JPWO2008010504A1 - 累進屈折力レンズの設計方法、製造方法および眼鏡レンズの供給システム - Google Patents

累進屈折力レンズの設計方法、製造方法および眼鏡レンズの供給システム Download PDF

Info

Publication number
JPWO2008010504A1
JPWO2008010504A1 JP2008525873A JP2008525873A JPWO2008010504A1 JP WO2008010504 A1 JPWO2008010504 A1 JP WO2008010504A1 JP 2008525873 A JP2008525873 A JP 2008525873A JP 2008525873 A JP2008525873 A JP 2008525873A JP WO2008010504 A1 JPWO2008010504 A1 JP WO2008010504A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
addition
progressive
power
performance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008525873A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5769914B2 (ja
Inventor
矢成 光弘
光弘 矢成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Essilor Co Ltd
Original Assignee
Nikon Essilor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Essilor Co Ltd filed Critical Nikon Essilor Co Ltd
Priority to JP2008525873A priority Critical patent/JP5769914B2/ja
Publication of JPWO2008010504A1 publication Critical patent/JPWO2008010504A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5769914B2 publication Critical patent/JP5769914B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C7/00Optical parts
    • G02C7/02Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
    • G02C7/024Methods of designing ophthalmic lenses
    • G02C7/028Special mathematical design techniques
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C7/00Optical parts
    • G02C7/02Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
    • G02C7/06Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses bifocal; multifocal ; progressive
    • G02C7/061Spectacle lenses with progressively varying focal power
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C7/00Optical parts
    • G02C7/02Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
    • G02C7/06Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses bifocal; multifocal ; progressive
    • G02C7/061Spectacle lenses with progressively varying focal power
    • G02C7/068Special properties achieved by the combination of the front and back surfaces

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Eyeglasses (AREA)

Abstract

光学性能だけではなく外観性能をも考慮した累進屈折力レンズの効率的な設計方法を提供する。本発明による累進屈折力レンズの設計方法は、レンズ外面の加入度とレンズ内面の加入度との和であるレンズ全体の加入度を定めるステップ(S030)と、レンズ外面の加入度を定めるステップ(S040)と、を含む。本発明による累進屈折力レンズの設計方法は、レンズ外面の加入度を定めるステップにおいて、レンズの光学性能よりもレンズの外観性能を重視する場合に、レンズ外面の加入度が0以上でレンズ全体の加入度より小さくなるように定め、レンズの外観性能よりもレンズの光学性能を重視する場合には、レンズ外面の加入度がレンズ全体の加入度よりも大きくなるように定めることを特徴とする。

Description

本発明は、累進屈折力レンズの設計方法、製造方法および眼鏡レンズの供給システムに関するものである。特に、累進屈折力レンズの外観性能を重視する程度に応じて、所望の外観性能のレンズを提供することのできる累進屈折力レンズの設計方法、製造方法および眼鏡レンズの供給システムに関するものである。
累進屈折力レンズは、装用時においてレンズの上方に位置する比較的遠方視に適した遠用部領域(以下、「遠用部」という)と、レンズの下方に位置する、比較的近方視に適した近用部領域(以下、「近用部」という)と、遠用部と近用部の中間に位置し、面屈折力を連続的に変化させる累進部領域(以下、「累進部」という)と、を備えている。累進屈折力レンズを使用した眼鏡は、遠方視時と近方視時において眼鏡の掛け替えや掛け外しを必要としない。また、累進屈折力レンズは、レンズに明確な境目が無く外観的にも優れている。したがって、最近では老視の矯正用眼鏡レンズとしては累進屈折力レンズが主流となって来ている。
従来の累進屈折力レンズは、外面にのみ累進面が配置されている外面累進屈折力レンズが主流であった。しかし、最近になって、非球面加工技術の発達から、自由曲面のような複雑な非球面を安価にしかも短時間の内に自由に加工することが可能となってきた。その結果、最近では外面を球面として内面に累進面が配置されている内面累進屈折力レンズや、外面と内面の両面を累進面した両面累進屈折力レンズが製品化されている。特に、両面累進屈折力レンズは、高い光学性能を実現することができる(たとえば、国際公開97-19383号)。
他方、眼鏡レンズには、光学性能だけではなく、外観の見栄えの良さ(以下、外観性能という)も要求される。外観性能には、レンズの中心厚および縁厚が厚すぎないこと、レンズの外面の中心から周辺部までの厚さ方向の高さ(以下、前高という)が大きすぎないこと、装用したときの顔の輪郭の歪みが大きすぎないことが含まれる。すなわち、眼鏡レンズは、いくら光学性能が良くとも、厚くて前高が大きく、装用したときの顔の輪郭の歪みが大きいレンズは、一般的には装用者に受け入れられない。
したがって、眼鏡用の累進屈折力レンズを設計する場合には、光学性能だけではなく外観性能をも考慮して設計する必要がある。しかし、従来において、光学性能だけではなく外観性能をも考慮した累進屈折力レンズの効率的な設計方法は開発されていなかった。従来の眼鏡用累進屈折力レンズの設計方法は、ベースカーブと加入度から、先ず外面形状を決定し、その後必要に応じて光学性能を改善するために内面形状を決定するものであり、外観性能に関してはレンズの中心厚程度しか調整していなかった。
光学性能だけではなく外観性能をも考慮した累進屈折力レンズの設計方法に対するニーズがある。
本発明による累進屈折力レンズの設計方法は、レンズ外面の加入度とレンズ内面の加入度との和であるレンズ全体の加入度を定めるステップと、レンズ外面の加入度を定めるステップと、を含む。本発明による累進屈折力レンズの設計方法は、レンズ外面の加入度を定めるステップにおいて、レンズの光学性能よりもレンズの外観性能を重視する場合に、レンズ外面の加入度が0以上でレンズ全体の加入度より小さくなるように定め、レンズの外観性能よりもレンズの光学性能を重視する場合には、レンズ外面の加入度がレンズ全体の加入度よりも大きくなるように定めることを特徴とする。
本発明による累進屈折力レンズの設計方法によれば、レンズの外観性能を重視する程度に応じてレンズ外面の加入度を定めるので、従来のように、ほとんど調整することができなかった外観性能も設計する際の要素として考慮でき、外観性能に対する眼鏡使用者の、多彩な要求に対応できる。
本発明によれば、光学性能だけではなく外観性能をも考慮した累進屈折力レンズの効率的な設計方法が得られる。
本発明の一実施形態による、累進屈折力レンズの設計方法を示す流れ図である。 本発明の一実施形態によって、外観性能を重視して設計された、累進屈折力レンズの、装用縦方向の断面図である。 図2に示した累進屈折力レンズの、透過光線での非点収差分布図である。 本発明の一実施形態によって、光学性能を重視して設計された、累進屈折力レンズの、装用縦方向の断面図である。 図4に示した累進屈折力レンズの、透過光線での非点収差分布図である。 本発明の一実施形態によって、光学性能と外観性能とをバランスさせて設計された、累進屈折力レンズの、装用縦方向の断面図である。 図6に示した累進屈折力レンズの、透過光線での非点収差分布図である。 本発明の一実施形態によって、光学性能と外観性能とをバランスさせて設計された、別の累進屈折力レンズの、装用縦方向の断面図である。 図8に示した累進屈折力レンズの、透過光線での非点収差分布図である。 累進屈折力レンズの設計方法を示す流れ図である。 一実施形態による累進屈折力レンズの供給システムの構成を示す図である。 一実施形態による累進屈折力レンズの製造方法を示す流れ図である。
図10は、累進屈折力レンズの設計方法を示す流れ図である。
ステップS1010において、眼鏡装用者の処方データを入力する。眼鏡装用者の処方データは、球面度数、乱視度数、乱視軸、レンズ全体の加入度、レンズ外径、フレーム形状などである。
ステップS1020において、外観性能の条件を設定する。外観性能の条件とは、外観に寄与する項目の値であり、たとえば、レンズの前高、中心厚、縁厚、レンズの重量、外面のベースカーブ、装用時における顔の輪郭の歪の量などの値である。上記のような項目の少なくとも一つの項目の値の範囲を指定してもよい。上記の値は任意の値としてもよいし、予めデータベースなどに記憶された値から選択してもよい。外観性能の条件は、レンズ外径やフレーム形状を考慮して設定する。さらに、設計や加工における制限や条件を考慮して設定するのが望ましい。
ステップS1030において、累進屈折力レンズの光学性能の仕様を設定する。光学性能の仕様とは、たとえば、累進屈折力レンズの種類、遠用度数、近用度数、加入度、非点収差分布や平均屈折力分布、歪曲収差などである。
ステップS1040において、外面形状データを設定する。ステップS1020において設定された外観性能の条件、およびステップS1030において設定された、累進屈折力レンズの光学性能の仕様を考慮して、累進屈折力レンズの種類、外面のベースカーブの曲率、レンズ全体の加入度に対する外面の加入度の比率などを設定する。該比率は任意の値としてもよい。あるいは、レンズのタイプごとに予めデータベースなどに記憶された、ベースカーブや比率を選択してもよい。
ステップS1050において、内面形状データおよび中心厚を設定する。ステップS1040において設定された外面形状データ、およびステップS1010において入力された、眼鏡装用者の球面度数、乱視度数、乱視軸、レンズ全体の加入度に基づいて、内面形状データを設定する。内面形状データは、予めデータベースなどに記憶されたデータを使用してもよいし、設計するレンズごとに最適化計算を行うことにより生成してもよい。
さらに、外面形状データ、内面形状データ、レンズ外径、フレーム形状、設計や加工上の条件や制限などを考慮してレンズの中心厚を設定する。
ステップS1060において、ステップS1040において設定された外面形状データ、およびステップS1050において設定された内面形状データが、ステップS1030において設定された、累進屈折力レンズの光学性能の仕様を満たしているか否か判断する。累進屈折力レンズの光学性能の仕様を満たしていなければ、ステップS1090に進み、外観性能の条件変更が必要か否か判断する。外観性能の条件変更が必要であれば、ステップS1020に戻る。外観性能の条件変更が必要でなければ、ステップS1100に進み、光学性能仕様の変更が必要か否か判断する。光学性能仕様の変更が必要であれば、ステップS1030に戻る。光学性能仕様の変更が必要でなければ、ステップS1040に戻る。累進屈折力レンズの光学性能の仕様を満たしていれば、ステップS1070に進む。
ステップS1070において、ステップS1040において設定された外面形状データ、およびステップS1050において設定された内面形状データが、ステップS1020において設定された、外観性能の条件を満たしているか否か判断する。外観性能の条件を満たしていなければ、ステップS1090に進み、外観性能の条件変更が必要か否か判断する。外観性能の条件変更が必要であれば、ステップS1020に戻る。外観性能の条件変更が必要でなければ、ステップS1100に進み、光学性能仕様の変更が必要か否か判断する。光学性能仕様の変更が必要であれば、ステップS1030に戻る。光学性能仕様の変更が必要でなければ、ステップS1040に戻る。外観性能の条件を満たしていれば、ステップS1080に進む。
ステップS1080において、光学性能または外観性能の改善の余地が有るか否か判断する。光学性能または外観性能の改善の余地が有り、さらに改善を行う場合には、ステップS1090に進み、外観性能の条件変更が必要か否か判断する。外観性能の条件変更が必要であれば、ステップS1020に戻る。外観性能の条件変更が必要でなければ、ステップS1100に進み、光学性能仕様の変更が必要か否か判断する。光学性能仕様の変更が必要であれば、ステップS1030に戻る。光学性能仕様の変更が必要でなければ、ステップS1040に戻る。光学性能または外観性能の改善の余地がない場合には、処理を終了する。
上記の手順において、ステップS1020とステップS1030およびステップS1060とステップS1070は、順序を入れ替えてもよい。
図1は、本発明の一実施形態による、累進屈折力レンズの設計方法を示す流れ図である。図1のステップS010乃至S050は、図10のステップS1010乃至S1050に対応する。
ステップS010において、眼鏡装用者の処方データを定める。眼鏡装用者の処方データには、遠用度数(遠用部の屈折力)、近用度数(近用部の屈折力)、乱視度数、乱視軸、レンズ外形、フレーム形状などが含まれる。
ステップS020において、眼鏡用レンズの外観性能を重視する程度を定める。一例として、眼鏡用レンズの光学性能よりも外観性能を重視する場合と、光学性能と外観性能とをバランスさせる場合と、外観性能よりも光学性能を重視する場合とに分類してもよい。なお、ステップS020は、ステップS040より前のどの時点で行ってもよい。
ステップS030において、レンズ全体の加入度を定める。ここで、加入度とは、近用部の屈折力と遠洋部の屈折力との差である。したがって、レンズ全体の加入度は、装用者の処方データによって定まる。なお、加入度および屈折力は、メートル表示の焦点距離の逆数である、ディオプターという単位で表わす。
ステップS040において、レンズ外面の加入度を定める。ここで、レンズ全体の加入度は、レンズ外面の加入度とレンズ内面の加入度との和である。したがって、レンズ外面の加入度を定めることは、レンズ全体の加入度を、レンズ外面の加入度とレンズ内面の加入度に割り振ることを意味する。レンズ外面の加入度は、以下の手順によって定める。
レンズの光学性能よりもレンズの外観性能を重視する場合に、レンズ外面の加入度が0以上でレンズ全体の加入度より小さくなるように定める。この場合、レンズ内面の加入度は、正の値となる。
レンズ外面の加入度を小さくすると、レンズの中心厚、縁厚および前高を小さくすることができ、外観性能は向上する。他方、内面の加入度を正の値とすると、非点収差、歪曲収差などの光学的性能が劣化する。しかし、遠用部におけるベースカーブは変化しないので、光学性能の劣化は近用部に限定される。
ここで、外面の加入度が負の値を取ると、特に近用部における歪曲収差の劣化が著しくなるうえ、レンズ下方の縁厚がレンズ上方の縁厚よりもおおきくなってしまう。 特に、遠用度数がプラスのレンズの場合、レンズ下方の縁厚の方が厚くなってしまうことは好ましくない。そこで、レンズ外面の加入度は0以上とする。
レンズの外観性能よりもレンズの光学性能を重視する場合には、レンズの外面の加入度がレンズ全体の加入度よりも大きくなるように定める。
レンズ外面の加入度をレンズ全体の加入度よりも大きくし、レンズ内面の加入度を負の値とすると、近用部における外面および内面の曲率が大きくなるため、レンズの前高や中心厚が増加する。しかしながら、従来の累進屈折力レンズと比較して、近用部におけるレンズのプリズム作用、非点収差および歪曲収差を低減することができ、光学性能が著しく向上する。また、遠用部におけるベースカーブが変化しないので、外観性能の変化は近用部に限定される。
レンズの光学性能とレンズの外観性能をバランスさせる場合には、レンズの外面の加入度がレンズ全体の加入度とほぼ同じ大きさとなるように定める。
具体的に、レンズの光学性能よりもレンズの外観性能を重視する場合には、たとえば、レンズ全体の加入度に対するレンズ外面の加入度の比率を0以上0.8以下とし、レンズ全体の加入度に対するレンズの内面の加入度の比率を0.2以上とする。
したがって、レンズ全体での加入度をAdd、外面の加入度をAdd1、内面の加入度をAdd2としたときに、レンズの光学性能よりもレンズの外観性を重視する場合には、

Add=Add1+Add2 ・・・(1)
0≦Add1≦Add×0.8 ・・・(2)

の関係を満たすべきである。
上記の関係を満たす範囲で外面の加入度をどの値とするかは、外観性能を重視する程度に応じて定める。
レンズの光学性能を重視する場合には、レンズ全体の加入度に対するレンズ外面の加入度の比率を1.2以上とし、レンズ全体の加入度に対するレンズの内面の加入度の比率を-0.2以下とする。
レンズ全体の加入度に対するレンズ外面の加入度の比率を1.2以上とするので、レンズ外面の加入度は正となる。
したがって、レンズ全体での加入度をAdd、外面の加入度をAdd1、内面の加入度をAdd2としたときに、レンズの外観性よりもレンズの光学性能を重視する場合には、

Add=Add1+Add2 ・・・(1)
Add×1.2≦Add1 ・・・(3)

の関係を満たすべきである。
しかし、外面の加入度が大きすぎると、明らかに外観性能が劣化し、フレームに装着できない不具合を生じる場合もある。
したがって、外面の加入度Add1は

Add×1.2≦Add1≦Add×3.0 ・・・(4)

の関係を満たすことが望ましく、更には

Add×1.2≦Add1≦Add×2.0 ・・・(5)

の関係を満たすことが望ましい。
上記の関係を満たす範囲で外面の加入度をどの値とするかは、光学性能を重視する程度に応じて定める。
レンズの光学性能とレンズの外観性能をバランスさせる場合に、レンズ全体の加入度に対するレンズ外面の加入度の比率を0.8よりも大きく1.2よりも小さい値とし、レンズ全体の加入度に対するレンズ内面の加入度の比率を−0.2よりも大きく0.2よりも小さな値とする。
レンズ全体の加入度に対するレンズ外面の加入度の比率を0.8以上とするので、レンズ外面の加入度は正となる。
したがって、レンズ全体での加入度をAdd、外面の加入度をAdd1、内面の加入度をAdd2としたときに、レンズの光学性能とレンズの外観性能をバランスさせる場合には、

Add=Add1+Add2 ・・・(1)
Add×0.8<Add1<Add×1.2 ・・・(6)

の関係を満たすべきである。
上記の関係を満たす範囲で外面の加入度をどの値とするかは、光学性能と外観性能を考慮して定める。
ステップS050において、レンズ外面の加入度に基づいて、レンズの外面形状を定める。レンズの外面形状は、外面の加入度やベースカーブ、レンズタイプ等により決定されるが、これらの形状はレンズ毎に任意の形状を決定してもよいし、予め定められた形状から選択してもよい。つぎに、レンズの外面形状、装用者の球面度数、乱視度数、乱視軸方向、レンズ内面の加入度、さらには、目とレンズの距離、レンズを取り付ける眼鏡フレームの目に対する傾き、レンズを取り付ける眼鏡フレームの形から決まるレンズの形状等、使用者の使用条件を考慮してレンズの内面形状を定める。さらに、レンズの外面形状および内面形状、レンズ外形やフレーム形状、設計や加工上の条件や制限などを必要に応じて考慮してレンズの中心厚を設定する。レンズの内面形状は、データベースなどに予め準備された形状を使用してもよいし、レンズ毎に光学性能の最適化計算を行うことにより生成してもよい。
上述の、本実施形態による設計方法においては、外観性能を重視する程度によって、レンズ全体の加入度に対するレンズ外面の加入度の比を定め、レンズ全体の加入度と該比とが所望の値となるように設計を行う。したがって、レンズ全体の加入度と、該比に対応する外観性能とのバランスを考慮した設計が行われる。この結果、図10のステップS1060乃至ステップS1100の処理が大幅に軽減される。
後で説明するように、図1のステップS010乃至S050によって設計を行った後、レンズ形状を眼鏡装用者、眼鏡店(の店員)や関係者等に表示し、眼鏡装用者等が外観性能を重視する程度を変更できるようにしてもよい。
つぎに、累進屈折力レンズの供給システムおよび累進屈折力レンズの製造方法について説明する。
図11は、一実施形態による累進屈折力レンズの供給システムの構成を示す図である。
累進屈折力レンズの供給システムは、データ端末101と、データ記憶部107と、設計部105と、加工機制御部111とを備える。データ端末101、設計部105および加工機制御部111は、種々の形態のコンピュータであってもよい。データ端末101は、たとえば、眼鏡販売店10に設置される。設計部105、データ記憶部107および加工機制御部111は、たとえば、眼鏡を製造する工場20に設置される。データ端末101と設計部105とは、たとえば、インターネットなどの回線103によって接続されている。また、設計部105と加工機制御部111とは、たとえば、イントラネットなどの回線109によって接続されている。レンズの加工機113は、加工機制御部111に接続されている。
図12は、一実施形態による累進屈折力レンズの製造方法を示す流れ図である。
ステップS2010において、眼鏡装用者の処方データおよび外観性能の条件(外観性能を重視する程度)がデータ端末101から設定される。データ端末101は、これらのデータを、回線103を介して設計部105に送る。
ステップS2020において、設計部105は、図1のステップS030乃至ステップS050にしたがって、眼鏡装用者の処方データ、外観性能を重視する程度およびデータ記憶部107に記憶された設計用データを使用して、レンズの設計を行う。設計用データには、外観性能を重視する程度と関連付けて記憶された、上述の式(1)乃至(6)が含まれる。
ステップS2030において、設計部105は、回線103を介して、設計結果をデータ端末101に送り、データ端末101は、眼鏡装用者、眼鏡店(の店員)や関係者等に設計結果を表示する。表示される設計結果は、後で説明するレンズの断面図(図2、図4、図6および図8)や非点収差分布図(図3、図5、図7および図9)であってもよい。眼鏡装用者、眼鏡店(の店員)や関係者等は、表示された設計結果を検討し、再設計が必要であるか否か判断する。
ステップ2040において、再設計を行うか否かの指示が、データ端末101から設定される。再設計を行う場合には、ステップS2010に戻る。ステップS2010において、眼鏡装用者の処方データおよび外観性能を重視する程度のいずれかのデータが修正された後、データ端末101から設定される。再設計を行わない場合には、ステップS2050に進む。
ステップS2050において、設計部105は、回線109を介して設計結果を加工機制御部111に送り、加工機制御部111は、レンズの加工を行う。
以下に本発明による実施形態によって設計されたレンズを説明する。本発明による実施形態によって設計されたレンズは全て、球面度数0.00(ディオプター)、乱視度数0.00(ディオプター)、加入度数ADD=2.00(ディオプター)、外面の遠用基準点のベースカーブ3.75(ディオプター)、レンズの屈折率1.60、外径75mmとした累進屈折力レンズである。
図2は、本発明の一実施形態によって、光学性能よりも外観性能を重視して設計された、累進屈折力レンズの、装用縦方向の断面図である。本実施形態において、外面の加入度は、1.00ディオプター、内面の加入度は、1.00ディオプターである。本実施形態および以下の実施形態において、全体の加入度は2.00ディオプターである。したがって、レンズ全体の加入度に対するレンズ外面の加入度の比率は、0.5である。
図2において、近用部前高(レンズ下方)は6.2ミリメータ、レンズ下方の縁厚は、0.8ミリメータである。
図3は、図2に示した累進屈折力レンズの、透過光線での非点収差分布図である。図3には、非点収差を数字で示している。非点収差の単位は、ディオプターである。
図4は、本発明の一実施形態によって、外観性能よりも光学性能を重視して設計された、累進屈折力レンズの、装用縦方向の断面図である。本実施形態において、外面の加入度は、3.00ディオプター、内面の加入度は、−1.00ディオプターである。したがって、レンズ全体の加入度に対するレンズ外面の加入度の比率は、1.5である。
図4において、近用部前高(レンズ下方)は8.1ミリメータ、レンズ下方の縁厚は、0.8ミリメータである。
図5は、図4に示した累進屈折力レンズの、透過光線での非点収差分布図である。
図6は、本発明の一実施形態によって、光学性能と外観性能とをバランスさせて設計された、累進屈折力レンズの、装用縦方向の断面図である。本実施形態において、外面の加入度は、1.80ディオプター、内面の加入度は、0.20ディオプターである。したがって、レンズ全体の加入度に対するレンズ外面の加入度の比率は、0.9である。
図6において、近用部前高(レンズ下方)は7.0ミリメータ、レンズ下方の縁厚は、0.8ミリメータである。
図7は、図6に示した累進屈折力レンズの、透過光線での非点収差分布図である。
図8は、本発明の一実施形態によって、光学性能と外観性能とをバランスさせて設計された、別の累進屈折力レンズの、装用縦方向の断面図である。本実施形態は、従来の設計方法によって設計したものと同等なものとなっており、比較基準となるものである。本実施形態において、外面の加入度は、2.00ディオプター、内面の加入度は、0.00ディオプターである。したがって、レンズ全体の加入度に対するレンズ外面の加入度の比率は、1.0である。
図8において、近用部前高(レンズ下方)は7.2ミリメータ、レンズ下方の縁厚は、0.8ミリメータである。
図9は、図8に示した累進屈折力レンズの、透過光線での非点収差分布図である。
図2、図4、図6および図8を比較すると、外観性能を重視して設計した図2のレンズの近用部前高(レンズ下方)が最も小さく、光学性能を重視して設計した図4のレンズの近用部前高(レンズ下方)が最も高い。光学性能と外観性能とをバランスさせて設計した図6および図8のレンズの近用部前高(レンズ下方)は、図2のレンズの近用部前高(レンズ下方)と図4のレンズの近用部前高(レンズ下方)との間の値である。
図3、図5、図7および図9を比較すると、光学性能を重視して設計した図5のレンズの非点収差が最も小さく、外観性能を重視して設計した図3のレンズの非点収差が最も大きい。具体的に、非点収差が0.50ディオプター以下である領域(301、501、701および901)は、図5の領域501が最も大きく、図3の領域301が最も小さく、図7の領域701および図9の領域901は、図3の領域301よりも大きく図5の領域501よりも小さい。一般に、非点収差が0.50ディオプター以下である領域の大きさは、遠用部よりも近用部において顕著に変化している。図3の領域301は、近用部において小さいが有効に存在している。
このように、本発明によれば、装用者が外観性能を重視する程度に応じて、累進屈折力レンズを効率的に設計することができる。
以上の説明は、レンズ全体の加入度を決定した後、レンズ外面の加入度を決定するという手順となっているが、外面が本発明の条件に合うようにすれば、当然ながら内面の形状を先に決定してもよい。
一実施形態による累進屈折力レンズの製造方法は、一実施形態による累進屈折力レンズを設計する工程と、設計結果に基づいて、レンズを加工する工程と、を含む。
本実施形態によれば、光学性能だけではなく外観性能も考慮して、累進屈折力レンズを効率的に製造することができる。
他の実施形態による累進屈折力レンズの製造方法は、前記累進屈折力レンズを設計する工程と前記レンズを加工する工程との間に、設計結果を表示する工程と、再設計を行うか否かの指示を受け取る工程と、をさらに含む。
本実施形態によれば、眼鏡装用者、眼鏡店(の店員)や関係者等は、表示された設計結果を参照して、再設計を行うか否かを判断することができるので、眼鏡装用者等の意向をより多く反映した累進屈折力レンズを製造することができる。
一実施形態による眼鏡レンズの供給システムは、眼鏡装用者の処方データおよびレンズの外観性能を重視する程度を含むデータを入力するデータ端末と、レンズの外観性能を重視する程度に関連付けて、レンズ全体の加入度と外面の加入度との間の関係を記憶したデータ記憶部と、 データ記憶部を参照して、前記データ端末から入力されたレンズの外観性能を重視する程度に基づいて、レンズ全体の加入度と外面の加入度との間の関係を求め、前記関係と前記データ端末から入力された処方データとに基づいて、レンズの設計データを作成する設計部と、前記設計部から、前記設計データを受け取り、前記設計データに基づいて、加工機に加工指示を送る加工機制御部と、を備える。
本実施形態による眼鏡レンズの供給システムにおいては、設計部は、データ記憶部を参照して、前記データ端末から入力されたレンズの外観性能を重視する程度に基づいて、レンズ全体の加入度と外面の加入度との間の関係を求め、前記関係と前記データ端末から入力された処方データとに基づいて、レンズの設計データを作成する。したがって、本実施形態による眼鏡レンズの供給システムは、光学性能だけではなく外観性能も考慮した、累進屈折力レンズを供給することができる。

Claims (9)

  1. 累進屈折力レンズの設計方法であって、
    レンズ外面の加入度とレンズ内面の加入度との和であるレンズ全体の加入度を定めるステップと、
    レンズ外面の加入度を定めるステップと、を含み、
    レンズ外面の加入度を定めるステップにおいて、レンズの光学性能よりもレンズの外観性能を重視する場合に、レンズ外面の加入度が0以上でレンズ全体の加入度より小さくなるように定め、レンズの外観性能よりもレンズの光学性能を重視する場合には、レンズの外面の加入度がレンズ全体の加入度よりも大きくなるように定めることを特徴とする累進屈折力レンズの設計方法。
  2. レンズ外面の加入度を定めるステップにおいて、レンズの光学性能よりもレンズの外観性能を重視する場合に、レンズ全体の加入度に対するレンズ外面の加入度の比率を0以上で0.8以下とし、
    レンズの外観性能よりもレンズの光学性能を重視する場合に、レンズ全体の加入度に対するレンズ外面の加入度の比率を1.2以上とし、
    レンズの光学性能とレンズの外観性能をバランスさせる場合に、レンズ全体の加入度に対するレンズ外面の加入度の比率を0.8よりも大きく1.2よりも小さい値とすることを特徴とする請求項1に記載の累進屈折力レンズの設計方法。
  3. レンズ外面の加入度を定めるステップにおいて、レンズの外観性能よりもレンズの光学性能を重視する場合に、レンズ全体の加入度に対するレンズ外面の加入度の比率を1.2以上で3.0以下とすることを特徴とする請求項2に記載の累進屈折力レンズの設計方法。
  4. レンズ外面の加入度を定めるステップにおいて、レンズの外観性能よりもレンズの光学性能を重視する場合に、レンズ全体の加入度に対するレンズ外面の加入度の比率を1.2以上で2.0以下とすることを特徴とする請求項3に記載の累進屈折力レンズの設計方法。
  5. レンズ外面の加入度を定めるステップの後に、レンズ外面の形状、レンズ内面の形状およびレンズの中心厚を定めるステップをさらに含む請求項1から4のいずれかに記載の累進屈折力レンズの設計方法。
  6. 前記レンズ内面の形状およびレンズの中心厚を定めるステップは、目とレンズの距離、レンズを取り付ける眼鏡フレームの目に対する傾き、レンズを取り付ける眼鏡フレームの形から決まるレンズの形状等、使用者の使用条件を考慮して前記内面形状を決定するステップを含むことを特徴とする請求項5に記載の累進屈折力レンズの設計方法。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の累進屈折力レンズの設計方法にしたがって、累進屈折力レンズを設計する工程と、
    設計結果に基づいて、レンズを加工する工程と、
    を含む累進屈折力レンズの製造方法。
  8. 前記累進屈折力レンズを設計する工程と前記レンズを加工する工程との間に、
    設計結果を表示する工程と、
    再設計を行うか否かの指示を受け取る工程と、をさらに含む、請求項7に記載の累進屈折力レンズの製造方法。
  9. 眼鏡装用者の処方データおよびレンズの外観性能を重視する程度を含むデータを入力するデータ端末と、
    レンズの外観性能を重視する程度に関連付けて、レンズ全体の加入度と外面の加入度との間の関係を記憶したデータ記憶部と、
    データ記憶部を参照して、前記データ端末から入力されたレンズの外観性能を重視する程度に基づいて、レンズ全体の加入度と外面の加入度との間の関係を求め、前記関係と前記データ端末から入力された処方データとに基づいて、レンズの設計データを作成する設計部と、
    前記設計部から、前記設計データを受け取り、前記設計データに基づいて、加工機に加工指示を送る加工機制御部と、を備える眼鏡レンズの供給システム。
JP2008525873A 2006-07-20 2007-07-18 累進屈折力レンズの設計方法、製造方法および眼鏡レンズの供給システム Active JP5769914B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008525873A JP5769914B2 (ja) 2006-07-20 2007-07-18 累進屈折力レンズの設計方法、製造方法および眼鏡レンズの供給システム

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006198530 2006-07-20
JP2006198530 2006-07-20
JP2008525873A JP5769914B2 (ja) 2006-07-20 2007-07-18 累進屈折力レンズの設計方法、製造方法および眼鏡レンズの供給システム
PCT/JP2007/064142 WO2008010504A1 (en) 2006-07-20 2007-07-18 Method for designing progressive refraction lens, method for manufacturing the same, and eyeglasses lens supplying system

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014040342A Division JP2014139680A (ja) 2006-07-20 2014-03-03 累進屈折力レンズの設計方法、製造方法および眼鏡レンズの供給システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2008010504A1 true JPWO2008010504A1 (ja) 2009-12-17
JP5769914B2 JP5769914B2 (ja) 2015-08-26

Family

ID=38956835

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008525873A Active JP5769914B2 (ja) 2006-07-20 2007-07-18 累進屈折力レンズの設計方法、製造方法および眼鏡レンズの供給システム
JP2014040342A Pending JP2014139680A (ja) 2006-07-20 2014-03-03 累進屈折力レンズの設計方法、製造方法および眼鏡レンズの供給システム

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014040342A Pending JP2014139680A (ja) 2006-07-20 2014-03-03 累進屈折力レンズの設計方法、製造方法および眼鏡レンズの供給システム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7959285B2 (ja)
EP (1) EP2045649A4 (ja)
JP (2) JP5769914B2 (ja)
TW (1) TWI402557B (ja)
WO (1) WO2008010504A1 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010044260A1 (ja) * 2008-10-14 2010-04-22 株式会社ニコン・エシロール 累進屈折力レンズ
JP5135160B2 (ja) * 2008-10-14 2013-01-30 株式会社ニコン・エシロール 累進屈折力レンズシリーズ
JP5135158B2 (ja) * 2008-10-14 2013-01-30 株式会社ニコン・エシロール 累進屈折力レンズ、累進屈折力レンズシリーズ及び累進屈折力レンズの製造方法
JP5135159B2 (ja) * 2008-10-14 2013-01-30 株式会社ニコン・エシロール 累進屈折力レンズシリーズ
WO2010044266A1 (ja) * 2008-10-14 2010-04-22 株式会社ニコン・エシロール 累進屈折力レンズ及び累進屈折力レンズシリーズ
JP5138536B2 (ja) * 2008-10-14 2013-02-06 株式会社ニコン・エシロール 累進屈折力レンズシリーズ
JP5897260B2 (ja) 2011-02-24 2016-03-30 イーエイチエス レンズ フィリピン インク 累進屈折力レンズおよびその設計方法
WO2013141160A1 (ja) * 2012-03-23 2013-09-26 Hoya株式会社 眼鏡レンズ、並びに眼鏡レンズの設計方法、製造方法及び製造システム
BR112015004350B1 (pt) * 2012-09-07 2022-06-07 Essilor International Método para determinar uma lente oftálmica progressiva, método para fabricar uma lente oftálmica progressiva, lente oftálmica progressiva e método para fabricar um bloco bruto de lente semifinalizada
US10036898B2 (en) * 2012-10-18 2018-07-31 Essilor International Method for determining an ophthalmic lens comprising an aspherical continuous layer on one of its faces and an aspherical Fresnel layer on one of its faces
JP6052296B2 (ja) * 2012-11-05 2016-12-27 株式会社ニコン 眼鏡レンズの設計方法および眼鏡レンズの設計システム
JP2013033295A (ja) * 2012-11-12 2013-02-14 Nikon-Essilor Co Ltd 累進屈折力レンズシリーズ
JP6719453B2 (ja) * 2014-09-30 2020-07-08 エシロール・アンテルナシオナル 眼鏡レンズ、及び眼鏡レンズを決定する方法
JP5882437B1 (ja) * 2014-11-07 2016-03-09 伊藤光学工業株式会社 眼鏡レンズ
EP3258308A1 (en) * 2016-06-13 2017-12-20 ESSILOR INTERNATIONAL (Compagnie Générale d'Optique) Frame for a head mounted device
WO2018079836A1 (ja) * 2016-10-31 2018-05-03 株式会社ニコン・エシロール 累進屈折力レンズ対、累進屈折力レンズ対の設計方法および累進屈折力レンズ対の製造方法
JP6707040B2 (ja) * 2017-02-06 2020-06-10 伊藤光学工業株式会社 眼鏡用レンズの設計方法

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0865871B1 (en) * 1992-06-24 2003-01-15 Hoya Corporation Spectacle lens production
JP3495437B2 (ja) * 1993-11-19 2004-02-09 ペンタックス株式会社 累進多焦点レンズ
WO1997019383A1 (fr) * 1995-11-24 1997-05-29 Seiko Epson Corporation Lentilles multifocales pour lunettes et verre de lunettes
JP3852116B2 (ja) * 1995-11-24 2006-11-29 セイコーエプソン株式会社 累進多焦点レンズ及び眼鏡レンズ
JP4096978B2 (ja) * 1996-10-14 2008-06-04 セイコーエプソン株式会社 累進多焦点レンズの製造方法
JP3757682B2 (ja) 1998-06-12 2006-03-22 セイコーエプソン株式会社 累進屈折力レンズの設計方法
US6220704B1 (en) 1998-06-12 2001-04-24 Seiko Epson Corporation Progressive power lens
US6139148A (en) 1999-02-04 2000-10-31 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Progressive addition lenses having regressive surfaces
JP4067277B2 (ja) * 1999-04-13 2008-03-26 Hoya株式会社 累進屈折力眼鏡レンズ及びその設計方法
JP3869624B2 (ja) * 2000-05-10 2007-01-17 ペンタックス株式会社 単焦点眼鏡レンズの設計方法、製造方法、及び製造システム
JP3845251B2 (ja) * 2000-07-05 2006-11-15 ペンタックス株式会社 眼鏡レンズの製造方法および供給方法
JP4070445B2 (ja) * 2000-10-27 2008-04-02 Hoya株式会社 眼鏡レンズ製造方法及び眼鏡レンズ並びに眼鏡レンズ供給方法
JP4239519B2 (ja) * 2002-03-27 2009-03-18 セイコーエプソン株式会社 累進屈折力レンズ、老視用眼鏡及びレンズの設計方法
JP4243335B2 (ja) 2002-10-17 2009-03-25 セイコーオプティカルプロダクツ株式会社 累進屈折力レンズ
DE10253130A1 (de) * 2002-11-14 2004-06-03 Rodenstock Gmbh Doppelprogressives Brillenglas
JP3882764B2 (ja) * 2003-02-19 2007-02-21 セイコーエプソン株式会社 累進屈折力レンズ
JPWO2005092173A1 (ja) * 2004-03-26 2008-02-07 Hoya株式会社 眼鏡レンズ供給システム、眼鏡装用パラメータ測定装置、眼鏡装用検査システム、眼鏡レンズ及び眼鏡
WO2006001409A1 (ja) * 2004-06-29 2006-01-05 Hoya Corporation 眼鏡レンズの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
TWI402557B (zh) 2013-07-21
US7959285B2 (en) 2011-06-14
TW200807056A (en) 2008-02-01
WO2008010504A1 (en) 2008-01-24
US20090326693A1 (en) 2009-12-31
JP5769914B2 (ja) 2015-08-26
EP2045649A1 (en) 2009-04-08
JP2014139680A (ja) 2014-07-31
EP2045649A4 (en) 2010-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5769914B2 (ja) 累進屈折力レンズの設計方法、製造方法および眼鏡レンズの供給システム
JP3852116B2 (ja) 累進多焦点レンズ及び眼鏡レンズ
JP4971380B2 (ja) 眼鏡レンズの決定方法
JP2859055B2 (ja) 眼鏡用のマルチフォーカルレンズ
JP2859054B2 (ja) 眼鏡用のマルチフォーカルレンズ
RU2284558C2 (ru) Прогрессивная линза с постепенным увеличением оптической силы
EP1956417B1 (en) Spectacle Lens Manufacturing Method and Spectacle Lens Supply System
CN102445767B (zh) 眼镜用镜片、眼镜以及眼镜用镜片的制造方法
AU2002252366A1 (en) Progressive addition lenses
JP3617004B2 (ja) 両面非球面型累進屈折力レンズ
US10928655B2 (en) Reduced distortion spectacle lens
WO2006018829A2 (en) Progressive power semi-finished spectacle lens blanks for astigmatic presbyopes
JP5789108B2 (ja) 累進屈折力レンズおよびその設計方法
JP2002372689A (ja) 累進多焦点レンズ及び眼鏡レンズ
JP4243335B2 (ja) 累進屈折力レンズ
US20150331254A1 (en) Multifocal ophthalmic lens
JP2002323681A (ja) 累進多焦点レンズの製造方法
CN112334818B (zh) 用于确定眼科镜片的方法
JP2004126256A (ja) 両面非球面型累進屈折力レンズ
JP6707040B2 (ja) 眼鏡用レンズの設計方法
JP6109872B2 (ja) 眼鏡用レンズ、眼鏡、及び眼鏡用レンズの製造方法
JP2023110750A (ja) 強度近視用レンズおよび強度近視用レンズの設計方法
WO2020127763A1 (en) A progressive ophthalmic lens

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20100311

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121211

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130204

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131203

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20140825

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20140825

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150508

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150624

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5769914

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250