JP6492883B2 - アンテナ装置 - Google Patents
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Description
例えば、誘電体ブロックによる従来技術としては、特許文献1では、放射電極を樹脂成型体に形成し、さらに誘電体ブロックを接着剤で一体化することで高効率を得る複合アンテナが提案されている。
すなわち、特許文献1に記載のような誘電体ブロックによる技術では、放射電極を励振する誘電体ブロックを使用しており、機器毎に誘電体ブロック、放射電極パターン等の設計が必要になり、その設計条件によってアンテナ性能が劣化したり、不安定要素が増加する不都合がある。また、放射電極が樹脂成型体の表面に形成されているため、樹脂成型体上に放射電極パターンを設計する必要があり、実装する通信機器やその用途に応じて、アンテナ設計、金型設計が必要になり、大幅なコストの増大を招いてしまう。さらに、誘電体ブロックと樹脂成型体とを接着剤で一体化するので、接着剤のQ値以外にも接着条件(接着剤の厚み、接着面積等)により、アンテナ性能が劣化したり、不安定要素が増加する不都合がある。
また、特許文献2に記載のようなスイッチ,制御電圧源を用いたアンテナ装置の場合、スイッチで共振周波数を切り替えるために、制御電圧源の構成やリアクタンス回路等が必要であり、アンテナ構成が機器毎に複雑化し、設計の自由度が無く、容易なアンテナ調整が困難であるという問題があった。
特に、第2エレメントが、第2延在部の途中からグランド面まで延在しているので、給電点から第1延在部、第2延在部、第2エレメント及びグランド面の順で形成される高周波電流のループ経路が形成され、主に第1エレメントで得られる共振周波数とは別の共振周波数を得ることができる。また、第1エレメントが、第1延在部の先端側、第2延在部の基端側、第3延在部及び第4延在部で環状に形成された位相調整部を有しているので、互いに隣接する主に第1エレメントで得られる共振周波数の帯域と主に第2エレメントで得られる共振周波数の帯域とを部分的に重ねる効果を得ることができる。すなわち、給電点からの高周波電流の経路が、第1延在部から第2延在部への経路と、第3延在部から第4延在部を経由して第2延在部につながる経路とに分かれ、これら経路が第2延在部の途中で合わさることで共振周波数の帯域幅を広くすることができる。また、位相調整部内に生じる浮遊容量と、第1延在部と第2エレメントとの間に生じる浮遊容量とによって、主に第1エレメントで得られる共振周波数と、主に第2エレメントで得られる共振周波数との互いに逆位相で発生する隣接した部分を重ねる効果を得ることができる。
このアンテナ装置では、基板本体の表面及び裏面の少なくとも一方に、金属箔でパターン形成された上記第3エレメントを備えているので、第7延在部と第2延在部との間の浮遊容量と、第7延在部と第5延在部との間の浮遊容量とにより、主に第1エレメントで得られる共振周波数と、主に第2エレメントで得られる共振周波数とは別の共振周波数を得ることができる。
すなわち、このアンテナ装置では、第2延在部の基端側に、第7延在部に向けて幅が広がった容量調整部が形成されているので、第2延在部の先端側と第7延在部との間の浮遊容量と、容量調整部と第7延在部との間の浮遊容量とに差が生じることで第1エレメントと第3エレメントとの結合度が変わって主に第3エレメントで得られる共振周波数の広帯域化を図ることができる。
すなわち、このアンテナ装置では、基板本体の表面及び裏面の少なくとも一方に、金属箔でパターン形成された上記第4エレメントを備えているので、第4エレメントと第5延在部との間に浮遊容量が発生し、主に第1エレメントで得られる共振周波数と、主に第2エレメントで得られる共振周波数と、主に第3エレメントで得られる共振周波数とは別の共振周波数を得ることができる。
すなわち、このアンテナ装置では、第5延在部の先端部に、基端側よりも幅広な幅広部が形成されているので、幅広部から先端側のインピーダンスを高くすることができると共に、幅広部と第4エレメントとの間の浮遊容量を増大させてインピーダンスを調整することができる。
すなわち、このアンテナ装置では、第4エレメントが、上記第8延在部から第10延在部を有しているので、第9延在部が第4エレメントの立ち上げ部となって第10延在部が第5延在部に近くなることで、第10延在部と第5延在部との間の浮遊容量が増大する。これによって、主に第4エレメントで得られる共振周波数での高利得化を図ることができると共に、第8延在部と第5延在部との間の浮遊容量と、第10延在部と第5延在部との間の浮遊容量との少なくとも2つの浮遊容量を発生させてインピーダンスを調整することができる。
すなわち、このアンテナ装置では、第4エレメントが、第5延在部よりも長く突出して延在しているので、第4エレメントの開放端を第5延在部から離して第5延在部との間で生じる浮遊容量の影響を低減させ、インピーダンスを高くすることができると共に、第4エレメントとグランド面との間の浮遊容量を増大させることができる。
すなわち、このアンテナ装置では、所望の共振周波数に自己共振しないローディング素子のアンテナ素子によってエレメント長の短縮化及び高インピーダンス化と、浮遊容量の増大とが可能になり、複共振化の調整が容易になると共に小型化とアンテナ特性の向上とを図ることができる。
また、基板本体の平面内で設計が可能であり、従来の誘電体ブロックや樹脂成型体等を使用する場合に比べて薄型化が可能であると共に、誘電体アンテナであるアンテナ素子の選択によって、小型化および高性能化が可能になる。また、金型、設計変更等によるコストが必要なく、低コストを実現することができる。
すなわち、このアンテナ装置では、各受動素子の選択によって、各共振周波数をフレキシブルに調整可能であり、設計条件に応じた複共振化が可能なアンテナ装置を得ることができる。このように、アンテナ構成上、各共振周波数をフレキシブルに調整できるため、共振周波数の入れ替えが可能になり、用途や機器に応じて受動素子等による調整箇所を変更可能になっている。
本発明のアンテナ装置によれば、基板本体の表面及び裏面の少なくとも一方に、それぞれ金属箔でパターン形成された上記のグランド面、第1エレメント及び第2エレメントを備えているので、各エレメント間及びグランド面との間などで浮遊容量が発生し、少なくとも2つ以上の共振周波数による複共振化が可能になる。
特に、第2エレメントが、第2延在部の途中からグランド面まで延在しているので、主に第1エレメントで得られる共振周波数とは別の共振周波数を得ることができると共に、第1エレメントが、第1延在部の先端側、第2延在部の基端側、第3延在部及び第4延在部で環状に形成された位相調整部を有しているので、主に第1エレメントで得られる共振周波数と、主に第2エレメントで得られる共振周波数との互いに逆位相で発生する隣接した部分を重ねる効果を得ることができる。
また、エレメントに接続するアンテナ素子および受動素子の選択によって、各共振周波数をフレキシブルに調整可能であり、設計条件に応じた複共振化が可能になると共に、小型化および高性能化が可能になる。
したがって、本発明のアンテナ装置は、多様な用途や機器に対応した複共振化が容易に可能になると共に、省スペース化を図ることができる。
上記第3エレメント5は、第2延在部E2の基端から第2延在部E2と反対側に延在する第5延在部E5と、第5延在部E5からグランド面GNDから離間する方向に延在する第6延在部E6と、第6延在部E6の先端から第2延在部E2に沿って第2延在部E2の先端側に向けて延在する第7延在部E7とを有している。
すなわち、第3エレメント5は、逆コ字状に折り返した形状となっている。
上記第5延在部E5の先端部には、基端側よりも幅広な幅広部E5aが形成されている。
この第4エレメント6は、第3延在部E3の先端から第3延在部E3と反対側に延在する第8延在部E8と、第8延在部E8の先端から第5延在部E5に向けて延在する第9延在部E9と、第9延在部E9の先端から第5延在部E5に沿って第2延在部E2の先端側と反対側に向けて延在する第10延在部E10とを有している。
すなわち、第4エレメント6は、クランク状に形成されている。
さらに、第4エレメント6は、第5延在部E5よりも長く突出して延在している。すなわち、第10延在部E10の先端側が第5延在部E5よりも突出して延在している。
上記第1延在部E1には、第1受動素子P1が途中に接続され、第2エレメント4には、第2受動素子P2が途中に接続されている。
上記第1エレメント3は、第1延在部E1の第1受動素子P1よりも先端側に基端が接続され、他端がグランド面GNDに接続された第1グランドパターンG1と、第1延在部E1の第1受動素子P1よりも基端側に基端が接続され、他端がグランド面GNDに接続された第2グランドパターンG2とを有している。
上記第1グランドパターンG1には、第3受動素子P3が接続されていると共に、上記第2グランドパターンG2には、第4受動素子P4が接続されている。このように、第1受動素子P1と第3受動素子P3と第4受動素子P4とにより、π型のインピーダンス調整回路を構成している。
なお、上記給電点FPは、それぞれ高周波回路(図示略)の給電点に接続される。この給電点FPには、例えば高周波回路に接続された同軸ケーブル(図示略)の芯線が接続され、該同軸ケーブルのグランド線は、近傍のグランド面GNDに接続される。また、グランド面GNDの領域には、高周波回路が実装される。
上記各受動素子は、例えばインダクタ、コンデンサ、抵抗又はジャンパー線が採用される。
このアンテナ素子ATは、共振周波数等の設定に応じて、その長さ、幅、導体パターン等が異なる素子を選択しても構わない。また、所望の周波数によっては、アンテナ素子ATに使用している誘電体121を、磁性体、若しくは誘電体と磁性体とを混合した複合材料としても構わない。
すなわち、図3に示すように、第2延在部E2と第7延在部E7との間の浮遊容量Caと、容量調整部E2aと第7延在部E7との間の浮遊容量Cbと、アンテナ素子ATと第7延在部E7との間の浮遊容量Ccと、アンテナ素子ATと第10延在部E10との間の浮遊容量Cdと、第3延在部E3と第2延在部E2との間の浮遊容量Ce(位相調整部Ph内の浮遊容量)と、幅広部E5aと第10延在部E10との間の浮遊容量Cfと、第1延在部E1と第2エレメント4との間の浮遊容量Cgと、第2延在部E2の先端側とグランド面GNDとの間の浮遊容量Chと、第4延在部E4と第1延在部E1の先端側との間の浮遊容量Ci(位相調整部Ph内の浮遊容量)と、第8延在部E8とアンテナ素子ATとの間の浮遊容量Cjと、第10延在部E10とグランド面GNDとの間の浮遊容量Ckとが発生可能である。
「第1の共振周波数f1について」
上記第1の共振周波数f1の周波数は、第3エレメント5とアンテナ素子ATと第1延在部E1と第2延在部E2と浮遊容量Ca,Cb,Cc,Cd,Ce,Cf,Cg,Ceとにより設定および調整することができる。
また、第1の共振周波数f1のインピーダンス調整は、浮遊容量Ca,Cb,Cc,Cd,Ce,Cf,Cg,Ceの各浮遊容量の設定で行うことができる。
さらに、最終的な周波数調整は、第1受動素子P1の選択によりフレキシブルに行うことが可能である。
なお、最終的なインピーダンス調整は、第2受動素子P2及び第3受動素子P3の選択により第1グランドパターンG1及びグランド面GND側に流れる高周波電流の流れをコントロールすることで、フレキシブルに行うことが可能である。
このように第1の共振周波数f1は、主に図2中の一点鎖線A1の部分で調整される。
上記第2の共振周波数f2の周波数は、第1エレメント3と第2エレメント4と浮遊容量Ca,Cb,Ce,Cg,Chとにより設定および調整することができる。
また、第2の共振周波数f2のインピーダンス調整は、浮遊容量Ca,Cb,Ce,Cg,Chの各浮遊容量の設定で行うことができる。
さらに、最終的な周波数調整は、第1受動素子P1の選択によりフレキシブルに行うことが可能である。
なお、最終的なインピーダンス調整は、第2受動素子P2の選択によりグランド面GND側に流れる高周波電流の流れをコントロールすることで、フレキシブルに行うことが可能である。
このように第2の共振周波数f2は、主に図2中の破線A2の部分で調整される。
上記第3の共振周波数f3の周波数は、第1延在部E1と第2延在部E2の中間部分(第1延在部E1の接続部と第2エレメント4の接続部との間)と第2エレメント4と浮遊容量Ca,Cb,Ci,Cgとにより設定および調整することができる。
また、第3の共振周波数f3のインピーダンス調整は、浮遊容量Ca,Cb,Ci,Cgの各浮遊容量の設定で行うことができる。
さらに、最終的な周波数調整は、第2受動素子P2の選択によりフレキシブルに行うことが可能である。
なお、最終的なインピーダンス調整は、第3受動素子P3の選択により第1グランドパターンG1及びグランド面GND側に流れる高周波電流の流れをコントロールすることで、フレキシブルに行うことが可能である。
このように第3の共振周波数f3は、主に図2中の二点鎖線A3の部分で調整される。
上記第4の共振周波数f4の周波数は、第4エレメント6と第1延在部E1と第2延在部E2の中間部分(第1延在部E1の接続部と第2エレメント4の接続部との間)と第3延在部E3と第4延在部E4と第2エレメント4と浮遊容量Cd,Ce,Cf,Cg,Cj,Ckとにより設定および調整することができる。
また、第4の共振周波数f4のインピーダンス調整は、浮遊容量Cd,Ce,Cf,Cg,Cj,Ckの各浮遊容量の設定で行うことができる。
さらに、最終的な周波数調整は、第1受動素子P1の選択によりフレキシブルに行うことが可能である。
なお、最終的なインピーダンス調整は、第4受動素子P4の選択により第1グランドパターンG2及びグランド面GND側に流れる高周波電流の流れをコントロールすることで、フレキシブルに行うことが可能である。
このように第4の共振周波数f4は、主に図2中の点線A4の部分で調整される。
また、第4エレメント6が、第8延在部E8から第10延在部E10を有しているので、第9延在部E9が第4エレメント6の立ち上げ部となって第10延在部E10が第5延在部E5に近くなることで、第10延在部E10と第5延在部E5との間の浮遊容量Cd,Cfが増大する。これによって、主に第4エレメント6で得られる共振周波数f4での高利得化を図ることができると共に、第8延在部E8と第5延在部E5のアンテナ素子ATとの間の浮遊容量Cjと、第10延在部E10と第5延在部E5のアンテナ素子ATとの間の浮遊容量Cdと、第10延在部E10と幅広部E5aとの間の浮遊容量Cfとの3つの浮遊容量を発生させてインピーダンスを調整することができる。
また、基板本体2の平面内で設計が可能であり、従来の誘電体ブロックや樹脂成型体等を使用する場合に比べて薄型化が可能であると共に、誘電体アンテナであるアンテナ素子ATの選択によって、小型化および高性能化が可能になる。また、金型、設計変更等によるコストが必要なく、低コストを実現することができる。
また、第1延在部E1の基端側と第1延在部E1の先端側とが、導電性部材22bを介して電気的に接続されている。すなわち、グランド側基板2Aの第1延在部E1の基端側に設けられた第3接続点S3と、エレメント側基板2Bの第1延在部E1の先端側に設けられた第4接続点S4とが、板バネやFPC等の導電性部材22bで接続されている。このように導電性部材22bが、第1延在部E1の一部として機能する。
このように第2実施形態のアンテナ装置21では、基板本体が、グランド側基板2Aとエレメント側基板2Bとに分割されているので、グランド面GNDを配するスペースがない場合でも、グランド面GND側のグランド側基板2Aをエレメント側基板2Bと分離して別途設置することで、装置の設置自由度が大幅に向上し、少ないスペースにも対応することができる。
第1受動素子P1:R=0Ω(ジャンパー線)
第2受動素子P2:L=4.7nHのインダクタ
第3受動素子P3:C=1.0pFのコンデンサ
第4受動素子P4:未実装
なお、第1の共振周波数f1の周波数帯は800MHz帯である。また、第2の共振周波数f2と第3共振周波数f3との周波数帯は互いに近く、両者を合わせた帯域が1900MHz帯である。すなわち、第2の共振周波数f2と第3共振周波数f3とについては、位相調整部Ph内に生じる浮遊容量Ciと、第1延在部E1と第2エレメント4との間に生じる浮遊容量Cgとによって、互いに逆位相で発生する隣接した部分を重ねる効果が得られている。さらに、第4の共振周波数f4の周波数帯は2600MHz帯である。
また、上記各実施形態では、受動素子を第1延在部及び第2エレメントに接続したが、他のエレメントや延在部に接続しても構わない。例えば、第2延在部、第7延在部、第4エレメント又は位相調整部の途中に受動素子を接続してインピーダンス等の調整を行っても構わない。
さらに、基板サイズに余裕がある場合には、上記エレメントの一部を線状若しくは板状の金属を折り返した形状のパターンに置き換えても構わない。また、同一の基板本体の表裏面に対してスルーホールを用いて、螺旋状などの形状に旋回させたパターンにしても構わない。
Claims (9)
- 絶縁性の基板本体と、
前記基板本体の表面及び裏面の少なくとも一方に、それぞれ金属箔でパターン形成されたグランド面、第1エレメント及び第2エレメントとを備え、
前記第1エレメントが、前記グランド面に近接した基端側に給電点が設けられて前記グランド面から離間する方向に延在する第1延在部と、前記第1延在部の先端に基端側が接続され前記第1延在部に直交する方向に延在して開放端を有する第2延在部と、前記第1延在部の途中から前記第1延在部に直交する方向に延在する第3延在部と、前記第3延在部の先端から前記第1延在部に沿って前記第2延在部の基端側まで延在する第4延在部とを有し、
前記第2エレメントが、前記第2延在部の途中から前記グランド面まで延在し、
前記第1エレメントが、前記第1延在部の先端側、前記第2延在部の基端側、前記第3延在部及び前記第4延在部で環状に形成された位相調整部を有し、
前記第2延在部が、前記第4延在部との接続部分から前記第2エレメント側に向けて延在し前記第2エレメントとの接続部から対向する前記グランド面の端辺に沿って突出して延在していることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1に記載のアンテナ装置において、
前記基板本体の表面及び裏面の少なくとも一方に、金属箔でパターン形成された第3エレメントを備え、
前記第3エレメントが、前記第2延在部の基端から前記第2延在部と反対側に延在する第5延在部と、前記第5延在部から前記グランド面から離間する方向に延在する第6延在部と、前記第6延在部の先端から前記第2延在部に沿って前記第2延在部の先端側に向けて延在する第7延在部とを有していることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項2に記載のアンテナ装置において、
前記第2延在部の基端側に、前記第7延在部に向けて幅が広がった容量調整部が形成されていることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項2又は3に記載のアンテナ装置において、
前記基板本体の表面及び裏面の少なくとも一方に、金属箔でパターン形成された第4エレメントを備え、
前記第4エレメントが、前記第3延在部の先端から前記第2延在部の先端側と反対側に向けて延在していることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項4に記載のアンテナ装置において、
前記第5延在部の先端部に、基端側よりも幅広な幅広部が形成されていることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項4又は5に記載のアンテナ装置において、
前記第4エレメントが、前記第3延在部の先端から前記第3延在部と反対側に延在する第8延在部と、前記第8延在部の先端から前記第5延在部に向けて延在する第9延在部と、前記第9延在部の先端から前記第5延在部に沿って前記第2延在部の先端側と反対側に向けて延在する第10延在部とを有していることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項4から6のいずれか一項に記載のアンテナ装置において、
前記第4エレメントが、前記第5延在部よりも長く突出して延在していることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項2から7のいずれか一項に記載のアンテナ装置において、
前記第5延在部に誘電体アンテナのアンテナ素子が接続されていることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1から8のいずれか一項に記載のアンテナ装置において、
前記第1延在部に第1受動素子が接続され、
前記第2エレメントに第2受動素子が接続されていることを特徴とするアンテナ装置。
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