JPWO2007141939A1 - 遮光用粘着テープ - Google Patents

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Abstract

遮光性能に優れる遮光用粘着テープを提供することを目的としている。基材と、基材の少なくともいずれか一方の面に形成された遮光層と、粘着剤層とを備えた遮光用粘着テープであって、前記遮光層が、黒色インク組成物を印刷することによって形成されているとともに、遮光層の総厚みが7μm以上であることを特徴としている。

Description

本発明は、たとえば、液晶表示パネルとバックライトユニットとを粘着固定させるのに有効に利用することができる遮光用粘着テープに関する。
LCD(Liquid Crystal Display)モジュールは、近年小型化の進む電子手帳、携帯電話機等の電子機器の表示装置として用いられている。LCDモジュールの中でも、サイドライト型バックライト方式のLCDモジュールは、一般に、バックライトユニットに反射シート、導光板、拡散シート、プリズムシート、およびLCDパネルが順に積層されており、導光板の側方にランプリフレクタが設けられて、LED(Light Emitting Diode)等の光源が配置されている。
そして、LCDパネルとバックライトユニットの間には、通常、額縁形状に形成された両面粘着テープが挟み込まれており、各部材を固定したり、ゴミの侵入を防止したりするとともに、そのクッション性によって衝撃から各部材を保護している。
また、LCDモジュールにおいては軽薄短小化や情報量の増加に伴って大画面化が進みつつあり、光源とLCDパネルとの位置とが近くなることで、光源からの光が粘着テープを通って漏れ、LCDパネルの表示面の見栄えが悪化するといった問題が生じるおそれがあった。
そこで、かかるLCDパネルとバックライトユニットの間に挟み込まれる粘着テープには高い遮光性が要求されることになり、LCDパネルの表示面の見栄えを向上させるとともに、LCDパネルを駆動するためのドライバーへの光の進入を遮蔽し、誤作動を防止することが求められた。
このような粘着テープとして、光線透過率が1%以下である基材フィルムの片面または両面に黒色着色剤を含有する感圧粘着剤が塗工されたものがすでに提案されている(特許文献1参照)。
ところで、近年、モバイル機器の、薄型・小型軽量化のために、これら両面テープの部材に対してもより薄型・軽量化の機能が求められるようになってきた。また、光源となるLEDの小型・高性能化に伴い、さらに遮光性の高いものが求められている。
特開2002−215053号公報
本発明は、上記事情に鑑みて、遮光性能に優れる遮光用粘着テープを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の請求の範囲第1項に記載の遮光用粘着テープ(以下、「請求の範囲第1項の粘着テープ」と記す)は、基材と、基材の少なくともいずれか一方の面に形成された遮光層と、粘着剤層とを備えた遮光用粘着テープであって、前記遮光層が、黒色インク組成物を印刷することによって形成されているとともに、遮光層の総厚みが7μm以上であることを特徴としている。
本発明の請求の範囲第2項に記載の遮光用粘着テープ(以下、「請求の範囲第2項の粘着テープ」と記す)は、請求の範囲第1項の粘着テープにおいて、遮光層の表面に遮光層同士のブロッキングを防止する薄型コート層が積層されていることを特徴としている。
本発明の請求の範囲第3項に記載の遮光用粘着テープ(以下、「請求の範囲第3項の粘着テープ」と記す)は、請求の範囲第2項の粘着テープにおいて、薄型コート層が薄型コート層を針状材が突き抜けようとするとき、針状材の表面に添設しながら延伸する弾性を備える電気絶縁性樹脂組成物で形成されていることを特徴としている。
本発明の請求の範囲第4項に記載の遮光用粘着テープ(以下、「請求の範囲第4項の粘着テープ」と記す)は、請求の範囲第3項の粘着テープにおいて、複数の遮光層が基材の少なくともいずれか一方の面に形成され、これらの遮光層と遮光層との間に、針状材が突き抜けようとするとき、針状材の表面に添設しながら延伸する弾性を備える電気絶縁性樹脂組成物で形成されている電気絶縁層を備えていることを特徴としている。
本発明の請求の範囲第5項に記載の遮光用粘着テープ(以下、「請求の範囲第5項の粘着テープ」と記す)は、請求の範囲第1項〜請求の範囲第4項のいずれかの粘着テープにおいて、遮光層が、黒色インク組成物を複数回に分けて乾燥期間を経て重ね印刷されるとともに、遮光層の厚みが8μm〜14μmであることを特徴としている。
本発明において使用される基材としては、特に限定されないが、たとえば、紙、不織布やポリエステル、ポリオレフィン、ポリウレタン、ポリクロロプレン、塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂等からなるシート状成形体が挙げられる。
基材の厚みは、粘着テープが用いられる用途に応じて適宜決定される。
本発明において遮光層は、基材の片面のみに設けられていても構わないし、両面に設けられていても構わない。
また、基材の片面に黒色インク組成物からなる遮光層を設け、もう一方の面に、白色インク組成物からなる白色印刷層や金属箔層などの反射層が設けられていても構わない。
本発明の遮光層に使用される黒色インクとしては、特に限定されないが、たとえば、アクリル系印刷インクが挙げられ、カーボン含有量が12重量%未満のものが好ましい。具体的には、市販の黒色インク(大日本インキ化学工業社製「商品名:ユニビアA-300」、大日精化工業社製「商品名:NB300−701黒」)を用いることができる。
本発明の黒色インク組成物には、イソシアネート系硬化剤も配合されるが、イソシアネート系硬化剤としては、特に限定されず、たとえば、トリレンジイソシアネート、ナフチレン−1,5−ジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、キシレンジイソシアネート、トリメチロールプロパン変成トリレンジイソシアネート等が挙げられる。
また、遮光層の厚みは、総厚みで7μm以上であれば特に限定されない。
しかし、たとえば、屈曲されない用途に用いる場合、遮光性能が十分に発揮できれば、できるだけ薄い方が好ましい。
一方、使用状態で屈曲されやすい場合、請求の範囲第5項の粘着テープのように、遮光層が、黒色インク組成物を複数回に分けて乾燥期間を経て重ね印刷されるとともに、基材の一方の面に設けられた遮光層の厚みが8μm〜14μmであることが好ましい。
すなわち、連続印刷された場合、あるいは、厚みが上記範囲外であると、テープの屈曲により遮光層に割れが生じて遮蔽効果が損なわれる虞がある。
遮光層を形成するための印刷方法としては、特に限定されず、例えば、凸版印刷、ドライオフセット印刷、グラビア印刷等の公知慣用の印刷方法が挙げられ、薄膜層を数回印刷して1つの遮光層とするようにしても構わない。
本発明に使用される粘着剤層を形成する粘着剤としては、特に限定されないが、アクリル系粘着剤のほか、公知のシリコン系、ゴム系粘着剤を使用することができる。
アクリル系ポリマーを主成分とする従来の粘着テープに用いられる公知の粘着剤を用いることができる。ちなみに、上記アクリル系粘着剤に用いられるアクリル系ポリマーとしては特に限定されないが、例えば、(メタ)アクリル 酸エステルモノマーの単独重合体、又は、(メタ)アクリル 酸エステルモノマーとこれと共重合可能な他のビニルモノマーとの共重合体であることが好ましい。
上記(メタ)アクリル 酸エステルモノマーとしては、アルキル基の炭素数が4〜12の1級又は2級アルコールと、アクリル酸又はメタクリル酸とのエステルが好適に用いられる。
粘着剤層の厚みとしては、用途に応じて適宜決定され、特に限定されないが、できるだけ薄い方が好ましい。
本発明において、薄型コート層は、粘着剤を塗工前に遮光層表面を覆うように、コート剤をコートすることによって得られ、その厚みは、0.1μm〜1.5μm程度が好ましい。
また、この薄型コート層は、粘着剤層の粘着剤の印刷層への接着力を向上させるアンカー効果をもたせることが好ましい。すなわち、アンカー効果によって印刷層と粘着剤層との界面剥離によるガラス面における糊残りを低減させる効果を期待することができる。
コート剤としては、遮光層のブロッキングを防止できれば、特に限定されないが、たとえば、一級アミングラフトアクリルポリマーが挙げられ、日本触媒社製の商品名ポリメントNK-350 、ポリメントNK-380等の市販品を用いることができる。
また、本発明の粘着テープは、請求の範囲第3項の粘着テープのように、薄型コート層を針状材が突き抜けようとするとき、針状材の表面に添設しながら延伸する弾性を備える電気絶縁性樹脂組成物で形成されている構成としたり、さらに、請求の範囲第4項の粘着テープのように、複数の遮光層が基材の少なくともいずれか一方の面に形成され、これらの遮光層と遮光層との間に、針状材が突き抜けようとするとき、針状材の表面に添設しながら延伸する弾性を備える電気絶縁性樹脂組成物で形成されている電気絶縁層を備えている構成とすることが好ましい。なお、電気絶縁性樹脂組成物は、針状材が突き抜けようとするとき、針状材の表面に添設しながら延伸する弾性を備えていれば、その弾性率は特に限定されないが、たとえば、0.1〜1000MPaが好ましい。すなわち、弾性率が0.1未満であれば、ゴム変形領域から逸脱し弾性体の形成が難しい領域となり、弾性率が1000MPaを超えると、芯状材の表面に添設しながら延伸しない部分が出始め回路短絡の恐れがある。
このような電気絶縁性樹脂組成物としては、特に限定されないが、たとえば、ポリエチレン樹脂・塩ビ樹脂等の高分子材料及び天然ゴム・合成ゴム等のゴムが挙げられる。
また、本発明の粘着テープの場合、粘着剤層の上に離型シートを積層しておくようにしても構わない。
上記のように、請求の範囲第1項の粘着テープは、遮光層が、黒色インク組成物で形成されているとともに、遮光層の総厚みが7μm以上であるので、遮光性能に優れたものとすることができる。
請求の範囲第2項の粘着テープは、遮光層の表面に遮光層同士のブロッキングを防止する薄型コート層が積層されているので、粘着剤の塗工前にテープ本体がロール状に巻き取られた状態でも、遮光層と遮光層との間に薄型コート層が介在することになって、塗工工程における遮光層同士のブロッキングの不具合を回避することができる。
さらに、近年液晶モジュールと、バックライトとを組み合わせる際に、図2に示す液晶モジュール100のフレキシブルプリンント基板110にICチップ120が搭載されているタイプにおいて、ICチップ120の金属端子121がバックライトモジュール200のテープ300に接する設計となる場合が見受けられるが、遮光層となる黒色インクにカーボンブラックが含まれていて抵抗値が小さい。したがって、ICチップ120の金属端子121が遮光層に触れた状態になると、回路の短絡による機器の動作不安定につながる事例がある。しかし、請求の範囲第2項の粘着テープの場合、薄型コート層を備えおり、金属端子121の遮光層までの突き抜けを防止できるので、上記のような回路の短絡も防止することができる。
請求の範囲第3項の粘着テープは、薄型コート層が薄型コート層を針状材が突き抜けようとするとき、針状材の表面に添設しながら延伸する弾性を備える電気絶縁性樹脂組成物で形成されているので、針状材が、薄型コート層を突き抜けようとすると、薄型コート層の針状材の周囲部分が針状材の表面部分に沿って延伸され、針状材の表面を薄型コート層を形成する電気絶縁性樹脂組成物によって保護した状態で遮光層内に入り込む。したがって、針状材が、上記金属端子120等の導電性材料であっても、針状材と遮光層との間の電気絶縁性が保たれ、回路等の短絡を防止することができる。
請求の範囲第4項の粘着テープは、上記請求の範囲第3項の粘着テープにおいて、複数の遮光層が基材の少なくともいずれか一方の面に形成され、これらの遮光層と遮光層との間に、針状材が突き抜けようとするとき、針状材の表面に添設しながら延伸する弾性を備える電気絶縁性樹脂組成物で形成されている電気絶縁層を備えているので、たとえば、図6に示すように、針状材が、上側の遮光層を通り下側の遮光層に達するまで、突き刺さった場合でも、薄型コート層の針状材の周囲部分が針状材の表面部分に沿って延伸され、針状材の表面を保護した状態で上側の遮光層内に入り込むとともに、電気絶縁層の針状材の周囲部分が針状材の表面部分に沿って延伸され、針状材の表面を電気絶縁層によって保護した状態で下側の遮光層内に入り込む。したがって、針状材が、上記金属端子120等の導電性材料であっても、針状材と遮光層との間の電気絶縁性が保たれ、回路等の短絡を防止することができる。
請求の範囲第5項の粘着テープは、遮光層が、黒色インク組成物を複数回に分けて乾燥期間を経て重ね印刷されるので、遮光層の割れによって遮光性を損なうといった問題をなくすことができる。
すなわち、黒色インク組成物をグラビア印刷等で厚塗り印刷を一回の塗布で行なった場合、割れ等が発生するが、薄塗りを複数回繰り返し行なうようにすれば、厚い遮光層の場合でも割れが発生することが防止できる。なお、遮光層の厚みが3μm以上、好ましくは1.5μm以上の場合は、上記のように、複数回に分けて乾燥期間を経て重ね印刷するとよい。
本発明にかかる遮光用粘着テープの1つの実施の形態をあらわす断面図である。 図1の粘着テープのコート層の性能を模式的に説明する断面図である。 本発明にかかる遮光用粘着テープの他の実施の形態をあらわす断面図である。 図3の粘着テープのコート層の性能を模式的に説明する断面図である。 実施例10および実施例11で得た粘着テープの抵抗値の測定方法を説明する説明図である。 液晶モジュールと、バックライトとを組み合わされ、液晶モジュールのフレキシブルプリント基板にICチップが搭載された液晶表示装置を説明する断面図である。
以下に、本発明を、その実施の形態をあらわす図面を参照しつつ詳しく説明する。
図1は、本発明にかかる遮光用粘着テープの1つの実施の形態をあらわしている。
図1に示すように、この遮光用粘着テープ(以下、「粘着テープ」とのみ記す)1は、テープ本体2の両面に粘着剤層3が積層されている。
テープ本体2は、基材4と、遮光層5と、薄型コート層6とを備えている。
遮光層5は、アクリル系インクとイソシアネート系硬化剤とを含む黒色インク組成物を印刷することによって基材層4の両面に形成されていて、合計の厚みが7μm以上になっている。
薄型コート層6は、一級アミングラフトアクリルポリマー等を含み、薄型コート層6を金属端子等の針状材が突き抜けようとするとき、針状材の表面に添設しながら延伸する弾性を備える電気絶縁性樹脂組成物であるコート剤を遮光層5の表面に塗布乾燥させることによって形成されている。
粘着剤層3は、公知の両面粘着テープと同様の方法を用いて上記のようにして得られたテープ本体2の両面に形成されている。
この粘着テープ1は、上記のように、遮光層5が、アクリル系インクとイソシアネート系硬化剤とを含む黒色インク組成物を印刷することによって基材層4の両面に形成されていて、合計の厚みが7μm以上になっているので、遮光性能に優れている。
また、遮光層5の表面に薄型コート層6を設けたので、粘着剤の塗工前にテープ本体2がロール状に巻き取られた状態でも、遮光層5と遮光層5との間に薄型コート層が介在することになって、塗工工程における遮光層同士のブロッキングの不具合を回避することができるとともに、金属端子等の針状材が遮光層へ突き通ることを防止することができる。
しかも、薄型コート層6が、薄型コート層6を金属端子等の針状材が突き抜けようとするとき、針状材の表面に添設しながら延伸する弾性を備える電気絶縁性樹脂組成物で形成されているので、図2に示すように、針状材Sが薄型コート層6を突き抜けて遮光層5まで入り込んでも、針状材Sの表面が薄型コート層6によって被覆された状態で遮光層5内に入り込むため、針状材Sと遮光層5との絶縁状態が確保される。
図3は、本発明にかかる粘着テープの他の実施の形態をあらわしている。
図3に示すように、この粘着テープ10は、テープ本体2aの両面に粘着剤層17が積層されている。
テープ本体2aは、基材11と、第1遮光層(黒色印刷層)12と、第1薄型コート層13と、第2遮光層(黒色印刷層)14と、第2薄型コート層15と、白色印刷層16とを備えている。
第1薄型コート層13および第2薄型コート層15は、それぞれ金属端子等の針状材が突き抜けようとするとき、針状材の表面に添設しながら延伸する弾性を備える電気絶縁性樹脂組成物で形成されている。
この粘着テープ10は、遮光層が第1遮光層12と、第2遮光層14とからなり、第1遮光層12と、第2遮光層14との間に針状材が突き抜けようとするとき、針状材の表面に添設しながら延伸する弾性を備える電気絶縁性樹脂組成物で形成された第1薄型コート層13、すなわち、電気絶縁層が設けられているので、図4に示すように、針状材Sが第2薄型コート層15、第2遮光層14、第1薄型コート層13を突き抜けて第1遮光層12まで達する状態となったとしても第2薄型コート層15および第1薄型コート層13を形成する電気絶縁性樹脂組成物が針状材Sの表面を被覆した状態でそれぞれ第2遮光層14および第1遮光層12内に入り込むため、針状材Sと第2遮光層14および第1遮光層12との絶縁状態が確保される。
以下に、本発明の具体的な実施例を比較例とともに詳しく説明する。
(実施例1)
〔粘着剤の調製〕
イソノニルアクリレート98.9重量部、アクリル酸0.1重量部、N−ビニルカプロラクタム1.0重量部、連鎖移動剤としてn−ドデシルメルカプタン0.05重量部及び溶剤として酢酸エチル80重量部を、攪拌機、還流冷却管、温度計、滴下ロート及び窒素ガス導入口を備えた五つ口フラスコに仕込み、攪拌した後、窒素ガスで約30分間パージし、モノマー溶液中に残存する酸素を除去した。しかる後、窒素ガスでフラスコ内の空気を置換し、攪拌しつつ昇温し70℃に保持し、熱重合開始剤としてベンゾイルパーオキサイド0.03重量部を1重量部の酢酸エチルに溶解したものを、滴下ロートから滴下した。反応開始後、そのままの温度で10時間反応させ、アクリル系共重合体溶液を得、粘着剤とした。
〔黒色インク組成物A〕
黒色インク(大日本インキ化学工業社製「商品名:ユニビアA−3008」)に7重量%の割合でイソシアネート系硬化剤を配合した。
厚み12μmのポリエチレンテレフタレート製テープ状をした基材の一方の面に上記黒色インク組成物Aからなる厚み2μmの第1遮光層(黒色印刷層)と、他方の面に上記黒色インク組成物Aからなる厚み5μmの第2遮光層(黒色印刷層)を形成した。なお、硬化養生は、各層とも8hr〜24hrかけた。
つぎに、両遮光層の表面にコート剤(日本触媒製「商品名:ポリメントNK-350」に天然ゴムと三菱樹脂製ポリエチレン樹脂を混合して弾性率を5MPaに調整したもの)を塗布し、0.1μmの厚みの薄型コート層を形成し、テープ本体を得た。
そして、両薄型コート層の表面、すなわち、テープ本体の両面に上記粘着剤を塗布し、20μmの厚みの粘着剤層を形成し、厚み約60μmの粘着テープを得た。
(実施例2)
基材の一方の面に上記黒色インク組成物Aからなる厚み7μmの遮光層(黒色印刷層)を設け、他方の面に遮光層を設けなかった以外は実施例1と同様にして厚み約60μmの粘着テープを得た。
(実施例3)
基材の一方の面に上記黒色インク組成物Aからなる厚み7μmの遮光層(黒色印刷層)を設け、他方の面に白色インク(大日精化工業社製「商品名:NB300−701白」)に7重量%の割合でイソシアネート系硬化剤を配合した白色インク組成物Bによって厚み2μmの白色印刷層を設けた以外は、実施例1と同様にして厚み約60μmの粘着テープを得た。
(比較例1)
基材の一方の面に上記黒色インク組成物Aからなる厚み2μmの第1遮光層を設け、他方の面に上記黒色インク組成物Aからなる厚み3μmの第2遮光層を設けた以外は実施例1と同様にして厚み約60μmの粘着テープを得た。
(比較例2)
基材の一方の面に上記黒色インク組成物Aからなる厚み6μmの遮光層を設け、他方の面に遮光層を設けなかった以外は実施例1と同様にして厚み約60μmの粘着テープを得た。
(比較例3)
基材の一方の面に上記黒色インク組成物Aからなる厚み6μmの遮光層を設け、他方の面に白色インク(大日精化工業社製「商品名:NB300−701白」)に7重量%の割合でイソシアネート系硬化剤を配合した白色インク組成物Bによって厚み2μmの白色印刷層を設けた以外は、実施例1と同様にして厚み約60μmの粘着テープを得た。
上記実施例1〜3および比較例1〜3で得られた粘着テープのそれぞれについて、光線透過率および光抜けの有無を調べ、その結果を表1および表2に層構成とともに示した。
なお、光線透過率は、JIS K 7105の方法により測定した。また、光抜けの有無は、300千cd相当の投光器を用いて目視によって確認した。
Figure 2007141939
Figure 2007141939
(実施例4)
テープ本体が薄膜コート層を設けていない以外は、実施例1と同様にして粘着テープを得た。なお、実施例4の粘着テープを製造する上において、テープ本体が薄型コート層を備えていないため、展開する際に片側に黒い斑点が残る等所々にブロッキングの跡が残り、実生産に於いて不具合が起こる場合があった。
実施例1、実施例4の粘着テープを用いて、LCDモジュールとバックライトユニットとを固定した後、バックライトユニットに外的負荷を加えることによってLCDモジュールと分離させ、糊残りの有無を観察し、その結果を表3に示した。なお、表3中、○は糊のこりなし、×は糊のこりありをあらわしている。
Figure 2007141939
表3に示すように、実施例1の粘着テープについてはバックライトユニット側およびLCDパネル側ともに、糊残りが発生せず、バックライトユニットからLCDパネルのみを分離することができた。これは、実施例1の場合、薄型コート層を備えているので、薄型コート層の粘着剤層とのアンカー(接着力)効果によって硝子に対する糊のこりを防止できると考えられる。したがって、実施例1のように薄型コート層を設けるようにすれば、LCDモジュールとバックライトユニットを粘着テープにより組み合わせた後、検査等により不具合が見つかり、バックライトユニットとを剥離分解した場合に糊のこりがなく、高価なLCDモジュールの再利用が容易であると考えられる。
また、テスター(カイセ社製 KU-1188)の2本の針を、2mm、5mm、10mmの間隔で実施例1および実施例4の粘着テープの第2遮光層側の面の粘着剤層上に置いた場合の、抵抗値をそれぞれ調べ、その結果を、粘着剤層のみの抵抗値と併せて表4に示した。
Figure 2007141939
上記表4から、薄型コート層を設けるようにすれば、塗工工程における遮光層同士のブロッキングの不具合を回避することができるだけでなく、ICチップの金属端子がバックライトモジュールの粘着テープに接する設計となる場合においても、回路の短絡も防止することができることがよくわかる。
(実施例5)
第2遮光層を12μmの厚さにするとともに、第2遮光層を実施例1と同様の黒色インクを1回あたり3μmずつ4回に分けて塗布し、かつ、各層とも8時間黒色インクを養生硬化させたのち、上層のインクを塗布するようにした以外は、実施例1と同様にして粘着テープを得た。
(実施例6)
第2遮光層を9μmの厚さにするとともに、第2遮光層を実施例1と同様の黒色インクを1回あたり3μmずつ3回に分けて塗布し、かつ、各層とも8時間黒色インクを養生硬化させたのち、上層のインクを塗布するようにした以外は、実施例1と同様にして粘着テープを得た。
(実施例7)
第2遮光層を15μmの厚さにするとともに、第2遮光層を実施例1と同様の黒色インクを1回あたり3μmずつ5回に分けて塗布し、かつ、各層とも8時間黒色インクを養生硬化させたのち、上層のインクを塗布するようにした以外は、実施例1と同様にして粘着テープを得た。
(実施例8)
第2遮光層を9μmの厚さにするとともに、第2遮光層を実施例1と同様の黒色インクを1回あたり3μmずつ3回に分けて塗布し、かつ、各層とも黒色インクを養生硬化させずに続けて上層のインクを塗布するようにした以外は、実施例1と同様にして粘着テープを得た。
(実施例9)
第2遮光層を6μmの厚さにするとともに、第2遮光層を実施例1と同様の黒色インクを1回あたり3μmずつ2回に分けて塗布し、かつ、1層目の黒色インクを8時間養生硬化させたのち、2層目の黒色インクを塗布するようにした以外は、実施例1と同様にして粘着テープを得た。
上記実施例5〜9および比較例1で得られた各粘着テープについて、光線透過率および光抜けの有無を調べるとともに、屈曲による第2遮光層の割れを調べ、その結果を表5に示した。
Figure 2007141939
(実施例10)
図3に示すように、厚み13μmのポリエチレンテレフタレート製テープ状をした基材11の一方の面に上記黒色インク組成物Aからなる厚み4μmの第1遮光層(黒色印刷層)12、厚み0.1μmの第1薄型コート層(日本触媒製「商品名:ポリメントNK-350」に天然ゴムと三菱樹脂製ポリエチレン樹脂を混合して弾性率を5MPaに調整したもの)13、上記黒色インク組成物Aからなる厚み4μmの第2遮光層(黒色印刷層)14、コート剤組成物Cからなる厚み0.1μmの第2薄型コート層(日本触媒製「商品名:ポリメントNK-350」に天然ゴムと三菱樹脂製ポリエチレン樹脂を混合して弾性率を5MPaに調整したもの)15を形成し、基材11の他方の面に上記白色インク組成物Bからなる厚み2μmの厚み2μmの白色印刷層16を設けたテープ本体を得た。そして、テープ本体の両面に、実施例1と同様にしてそれぞれ20μmの粘着剤層17を形成し、厚み約63μmの粘着テープ10を得た。
(実施例11)
厚み13μmのポリエチレンテレフタレート製テープ状をした基材の一方の面に上記黒色インク組成物Aからなる厚み8μmの遮光層を形成するとともに、基材の他方の面に上記白色インク組成物Bからなる厚み2μmの白色印刷層を形成してテープ本体を得たのち、このテープ本体の両面にテープ本体の両面に、実施例1と同様にしてそれぞれ20μmの粘着剤層を形成し、厚み約63μmの粘着テープを得た。
上記実施例10および実施例11で得た粘着テープの抵抗値、光線透過率、光抜けの有無を調べ、その結果を表6に示した。
なお、抵抗値は、図5に示すように、粘着テープ試験片(幅50mm×長さ50mm)20を採り、図5に示す寸法にて針21を粘着テープ試験片20に通す。
そして、その針21の両端にテスター針22,23をきっちり当て、抵抗値レンジ200MΩにて粘着テープ試験片20の抵抗値を測定した。また、測定は、同一試料に対しに対し3回行い、最小値を、測定値とした。
Figure 2007141939
(実施例12)
薄型コート層として、合成ゴム(弾性率、0.1MPa)を用いた以外は、実施例3と同様の粘着テープを得た。
(実施例13)
薄型コート層として、天然ゴム(弾性率、7MPa)を用いた以外は、実施例3と同様の粘着テープを得た。
(実施例14)
薄型コート層として、ポリエチレン樹脂(弾性率、1000MPa)を用いた以外は、実施例3と同様の粘着テープを得た。
(実施例15)
薄型コート層として、塩化ビニル樹脂(弾性率、2500MPa)を用いた以外は、実施例3と同様の粘着テープを得た。
(実施例16)
第1薄型コート層および第2薄型コート層として、合成ゴム(弾性率、0.1MPa)を用い
た以外は、実施例10と同様の粘着テープを得た。
(実施例17)
第1薄型コート層および第2薄型コート層として、天然ゴム(弾性率、7MPa)を用いた以外は、実施例10と同様の粘着テープを得た。
(実施例18)
第1薄型コート層および第2薄型コート層として、ポリエチレン樹脂(弾性率、1000MPa)を用いた以外は、実施例10と同様の粘着テープを得た。
(実施例19)
第1薄型コート層および第2薄型コート層として、塩化ビニル樹脂(弾性率、2500MPa)を用いた以外は、実施例10と同様の粘着テープを得た。
上記実施例12〜実施例19で得た粘着テープについて、図5に示す方法を用いてそれぞれ抵抗値を調べその結果を表7に示した。
Figure 2007141939
上記表7から、コート層あるいは電気絶縁層として弾性率が0.1MPa〜1000MPaの電気絶縁性樹脂組成物を用いるようにすれば、針状体が遮光層まで突き通ったとしても針状体と遮光層との絶縁性を保てることがよくわかる。
本発明にかかる遮光用粘着テープは、たとえば、携帯電話機、携帯型ゲーム機、カーナビゲーションシステム等の液晶表示画面を搭載した電子機器に用いて、LCDパネルとバックライトユニットとを粘着固定させるのに有効に利用することができる。

Claims (5)

  1. 基材と、基材の少なくともいずれか一方の面に形成された遮光層と、粘着剤層とを備えた遮光用粘着テープであって、
    前記遮光層が、黒色インク組成物を印刷することによって形成されているとともに、遮光層の総厚みが7μm以上であることを特徴とする遮光用粘着テープ。
  2. 遮光層の表面に遮光層同士のブロッキングを防止する薄型コート層が積層されている請求の範囲第1項に記載の遮光用粘着テープ。
  3. 薄型コート層が薄型コート層を針状材が突き抜けようとするとき、針状材の表面に添設しながら延伸する弾性を備える電気絶縁性樹脂組成物で形成されている請求の範囲第2項に記載の遮光用粘着テープ。
  4. 複数の遮光層が基材の少なくともいずれか一方の面に形成され、これらの遮光層と遮光層との間に、針状材が突き抜けようとするとき、針状材の表面に添設しながら延伸する弾性を備える電気絶縁性樹脂組成物で形成されている電気絶縁層を備えている請求の範囲第3項に記載の遮光用粘着テープ。
  5. 遮光層が、黒色インク組成物を複数回に分けて乾燥期間を経て重ね印刷される請求の範囲第1項〜請求の範囲第4項のいずれかに記載の遮光用粘着テープ。
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