JP5399866B2 - アンテナ装置用基板およびアンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のキーレスオペレーションシステム等の無線通信技術に好適なアンテナ装置用基板およびアンテナ装置に関する。
近年、自動車のキーレスオペレーションシステム等の無線通信を目的として、パターンアンテナを利用したアンテナ装置が検討されている。パターンアンテナを用いたアンテナ装置としては、従来、基板上にアンテナ動作波長の1/4の長さでアンテナエレメントをパターン配置したモノポールアンテナが一般的に用いられている。しかしながら、このモノポールアンテナは、アンテナ全体が一方向に長いため、このモノポールアンテナを途中で折り曲げて小型化した逆L型アンテナが開発されている。
さらに、この逆L型アンテナでは、基板のグランド(GND)面と平行になるアンテナエレメントの水平部分との間で発生するリアクタンス成分が容量性で、なおかつ大きい値となるために、50Ωの給電線に対して整合を取るのが困難であった。このため、従来、アンテナエレメントと50Ωの給電線との整合を容易にするために、いわゆる逆F型アンテナが考案されている。この逆F型アンテナは、アンテナエレメントの途中に設けられた給電部の近くに基板のグランド面と放射素子とを接続するスタブを設けたものである。これにより、上記リアクタンス成分による容量性を打ち消して50Ωの給電線との整合を取ることが容易となる。
この逆F型アンテナにおいて小型化を考えた場合、パターンアンテナでは特性改善が厳しいため、例えば特許文献1に記載の技術のように、誘電体を用いたチップアンテナを用いることも提案されている。しかしながら、このような逆Fアンテナであっても、小型化すると開放端部分のインピーダンスが高くなり、基板上のグランド面、アンテナ周辺に実装される部品及び人体等の影響を受け易くなってしまう。この点を改善するため、開放端部分を終端することにより、インピーダンスを低下させ、周辺の影響を受け難いループアンテナを採用することも考えられている(特許文献2参照)。
また、パターンアンテナの小型化、配線パターンや周辺部品の影響防止として、特許文献3には、パターンアンテナを内蔵する回路基板において、パターンアンテナが、該基板の両面に該基板の周縁に沿ってそれぞれ形成された2つのループ部分と、該基板の側面から該基板の両面の周縁領域まで延在して上記2つのループ部分間を連接するループ間連接部分とから成る2重ループアンテナであって、前記ループ間連接部分が、前記基板の側面に形成された凹部の内壁から該基板の両面の周縁部まで延在して形成されているパターンアンテナ内蔵回路基板が提案されている。
さらに、特許文献4には、周辺の影響を考慮し、設置後にアンテナの指向性を調整する手段として、無線信号を受信するアンテナ素子と、前記アンテナ素子に近接配置した寄生素子と、前記寄生素子と接地との間に介在させた可変静電容量素子と、を備えた無線信号受信装置が提案されている。さらに、この無線信号受信装置では、可変静電容量素子がバラクタダイオードであり、このバラクタダイオードに電圧を印加する電圧印加手段と、該電圧印加手段が出力する電圧設定値を記録する記録手段とを備えている。この無線信号受信装置では、可変静電容量素子の静電容量を所要の値に設定することで、最適なアンテナの指向性を得ようとしている。
特開2005−210665号公報 特開2000−183631号公報 特許第4141491号公報 特開2007−259334号公報
しかしながら、上記従来の技術においても、以下の課題が残されている。
パターンアンテナによる逆Fアンテナにおいて小型化を考えた場合、特性改善が厳しいため、特許文献1に記載の技術のように誘電体を用いたチップアンテナ等が考えられる。しかしながら、基板上のグランド面およびアンテナ周辺に実装される部品等の影響を受け易くなってしまい、周辺の影響の変更に伴い、アンテナ周辺の設計も変更する必要がある。また、この場合に、所望の指向性を要することは困難であった。
また、パターンアンテナの小型化、配線パターンや周辺部品の影響防止として、特許文献3に記載の技術も考えられる。しかしながら、パターンアンテナが周縁を沿っているにも関わらず、基板の表裏にビアを用いていないため、アンテナ性能が不安定になると共に、回路部との結合により、回路側にも影響してしまい、所望のアンテナ性能及び回路性能を得ることが困難となる。また、基板内の配線パターンの影響は多少低減できたとしても、設置条件および使用条件等の周辺の影響に大きく影響を受けてしまう。
さらに、周辺の影響を考慮し、設置後にアンテナの指向性を調整する手段として、特許文献4に記載の技術も考えられる。しかしながら、アンテナ素子に近接配置した寄生素子に対して、可変静電容量素子を用いるため、生産面および性能面におけるバラツキも多くなる。また、バラクタダイオードを使用し、電圧印加手段および出力電圧の設定値の記録手段等を要するため、回路規模および消費電流が増大し、フレキシブルな特性改善および小型化等は困難である。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、周辺の影響にフレキシブルに特性を改善可能なアンテナ装置用基板およびアンテナ装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、第1の発明のアンテナ装置用基板は、給電部が設けられる基板本体と、該基板本体の表面に金属箔でパターン形成され前記給電部に接続されたアンテナエレメントと、前記基板本体上に形成され前記給電部と前記アンテナエレメントとに接続された整合回路部と、前記基板本体上に形成され前記給電部に接続された回路が形成されると共にグランド面となる回路実装部と、を備え、前記アンテナエレメントが、前記給電部に一端が接続されたL字状のメインエレメントと、該メインエレメントの他端に受動部品を介して接続可能に一端が近接配置されていると共に前記メインエレメントと接続時に全体としてU字状又はC字状となるL字状又はC字状の指向性エレメントと、を有し、前記回路実装部に、前記指向性エレメントと前記メインエレメントとの間に延在する指向性調整エレメントが接続されていることを特徴とする。
このアンテナ装置用基板では、アンテナエレメントが、給電部に一端が接続されたL字状のメインエレメントと、該メインエレメントの他端に受動部品を介して接続可能に一端が近接配置されていると共にメインエレメントと接続時に全体としてU字状又はC字状となるL字状又はC字状の指向性エレメントと、を有しているので、受動部品の接続の有無を任意に選択することで、無指向性と指向性とのアンテナ特性を任意に切り替えて設定することが可能である。すなわち、無指向性のアンテナ特性が必要な場合は、受動部品を接続せず、給電部に接続されるアンテナエレメントをメインエレメントのみとすることで、無指向性を得ることができる。また、指向性のアンテナ特性が必要な場合は、受動部品を接続して、給電部に接続されるアンテナエレメントをメインエレメントおよび指向性アンテナとし、指向性エレメントとメインエレメントとの間の指向性調整エレメントとの組み合わせにより、アンテナエレメント及びGND面、周辺パターン間における高周波電流の流れを調整し、指向性パターンが構成されて指向性を得ることができる。
したがって、このアンテナ装置用基板を用い、受動部品の実装の有無でアンテナを切り替えてアンテナ装置を構成することで、使用環境の影響に対してフレキシブルにアンテナ特性を改善することが可能であり、環境に応じた複数の基板を用意する必要が無く、部品コストを大幅に削減することができる。
また、第2の発明のアンテナ装置用基板は、前記アンテナエレメントが、前記メインエレメントの他端に受動部品を介して接続可能に一端が近接配置されていると共に前記メインエレメントの一端近傍に受動部品を介して接続可能に他端が近接配置され、前記メインエレメントと接続時に環状部を形成するL字状のループ用エレメントを備えていることを特徴とする。
このアンテナ装置用基板では、アンテナエレメントが、メインエレメントと受動部品を介した接続時に環状部を形成するL字状のループ用エレメントを備えているので、受動部品の接続の有無を任意に選択することで、自由空間において高利得が得られるアンテナ特性と人体装着時における劣化を抑制可能なアンテナ特性とを任意に切り替えて設定することが可能である。すなわち、自由空間において高利得が必要な場合は、受動部品を接続せず、給電部に接続されるアンテナエレメントをメインエレメントのみとすることで、高利得が得られる。また、人体装着時に対応したアンテナ特性が必要な場合は、受動部品を接続して、メインエレメントとループ用エレメントとによる環状のエレメントをアンテナエレメントの先端側に構成することで、アンテナエレメント及びGND面、周辺パターン間における高周波電流、インピーダンスの変化を抑制し、人体装着状態でも劣化を抑制することができる。
さらに、第3の発明のアンテナ装置用基板は、前記アンテナエレメントが、前記ループ用エレメントに受動部品を介して接続可能に一端が近接配置されていると共に前記メインエレメントに受動部品を介して接続可能に他端が近接配置され、前記ループ用エレメント及び前記メインエレメントに接続時に前記環状部より小さい小型環状部を形成する出力抑制用エレメントを備えていることを特徴とする。
このアンテナ装置用基板では、ループ用エレメント及びメインエレメントに接続時に環状部より小さい小型環状部を形成する出力抑制用エレメントを備えているので、受動部品の接続の有無を任意に選択することで、大きな環状部と小さな環状部とを選択でき、無指向性のまま高い出力と低い出力とを任意に切り替えて設定することが可能である。
また、第4の発明のアンテナ装置用基板は、第2または第3の発明のアンテナ装置用基板において、前記基板本体の裏面に、前記環状部の内側に配されグランドに接続された出力調整エレメントを有していることを特徴とする。
例えば、微弱規格等の出力を調整したい場合や基板サイズを小さくしたい場合など、回路実装部およびグランド面サイズが小さくなり、不安定要素が増えると共に、各アンテナエレメントと回路との間で結合が多くなり、出力レベルの調整が困難となる。このため、上記本発明のアンテナ装置用基板では、基板本体の裏面に、環状部の内側に配されグランドに接続された出力調整エレメントを有しているので、グランド(GND)の安定度が増し、アンテナエレメントと回路との間の結合が少なくなって出力レベルの調整が可能になる。
また、第5の発明のアンテナ装置用基板は、前記指向性調整エレメントが、前記基板本体の表面及び裏面にそれぞれ形成され、互いにスルーホールを介して電気的に接続されていることを特徴とする。
すなわち、このアンテナ装置用基板では、指向性調整エレメントが、基板本体の表面及び裏面にそれぞれ形成され、互いにスルーホールを介して電気的に接続されているので、両面に形成された指向性調整エレメントにより、高い安定性と信頼性とを得ることができる。
また、第6の発明のアンテナ装置用基板は、前記回路実装部と前記指向性エレメントとの距離が、前記指向性調整エレメントと前記指向性エレメントとの距離より長く設定されていることを特徴とする。
すなわち、このアンテナ装置用基板では、回路実装部と指向性エレメントとの距離が、指向性調整エレメントと指向性エレメントとの距離より長く設定されているので、指向性エレメントからグランド面が遠くなり、高い利得を得ることができる。
第7の発明のアンテナ装置は、上記本発明のアンテナ装置用基板と、前記回路実装部に形成された回路と、を備えていることを特徴とする。
すなわち、このアンテナ装置では、上記本発明のアンテナ装置用基板と、回路実装部に形成された回路と、を備えているので、L字状のアンテナパターンによる自由空間等で高い利得を得ることができる無指向性のアンテナ特性が得られる。
また、第8の発明のアンテナ装置は、上記本発明のアンテナ装置用基板と、前記回路実装部に形成された回路と、前記メインエレメントと前記指向性エレメントとを接続する受動部品と、を備えていることを特徴とする。
このアンテナ装置では、メインエレメントと指向性エレメントとが受動部品で接続されているので、U字状又はC字状のアンテナパターン及び指向性調整アンテナによって指向性のアンテナ特性を得ることができる。
また、第9の発明のアンテナ装置は、第2の発明のアンテナ装置用基板と、前記回路実装部に形成された回路と、前記メインエレメントと前記ループ用エレメントとを接続する受動部品と、を備えていることを特徴とする。
すなわち、このアンテナ装置では、メインエレメントとループ用エレメントとが受動部品で接続されているので、環状のアンテナパターンによって人体装着時などに劣化を抑制した無指向性のアンテナ特性が得られる。
また、第10の発明のアンテナ装置は、第3の発明のアンテナ装置用基板と、前記回路実装部に形成された回路と、前記メインエレメントの他端側と前記ループ用エレメントとを接続する受動部品と、前記ループ用エレメント及び前記メインエレメントに前記出力抑制用エレメントを接続する受動部品と、を備えていることを特徴とする。
すなわち、このアンテナ装置では、ループ用エレメント及びメインエレメントに受動部品で出力抑制用エレメントが接続されているので、小型環状のアンテナパターンによって出力が抑制された無指向性のアンテナ特性が得られる。
本発明によれば、以下の効果を奏する。
本発明のアンテナ装置用基板及びこれを備えたアンテナ装置によれば、アンテナエレメントが、給電部に一端が接続されたL字状のメインエレメントと、該メインエレメントの他端に受動部品を介して接続可能に一端が近接配置されていると共にメインエレメントと接続時に全体としてU字状又はC字状となるL字状又はC字状の指向性エレメントと、を有しているので、受動部品の実装の有無で使用環境の影響に対してフレキシブルにアンテナ特性を改善することが可能であり、環境に応じた複数の基板を用意する必要が無く、部品コストを大幅に削減することができる。
したがって、本発明のアンテナ装置用基板及びこれを備えたアンテナ装置は、多様な設置場所に容易に対応できることから、車種等によって設置場所が異なる車載等の無線通信システム、特にキーレスオペレーションシステムにおけるアンテナ装置に好適である。
本発明に係るアンテナ装置用基板及びアンテナ装置の第1実施形態において、アンテナ装置用基板を示す平面図である。 第1実施形態において、アンテナ装置用基板を示す裏面図である。 第1実施形態において、アンテナ装置の等価回路を示す図である。 第1実施形態において、人体劣化抑制用の無指向性アンテナ特性(a)および自由空間高利得用の指向性アンテナ特性(b)に設定したアンテナ装置を示す平面図である。 第1実施形態において、通常の指向性アンテナ特性(a)および出力抑制用の指向性アンテナ特性(b)に設定したアンテナ装置を示す平面図である。 本発明に係るアンテナ装置用基板及びアンテナ装置の第2実施形態において、アンテナ装置用基板を示す平面図及び裏面図である。 本発明に係るアンテナ装置用基板及びアンテナ装置の実施例において、人体劣化抑制用の無指向性アンテナ特性に設定したアンテナ装置の放射パターンを示すグラフである。 本実施例において、自由空間高利得用の指向性アンテナ特性に設定したアンテナ装置の放射パターンを示すグラフである。 本実施例において、通常の指向性アンテナ特性に設定したアンテナ装置の放射パターンを示すグラフである。 本実施例において、出力抑制用の指向性アンテナ特性に設定したアンテナ装置の放射パターンを示すグラフである。
以下、本発明に係るアンテナ装置用基板及びこれを備えたアンテナ装置の第1実施形態を、図1から図5を参照しながら説明する。
本実施形態におけるアンテナ装置用基板1は、例えば自動車等に搭載される無線通信システム、特にキーレスオペレーションシステムに採用されるものであって、図1及び図2に示すように、給電部2が設けられる基板本体3と、該基板本体3の表面に銅箔等の金属箔でパターン形成され給電部2に接続されたアンテナエレメント4と、基板本体3上に形成され給電部2とアンテナエレメント4とに接続された整合回路部5と、基板本体3上に形成され給電部2に接続された回路6が形成されると共にグランド面となる回路実装部7と、を備えている。
なお、上記キーレスオペレーションシステムとは、キーレスオペレーションキーと呼ばれる無線通信機能を有するキーを運転者等が携帯しているだけで、無線作動範囲まで自動車に近づいた際に、キーと自動車本体側に設置された受信アンテナ装置との間でIDコードの照合を無線通信で行うことで、自動車のドア及びテールゲート等の施錠・解錠操作(いわゆるキーレスエントリーシステム)、エンジンの始動操作などが可能になるシステムである。
上記基板本体3は、一般的なプリント基板であって、本実施形態では、長方形状のガラスエポキシ樹脂等からなるプリント基板の本体を採用している。
上記整合回路部5は、図3に示すように、アンテナエレメント4と給電部2に接続された回路6とのリアクタンスを整合する回路であって、給電部2とグランド面である回路実装部7とに接続された第1受動部品8a、該第1受動部品8aと給電部2とに接続された第2受動部品8bで構成されている。
上記アンテナエレメント4は、給電部2に一端が接続され基板本体3の辺に沿って配されたL字状のメインエレメント9と、該メインエレメント9の他端に第9受動部品8iを介して接続可能に一端が近接配置されていると共にメインエレメント9と接続時に全体としてU字状となるL字状の指向性エレメント10と、メインエレメント9の他端に第8受動部品8hを介して接続可能に一端が近接配置されていると共にメインエレメント9の一端近傍に第3受動部品8cを介して接続可能に他端が近接配置され、メインエレメント9と接続時に環状部を形成するL字状のループ用エレメント11と、を有している。なお、図中、各受動部品が実装される箇所(隙間)にも対応する受動部品の符号を付している。
すなわち、それぞれ基板本体3の外周に沿ったメインエレメント9と指向性エレメント10とが接続されると、基板本体3の3辺に沿ったU字状のパターンアンテナが形成される。また、互いに対向したL字状のメインエレメント9とループ用エレメント11とが接続されると、先端側が長方形の四角枠状とされたパターンアンテナが形成される。
また、アンテナエレメント4は、ループ用エレメント11に第7動部品8gを介して接続可能に一端が近接配置されていると共にメインエレメント9に第6受動部品8fを介して接続可能に他端が近接配置され、ループ用エレメント11及びメインエレメント9に接続時に上記環状部より小さい小型環状部を形成する出力抑制用エレメント12を有している。
また、上記メインエレメント9の途中には、第4受動部品8dが接続されている。
さらに、上記ループ用エレメント11の途中には、第5受動部品8eが接続される。
また、上記回路実装部7には、指向性エレメント10とメインエレメント9との間に延在する指向性調整エレメント13が接続されている。
上記基板本体3の裏面には、アンテナエレメント4とループ用エレメント11で構成される環状部の内側に配されグランドに接続された出力調整エレメント14が形成されている。すなわち、メインエレメント9の開放ループの中に出力調整エレメント14が設けられている。
なお、回路実装部7に形成される回路6は、無線通信回路等である。
上記第1受動部品8a〜第9受動部品8iは、例えばインダクタ、コンデンサまたは抵抗が採用される。
また、回路実装部7と指向性エレメント10との距離D1は、指向性調整エレメント13と指向性エレメント10との距離D2より長く設定されている。また、指向性調整エレメント13と回路実装部7側の基板本体3の端部との距離D3もできるだけ大きく設定されている。
すなわち、回路実装部7と指向性エレメント10との間のスペースができるだけ広く設定されている。
また、距離D2及び距離D3は、使用する周波数により異なり、波長の整数分の1に対して設定され、波長の4分の1程度が好ましい。
なお、上記各エレメントの長さや幅については、長く、また太くすることで、アンテナ特性の安定度が増加するが、上記回路実装部7と指向性エレメント10との間のスペースを考慮して適宜設定される。
次に、本実施形態のアンテナ装置用基板1を用いたアンテナ装置の態様について、図4及び図5を参照して説明する。
例えば、アンテナ装置ANT#01は、図4の(a)に示すように、アンテナ装置用基板1と、回路実装部7に形成された回路6と、メインエレメント9とループ用エレメント11とを接続する第3受動部品8c及び第8受動部品8hと、を備えている。
すなわち、このアンテナ装置ANT#01では、メインエレメント9とループ用エレメント11とが第3受動部品8c及び第8受動部品8hで接続されているので、環状のアンテナパターンによって無指向性のアンテナ特性が得られる。なお、図4および図5において、アンテナエレメント4となる部分にハッチングを施している。
また、例えば、図4の(b)に示すように、アンテナ装置ANT#02は、アンテナ装置用基板1と、回路実装部7に形成された回路6と、を備えている。
すなわち、このアンテナ装置ANT#02では、アンテナ装置用基板1と、回路実装部7に形成された回路6と、を備えて、メインエレメント9と他のエレメントとが受動部品で接続されていないので、L字状のアンテナパターンによる自由空間等で高い利得を得ることができる無指向性のアンテナ特性が得られる。
このように、アンテナエレメント4が、メインエレメント9と第3受動部品8c及び第8受動部品8hを介した接続時に環状部を形成するL字状のループ用エレメント11を備えているので、第3受動部品8c及び第8受動部品8hの接続の有無を任意に選択することで、自由空間において高利得が得られるアンテナ特性と人体装着時における劣化を抑制可能なアンテナ特性とを任意に切り替えて設定することが可能である。
すなわち、自由空間において高利得が必要な場合は、第3受動部品8c及び第8受動部品8hを接続せず、給電部2に接続されるアンテナエレメントをメインエレメント9のみとすることで、高利得が得られる。また、人体装着時に対応したアンテナ特性が必要な場合は、第3受動部品8c及び第8受動部品8hを接続して、メインエレメント9とループ用エレメント11とによる環状のエレメントをアンテナエレメントの先端側に構成することで、アンテナエレメント及びGND面、周辺パターン間における高周波電流、インピーダンスの変化を抑制し、人体装着状態でも劣化を抑制することができる。
また、図5の(a)に示すように、アンテナ装置ANT#03は、アンテナ装置用基板1と、回路実装部7に形成された通信回路等の回路6と、メインエレメント9と指向性エレメント10とを接続する第9受動部品8iと、を備えている。
すなわち、このアンテナ装置ANT#03では、メインエレメント9と指向性エレメント10とが第9受動部品8iで接続されているので、U字状のアンテナパターン及び指向性調整エレメント13によって指向性のアンテナ特性を得ることができる。
このように本実施形態のアンテナ装置用基板1では、アンテナエレメント4が、給電部2に一端が接続されたL字状のメインエレメント9と、該メインエレメント9の他端に第9受動部品8iを介して接続可能に一端が近接配置されていると共にメインエレメント9と接続時に全体としてU字状となるL字状の指向性エレメント10と、を有しているので、第9受動部品8iの接続の有無を任意に選択することで、無指向性と指向性とのアンテナ特性を任意に切り替えて設定することが可能である。
すなわち、無指向性のアンテナ特性が必要な場合は、第9受動部品8iを接続せず、給電部に接続されるアンテナエレメントをメインエレメント9のみとすることで、図4の(b)に示すような無指向性のアンテナ装置ANT#02を得ることができる。また、指向性のアンテナ特性が必要な場合は、第9受動部品8iを接続して、給電部2に接続されるアンテナエレメントをメインエレメント9およびエレメント10とし、指向性エレメント10とメインエレメント9との間の指向性調整エレメント13との組み合わせにより、アンテナエレメント及びGND面、周辺パターン間における高周波電流の流れを調整し、指向性パターンが構成されて、図5(a)に示すような指向性のアンテナ装置ANT#03を得ることができる。なお、指向性調整エレメント13は、指向性エレメント10との干渉による不要輻射を抑制する効果も有している。
また、図5の(b)に示すように、アンテナ装置ANT#04は、アンテナ装置用基板1と、回路実装部7に形成された回路6と、メインエレメント9の他端側とループ用エレメント11とを接続する第8受動部品8hと、ループ用エレメント11及びメインエレメント9に出力抑制用エレメント12を接続する第6受動部品8f及び第7受動部品8gと、を備えている。
すなわち、このアンテナ装置ANT#04では、ループ用エレメント11及びメインエレメント9に第6受動部品8f及び第7受動部品8gで出力抑制用エレメント12が接続されているので、小型環状のアンテナパターンによって出力が抑制された無指向性のアンテナ特性が得られる。
このようにループ用エレメント11及びメインエレメント9に接続時に環状部より小さい小型環状部を形成する出力抑制用エレメント12を備えているので、第6受動部品8f及び第7受動部品8gの接続の有無を任意に選択することで、大きな環状部と小さな環状部とを選択でき、無指向性のまま高い出力と低い出力とを任意に切り替えて設定することが可能である。
したがって、このアンテナ装置用基板1を用い、各受動部品の実装および接続の有無でアンテナを切り替えてアンテナ装置ANT#01〜ANT#04を構成することで、使用環境の影響に対してフレキシブルにアンテナ特性を改善することが可能であり、環境に応じた複数の基板を用意する必要が無く、部品コストを大幅に削減することができる。
また、基板本体3の裏面に、アンテナエレメント4の内側に配されグランドに接続された出力調整エレメント14を有しているので、グランド(GND)の安定度が増し、アンテナエレメント4と回路6との間の結合が少なくなって出力レベルの調整が可能になる。なお、出力調整エレメント14で出力調整を行う場合、必要分だけトリミングすれば良い。その場合、トリミング分に応じてアンテナ利得も改善される。
また、回路実装部7と指向性エレメント10との距離D1が、指向性調整エレメント13と指向性エレメント10との距離D2より長く設定されているので、指向性エレメント10からグランド面が遠くなり、高い利得を得ることができる。
次に、本発明に係るアンテナ装置用基板およびアンテナ装置の第2実施形態について、図6を参照して以下に説明する。なお、以下の実施形態の説明において、上記実施形態において説明した同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明は省略する。
第2実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、指向性調整エレメント13が基板本体3の表面だけに形成されているが、第2実施形態のアンテナ装置用基板21では、図6に示すように、指向性調整エレメント23が、基板本体3の表面及び裏面にそれぞれ形成され、互いに複数のスルーホールHを介して電気的に接続されている点である。
すなわち、第2実施形態のアンテナ装置用基板21では、指向性調整エレメント23が、基板本体3の表面及び裏面にそれぞれ形成され、互いにスルーホールHを介して電気的に接続されているので、両面に形成された指向性調整エレメント23により、高い安定性と信頼性とを得ることができる。なお、これらスルーホールHの数は、多い方が望ましい。
次に、上記第1実施形態のアンテナ装置用基板およびこれを備えたアンテナ装置を実際に作製した実施例について、放射パターンについて測定した結果を、図7から図10を参照して説明する。
なお、各実施例において、それぞれ切り替えて実装した受動部品の有無及び種類について以下の表1に示す。この表中で、受動部品としてインダクタを実装したものを(L)と表示し、コンデンサを実装したものを(C)と表示し、抵抗を実装したものを(R)と表示した。なお、第9受動部品及び第10受動部品として実装した抵抗は、0Ωに近いものであり、主にエレメント間の導通用として実装したものである。
まず、図4の(a)に示すアンテナ装置ANT#01における放射パターンを測定した結果を、図7に示す。この結果からわかるように、無指向性のアンテナ特性が得られている。
また、図4の(b)に示すアンテナ装置ANT#02における放射パターンを測定した結果を、図8に示す。この結果からわかるように、無指向性であってアンテナ装置ANT#01よりも高利得なアンテナ特性が得られている。
また、図5の(a)に示すアンテナ装置ANT#03における放射パターンを測定した結果を、図9に示す。この結果からわかるように、指向性エレメント側の指向性のみが改善された指向性を有するアンテナ特性が得られている。
さらに、図5の(b)に示すアンテナ装置ANT#04における放射パターンを測定した結果を、図10に示す。この結果からわかるように、無指向性であってアンテナ装置ANT#01よりも出力が抑制されたアンテナ特性が得られている。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。
例えば、上記各実施形態では、メインエレメントと接続時に全体としてU字状となるL字状の指向性エレメントを有しているが、メインエレメントと接続時に全体としてC字状となるL字状又はU字状の指向性エレメントを有しても構わない。すなわち、メインエレメントと指向性エレメントとが接続され、全体としてU字状又はC字状のように開放部分を有する形状であって環状ではない形状とされれば良い。
なお、上記「L字状」とされる形状は、直線で構成される形状に限定されず、曲線によってL字状とされるものも含む。また、「L字状」を構成する各辺は、互いに同じ長さの辺で構成されたものであっても、互いに異なる長さの辺で構成されたものであっても構わない。さらに、「L字状」の角部は、角度を有する形状であっても、R(曲率)を有する形状であっても良い。
一方、上記「U字状」「C字状」とされる形状は、上下又は左右の辺の長さが異なっている形状でも良く、対称形状でなくても構わない。
1,21…アンテナ装置用基板、2…給電部、3…基板本体、4…アンテナエレメント、5…整合回路部、7…回路実装部、8a〜8i…第1受動部品〜第9受動部品、9…メインエレメント、10…指向性エレメント、11…ループ用エレメント、12…出力抑制用エレメント、13,23…指向性調整エレメント、14…出力調整エレメント、ANT#01〜ANT#04…アンテナ装置、D1…回路実装部と指向性エレメントとの距離、D2…指向性調整エレメントと指向性エレメントとの距離、H…スルーホール

Claims (10)

  1. 給電部が設けられる基板本体と、
    該基板本体の表面に金属箔でパターン形成され前記給電部に接続されたアンテナエレメントと、
    前記基板本体上に形成され前記給電部と前記アンテナエレメントとに接続された整合回路部と、
    前記基板本体上に形成され前記給電部に接続された回路が形成されると共にグランド面となる回路実装部と、を備え、
    前記アンテナエレメントが、前記給電部に一端が接続されL字状のメインエレメントと、
    該メインエレメントの他端に受動部品を介して接続可能に一端が近接配置されていると共に前記メインエレメントと接続時に全体としてU字状又はC字状となるL字状の指向性エレメントと、を有し、
    前記回路実装部に、前記指向性エレメントと前記メインエレメントとの間に延在する指向性調整エレメントが接続されていることを特徴とするアンテナ装置用基板。
  2. 請求項1に記載のアンテナ装置用基板において、
    前記アンテナエレメントが、前記メインエレメントの他端に受動部品を介して接続可能に一端が近接配置されていると共に前記メインエレメントの一端近傍に受動部品を介して接続可能に他端が近接配置され、前記メインエレメントと接続時に環状部を形成するL字状のループ用エレメントを備えていることを特徴とするアンテナ装置用基板。
  3. 請求項2に記載のアンテナ装置用基板において、
    前記アンテナエレメントが、前記ループ用エレメントに受動部品を介して接続可能に一端が近接配置されていると共に前記メインエレメントに受動部品を介して接続可能に他端が近接配置され、前記ループ用エレメント及び前記メインエレメントに接続時に前記環状部より小さい小型環状部を形成する出力抑制用エレメントを備えていることを特徴とするアンテナ装置用基板。
  4. 請求項2または3に記載のアンテナ装置用基板において、
    前記基板本体の裏面に、前記環状部の内側に配されグランドに接続された出力調整エレメントを有していることを特徴とするアンテナ装置用基板。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のアンテナ装置用基板において、
    前記指向性調整エレメントが、前記基板本体の表面及び裏面にそれぞれ形成され、互いにスルーホールを介して電気的に接続されていることを特徴とするアンテナ装置用基板。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載のアンテナ装置用基板において、
    前記回路実装部と前記指向性エレメントとの距離が、前記指向性調整エレメントと前記指向性エレメントとの距離より長く設定されていることを特徴とするアンテナ装置用基板。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載のアンテナ装置用基板と、
    前記回路実装部に形成された回路と、を備えていることを特徴とするアンテナ装置。
  8. 請求項1から6のいずれか一項に記載のアンテナ装置用基板と、
    前記回路実装部に形成された回路と、
    前記メインエレメントと前記指向性エレメントとを接続する受動部品と、を備えていることを特徴とするアンテナ装置。
  9. 請求項2に記載のアンテナ装置用基板と、
    前記回路実装部に形成された回路と、
    前記メインエレメントと前記ループ用エレメントとを接続する受動部品と、を備えていることを特徴とするアンテナ装置。
  10. 請求項3に記載のアンテナ装置用基板と、
    前記回路実装部に形成された回路と、
    前記メインエレメントの他端側と前記ループ用エレメントとを接続する受動部品と、
    前記ループ用エレメント及び前記メインエレメントに前記出力抑制用エレメントを接続する受動部品と、を備えていることを特徴とするアンテナ装置。
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