JPWO2008087780A1 - アンテナ装置及び無線通信機 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1に記載の技術は、モノポールアンテナ動作を行うループ形状の放射電極を有する周波数可変型アンテナであり、放射電極の途中に周波数可変回路を装荷している。これにより、外部から周波数可変回路に印加電圧を加えてそのリアクタンス成分を変化させることで、良好な利得を持ったまま、周波数を変えることができるようにしている。
一方、特許文献2に記載の技術は、アンテナ本体と、このアンテナ本体の根本に共振回路を形成する容量可変ダイオードとを備えるアンテナ装置であり、同調電圧によって容量可変ダイオードの静電容量を変化させることで、所望の周波数を得るようにしている。
ところが、複数のアンテナ部を実装した際に、基本周波数の近いアンテナ部同士を近接させたり、他のアンテナ部とこのアンテナ部の高調波の周波数と近い基本周波数を有するアンテナ部とを近接させると、干渉が発生し、これらのアンテナ部の特性を劣化させる原因となる。
しかし、携帯電話の多機能化により、基板の大半がアンテナ部の放射電極以外の機能回路によって占められ、放射電極の実装領域が狭くなって来ているだけでなく、携帯電話自体の小型化も伴って、放射電極の実装領域は非常に狭くなってきている。
このように、各種システムのアンテナ部の放射電極を非常に狭い領域に実装しなければならない状況では、周波数の近いアンテナ部を近接して配しなければならない。
したがって、各種システムに対応した多数のアンテナ部を近接させて狭い領域に実装しても干渉が生じないアンテナ装置の出現が期待されてる。
すなわち、特許文献1に記載の周波数可変型アンテナでは、給電部から周波数可変回路までの放射電極部に生じる電流密度が非常に大きい。したがって、このようなアンテナを多数近接配置すると、基本周波数の近いアンテナ同士の根本に流れる電流によって、非常に強い磁界結合が生じ、これらのアンテナが干渉を起こす。この結果、アンテナ同士のアイソレーションが悪化し、アンテナ利得が劣化するという問題がある。
さらに、部品を基体の表面に実装して、周波数可変回路を構成するため、これらの部品が、基体表面に対して部品の厚みの分、飛び出した状態になり、携帯電話の厚さ方向の小型化を妨げてしまう。また、部品実装の強度面でも問題が生じる。
さらに、これらの技術では、多数のアンテナ部を一箇所にまとめる際に、各アンテナ部の放射電極等を個別の基体に設けるため、放射電極等を各基体に形成するためのコストがアンテナ部の数だけ発生する。しかも、それぞれ個別に設計されたアンテナ部を一箇所に統合する場合には、設置される状況によって、その特性が変化するために、この特性変化に対応して各アンテナ部を合わせこむ作業が別に必要となり、作業が煩雑になる。
かかる構成により、複数のアンテナ部を用いて異なるシステムの通信を行うことができる。具体的には、最も低い周波数では、第1のアンテナ部を用いて通信し、より高い周波数では、第2のアンテナ部を用いて通信することができ、その他の周波数では、1以上の他のアンテナ部を用いて通信することができる。
ところで、第1のアンテナ部を用いて通信している際、この第1のアンテナ部の基本周波数に近い基本周波数を有した他のアンテナの給電部が、第1のアンテナ部に近接していると、互いの放射電極の根本部分の電流密度が高いことから、当該電流による磁界結合が生じ、第1のアンテナ部及び当該第1のアンテナ部のアンテナ利得が劣化するおそれがある。
しかし、この発明では、電流密度制御回路を、第1のアンテナ部の放射電極と給電部との間に設けているので、この電流密度制御回路を用いて放射電極の電流密度を小さく抑えるように設定しておくことができる。この結果、第1のアンテナ部と近接する他のアンテナ部との磁界結合を防止することができる。したがって、第1のアンテナ部を、アンテナ実装領域の端部に配設し、その他のアンテナ部を第1のアンテナ部の給電部に近接させて配設することで、多数のアンテナ部を狭いアンテナ実装領域内に実装することができる。
また、第1のアンテナ部の基本周波数とは大きく異なるが、高調波の周波数に最も近い基本周波数を有した第2のアンテナ部では、第1のアンテナ部の高調波によって電界及び磁界結合を起こす可能性がある。したがって、第2のアンテナ部を第1のアンテナ部から他のアンテナ部に比べて最も遠くに配設している。しかしながら、アンテナ実装領域の大きさによっては、第1のアンテナ部と第2のアンテナ部との離反距離を十分取ることができず、第2のアンテナ部が第1のアンテナ部の高調波に電気結合するおそれがある。
しかし、この発明では、リアクタンス回路を第1のアンテナ部の放射電極の途中に介設しているので、このリアクタンス回路を用いて第1のアンテナ部の高調波の周波数が、第2のアンテナ部の基本周波数からずれるように設定しておくことができる。この結果、第1のアンテナ部と第2のアンテナ部との電気結合を防止することができる。
かかる構成により、各アンテナ部の放射電極の全部又は一部を、1つの誘電体基体上に形成するので、各アンテナ部の放射電極を個別の誘電体基体にそれぞれ形成する場合と比べて、製造コストを低減させることができる。しかも、各アンテナ部を合わせこむ作業も必要としないので、製造作業が容易である。また、切り欠き部を挟む放射電極間の容量が低減するために、これらの放射電極間の干渉が抑えられる。
かかる構成により、部品を別工程で基板に実装して、リアクタンス回路を形成し、この基板を誘電体基体の表面の凹部内に嵌め込むことで、リアクタンス回路を第1のアンテナ部の放射電極の途中に簡単に実装することができる。そして、かかる構成により、リアクタンス回路の部品が凹部内に隠れ、誘電体基体から突出することはない。また、誘電体基体の曲面に実装が可能となる。
かかる構成により、簡単な構造で、基本周波数が近接する第1のアンテナ部と他のアンテナ部との磁界結合を防止することができる。
かかる構成により、リアクタンス回路として直列共振回路又は並列共振回路を用いることで、特定の周波数に対し、第1のアンテナ部の放射電極に大きなインピーダンスを付加することができる。これにより、第1のアンテナ部が発生する高調波の周波数を効果的に制御することができる。
かかる構成により、リアクタンス回路を凹部に実装後、制御電圧を容量可変素子に印加することで、第1のアンテナ部の放射電極の電気長を任意に変化させることができる。
かかる構成により、第1のアンテナ部の複共振化が可能となり、一つの給電部から得られる基本周波数の数が増える。
かかる構成により、第1のアンテナ部の放射電極の一部や分岐放射電極を、放射電極が配されている面とは異なる露出面に配することができる。
具体的には、1つの誘電体基体2を回路基板100のアンテナ実装領域としての非グランド領域101に設け、3つのアンテナ部3〜5をこの誘電体基体2に実装することで、アンテナ装置1を構成している。
具体的には、誘電体基体2は、垂直な正面21と、水平の上面22と、上面22と連続した状態で先端部側に下降する傾斜面23とを有し、切り欠き部20が上面22と傾斜面23との境に設けられている。
このアンテナ部3は、図1及び図2に示すように、給電部30と放射電極31とを備え、非グランド領域101の左端部に位置する。
具体的には、電流密度制御回路としての電流密度制御コイル6を、放射電極31の付け根と給電部30との間に直列に接続し、接地された整合回路並列コイル61を、この電流密度制御コイル6と給電部30との間に接続した。電流密度制御コイル6は、放射電極31の付け根から後述するリアクタンス回路7との間の電流密度を小さく抑えるためのコイルである。
放射電極31は、その大半部が誘電体基体2に形成されている。具体的には、放射電極31は、誘電体基体2の正面21から上面22に至り、切り欠き部20内を通って傾斜面23迄延出している。そして、放射電極31は、傾斜面23に至ると、右側に折れ曲がり、その後、傾斜面23の右縁に沿って下降し、下りきったところで、傾斜面23の先端縁に沿って左側に延出し、その先端部を傾斜面23の先端側左隅に位置させている。
図4は、この実施例のリアクタンス回路7の回路図である。
図4に示すように、この実施例の適用されるリアクタンス回路7は、コンデンサ71とインダクタ72との直列共振回路である。
そして、リアクタンス回路7は、図2及び図3に示すように、誘電体基板70上に形成され、誘電体基体2の傾斜面23に設けられた凹部29内に嵌め込まれている。具体的には、凹部29は、放射電極31上であって、アンテナ部3の高調波の2回目の電流密度最大点の近くに形成されている。このため、図2に示すように、放射電極31は、凹部29によって根本側放射電極部31aと先端側放射電極部31bとに分けられる。そして、リアクタンス回路7が形成された誘電体基板70が凹部29内に嵌め込まれ、コンデンサ71の開放端部(図4の左端部)が根本側放射電極部31aに接続されると共に、インダクタ72の開放端部(図4の右端部)が先端側放射電極部31bに接続されて、根本側放射電極部31aと先端側放射電極部31bとが、リアクタンス回路7を通じて電気的に接続されている。
このアンテナ部4は、図1及び図2に示すように、給電部40と放射電極41とを備え、非グランド領域101の右端部に位置する。すなわち、アンテナ部3の高調波による干渉を回避するため、アンテナ部3から最も遠くの位置に配設した。
このアンテナ部4は、非グランド領域101に強い容量をもって終端される磁界放射型アンテナであり、放射電極41の先端が非グランド領域101に接地され、給電部40からの電力を容量部42を介して入力するようになっている。かかる磁界放射型アンテナは、近接する他のアンテナとの結合が小さく、このアンテナ部4のように、他のアンテナ部から遠くに離すことで、さらに結合を抑えることができる。
このようなアンテナ部4の放射電極41も、その大半部が誘電体基体2に形成されている。具体的には、給電部40に電気的に接続された電極部43が誘電体基体2の上面22の右隅部に形成されている。そして、放射電極41が、その基部を電極部43と対向させた状態で、上面22の先端部側に延出し、右隅で左に折れ曲がった後、手前に戻る。そして、放射電極41は、正面21を下降する。かかる放射電極41の先端部が非グランド領域101上に形成された導体パターン110を通じてグランド領域102に電気的に接続されている。
このアンテナ部5は、図1及び図2に示すように、給電部50と放射電極51とを備え、非グランド領域101の左寄りに位置する。すなわち、アンテナ部3とアンテナ部4との間に配設されている。
このようなアンテナ部5の放射電極51も、その大半部が誘電体基体2に形成されている。具体的には、放射電極51は、給電部50に接続され且つ正面21の下端に位置する根本から正面21を上昇し、上面22を先端側に直進した後、切り欠き部20の手前でコの字状を描くように曲がっている。
具体的には、図2に示すように、放射電極31の根本側放射電極部31aと放射電極51との間の容量が切り欠き部20の左側部によって低減され、先端側放射電極部31bと放射電極41との間の容量が切り欠き部20の右側部によって低減されている。
この実施例では、適用していないが、図2の二点鎖線で示すように、切り欠き部20′を、電気的結合が強い放射電極41の根本と放射電極51の根本の間に設けることで、アンテナ部3,5間の干渉防止効果をさらに高めることができる。
図5は、電流密度制御コイル6やリアクタンス回路7が存在しない状態におけるアンテナ部のリターンロスを示す線図であり、図6は、電流密度制御コイル6で調整した状態におけるアンテナ部のリターンロスを示す線図であり、図7は、電流密度制御コイル6とリアクタンス回路7とで調整した状態におけるアンテナ部のリターンロスを示す線図である。
すなわち、この実施例のアンテナ装置1を備えた携帯電話等の通信機器を使用すれば、地上デジタルテレビとGPS通信とEVDO通信とを同時に実行することができる。
図8は、アンテナ部3とアンテナ部5の基本周波数における電流密度分布を示す概略図であり、図9は、電流密度制御コイル6で調整した場合の電流密度分布を示す概略図である。
すなわち、図8に示すように、基本周波数同士が近いアンテナ部3,5は、共に電流密度I3,I5の分布が似通った高い分布状態を示す。特に、放射電極31,51の根本部分(放射電極31,51のうち、主に誘電体基体2の正面21に形成された部分)の電流密度I3,I5が高いことから、これらの部分を流れる電流によって放射電極31,51間に磁界結合が生じる。
しかし、この実施例のアンテナ装置1では、図1及び図2に示すように、電流密度制御コイル6をアンテナ部3の放射電極31に設けている。したがって、この電流密度制御コイル6のインダクタンス値を放射電極31の電流密度を小さく抑えるように設定しておくことができる。
これにより、図9に示すように、放射電極31の電流密度I3がアンテナ部5の放射電極51の電流密度I5よりも小さくなり、放射電極31,51間の磁界結合が防止される。
図10は、高調波による干渉現象を説明するための概略図である。
すなわち、図10に示すように、アンテナ部3の高調波による電流密度I3は大きく、高調波の周波数f4の電流密度I3とアンテナ部4の基本周波数f3の電流密度I4とによる磁界結合は、大きい。さらに、二点鎖線で示すように、放射電極31には、高調波の電界E3が生じるため、高調波の電界最大点Pが放射電極31の根本に生じる。したがって、アンテナ部3,4が近接していると、放射電極31,41の根本において、高調波の電界E3とアンテナ部4の電界E4との結合が大きくなる。しかし、この実施例では、アンテナ部4の配置位置をアンテナ部3から最も遠くに離しているので、かかる電界及び磁界による影響が抑えられている。
しかしながら、アンテナ実装領域である非グランド領域101が非常に狭い場合には、アンテナ部4をアンテナ部3からいくら遠くに離しても、アンテナ部3の高調波の影響がアンテナ部4に及ぶおそれがある。
したがって、かかる場合には、アンテナ部3の高調波の周波数f4をアンテナ部4の基本周波数f3からずらす必要がある。
この実施例では、電流密度制御コイル6を装荷して、基本周波数f1を少量変化させることができるようにした。したがって、これに伴って、周波数f4も基本周波数f3からずれる。
しかしながら、周波数f4は、基本周波数f1の移動量の3倍という大きな倍率で移動する。このため、電流密度制御コイル6によって、基本周波数f1を下げると、図6の破線で示すように、高調波の周波数f4が、周波数f2に近い周波数f4′に近接し、干渉を起こすおそれがある。かといって、電流密度制御コイル6が、周波数f4が周波数f2に近接しない程度の移動量をもたらす大きさでは、給電部の電流密度を小さくすることができないため、アンテナ部3とアンテナ部5との磁界結合を回避することができない。すなわち、電流密度制御コイル6のみでは、アンテナ部3の基本周波数f1と周波数f4とを同時に所望の値に移動させることができない。
しかし、この実施例では、リアクタンス回路7をアンテナ部3の放射電極31の中途に介設しているので、このリアクタンス回路7を所望リアクタンス値に設定して、高調波の周波数f4の移動量を調整することができる。
具体的には、リアクタンス回路7をコンデンサ71とインダクタ72との直列共振回路にすることで、各周波数に個別のリアクタンスを設けることができ、高調波の周波数f4を、低い方に所望量だけずらすことができる。これにより、図7に示すように、アンテナ部3の基本周波数f1をアンテナ部5の周波数f2から十分ずらし、高調波の周波数f4をアンテナ部5の周波数f2から十分離れ、しかも、アンテナ部5の周波数f2と近接しない周波数f4′に移動させることができる。この結果、アンテナ部3の高調波による干渉をほぼ完全に回避することができる。
この実施例で適用した直列共振回路は、図7に示すように、リアクタンスの増加によって、アンテナ部3の高調波の周波数f4を周波数の低い方にずらすことができる。これに対して、並列共振回路は、図12に示すように、リアクタンスの増加によって、アンテナ部3の高調波の周波数f4を主に周波数の高い方にずらすことができる。したがって、リアクタンス回路7としては、アンテナ装置1の複数のアンテナ部の配置状況に合わせて、直列共振回路又は並列共振回路のいずれかをリアクタンス回路7として適用することができる。
また、リアクタンス回路7としては、1以上のコンデンサと1以上のインダクタとを含む直列共振回路又は並列共振回路であれば良く、1つの直列共振回路や1つの並列共振回路に限定するものではない。図4に示した直列共振回路や図11に示す並列共振回路を組み合わせたリアクタンス回路も適用することができる。
図13は、この発明の第2実施例に係るアンテナ装置を示す平面図であり、図14は、この実施例のリアクタンス回路7の回路図である。
この実施例のアンテナ装置は、分岐放射電極32aをアンテナ部3に追加した点が、上記第1実施例と異なる。
具体的には、図13に示すように、水平な1本の分岐放射電極32aを誘電体基体2の傾斜面23に形成し、この分岐放射電極32aをリアクタンス回路7に接続した。そして、リアクタンス回路7を、この分岐放射電極32aを放射電極31の根本側放射電極部31aに接続することができる構造にした。
具体的には、図14に示すように、コンデンサ71とインダクタ72とでなる2つの直列共振回路を互いに逆向きにして接続し、これら2つの直列共振回路の接続点に同構造の直列共振回路を接続して、リアクタンス回路7を構成した。そして、根本側放射電極部31a,先端側放射電極部31b,分岐放射電極32aを3つの開放端部a,b,cにそれぞれ接続した。
すなわち、図13に示すように、元の放射電極31の他に、根本側放射電極部31aと分岐放射電極32aとで成る放射電極32を給電部30に接続して、二共振のアンテナ部3を構成した。
図15に示すように、アンテナ部3の二共振化によって、基本周波数f1(リターンロス曲線S1)の他に、基本周波数f1とアンテナ部4の基本周波数f3の間の周波数f12(リターンロス曲線S12)を得ることができる。
このため、アンテナ部3の帯域幅を広げることができるので、広帯域のアンテナ装置を実現することができる。アンテナ部を小型にすると、帯域幅が狭くなる欠点があるが、この実施例のように、アンテナ部の帯域を広くすることで、かかる欠点を補うことができる。
勿論、リアクタンス回路7としては、1以上のコンデンサと1以上のインダクタとを含む直列共振回路又は並列共振回路であれば良いので、図14に示した直列共振回路や図16に示す並列共振回路を組み合わせたリアクタンス回路も適用することができる。
その他の構成,作用及び効果は、上記第1実施例と同様であるので、その記載は省略する。
図17は、この発明の第3実施例に係るアンテナ装置を示す平面図であり、図18は、アンテナ装置の部分拡大断面図である。
この実施例は、分岐放射電極32aを誘電体基体2の傾斜面23でなく、他の任意の露出面に配置した点が、上記第2実施例と異なる。
具体的には、図17及び図18に示すように、分岐放射電極32aを誘電体基体2の露出面であってアンテナ部3〜5の放射電極31,41,51が配置されていない露出面24に水平に配設した。そして、導電路121をリアクタンス回路7の開放端部c(図16参照)に接続し、この導電路121を凹部29の底から切り欠き部20の内面である露出面24まで延出して、分岐放射電極32aの端部に接続した。
このように、分岐放射電極32aを放射電極31,41,51が配されていない面に配することで、分岐放射電極32aの配置に自由度が増す。
また、露出面に配する放射電極は、分岐放射電極32aだけでなく、先端側放射電極部31b等も任意の露出面に配することができる。
さらに、放射電極41からの分岐放射電極を多数設けて、これらを露出面24,25に配して、多共振で小型のアンテナ装置を実現することができる。
その他の構成,作用及び効果は、上記第2実施例と同様であるので、その記載は省略する。
図19は、この発明の第4実施例に係るアンテナ装置を示す平面図であり、図20は、この実施例のリアクタンス回路7の回路図である。
この実施例は、リアクタンス回路に容量可変素子を用いた点が、上記第2実施例と異なる。
すなわち、図19に示すように、容量可変素子を用いたリアクタンス回路7′を凹部29内に嵌め込んで、2共振構造とすると共に、制御電圧Vcにより、リアクタンス回路7′のリアクタンス値を変化させて、各共振の周波数を事後的に変化させることができるようにした。
具体的には、図14に示したリアクタンス回路7において、コンデンサ71の全部を、容量可変素子である容量可変コンデンサ71′(バリキャップ)に置き換えて、図20に示すリアクタンス回路7′を構成し、制御電圧Vc用の直流電源60を、高周波カット用の抵抗73を介して、3つのインダクタ72の接続点dに接続した。なお、符号74は、高周波通過用のコンデンサである。
図21は、リアクタンス回路7′による周波数変化を示す線図である。
上記のように、制御電圧Vcを用いて、リアクタンス回路7′のリアクタンス値を変化させ、放射電極31と放射電極32との電気長を変化させることで、図21の破線で示すように、二共振の基本周波数f1(リターンロス曲線S1)と周波数f12(リターンロス曲線S12)をそれぞれ基本周波数f1′と周波数f12′とに移動させることができる。
また、リアクタンス回路の1以上のコンデンサのいずれかを容量可変コンデンサ71′等の容量可変素子で置き換えることで、リアクタンス回路のリアクタンス値を制御電圧によって変化させることができるので、例えば、図14に示したコンデンサ71の全部を容量可変コンデンサ71′に置き換えるのではなく、1つ又は2つのコンデンサ71を容量可変コンデンサ71′に置き換えることもできる。また、容量可変素子として、容量可変コンデンサ71′を適用したが、その他に、容量可変ダイオード(バラクダ),MEMS(micro electro mechanical systems)、BST(Barium-Strontium-Titanate:強誘電体材料)等も適用することができる。すなわち、直流制御電圧で容量値を制御できる素子であれば、どのような素子でも適用することができる。
さらに、この実施例においても、第3実施例のような変形が可能であることは勿論である。
その他の構成,作用及び効果は、上記第1ないし第3実施例と同様であるので、その記載は省略する。
例えば、上記各実施例では、アンテナ実装領域を非グランド領域101として、誘電体基体2をこの非グランド領域101に実装した。しかし、アンテナ実装領域は、非グランド領域のみを指すものでなく、グランド領域102を含む全ての実装領域である。したがって、非グランド領域101の裏面側やグランド領域102に、各システムのアンテナ部を配設した発明も、この発明の範囲に含まれる。
また、上記各実施例では、アンテナ部3〜5の放射電極31,41,51や分岐放射電極32aの大半部を誘電体基体2上に形成した例を示したが、アンテナ部3〜5の放射電極31,41,51や分岐放射電極32aの一部が誘電体基体2上に形成され、大半が非グランド領域101等にパターン形成されたアンテナ装置の発明も、この発明の範囲内に含まれる。
また、上記各実施例では、放射電極31等を1つの誘電体基体2上に形成した例を示したが、複数の誘電体基体にそれぞれのアンテナ部の放射電極を形成した発明を、この発明の範囲から除外する意ではない。
また、上記各実施例では、3つのアンテナ部3〜5を実装した例を示したが、4以上のシステムに対応した4つ以上のアンテナ部を実装したアンテナ装置の発明も、この発明の範囲内に含まれる。
また、上記各実施例では、電流密度制御回路として、電流密度制御コイル6を適用した例を示したが、アンテナ部3の電流密度を制御可能な全ての回路を適用することができる。
また、上記各実施例では、第2のアンテナ部であるアンテナ部4として、磁界放射型アンテナを例示したが、これに限定されるものではなく、アンテナ部4として、モノポール型アンテナ等全てのアンテナを適用することができる。
また、上記第2ないし第4実施例では、1本の分岐放射電極32aを追加した例を示したが、分岐放射電極の本数に限定がないことは勿論である。
Claims (9)
- 給電部と放射電極とで成る複数のアンテナ部を、回路基板のアンテナ実装領域に設け、各アンテナ部の上記放射電極の全部又は一部を、誘電体基体上に形成したアンテナ装置であって、
上記複数のアンテナ部のうち、基本周波数の最も低い第1のアンテナ部を、アンテナ実装領域の端部に配設し、
この第1のアンテナ部の高調波の周波数に最も近い基本周波数を有した第2のアンテナ部を、上記第1のアンテナ部から他のアンテナ部に比べて最も遠くに配設し、
1以上の上記他のアンテナ部を、上記第1及び第2のアンテナ部の間に並設し、
放射電極上の電流密度を制御可能な電流密度制御回路を、上記第1のアンテナ部の放射電極と給電部との間に設けると共に、当該放射電極の電気長を変えて周波数を調整するためのリアクタンス回路を当該放射電極の途中に介設した、
ことを特徴とするアンテナ装置。 - 各アンテナ部の上記放射電極の全部又は一部を、1つの誘電体基体上に形成すると共に、上記第1のアンテナ部と第2のアンテナ部と1以上の他のアンテナ部とのいずれかの放射電極の間の誘電体基体の部位に、放射電極間の容量を低減させるための1以上の切り欠き部を設けた、
ことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。 - 凹部を上記誘電体基体の表面に設け、上記リアクタンス回路を形成した基板を当該凹部内に嵌め込んだ、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアンテナ装置。 - 上記電流密度制御回路は、上記給電部と放射電極との間に直列に接続された電流密度制御コイルである、
ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のアンテナ装置。 - 上記リアクタンス回路は、1以上のコンデンサと1以上のインダクタとを含む直列共振回路又は並列共振回路である、
ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のアンテナ装置。 - 上記リアクタンス回路の1以上のコンデンサのいずれか又は全部を容量可変素子で置き換え、この容量可変素子のその容量値を制御電圧で変化させ、リアクタンス回路のリアクタンス値を変化させることで、放射電極の電気長を変化させるようにした、
ことを特徴とする請求項5に記載のアンテナ装置。 - 1以上の分岐放射電極を、上記リアクタンス回路を介して上記第1のアンテナ部の放射電極から分岐させ、これら1以上の分岐放射電極の全部又は一部を誘電体基体上に配設した、
ことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のアンテナ装置。 - 上記第1のアンテナ部の放射電極の部位であって且つ上記リアクタンス回路からアンテナ先端部側の放射電極の部位又は上記1以上の分岐放射電極のいずれかを、上記誘電体基体の露出面に配し、当該放射電極の部位又は分岐放射電極を上記凹部の底から当該露出面に至る導電路を介して上記リアクタンス回路に電気的に接続した、
ことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のアンテナ装置。 - 請求項1ないし請求項8のいずれかのアンテナ装置を備えた、
ことを特徴とする無線通信機。
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