JPWO2008117555A1 - 光学素子及び光学素子用金型の加工方法 - Google Patents

光学素子及び光学素子用金型の加工方法 Download PDF

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Abstract

段差部を介して複数に分割された光学機能面で形成された位相構造を光学面に有する光学素子において、光学機能面のスカルプチュアハイトよりも段差部のスカルプチュアハイトが低く形成されている。これにより、製作時間の長期化による形状精度の低下が防止される。

Description

本発明は、光学素子及び光学素子用金型の加工方法に関する。
近年、光ピックアップ装置用の対物レンズなどの高精度な光学素子においては、光学面に回折構造を形成して、当該構造による回折効果により光学特性を向上させることが行われている。ここで、回折構造は、一般的には溝構造であり、プラスチックを素材として射出成型等で光学素子を形成する場合には、その金型に、微細な溝形状を形成する必要がある。この金型に対する溝形状の形成時においては、例えば、特許文献1に示すようにNC加工機が用いられることがある。NC加工機による金型の加工法には、フライカット方式や、シェーパ方式などがある。
ここで、フライカット方式、シェーパ方式のいずれにおいても、金型の表面を所定のピッチで切削するために、加工後においてはその表面上に切削痕(スカルプ)として僅かな凹凸が形成されることになる。この凹凸の高低差が、光学素子表面のスカルプチュアハイトを形成することになる。
スカルプチュアハイトが所定の高さ以上であると、光学素子の光利用効率に問題をきたすために、従来では、金型を切削する際のピッチを狭くすることでスカルプチュアハイトを低くしたり、光学素子の表面に別の素材をコーティングすることでスカルプチュアハイトを目立たなくしたりする方法が提案されている。
特開平11−248906号公報
ところで、コーティングする方法であっても、コーティングする工程が追加されることになり、製造時間が長期化してしまう。これ以外にも、コーティングを均一にするための設備は高価であり、コート厚が0.2μmとなるのでサブマイクロオーダの構造物には適用できないという問題もある。
一方、切削時のピッチを狭くする方法であると、従来の設備がそのまま使用でき、コーティングも不要であるのでサブマイクロオーダの構造物にも適用することが可能であるが、ピッチを狭くするがゆえに、加工距離が増大化してしまい、製造時間が長期化してしまうことになる。製造時間が長期化すると、加工中の温湿度変化や気圧変化を長時間受けることになり、工具と金型の接触ポイントにずれが生じて形状精度劣化を引き起こしてしまう。
そこで、本発明の目的は、光学面中でも効率に高く寄与する部分とそうでない部分に対して切削に差をつけ、これにより工程時間を短縮して形状精度を向上させつつ、トータルの効率を最大限維持することである。
第1の形態は、
段差部を介して複数に分割された光学機能面で形成された位相構造を光学面に有する光学素子であって、
前記光学機能面のスカルプチュアハイトよりも前記段差部のスカルプチュアハイトが低く形成されていることを特徴としている。
第2の形態は、請求の範囲第1項記載の光学素子において、
前記光学機能面のスカルプチュアハイトは、50nm以上、300nm以下であり、
前記段差部のスカルプチュアハイトは、5nm以上、50nm未満であることを特徴としている。
第3の形態は、
段差部を介して複数に分割された光学機能面で形成された位相構造を光学面に有する光学素子であって、
前記光学面の中央部のスカルプチュアハイトよりも周辺部のスカルプチュアハイトが低く形成されていることを特徴としている。
第4の形態は、請求の範囲第3項記載の光学素子において、
前記光学面の中央部のスカルプチュアハイトは、50nm以上、300nm以下であり、
前記周辺部のスカルプチュアハイトは、5nm以上、50nm未満であることを特徴としている。
第5の形態は、
段差部を介して複数に分割された光学機能面で形成された位相構造を光学面に有する光学素子であって、
前記光学機能面のスカルプピッチよりも前記段差部のスカルプピッチが小さく形成されていることを特徴としている。
第6の形態は、請求の範囲第5項記載の光学素子において、
前記光学機能面のスカルプピッチは、当該光学機能面のスカルプチュアハイトが50nm以上、300nm以下となるように設定されており、
前記段差部のスカルプピッチは、当該段差部のスカルプチュアハイトが5nm以上、50nm未満となるように設定されていることを特徴としている。
第7の形態は、
段差部を介して複数に分割された光学機能面で形成された位相構造を光学面に有する光学素子であって、
前記光学面の中央部のスカルプピッチよりも周辺部のスカルプピッチが小さく形成されていることを特徴としている。
第8の形態は、請求の範囲第7項記載の光学素子において、
前記光学面の中央部のスカルプピッチは、当該中央部のスカルプチュアハイトが50nm以上、300nm以下となるように設定されており、
前記周辺部のスカルプピッチは、当該周辺部のスカルプチュアハイトが5nm以上、50nm未満となるように設定されていることを特徴としている。
第9の形態は、請求の範囲第3項,第4項,第7項,第8項のいずれか一項に記載の光学素子において、
前記周辺部は、前記光学面の有効径の直径2/3の同心円の周縁から前記有効径までの領域であり、なおかつ光軸法線と、当該領域における前記光学面との接線との角度が20度以上となる領域であることを特徴としている。
第10の形態は、
段差部を介して複数に分割された光学機能面で形成された位相構造を光学面に有する光学素子を成型するための光学素子用金型の加工方法において、
金型母材に対して前記段差部に対応する段差対応部を切削する際の切削条件と、前記金型母材に対して前記光学機能面に対応する光学機能面対応部を切削する際の切削条件とが異なっていることを特徴としている。
第11の形態は、請求の範囲第10項記載の光学素子用金型の加工方法において、
前記切削条件は、切削工具の前記金型母材に対する切削送りピッチであることを特徴としている。
第12の形態は、請求の範囲第11項記載の光学素子用金型の加工方法において、
前記段差対応部を切削する際の切削送りピッチは、前記光学機能面対応部を切削する際の切削送りピッチよりも小さいことを特徴としている。
第13の形態は、請求の範囲第12項記載の光学素子用金型の加工方法において、
前記光学機能面対応部を切削する際の切削送りピッチは、前記光学機能面のスカルプチュアハイトが50nm以上、300nm以下となるように設定されていて、
前記段差対応部を切削する際の切削送りピッチは、前記段差部のスカルプチュアハイトが5nm以上、50nm未満となるように設定されていることを特徴としている。
第14の形態は、請求の範囲第10項記載の光学素子用金型の加工方法において、
前記切削条件は、切削工具の工具先端半径であることを特徴としている。
第15の形態は、
段差部を介して複数に分割された光学機能面で形成された位相構造を光学面に有する光学素子を成型するための光学素子用金型の加工方法において、
金型母材に対して前記光学面の中央部に対応する中央対応部を切削する際の切削条件と、前記金型母材に対して前記光学面の周辺部に対応する周辺対応部を切削する際の切削条件とが異なっていることを特徴としている。
第16の形態は、請求の範囲第15項記載の光学素子用金型の加工方法において、
前記切削条件は、切削工具の前記金型母材に対する切削送りピッチであることを特徴としている。
第17の形態は、請求の範囲第16項記載の光学素子用金型の加工方法において、
前記中央対応部を切削する際の切削送りピッチは、前記周辺対応部を切削する際の切削送りピッチよりも小さいことを特徴としている。
第18の形態は、請求の範囲第12項記載の光学素子用金型の加工方法において、
前記中央対応部を切削する際の切削送りピッチは、前記中央部のスカルプチュアハイトが50nm以上、300nm以下となるように設定されていて、
前記周辺対応部を切削する際の切削送りピッチは、前記周辺部のスカルプチュアハイトが5nm以上、50nm未満となるように設定されていることを特徴としている。
第19の形態は、請求の範囲第15項記載の光学素子用金型の加工方法において、
前記切削条件は、切削工具の工具先端半径であることを特徴としている。
第20の形態は、請求の範囲第15項〜第19項のいずれか一項に記載の光学素子用金型の加工方法において、
前記周辺部は、前記光学面の有効径の直径2/3の同心円の周縁から前記有効径までの領域であり、なおかつ光軸法線と、当該領域における前記光学面との接線との角度が20度以上となる領域であることを特徴としている。
第21の形態は、請求の範囲第10項〜第20項のいずれか一項に記載の光学素子用金型の加工方法において、
前記金型母材に対する切削には、フライカット方式が用いられていることを特徴としている。
本発明によれば、光の利用効率に高く寄与する面(光学面の中央部や、段差部)だけ、スカルプチュアハイトが低く形成されているので、全ての面のスカルプチュアハイトを均一にした場合と比較しても、光学素子の金型を製造する際の切削距離を短くすることができ、製作時間の長期化を抑制することが可能となる。これにより、製作時間の長期化による形状精度の低下が防止される。
さらに、光の利用効率に高く寄与する面においては、スカルプチュアハイトが低く形成されているので、光学素子全体の光利用率を最大限維持することができる。
本実施形態に係る光学素子の概略構成を示す概念図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。 図1(b)の円S内の拡大図である。 切削工具にてフライカット若しくはシェーパ方式にてピックフィード加工を行った表面形状で、工具走査に垂直な方向の断面拡大図である。 本発明に係る光学素子用金型の加工方法を実行するための加工機の概略構成を表す説明図である 図4の加工機に備わる切削工具の概略を表す説明図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は(b)の円S3の拡大図である。 図4の加工機の変形例を表す説明図である。 図1の光学素子の中央部と周辺部とを表す説明図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。
符号の説明
1 光学素子
2 光学面
21 回折格子
22 段差部
23 光学機能面
24,25 スカルプ
26 有効径
27 同心円
28 光軸
29 光軸28に対する法線
30 接線
31 周辺部
32 中央部
100 加工機
101 金型母材
102 チャック
103 X−Yテーブル
104 切削工具
105 駆動テーブル
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
まず、本発明に係る光学素子について説明する。図1は、光学素子1の概略構成を示す概念図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。
ここで、「光学素子」としては、例えばレンズ、プリズム、回折格子光学素子(回折レンズ、回折プリズム、位相フィルタ、色収差補正素子等)、光学フィルタ(空間ローパスフィルタ、波長バンドパスフィルタ、波長ローパスフィルタ、波長ハイパスフィルタ等)、偏光フィルタ(検光子、旋光子、偏光分離プリズム等)などであり、樹脂により形成されて光を透過する素子であればこれらに限られることはない。また、光学素子としては、光を透過することで分光し、異なる位置に集光する光学素子であっても、光を反射することで分光し、異なる位置に集光する光学素子であっても構わない。
図1に示すように、光学素子1には、円板状に形成されていて、その光学面2上には、一方向(図1中の横方向)に沿う多数の回折格子21が形成されている。図2は、図1(b)中の円Sの拡大図である。図2に示すように、光学面2上には、段差部22を介して複数に分割された光学機能面23が形成されている。
図3は、切削工具にてフライカット若しくはシェーパ方式にてピックフィード加工を行った表面形状で、工具走査に垂直な方向の断面拡大図である。工具先端Rが円S2に沿った円弧状の加工痕を形成している。図3に示すように、段差部22や光学機能面23の表面上には、微細な凹凸が多数形成されている。この凹凸はスカルプ24,25であり、光学素子1を成型する際の金型表面にある凹凸が転写されたものである。スカルプ24,25の高さ(スカルプ24,25を成す円S2の共通接線L1,L2からの高さ)をスカルプチュアハイトと呼び、スカルプ24,25のピッチ(スカルプ24,25を成す円S2の中心間隔)をスカルプピッチと呼ぶ。
そして、段差部22のスカルプチュアハイトH1は、光学機能面23のスカルプチュアハイトH2よりも低く形成されている。具体的には、光学機能面23のスカルプチュアハイトH2は、50nm以上、300nm以下であり、段差部22のスカルプチュアハイトH1は、5nm以上、50nm未満である。
ここで、スカルプチュアハイトH1,H2を異ならせるには、円S2の直径を異ならせることでも可能であるが、円S2の直径が一定である場合ではスカルプピッチを異ならせることでも可能である。この場合、段差部22のスカルプピッチP1を、光学機能面23のスカルプピッチP2よりも小さく形成すれば、段差部22のスカルプチュアハイトH1が、光学機能面23のスカルプチュアハイトH2よりも低く形成されることになる。さらにこの場合、光学機能面23のスカルプピッチP2は、当該光学機能面23のスカルプチュアハイトH2が50nm以上、300nm以下となるように設定されていて、段差部22のスカルプピッチP1は、当該段差部22のスカルプチュアハイトH1が5nm以上、50nm未満となるように設定されていることが好ましい。
スカルプチュアハイトH1,H2が上記の上限値を超えてしまうと、このような光学素子1において高次の回折光、フレア等が効率低下以外の光学性能劣化を引き起こす可能性がある。
一方、スカルプチュアハイトH1,H2が上記の下限値を下回ってしまうと、ピックフィード方向の刻み(加工行数)が膨大になり、非現実な加工時間となってしまう。
次に、光学素子1を成型するための光学素子用金型の加工方法について説明する。
まず、光学素子用金型の加工方法を実行するために適用される加工機について説明する。図4は、加工機の概略構成を表す説明図である。加工機100は、フライカット方式の加工機であり、当該加工機100には、図4に示すように、金型となる金型母材101を保持するチャック102と、チャック102を水平方向に移動自在に支持するX−Yテーブル103と、切削工具104を回転自在に保持する昇降自在な駆動テーブル105とが備えられている。
X−Yテーブル103は、金型母材101が切削工具104に対して接離する方向(図における左右方向:X方向)と、当該方向に水平方向に直交する方向(図における手前から奥側方向:Y方向)とに、チャック102を移動させるようになっている。
駆動テーブル105は、回転軸Gを中心に切削工具104を回転させることで、金型母材101の加工面106に溝を形成するようになっている。
具体的には、駆動テーブル105が切削工具104を回転させた状態で、金型母材101の加工面106が切削工具104に接するようにチャック102をX方向に移動させると、切削工具104によって金型母材101の加工面106が切削される。切削が維持される状態で、チャック102をY方向に移動させると、加工面106が切削されて、Y方向に沿う溝が1行形成されることになる。1行分の溝が形成されると、金型母材101の加工面106が切削工具104から離間するようにチャック102をX方向に移動させる。
そして、駆動テーブル105を所定のピッチだけ上昇若しくは下降させてから、再度金型母材101の加工面106が切削工具104に接するようにチャック102をX方向に移動させて、切削工具104により、金型母材101の加工面106を切削する。切削が維持される状態で、チャック102をY方向に移動させると、加工面106上に溝が1行形成されることになる。これを繰り返すことで、金型母材101の加工面106上に、光学素子1の光学面2を成型する面が形成される。
この切削工具104により金型母材101の加工面106上に切削される溝が、上記した光学素子1のスカルプ24,25を成型することになる。ここで、光学素子1における段差部22のスカルプチュアハイトH1と、光学機能面23のスカルプチュアハイトH2とが上述した設定値となるように、金型母材101に対して段差部22に対応する段差対応部を切削する際の切削条件と、金型母材101に対して光学機能面23に対応する光学機能面対応部を切削する際の切削条件とは異なっている。
切削条件には、例えば、切削工具の金型母材101に対する切削送りピッチや、切削工具の工具先端半径等が挙げられる。
切削送りピッチを異ならせることで切削条件を変更する場合、段差対応部を切削する際の切削送りピッチは、光学機能面対応部を切削する際の切削送りピッチよりも小さく設定されている。具体的に切削送りピッチは、スカルプピッチに対応するものであるために、光学機能面対応部を切削する際の切削送りピッチは、光学機能面のスカルプチュアハイトが50nm以上、300nm以下となるように設定され、段差対応部を切削する際の切削送りピッチは、段差部のスカルプチュアハイトが5nm以上、50nm未満となるように設定されている。
なお、フライカット方式の加工機100である場合、切削送りピッチには、行送りピッチと主送りピッチとがある。行送りピッチは、駆動テーブル105の昇降に基づくピッチであり、主送りピッチはチャック102によるY方向の移動に基づくピッチである。いずれのピッチも上記の条件に合うように設定する必要がある。
例えば、行送りピッチの場合には、工具先端半径をr(nm)、駆動テーブル105の昇降ピッチ(上述の所定のピッチ)をfp(nm)とすると、式(1)の関係を満たすように、工具先端半径と昇降ピッチとが設定される。
5(nm)≦r−(r−(fp/2)1/2≦50(nm)・・・(1)
なお、式(1)において工具先端半径は10nm以上1μm以下の範囲で、微細構造の1/3以下であることが好ましい。ここで微細構造とは1つの段差部22の長さ等である。
一方、主送りピッチの場合には、工具振り回し半径をR(nm)、チャック102の送り速度をf(nm/s)、工具回転数をM(rps)とすると、主送りピッチspは、以下の式(2)、(3)の関係を満たすように工具振り回し半径、送り速度、工具回転数が設定される。
sp=f/M・・・(2)
50(nm)<R−(R−(sp/2)1/2≦300(nm)・・・(3)
なお、式(2)、(3)において工具回転数は150rps以上650rps以下であることが好ましい。
具体的に本実施形態では、工具先端半径rを100nm、工具回転数Mを170rps、工具振り回し半径Rを15000000nmとして、上記の式(1)、(2)、(3)に代入することで、段差部対応部と光学機能面対応部とのそれぞれに最適な送り速度f及び昇降ピッチfpを求めた。本実施形態では、段差部対応部の送り速度fを5000000nm/s、昇降ピッチfpを150nmとし、光学機能面対応部の送り速度fを20000000nm、昇降ピッチfpを200nmとしている。
一方、切削工具104の工具先端半径を異ならせることで切削条件を変更する場合、上述したように10nm以上1μm以下の範囲内で変更することが好ましい。
図5は、切削工具104の概略構成を表す説明図であり、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は(b)の円S3内の拡大図である。切削工具104における工具進行方向の前面はスクイ面111であり、スクイ面111に隣接する面は逃げ面112である。上記した工具先端半径はスクイ面111の先端部113の半径である。なお、スクイ面111の先端角度は、光学素子1の段差部22と光学機能面23とが成す角度のうち、最も小さい角度よりも1度〜5度程度小さいことが望ましい。これにより、切削に形状干渉することを防止できる。
以上の条件で形成された金型を用いて光学素子を成型すると、上述した光学素子1が成型されることになる。上述の光学素子1であると、光の利用効率に高く寄与する段差部22だけ、スカルプチュアハイトが低く形成されているので、全ての面のスカルプチュアハイトを均一にした場合と比較しても、光学素子1の金型を製造する際の切削距離を短くすることができ、製作時間の長期化を抑制することが可能となる。これにより、製作時間の長期化による形状精度の低下が防止される。
さらに、光の利用効率に高く寄与する段差部22においては、スカルプチュアハイトが低く形成されているので、光学素子全体の光利用率を高いレベルで確保することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
例えば、本実施形態では、切削工具104の角度が固定される加工機100を用いて光学素子用金型を形成する場合を例示して説明したが、切削工具104の角度を変更自在な加工機を用いてもよい。具体的には、図6に示すように加工機100の駆動テーブル105には、切削工具104の角度を可変とする角度可変軸121が搭載されており、これによって切削工具104の角度を任意に変更することができる。
また、本実施形態では、フライカット方式の加工機100を例示して説明したが、切削工具104を回転させずに、金型母材101の加工面106を切削可能な状態でY方向に移動させることで溝を形成するシェーパ方式の加工機であっても構わない。
なお、本実施形態で例示したフライカット方式の加工機であると、切削工具104の角度が可変な加工機と比較しても、切削工具104の先端位置を精度よく位置合わせすることができ、好ましい。
また、本実施形態で例示したフライカット方式の加工機は、シェーパ方式の加工機と比較しても、切削時における工具に対する負担が小さく、バリの発生も抑制できる点で好ましい。
また、本実施形態では、光学素子1における光学面2の段差部22と光学機能面23とのスカルプチュアハイトが異なっている場合を例示して説明したが、これ以外にも、光学面2の中央部と、その周辺部とのスカルプチュアハイトとを異ならせることも可能である。
図7は、光学素子における中央部と周辺部とを表す説明図であり、(a)は光学素子の正面図であり、(b)は光学素子の側面図である。図7に示すように、光学素子1における光学面2の周辺部31は、光学面2の有効径26の直径2/3の同心円27の周縁から有効径26までの領域であり、なおかつ光学素子1の光軸28に対する法線(光軸法線)29と、前述の領域における光学面2との接線30との角度βが20度以上となる領域のことである。そして、中央部32は、周辺部31の内側の領域である。
そして、光学面2の周辺部31のスカルプチュアハイトは、中央部32のスカルプチュアハイトよりも低く形成されている。具体的には、光学面2の中央部32のスカルプチュアハイトは、50nm以上、300nm以下であり、周辺部31のスカルプチュアハイトは、5nm以上、50nm未満である。
ここで、上述したようにスカルプピッチを異ならせることでスカルプピッチを変更することも可能である。この場合、周辺部31のスカルプピッチを、中央部32のスカルプピッチよりも小さく形成すれば、周辺部31のスカルプチュアハイトが、中央部32のスカルプチュアハイトよりも低く形成されることになる。さらにこの場合、中央部32のスカルプピッチは、当該中央部32のスカルプチュアハイトが50nm以上、300nm以下となるように設定されていて、周辺部31のスカルプピッチは、当該周辺部31のスカルプチュアハイトが5nm以上、50nm未満となるように設定されていることが好ましい。
そして、このような光学素子1を成型するための光学素子用金型を加工する際には、金型母材101に対して光学面2の中央部32に対応する中央対応部を切削する際の切削条件と、金型母材101に対して光学面2の周辺部31に対応する周辺対応部を切削する際の切削条件とを異ならせるようになっている。
ここで、切削条件が切削送りピッチである場合には、中央対応部を切削する際の切削送りピッチが、周辺対応部を切削する際の切削送りピッチよりも小さく設定されている。具体的には、中央対応部を切削する際の切削送りピッチは、中央部32のスカルプチュアハイトが50nm以上、300nm以下となるように設定されていて、周辺対応部を切削する際の切削送りピッチは、周辺部31のスカルプチュアハイトが5nm以上、50nm未満となるように設定されている。
この場合においても、上記したフライカット方式の加工機100で加工するのであれば、上記の式(1)、(2)、(3)により周辺対応部と中央対応部の送り速度f及び昇降ピッチfpが求めることができる。具体的に本実施形態では、工具先端半径rを100nm、工具回転数Mを170rps、工具振り回し半径Rを15000000nmとして、上記の式(1)、(2)、(3)に代入することで、周辺対応部と中央対応部とのそれぞれに最適な送り速度f及び昇降ピッチfpを求めた。本実施形態では、周辺対応部の送り速度fを5000000nm/s、昇降ピッチfpを150nmとし、中央対応部の送り速度fを20000000nm、昇降ピッチfpを200nmとしている。
このように、光学面2の周辺部31のスカルプチュアハイトが、中央部32のスカルプチュアハイトよりも低く形成されていると、光の利用効率に高く寄与する周辺部31だけ、スカルプチュアハイトが低く形成されているので、全ての面のスカルプチュアハイトを均一にした場合と比較しても、光学素子1の金型を製造する際の切削距離を短くすることができ、製作時間の長期化を抑制することが可能となる。これにより、製作時間の長期化による形状精度の低下が防止される。
さらに、光の利用効率に高く寄与する周辺部31においては、スカルプチュアハイトが低く形成されているので、光学素子全体の光利用率を高いレベルで確保することができる。

Claims (21)

  1. 段差部を介して複数に分割された光学機能面で形成された位相構造を光学面に有する光学素子であって、
    前記光学機能面のスカルプチュアハイトよりも前記段差部のスカルプチュアハイトが低く形成されていることを特徴とする光学素子。
  2. 請求の範囲第1項記載の光学素子において、
    前記光学機能面のスカルプチュアハイトは、50nm以上、300nm以下であり、
    前記段差部のスカルプチュアハイトは、5nm以上、50nm未満であることを特徴とする光学素子。
  3. 段差部を介して複数に分割された光学機能面で形成された位相構造を光学面に有する光学素子であって、
    前記光学面の中央部のスカルプチュアハイトよりも周辺部のスカルプチュアハイトが低く形成されていることを特徴とする光学素子。
  4. 請求の範囲第3項記載の光学素子において、
    前記光学面の中央部のスカルプチュアハイトは、50nm以上、300nm以下であり、
    前記周辺部のスカルプチュアハイトは、5nm以上、50nm未満であることを特徴とする光学素子。
  5. 段差部を介して複数に分割された光学機能面で形成された位相構造を光学面に有する光学素子であって、
    前記光学機能面のスカルプピッチよりも前記段差部のスカルプピッチが小さく形成されていることを特徴とする光学素子。
  6. 請求の範囲第5項記載の光学素子において、
    前記光学機能面のスカルプピッチは、当該光学機能面のスカルプチュアハイトが50nm以上、300nm以下となるように設定されており、
    前記段差部のスカルプピッチは、当該段差部のスカルプチュアハイトが5nm以上、50nm未満となるように設定されていることを特徴とする光学素子。
  7. 段差部を介して複数に分割された光学機能面で形成された位相構造を光学面に有する光学素子であって、
    前記光学面の中央部のスカルプピッチよりも周辺部のスカルプピッチが小さく形成されていることを特徴とする光学素子。
  8. 請求の範囲第7項記載の光学素子において、
    前記光学面の中央部のスカルプピッチは、当該中央部のスカルプチュアハイトが50nm以上、300nm以下となるように設定されており、
    前記周辺部のスカルプピッチは、当該周辺部のスカルプチュアハイトが5nm以上、50nm未満となるように設定されていることを特徴とする光学素子。
  9. 請求の範囲第3項,第4項,第7項,第8項のいずれか一項に記載の光学素子において、
    前記周辺部は、前記光学面の有効径の直径2/3の同心円の周縁から前記有効径までの領域であり、
    光軸法線と、当該領域における前記光学面との接線との角度が20度以上となる領域であることを特徴とする光学素子。
  10. 段差部を介して複数に分割された光学機能面で形成された位相構造を光学面に有する光学素子を成型するための光学素子用金型の加工方法において、
    金型母材に対して前記段差部に対応する段差対応部を切削する際の切削条件と、前記金型母材に対して前記光学機能面に対応する光学機能面対応部を切削する際の切削条件とが異なっていることを特徴とする光学素子用金型の加工方法。
  11. 請求の範囲第10項記載の光学素子用金型の加工方法において、
    前記切削条件は、切削工具の前記金型母材に対する切削送りピッチであることを特徴とする光学素子用金型の加工方法。
  12. 請求の範囲第11項記載の光学素子用金型の加工方法において、
    前記段差対応部を切削する際の切削送りピッチは、前記光学機能面対応部を切削する際の切削送りピッチよりも小さいことを特徴とする光学素子用金型の加工方法。
  13. 請求の範囲第12項記載の光学素子用金型の加工方法において、
    前記光学機能面対応部を切削する際の切削送りピッチは、前記光学機能面のスカルプチュアハイトが50nm以上、300nm以下となるように設定されていて、
    前記段差対応部を切削する際の切削送りピッチは、前記段差部のスカルプチュアハイトが5nm以上、50nm未満となるように設定されていることを特徴とする光学素子用金型の加工方法。
  14. 請求の範囲第10項記載の光学素子用金型の加工方法において、
    前記切削条件は、切削工具の工具先端半径であることを特徴とする光学素子用金型の加工方法。
  15. 段差部を介して複数に分割された光学機能面で形成された位相構造を光学面に有する光学素子を成型するための光学素子用金型の加工方法において、
    金型母材に対して前記光学面の中央部に対応する中央対応部を切削する際の切削条件と、前記金型母材に対して前記光学面の周辺部に対応する周辺対応部を切削する際の切削条件とが異なっていることを特徴とする光学素子用金型の加工方法。
  16. 請求の範囲第15項記載の光学素子用金型の加工方法において、
    前記切削条件は、切削工具の前記金型母材に対する切削送りピッチであることを特徴とする光学素子用金型の加工方法。
  17. 請求の範囲第16項記載の光学素子用金型の加工方法において、
    前記中央対応部を切削する際の切削送りピッチは、前記周辺対応部を切削する際の切削送りピッチよりも小さいことを特徴とする光学素子用金型の加工方法。
  18. 請求の範囲第12項記載の光学素子用金型の加工方法において、
    前記中央対応部を切削する際の切削送りピッチは、前記中央部のスカルプチュアハイトが50nm以上、300nm以下となるように設定されていて、
    前記周辺対応部を切削する際の切削送りピッチは、前記周辺部のスカルプチュアハイトが5nm以上、50nm未満となるように設定されていることを特徴とする光学素子用金型の加工方法。
  19. 請求の範囲第15項記載の光学素子用金型の加工方法において、
    前記切削条件は、切削工具の工具先端半径であることを特徴とする光学素子用金型の加工方法。
  20. 請求の範囲第15項〜第19項のいずれか一項に記載の光学素子用金型の加工方法において、
    前記周辺部は、前記光学面の有効径の直径2/3の同心円の周縁から前記有効径までの領域であり、なおかつ光軸法線と、当該領域における前記光学面との接線との角度が20度以上となる領域であることを特徴とする光学素子用金型の加工方法。
  21. 請求の範囲第10項〜第20項のいずれか一項に記載の光学素子用金型の加工方法において、
    前記金型母材に対する切削には、フライカット方式が用いられていることを特徴とする光学素子用金型の加工方法。
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