JPWO2007116516A1 - 開閉器用電磁操作装置 - Google Patents

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Abstract

E形ヨークを挟んで方形ヨークとE形ヨークとが一体に積層されて形成される固定ヨーク(1)と、永久磁石(5)と、固定ヨーク内を所定の距離直線移動が可能な可動子(2)と、可動子と連結され固定ヨークを貫通して両側に突出したロッド(3)と、固定ヨーク内に配設された駆動コイル(4)を備え、駆動コイルに通電することによって可動子が固定ヨークの内側を移動する開閉器用電磁操作装置において、固定ヨーク(1)に、磁性鋼板の積層方向に貫通する複数の穴(1c)を設け、この複数の穴の内2ヶ所以上の穴を貫通するように、この複数の穴の直径より僅かに小さな直径で端部にネジ部(6a)を設けたピン(6)を挿入し、ピンのネジ部を用いて積層した固定ヨークを締結するようにした開閉器用電磁操作装置。

Description

この発明は、電力の送配電および受電設備等に用いられる開閉器を駆動するための開閉器用電磁操作装置に関するものである。
図5は、特開2004−165075公報に開示された従来の開閉器用電磁操作装置の一例を示す断面図であり、概略以下のように構成されている。
図5において、電磁操作装置は、固定鉄心装置10と、可動鉄心装置40と、駆動用のコイル20、30、および永久磁石50を備えている。
固定鉄心装置10は、第1乃至第4の鉄心11〜14を有し、第1の鉄心11は、環状鉄心部11aと嵌合部11eとを有し、嵌合部11eは、環状鉄心部11aのX−Y−Zの3軸座標におけるX軸方向に対向する対向部分にそれぞれX軸方向に突設された突設部11fによって環状鉄心との間に形成されている。第2の鉄心12は、第1の鉄心と同一の構造を有している。
第3および第4の鉄心13、14は、それぞれ分割鉄心部を有している。
第1の鉄心11と第2の鉄心12とがその環状鉄心部がY軸方向に所定の間隙を置いて対向配置され、第3の鉄心13と第4の鉄心14とが、その各分割鉄心部にて合成環状鉄心部を形成するようにX軸方向に対向配置されると共に、この合成環状鉄心部が第1および第2の鉄心11、12の環状鉄心部とY軸方向から見て重なるように第1および第2の鉄心の対向間隙に配設されている。
第1および第2の鉄心11、12の各環状鉄心部と、第3および第4の鉄心13、14の分割鉄心部にて形成される環状鉄心部とに囲まれて、収容部10bが形成されている。
可動鉄心装置40は、磁性鋼板を積層して角ブロック状に形成された可動鉄心41と、この可動鉄心41に固着され非磁性材料からなる支持軸45、46を有している。
永久磁石50は、例えば厚板矩形状に形成され、可動鉄心41の上下の各面にその磁力により吸着するとともに、永久磁石50の外側の面を覆うサポート部材60により押圧されて固定されている。
また、コイル20、30、はボビン21、31に巻回され、ボビン21、31は第1の鉄心11の嵌合部11eに係合されてX軸およびZ軸方向の位置が規制されている。
可動鉄心装置40は、可動鉄心41が収容部10bに収容されるとともに、固定鉄心装置に設けられた軸受け80に支持軸45、46が支持され、コイル20、30の励磁によりZ軸方向に移動自在とされている。
特開2004−165075号公報(図1〜図7)
しかるに、このような従来の開閉器用電磁操作装置においては、固定ヨーク(固定鉄心装置10)は、積層された磁性鋼板を貫通して複数箇所に設けられた貫通穴にボルト19を挿入し、ナットで締結するように構成されている。このボルト19の直径は貫通穴の直径よりもかなり小さいため、可動子(可動鉄心41)が移動し磁性鋼板を積層した固定ヨークの内面に衝突した時に、可動子と接する固定ヨークの積層された磁性鋼板の個々に凹凸があった場合に、可動子の衝突力Fmは個々の磁性鋼板に分散し、特に可動子側に突出した磁性鋼板には大きな衝突力Fm1が加わることとなる。
この衝突力Fm1が、締結用ボルトの締結力Fbによって各積層間に加わる面圧Fb1と、各積層間の摩擦係数kとで決定される摩擦力k・Fb1より大きくなった場合には、積層鋼板間にズレが生じ、可動子と固定ヨーク間の間隙(磁気ギャップ)の変化に伴い、可動子と固定ヨークの接する部位での磁気抵抗が変化することによって、可動子を固定ヨーク内面に吸着する保持力が変化するという問題があった。
この発明は、このような従来装置の問題点を解消するものであって、固定ヨークに可動子移動時の衝撃力が加わった場合においても、積層された磁性鋼板間にズレを生じることがなく、安定して磁性鋼板を保持することができ、可動子を固定ヨーク内面に吸着する保持力が変化することを防止した開閉器用電磁操作装置を提供することを目的とする。
この発明の開閉器用電磁操作装置は、E形状の磁性鋼板を積層して形成されたE形ヨークをE形の凸部を向かい合わせて対向配置すると共に、このE形ヨークの両外側に、磁性鋼板を積層して形成され環状の鉄心部と突設磁極部とを有する方形ヨークを配設し、E形ヨークを挟んで上記方形ヨークとE形ヨークとが一体に積層されて形成される固定ヨークと、永久磁石と、上記固定ヨーク内を所定の距離直線移動が可能な可動子と、可動子と連結され上記固定ヨークを貫通して両側に突出したロッドと、上記固定ヨーク内に配設された駆動コイルを備え、上記駆動コイルに通電することで発生する磁束によって上記可動子が固定ヨーク内を移動して固定ヨークの内周部に当接し、上記永久磁石によって可動子の移動位置が保持される開閉器用電磁操作装置において、
上記固定ヨークに、磁性鋼板の積層方向に貫通する複数の穴を設け、この複数の穴の内2ヶ所以上の穴を貫通するように、この複数の穴の直径より僅かに小さな直径で端部にネジ部を設けたピンを挿入し、上記ピンのネジ部を用いて固定ヨークの積層鋼板を締結するよう構成したものである。
また、E形状の磁性鋼板を積層して形成されたE形ヨークをE形の凸部を向かい合わせて対向配置すると共に、このE形ヨークの両外側に、磁性鋼板を積層して形成され環状の鉄心部と突設磁極部とを有する方形ヨークを配設し、E形ヨークを挟んで上記方形ヨークとE形ヨークとが一体に積層されて形成される固定ヨークと、永久磁石と、上記固定ヨーク内を所定の距離直線移動が可能な可動子と、可動子と連結され上記固定ヨークを貫通して両側に突出したロッドと、上記固定ヨーク内に配設された駆動コイルを備え、上記駆動コイルに通電することで発生する磁束によって上記可動子が固定ヨーク内を移動して固定ヨークの内周部に当接し、上記永久磁石によって可動子の移動位置が保持される開閉器用電磁操作装置において、
上記固定ヨークに、磁性鋼板の積層方向に貫通する複数の穴を設け、この複数の穴の内2ヶ所以上に、この複数の穴より僅かに大きく直径方向に弾性を有するピンを圧入し、他の穴にボルトを挿入してナットを用いて固定ヨークの積層鋼板を締結するように構成したものである。
この発明の開閉器用電磁操作装置によれば、固定ヨークに可動子移動時の衝撃力が加わった場合においても、可動子の衝突力はピンによって積層された各磁性鋼板に分散され、個々の磁性鋼板間は常にピンによって保持されているので、積層された磁性鋼板間にズレを生じることがなく、安定して磁性鋼板を保持することができる。その結果、安価な構成で、固定ヨーク内面に可動子を吸着する保持力の変化を防止することができる。
実施の形態1.
図1〜図3はこの発明の実施の形態1を示すもので、図1(a)は開閉器用電磁操作装置の構成を示す概念図、図1(b)は、図1(a)の右側面方向から見た概略断面図である。図2は方形ヨークの正面図および側面図、図3はE形ヨークの正面図および側面図である。
図1〜図3において、固定ヨーク1は、互いに向い合う磁性鋼板からなるE形のヨーク1a(図3参照)と、E形のヨーク1aの両外側に設けた磁性鋼板からなる方形のヨーク1b(図2参照)とから構成されている。
すなわち、図2に示すように、方形ヨーク1bは、例えば打ち抜きにて角形の窓枠状に製作された磁性鋼板1b1を所定枚数積層して角形環状のブロック状に形成したもので、環状鉄心部1b2と突設磁極部1b3を有している。
また、E形ヨーク1aは、図2の方形ヨーク1bを水平方向におよそ半分に分割したような形状であり、図3に示すように、例えば打ち抜きにて、両端部1a2が中央の突極部1a3より長いE形状に製作された磁性鋼板1a1を所定枚数積層して形成されている。
そして、このE形ヨーク1aの凸部すなわち端部1a2を互いに向い合わせて対向配置すると共に、このE形ヨーク1aの両外側に方形ヨーク1bを配設し、E形ヨーク1aを挟んで方形ヨーク1bとE形ヨーク1aとが一体に積層されて固定ヨーク1が形成されている。
固定ヨーク1の中心には固定ヨーク1内を直線移動する可動子2が配設され、可動子2の中心には固定ヨーク1の積層内を貫通して両側に突出するロッド3が配設されている。なお、可動子2は磁性鋼板を積層してなる積層2aおよび2bによって構成されている。
固定ヨーク1の内側には、可動子2を囲むように駆動用コイル4が設けられ、固定ヨーク1と可動子2の間には、可動子に対して対称の位置に永久磁石5が取付けられている。
固定ヨーク1のE形ヨーク1aおよび方形ヨーク1bには、磁性鋼板の積層方向に貫通する複数の穴1cが設けられ、この複数の穴1cの内2ヶ所以上に、穴1cを貫通するようにピン6が挿入されている。このピン6は、固定ヨーク1の穴1cの内径より僅かに小さな外径で、両端にネジ部6aが加工されており、この両側のネジ部6aを用いて積層した固定ヨーク1が一体に締結されている。また、複数の穴1cの内、ピン6を挿入していない穴には、この穴1cの内径より小さな山径のボルト7を用いて積層した固定ヨーク1を締結している。
一方、可動子2の積層した磁性鋼板2a、2bにも積層方向に貫通する複数の穴2cが形成され、この複数の穴2cの内2ヶ所以上に、穴2cを貫通するようにピン8が挿入されている。このピン8は、可動子の穴2cの内径より僅かに小さな外径で、両端にネジ部8aが加工されており、この両側のネジ部8aを用いて積層した可動子2が締結されている。また、複数の穴2cの内、ピン8を挿入していない穴には、この穴2cの内径より小さな山径のボルト9を用いて積層した可動子2を締結している。
また、固定ヨーク1および可動子2の積層方向に設けられるピン6およびピン8は、固定ヨーク1および可動子2の積層方向に設けた貫通穴1c、2cの内径より僅かに小さな外径の部位6b、8bのそれぞれの長さLが、固定ヨーク1および可動子2の積層される磁性鋼板の板圧Tと積層枚数nによって決定される積層部の厚みHに対して、LはHより短く、Hから2Tを減じた長さより長いもの、すなわち、H−2T<L<H とされており、この部位6b、8bが積層した固定ヨーク1および可動子2の両端面から突出せず、積層した固定ヨーク1および可動子2の両端面からほぼ同等の深さだけ窪んだ位置に配置されている。
以上のように、この発明の実施の形態1の開閉器用電磁操作装置は、固定ヨークまたは、固定ヨークと可動子に、磁性鋼板の積層方向に貫通する複数の穴を設け、この複数の穴の内2ヶ所以上の穴を貫通するように、この複数の穴の直径より僅かに小さな直径で両側にネジ部を加工したピンを挿入し、このピンの両側のネジ部を用いて固定ヨークおよび可動子の積層鋼板を締結するよう構成したので、以下のような優れた効果を得ることができる。すなわち、
積層鋼板をボルトおよびナットで締結した従来装置では、ボルトの直径が貫通穴の直径よりもかなり小さいことに加えて、ボルトの山部と積層鋼板を強い力で押し付けた場合にネジ山のへたりが発生し、貫通穴とボルトとの隙間がさらに増加する。
これに対し、実施の形態1のピンの場合には、ボルトの場合と同じ力で積層鋼板を押し付けてもピンの外周がへたらないので、積層鋼板の貫通穴とピンとの間の隙間も変化しない。したがって、可動子が移動し磁性鋼板を積層した固定ヨークの内面に衝突した時に、可動子と接する固定ヨークの積層された磁性鋼板の個々に凹凸があり、可動子側に突出した磁性鋼板に大きな衝突力Fm1が加わった場合においても、可動子の衝突力Fmはピンによって、積層された各磁性鋼板に分散され、個々の磁性鋼板間は常にピンによって保持されているので、積層された磁性鋼板間にズレを生じることがなく、安定して磁性鋼板を保持することができる。その結果、安価な構成で、固定ヨーク内面に可動子を吸着する保持力の変化を防止することができる。
また、可動子が積層構造である場合には、固定ヨークと可動子との衝撃力によって可動子の積層鋼板においてもズレが発生し、保持力の変化を生じる恐れがあるが、固定ヨークと同様にピンを用いて可動子の積層鋼板を締結することによって、このような恐れをなくし、保持力の変化を抑制することができる。
さらにまた、ピンの長さLを、前述のように、H−2T<L<H の関係とすることにより、ピンの直線部分が積層された個々の鋼板の板圧の全て、または一部と必ず干渉するので、確実に積層鋼板のズレを抑止することができる。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2を示すもので、図4(a)は開閉器用電磁操作装置の構成を示す概念図、図4(b)は、図4(a)の右側面方向から見た概略断面図である。
図4において、固定ヨーク1、可動子2、ロッド3、駆動用コイル4、永久磁石5等の構成は、上記実施の形態1と同一であり、説明は省略する。
固定ヨーク1のE形ヨーク1aおよび方形ヨーク1bには、磁性鋼板の積層方向に貫通する複数の穴1cが設けられ、この複数の穴1cの内2ヶ所以上に、穴1cを貫通するように固定ヨークの穴1cの内径より僅かに大きな外径で、直径方向に弾性を有する例えばスプリングピンのようなピンP1を圧入し、複数の穴1cの内、ピンP1を挿入していない穴には、この穴1cの内径より小さな山径のボルト7を用いて積層した固定ヨーク1を締結している。
一方、可動子2の積層した磁性鋼板2a,2bにも積層方向に貫通する複数の穴2cが設けられ、この複数の穴2cの内2ヶ所以上に、穴2cを貫通するように可動子の穴2cの内径より僅かに大きな外径で、直径方向に弾性を有する例えばスプリングピンのようなピンP2を圧入し、複数の穴2cの内、ピンP2を挿入していない穴には、この穴2cの内径より小さな山径のボルト9を用いて積層した可動子2を締結している。
また、固定ヨーク1および可動子2の積層方向に圧入されるピンP1およびP2は、固定ヨーク1および可動子2の積層される磁性鋼板の板圧Tと積層枚数nによって決定される積層部の厚みHに対して、ピンP1、P2のそれぞれの長さLは、Hより短く、Hから2Tを減じた長さより長いもの、すなわち、H−2T<L<H とされており、ピンP1、P2が積層した固定ヨーク1および可動子2の両端面から突出せず、積層した固定ヨーク1および可動子2の両端面からほぼ同等の深さだけ窪んだ位置に配置されている。
以上のように、この発明の実施の形態2の開閉器用電磁操作装置によれば、固定ヨークまたは、固定ヨークと可動子に、磁性鋼板の積層方向に貫通する複数の穴を設け、この複数の穴の内2ヶ所以上に、この穴の直径より僅かに大きく、直径方向に弾性を有するピンを圧入し、他の穴にボルトを挿入してナットを用いて固定ヨークおよび可動子の積層鋼板を締結するよう構成したので、上述した実施の形態1と同様の効果を得る事ができる。
加えて、実施の形態2によれば、圧入するピンの貫通穴よりわずかに大きな直径の部位の長さLを、H−2T<L<H の関係とすることにより、実施の形態1と同様に確実に積層鋼板のズレを抑止することができると共に、積層部から外部への突出が無く、特に可動子においては、可動子の外部への突出をなくすことによって、固定ヨークと摺動する部位で積層鋼板のズレ防止が可能となり、更に、ズレ防止用ピンの配置の制限がなく、ズレ防止に最も効果のある部位にピンを配置することができる。
この発明は、電力の送配電および受電設備などに用いられる電磁操作方式遮断器および電磁操作方式遮断器を搭載したスイッチギヤに利用できる。
この発明の実施の形態1における開閉器用電磁操作装置の構成を示す概念図である。 この発明の実施の形態1における方形ヨークの正面図および側面図である。 この発明の実施の形態1におけるE形ヨークの正面図および側面図である。 この発明の実施の形態2における開閉器用電磁操作装置の構成を示す概念図である。 従来の開閉器用電磁操作装置の一例を示す断面図である。
符号の説明
1 固定ヨーク、1a E形ヨーク、1b 方形ヨーク、1c 穴、2 可動子、
2c 穴、3 ロッド、4 駆動用コイル、5 永久磁石、6、8 ピン、
6a、8a ネジ部、7、9 ボルト、P1、P2 ピン

Claims (8)

  1. E形状の磁性鋼板を積層して形成されたE形ヨークをE形の凸部を向かい合わせて対向配置すると共に、このE形ヨークの両外側に、磁性鋼板を積層して形成され環状の鉄心部と突設磁極部とを有する方形ヨークを配設し、E形ヨークを挟んで上記方形ヨークとE形ヨークとが一体に積層されて形成される固定ヨークと、永久磁石と、上記固定ヨーク内を所定の距離直線移動が可能な可動子と、可動子と連結され上記固定ヨークを貫通して両側に突出したロッドと、上記固定ヨーク内に配設された駆動コイルを備え、上記駆動コイルに通電することで発生する磁束によって上記可動子が固定ヨーク内を移動して固定ヨークの内周部に当接し、上記永久磁石によって可動子の移動位置が保持される開閉器用電磁操作装置において、
    上記固定ヨークに、磁性鋼板の積層方向に貫通する複数の穴を設け、この複数の穴の内2ヶ所以上の穴を貫通するように、この複数の穴の直径より僅かに小さな直径で端部にネジ部を設けたピンを挿入し、上記ピンのネジ部を用いて固定ヨークの積層鋼板を締結するようにしたことを特徴とする開閉器用電磁操作装置。
  2. E形状の磁性鋼板を積層して形成されたE形ヨークをE形の凸部を向かい合わせて対向配置すると共に、このE形ヨークの両外側に、磁性鋼板を積層して形成され環状の鉄心部と突設磁極部とを有する方形ヨークを配設し、E形ヨークを挟んで上記方形ヨークとE形ヨークとが一体に積層されて形成される固定ヨークと、永久磁石と、上記固定ヨーク内を所定の距離直線移動が可能な可動子と、可動子と連結され上記固定ヨークを貫通して両側に突出したロッドと、上記固定ヨーク内に配設された駆動コイルを備え、上記駆動コイルに通電することで発生する磁束によって上記可動子が固定ヨーク内を移動して固定ヨークの内周部に当接し、上記永久磁石によって可動子の移動位置が保持される開閉器用電磁操作装置において、
    上記固定ヨークに、磁性鋼板の積層方向に貫通する複数の穴を設け、この複数の穴の内2ヶ所以上に、この複数の穴より僅かに大きく直径方向に弾性を有するピンを圧入し、他の穴にボルトを挿入してナットを用いて固定ヨークの積層鋼板を締結するようにしたことを特徴とする開閉器用電磁操作装置。
  3. 上記可動子は、磁性鋼板を積層して形成されると共に、該可動子に磁性鋼板の積層方向に貫通する複数の穴を設け、この複数の穴の内2ヶ所以上の穴を貫通するように、この複数の穴の直径より僅かに小さな直径で端部にネジ部を設けたピンを挿入し、上記ピンのネジ部を用いて可動子の積層鋼板を締結するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の開閉器用電磁操作装置。
  4. 上記可動子は磁性鋼板を積層して形成されると共に、該可動子に磁性鋼板の積層方向に貫通する複数の穴を設け、この複数の穴の内2ヶ所以上の穴に、この複数の穴より僅かに大きく直径方向に弾性を有するピンを圧入し、他の穴にボルトを挿入してナットにて可動子の積層鋼板を締結するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の開閉器用操作装置。
  5. 上記可動子は、磁性鋼板を積層して形成されると共に、該可動子に磁性鋼板の積層方向に貫通する複数の穴を設け、この複数の穴の内2ヶ所以上の穴を貫通するように、この複数の穴の直径より僅かに小さな直径で端部にネジ部を設けたピンを挿入し、上記ピンのネジ部を用いて可動子の積層鋼板を締結するようにしたことを特徴とする請求項2に記載の開閉器用電磁操作装置。
  6. 上記可動子は磁性鋼板を積層して形成されると共に、該可動子に磁性鋼板の積層方向に貫通する複数の穴を設け、この複数の穴の内2ヶ所以上の穴に、この複数の穴より僅かに大きく直径方向に弾性を有するピンを圧入し、他の穴にボルトを挿入してナットにて可動子の積層鋼板を締結するようにしたことを特徴とする請求項2に記載の開閉器用操作装置。
  7. 固定ヨーク、または、固定ヨークおよび可動子の積層方向に設けられた複数の貫通穴に挿入される上記ピンは、貫通穴より僅かに小さな直径の部位の長さLが、固定ヨークおよび可動子の積層される磁性鋼板の板圧Tと積層枚数nによって決定される積層部の厚みHに対して、H>L>H−2T の関係となるように構成したことを特徴とする請求項1、請求項3、請求項4のいずれか1項に記載の開閉器用電磁操作装置。
  8. 固定ヨーク、または、固定ヨークおよび可動子の積層方向に設けられた複数の貫通穴に圧入される上記ピンは、貫通穴より僅かに大きな直径の部位の長さLが、固定ヨークおよび可動子の積層される磁性鋼板の板圧Tと積層枚数nによって決定される積層部の厚みHに対して、H>L>H−2T の関係となるように構成したことを特徴とする請求項2、請求項5、請求項6のいずれか1項に記載の開閉器用電磁操作装置。



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