグからRW装置への送信は、前記受信無線信号の反射波を利用して行なう。即ち、この反射波にタグIDや前記各種処理の結果などの情報をのせて、RW装置への送信を行なう。
なお、RFIDシステムには様々な周波数帯が利用されているが、最近では、UHF帯(860MHz〜960MHz)が注目されている。UHF帯は、既存の13.56MHz帯や2.45GHz帯に比べて長距離通信が可能である。日本国内では、952MHz〜954MHz帯が割り当てられている。
無線タグに用いられるアンテナに関する従来技術として、下記の特許文献1〜3及び非特許文献1に記載された技術がある。
特許文献1には、アンテナ能力を向上させたループアンテナを提供することを目的として、線状又は帯状の導電性部材がループ状をなしていると共に、一対の給電点を有するループアンテナ本体に加えて、所定条件を満足するアンテナ能力向上用導電部材(無給電素子)を有することが記載されている。
特許文献2には、複数の周波数帯域において通信を可能とする構成の無線タグを提供することを目的として、約1/2波長の長さでほぼ平行な対辺を持つループ形状で、前記ループ形状の一方の辺の中央部にて給電を受ける第1の導体部と、前記第1の導体部の近傍に配置されたライン形状の第2の導体部とで形成された無線タグが記載されている。
特許文献3には、狭帯域特性を改善するとともに、利得を向上させた無給電素子付きリングアンテナを提供することを目的として、少なくとも1個の基本リングアンテナ素子と、前記基本リングアンテナ素子を挟み、前記基本リングアンテナ素子の電界方向に配置される第1導体および第2導体から成る無給電素子とを備え、前記第1導体と第2導体の外側の両端部までの長さをLa、前記少なくとも1個の基本リングアンテナ素子の使用周波数foの自由空間波長をλoとするとき、0.3×λo≦La≦0.55×λoを満足することが記載されている。
非特許文献1には、ライン状(帯状)の放射素子(radiating body)と、前記放射素子の幅方向に距離dだけ離れた位置に設けられ、前記放射素子と誘導結合するループ状の給電素子(feed loop)とをそなえた無線タグアンテナが記載されている。
特開2000−77928号公報 特開2004−295297号公報 特開2006−33298号公報 H.-W.Son and C.-S.Pyo,"Design of RFID tag antennas using an inductively coupled feed",Electronics Letters,Vol.41,No.18,1st September 2005
無線タグのアンテナ(以下、タグアンテナともいう)とICやLSI等の集積回路とのマッチング(整合損)特性は、無線タグの性能(通信距離)を決める重要な要素である。
無線タグに用いられる前記集積回路のインピーダンス(Z=R+jX)は、例えば、実数部(抵抗成分R)=数十オーム(Ω)、虚数部(リアクタンス成分jX)=−j数百オーム程度であるから、タグアンテナは、このインピーダンスと整合(マッチング)させる、即ち、タグアンテナのインピーダンスと集積回路のインピーダンスとが複素共役の関係となるようにする必要がある。
また、無線タグは、その貼り付け対象(金属、プラスチック、紙類等)や近接物の影響によって整合状態が変化しやすい(つまり通信距離が変動しやすく、場合によっては通信不能となる)。
これらの理由から、無線タグには容易に整合調整できる構成が望まれる。
しかしながら、特許文献1〜3に記載の技術は、いずれもループ状のアンテナ素子(以下、アンテナパターンないしループアンテナともいう)の給電部に、集積回路が直接接続される構成(つまり、アンテナパターンと給電部とが一体化された構成)であり、アンテナパターンとチップ回路とのインピーダンス整合をとる(調整する)ことが非常に難しい。特に、インピーダンス(Z)の抵抗成分(R)とリアクタンス成分(X)とを独立に制御(調整)すること(つまりは、R及び/又はXの相違するあらゆる集積回路のインピーダンスと整合可能にすること)は極めて困難である。
なお、特許文献1及び3においてアンテナパターン近傍に設けられた無給電素子は、アンテナ利得の向上や散乱断面積の周波数特性の安定を目的として設けられているのであって、インピーダンス調整を目的としたものではない。一方、特許文献2においてアンテナパターン近傍に設けられた無給電素子(第2導体)は、インピーダンス調整用ではあっても、抵抗成分(R)とリアクタンス成分(X)とを独立に調整できるものではない(調整に関して開示も示唆もない)。
これに対し、非特許文献1には、抵抗成分(R)とリアクタンス成分(X)とを独立して変化可能な無線タグが記載されている。即ち、非特許文献1の(5a)式によれば、ライン状の放射素子とループ状の給電素子との間の距離d(相互インダクタンスM)に依存して抵抗成分Rを変化させることができ、同(5b)式によれば、ループ状の給電素子の長さ(Lloop)に依存してリアクタンス成分Xを変化させることができる。
しかしながら、当該非特許文献1の技術では、抵抗成分Rを変えるためには少なくとも前記距離dを変える、つまりは放射素子とループ状の給電素子との配置位置を変更しなければならないことになり、集積回路のインピーダンスによっては無線タグのサイズが増大してしまい、無線タグの小型化が困難になる。
また、無線タグには、例えば図16の(1)及び(2)に示すように、集積回路300の保護あるいは無線タグの補強のために前記集積回路300を被覆する保護(補強)部材400が設けられることがあるが、アンテナパターン100と集積回路300が接続される給電部とが一体化されている場合、当該保護部材400の縁(端部)がアンテナパターン100を横切る部分(交差部分)が生じ、この部分に折り曲げ負荷が集中しやすくなるため、当該部分でアンテナパターン100が断線しやすくなる。
本発明は、以上のような課題に鑑み創案されたもので、その目的の一つは、インピーダンスの抵抗成分とリアクタンス成分とを独立にかつ容易に調整(制御)可能で小型化しやすい無線タグを提供することにある。
また、他の目的の一つは、集積回路部分(給電部)を被覆する保護部材ないし補強部材によるアンテナパターンの断線を防止できるようにすることにある。
なお、前記目的に限らず、後述する発明を実施するための最良の形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本発明の他の目的の一つとして位置付けることができる。
前記目的を達成するために、本発明では、以下に示す無線タグを用いる。
(1)即ち、本発明の無線タグは、アンテナ導体と、前記アンテナ導体と電磁誘導結合しうる第1の給電導体と、前記第1の給電導体と電気的に接続されたループ状の第2の給電導体と、をそなえる。
(2)ここで、前記第1の給電導体は、ダイポールアンテナ形状、あるいはモノポールアンテナ形状を有していてもよい。
(3)さらに、前記のアンテナ導体と第1の給電導体と第2の給電導体とが、誘電体基板の一方の面にそれぞれ設けられてもよい。
(4)また、前記のアンテナ導体が、誘電体基板の一方の面に設けられるとともに、前記の第1及び第2の給電導体が前記誘電体基板の他方の面にそれぞれ設けられてもよい。
(5)さらに、前記無線タグは、前記アンテナ導体を避けて前記第1及び第2の給電導体を被覆する補強部材が設けられてもよい。
(6)また、前記第1の給電導体の、前記アンテナ導体と電磁誘導結合する部分の電気長が、前記アンテナ導体による送受信信号の波長の半分以下に設定されるのが好ましい。
(7)さらに、前記第2の給電導体の電気長は、前記アンテナ導体による送受信信号の波長よりも短いのが好ましい。
(8)また、本発明の無線タグの製造方法は、アンテナ導体を形成し、前記アンテナ導体と電磁誘導結合しうる第1の給電導体を形成し、前記第1の給電導体と電気的に接続されたループ状の第2の給電導体を形成する。
(9)ここで、前記第1の給電導体の、前記アンテナ導体と電磁誘導結合する部分の電気長を変えることで、前記アンテナ導体と、前記第1及び第2の給電導体と電気的に接続される集積回路とのインピーダンス整合が制御されてもよい。
(10)また、前記第2の給電導体の電気長を変えることで、前記アンテナ導体と、前記第1及び第2の給電導体と電気的に接続される集積回路とのインピーダンス整合が制御されてもよい。
前記本発明によれば、第1及び第2の給電導体のサイズを個別に変えることで、アンテナ導体との配置関係(距離)を変更することなく、抵抗成分とリアクタンス成分とを個々に制御(調整)することができる。したがって、インピーダンス整合が容易で小型化しやすい無線タグを実現することが可能となる。
また、アンテナ導体と、第1及び第2の給電導体とが物理的に分離しているので、個別の設計、製造が容易であり、インピーダンス整合の調整のための前記サイズ変更も容易に行なうことが可能である。
さらに、アンテナ導体と、第1及び第2の給電導体とが物理的に分離しているので、アンテナ導体を避けて保護ないし補強部材を設けることが容易であり、当該部材によるアンテナ導体の断線を防止することも容易となる。
本発明の一実施形態に係る無線タグの構成(導体パターン)を示す平面図である。 図1に示す無線タグの変形例を示す図である。 図2に示す無線タグのシミュレーション条件を説明する図である。 図3に示すシミュレーション条件でのアンテナインピーダンスと集積回路(タグLSI)インピーダンスとの関係を説明するスミスチャートである。 図3に示すシミュレーション条件での無線タグの周波数対利得特性を示すグラフである。 図3に示すシミュレーション条件での無線タグの周波数対通信距離特性を示すグラフである。 本実施形態に係る無線タグにおける第1のインピーダンス整合方法を説明する図である。 本実施形態に係る無線タグにおける第2のインピーダンス整合方法を説明する図である。 本実施形態に係る無線タグにおける第3のインピーダンス整合方法を説明する図である。 本実施形態に係る無線タグにおける第4のインピーダンス整合方法を説明する図である。 本実施形態に係る無線タグにおける第5のインピーダンス整合方法を説明する図である。 本実施形態に係る無線タグにおける第6のインピーダンス整合方法を説明する図である。 本実施形態に係る無線タグの製造方法を説明する図である。 図1及び図2に示す無線タグの変形例を示す平面図である。 図1及び図2に示す無線タグの変形例を示す平面図である。 従来技術の課題を説明する図である。
符号の説明
1 アンテナパターン(アンテナ導体)
2 給電パターン(整合パターン;給電部)
21 ラインパターン(ダイポール部;第1の給電導体)
22 ループパターン(第2の給電導体)
3 集積回路
4 誘電体(保護(補強)部材)
5 樹脂材
10a,10b 樹脂フィルム
11 誘電体(基板)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。ただし、本発明は、以下に示す実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できることはいうまでもない。
〔1〕一実施形態の説明
図1は本発明の一実施形態に係る無線タグの構成(導体パターン)を示す平面図で、この図1に示す無線タグ(以下、タグアンテナともいう)は、両端が複数回折り曲げ形成されたライン状(あるいは帯状)のアンテナパターン(アンテナ導体)1と、このアンテナパターン1の前記折り曲げ形成部分とそれ以外の直線部分とで囲まれる領域に設けられた、インピーダンス調整用の給電パターン(整合部)2と、この給電パターン2の給電部に電気的に接続されるICやLSI等の集積回路3(以下、タグLSI3と表記することもある)とをそなえる。なお、前記のパターン1,2は、例えば図3の(2)に模式的に示すように、無線タグの構成材料である誘電体(層)内に設けられる。
給電パターン(以下、整合パターンともいう)2は、アンテナパターン1で受信した電波を駆動電力として集積回路3に給電する、あるいは、集積回路3に内蔵された駆動電源からの電力をアンテナパターン1に供給する給電部として機能し、前記アンテナパターン1と高周波的に結合(電磁誘導結合)する2つのライン状(あるいは帯状)のパターン(ラインパターン;第1の給電導体)21と、当該ラインパターン21とそれぞれ連通し電気的に接続された、ループ(四角)状のパターン(ループパターン:第2の給電導体)22とをそなえる。
前記ラインパターン21は、それぞれ、ループパターン22の前記給電部(集積回路3)近傍から枝分かれして互いに反対方向にアンテナパターン1の前記直線部分と並行して延在する。当該ラインパターン21は、形状に着目すれば、本例においては、集積回路3に対して左右対称に設けられ、いわゆるダイポールアンテナと同等の形状を具備している。そのため、以下において、ラインパターン21をダイポール部21と表記することもある。もっとも、当該ラインパターン21は1本だけ設けてモノポールアンテナと同等の形状にしてもよい。
ただし、整合パターン2(ダイポール部21及びループパターン22)は、全体としてアンテナパターン1による電波送受にはほとんど寄与しないようにその寸法等を設定するのが好ましい。例えば、前記ループパターン22の全長は、アンテナパターン1により送受すべき電波の波長よりも十分に短い長さに設定し、アンテナパターン1と前記電磁誘導結合するダイポール部21の長さは、アンテナパターン1により送受すべき電波の波長の半分(半波長)以下に設定するのが好ましい。
したがって、整合パターン2は、アンテナ素子(放射素子)や、利得を稼いだり整合を調整したりするためにアンテナ素子近傍に配置される素子(無給電素子)とはその目的、機能が異なる(整合パターン2は「給電」パターンである点でも異なる)。なお、ダイポール部21の長さを半波長以下に設定するのは、後述するように、個々のダイポール部21を流れる電流の向きを同じにしてアンテナパターン1に対する給電(電磁誘導結合)を容易にする意味もある。
上述のごとく構成された無線タグでは、前記整合パターン2のダイポール部21の長さ(電気長)を変えると、主として、タグアンテナのインピーダンス(アンテナインピーダンス)の抵抗成分(R)、換言すれば、インピーダンスZの逆数であるアドミタンス(Y=G+jB)の実数部(コンダクタンス成分G)を変えることができ、ループパターン22のループ長(電気長)を変えると、主としてアンテナインピーダンスのリアクタンス成分(X)、換言すれば、アドミタンスYの虚数部(サセプタンス成分B)を変えることができる。なお、その詳細については後述する。
また、アンテナパターン1と整合パターン2とが物理的に分離(独立)しているから、給電パターン2とアンテナパターン1の寸法を独立に調整(制御)することが容易であり、例えば、整合パターン2は共通でアンテナパターン1のみを取り替える、あるいは、アンテナパターン1は共通で整合パターン2のみを取り替えることで、半田付けなどの工程を要することなく、タグアンテナのサイズを容易に変えることができる。したがって、無線タグを再利用する場合等において、アンテナパターン1あるいは整合パターン2の使いまわしが容易に可能となり、省資源化に大きく寄与する。
ところで、図1(図2の(1)も同じ)に示す無線タグの導体パターンは、例えば図2の(2)に示すように、アンテナパターン1、整合パターン2におけるループパターン22及びダイポール部21の少なくとも一部をクランク状に折り曲げ形成してもよい。
このようにすれば、アンテナパターン1と整合パターン2(主に、ダイポール部21)との電磁誘導結合部分の電気長を長くとることができるので、同じ外形寸法、共振周波数で、コンダクタンスをより大きくとることができる(点線枠参照)。したがって、並列抵抗成分の小さいタグアンテナにも対応することが可能である。
なお、アンテナパターン1及び整合パターン2(ダイポール部21及びループパターン22)は、勿論、図1に示す形状に限られない。所要コンダクタンスに応じて前記電磁誘導結合部分の所要電気長を確保できさえすれば、パターン形状は適宜変更することができる。
図2の(2)に示す構成を前提としたシミュレーション結果を図4〜図6に示す。ただし、各パターンの寸法は図3の(1)に示すとおりであり、パターン幅は全て1mm、パターン導電率σ2×106S/m、パターン厚み18μmとし、図3の(2)に示すように、厚さ0.75mmの誘電体(比誘電率=3.0、誘電損失0.01)でパターン両面を挟んだ構造とした。また、使用周波数は、800MHz〜1,100MHzの周波数帯とした。なお、簡単のため保護(補強)部材はモデル化していない。補強材と誘電体の電気的特性がほとんど同じであれば、通信特性に与える影響は少ない。
集積回路3のインピーダンスとタグアンテナのインピーダンス(以下、単に「アンテナインピーダンス」ともいう)とが複素共役の関係にあれば、集積回路3とタグアンテナとのインピーダンス整合がとれた状態にあるから、例えば図4に示すように、スミスチャート上でタグLSI3のインピーダンスが点線枠で示す範囲に存在する場合、当該範囲に対して複素共役の関係にある範囲でアンテナインピーダンスを変化させることができれば、少なくとも当該範囲のあらゆるインピーダンスのタグLSI3との整合をとることが可能となる。
そして、図5に示すように、無線タグの利得は、アンテナパターン1の長さ(電気長)が略半波長になったときに最大になる。結果として、図6に示すように、タグアンテナとして実用上十分な通信距離(読み取りレンジ)を得ることができる。なお、より周波数の高い領域で使用したい場合(例えば、日本での952〜954MHz)はタグアンテナ長(電気長)を短くすれば良く、逆に、より低い周波数帯で利用したい場合(例えば欧州での869MHz)はタグアンテナ長(電気長)を長くすれば良い。
ここで、図6に示す前記通信距離(r)は、以下の(1)式及び(2)式により計算することができる。
Figure 2009011041
λ :波長
t:リーダライタ(RW)のパワー
t:アンテナ利得
q :整合係数
Pth :集積回路3の最小動作パワー
r :タグアンテナ利得
c,Xc:集積回路3の抵抗(リアクタンスZc=Rc+jXc
a,Xa:タグアンテナの抵抗(リアクタンスZa=Ra+jXa
シミュレーションの計算条件は、次表1に示すとおりである。
Figure 2009011041
なお、前記表1において、Rcpは集積回路3のインピーダンスZcの逆数であるアドミタンス(Yc=1/Zc=G+jB)のコンダクタンス(G)成分相当、Ccpは集積回路3のアドミタンス(Yc)のサセプタンス(B)成分相当をそれぞれ表している。
次に、以下では、前記無線タグのインピーダンス調整方法について説明する。
(整合調整1)
図7の(1)のa,b,cに示すように、整合パターン2のループパターン22のサイズ(タグアンテナの幅方向(紙面上下方向)の長さ(電気長))を変えると、スミスチャート上のインピーダンス軌跡が図7の(2)に示すように変化する。
即ち、ループパターン22の前記幅方向の長さを短くすると、スミスチャート上でインピーダンス軌跡が反時計回りに回転(変化)する。これは、サセプタンス成分(B)の絶対値が大きくなることを意味する。したがって、ループパターン22の前記幅方向の長さを変えると、タグアンテナの入力サセプタンスを調整できることになる。
なお、スミスチャート上での前記インピーダンス軌跡の回転反時計回りの変化とともに、当該インピーダンス軌跡の描く円も小さくなっているが、これはつまりコンダクタンス成分(G)が小さくなることを意味する。したがって、ループパターン22の前記幅方向の長さを短くすると、タグアンテナの入力コンダクタンスも併せて調整することができることになる。ただし、コンダクタンス成分とサセプタンス成分とで変化の寄与度が大きい方を主とした整合調整が可能となる。
(整合調整2)
また、図8の(1)のa,b,cに示すように、整合パターン2のダイポール部(両ラインパターン)21の長さ(つまりは、主にアンテナパターン1と電磁誘導結合する部分の長さ(電気長))を変えると、スミスチャート上でインピーダンス軌跡が図8の(2)に示すように変化する。
即ち、各ダイポール部21の長さ(電気長)を短くすると、スミスチャート上でインピーダンス軌跡の描く円が小さくなる。これはつまり、ダイポール部21とアンテナパターン1との電磁誘導結合の結合度が弱まり、コンダクタンス成分(G)が小さくなることを意味する。
したがって、ダイポール部21の長さ(電気長)を変えることで、主にタグアンテナの入力コンダクタンスを調整することができる。
(整合調整3)
さらに、図9の(1)のa,b,cに示すように、整合パターン2のダイポール部21の一方のみの長さ(電気長)を変えた場合も、スミスチャート上でのインピーダンス軌跡は図9の(2)に示すように変化する。
即ち、ダイポール部21の一方の長さ(電気長)を短くすると、ダイポール部21とアンテナパターン1との電磁誘導結合の結合度が弱まり、スミスチャート上で前記インピーダンス軌跡の描く円が小さくなるから、コンダクタンス成分(G)が小さくなる。
したがって、ダイポール部21の一方の長さ(電気長)を変えることでも、主にタグアンテナの入力コンダクタンスを調整することができる。
(整合調整4)
また、図10の(1)のa,b,cに示すように、整合パターン2のループパターン22のサイズ(タグアンテナの長手方向(紙面左右方向)の長さ(電気長))を変えると、スミスチャート上でインピーダンス軌跡が図10の(2)に示すように変化する。
即ち、ループパターン22の前記長手方向の長さ(電気長)を短くすると、スミスチャート上でインピーダンス軌跡が反時計回りに回転(変化)する。これはつまり、サセプタンス成分(B)の絶対値が大きくなることを意味している。したがって、ループパターン22の前記長手方向の長さ(電気長)を変えることで、タグアンテナの入力サセプタンスを調整することができる。
なお、図10の(2)において、スミスチャート上での前記インピーダンス軌跡の反時計回りの変化とともに、当該インピーダンス軌跡の描く円も小さくなる(つまりはコンダクタンス成分が小さくなる)。したがって、ループパターン22の前記長手方向の長さを短くすると、タグアンテナの入力コンダクタンスも併せて調整することができることになる。ただし、コンダクタンス成分とサセプタンス成分とで変化の寄与度が大きい方を主とした整合調整が可能となる。
(整合調整5)
図11に示すように、アンテナパターン1を避けて、整合パターン2(ダイポール部21及びループパターン22)と集積回路3とをエポキシ樹脂等の誘電体4により被覆して保護(補強)する場合、当該誘電体(以下、LSI保護材ともいう)4の誘電率を変えることで、ダイポール部21及びループパターン22の電気長が変わるため、整合調整が可能である。
例えば、誘電体4の誘電率を高くすると、ループパターン22が長く見えるためサセプタンスの絶対値が小さくなり、ダイポール部21が長く見えるためコンダクタンスが大きくなる。なお、図11において符号5はタグアンテナ全体を被覆する樹脂材を示している。
計算例を図12に示す。図12では、(1)に示すように、誘電体4の比誘電率=1.5、誘電損失=0.0とした場合(モデルケースa)と、誘電体4の比誘電率=10.0、誘電損失=0.0とした場合(モデルケースb)の2つのモデルケースについてのシミュレーション結果を示しており、(2)にはスミスチャート上でのインピーダンス変化(使用周波数帯=800MHz〜1,100MHz)を示している。ただし、いずれのモデルケースa,bについても、タグアンテナ全体を被覆する樹脂材5の比誘電率=3.0、誘電損失tanδ=0.01としている。
図12の(2)から、誘電体4の誘電率を高くすると、スミスチャート上でのインピーダンス軌跡の描く円が大きくなることが分かる。また僅かに時計回りに回転(変化)していることが分かる。これは、ダイポール部21及びループパターン22とも長く見えるためサセプタンス成分の絶対値が小さくなることを意味する。また、ダイポール部21が長く見えるから、給電パターン2とアンテナパターン1との電磁誘導結合の結合度が強まり、結果として、コンダクタンス成分が大きくなることを意味している。
なお、前記LSI保護材4の誘電率は部分的に変えてもよい。例えば、ダイポール部21を被覆する部分と、ループパターン22を被覆する部分とで誘電率を独立に設定することもできる。このようにすれば、ダイポール部21の電気長とループパターン22の電気長とを個別に変えることができるから、タグアンテナの入力コンダクタンスと入力サセプタンスとを個々に調整することができることになる。
以上述べたように、本実施形態の無線タグによれば、給電パターン2のダイポール部21とループパターン22のサイズを個別に変えることで、アンテナパターン1との配置関係(距離など)を変更することなく、抵抗成分とリアクタンス成分(コンダクタンス成分とサセプタンス成分)とを個々に制御(調整)することができる。したがって、インピーダンス整合が容易で小型化しやすい無線タグを実現することが可能となる。
また、アンテナパターン1と、給電パターン2(ダイポール部21及びループパターン22)とが物理的に分離しているので、個別の設計、製造が容易であり、インピーダンス整合の調整のための前記サイズ変更も容易に行なうことが可能である。
さらに、アンテナパターン1と給電パターン2とが物理的に分離(独立)しているから、図11に示したように、アンテナパターン1を避けて、整合パターン2(ダイポール部21及びループパターン22)と集積回路3とを誘電体4により被覆して保護(補強)することが容易である。したがって、従来技術のように、LSI保護材4がアンテナパターン1を横切る部分が生じず、当該部分での断線を防止することができる。
(製造方法)
次に、上述したタグアンテナの製造方法について説明する。
その一つには、例えば、ポリエチレンテレフタラート(PET)等の樹脂フィルムやプリント基板等の誘電体(基板)の一方の面に、アンテナパターン1と給電パターン2とをそれぞれ形成する方法がある。各パターン1,2の形成順序についてはどちらが先でもよいし同時でもよい。その後、必要に応じて給電パターン2を保護(補強)部材で被覆する。また、必要に応じてタグアンテナ全体を所要の樹脂材で被覆する。
また、別の方法としては、樹脂フィルム,プリント基板等の誘電体(基板)の各面にアンテナパターン1と給電パターン2とを独立して形成する方法がある。即ち、誘電体基板の一方の面にアンテナパターン1を形成し、他方の面に給電パターン2を形成する。
例えば図13に示すように、(1)第1の樹脂フィルム10aの表面にアンテナパターン1を形成するとともに、(2)第2の樹脂フィルム10bの表面に給電パターン2を形成し、(3)これらのフィルム10a,10bの一方を誘電体(基板)11の一方の面に貼り付け、他方を当該誘電体11の他方の面に貼り付ける。
その後、必要に応じて給電パターン2を保護(補強)材で被覆する。また、必要に応じてタグアンテナ全体を所要の樹脂材で被覆する。
このようにすれば、タグアンテナの共振周波数を変えずに整合を調整したい場合、或いは整合を変えずに共振周波数を調整したい場合に、一方の面のパターン1,2についてだけ変更を行なえばよいから、コスト面で有利である。
〔2〕変形例
前記無線タグの導体パターンは、例えば図14に示すような形状としてもよいし、図15に示すような形状としてもよい。
図14に示す無線タグは、アンテナパターン1がコの字状に折り曲げられた形状(コの字パターン)を有し、当該コの字パターンの幅が一部狭く形成された部分において、ダイポール部21がアンテナパターン1と電磁誘導結合するように給電パターン2が設けられている。
ここで、本例においても、ダイポール部21の電気長は半波長以下に設定することで、各ダイポール部21を流れる電流の向きを同じ方向にすることができ、給電可能となる。このような配置にすることで、前述したように、インピーダンスの抵抗成分とリアクタンス成分とを独立にかつ容易に調整可能な無線タグを正方形に近い形状(60mm×50mm)で実現することができる。
一方、図15に示す無線タグは、アンテナパターン1に、いわゆるフォールデッドダイポールアンテナを採用し、給電パターン2と組み合わせた構成であり、当該アンテナパターン1の対向する長辺(長さは半波長ないし略半波長とするのが好ましい)とそれぞれL字上のダイポール部21が電磁誘導結合するよう給電パターン2が設けられている。
ただし、フォールデッドダイポールアンテナ1の対向する長辺には、同じ向きに電流を流す必要があるから、各ダイポール部21がアンテナパターン1と電磁誘導結合する直線部分の向きは、互いに逆方向に形成するのが好ましい。
以上詳述したように、本発明によれば、インピーダンスの抵抗成分とリアクタンス成分とを独立にかつ容易に調整(制御)可能で小型化しやすい無線タグを提供することができるから、無線通信技術分野や、物品の生産、在庫、流通管理などを行なう技術分野に極めて有用と考えられる。

Claims (10)

  1. アンテナ導体と、
    前記アンテナ導体と電磁誘導結合しうる第1の給電導体と、
    前記第1の給電導体と電気的に接続されたループ状の第2の給電導体と、
    をそなえたことを特徴とする、無線タグ。
  2. 前記第1の給電導体は、ダイポールアンテナ形状、あるいはモノポールアンテナ形状を有することを特徴とする、請求項1記載の無線タグ。
  3. 前記のアンテナ導体と第1の給電導体と第2の給電導体とが、誘電体基板の一方の面にそれぞれ設けられたことを特徴とする、請求項1記載の無線タグ。
  4. 前記のアンテナ導体が、誘電体基板の一方の面に設けられるとともに、前記の第1及び第2の給電導体が前記誘電体基板の他方の面にそれぞれ設けられたことを特徴とする、請求項1記載の無線タグ。
  5. 前記アンテナ導体を避けて前記第1及び第2の給電導体を被覆する補強部材が設けられたことを特徴とする、請求項1記載の無線タグ。
  6. 前記第1の給電導体の、前記アンテナ導体と電磁誘導結合する部分の電気長が、前記アンテナ導体による送受信信号の波長の半分以下に設定されたことを特徴とする、請求項1記載の無線タグ。
  7. 前記第2の給電導体の電気長は、前記アンテナ導体による送受信信号の波長よりも短いことを特徴とする、請求項1記載の無線タグ。
  8. アンテナ導体を形成し、
    前記アンテナ導体と電磁誘導結合しうる第1の給電導体を形成し、
    前記第1の給電導体と電気的に接続されたループ状の第2の給電導体を形成する、
    ことを特徴とする、無線タグの製造方法。
  9. 前記第1の給電導体の、前記アンテナ導体と電磁誘導結合する部分の電気長を変えることで、前記アンテナ導体と、前記第1及び第2の給電導体と電気的に接続される集積回路とのインピーダンス整合が制御されることを特徴とする、請求項8記載の無線タグの製造方法。
  10. 前記第2の給電導体の電気長を変えることで、前記アンテナ導体と、前記第1及び第2の給電導体と電気的に接続される集積回路とのインピーダンス整合が制御されることを特徴とする、請求項8記載の無線タグの製造方法。
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