JPWO2008096421A1 - 酒酔い運転防止装置、酒酔い運転防止方法、及び、酒酔い運転防止プログラム - Google Patents
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Abstract
酒酔い運転防止装置は、アルコールセンサを備え、自動車をはじめとする車両に搭載されるものであって、前記車両を発進させる際に所定の条件に基づいて、前記アルコールセンサによりアルコールを検出する検査を実施するか否かを判定する検査判定手段を備える。また、酒酔い運転防止装置は、前記検査判定手段により実施すると判定された場合に、前記アルコールセンサにより前記検査を実施する検査実施手段と、検査を実施した結果、アルコールが検出された場合に、前記車両の運転操作を不能とする制御手段と、を備える。
Description
本発明は、ナビゲーション装置を利用して酒酔い運転を防止する技術に関する。
自動車をはじめとする車両における飲酒運転は、道路交通法等の法令によって禁止されている。そのため、車両を運転する前に、運転者がアルコールセンサに息を吹きかける等して呼気中のアルコール濃度を測定し、一定以上のアルコール濃度を検出すると運転できないようにする装置が開発されている(例えば、特許文献1)。
このような従来の装置では、車両を運転する前に毎回アルコール濃度を測定する検査を実施するため、運転者によっては当該検査を煩雑に感じるという問題が生じていた。
本発明が解決しようとする課題としては、上記のようなものが例として挙げられる。本発明は、明らかに飲酒していない状況でアルコールを検出するといった不必要な検査をしないために、後部座席の飲酒者を考慮した上で、検査が必要ない状況を正確に判断することが可能な酒酔い運転防止装置を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、車両に搭載されており、アルコールセンサを備える酒酔い運転防止装置であって、前記車両を発進させる際、所定の条件に基づいて、前記アルコールセンサによりアルコールを検出する検査を実施するか否かを判定する検査判定手段と、前記検査判定手段により実施すると判定された場合に、前記アルコールセンサにより前記検査を実施する検査実施手段と、前記検査実施手段により前記検査を実施した結果、アルコールが検出された場合に、前記車両の運転操作を不能とする制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、車両に搭載されており、アルコールセンサを備える酒酔い運転防止装置における酒酔い運転防止方法であって、前記車両を発進させる際、所定の条件に基づいて、前記アルコールセンサによりアルコールを検出する検査を実施するか否かを判定する検査判定工程と、前記検査判定手段により実施すると判定された場合に、前記アルコールセンサにより前記検査を実施する検査実施工程と、前記検査実施手段により前記検査を実施した結果、アルコールが検出された場合に、前記車両の運転操作を不能とする制御工程と、を備えることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、車両に搭載されており、アルコールセンサを備えるコンピュータにより実施される酒酔い運転防止プログラムであって、前記車両を発進させる際、所定の条件に基づいて、前記アルコールセンサによりアルコールを検出する検査を実施するか否かを判定する検査判定手段、前記検査判定手段により実施すると判定された場合に、前記アルコールセンサにより前記検査を実施する検査実施手段、前記検査実施手段により前記検査を実施した結果、アルコールが検出された場合に、前記車両の運転操作を不能とする制御手段、として前記コンピュータを機能させることを特徴とする。
10 自立測位装置
18 GPS受信機
20 システムコントローラ
22 CPU
36 データ記憶ユニット
40 表示ユニット
60 入力装置
100 ナビゲーション装置
110 アルコールセンサ
120 酒酔い運転制御装置
130 エンジン始動装置
200 酒酔い運転防止装置
18 GPS受信機
20 システムコントローラ
22 CPU
36 データ記憶ユニット
40 表示ユニット
60 入力装置
100 ナビゲーション装置
110 アルコールセンサ
120 酒酔い運転制御装置
130 エンジン始動装置
200 酒酔い運転防止装置
本発明の好適な実施形態では、車両に搭載されており、アルコールセンサを備える酒酔い運転防止装置であって、前記車両を発進させる際、所定の条件に基づいて、前記アルコールセンサによりアルコールを検出する検査を実施するか否かを判定する検査判定手段と、前記検査判定手段により実施すると判定された場合に、前記アルコールセンサにより前記検査を実施する検査実施手段と、前記検査実施手段により前記検査を実施した結果、アルコールが検出された場合に、前記車両の運転操作を不能とする制御手段と、を備える。
上記酒酔い運転防止装置は、アルコールセンサを備え、自動車をはじめとする車両に搭載されている。アルコールセンサとは、運転者の呼気中及び血中や空気中に含まれるアルコールを検出することができるセンサである。運転者が車両を発進させる際、換言すると運転者が車両を運転する前に、当該車両に搭載された酒酔い運転防止装置は、所定の条件に基づいて、アルコールセンサによりアルコールを検出する検査を実施するか否かを判定する。検査を実施すると判定した場合、酒酔い運転防止装置は、アルコールセンサによりアルコールを検出する検査を実施する。検査を実施した結果、アルコールが検出された場合、酒酔い運転防止装置は、車両の運転操作を不能とする。車両の運転操作を不能とする方法としては、エンジンへの燃料又は電源の供給を遮断又は停止することで車両を発進させない方法やドアが開かないようにする方法等が挙げられる。このように、酒酔い運転防止装置は、所定の条件に基づいて、アルコールを検出する検査を実施するか否かを判断できるため、運転者が明らかに飲酒していない状況等で不必要な検査を省略することが可能となる。
上記酒酔い運転防止装置の一態様では、前記検査実施手段は、前記検査判定手段により実施すると判定された場合に、前記アルコールセンサによりアルコール濃度を測定することで前記検査を実施するものであって、前記制御手段は、前記検査実施手段により前記検査を実施した結果、前記アルコールセンサにより測定されたアルコール濃度が、予め設定された閾値以上である場合に、前記車両の運転操作を不能とする。これによれば、単にアルコールを検出した場合ではなく、測定したアルコール濃度が予め任意に設定された閾値以上である場合にのみ、車両の運転操作を不能とする。具体的に、例えば閾値を道路交通法で酒気帯び運転とされる「0.15mg」と設定した場合、アルコールセンサによりアルコール濃度が「0.03mg」と測定されたとしても、運転者は車両を発進させることが可能となる。よって、運転手は飲酒していないが、何らかの原因でごく少量のアルコールが検出された場合に運転が不能になるといった問題を解消することができる。
上記酒酔い運転防止装置の他の一態様では、特定の場所の位置を記憶する特定位置記憶手段と、前記車両の停車位置を取得する停車位置取得手段と、をさらに備え、前記検査判定手段は、前記車両を発進させる際、前記停車位置取得手段が取得した停車位置と、前記特定位置記憶手段が記憶する特定の場所の位置とに基づいて、前記検査を実施するか否かを判定する。ここで、特定の場所とは、例えば飲酒する可能性が低い「職場」や、逆に飲酒する可能性が高い「居酒屋」等であり、任意に設定することができる。これによれば、酒酔い運転防止装置は、飲酒する可能性の低い特定の場所又は飲酒する可能性の高い特定の場所に基づいて、アルコールを検出する検査を実施するか否かを判定することができる。つまり、酒酔い運転防止装置は、飲酒の可能性が高い場合に検査を必ず実施することができ、一方明らかに飲酒していない場合に検査を省略することができる。よって、酒酔い運転防止装置は、場所に基づいて検査の必要のない状況を正確に判断することができる。
上記酒酔い運転防止装置の他の一態様では、特定の時刻を記憶する特定時刻記憶手段と、現在時刻を取得する現在時刻取得手段と、をさらに備え、前記検査判定手段は、前記車両を発進させる際、前記現在時刻取得手段が取得した現在時刻と、前記特定時刻記憶手段が記憶する特定の時刻とに基づいて、前記検査を実施するか否かを判定する。ここで、特定の時刻とは、例えば飲酒する可能性が低い「午前9時から午後4時」や、逆に飲酒する可能性が高い「午後6時から午前6時」等であり、任意に設定することができる。これによれば、酒酔い運転防止装置は、飲酒する可能性の低い時刻又は飲酒する可能性の高い時刻に基づいて、アルコールを検出する検査を実施するか否かを判定することができる。よって、酒酔い運転防止装置は、時刻に基づいて検査の必要のない状況を正確に判断することができる。
上記酒酔い運転防止装置の他の一態様では、前記車両が停車した停車時刻を記憶する停車時刻記憶手段と、前記現在時刻取得手段が取得した現在時刻と前記停車時刻記憶手段が記憶している停車時刻の差分を算出することで停車時間を特定する停車時間特定手段と、をさらに備え、前記検査判定手段は、前記車両を発進させる際、前記停車時間特定手段が特定した停車時間が、予め設定された時間以上である場合に前記検査を実施すると判定する。ここで、予め設定された時間とは、飲酒するには短いと想定される時間、例えば「1時間」であり、任意に設定することができる。これによれば、酒酔い運転防止装置は、停車時間が飲酒するには短いと想定される時間より短い場合、アルコールを検出する検査を実施しないと判定することができる。よって、酒酔い運転防止装置は、停車時間に基づいて検査の必要のない状況を正確に判断することができる。
上記酒酔い運転防止装置の他の一態様では、前記アルコールセンサは、前記車両の運転席及び後部座席にそれぞれ設置されておりアルコールを検出することが可能な簡易アルコールセンサと、前記運転席に設置されておりアルコール濃度を測定することが可能な計測アルコールセンサとを有するものであって、前記酒酔い運転防止装置は、前記簡易アルコールセンサにより、前記運転席付近のアルコール及び前記後部座席付近のアルコールをそれぞれ検出する簡易検出手段をさらに備え、前記検査判定手段は、前記簡易検出手段による前記運転席付近のアルコールの検出結果及び前記後部座席付近のアルコールの検出結果に基づいて、前記検査を実施するか否かを判定するものであって、前記検査実施手段は、前記検査判定手段により前記検査を実施すると判定された場合に、前記計測アルコールセンサによりアルコール濃度を測定することで前記検査を実施する。
上記酒酔い運転防止装置は、複数のアルコールセンサを有しており、各アルコールセンサは車両内に設置されている。運転席付近のアルコールを検出することが可能な簡易アルコールセンサと、アルコール濃度を測定することが可能な計測アルコールセンサは、運転席に設置されている。一方、後部座席付近のアルコールを検出することが可能な簡易アルコールセンサは、後部座席に設置されている。酒酔い運転防止装置は、簡易アルコールセンサによる運転席付近のアルコールの検出結果及び後部座席付近のアルコール検査結果に基づいて、計測アルコールセンサによりアルコール濃度を測定する厳密な検査を実施するか否かを判定する。このように、車両の各場所に設置された複数のアルコールセンサの検出結果により厳密なアルコール検査を実施するか否かを判定することで、検査の必要のない状況を正確に判断することができる。
上記酒酔い運転防止装置の他の一態様では、前記制御手段は、前記簡易検出手段により前記運転席付近でアルコールを検出し、且つ、前記後部座席付近でアルコールを検出しなかった場合、前記検査実施手段により前記検査を実施することなく、前記車両の運転操作を不能とする。これによれば、運転席付近のみでアルコールが検出された場合、酒酔い運転防止装置は、運転者が飲酒している可能性が高いとして、車両の運転操作を不能とする。即ち、計測アルコールセンサによる厳密な検査を実施しないため、運転者が飲酒している場合の運転を迅速に防止することができる。
上記酒酔い運転防止装置のさらに他の一態様では、前記検査判定手段は、前記簡易検出手段により前記運転席付近でアルコールを弱く検出し、前記後部座席付近でアルコールを強く検出した場合に、前記検査を実施すると判定する。このように、後部座席付近でアルコールを強く検出し、運転席付近でアルコールを弱く検出した場合、後部座席に座っている者が飲酒しており、そのアルコールが運転席付近に伝わっている可能性が高い。つまり、運転者は飲酒していない可能性があるとして、酒酔い運転防止装置は、車両の運転操作を不能とする前に、計測アルコールセンサによる厳密な検査を実施する。よって、酒酔い運転防止装置は、後部座席の飲酒者を考慮した上で、検査が必要ない状況を正確に判断することができる。
本発明の他の実施形態では、車両に搭載されており、アルコールセンサを備える酒酔い運転防止装置による酒酔い運転防止方法であって、前記車両を発進させる際、所定の条件に基づいて、前記アルコールセンサによりアルコールを検出する検査を実施するか否かを判定する検査判定工程と、前記検査判定手段により実施すると判定された場合に、前記アルコールセンサにより前記検査を実施する検査実施工程と、前記検査実施手段により前記検査を実施した結果、アルコールが検出された場合に、前記車両の運転操作を不能とする制御工程と、を備える。
この方法を、酒酔い運転防止装置において実施することにより、所定の条件に基づいて、アルコールを検出する検査を実施するか否かを判断できるため、運転者が明らかに飲酒していない状況等で不必要な検査を省略することが可能となる。
本発明の他の実施形態では、車両に搭載されており、アルコールセンサを備えるコンピュータにより実施される酒酔い運転防止プログラムであって、前記車両を発進させる際、所定の条件に基づいて、前記アルコールセンサによりアルコールを検出する検査を実施するか否かを判定する検査判定手段、前記検査判定手段により実施すると判定された場合に、前記アルコールセンサにより前記検査を実施する検査実施手段、前記検査実施手段により前記検査を実施した結果、アルコールが検出された場合に、前記車両の運転操作を不能とする制御手段、として前記コンピュータを機能させる。このプログラムをコンピュータ上で実施することにより、上記の酒酔い運転防止装置を実現することができる。つまり、所定の条件に基づいて、アルコールを検出する検査を実施するか否かを判断できるため、運転者が明らかに飲酒していない状況等で不必要な検査を省略することが可能となる。なお、このプログラムは、記憶媒体に記憶した状態で利用することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。なお、以下の説明は、本発明を車両に搭載されるナビゲーション装置に適用した例を示す。
[ナビゲーション装置]
図1に、本発明の実施例に係るナビゲーション装置100の構成を示す。図1に示すように、ナビゲーション装置100は、自立測位装置10、GPS受信機18、システムコントローラ20、ディスクドライブ31、データ記憶ユニット36、通信用インタフェース37、通信装置38、表示ユニット40、音声出力ユニット50及び入力装置60を備える。
図1に、本発明の実施例に係るナビゲーション装置100の構成を示す。図1に示すように、ナビゲーション装置100は、自立測位装置10、GPS受信機18、システムコントローラ20、ディスクドライブ31、データ記憶ユニット36、通信用インタフェース37、通信装置38、表示ユニット40、音声出力ユニット50及び入力装置60を備える。
自立測位装置10は、加速度センサ11、角速度センサ12及び距離センサ13を備える。加速度センサ11は、例えば圧電素子からなり、車両の加速度を検出し、加速度データを出力する。角速度センサ12は、例えば振動ジャイロからなり、車両の方向変換時における車両の角速度を検出し、角速度データ及び相対方位データを出力する。距離センサ13は、車両の車輪の回転に伴って発生されているパルス信号からなる車速パルスを計測する。
GPS受信機18は、複数のGPS衛星から、測位用データを含む下り回線データを搬送する電波19を受信する。測位用データは、緯度及び経度情報等から車両の絶対的な位置を検出するために用いられる。
システムコントローラ20は、インタフェース21、CPU22、ROM23及びRAM24を含んでおり、ナビゲーション装置100全体の制御を行う。
インタフェース21は、加速度センサ11、角速度センサ12及び距離センサ13並びにGPS受信機18とのインタフェース動作を行う。そして、これらから、車速パルス、加速度データ、相対方位データ、角速度データ、GPS測位データ、絶対方位データ等をシステムコントローラ20に入力する。CPU22は、システムコントローラ20全体を制御する。ROM23は、システムコントローラ20を制御する制御プログラム等が格納された図示しない不揮発性メモリ等を有する。RAM24は、入力装置60を介して使用者により予め設定された経路データ等の各種データを読み出し可能に格納したり、CPU22に対してワーキングエリアを提供したりする。
システムコントローラ20、CD−ROMドライブ又はDVD−ROMドライブなどのディスクドライブ31、データ記憶ユニット36、通信用インタフェース37、表示ユニット40、音声出力ユニット50及び入力装置60は、バスライン30を介して相互に接続されている。
ディスクドライブ31は、システムコントローラ20の制御の下、CD又はDVDといったディスク33から、音楽データ、映像データなどのコンテンツデータを読み出し、出力する。なお、ディスクドライブ31は、CD−ROMドライブ又はDVD−ROMドライブのうち、いずれか一方としてもよいし、CD及びDVDコンパチブルのドライブとしてもよい。
データ記憶ユニット36は、例えば、HDDなどにより構成され、地図データや施設データなどのナビゲーション処理に用いられる各種データを記憶する。
通信装置38は、例えば、FMチューナやビーコンレシーバ、携帯電話や専用の通信カードなどにより構成され、通信用インタフェース37を介して、VICS(Vehicle Information Communication System)センタから配信される渋滞や交通情報などの道路交通情報、その他の情報を受信する。
表示ユニット40は、システムコントローラ20の制御の下、各種表示データをディスプレイなどの表示装置に表示する。具体的には、システムコントローラ20は、データ記憶ユニット36から地図データを読み出す。表示ユニット40は、システムコントローラ20によってデータ記憶ユニット36から読み出された地図データを、ディスプレイなどの表示画面上に表示する。表示ユニット40は、バスライン30を介してCPU22から送られる制御データに基づいて表示ユニット40全体の制御を行うグラフィックコントローラ41と、VRAM(Video RAM)等のメモリからなり即時表示可能な画像情報を一時的に記憶するバッファメモリ42と、グラフィックコントローラ41から出力される画像データに基づいて、液晶、CRT等のディスプレイ44を表示制御する表示制御部43と、ディスプレイ44とを備える。ディスプレイ44は、例えば対角5〜10インチ程度の液晶表示装置等からなり、車内のフロントパネル付近に装着される。
音声出力ユニット50は、システムコントローラ20の制御の下、CD−ROMドライブ31又はDVD−ROM32、若しくはRAM24等からバスライン30を介して送られる音声デジタルデータのD/A変換を行うD/Aコンバータ51と、D/Aコンバータ51から出力される音声アナログ信号を増幅する増幅器(AMP)52と、増幅された音声アナログ信号を音声に変換して車内に出力するスピーカ53とを備えて構成されている。
入力装置60は、各種コマンドやデータを入力するための、キー、スイッチ、ボタン、リモコン、音声入力装置等から構成されている。入力装置60は、車内に搭載された当該車載用電子システムの本体のフロントパネルやディスプレイ44の周囲に配置される。また、ディスプレイ44がタッチパネル方式である場合には、ディスプレイ44の表示画面上に設けられたタッチパネルも入力装置60として機能する。
[酒酔い運転防止の方法]
次に、ナビゲーション装置100を利用して酒酔い運転を防止する方法について説明する。図2は、本実施例において酒酔い運転防止処理を実行する酒酔い運転防止装置200の基本構成を示すブロック図である。図2に示すように、酒酔い運転防止装置200は、ナビゲーション装置100、アルコールセンサ110、酒酔い運転制御装置120及びエンジン始動装置130を備える。
次に、ナビゲーション装置100を利用して酒酔い運転を防止する方法について説明する。図2は、本実施例において酒酔い運転防止処理を実行する酒酔い運転防止装置200の基本構成を示すブロック図である。図2に示すように、酒酔い運転防止装置200は、ナビゲーション装置100、アルコールセンサ110、酒酔い運転制御装置120及びエンジン始動装置130を備える。
アルコールセンサ110は、運転者が息を吹きかけることにより、呼気中のアルコール濃度を測定することができる。詳細は後述するが、アルコールセンサ110は、酒酔い運転制御装置120から検査信号を受信した場合に、運転者の呼気中のアルコール濃度を測定し、測定結果を酒酔い運転制御装置120に送信する。
なお、本実施例ではアルコールセンサ110として、呼気中のアルコール濃度を測定することができるアルコールセンサを使用しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、運転者が息を吹きかけたことを確認することが可能な風量センサ付きのアルコールセンサや、呼気ではなく運転者の汗に含まれる血中アルコール濃度を測定することが可能なアルコールセンサ等を使用することとしてもよい。即ち、使用するアルコールセンサの種類は任意である。各種アルコールセンサによるアルコール濃度の測定方法は周知であるため、便宜上説明は省略する。
酒酔い運転制御装置120は、メモリを有しており、アルコール濃度を測定する検査の必要性を判定する基準となる基準情報を記憶している。具体的に基準情報としては、検査を省略(免除)する特定の場所を示す位置データ及び特定の時刻が挙げられる。検査を省略する特定の場所を示す位置データとは、原則として飲酒をすることがない「職場」を示す位置データや、飲酒をしてから車両を運転する必要がない「自宅」を示す位置データ等であって、任意に設定することができる。一方、特定の時刻とは、飲酒をする可能性が高い時刻であって、例えば「午後6時から午前6時まで」等任意に設定することができる。
さらに、酒酔い運転制御装置120は、ナビゲーション装置100からGPSによる現在位置を示す現在位置データを取得し、車両が停車した場合に停車位置を示す停車位置データをメモリに記憶しておく。また、酒酔い運転制御装置120は、ナビゲーション装置100等から現在時刻を取得し、車両が停車した場合に停車時刻をメモリに記憶しておく。
そして、停車している車両を発進させる際、即ち運転者が車両を運転する前に、酒酔い運転制御装置120は、メモリに記憶した停車位置データ、停車時刻及び現在時刻に基づいて、基準情報を参照することにより、アルコール濃度を測定する検査を実施するか否かを判定する。
検査の必要性を判定する第1の方法は、停車位置データと、基準情報に含まれる特定の場所を示す位置データとを比較し、車両の停車位置が検査を省略する場所である場合に検査は不要であると判定する方法である。この場合、車両の停車位置が検査を省略する場所でない場合には検査が必要であると判定し、アルコールセンサ110によってアルコール濃度を測定する。
検査の必要性を判定する第2の方法は、車両を発進させる際の現在時刻と、基準情報に含まれる特定の時刻とを比較し、現在時刻が特定の時刻でない場合に検査は不要であると判定する方法である。この場合、現在時刻が特定の時刻である場合には検査が必要であると判定し、アルコールセンサ110によってアルコール濃度を測定する。なお、基準情報として特定の時間帯が記憶されている場合、酒酔い運転制御装置120は、現在時刻が特定の時間帯に含まれていない場合に検査は不要であると判定する。
検査の必要性を判定する第3の方法は、車両を発進させる際の現在時刻と停車時刻との差分を算出することで停車時間を特定し、予め設定された時間より停車時間が短い場合に検査は不要であると判定する方法である。この場合、予め設定された時間より停車時間が長い場合には検査が必要であると判定し、アルコールセンサ110によってアルコール濃度を測定する。ここで、予め設定された時間とは、飲酒するには短いと想定される時間(例えば、1時間)であり、任意に設定することができる。
酒酔い運転制御装置120は、このような方法によりアルコール濃度を測定する検査の必要性を判定し、検査が必要であると判定した場合に、検査信号をアルコールセンサ110に送信すると共に、運転者に対して検査を促す警告を行う。
検査信号を送信した後、酒酔い運転制御装置120は、アルコールセンサ110から検査結果として運転者の呼気中のアルコール濃度を取得する。そして、酒酔い運転制御装置120は、予め設定されたアルコール濃度(「閾値」とも呼ぶ。)と運転者の呼気中のアルコール濃度を比較し、運転者の呼気中のアルコール濃度の方が低い場合、エンジン始動装置130に発進許可信号を送信する。一方、運転者の呼気中のアルコール濃度の方が高い場合、酒酔い運転制御装置120は、エンジン始動装置130に発進禁止信号を送信する。ここで、予め設定されたアルコール濃度とは、車両を発進させるか否かを判断する基準となる濃度、即ち運転者が酒に酔っているか否かを判断する基準となる濃度であって、例えば道路交通法で酒気帯び運転とされる「0.15mg」等任意に設定することができる。
エンジン始動装置130は、酒酔い運転防止装置120から発進許可信号を受信した場合、エンジンを始動することで車両を発進させる。一方、酒酔い運転防止装置120から発進禁止信号を受信した場合、エンジンへの燃料又は電源の供給を遮断又は停止することで車両を発進させない。
このように酒酔い運転制御装置120から受信する信号に基づいてエンジンを始動させないことで、運転者の呼気中のアルコール濃度が予め設定された閾値以上である場合の運転を防止することができる。また、予め設定された場所、時刻及び停車時間に基づいて、アルコール濃度を測定する検査の必要性を判断することができる。よって、明らかに飲酒していない状況で、アルコールセンサ110に息を吹きかけるといった不必要な検査を省略することが可能となる。
ここで、酒酔い運転制御装置120が有する機能について図3を参照して詳しく説明する。図3は、酒酔い運転制御装置120の主要な構成を示す機能ブロック図である。
図3に示すように、酒酔い運転制御装置120は、機能的には、特定位置記憶部121、特定時刻記憶部122、停車位置取得部123、現在時刻取得部124、停車時刻記憶部125、停車時間特定部126、検査判定部127、検査実施部128及び制御部129を備える。
特定位置記憶部121は、アルコール濃度を測定する検査の必要性を判定する基準となる基準情報として、検査を省略する特定の場所を示す位置データをメモリに記憶する。特定位置記憶部121は、本発明における特定位置記憶手段として機能する。
特定時刻記憶部122は、アルコール濃度を測定する検査の必要性を判定する基準となる基準情報として、飲酒をする可能性が高い時刻をメモリに記憶する。特定時刻記憶部122は、本発明における特定時刻記憶手段として機能する。
停車位置取得部123は、ナビゲーション装置100から、車両の停車位置を示す停車位置データを取得する。具体的には、ナビゲーション装置100からGPSによる現在位置を示す現在位置データを取得し、車両が停車した場合に停車位置データをメモリに記憶する。停車位置取得部123は、本発明における停車位置取得手段として機能する。
現在時刻取得部124は、ナビゲーション装置100から現在時刻を取得する。現在時刻取得部124は、本発明における現在時刻取得手段として機能する。
停車時刻記憶部125は、車両が停車した停車時刻を記憶する。停車時刻記憶部125は、本発明における停車時刻記憶手段として機能する。
停車時間特定部126は、現在時刻取得部124が取得した現在時刻と、停車時刻記憶部125が記憶している停車時刻との差分を算出することで停車時間を特定する。停車時間特定部126は、本発明における停車時間特定手段として機能する。
検査判定部127は、車両を発進させる際、即ち運転者が車両を運転する前に、所定の条件に基づいて、アルコールセンサ110によりアルコール濃度を測定する検査を実施するか否かを判定する。具体的な第1の方法として、検査判定部127は、停車位置取得部123が取得した停車位置データと、特定位置記憶部121が記憶している特定の場所を示す位置データとを比較し、車両の停車位置が検査を省略する場所である場合に検査は不要であると判定する。第2の方法として、検査判定部127は、車両を発進させる際に現在時刻取得部124が取得した現在時刻と、特定時刻記憶部122が記憶している特定の時刻とを比較し、現在時刻が特定の時刻でない場合には検査が不要であると判定する。第3の方法として、検査判定部128は、車両を発進させる際に停車時間特定部126が特定した停車時間が、予め設定された時間より短い場合に検査は不要であると判定する。検査判定部127は、本発明における検査判定手段として機能する。
検査実施部128は、検査判定部127により検査が必要であると判定された場合に、アルコールセンサ110によりアルコール濃度を測定する検査を実施させる。具体的には、アルコールセンサ110に検査信号を送信することで検査を実施させる。検査実施部128は、本発明における検査実施手段として機能する。
制御部129は、検査実施部128による検査結果に基づいて、車両の運転操作を不能とする制御を行う。具体的には、検査結果である運転者の呼気中のアルコール濃度が予め設定された閾値より高い場合に、エンジン始動装置130に発進禁止信号を送信することで、車両の運転操作を不能とする制御を行う。一方、検査結果である運転者の呼気中のアルコール濃度が予め設定された閾値より低い場合、制御部129は、エンジン始動装置130に発進許可信号を送信することで、車両の運転操作を可能とする制御を行う。制御部129は、本発明における制御手段として機能する。
なお、上述の各部は、酒酔い運転制御装置120のCPUが予め用意されたプログラムを実行することにより実現される。
[酒酔い運転防止処理]
次に、酒酔い運転防止処理について説明する。図4は、本実施例による酒酔い運転防止処理のフローチャートである。図示の酒酔い運転防止処理は、酒酔い運転制御装置120のCPUが予め用意されたプログラムを実行することにより行われる。
次に、酒酔い運転防止処理について説明する。図4は、本実施例による酒酔い運転防止処理のフローチャートである。図示の酒酔い運転防止処理は、酒酔い運転制御装置120のCPUが予め用意されたプログラムを実行することにより行われる。
運転者が車両を発進させようとすると、酒酔い運転制御装置120の検査判定部127は、停車位置取得部123によりメモリに記憶された停車位置データに基づいて基準情報を参照することにより、当該車両の停車位置が特定の場所であるか否かを判定する(ステップS1)。当該車両の停車位置が特定の場所である場合(ステップS1;Yes)、検査判定部127は、検査は不要であると判定する。そして、制御部129は、発進許可信号をエンジン始動装置130に送信する(ステップS7)。一方、車両の停車位置が特定の場所ではない場合(ステップS1;No)、検査判定部127は、現在時刻取得部124がナビゲーション装置100から取得した現在時刻に基づいて基準情報を参照することにより、現在時刻が特定の時刻であるか否かを判定する(ステップS2)。現在時刻、即ち車両を発進させる運転開始時刻が特定時刻ではない場合(ステップS2;No)、検査判定部127は、検査は不要であると判定する。そして、制御部129は、発進許可信号をエンジン始動装置130に送信する(ステップS7)。
一方、現在時刻、即ち運転開始時刻が特定時刻である場合(ステップS2;Yes)、検査判定部127は、停車時間特定部126がメモリに記憶された停車時刻と現在時刻との差分を算出することにより特定した停車時間が、予め設定された時間以内であるか否かを判定する(ステップS3)。本実施例では、予め設定された時間を「1時間」としている。停車時間が1時間以内である場合(ステップS3;Yes)、検査判定部127は、検査は不要であると判定する。そして、制御部129は、発進許可信号をエンジン始動装置130に送信する(ステップS7)。一方、停車時間が1時間以内ではない、即ち停車時間が1時間を越える場合(ステップS3;No)、検査判定部127は、検査が必要でると判定する。そして、検査実施部128は、アルコール濃度を測定する検査信号をアルコールセンサ110に送信すると共に、運転者に対して検査を促す警告を行う(ステップS4)。アルコールセンサ110は、検査実施部128から検査信号を受信すると、運転者の呼気中のアルコール濃度を測定する検査を実施し、測定結果を酒酔い運転制御装置120へ送信する。
酒酔い運転制御装置120の制御部129は、アルコールセンサ110から測定結果として運転者の呼気中のアルコール濃度を取得し、当該アルコール濃度が予め設定された閾値以上であるか否かを判定する(ステップS5)。運転者の呼気中のアルコール濃度が閾値未満である場合(ステップS5;No)、制御部129は、発進許可信号をエンジン始動装置130に送信する(ステップS7)。一方、運転者の呼気中のアルコール濃度が閾値以上である場合(ステップS5;Yes)、制御部129は、発進禁止信号をエンジン始動装置130に送信する(ステップS6)。なお、運転者が検査に応じず、アルコールセンサ110に息を吹きかけなかったため検査が実施されなかった場合も、制御部129は、発進禁止信号をエンジン始動装置130に送信する。エンジン始動装置130は、制御部129から発進許可信号を受信した場合、エンジンを始動することで車両を発進させる。一方、制御部129から発進禁止信号を受信した場合、エンジンへの燃料又は電源の供給を遮断又は停止することで車両を発進させない。これにより、酒酔い運転防止処理は完了する。
なお、本実施例では、基準情報として検査を省略する特定の場所を示す位置データを記憶することとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、検査が必要な特定の場所を示す位置データを記憶した上で酒酔い運転防止処理を実行することとしてもよい。検査が必要な特定の場所とは、例えば「繁華街の周辺」や「居酒屋近くの駐車場」等である。また、本実施例では、基準情報として飲酒する可能性が高い時刻を記憶することとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、飲酒する可能性が低い時刻を記憶した上で酒酔い運転防止処理を実行することとしてもよい。
また、本実施例において酒酔い運転制御装置120は、車両が停車した際にナビゲーション装置100から停車位置データ及び停車時刻を取得することとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、車両が特定の地域に入ったとき又は車両が特定の地域から出たときに位置データ及び時刻を取得することとしてもよい。
また、本実施例では、停車位置データ及び停車時刻を酒酔い運転制御装置120のメモリに記憶することとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、ナビゲーション装置100がRAM24に記憶することとしてもよい。この場合、酒酔い運転制御装置120は、酒酔い運転防止処理を実行する際に、ナビゲーション装置100のRAM24を参照することで、停車位置データ及び停車時刻を認識する。
また、本実施例では、車両を発進させるか否かを判断する基準となるアルコール濃度を閾値として予め設定し、運転者の呼気中のアルコール濃度が閾値以上である場合に車両を発進させないこととしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、車両内でアルコールが検出された場合は、アルコール濃度に関わらず車両を発進させないこととしてもよい。
また、本実施例では酒酔い運転防止処理として、検査の必要性を判定する第1から第3までの全ての方法を適用しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1から第3までの3つの方法をそれぞれ、または、任意に組み合わせて適用することとしてもよい。
また、本実施例では、酒酔い運転防止装置200がエンジン始動装置130を有しており、アルコールを検出した場合にエンジンへの燃料又は電源の供給を遮断又は停止することで車両を発進させない方法を適用しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、運転をできないようにする制御であれば、ドアが開かないようにする等任意の方法を適用することとしてもよい。
また、本実施例では酒酔い運転防止装置200がナビゲーション装置100を有しており、ナビゲーション装置100から位置データや現在時刻を取得しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、GPS機能を搭載した携帯電話やPDA(Personal Digital Assistants)を接続し、当該携帯電話やPDAから位置データや現在時刻を取得することとしてもよい。この場合、車両の現在位置を常に取得する必要はなく、車両が停車した場合の停車位置が取得できればよい。
また、本実施例ではアルコールセンサ110、酒酔い運転制御装置120及びエンジン始動装置130をそれぞれ別の装置としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、それぞれの機能を有する1つの装置としてもよい。
このように、本実施例における酒酔い運転防止装置200は、飲酒する可能性が高い場合に車両を運転する前にアルコール濃度を測定する検査を行い、アルコールが検出された場合に運転をできないようにすることができる。具体的に、酒酔い運転防止装置200は、停車位置、現在時刻及び停車時間に基づいて、アルコール濃度を測定する検査を行うか否かを判定している。これによれば、検査の必要のない状況を正確に判断して不必要な検査を省略することができる。よって、明らかに飲酒していない状況でアルコールセンサ110に息を吹きかけることに抵抗があるといった運転者の心証を良くすることができる。また、明らかに飲酒していない状況であれば、迅速に車両を発進させることができる。
[変形例]
上記の実施例では記載していないが、車両に複数のアルコールセンサを設置することとしてもよい。なお、上記実施例と同様の処理等については、便宜上説明を省略する。
上記の実施例では記載していないが、車両に複数のアルコールセンサを設置することとしてもよい。なお、上記実施例と同様の処理等については、便宜上説明を省略する。
図5に示すように、変形例におけるアルコールセンサ110は、車両の運転席及び後部座席にそれぞれ設置されておりアルコールを検出することが可能な簡易アルコールセンサA及びBと、運転席に設置されており運転者の呼気中のアルコール濃度を測定することが可能な計測アルコールセンサCとを有している。具体的に、簡易アルコールセンサA及び計測アルコールセンサCは、運転席のヘッドレストやハンドル周辺等に設置される。
なお、簡易アルコールセンサA及びBと計測アルコールセンサCの種類は任意であるが、本変形例における簡易アルコールセンサA及びBは、車両内の空気に基づいてにおいによりアルコールを検出するものであって、計測アルコールセンサCは、運転者の呼気に基づいてアルコール濃度を測定するものとする。計測アルコールセンサCは、誤検査を軽減することができる風量センサ付きのものが望ましい。
図5に示すように、車両に複数のアルコールセンサを設置した場合、酒酔い運転制御装置120の検査判定部127は、簡易アルコールセンサA及びBがアルコールを検出した場合に、当該アルコールを検出した場所に基づいて、計測アルコールセンサCによるアルコール濃度を測定する検査を実施するか否かを判定する。
具体的に、酒酔い運転制御装置120は、簡易アルコールセンサA及びBにより運転席付近及び後部座席付近のアルコールを検出させる。つまり、変形例における酒酔い運転制御装置120は、本発明における簡易検出手段として機能する。そして、酒酔い運転制御装置120の検査判定部127は、簡易アルコールセンサAにより運転席付近でアルコールが検出された場合、簡易アルコールセンサBにより後部座席付近でアルコールが検出されたか否かを判定する。後部座席付近ではアルコールが検出されず、運転席付近でのみアルコールが検出された場合、運転者が飲酒している可能性が高いと判断し、検査判定部127は、計測アルコールセンサCによる検査は不要であると判定する。そして、制御部129は、計測アルコールセンサCによる検査を実施することなく、エンジン始動装置130に発進禁止信号を送信する。
一方、検査判定部127は、簡易アルコールセンサBにより後部座席付近で強いアルコールが検出され、簡易アルコールセンサAにより運転席付近で弱いアルコールが検出された場合、後部座席に飲酒者がおり、運転者は飲酒していない可能性が高いと判断し、計測アルコールセンサCによる検査が必要であると判定する。そのため、検査実施部128は、計測アルコールセンサCに検査信号を送信すると共に、運転者に検査を促す警告を行う。計測アルコールセンサCは、運転者の呼気中のアルコール濃度を測定結果として酒酔い運転制御装置120に送信し、酒酔い運転制御装置120の制御部129は、当該測定結果に基づいて上述の実施例と同様にエンジン始動装置130に発進許可信号又は発進禁止信号を送信する。
なお、本変形例では、車両の運転席及び後部座席にアルコールセンサを設置することとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、設置場所は任意であって、例えば、運転席、助手席、中央、後部座席に設置することとしてもよい。
このように、変形例における酒酔い運転防止装置200は、簡易アルコールセンサにより車両内でアルコールが検出された場合に、検出された場所に応じてアルコール濃度を測定する検査を実施するか否かを判定することができる。即ち、複数のアルコールセンサの結果により、後部座席の飲酒者等を考慮して、検査を実施するか否かを正確に判断することができる。
なお、上記実施例及び変形例では、酒酔い運転防止装置200は、運転者の呼気中又は車両内の空気中に含まれるアルコールを検出することにより、運転者が飲酒しているか否かを判断している。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、車両内外にカメラを設置し、カメラの撮影画像に基づいて、個人の識別や、通常の顔画像との比較による飲酒の推定、酔いの兆候の判断をすることとしてもよい。同様に、車両内にマイクを設置し、音声に基づいて、運転者の通常の声との比較による飲酒の推定、酔いの兆候の判断をすることとしてもよい。また、車両の走行中のふらつきや逸脱が多い場合に、運転手が飲酒している可能性が高いと判断し、酒酔い運転制御装置120が、運転者に検査の実施を促す警告をすることとしてもよい。
本発明は、酒酔い運転を防止する装置として各種車両に利用することができる。
請求項1に記載の発明は、車両に搭載されており、アルコールセンサを備える酒酔い運転防止装置であって、特定の場所の位置を記憶する特定位置記憶手段と、前記車両の停車位置を取得する停車位置取得手段と、前記車両を発進させる際、前記停車位置取得手段が取得した停車位置と、前記特定位置記憶手段が記憶する特定の場所の位置とに基づいて、前記アルコールセンサによりアルコールを検出する検査を実施するか否かを判定する検査判定手段と、前記検査判定手段により実施すると判定された場合に、前記アルコールセンサにより前記検査を実施する検査実施手段と、前記検査実施手段により前記検査を実施した結果、アルコールが検出された場合に、前記車両の運転操作を不能とする制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、車両に搭載されており、アルコールセンサを備える酒酔い運転防止装置における酒酔い運転防止方法であって、特定の場所の位置を記憶する特定位置記憶工程と、前記車両の停車位置を取得する停車位置取得工程と、前記車両を発進させる際、前記停車位置取得工程で取得した停車位置と、前記特定位置記憶工程で記憶した特定の場所の位置とに基づいて、前記アルコールセンサによりアルコールを検出する検査を実施するか否かを判定する検査判定工程と、前記検査判定手段により実施すると判定された場合に、前記アルコールセンサにより前記検査を実施する検査実施工程と、前記検査実施手段により前記検査を実施した結果、アルコールが検出された場合に、前記車両の運転操作を不能とする制御工程と、を備えることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、車両に搭載されており、アルコールセンサを備えるコンピュータにより実施される酒酔い運転防止プログラムであって、特定の場所の位置を記憶する特定位置記憶手段、前記車両の停車位置を取得する停車位置取得手段、前記車両を発進させる際、前記停車位置取得手段が取得した停車位置と、前記特定位置記憶手段が記憶する特定の場所の位置とに基づいて、前記アルコールセンサによりアルコールを検出する検査を実施するか否かを判定する検査判定手段、前記検査判定手段により実施すると判定された場合に、前記アルコールセンサにより前記検査を実施する検査実施手段、前記検査実施手段により前記検査を実施した結果、アルコールが検出された場合に、前記車両の運転操作を不能とする制御手段、として前記コンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明の好適な実施形態では、車両に搭載されており、アルコールセンサを備える酒酔い運転防止装置であって、特定の場所の位置を記憶する特定位置記憶手段と、前記車両の停車位置を取得する停車位置取得手段と、前記車両を発進させる際、前記停車位置取得手段が取得した停車位置と、前記特定位置記憶手段が記憶する特定の場所の位置とに基づいて、前記アルコールセンサによりアルコールを検出する検査を実施するか否かを判定する検査判定手段と、前記検査判定手段により実施すると判定された場合に、前記アルコールセンサにより前記検査を実施する検査実施手段と、前記検査実施手段により前記検査を実施した結果、アルコールが検出された場合に、前記車両の運転操作を不能とする制御手段と、を備える。
上記酒酔い運転防止装置は、アルコールセンサを備え、自動車をはじめとする車両に搭載されている。アルコールセンサとは、運転者の呼気中及び血中や空気中に含まれるアルコールを検出することができるセンサである。運転者が車両を発進させる際、換言すると運転者が車両を運転する前に、当該車両に搭載された酒酔い運転防止装置は、停車位置取得手段が取得した停車位置と、特定位置記憶手段が記憶する特定の場所の位置とに基づいて、アルコールセンサによりアルコールを検出する検査を実施するか否かを判定する。検査を実施すると判定した場合、酒酔い運転防止装置は、アルコールセンサによりアルコールを検出する検査を実施する。検査を実施した結果、アルコールが検出された場合、酒酔い運転防止装置は、車両の運転操作を不能とする。車両の運転操作を不能とする方法としては、エンジンへの燃料又は電源の供給を遮断又は停止することで車両を発進させない方法やドアが開かないようにする方法等が挙げられる。ここで、特定の場所とは、例えば飲酒する可能性が低い「職場」や、逆に飲酒する可能性が高い「居酒屋」等であり、任意に設定することができる。これによれば、酒酔い運転防止装置は、飲酒する可能性の低い特定の場所又は飲酒する可能性の高い特定の場所に基づいて、アルコールを検出する検査を実施するか否かを判定することができる。つまり、酒酔い運転防止装置は、飲酒の可能性が高い場合に検査を必ず実施することができ、一方明らかに飲酒していない場合に検査を省略することができる。よって、酒酔い運転防止装置は、場所に基づいて検査の必要のない状況を正確に判断することができる。
上記酒酔い運転防止装置の一態様では、特定の時刻を記憶する特定時刻記憶手段と、現在時刻を取得する現在時刻取得手段と、をさらに備え、前記検査判定手段は、前記車両を発進させる際、前記現在時刻取得手段が取得した現在時刻と、前記特定時刻記憶手段が記憶する特定の時刻とに基づいて、前記検査を実施するか否かを判定する。ここで、特定の時刻とは、例えば飲酒する可能性が低い「午前9時から午後4時」や、逆に飲酒する可能性が高い「午後6時から午前6時」等であり、任意に設定することができる。これによれば、酒酔い運転防止装置は、飲酒する可能性の低い時刻又は飲酒する可能性の高い時刻に基づいて、アルコールを検出する検査を実施するか否かを判定することができる。よって、酒酔い運転防止装置は、時刻に基づいて検査の必要のない状況を正確に判断することができる。
上記酒酔い運転防止装置の他の一態様では、前記車両が停車した停車時刻を記憶する停車時刻記憶手段と、前記現在時刻取得手段が取得した現在時刻と前記停車時刻記憶手段が記憶している停車時刻の差分を算出することで停車時間を特定する停車時間特定手段と、をさらに備え、前記検査判定手段は、前記車両を発進させる際、前記停車時間特定手段が特定した停車時間が、予め設定された時間以上である場合に前記検査を実施すると判定する。ここで、予め設定された時間とは、飲酒するには短いと想定される時間、例えば「1時間」であり、任意に設定することができる。これによれば、酒酔い運転防止装置は、停車時間が飲酒するには短いと想定される時間より短い場合、アルコールを検出する検査を実施しないと判定することができる。よって、酒酔い運転防止装置は、停車時間に基づいて検査の必要のない状況を正確に判断することができる。
上記酒酔い運転防止装置の他の一態様では、前記検査実施手段は、前記検査判定手段により実施すると判定された場合に、前記アルコールセンサによりアルコール濃度を測定することで前記検査を実施するものであって、前記制御手段は、前記検査実施手段により前記検査を実施した結果、前記アルコールセンサにより測定されたアルコール濃度が、予め設定された閾値以上である場合に、前記車両の運転操作を不能とする。これによれば、単にアルコールを検出した場合ではなく、測定したアルコール濃度が予め任意に設定された閾値以上である場合にのみ、車両の運転操作を不能とする。具体的に、例えば閾値を道路交通法で酒気帯び運転とされる「0.15mg」と設定した場合、アルコールセンサによりアルコール濃度が「0.03mg」と測定されたとしても、運転者は車両を発進させることが可能となる。よって、運転手は飲酒していないが、何らかの原因でごく少量のアルコールが検出された場合に運転が不能になるといった問題を解消することができる。
上記酒酔い運転防止装置の他の一態様では、前記検査実施手段は、前記検査判定手段により実施すると判定された場合に、前記アルコールセンサによりアルコール濃度を測定することで前記検査を実施するものであって、前記制御手段は、前記検査実施手段により前記検査を実施した結果、前記アルコールセンサにより測定されたアルコール濃度が、予め設定された閾値以上である場合に、前記車両の運転操作を不能とする。これによれば、単にアルコールを検出した場合ではなく、測定したアルコール濃度が予め任意に設定された閾値以上である場合にのみ、車両の運転操作を不能とする。具体的に、例えば閾値を道路交通法で酒気帯び運転とされる「0.15mg」と設定した場合、アルコールセンサによりアルコール濃度が「0.03mg」と測定されたとしても、運転者は車両を発進させることが可能となる。よって、運転手は飲酒していないが、何らかの原因でごく少量のアルコールが検出された場合に運転が不能になるといった問題を解消することができる。
本発明の他の実施形態では、車両に搭載されており、アルコールセンサを備える酒酔い運転防止装置における酒酔い運転防止方法であって、特定の場所の位置を記憶する特定位置記憶工程と、前記車両の停車位置を取得する停車位置取得工程と、前記車両を発進させる際、前記停車位置取得工程で取得した停車位置と、前記特定位置記憶工程で記憶した特定の場所の位置とに基づいて、前記アルコールセンサによりアルコールを検出する検査を実施するか否かを判定する検査判定工程と、前記検査判定手段により実施すると判定された場合に、前記アルコールセンサにより前記検査を実施する検査実施工程と、前記検査実施手段により前記検査を実施した結果、アルコールが検出された場合に、前記車両の運転操作を不能とする制御工程と、を備える。
この方法を、酒酔い運転防止装置において実施することにより、停車位置取得手段が取得した停車位置と、特定位置記憶手段が記憶する特定の場所の位置とに基づいて、アルコールを検出する検査を実施するか否かを判断できるため、運転者が明らかに飲酒していない状況等で不必要な検査を省略することが可能となる。
本発明の他の実施形態では、車両に搭載されており、アルコールセンサを備えるコンピュータにより実施される酒酔い運転防止プログラムであって、特定の場所の位置を記憶する特定位置記憶手段、前記車両の停車位置を取得する停車位置取得手段、前記車両を発進させる際、前記停車位置取得手段が取得した停車位置と、前記特定位置記憶手段が記憶する特定の場所の位置とに基づいて、前記アルコールセンサによりアルコールを検出する検査を実施するか否かを判定する検査判定手段、前記検査判定手段により実施すると判定された場合に、前記アルコールセンサにより前記検査を実施する検査実施手段、前記検査実施手段により前記検査を実施した結果、アルコールが検出された場合に、前記車両の運転操作を不能とする制御手段、として前記コンピュータを機能させる。このプログラムをコンピュータ上で実施することにより、上記の酒酔い運転防止装置を実現することができる。つまり、停車位置取得手段が取得した停車位置と、特定位置記憶手段が記憶する特定の場所の位置とに基づいて、アルコールを検出する検査を実施するか否かを判断できるため、運転者が明らかに飲酒していない状況等で不必要な検査を省略することが可能となる。なお、このプログラムは、記憶媒体に記憶した状態で利用することができる。
Claims (11)
- 車両に搭載されており、アルコールセンサを備える酒酔い運転防止装置であって、
前記車両を発進させる際、所定の条件に基づいて、前記アルコールセンサによりアルコールを検出する検査を実施するか否かを判定する検査判定手段と、
前記検査判定手段により実施すると判定された場合に、前記アルコールセンサにより前記検査を実施する検査実施手段と、
前記検査実施手段により前記検査を実施した結果、アルコールが検出された場合に、前記車両の運転操作を不能とする制御手段と、を備えることを特徴とする酒酔い運転防止装置。 - 前記検査実施手段は、前記検査判定手段により実施すると判定された場合に、前記アルコールセンサによりアルコール濃度を測定することで前記検査を実施するものであって、
前記制御手段は、前記検査実施手段により前記検査を実施した結果、前記アルコールセンサにより測定されたアルコール濃度が、予め設定された閾値以上である場合に、前記車両の運転操作を不能とすることを特徴とする請求項1に記載の酒酔い運転防止装置。 - 特定の場所の位置を記憶する特定位置記憶手段と、
前記車両の停車位置を取得する停車位置取得手段と、をさらに備え、
前記検査判定手段は、前記車両を発進させる際、前記停車位置取得手段が取得した停車位置と、前記特定位置記憶手段が記憶する特定の場所の位置とに基づいて、前記検査を実施するか否かを判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の酒酔い運転防止装置。 - 特定の時刻を記憶する特定時刻記憶手段と、
現在時刻を取得する現在時刻取得手段と、をさらに備え、
前記検査判定手段は、前記車両を発進させる際、前記現在時刻取得手段が取得した現在時刻と、前記特定時刻記憶手段が記憶する特定の時刻とに基づいて、前記検査を実施するか否かを判定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の酒酔い運転防止装置。 - 前記車両が停車した停車時刻を記憶する停車時刻記憶手段と、
前記現在時刻取得手段が取得した現在時刻と前記停車時刻記憶手段が記憶している停車時刻の差分を算出することで停車時間を特定する停車時間特定手段と、をさらに備え、
前記検査判定手段は、前記車両を発進させる際、前記停車時間特定手段が特定した停車時間が、予め設定された時間以上である場合に前記検査を実施すると判定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の酒酔い運転防止装置。 - 前記アルコールセンサは、前記車両の運転席及び後部座席にそれぞれ設置されておりアルコールを検出することが可能な簡易アルコールセンサと、前記運転席に設置されておりアルコール濃度を測定することが可能な計測アルコールセンサとを有するものであって、
前記酒酔い運転防止装置は、
前記簡易アルコールセンサにより、前記運転席付近のアルコール及び前記後部座席付近のアルコールをそれぞれ検出する簡易検出手段をさらに備え、
前記検査判定手段は、前記簡易検出手段による前記運転席付近のアルコールの検出結果及び前記後部座席付近のアルコールの検出結果に基づいて、前記検査を実施するか否かを判定するものであって、
前記検査実施手段は、前記検査判定手段により前記検査を実施すると判定された場合に、前記計測アルコールセンサによりアルコール濃度を測定することで前記検査を実施することを特徴とする請求項2乃至6のいずれか一項に記載の酒酔い運転防止装置。 - 前記制御手段は、前記簡易検出手段により前記運転席付近でアルコールを検出し、且つ、前記後部座席付近でアルコールを検出しなかった場合、前記検査実施手段により前記検査を実施することなく、前記車両の運転操作を不能とすることを特徴とする請求項6に記載の酒酔い運転防止装置。
- 前記検査判定手段は、前記簡易検出手段により前記運転席付近でアルコールを弱く検出し、前記後部座席付近でアルコールを強く検出した場合に、前記検査を実施すると判定することを特徴とする請求項6又は7に記載の酒酔い運転防止装置。
- 車両に搭載されており、アルコールセンサを備える酒酔い運転防止装置における酒酔い運転防止方法であって、
前記車両を発進させる際、所定の条件に基づいて、前記アルコールセンサによりアルコールを検出する検査を実施するか否かを判定する検査判定工程と、
前記検査判定手段により実施すると判定された場合に、前記アルコールセンサにより前記検査を実施する検査実施工程と、
前記検査実施手段により前記検査を実施した結果、アルコールが検出された場合に、前記車両の運転操作を不能とする制御工程と、を備えることを特徴とする酒酔い運転防止方法。 - 車両に搭載されており、アルコールセンサを備えるコンピュータにより実施される酒酔い運転防止プログラムであって、
前記車両を発進させる際、所定の条件に基づいて、前記アルコールセンサによりアルコールを検出する検査を実施するか否かを判定する検査判定手段、
前記検査判定手段により実施すると判定された場合に、前記アルコールセンサにより前記検査を実施する検査実施手段、
前記検査実施手段により前記検査を実施した結果、アルコールが検出された場合に、前記車両の運転操作を不能とする制御手段、として前記コンピュータを機能させることを特徴とする酒酔い運転防止プログラム。 - 請求項10に記載の酒酔い運転防止プログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
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