JPWO2008078640A1 - 振動アクチュエータ、レンズ鏡筒、カメラ - Google Patents

振動アクチュエータ、レンズ鏡筒、カメラ Download PDF

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Abstract

振動アクチュエータを小型化する。駆動信号により励振される電気機械変換素子13と、電気機械変換素子13が接合され、その励振により駆動面に振動波を生じる弾性体12と、弾性体12の駆動面に加圧接触され、その振動波によって駆動される相対移動部材15とを備える振動アクチュエータであって、弾性体12と接合される電気機械変換素子13の接合面13aは、電極が形成されている電極部131と、弾性体12と電気機械変換素子13との接着強度を向上させる接着強度向上部133とを有し、接着強度向上部133を通り、かつ、弾性体12と相対移動部材15との相対移動方向に直交する仮想直線Lが通る接合面13aの2つの端部のうちの少なくとも一方には、電極部131が形成されている振動アクチュエータ10とした。

Description

本発明は、振動アクチュエータ、及び、これを備えるレンズ鏡筒、カメラに関するものである。
振動アクチュエータでは、電気機械変換素子の伸縮を利用して弾性体の駆動面に進行性振動波(以下、進行波という)を発生させ、この進行波によって駆動面には楕円運動が発生し、楕円運動の波頭に加圧接触した相対移動部材が駆動される。
このような振動アクチュエータに対して、駆動効率や駆動性能の向上が様々に検討されており、その一例として、特許文献1には、圧電体の電極部の径方向の幅wを、弾性体の曲げ中心の径方向の幅よりも広く設けた振動アクチュエータが開示されている。
しかし、特許文献1に開示された手法では、振動アクチュエータが大型化するという問題があった。
特開2004−297869号公報
本発明の課題は、振動アクチュエータの小型化を可能とすることである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、駆動信号により励振される電気機械変換素子(13)と、前記電気機械変換素子が接合され、前記励振により駆動面に振動波を生じる弾性体(12)と、前記弾性体の駆動面に加圧接触され、前記振動波によって駆動される相対移動部材(15)と、を備え、前記弾性体と接合される前記電気機械変換素子の接合面(13a)は、電極が形成されている電極部(131,A1〜A4,B1〜B4)と、前記弾性体と前記電気機械変換素子との接着強度を向上させる接着強度向上部(133)とを有し、前記接着強度向上部を通り、かつ、前記弾性体と前記相対移動部材との相対移動方向に直交する仮想直線(L)が通る前記接合面の2つの端部のうちの少なくとも一方には、前記電極部が形成されていること、を特徴とする振動アクチュエータ(10)である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の振動アクチュエータにおいて、前記接着強度向上部(133)は、前記2つの端部及び/又は前記2つの端部の近傍であって前記相対移動方向に対して異なる位置に形成されていること、を特徴とする振動アクチュエータ(10)である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の振動アクチュエータにおいて、前記接着強度向上部(133)は、前記相対移動方向の寸法が、前記仮想直線に沿った方向の寸法よりも長いこと、を特徴とする振動アクチュエータ(10)である。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の振動アクチュエータにおいて、前記仮想直線(L)が通る前記接合面の2つの端部のうちの他方には、前記接着強度向上部(133)が形成されていること、を特徴とする振動アクチュエータ(10)である。
請求項5の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の振動アクチュエータにおいて、前記接着強度向上部(133)は、前記接合面上にランダムに配置されていること、を特徴とする振動アクチュエータ(10)である。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の振動アクチュエータにおいて、前記電気機械変換素子の前記接合面とは反対側の面であって前記接着強度向上部に対向する部分には、前記電極部が形成されていること、を特徴とする振動アクチュエータ(10)である。
請求項7の発明は、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の振動アクチュエータにおいて、前記接着強度向上部(133)は、前記電極部(131,A1〜A4,B1〜B4)が形成されておらず、前記電気機械変換素子(13)の素地が露出していること、を特徴とする振動アクチュエータ(10)である。
請求項8の発明は、請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の振動アクチュエータ(10)を備えるレンズ鏡筒(3)である。
請求項9の発明は、請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の振動アクチュエータ(10)を備えるカメラ(1)である。
なお、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
本発明によれば、振動アクチュエータを小型化することができる。
第1実施形態のカメラ1を説明する図である。 第1実施形態の超音波モータ10の断面図である。 第1実施形態の超音波モータ10の駆動装置100を説明するブロック図である。 第1実施形態の圧電体13を示す図である。 圧電体の分極の様子を示す図である。 比較例1の超音波モータの圧電体53を示す図である。 比較例2の超音波モータの圧電体63を示す図である。 第2実施形態の超音波モータの圧電体23を示す図である。 第3実施形態の超音波モータの圧電体33を示す図である。 第4実施形態の超音波モータの圧電体43を示す図である。
符号の説明
12:弾性体、13,23,33,43:圧電体、15:移動子、133:接着強度向上部。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態を挙げて、さらに詳しく説明する。なお、以下の実施形態は、振動アクチュエータとして、超音波モータを例に挙げて説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態のカメラ1を説明する図である。
第1実施形態のカメラ1は、撮像素子8を有するカメラボディ2と、レンズ7を有するレンズ鏡筒3とを備えている。
レンズ鏡筒3は、カメラボディ2に着脱可能な交換レンズである。なお、本実施形態では、レンズ鏡筒3は、交換レンズである例を示したが、これに限らず、例えば、カメラボディと一体型のレンズ鏡筒としてもよい。
レンズ鏡筒3は、レンズ7、カム筒6、ギア4,5、超音波モータ10等を備えている。本実施形態では、超音波モータ10は、カメラ1のフォーカス動作時にレンズ7を駆動する駆動源として用いられており、超音波モータ10から得られた駆動力は、ギア4,5を介してカム筒6に伝えられる。レンズ7は、カム筒6に保持されており、超音波モータ10の駆動力により、光軸方向へ移動して、焦点調節を行うフォーカスレンズである。
図1において、レンズ鏡筒3内に設けられた不図示のレンズ群(レンズ7を含む)によって、撮像素子8の撮像面に被写体像が結像される。撮像素子8によって、結像された被写体像が電気信号に変換され、その信号をA/D変換することによって、画像データが得られる。
図2は、第1実施形態の超音波モータ10の断面図である。
第1実施形態の超音波モータ10は、振動子11、移動子15、出力軸18、加圧部材19等を備え、振動子11側を固定とし、移動子15を回転駆動する形態となっている。
振動子11は、弾性体12と、弾性体12に接合された圧電体13とを有する略円環形状の部材である。
弾性体12は、共振先鋭度が大きな金属材料によって形成され、その形状は、略円環形状である。この弾性体12は、櫛歯部12a、ベース部12b、フランジ部12cを有する。
櫛歯部12aは、圧電体13が接合される面とは反対側の面に、複数の溝を切って形成され、この櫛歯部12aの先端面は、移動子15に加圧接触され、移動子15を駆動する駆動面となる。この駆動面には、Ni−P(ニッケル−リン)メッキ等の潤滑性の表面処理が施されている。櫛歯部12aを設ける理由は、圧電体13の伸縮により駆動面に生じる進行波の中立面をできる限り圧電体13側へ近づけ、これにより駆動面の進行波の振幅を増幅させるためである。
ベース部12bは、弾性体12の周方向に連続した部分であり、ベース部12bの櫛歯部12aとは反対側の面に、圧電体13が接合されている。
フランジ部12cは、弾性体12の内径方向に突出した鍔状の部分であり、ベース部12bの厚さ方向の中央に配置されている。このフランジ部12cにより、振動子11は、固定部材16に固定されている
圧電体13は、電気エネルギーを機械エネルギーに変換する電気機械変換素子であり、例えば、圧電素子や電歪素子等が用いられる。圧電体13は、略円環形状の部材であり、弾性体12の周方向に沿って2つの相(A相、B相)の電気信号が入力される範囲に分かれている(図4(b)参照)。各相には、1/2波長毎に分極が交互となった要素が並べられており、A相とB相との間には1/4波長分間隔があくように設けてある。この圧電体13は、接着材を用いて弾性体12と接合されている。
フレキシブルプリント基板14は、その配線が圧電体13の各相の電極に接続されており、後述の増幅部104,105からこのフレキシブルプリント基板14に供給された駆動信号によって、圧電体13が伸縮する。
振動子11には、この圧電体13の伸縮により、弾性体12の駆動面に進行波が発生する。本実施形態では、4波の進行波が発生している。
移動子15は、アルミニウム等の軽金属によって形成され、弾性体12の駆動面に生じる進行波によって回転駆動される部材である。移動子15は、振動子11(弾性体12の駆動面)と接触する面の表面に、耐磨耗性向上のためのアルマイト等の表面処理が施されている。
出力軸18は、略円柱形状の部材である。出力軸18は、一方の端部がゴム部材24を介して移動子15に接しており、移動子15と一体に回転するように設けられている。
ゴム部材24は、ゴムにより形成された略円環形状の部材である。このゴム部材24は、ゴムによる粘弾性で移動子15と出力軸18とを一体に回転可能とする機能と、移動子15からの振動を出力軸18へ伝えないように振動を吸収する機能とを有しており、ブチルゴム、シリコンゴム、プロピレンゴム等が用いられている。
加圧部材19は、振動子11と移動子15とを加圧接触させる加圧力を発生する部材であり、ギア部材20とベアリング受け部材21との間に設けられている。本実施形態では、加圧部材19は、圧縮コイルバネを用いているが、これに限定されるものではない。
ギア部材20は、出力軸18のDカットに嵌まるように挿入され、Eリング等のストッパ22で固定され、回転方向及び軸方向に出力軸18と一体となるように設けられている。ギア部材20は、出力軸18の回転とともに回転することにより、ギア4(図1参照)に駆動力を伝達する。
また、ベアリング受け部材21は、ベアリング17の内径側に配置され、ベアリング17は、固定部材16の内径側に配置された構造となっている。
加圧部材19は、振動子11を移動子15側へ、出力軸18の軸方向に加圧しており、この加圧力によって、移動子15は、振動子11の駆動面に加圧接触し、回転駆動される。なお、加圧部材19とベアリング受け部材21との間には、加圧力調整ワッシャーを設けて、超音波モータ10の駆動に適正な加圧力が得られるようにしてもよい。
図3は、本実施形態の超音波モータ10の駆動装置100を説明するブロック図である。
発振部101は、制御部102の指令により所望の周波数の駆動信号を発生する部分である。
移相部103は、発振部101で発生した駆動信号を、90°位相の異なる2つの駆動信号に分ける部分である。
増幅部104,105は、移相部103によって分けられた2つの駆動信号を、それぞれ所望の電圧に昇圧する部分である。増幅部104,105からの駆動信号は、超音波モータ10に伝達され、この駆動信号の印加により振動子11に進行波が発生し、移動子15が駆動される。
検出部106は、光学式エンコーダや磁気エンコーダ等により構成され、移動子15の駆動によって駆動されたレンズ7の位置や速度を検出する部分である。本実施形態では、カム筒6の位置や速度を検出することにより、レンズ7の位置や速度を検出している。
制御部102は、カメラボディ2に設けられた不図示のCPUからの駆動指令を基に、超音波モータ10の駆動を制御する部分である。制御部102は、検出部106からの検出信号を受け、その値を基に、位置情報と速度情報を得て、目標位置に位置決めされるように発振部101が発生する駆動信号の駆動周波数を制御する。
本実施形態の構成によれば、超音波モータ10の駆動装置100は、以下のように動作する。
まず、制御部102に目標位置が伝達される。発振部101からは、駆動信号が発生し、その信号から、移相部103により90°位相の異なる2つの駆動信号が生成され、増幅部104,105により所望の電圧に増幅される。
駆動信号は、超音波モータ10の圧電体13に印加され、圧電体13が励振され、その励振によって、弾性体12には、4次の曲げ振動が発生する。圧電体13は、A相とB相とに分けられており、駆動信号は、それぞれA相とB相とに印加される。A相から発生する4次曲げ振動とB相から発生する4次曲げ振動とは、位置的な位相が1/4波長ずれるようになっており、また、A相駆動信号とB相駆動信号とは、90°位相がずれているため、2つの曲げ振動は、合成され、4波の進行波となる。
進行波の波頭には、楕円運動が生じている。従って、弾性体12の駆動面に加圧接触された移動子15は、この楕円運動によって摩擦駆動される。
光学式エンコーダ等の検出部106は、移動子15の駆動により駆動されたカム筒6の位置や速度を検出し、電気パルスとして、制御部102に伝達される。制御部102は、この信号を基に、レンズ7の現在の位置と現在の速度とを得ることが可能となり、発振部101が発生する駆動周波数は、これらの位置情報、速度情報及び目標位置情報を基に制御される。
図4は、第1実施形態の圧電体13を示す図である。図4(a)は、圧電体13の弾性体12との接合面13aを弾性体12側から見た図であり、図4(b)は、圧電体13の接合面とは反対側の面(以下、他方の面と呼ぶ)13bをギア部材20側から見た図である。
圧電体13の接合面13aには、電極部131と接着強度向上部133とが形成されている。また、他方の面13bには、A相、B相の2つの相の電気信号が入力される電極A1〜A4,B1〜B4が形成され、A相とB相との間の1/4波長分間隔があく部分には、グランドGが設けられている。電極部131及び電極A1〜A4,B1〜B4、グランドGは、圧電体13の接合面13a,他方の面13bのそれぞれの表面に、スクリーン印刷によって銀ペーストを塗布して形成され、圧電体13は、これらを用いて分極処理されている。
他方の面13bの各電極A1〜A4,B1〜B4間、及び、電極A1とグランドGの間、グランドGと電極B1との間には、圧電体13の素地の表面が露出した素地部132が形成されている。
圧電体13の接合面13aに形成された接着強度向上部133(133a、133b、133c、133d)について説明する。
接着強度向上部133は、圧電体13の素地が露出した部分であり、圧電体13と弾性体12との接着強度を向上させる機能を有する。接着強度向上部133は、圧電体13の周方向の寸法が、圧電体13の径方向の寸法よりも長く形成されている。
この接着強度向上部133は、圧電体13の素地が露出している部分であり、その表面に微小な凹凸を有している。そのため、圧電体13と金属製である弾性体12とを接着材によって接合する場合には、接着材が微細な凹凸部分に入り込むことにより投錨効果(アンカー効果)が得られ、強い接着強度が得られる。
本実施形態では、接着強度向上部133を、図4(a)に示すように、4つの形状(133a、133b、133c、133d)とし、それらを圧電体13の径の中心を中心として、略90度ずつ回転させた4つの位置にそれぞれ形成した。
接着強度向上部133aは、接合面13aの内周端に接して形成されている。接着強度向上部133bは、接合面13aの内周側(内周端の近傍)に形成されているが、内周端には接していない。接着強度向上部133cは、接合面13aの外周端に接して形成されている。接着強度向上部133dは、接合面13aの外周側(外周端の近傍)に形成されているが、外周端には接していない。
図4(a)に示すように、接合面13aの内周端に接着強度向上部133aが形成されている部分に対応する外周側には、外周端よりも内周側に接着強度向上部133d形成されており、接合面13aの外周端に接着強度向上部133cが形成されている部分に対応する内周側には、内周端よりも外周側に接着強度向上部133bが形成されている。接着強度向上部133をこのように配置することにより、接合面13aに圧電体13の径方向に延在する仮想直線Lをおいた場合に、接合面13aのいずれの領域においても、仮想直線Lの接する外周端、内周端の少なくとも一方には電極部131が形成されている形態となっている。
なお、本実施形態では、接着強度向上部133a,133b,133c,133dの圧電体13の径方向の寸法は等しいが、接着強度向上部133b,133dの圧電体13の周方向の寸法が接着強度向上部133a,133cよりも長く形成されている。
超音波モータでは、圧電体と弾性体との接着強度が弱いと、圧電体の伸縮が弾性体に伝達する効率が落ちるため、駆動性能の低下を招く。従って、上述のように、圧電体13の接合面13aに素地が露出した接着強度向上部133を設けることにより、アンカー効果によって接着強度が向上し、駆動効率を向上させることができる。
また、図4(a)に示すように、接着強度向上部133の圧電体13の周方向の寸法を、径方向の寸法よりも長く形成する理由は、フレキシブルプリント基板14からの駆動信号によって圧電体13が伸縮して弾性体12に進行波を伝える際に、局所的に見て圧電体13が曲がり、弾性体12と圧電体13との接合部に大きなせん断応力が発生する。そのせん断応力によって生じる接合部にある接着層の破壊や変形を防止し、圧電体13からの励振を確実に弾性体12に伝達させるためである。
さらに、接着強度向上部133を接合面13aの内周端、外周端及びこれらの近傍に形成する理由は、接合面13aの内周端、外周端及びこれらの近傍では、圧電体13が駆動信号により伸縮する際の接合面のせん断応力がさらに大きく、接着層の破壊や変形が発生し易いため、それを防止し、圧電体13からの励振を確実に弾性体12に伝達させるためである。
他方の面13bの接着強度向上部133の領域に対向する領域には、電極が形成されていることが好ましい。以下にこの理由を説明する。
従来、圧電体の表面に電極部を形成するスクリーン印刷時等には、製造を容易にするために、後述する図6(a),(b)に示すように、圧電体53の電極部131及び電極A1〜A4,B1〜B4等の外周端や内周端に接する形態で、圧電体の素地を露出させている素地部132が形成されている。
図5は、圧電体の分極の様子を示す図である。図5(a)〜(c)は、圧電体の外周端を、径方向に平行かつ接合面の法線に平行な方向で切断した断面を拡大して示している。なお、図5(a)〜(c)において、接合面側を図中の上側としているが、この向きは、特に限定しない。また、図5(a)〜(c)では、外周端における分極の様子を示しているが、内周端でも同様である。
図5(a)は、図6(a),(b)に示す、後述する従来の圧電体53の外周端付近の断面図であり、接合面53a及び他方の面53bの外周端に接して素地部132が形成されている。図5(b),(c)は、本実施形態の圧電体13の外周端付近の断面図である。図5(b)は、接着強度向上部133cが形成されている部分の断面図であり、接合面13aの外周端に接して接着強度向上部133cが形成され、他方の面13bの外周端には電極部131が形成されている。図5(c)は、接着強度向上部133dが形成されている部分の断面図であり、接合面13a及び他方の面13bの外周端には電極部131が形成されている。
ここで、弾性体に発生する進行波は、圧電体の励振により生じる2つの曲げ振動の定在波を合成することによって得られるが、この定在波の曲げ振動は、圧電体への電圧印加による伸縮力を利用して発生させている(ユニモルフ効果)。
振動アクチュエータでは、分極処理が有効に施され、駆動電圧をかけたときに進行波を生じさせる部分の径方向の幅が、圧電体の電極部の径方向の幅と等しいか、それ以上であることが、良好な駆動特性を得る観点から理想的である。
しかし、素地部は、電極部が形成されていないため、分極することができず、素地部の面積だけ、駆動信号が印加される面積が減少する。そのため、図5(a)に示すように、圧電体53の接合面53a,他方の面53bの内周端及び外周端に素地部132を設けた圧電体53を用いた超音波モータでは、素地部132が形成された領域は分極されないために、駆動効率が劣る。
これに対して、本実施形態では、図5(b)に示すように、他方の面13bの接着強度向上部133cに対向する領域に電極A4が形成されているので、分極処理の際に、接着強度向上部133cの領域に対応する圧電体13の領域の多くは分極される。
また、同様に、図5(c)に示すように、接合面13aの外周端よりも径方向の内周側に接着強度向上部133dが形成されている部分では、他方の面13bの接着強度向上部133dに対向する領域に電極A3が形成されているので、接着強度向上部133dの領域に対応する圧電体13の領域の多くは分極される。
従って、接合面13aに圧電体13の素地を露出させた接着強度向上部133を形成する場合、図5(b),(c)に示すように、他方の面13bの接着強度向上部133の領域に対向する領域に、電極部131を形成することにより、駆動効率を落とすことなく、所望の接合強度を得られる。
ここで、比較例1,2の超音波モータを用意して、本実施形態の超音波モータ10と同一の条件下で駆動し、駆動性能を評価した。比較例1,2の超音波モータは、本実施形態の超音波モータ10と接合面の形態が異なる以外は、略同様の形態であるので、本実施形態の超音波モータ10と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して重複する説明を適宜省略する。
図6は、比較例1の超音波モータの圧電体53を示す図である。図6(a)は、圧電体53の接合面53aを示し、図6(b)は、他方の面53bを示している。
比較例1の超音波モータは、圧電体53の接合面53a及び他方の面53bの内周端,外周端には、素地部132が形成されており、従来の一般的な圧電体を用いた超音波モータである。
図7は、比較例2の超音波モータの圧電体63を示す図である。図7(a)は、圧電体63の接合面63aを示し、図7(b)は、他方の面63bを示している。
比較例2の超音波モータは、接合面63aに電極部131が全面に形成されている。また、他方の面63bは、各電極A1〜A4,B1〜B4間には素地部132が形成されているが、外周端及び内周端には素地部132が形成されていない。
Figure 2008078640
表1は、第1実施形態の超音波モータ10と、比較例1,2の超音波モータの駆動性能の評価結果を示す表である。
表1において、共振抵抗とは、周波数−インピーダンス特性での極小値である。共振抵抗は、圧電体と弾性体との接着強度を示す指標の1つとすることができ、接着強度以外の条件が等しければ、共振抵抗が高いほど、接着強度が弱いことを示す。
また、定格駆動入力とは、定格負荷(0.39×10-2N・m(≒40gf・cm))で定格回転(300min-1)させた場合での超音波モータへの入力電力であり、定格駆動入力が低いほど、駆動効率が良好であることを示す。
表1に示す結果より、共振抵抗に関しては、第1実施形態の超音波モータ10と比較例1の超音波モータとは、略同程度であるが、比較例2の超音波モータは、他の2つの超音波モータに比べて共振抵抗が約1.8倍となった。
これは、比較例2の超音波モータでは、圧電体63の接合面63aの全面に電極部131が形成され、素地部132が形成されていないことにより、圧電体63と弾性体12との接着強度が低下したことを意味している。
定格駆動入力に関しては、比較例2の超音波モータは、他の2つの超音波モータに比べて、値が120mW〜140mW大きかった。これは、接着強度が弱いために圧電体63の励振が弾性体12に効率よく伝達できず、駆動効率が悪化したことを示している。
また、第1実施形態の超音波モータ10は、比較例1の超音波モータに比べ、20mWも小さかった。これは、第1実施形態の超音波モータ10が、接合面13aに接着強度向上部133を図4(a)に示すように設けたことにより、比較例1の超音波モータと略同様の接着強度を維持しつつ、電極部131及び電極A1〜A4,B1〜B4が圧電体13の内周端及び外周端にも形成されたことにより、実質的に進行波を発生させる圧電体の面積が増大したことと同様の効果が得られることに加え、図5(b),(c)に示したように、他方の面13bの接着強度向上部133の領域に対向する領域の大部分には電極A1〜A4,B1〜B4が形成されているので、圧電体13が分極される領域が増えて進行波を発生させる領域が増えたことにより、圧電体13の伸縮が弾性体12へと伝達される効率が向上し、超音波モータ10の駆動性能が向上したことを示している。
よって、本実施形態によれば、良好な駆動効率を保ちながら、超音波モータを小型化することができる。
(第2実施形態)
図8は、第2実施形態の超音波モータの圧電体23を示す図である。図8(a)は、接合面23aを弾性体12側から見た様子を示し、図8(b)は、他方の面22bをギア部材20側から見た様子を示している。
第2実施形態の超音波モータは、前述した第1実施形態の超音波モータ10と圧電体23の接合面23aの形態等が異なる他は、略同様の形態である。よって、第2実施形態においては、第1実施形態の超音波モータ10と同様の機能を果たす部分には同一の符号を付して重複する説明を適宜省略する。また、後述する第3実施形態、第4実施形態においても、同様とする。
図8(a)に示すように、第2実施形態の超音波モータは、圧電体23の接合面23aに、A相,B相の駆動信号が入力される電極A1〜A4,B1〜B4と、グランドGとが形成されている。また、図8(b)に示すように、他方の面23bには、電極部131が略全面に形成され、グランドG,A相,B相に相当する領域の各領域間には素地部132が形成されている。
本実施形態の超音波モータでは、接合面23aの各電極A1〜A4,B1〜B4間には、素地部132が形成されている。圧電体23が伸縮する際の歪みは、各電極A1〜A4,B1〜B4領域内の歪みに比べ、各電極A1〜A4,B1〜B4間の歪みが非常に小さく進行波の発生に殆ど寄与しない。従って、各電極A1〜A4,B1〜B4間に設けられた素地部132は、接合強度の向上効果は小さい。
接着強度向上部133(133e,133f)は、各電極A1〜A4,B1〜B4領域内の内周端近傍(133e)と外周端近傍(133f)とに形成されており、内周端及び外周端とは接していない。上述のように、圧電体23が伸縮する際の歪みは、各電極A1〜A4,B1〜B4領域内では大きいので、より接着強度向上の効果を期待するために、接着強度向上部133は、各電極A1〜A4,B1〜B4領域内に形成されている。また、接着強度向上部133は、圧電体23の周方向に沿って内周側(133e)と外周側(133f)とが各電極内で交互に形成されている。
本実施形態によれば、弾性体12に進行波を発生させる基となる電極毎に接着強度向上部133が形成されているので、圧電体23の励振を弾性体12に伝達する効率を向上でき、超音波モータの駆動性能を向上させることができる。
(第3実施形態)
図9は、第3実施形態の超音波モータの圧電体33を示す図である。図9(a)は、圧電体33の接合面33aを弾性体12側から見た図であり、図9(b)は、他方の面33bをギア部材20側から見た図である。
第3実施形態の超音波モータは、第1実施形態の超音波モータ10と略同様の形態であるが、圧電体33の接合面33aに形成された接着強度向上部133の形状や配置が異なる。
図9(a)に示すように、圧電体33の弾性体12との接合面33aには、電極部131が形成され、略円形状の接着強度向上部133が、電極部131の領域内にランダムに配置されている。
なお、本実施形態では、接着強度向上部133は、略円形である例を示したが、これに限らず、例えば、矩形や六角形等の多角形でもよく、特に限定されない。
本実施形態によれば、電極部131及び接着強度向上部133を接合面33aに形成する際に、位置決めする必要がなく、製造が容易になり、生産コストも抑えることができる。
(第4実施形態)
図10は、第4実施形態の超音波モータの圧電体43を示す図である。図10(a)は、圧電体43の接合面43aを弾性体12側から見た図であり、図10(b)は、他方の面43bをギア部材20側から見た図である。
第4実施形態の超音波モータは、第1実施形態の超音波モータ10と略同様の形態であるが、圧電体43の接合面43aに形成された接着強度向上部133の形状が異なる。第4実施形態の接着強度向上部133の面積の総和は、第1実施形態の接着強度向上部の面積の総和よりも大きい。そして、第4実施形態の接着強度向上部133の面積の総和は、比較例1において、接合面53aに形成された素地部132の面積の総和に略等しい。
図10(a)に示すように、接着強度向上部133b、133dは、第1実施形態(図4)と同様であるが、接着強度向上部133g、133hは、第1実施形態の接着強度向上部133a、133cと比べて、周方向の長さが長い。そして、接着強度向上部133gは、周方向に隣接する接着強度向上部133bの周方向の端部まで延在しており、接着強度向上部133hは、周方向に隣接する接着強度向上部133dの周方向の端部まで延在している。
本実施形態では、第1実施形態と同様に、接合面43aに圧電体43の径方向に延在する仮想直線Lをおいた場合に、接合面43aのいずれの領域においても、仮想直線Lの接する外周端、内周端のいずれか一方には電極が形成されている。そして、第1実施形態と異なり、本実施形態では、仮想直線Lの接する外周端、内周端の両方に電極部が形成されている領域は存在しない。
本実施形態によれば、第1実施形態と比べて、接着強度向上部133g、133hの長さを長くしたので、接着強度向上部133の面積の総和は大きくなり、接着強度が向上する。
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の範囲内である。
(1)第1実施形態、第3実施形態及び第4実施形態において、駆動信号が入力される電極A1〜A4,B1〜B4が接合面とは反対側に形成され、第2実施形態では、電極A1〜A4,B1〜B4が接合面に形成される例を示したが、第1実施形態、第3実施形態及び第4実施形態において、接合面に電極A1〜A4,B1〜B4を形成してもよいし、第2実施形態において、接合面とは反対側の面に電極A1〜A4,B1〜B4を形成してもよい。
(2)各実施形態において、超音波モータは、フォーカス動作時にレンズの駆動に用いられる例を示したが、これに限らず、例えば、レンズのズーム動作時の駆動に用いられる超音波モータとしてもよい。
(3)各実施形態において、超音波領域の振動を用いる超音波モータを例に挙げて説明したが、これに限らず、超音波領域以外の振動を用いる振動アクチュエータに適用してもよい。
(4)各実施形態において、移動子が回転駆動される超音波モータを例に挙げて説明したが、これに限らず、移動子が直線方向に駆動されるリニア型の振動アクチュエータに適用してもよい。
(5)各実施形態において、超音波モータは、カメラに設けられる例を示したが、これに限らず、例えば、複写機の駆動部や、自動車のハンドルチルト装置やヘッドレストの駆動部に用いてもよい。
なお、各実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は、以上説明した各実施形態によって限定されるものではない。

Claims (9)

  1. 駆動信号により励振される電気機械変換素子と、
    前記電気機械変換素子が接合され、前記励振により駆動面に振動波を生じる弾性体と、
    前記弾性体の駆動面に加圧接触され、前記振動波によって駆動される相対移動部材とを備え、
    前記弾性体と接合される前記電気機械変換素子の接合面は、電極が形成された電極部と、前記弾性体と前記電気機械変換素子との接着強度を向上させる接着強度向上部とを有し、
    前記接着強度向上部を通り、かつ、前記弾性体と前記相対移動部材との相対移動方向に直交する仮想直線が通る前記接合面の2つの端部のうちの少なくとも一方には、前記電極部が形成されていること、
    を特徴とする振動アクチュエータ。
  2. 請求項1に記載の振動アクチュエータにおいて、
    前記接着強度向上部は、前記2つの端部及び/又は前記2つの端部の近傍であって前記相対移動方向に対して異なる位置に形成されていること、
    を特徴とする振動アクチュエータ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の振動アクチュエータにおいて、
    前記接着強度向上部は、前記相対移動方向の寸法が、前記仮想直線に沿った方向の寸法よりも長いこと、
    を特徴とする振動アクチュエータ。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の振動アクチュエータにおいて、
    前記仮想直線が通る前記接合面の2つの端部のうちの他方には、前記接着強度向上部が形成されていること、
    を特徴とする振動アクチュエータ。
  5. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の振動アクチュエータにおいて、
    前記接着強度向上部は、前記接合面上にランダムに配置されていること、
    を特徴とする振動アクチュエータ。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の振動アクチュエータにおいて、
    前記電気機械変換素子の前記接合面とは反対側の面であって前記接着強度向上部に対向する部分には、前記電極部が形成されていること、
    を特徴とする振動アクチュエータ。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の振動アクチュエータにおいて、
    前記接着強度向上部は、前記電極部が形成されておらず、前記電気機械変換素子の素地が露出していること、
    を特徴とする振動アクチュエータ。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の振動アクチュエータを備えるレンズ鏡筒。
  9. 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の振動アクチュエータを備えるカメラ。
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