JP5862948B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複共振化が可能なアンテナ装置に関する。
従来、通信機器において、アンテナの共振周波数を複共振化するためには、放射電極と誘電体ブロックとを備えたアンテナや、スイッチ,制御電圧源を用いたアンテナ装置が提案されている。
例えば、誘電体ブロックによる従来技術としては、特許文献1では、放射電極を樹脂成型体に形成し、さらに誘電体ブロックを接着剤で一体化することで高効率を得る複合アンテナが提案されている。また、特許文献2では、誘電体材料等で形成された矩形状の基体と、基体の上面に形成されたアンテナ電極とを備え、基体の側面にインダクタンス成分や容量成分を有する電極を形成したアンテナ装置が提案されている。
さらに、スイッチ,制御電圧源を用いた従来技術として、特許文献3では、第1の放射電極と、第2の放射電極と、第1の放射電極の途中部と第2の放射電極の基端部との間に介設され、第2の放射電極を第1の放射電極と電気的に接続又は切断させるためのスイッチとを備えるアンテナ装置が提案されている。
特開2010−81000号公報 特開2008−148356号公報 特開2010−166287号公報
しかしながら、上記従来の技術においても、以下の課題が残されている。
すなわち、特許文献1及び2に記載のような誘電体ブロックによる技術では、放射電極を励振する誘電体ブロックを使用しており、機器毎に誘電体ブロック、放射電極パターン等の設計が必要になり、その設計条件によってアンテナ性能が劣化したり、不安定要素が増加する不都合がある。また、特許文献1では放射電極が樹脂成型体の表面に形成されているため、樹脂成型体上に放射電極パターンを設計する必要があり、実装する通信機器やその用途に応じて、アンテナ設計、金型設計が必要になり、大幅なコストの増大を招いてしまう。さらに、誘電体ブロックと樹脂成型体とを接着剤で一体化するので、接着剤のQ値以外にも接着条件(接着剤の厚み、接着面積等)により、アンテナ性能が劣化したり、不安定要素が増加する不都合がある。
また、特許文献3に記載のようなスイッチ,制御電圧源を用いたアンテナ装置の場合、スイッチで共振周波数の切り替えを行うために、制御電圧源の構成やリアクタンス回路等が必要であり、アンテナ構成が機器毎に複雑化し、設計の自由度が無く、容易なアンテナ調整が困難であるという問題があった。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、複共振化した各共振周波数のフレキシブルな調整が可能で、用途や機器毎に応じたアンテナ性能を安価かつ容易に確保できると共に小型化や薄型化が可能なアンテナ装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、第1の発明に係るアンテナ装置は、絶縁性の基板本体と、該基板本体にそれぞれ金属箔でパターン形成されたグランド面と第1受動素子が途中に接続された第1エレメントと、前記基板本体の近傍に配置され金属箔又は金属板で形成されグランドと接続されたグランド誘起パターンとを備え、前記第1エレメントが、前記グランド面近傍の基端に給電点が設けられていると共に前記給電点から前記グランド面から離間する方向に少なくとも先端側が延在した第1延在部と、該第1延在部の先端に基端が接続され前記グランド面に沿った方向に延在していると共に前記第1受動素子より先端側に誘電体アンテナのアンテナ素子が接続された第2延在部とを有し、前記グランド誘起パターンが、前記第2延在部の近傍に配されて該第2延在部に沿って延在していることを特徴とする。
このアンテナ装置では、グランド誘起パターンが、第2延在部の近傍に配されて該第2延在部に沿って延在しているので、グランド誘起パターンと少なくとも第2延在部との間に浮遊容量が発生し、第2延在部とグランド誘起パターンとが結合して、第2延在部を低インピーダンス化することで、グランド面に効率的に高周波電流を流すことができる。また、基板本体におけるアンテナ占有領域のスペースが小さい場合であったり、基板本体のグランド面が小さい場合であったりしても、グランド誘起パターンを基板本体とは別に外部の空いたスペースに独立して設置可能であると共に外部のグランドに接続可能であり、良好なアンテナ特性を得ることができる。
さらに、第2延在部が、グランド面との間の浮遊容量を発生可能にグランド面に対して間隔を空けて延在していると共に、グランド誘起パターンが第2延在部との間の浮遊容量を発生可能に第2延在部に対して間隔を空けて延在しているので、所望の共振周波数に自己共振しないローディング素子のアンテナ素子と各浮遊容量とを効果的に利用することで、複共振化させることができる。また、アンテナ素子および受動素子の選択(定数変更等)によって、各共振周波数をフレキシブルに調整可能であり、設計条件に応じた共振化が可能なアンテナ装置を得ることができる。このように、アンテナ構成上、一つのアンテナ装置で各共振周波数をフレキシブルに調整できるため、共振周波数の入れ替えが可能になり、用途や機器に応じて受動素子等による調整箇所を変更可能になっている。
さらに、基板本体の平面内で設計が可能であり、従来の誘電体ブロックや樹脂成型体等を使用する場合に比べて薄型化が可能であると共に、誘電体アンテナであるアンテナ素子の選択によっても、小型化および高性能化が可能になる。また、金型、設計変更等によるコストが必要なく、低コストを実現することができる。
第2の発明に係るアンテナ装置は、第1の発明において、前記基板本体に金属箔でパターン形成され前記第1延在部に第2受動素子を介して基端が接続されていると共に前記第2延在部と反対方向に延在している第2エレメントを備え、前記グランド誘起パターンが、前記第2エレメントの近傍に配されて該第2エレメントにも沿って延在していることを特徴とする。
すなわち、このアンテナ装置では、第2エレメントが、グランド面との間の浮遊容量を発生可能にグランド面に対して間隔を空けて延在しているので、第2受動素子と各浮遊容量とを効果的に利用することで、さらに別の周波数で複共振化させることができる。
また、グランド誘起パターンが、第2エレメントの近傍に配されて該第2エレメントにも沿って延在しているので、グランド誘起パターンと第2エレメントとの間にも浮遊容量が発生し、該浮遊容量により共振周波数の調整を行うことができる。
第3の発明に係るアンテナ装置は、第1又は第2の発明において、前記基板本体が、少なくとも前記第1延在部の先端側と前記第2延在部とが形成されたアンテナ側基板と、該アンテナ側基板の下方に離間して設置され少なくとも前記第1延在部の基端側と前記グランド面とが形成されたグランド側基板とで構成され、前記第1延在部が、前記アンテナ側基板側の基端と前記グランド側基板側の先端とを接続する接続配線部を備え、前記グランド誘起パターンが、前記アンテナ側基板と前記グランド側基板との間に設置されていることを特徴とする。
すなわち、このアンテナ装置では、基板本体が、アンテナ側基板とグランド側基板とで構成されて接続配線部で電気的に接続されているので、1枚の基板本体の場合に比べて設置自由度が高くなる。また、グランド誘起パターンが、アンテナ側基板とグランド側基板との間に設置されているので、グランド誘起パターンと第2延在部等との間の浮遊容量を効果的に発生させることができると共に、省スペース化に対応することができる。
第4の発明に係るアンテナ装置は、第3の発明において、前記アンテナ側基板と前記グランド側基板との間に絶縁性のスペーサが配置されていることを特徴とする。
すなわち、このアンテナ装置では、アンテナ側基板とグランド側基板との間に絶縁性のスペーサが配置されているので、スペーサによりアンテナ側基板とグランド側基板との間隔を安定に保持できると共に高誘電材料のスペーサを採用することで第1エレメント等を小型化することができる。また、ゴム製等の弾性材料のスペーサを採用することで、基板本体への衝撃や振動を吸収することができる。
第5の発明に係るアンテナ装置は、第1から第4のいずれかの発明において、全体が筐体の内部に収納されており、前記グランド誘起パターンが、該筐体の内面に形成されていることを特徴とする。
すなわち、このアンテナ装置では、全体が筐体の内部に収納されており、グランド誘起パターンが、該筐体の内面に形成されているので、筐体を利用してグランド誘起パターンを設置でき、グランド誘起パターンを支持する部材を別途設ける必要が無いため、部材コストの低減が可能であると共に省スペース化に対応することができる。
第6の発明に係るアンテナ装置は、第1から第5のいずれかの発明において、前記基板本体に金属箔でパターン形成され前記第2延在部の基端側に第3受動素子を介して接続され前記第2延在部に沿って延在した第3エレメントを備えていることを特徴とする。
すなわち、このアンテナ装置では、基板本体に金属箔でパターン形成され第2延在部の基端側に第3受動素子を介して接続され第2延在部に沿って延在した第3エレメントを備えているので、さらに別の周波数でも共振可能になり、4つの共振周波数による4共振化が可能になる。
第7の発明に係るアンテナ装置は、第1から第6のいずれかの発明において、前記基板本体に金属箔でパターン形成され前記第1延在部の途中に先端が接続されていると共に基端が前記給電点から離間した位置で前記グランド面に接続されているグランド接続部を備え、該グランド接続部に、インピーダンス調整用受動素子が接続されていることを特徴とする。
すなわち、このアンテナ装置では、グランド接続部に、インピーダンス調整用受動素子が接続されているので、インピーダンス調整用受動素子の設定により、各周波数帯のインピーダンス調整を行うことができる。特に、第1延在部の受動素子と2つのインピーダンス調整用受動素子との組み合わせによりπ型の整合回路を構成することにより、3共振化や4共振化の際にも調整がしやすくなる。
本発明によれば、以下の効果を奏する。
すなわち、本発明のアンテナ装置によれば、グランド誘起パターンが、第2延在部の近傍に配されて該第2延在部に沿って延在しているので、グランド誘起パターンと少なくとも第2延在部との間に浮遊容量が発生し、グランド面に効率的に高周波電流を流すことができる。また、グランド誘起パターンを基板本体とは別に外部の空いたスペースに独立して設置可能であると共に外部のグランドに接続可能であり、省スペースに対応して良好なアンテナ特性を得ることができる。
本発明に係るアンテナ装置の一実施形態において、アンテナ装置及び各浮遊容量を示す配線図である。 本実施形態において、アンテナ装置における共振周波数の対応エレメントを簡易的に説明するための配線図である。 本実施形態において、筐体内に収納したアンテナ装置を示す概略的な断面図である。 本実施形態において、アンテナ装置を示す展開した状態での平面図である。 本実施形態において、アンテナ素子を示す斜視図(a)、平面図(b)、正面図(c)および底面図(d)である。 本発明に係るアンテナ装置の実施例において、4共振化におけるVSWR特性(電圧定在波比)を示すグラフである。 本発明に係るアンテナ装置の実施例において、900MHz帯、1700MHz帯、1800MHz帯及び2100MHz帯の放射パターンを示すグラフである。
以下、本発明に係るアンテナ装置の一実施形態を、図1から図5を参照しながら説明する。
本実施形態におけるアンテナ装置1は、図1から図4に示すように、全体が携帯機器等の筐体10の内部に収納されており、絶縁性の基板本体2と、該基板本体2にそれぞれ銅箔等の金属箔でパターン形成されたグランド面GND1と第1受動素子P1及び第5受動素子P5が途中に接続された第1エレメント3と、基板本体2の近傍に配置され銅箔等の金属箔又は金属板で形成されグランドGND2と接続されたグランド誘起パターン4とを備えている。
上記第1エレメント3は、グランド面GND1近傍の基端に給電点FPが設けられていると共に給電点FPからグランド面GND1から離間する方向に少なくとも先端側が延在した第1延在部E1と、該第1延在部E1の先端に基端が接続されグランド面GND1に沿った方向に延在していると共に第1受動素子P1より先端側に誘電体アンテナのアンテナ素子ATが接続された第2延在部E2とを有している。なお、「グランド面GND1に沿った方向」とは、より具体的には、対向するグランド面GND1の端辺に沿った方向を示している。
また、このアンテナ装置1は、基板本体2に銅箔等の金属箔でパターン形成され第1延在部E1に第2受動素子P2を介して基端が接続されていると共に第2延在部E2と反対方向に延在している第2エレメント5と、基板本体2に銅箔等の金属箔でパターン形成され第2延在部E2の基端側に、第3受動素子P3を介して接続され第2延在部E2に沿って延在した第3エレメント6と、基板本体2に銅箔等の金属箔でパターン形成され第1延在部E1の途中に先端が接続されていると共に基端が給電点FPから離間した位置でグランド面GND1に接続されている一対のグランド接続部7とを備えている。
上記基板本体2は、少なくとも第1延在部E1の先端側と第2延在部E2とが形成されたアンテナ側基板2Aと、該アンテナ側基板2Aの下方に離間して設置され少なくとも第1延在部E1の基端側とグランド面GND1とが形成されたグランド側基板2Bとで構成されている。また、上記アンテナ側基板2Aには、第2エレメント5及び第3エレメント6が形成されている。
アンテナ側基板2Aとしては、例えば湾曲配置等、実装する筐体10の配置条件にフレキシブルに対応可能なフレキシブルプリント基板(FPC)等が採用される。
また、グランド側基板2Bは、例えば一般的なプリント基板であって、本実施形態では、長方形状のガラスエポキシ樹脂等からなるプリント基板の本体を採用している。また、このグランド側基板2Bは、グランド面GND1に高周波回路が設けられると共に、搭載される携帯機器等における他の回路等が設けられているメイン基板と兼用されている。
上記アンテナ側基板2Aとグランド側基板2Bとの間には、絶縁性のスペーサ11が配置されている。
上記第1延在部E1は、アンテナ側基板2A側の基端とグランド側基板2B側の先端とを接続する接続配線部8を備えている。すなわち、第1延在部E1が、グランド側基板2B上に形成された基端部E1aと、アンテナ側基板2A上に形成された先端部E1bとを有し、先端部E1bが、グランド面GND1から離間する方向に延在している。
上記接続配線部8は、例えばFPCで形成されている。
また、上記基端部E1aは、L字状にパターン形成され、基端側がグランド面GND1に沿って延在してその途中に第5受動素子P5が接続されている。
上記第2エレメント5は、グランド誘起パターン4に沿って延在する第3延在部E3と、該第3延在部E3の途中からグランド面GND1側に向けて突出して第1延在部E1の先端部E1bに沿って延在する第4延在部E4とを有している。この第4延在部E4は、高周波電流の流れを制御するために設けられている。
上記第3エレメント6は、基端から幅広に延在する第5延在部E5と、該第5延在部E5から第2延在部E2に沿って第5延在部E5よりも細い幅で延在する第6延在部E6とを備えている。
上記グランド誘起パターン4は、第2延在部E2の近傍に配されて該第2延在部E2に沿って延在していると共に、第2エレメント5の近傍に配されて該第2エレメント5にも沿って延在している。すなわち、グランド誘起パターン4は、第2延在部E2及び第3延在部E3に沿って延在する直線的な帯状に形成されている。
このグランド誘起パターン4は、アンテナ側基板2Aとグランド側基板2Bとの間であって第2延在部E2の近傍に設置されている。また、グランド誘起パターン4は、該筐体10の内面に形成されている。すなわち、グランド誘起パターン4は、筐体10の側壁部の内面に銅箔等の金属箔で直接パターン形成され、アンテナ側基板2Aに対して表面を垂直に配して設けられている。このグランド誘起パターン4は、筐体10に収納された他の部材(液晶パネル等)のグランドGND2に接続されているが、グランド側基板2Bのグランド面GND1に接続しても構わない。なお、グランド誘起パターン4は、金属板やFPC等で形成しても構わない。この際、筐体10等へのグランド誘起パターン4の設置は、ネジ止め等の他の固定手段を採用しても構わない。
上記一対のグランド接続部7には、それぞれインピーダンス調整用受動素子P4a,P4bが接続されている。これらのグランド接続部7は、第5受動素子P5の両側に先端が接続され、該第5受動素子P5と2つのインピーダンス調整用受動素子P4a,P4bとでπ型の整合回路を構成している。
上記給電点FPは、同軸ケーブル等の給電手段を介して高周波回路(図示略)の給電点に接続される。この給電手段としては、同軸ケーブル、レセプタクル等のコネクタ、接点が板バネ形状を有する接続構造、接点がピンプローブ形状またはピン形状を有する接続構造、ハンダ付け用のランドを用いた接続構造等の種々の構造が採用可能である。
例えば、給電手段として同軸ケーブルを採用する場合、第1延在部E1(基端部E1a)のグランド面GND1基端側に同軸ケーブルのグランド線が接続されると共に、同軸ケーブルの芯線が給電点FPに接続される。
上記アンテナ素子ATは、所望の共振周波数に自己共振しないローディング素子であって、例えば図5に示すように、セラミックス等の誘電体101の表面にAg等の導体パターン102が形成されたチップアンテナである。このアンテナ素子ATは、共振周波数等の設定に応じて、その長さ、幅、導体パターン102等が互い異なる素子を選択しても構わないと共に、同じ素子を選択しても構わない。
このアンテナ素子ATは、第2延在部E2の途中に接続され、第2延在部E2の延在方向に長辺を向けて設置されている。
なお、本実施形態のアンテナ素子ATの寸法は、横幅:10.5mm、奥行き:3.0mm、高さ:0.8mmである。
上記各受動素子P1〜P5は、例えばインダクタ、コンデンサ又は抵抗又はジャンパ線が採用される。
本実施形態のアンテナ装置1は、第1エレメント3から第3エレメント6までの各エレメント及びグランド誘起パターン4が、隣接するエレメント同士間の浮遊容量と、グランド面GND1との間の浮遊容量と、グランド誘起パターン4との間の浮遊容量とをそれぞれ発生可能に、隣接するエレメント、グランド誘起パターン4及びグランド面GND1に対して間隔を空けて延在している。
すなわち、図1に示すように、アンテナ素子ATとグランド面GND1との間の浮遊容量Caと、第2延在部E2とグランド面GND1との間の浮遊容量Cbと、アンテナ素子ATとグランド誘起パターン4との間の浮遊容量Ccと、第2延在部E2とグランド誘起パターン4との間の浮遊容量Cdと、第6延在部E6と第2延在部E2との間の浮遊容量Ceと、第1延在部E1と第2エレメント5との間の浮遊容量Cfと、第3エレメント6とグランド面GND1との間の浮遊容量Cgと、第5延在部E5と第2延在部E2との間の浮遊容量Chと、第2エレメント5とグランド誘起パターン4との間の浮遊容量Ciと、第2エレメント5とグランド面GND1との間の浮遊容量Cjとが発生可能である。
次に、本実施形態のアンテナ装置1における共振周波数について、図2及び図7を参照して説明する。
本実施形態のアンテナ装置1では、例えば図6に示すように、第1の共振周波数f1,第2の共振周波数f2、第3の共振周波数f3及び第4の共振周波数f4の4つに複共振化される。
上記第1の共振周波数f1は、3つの共振周波数のうち低い周波数帯(例えば、900MHz帯)のものであり、アンテナ素子ATと、第1エレメント3の長さと、第1受動素子P1と、第5受動素子P5と、各浮遊容量Ca〜Cfとで決定及び調整される。
また、第1の共振周波数f1におけるインピーダンスは、インピーダンス調整用受動素子P4a,P4bと、各浮遊容量Ca〜Cdとで決定される。
さらに、第1の共振周波数f1の最終的な調整は、第1受動素子P1を用いてフレキシブルに調整可能である。
したがって、第1の共振周波数f1は、主に図2中の一点鎖線A1で囲まれた部分で調整される。
このように、第1の共振周波数f1については、アンテナ素子ATと、第1エレメント3の長さと、第1受動素子P1及び第5受動素子P5と、インピーダンス調整用受動素子P4a,P4bと、上記各浮遊容量との設定により、共振周波数及びインピーダンスをフレキシブルに調整可能である。
次に、上記第2の共振周波数f2は、第1エレメント3及び第3エレメント6の長さと、グランド接続部7と、第3受動素子P3と、第5受動素子P5と、浮遊容量Cd、Ce,Cf,Cg,Chとで決定及び調整される。
また、第2の共振周波数f2におけるインピーダンスは、インピーダンス調整用受動素子P4a,P4bと、浮遊容量Cd、Ce,Cf,Cg,Chとで決定される。
さらに、第2の共振周波数f2の最終的な調整は、第3受動素子P3を用いてフレキシブルに調整可能である。
したがって、第2の共振周波数f2は、主に図2中の破線A2で囲まれた部分で調整される。
このように、第2の共振周波数f2については、第1エレメント3及び第3エレメント6の長さと、第3受動素子P3及び第5受動素子P5と、インピーダンス調整用受動素子P4a,P4bと、上記浮遊容量Cd、Ce,Cf,Cg,Chとの設定により、共振周波数及びインピーダンスをフレキシブルに調整可能である。
次に、上記第3の共振周波数f3は、第1エレメント3の長さと、第5受動素子P5と、各浮遊容量Cb,Cc,Cd,Cfとで決定及び調整される。
また、第3の共振周波数f3におけるインピーダンスは、第1受動素子P1と、インピーダンス調整用受動素子P4a,P4bと、各浮遊容量Cb,Cc,Cd,Cfで決定される。
さらに、第3の共振周波数f3の最終的な調整は、第5受動素子P5を用いてフレキシブルに調整可能である。
したがって、第3の共振周波数f3は、主に図2中の二点鎖線A3で囲まれた部分で調整される。
このように、第3の共振周波数f3については、第1エレメント3の長さと、第1受動素子P1と、第5受動素子P5と、インピーダンス調整用受動素子P4a,P4bと、上記浮遊容量Cb,Cc,Cd,Cfとの設定により、共振周波数及びインピーダンスをフレキシブルに調整可能である。
次に、上記第4の共振周波数f4は、第2エレメント5の長さと、第2受動素子P2と、第5受動素子P5と、各浮遊容量Cf、Ci,Cjとで決定及び調整される。
また、第4の共振周波数f4におけるインピーダンスは、インピーダンス調整用受動素子P4a,P4bと、各浮遊容量Cf、Ci,Cjで決定される。
さらに、第4の共振周波数f4の最終的な調整は、第2受動素子P2を用いてフレキシブルに調整可能である。
したがって、第4の共振周波数f4は、主に図2中の点線A4で囲まれた部分で調整される。
このように、第4の共振周波数f4については、第2エレメント5の長さと、第2受動素子P2及び第5受動素子P5と、インピーダンス調整用受動素子P4a,P4bと、上記浮遊容量Cf、Ci,Cjとの設定により、共振周波数及びインピーダンスをフレキシブルに調整可能である。
なお、第1〜第4の共振周波数f1〜f4の最終的なインピーダンス調整は、2つのインピーダンス調整用受動素子P4a,P4bを用いてフレキシブルに調整可能である。
次に、グランド誘起パターン4の効果について説明する。
近年の携帯機器の薄型化に伴い、種々の回路が設けられるメイン基板のグランド面GND1のサイズは小さくなっており、小さいグランド面GND1を有効に利用する必要がある。その際、開放端があるアンテナエレメントの場合、小さいグランド面GND1に高周波電流を流してしまうと、アンテナ性能が劣化するおそれがある。
本実施形態では、グランド誘起パターン4との浮遊容量が、アンテナ素子AT、第1エレメント3及び第2エレメント5との間で発生する。その中、アンテナ素子AT及び第2エレメント5については開放端が存在しているため、各所望の共振周波数に影響を与えている。また、第1エレメント3については、アンテナ素子AT及び第1受動素子P1が所望の共振周波数に対して、高インピーダンスになることが望ましいことから、第1エレメント3はグランド誘起パターン4との浮遊容量によりグランド誘起パターン4と結合して、低インピーダンスになって、グランド面GND1に効率的に高周波電流を流すことが可能となる。
さらに、グランド誘起パターン4の長さは、アンテナ占有領域の長手方向の長さ(すなわち、グランド誘起パターン4に沿った方向の第1エレメント3と第2エレメント5との合計長さ)よりも長いことが望ましく、所望の周波数に対する波長の4分の1波長以上が理想条件となる。
なお、第1エレメント3の長さ、各エレメント間との浮遊容量等により、フレキシブルに対応が可能なため、波長の4分の1以下の長さにおいても高周波電流を効率的に流すことが可能である。
このように本実施形態のアンテナ装置1では、グランド誘起パターン4が、第2延在部E2の近傍に配されて該第2延在部E2に沿って延在しているので、グランド誘起パターン4と少なくとも第2延在部E2との間に浮遊容量が発生し、第2延在部E2とグランド誘起パターン4とが結合して、第2延在部E2を低インピーダンス化することで、グランド面GND1に効率的に高周波電流を流すことができる。また、基板本体2におけるアンテナ占有領域のスペースが小さい場合であったり、基板本体2のグランド面GND1が小さい場合でも、グランド誘起パターン4を基板本体2とは別に外部の空いたスペースに独立して設置可能であると共に外部のグランドGND2に接続可能であり、良好なアンテナ特性を得ることができる。
さらに、第2延在部E2が、グランド面GND1との間の浮遊容量を発生可能にグランド面GND1に対して間隔を空けて延在していると共に、グランド誘起パターン4が第2延在部E2との間の浮遊容量を発生可能に第2延在部E2に対して間隔を空けて延在しているので、所望の共振周波数に自己共振しないローディング素子のアンテナ素子ATと各浮遊容量とを効果的に利用することで、複共振化させることができる。また、アンテナ素子ATおよび受動素子の選択(定数変更等)によって、各共振周波数をフレキシブルに調整可能であり、設計条件に応じた共振化が可能なアンテナ装置を得ることができる。このように、アンテナ構成上、一つのアンテナ装置で各共振周波数をフレキシブルに調整できるため、共振周波数の入れ替えが可能になり、用途や機器に応じて受動素子等による調整箇所を変更可能になっている。
さらに、基板本体2の平面内で設計が可能であり、従来の誘電体ブロックや樹脂成型体等を使用する場合に比べて薄型化が可能であると共に、誘電体アンテナであるアンテナ素子ATの選択によっても、小型化および高性能化が可能になる。また、金型、設計変更等によるコストが必要なく、低コストを実現することができる。
また、第2エレメント5が、グランド面GND1との間の浮遊容量を発生可能にグランド面GND1に対して間隔を空けて延在しているので、第2受動素子P2と各浮遊容量とを効果的に利用することで、さらに別の共振周波数で複共振化させることができる。
また、グランド誘起パターン4が、第2エレメント5の近傍に配されて該第2エレメント5にも沿って延在しているので、グランド誘起パターン4と第2エレメント5との間にも浮遊容量が発生し、該浮遊容量により共振周波数の調整を行うことができる。
また、基板本体2が、アンテナ側基板2Aとグランド側基板2Bとで構成されて接続配線部8で電気的に接続されているので、1枚の基板本体2の場合に比べて設置自由度が高くなる。また、グランド誘起パターン4が、アンテナ側基板2Aとグランド側基板2Bとの間であって第2延在部E2の近傍に設置されているので、グランド誘起パターン4と第2延在部E2等との間の浮遊容量を効果的に発生させることができると共に、省スペース化に対応することができる。
さらに、アンテナ側基板2Aとグランド側基板2Bとの間に絶縁性のスペーサ11が配置されているので、スペーサ11によりアンテナ側基板2Aとグランド側基板2Bとの間隔を安定に保持できると共に高誘電材料のスペーサ11を採用することで第1エレメント3等を小型化することができる。また、ゴム製等の弾性材料のスペーサ11を採用することで、基板本体2への衝撃や振動を吸収することができる。
また、全体が筐体10の内部に収納されており、グランド誘起パターン4が、該筐体10の内面に形成されているので、筐体10を利用してグランド誘起パターン4を設置でき、グランド誘起パターン4を支持する部材を別途設ける必要が無いため、部材コストの低減が可能であると共に省スペース化に対応することができる。
また、グランド接続部7に、インピーダンス調整用受動素子P4a,P4bが接続されているので、インピーダンス調整用受動素子P4a,P4bの設定により、各周波数帯のインピーダンス調整を行うことができる。特に、第1延在部E1の第5受動素子P5と2つのインピーダンス調整用受動素子P4a,P4bとの組み合わせによりπ型の整合回路を構成することにより、3共振化や4共振化の際にも調整がしやすくなる。
次に、本実施形態のアンテナ装置に基づいて作製した実施例において、各共振周波数での4共振化におけるVSWR特性(電圧定在波比)と放射パターンとについて測定した結果を、図6及び図7を参照して説明する。
なお、各受動素子は、第1受動素子P1:5.6nHのインダクタと、第5受動素子P5:ジャンパ線(R=0Ω)と、第2受動素子P2:4.7nHのインダクタと、第3受動素子P3:1.8nHのインダクタと、インピーダンス調整用受動素子P4a:5.6nHのインダクタ(なお、インピーダンス調整用受動素子P4bは未実装)とを使用した。
この結果、本発明の実施例では、第1の共振周波数f1から第4の共振周波数f4までの各共振周波数で、図6に示すように、良好なVSWR特性が得られている。
また、放射パターンの測定については、第1延在部E1の延在方向であってグランド面GND1に向かう方向をX方向とし、第2延在部E2の延在方向(アンテナ素子ATの延在方向)をY方向とし、基板本体2の表面に対する垂直方向をZ方向とした。この際のYZ面に対する垂直偏波,水平偏波および電力利得を測定した。
図7は、900MHz帯域の第1の共振周波数f1と、1700MHz帯域の第2の共振周波数f2と、1800MHz帯域の第3の共振周波数f3と、2100MHz帯域の第4の共振周波数f4とにおける放射パターン(YZ面)である。
900MHz帯域の第1の共振周波数f1では、平均電力利得が−1.7dBiであると共に、このVSWRは2.00(共振周波数:880.6MHz)であった。また、1700MHz帯域の第2の共振周波数f2では、平均電力利得が−8.9dBiであると共に、このVSWRは1.05(共振周波数:1711.9MHz)であった。また、1800MHz帯域の第3の共振周波数f3では、平均電力利得が−6.5dBiであると共に、このVSWRは1.42(共振周波数:1855.6MHz)であった。さらに、2100MHz帯域の第4の共振周波数f4では、平均電力利得が−5.8dBiであると共に、このVSWRは1.59(共振周波数:2109.0MHz)であった。
なお、本発明は上記実施形態および実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。
例えば、上記実施形態では、第1エレメントにアンテナ素子を設けたが、第2エレメントや第3エレメントにもアンテナ素子を設けても構わない。この場合、アンテナ素子により、エレメントの長さを短縮することができ、アンテナ占有面積が狭い場合などに好適である。
また、アンテナ素子を利用した一番低い周波数帯以外のアンテナエレメント(第1エレメント以外のエレメント)については、使用する周波数帯をフレキシブルに変更、入れ替え可能である。
さらに、上記実施形態においては、4共振化を実現しているが、3共振化や2共振化としても構わない。例えば、第3エレメントを設けずに、又は第3受動素子を接続せずに、第1エレメント及び第2エレメントだけによる3共振化としても構わない。
1…アンテナ装置、2…基板本体、2A…アンテナ側基板、2B…グランド側基板、3…第1エレメント、4…グランド誘起パターン、5…第2エレメント、6…第3エレメント、7…グランド接続部、8…接続配線部、10…筐体、11…スペーサ、AT…アンテナ素子、E1…第1延在部、E2…第2延在部、E3…第3延在部、E4…第4延在部、E5…第5延在部、E6…第6延在部、GND1…グランド面、GND2…グランド、P1,P5…第1受動素子、P2…第2受動素子、P3…第3受動素子、P4a,P4b…インピーダンス調整用受動素子、P5…第5受動素子、FP…給電点

Claims (7)

  1. 絶縁性の基板本体と、
    該基板本体にそれぞれ金属箔でパターン形成されたグランド面と第1受動素子が途中に接続された第1エレメントと、
    前記基板本体の近傍に配置され金属箔又は金属板で形成されグランドと接続されたグランド誘起パターンとを備え、
    前記第1エレメントが、前記グランド面近傍の基端に給電点が設けられていると共に前記給電点から前記グランド面から離間する方向に少なくとも先端側が延在した第1延在部と、
    該第1延在部の先端に基端が接続され前記グランド面に沿った方向に延在していると共に前記第1受動素子より先端側に誘電体アンテナのアンテナ素子が接続された第2延在部とを有し、
    前記グランド誘起パターンが、前記第2延在部の近傍に配されて該第2延在部に沿って延在していると共に前記基板本体とは別に前記基板本体の外部に設置されていることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 請求項1に記載のアンテナ装置において、
    前記基板本体に金属箔でパターン形成され前記第1延在部に第2受動素子を介して基端が接続されていると共に前記第2延在部と反対方向に延在している第2エレメントを備え、
    前記グランド誘起パターンが、前記第2エレメントの近傍に配されて該第2エレメントにも沿って延在していることを特徴とするアンテナ装置。
  3. 請求項1又は2に記載のアンテナ装置において、
    前記基板本体が、少なくとも前記第1延在部の先端側と前記第2延在部とが形成されたアンテナ側基板と、
    該アンテナ側基板の下方に離間して設置され少なくとも前記第1延在部の基端側と前記グランド面とが形成されたグランド側基板とで構成され、
    前記第1延在部が、前記アンテナ側基板側の基端と前記グランド側基板側の先端とを接続する接続配線部を備え、
    前記グランド誘起パターンが、前記アンテナ側基板と前記グランド側基板との間に設置されていることを特徴とするアンテナ装置。
  4. 請求項3に記載のアンテナ装置において、
    前記アンテナ側基板と前記グランド側基板との間に絶縁性のスペーサが配置されていることを特徴とするアンテナ装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のアンテナ装置において、
    全体が筐体の内部に収納されており、
    前記グランド誘起パターンが、該筐体の内面に形成されていることを特徴とするアンテナ装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載のアンテナ装置において、
    前記基板本体に金属箔でパターン形成され前記第2延在部の基端側に第3受動素子を介して接続され前記第2延在部に沿って延在した第3エレメントを備えていることを特徴とするアンテナ装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載のアンテナ装置において、
    前記基板本体に金属箔でパターン形成され前記第1延在部の途中に先端が接続されていると共に基端が前記給電点から離間した位置で前記グランド面に接続されているグランド接続部を備え、
    該グランド接続部に、インピーダンス調整用受動素子が接続されていることを特徴とするアンテナ装置。
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