JPWO2008102430A1 - 曲げ加工装置及び曲げ加工方法 - Google Patents

曲げ加工装置及び曲げ加工方法 Download PDF

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Abstract

ワーク(被加工物)の曲げ形状に合わせて成形されている曲げ型(2)と、直線状に延ばされている直線型(3)とを用いて、ワークの曲げ加工を行うための曲げ加工装置(1)であって、曲げ型(2)及び直線型(3)が載置される作業面(11a)を有するテーブル(10)と、作業面(11a)に沿って移動する一対のローラ(40,50)とを備え、各ローラ(40,50)は、曲げ型(2)及び直線型(3)を型閉め方向から挟んだ状態で、曲げ型(2)及び直線型(3)の一端側から他端側に向けて移動するように構成されている。この構成により、曲げ加工装置(1)をコンパクトに構成することができ、曲げ加工に必要な作業スペースを小さくすることができるとともに、曲げ加工の作業効率を向上させることができる。

Description

本発明は、長尺部材を曲げ加工するための曲げ加工装置及び曲げ加工方法に関する。
自動車のフレーム部材やバンパー補強材、又は建築構造用やエクステリア用の部材を製造するときに、アルミニウム形材や鋼材等の長尺部材を、その長手方向において湾曲させる曲げ加工を行う場合がある。
長尺部材の曲げ加工方法としては、例えば、特開2002−066642号公報(段落0027、図1参照)に記載されているように、長尺部材であるワーク(被加工物)の曲げ形状に合わせて円弧状に湾曲している曲げ型と、直線状に延びている直線型とを用いた曲げ加工方法がある。
この曲げ加工方法を行うための曲げ加工装置としては、曲げ型及び直線型が載置される作業面を有するテーブルと、作業面上に設けられた一対のローラとを備え、各ローラが作業面上の所定位置で回転駆動するように構成されているものがある。
特開2002−066642号公報に記載されている曲げ加工方法では、まず、曲げ型及び直線型の前端側を嵌合させ、曲げ型及び直線型の後端側が開いた状態で、曲げ型及び直線型を作業面上に載置する。さらに、ワークを直線型の成形面に取り付けるとともに、ワークの前端部を曲げ型の成形面の前端部に保持させる。
ワークがセットされた曲げ型及び直線型の前端部を各ローラの間に送り込むと、曲げ型及び直線型は各ローラによって型閉め方向から挟まれた状態で、各ローラの間を後方から前方に向けて通過する。
円弧状の曲げ型では、各ローラの間を通過した部位が直線型から離れる方向に移動するため、曲げ型及び直線型の前端側が開いた状態となる。このとき、ワークの前端部は曲げ型の成形面に保持されているため、ワークは曲げ型の成形面に張り付いた状態で、直線型から離れることになり、ワークが曲げ型の成形面に沿って曲げ加工される。
特開2002−066642号公報に記載されている曲げ加工方法では、ワークに対して均一に曲げ応力を作用させることができるため、加工精度を向上させることができる。また、曲率や成形面の形状が異なる曲げ型や直線型を予め用意しておき、ワークの形状を対応させて曲げ型及び直線型を変更することにより、各種形状の曲げ加工に対して速やかに対応することができる。
しかしながら、特開2002−066642号公報に記載されている曲げ加工方法では、曲げ型及び直線型が各ローラの後方から前方に移動するため、各ローラの前後に曲げ型及び直線型が移動するためのスペースを確保する必要があり、曲げ加工装置全体が大型化してしまうという問題がある。
また、各ローラの間を通過した後の曲げ型及び直線型には慣性力が作用しているため、曲げ型及び直線型を停止させることが難しくなっている。また、曲げ加工後には、各ローラの前方に移動した曲げ型及び直線型を、各ローラの後方に戻す必要がある。
このように、特開2002−066642号公報に記載されている曲げ加工方法では、一回の曲げ加工ごとに作業者が曲げ型及び直線型を取り扱う必要があるため、作業が煩雑になり、作業効率が低下してしまうという問題がある。
特に、軸断面が大きなワークを曲げ加工する場合には、ワークの大きさに比例して曲げ型及び直線型の軸断面が大きくなり、曲げ型及び直線型の重量が増加するため、作業者が曲げ型及び直線型を取り扱うことが困難になってしまう。
前記した従来技術の問題に対処すべく、本発明者は研究開発を進め、本発明を考案するに至った。すなわち、曲げ加工装置全体をコンパクトに構成することができるとともに、作業効率を向上させることができる曲げ加工装置及び曲げ加工方法を提供することが、本発明の一側面である。
より具体的には、本発明の一側面としての曲げ加工装置は、被加工物の曲げ形状に合わせて成形されている曲げ型と、直線状に延びている直線型とを用いて、被加工物の曲げ加工を行うための曲げ加工装置であって、曲げ型及び直線型が載置される作業面を有するテーブルと、作業面に沿って移動する一対のローラと、を備え、各ローラは、曲げ型及び直線型を型閉め方向から挟んだ状態で、曲げ型及び直線型の一端側から他端側に向けて移動するように構成されていることを特徴としている。
さらに、本発明の他の側面としての曲げ加工方法は、被加工物の曲げ形状に合わせて成形されている曲げ型と、直線状に延びている直線型とを用いて、被加工物の曲げ加工を行うための曲げ加工方法であって、直線型の成形面に被加工物を取り付けるとともに、被加工物の一端を曲げ型の成形面の一端に保持させる段階と、一対のローラによって曲げ型及び直線型を型閉め方向から挟んだ状態で、各ローラを曲げ型及び直線型の一端側から他端側に向けて移動させることにより、被加工物を曲げ型の成形面に沿って変形させる段階と、を含むことを特徴としている。
以上の構成では、曲げ型及び直線型に対して各ローラを移動させており、曲げ型及び直線型はテーブルの作業面上に位置決めされているため、作業面には曲げ型及び直線型を載置可能なスペースが確保されていればよい。すなわち、各ローラに対して曲げ型及び直線型を移動させる従来の構成と比較して、半分の距離で同様な曲げ加工を行うことができる。したがって、本発明では、曲げ加工装置をコンパクトに構成することができ、曲げ加工に必要な作業スペースを小さくすることができる。
また、本発明では、曲げ型及び直線型が作業面上に位置決めされた状態で曲げ加工が行われるため、一回の曲げ加工ごとに、作業者が曲げ型及び直線型を取り扱う必要がなくなる。したがって、連続して曲げ加工を行う場合や、大きな曲げ型及び直線型を用いた場合であっても、曲げ加工の作業効率を向上させることができる。
前記した本発明の諸側面及び効果、並びに、他の効果及び更なる特徴は、添付の図面を参照した後述する本発明の例示的かつ非制限的な実施の形態の詳細な説明により、一層明らかになるであろう。
本実施形態の曲げ加工装置の構成を示すための斜視図である。 本実施形態の曲げ加工装置の構成を示すための平面図である。 本実施形態の曲げ加工装置の構成を示すための正面断面図である。 本実施形態の曲げ加工装置において、調整機構の各リンク部材が閉じた状態を示した平面図である。 本実施形態の曲げ加工装置を示した図で、(a)は曲げ加工前の斜視図、(b)は曲げ加工後の斜視図である。 他の実施形態の曲げ加工装置に設けられた付勢装置を示した平面図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態では、直線状のアルミニウム合金製の押出形材であるワーク(被加工物)を円弧状に湾曲させる場合を例として説明する。
なお、以下の説明において、前後方向とは、図1に示した前後方向に対応している。この前後方向は、曲げ加工装置を説明する上で便宜上設定されたものであり、曲げ加工装置の構成を限定するものではない。
[曲げ型及び直線型の構成]
まず、本実施形態の曲げ加工装置及び曲げ加工方法に用いられる曲げ型及び直線型について説明する。
本実施形態では、図5(a)に示すように、ワークWの曲げ形状に合わせて成形されている曲げ型2と、直線状に延ばされている直線型3とを用いて曲げ加工を行うように構成されている。
なお、本実施形態のワークWは、図5(a)の右側に向けて突出した山形の突出部が、長手方向の全長に亘って形成されるように折り曲げられている。
(曲げ型の構成)
曲げ型2は、図5(a)に示すように、曲げ加工後のワークWの曲げ形状に合わせて、長手方向が円弧状に湾曲している。この曲げ型2の成形面2a(図5(a)の左側の面)には、ワークWの断面形状に対応させて、断面がV形状の嵌合溝2bが長手方向の全長に亘って形成されており、曲げ型2の成形面2aにワークWを取り付け可能となっている。
(直線型の構成)
直線型3は、図5(b)に示すように、曲げ加工前のワークWの形状に合わせて、長手方向が直線状に延びている。この直線型3の成形面3a(図5(b)の右側の面)には、ワークWの断面形状に対応させて、突出部3bが長手方向の全長に亘って形成されており、直線型3の成形面3aにワークWを取り付け可能となっている。
(保持部材の構成)
曲げ型2の成形面2aの前端部には、直線型3と同じ断面形状の保持部材4が取り付けられている。この保持部材4の成形面4a(図5(a)の右側の面)には、直線型3の突出部3bと同じ形状の突出部4bが形成されている。
なお、保持部材4を曲げ型2の前端部に取り付けた状態では、保持部材4の成形面4aと曲げ型2の成形面2aとの間に隙間が形成されており、この隙間にワークWの前端部を差し込むことができる。
[曲げ加工装置の構成]
次に、曲げ加工装置について詳細に説明する。
曲げ加工装置1は、図1に示すように、曲げ型2及び直線型3が載置される作業面11aを有するテーブル10と、このテーブル10に対して前後方向にスライドするスライド部20とを備えている。
(テーブルの構成)
テーブル10は、図1に示すように、上下に所定間隔を離して配設された上側固定プレート11及び下側固定プレート12と、この上側固定プレート11及び下側固定プレート12を所定の高さに支持している脚部13とを備えている。
上側固定プレート11は、図2に示すように、平面視で長方形の板状部材であり、前後方向に延びている。
上側固定プレート11の上面は、曲げ型2及び直線型3が載置される水平な作業面11aとなっている。曲げ型2及び直線型3は、作業面11aにおいて図2の左側の領域に載置される。
また、上側固定プレート11の下面において、図2の左端には、前後方向に延びているラックギヤ11bが取り付けられている。このラックギヤ11bの歯面は、図2の左側の側面に形成されている(図3参照)。
下側固定プレート12は、図1に示すように、上側固定プレート11の下方に配設されている。この下側固定プレート12は、平面視で長方形の板状部材であり、前後方向に延びている。
下側固定プレート12の上面において、図1の左端及び右端には、軸断面がI形状のガイドレール12a,12aが取り付けられている。このガイドレール12a,12aは前後方向に延びている。
また、下側固定プレート12において、図1の左側の領域には、後記する駆動モータ61を挿通させるための開口溝12bが前後方向に延びている。
(スライド部の構成)
スライド部20は、図1に示すように、上側固定プレート11に対して前後方向にスライド可能な部材であり、正面視で矩形の枠体30と、この枠体30内に支持されている一対のローラ40,50と、枠体30を移動させるための駆動装置60と、各ローラ40,50の間隔を調整するための調整機構70と、を備えている。
枠体30は、図1に示すように、上側固定プレート11の幅方向の両側に立設された側板31,32と、各側板31,32の上端部に架設された上板33と、各側板31,32の下端部に架設された下板34と、を備えている。
上板33は上側固定プレート11の上方に配設され、下板34は上側固定プレート11と下側固定プレート12との間に配設されている。
下板34の下面において、下側固定プレート12の上面に設けられた二本のガイドレール12a,12aに対応する位置には、二体の下部スライダ34a,34aがそれぞれ取り付けられている。
下部スライダ34aの下面には、ガイドレール12aの上部に嵌合する溝部が形成されており、下部スライダ34aはガイドレール12aに沿って前後方向にスライド自在となっている。
そして、下板34の各下部スライダ34a,34aが、下側固定プレート12の各ガイドレール12a,12aに嵌合されることにより、枠体30は前後方向にスライド自在な状態でテーブル10に支持されている。
図1の左側に配設された側板31の内面において、上側固定プレート11の側端部に対応する位置には突出部31bが設けられている。この突出部31bの先端部には、上側固定プレート11の側端部に嵌合する凹溝を有する側部スライダ31aが取り付けられている。
図1の右側に配設された側板32の内面において、上側固定プレート11の側端部に対応する位置には、上側固定プレート11の側端部に嵌合する凹溝を有する側部スライダ32aが取り付けられている。
各側部スライダ31a,32aは、上側固定プレート11に対して前後方向にスライド自在となっており、枠体30がテーブル10に対して前後方向にスライドしたときの振れを低減する役割りを果たしている。
一対のローラ40,50は、図3に示すように、垂直軸回りの周面を有しており、上板33と上側固定プレート11との間で、枠体30内に支持されている。したがって、枠体30がテーブル10に対して前後方向にスライドしたときには、各ローラ40,50は上側固定プレート11の作業面11aの上方で前後方向に移動する。
図3の左側に配設された第一のローラ40は、円柱状のローラ本体41と、このローラ本体41の軸中心から上下に突出した支軸42a,42bとを備えている。
上側の支軸42aの上端部は、上板33に形成された貫通穴に回転自在な状態で軸支され、下側の支軸42bの下端部は、側板31の突出部31bに形成された貫通穴に回転自在な状態で軸支されている。
図3の右側に配設された第二のローラ50は、円筒状のローラ本体51と、このローラ本体51の軸中心を貫通している支軸52とを備えている。
支軸52の上下端部は、後記する調整機構70のローラ支持部72に固着されており、ローラ本体51は支軸52回りに回転自在となっている。
図1に示す駆動装置60は、スライド部20をテーブル10に対して前後方向に移動させるための装置であり、枠体30の下板34の下面に取り付けられた電動式の駆動モータ61を備えている。
駆動モータ61は、上端面が下板34の下面に固着されており、テーブル10の下側固定プレート12に形成された開口溝12bに挿通されている。
また、駆動モータ61では上端面から上方に向けて出力軸61aが突出している。この出力軸61aは、下板34に形成された開口部34bに挿通され、下板34の上面側に突出している。さらに、出力軸61aの上端部には、平歯車である出力ギヤ61bが固着されている。
また、出力ギヤ61bに対して図3の左側には、軸方向が垂直に向けられた回転軸61cが配設されている。この回転軸61cの下端部は、枠体30の下板34に形成された貫通穴に回転自在な状態で軸支されている。
また、回転軸61cの下部には、平歯車である減速ギヤ61dが固着されている。この減速ギヤ61dは出力ギヤ61bに噛み合っており、出力軸61aの回転に連動して、回転軸61cが回転するように構成されている。
なお、回転軸61cの回転速度が出力軸61aの回転速度よりも減速されるように、出力ギヤ61bの歯数に対して減速ギヤ61dの歯数が設定されている。
また、回転軸61cの上部には、平歯車であるピニオンギヤ61eが固着されている。このピニオンギヤ61eは、上側固定プレート11の下面に取り付けられたラックギヤ11bに噛み合っており、ピニオンギヤ61eがラックギヤ11bの歯面上を、前後方向に向けて転動するように構成されている。
また、回転軸61cの上端部は、第一のローラ40の下側の支軸42bの下端部に連結されている。したがって、第一のローラ40は、回転軸61c、減速ギヤ61d及び出力ギヤ61bを介して出力軸61aに連結されている。
駆動モータ61を起動させて、出力軸61aを回転させた場合には、出力軸61aの回転駆動力が出力ギヤ61b、減速ギヤ61d及び回転軸61cを介して、ピニオンギヤ61eに伝達され、ピニオンギヤ61eがラックギヤ11bの歯面上を前後方向に向けて転動する。
ピニオンギヤ61eが固着されている回転軸61cは枠体30に支持されているため、前後方向に移動するピニオンギヤ61eに連動して、枠体30が各ガイドレール12a,12aに沿って前後方向に移動することになる。
また、ピニオンギヤ61eと第一のローラ40とは、回転軸61cを介して連結されているため、ピニオンギヤ61eと第一のローラ40とは同期して回転する。
本実施形態の曲げ加工装置1では、スライド部20の位置を検出する位置検出センサ(図示せず)がテーブル10の各部に取り付けられている。
スライド部20が上側固定プレート11の前部から後方に向けて移動し、所定の位置に到達すると、後方の位置検出センサによってスライド部20が検出され、この後方の位置検出センサからの信号に基づいて、駆動モータ61の出力軸61aが逆回転する。
また、出力軸61aが逆回転することにより、スライド部20が前方に向けて移動して、基準の位置に戻ると、前方の位置検出センサによってスライド部20が検出され、この前方の位置検出センサからの検出信号に基づいて、駆動モータ61の出力軸61aの回転が停止して、スライド部20が停止するように構成されている。
(調整機構の構成)
調整機構70は、図3の右側に配設された側板32に連結されている基部71と、第二のローラ50を支持しているローラ支持部72と、このローラ支持部72と基部71とを連結している連結リンク73と、この連結リンク73に連結されている油圧シリンダ74と、を備えている。
基部71には、直方体の上部71aと、この上部71aから下方に向けて突出している側部71bとが形成されている。
基部71の上部71aは、枠体30の上板33に形成されたガイド溝33aに挿通されており、上部71aの上端部に形成されたフランジ部が、ガイド溝33aの縁部に引っ掛かることにより、基部71は上板33から吊り下げられている(図2参照)。
なお、図2に示すように、上板33のガイド溝33aは幅方向に延びているため、基部71はガイド溝33aに沿って幅方向に移動可能となっている。
基部71の側部71bには、図3に示すように、軸方向が幅方向に向けられたボルト部材71cの基端部が回転自在な状態で取り付けられている。
このボルト部材71cの先端部は、図3の右側に配設された側板32に形成されているねじ穴32bに螺合されて外部に突出している。
基部71を幅方向に移設する場合には、作業者がボルト部材71cを回転させて、側板32に対してボルト部材71cを幅方向に移動させることにより、ボルト部材71cの基端部に連結された基部71を幅方向に移設することができる。
また、図2に示すように、基部71の前面には、前方に向けて突出した取付ブラケット71dが取り付けられている。この取付ブラケット71dは、後記する油圧シリンダ74を支持するための部材である。
ローラ支持部72には、図3に示すように、直方体の上部72a及び下部72bと、この上部72a及び下部72bを連結する中間部72cとが形成されている。
このローラ支持部72は、基部71に対して図3の左側に配設されており、上部72aと下部72bとによって、第二のローラ50を上下から挟み込んでいる。
第二のローラ50の支軸52の上端部は、上部72aに固着され、支軸52の下端部は下部72bに固着されている。
ローラ支持部72の上部72aは、枠体30の上板33に形成されたガイド溝33aに挿通されており、上部72aの上端部に形成されたフランジ部が、上板33に形成されたガイド溝33aの縁部に引っ掛かることにより、ローラ支持部72は上板33から吊下げられている(図2参照)。したがって、ローラ支持部72は、基部71と同様に、ガイド溝33aに沿って、幅方向に移動可能となっている。
連結リンク73は、幅方向に連結されたリンク部材73a,73bを有するトグルリンクである。
図3の左側に配設された第一のリンク部材73aの一端(図3の左側の端部)は、ピン73cによってローラ支持部72に軸支されており、第一のリンク部材73aは、ローラ支持部72に対して横方向に回動自在となっている。
図3の右側に配設された第二のリンク部材73bの一端(図3の右側の端部)は、ピン73dによって基部71に軸支されており、第二のリンク部材73bは、基部71に対して横方向に回動自在となっている。
第一のリンク部材73aの他端(図3の右側の端部)と、第二のリンク部材73bの他端(図3の左側の端部)とはピン73eで連結されており、第一のリンク部材73aと第二のリンク部材73bとは、ピン73eを回動中心として、幅方向に開閉するように構成されている。
図2に示すように、基部71の前面に取り付けられた取付ブラケット71dの前端部には、油圧シリンダ74の基端部が軸支されており、油圧シリンダ74は横方向に揺動自在となっている。
油圧シリンダ74の先端部から突出しているロッド74aの先端部は、連結リンク73のピン73eに取り付けられている。
ロッド74aを油圧シリンダ74に対して伸長させたときには(図2の状態)、連結リンク73のピン73eが前方に押し出されて、各リンク部材73a,73bが開いた状態となる。
また、図4に示すように、ロッド74aを油圧シリンダ74に対して収縮させたときには、連結リンク73のピン73eが油圧シリンダ74側(前方)に引き込まれ、各リンク部材73a,73bが閉じた状態となる。
なお、基部71はボルト部材71cによって位置決めされているため、図2に示すように、各リンク部材73a,73bを開いたときには、第一のリンク部材73aは図2の左側に向けて押し出されることになる。
これにより、第一のリンク部材73aに連結されているローラ支持部72が、図2の左側に向けて移動し、ローラ支持部72に支持されている第一のローラ50が図2の左側に向けて移動するため、各ローラ40,50の間隔が狭くなる。
また、各ローラ40,50の間隔を広げる場合には、図4に示すように、各リンク部材73a,73bを閉じることにより、ローラ支持部72が図4の右側に向けて移動し、第二のローラ50が図4の右側に向けて移動するため、各ローラ40,50の間隔を広げることができる。
本実施形態の曲げ加工装置1では、図5(a)に示す曲げ型2の保持部材4に近接センサ(図示せず)が取り付けられており、保持部材4と曲げ型2との隙間にワークWが差し込まれたときに、近接センサがワークWを検出するように構成されている。
そして、近接センサによってワークWが検出されたときには、図2に示す油圧シリンダ74のロッド74aが所定の長さまで伸長するように構成されている。さらに、油圧シリンダ74のロッド74aが所定の長さまで伸長したときに、図3に示す駆動モータ61が起動して出力軸61aが回転するように構成されている。
[曲げ加工方法]
次に、本実施形態の曲げ加工装置1を用いた曲げ加工方法について説明する。
まず、図1に示すように、上側固定プレート11の作業面11a上に曲げ型2及び直線型3を載置する。具体的には、図5(a)に示すように、長手方向を前後方向に向けた直線型3の前端部を、各ローラ40,50の間に配置し、直線型3の外側面3c(図5(a)の左側の面)を第一のローラ40の周面に当接させた状態で、直線型3を作業面11a上にボルト等の固定手段によって固定する。
また、曲げ型2の前端部に保持部材4を取り付け、曲げ型2の成形面2a(図1の左側の面)が直線型3の成形面3a(図1の右側の面)に対峙するようにして、曲げ型2を作業面11a上に載置する。さらに、曲げ型2の前端部を各ローラ40,50の間から前方に突出させ、保持部材4を直線型3の前端面に対峙させる。
これにより、曲げ型2及び直線型3は、前端側が閉じて、後端側が開いた状態で作業面11a上に載置される。このとき、作業面11a上に固定された直線型3に対して、曲げ型2は横方向に揺動可能となっている。
続いて、ワークWを直線型3の成形面3aに取り付ける。さらに、ワークWの前端部を曲げ型2と保持部材4との隙間に差し込んで、ワークWの前端部を曲げ型2の成形面2aの前端部に保持させる。
曲げ型2と保持部材4との隙間にワークWが差し込まれると、近接センサ(図示せず)がワークWを検出し、図2に示すように、油圧シリンダ74のロッド74aが所定の長さまで伸長する。
伸長したロッド74aによって連結リンク73のピン73eが後方に押し出され、各リンク部材73a,73bが幅方向に開くことにより、第二のローラ50が図2の左側に向けて移動し、各ローラ40,50の間隔が狭くなる。これにより、曲げ型2及び直線型3は、各ローラ40,50によって型閉め方向から所定の押圧力で挟まれた状態となる(図5(a)参照)。
なお、各リンク部材73a,73bを最大に開いた状態でも、曲げ型2及び直線型3に対して各ローラ40,50から十分な押圧力が作用しない場合には、図3に示すボルト部材71cを作業員が回転させて、基部71を図3の左側に移動させる。これにより、各リンク部材73a,73bが図3の左側、すなわち、第一のローラ40側に移設されるため、各リンク部材73a,73bを開いたときに、曲げ型2及び直線型3に対して各ローラ40,50から十分な押圧力を作用させることができる。
また、油圧シリンダ74のロッド74aが所定の長さまで伸長すると、駆動モータ61が起動して出力軸61aが回転する。この出力軸61aの回転駆動力は、出力ギヤ61b、減速ギヤ61d及び回転軸61cを介して、ピニオンギヤ61eに伝達され、ピニオンギヤ61eがラックギヤ11bの歯面上を後方に向けて転動することにより、スライド部20が後方に向けて移動する。
スライド部20内の各ローラ40,50は、図5(b)に示すように、上側固定プレート11の作業面11aに沿って後方に向けて移動することになり、各ローラ40,50は、曲げ型2及び直線型3を型閉め方向から挟んだ状態で、曲げ型2及び直線型3の前端側から後端側に向けて移動する。
各ローラ40,50が通過した後の曲げ型2及び直線型3では、曲げ型2の前端側が直線型3から離れる方向に移動して、曲げ型2及び直線型3が開いた状態となる。
このとき、ワークWの前端部は、曲げ型2の成形面2aに保持されているため、ワークWは曲げ型2の成形面2aに張り付いた状態で直線型3から離れることになり、ワークWは曲げ型2の成形面2aに沿って、円弧状に曲げ加工される。
図1に示すスライド部20が所定の位置まで後方に移動すると、後方の位置検出センサ(図示せず)によって、スライド部20が検出され、この後方の位置検出センサからの検出信号に基づいて、駆動モータ61の出力軸61aが逆回転する。これにより、スライド部20は前方に向けて移動し、曲げ型2及び直線型3の前端部まで移動すると、前方の位置検出センサ(図示せず)によって、スライド部20が検出され、この前方の位置検出センサからの検出信号に基づいて、出力軸61aの回転が停止して、スライド部20が停止する。
各ローラ40,50が曲げ型2及び直線型3の前端部で停止したときには、曲げ型2及び直線型3は、前端側が閉じて、後端側が開いた状態となっている。この状態で作業者は曲げ型2の成形面2aから曲げ加工後のワークWを取り外す。これにより、保持部材4に設けられた近接センサ(図示せず)がワークWを検出しなくなり、図4に示すように、油圧シリンダ74のロッド74aが収縮して、各ローラ40,50の間隔が広くなり、曲げ型2及び直線型3に型閉め方向から作用している押圧力が低下する。
[曲げ加工装置及び曲げ加工方法の作用効果]
本実施形態の曲げ加工装置1及び曲げ加工方法では、図5(b)に示すように、ワークWに対して均一に曲げ応力を作用させることができるため、加工精度を向上させることができる。
また、曲率や成形面の形状が異なる曲げ型2や直線型3を予め用意しておき、ワークWの形状を対応させて曲げ型2及び直線型3を変更することにより、各種形状の曲げ加工に対して速やかに対応することができる。
また、本実施形態の曲げ加工装置1及び曲げ加工方法では、曲げ型2及び直線型3に対して各ローラ40,50を移動させており、曲げ型2及び直線型3は作業面11a上に位置決めされているため、作業面11aには曲げ型2及び直線型3を載置可能なスペースが確保されていればよい。
すなわち、各ローラ40,50に対して曲げ型2及び直線型3を移動させる従来の構成と比較して、半分の距離で同様な曲げ加工を行うことができる。
したがって、曲げ加工装置1をコンパクトに構成することができ、曲げ加工に必要な作業スペースを小さくすることができる。
また、本実施形態の曲げ加工装置1及び曲げ加工方法では、作業面11aに曲げ型2及び直線型3が位置決めされた状態で曲げ加工が行われるため、一回の曲げ加工ごとに、作業者が曲げ型2及び直線型3を取り扱う必要がなくなる。
したがって、連続して曲げ加工を行う場合や、大きな曲げ型2及び直線型3を用いた場合であっても、曲げ加工の作業効率を向上させることができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の例示としての実施の形態を説明したが、添付の請求の範囲で定義するところの本発明の精神及び範囲を逸脱しない限り、この実施の形態に対して様々な修正や変更が可能である。
例えば、図6に示すように、曲げ型2を型開き方向に押し出す付勢装置80を設けてもよい。なお、付勢装置80としては、図6に示す油圧シリンダの他に、エアシリンダ等の付勢装置を用いることができる。
この構成では、曲げ加工後に、曲げ型2の成形面2aを型開き方向に押し出すことにより、曲げ型2の成形面2aが、曲げ加工後のワークWから離れる方向(型開き方向)に移動することになる。これにより、曲げ型2の成形面2aに張り付いているワークWの端部を成形面2aから剥がすことができるため、ワークWを曲げ型2から容易に取り外すことができ、曲げ加工の作業効率を向上させることができる。

Claims (2)

  1. 被加工物の曲げ形状に合わせて成形されている曲げ型と、直線状に延びている直線型とを用いて、前記被加工物の曲げ加工を行うための曲げ加工装置であって、
    前記曲げ型及び前記直線型が載置される作業面を有するテーブルと、
    前記作業面に沿って移動する一対のローラと、を備え、
    前記各ローラは、前記曲げ型及び前記直線型を型閉め方向から挟んだ状態で、前記曲げ型及び前記直線型の一端側から他端側に向けて移動するように構成されていることを特徴とする曲げ加工装置。
  2. 被加工物の曲げ形状に合わせて成形されている曲げ型と、直線状に延びている直線型とを用いて、前記被加工物の曲げ加工を行うための曲げ加工方法であって、
    前記直線型の成形面に前記被加工物を取り付けるとともに、前記被加工物の一端を前記曲げ型の成形面の一端に保持させる段階と、
    一対のローラによって前記曲げ型及び前記直線型を型閉め方向から挟んだ状態で、前記各ローラを前記曲げ型及び前記直線型の一端側から他端側に向けて移動させることにより、前記被加工物を前記曲げ型の前記成形面に沿って変形させる段階と、
    を含むことを特徴とする曲げ加工方法。
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