JP2005334804A - マイクロ流体システム及びそれを用いる処理方法 - Google Patents

マイクロ流体システム及びそれを用いる処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】マイクロ流体システムにおいて、処理可能な試料の適用範囲の拡大、試料の使用量低減、試料の経時変化による劣化の防止、及び複数の試料の拡散による混合の防止を図ること。
【解決手段】マイクロ流体システム100は、複数の試料を貯留すると共に試料流出部を有する試料サーバ4と、その試料流出部に連通される複数の試料導入部14及びマイクロチャネル10を通して試料を処理部13に供給し所定の処理を行なうマイクロチップ1と、試料サーバ4の試料を試料流出部を通して試料導入部14に供給する試料供給装置とを備える。試料供給装置は、試料サーバ4の試料流出部側とマイクロチップ1の試料導入部側との間を開閉する弁18と、弁18が開いた状態で試料サーバ4の試料を加圧して試料導入部14へ押し出す加圧装置15とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、マイクロ流体システム及びそれを用いる処理方法に係り、特に、試料を処理するマイクロチップを備えたマイクロ流体システム及びそれを用いる処理方法に好適なものである。
化学反応を微小空間で行なうための集積化技術が化学反応の高速性や微小量での反応、分析等の観点から注目されている。化学反応の集積化技術の1つであるマイクロチップを用いたマイクロ化学システムは、マイクロチップに試料を導入する導入口と、この導入口に接続されたマイクロチャネルとが設けられ、このマイクロチャネルの中で試料の反応、分離、抽出、検出、混合、合成、分析などの処理が行なわれる。マイクロ化学システムで行なう反応の例としては、ジアゾ化反応、ニトロ化反応および抗原抗体反応などがあり、抽出や分離の例としては、溶媒抽出、電気泳動分離およびカラム分離などがある。
この特許文献1の電気泳動装置は、第1基板と第2基板とを接合することにより板状部材が一体に形成され、第1基板には両端部分にバッファ溜部を備えた分析用溝および試料注入用溝が形成され、第2基板には第1基板のバッファ溜部に対向する位置に貫通孔が形成されるとともに、この貫通孔内壁および貫通孔の両面周辺に電圧印加のための電極膜が形成されたものである。この電気泳動装置では、電極膜を介して電気泳動装置本体の高圧電源との接続を行って電圧を印加し、泳動を行なわせるようになっている。
他の従来のマイクロ流体システムとしては、シリンジポンプを用いて試料をマイクロチップまたはマイクロプレートに輸送するものが提案されており、例えば特開2003−114229号公報(特許文献2)に示されたものがある。
前記特許文献2のマイクロチップを使用した測定装置は、検体を流通させる微小な第1流路と、標識物質を流通させる微小な第2流路と、第1流路及び第2流路が集合して形成される微小な反応流路と、反応流路に設けられ特異的結合物質が固定された反応部位とを備えたマイクロチップを有している。そして、このマイクロチップの第1流路および第2流路にシリコンチューブを介してシリンジポンプを接続し、このシリンジポンプから検体および標識物質を供給するようにしている。
特開平8−178897号公報
特開2003−114229号公報
前記特許文献1では、試料の輸送方法として電気泳動法を用いているため、この電気泳動法で取り扱える流体は電圧を印加することにより泳動することが可能な水溶液に制限されることとなり、無極性有機溶媒等の試料を取り扱うことができなかった。
また、前記特許文献2では、試料を輸送するシリンジポンプからマイクロチップに接続するシリコンチューブがマイクロチップの微小な流路に比較すると遥かに大きい流路であるため、ポンプ吐出口からマイクロチップの試料導入口までを接続するチューブ内を満たす多量の試料を必要としていた。更には、この試料がこのチューブ内に留まっている時間が長くなることにより、試料の品質が経時変化により劣化する恐れがあった。しかも、チューブ先端部では常に他の試料と接しているために、ポンプを動作させなくとも、拡散により試料の混合が生じるという課題があった。
本発明の目的は、処理可能な試料の適用範囲の拡大、試料の使用量低減、試料の経時変化による劣化の防止、及び複数の試料の拡散による混合の防止を図ることができるマイクロ流体システム及びそれを用いる処理方法を得ることにある。
前記目的を達成するために、本発明は、複数の試料を貯留すると共に試料流出部を有する試料サーバと、前記試料流出部に連通される複数の試料導入部及びこれらの試料導入部に連通するマイクロチャネルを通して試料を処理部に供給し所定の処理を行なうマイクロチップと、前記試料サーバの試料を前記試料流出部を通して前記試料導入部に供給する試料供給装置と、を備えるマイクロ流体システムにおいて、前記試料供給装置は、前記試料サーバの試料流出部側と前記マイクロチップの試料導入部側との間を開閉する弁と、前記弁が開いた状態で前記試料サーバの試料を加圧して前記試料導入部へ押し出す加圧装置とを備える構成にしたことにある。
係る本発明のより好ましい具体的な構成は次の通りである。
(1)前記弁は前記試料導入部の開口面を開閉するように設けられていること。
(2)前記試料サーバは、一方の面が前記試料導入部より大きく開口され且つ他方の面側が閉鎖された筒状体を備えると共に、前記開口で前記試料導入部の開口面を覆うように前記筒状体の一方の端部を前記マイクロチップに当接するように設置され、前記弁は、前記試料サーバ内に位置して前記試料導入部の開口面を開閉すると共に、前記マイクロチップの表面に当接するように設置されていること。
(3)前記弁の駆動源と前記加圧装置の駆動源とを共用した駆動部を有する送液制御機構を備えること。
(4)前記試料サーバは両側が開口された筒状体を備えると共に、前記加圧装置は、前記筒状体の一方の開口側を閉塞し且つ移動可能に配置された仕切り板と、前記仕切り板から前記筒状体の一方の開口の外側に延びる操作部材とを備え、前記弁は、前記筒状体の他方の開口側に配置される弁体と、前記弁体から前記仕切り板を貫通して前記筒状体の他方の開口の外側に延びる操作部材とを備え、前記送液制御装置は前記加圧装置の操作部材と前記弁の操作部材とを交互に駆動する前記駆動部を備えること。
(5)前記マイクロチップで処理された試料を貯蔵するドレンを前記マイクロチップに装着して備えること。
(6)前記マイクロチップは、前記試料導入部、前記マイクロチャネル及び前記処理部で構成される処理経路を独立した複数の経路で形成したこと。
(7)前記マイクロチップは前記処理経路を多数列に独立して形成し、前記試料サーバは、前記処理経路の各列に対応して独立に形成され、共通の連結部材を介して支持されると共に前記マイクロチップに着脱可能に設置されること。
さらに、前記目的を達成するために、本発明は、複数の試料を貯留した試料サーバの各試料の試料流出部とマイクロチップの複数の試料導入部との間を弁で閉じた状態で前記試料サーバを前記マイクロチップに設置し、前記試料サーバの試料流出部と前記マイクロチップの試料導入部との間の前記弁を開いて前記試料流出部と前記試料導入部とを連通すると共に、加圧装置で試料を加圧して前記試料流出部から前記試料導入部、前記マイクロチャネル及び処理部の順に供給し試料を処理し、前記開いた弁を閉じた後に、前記試料サーバの他の試料流出部と前記マイクロチップの他の試料導入部との間の前記弁を開いて当該試料流出部と当該試料導入部とを連通すると共に、加圧装置で試料を加圧して当該試料流出部から当該試料導入部、前記マイクロチャネル及び前記処理部の順に供給し、前記処理部で前記試料を処理することを特徴とするマイクロ流体システムを用いる処理方法にある。
係る本発明のより好ましい具体的な構成は次の通りである。
(1)前記弁の全てを閉じた状態とし、前記試料導入部、前記マイクロチャネル及び前記処理部で形成される処理経路を前記処理部の流出側から真空引きすること。
本発明によれば、処理可能な試料の適用範囲の拡大、試料の使用量低減、試料の経時変化による劣化の防止、及び複数の試料の拡散による混合の防止を図ることができるマイクロ流体システム及びそれを用いる処理方法を得ることができる。
以下、本発明の複数の実施例について図を用いて説明する。各実施例の図における同一符号は同一物または相当物を示す。
本発明の第1実施例のマイクロ流体システム及びそれを用いる処理方法を図1から図4を用いて説明する。
本実施例のマイクロ流体システム100の全体構成に関して、図1を参照しながら説明する。図1は本発明の第1実施例のマイクロ流体システムを示す構成図である。
マイクロ流体システム100は、マイクロチップ装置50、試料サーバ4、加圧装置15、弁18、送液制御機構5、温度制御装置7、処理状態検出装置8、ステージ6を備えて構成されている。このマイクロ流体システム100における処理は、試料の反応、分離、抽出、検出、混合、合成、分析などを含む。その反応の例としては、ジアゾ化反応、ニトロ化反応および抗原抗体反応などがあり、その抽出や分離の例としては、溶媒抽出、カラム分離などがある。加圧装置15及び弁18は試料供給装置を構成するものである。
マイクロチップ装置50は、マイクロチップ1、ホルダ2、ドレン9、ベース3を備えて構成されている。マイクロチップ装置50はステージ6に載置されている。マイクロチップ1はホルダ2とベース3との間に図1の右側よりスライドさせて挿入されて設置されている。ドレン9は、マイクロチップ1内で行った反応後の試料を貯蔵するためのものであり、チャネル分離部10b(図2参照)の出口側に連通されている。ドレン9に流体取り出し口9a(図4参照)を設けて外部へ試料を排出できるようにもなっている。
温度制御装置7は、ペルチェ素子および温度検出センサを備えて構成されている。温度制御装置7はマイクロチップ装置内の反応や抽出や分離などの処理を行なうのに必要な温度に試料を制御するために設けられ、マイクロチップ1とステージ6との間に配置されている。このペルチェ素子は加熱或いは冷却する機能を有しているが、加熱のみでよい場合には、単なるヒータを用いてもよい。温度検出センサはマイクロチップ装置50の温度を検出するものである。温度検出センサの測定結果に基づいて、ペルチェ素子をコントロールしてマイクロチップ1を試料の処理に必要な所定温度に制御する。すなわち、図示されていない温度調節器が温度検出センサに接続されており、この温度調節器によりペルチェ素子の電源供給を制御するようになっている。
処理状態検出装置8は、マイクロチップ1内の化学システムにおいて、反応後の状態を測定するために用いられる。尚、処理状態検出装置8をマイクロチップ装置50上の所望測定場所に移動させるための移動機構を設けても良い。
次に、マイクロチップ1の具体的な構成に関して、図2を参照しながら説明する。図2は図1のマイクロ流体システムに用いられるマイクロチップの斜視説明図である。
マイクロチップ1はガラス、シリコン、樹脂等の材料で板状に製作されている。図示例のマイクロチップ1は、免疫分析用マイクロチップ用途向けのマイクロ流体システムに用いられる場合のものである。このマイクロチップ1は、反応固相として直径1mm以下の固体微粒子11を収納するチャネル反応槽部13と、固体微粒子11の直径よりも小さい横幅の断面積を有するマイクロチャネル10と、複数の試料導入部14と、試料排出部12とを備えて構成されている。なお、チャネル反応槽部13は処理部を構成するものである。マイクロチャネル10は、チャネル導入部10aとチャネル分離部10bとから構成されている。試料導入部14a、14b及び試料排出部12はマイクロチップ1の一側の面に開口されている。
さらには、複数の試料導入部14は、第1試料である標識抗体をチャネル反応槽部13へと導く標識抗体導入部14aと、第2試料である抗原をチャネル反応槽部13へと導く抗原導入部14bとを有している。標識抗体導入部14aおよび抗原導入部14bは、チャネル導入部10aを介してチャネル反応槽部13に連通されている。試料排出部12はチャネル分離部10bを介してチャネル反応槽部13に連通されている。
次に、マイクロ流体システム100のさらに具体的な構成に関して、図3及び図4を参照しながら説明する。図3は図1のマイクロ流体システムの要部縦断面図、図4は図3の中央断面図である。
試料サーバ4は、複数の試料を貯留すると共に試料流出部を有するものである。本実施例では、試料サーバ4は、複数の試料サーバ4a、4bから構成されており、それぞれの試料サーバ4a、4bに異なる種類の試料が貯留されている。試料サーバ4a、4bは、本実施例で扱う試料に対して耐薬品性を持つ材料或いは悪影響を及ぼさない材料、例えばステンレス、シリコンゴム、フッ素樹脂、ウレタンゴム、ピーク材、ガラス、ポリカーボネート等で製作されている。また、試料サーバ4a、4bの大きさは試料サーバ17内に試料を分注する必要量に応じた大きさであり、本実施例では円筒状の形をしているが、楕円筒状等、筒状ならどのような形でも良い。
試料サーバ4a、4bは、下面側が試料導入部14a、14bより大きく開口され且つ上面側が閉鎖された筒状体で構成されている。試料サーバ4a、4bの大きさは試料を分注する必要量に応じた大きさとしてある。本実施例では試料サーバ4a、4bが円筒状の形をしているが、楕円筒状等の筒状でも良い。また、試料サーバ4a、4bの下面側の開口は、試料サーバ内に充填している試料が大気圧下では表面張力で漏れること無く試料サーバ内に留まっている大きさに設定されている。
そして、試料サーバ4a、4bは、下面側の開口で試料導入部14a、14bの開口面を覆うように筒状体の一方の端部をマイクロチップ1の表面に当接するように設置されている。即ち、試料サーバ4a、4bは、ホルダ2を利用して設置し、マイクロチップ1の試料導入部14a、14bと合致するように密着させて設置されている。
試料サーバ4a、4bの筒状体の端部とマイクロチップ1の表面との間にはパッキン16が設けられて気密を保つようになっている。即ち、試料サーバ14a、14b内と試料導入部14a、14bとは、加圧装置15a、15bで試料サーバ4a、4b内の試料が加圧された際にも、外部へ試料が漏れることがないように気密的に連通される。更には、マイクロチップ1の基板端部とマイクロチップ1に設けられているマイクロチップ導入部14との位置関係が製作公差により所望の位置に対してずれが発生している場合でも、パッキン16の内径を予めこれらのずれ量考慮して、マイクロチップ導入部14の寸法より大きくしておけば確実にマイクロチップ1へ試料を導入することが可能となる。
弁18は、試料サーバ4の試料流出部側とマイクロチップ1の試料導入部側との間を開閉するように設けられている。弁18は、各試料サーバ4a、4bのそれぞれ設けられた弁18a、18bで構成されている。弁18a、18bは、各試料サーバ4a、4bの下面開口側に配置される弁体18a1、18b1と、これらから仕切り板15a1、15b1を貫通して各試料サーバ4a、4bの上面開口の外側に延びる操作部材18a2、18b2とを備えている。弁体18a1、18b1は、試料サーバ4a、4b内に位置してマイクロチップ1の試料導入部14a、14bの開口面を開閉すると共に、マイクロチップ1の表面に当接するように設置されている。
加圧装置15は、各試料サーバ4a、4bのそれぞれに設けられた複数の加圧装置15a、15bで構成されている。各加圧装置15a、15bは、各試料サーバ4の上面開口側を閉塞し且つ移動可能に配置された仕切り板15a1、15b1と、この仕切り板15a1、15b1から試料サーバ4a、4bの上面開口の外側に延びる加圧操作部材15a2、15b2とを備えている。試料サーバ4a、4bと加圧装置15a、15bとにより試料シリンジが構成される。
送液制御機構5は、弁18の駆動源と加圧装置15の駆動源とを共用した駆動部5aを有している。
次に、マイクロ流体システムの動作に関して図1から図4を参照しながら説明する。
マイクロチップ1をホルダ2とベース3との隙間に挿入すると共に、試料を貯留した複数の試料サーバ4a、4bを準備する。試料サーバ4a、4bは、この状態で、弁18a、18b及び加圧装置15a、15bを備えている。
かかる試料サーバ4a、4bをマイクロチップ1の所定位置に設置する。即ち、試料サーバ4a、4bの試料流出部とマイクロチップ1の試料導入部14a、14bとの間を弁体18a1、18b1で閉じた状態となるように、試料サーバ4a、4bをマイクロチップ1に設置する。具体的には、弁体18a1、18b1は、試料サーバ4a、4b内に位置してマイクロチップ1の試料導入部14a、14bの開口面を閉じた状態にすると共に、マイクロチップ1の表面に当接される。
かかる状態のマイクロチップ装置50をステージ6へ機械或いは人手により図1のように設置し、自動運転を行なう。
試料の処理を行なうには、まず、試料サーバ4aの試料流出部とマイクロチップ1の試料導入部14aとの間を閉じている弁体18a1を開いて試料サーバ4a内と試料導入部14a内とを連通する。弁体18a1の駆動は、送液制御機構5の駆動部5aを操作部材18a2の上端部に係止して上方に移動することにより行なわれる。
弁体18a1を開いた状態において、加圧装置15aの仕切り板15a1で試料サーバ4a内の試料を加圧することにより、試料サーバ4aの試料流出部から試料導入部14a、マイクロチャネル10のチャネル導入部10a、処理部であるチャネル反応槽部13の順に供給する。なお、仕切り板15a1の駆動は、送液制御機構5の駆動部5aを操作部材15a2の上端部を押して下方に移動することにより行なわれる。この時、送液制御機構5の下降速度を早くすることにより、試料導入部14aへの単位時間あたりの導入送液量を多くし、反対に下降速度を遅くすることにより、試料導入部14aへの単位時間あたりの導入送液量を微少量とすることができる。これによって送液量制御をすることができる。
そして、マイクロチップ1の表面温度を測定しながらペルチェ素子7への電源供給を制御する。このようにして、供給された試料がチャネル反応槽部13で処理される。
マイクロチップ1への試料の供給が終了した後、弁体18a1を閉じる。この弁体18a1の駆動は、送液制御機構5の駆動部5aを操作部材18a2の上端部に当接して下方に移動することにより行なわれる。
処理状態検出装置8で処理状態を検出し、その処理が終了した場合には、試料サーバ4bの試料流出部とマイクロチップ1の試料導入部14bとの間の弁体18b1を開いて当該試料流出部と当該試料導入部14bとを連通する。弁体18b1の駆動は、送液制御機構5の駆動部5aを操作部材18a2の上端部に係止して上方に移動することにより行なわれる。
弁体18b1を開いた状態において、加圧装置15bの仕切り板15b1で試料サーバ4b内の試料を加圧することにより、試料サーバ4bの試料流出部から試料導入部14b、チャネル導入部10b、チャネル反応槽部13の順に供給する。これによって、供給された試料がチャネル反応槽部13で処理される。なお、仕切り板15b1の駆動は、送液制御機構5の駆動部5aを操作部材15b2の上端部を押して下方に移動することにより行なわれる。この時に、導入された試料は、マイクロチャンネル反応槽部13へ送液されるが、試料サーバ4bへも進もうとする。しかし、試料導入部14aが弁体18b1で封止されているため、試料サーバ4b内の試料と試料導入部14a内に進んだ試料とがマイクロチャンネル反応槽部13以外で混合されることはない。
マイクロチップ1への試料の供給が終了した後、弁体18b1を閉じる。この弁体18b1の駆動は、送液制御機構5の駆動部5aを操作部材18b2の上端部に当接して下方に移動することにより行なわれる。
上記処理時において、マイクロチップ1内のチャンネル分離部10b、チャンネル反応槽部13を満たしている試料に気泡が混入して、流路抵抗が大きくなり、試料が流れ難くなった場合には、ドレン9より真空引きを行なう。この真空引きを行なったとしても、試料サーバ4a、4b内の試料が漏れ出すことが無い。なお、この真空引きする場合には、弁18a1、18b1を閉じた状態とし、試料導入部14a、14b、マイクロチャネル10及びチャンネル反応槽部13で形成される処理経路を流出側であるドレン9の流体取り出し口から真空引きする。
本実施例によれば、加圧装置7により試料サーバ4a、4b内の試料をマイクロチップ1へ導入する時の導入圧力を所望の圧力に制御することができ、単位時間あたりの試料導入量を精度良く制御できる。また、加圧装置7による試料の供給は差圧方式であり、無極性有機溶媒等の試料もマイクロチップ装置50へ導入できるため、電気泳動方式と比較して試料の適用範囲が拡大できる。
また、試料サーバ4a、4b内の試料とマイクロチップ1の試料導入部14a、14b内の試料とは、弁体18a1、18b1により遮られているために、試料への流体混入が発生しない。
また、試料が分注されている試料サーバ4a、4bからマイクロチップ1の試料導入部14a、14bまでの流路の距離が短いため、この間を接続する従来のようなチューブ等が不要となり、チューブ内を満たすために必要な多量の試料が不要となる。従って、このチューブ内に試料が留まることにより生じる試料の経時変化による劣化も防止できる。
次に、本発明の第2実施例について図5から図7を用いて説明する。図5は本発明の第2実施例のマイクロ流体システムの要部概略斜視図、図6は図5のマイクロチップの概略斜視図、図7は図5に示すマイクロ流体システムで使用する試料サーバ充填時の要部概略正面図である。この第2実施例は、次に述べる点で第1実施例と相違するものであり、その他の点については第1実施例と基本的には同一である。
第2実施例のマイクロチップ1には、少なくとも2つ以上のマイクロチャンネル10を設けており、図6では平行に8つのマイクロチャンネル10を設けてある。このマイクロチャンネル10上には、少なくとも2つ以上のマイクロチップ導入部14があり、図6では記載を省略してあるチャンネル反応槽部及びチャンネル分離部が少なくとも1つ以上設けられている。そのチャンネル反応槽部には第1実施例と同じように固体微粒子がある。本実施例では、5種類の試料を混合させるために、試料導入口14a〜14eの5ケの試料導入部14が設けられている。
このマイクロチップ1を使用して抗原抗体反応を行なう場合、例えば図5で示す例にはそれぞれ1〜100μL充填可能な試料サーバ4a〜4eがある。試料サーバ4aにサンプル、試料サーバ4bに洗浄液、試料サーバ4cに抗体、試料サーバ4dに洗浄液、試料サーバ4eに標識抗体を予め充填しておく。この時にマイクロチップ1には8つのマイクロチャンネル10があるため、8つの試料サーバ4aのそれぞれに抗原濃度が異なるサンプルを充填しておけば、1度の分析作業で8種類の抗原抗体反応を行い、反応後に図5では記載を省略してある検出機構により測定することができる。
また、8つの試料サーバ4の全てに同じ試料を充填する場合には、図7で示すようにサーバ連結バー21の溝部分に試料サーバ4をはめ込み、連結させた状態で、可動仕切り板連結バー19を図7で示す場合には上方向に動作させて、可動仕切り板15により試料サーバ4の吐出口から例えばシャーレ24に充填する試料を満たしておけば8つの試料サーバ4へ同時に補充できる。
図5において、サーバ連結バー21により連結された試料サーバ4をホルダ2に設けられている試料サーバ用穴にはめ込み、試料サーバ4をホルダ2へセットするために、先端がねじとなっているガイド22を使用してホルダ2へ接続し、更に図3を用いて説明したとおりパッキン16によりシールを確実に行なうため、バネ23を用いてサーバ連結バー21を下方向に押し付けることにより、溝にはめ込んである試料サーバ4が下方向に押し付けられ、更にパッキン16が下方向に押し付けられることにより、マイクロチップ1に設けられたマイクロチップ導入部14と確実にシールを行なうことができる。
図5で示すように、1つの送液制御機構5を用いて8つの試料サーバ4を動作させるために、熊手のように各試料サーバを動作できるように溝を予め設けておけば、一度に複数の加圧装置15及び弁18を動作させることができる。また、導入したい試料の量をそれぞれ異なる量としたい場合には、送液制御機構5の下降量を変更せずに、試料サーバ4の径を変えることで、例えば0.1〜100μL/minの間で、マイクロチップ導入部14より、マイクロチャンネル10へ送液することが達成できる。
反応手順は図2で示したように、予め抗体を担持させた固体微粒子11をマイクロチャンネル反応槽部13に設置しておき、全ての弁18によりマイクロチチップ導入部14を封止した状態にしておく。試料サーバ4aの弁18aを送液制御機構5により上方向動作をさせて、試料導入部14aを開放状態にした後、試料サーバ4a内に充填してあるサンプルに対して、送液制御機構5を下方動作させることにより仕切り板15aを下方動作させて、試料導入部14aよりマイクロチャンネル10内に送液を行い、固体微粒子11に担持された抗体にサンプルに含まれる所望の抗原が結びつく。次に、前述と同様に動作を行い試料サーバ4b内に充填してある洗浄液を試料導入部14bよりマイクロチャンネル10内に送液を行い、マイクロチャンネル10内に残存する不要なサンプルを除去する。以下、同様に試料サーバ4c、試料サーバ4dを動作させ、最後に試料サーバ4eにより標識抗体の送液を行なうことにより、固体微粒子11に結びついていた抗体と標識抗体が反応して、固体微粒子11より分離されたものを測定することにより、サンプル中に含まれる特定の抗原濃度が測定可能となる。なお、この時必要に応じて、ドレン9によりマイクロチャンネル10内を真空引きすることにより、固体微粒子11の間に含まれる気泡を除去してやり、気泡により発生する圧力損失を防ぐことができる。
本発明の第1実施例のマイクロ流体システムを示す構成図である。 図1のマイクロ流体システムに用いられるマイクロチップの斜視説明図である。 図1のマイクロ流体システムの要部縦断面図である。 図3の中央断面図である。 本発明の第2実施例のマイクロ流体システムの要部概略斜視図である。 図5のマイクロチップの概略斜視図である。 図5に示すマイクロ流体システムで使用する試料サーバ充填時の要部概略正面図である。
符号の説明
1…マイクロチップ、2…ホルダ、3…ベース、4、4a〜4e…試料サーバ、5…送液制御機構、5a…駆動部、6…ステージ、7…ペルチェ素子、8…処理状態検出装置、9…ドレン、10…マイクロチャンネル、10a…チャンネル導入部、10b…チャンネル分離部、11…固体微粒子、12…試料排出部、13…チャンネル反応槽部、14、14a〜14e…試料導入部、15、15a〜15e…加圧装置、15a1、15b1…仕切り板、15a2、15b2…加圧操作部材、16…パッキン、18、18a〜18e…弁、18a1、18b1…弁体、18a2、18b2…弁操作部材、19…仕切り板連結バー、20…試料導入口用弁連結バー、21…サーバ連結バー、22…ガイド、23…バネ、24…シャーレ、50…マイクロチップ装置、100…マイクロ流体システム。

Claims (10)

  1. 複数の試料を貯留すると共に試料流出部を有する試料サーバと、
    前記試料流出部に連通される複数の試料導入部及びこれらの試料導入部に連通するマイクロチャネルを通して試料を処理部に供給し所定の処理を行なうマイクロチップと、
    前記試料サーバの試料を前記試料流出部を通して前記試料導入部に供給する試料供給装置と、を備えるマイクロ流体システムにおいて、
    前記試料供給装置は、前記試料サーバの試料流出部側と前記マイクロチップの試料導入部側との間を開閉する弁と、前記弁が開いた状態で前記試料サーバの試料を加圧して前記試料導入部へ押し出す加圧装置とを備える
    ことを特徴とするマイクロ流体システム。
  2. 請求項1に記載のマイクロ流体システムにおいて、前記弁は前記試料導入部の開口面を開閉するように設けられていることを特徴とするマイクロ流体システム。
  3. 請求項2に記載のマイクロ流体システムにおいて、前記試料サーバは、一方の面が前記試料導入部より大きく開口され且つ他方の面側が閉鎖された筒状体を備えると共に、前記開口で前記試料導入部の開口面を覆うように前記筒状体の一方の端部を前記マイクロチップに当接するように設置され、前記弁は、前記試料サーバ内に位置して前記試料導入部の開口面を開閉すると共に、前記マイクロチップの表面に当接するように設置されていることを特徴とするマイクロ流体システム。
  4. 請求項1に記載のマイクロ流体システムにおいて、前記弁の駆動源と前記加圧装置の駆動源とを共用した駆動部を有する送液制御機構を備えることを特徴とするマイクロ流体システム。
  5. 請求項4に記載のマイクロ流体システムにおいて、前記試料サーバは両側が開口された筒状体を備えると共に、前記加圧装置は、前記筒状体の一方の開口側を閉塞し且つ移動可能に配置された仕切り板と、前記仕切り板から前記筒状体の一方の開口の外側に延びる操作部材とを備え、前記弁は、前記筒状体の他方の開口側に配置される弁体と、前記弁体から前記仕切り板を貫通して前記筒状体の他方の開口の外側に延びる操作部材とを備え、前記送液制御装置は前記加圧装置の操作部材と前記弁の操作部材とを交互に駆動する前記駆動部を備えることを特徴とするマイクロ流体システム。
  6. 請求項1に記載のマイクロ流体システムにおいて、前記マイクロチップで処理された試料を貯蔵するドレンを前記マイクロチップに装着して備えることを特徴とするマイクロ流体システム。
  7. 請求項1に記載のマイクロ流体システムにおいて、前記マイクロチップは、前記試料導入部、前記マイクロチャネル及び前記処理部で構成される処理経路を独立した複数の経路で形成したことを特徴とするマイクロ流体システム。
  8. 請求項7に記載のマイクロ流体システムにおいて、前記マイクロチップは前記処理経路を多数列に独立して形成し、前記試料サーバは、前記処理経路の各列に対応して独立に形成され、共通の連結部材を介して支持されると共に前記マイクロチップに着脱可能に設置されることを特徴とするマイクロ流体システム。
  9. 複数の試料を貯留した試料サーバの各試料の試料流出部とマイクロチップの複数の試料導入部との間を弁で閉じた状態で前記試料サーバを前記マイクロチップに設置し、
    前記試料サーバの試料流出部と前記マイクロチップの試料導入部との間の前記弁を開いて前記試料流出部と前記試料導入部とを連通すると共に、加圧装置で試料を加圧して前記試料流出部から前記試料導入部、マイクロチャネル及び処理部の順に供給し試料を処理し、
    前記開いた弁を閉じた後に、前記試料サーバの他の試料流出部と前記マイクロチップの他の試料導入部との間の前記弁を開いて当該試料流出部と当該試料導入部とを連通すると共に、加圧装置で試料を加圧して当該試料流出部から当該試料導入部、前記マイクロチャネル及び前記処理部の順に供給し、
    前記処理部で前記試料を処理する
    ことを特徴とするマイクロ流体システムを用いる処理方法。
  10. 請求項9に記載のマイクロ流体システムを用いる処理方法において、前記弁の全てを閉じた状態とし、前記試料導入部、前記マイクロチャネル及び前記処理部で形成される処理経路を前記処理部の流出側から真空引きすることを特徴とするマイクロ流体システムを用いる処理方法。
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