JPWO2008053575A1 - サーマルプロテクタ - Google Patents

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Abstract

通電による発熱の影響を可及的に最小化してより大きな電流を通電することのできるサーマルプロテクタにおいて、樹脂製基台17は一端に可動板28の後端部を固定し、他端には外部回路に接続する1対の端子16a、16bを固定している。端子16a、16bの固定部には固定接点18a、18bが形成され、この固定接点18a、18bに対向して、可動板28の可動接点21が配置される。可動板28の中央に係合するバイメタル素子27は常温では上に凸状に設定され、可動接点21を固定接点18に所定の接触圧で圧接させている。バイメタル素子27は全体が反転領域27−1から成り、この反転領域27−1は、サーマルプロテクタの不図示のハウジング内における配置空間において、矢印a、b、c、d及びeで示す負荷電流の通電経路の領域16−1と重なる部分が全く無いので、通電経路のジュール熱の影響を受けることがない。

Description

本発明は、温度や過電流を感知して電流を遮断するサーマルプロテクタに関する。
従来、サーマルプロテクタは、通電経路をバイメタル素子の反転動作で遮断するように構成されている。そして、バイメタル素子自体又はバイメタル素子に連動する可動板が、通電経路の遮断に係わる通電部を形成していた。
したがって、遮断に係わる接点の位置がどこにあろうとも、一方の端子から他方の端子に流れる電流経路において、必ずバイメタル素子の部分が通電によるジュール熱で自己発熱を起こす構造になっていた。
したがって、バイメタル素子は、周囲温度だけでなくバイメタル素子自体に発生するジュール熱の影響でも作動するようになり、本来は遮断の必要のないような、より低い周囲温度で遮断作動を起こす不具合がしばしば見られた。
そこで、上記の不具合を避けるため、接点部以外にはバイメタル素子に通電部を形成しないサーマルプロテクタの構成が提案されている。(例えば、日本国、特許第3724178号(特開平11−260221号公報)を参照。)
図1は、そのような、接点部以外にはバイメタル素子に通電部を形成しないサーマルプロテクタの構成を示す斜視図である。
図1に示すように、このサーマルプロテクタ1においては、平板状の二本の固定電極2及び3が、支持部材である樹脂体4の下方を前後に貫通して、その樹脂体4に支持されている。
二本の固定電極2及び3の一方の端部には、それぞれ固定接点5及び6が形成され、樹脂体4から固定接点5及び6とは反対方向へ導出している固定電極2及び3の他方の端部には、それぞれリード線7及び8が接続されている。
また、二本の固定電極2及び3の固定接点5及び6を有する端部側の上方に位置する樹脂体4の面に、可動電極支持板9の一端が固定されている。そして、この可動電極支持板9に、熱によって反転動作を行うバイメタル素子10の一端が固定されて支持されている。
そして、バイメタル素子10の他端には、固定接点5及び6に対向する位置に、1個の可動接点11が設けられている。
このサーマルプロテクタ1は、常温では、図1に示すようにバイメタル素子10の可動接点11が固定接点5及び6に圧接している。これにより、通電経路が、リード線7とリード線8との間に、固定電極2、固定接点5、可動接点11、固定接点6、固定電極3を介して形成されている。
そして、周囲温度が所定の温度以上となったとき、バイメタル素子10が反転動作を行って可動接点11が固定接点5及び6から離隔し、リード線7とリード線8との間に形成されていた通電経路が遮断されるように構成されている。
ところで、図1から明らかなように、固定接点5及び6と樹脂体4との間にある固定電極2及び3は通電領域であり、この通電領域は、バイメタル素子10の下面に対向して配置されている。
すなわち、バイメタル素子10の反転領域の全面が、つまり反転領域の100%が、固定電極2及び3の通電領域と重なり合っている。
このように、バイメタル素子10には通電されない構成ではあるが、つまりバイメタル素子10がジュール熱で自己発熱しない構成となっているが、バイメタル素子10の反転領域の全面が、通電領域で発生するジュール熱を輻射や対流で受ける状態になっている。
このため、通電電流が大きくなると、バイメタル素子10は、周囲温度だけでなくサーマルプロテクタ1自体の内部で発生する熱の影響で反転作動するようになり、本来の作動温度よりも低い周囲温度で作動する状況が顕著になってくる。
このように、図1に示すサーマルプロテクタ1は、更に通電電流が大きな電流に移行すると、常温でもバイメタル素子10が反転動作をすることが考えられる。
すなわち、実用上において、サーマルプロテクタ1が機器に組み込まれたとき、機器の通常動作の範囲の周囲温度でありながら、サーマルプロテクタ1が誤動作を起こしてしまう虞が多分にある構成となっていた。
本発明の目的は、上記従来の実情に鑑み、通電による発熱の影響を可及的に最小化してより大きな電流を通電することのできるサーマルプロテクタを提供することである。
本発明のサーマルプロテクタは、外部回路に接続する1対の端子と、該1対の端子に形成され電気回路の開閉部を構成する一対の固定接点と、該1対の固定接点に対向する可動接点を備え該可動接点による上記1対の固定接点への所定の接触圧を形成する弾性板からなる可動板と、該可動板に係合し該可動板を駆動して上記可動接点を介して上記一対の固定接点を開閉すべく所定温度で反り返り方向を反転するバイメタル素子と、を有し、上記可動板は、上記可動接点を備えた端部より反対側の端部が上記固定接点及び上記端子から遠ざかる方向に配置され、上記バイメタル素子は、その一端が、上記可動板の上記可動接点を備えた端部側に係合し、その他端が、上記可動板の上記可動接点を備えた端部より反対の端部側に係合し、且つその反転領域が、内部配置空域において負荷電流の通電経路の領域と重なる割合は1/3以下であるように構成される。
上記バイメタル素子は、例えば、反転領域と非反転領域を備え、上記可動板の上部に配置され、上記非反転領域側端部を上記可動板に固定され、上記反転領域側先端側を上記可動板の上記可動接点を備えた端部側に係合させ、平常時には上記可動板の上記可動接点を上記1対の固定接点に向けて押圧するように構成される。
この場合、例えば、上記バイメタル素子の端部を上記可動板に固定する固定部材を充電金属部材で構成し、サーマルプロテクタ本体の基部を上記1対の端子と絶縁された金属部で構成するようにしてもよい。
また、本発明のサーマルプロテクタにおいて、例えば、上記バイメタル素子は、その一端が、上記可動板の上記可動接点を備えた上端部よりも反対側の端部方向にずれた位置で上記可動板に係合し、その他端が、上記可動板の上記可動接点を備えた端部より反対側の端部に係合し、且つその反転領域が、内部配置空域において負荷電流の通電経路の領域と重ならないように構成することもできる。
また、上記のサーマルプロテクタにおいて、例えば、上記電気回路が直流回路であるとき、上記外部回路に接続する上記1対の端子の、一方を銅又は銅合金で構成し、他方をニッケル又はニッケル等でメッキした鉄で構成し、上記直流回路の通電方向を、上記ニッケル又は上記ニッケル等でメッキした鉄側をプラス極とし、上記銅又は銅合金側をマイナス極とするのが好ましい。
また、例えば、上記1対の固定接点と、該一対の固定接点に対向配置される上記可動接点とを同一の銀系部材で構成し、且つ上記可動接点を一体で構成するようにしてもよい。
また、例えば、上記外部回路に接続する上記1対の端子をそれぞれ放熱面として作用する板状部材で構成するのが好ましい。
また、例えば、サーマルプロテクタ本体の底面にPTCを内蔵し、上記1対の端子とPTCの電極を並列接続し、上記1対の固定接点の解放時に上記1対の端子からPTCに印加される電圧による発熱により上記バイメタル素子が自己保持動作を行うように構成してもよい。
以上のように本発明によれば、バイメタル素子は通電経路の構成子にならないだけでなく通電経路の発熱の影響も受けない位置に配置されるので、バイメタル素子が本来の動作温度よりも低い温度で反転動作を行うことがなく、これにより、より大きな電流を安定して通電することのできるサーマルプロテクタを提供することが可能となる。
従来の接点部以外にはバイメタル素子に通電部を形成しないサーマルプロテクタの構成を示す斜視図である。 実施例1のサーマルプロテクタの内部構成をハウジングを取り除いて示す斜視図である。 図2Aに示すサーマルプロテクタの分解斜視図である。 図2Aに示すサーマルプロテクタの分解斜視図である。 図2Aに示したサーマルプロテクタの内部構成の斜視図を再掲してバイメタル素子の反転領域と負荷電流の通電経路の領域との位置関係を示す図である。 実施例2におけるサーマルプロテクタの内部構成をハウジングを取り除いて示す斜視図である。 図4Aに示すサーマルプロテクタの分解斜視図である。 図4Aに示すサーマルプロテクタの分解斜視図である。 図4Aに示したサーマルプロテクタの内部構成の斜視図を再掲してバイメタル素子の反転領域と負荷電流の通電経路の領域との位置関係を示す図である。 実施例3におけるサーマルプロテクタの構成を示す側断面である。 実施例3におけるサーマルプロテクタの構成を示す側断面である。
符号の説明
1 サーマルプロテクタ
2、3 固定電極
4 樹脂体
5、6 固定接点
7、8 リード線
9 可動電極支持板
10 バイメタル素子
11 可動接点
15 サーマルプロテクタ
16(16a、16b) 端子
16−1 通電領域
17 樹脂製基台
17−1 突起
17−2 固定用支柱
18(18a、18b) 固定接点
19 可動板
19−1 係合爪
19−2 固定用孔
19−3 遊び孔
21 可動接点
22 バイメタル素子
22−1 反転領域
22−1−1 通電領域重なり部分
22−2 非反転領域
22−3 固定用孔
22−4 中央部
23 押さえ金具
25 サーマルプロテクタ
26 金属部
27 バイメタル素子
27−1 反転領域
27−2 中央部
28 可動板
28−1 規制爪
28−2、28−3 鉤爪
28−4 遊び孔
29 溶接部
30 ハウジング
31 PTC(positive temperature coefficient)
32(32a、32) 電極
33(33a、33b) 導電性接続部材
34(34a、34b) 抵抗部材
実施例1
図2Aは、実施例1におけるサーマルプロテクタの内部構成をハウジングを取り除いて示す斜視図であり、図2B及び図2Cはその分解斜視図である。尚、図2Bには図2Aのバイメタルと可動板の部分を表裏反転させて示している。
図2A、図2B及び図2Cに示すように、本例のサーマルプロテクタ15は、外部回路に接続する1対の端子16(16a、16b)を備えている。これら1対の端子16は、樹脂製基台17に固定されている。
そして、これら1対の端子16には、樹脂製基台17に固定されている端部側に、それぞれ電気回路の開閉部を構成する固定接点18(18a、18b)が一対となって形成されている。
また、これら一対の固定接点18には、弾性板からなる可動板19に形成された可動接点21が、1対の固定接点18に対向して配置され、それら1対の固定接点18へ所定の接触圧を形成している。
可動接点21は1対の固定接点18に接触する部分が一体型に形成されており、可動板19にカシメ又は溶接により固定して取り付けられている。
可動接点21が分離型でなく一体型であることにより、可動接点21を介して固定接点18間に流れる電流は、可動板19に分岐することなく直接可動接点21のみをを介して導通する。
可動板19は、可動接点21が形成されている端部の延長部分が、可動接点21が形成されている面の反対側面に折り返されて係合爪19−1を形成されている。
また、可動板19には、可動接点21が形成されている端部とは反対側の端部近傍に、長方形の固定用孔19−2が形成されている。更に可動板19には、可動接点21と固定用孔19−2との間に円形の遊び孔19−3が形成されている。
この可動板19には、可動板19を駆動して可動接点21を介して一対の固定接点18を開閉すべく所定温度で反り返り方向を反転するバイメタル素子22が係合している。
バイメタル素子22は、反転領域22−1と非反転領域22−2を備え、反転領域22−1側の端部が可動板19の係合爪19−1に係合している。
そして、バイメタル素子22の非反転領域22−2側の端部には、可動板19の固定用孔19−2とほぼ同形の固定用孔22−3が形成されていて、この固定用孔22−3が可動板19の固定用孔19−2と重なっている。
また、上記の樹脂製基台17には、ほぼ中央にやや円柱状の突起17−1が形成され、端子16を固定した端部とは反対側の端部寄りに、ほぼ直方体状の固定用支柱17−2が形成されている。
図2Bに示す可動板19と、この可動板19に一端が係合しているバイメタル素子22との結合体を、表裏反転させて、図2Cに示す樹脂製基台17に載せると、可動板19の固定用孔19−2とバイメタル素子22の固定用孔22−3が、重なったまま樹脂製基台17の固定用支柱17−2に嵌合する。
そして、その上から押さえ金具23が固定用支柱17−2に嵌め込まれ、押さえ金具23の上に突出する固定用支柱17−2の余剰部分17−2−1が加熱と押圧で押しつぶされて、押さえ金具23が固定用支柱17−2にカシメ付けられる。
これにより、可動板19の可動接点21とは反対側の端部と、バイメタル素子22の非反転領域22−2側の端部が、押さえ金具23により固定用支柱17−2に固定される。
この状態において、常温ではバイメタル素子22は図2Aにおいて上に凸状になるように設定されているので、可動板19の可動接点21が固定接点18に所定の接触圧で圧接する。
また、この状態で、樹脂製基台17の突起17−1は、その先端が、可動板19の遊び孔19−3を貫通して、バイメタル素子22の反転領域22−1の中央部22−4に近接して配置されている。
これにより、バイメタル素子22が所定の高温度で反転動作を行ったとき、すなわち、図2Aにおいて上に凹状に反り返ったとき、バイメタル素子22の非反転領域22−2側の端部が樹脂製基台17の固定用支柱17−2に固定され且つ反転領域22−1の中央部22−4が樹脂製基台17の突起17−1に当接することにより、可動板19の係合爪19−1に係合しているバイメタル素子22の端部が持ち上がる。これにより、固定接点18aと18bが開放され、電流が遮断される。
次に、内部配置空域すなわち図示を省略したハウジング内における配置空間において、本例のバイメタル素子22の反転領域、すなわち感熱反応動作部領域と、負荷電流の通電経路の領域との位置関係がどのようになっているかについて説明する。
図3は、ハウジングを取り除いて示す本例の図2Aに示したサーマルプロテクタ15の内部構成の斜視図を再掲する図である。
図3において、端子16aをプラス極、端子16bをマイナス極とすれば、固定接点18a及び18b間が閉じているときの電流は、先ず端子16aを矢印aのように流れ、続いて端子16aのの固定接点18aから可動接点21に矢印bのようにながれ、更に可動接点21を矢印cのように流れ、続いて可動接点21から端子16bの固定接点18bに矢印dのように流れ、そして端子16bを矢印eのように流れて外部電源の通電経路が形成される。
この矢印a、b、c、d及びeで示される通電経路が形成される通電領域16−1において、この通電領域16−1とバイメタル素子22の反転領域22−1とが重なる部分は、可動接点21との重なり部分22−1−1だけである。
この重なり部分22−1−1の重なり範囲の程度は、図3に示す例では、バイメタル素子22の反転領域22−1の1/4程度になっている。これは、バイメタル素子22をより小型にし、電流量を変えないために可動接点21の大きさを図3のまま維持したとしても通電領域16−1とバイメタル素子22の反転領域22−1との重なりは、1/3以下程度であることを示している。
また、可動板19の可動接点21を備えた端部より反対側の端部(樹脂製基台17に固定されている端部)は、固定接点18及び端子16から遠ざかる方向に配置されている。これにより、バイメタル素子22を支持する可動板19には、通電経路で発生するジュール熱は可動接点21から直接伝達されるだけで、通電経路から輻射や放射で受けることは全く無い。
このように、本例のサーマルプロテクタ15において、バイメタル素子22は、通電経路の構成子にならないだけでなく、通電経路の発熱の影響も受けない位置に配置されるので、バイメタル素子22が本来の動作温度よりも低い温度で反転動作を行うことがない。これにより、より大きな電流を安定して通電することができる。
尚、このサーマルプロテクタ15を、交流回路で構成されている電気回路に用いるときは、上記の矢印a、b、c、d及びeで示される電流の流れる方向が毎秒50又は60サイクル(日本国内の場合)で反転することは言うまでもない。
また、このサーマルプロテクタ15を、直流回路で構成されている電気回路に用いるときは、外部回路に接続する1対の端子の内、一方の端子、例えば端子16aを、ニッケル又はニッケル等でメッキした鉄で構成し、この端子をプラス極側の端子とする。そして、他方の端子16bを、銅又は銅合金で構成し、この端子をマイナス極側の端子とするのが好ましい。
このように構成すると、上記の通電経路でジュール熱が発生したとき、このジュール熱は接点部分(矢印b及びdの部分)が高くなるので、トムソン効果が働いて、端子16aでは熱が同図の矢印aで示す電流の方向とは逆方向に移動し、端子16bでは熱が同図の矢印eで示す電流の方向と同一方向に移動する。
すなわち、接点部分で高くなったジュール熱が、トムソン効果によって、端子16a及び16bの外端部側に移動して、接点部分の高熱が冷却される。
尚、端子16a及び16bの外端部側は、外部の電気回路に接続される部分であり、端子16a及び16bと外部の電気回路とは通常極めて強固に接続されるから、この接続部でのジュール熱は、圧接だけの接続で通電される接点部分でのジュール熱よりも低い。
したがって、トムソン効果の作用は、常に接点部分の発熱を端子の外端部に移動させることになる。
実施例2
図4Aは、第2の実施形態におけるサーマルプロテクタの内部構成をハウジングを取り除いて示す斜視図であり、図4B及び図4Cはその分解斜視図である。
尚、図4Bには図4Aのバイメタルと可動板の部分を表裏反転させて示している。また、図4A、図4B及び図4Cには、図2A、図2B及び図2Cと同一の構成又は機能の部分には図2A、図2B及び図2Cと同一の番号を付与して示している。
図4A、図4B及び図4Cに示すように、本例のサーマルプロテクタ25は、外部回路に接続する1対の端子16(16a、16b)を備えている。これら1対の端子16は、それぞれ内端部に固定接点18(18a、18b)を形成されている。そして、この固定接点18側の端部を樹脂製基台17に固定されている。
樹脂製基台17は、ほぼ中央にやや円柱状の突起17−1が形成され、端子16を固定した端部とは反対側の端部には、金属部26が固定して取り付けられている。
また、本例におけるバイメタル素子27は、全体が反転領域27−1から成っている。このバイメタル素子27は、弾性体からなる長方形の可動板28のほぼ中央部において、反転動作可能に可動板28に係合している。
すなわち、バイメタル素子27の短手方向の両側部は、可動板28の短手方向両側部に立設された規制爪28−1により横方向の移動を規制され、バイメタル素子27の長手方向の両端部はそれぞれ可動板28の中央部と長手方向両端部とのほぼ中間にそれぞれ切り出し形成された鉤爪28−2及び28−3に係合している。
図4Bに示す可動板28と、この可動板28に全体的に係合しているバイメタル素子27との結合体を、表裏反転させて、図4Cに示す樹脂製基台17に載せ、可動板28の可動接点21が形成されている端部とは反対側の端部の少なくとも2箇所の溶接部29によって金属部26に固定する。
これにより、可動板28の中央部と可動接点21とは反対側の端部との中間にある鉤爪28−3に係合するバイメタル素子27の長手方向側部が、樹脂製基台17に対して可動板28を介して位置固定される。
この状態において、常温ではバイメタル素子27は図4Aにおいて上に凸状になるように設定されているので、可動板28の可動接点21が固定接点18に所定の接触圧で圧接する。
また、この状態で、樹脂製基台17の突起17−1は、その先端が、可動板28の遊び孔28−4を貫通して、バイメタル素子27の中央部27−2にほぼ当接するほど近接している。
これにより、バイメタル素子27が所定の高温度で反転動作を行ったとき、すなわち、図4Aにおいて上に凹状に反り返ったとき、バイメタル素子27が可動板28の可動接点21とは反対側の鉤爪28−3により樹脂製基台17に対して位置固定されていることにより、可動板28の可動接点21側の鉤爪28−2に係合しているバイメタル素子27の端部が持ち上がる。これにより、固定接点18aと18bが開放され、電流が遮断される。
次に、内部配置空域すなわち図示を省略したハウジング内における配置空間において、本例のバイメタル素子27の反転領域すなわち感熱反応動作部領域と、負荷電流の通電経路の領域との位置関係がどのようになっているかについて説明する。
図5は、ハウジングを取り除いて示す本例の図4Aに示したサーマルプロテクタ25の内部構成の斜視図を再掲する図である。
図5においても、端子16aをプラス極、端子16bをマイナス極とすれば、固定接点18a及び18b間が閉じているときの電流は、端子16aから固定接点18a、可動接点21、固定接点18bを通って端子16bへ、矢印a、b、c、d及びeで示すように流れる。
この矢印a、b、c、d及びeで示される通電経路が形成される通電領域16−1において、この通電領域16−1とバイメタル素子27の反転領域27−1とが重なる部分は全く存在しない。したがって、バイメタル素子27が通電経路で発生するジュール熱を輻射や放射で受けることは全く無い。
そして、本例においても、可動板28の可動接点21を備えた端部より反対側の端部(樹脂製基台17に固定されている端部)は、固定接点18及び端子16から遠ざかる方向に配置されている。
これにより、本例においても、バイメタル素子27を支持する可動板28は、通電経路で発生するジュール熱を、可動接点21から直接伝達されるだけで、通電経路からの輻射や放射で受けることは全く無い。
このように、本例のサーマルプロテクタ25においても、バイメタル素子27は、通電経路の構成子にならないだけでなく、通電経路の発熱の影響も受けない位置に配置されるので、バイメタル素子27が本来の動作温度よりも低い温度で反転動作を行うことがない。これにより、より大きな電流を安定して通電することができる。
尚、本例においても、このサーマルプロテクタ25を、直流回路で構成されている電気回路に用いるときは、端子16a及び16bを、図3で説明したように構成すると、接点部分で高くなったジュール熱が、トムソン効果によって、端子16a及び16bの外端部側に移動して、接点部分の高熱が冷却される。
また、上述した第1及び第2の実施形態のサーマルプロテクタにおいては、端子16a及び16bが、それぞれ放熱面として作用する板状部材で構成されているので、トムソン効果によって端子16a及び16bの外端部側に移動するジュール熱がより良く冷却されるようになっている。
また、固定接点18(18a、18b)と可動接点21とを同一の銀系部材で構成し、且つ可動接点21を、1対の固定接点18に対応して1対とせず、図2B及び図4Bに示したように一体で構成すると、接点部分の接触抵抗を小さく抑えて、接点部分の発熱をより少なくすることができる。
実施例3
図6A及び図6Bは、実施例3におけるサーマルプロテクタの構成を示す側断面である。尚、図6Aは、実施例1におけるサーマルプロテクタと同一の構成のサーマルプロテクタ本体のハウジング30の底部にPTC(positive temperature coefficient)31 を内蔵した状態を示している。
また、図6Bは、実施例2におけるサーマルプロテクタと樹脂製基台17の形状と、樹脂製基台17への可動板28の固定の仕方がやや異なるが、実施例2におけるサーマルプロテクタとほぼ同一のバイメタル素子の反転領域と負荷電流の通電経路の領域との位置関係を有するサーマルプロテクタ本体のハウジング30の底部にPTC31を内蔵した状態を示している。
図6A及び図6Bにおいて、1対の端子16(16a、16b)とPTC31の電極32(32a、32b)とは、導電性接続部材33(33a、33b)及び抵抗部材34(34a、34b)によって並列接続されている。
これにより、本例のサーマルプロテクタは、固定接点18(18a、18b)が閉じているときは、外部の電気回路は端子16(16a、16b)を介して通電されるが、内部温度が所定以上の温度に上昇してバイメタル素子22(又は27)が反転し、固定接点18が解放されると、1対の端子16(16a、16b)間に形成される電圧はPTC31に印加されるようになる。
これによりPTC31が発熱し、この発熱によりバイメタル素子22(又は27)が反転状態を維持して、サーマルプロテクタ本体が自己保持動作を行うようになっている。
この自己保持動作は、外部電気回路の通電が強制的に遮断され、1対の端子16(16a、16b)からPTC31への電圧印加が解除され、内部温度が所定以下の温度に冷却されるまで維持される。
以上のように本発明のサーマルプロテクタは、温度や過電流を感知して電流を遮断するスイッチを必要とする全ての業界において利用することが可能である。

Claims (8)

  1. 外部回路に接続する1対の端子と、
    該1対の端子に形成され電気回路の開閉部を構成する一対の固定接点と、
    該1対の固定接点に対向する可動接点を備え該可動接点による前記1対の固定接点への所定の接触圧を形成する弾性板からなる可動板と、
    該可動板に係合し該可動板を駆動して前記可動接点を介して前記一対の固定接点を開閉すべく所定温度で反り返り方向を反転するバイメタル素子と、
    を有し、
    前記可動板は、前記可動接点を備えた端部より反対側の端部が前記固定接点及び前記端子から遠ざかる方向に配置され、
    前記バイメタル素子は、その一端が、前記可動板の前記可動接点を備えた端部側に係合し、その他端が、前記可動板の前記可動接点を備えた端部より反対の端部側に係合し、且つその反転領域が、内部配置空域において負荷電流の通電経路の領域と重なる割合は1/3以下であることを特徴とするサーマルプロテクタ。
  2. 前記バイメタル素子は、反転領域と非反転領域を備え、前記可動板の上部に配置され、前記非反転領域側端部を前記可動板に固定され、前記反転領域側先端側を前記可動板の前記可動接点を備えた端部側に係合させ、平常時には前記可動板の前記可動接点を前記1対の固定接点に向けて押圧する、ことを特徴とする請求項1記載のサーマルプロテクタ。
  3. 前記バイメタル素子の端部を前記可動板に固定する固定部材を充電金属部材で構成し、
    サーマルプロテクタ本体の基部を前記1対の端子と絶縁された金属部で構成する、
    ことを特徴とする請求項2記載のサーマルプロテクタ。
  4. 前記バイメタル素子は、その一端が、前記可動板の前記可動接点を備えた上端部よりも反対側の端部方向にずれた位置で前記可動板に係合し、その他端が、前記可動板の前記可動接点を備えた端部より反対側の端部に係合し、且つその反転領域が、内部配置空域において負荷電流の通電経路の領域と重ならないことを特徴とする請求項1記載のサーマルプロテクタ。
  5. 前記電気回路が直流回路であるとき、
    前記外部回路に接続する前記1対の端子の、一方を銅又は銅合金で構成し、他方をニッケル又はニッケル等でメッキした鉄で構成し、
    前記直流回路の通電方向を、前記ニッケル又は前記ニッケル等でメッキした鉄側をプラス極とし、前記銅又は銅合金側をマイナス極とする、ことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のサーマルプロテクタ。
  6. 前記1対の固定接点と、該一対の固定接点に対向配置される前記可動接点とを同一の銀系部材で構成し、且つ前記可動接点を一体で構成することを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載のサーマルプロテクタ。
  7. 前記外部回路に接続する前記1対の端子をそれぞれ放熱面として作用する板状部材で構成することを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載のサーマルプロテクタ。
  8. サーマルプロテクタ本体の底面にPTCを内蔵し、
    前記1対の端子とPTCの電極を並列接続し、
    前記1対の固定接点の解放時に前記1対の端子からPTCに印加される電圧による発熱により前記バイメタル素子が自己保持動作を行うことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7記載のサーマルプロテクタ。
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