JPWO2008107986A1 - データ閲覧装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

データ閲覧装置(100)は、再生手段(150)により夫々再生可能であると共に長さを夫々持つ複数のデータの各々を該複数のデータの各々を個別に示すマークとして表示することで、複数のデータの閲覧を可能ならしめるデータ閲覧装置であって、複数のデータのうち再生手段により再生中の一のデータと複数のデータのうち該一のデータを除く他のデータとの相互間における、長さの異なる箇所での所定種類のパラメータの関連度を算出する算出手段(110)と、他のデータの各々を示す前記マークを、箇所に対応付けて、算出された関連度に応じて異なる態様で表示する表示手段(120)とを備える。これにより、データ同士の関連度を、ユーザにより正確に認識させることができる。

Description

本発明は、例えばHDD(Hard Disc Drive)、DVD、BD(Blue-ray Disc)などを搭載したオーディオ装置等の、大量のデータを記録或いは再生可能な再生装置において、データを閲覧するデータ閲覧装置及び方法に関する。
この種のデータ閲覧装置として、記録された大量のデータをユーザに分かり易く提示するため、データをディスプレイ等に視覚的に表示するものがある。
例えば特許文献1では、データを構成する各ファイルをシンボルで表わすと共に、各ファイルの特徴量に基づいてクラスタリングして情報空間内に配置するという技術が開示されている。
特開2005−10854号公報
しかしながら、上述したような技術においては、例えば記録されたデータが楽曲データや動画データ等の時間的な長さを持つデータである場合に、時間の経過と共に変化する特徴量は、データ全体における特徴量として丸め込まれることとなる。即ち、時間によって変化する特徴量は表示することができない、或いは時間によって表示内容を変化させることはできないという技術的問題点がある。
本発明は、例えば上述した問題点に鑑みなされたものであり、データ同士の関連度を、ユーザにより正確に認識させることができるデータ閲覧装置及び方法を提供することを課題とする。
本発明のデータ閲覧装置は上記課題を解決するために、再生手段により夫々再生可能であると共に長さを夫々持つ複数のデータの各々を該複数のデータの各々を個別に示すマークとして表示することで、前記複数のデータの閲覧を可能ならしめるデータ閲覧装置であって、前記複数のデータのうち前記再生手段により再生中の一のデータと前記複数のデータのうち該一のデータを除く他のデータとの相互間における、前記長さの異なる箇所での所定種類のパラメータの関連度を算出する算出手段と、前記他のデータの各々を示す前記マークを、前記箇所に対応付けて、前記算出された関連度に応じて異なる態様で表示する表示手段とを備える。
本発明に係るデータ閲覧装置によれば、その動作は、長さを夫々持つ複数のデータのうち、一のデータが再生手段により再生されている際に行われる。尚、「長さを夫々持つ複数のデータ」とは、例えば楽曲データや動画データ等の時間的な長さを持つデータや、テキストデータのように量的な長さを持つデータ等がある。即ち、ここで言う「長さ」とは、再生手段によるデータの再生において再生位置を定義するために用いられるパラメータである。
再生手段により一のデータが再生されると、先ず一のデータと複数のデータのうち該一のデータを除く他のデータとの相互間における、長さの異なる箇所での所定種類のパラメータの関連度が算出される。ここで、「所定種類のパラメータ」とは、複数のデータ夫々が共通して持つパラメータのことを言い、例えばデータが楽曲の場合には、楽曲の各種属性を示す、暗い・明るい、悲しい・楽しい、癒し度合、ロマンチック度合などのパラメータ等があり、データが画像の場合には、画像が海関係や山関係であるといったパラメータ等がある。また、「所定種類」とは、一種類に限られず、予め用意された複数の中から一種類が用いられてもよいし、複数種類が同時に用いられてもよい。尚、「関連度」とは、データ同士の関連性を示すパラメータのことを言い、長さの異なる箇所での所定種類のパラメータから算出される。典型的にはデータ同士の部分的な類似度であって、所定種類のパラメータが近い値であればある程、関連度は高くなる。
続いて、再生されていない他のデータの各々を示すマークが、データの長さに係る箇所(以下適宜、単に箇所と称する。)に対応付けられ、上述した関連度に応じて異なる態様で表示される。尚、「異なる態様」とは、例えばデータが時間的な長さを持つ場合における時間軸等のように、長さを示す軸を用いて、マークと軸との距離が関連度に応じて異なるように表示する態様の他、輝度、明度、濃淡、彩度、点滅・非点滅、大きさ、浮き上がり具合、網掛け具合等が異なるように表示するものであってもよい。また、複数のデータは、全てのデータがマークとして表示されてもよいし、表示されないデータがあってもよい。
ここで本発明では特に、関連度が長さの異なる箇所での所定種類のパラメータから算出されているため、箇所による関連度の違いを知ることができる。ここで仮に、箇所による関連度の違いを知ることができないとすると、関連度はデータ全体に対するものとして扱われる。そのため、例えばデータ同士が部分的に非常に高い関連度を持つ場合であっても、関連度はデータ全体として平均化されてしまい、データ同士の関連度を正確に認識することができないというおそれがある。
しかるに本発明では特に、上述したように、箇所による関連度の違いを知ることができる。よって、データが長さを持つ場合に、箇所による部分的な関連度の高さを知ることで、データ同士の関連度をより正確に認識することが可能となる。例えば、楽曲データであれば、複数の楽曲データの中から、再生中データに対してイントロ部分が類似するデータやサビ部分が類似するデータを見つけることができる。更に、上述したようにデータは関連度に応じて異なる態様で表示されるため、ユーザはデータ同士の関連度を視覚的に認識することができる。よって、例えば楽曲データのような聴覚的に認識するデータ、即ち本来は視覚的に認識できないデータであっても、関連度を視覚的に認識することが可能となる。従って、データ同士の関連度をより直感的に認識することができる。
以上説明したように、本発明に係るデータ閲覧装置によれば、再生中のデータと再生されていない他のデータとの箇所による関連度を、より正確に認識することが可能である。
本発明のデータ閲覧装置の一態様では、前記算出手段は、前記箇所として、異なる時刻での前記関連度を算出し、前記表示手段は、前記一のデータが準拠する時間軸を表示すると共に、前記マークを該時間軸上における前記時刻に対応付けられた表示位置に表示する。
この態様によれば、再生中の一のデータと他のデータとの関連度は、時間的に異なる箇所での所定種類のパラメータから算出される。即ち、ここでのデータの「長さ」は、時間的な長さをいう。そして一のデータの準拠する時間軸が表示されると共に、他のデータの各々を示すマークが時間軸上における時刻に対応付けられた表示位置に表示される。例えば楽曲データであれば、再生中の一のデータの再生時間が軸として表示され、その軸上における時刻に対応付けられた表示位置に、他のデータのマークが夫々表示される。
上述したように、異なる時刻での関連度を算出することにより、例えば楽曲データや動画データ等の時間的な長さを持つデータに対して、より正確にデータの関連度を認識することが可能となる。また、再生中の一のデータが準拠する時間軸が表示されるため、一のデータの時間的な長さや再生中の箇所等を視覚的に認識することができる。加えて、再生されていない他のデータは、その時間軸上における時刻に対応付けられて表示されるため、一のデータに対する他のデータの関連度を、一のデータの再生中の箇所或いは既に再生された等と対応付けて認識することが可能である。更に、既知のデータである場合には、データの再生位置から、この先再生される部分を予測して、再生されていない部分についても関連度の高いデータを認識することができる。
以上説明したように、この態様に係るデータ閲覧装置によれば、再生中のデータと再生されていない他のデータとの、時間による関連度の違いをより正確に認識することが可能である。
上述した、マークを時刻に対応付けられた表示位置に表示する態様では、前記表示手段は、前記マークを、前記算出された関連度に応じて前記時間軸からの距離が異なる前記表示位置に表示するように構成してもよい。
このように構成すれば、再生されていない他のデータ各々を示すマークは、関連度に応じて時間軸からの距離が異なる表示位置に表示される。即ち、再生中の一のデータと他のデータとの相互間の関連度は、夫々表示された時間軸からの軸に交わる方向の距離によって示されることとなる。例えば、再生されていない他のデータは、一のデータに対して関連度が高い程、時間軸に近い位置に表示される。従って、その表示位置から、より直感的に関連度を認識することが可能となる。
以上説明したように、この態様に係るデータ閲覧装置によれば、再生中のデータと再生されていない他のデータとの関連度を、より直感的に認識することが可能である。
本発明のデータ閲覧装置の他の態様では、前記表示手段は、前記マークを、前記他のデータの各々について、前記算出された関連度が高い一又は複数の前記箇所に対応付けて表示する。
この態様によれば、再生されていない他のデータの各々を示すマークは、関連度が高い一又は複数の箇所に対応付けて表示され、典型的には、関連度が最も高くなる一箇所に対応付けて表示される。但し、一つのデータについて、関連度が2番目以降に高くなる箇所等を含め、二箇所以上に表示するようにしてもよい。
関連度の認識においては、関連度がどれくらい高いのかを認識することが重要となる場合が多い。例えば、再生中のデータと類似したデータが知りたい場合には、関連度の高いものが分かれば足りる。よってデータの各々を示すマークを、関連度が高い箇所に対応付けて表示することで、関連度をより効率的に認識することが可能となる。
以上説明したように、この態様に係るデータ閲覧装置によれば、再生中のデータと再生されていない他のデータとの関連度を、より効率的に認識することが可能である。
本発明のデータ閲覧装置の他の態様では、前記再生手段により前記一のデータが再生されている際に、前記所定種類を指定又は変更可能な種類指定手段を更に備え、前記算出手段は、前記指定又は変更された所定種類のパラメータの関連度を算出する。
この態様によれば、一のデータが再生されている際に、所定種類のパラメータの種類を指定又は変更することが可能である。そして、所定種類のパラメータの種類の指定又は変更が行われた場合には、指定又は変更された所定種類のパラメータの関連度が算出される。
所定種類のパラメータには、上述したように複数の種類が存在することがあり得るが、例えば1つの所定種類のパラメータについて関連度を算出する際には、残りの所定種類のパラメータは使用されない。
しかしながら、例えば装置のユーザが関連度の算出されていない他の所定種類のパラメータに関する関連度を所望する場合も考えられ、このような場合に所定種類のパラメータの種類を変更できないとすると非常に不便である。
しかるに本態様では特に、所定種類のパラメータの種類を指定又は変更し、指定又は変更された所定種類のパラメータの関連度を算出する。よって、ユーザには、複数種類ある所定種類のパラメータのうち、どれについて関連度を算出するかの選択肢が与えられることとなり、所定種類のパラメータを指定又は選択することにより、所望する関連度を認識することが可能となる。
以上説明したように、この態様に係るデータ閲覧装置によれば、ユーザにより好適に関連度を認識させることが可能である。
本発明のデータ閲覧装置の他の態様では、前記表示手段は、前記複数のデータのうち前記算出された関連度が所定閾値に達するものについて、前記マークを表示する。
この態様によれば、複数のデータのうち、算出された関連度が所定閾値に達するものについてマークが表示される。
仮に、複数のデータとして大量のデータを扱う場合、それらのデータを全て表示しようとすると、データ数が多すぎるために、却ってデータ同士の関連度を認識し難くなってしまうというおそれがある。
しかるに本態様では特に、関連度が所定閾値に達するものについてマークを表示するため、大量のデータを扱う場合であっても、表示されるデータ数が限定される。よって、データ数が多すぎるために、関連度を認識し難いという状況が発生してしまうのを防止することができる。
以上の結果、表示されるデータから、関連度をより正確に認識することが可能となる。
本発明のデータ閲覧装置の他の態様では、前記表示手段が表示する、前記長さに係る範囲及び前記関連度に係る範囲のうち少なくとも一方を指定又は変更可能な範囲指定手段を更に備える。
この態様によれば、表示される長さに係る範囲及び関連度に係る範囲のうち少なくとも一方は指定又は変更可能であり、これらの範囲は、例えば自動或いはユーザの手動によって変更される。
仮に、予め設定された範囲のものでないと表示できないとすると、例えばその範囲に含まれるデータが存在しないという状況や、含まれるデータが多すぎるという状況が発生してしまうおそれがある。また、設定された範囲外のデータを表示することもできない。
しかるに本態様では特に、表示する範囲が可変であるので、上述したような適切な表示結果が得られなかった場合等に、新たに表示する範囲を設定して表示させることができる。よって、表示されるデータを、より適切なデータとすることが可能である。
以上説明したように、この態様に係るデータ閲覧装置によれば、表示手段において、より適切にデータが表示されるようにすることが可能である。
本発明のデータ閲覧装置の他の態様では、前記表示手段により表示されている前記マークのうち、前記再生手段により次に再生すべき前記データに対応するものを外部操作により選択可能な外部操作選択手段を更に備える。
この態様によれば、表示されているマークのうち、再生手段により次に再生すべきデータに対応するものを外部操作により選択可能である。即ち、装置のユーザは、再生したいデータを、マークとして表示されているデータの中から選択することができる。
本態様では特に、マークとして表示されたデータから、再生したいデータを選択することによって、ユーザにより選択されたデータが、再生中のデータの次に再生されることとなる。よって、ユーザは再生したいデータを自ら選択することができる。また、表示されているデータは再生中のデータとの関連度に対応して表示されているため、再生中のデータとの関連度を認識した上で選択することができる。
以上説明したように、この態様に係るデータ閲覧装置によれば、再生されるデータをユーザが好適に選択することが可能である。
上述した外部操作選択手段を更に備える態様では、前記再生手段を、前記一のデータから、前記選択されたマークに対応するデータへと、前記関連度の高い箇所において切り替えて再生するように制御する切り替え制御手段を更に備えるように構成してもよい。
このように構成すれば、再生手段は、再生中の一のデータから、外部操作選択手段により選択されたマークに対応するデータへと、関連度の高い箇所において切り替えて再生するように制御される。即ち、再生中の一のデータが選択されたデータと関連度の高い位置まで再生されると、再生中の一のデータに代えて、選択されたマークに対応するデータが再生中のデータと関連度の高い位置から再生される。
ここで本態様では特に、再生中のデータと再生候補データとの切り替えは、関連度の高い位置で行われるため、より自然な切り替えとなる。例えば、楽曲データが再生されているとすると、再生中のデータは、曲の明暗、テンポ、コード等が類似する位置において、選択されたデータに切り替えられる。このため再生中のデータは、あたかも同じ曲を聞き続けているかのように選択されたデータに切り替えられる。従ってユーザは、楽曲データの切り替えを意識せずに曲を聴き続けることができる。
以上説明したように、この態様に係るデータ閲覧装置によれば、ユーザにデータの切り替えを意識させることなく、連続してデータを再生することができる。
本発明のデータ閲覧装置の他の態様では、前記マークが夫々表示されている前記複数のデータのうち、前記算出された関連度が最も高いものを、前記再生手段により次に再生すべき前記データに対応するものとして自動的に選択する自動選択手段と、該選択された最も高いものを、前記再生手段により次に再生すべき前記データに対応するものとして、外部操作により確認可能な外部操作確認手段とを更に備える。
この態様によれば、マークが夫々表示されている複数のデータのうち、算出された関連度が最も高いものが、再生手段により次に再生すべきデータに対応するものとして自動的に選択される。よって、再生手段は互いに関連度の高いデータを連続して再生することとなる。即ち、ユーザが何ら操作を行わない場合でも、自動的に関連度の高いデータが選択されて再生される。
また本態様では更に、選択された関連度が最も高いものを、再生手段により次に再生すべきデータに対応するものとして、外部操作により確認することが可能である。即ち、選択された関連度が高いデータが再生される前に、選択されたデータに対して、ユーザによる確認(コンファメーション)を行うことが可能である。上述した自動選択手段による選択は、ユーザにとって常に適切なものであるとは限らず、ユーザが選択されているデータ以外のデータを再生したいと考える場合も有り得る。
しかるに本態様では特に、上述したように、ユーザが外部操作により次に再生すべきデータを確認することができる。即ち、操作によって選択されたデータとは異なるデータが再生されるようにすることもできる。従って、次に再生されるデータを、ユーザにとってより適切なデータとすることができる。
以上説明したように、この態様に係るデータ閲覧装置によれば、再生されるデータの自動的な選択に加えて、部分的にユーザの意思を反映させてデータの再生を行うことが可能となる。
上述した自動選択手段と、外部操作確認手段とを更に備える態様では、前記再生手段を、前記一のデータから、前記確認されたマークに対応するデータへと、前記関連度の高い箇所において切り替えて再生するように制御する切り替え制御手段を更に備えるように構成してもよい。
このように構成すれば、再生手段は、再生中の一のデータから、外部操作確認手段により確認されたマークに対応するデータへと、関連度の高い箇所において切り替えて再生するように制御される。即ち、再生中の一のデータが確認されたデータと関連度の高い位置まで再生されると、再生中の一のデータに代えて、確認されたマークに対応するデータが再生中のデータと関連度の高い位置から再生される。
ここで本態様では特に、再生中のデータと再生候補データとの切り替えは、関連度の高い位置で行われるため、より自然な切り替えとなる。従って、ユーザにデータの切り替えを意識させることなく、連続してデータを再生させることができる。
本発明のデータ閲覧方法は上記課題を解決するために、再生手段により夫々再生可能であると共に長さを夫々持つ複数のデータの各々を該複数のデータの各々を個別に示すマークとして表示することで、前記複数のデータの閲覧を可能ならしめるデータ閲覧方法であって、前記複数のデータのうち前記再生手段により再生中の一のデータと前記複数のデータのうち該一のデータを除く他のデータとの相互間における、前記長さの異なる箇所での所定種類のパラメータの関連度を算出する算出工程と、前記他のデータの各々を示す前記マークを、前記箇所に対応付けて、前記算出された関連度に応じて異なる態様で表示する表示工程とを備える。
本発明のデータ閲覧方法によれば、複数のデータのうち再生手段により再生中の一のデータと複数のデータのうち一のデータを除く他のデータとの相互間における、長さの異なる箇所での所定種類のパラメータの関連度が算出され、他のデータの各々を示すマークが、長さに係る箇所に対応付けられ、関連度に応じて異なる態様で表示される。
本発明では特に、関連度が長さの異なる箇所での所定種類のパラメータから算出されているため、箇所による関連度の違いを知ることができる。よって、データ同士の関連度をより正確に認識することが可能となる。
また、データは関連度に応じて異なる態様で表示されるため、ユーザはデータ同士の関連度を視覚的に認識することができる。従って、データ同士の関連度をより直感的に認識することができる
以上説明したように、本発明に係るデータ閲覧方法によれば、再生中のデータと再生されていない他のデータとの箇所による関連度を、より正確に認識することが可能である。
尚、本発明のデータ閲覧方法においても、上述した本発明のデータ閲覧装置における各種態様と同様の各種態様を採ることが可能である。
本発明の作用及び他の利得は次に説明する実施するための最良の形態から明らかにされる。
第1実施形態に係るデータ閲覧装置の構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る表示部の画面の一例を示す平面図である。 第2実施形態に係る表示部の画面の一例を示す平面図(その1)である。 第2実施形態に係る表示部の画面の一例を示す平面図(その2)である。 第3実施形態に係る表示部の画面の一例を示す平面図である。 第3実施形態に係る楽曲データの表示位置を示す概念図である。
符号の説明
100 データ閲覧装置
110 コントローラ
120 表示部
130 入力部
150 再生部
160 格納部
210、310、410 マーク(再生中)
220〜260、310〜370、420〜460 マーク
500 バー
510 再生バー
以下では、本発明の実施形態について図を参照しつつ説明する。以下の実施形態では、本発明のデータ閲覧装置が大容量の記録装置を備えたオーディオ装置に用いられる場合を例にとり説明する。
<第1実施形態>
先ず、本実施形態に係るデータ閲覧装置の構成について図1を参照して説明する。ここに図1は、第1実施形態に係るデータ閲覧装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態のデータ閲覧装置100は、本発明の「算出手段」の一例である算出部110a及び「切り替え制御手段」の一例である切り替え制御部110bを含むコントローラ110と、本発明の「表示手段」の一例である表示部120と、本発明の「種類指定手段」及び「外部操作選択手段」の一例である入力部130とを備えて構成されている。
コントローラ110は、例えば演算回路やメモリ等を含んで構成されており、入力された情報に対して演算処理等を行い、その結果を出力する。尚、コントローラ110は、データ閲覧装置100外部にある、楽曲データを再生する再生部150や、楽曲データを格納している格納部160とも接続されており、それらを夫々制御する。
表示部120は、例えば液晶やLED等を含んで構成されており、画面に情報を文字、記号及び図等として表示する。
入力部130は、例えばユーザによる入力が可能なボタンやスイッチ等の入力手段を含んでおり、入力された情報を電気信号として他の回路等へ出力する。また、入力方法としては様々な形態をとることが可能であり、例えば上述の表示部120と一体に構成されており、画面に触れて入力動作を行うタッチパネル等であってもよい。
次に、本実施形態に係るデータ閲覧装置の動作及び効果について、図1に加えて図2を参照して説明する。ここに図2は、第1実施形態に係る表示部の画面の一例を示す平面図である。
図2に示すように、本実施形態に係るデータ閲覧装置100の動作時には、表示部120において、格納部160に格納されている楽曲データのうち、再生部150により再生中データ(以下適宜、再生中データと称する。)に対応する、マーク210と、曲ナンバー(即ち、図中の“10”)と、曲名(即ち、図中の“太陽33”)と、アーティスト名(即ち、図中の“愛好美”)と、曲の長さ及び再生位置を示す水平方向に延びるバー500とを表示する。尚、バー500は左端を始点として再生バー(即ち、バーが太くなっている部分)510によって、曲がどこまで再生されているかを示している。即ち、再生バー510の右端が再生中の位置であり、再生中時間が経過するに従って、再生バー510は図の左から右に向かって伸びる。
本実施形態では特に、再生中データと高い関連度を持つ、いくつかの楽曲データを示すマーク220、230、240、250、260とを表示する。例えばここでは、曲の明暗を表わすパラメータ(例えば、コード進行等)からコントローラ110における算出部110aが夫々の楽曲データについて関連度を算出し、関連度の高い方から順に5つの楽曲データを表示している。尚、再生中データと比較して明るい楽曲データを示すマークはバー500より上に、暗い楽曲データを示すマークはバー500より下に表示されている。また、再生中のデータを示すマーク210を含む、楽曲データを示すマークは、ユーザがどのような曲であるか判断し易いもの(即ち、マークからその曲をイメージできるようなもの)であることが望ましく、例えばその曲が収録されているCD等のジャケット画像等が用いられる。
上述した関連度の算出に用いられるパラメータは、ユーザの入力部130からの入力によって変更することも可能である。例えば、ユーザが現在選択されているパラメータとは別のパラメータを選択すると、コントローラ110における算出部110aが選択されたパラメータから新たに関連度を算出し、表示部120は新たに算出された関連度に応じた楽曲データを示すマークを表示する。このように、ユーザはパラメータを選択することにより、所望する関連度を認識することが可能となる。
表示部120に表示されたマークのうち220、230、240、260は夫々、バー500と垂直方向に交わる線によって繋がれている。これは、夫々のマークが示す楽曲データが、再生中データのどの部分と最も関連度が高いかを示しており、バー500と線との接続部分が最も関連度の高い位置である。例えば、マーク220で示される楽曲データと再生中データとは、既に再生された部分で関連度が最も高くなることを示している。他方、マーク260で示される楽曲データは、再生中データの後半部分において関連度が最も高くなることを示している。
また、マーク220、230、240、260とバー500とを繋ぐ線は、その長さにより、再生中データとの関連度の高さも示している。ここでは、線が短ければ短い程、線で繋がれたマークが示す楽曲データと再生中データとの関連度が高いことを示している。即ち、マーク230で示される楽曲データは、マーク220で示される楽曲データと比較して関連度が高いことを示している。よって、ユーザはより正確にデータ同士の関連度を認識することが可能となる。
マーク250で示される楽曲データはバー500上に表示されており、これはマーク250で示される楽曲データが、再生中データの次に再生される楽曲データ(以下適宜、再生候補データと称する。)であることを示している。また、マーク250が表示されている位置は、再生中データから、マーク250が示す楽曲データへの切り替え位置を示している。即ち、再生バー510がマーク250の位置まで来ると、再生中データに代えて、マーク250が示す楽曲データを再生する。
更に、マーク250が示す楽曲データは、再生中データと関連度の最も高い位置から再生される。よって、マーク250が示す楽曲データは曲の途中から再生されるということも有り得る。このように、関連度の高い位置で切り替えられて再生されることにより、曲と曲とが繋がるように切り替えられる。従って、ユーザにデータの切り替えを意識させることなく、連続してデータを再生することができる。更に、夫々の曲にフェードアウト及びフェードイン(即ち、クロスフェード)をかければ、曲と曲との繋がりがより自然となるように切り替えることができる。尚、上述したような楽曲データの切り替えは、コントローラ110における切り替え制御部110bによって行われる。
以上説明したように、本実施形態に係るデータ閲覧装置によれば、より正確にデータ同士の関連度を認識することができる。よって、例えば所望のデータに容易にアクセスすることが可能である。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態に係るデータ閲覧装置について、図1に加えて図3及び図4を参照して説明する。ここに図3及び図4は夫々、第2実施形態に係る表示部の画面の一例を示す平面図である。尚、第2実施形態は、上述の第1実施形態と比べて、一部の動作が異なり、その他の動作や構成については同様である。よって、ここでは装置の構成並びに第1実施形態と重複する動作及び効果についての説明は適宜省略する。
図3に示すように、第2実施形態に係るデータ閲覧装置100の動作時には、表示部120において、格納部160に格納されている楽曲データのうち、再生部150により再生中データを示すマーク310と、再生中データと関連度の高い楽曲データを示すマーク320、330、340、350と、再生候補データを示すマーク360と、再生中データの前に再生された楽曲データ(以下適宜、再生済みデータと称する。)を示すマーク370とを表示する。また、再生中データ、再生候補データ及び再生済みデータ(即ち、再生部150により扱われるデータ)を示すマーク310、360、370の表示位置を定義するため画面中心付近に水平方向に延びる帯状のエリア700を表示している。そして、コントローラ110における算出部110aが関連度を曲の明暗によって算出し、再生中データより明るい楽曲データはエリア700より上に、暗い楽曲データはエリア700より下に表示している。尚、曲の長さ及び再生位置を示すバー500は、曲ナンバー、曲名及びアーティスト名と共に、画面右下にまとめて表示している。
本実施形態では特に、表示する楽曲データを決定する関連度に係る閾値を示すために表示枠600を表示しており、再生中データと関連度の高い楽曲データを示すマーク320、330、340、350は、表示枠600の枠内に表示される。尚マーク340と370とが示す楽曲データは同一のデータであるが、再生済みデータは、関連度の高いデータとして表示されないようにしてもよい。
表示枠600は上下方向の幅が関連度の閾値を示しており、本発明の「範囲指定手段」の一例である入力部130をユーザが操作し、枠の上下方向の幅を変化させることで、閾値の幅を変化させることが可能である。これにより、表示枠600の枠内に表示されるマークの数を増減させることができる。例えば、上下方向の幅を狭めれば閾値の幅は小さくなり、より関連度の高いものしか表示されなくなる。一方、上下方向の幅を広げると閾値の幅は大きくなり、より関連度の低いものも表示されるようになる。
また、表示枠600の左右方向の幅は、再生中データの曲の長さを示している。即ち、表示枠600の左端が曲の開始位置を示しており、右端が曲の終了位置を示している。このため、第1実施形態のようにバー500を用いなくとも、再生中データと関連度が最も高くなる位置を示すことが可能となっている。尚、表示枠600の左右方向の幅を入力部130の操作で可変とすれば、再生済みデータ又は再生候補データと関連度の高い楽曲データを表示させることも可能となる。
以上説明したように、表示枠600を用いることで、表示する関連度の幅をユーザが自由に決定できる。即ち、ユーザは大量の楽曲データの中から、より簡単に所望のデータにアクセス可能となる。
本実施形態では更に、再生候補データを、マークが表示されている他の楽曲データに変更することが可能である。本実施形態では、本発明の「自動選択手段」の一例であるコントローラ110が、再生中データと最も関連度の高い楽曲データを、再生候補データとして図中のマーク360の位置に表示する。この際、ユーザが他の楽曲データを再生したいと考えたならば、ユーザは本発明の「外部操作確認手段」の一例である入力部130を操作することで、再生候補データにしたいデータを、マークが表示されている楽曲データの中から選択することが可能である。
図4に示すように、例えば図3におけるマーク340が示す楽曲データを選択すれば、それが再生候補データとなり、マーク340がエリア700の内部に表示される。一方、マーク360は再生候補データではなくなるため、他の関連度の高い楽曲データのマーク320、330、340と同様に、関連度と関連度の高い位置とに対応する位置に表示される。
以上説明したように、本実施形態に係るデータ閲覧装置によれば、ユーザが再生したいデータを自由に選択することが可能となる。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態に係るデータ閲覧装置について、図1に加えて図5及び図6を参照して説明する。ここに図5は、第3実施形態に係る表示部の画面の一例を示す平面図であり、図6は、第3実施形態に係る楽曲データの表示位置を示す概念図である。尚、第3実施形態は、上述の第1及び第2実施形態と比べて、一部の動作が異なり、その他の動作や構成については同様である。よって、ここでは装置の構成並びに第1及び第2実施形態と重複する動作及び効果についての説明は適宜省略する。
図5に示すように、第3実施形態に係るデータ閲覧装置100の動作時には、表示部120において、格納部160に格納されている楽曲データのうち、再生部150により再生中データを示すマーク410と、再生中データと関連度の高い楽曲データを示すマーク420、430、440、450、460とを表示する。また、本実施形態における再生候補データは、例えばマークを強調表示するなどしてユーザに提示される。
本実施形態では特に、再生中のデータとの関連度を明暗に加えて、テンポの速さについても算出し、2種類の関連度について二次元的に表示している。即ち、中心に表示している再生中データに対して、明るい楽曲データは画面右側、暗い楽曲データは画面左側に表示され、テンポの速い楽曲データは画面上側、遅い楽曲データは画面下側に表示される。尚、より中心近くに表示されている楽曲データの方が再生中データに対して高い関連度を持っている。また、用いられる関連度は2種類以上でもよく、例えば3種類の関連度を用いる場合には、二次元の画面に仮想的に三次元が表現される。
本実施形態では更に、時間により変化する関連度を示すため、関連度の高い楽曲データ夫々の時間毎(例えば、秒刻み)の関連度を曲線として表示している。即ち、夫々の楽曲データについて、再生中データの再生している部分に関する関連度が時間毎に算出され、それらをプロットし曲線で繋いだものが表示される。尚、この曲線は再生中データの再生している部分に対応しているため、再生中には再生位置に対応して形を変えていく。
この曲線を用いることで、関連どの高い楽曲データ夫々の時間による関連度の変化を知ることができる。例えば、マーク440で示される楽曲データは、曲調及びテンポの両方について、再生中データの再生中の部分と終始近いことが分かる。このため、再生中データがユーザにとって既知のものであれば、表示されている関連度の高い楽曲データについて曲のおおよそのイメージを掴むことができる。
尚、関連度の高い楽曲データを示す夫々のマーク420、430、440、450、460は夫々、再生中データの再生位置に対応して曲線上を移動する。
図6に示すように、総再生時間が3分である再生中データと関連度の高い楽曲データが4曲(曲A、曲B、曲C、曲D)あるとする。ここで、各楽曲データは、再生中データと強い関連性を持つ箇所が異なっており、最も関連性が強い箇所を基準として夫々の曲を並べると図のようになる。図5におけるマーク420、430、440、450、460夫々の位置は、図6の概念に基づいて表示されており、例えば再生中データが“1:00”の位置を再生している際には、曲Aを示すマークは、曲Aを示す曲線上の“1:38”の位置に表示されており、曲Bを示すマークは、曲Bを示す曲線上の“0:52”の位置に表示されている。
以上説明したように、本実施形態に係るデータ閲覧装置によれば、時間による関連度の変化をより直感的に認識することが可能である。
本発明は、上述の実施形態で説明したような楽曲データを再生するオーディオ装置以外にも、動画や画像を再生するマルチメディア装置や、テキストデータを表示するテキスト閲覧装置、並びにパソコン等において動作するアプリ等にも適用可能である。
また本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うデータ閲覧装置及び方法もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
本発明に係るデータ閲覧装置及び方法は、例えばHDD(Hard Disc Drive)、DVD、BD(Blue-ray Disc)などを搭載したオーディオ装置等の、大量のデータを記録或いは再生可能な再生装置等に利用することが可能である。

Claims (12)

  1. 再生手段により夫々再生可能であると共に長さを夫々持つ複数のデータの各々を該複数のデータの各々を個別に示すマークとして表示することで、前記複数のデータの閲覧を可能ならしめるデータ閲覧装置であって、
    前記複数のデータのうち前記再生手段により再生中の一のデータと前記複数のデータのうち該一のデータを除く他のデータとの相互間における、前記長さの異なる箇所での所定種類のパラメータの関連度を算出する算出手段と、
    前記他のデータの各々を示す前記マークを、前記箇所に対応付けて、前記算出された関連度に応じて異なる態様で表示する表示手段と
    を備えることを特徴とするデータ閲覧装置。
  2. 前記算出手段は、前記箇所として、異なる時刻での前記関連度を算出し、
    前記表示手段は、前記一のデータが準拠する時間軸を表示すると共に、前記マークを該時間軸上における前記時刻に対応付けられた表示位置に表示する
    ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のデータ閲覧装置。
  3. 前記表示手段は、前記マークを、前記算出された関連度に応じて前記時間軸からの距離が異なる前記表示位置に表示することを特徴とする請求の範囲第2項に記載のデータ閲覧装置。
  4. 前記表示手段は、前記マークを、前記他のデータの各々について、前記算出された関連度が高い一又は複数の前記箇所に対応付けて表示する
    ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のデータ閲覧装置。
  5. 前記再生手段により前記一のデータが再生されている際に、前記所定種類を指定又は変更可能な種類指定手段を更に備え、
    前記算出手段は、前記指定又は変更された所定種類のパラメータの関連度を算出する
    ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のデータ閲覧装置。
  6. 前記表示手段は、前記複数のデータのうち前記算出された関連度が所定閾値に達するものについて、前記マークを表示することを特徴とする請求の範囲第1項に記載のデータ閲覧装置。
  7. 前記表示手段が表示する、前記長さに係る範囲及び前記関連度に係る範囲のうち少なくとも一方を指定又は変更可能な範囲指定手段を更に備えることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のデータ閲覧装置。
  8. 前記表示手段により表示されている前記マークのうち、前記再生手段により次に再生すべき前記データに対応するものを外部操作により選択可能な外部操作選択手段を更に備えることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のデータ閲覧装置。
  9. 前記再生手段を、前記一のデータから、前記選択されたマークに対応するデータへと、前記関連度の高い箇所において切り替えて再生するように制御する切り替え制御手段を更に備えることを特徴とする請求の範囲第8項に記載のデータ閲覧装置。
  10. 前記マークが夫々表示されている前記複数のデータのうち、前記算出された関連度が最も高いものを、前記再生手段により次に再生すべき前記データに対応するものとして自動的に選択する自動選択手段と、
    該選択された最も高いものを、前記再生手段により次に再生すべき前記データに対応するものとして、外部操作により確認可能な外部操作確認手段と
    を更に備えることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のデータ閲覧装置。
  11. 前記再生手段を、前記一のデータから、前記確認されたマークに対応するデータへと、前記関連度の高い箇所において切り替えて再生するように制御する切り替え制御手段を更に備えることを特徴とする請求の範囲第10項に記載のデータ閲覧装置。
  12. 再生手段により夫々再生可能であると共に長さを夫々持つ複数のデータの各々を該複数のデータの各々を個別に示すマークとして表示することで、前記複数のデータの閲覧を可能ならしめるデータ閲覧方法であって、
    前記複数のデータのうち前記再生手段により再生中の一のデータと前記複数のデータのうち該一のデータを除く他のデータとの相互間における、前記長さの異なる箇所での所定種類のパラメータの関連度を算出する算出工程と、
    前記他のデータの各々を示す前記マークを、前記箇所に対応付けて、前記算出された関連度に応じて異なる態様で表示する表示工程と
    を備えることを特徴とするデータ閲覧方法。
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