JP5637726B2 - オーディオ機器 - Google Patents

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Description

本発明は、オーディオ機器に関する。
現在利用されているオーディオ機器には、多数の楽曲から再生する楽曲を任意に選択可能なものが存在する。この機能は、例えば以下のようにして実現される。まずオーディオ機器が、多数の楽曲に順序付けを行い楽曲リストを作成する。そして、楽曲リストの先頭から順に、いくつかの楽曲名を画面に表示する。ユーザはスクロール操作などにより画面に表示される楽曲を切り替えつつ、画面に表示された楽曲を視認しいずれかの楽曲を選択する。
上述の楽曲リストのように、ユーザに複数の項目からいずれかの項目を選択させる際には、所定の項目に到達した時に一定の操作無効時間を設けることがある。このような操作無効時間を設けると、スクロール操作を連続的に行った場合に、例えば楽曲リストの始端および終端のように特徴的な項目に到達したことをユーザに効果的に伝えることができる。例えば特許文献1には、グループ化された楽曲名を画面に表示し、グループが切り替わる度に、すなわちグループの始端に到達する度に、入力装置からの信号を一定期間無効にするオーディオ機器が記載されている。
特開2005−4891号公報
楽曲リストや操作メニューなど一定順序で並んだリストの操作において、リストの始端や終端に近い項目を選択する場合、ユーザは一旦リストの始端や終端までスクロールしてから少しずつリストを辿ることにより目的の項目を選択することが多い。特許文献1に記載されたオーディオ機器は、一定順序で楽曲を並べたリストであるグループの始端に移動すると、常に一定の待ち時間を発生させる。そのため、ユーザが上記のような操作を行う場合、始端に到達してから常に一定時間待ってから次の操作を行わなければならず、スムーズに操作することができないという問題があった。
本発明に係るオーディオ機器は、所定の順序で並べられた複数の項目が記憶される記憶手段と、前記複数の項目のうち、少なくとも選択項目を含む一部の項目を表示する表示手段と、前記選択項目の1つ前方の項目を新たな選択項目にする順方向選択操作と、前記選択項目の1つ後方の項目を新たな選択項目にする逆方向選択操作と、を受け付ける操作手段と、前記順方向選択操作により所定の第1基準項目が前記選択項目になったとき、その後の前記逆方向選択操作を無効にせずにその後の前記順方向選択操作を所定期間だけ無効にすると共に、前記逆方向選択操作により所定の第2基準項目が前記選択項目になったとき、その後の前記順方向選択操作を無効にせずにその後の前記逆方向選択操作を所定期間だけ無効にする無効化手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、リストの操作を従来よりスムーズに行うことができる。
本発明の第1の実施の携帯に係るオーディオ機器100の構成を示すブロック図である。 オーディオ機器100の正面図である。 メニューの階層構造の例を示す図である。 メニューM2の選択項目の遷移図である。 制御回路101によるメニュー操作処理のフローチャートである。 本発明を文字入力に対し適用した例を示す図である。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の携帯に係るオーディオ機器100の構成を示すブロック図である。オーディオ機器100は車載型の装置であり、楽曲やラジオ番組等の再生を行う機能を有する。オーディオ機器100を構成する各部は、CPUなどを含む制御回路101により制御される。制御回路101は、ROM102から所定の制御プログラムを読み出して実行することにより、各部を制御する。この制御プログラムは、DRAM103を作業領域として使用する。
オーディオ機器100は、複数の楽曲データが格納されたハードディスクドライブ(HDD)104と、音楽CD110を読み取り可能なCDドライブ105と、ラジオ放送を受信する受信機106と、を備える。制御回路101は、これらの装置により音声信号を生成し、スピーカ107より再生する。ユーザは、入力装置108が有する各種のボタンおよびスイッチ(後述)を用いて、再生する楽曲の選択を含む各種の操作を行う。LCDモニタ109には、楽曲の再生状況、およびユーザによる操作の状態(後述)が表示される。
制御回路101は、選択項目(後述)をLCDモニタ109に表示する選択項目表示部101aと、入力装置108から送信される入力信号に応じて選択項目を変更する選択操作部101bとを有する。これらの各機能部は、制御回路101がROM102に格納されている所定の制御プログラムを実行することにより、ソフトウェア的に実現される。これらの各機能部が実行する処理については後に詳述する。
(オーディオ機器100の外観の説明)
図2は、オーディオ機器100の正面図である。オーディオ機器100を車両に搭載したとき、オーディオ機器100の図2に示した面のみが外部に露出する。図2に示すように、オーディオ機器100の正面は長方形であり、例えば幅180mm、高さ50mmの大きさとなっている。オーディオ機器100の正面にはLCDモニタ109と、プッシュボタン108aと、ロータリースイッチ108bと、が設けられている。
LCDモニタ109の画面には1行の文字列を表示することが可能である。制御回路101はLCDモニタ109に、選択項目(後述)の名称、再生中の楽曲のタイトルなどを表示させる。
入力装置108は、プッシュボタン108aとロータリースイッチ108bとを備えている。ユーザがこれらの操作部材を操作すると、入力装置108はユーザの操作に応じた入力信号を制御回路101へ送信する。プッシュボタン108aはオーディオ機器100の動作のオンオフを切り替えるボタンである。ロータリースイッチ108bはメニュー項目(後述)の選択操作および決定操作を行うスイッチである。ロータリースイッチ108bは、左右に回転させる操作と、スイッチを押下する操作が可能に構成される。
(メニューの説明)
制御回路101は、階層構造を有する複数のメニューをユーザに対して提供する。これらのメニューに関するデータは、ROM102に格納されている。ユーザは、これら複数のメニューを用いてオーディオ機器100を操作する。制御回路101は複数のメニューのうち1つを有効にし、ユーザの操作は有効になっているメニューに対して行われる。
個々のメニューは、順序付けされた1つ以上のメニュー項目から構成されている。制御回路101は、現在有効になっているメニューを構成するメニュー項目のうち、いずれか1つを選択状態にする。以下の説明では、選択状態になっているメニュー項目を選択項目と呼ぶ。ユーザはロータリースイッチ108bを用いた選択操作により、他のメニュー項目を選択状態にする、すなわち選択項目を変更することが可能である。
本実施形態では、ロータリースイッチ108bを左右へ一定量回転させる操作を選択操作と呼ぶ。特に、ロータリースイッチ108bを時計回り方向へ一定量回転させる操作を順方向選択操作、反時計回り方向へ一定量回転させる操作を逆方向選択操作と呼ぶ。ユーザが順方向選択操作を行うと、選択操作部101bが選択項目の次のメニュー項目を新たに選択項目とする。つまり、選択項目が前方へ移動する。同様に、ユーザが逆方向選択操作を行うと、選択操作部101bが選択項目の前のメニュー項目を新たに選択項目とする。つまり、選択項目が後方へ移動する。ロータリースイッチ108bは連続的に回転させることができる。例えば、ロータリースイッチ108bを時計回り方向に連続的に回転させると、選択項目は前方へ次々に移動していく。選択項目表示部109aは、現在の選択項目の名称をLCDモニタ109に表示させる。
ユーザがロータリースイッチ108bを用いた決定操作を行うと、制御回路101は選択項目に応じた処理を実行する。本実施形態では、ロータリースイッチ108bを押下する操作を決定操作と呼ぶ。以下、制御回路101が決定操作に応じて実行する処理について、例を挙げて説明する。
図3は、メニューの階層構造の例を示す図である。図3では、各々のメニュー項目を、メニュー項目の名称が記された長方形により表している。例えば、メニュー項目E21は「Back」という名称のメニュー項目である。また、図3では、複数のメニュー項目を上下方向に並べることにより各々のメニューを表している。例えば、図3に示したメニューM2は、メニュー項目E21〜E26から成るメニューである。
図3では、メニュー項目の上下関係がメニュー項目同士の順序を表している。例えば、メニューM2において、メニュー項目E22の次のメニュー項目はメニュー項目E23であり、メニュー項目E22の前のメニュー項目はメニュー項目E21である。従って、メニュー項目E22が選択状態のときに順方向選択操作が行われると、メニュー目E23が新たに選択状態となる。同様に、逆方向選択操作が行われれば、メニュー項目E21が新たに選択状態となる。
図3において、各メニュー項目間の矢印は、一方のメニュー項目において決定操作が為されると、矢印により接続された他方のメニューが新たに有効となることを意味している。例えば、図3において、メニュー項目E11とメニュー項目E21とが矢印A12で接続されている。これは、メニューM1が有効且つメニュー項目E11が選択状態となっているときにユーザが決定操作を行うと、制御回路101が新たにメニューM2を有効にすることを意味している。またこのとき、メニュー項目E21が新たに選択状態とされる。なお、メニュー項目E21が選択状態となっている場合についても同様に、メニューM2が有効になると共にメニュー項目E11が新たに選択状態となる。
オーディオ機器100の電源投入後は、制御回路101により所定のメニューが有効にされると共に、当該メニュー中の所定のメニュー項目が選択項目とされる。本実施形態では、最上位のメニューであるメニューM1が有効になると共に、メニュー項目E11が選択状態となる。メニューM1を構成する各メニュー項目は、それぞれ楽曲の再生元となる装置に対応している。例えば、メニュー項目E11はHDD104に、メニュー項目E12はCDドライブ105に、メニュー項目E13は受信機106にそれぞれ対応している。ユーザがこれらのメニュー項目からいずれか1つを選択して決定操作を行うと、選択操作部101bは各装置に応じたメニューを有効にする。
例えばメニュー項目E11が選択されると、図3の矢印A12が示す通り、メニューM2が有効になる。メニューM2はHDD104に記憶されている楽曲を選択するためのメニュー項目E22〜E26を含んでいる。ここでメニュー項目E22が選択されると、制御回路101はHDD106に記憶されているプレイリストの一覧メニューを有効にする。このメニューは、各々のメニュー項目がHDD106に記憶されているプレイリストの1つ1つに対応している。ユーザがこのメニューからいずれか1つのメニュー項目を選択して決定操作を行うと、制御回路101は選択項目に対応するプレイリストの再生を開始する。
同様に、メニュー項目E23が選択されるとアルバム名の一覧メニューが、メニュー項目E24が選択されると楽曲名の一覧メニューが、メニュー項目E25が選択されるとアーティスト名の一覧メニューが、メニュー項目E26が選択されるとジャンル名の一覧メニューが、それぞれ有効になる。その後、ユーザがこれらのメニューからいずれか1つのメニュー項目を選択して決定操作を行うと、制御回路101はメニュー項目に対応する処理を実行する。例えば特定のアルバム名に対応するメニュー項目において決定操作が行われれば、そのアルバム名に関連付けられた楽曲の再生を開始する。以上のように、ユーザは階層構造を有するメニューからメニュー項目を次々に選択していくことにより、最終的に目的の機能を実行するためのメニュー項目に到達する。
(メニューの先頭および末尾の説明)
任意のメニュー内の先頭に位置するメニュー項目が選択状態のときに第2の選択操作が行われると、選択操作部101bは同メニュー内の末尾のメニュー項目を選択状態にする。すなわち、選択操作部101bは先頭のメニュー項目と末尾のメニュー項目とがあたかも連続しているかのように振る舞う。同様に、末尾のメニュー項目が選択状態のときに第1の選択操作が行われると、選択操作部101bは同メニュー内の先頭のメニュー項目を選択状態にする。
例えば図3において、メニュー項目E21が選択状態のときにユーザにより逆方向選択操作が行われると、選択操作部101bは末尾のメニュー項目E26を選択状態とする。また、メニュー項目E26が選択状態のときにユーザにより順方向選択操作が行われると、選択項目101bはメニュー項目E21を選択状態とする。
図4は、メニューM2の選択項目の遷移図である。図4では、長方形がメニュー項目を表し、メニュー項目間の矢印は選択操作による選択項目の遷移を表す。図4に矢印で示すように、ユーザは先頭のメニュー項目E21から末尾のメニュー項目E26へ逆方向選択操作により選択項目を直接遷移させることが可能である。同様に、ユーザは末尾のメニュー項目E26から先頭のメニュー項目E21へ順方向選択操作により選択項目を直接遷移させることが可能である。
各メニューには予め、2つのメニュー項目を基準項目として特別に扱うような設定が為されている。本実施形態では各メニューの末尾のメニュー項目が第1基準項目として、また各メニューの先頭のメニュー項目が第2基準項目としてそれぞれ設定されている。制御回路101は、順方向選択操作により第1基準項目すなわち末尾のメニュー項目が選択状態になると、選択操作部101bによる順方向選択操作の受付が一定時間(例えば500ミリ秒)為されないようにする。つまり、順方向選択操作を一定時間無効にする。ただし、上記の時間内であっても、逆方向への選択操作すなわち逆方向選択操作の受付は行われる。図4の例で説明すると、例えばメニュー項目E25が選択状態のときにユーザが順方向選択操作を行い第1基準項目であるメニュー項目E26が選択状態になると、制御回路101は500ミリ秒の間順方向選択操作を無効にする。同様に、逆方向選択操作によりメニュー項目E22から第2基準項目であるメニュー項目E21へ選択項目が遷移すると、選択操作部101bによる逆方向選択操作の受付が一定時間為されなくなる。
図5は、制御回路101によるメニュー操作処理のフローチャートである。図5に示す処理は、制御回路101がROM102から読み込んだ所定の制御プログラムを実行することにより実現される。
まずステップS500では、制御回路101が変数dを空に設定する。ステップS510では、制御回路101が入力装置108からの操作の受付を行う。ステップS520では、ステップS510において受付が行われた操作が選択操作であるか否かを判定する。ステップS510で受付が行われた操作が選択操作以外の操作(例えば決定操作)であった場合にはステップS600へ進み、制御回路101は操作に応じた処理を実行して処理を終了する。他方、ステップS520において肯定判定が為された場合にはステップS530へ進む。
ステップS530では、制御回路101により後述するタイマーが作動しているか否かを判定する。タイマーが作動中であった場合には肯定判定がなされ、ステップS540へ進む。ステップS540では、制御回路101が変数dの内容とステップS510で受付が行われた操作とが一致するか否かを判定する。これら2つが一致した場合にはステップS510へ戻る。他方、変数dと受付が行われた操作とが一致しなかった場合にはステップS550へ進む。ステップS550では、選択操作部101bが選択項目を変更する。選択項目の変更は、ステップS510において受付が行われた選択操作に基づいて行われる。ステップS551では、制御回路101が作動中のタイマーを停止させる。処理はその後ステップS510へ戻る。
ステップS530において否定判定がなされた場合にはステップS560へ進む。ステップS560ではステップS550と同様に、ステップS510において受付が行われた操作に基づき、選択操作部101bが選択項目を変更する。ステップS571では、制御回路101が、新たな選択項目は第1基準項目(例えば図4のメニュー項目E26)であるか否かを判定する。新たな選択項目が第1基準項目すなわちメニューの末尾のメニュー項目であった場合、ステップS571において肯定判定がなされ、ステップS572へ進む。他方、ステップS571において否定判定がなされた場合には、処理はステップS573へ進む。
ステップS572では、制御回路101が、ステップS510において直前に受付された操作が順方向選択操作か否かを判定する。ステップS572において肯定判定がなされた場合にはステップS581に進む。ステップS581では、制御回路101が変数dに順方向選択操作を表す値を設定する。ステップS590では、制御回路101が所定時間(例えば500ミリ秒)だけ動作する不図示のタイマーの動作を開始させ、ステップS510へ戻る。他方、ステップS572において否定判定がなされた場合には、処理はステップS510へ戻る。
ステップS573では、制御回路101が、新たな選択項目は第2基準項目(例えば図4のメニュー項目E21)であるか否かを判定する。新たな選択項目が第2基準項目すなわちメニューの先頭のメニュー項目であった場合、ステップS573において肯定判定がなされ、ステップS574へ進む。他方、ステップS573において否定判定がなされた場合には、処理はステップS510へ戻る。
ステップS574では、制御回路101が、ステップS510において直前に受付された操作が逆方向選択操作か否かを判定する。ステップS574において肯定判定がなされた場合にはステップS582に進む。ステップS582では、制御回路101が変数dに逆方向選択操作を表す値を設定する。処理はステップS590に進み、制御回路101により前述の場合と同様に不図示のタイマーの動作が開始される。他方、ステップS574において否定判定がなされた場合には、処理はステップS510へ戻る。
なお、図5に示すフローチャートでは、順方向選択操作により第1基準項目が選択状態になった場合にタイマーの動作を開始させ、逆方向選択操作により第1基準項目が選択状態になった場合にはタイマーの動作を開始させないようにしている。これを、いずれの場合であってもタイマーを動作させるようにしてもよい。具体的には、各々の場合ごとにタイマーの動作時間を変更すれば、図5に示すフローチャートと同一の結果が得られる。すなわち、順方向選択操作により第1基準項目が選択状態になった場合にはタイマーの動作時間を500ミリ秒とし、逆方向選択操作により第1基準項目が選択状態になった場合にはタイマーの動作時間をゼロとすればよい。第2基準項目についても同様である。
上述した第1の実施の形態によるオーディオ機器によれば、次の作用効果が得られる。
(1)制御回路101は、順方向選択操作によりメニュー末尾のメニュー項目が選択項目になったとき、順方向選択操作を500ミリ秒だけ無効にすると共に、逆方向選択操作によりメニュー先頭のメニュー項目が選択項目になったとき、逆方向選択操作を500ミリ秒だけ無効にする。このようにしたので、メニューの先頭および末尾に達した際、速やかに逆方向へ選択項目を変更することができ、従来よりスムーズな操作を行うことができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態に係るオーディオ機器は、各メニューの先頭のメニュー項目のみを基準項目として扱う。なお、図1に示す第1の実施の形態と同一の回路および装置には同一の符号を付し、説明を省略する。
本実施形態のオーディオ機器は、第1の実施の形態に係るオーディオ機器と同様の階層化された複数のメニューを有する。第1の実施の形態ではこれら複数のメニューにおいて、末尾のメニュー項目が第1基準項目に、先頭のメニュー項目が第2基準項目にそれぞれ設定されていた。本実施形態では、各メニューにおける先頭のメニュー項目が第1基準項目であると共に第2基準項目である。
例えば図3において、メニュー項目E22が選択項目のときに逆方向選択操作を行い、新たに先頭のメニュー項目E21が選択項目になると、一定時間逆方向選択操作の受付が為されなくなる点は第1の実施の形態と同様である。他方、メニュー項目E25が選択項目のときに順方向選択操作を行い、新たに末尾のメニュー項目E26が選択項目になっても、操作の受付が為されなくなることはない。その代わり、メニュー項目E26が選択項目のときに順方向選択操作を行い、新たに先頭のメニュー項目E21が選択項目になると、一定時間順方向選択操作の受付が為されなくなる。
上述した第2の実施の形態によるオーディオ機器によれば、第1の実施の形態によるオーディオ機器と同様の作用効果が得られる。
次のような変形も本発明の範囲内であり、変形例の一つ、もしくは複数を上述の実施形態と組み合わせることも可能である。
(変形例1)
順方向選択操作と逆方向選択操作とを、ロータリースイッチ以外の操作部材により行うようにしてもよい。例えば、順方向選択操作と逆方向選択操作の各々に独立したボタンを用意してもよい。あるいは、レバーを一方に傾ける操作が順方向選択操作、他方に傾ける操作が逆方向選択操作であるとしてもよい。
(変形例2)
上述の実施の形態では、メニュー項目が所定順序で並べられたメニューに対し本発明を適用した例を説明した。本発明は、メニューおよびメニュー項目以外の操作に対しても適用することが可能である。
図6は、本発明を文字入力に対し適用した例を示す図である。図6には、ユーザが画面200に表示されている四角形B1〜B8に対しロータリースイッチにより1文字ずつアルファベットを入力する様子を示している。現時点で文字入力の対象となっている四角形B8には、上下に三角形のカーソル201、202が表示される。ロータリースイッチを左右に回転させることにより、四角形B8に表示される文字が、アルファベットのAからZの順に切り替わる。すなわち、図6において選択操作により選択される項目とは、AからZの各文字により表される文字項目である。このとき、基準項目は例えば文字Aにより表される文字項目と、文字Zにより表される文字項目とする。
(変形例3)
第1の実施の形態に係るオーディオ機器において、メニューの構成は図3に示すものに限らない。また、メニューが図3に示すような階層構造を備えていなくてもよい。
(変形例4)
第1の実施の形態では、先頭のメニュー項目が逆方向選択操作により選択項目となった場合に500ミリ秒の無効時間を設けていたが、この無効時間は逆方向選択操作にのみ適用されていた。すなわち、上記の時間内であっても、順方向選択操作を行うことは可能であった。これに対し、先頭のメニュー項目が逆方向選択操作により選択項目となった場合に、順方向選択操作についても一定時間無効となるように制御回路101を構成してもよい。例えば、順方向選択操作が200ミリ秒の間無効になると共に、逆方向選択操作が500ミリ秒の間無効になるようにしてもよい。
(変形例5)
第1および第2の実施の形態では、基準項目が予め定められていた。本発明はこのような構成に限定されない。例えば、基準項目をユーザが任意に指定できる構成としてもよい。
(変形例6)
メニューの先頭や末尾以外のメニュー項目を基準項目としてもよい。例えばメニューのちょうど中央に位置するメニュー項目を基準項目としてもよい。このような構成が適したメニューの例として、−5〜+5までの11個の整数からいずれか1つを選択するメニューが挙げられる。この場合、選択可能な値の中央値である「0」に対応するメニュー項目を基準項目にすることが望ましい。
(変形例7)
LCDモニタ109に、選択項目以外のメニュー項目を同時に表示してもよい。例えば、選択項目の前後2つのメニュー項目を、選択項目と同時に表示するようにしてもよい。
本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。
100…オーディオ機器、101…制御回路、101a…選択項目表示部、101b…選択操作部、102…ROM、103…DRAM、104…HDD、105…CDドライブ、106…受信機、107…スピーカ、108…入力装置、108a…プッシュボタン、108b…ロータリースイッチ、109…LCDモニタ

Claims (3)

  1. 所定の順序で並べられた複数の項目が記憶される記憶手段と、
    前記複数の項目のうち、少なくとも選択項目を含む一部の項目を表示する表示手段と、
    前記選択項目の1つ前方の項目を新たな選択項目にする順方向選択操作と、前記選択項目の1つ後方の項目を新たな選択項目にする逆方向選択操作と、を受け付ける操作手段と、
    前記順方向選択操作により所定の第1基準項目が前記選択項目になったとき、その後の前記逆方向選択操作を無効にせずにその後の前記順方向選択操作を所定期間だけ無効にすると共に、前記逆方向選択操作により所定の第2基準項目が前記選択項目になったとき、その後の前記順方向選択操作を無効にせずにその後の前記逆方向選択操作を所定期間だけ無効にする無効化手段とを備えることを特徴とするオーディオ機器。
  2. 請求項に記載のオーディオ機器において、
    前記第1基準項目と前記第2基準項目とは同一の項目であることを特徴とするオーディオ機器。
  3. 請求項1または2に記載のオーディオ機器において、
    前記表示手段は、前記記憶手段に記憶される複数の項目のうち、前記選択項目のみを表示することを特徴とするオーディオ機器。
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