JP5958820B2 - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5958820B2
JP5958820B2 JP2012216187A JP2012216187A JP5958820B2 JP 5958820 B2 JP5958820 B2 JP 5958820B2 JP 2012216187 A JP2012216187 A JP 2012216187A JP 2012216187 A JP2012216187 A JP 2012216187A JP 5958820 B2 JP5958820 B2 JP 5958820B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
pattern
pair
loop
patterns
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012216187A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014072630A (ja
Inventor
嶺 斉藤
嶺 斉藤
真介 行本
真介 行本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP2012216187A priority Critical patent/JP5958820B2/ja
Publication of JP2014072630A publication Critical patent/JP2014072630A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5958820B2 publication Critical patent/JP5958820B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Details Of Aerials (AREA)

Description

本発明は、誘電体アンテナを用いたマルチバンドのアンテナ装置に関する。
従来、通信機器において、無線回路基板に実装されるアンテナ素子の一つに、誘電体を用いた表面実装型アンテナ、いわゆる誘電体アンテナが挙げられる。この誘電体アンテナは、誘電体の基材にアンテナ動作を行う放射電極が設けられている。また、従来、この誘電体アンテナを用いたモノポール型または逆F型のアンテナといった開放型のアンテナ形式が主流である。
通常、モノポール型や逆F型等の開放型のアンテナの場合、開放端のインピーダンスが高いため、実装したアンテナ素子とグランドとの間の距離をできる限り長く確保する必要がある。そのため、アンテナ性能を十分確保するためには、グランド面が形成された基板において、実装されたアンテナ素子の周辺のグランドを抜いてグランド面からアンテナ素子を離す必要がある。しかしながら、実際、誘電体アンテナをアンテナ素子として基板上に実装する場合、機器の小型化を考慮すると、アンテナとして利用できるスペース(アンテナ占有領域)は限られる場合が多く、アンテナ素子周辺のグランドの影響によってアンテナ性能が十分に発揮できない不都合があった。そのため、少しでもグランドの影響を少なくするために、アンテナ素子を実装する位置を基板の端部等に実装する場合が多い。
このため、従来、例えば特許文献1には、アンテナ動作を行う容量給電タイプの放射電極が基体に設けられ、その基体は回路基板の非グランド領域に搭載されており、回路基板の接地電極と基体の放射電極とを電気的に接続するための接地用ラインが設けられているアンテナ構造が提案されている。このアンテナ構造の接地用ラインは、折り返し部を有する形状とされている。また、特許文献2には、アンテナ動作を行う放射電極が基体に形成されている表面実装型アンテナと、グランド電極が形成されているグランド領域とグランド電極が形成されていない非グランド領域とを有する基板とを有し、放射電極の一端側がグランド電極に接地されるグランド接続部とされているアンテナ構造が記載されている。
国際公開第WO2006/120762号 国際公開第WO2008/035526号
しかしながら、上記従来の技術においても、以下の課題が残されている。
上記特許文献1に記載の技術では、アンテナ性能が接地用ラインの折り返し部に多く依存するため、折り返し部の状態によってアンテナ性能の劣化や不安定要素の増加が生じてしまう問題があった。すなわち、折り返し部の長さを確保してアンテナ占有領域を大きくする必要があるため、アンテナ占有領域が限られている場合には十分なアンテナ性能が得られない。
また、上記特許文献2に記載の技術では、基板上の給電電極から容量結合されアンテナ素子自体に給電点がなく、放射電極が直接グランドと接続されているため、アンテナ性能がグランド面の状態に左右され、アンテナ性能を改善することが困難であるという不都合があった。なお、共振周波数を調整するために、インダクタ、コンデンサを経由してグランドに接続する形態も記載されているが、グランドへ広がる高周波電流の流れを抑制することは困難となり、やはりアンテナ占有領域を大きくする必要がある。また、グランドとの浮遊容量を抑制しているため、アンテナ素子の放射分に依存し、アンテナ素子周辺の状態に影響を受け、アンテナ性能を改善することが困難である。
このように、従来、アンテナ性能を改善するためには、アンテナ素子および周辺素子を含めたアンテナ占有領域を大きくするという対策が必要であり、設計の自由度が小さく、アンテナ性能の改善も困難であった。
さらに、近年、異なる複数の周波数で独立して動作するマルチバンドアンテナを通信機器に搭載することが求められており、このマルチバンドアンテナにおいても小さいアンテナ占有領域とすることが要求されている。しかしながら、マルチバンドアンテナでは、各周波数で独立して動作するアンテナエレメントが必要になるため、必然的にアンテナ占有領域が大きくなる傾向がある。また、アンテナ性能は、アンテナ部分とグランド面との距離に依存するため、アンテナ性能を得るにはある程度の間隔が必要となる。そのため、アンテナエレメントが比較的多いマルチバンドアンテナでは、シングルバンドのアンテナに比べ、より広いアンテナ占有面積が必要となる。上述したように、通信機器の小型化が進んでおり、電子部品はより高密度に実装され、アンテナに割り当てられる領域も限られていることから、アンテナ占有面積の更なる省スペース化が求められている。
従来、アンテナにおいて小型化しようとすると、そのアンテナの持つインピーダンスが変化してしまうため、通常はアンテナの根元付近に受動素子を設けて変化したインピーダンスの調整を行っている。しかしながら、マルチバンドアンテナの場合、インピーダンス調整用の受動素子は、複数の周波数に対して共通となり、個別にインピーダンス調整することが困難であった。この場合、インピーダンスは、アンテナの周辺環境によっても変化するため、複数の周波数で個別にインピーダンスがずれた場合は調整し難いという不都合がある。
例えば、図17に示すように、基板本体2上にグランド面Gと該グランド面Gが形成されていないアンテナ占有領域AOAを設け、該アンテナ占有領域AOAに、グランド面Gの近傍に配された基端側に給電点FPが設けられると共に基板本体2の一辺に向けて延在したエレメントE102と、該エレメントE102の先端から両側に延在した一対のエレメントE103とを金属箔でパターン形成したデュアルバンドアンテナを例にして説明する。このデュアルバンドアンテナでは、一対のエレメントE103を追加することで2つの周波数で放射可能になるが、アンテナ占有面積が拡大してしまう不都合がある。また、一対のエレメントE103には、1つのエレメントE102及びこれとグランド面Gとを接続するグランド接続部E101を介して、インピーダンス調整用の受動素子P0が接続されているが、この受動素子P0だけでは各周波数の個別のインピーダンスを調整困難であり、最適なアンテナ状態を得ることが難しかった。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、マルチバンドアンテナにおいてアンテナ占有領域を最大限に利用して省スペース化できると共に、十分なアンテナ性能を確保することができるアンテナ装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、第1の発明に係るアンテナ装置は、絶縁性の基板本体と、該基板本体に金属箔でパターン形成されたグランド面と、該グランド面が形成されていない領域として前記基板本体の表裏面の少なくとも一方に該基板本体の角部に設けられたアンテナ占有領域と、該アンテナ占有領域内に金属箔でパターン形成されたアンテナエレメントと、該アンテナエレメントに接続され前記アンテナ占有領域に実装された誘電体アンテナのアンテナ素子とを備え、前記アンテナエレメントが、中央パターンと、一対のループ用パターンと、一対のグランド接続パターンとを有し、前記中央パターンが、前記グランド面の近傍に配された基端側に給電点が設けられると共に前記アンテナ素子に向けて延在し、前記アンテナ素子が、誘電体基体と、該誘電体基体の両端に形成された一対の両端電極部と、前記誘電体基体の中間部に形成され前記中央パターンの先端部に接続された中間電極部とを備えて前記両端電極部と前記中間電極部との間にそれぞれ容量成分を有し、一対の前記ループ用パターンが、一対の前記両端電極部に先端部が接続されていると共に前記中央パターンの基端部に基端部が接続されて前記中央パターンの両側に延在し、一対の前記グランド接続パターンが、一対の前記ループ用パターンと前記ループ用パターンに隣接する前記グランド面とをそれぞれ接続してインダクタンス成分を有し、一対の前記ループ用パターンが、それぞれ先端部と前記グランド接続パターンの接続部との間に第1受動素子が接続されていると共に、基端部と前記グランド接続パターンの接続部との間に第2受動素子が接続されて延在していることを特徴とする。
このアンテナ装置では、一対のループ用パターンが、それぞれ先端部とグランド接続パターンの接続部との間に第1受動素子が接続されていると共に、基端部とグランド接続パターンの接続部との間に第2受動素子が接続されて延在しているので、一対の第1受動素子及び一対の第2受動素子を個別に設定することで、一対のループ用パターンを流れる異なる周波数の2つの高周波電流に関してインピーダンスを個別に調整することができる。すなわち、一対のループ用パターンと中央パターンとアンテナ素子とで構成された中央パターンの両側の一対のループ状経路において、それぞれループ状に高周波電流の流れが発生する。したがって、一対の第1受動素子及び一対の第2受動素子を個別に設定することで、少なくとも2つの周波数を個別に調整可能であると共に、各ループ用パターンに接続された第1受動素子及び第2受動素子を個別に設定することで、それぞれの周波数に関してインピーダンスを個別に調整することが可能になる。
また、このアンテナ装置では、アンテナ占有領域内に電流分布が集中すると共にグランド面への高周波電流の流れを抑制することができる。つまり、実装時の周辺部品等の影響も低減することが可能になる。
すなわち、本アンテナ装置では、一対のグランド接続パターンによるインダクタンス成分とアンテナ素子の両端側の電極部が接続されるループ用パターンとグランド面との間のギャップによる浮遊容量で得られる一対の並列共振と、アンテナ素子からループ用パターンの内縁部、中央パターンの縁部を介してアンテナ素子に至るループ形状による共振とが生じる。
したがって、アンテナ素子と受動素子とによる開口面の短縮されたループ形状の共振と、一対の両端電極部が接続されるループ用パターンとグランド面との間の浮遊容量とによる一対の並列共振により、グランド面へ広がる高周波電流の流れを抑制し、限られたアンテナ占有領域を最大限に利用して高いアンテナ性能を得ることができる。
さらに、アンテナ素子は、両端側の一対の両端電極部が共に放射電極として動作し、方向性が無く、かつ効果的な放射電力を実現することができる。
なお、本発明では、ループ用パターンの第2受動素子の位置をグランド面の近傍に設置して、グランド面との間隔やループ用パターンと中央パターンとによる内側の開口面積を最適化することで、さらに別の共振周波数を得ることができる。したがって、本発明では、異なる3つ以上の共振周波数が得られるマルチバンドアンテナを実現することができる。
また、第2の発明に係るアンテナ装置は、第1の発明において、前記アンテナエレメントが、前記ループ用パターンにおける前記第2受動素子の基端側近傍から内側に突出して延在している内側突出パターンを有していることを特徴とする。
すなわち、このアンテナ装置では、内側突出パターンが、ループ用パターンにおける第2受動素子の基端側近傍から内側に突出して延在しているので、電界強度が強くなる第2受動素子の給電側付近の位置から突出した内側突出パターンによって、さらに別の共振周波数を得ることができ、さらなる高性能化を実現可能である。
また、第3の発明に係るアンテナ装置は、第2の発明において、前記アンテナ占有領域が、前記基板本体の表裏面に互いに対向して設けられ、前記中央パターンと前記ループ用パターンと前記グランド接続パターンとが、表面側の前記アンテナ占有領域に設けられ、前記内側突出パターンが、スルーホールを介して前記ループ用パターンに接続されて裏面側のアンテナ占有領域に設けられていることを特徴とする。
すなわち、このアンテナ装置では、内側突出パターンが、スルーホールを介してループ用パターンに接続されて裏面側のアンテナ占有領域に設けられているので、他のアンテナエレメントとは別に裏面側に内側突出パターンを設けることで内側突出パターンの設置自由度が向上し、突出量をより長く設定することも可能になる。
また、第4の発明に係るアンテナ装置は、第1から第3の発明のいずれかにおいて、前記中央パターンの途中に第3受動素子が接続されていることを特徴とする。
すなわち、このアンテナ装置では、中央パターンの途中に第3受動素子が接続されているので、第3受動素子の設定により少なくとも2つの周波数に対して共に周波数調整及びインピーダンス調整を行うことができる。
第5の発明に係るアンテナ装置は、第1から第4の発明のいずれかにおいて、前記アンテナ素子が、前記基板本体の一辺又は角部に設置され、一対の前記グランド接続パターンが、前記基板本体の周縁に接して又は該周縁の近傍に配されていることを特徴とする。
すなわち、このアンテナ装置では、アンテナ素子が、基板本体の一辺又は角部に設置され、一対のグランド接続パターンが、基板本体の周縁に接して又は該周縁の近傍に配されているので、アンテナ素子およびグランド接続パターンが基板端に配されることで、アンテナ素子の性能を最大限に引き出して利用することができる。
本発明によれば、以下の効果を奏する。
すなわち、本発明のアンテナ装置によれば、一対のループ用パターンが、それぞれ先端部とグランド接続パターンの接続部との間に第1受動素子が接続されていると共に、基端部とグランド接続パターンの接続部との間に第2受動素子が接続されて延在しているので、これら受動素子を個別に設定することで、一対のループ用パターンを流れる異なる周波数の2つの高周波電流に関してインピーダンスを個別に調整することができる。
また、本発明のアンテナ装置によれば、グランド面への高周波電流を抑制することができると共に、小さいアンテナ占有領域であっても高いアンテナ性能を得ることができる。
したがって、本発明のアンテナ装置は、マルチバンドアンテナとして省スペースでも最大限のアンテナ性能を実現し、高い設置自由度も得ることができる。
本発明に係るアンテナ装置の第1実施形態を示す平面図である。 第1実施形態において、アンテナ装置を示す底面図である。 第1実施形態において、アンテナ装置を示す模式的な等価回路図である。 第1施形態において、アンテナ素子を示す内部を透視した斜視図である。 第1実施形態において、アンテナ素子を示す導体パターンに沿って切断した状態の斜視図(a)及び実装面に対して垂直に切断した状態の斜視図(b)である。 第1実施形態において、アンテナ素子内部の複合的な容量結合とインダクタンス成分とを示す説明図である。 第1実施形態において、グランド接続パターンによる並列共振を説明するための模式的な等価回路図である。 第1実施形態において、アンテナ装置の表面における電流分布を示すシミュレーション結果の高周波電流の流れを簡易的に示す説明図である。 本発明に係るアンテナ装置の第2実施形態を示す平面図である。 第2実施形態において、アンテナ装置を示す底面図である。 本発明に係るアンテナ装置の第3実施形態を示す平面図である。 本発明に係るアンテナ装置の第4実施形態を示す平面図である。 本発明に係るアンテナ装置の実施例において、VSWR特性(電圧定在波比)を示すグラフである。 本実施例において、アンテナ装置の1575MHz帯放射パターンを示すグラフである。 本実施例において、アンテナ装置の2442MHz帯放射パターンを示すグラフである。 本実施例において、アンテナ装置の5350MHz帯放射パターンを示すグラフである。 本発明に係るアンテナ装置の従来例を示す平面図である。
以下、本発明に係るアンテナ装置の一実施形態を、図1から図8を参照しながら説明する。
本実施形態におけるアンテナ装置1は、図1及び図2に示すように、絶縁性の基板本体2と、該基板本体2に銅箔等の金属箔でパターン形成されたグランド面Gと、該グランド面Gが形成されていない領域として基板本体2の表裏面に該基板本体2の角部に設けられたアンテナ占有領域AOAと、該アンテナ占有領域AOA内に銅箔等の金属箔でパターン形成されたアンテナエレメント3と、該アンテナエレメント3に接続されアンテナ占有領域AOAに実装された誘電体アンテナのアンテナ素子ATとを備えている。
上記アンテナエレメント3は、中央パターンE1と、一対のグランド接続パターンE3と、一対のループ用パターンE4と、内側突出パターンE5とを有している。
上記中央パターンE1は、グランド面Gの近傍に配された基端側に給電点FPが設けられると共にアンテナ素子ATに向けて延在している。
上記アンテナ素子ATは、図4から図6に示すように、誘電体基体11と、該誘電体基体11の両端に形成された一対の両端電極部12と、誘電体基体11の中間部に形成され中央パターンE1の先端部に接続された中間電極部13とを備えて両端電極部12と中間電極部13との間にそれぞれ容量成分を有している。すなわち、両端導体パターン14と中間導体パターン15と浮遊導体パターン16とは、同一面内に形成されており、これら導体パターンが単層構造となっている。
一対の両端導体パターン14及び中間導体パターン15は、それぞれ長方形状とされ、浮遊導体パターン16は、両端導体パターン14及び中間導体パターン15の間に配されたH字状に形成されている。
このアンテナ素子ATは、基板本体2の一辺2aに接して設置されている。
上記中間電極部13は、誘電体基体11の側面に互いに対向状態に一対設けられている。また、中間導体パターン15は、一対の中間電極部13に端部が接続されて互いに対向状態に一対設けられている。したがって、このアンテナ素子ATは、対称構造を有しており、極性及び表裏の方向性が無い。
また、アンテナ素子ATは、図3に示すように、各導体パターン間に容量Cが発生し、さらに図6に示すように、複合的な容量Cのみではなく、インダクタンス成分Lも存在しており、各導体パターンの形状や間隔等で容量やインピーダンスが決定される。なお、アンテナ素子ATのインピーダンスは、使用周波数に対して高インピーダンスに設定されることが望ましい。また、上記アンテナ素子ATでは、内部に各導体パターンが埋め込まれているが、表面や裏面にパターン形成しても構わない。また、アンテナ素子サイズは、使用周波数、使用する誘電体材料等から選定される。
一対の上記ループ用パターンE4は、一対の両端電極部12に先端部が接続されていると共に中央パターンE1の基端部に基端部が接続されて中央パターンE1の両側に延在している。すなわち、一対のループ用パターンE4は、外形状が四角形とされ、その内部領域を2分割するように中央に中央パターンE1が延在している。
一対の上記グランド接続パターンE3は、一対のループ用パターンE4とループ用パターンE4に隣接するグランド面Gとをそれぞれ接続してインダクタンス成分を有している。
一対の上記ループ用パターンE4は、それぞれ先端部とグランド接続パターンE3の接続部との間に第1受動素子P1a,P1bが接続されていると共に、基端部とグランド接続パターンE3の接続部との間に第2受動素子P2a,P2bが接続されている。
上記内側突出パターンE5は、ループ用パターンE4における第2受動素子P2aの基端側近傍から内側に突出して延在している。
上記アンテナ素子ATは、基板本体2の一辺2aに設置され、一対のグランド接続パターンE3が、基板本体2の周縁に接して又は該周縁の近傍に配されている。
本実施形態では、一対のループ用パターンE4の一方(以下、下側のループ用パターンE4と称す)は、図1において中央パターンE1の下側に配されており、アンテナ素子ATが配された基板本体2の一辺2a(図1における基板本体2の右端の辺)に接して沿った部分の途中に第1受動素子P1bが配されていると共に、グランド面Gに近接して沿った部分の途中に第2受動素子P2bが配されている。また、一対のループ用パターンE4の他方(以下、上側のループ用パターンE4と称す)は、図1において中央パターンE1の上側に配されており、は、アンテナ素子ATが配された基板本体2の一辺2aに対して直交する辺(図1における基板本体2の上端の辺)に近接して沿った部分の途中に第1受動素子P1aが配されていると共に、該第1受動素子P1aよりも基端側で中央パターンE1に対して直交して延在した部分に第2受動素子P2aが配されている。
また、一対のグランド接続パターンE3の一方は、下側のループ用パターンE4の先端部における第1受動素子P1bの基端側とこれに近接するグランド面Gとを接続して、アンテナ素子ATが配された基板本体2の一辺2aに接して配されている。また、一対のグランド接続パターンE3の他方は、上側のループ用パターンE4の基端側における第2受動素子P2aの先端側とこれに近接するグランド面Gとを接続して、アンテナ素子ATが配された基板本体2の一辺2aに対して直交する辺に近接して配されている。
なお、上記給電点FPは、高周波回路(図示略)の給電点に接続される。また、グランド面Gには、高周波回路が実装される。
上記第1受動素子P1a,P1b、第2受動素子P2a,P2bおよび第3受動素子P3は、例えばインダクタ、コンデンサまたは抵抗が採用される。これらの第1〜第3受動素子により、2つの異なる周波数およびインピーダンスの調整を行う。
なお、所望のアンテナ性能が得られれば、第3受動素子P3を省略しても構わない。
上記基板本体2は、一般的なプリント基板であって、本実施形態では、長方形状のガラスエポキシ樹脂等からなるプリント基板の本体を採用している。この基板本体2の表面には、略矩形状にグランド面Gが抜かれて上記アンテナ占有領域AOAが設けられている。また、基板本体2の裏面には、図2に示すように、グランド面Gが表面と同様にパターン形成されており、上記アンテナ占有領域AOAの直下に相当する部分のグランド面Gが抜かれている。
なお、グランド面Gは、図2に示すように、表面側と裏面側とがそれぞれ図示しないスルーホールで電気的に導通されている。
本実施形態のアンテナ装置1では、図7に示すように、一方のグランド接続パターンE3によるインダクタンス成分L1と、一方のループ用パターンE4とグランド面Gとの間の浮遊容量C1と、他方のグランド接続パターンE3によるインダクタンス成分L2と、他方のループ用パターンE4とグランド面Gとの間の浮遊容量C2とが発生する。
すなわち、インダクタンス成分L1と浮遊容量C1とで得られる並列共振(図中の符号R1部分)と、インダクタンス成分L2と浮遊容量C2とで得られる並列共振(図中の符号R2部分)と、中央パターンE1、アンテナ素子AT及びループ用パターンE4で構成されるループ形状による共振(図中の符号R3部分)とが生じる。
したがって、中央パターンE1の左右にそれぞれ得られる一対の並列共振と、上記ループ形状による共振と、第2受動素子P2a,P2bによる最終的なインピーダンス調整とにより、グランド面Gへ広がる高周波電流の流れを抑制し、限られたアンテナ占有領域AOAを最大限に利用して高いアンテナ性能を得ることができる。
なお、内側突出パターンE5にも、インダクタンス成分L3が生じる。
次に、本実施形態のアンテナ装置1の表面における任意の位相での電流分布をシミュレーションにより解析した結果について、高周波電流の流れを簡易的に矢印で示したものを図8に示す。この図から判るように、アンテナ占有領域AOA内に電流分布が集中し、グランド面Gへ広がる高周波電流の流れが抑制されると共に、アンテナ素子ATとループ用パターンE4とによる2つのループ形状の部分には、それぞれ矢印方向にループ状に高周波電流Ia,Ibが流れる。
なお、アンテナ占有領域AOAは、できるだけ大きい方が望ましい。また、ループ用パターンE4を用いた上記ループ形状による開口面積は広い方が望ましい。
このように本実施形態のアンテナ装置1では、一対のループ用パターンE4が、それぞれ先端部とグランド接続パターンE3の接続部との間に第1受動素子P1a,P1bが接続されていると共に、基端部とグランド接続パターンE3の接続部との間に第2受動素子P2a,P2bが接続されて延在しているので、一対の第1受動素子P1a,P1b及び一対の第2受動素子P2a,P2bを個別に設定することで、一対のループ用パターンE4を流れる異なる周波数の2つの高周波電流に関してインピーダンスを個別に調整することができる。
すなわち、一対のループ用パターンE4と中央パターンE1とアンテナ素子ATとで構成された中央パターンE1の両側の一対のループ状経路において、それぞれループ状に高周波電流の流れが発生する。したがって、一対の第1受動素子P1a,P1b及び一対の第2受動素子P2a,P2bを個別に設定することで、少なくとも2つの周波数を個別に調整可能であると共に、各ループ用パターンE4に接続された第1受動素子P1a,P1b及び第2受動素子P2a,P2bを個別に設定することで、それぞれの周波数に関してインピーダンスを個別に調整することが可能になる。
また、アンテナ占有領域AOA内に電流分布が集中すると共にグランド面Gへの高周波電流の流れを抑制することができる。つまり、実装時の周辺部品等の影響も低減することが可能になる。
すなわち、本アンテナ装置1では、一対のグランド接続パターンE3によるインダクタンス成分とアンテナ素子ATの両端側の電極部が接続されるループ用パターンE4とグランド面Gとの間のギャップによる浮遊容量で得られる一対の並列共振と、アンテナ素子ATからループ用パターンE4の内縁部、中央パターンE1の縁部を介してアンテナ素子ATに至るループ形状による共振とが生じる。
したがって、アンテナ素子ATと受動素子とによる開口面の短縮されたループ形状の共振と、一対の両端電極部12が接続されるループ用パターンE4とグランド面Gとの間の浮遊容量とによる一対の並列共振により、グランド面Gへ広がる高周波電流の流れを抑制し、限られたアンテナ占有領域AOAを最大限に利用して高いアンテナ性能を得ることができる。
さらに、アンテナ素子ATは、両端側の一対の両端電極部12が共に放射電極として動作し、方向性が無く、かつ効果的な放射電力を実現することができる。
また、内側突出パターンE5が、ループ用パターンE4における第2受動素子P2aの基端側近傍から内側に突出して延在しているので、電界強度が強くなる第2受動素子P2aの給電側付近の位置から突出した内側突出パターンE5によって、さらに別の共振周波数を得ることができ、さらなる高性能化を実現可能である。
さらに、下側のループ用パターンE4における第2受動素子P2bの位置をグランド面Gの近傍に設置して、グランド面Gとの間隔やループ用パターンE4と中央パターンE1とによる内側の開口面積を最適化することで、さらに別の共振周波数を得ることができる。したがって、本実施形態では、異なる3つ又は4つの共振周波数が得られるマルチバンドアンテナを実現することができる。
また、中央パターンE1の途中に第3受動素子P3が接続されているので、第3受動素子P3の設定により少なくとも2つの周波数に対して共に周波数調整及びインピーダンス調整を行うことができる。
また、アンテナ素子ATが、基板本体2の一辺2aに設置され、一対のグランド接続パターンE3が、基板本体2の周縁に接して又は該周縁の近傍に配されているので、アンテナ素子ATおよびグランド接続パターンE3が基板端に配されることで、アンテナ素子ATの性能を最大限に引き出して利用することができる。
次に、本発明に係るアンテナ装置の第2から第4実施形態について、図9から図12を参照して以下に説明する。なお、以下の各実施形態の説明において、上記実施形態において説明した同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明は省略する。
第2実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、内側突出パターンE5が表面側のアンテナ占有領域AOAに形成されているのに対し、第2実施形態のアンテナ装置21では、図9及び図10に示すように、内側突出パターンE5がスルーホールHを介して表面のループ用パターンE4に接続されて裏面側のアンテナ占有領域AOAに形成されている点である。
また、第2実施形態の内側突出パターンE5は、基端側のスルーホールH近傍に第4受動素子P4が接続されている。さらに、内側突出パターンE5は、受動素子P4の先端側から延在してグランド面Gに第5受動素子P5を介して接続された分岐パターンE5aを有している。
このように第2実施形態のアンテナ装置21では、内側突出パターンE5が、スルーホールHを介してループ用パターンE4に接続されて裏面側のアンテナ占有領域AOAに設けられているので、他のアンテナエレメントとは別に裏面側に内側突出パターンE5を設けることで内側突出パターンE5の設置自由度が向上し、突出量をより長く設定することも可能になる。
また、内側突出パターンE5に、第4受動素子P4、分岐パターンE5a及び第5受動素子P5を設けることで、グランド面Gに対して並列に受動素子が接続されることで、この部分でもインピーダンス調整等が可能になる。
次に、第3実施形態と第1実施形態との異なる点が、第1実施形態では、内側突出パターンE5が上側のループ用パターンE4の第2受動素子P2aの基端側近傍から中央パターンE1に沿って突出しているのに対し、第3実施形態のアンテナ装置31では、図11に示すように、内側突出パターンE5が下側のループ用パターンE4の第2受動素子P2bの基端側近傍から中央パターンE1に向けて突出している点である。
すなわち、第2実施形態では、第1実施形態と同様に電界が集中する位置である下側のループ用パターンE4の第2受動素子P2bの給電側付近から内側突出パターンE5を突出させることで、別の共振周波数を得ることができる。
次に、第4実施形態と第1実施形態との異なる点が、第1実施形態では、内側突出パターンE5に受動素子が接続されていないのに対し、第4実施形態のアンテナ装置41では、図12に示すように、内側突出パターンE5の途中に第4受動素子P4が接続されている点である。
したがって、第4実施形態では、内側突出パターンE5に第4受動素子P4が接続されることで、この部分でもインピーダンス調整等が可能になる。
次に、第1実施形態のアンテナ装置を実際に作製した実施例において評価した結果を、図13から図16を参照して説明する。
まず、基板本体2のサイズを、上記一辺2aを60.0mmとすると共に上記一辺2aに直交する辺を70.0mmとした実施例を作成し、アンテナ占有領域AOAのサイズを13.0mm×7.0mmとした。また、この際の各受動素子は以下のように設定した。
・第1受動素子P1a:1.0nHのインダクタ
・第1受動素子P1b:0.3pFのコンデンサ
・第2受動素子P2a:6.8nHのインダクタ
・第2受動素子P2b:1.2nHのインダクタ
・第3受動素子P3:2.5pFのコンデンサ
なお、図3では、第1受動素子P1aの例としてインダクタを図示しているが、本実施例では、上記のようにコンデンサの第1受動素子P1aを使用した。
この本実施例におけるVSWR特性(電圧定在波比)を、図13に示す。また、本実施例における放射パターンを図14〜図16に示す。なお、この際、基板本体2の一辺2aの延在方向をY方向とし、中央パターンE1の先端に向けた延在方向を−X方向とし、基板本体2の表面に直交する方向をZ方向とした場合のZX面に対する垂直偏波、水平偏波及び電力利得を1575MHz帯、2442MHz帯及び5350MHz帯で測定した。
これらの結果から、本実施例のVSWR特性では、図13及び表1に示すように、良好なアンテナ性能(広域化)が実現されている。なお、表1では、1500MHz帯、2000MHz帯及び5000MHz帯と表記している。
なお、1575MHz帯の共振周波数f1は、主に上側のループ用パターンE4により発生し、2442MHz帯の共振周波数f2は、主に下側のループ用パターンE4により発生している。また、5350MHz帯の共振周波数f3は、主に内側突出パターンE5により発生している。すなわち、5GHz帯では、上側のループ用パターンE4における第2受動素子P2aの給電側付近に電界が集中するため、この部分に内側突出パターンE5を設けることで、効果的に共振周波数f3を発生させることができる。さらに、2442MHz帯の共振周波数f2と5350MHz帯の共振周波数f3との間の共振周波数fxは、下側のループ用パターンE4の第2受動素子P2bが接続されグランド面Gに沿っている部分とグランド面Gとの間(図8の符号fの部分)によって発生している。したがって、本実施例では、異なる4つの共振周波数による複共振化が得られている。
なお、本発明は上記各実施形態および上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。
例えば、上記各実施形態では、アンテナ素子の導体パターンが単層構造であり、同一面の電極間距離で容量結合を構成しているのに対し、多層構造を利用して上下の電極間において容量結合を構成しても構わない。すなわち、誘電体層を挟んで上下に形成された両端導体パターン、中間導体パターン及び浮遊導体パターンにより、層間の導体パターンで容量を発生させても良い。
また、アンテナ素子の導体パターンは極性がなく対称構造となっているが、非対称構造とし極性をつけても構わない。
1,21,31,41…アンテナ装置、2…基板本体、2a…基板本体の一辺、3…アンテナエレメント、11…誘電体基体、12…両端電極部、13…中間電極部、14…両端導体パターン、15…中間導体パターン、16…浮遊導体パターン、AOA…アンテナ占有領域、AT…アンテナ素子、E1…中央パターン、E3…グランド接続パターン、E4…ループ用パターン、E5…内側突出パターン、FP…給電点、G…グランド面、P1a,P1b…第1受動素子、P2a,P2b…第2受動素子、P3…第3受動素子、P4…第4受動素子、P5…第5受動素子

Claims (5)

  1. 絶縁性の基板本体と、該基板本体に金属箔でパターン形成されたグランド面と、該グランド面が形成されていない領域として前記基板本体の表裏面の少なくとも一方に該基板本体の角部に設けられたアンテナ占有領域と、該アンテナ占有領域内に金属箔でパターン形成されたアンテナエレメントと、該アンテナエレメントに接続され前記アンテナ占有領域に実装された誘電体アンテナのアンテナ素子とを備え、
    前記アンテナエレメントが、中央パターンと、一対のループ用パターンと、一対のグランド接続パターンとを有し、
    前記中央パターンが、前記グランド面の近傍に配された基端側に給電点が設けられると共に前記アンテナ素子に向けて延在し、
    前記アンテナ素子が、誘電体基体と、該誘電体基体の両端に形成された一対の両端電極部と、前記誘電体基体の中間部に形成され前記中央パターンの先端部に接続された中間電極部とを備えて前記両端電極部と前記中間電極部との間にそれぞれ容量成分を有し、
    一対の前記ループ用パターンが、一対の前記両端電極部に先端部が接続されていると共に前記中央パターンの基端部に基端部が接続されて前記中央パターンの両側に延在し、
    一対の前記グランド接続パターンが、一対の前記ループ用パターンと前記ループ用パターンに隣接する前記グランド面とをそれぞれ接続してインダクタンス成分を有し、
    一対の前記ループ用パターンが、それぞれ先端部と前記グランド接続パターンの接続部との間に第1受動素子が接続されていると共に、基端部と前記グランド接続パターンの接続部との間に第2受動素子が接続されて延在していることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 請求項1に記載のアンテナ装置において、
    前記アンテナエレメントが、前記ループ用パターンにおける前記第2受動素子の基端側近傍から内側に突出して延在している内側突出パターンを有していることを特徴とするアンテナ装置。
  3. 請求項2に記載のアンテナ装置において、
    前記アンテナ占有領域が、前記基板本体の表裏面に互いに対向して設けられ、
    前記中央パターンと前記ループ用パターンと前記グランド接続パターンとが、表面側の前記アンテナ占有領域に設けられ、
    前記内側突出パターンが、スルーホールを介して前記ループ用パターンに接続されて裏面側のアンテナ占有領域に設けられていることを特徴とするアンテナ装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のアンテナ装置において、
    前記中央パターンの途中に第3受動素子が接続されていることを特徴とするアンテナ装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のアンテナ装置において、
    前記アンテナ素子が、前記アンテナ占有領域内における前記基板本体の一辺又はに設置され、
    一対の前記グランド接続パターンが、前記基板本体の周縁に接して又は該周縁の近傍に配されていることを特徴とするアンテナ装置。
JP2012216187A 2012-09-28 2012-09-28 アンテナ装置 Active JP5958820B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012216187A JP5958820B2 (ja) 2012-09-28 2012-09-28 アンテナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012216187A JP5958820B2 (ja) 2012-09-28 2012-09-28 アンテナ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014072630A JP2014072630A (ja) 2014-04-21
JP5958820B2 true JP5958820B2 (ja) 2016-08-02

Family

ID=50747485

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012216187A Active JP5958820B2 (ja) 2012-09-28 2012-09-28 アンテナ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5958820B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6528414B2 (ja) * 2015-01-20 2019-06-12 三菱マテリアル株式会社 アンテナ装置
JP6418390B2 (ja) * 2015-01-20 2018-11-07 三菱マテリアル株式会社 アンテナ装置
CN108511900B (zh) * 2018-04-02 2020-07-03 Oppo广东移动通信有限公司 印刷天线组件的制作方法、印刷天线组件及电子设备

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3466941B2 (ja) * 1998-12-24 2003-11-17 株式会社ユーシン アンテナ装置
JP5625829B2 (ja) * 2010-11-30 2014-11-19 三菱マテリアル株式会社 アンテナ装置
JP5561615B2 (ja) * 2011-01-18 2014-07-30 三菱マテリアル株式会社 アンテナ装置
US20140002320A1 (en) * 2011-03-16 2014-01-02 Kenichi Asanuma Antenna apparatus operable in dualbands with small size

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014072630A (ja) 2014-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3883565B1 (ja) チップアンテナ
JP5645118B2 (ja) アンテナ装置
US9142884B2 (en) Antenna device
JP5958820B2 (ja) アンテナ装置
JP6528414B2 (ja) アンテナ装置
JP5561615B2 (ja) アンテナ装置
JP2004228640A (ja) 誘電体アンテナ及びそれを内蔵する移動体通信機
JP6418390B2 (ja) アンテナ装置
JP2012253641A (ja) アンテナ装置
JP5995059B2 (ja) アンテナ装置
JP5862948B2 (ja) アンテナ装置
JP2017038153A (ja) アンテナ装置
JP5617736B2 (ja) アンテナ装置
JP6198049B2 (ja) アンテナ装置
JP5831754B2 (ja) アンテナ装置
JP7320196B2 (ja) アンテナ装置
JP5831753B2 (ja) アンテナ装置用基板及びアンテナ装置
JP6057163B2 (ja) アンテナ装置
JP6011328B2 (ja) アンテナ装置
JP6187749B2 (ja) アンテナ装置
JP2014150502A (ja) アンテナ装置
JP6032001B2 (ja) アンテナ装置
EP3001502A1 (en) Antenna device use board and antenna device
JP2016192656A (ja) アンテナ装置
JP2016006919A (ja) アンテナ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150324

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160219

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160408

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160527

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160609

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5958820

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150