JPWO2007142061A1 - マイクロチップ検査装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、温調機能を備えたマイクロチップ検査装置において、精度良い検出を行うことのできるマイクロチップ検査装置を提供する。被検出部及び被温調部を有するマイクロチップが収容されるマイクロチップ収容部と、前記マイクロチップ収容部に収容されたマイクロチップの被検出部に対応して設けられた検出部と、前記マイクロチップ収容部に収容されたマイクロチップの前記被温調部に対応して設けられた温調部と、前記検出部により前記マイクロチップ収容部に収容されたマイクロチップの被検出部の検出を行う際に、前記温調部の仕事率を低減させる制御部と、を有する。
Description
本発明は、マイクロチップ検査装置に関する。
近年、微細流路が集積加工されたマイクロチップ上において、複数の溶液を混合して反応させ、当該反応の状態を検出して分析を行うマイクロ総合分析システム(Micro Total Analysis System;μTAS)が注目されている。
μTASでは、試料の量が少ない、反応時間が短い、廃棄物が少ない等のメリットがある。医療分野に使用した場合、検体(血液、尿、拭い液等)の量を少なくすることで患者への負担を軽減でき、試薬の量を少なくすることで検査のコストを下げることができる。また、検体、試薬の量が少ないことから、反応時間が大幅に短縮され、検査の効率化が図れる。さらに、装置が小型であるため小さな医療機関にも設置することができ、場所を選ばず迅速に検査を行うことができる。
マイクロチップを用いる検査では、試薬の冷却、検体と試薬との反応促進のための加熱等を行うために、マイクロチップの温度調節(以下、温調と称することもある)を行うことが多い。
特許文献1には、マイクロチップにおける複数の領域のそれぞれを温度調節するマイクロチップ用温度調節器が記載されている。
また、マイクロチップ上の反応を検出する方法として、マイクロチップの反応部に光を照射し、その透過光や反射光を検出する方法が知られている。
特許文献2には、マイクロチップ上の反応検出流路(被検出部)に光を照射し、反応検出流路からの光を受光することにより反応検出流路の反応状態の検出を行うマイクロチップ検査装置が記載されている。
特開2005−214782号公報
特開2003−4752号公報
温調機能を備えたマイクロチップ検査装置において精度良い検出を行うためには、温調に起因して発生する電気ノイズ等のノイズが検出に影響を及ぼさないようにする必要がある。また、マイクロチップ上の試薬の保管箇所、検体と試薬との反応箇所、等を精度良く温調し、試薬の混合、検体と試薬との反応、等を正常に行わせる必要がある。
本発明は、これらの要請に基づいてなされたものであり、温調機能を備えたマイクロチップ検査装置において、精度良い検出を行うことのできるマイクロチップ検査装置を提供することを目的としている。
本発明のマイクロチップを用いる検査装置は、被検出部及び被温調部を有するマイクロチップが収容されるマイクロチップ収容部と、前記マイクロチップ収容部に収容されたマイクロチップの被検出部に対応して設けられた検出部と、前記マイクロチップ収容部に収容されたマイクロチップの前記被温調部に対応して設けられた温調部と、前記検出部により前記マイクロチップ収容部に収容されたマイクロチップの被検出部の検出を行う際に、前記温調部の仕事率を低減させる制御部と、を有することを特徴としている。
また、本発明のマイクロチップを用いる検査装置は、被検出部及び被温調部を有するマイクロチップが収容されるマイクロチップ収容部と、前記マイクロチップ収容部に収容されたマイクロチップの被検出部に対応して設けられた検出部と、前記マイクロチップ収容部に収容されたマイクロチップの前記被温調部に対応して設けられた温調部と、前記マイクロチップ収容部に収容されたマイクロチップに対して前記温調部と同じ側に、前記温調部に対応して設けられ、前記マイクロチップ収容部に収容されたマイクロチップの一方の面の温度を検出する第1の温度センサと、前記第1の温度センサの出力に基づいて前記温調部の温度を制御する制御部と、前記マイクロチップ収容部に収容されたマイクロチップに対して前記温調部と反対側に、前記温調部に対応して設けられ、前記マイクロチップ収容部に収容されたマイクロチップの前記一方の面とは異なる他方の面の温度を検出する第2の温度センサと、少なくとも前記第2の温度センサの出力値に基づいて、前記検出部による前記マイクロチップ収容部に収容されたマイクロチップの被検出部の検出が異常であるか否かの信号を出力する制御部と、を有することを特徴としている。
本発明によれば、検出時に、温調出力レベルを低減させることにより、温調出力レベルの増加に伴って増加する電気ノイズ、微小流路内での液の対流によるゆらぎノイズ、等のノイズを抑制することができ、精度良い検出を行うことが可能となる。
また、本発明によれば、正常な反応が行われていない場合を検知することができるので、異常な検出値が出力されても異常とは気づかないまま正常な検出値と判断してしまうといったおそれが無くなり、精度良い検出を行うことが可能となる。
1 マイクロチップ
4 光検出部
31 ペルチェ素子
32 ヒータ
33,34 フィードバック用温度センサ
35,36 監視用温度センサ
80 検査装置
90 CPU
94 不揮発性メモリ
111 被検出部
120 試薬収容部
121 検体収容部
122 ポジティブコントロール収容部
123 ネガティブコントロール収容部
124,125,126 反応部
4 光検出部
31 ペルチェ素子
32 ヒータ
33,34 フィードバック用温度センサ
35,36 監視用温度センサ
80 検査装置
90 CPU
94 不揮発性メモリ
111 被検出部
120 試薬収容部
121 検体収容部
122 ポジティブコントロール収容部
123 ネガティブコントロール収容部
124,125,126 反応部
本実施形態では、一例として、特定DNAの反応を検出するDNAチップのように、検体と試薬とをマイクロチップ上で反応させる場合について示すが、これに限られず、少なくとも2種類の流体をマイクロチップ上で混合させる場合に適用することができる。
(装置構成)
図1は、本実施形態に係るマイクロチップを用いる検査装置80の外観図である。検査装置80は、マイクロチップ1に予め注入された検体と試薬とを自動的に反応させ、反応結果を自動的に出力する装置である。
図1は、本実施形態に係るマイクロチップを用いる検査装置80の外観図である。検査装置80は、マイクロチップ1に予め注入された検体と試薬とを自動的に反応させ、反応結果を自動的に出力する装置である。
検査装置80の筐体82には、マイクロチップ1を装置内部に挿入するための挿入口83、表示部84、メモリカードスロット85、プリント出力口86、操作パネル87、外部入出力端子88が設けられている。
検査担当者は、図1の矢印方向にマイクロチップ1を挿入し、操作パネル87を操作して検査を開始させる。検査装置80の内部では、マイクロチップ1内の反応の検査が自動的に行われ、検査が終了すると表示部84に結果が表示される。検査結果は操作パネル87の操作により、プリント出力口86よりプリントを出力したり、メモリカードスロット85に挿入されたメモリカードに記憶することができる。また、外部入出力端子88から例えばLANケーブルを使って、パソコンなどにデータを保存することができる。検査終了後、検査担当者はマイクロチップ1を挿入口83から取り出す。
図2は、本実施形態に係るマイクロチップを用いる検査装置80の構成図である。図2においては、マイクロチップが図1に示す挿入口83から挿入され、セットが完了している状態を示している。
検査装置80は、マイクロチップ1に予め注入された検体及び試薬を送液するための駆動液11を貯留する駆動液タンク10、マイクロチップ1に駆動液11を供給するためのポンプ5、ポンプ5とマイクロチップ1とを駆動液11が漏れないように接続するパッキン6、マイクロチップ1の必要部分を温調する温度調節ユニット3、マイクロチップ1をずれないように温度調節ユニット3及びパッキン6に密着させるためのチップ押圧板2、チップ押圧板2を昇降させるための押圧板駆動部21、マイクロチップ1をポンプ5に対して精度良く位置決めする規制部材22、マイクロチップ1内の検体と試薬との反応状態等を検出する光検出部4、等を備えている。
チップ押圧板2は、初期状態においては、図2に示す位置より上方に退避している。これにより、マイクロチップ1は矢印X方向に挿抜可能であり、検査担当者は挿入口83(図1参照)から規制部材22に当接するまでマイクロチップ1を挿入する。その後、チップ押圧板2は、押圧板駆動部21により下降してマイクロチップ1に当接し、マイクロチップ1の下面が温度調節ユニット3及びパッキン6に密着される。
温度調節ユニット3は、マイクロチップ1と対向する面にペルチェ素子31及びヒータ32を備え、マイクロチップ1が検査装置80にセットされたときに、ペルチェ素子31及びヒータ32がマイクロチップ1に密着するようになっている。試薬が収容されている部分をペルチェ素子31で冷却して試薬が変性しないようにしたり、検体と試薬とが反応する部分をヒータ32で加熱して反応を促進させたりする。
ペルチェ素子31及びヒータ32のそれぞれの近傍には、フィードバック用温度センサ33,34が設けられ、これらのフィードバック用温度センサ33,34に基づいてペルチェ素子31及びヒータ32の温調制御がなされる。フィードバック用温度センサは、本発明に係る第1の温度センサに該当する。
マイクロチップ1を挟んでフィードバック用温度センサ33,34と反対側には、マイクロチップ1のフィードバック用温度センサ33,34で測定する面とは反対側の面の温度を測定する監視用温度センサ35,36がそれぞれチップ押圧板2の内部に一体的に設けられている。監視用温度センサは、本発明に係る第2の温度センサに該当する。
光検出部4は、発光部4a及び受光部4bから構成され、発光部4aからの光をマイクロチップ1に照射し、マイクロチップ1を透過した光を受光部4bにより検出する。受光部4bはチップ押圧板2の内部に一体的に設けられている。発光部4a及び受光部4bは、後述のマイクロチップ1の被検出部111a〜111dのそれぞれに対向するように複数設けられている。
ポンプ5は、ポンプ室52、ポンプ室52の容積を変化させる圧電素子51、ポンプ室52のマイクロチップ1側に位置する第1絞り流路53、ポンプ室の駆動液タンク10側に位置する第2絞り流路54、等から構成されている。第1絞り流路53及び第2絞り流路54は絞られた狭い流路となっており、また、第1絞り流路53は第2絞り流路54よりも長い流路となっている。
駆動液11を順方向(マイクロチップ1に向かう方向)に送液する場合には、まず、ポンプ室52の容積を急激に減少させるように圧電素子51を駆動する。そうすると、短い絞り流路である第2絞り流路54において乱流が発生し、第2絞り流路54における流路抵抗が長い絞り流路である第1絞り流路53に比べて相対的に大きくなる。これにより、ポンプ室52内の駆動液11は、第1絞り流路53の方に支配的に押し出され送液される。次に、ポンプ室52の容積を緩やかに増加させるように圧電素子51を駆動する。そうすると、ポンプ室52内の容積増加に伴って駆動液11が第1絞り流路53及び第2絞り流路54から流れ込む。このとき、第2絞り流路54の方が第1絞り流路53と比べて長さが短いので、第2絞り流路54の方が第1絞り流路53と比べて流路抵抗が小さくなり、ポンプ室52内には第2絞り流路54の方から支配的に駆動液11が流入する。以上の動作を圧電素子51が繰り返すことにより、駆動液11が順方向に送液されることになる。
一方、駆動液11を逆方向(駆動液タンク10に向かう方向)に送液する場合には、まず、ポンプ室52の容積を緩やかに減少させるように圧電素子51を駆動する。そうすると、第2絞り流路54の方が第1絞り流路53と比べて長さが短いので、第2絞り流路54の方が第1絞り流路53と比べて流路抵抗が小さくなる。これにより、ポンプ室52内の駆動液11は、第2絞り流路54の方に支配的に押し出され送液される。次に、ポンプ室52の容積を急激に増加させるように圧電素子51を駆動する。そうすると、ポンプ室52内の容積増加に伴って駆動液11が第1絞り流路53及び第2絞り流路54から流れ込む。このとき、短い絞り流路である第2絞り流路54において乱流が発生し、第2絞り流路54における流路抵抗が長い絞り流路である第1絞り流路53に比べて相対的に大きくなる。これにより、ポンプ室52内には第1絞り流路53の方から支配的に駆動液11が流入する。以上の動作を圧電素子51が繰り返すことにより、駆動液11が逆方向に送液されることになる。
(マイクロチップの構成)
図3は、本実施形態に係るマイクロチップ1の構成図である。一例の構成を示すものであり、これに限定されない。
図3は、本実施形態に係るマイクロチップ1の構成図である。一例の構成を示すものであり、これに限定されない。
図3(a)において矢印は、検査装置80にマイクロチップ1を挿入する挿入方向であり、図3(a)は挿入時にマイクロチップ1の下面となる面を図示している。図3(b)はマイクロチップ1の側面図である。
図3(b)に示すように、マイクロチップ1は溝形成基板108と、溝形成基板108を覆う被覆基板109から構成されている。
本実施形態に係るマイクロチップ1には、検体と試薬とをマイクロチップ1上で混合・反応させるための微細流路及び流路エレメントが配設されている。これらの微細流路および流路エレメントによってマイクロチップ1内で行われる処理の一例を図3(c)を用いて説明する。図3(c)は、図3(a)において被覆基板109が取り外された状態で流路エレメントとその接合状態を模式的に示している。
微細流路には、検体液を収容する検体収容部121、試薬を収容する試薬収容部120、ポジティブコントロール用の試薬を収容するポジティブコントロール収容部122、ネガティブコントロール用の試薬を収容するネガティブコントロール収容部123等が設けられている。試薬、ポジティブコントロール及びネガティブコントロールは、予め各収容部に収容されている。ポジティブコントロールは試薬と反応して陽性を示すもので、ネガティブコントロールは試薬と反応して陰性を示すものであり、正確な検査が実施されたか否かを確認するためのものである。
なお、図3(c)は、説明を簡単にするため模式的に示しており、実際は、複数の試薬や希釈用溶液などをチップに収容し、チップ内での試薬の調合などを行わせてもよい。
検体注入部113はマイクロチップ1に検体を注入するための注入部であり、駆動液注入部110a〜110dはマイクロチップ1に駆動液11を注入するための注入部である。
まず、マイクロチップ1による検査を行うに先立って、検査担当者は検体を検体注入部113から注射器等を用いて注入する。図3(c)に示すように、検体注入部113から注入された検体は、連通する微細流路を通って検体収容部121に収容される。
次に、検体の注入されたマイクロチップ1は、検査担当者により図1に示す検査装置80の挿入口83に挿入され、図2に示すようにセットされる。
次に、図2に示すポンプ5が、後述するCPU90に指令される所定の手順に従い順方向に駆動され、駆動液注入部110a〜110dから駆動液11が注入される。駆動液注入部110aから注入された駆動液11は、連通する微細流路を通って検体収容部121に収容されている検体を押し出し、反応部124に検体を送り込む。駆動液注入部110bから注入された駆動液11は、連通する微細流路を通ってポジティブコントロール収容部122に収容されているポジティブコントロール用の試薬を押し出し、反応部125にポジティブコントロールを送り込む。駆動液注入部110cから注入された駆動液11は、連通する微細流路を通ってネガティブコントロール収容部123に収容されているネガティブコントロール用の試薬を押し出し、反応部126にネガティブコントロールを送り込む。駆動液注入部110dから注入された駆動液11は、連通する微細流路を通って試薬収容部120に収容されている試薬を押し出し、上記の反応部124〜126に試薬を送り込む。
このようにして、反応部124では検体と試薬とが合流し、反応部125ではポジティブコントロールと試薬とが合流し、反応部126ではネガティブコントロールと試薬とが合流する。
ここで、試薬収容部120、検体収容部121、ポジティブコントロール収容部122及びネガティブコントロール収容部123は、検査装置80のペルチェ素子31に対向して位置し、変性することのないように冷却される。また、反応部124〜126は、検査装置80のヒータ32に対向して位置し、反応が促進されるよう加熱される。
その後、反応部124で合流した検体と試薬との混合液の一部は、被検出部111aに送液される。反応部124で合流した検体と試薬との混合液の一部並びに反応部125で合流したポジティブコントロールと試薬との混合液の一部は、被検出部111bに送液される。反応部125で合流したポジティブコントロールと試薬との混合液の一部は、被検出部111cに送液される。反応部126で合流したネガティブコントロールと試薬との混合液は、被検出部111dに送液される。
被検出部の窓111e及び被検出部111a〜111dは、各混合液の反応を光学的に検出するために設けられており、透明なガラスや樹脂等の材料で構成されている。
(制御構成)
図4は、本実施形態に係るマイクロチップを用いる検査装置の制御構成の要部を示す図である。プログラムに従って検査装置80の制御を実行するCPU90を中心に、バス91により、ROM92、RAM93、不揮発性メモリ94、光検出部4、フィードバック用温度センサ33,34、監視用温度センサ35,36、ペルチェ素子31、ヒータ32、操作パネル87、表示部84等が相互に接続されている。なお、本発明の制御に直接関係しない装置構成要素については省略している。
図4は、本実施形態に係るマイクロチップを用いる検査装置の制御構成の要部を示す図である。プログラムに従って検査装置80の制御を実行するCPU90を中心に、バス91により、ROM92、RAM93、不揮発性メモリ94、光検出部4、フィードバック用温度センサ33,34、監視用温度センサ35,36、ペルチェ素子31、ヒータ32、操作パネル87、表示部84等が相互に接続されている。なお、本発明の制御に直接関係しない装置構成要素については省略している。
ROM92は、CPU90によって実行される各種制御プログラムやデータ等を記憶する。
RAM93は、CPU90によってワークエリアとして利用され、CPU90が制御を実行する際に必要なプログラムやデータを一時的に記憶する。
不揮発性メモリ94は、光検出部4による検出結果や監視用温度センサ35,36の出力結果と比較するための目標範囲値等を記憶する。
光検出部4、フィードバック用温度センサ33,34、監視用温度センサ35,36、ペルチェ素子31、ヒータ32、操作パネル87及び表示部84についての説明は、前述したので省略する。
(温調制御フロー)
図5は、本実施形態に係る温調制御のフロー図である。フィードバック用温度センサ34に基づいてヒータ32の温調制御を行う場合の一例について説明する。温調制御は、ROM92に記憶されている温調制御プログラムに基づいてCPU90が処理を実行することにより行われる。
図5は、本実施形態に係る温調制御のフロー図である。フィードバック用温度センサ34に基づいてヒータ32の温調制御を行う場合の一例について説明する。温調制御は、ROM92に記憶されている温調制御プログラムに基づいてCPU90が処理を実行することにより行われる。
操作パネル87により検査開始の入力がされると、フローは開始する。これと同じくして、CPU90によりポンプ5が駆動され、駆動液11の送液が開始される。マイクロチップ1内に収容されている検体及び各種試薬は、駆動液11により押し出され、移動を開始する。
まず、CPU90は、所定時間経過したか否かを判断する(ステップS11)。所定時間は、検体及び各種試薬が反応部124〜126に到達するまでの時間よりも少し短い時間である。
所定時間経過したと判断すると(ステップS11;Yes)、CPU90は、フィードバック用温度センサ34の出力に基づいて、設定温度になるようにヒータ32の出力制御を開始させる(ステップS12)。例えば、PWM変調によりヒータ32の出力電流を制御する。これにより、マイクロチップ1の反応部124〜126は、設定温度に維持されることになる。
所定時間経過していないと判断すると(ステップS11;No)、CPU90は、所定時間経過するまで待機する。待機させる理由は、各種試薬は加熱されると変性しやすいので、なるべく反応部に到達するまでは加熱せず、直前になって加熱したいからである。通常、保管状態では、試薬が変性しないようにマイクロチップ1は冷蔵されていることが一般的である。
次に、CPU90は、監視用温度センサ36の出力値が不揮発性メモリ94に予め記憶されている目標範囲値の範囲内に入っているか否かを判断する(ステップS13)。監視用温度センサ36の出力値が目標範囲内に入っていることは、ヒータ32とマイクロチップ1とが十分に密着し反応部124〜126への伝熱が十分に行われていること、つまり、反応部124〜126において正常な反応が行われていることを意味している。逆に、監視用温度センサ36の出力値が目標範囲内に入っていないことは、ヒータ32とマイクロチップ1とが密着不良を起こして伝熱が十分に行われず、反応部124〜126の温度が目標値から乖離し、正常な反応が行われていないことを意味している。密着不良は、マイクロチップ1の反り、マイクロチップ1へのゴミや汚れの付着、等により発生する。密着不良を防ぐため、マイクロチップ1の平面性は高い方が好ましい。
監視用温度センサ36の出力値が目標範囲内に入っていると判断すると(ステップS13;Yes)、CPU90は、光検出を行うタイミングであるか否かを判断する(ステップS14)。
監視用温度センサ36の出力値が目標範囲内に入っていないと判断すると(ステップS13;No)、ステップS17に進み、CPU90は、ヒータ32の出力をオフする。また、このとき、CPU90は、エラー信号を出力し、表示部84に異常である旨を表示する(ステップS18)。これにより、反応部124〜126において、正常な反応が行われていない場合には、検査を中断させ、検査担当者に異常を知らせることができる。この結果、異常な検出値が出力されても異常とは気づかないまま正常な検出値と判断してしまうといったおそれが無くなり、精度良い検出を行うことが可能となる。また、マイクロチップ1の汚れを拭き取るなどして検査をやり直すことにより、貴重な検体のロスの低減や失敗の早期発見を行うことが可能となる。
ステップS14において、検出を行うタイミングであると判断すると(ステップS14;Yes)、CPU90は、ヒータ32の出力電流値を所定値以下に制限(低減)する(ステップS15)。ヒータ32の出力をオフする場合も含まれる。すなわち、ヒータ32の仕事率を低減若しくは0にする。これにより、ヒータ32の出力電流の増加に伴って増加する、電気ノイズ、微小流路内での液の対流によるゆらぎノイズ、等のノイズを抑制することができ、精度良い検出を行うことが可能となる。
検出を行うタイミングでないと判断すると(ステップS14;No)、ステップS13に戻る。
ステップS16において、CPU90は、検出が終了したか否かを判断する。検出が終了したと判断すると(ステップS16;Yes)、CPU90は、ヒータ32の出力をオフし(ステップS17)、フローを終了する。検出が終了していないと判断すると(ステップS16;No)、CPU90は、ステップS16に戻り、検出が終了するまで待機する。
以上のように、本実施形態によれば、検出時に、ヒータ32の出力電流値を所定値以下に制限(低減)することにより、ヒータ32の出力電流の増加に伴って増加する、電気ノイズ、微小流路内での液の対流によるゆらぎノイズ、等のノイズを抑制することができ、精度良い検出を行うことが可能となる。
また、本実施形態によれば、反応部124〜126において、正常な反応が行われていない場合には、検査を中断させ、検査担当者に異常を知らせることができる。この結果、異常な検出値が出力されても異常とは気づかないまま正常な検出値と判断してしまうといったおそれが無くなり、精度良い検出を行うことが可能となる。異常検出の際には、マイクロチップ1の汚れを拭き取るなどして検査をやり直すことにより、貴重な検体のロスの低減や失敗の早期発見を行うことが可能となる。
上記では、フィードバック用温度センサ34に基づいてヒータ32の温調制御(加熱)を行う場合について説明したが、フィードバック用温度センサ33に基づいてペルチェ素子31を用いて温調制御(冷却)を行う場合も基本的には同様である。異なる点について以下に説明する。
前述したが、検体及び各種試薬は加熱されると変性しやすいので、必要時以外は冷却しておくことが好ましい。そのため、ペルチェ素子31の温調は、検査装置80への電源投入時あるいは検査開始時に開始することが好ましい。特に、連続して複数のマイクロチップの検査を行う場合は、冷却を継続して、より試薬等が変性しないようにすることが好ましいので、電源投入時にペルチェ素子31の温調を開始することがより好ましい。
本実施形態のように、複数の温調部を有する場合において、必ずしも全ての温調部に対して上記制御を適用する必要はない。本実施形態でいえば、ヒータ32については上記温調制御を適用し検出時に温調を低減し、ペルチェ素子31については検出時も通常の温調制御を継続して、試薬等の変性防止を優先的に考慮するようにしてもよい。
以上の実施形態では、温調部として各種試薬を加熱する場合はヒータを使用し、冷却する場合はペルチェ素子を使用した例を示したが、検査直前まで各種試薬が十分に冷却されている場合には温調部としてヒータのみでもよい。また、温調部として各種試薬を加熱する場合及び冷却する場合の双方にペルチェ素子を使用してもよいことは勿論である。
Claims (8)
- 被検出部及び被温調部を有するマイクロチップが収容されるマイクロチップ収容部と、
前記マイクロチップ収容部に収容されたマイクロチップの被検出部に対応して設けられた検出部と、
前記マイクロチップ収容部に収容されたマイクロチップの前記被温調部に対応して設けられた温調部と、
前記検出部により前記マイクロチップ収容部に収容されたマイクロチップの被検出部の検出を行う際に、前記温調部の仕事率を低減させる制御部と、
を有することを特徴とするマイクロチップ検査装置。 - 前記温調部を複数有し、
前記制御部は、少なくとも1つの温調部に対して、前記検出部により前記マイクロチップ収容部に収容されたマイクロチップの被検出部の検出を行う際に、前記温調部の仕事率を低減させることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のマイクロチップ検査装置。 - 複数の前記温調部は、加熱のための温調部及び冷却のための温調部を含み、
前記制御部は、加熱のための温調部に対してのみ、前記検出部により前記マイクロチップ収容部に収容されたマイクロチップの被検出部の検出を行う際に、前記温調部の仕事率を低減させることを特徴とする請求の範囲第2項に記載のマイクロチップ検査装置。 - 前記温調部の仕事率の低減は、前記温調部の仕事率を0にすることを特徴とする請求の範囲第1項〜第3項の何れか一項に記載のマイクロチップ検査装置。
- 被検出部及び被温調部を有するマイクロチップが収容されるマイクロチップ収容部と、
前記マイクロチップ収容部に収容されたマイクロチップの被検出部に対応して設けられた検出部と、
前記マイクロチップ収容部に収容されたマイクロチップの前記被温調部に対応して設けられた温調部と、
前記マイクロチップ収容部に収容されたマイクロチップに対して前記温調部と同じ側に、前記温調部に対応して設けられ、前記マイクロチップ収容部に収容されたマイクロチップの一方の面の温度を検出する第1の温度センサと、
前記第1の温度センサの出力に基づいて前記温調部の温度を制御する制御部と、
前記マイクロチップ収容部に収容されたマイクロチップに対して前記温調部と反対側に、前記温調部に対応して設けられ、前記マイクロチップ収容部に収容されたマイクロチップの前記一方の面とは異なる他方の面の温度を検出する第2の温度センサと、
少なくとも前記第2の温度センサの出力値に基づいて、前記検出部による前記マイクロチップ収容部に収容されたマイクロチップの被検出部の検出が異常であるか否かの信号を出力する制御部と、
を有することを特徴とするマイクロチップ検査装置。 - 前記信号を出力する制御部は、前記第2の温度センサの出力値が予め設定された目標範囲に含まれていない場合にエラー信号を出力することを特徴とする請求の範囲第5項に記載のマイクロチップ検査装置。
- 前記温調部は、ペルチェ素子により構成されることを特徴とする請求の範囲第1項〜第6項のいずれか一項に記載のマイクロチップ検査装置。
- 前記温調部は、ヒータにより構成されることを特徴とする請求の範囲第1項〜第6項のいずれか一項に記載のマイクロチップ検査装置。
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