JPWO2008075555A1 - 酸素センサおよびそれを備えた内燃機関ならびに輸送機器 - Google Patents

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Abstract

高温環境下での防水性に優れ、かつ、小型化の可能な酸素センサを提供する。本発明による酸素センサ(100)は、酸素を検出するための検出部(11)を有するセンサ素子(10)と、その一端側に検出部を露出するようにセンサ素子が挿通配置されるハウジング(20)と、ハウジングの他端側に設けられた筒状部材(30)と、筒状部材を封口する封口部材(40)と、センサ素子に接続された端子部(50)とを備えている。封口部材は、貫通孔(42)を有し、かつ、耐熱性樹脂から形成されている。端子部は、封口部材の貫通孔に圧入固定されている。

Description

本発明は、酸素センサに関する。また、本発明は、酸素センサを備えた内燃機関や輸送機器にも関する。
環境問題やエネルギー問題の観点から、内燃機関の燃費を向上させたり、内燃機関の排気ガス中に含まれる規制物質(NOxなど)の排出量を低減したりすることが求められている。このためには、常に最適な条件で燃料の燃焼が行えるよう、燃焼状態に応じて燃料と空気との比率を適切に制御する必要がある。空気と燃料との比率は空燃比(A/F)と呼ばれ、三元触媒を用いる場合、最適な空燃比は理論空燃比である。理論空燃比とは、空気と燃料とが過不足なく燃焼する空燃比である。
理論空燃比で燃料が燃焼している場合、排気ガス中には一定の酸素が含まれる。空燃比が理論空燃比よりも小さい場合、つまり、燃料の濃度が相対的に高い場合には、排気ガス中の酸素量が、理論空燃比の場合の酸素量に比べて減少する。一方、空燃比が理論空燃比よりも大きい(燃料の濃度が相対的に低い)場合には、排気ガス中の酸素量は増加する。このため、排気ガス中の酸素量あるいは酸素濃度をセンサを用いて計測することによって、空燃比が理論空燃比からどの程度ずれているかを推定し、空燃比を調節して最適な条件で燃料が燃焼するように制御することが可能となる。
排気ガス中の酸素を検出するための酸素センサは、内燃機関の排気管に取り付けられるので、走行中に被水する可能性がある。そのため、酸素センサは、内部への水の浸入が防止されるような構造を有することが好ましい。このような防水性に優れた構造を有する酸素センサが、特許文献1に開示されている。
図16に、特許文献1に開示されている防水構造を備えた酸素センサ800を示す。酸素センサ800は、センサ素子810と、センサ素子810が挿通配置されるハウジング820とを備えている。ハウジング820は、ステンレスなどの金属材料から形成されており、このハウジング820により酸素センサ800が内燃機関の排気管に固定される。
センサ素子810は、酸素を検出するための検出部811と、検出部811を支持する基板812とを有する。センサ素子810は、ハウジング820の下端側に検出部811を露出するように配置されている。センサ素子810は、ハウジング820内部にガラス材料から形成された固着部材821によってハウジング820に固定されている。
ハウジング820の下端部には、センサ素子810の検出部811を覆うように、カバー部材870が設けられている。カバー部材870は、内側カバー871および外側カバー872から構成されている。内側カバー871および外側カバー872のそれぞれには、排気ガスを内部に導入するための開口部873が形成されている。
センサ素子810は、その端部に設けられた端子部850を介してリード線860に電気的に接続されている。リード線860は、絶縁性を有する樹脂(PTFEなど)によって被覆されている。
ハウジング820の上端部には、ステンレスなどの金属材料から形成された筒状部材830が設けられている。この筒状部材830の内部に、リード線860を挿通させるための貫通孔842を有するゴム部材840が配置されており、筒状部材830の一部(ゴム部材840が配置されている部分)831を内方にかしめることによって、リード線860が固定されるとともに、筒状部材830が封口されている。
特許第3493875号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているような構造を用いても、排気管の周辺は高温となるので以下のような問題が発生し、そのために実際には十分な防水性を確保することができない。
まず、ゴム部材840は耐熱性に劣る。例えばフッ素ゴムから形成されたゴム部材840の耐熱温度は200℃程度である。そのためゴム部材840は、金属材料から形成された筒状部材830を介して伝導される排気管からの熱によって劣化し、そのことによって防水性が低下してしまう。ゴム部材840の温度上昇を抑制するために、筒状部材830を長くすることも考えられるが、そのような構成を採用すると、酸素センサ800自体が長くなってしまい、大きな設置スペースを必要としてしまう。また、リード線860を被覆する樹脂が高温の雰囲気に長時間晒されることによって収縮し、それによってリード線860とゴム部材840との間に間隙が生じ、そのことによっても防水性が低下してしまう。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、高温環境下での防水性に優れ、かつ、小型化の可能な酸素センサを提供することにある。
本発明による酸素センサは、酸素を検出するための検出部を有するセンサ素子と、その一端側に前記検出部を露出するように前記センサ素子が挿通配置されるハウジングと、前記ハウジングの他端側に設けられた筒状部材と、前記筒状部材を封口する封口部材と、前記センサ素子に接続された端子部と、を備え、前記封口部材は、貫通孔を有し、かつ、耐熱性樹脂から形成されており、前記端子部は、前記封口部材の前記貫通孔に圧入固定されている。
ある好適な実施形態において、前記ハウジングと前記封口部材とは当接している。
ある好適な実施形態において、前記ハウジングおよび前記封口部材は、互いに嵌合するような形状を有する。
ある好適な実施形態において、前記耐熱性樹脂は、250℃以上のガラス転移温度または荷重たわみ温度を有する。
ある好適な実施形態において、本発明による酸素センサは、前記端子部を介して前記センサ素子に電気的に接続されるリード線を備え、前記リード線は前記封口部材の前記貫通孔に挿入されている。
ある好適な実施形態において、本発明による酸素センサは、前記リード線を覆う防水キャップをさらに備え、前記リード線は、前記防水キャップごと前記貫通孔に挿入されている。
本発明による内燃機関は、上記構成を有する酸素センサを備えている。
本発明による輸送機器は、上記構成を有する内燃機関を備えている。
本発明による酸素センサでは、端子部を封口部材の貫通孔に圧入固定することによって、筒状部材の封口を行い、水密な構造を形成している。従って、封口部材はゴム部材である必要はなく、封口部材の材料として耐熱性樹脂を用いることができるので、封口部材自体が熱で劣化することによる防水性の低下を抑制できる。また、封口部材の熱による劣化を防止するために筒状部材を長くする必要がないので、酸素センサ自体を小型化することができる。さらに、封口部材の貫通孔は、圧入固定された端子部によって閉塞されるので、リード線を被覆する樹脂が熱によって収縮しても、酸素センサ内部への水の浸入を防止することができる。
ハウジングと封口部材とが当接している構成を採用すると、酸素センサの製造工程において、ハウジングと封口部材とを位置決め構造として機能させることができ、それによって組立性を向上させることができる。
ハウジングおよび封口部材が、互いに嵌合するような形状を有していると、筒状部材に封口部材を圧入固定する際に、封口部材の横方向(酸素センサの中心軸に直交する方向)への移動を制限できるので、センサ素子の根元部にかかる応力を低減でき、センサ素子の折れによる製品不良の発生を抑制できる。
封口部材の熱による劣化を防止する点からは、封口部材の材料である耐熱性樹脂は、250℃以上のガラス転移温度または荷重たわみ温度を有することが好ましい。
本発明による酸素センサは、典型的には、端子部を介してセンサ素子に電気的に接続されるリード線を備えており、このリード線は封口部材の貫通孔に挿入されている。
リード線を覆うように防水キャップを設け、リード線を防水キャップごと封口部材の貫通孔に挿入すると、酸素センサ内部への水や埃の浸入をより確実に防止することができる。
本発明による酸素センサは、高温環境下での防水性に優れているので、内燃機関から排出される排気ガス中の酸素の検出に好適に用いられる。本発明による酸素センサは、小型化が可能である(省スペース性に優れている)ので、排気管への取り付けに要する空間を小さくできる。したがって、内燃機関全体としての小型化を行うことができる。
本発明による酸素センサを備えた内燃機関は、自動二輪車をはじめとする種々の輸送機器に好適に用いられる。
本発明によると、高温環境下での防水性に優れ、かつ、小型化の可能な(省スペース性に優れた)酸素センサが提供される。
本発明の好適な実施形態における酸素センサ100を模式的に示す断面図である。 酸素センサ100の筒状部材30を模式的に示す斜視図である。 酸素センサ100の封口部材40を模式的に示す斜視図である。 酸素センサ100の防水キャップ80を模式的に示す斜視図である。 (a)〜(c)は、酸素センサ100の第1端子、第2端子および第3端子を模式的に示す斜視図である。 酸素センサ100の端子部50を模式的に示す斜視図である。 (a)〜(f)は、酸素センサ100の製造工程を模式的に示す工程断面図である。 (a)〜(e)は、酸素センサ100の製造工程を模式的に示す工程断面図である。 本発明の好適な実施形態における他の酸素センサ200を模式的に示す断面図である。 (a)〜(d)は、酸素センサ200の製造工程を模式的に示す工程断面図である。 本発明の好適な実施形態におけるさらに他の酸素センサ300を模式的に示す断面図である。 (a)〜(d)は、酸素センサ300の製造工程を模式的に示す工程断面図である。 気密試験の試験方法を説明するための図である。 酸素センサ100を備えた自動二輪車500を模式的に示す側面図である。 自動二輪車500における内燃機関の制御系を模式的に示す図である。 従来の酸素センサ800を模式的に示す断面図である。
符号の説明
10 センサ素子
11 検出部
12 基板
20 ハウジング
21 固着部材
30 筒状部材
32 係止部
40 封口部材
42 貫通孔
50 端子部
51 第1端子
52 第2端子
53 第3端子
60 リード線
70 カバー部材
71 内側カバー
72 外側カバー
73 開口部
80 防水キャップ
100、200、300 酸素センサ
500 自動二輪車
600 内燃機関
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
図1に、本実施形態における酸素センサ100を示す。酸素センサ100は、図1に示すように、センサ素子10と、センサ素子10が挿通配置されるハウジング20とを備えている。ハウジング20は、ステンレスなどの金属材料から形成されており、このハウジング20により酸素センサ100が内燃機関の排気管に固定される。
センサ素子10は、酸素を検出するための検出部11と、検出部11を支持する基板12とを有する。センサ素子10は、ハウジング20の一端側に検出部11を露出するように配置されている。なお、本実施形態では、センサ素子10は、ハウジング20内部に配置された固着部材(例えばガラス材料から形成されている。)21によってハウジング20に固定されているが、センサ素子10をハウジング20に固定するための構造はこれに限定されるものではない。
センサ素子10としては、酸素を検出し得る種々の素子を用いることができる。例えば、特開平8−114571号公報に開示されているような固体電解質を用いた起電力型のセンサ素子や、特開平5−18921号公報に開示されているような抵抗型のセンサ素子を用いることができる。
起電力型のセンサ素子は、空気に曝される基準極と排気ガスに曝される測定極との間での酸素分圧の違いを起電力として検出することによって酸素濃度を測定する。これに対し、抵抗型のセンサ素子は、排気ガスに接するように設けられた酸化物半導体層の抵抗率の変化を検出する。排気ガス中の酸素分圧が変化すると、酸化物半導体層中の酸素空孔濃度が変動するので、酸化物半導体層の抵抗率が変化する。従って、この抵抗率の変化を検出することにより、酸素濃度を測定することができる。
抵抗型のセンサ素子は、起電力型のセンサ素子のように基準極を必要としないので、センサ素子自体の構造を簡単にすることができる。そのため、酸素センサ100の小型化の点からは、抵抗型のセンサ素子を用いることが好ましい。抵抗型のセンサ素子の酸化物半導体としては、例えばチタニア(二酸化チタン)が用いられる。また、酸化セリウムを用いてもよい。酸化セリウムは、耐久性や安定性に優れている。
センサ素子10が起電力型である場合には、検出部11は、固体電解質層と電極を含む。また、センサ素子10が抵抗型である場合には、検出部11は、酸化物半導体層と電極を含む。センサ素子10の基板12は、絶縁性を有する材料(例えばアルミナや窒化珪素などのセラミックス材料)から形成されており、検出部11は、基板12の端部に設けられている。
センサ素子10の検出部11を覆うように、ハウジング20の端部にカバー部材70が設けられている。カバー部材70は、内側カバー71および外側カバー72から構成されている。内側カバー71および外側カバー72のそれぞれには、排気ガスを内部に導入するための開口部73が形成されている。排気管内を流れる排気ガスが検出部11に直接当たらないように、内側カバー71の開口部73と外側カバー72の開口部73とは、互いに重ならないように配置されていることが好ましい。内側カバー71および外側カバー72は、ステンレスなどの金属材料から形成されており、ハウジング20に例えば溶接によって接合されている。内側カバー71および外側カバー72は、例えば円筒状である。
本実施形態における酸素センサ100は、さらに、ハウジング20の他端側(センサ素子10の検出部11が露出しているのとは反対側)に設けられた筒状部材30と、筒状部材30を封口する封口部材40と、センサ素子10に接続された端子部50と、端子部50を介してセンサ素子10に電気的に接続されるリード線60とを備えている。
筒状部材30は、ステンレス鋼(例えばSUS304)などの金属材料から形成されており、例えば図2に示すような円筒状である。筒状部材30の厚さは、0.7mm以下であることが好ましい。筒状部材30を0.7mm以下の薄肉に形成することにより、排気管から封口部材40側への熱の伝達を少なくすることができるし、また、後述するように端子部50を圧入された封口部材40を筒状部材30に圧入する際に筒状部材30の変形が容易となるので、圧入を好適に行うことができる。この筒状部材30のハウジング20から遠い方の端部に、封口部材40が設けられている。本実施形態における筒状部材30には、特許文献1の筒状部材830に設けられているようなかしめ部831を設ける必要はない。そのため、図1に示しているように、筒状部材30の内径を長手方向で略同じにする(つまり縮径部を有しない筒状部材30を用いる)ことができる。勿論、後に言及する図面に示されているように、筒状部材30の内径が長手方向で変化してもよい。
封口部材40は、図1および図3に示すように、リード線60および端子部50が挿入される円柱状の貫通孔42を有している。なお、図3には、貫通孔42を2つ有する封口部材40を示しているが、貫通孔42の数は2つに限定されるものではない。本実施形態における封口部材40は、耐熱性樹脂から形成されている。耐熱性樹脂としては、例えばポリイミド樹脂やフェノール樹脂を用いることができる。
リード線60は、金属材料(例えば銅)から形成されており、絶縁材料(PTFEなどの樹脂)によって被覆されている。本実施形態では、リード線60は、図4に示すような蛇腹状の防水キャップ80によってさらに覆われており、防水キャップ80ごと貫通孔42に挿通されている。防水キャップ80は、フッ素ゴムやシリコンゴムなどから形成されている。
端子部50は、ステンレスやニッケル合金などの金属材料から形成されており、センサ素子10とリード線60とを電気的に接続する。本実施形態では、この端子部50が、図1にも示されているように封口部材40の貫通孔42に圧入固定されている。端子部50のより具体的な構造を図5および図6を参照しながら説明する。
端子部50は、図5(a)〜(c)にそれぞれ示すような3つの端子51、52および53が図6に示すように組み合わされて構成されている。より具体的には、端子部50は、センサ素子10に接続される第1端子51と、封口部材40の貫通孔42に圧入される第2端子52と、リード線60に接続される第3端子53とを有し、これらを図6に示すように溶接(例えば抵抗溶接)によって接合することにより形成されている。
端子部50が有する3つの端子51、52および53のうち、第2端子52は、略円柱状であり、封口部材40の貫通孔42よりも若干大きな外径を有している。このような第2端子52を含む端子部50を貫通孔42に圧入することにより、貫通孔42がほぼ完全に閉塞される。また、この圧入により、封口部材40の外径も本来の外径より若干大きくなる。つまり、筒状部材30に対して封口部材40が圧入固定された状態となる。そのため、筒状部材30と封口部材40との間もほぼ完全に閉塞される。
本実施形態における酸素センサ100では、上述したように、端子部50を封口部材40の貫通孔42に圧入固定することによって、筒状部材30の封口を行い、水密な構造を形成している。従って、封口部材40は、特許文献1に開示されているようなゴム部材である必要はなく、封口部材40の材料として耐熱性樹脂を用いることができるので、封口部材40自体が熱で劣化することによる防水性の低下を抑制できる。また、封口部材40の熱による劣化を防止するために筒状部材30を長くする必要がないので、酸素センサ100自体を小型化することができる。さらに、封口部材40の貫通孔42は、圧入固定された端子部50によって閉塞されているので、リード線60を被覆する絶縁材料(PTFEなどの樹脂)が熱によって収縮しても、酸素センサ100内部への水の浸入を防止することができる。
なお、本実施形態では、3つの端子51、52および53から構成された端子部50を例示したが、端子部50の構造はこれに限定されるものではない。端子部50は、封口部材40の貫通孔42よりも若干大きな外径を有する部分を含んでいればよく、一体に成形されていてもよいし、2つ、あるいは4つ以上の部材から構成されていてもよい。
封口部材40の材料である耐熱性樹脂としては、ポリイミド樹脂のような熱可塑性樹脂を用いてもよいし、フェノール樹脂のような熱硬化性樹脂を用いてもよい。一般に、熱可塑性樹脂の耐熱性を示すパラメータとしては、ガラス転移温度が使用され、熱硬化性樹脂の耐熱性を示すパラメータとしては、荷重たわみ温度が使用される。封口部材40の熱による劣化を防止する点からは、封口部材40の材料である耐熱性樹脂は、250℃以上のガラス転移温度または荷重たわみ温度を有することが好ましく、280℃以上のガラス転移温度または荷重たわみ温度を有することがより好ましい。
また、本実施形態のように、リード線60を防水キャップ80ごと貫通孔42に挿入することにより、水や埃の浸入をより確実に防止することができる。
続いて、酸素センサ100の製造方法の一例を図7および図8を参照しながら説明する。図7(a)〜(f)および図8(a)〜(e)は、酸素センサ100の製造工程を模式的に示す工程断面図である。
まず、図7(a)に示すように、第3端子53を第2端子52に溶接(例えば抵抗溶接)により接合し、次に、図7(b)に示すように、第1端子51を第2端子52に溶接(例えば抵抗溶接)により接合することによって、端子部50を形成する。
続いて、図7(c)に示すように、第3端子53をかしめることによってリード線60と端子部50とを接続した後、図7(d)に示すように、リード線60に防水キャップ80を取り付ける。
次に、図7(e)に示すように、封口部材40の貫通孔42に端子部50を圧入固定する。このときの圧入代(組み合わせ寸法差)は、端子部50による貫通孔42の閉塞が好適に行われるよう、適宜設定されている。つまり、端子部50の第2端子52の外径が、好ましい圧入代となるように設定されている。圧入代は、例えば、0.1mm程度である。
その後、図7(f)に示すように、筒状部材30に封口部材40を圧入固定する。このときの圧入代は、封口部材40による筒状部材30の閉塞が好適に行われるよう、適宜設定されている。つまり、封口部材40の外径が、好ましい圧入代となるように設定されている。圧入代は、例えば、0.1mm程度である。
上述したようにしてリード線60を含むアセンブリ(以下では単に「リード線アセンブリ」と呼ぶ。)を作製したのとは別途に、以下のようにして、センサ素子10を含むアセンブリ(以下では単に「センサ素子アセンブリ」と呼ぶ。)を作製する。
まず、図8(a)に示すように、検出部11および基板12を含むセンサ素子10を、ハウジング20に挿通する。このとき、センサ素子10は、検出部11がハウジング20の一端側に露出するように配置される。
次に、図8(b)に示すように、ガラス材料21’をハウジング20内に充填した後、図8(c)に示すように、ガラス材料21’を固化することによって固着部材21を形成し、それによってセンサ素子10をハウジング20に固定する。
続いて、図8(d)に示すように、内側カバー71および外側カバー72を含むカバー部材70をハウジング20に取り付ける。この取り付けは、例えば、溶接により行われる。このようにして、センサ素子アセンブリが完成する。
その後、図8(e)に示すように、センサ素子アセンブリに、リード線アセンブリを取り付ける。このとき、2つの端子部50の第1端子51間にセンサ素子10の端部(検出部11が設けられているのとは反対側の端部)が挿入され、第1端子51とセンサ素子10とが接続される。また、センサ素子アセンブリのハウジング20とリード線アセンブリの筒状部材30とは、水密性を確保するために例えば溶接(レーザー溶接など)により接合される。このようにして、酸素センサ100が完成する。
続いて、本実施形態における他の酸素センサを説明する。図9に、本実施形態における他の酸素センサ200を示す。
図9に示す酸素センサ200は、ハウジング20と封口部材40とが当接している(突き当たった状態で接触している)点において、ハウジング20と封口部材40とが離れて設けられている図1に示した酸素センサ100と異なっている。
酸素センサ200は、例えば以下のようにして製造される。
まず、図10(a)に示すように、リード線60に接続された端子部50が封口部材40の貫通孔42に圧入固定されたリード線アセンブリを用意する。このリード線アセンブリは、図7(a)〜(e)を参照しながら説明したのと同様にして作製することができるが、図7(f)に示しているリード線アセンブリとは異なり、筒状部材30は含んでいない。
次に、図10(b)に示すように、ハウジング20にセンサ素子10が挿通配置されるとともにハウジング20にカバー部材70が取り付けられたセンサ素子アセンブリを用意する。このセンサ素子アセンブリは、図8(a)〜(d)を参照しながら説明したのと同様にして作製することができる。
続いて、図10(c)に示すように、センサ素子アセンブリにリード線アセンブリを取り付けた後、図10(d)に示すように、筒状部材30に封口部材40を圧入固定する。このようにして、酸素センサ200が完成する。
図1に示した酸素センサ100では、センサ素子アセンブリにリード線アセンブリを取り付ける際(図8(e)に示した工程)に、リード線アセンブリの筒状部材30がセンサ素子アセンブリのハウジング20に当接し、筒状部材30とハウジング20とが位置決め構造として機能する。
これに対し、図9に示した酸素センサ200では、センサ素子アセンブリにリード線アセンブリを取り付ける際(図10(c)に示した工程)には、リード線アセンブリの封口部材40がセンサ素子アセンブリのハウジング20に当接するので、封口部材40とハウジング20とが位置決め構造として機能する。
そのため、リード線アセンブリを筒状部材30なしでセンサ素子アセンブリに取り付けることができる(図10(c)参照)ので、端子部50とセンサ素子10とを目視しながらの取り付けが可能となる。従って、端子部50とセンサ素子10との接続(例えば第1端子51間へのセンサ素子10の挿入により行われる。)を容易に行うことができ、組立性が向上する。
また、図9に示す筒状部材30は、ハウジング20から遠い方の端部に、封口部材40を係止するための係止部32を有している。係止部32は、筒状部材30の径方向内側に突出する(例えば1mm程度)ように形成されている。このような係止部32を設けることにより、係止部32とハウジング(封口部材40に当接するハウジング)20とによって、封口部材40を強固に固定することができる。
図11に、本実施形態におけるさらに他の酸素センサ300を示す。
図11に示す酸素センサ300は、ハウジング20と封口部材40とが当接している点において、図9に示した酸素センサ200と共通するが、ハウジング20および封口部材40が互いに嵌合するような形状を有している点において異なっている。
酸素センサ300は、例えば以下のようにして製造される。
まず、図12(a)に示すように、リード線60に接続された端子部50が封口部材40の貫通孔42に圧入固定されたリード線アセンブリを用意する。このリード線アセンブリは、図7(a)〜(e)を参照しながら説明したのと同様にして作製することができる。
次に、図12(b)に示すように、ハウジング20にセンサ素子10が挿通配置されるとともにハウジング20にカバー部材70が取り付けられたセンサ素子アセンブリを用意する。このセンサ素子アセンブリは、図8(a)〜(d)を参照しながら説明したのと同様にして作製することができる。
続いて、図12(c)に示すように、センサ素子アセンブリにリード線アセンブリを取り付けた後、図12(d)に示すように、筒状部材30に封口部材40を圧入固定する。このようにして、酸素センサ300が完成する。
図11に示した酸素センサ300では、ハウジング20および封口部材40が互いに嵌合するような形状を有しているので、筒状部材30に封口部材40を圧入固定する工程(図12(d)に示した工程)において、封口部材40の横方向(酸素センサ300の中心軸に直交する方向)への移動を制限できる。そのため、センサ素子10の根元部にかかる応力を低減でき、センサ素子10の折れによる製品不良の発生を抑制できる。
続いて、本実施形態における酸素センサ300と、図16に示した従来の酸素センサ800とを実際に試作し、気密試験を行ってその防水性を評価した結果を説明する。気密試験は、図13に示すように、酸素センサ300を空気導入治具1にセットした上で、酸素センサ300の検出部11が配置されている方の端部からハウジング20内に0.4MPaの圧縮空気を導入し、水中で空気漏れ(封口部材40によって形成されている気密構造からの空気漏れ)の有無を観察することによって行った。ハウジング20内の固着部材21には、空気導入用の貫通孔21aを形成しておく。また、酸素センサ300と空気導入治具1との間の気密性は、空気導入治具1とハウジング20との間にOリング2を設けることによって確保する。
表1に、本実施形態における酸素センサ300(実施例)および従来の酸素センサ800(比較例)について、250℃で一定時間放置した後の気密試験の結果を示す。表1中、「○」は空気漏れが無かったことを示し、「×」は空気漏れが有ったことを示す。また、表2に、実施例および比較例のそれぞれについて、筒状部材、リード線および封口部材の仕様を示す。
Figure 2008075555
Figure 2008075555
表1からわかるように、比較例では、高温中に長時間放置すると、空気漏れが発生した。これに対し、実施例では、高温中に長時間放置しても、空気漏れが発生しなかった。このように、本発明による酸素センサが高温環境下で優れた防水性を有していることが実証された。
本実施形態における酸素センサ100、200および300は、高温環境下での防水性に優れているので、内燃機関から排出される排気ガス中の酸素の検出に好適に用いられる。本実施形態における酸素センサ100、200および300は、小型化が可能である(省スペース性に優れている)ので、排気管への取り付けに要する空間を小さくできる。したがって、内燃機関全体としての小型化を行うことができる。
図14に、本実施形態における酸素センサ100を備えた自動二輪車500を模式的に示す。自動二輪車500は、本体フレーム501と内燃機関600とを備える。本体フレーム501の前端にヘッドパイプ502が設けられている。ヘッドパイプ502にはフロントフォーク503が左右方向に揺動可能に設けられている。また、フロントフォーク503の下端に前輪504が回転可能に支持されている。ヘッドパイプ502の上端にはハンドル505が取り付けられている。
本体フレーム501の後端上部から後方に伸びるようにシートレール506が取り付けられている。本体フレーム501の上部には燃料タンク507が設けられ、シートレール506上にメインシート508aおよびタンデムシート508bが設けられている。また、本体フレーム501の後端に後方へ伸びるリアアーム509が取り付けられている。リアアーム509の後端に後輪510が回転可能に支持されている。
本体フレーム501の中央部には内燃機関600が保持されている。内燃機関600の前部にはラジエター511が取り付けられている。内燃機関600の排気ポートには排気管630が接続されている。排気管630には、酸素センサ100、三元系触媒604および消音器606が設けられている。酸素センサ100は、排気管630内を流れる排気ガス中の酸素を検出する。
内燃機関600には、変速機515が連結されており、変速機515の出力軸516は駆動スプロケット517に取り付けられている。駆動スプロケット517はチェーン518を介して後輪510の後輪スプロケット519に連結されている。
図15は、内燃機関600の制御系の主要な構成を示している。内燃機関600のシリンダ601には吸気弁610、排気弁606および点火プラグ608が設けられている。またエンジンを冷却する冷却水の水温を計測する水温センサ616が設けられている。吸気弁610は、空気吸入口をもつ吸気管622に接続されている。吸気管622にはエアーフローメータ612、スロットルバルブのスロットルセンサ614および燃料噴射装置611が設けられている。
エアーフローメータ612、スロットルセンサ614、燃料噴射装置611、水温センサ616、点火プラグ608および酸素センサ100は、制御部であるコンピュータ618に接続されている。コンピュータ618には自動二輪車500の速度を示す車速信号620も入力される。
図示しないセルモータによって、ライダーが内燃機関600を始動させると、コンピュータ618はエアーフローメータ612、スロットルセンサ614および水温センサ616から得られる検出信号および車速信号620に基づき、最適な燃料量を計算し、計算結果に基づいて、燃料噴射装置611へ制御信号を出力する。燃料噴射装置611から噴射される燃料は、吸気管622から供給される空気と混合され、適切なタイミングで開閉される吸気バルブ610を介してシリンダ601へ噴出される。シリンダ601において噴出された燃料は燃焼し、排気ガスとなって排気弁606を介して排気管630へ導かれる。
酸素センサ100は排気ガス中の酸素を検出し、検出信号をコンピュータ618へ出力する。コンピュータ618は、酸素センサ100からの信号に基づき、空燃比が理想空燃比からどの程度ずれているかを判断する。そして、フローメータ612およびスロットルセンサ614から得られる信号によって定まる空気量に対して、理想空燃比となるように燃料噴射装置611から噴出する燃料量を制御する。このように、酸素センサ100と、酸素センサ100に接続されたコンピュータ(制御部)618とを含む空燃比制御装置によって、内燃機関の空燃比が適切に制御される。
本実施形態の自動二輪車500では、酸素センサ100が高い防水性を有しているので、被水が予想される環境下においても、酸素センサ100を適切に動作させることができる。そのため、そのような環境下においても、適切な空燃比で燃料および空気を混合し、最適な条件で燃料を燃焼させることができ、排気ガス中のNOxをはじめ規制物質の濃度を低減することができる。また、酸素センサ100は省スペース性に優れているので、排気管630の周囲にわずかな空間しか存在しなくても取り付けることができる。
なお、本実施形態では、自動二輪車を例示して説明を行ったが、本発明による酸素センサは、四輪自動車などの他の自動車両にも用いられる。ただし、自動二輪車では、排気管の末端から酸素センサの取り付け位置までの距離が短く、酸素センサに水滴が付着しやすいので、本発明による酸素センサは、自動二輪車に特に好適に用いられる。また、内燃機関はガソリンエンジンに限られず、ディーゼルエンジンであってもよい。
本発明によるガスセンサは、高温環境下での防水性に優れ、かつ、小型化が可能であるので、乗用車、バス、トラック、オートバイ、トラクター、飛行機、モーターボート、土木車両などの種々の輸送機器用の内燃機関に好適に用いられる。

Claims (8)

  1. 酸素を検出するための検出部を有するセンサ素子と、
    その一端側に前記検出部を露出するように前記センサ素子が挿通配置されるハウジングと、
    前記ハウジングの他端側に設けられた筒状部材と、
    前記筒状部材を封口する封口部材と、
    前記センサ素子に接続された端子部と、を備え、
    前記封口部材は、貫通孔を有し、かつ、耐熱性樹脂から形成されており、
    前記端子部は、前記封口部材の前記貫通孔に圧入固定されている、酸素センサ。
  2. 前記ハウジングと前記封口部材とが当接している請求項1に記載の酸素センサ。
  3. 前記ハウジングおよび前記封口部材は、互いに嵌合するような形状を有する請求項2に記載の酸素センサ。
  4. 前記耐熱性樹脂は、250℃以上のガラス転移温度または荷重たわみ温度を有する請求項1から3のいずれかに記載の酸素センサ。
  5. 前記端子部を介して前記センサ素子に電気的に接続されるリード線を備え、
    前記リード線は前記封口部材の前記貫通孔に挿入されている、請求項1から4のいずれかに記載の酸素センサ。
  6. 前記リード線を覆う防水キャップをさらに備え、前記リード線は、前記防水キャップごと前記貫通孔に挿入されている請求項5に記載の酸素センサ。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の酸素センサを備えた内燃機関。
  8. 請求項7に記載の内燃機関を備えた輸送機器。
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