JPWO2008056418A1 - Tcpハンドリング装置および当該装置における接続端子の位置合わせ方法 - Google Patents

Tcpハンドリング装置および当該装置における接続端子の位置合わせ方法 Download PDF

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Abstract

第2カメラ6bにより、被試験TCPのテストパッドを撮影して当該テストパッドの座標データを取得するとともに、プローブカード8のプローブ81の接触面の位置情報に関連付けてプローブカード8に設けられた特徴部84の座標データを取得し、その特徴部84の座標データからプローブ81の接触面の位置情報を推定し、上記取得したテストパッドの座標データおよび推定したプローブ81の接触面の位置情報から、テストパッドとプローブ81の接触面との位置ずれ量を求め、当該位置ずれ量に基づいてプローブカードステージ7によりプローブカード8を移動させ、被試験TCPのテストパッドに対するプローブ81の位置合わせを自動的に行う。これにより、TCPのテストパッドとプローブカード8のプローブ81との位置合わせを極めて正確に行うことができる。

Description

本発明は、ICデバイスの1種であるTCP(Tape Carrier Package)やCOF(Chip On Film)(以下、TCP、COF、その他TAB(Tape Automated Bonding)実装技術によって製造されたデバイスを纏めて「TCP」という。)を試験するのに用いられるTCPハンドリング装置、当該装置における接続端子の位置合わせ方法に関するものである。
ICデバイス等の電子部品の製造過程においては、最終的に製造されたICデバイスやその中間段階にあるデバイス等の性能や機能を試験する電子部品試験装置が必要であり、TCPの場合には、TCP用の試験装置が使用される。
TCP用の試験装置は、一般的にテスタ本体と、テストヘッドと、TCPハンドリング装置(以下「TCPハンドラ」という場合がある。)とから構成される。このTCPハンドラは、テープ(フィルムの概念も含むものとする。以下同じ。)上にTCPが複数形成されたキャリアテープを搬送して、テストヘッドに電気的に接続されているプローブカードのプローブにキャリアテープを押圧し、TCPのテストパッドをプローブにコンタクトさせることにより、複数のTCPを順次試験に付す機能を備えている。
ところで、TCPハンドラを使用して効率良く正確に試験を行うためには、TCPのテストパッドとプローブカードの各プローブとを確実にコンタクトさせることが必要である。
このようなことから、TCPハンドラを使用する場合には、実稼動させて試験を行う前に、TCPのテストパッドとプローブカードの各プローブとが確実にコンタクトできるように、予めTCPハンドラについて初期設定を行い、その設定を登録する作業を行っている。
TCPハンドラの初期設定は、例えば、次のように行われる。まず、TCPを試験位置まで搬送し、搬送したTCPをプッシャユニットで保持する。そして、TCPがカメラによって明瞭に認識できる高さまでプッシャユニットを移動し、TCPのテストパッドをカメラで撮影し、その画像をモニターに表示する。オペレータは、モニターを見て、TCPの回転角を目視で把握する。次に、プローブカードのプローブをカメラによって明瞭に認識するために、TCPがカメラによって明瞭に認識できない高さまでプッシャユニットを移動してから、プローブカードのプローブをカメラで撮影し、その画像をモニターに表示する。オペレータは、モニターを見ながら、マニュアル操作にてプローブカードステージを回転させて、TCPの回転角に対するプローブカードの回転角を調整する。そして、TCPがプローブとともにカメラによって明瞭に認識できる高さまでプッシャユニットを移動する。オペレータは、モニターを見ながら、マニュアル操作にてプローブカードステージをX軸方向および/またはY軸方向に移動して、TCPの全てのテストパッドがプローブカードのプローブと接触できるか確認する。このようにして設定した位置を初期設定として登録する。
ところで、プローブカードのプローブを撮影するカメラは、TCPハンドラ内のスペース的な問題から、プローブカードの下側に設置される。しかし、TCPのテストパッドに対するプローブの接触面は、プローブカードの上側に位置するため、上記カメラではプローブの接触面を撮影することはできない。そのため、プローブの接触面の位置(プローブの真の位置)を把握することができず、TCPのテストパッドとプローブカードのプローブとの位置合わせを正確に行うことが困難であった。TCPとプローブとの位置合わせが正確でないと、それが原因で実稼動中にコンタクト不良、接触抵抗の不安定化、隣接ピン間のショートなどが発生することもある。
本発明は、このような実状に鑑みてなされたものであり、測定部の接続端子とTCPの外部端子との位置合わせを正確に行うことができるTCPハンドリング装置、およびTCPハンドリング装置において位置合わせ処理を正確に行うことができる方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1に本発明は、TCPが複数形成されたキャリアテープを搬送して、テストヘッドに電気的に接続されている複数の接続端子を有する測定部(例えばプローブカード)に対してキャリアテープを押圧し、TCPの外部端子を前記測定部の接続端子に接続させることにより、複数のTCPを順次試験に付すことのできるTCPハンドリング装置であって、前記測定部を移動させることのできる測定部移動装置および/または前記測定部に対するキャリアテープの位置を変更することのできるテープ移動装置と、前記測定部の接続端子の接触面の位置情報に関連付けて前記測定部に設けられた特徴部および被試験TCPの所定部位(例えば一又は複数の外部端子、所定のマーク、デバイスの一部等)を撮影することのできる撮像装置とを備えており、前記撮像装置により、被試験TCPの所定部位を撮影して当該所定部位の座標データを取得するとともに、前記測定部の特徴部を撮影して当該特徴部の座標データを取得し、前記特徴部の座標データから前記測定部の接続端子の接触面の位置情報を推定し、前記取得した被試験TCPの所定部位の座標データおよび前記推定した接続端子の接触面の位置情報から、前記被試験TCPの外部端子と前記接続端子の接触面との位置ずれ量を求め、前記位置ずれ量に基づいて、前記測定部移動装置および/または前記テープ移動装置により前記測定部および/またはキャリアテープを移動させ、被試験TCPの外部端子に対する前記接続端子の位置合わせを行うことを特徴とするTCPハンドリング装置を提供する(発明1)。
測定部の接続端子の接触面は、通常、撮像装置によって撮影することは困難であるが、上記発明(発明1)によれば、撮影可能な特徴部の座標データを介して、接続端子の接触面の位置情報を高い精度で推定することができるため、TCPの外部端子と測定部の接続端子との位置合わせを極めて正確に行うことができる。したがって、TCPハンドリング装置を使用する際、その初期設定を短時間で効率良く行うことができる。
上記発明(発明1)において、前記測定部移動装置は、前記測定部をその平面方向に移動させることのできるものであり、前記テープ移動装置は、前記測定部に対してキャリアテープをその平面方向に移動させることのできるものであってもよいし(発明2)、前記測定部移動装置は、前記測定部をその垂直軸回りに移動させることのできるものであり、前記テープ移動装置は、前記測定部に対してキャリアテープを当該キャリアテープを含む平面の垂直軸回りに移動させることのできるものであってもよいが(発明3)、前記測定部移動装置は、前記測定部をその平面方向および垂直軸回りに移動させることのできるものであり、前記テープ移動装置は、前記測定部に対してキャリアテープをその平面方向および当該キャリアテープを含む平面の垂直軸回りに移動させることのできるものであることが好ましい(発明4)。
上記発明(発明4)においては、第1に、前記被試験TCPの所定部位の座標データを取得するとともに、前記測定部の特徴部の座標データを取得し、当該特徴部の座標データから前記測定部の接続端子の接触面の位置情報を推定し、前記取得した被試験TCPの所定部位の座標データおよび前記推定した接続端子の接触面の位置情報から、前記被試験TCPの外部端子と前記接続端子の接触面との垂直軸回りの位置ずれ量を求め、当該垂直軸回りの位置ずれ量に基づいて、前記測定部移動装置および/または前記テープ移動装置により前記測定部および/またはキャリアテープを垂直軸回りに移動させ、第2に、再度前記測定部の特徴部の座標データを取得し、当該特徴部の座標データから前記測定部の接続端子の接触面の位置情報を推定し、前記取得した被試験TCPの所定部位の座標データおよび前記推定した接続端子の接触面の位置情報から、前記被試験TCPの外部端子と前記接続端子の接触面との平面方向の位置ずれ量を求め、当該平面方向の位置ずれ量に基づいて、前記測定部移動装置および/または前記テープ移動装置により前記測定部および/またはキャリアテープを平面方向に移動させることが好ましい(発明5)。
上記発明(発明5)によれば、垂直軸回りの位置合わせと平面方向の位置合わせとを、別々に順次行うことで、TCPと測定部との位置合わせをより正確に行うことができる。
上記発明(発明1)においては、前記撮像装置により、被試験TCPの2箇所以上(特に互いに離れた2箇所以上)の所定部位を撮影して2箇所以上の所定部位の座標データを取得するとともに、前記測定部の2箇所以上(特に互いに離れた2箇所以上)の特徴部を撮影して2箇所以上の特徴部の座標データを取得することが好ましい(発明6)。かかる発明(発明6)によれば、1箇所だけの座標データを取得する場合と比較して、より高い精度で外部端子および特徴部の位置を特定することができる。
上記発明(発明6)において、前記被試験TCPの外部端子と前記測定部の接続端子の接触面との垂直軸回りの位置ずれ量は、前記被試験TCPの所定部位の2箇所以上の座標データから得られる第1の直線の角度と、前記測定部の特徴部の2箇所以上の座標データに基づく前記測定部の接続端子の接触面の2箇所以上の位置情報から得られる第2の直線の角度との差から好ましく求めることができる(発明7)。
上記発明(発明6)において、前記TCPハンドリング装置は、前記撮像装置を移動させることのできる撮像装置移動装置をさらに備えており、前記撮像装置は、前記撮像装置移動装置による移動により、2箇所以上の前記被試験TCPの所定部位および2箇所以上の前記測定部の特徴部を撮影することが好ましい(発明8)。かかる発明(発明8)によれば、撮像装置が所定部位の互いに遠い位置にある複数部位および特徴部の互いに遠い位置にある複数部位を撮影することができるため、TCPと測定部との位置ずれ量をより高い精度で求めることができ、TCPと測定部との位置合わせをより正確に行うことができる。
上記発明(発明1)において、前記特徴部は、前記測定部における複数の接続端子の接触面の位置情報に関連付けられていることが好ましい(発明9)。かかる発明(発明9)によれば、特徴部が一のみの接続端子の接触面の位置情報に関連付けられる場合と比較して、より高い精度で測定部全体における接続端子の接触面の位置情報を推定することができる。
第2に本発明は、TCPが複数形成されたキャリアテープを搬送して、テストヘッドに電気的に接続されている複数の接続端子を有する測定部に対してキャリアテープを押圧し、TCPの外部端子を前記測定部の接続端子に接続させることにより、複数のTCPを順次試験に付すことのできるTCPハンドリング装置における接続端子の位置合わせ方法であって、被試験TCPの所定部位の座標データを取得し、前記測定部の接続端子の接触面の位置情報に関連付けて前記測定部に設けられた特徴部の座標データを取得し、前記特徴部の座標データから前記測定部の接続端子の接触面の位置情報を推定し、前記取得した被試験TCPの所定部位の座標データおよび前記推定した測定部の接続端子の接触面の位置情報から、前記被試験TCPの外部端子と前記接続端子の接触面との位置ずれ量を求め、前記位置ずれ量に基づいて前記測定部および/またはキャリアテープを移動させることを特徴とする接続端子の位置合わせ方法を提供する(発明10)。
上記発明(発明10)において、前記位置ずれ量は、前記被試験TCPの外部端子と前記測定部の接続端子の接触面との平面方向の位置ずれ量であり、前記測定部および/またはキャリアテープを平面方向に移動させてもよいし(発明11)、前記位置ずれ量は、前記被試験TCPの外部端子と前記測定部の接続端子の接触面との垂直軸回りの位置ずれ量であり、前記測定部および/またはキャリアテープを垂直軸回りに移動させてもよいが(発明12)、前記位置ずれ量は、前記被試験TCPの外部端子と前記測定部の接続端子の接触面との平面方向および垂直軸回りの位置ずれ量であり、前記測定部および/またはキャリアテープを平面方向および垂直軸回りに移動させることが好ましい(発明13)。
第3に本発明は、TCPが複数形成されたキャリアテープを搬送して、テストヘッドに電気的に接続されている複数の接続端子を有する測定部に対してキャリアテープを押圧し、TCPの外部端子を前記測定部の接続端子に接続させることにより、複数のTCPを順次試験に付すことのできるTCPハンドリング装置における接続端子の位置合わせ方法であって、被試験TCPの所定部位の座標データを取得し、前記測定部の接続端子の接触面の位置情報に関連付けて前記測定部に設けられた特徴部の座標データを取得して、前記特徴部の座標データから前記測定部の接続端子の接触面の位置情報を推定し、前記取得した被試験TCPの所定部位の座標データおよび前記推定した接続端子の接触面の位置情報から、前記被試験TCPの外部端子と前記測定部の接続端子の接触面との垂直軸回りの位置ずれ量を求め、前記位置ずれ量に基づいて前記測定部および/またはキャリアテープを垂直軸回りに移動させ、再度前記測定部の特徴部の座標データを取得して、前記特徴部の座標データから前記測定部の接続端子の接触面の位置情報を推定し、前記取得した被試験TCPの所定部位の座標データおよび前記推定した測定部の接続端子の接触面の位置情報から、前記被試験TCPの外部端子と前記測定部の接続端子の接触面との平面方向の位置ずれ量を求め、前記位置ずれ量に基づいて前記測定部および/またはキャリアテープを平面方向に移動させることを特徴とする接続端子の位置合わせ方法を提供する(発明14)。
上記発明(発明12〜14)において、前記被試験TCPの外部端子と前記測定部の接続端子の接触面との垂直軸回りの位置ずれ量は、前記被試験TCPの所定部位の2箇所以上の座標データから得られる第1の直線の角度と、前記測定部の特徴部の2箇所以上の座標データに基づく前記測定部の接続端子の接触面の2箇所以上の位置情報から得られる第2の直線の角度との差から好ましく求めることができる(発明15)。
本発明のTCPハンドリング装置または接続端子の位置合わせ方法によれば、測定部の接続端子とTCPの外部端子との位置合わせを極めて正確に行うことができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るTCPハンドラを用いたTCP試験装置を示す正面図である。 図2は、同実施形態に係るTCPハンドラにおけるプッシャユニットの側面図である。 図3は、同実施形態に係るTCPハンドラにおけるプッシャステージの平面図である。 図4は、同実施形態に係るTCPハンドラにおけるプローブカードステージの平面図である。 図5は、同実施形態に係るTCPハンドラにおけるプローブカードステージの正面図である。 図6は、同実施形態に係るTCPハンドラにおけるプローブカードの底面図である。 図7は、同実施形態に係るTCPハンドラにおけるプローブカードの側面図である。 図8Aは、同実施形態に係るTCPハンドラの初期設定時の動作を示すフローチャート図(その1)である。 図8Bは、同実施形態に係るTCPハンドラの初期設定時の動作を示すフローチャート図(その2)である。 図8Cは、同実施形態に係るTCPハンドラの初期設定時の動作を示すフローチャート図(その3)である。
符号の説明
1 TCP試験装置
2 TCPハンドラ
3 プッシャユニット
4 プッシャステージ
5 キャリアテープ
6b 第2カメラ(撮像装置)
7 プローブカードステージ
8 プローブカード
81 プローブ(接続端子)
84 特徴部
10 テストヘッド
21 巻出リール
22 巻取リール
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るTCPハンドラを用いたTCP試験装置を示す正面図であり、図2は、同実施形態に係るTCPハンドラにおけるプッシャユニットの側面図であり、図3は、同実施形態に係るTCPハンドラにおけるプッシャステージの平面図であり、図4は、同実施形態に係るTCPハンドラにおけるプローブカードステージの平面図であり、図5は、同実施形態に係るTCPハンドラにおけるプローブカードステージの正面図であり、図6は、同実施形態に係るTCPハンドラにおけるプローブカードの底面図であり、図7は、同実施形態に係るTCPハンドラにおけるプローブカードの側面図である。
まず、本発明の実施形態に係るTCPハンドラを備えたTCP試験装置の全体構成について説明する。TCP試験装置1は、図示しないテスタ本体と、テスタ本体に電気的に接続されたテストヘッド10と、テストヘッド10の上側に設けられたTCPハンドラ2とから構成されている。
TCPハンドラ2は、キャリアテープ5上に複数形成された各TCPを順次試験に付すものであり、本実施形態では、説明の簡略化のためにTCPを1個ごと試験に付すものとする。ただし、本発明はこれに限定されるものではなく、キャリアテープ5上において直列方向および/または並列方向に並んだ複数のTCPを同時に試験に付すようにしてもよい。
TCPハンドラ2は、巻出リール21と巻取リール22とを備えており、巻出リール21には試験前のキャリアテープ5が巻き取られている。キャリアテープ5は、巻出リール21から巻き出され、試験に付された後に巻取リール22に巻き取られる。
巻出リール21と巻取リール22との間には、キャリアテープ5から剥離した保護テープ51を巻出リール21から巻取リール22に架け渡す3個のスペーサロール23a,23b,23cが設けられている。各スペーサロール23a,23b,23cは、保護テープ51の張力を調整することができるように、それぞれ上下可動となっている。
巻出リール21の下側には、テープガイド24a、巻出リミットローラ25a、イン側サブスプロケット25bおよびイン側ガイドローラ25cが設けられており、巻出リール21から巻き出されたキャリアテープ5は、テープガイド24aによってガイドされつつ、巻出リミットローラ25a、イン側サブスプロケット25bおよびイン側ガイドローラ25cを経てプッシャユニット3に搬送される。
巻取リール22の下側には、テープガイド24b、巻取リミットローラ25f、アウト側サブスプロケット25eおよびアウト側ガイドローラ25dが設けられており、試験に付された後のキャリアテープ5は、アウト側ガイドローラ25d、アウト側サブスプロケット25eおよび巻取リミットローラ25fを経て、テープガイド24bによってガイドされつつ、巻取リール22に巻き取られる。
そして、イン側ガイドローラ25cと、アウト側ガイドローラ25dとの間には、プッシャユニット3が設けられている。
図1および図2に示すように、プッシャユニット3のフレーム(プッシャフレーム)36には、ボールねじ32を回転させることのできるサーボモータ31がブラケット361を介して取り付けられているとともに、ボールねじ32が螺合しているプッシャ本体部33が2本のZ軸方向のリニアモーションガイド(以下「LMガイド」という。)37を介して取り付けられている。このプッシャ本体部33は、サーボモータ31を駆動させることにより、リニアモーションガイド37にガイドされながら上下方向(Z軸方向)に移動可能となっている。
このプッシャ本体部33の下端部には、負圧源(図示省略)に接続されてキャリアテープ5を吸着保持することのできる吸着プレート34が設けられている。
プッシャ本体部33の前段側(図1中左側)には、テンションスプロケット35aが設けられており、プッシャ本体部33の後段側(図1中右側)には、メインスプロケット35bが設けられており、所望の張力でキャリアテープ5を保持するようになっている。
図2および図3に示すように、プッシャフレーム36におけるプッシャ本体部33の背面側には、基台38に載せられるようにしてプッシャステージ4が設置されており、プッシャステージ4の回転台であるトップテーブル48はプッシャフレーム36に固定されている。
プッシャステージ4のベース40上には、X軸方向に軸を有するボールねじ42aを回転させるサーボモータ41aと、Y軸方向に軸を有するボールねじ42bを回転させるサーボモータ41bと、Y軸方向に軸を有するボールねじ42cを回転させるサーボモータ41cとが設けられており、サーボモータ41bおよびサーボモータ41cは、それぞれベース40上の両端部に位置している。
ボールねじ42aには、X軸方向のLMガイド43a,43aにガイドされてX軸方向に摺動可能な摺動ブロック44aが螺合している。摺動ブロック44aには、Y軸方向のLMガイド45aを介して摺動板46aがY軸方向に摺動可能に取り付けられている。摺動板46aの上側には、内部にローラリングを有する回転部材47aが固定されており、回転部材47aは、トップテーブル48に回転自在に取り付けられている。
ボールねじ42bには、Y軸方向のLMガイド43b,43bにガイドされてY軸方向に摺動可能な摺動ブロック44bが螺合している。摺動ブロック44bには、X軸方向のLMガイド45bを介して摺動板46bがX軸方向に摺動可能に取り付けられている。摺動板46bの上側には、内部にローラリングを有する回転部材47bが固定されており、回転部材47bは、トップテーブル48に回転自在に取り付けられている。
ボールねじ42cには、Y軸方向のLMガイド43c,43cにガイドされてY軸方向に摺動可能な摺動ブロック44cが螺合している。摺動ブロック44cには、X軸方向のLMガイド45cを介して摺動板46cがX軸方向に摺動可能に取り付けられている。摺動板46cの上側には、内部にローラリングを有する回転部材47cが固定されており、回転部材47cは、トップテーブル48に回転自在に取り付けられている。
このような構成を有するプッシャステージ4においては、サーボモータ41aを駆動して、摺動ブロック44a、摺動板46bおよび摺動板46cをX軸方向に摺動させることにより、トップテーブル48をX軸方向に移動させることができる。また、サーボモータ41bおよびサーボモータ41cを駆動して、摺動ブロック44b、摺動ブロック44cおよび摺動板46aをY軸同方向に摺動させることにより、トップテーブル48をY軸方向に移動させることができる。さらには、サーボモータ41aを駆動して、摺動ブロック44aをX軸方向に摺動させるとともに、サーボモータ41bおよびサーボモータ41cを駆動して、摺動ブロック44bおよび摺動ブロック44cを互いにY軸反対方向に摺動させ、そして各回転部材47a,45b,45cを回転させることにより、トップテーブル48をその垂直軸回りに回転させることができる。このようなプッシャステージ4によれば、プッシャユニット3をX軸−Y軸方向に移動させること、および垂直軸回りに回転移動させることができる。
一方、図1に示すように、プッシャユニット3の下側であって、テストヘッド10の上部には、プローブカード8を搭載したプローブカードステージ7が設置されている。ここで、プローブカードステージ7は、モーター駆動機構で移動制御できるものと、手動調整機能のみを有するものとがあるが、本実施形態では、モーター駆動機構を有するものとする。
図4および図5に示すように、プローブカードステージ7の基台71上には、X軸方向に軸を有するボールねじ712を回転させるサーボモータ711と、4つのX軸方向のLMガイド713とが設けられている。それら4つのLMガイド713上には、各LMガイド713によりX軸方向に摺動可能にガイドされる矩形のXベース72が設けられている。このXベース72の一側部には、ボールねじ712が螺合している螺合部721が形成されている。
Xベース72上には、Y軸方向に軸を有するボールねじ723を回転させるサーボモータ722と、2本のY軸方向のLMガイド724とが設けられている。それら2本のLMガイド724上には、各LMガイド724によりY軸方向に摺動可能にガイドされる矩形のYベース73が設けられている。このYベース73の一側部には、ボールねじ723が螺合している螺合部731が形成されている。
Yベース73上には、Y軸方向に軸を有するボールねじ733を回転させるサーボモータ732と、カードリング735を回転自在に支持する接続リング734とが設けられている。カードリング735の一部には、ボールねじ733が螺合している螺合部736が形成されている。プローブカード8は、4本のピン82によって、上記カードリング735に着脱自在に取り付けられている。
このような構成を有するプローブカードステージ7においては、サーボモータ711を駆動することにより、Xベース72、ひいてはプローブカード8をX軸方向に移動させることができ、サーボモータ722を駆動することにより、Yベース73、ひいてはプローブカード8をY軸方向に移動させることができる。また、サーボモータ732を駆動してボールねじ733を回転させ、螺合部736を移動させることにより、カードリング735およびプローブカード8をその垂直軸回りに回転させることができる。なお、TCPハンドラ2は、サーボモータ711,722,732の駆動を自動で制御し得る制御装置を備えており、これによりプローブカード8をX軸方向、Y軸方向、および垂直軸回りに自動で移動させることができる。
図4〜図7に示すように、プローブカード8は、複数のプローブ81を備えており、各プローブ81は、テストヘッド10を介してテスタ本体に電気的に接続されている。本実施形態におけるプローブカード8の中央部には、矩形の開口部85が形成されており、開口部85の四隅近傍には、凸片83が設けられている。そして、図6に示すように、各凸片83の底面には特徴部84が設けられている。このように、プローブカード8における特徴部84は、それぞれできるだけ離れた位置に複数設けることが好ましい。
なお、図6に示すように、本実施形態における特徴部84は、円形のマークとなっているが、これに限定されるものではなく、例えば十字形のマークであってもよい。また、プローブカード8における特徴部84の数は合計4個となっているが、これに限定されるものではない。
各特徴部84は、プローブ81の接触面(TCPのテストパッドと接触する接触面)の座標データに関連付けられた位置に形成されている。すなわち、各特徴部84の座標データを取得することにより、プローブ81の接触面の座標データを推定することが可能となっている。推定精度をより上げるために、各特徴部84の位置は、複数のプローブ81の接触面の座標データに関連付けられていることが好ましく、例えば、それぞれの特徴部84の近傍に位置する数本のプローブ81の接触面の座標データに関連付けられていることが好ましい。
各特徴部84の座標データとプローブ81の接触面の座標データとを関連付ける情報は、後述する画像処理部に記憶される。この情報は、プローブカード8があらかじめ持っており、プローブカード8をTCPハンドラ2にセットするときに、TCPハンドラ2(画像処理部)に記憶させてもよいし、TCPハンドラ2側で積極的に取得するようにしてもよい。
図1に示すように、プッシャユニット3の前段側(図1中左側)に第1カメラ6aが、テストヘッド10の下側に第2カメラ(撮像装置)6bが、プッシャユニット3の後段側(図1中右側)に第3カメラ6cが、それぞれ設けられている。なお、テストヘッド10には、第2カメラ6bがプローブカード8を撮影することのできる間隙が形成されている。
プッシャユニット3と第3カメラ6cとの間には、マークパンチ26aおよびリジェクトパンチ26bが設けられている。マークパンチ26aは、試験の結果に基づいて、該当するTCPにつき所定の位置に1個または複数個の孔を開けるものであり、リジェクトパンチ26bは、試験の結果不良品であると判断されたTCPを打ち抜くものである。
各カメラ6a,6b,6cは、これらカメラによって撮影した画像を、オペレータが視認可能なように表示装置9に表示させる。これらのカメラのうち、第1カメラ6aおよび第3カメラ6cは、キャリアテープ5上におけるTCPの有無やマークパンチ26aによる孔の位置や数を判断するためのものである。そして、第2カメラ6bは、TCPとプローブカード8との間の位置ずれ情報を取得するためのものであり、視野内の複数の対象について位置ずれ情報を取得できるようになっている。
また、第2カメラ6bは、カメラステージ61上に搭載されており、カメラステージ61が有するアクチュエータによって平面視縦横方向(X軸−Y軸方向)および上下方向(Z軸方向)に移動可能となっている。第2カメラ6bが平面視縦横方向(X軸−Y軸方向)に移動することで、第2カメラ6bがTCPの互いに遠い位置にある複数のテストパッドおよびプローブカード8の互いに遠い位置にある特徴部84を撮影することができるため、TCPとプローブカード8との位置ずれ量をより良好な精度で求めることができる。また、第2カメラ6bが上下方向(Z軸方向)に移動することで、第2カメラ6bの焦点位置を変更して、撮像目標であるテストパッドまたは特徴部84の所望部位に焦点を合わせることができる。これにより撮像目標部位の明瞭な輪郭画像を取得でき、テストパッドまたは特徴部84の座標データを的確に求めることができる。なお、第2カメラ6b自身が焦点調節機能を備えて、第2カメラ6bの焦点位置を外部制御し、撮像目標であるテストパッドまたは特徴部84の所望部位に焦点を合わせることができるようにしてもよい。
そして、表示装置9は、画像処理部と、第2カメラ6bが撮影した画像を表示するモニターとを有している。
次に、TCPハンドラ2の使用方法および動作について説明する。なお、ここでは、説明の簡略化のために、プローブカード8における2個の特徴部84を利用するが、本発明はこれに限定されるものではなく、4個またはそれ以上の特徴部84を利用することもできる。
TCPハンドラ2を使用する場合には、TCPハンドラ2を実稼動させる前に、予めプローブカード8の全てのプローブ81が、対応するテストパッドの中央位置へ位置決めされるようにプローブカード8を移動させる初期設定を行う必要がある。すなわち、TCPの品種を変更した場合や、異なる生産ロットのTCPを試験する場合、あるいはプローブカード8を変更した場合には、TCPのテストパッドとプローブカード8のプローブ81とがコンタクトするように、プローブカードステージ7のX軸位置/Y軸位置/θ回転角の基準位置を決定し、登録する必要がある(この位置を「登録位置」という)。
図8A〜図8Cは、上記TCPハンドラ2の初期設定の動作を示すフローチャート図である。
TCPハンドラ2は、初期設定の動作を開始すると、基準となるTCPを試験位置まで搬送し(ステップS01)、第2カメラ6bによって、TCPにおいて多数のテストパッドの中の一端部に位置する複数のテストパッドを撮影する(ステップS02)。なお、本実施形態では、第2カメラ6bが撮影するのはTCPのテストパッドであるが、本発明はこれに限定されるものではなく、TCPに付されている所定のマークを撮影してもよいし、パッケージの角部等、特徴的な部位を撮影してもよい。
TCPハンドラ2の画像処理部は、撮影された画像(第1画像)に基づいて、当該第1画像に含まれる複数のテストパッドの中心部のそれぞれの座標データ(Xpd1,Ypd1)を取得する(ステップS03)。なお、本動作で得られる各座標データは、カメラステージ61の座標系にマッピングするものとする。
次に、TCPハンドラ2は、カメラステージ61によって第2カメラ6bを移動させて、第2カメラ6bによって、TCPにおいて多数のテストパッドの中の別の端部に位置する複数のテストパッドを撮影する(ステップS04)。TCPハンドラ2の画像処理部は、撮影された画像(第2画像)に基づいて、当該第2画像に含まれる複数のテストパッドの中心部のそれぞれの座標データ(Xpd2,Ypd2)を取得する(ステップS05)。
TCPハンドラ2の画像処理部は、取得した座標データ(Xpd1,Ypd1)および(Xpd2,Ypd2)に基づいて、第1画像に含まれるテストパッドの中心部の位置座標および第2画像に含まれるテストパッドの中心部の位置座標を通る直線(テストパッドの配列)のX軸方向の直線(図7中水平線)との角度(第1の角度θpd1)を演算する(ステップS06)。
次に、TCPハンドラ2は、カメラステージ61によって第2カメラ6bを移動させて、第2カメラ6bによって、上記第1画像に含まれる複数のテストパッドに対応する特徴部84を撮影する(ステップS07)。TCPハンドラ2の画像処理部は、撮影された画像(第3画像)に基づいて、当該第3画像に含まれる特徴部84の座標データ(Xc1,Yc1)を取得する(ステップS08)。そして、当該特徴部84の座標データ(Xc1,Yc1)に関連付けられている複数のプローブ81の接触面の座標データ(Xpb1,Ypb1)を推定する(ステップS09)。
ここで、プローブ81の接触面は、第2カメラ6bによって撮影できないものの、第2カメラ6bによって明確に撮影することのできる特徴部84の座標データ(Xc1,Yc1)を介して、プローブ81の接触面の座標データ(Xpb1,Ypb1)を高い精度で推定することができる。これにより、TCPのテストパッドとプローブカード8のプローブ81との位置合わせを、極めて正確に行うことができる。
TCPハンドラ2は、カメラステージ61によって第2カメラ6bを移動させて、第2カメラ6bによって、上記第2画像に含まれる複数のテストパッドに対応する特徴部84を撮影する(ステップS10)。TCPハンドラ2の画像処理部は、撮影された画像(第4画像)に基づいて、当該第4画像に含まれる特徴部84の座標データ(Xc2,Yc2)を取得する(ステップS11)。そして、当該特徴部84の座標データ(Xc2,Yc2)に関連付けられている複数のプローブ81の接触面の座標データ(Xpb2,Ypb2)を推定する(ステップS12)。
TCPハンドラ2の画像処理部は、推定したプローブ81の接触面の座標データ座標データ(Xpb1,Ypb1)および(Xpb2,Ypb2)に基づいて、第3画像に対応するプローブ81の接触面の位置座標および第4画像に対応するプローブ81の接触面の位置座標を通る直線(プローブ81の配列)のX軸方向の直線との角度(第2の角度θpb2)を演算する(ステップS13)。
次に、TCPハンドラ2は、ステップS06,S13で得られた第1の角度θpd1および第2の角度θpb2の差分値Δθを演算する(ステップS14)。そして、得られた差分値Δθの絶対値が所定値Dよりも大きい場合には(ステップS15,Yes)、TCPハンドラ2は、差分値Δθに基づいてプローブカードステージ7を回転移動させ(ステップS16)、差分値Δθの絶対値が所定値D以下になった場合に(ステップS17,Yes)、プローブカードステージ7の回転移動を停止する(ステップS18)。一方、ステップS15において、差分値Δθの絶対値が所定値D以下である場合には(ステップS15,No)、プローブカードステージ7を回転移動させずに、ステップS19に進む。
次に、TCPハンドラ2は、カメラステージ61によって第2カメラ6bを移動させて、第2カメラ6bによって、上記第1画像に含まれる複数のテストパッドに対応する特徴部84を再度撮影する(ステップS19)。これにより、ステップS15でプローブカード8が垂直軸回りに移動して、目的とするプローブ81が第2カメラ6bの視野から外れた場合であっても、再度撮影することができる。TCPハンドラ2の画像処理部は、撮影された画像(第5画像)に基づいて、当該第5画像に含まれる特徴部84の座標データ(Xc3,Yc3)を取得する(ステップS20)。そして、当該特徴部84の座標データ(Xc3,Yc3)に関連付けられている複数のプローブ81の接触面の座標データ(Xpb3,Ypb3)を推定する(ステップS21)。
同様に、TCPハンドラ2は、カメラステージ61によって第2カメラ6bを移動させて、第2カメラ6bによって、上記第2画像に含まれる複数のテストパッドに対応する特徴部84を再度撮影する(ステップS22)。TCPハンドラ2の画像処理部は、撮影された画像(第6画像)に基づいて、当該第6画像に含まれる特徴部84の座標データ(Xc4,Yc4)を取得する(ステップS23)。そして、当該特徴部84の座標データ(Xc4,Yc4)に関連付けられている複数のプローブ81の接触面の座標データ(Xpb4,Ypb4)を推定する(ステップS24)。
続いて、TCPハンドラ2は、テストパッドの2箇所の座標データ(Xpd1,Ypd1)および(Xpd2,Ypd2)と、プローブ81の接触面の2箇所の座標データ(Xpb3,Ypb3)および(Xpb4,Ypb4)とから、テストパッドとプローブ81の接触面とのX成分およびY成分の差分値ΔX,ΔYを演算する(ステップS25)。そして、得られた差分値ΔX,ΔYの絶対値が所定値Pよりも大きい場合に(ステップS26,Yes)、TCPハンドラ2は、差分値ΔX,ΔYに基づいてプローブカードステージ7をX軸方向および/またはY軸方向に移動させ(ステップS27)、差分値ΔX,ΔYの絶対値が所定値P以下になった場合に(ステップS28,Yes)、プローブカードステージ7の移動を停止し(ステップS29)、プローブカードステージ7のその位置を登録する(ステップS30)。一方、ステップS26において、差分値ΔX,ΔYの絶対値が所定値P以下である場合には(ステップS26,No)、プローブカードステージ7を移動させることなく、その位置を登録する(ステップS30)。このようにして、TCPハンドラ2は初期設定を終了する。
以上のように、本実施形態に係るTCPハンドラ2によれば、TCPのテストパッドとプローブカード8のプローブ81との位置合わせを自動的に、かつ特徴部84を利用して極めて正確に行うことができる。特に本実施形態では、垂直軸回りの位置合わせとX軸方向・Y軸方向の位置合わせとを、別々に順次行うことで、TCPのテストパッドとプローブカード8のプローブ81との位置合わせをより正確に行うことができる。したがって、TCPハンドラ2の初期設定を短時間で効率良く行うことができる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
例えば、上記実施形態では、TCPおよびプローブカード8の垂直軸回りの位置合わせと平面方向の位置合わせとを、別々に行うようにしたが、本発明はこれに限定されることなく、両者を同時に行ってもよい。具体的には、ステップS03,S05で取得したテストパッドの座標データ(Xpd1,Ypd1)および(Xpd2,Ypd2)と、ステップS09,S12で推定したプローブ81の接触面の座標データ(Xpb1,Ypb1)および(Xpb2,Ypb2)とに基づいて、垂直軸回りの位置ずれ量ならびにX軸方向およびY軸方向の位置ずれ量を求め、それらの位置ずれ量に基づいて、プローブカードステージ7を垂直軸回り/X軸方向/Y軸方向に移動させて、テストパッドとプローブ81との位置合わせを行ってもよい。これにより、TCPとプローブカード8との位置ずれ補正の作業時間が、より短縮される。
また、上記実施形態では、TCPおよびプローブカード8の位置合わせを、プローブカードステージ7によるプローブカード8の移動によって行うようにしたが、本発明はこれに限定されることなく、プッシャステージ4によるプッシャユニット3・キャリアテープ5の移動によって行うようにしてもよいし、プローブカードステージ7によるプローブカード8の移動およびプッシャステージ4によるプッシャユニット3・キャリアテープ5の移動の両者によって行うようにしてもよい。
本発明は、TCPハンドリング装置の初期設定時において、測定部(プローブカード)の接続端子とTCPの外部端子との位置合わせ作業を正確に行うのに有用である。

Claims (15)

  1. TCPが複数形成されたキャリアテープを搬送して、テストヘッドに電気的に接続されている複数の接続端子を有する測定部に対してキャリアテープを押圧し、TCPの外部端子を前記測定部の接続端子に接続させることにより、複数のTCPを順次試験に付すことのできるTCPハンドリング装置であって、
    前記測定部を移動させることのできる測定部移動装置および/または前記測定部に対するキャリアテープの位置を変更することのできるテープ移動装置と、前記測定部の接続端子の接触面の位置情報に関連付けて前記測定部に設けられた特徴部および被試験TCPの所定部位を撮影することのできる撮像装置とを備えており、
    前記撮像装置により、被試験TCPの所定部位を撮影して当該所定部位の座標データを取得するとともに、前記測定部の特徴部を撮影して当該特徴部の座標データを取得し、
    前記特徴部の座標データから前記測定部の接続端子の接触面の位置情報を推定し、
    前記取得した被試験TCPの所定部位の座標データおよび前記推定した接続端子の接触面の位置情報から、前記被試験TCPの外部端子と前記接続端子の接触面との位置ずれ量を求め、
    前記位置ずれ量に基づいて、前記測定部移動装置および/または前記テープ移動装置により前記測定部および/またはキャリアテープを移動させ、被試験TCPの外部端子に対する前記接続端子の位置合わせを行う
    ことを特徴とするTCPハンドリング装置。
  2. 前記測定部移動装置は、前記測定部をその平面方向に移動させることのできるものであり、前記テープ移動装置は、前記測定部に対してキャリアテープをその平面方向に移動させることのできるものであることを特徴とする請求項1に記載のTCPハンドリング装置。
  3. 前記測定部移動装置は、前記測定部をその垂直軸回りに移動させることのできるものであり、前記テープ移動装置は、前記測定部に対してキャリアテープを当該キャリアテープを含む平面の垂直軸回りに移動させることのできるものであることを特徴とする請求項1に記載のTCPハンドリング装置。
  4. 前記測定部移動装置は、前記測定部をその平面方向および垂直軸回りに移動させることのできるものであり、前記テープ移動装置は、前記測定部に対してキャリアテープをその平面方向および当該キャリアテープを含む平面の垂直軸回りに移動させることのできるものであることを特徴とする請求項1に記載のTCPハンドリング装置。
  5. 第1に、前記被試験TCPの所定部位の座標データを取得するとともに、前記測定部の特徴部の座標データを取得し、当該特徴部の座標データから前記測定部の接続端子の接触面の位置情報を推定し、前記取得した被試験TCPの所定部位の座標データおよび前記推定した接続端子の接触面の位置情報から、前記被試験TCPの外部端子と前記接続端子の接触面との垂直軸回りの位置ずれ量を求め、当該垂直軸回りの位置ずれ量に基づいて、前記測定部移動装置および/または前記テープ移動装置により前記測定部および/またはキャリアテープを垂直軸回りに移動させ、
    第2に、再度前記測定部の特徴部の座標データを取得し、当該特徴部の座標データから前記測定部の接続端子の接触面の位置情報を推定し、前記取得した被試験TCPの所定部位の座標データおよび前記推定した接続端子の接触面の位置情報から、前記被試験TCPの外部端子と前記接続端子の接触面との平面方向の位置ずれ量を求め、当該平面方向の位置ずれ量に基づいて、前記測定部移動装置および/または前記テープ移動装置により前記測定部および/またはキャリアテープを平面方向に移動させる
    ことを特徴とする請求項4に記載のTCPハンドリング装置。
  6. 前記撮像装置により、被試験TCPの2箇所以上の所定部位を撮影して2箇所以上の所定部位の座標データを取得するとともに、前記測定部の2箇所以上の特徴部を撮影して2箇所以上の特徴部の座標データを取得することを特徴とする請求項1に記載のTCPハンドリング装置。
  7. 前記被試験TCPの外部端子と前記測定部の接続端子の接触面との垂直軸回りの位置ずれ量は、前記被試験TCPの所定部位の2箇所以上の座標データから得られる第1の直線の角度と、前記測定部の特徴部の2箇所以上の座標データに基づく前記測定部の接続端子の接触面の2箇所以上の位置情報から得られる第2の直線の角度との差から求めることを特徴とする請求項6に記載のTCPハンドリング装置。
  8. 前記TCPハンドリング装置は、前記撮像装置を移動させることのできる撮像装置移動装置をさらに備えており、
    前記撮像装置は、前記撮像装置移動装置による移動により、2箇所以上の前記被試験TCPの所定部位および2箇所以上の前記測定部の特徴部を撮影する
    ことを特徴とする請求項6に記載のTCPハンドリング装置。
  9. 前記特徴部は、前記測定部における複数の接続端子の接触面の位置情報に関連付けられていることを特徴とする請求項1に記載のTCPハンドリング装置。
  10. TCPが複数形成されたキャリアテープを搬送して、テストヘッドに電気的に接続されている複数の接続端子を有する測定部に対してキャリアテープを押圧し、TCPの外部端子を前記測定部の接続端子に接続させることにより、複数のTCPを順次試験に付すことのできるTCPハンドリング装置における接続端子の位置合わせ方法であって、
    被試験TCPの所定部位の座標データを取得し、
    前記測定部の接続端子の接触面の位置情報に関連付けて前記測定部に設けられた特徴部の座標データを取得し、
    前記特徴部の座標データから前記測定部の接続端子の接触面の位置情報を推定し、
    前記取得した被試験TCPの所定部位の座標データおよび前記推定した測定部の接続端子の接触面の位置情報から、前記被試験TCPの外部端子と前記接続端子の接触面との位置ずれ量を求め、
    前記位置ずれ量に基づいて前記測定部および/またはキャリアテープを移動させる
    ことを特徴とする接続端子の位置合わせ方法。
  11. 前記位置ずれ量は、前記被試験TCPの外部端子と前記測定部の接続端子の接触面との平面方向の位置ずれ量であり、前記測定部および/またはキャリアテープを平面方向に移動させることを特徴とする請求項10に記載の接続端子の位置合わせ方法。
  12. 前記位置ずれ量は、前記被試験TCPの外部端子と前記測定部の接続端子の接触面との垂直軸回りの位置ずれ量であり、前記測定部および/またはキャリアテープを垂直軸回りに移動させることを特徴とする請求項10に記載の接続端子の位置合わせ方法。
  13. 前記位置ずれ量は、前記被試験TCPの外部端子と前記測定部の接続端子の接触面との平面方向および垂直軸回りの位置ずれ量であり、前記測定部および/またはキャリアテープを平面方向および垂直軸回りに移動させることを特徴とする請求項10に記載の接続端子の位置合わせ方法。
  14. TCPが複数形成されたキャリアテープを搬送して、テストヘッドに電気的に接続されている複数の接続端子を有する測定部に対してキャリアテープを押圧し、TCPの外部端子を前記測定部の接続端子に接続させることにより、複数のTCPを順次試験に付すことのできるTCPハンドリング装置における接続端子の位置合わせ方法であって、
    被試験TCPの所定部位の座標データを取得し、
    前記測定部の接続端子の接触面の位置情報に関連付けて前記測定部に設けられた特徴部の座標データを取得して、前記特徴部の座標データから前記測定部の接続端子の接触面の位置情報を推定し、
    前記取得した被試験TCPの所定部位の座標データおよび前記推定した接続端子の接触面の位置情報から、前記被試験TCPの外部端子と前記測定部の接続端子の接触面との垂直軸回りの位置ずれ量を求め、
    前記位置ずれ量に基づいて前記測定部および/またはキャリアテープを垂直軸回りに移動させ、
    再度前記測定部の特徴部の座標データを取得して、前記特徴部の座標データから前記測定部の接続端子の接触面の位置情報を推定し、
    前記取得した被試験TCPの所定部位の座標データおよび前記推定した測定部の接続端子の接触面の位置情報から、前記被試験TCPの外部端子と前記測定部の接続端子の接触面との平面方向の位置ずれ量を求め、
    前記位置ずれ量に基づいて前記測定部および/またはキャリアテープを平面方向に移動させる
    ことを特徴とする接続端子の位置合わせ方法。
  15. 前記被試験TCPの外部端子と前記測定部の接続端子の接触面との垂直軸回りの位置ずれ量は、前記被試験TCPの所定部位の2箇所以上の座標データから得られる第1の直線の角度と、前記測定部の特徴部の2箇所以上の座標データに基づく前記測定部の接続端子の接触面の2箇所以上の位置情報から得られる第2の直線の角度との差から求めることを特徴とする請求項12〜14のいずれかに記載の接続端子の位置合わせ方法。
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