JP5323660B2 - スクロール表示装置 - Google Patents

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本発明は、複数のアイテムを配列したリストをスクロール表示する技術に関するものである。
複数のアイテムを配列したリストをスクロール表示する技術としては、リスト上に所定数のアイテムを含むように表示範囲を設定して、前記リストの表示範囲に含まれるアイテムよりなる部分リストを表示すると共に、ユーザのスクロール操作に応じて表示範囲を前記リスト上でユーザのスクロール操作方向に移動させる技術が知られている。また、このようなスクロール表示を行う場合に、表示した部分リストの中央に配置されたアイテムをユーザが直ちに選択できる選択候補アイテムとすると共に、部分リストの中央部分に、アイテムを強調するためのフォーカスフレームを配置することにより、当該選択候補アイテムを部分リスト上で提示する技術も知られている(たとえば、特許文献1)。
また、複数のアイテムを配列したリストをスクロール表示する技術としては、リスト上に所定数のアイテムを含むように表示範囲を設定して、前記リストの表示範囲に含まれるアイテムよりなる部分リストを表示すると共に、ユーザのスクロール操作に応じて、リスト上で選択候補アイテムを強調するフォーカスフレームが部分リスト上のスクロール操作方向側の端のアイテムの位置に無い場合には、フォーカスフレームを部分リスト上でスクロール操作方向に移動すると共に、フォーカスフレームがスクロール操作方向側の端のアイテムの位置にある場合には、表示範囲を前記リスト上でユーザのスクロール操作方向に移動させる技術も知られている(たとえば、特許文献2、3)。
また、複数のアイテムを配列したリストをスクロール表示する技術としては、ユーザのスクロール操作が所定時間以上継続した場合に、リストの表示する範囲を定める表示範囲を、当該表示範囲に含まれるアイテム数が増大するように拡大する技術も知られている(たとえば、特許文献4)。
特開2008-089843号公報 特開2002-140143号公報 特開2004-326402号公報 特許第3291311号公報
フォーカスフレームを部分リスト上で移動するスクロール表示の技術によれば、個々のアイテムの内容を吟味する際には、部分リスト上でフォーカスフレームを移動することになるため、どうしてもユーザの視線移動が必要となるという問題がある。
また、部分リスト上の固定位置にフォーカスフレームを配置するスクロール表示の技術によれば、フォーカスフレームの一方の側に表示できるアイテム数が少ないために、目的とするアイテムを探しながら高速なスクロール表示を行っているときに目的とするアイテムが表示範囲を通過してしまい易く、このような場合には、目的とするアイテムが表示されていない状態となり、目的とするアイテムをフォーカスフレーム位置に直ちに移動させることが容易でなくなる。
そこで、本発明は、スクロール表示の操作性をより向上することを課題とする。
前記課題達成のために本発明は、複数のアイテムを配列したリストをスクロール表示するスクロール表示装置に、スクロールモードとして第1のスクロールモードが設定されているときに、前記リスト上に複数のアイテムを含むように表示範囲を設定して、前記リストの前記当該表示範囲に含まれる部分である部分リストを表示すると共に、部分リストの表示上の中央のアイテムの位置にフォーカスフレームを固定的に表示し、ユーザのスクロール操作に応じて当該表示範囲を前記リスト上で、ユーザのスクロール操作方向に、ユーザのスクロール操作量に応じたスクロール速度で移動させる第1スクロール表示部と、スクロールモードとして第2のスクロールモードが設定されているときに、前記リスト上に複数のアイテムを含むように表示範囲を設定して、前記リストの前記当該表示範囲に含まれる部分である部分リストを表示すると共に、部分リストの表示上にフォーカスフレームを表示し、ユーザのスクロール操作に応じて、前記フォーカスフレームが前記部分リストの表示上の前記スクロール操作方向側端部のアイテムの位置に無い場合には、前記部分リストの表示上で前記フォーカスフレームをユーザのスクロール操作方向に、ユーザのスクロール操作量に応じたスクロール速度で移動し、前記フォーカスフレームが前記部分リストの表示上の前記スクロール操作方向側端部のアイテムの位置にある場合には、前記表示範囲を前記リスト上で、ユーザのスクロール操作方向に、ユーザのスクロール操作量に応じたスクロール速度で移動させる第2スクロール表示部と、スクロールモードとして、前記第1のスクロールモードと第2のスクロールモードとの一方を選択的に設定するスクロールモード制御部とを備え、前記スクロールモード制御部において、前記スクロール表示の開始時に前記スクロールモードとして前記第1のスクロールモードを設定し、前記スクロールモードとして前記第1のスクロールモードを設定しているときに、前記スクロール速度が所定のレベルを超えたときに、前記スクロールモードとして前記第2のスクロールモードを設定し、前記スクロールモードとして前記第2のスクロールモードを設定しているときに、第1の時間長の期間ユーザのスクロール操作入力が無かった場合に、スクロールモードとして前記第1のスクロールモードを設定するようにしたものである。
このようなスクロール表示装置によれば、ユーザは、始めは、第1のスクロールモードにおいて、リストをスクロールさせながら、固定的に配置されるフォーカスフレーム位置に表示される各アイテムの内容を、視点移動することなく吟味することができる。一方、その後、目的とするアイテムを探索するために、ユーザがスクロール速度を大きくすると、第2のスクロールモードが設定され、フォーカスフレームがスクロール方向端部まで移動した後に、リストの標示がスクロールする。ここで、このような第2のスクロールモードによれば、スクロールのし過ぎによって、目的とするアイテムがフォーカスフレームを行き過ぎてしまった場合でも、目的とするアイテムが表示範囲内に含まれている場合には、表示上で当該目的とするアイテムを確認しながら、当該目的とするアイテムの位置まで即座にフォーカスフレームを逆方向に移動して、当該目的とするアイテムを選択することができるようになる。
そして、第2のスクロールモードでは、中央のアイテムの位置にフォーカスフレームが固定される第1のスクロールモードとは異なり、フォーカスフレームがスクロール方向の端部まで移動するので、フォーカスフレームがスクロール方向の端部に位置する状態において、最後に行ったスクロールのスクロール方向と逆方向に表示されるアイテム数は、第1のスクロールモードの場合よりも多くなる。すなわち、第2のスクロールモードによれば、第1のスクロールモードの場合よりも、ユーザが目的とするアイテムの探索中にスクロールをし過ぎた場合でも、目的とするアイテムが表示範囲内に含まれている確率が大きくなる。よって、第2のスクロールモードによれば、より容易に、スクロールをし過ぎた場合でも、目的とするアイテムを選択できるようになる。
ここで、このようなスクロール表示装置は、当該スクロール表示装置に、スクロールモードとして第3のスクロールモードが設定されているときに、前記リスト上に複数のアイテムを含むように表示範囲を設定して、前記リストの前記当該表示範囲に含まれる部分である部分リストを表示すると共に、前記フォーカスフレームを表示しない形態で、ユーザのスクロール操作に応じて当該表示範囲を前記リスト上で、ユーザのスクロール操作方向に、ユーザのスクロール操作量に応じたスクロール速度で移動させる第3スクロール表示部を設けると共に、前記スクロールモード制御部において、前記スクロールモードとして前記第2のスクロールモードを設定しているときに、前記スクロール速度が予め定めたレベルを超えており、かつ、前記フォーカスフレームが前記部分リストの表示上の前記スクロール操作方向側端部のアイテムの位置にある状態が、第2の時間長の期間継続した場合に、前記スクロールモードとして前記第3のスクロールモードを設定し、前記スクロールモードとして前記第3のスクロールモードを設定しているときに、前記スクロール速度が前記予め定めたレベル以下となった場合に、前記第2のスクロールモードを設定するように構成してもよい。また、この場合には、前記スクロールモード制御部は、前記スクロールモードを前記第3のスクロールモードから前記第2のスクロールモードに切り替え直後の前記フォーカスフレームの位置を、前記部分リストの表示上の前記スクロール操作方向側端部のアイテムの位置とすることが好ましい。
また、これらのスクロール表示装置は、前記スクロールモード制御部において、前記スクロールモードを前記第2のスクロールモードから前記第1のスクロールモードに切り替える際に、前記第2のスクロールモードにおいて最後にフォーカスフレームが位置していたアイテムが、部分リストの中央の位置となるように、前記表示範囲を前記リスト上で移動するようにしてもよい。また、これらのスクロール表示装置は、前記第1のスクロールモードにおいて、前記表示範囲を、当該表示範囲に含まれるアイテムの数が、他のスクロールモードにおいて前記表示範囲に含まれるアイテムの数よりも少なくなるように設定するように構成してもよい。
以上のように、本発明によれば、スクロール表示の操作性をより向上することができる。
本発明の実施形態に係るAVシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るAVシステムが表示するコントロール画面を示す図である。 本発明の実施形態に係る固定FFスクロールモードのスクロール動作を示す図である。 本発明の実施形態に係る移動FFスクロールモードのスクロール動作を示す図である。 本発明の実施形態に係る無FFスクロールモードのスクロール動作を示す図である。 本発明の実施形態に係るスクロールモード制御処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るスクロールモード制御処理の処理例を示す図である。 本発明の実施形態に係るスクロールモード制御処理の処理例を示す図である。 本発明の実施形態に係る固定スクロールモードのスクロール動作の他の例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を、AVシステムへの適用を例にとり説明する。
図1に、本実施形態に係るAVシステムの構成を示す。
図示するように、AVシステムは、CDやDVDなどの記録ディスクの読み取りを行うディスクドライブ1、オーディオファイルやオーディオファイルの管理情報やアートワークを格納したHDD2、操作部3、制御部4、オーディオデータやビデオデータのデコードを行うAVデコーダ5、TVチューナ6、ラジオチューナ7、表示出力処理部8、音声出力処理部9、表示装置10、スピーカ11などを備えている。
ただし、このようなAVシステムは、コンピュータを用いて構成するようにしてもよく、この場合、制御部4やAVデコーダ5や表示出力処理部8や音声出力処理部9は、コンピュータが所定のコンピュータプログラムを実行することにより実現されるものであってよい。
さて、このような構成において、制御部4は、ディスクドライブ1、HDD2、TVチューナ6、ラジオチューナ7のいずれを出力ソースとするかの設定をユーザから受け付けると共に、出力ソースが出力する、または、出力ソースにデータが記憶されているオーディオコンテンツやビジュアルコンテンツのスピーカ11や表示装置10への出力を制御する。
すなわち、制御部4は、ラジオチューナ7が出力ソースに設定されているときには、音声出力処理部9に、ラジオチューナ7が出力するオーディオをスピーカ11に出力させる。また、制御部4は、ラジオチューナ7で受信するチャネルを、操作部3を介したユーザ操作に応じて切り替える制御なども行う。
また、制御部4は、TVチューナ6が出力ソースに設定されているときには、音声出力処理部9に、TVチューナ6が出力するオーディオをスピーカ11に出力させると共に、表示出力処理部8に、TVチューナ6が出力するビデオを表示装置10に出力させる。また、制御部4は、TVチューナ6で受信するチャネルを、操作部3を介したユーザ操作に応じて切り替える制御なども行う。
また、制御部4は、ディスクドライブ1が出力ソースに設定されているときには、ディスクドライブ1に装着されている記録ディスクに記録されているオーディオデータの再生を制御する。ここで、記録ディスクに記録されているオーディオデータの再生の制御は、再生対象としたオーディオデータをディスクドライブ1を介して記録ディスクから読み出して、読み出したオーディオデータをAVデコーダ5でデコードさせると共に、デコードしたオーディオを、音声出力処理部9にスピーカ11に出力させることにより行う。また、制御部4は、この再生の制御において、操作部3を介したユーザ操作に応じて再生対象とするオーディオデータを切り替えたり、記録ディスクに記録されている各オーディオデータを、順次、または、ランダムに再生対象とする制御なども行う。
そして、制御部4は、HDD2が出力ソースに設定されているときには、HDD2に記録されているオーディオファイルの再生を制御する。オーディオファイルの再生の制御は、再生対象としたオーディオファイルをHDD2から読み出して、読み出したオーディオファイルのオーディオデータをAVデコーダ5でデコードさせると共に、デコードしたオーディオを、音声出力処理部9にスピーカ11に出力させることにより行う。また、制御部4は、この再生の制御において、操作部3を介したユーザ操作に応じて再生対象とするオーディオファイルを切り替えたり、HDD2に記録されている各オーディオファイルを、オーディオファイルの管理情報に基づいて、オーディオファイルの属性毎に、順次、または、ランダムに再生対象とする制御なども行う。
ここで、オーディオファイルの属性としては、ジャンルやアーティストやアルバムやタイトルといった属性があり、これらの属性値はオーディオファイルに格納されているオーディオデータが表す楽曲に応じて設定されている。そしてオーディオファイルの管理情報において、HDD2に記録されている各オーディオファイルの、ジャンルやアーティストやアルバムやタイトルといった属性毎に、各オーディオファイルと各オーディオファイルの他の属性が管理されている。また、オーディオファイルの管理情報は、アルバムとジャケット写真などのアートワークとを関連づける情報も含まれる。
以下、このようなAVシステムにおけるスクロール表示動作について、HDD2が出力ソースとして設定されているときに行う、ユーザが行うことができるアルバム選択動作を例にとり説明する。
まず、制御部4は、出力ソースとしてHDD2が設定されたならば、表示出力処理部8を介して表示装置10に、図2に示すようなコントロール画面を表示する。
図示するように、このコントロール画面のメインメニュー領域200には、出力ソース切替用メニュー201と、音量表示202と、その他メニュー呼出用のボタン203が設けられており、ユーザは、出力ソース切替用メニュー201を用いて出力ソースを切り替えることができる。
また、メインメニュー領域200の上部の左方には属性切替メニュー領域210が、メインメニュー領域200の上部の右方には選択受付リスト領域220が設けられている。
そして、属性切替メニュー領域210には、アーティスト、アルバム、ソング(タイトル)、ジャンルの項目よりなる属性切替メニューが表示され、ユーザは、属性切替メニューを用いて、アーティスト、アルバム、ソング(タイトル)、ジャンルのいずれの属性を、再生対象選択のキーとするかを設定することができる。そして、選択受付リスト領域220には、オーディオファイルの管理情報に基づいて作成した、再生対象選択のキーとなる属性の属性値のリストが選択受付リストとして(選択受付リスト領域220に収まりきらない場合には、その一部である部分リストが)表示される。すなわち、再生対象選択のキーとなる属性が、アーティストであれば、オーディオファイルの管理情報に管理されているアーティストのリストが表示され、再生対象選択のキーとなる属性が、アルバムであれば、オーディオファイルの管理情報に管理されているアルバムのリストが表示され、再生対象選択のキーとなる属性が、ソングであれば、オーディオファイルの管理情報に管理されているタイトルのリストが表示され、再生対象選択のキーとなる属性が、ジャンルであれば、オーディオファイルの管理情報に管理されているジャンルのリストが表示される。
ここで、図2は、属性切替メニューで、アルバムが選択された状態を表しており、この場合、選択受付リストとしては、個々のアルバムの情報を1アイテム221とするリストが表示される。また、選択受付リストのアイテム221となる各アルバムの情報としては、アルバム名と当該アルバムのアーティスト名と当該アルバムにオーディオファイルの管理情報で関連づけられているアートワークを表示する。
さて、制御部4は、このようにして表示した選択受付リストを、ユーザの操作部3を介したスクロール操作に応じて上下にスクロールする。
本実施形態では、このようなスクロールのモードとして、固定FFスクロールモードと、移動FFスクロールモードと、無FFスクロールモードとを備えている。
固定FFスクロールモードでは、図3a1に示すように、選択受付リストのうちの選択受付リスト領域220に表示する範囲である表示範囲を5アイテム分とし、表示範囲内の5アイテムよりなる部分リストを表示すると共に、部分リストの中央のアイテム(3番目のアイテム)の位置にフォーカスフレーム300を固定的に表示する。なお、以下の各図において、部分リスト上の各アイテムの背景となる図形(フレーム)のうちの、一つだけ塗り潰し色の輝度が高められている図形がフォーカスフレーム300である。
そして、ユーザの順スクロール操作に応じて図3bに示した選択受付リスト上で、表示範囲301を下方に移動し、ユーザの逆スクロール操作に応じて図3bに示した選択受付リスト上で、表示範囲301を上方に移動する。そして、この結果、ユーザのスクロール操作に応じて、図3a1-a5に示すように選択受付リスト領域220の選択受付リスト領域220の表示は上下にスクロールすることになる。なお、選択受付リスト上で表示範囲301を上方に移動すると、選択受付リスト領域220の表示は下方に流れ、選択受付リスト上で表示範囲301を下方に移動すると、選択受付リスト領域220の表示は上方に流れることになる。また、順スクロール操作とは、スクロール操作方向が順方向のスクロール操作を、逆スクロール操作とは、スクロール操作方向が逆方向のスクロール操作を指す。
次に、移動FFスクロールモードは、図4a1に示すように、選択受付リストのうちの選択受付リスト領域220に表示する範囲である表示範囲を5アイテム分とし、表示範囲内の5アイテムよりなる部分リストを表示すると共に、部分リスト上に移動可能なフォーカスフレーム300を表示する。
そして、スクロール操作方向が逆スクロール操作に応じて、フォーカスフレーム300が最上端のアイテムの位置に無い場合には、図4a5-a1に示すように、部分リスト上でフォーカスフレーム300を上方に移動し、フォーカスフレーム300が最上端のアイテムの位置にある場合には(図4a1)、図4b2-b1に示すように、フォーカスフレーム300を最上端のアイテムの位置に維持したまま、表示範囲を選択受付リスト上で上方に移動する。
また、スクロール操作方向が順スクロール操作に応じて、フォーカスフレーム300が最下端のアイテムの位置に無い場合には、図4a1-a5に示すように、部分リスト上でフォーカスフレーム300を下方に移動し、フォーカスフレーム300が最下端のアイテムの位置にある場合には(図4a5)、図4c1-c2に示すように、フォーカスフレーム300を最下端のアイテムの位置に維持したまま、表示範囲を選択受付リスト上で下方に移動する。
そして、無FFスクロールモードは、固定FFスクロールモードと同様のスクロールモードであるが、図5に示すように、フォーカスフレームは部分リスト上に配置されない。
すなわち、無FFスクロールモードでは、選択受付リストのうちの選択受付リスト領域220に表示する範囲である表示範囲を5アイテム分とし、そして、固定FFスクロールモードの場合と同様に、ユーザの順スクロール操作、逆スクロール操作に応じて、選択受付リスト上で、表示範囲を上下に移動する。この結果、ユーザのスクロール操作に応じて、図5a1-a5に示すように選択受付リスト領域220の選択受付リストの表示は上下にスクロールする
さて、ここで、各スクロールモードにおける表示範囲の移動速度(スクロール速度)や、移動FFスクロールモードにおけるフォーカスフレーム300の移動速度は、ユーザのスクロール操作量の大きさに応じた速度となる。また、各スクロールモードにおける表示範囲の移動方向(スクロール)や、移動FFスクロールモードにおけるフォーカスフレーム300の移動方向は、ユーザのスクロール操作方向によって定まる。
また、スクロール操作の受付は、ユーザ操作入力に応じて変化する任意の値を受け付けることにより行うことができる。すなわち、たとえば、操作部3にユーザのスクロール操作入力用スイッチとして、ロータリエンコードスイッチを用いる場合には、ロータリエンコードスイッチの回転速度をスクロール操作量、ロータリエンコードスイッチの回転方向をスクロール操作方向とすることができる。また、操作部3にユーザのスクロール操作入力用スイッチとして、中立点への復帰機構を備えた回転操作型スイッチやリニア操作型スイッチを用いる場合には、中立点に対する角度変位や位置変位の大きさをスクロール操作量、当該変位の正負をスクロール方向として用いるようにすることができる。また、操作部3にタッチパネルを備え、タッチパネルのなぞり操作によってスクロール操作を受け付ける場合には、なぞり操作の速度をスクロール操作量、なぞり操作の向きをスクロール方向として用いるようにすることができる。または、操作部3においてポインティングデバイスを用い、ポインティングデバイスのドラッグ操作によって、スクロール操作を受け付ける場合には、ドラッグの移動速度をスクロール操作量、ドラッグの方向をスクロール方向として用いるようにすることができる。
さて、このようにアルバムの情報をアイテムとする選択受付リストを、固定FFスクロールモードまたは移動FFスクロールモードで表示しているときに、操作部3を介してユーザの決定操作が行われたならば、制御部4は、その時点でフォーカスフレーム300の位置に情報が表示されているアルバムの選択を受け付ける。そして、制御部4は、選択受付リスト領域220の選択受付リストの表示を消去し、以降、オーディオファイルの管理情報に従って、選択されたアルバムを属性として持つ各オーディオファイルの順次再生を制御する。
さて、このような構成において、制御部4は、選択受付リスト領域220に選択受付リストを表示したならば、図6に示すスクロールモード制御処理を開始し、上述したスクロールモードの切替を制御する。
図示するように、この処理では、まず、スクロールモードを固定FFスクロールモードに設定する(ステップ602)。
そして、スクロール操作量に応じて定まるスクロール速度の大きさが、予め定めたしきい値ThA超となるのを監視する(ステップ604)。
そして、スクロール速度が、予め定めたしきい値ThA超となったならば、スクロールモードを移動FFスクロールモードに切り替える(ステップ606)。但し、このとき、フォーカスフレーム300(FF)の初期位置は、部分リストの中央(3番目)のアイテムの位置とする。
次に、スクロール速度が0である状態、すなわち、ユーザがスクロール操作を停止している状態の所定期間TA(たとえば、2秒)以上の継続の発生(ステップ608)と、スクロール速度がしきい値ThA超であって、かつ、フォーカスフレーム300が部分リストの下端もしくは上端のアイテムの位置にある状態の所定期間TB(たとえば、2.5秒)以上の継続の発生(ステップ610)とを監視する。
そして、スクロール速度が0である状態の所定期間TA以上の継続が発生したならば(ステップ608)、その時点でフォーカスフレーム300が位置しているアイテムが表示範囲の中央のアイテム(3番目のアイテム)となるように表示範囲を移動した後に(ステップ618)、ステップ602に戻って固定FFスクロールモードを設定する。
一方、スクロール速度がしきい値ThA超であって、かつ、フォーカスフレーム300が部分リストの下端もしくは上端のアイテムの位置にある状態の所定期間TB以上の継続が発生した場合には(ステップ610)、無FFスクロールモードを設定し(ステップ612)、スクロール速度がしきい値ThA以下となるのを監視する(ステップ614)。
そして、スクロール速度がしきい値ThA以下となったならば(ステップ614)、移動FFスクロールモードを設定し(ステップ618)。ステップ608、610の監視に戻る。ただし、ステップ618では、フォーカスフレーム300(FF)の初期位置を部分リストのスクロール操作方向側端部のアイテムの位置とする。すなわち、その時点のスクロール操作が順スクロール操作であればフォーカスフレーム300(FF)の初期位置を部分リストの下端のアイテムの位置として、その時点のスクロール操作が逆スクロール操作であればフォーカスフレーム300(FF)の初期位置を部分リストの上端のアイテムの位置とする。
以上、制御部4が行うスクロールモード制御処理について説明した。
なお、以上のスクロールモード制御処理は、選択受付リスト領域220の選択受付リストの表示の終了と共に終了する。
次に、このようなスクロールモード制御処理の動作例を図7に示す。
図示するように、ユーザが順スクロール操作を開始すると固定FFスクロールモードが設定され、スクロール操作量に応じたスクロール速度で、選択受付リスト領域220に表示される選択受付リスト上の表示範囲が下方向に移動する。ここで、この固定スクロールモードにおいて、フォーカスフレーム300は固定位置に配置されるので、ユーザは、フォーカスフレーム位置に表示されるアイテムをスクロールしながら、視点移動することなく、各アイテムの内容を吟味することができる。
次に、ユーザが目的とするアイテムを探索するために、順スクロール操作のスクロール操作量を増大し、スクロール速度が、時刻T1で、しきい値ThAを超えると、スクロールのモードが移動FFスクロールモードに切り替わり、フォーカスフレーム300が下方向に移動し、時刻T2でフォーカスフレーム300が下方向の端部のアイテムの位置まで移動したならば、その後は、選択受付リスト領域220に表示される選択受付リスト上の表示範囲が下方向に移動する。ここで、この移動FFスクロールモードにおいて、ユーザはフォーカスフレーム300が移動している間はその移動方向より、表示範囲が移動している間はフォーカスフレーム300が上下いずれの端部側に位置しているかより、スクロール速度が高速であっても、そのスクロール方向を認知することができる。
次に、時刻T2でフォーカスフレーム300がスクロール方向の端部のアイテムの位置まで移動した後、スクロール速度がしきい値ThAを超えている状態のまま期間TBが経過すると、期間TBが経過した時点T3で、無FFスクロールモードが設定され、フォーカスフレーム300が表示されなくなると共に、選択受付リスト領域220に表示される選択受付リストの表示範囲が順スクロール方向に、図8a1-a2に示すように移動する。
ここで、この無FFスクロールモードにおいて、ユーザは、フォーカスフレーム300の表示に意識を奪われることなく、選択受付リスト領域220の表示を全体的に俯瞰しながら、目的とするアイテムを探すことができるようになる。
次に、ユーザは、無FFスクロールモードにおいて、目的とするアイテム800を発見し、スクロール速度を緩めると、スクロール速度がThA以下となった時点T4で、図8a3に示すように、移動FFスクロールモードが設定され、フォーカスフレーム300が下方向の端部のアイテムの位置に表示される。
そして、その後、ユーザがスクロール操作を停止するまでに、図8a3-a4のように選択受付リストの表示範囲が移動し、スクロール操作を停止した時点T5で、図8a5に示すように、目的とするアイテム800が選択受付リスト領域220の最も上部に位置している場合には、ユーザは、逆スクロール操作を開始して、図8a6-a9に示すように、フォーカスフレーム300を上方に移動し、フォーカスフレーム300を目的とするアイテムの位置まで移動し、スクロール操作を時刻T6で停止する。
結果、ユーザは、移動FFスクロールモードにおいて、スクロールのし過ぎによって、目的とするアイテムがフォーカスフレーム300を行き過ぎてしまった場合でも、目的とするアイテムが表示範囲内に含まれている場合には、表示上で当該目的とするアイテムを確認しながら、当該目的とするアイテムの位置まで即座にフォーカスフレーム300を逆方向に移動して、当該目的とするアイテムを選択することができるようになる。
ここで、固定FFスクロールモードでは、中央のアイテム(3番目)の位置にフォーカスフレーム300が配置されるため、最後に行ったスクロールのスクロール方向と逆方向に表示されるアイテム数は2となるのに対して、移動FFスクロールモードでは、高速なスクロールを行った場合には、当該スクロールのスクロール方向の端部の位置にフォーカスフレーム300が配置されるため、最後に行ったスクロールのスクロール方向と逆方向に表示されるアイテム数は4となる。
よって、移動FFスクロールモードによれば、固定FFスクロールモードの場合よりも、スクロールをし過ぎた場合でも、目的とするアイテムが表示範囲内に含まれている確率が大きくなる。よって、移動FFスクロールモードによれば、より容易に、スクロールをし過ぎた場合でも、目的とするアイテムを選択し直すことができるようになる。
なお、図7において、時刻T6でスクロール操作を停止した後、停止状態が期間TA経過したならば、当該経過した時点T7で、スクロールモードは固定FFモードに復帰することになる。
以上、本発明の実施形態について説明した。
ところで、以上の実施形態は、無FFスクロールモードは、これを設けないようにしてもよい。すなわち、この場合には、図6に示したスクロールモード制御処理のステップ610、612、614、616を廃して、ステップ608において、スクロール速度が0である状態の所定期間TA以上の継続の発生を待ち、当該継続が発生したならば、ステップ618に進む処理としてもよい。
また、以上の実施形態における固定FFスクロールモードでは、部分リストとして表示する選択受付リストの表示範囲を、当該表示範囲に含まれるアイテム数が他のスクロールモードよりも減少するようにし、固定FFスクロールモードにおいて、ユーザが個々のアイテムの吟味をより容易に行えるようにしてもよい。
すなわち、固定FFスクロールモードでは、図9a1-a5に示すように、選択受付リストのうちの選択受付リスト領域220に表示する範囲である表示範囲を3アイテム分とし、表示範囲内の3アイテムよりなる部分リストを表示すると共に、部分リストの中央のアイテム(2番目のアイテム)の位置にフォーカスフレーム300を固定的に表示するようにしてもよい。このようにした場合にも、ユーザの順スクロール操作に図9bに示した選択受付リスト上で、表示範囲901を下方に、ユーザの逆スクロール操作に図9bに示した選択受付リスト上で、表示範囲901を上方に移動する。
また、以上の実施形態は、選択受付リスト領域220に表示し、スクロールする選択受付リストをアルバムのリストとした場合を例にとり説明したが、本実施形態は、任意のシステムにおいて、任意のリストを選択受付リストとして適用することができる。
すなわち、選択受付リストとしては、たとえば、図1に示したAVシステムにおいては、ジャンル、アーティスト、タイトル、TVチャネル、ラジオチャネルなどのリストを選択受付リストとするようにしても良いし、また、たとえば、ナビゲーションシステムにおいては地点のリストを選択受付リストとするようにしてよい。
1…ディスクドライブ、2…HDD、3…操作部、4…制御部、5…AVデコーダ、6…TVチューナ、7…ラジオチューナ、8…表示出力処理部、9…音声出力処理部、10…表示装置、11…スピーカ、200…メインメニュー領域、201…出力ソース切替用メニュー、202…音量表示、203…ボタン、210…属性切替メニュー領域、220…選択受付リスト領域、300…フォーカスフレーム。

Claims (20)

  1. 複数のアイテムを配列したリストをスクロール表示するスクロール表示装置であって、
    スクロールモードとして第1のスクロールモードが設定されているときに、前記リスト上に複数のアイテムを含むように表示範囲を設定して、前記リストの前記当該表示範囲に含まれる部分である部分リストを表示すると共に、部分リストの表示上の中央のアイテムの位置にフォーカスフレームを固定的に表示し、ユーザのスクロール操作に応じて当該表示範囲を前記リスト上で、ユーザのスクロール操作方向に、ユーザのスクロール操作量に応じたスクロール速度で移動させる第1スクロール表示部と、
    スクロールモードとして第2のスクロールモードが設定されているときに、前記リスト上に複数のアイテムを含むように表示範囲を設定して、前記リストの前記当該表示範囲に含まれる部分である部分リストを表示すると共に、部分リストの表示上にフォーカスフレームを表示し、ユーザのスクロール操作に応じて、前記フォーカスフレームが前記部分リストの表示上のユーザのスクロール操作方向側の端部のアイテムであるスクロール操作方向側端部アイテムの位置に無い場合には、前記部分リストの表示上で前記フォーカスフレームをユーザのスクロール操作方向に、ユーザのスクロール操作量に応じたスクロール速度で移動し、前記フォーカスフレームが前記スクロール操作方向側端部アイテムの位置にある場合には、前記表示範囲を前記リスト上で、ユーザのスクロール操作方向に、ユーザのスクロール操作量に応じたスクロール速度で移動させる第2スクロール表示部と、
    スクロールモードとして、前記第1のスクロールモードと第2のスクロールモードとの一方を選択的に設定するスクロールモード制御部とを有し、
    前記スクロールモード制御部は、前記スクロール表示の開始時に前記スクロールモードとして前記第1のスクロールモードを設定し、前記スクロールモードとして前記第1のスクロールモードを設定しているときに、前記スクロール速度が所定のレベルを超えたときに、前記スクロールモードとして前記第2のスクロールモードを設定し、前記スクロールモードとして前記第2のスクロールモードを設定しているときに、第1の時間長の期間ユーザのスクロール操作入力が無かった場合に、スクロールモードとして前記第1のスクロールモードを設定することを特徴とするスクロール表示装置。
  2. 請求項1記載のスクロール表示装置であって、
    スクロールモードとして第3のスクロールモードが設定されているときに、前記リスト上に複数のアイテムを含むように表示範囲を設定して、前記リストの前記当該表示範囲に含まれる部分である部分リストを表示すると共に、前記フォーカスフレームを表示しない形態で、ユーザのスクロール操作に応じて当該表示範囲を前記リスト上で、ユーザのスクロール操作方向に、ユーザのスクロール操作量に応じたスクロール速度で移動させる第3スクロール表示部を備え、
    前記スクロールモード制御部は、前記スクロールモードとして前記第2のスクロールモードを設定しているときに、前記スクロール速度が予め定めたレベルを超えており、かつ、前記フォーカスフレームが前記スクロール操作方向側端部アイテムの位置にある状態が、第2の時間長の期間継続した場合に、前記スクロールモードとして前記第3のスクロールモードを設定し、前記スクロールモードとして前記第3のスクロールモードを設定しているときに、前記スクロール速度が前記予め定めたレベル以下となった場合に、前記第2のスクロールモードを設定することを特徴とするスクロール表示装置。
  3. 請求項2記載のスクロール表示装置であって、
    前記スクロールモード制御部は、前記スクロールモードを前記第3のスクロールモードから前記第2のスクロールモードに切り替え直後の前記フォーカスフレームの位置を、前記スクロール操作方向側端部アイテムの位置とすることを特徴とするスクロール表示装置。
  4. 請求項1記載のスクロール表示装置であって、
    前記スクロールモード制御部は、前記スクロールモードを前記第2のスクロールモードから前記第1のスクロールモードに切り替える際に、前記第2のスクロールモードにおいて最後にフォーカスフレームが位置していたアイテムが、部分リストの中央の位置となるように、前記表示範囲を前記リスト上で移動することを特徴とするスクロール表示装置。
  5. 請求項2記載のスクロール表示装置であって、
    前記スクロールモード制御部は、前記スクロールモードを前記第2のスクロールモードから前記第1のスクロールモードに切り替える際に、前記第2のスクロールモードにおいて最後にフォーカスフレームが位置していたアイテムが、部分リストの中央の位置となるように、前記表示範囲を前記リスト上で移動することを特徴とするスクロール表示装置。
  6. 請求項3記載のスクロール表示装置であって、
    前記スクロールモード制御部は、前記スクロールモードを前記第2のスクロールモードから前記第1のスクロールモードに切り替える際に、前記第2のスクロールモードにおいて最後にフォーカスフレームが位置していたアイテムが、部分リストの中央の位置となるように、前記表示範囲を前記リスト上で移動することを特徴とするスクロール表示装置。
  7. 請求項1記載のスクロール表示装置であって、
    前記第1のスクロールモードにおいて、前記表示範囲を、当該表示範囲に含まれるアイテムの数が、他のスクロールモードにおいて前記表示範囲に含まれるアイテムの数よりも少なくなるように設定することを特徴とするスクロール表示装置。
  8. 請求項2記載のスクロール表示装置であって、
    前記第1のスクロールモードにおいて、前記表示範囲を、当該表示範囲に含まれるアイテムの数が、他のスクロールモードにおいて前記表示範囲に含まれるアイテムの数よりも少なくなるように設定することを特徴とするスクロール表示装置。
  9. 請求項3記載のスクロール表示装置であって、
    前記第1のスクロールモードにおいて、前記表示範囲を、当該表示範囲に含まれるアイテムの数が、他のスクロールモードにおいて前記表示範囲に含まれるアイテムの数よりも少なくなるように設定することを特徴とするスクロール表示装置。
  10. 請求項4記載のスクロール表示装置であって、
    前記第1のスクロールモードにおいて、前記表示範囲を、当該表示範囲に含まれるアイテムの数が、他のスクロールモードにおいて前記表示範囲に含まれるアイテムの数よりも少なくなるように設定することを特徴とするスクロール表示装置。
  11. コンピュータによって読みとられ実行されるコンピュータプログラムであって、
    当該コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、
    複数のアイテムを配列したリストをスクロール表示するスクロール表示装置として機能させ、
    当該スクロール表示装置は、
    スクロールモードとして第1のスクロールモードが設定されているときに、前記リスト上に複数のアイテムを含むように表示範囲を設定して、前記リストの前記当該表示範囲に含まれる部分である部分リストを表示すると共に、部分リストの表示上の中央のアイテムの位置にフォーカスフレームを固定的に表示し、ユーザのスクロール操作に応じて当該表示範囲を前記リスト上で、ユーザのスクロール操作方向に、ユーザのスクロール操作量に応じたスクロール速度で移動させる第1スクロール表示部と、
    スクロールモードとして第2のスクロールモードが設定されているときに、前記リスト上に複数のアイテムを含むように表示範囲を設定して、前記リストの前記当該表示範囲に含まれる部分である部分リストを表示すると共に、部分リストの表示上にフォーカスフレームを表示し、ユーザのスクロール操作に応じて、前記フォーカスフレームが前記部分リストの表示上のユーザのスクロール操作方向側の端部のアイテムであるスクロール操作方向側端部アイテムの位置に無い場合には、前記部分リストの表示上で前記フォーカスフレームをユーザのスクロール操作方向に、ユーザのスクロール操作量に応じたスクロール速度で移動し、前記フォーカスフレームが前記スクロール操作方向側端部アイテムの位置にある場合には、前記表示範囲を前記リスト上で、ユーザのスクロール操作方向に、ユーザのスクロール操作量に応じたスクロール速度で移動させる第2スクロール表示部と、
    スクロールモードとして、前記第1のスクロールモードと第2のスクロールモードとの一方を選択的に設定するスクロールモード制御部とを有し、
    前記スクロールモード制御部は、前記スクロール表示の開始時に前記スクロールモードとして前記第1のスクロールモードを設定し、前記スクロールモードとして前記第1のスクロールモードを設定しているときに、前記スクロール速度が所定のレベルを超えたときに、前記スクロールモードとして前記第2のスクロールモードを設定し、前記スクロールモードとして前記第2のスクロールモードを設定しているときに、第1の時間長の期間ユーザのスクロール操作入力が無かった場合に、スクロールモードとして前記第1のスクロールモードを設定することを特徴とするコンピュータプログラム。
  12. 請求項11記載のコンピュータプログラムであって、
    前記スクロール表示装置は、
    スクロールモードとして第3のスクロールモードが設定されているときに、前記リスト上に複数のアイテムを含むように表示範囲を設定して、前記リストの前記当該表示範囲に含まれる部分である部分リストを表示すると共に、前記フォーカスフレームを表示しない形態で、ユーザのスクロール操作に応じて当該表示範囲を前記リスト上で、ユーザのスクロール操作方向に、ユーザのスクロール操作量に応じたスクロール速度で移動させる第3スクロール表示部を備え、
    前記スクロールモード制御部は、前記スクロールモードとして前記第2のスクロールモードを設定しているときに、前記スクロール速度が予め定めたレベルを超えており、かつ、前記フォーカスフレームが前記スクロール操作方向側端部アイテムの位置にある状態が、第2の時間長の期間継続した場合に、前記スクロールモードとして前記第3のスクロールモードを設定し、前記スクロールモードとして前記第3のスクロールモードを設定しているときに、前記スクロール速度が前記予め定めたレベル以下となった場合に、前記第2のスクロールモードを設定することを特徴とするコンピュータプログラム。
  13. 請求項12記載のコンピュータプログラムであって、
    前記スクロールモード制御部は、前記スクロールモードを前記第3のスクロールモードから前記第2のスクロールモードに切り替え直後の前記フォーカスフレームの位置を、前記スクロール操作方向側端部アイテムの位置とすることを特徴とするコンピュータプログラム。
  14. 請求項11記載のコンピュータプログラムであって、
    前記スクロールモード制御部は、前記スクロールモードを前記第2のスクロールモードから前記第1のスクロールモードに切り替える際に、前記第2のスクロールモードにおいて最後にフォーカスフレームが位置していたアイテムが、部分リストの中央の位置となるように、前記表示範囲を前記リスト上で移動することを特徴とするコンピュータプログラム。
  15. 請求項11記載のコンピュータプログラムであって、
    前記スクロール表示装置は、
    前記第1のスクロールモードにおいて、前記表示範囲を、当該表示範囲に含まれるアイテムの数が、他のスクロールモードにおいて前記表示範囲に含まれるアイテムの数よりも少なくなるように設定することを特徴とするコンピュータプログラム。
  16. スクロール表示装置において、複数のアイテムを配列したリストをスクロール表示するスクロール表示方法であって、
    スクロールモードとして第1のスクロールモードが設定されているときに、前記リスト上に複数のアイテムを含むように表示範囲を設定して、前記リストの前記当該表示範囲に含まれる部分である部分リストを表示すると共に、部分リストの表示上の中央のアイテムの位置にフォーカスフレームを固定的に表示し、ユーザのスクロール操作に応じて当該表示範囲を前記リスト上で、ユーザのスクロール操作方向に、ユーザのスクロール操作量に応じたスクロール速度で移動させる第1スクロール表示ステップと、
    スクロールモードとして第2のスクロールモードが設定されているときに、前記リスト上に複数のアイテムを含むように表示範囲を設定して、前記リストの前記当該表示範囲に含まれる部分である部分リストを表示すると共に、部分リストの表示上にフォーカスフレームを表示し、ユーザのスクロール操作に応じて、前記フォーカスフレームが前記部分リストの表示上のユーザのスクロール操作方向側の端部のアイテムであるスクロール操作方向側端部アイテムの位置に無い場合には、前記部分リストの表示上で前記フォーカスフレームをユーザのスクロール操作方向に、ユーザのスクロール操作量に応じたスクロール速度で移動し、前記フォーカスフレームが前記スクロール操作方向側端部アイテムの位置にある場合には、前記表示範囲を前記リスト上で、ユーザのスクロール操作方向に、ユーザのスクロール操作量に応じたスクロール速度で移動させる第2スクロール表示ステップと、
    スクロールモードとして、前記第1のスクロールモードと第2のスクロールモードとの一方を選択的に設定するスクロールモード制御ステップとを有し、
    前記スクロールモード制御ステップにおいて、前記スクロール表示の開始時に前記スクロールモードとして前記第1のスクロールモードを設定し、前記スクロールモードとして前記第1のスクロールモードを設定しているときに、前記スクロール速度が所定のレベルを超えたときに、前記スクロールモードとして前記第2のスクロールモードを設定し、前記スクロールモードとして前記第2のスクロールモードを設定しているときに、第1の時間長の期間ユーザのスクロール操作入力が無かった場合に、スクロールモードとして前記第1のスクロールモードを設定することを特徴とするスクロール表示方法。
  17. 請求項16記載のスクロール表示方法であって、
    スクロールモードとして第3のスクロールモードが設定されているときに、前記リスト上に複数のアイテムを含むように表示範囲を設定して、前記リストの前記当該表示範囲に含まれる部分である部分リストを表示すると共に、前記フォーカスフレームを表示しない形態で、ユーザのスクロール操作に応じて当該表示範囲を前記リスト上で、ユーザのスクロール操作方向に、ユーザのスクロール操作量に応じたスクロール速度で移動させる第3スクロール表示ステップを備え、
    前記スクロールモード制御ステップにおいて、前記スクロールモードとして前記第2のスクロールモードを設定しているときに、前記スクロール速度が予め定めたレベルを超えており、かつ、前記フォーカスフレームが前記スクロール操作方向側端部アイテムの位置にある状態が、第2の時間長の期間継続した場合に、前記スクロールモードとして前記第3のスクロールモードを設定し、前記スクロールモードとして前記第3のスクロールモードを設定しているときに、前記スクロール速度が前記予め定めたレベル以下となった場合に、前記第2のスクロールモードを設定することを特徴とするスクロール表示方法。
  18. 請求項17記載のスクロール表示方法であって、
    前記スクロールモード制御ステップにおいて、前記スクロールモードを前記第3のスクロールモードから前記第2のスクロールモードに切り替え直後の前記フォーカスフレームの位置を、前記スクロール操作方向側端部アイテムの位置とすることを特徴とするスクロール表示方法。
  19. 請求項16記載のスクロール表示方法であって、
    前記スクロールモード制御ステップにおいて、前記スクロールモードを前記第2のスクロールモードから前記第1のスクロールモードに切り替える際に、前記第2のスクロールモードにおいて最後にフォーカスフレームが位置していたアイテムが、部分リストの中央の位置となるように、前記表示範囲を前記リスト上で移動することを特徴とするスクロール表示方法。
  20. 請求項16記載のスクロール表示方法であって、
    前記第1のスクロールモードにおいて、前記表示範囲を、当該表示範囲に含まれるアイテムの数が、他のスクロールモードにおいて前記表示範囲に含まれるアイテムの数よりも少なくなるように設定することを特徴とするスクロール表示方法。
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