JPWO2007083445A1 - 植物の生育促進及び品質改良方法、並びに同方法に使用する生育促進剤及び品質改良剤 - Google Patents
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Abstract
平均粒径10ミクロン以下に微粉砕した非水溶性無機微量要素を含む植物の生育促進及び品質改良剤、及び同剤の使用による生育促進及び品質改良方法に係る。ここで、非水溶性無機微量要素は、第三リン酸カルシウム、二酸化マンガン、チタン酸カルシウム、酸化マグネシウム、珪酸カルシウム、二酸化珪素、二酸化チタン、焼成骨粉からなる群から選ばれた少なくとも1種が好ましく、剤形としてはフロアブル製剤形等が採用でき、さらに、当該植物の生育促進及び品質改良剤で植物の種子をコートするか、または、これを植物の培養媒体に施用するものである。
Description
本発明は、植物の生育及び品質改良方法、並びに同方法に使用する生育促進剤及び品質改良剤に関する。更に詳しくは、少なくとも1種の微粉砕した非水溶性無機微量要素を植物に施用することからなる植物の生育促進及び改良方法、並びに同方法に使用する少なくとも1種の微粉砕した非水溶性無機微量要素を含む生育促進剤及び品質改良剤に関する。
植物の生育に不可欠な微量要素を植物に施用する方法としては、例えば、水溶性微量要素を葉面散布する方法が提案されている(特許文献1)。また、特定の水溶性微量要素を液体肥料などに混合する方法が提案されている(特許文献2)。更に、水溶性微量要素を水分透過性の被膜で被覆して徐方化する方法が提案されている(特許文献3)。勿論、非水溶性無機物質を直接微量要素として、植物に施用することは、今までに試みられてはいない。
特開平06−024884号公報
特開2001−240483号公報
特開平07−053291号公報
しかしながら、葉面散布の場合には、通常、所定の濃度に希釈した薬剤を1週間ごとに散布することが必要であり、作業効率の面でも、効果の持続性の点でも問題がある。また、特定の水溶性微量要素を液体肥料などに混合する場合においても、折角施用した微量要素が水の移動とともに、植物が利用できない領域に移動するなどして、効果の持続性が期待できない等の問題がある。水分透過性の被膜で水溶性微量要素を被覆して徐方化する方法においては、圃場などでは、気象条件などにより、土壌中の水分量が大きく変動することなどから、施用した箇所の水分制御が困難であり、実用に際しては、まだまだ解決すべき問題が多数残っているといえる。
一般に、水溶性の肥料や水溶性の無機微量要素は植物の根、茎、葉などから容易に吸収され利用されるために、化学肥料や微量要素は水に溶解することが必須要件とされてきている。しかしながら、これらは水溶性のため、雨などにより流亡しやすいという欠点がある。また、雨による表土の流亡や連作などにより土壌中の微量要素が欠乏すると、作物にさまざまな欠乏症を起こし、収穫減や品質の低下をもたらすと言う問題もある。そのために、微量要素を液肥などにして植物に直接に散布して補うか、土壌の改良が求められている。しかしながら、植物に直接に散布した場合には、散水や雨により流亡しやすいために、何回も施用しなければならない。特に液肥の葉面散布は、1週間毎に散布をしなければ効果の持続が困難な場合が多い。従って、多大の労力と経費がかかる。他方、微量要素を窒素、リン、カリウムなどの化学肥料と共に、水透過性樹脂などの被膜で包み徐放化されたものが開発されている。しかしながら徐放の速度は周辺の水分に影響を受けるために気象条件の変動などによる影響を受けやすく、所望とする効果がなかなか発揮されないという欠点がある。
本発明は、上記のような現状に鑑みてなされたものであり、その一義的な目的は、少ない施用回数で、充分な効果を示す微量要素の施用方法を提供することにある。本発明によれば、少なくとも1種の微粉砕した非水溶性無機微量要素を植物に施用することからなる植物の生育促進及び品質改良方法が提供される。なお、非水溶性無機微量要素としては、第三リン酸カルシウム、二酸化マンガン、チタン酸カルシウム、酸化マグネシウム、珪酸カルシウム、二酸化珪素からなる群から選ばれた、少なくとも1種であり、平均粒径が10ミクロン以下であるものが好ましい。なお、非水溶性無機微量要素として、平均粒径が5ミクロン以下の非水溶性無機微量要素を含むフロアブル製剤を使用することが、より好ましい。施用方法としては、微粉砕した非水溶性無機微量要素を種子にコートするか、または、植物の培養媒体に施用する。なお、ここで、植物の培養媒体とは、土壌は勿論のこと、水耕栽培などの施設栽培において使用される媒体、苗床、育苗箱等で使用される人工培土などを含むものであることは言うまでもない。
また、本発明によれば、少なくとも1種の微粉砕した非水溶性無機微量要素を含む植物生育促進及び品質改良剤が提供される。非水溶性無機微量要素としては、第三リン酸カルシウム、二酸化マンガン、チタン酸カルシウム、酸化マグネシウム、珪酸カルシウム、二酸化珪素からなる群から選ばれた、少なくとも1種であり、平均粒径が10ミクロン以下であるものが好ましい。非水溶性無機微量要素として、平均粒径が5ミクロン以下の非水溶性無機微量要素を含むフロアブル製剤であることがより好ましい。本発明にかかる生育促進剤及び品質改良剤は、植物の種子コート剤であってもよい。
本発明品を植物に処理することにより、次のような効果が得られる。本発明品を植物の種子や苗の根元に施用することにより、根の形成や生長を活発に促進する。本発明品を切り花や鉢などに施用することにより、バラなどの花が鮮度を保持し長く咲かせることができる。またシクラメンなどの鉢に本発明品の希釈液を処理することにより、根の発育を活発にさせ、花をより多く長く咲かせることができる。本発明品を植物苗の定植時に株元に施用することにより、米や芋の収量を増加させ、メロンやトマトなどの収穫物の色、艶、味をよくし、糖度を上昇させることができる。長年同じ作物を栽培することにより微量要素が欠乏することにより発生する連作障害を、本発明品を種子処理、苗箱処理又は株元処理することにより改善することができる。
植物が必要とする無機肥料や微量成分は水溶性でなければならないとする定説に反して、本発明は非水溶性無機微量要素を微粉砕し、少なくとも1種を植物に与えることにより、長期間にわたり植物の健全生育を促し、収穫物の品質を向上させる方法及び同方法に使用する植物の健全生育剤、品質改良剤、あるいは植物生育調節剤が提供できることを見出し、本発明を完成させたものである。
本発明者らは、様々研究を重ねる中で、非水溶性無機微量要素を微粉砕したものを、稲植物の根に与え、顕微鏡により、詳細に観察した結果、驚くべきことに、植物が微粉砕したものを自ら活発に根の周りに集め利用することを発見した。この発見は、非水溶性無機微量要素は植物に利用されないとする一般常識から著しく異なるために、更に、稲種子、トマト苗、キュウリ苗、サツマイモ苗などを用いて詳細に研究した結果、間違いなく植物が利用することを確認した。しかも従来は植物の生育への影響を与えることから好ましくないとなれてきた高濃度で処理してもなんら生理障害などの薬害を起こすことなく、発根を促伸し健全生長をもたらした。
更に、植物に有効利用されるための検討を重ねた結果、非水溶性無機微量要素の微粉砕したもの(以下、本発明品と称する)は、平均粒径で10ミクロン以下が望ましく、直接粉末を植物に処理することができる。しかしながら、人体あるいは環境への影響を考慮して、非水溶性無機微量要素と界面活性剤とで湿式粉砕をして、平均粒径が5ミクロン以下のフロアブル製剤として植物に処理することがより望ましい。
本発明品をそのまま、あるいは希釈して、植物の種子、根、苗箱または苗の定植時などに株元に処理する。散水、漏水、雨などにより流亡することがないために長期間にわたり植物が必要な時に必要な量を利用でき、植物本来の健全な生育を収穫時まで持続させることができる。結果として、収穫されたものの、色、艶、香り、糖度などの品質が向上し、米、サツマイモなどの収量が増加するという方法を見出し、課題を達成することを見出した。
本発明において、「植物の生育促進」とは、植物の生育を単に促進することだけでなく、発根等の促進、切り花などの延命作用等も勿論、植物が本来持つ健全で、かつ、順調な生育をもたらすことまでも含む。また、改良とは、品質、例えば、穀物類、葉菜類、及び根菜類においては、増収、果菜類や果実類においては、糖度の増加のみならず、全体として食味に作用する香り、肉質などの食味の向上をもたらすことをいう。また、花卉等においては、花の鮮やかさの向上など、花卉類としての品質の向上をもたらす作用をいう。
本発明において、植物の「生育促進及び品質改良(方法又は剤)」とは、生育促進、品質改良、生育促進と品質改良(方法又は剤)のいずれか1つであることを表す。
本発明において、「非水溶性無機微量要素」とは、第三リン酸カルシウム、二酸化マンガン、チタン酸カルシウム、酸化マグネシウム、珪酸カルシウム、二酸化珪素、酸化鉄、酸化コバルト、酸化ホウ素、酸化モリブデン、酸化アルミニウム、酸化カルシウム、酸化亜鉛、等をいい、これらは、それぞれ、単独の化学物質であってもよく、また、これらを含む鉱物であってもよい。鉱物としては、例えば、リン鉱石、二酸化マンガン鉱物、ベリクレース、ウオラストナイト、コランダム、赤鉄鉱、紅亜鉛鉱等があげられる。
本発明において、「微粉化された」とは、粉砕方法が、湿式であるか、乾式であるかを問わず、平均粒径が10ミクロン以下、好ましくは、5ミクロン以下である。平均粒径が10ミクロンを超えると、植物の根からの吸収が充分に行われなくなる可能性があり好ましくない。平均粒径は細かいほど好ましいが、余り粉砕に時間を費やしても、植物の根からの吸収の増加には必ずしもつながらないので、通常は、1ミクロン程度が下限であると考える。湿式粉砕としては、植物の生育に悪影響を与えず、非水溶性無機微量要素に対して、充分な濡れ効果を示す界面活性剤の存在下で粉砕すればよく、また乾式粉砕では、ジェットミルを使用して粉砕すればよい。施用に際しては、粉末のままで使用してもよいが、飛散防止の観点からは、適当な界面活性剤の存在下で湿式粉砕したものをそのままフロアブル製剤として使用してもよい。フロアブル製剤中の非水溶性無機微量要素の含有量は、通常、0.5質量%〜50質量%、好ましくは、1質量%〜30質量%であり、界面活性剤を0.5質量%〜15質量%使用する。
例えば界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシアルキレンアリールアリールエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルエステル、ソルビタンアルキルエステル、ポリオキシアルキレンソルビタンアルキルエステル、エチレンオキサイドとプロピレンオキサイドとのコポリマー、ポリオキシエチレンひまし油エーテル等のノニオン界面活性剤、ポリオキシアルキレン系ノニオン界面活性剤の硫酸エステル塩やリンエステル及びその塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、高級アルコールの硫酸エステル塩、リグニンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸及びその縮合物の塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、石鹸、硫酸化オレフィンの塩等のアニオン界面活性剤、アミノ酸型及びベタイン型界面活性剤、高級アルキルアミン塩、ポリオキシアルキレン高級アルキルアミン塩、イミダゾリン型、第4級アンモニウム塩型等のカチオン界面活性剤をあげることができる。これらの界面活性剤は単独で、あるいは2種以上を同時に使用することもできる。
フロアブル製剤中には、この他に凍結防止剤、増粘剤、防菌黴剤、消泡剤等一般的に助剤として使用されるものを加えることができる。凍結防止剤としてはエチレングリコール、プロピレングリコール及びそれらの誘導体が用いられる。増粘剤としては、キサンタンガム、アラビアガム等の天然ガム類、ポリアクリル酸塩、ポリビニールアルコール、カルボキシメチルセルロースの塩等の合成高分子、マグネシウムアルミノシリケート、酸性白土、ベントナイト、スメクタイト、ホワイトカーボン等の無機鉱物質微粉等があげられる。
防菌黴剤としては、アルキルパラベン、ソルビタン酸及びその塩、安息香酸及びその塩、デヒドロ酢酸及びその塩、イソチアゾール系合成殺菌剤等一般的に使用されているものがあげられる。消泡剤としては、シリコン系消泡剤等一般的に使用されているものがあげられる。
使用量は、使用する非水溶性無機微量要素の種類、使用方法、対象作物等を考慮して、いわゆる植物の成長を促進するに十分な量を施用すればよい。例えば、下記の実験例における使用方法、使用量を参照して、植物の成長を促進するに十分な量を適宜選択すればよい。使用方法としては、そのまま、あるいは必要に応じて希釈して、コーテイング、デッピング、ドレンチ(土壌灌注)、散布など通常植物に対する植物栄養剤の施用方法に従えばよい。例えば、本発明品のフロアブル製剤をそのまま、あるいは必要に応じて希釈した液を種子1kgあたり30ml(固形分として数ミリグラムから数グラム)前後をコーテイングする。このときに被膜形成をする酢酸ビニル系やスチレン・アクリル系などの樹脂エマルジョンなどを加えてもよい。サツマイモなどの挿し穂を、本発明品を固形分として、2〜20ppmになるように加えた水溶液に浸すと、1〜3週間で根の形成と成長を促進する。バラなどの切り花を、同様に1〜10ppm水溶液に浸すと延命効果が期待できる。本発明品をそのまま、あるいは5〜10倍程に希釈して、稲苗箱に、あるいは植物苗定植時の株元にドレンチ処理(固形分として株あたり0.1〜10g相当)することにより、稲やサツマイモでは増収を、メロンやトマトなどでは色、艶をよくし、糖度を上昇させ品質を向上させる。なお、ここで、植物とは、農作物や果樹は、勿論のこと、観賞用各種植物を含むことは言うまでもない。
以下、本発明を、実施例を挙げて説明するが、勿論、本発明はこれら実施例によりなんら限定されるものではない。
(実施例1)
第三燐酸カルシウムを90g、ソルポール5082(東邦化学(株)製:ポリオキシアルキレングリコールスルフェート、リグニンスルホン酸ナトリウム塩とナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合ポリマーの混合物)を6g、クニピアF(クニミネ工業(株)製:含水珪酸アルミニウム)を2g、及びシリコン消泡剤KM72(信越化学(株)製:シリコン系消泡剤)を0.3g、水152mlのなかに加え、直径2mmのセラミックビーズ250mlを加えて2000回転で20分間湿式粉砕をしたのち、プロピレングリコール21mlを加え、本発明品30%フロアブル製剤を調製した。かくして調製した製剤中の第三燐酸カルシウムの平均粒径は4.5μmであった。
第三燐酸カルシウムを90g、ソルポール5082(東邦化学(株)製:ポリオキシアルキレングリコールスルフェート、リグニンスルホン酸ナトリウム塩とナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合ポリマーの混合物)を6g、クニピアF(クニミネ工業(株)製:含水珪酸アルミニウム)を2g、及びシリコン消泡剤KM72(信越化学(株)製:シリコン系消泡剤)を0.3g、水152mlのなかに加え、直径2mmのセラミックビーズ250mlを加えて2000回転で20分間湿式粉砕をしたのち、プロピレングリコール21mlを加え、本発明品30%フロアブル製剤を調製した。かくして調製した製剤中の第三燐酸カルシウムの平均粒径は4.5μmであった。
(実施例2)
第三燐酸カルシウムを60g、ソルポール5082を4g、クニピアFを1.5g、及びシリコン消泡剤KM72を0.3g、水213mlのなかに加え、直径2mmのセラミックビーズ250mlを加えて2000回転で30分間湿式粉砕をしたのち、プロピレングリコール21mlを加えて、本発明品20%フロアブル製剤を調製した。かくして調製した製剤中の第三燐酸カルシウムの平均粒径は3.5μmであった。
第三燐酸カルシウムを60g、ソルポール5082を4g、クニピアFを1.5g、及びシリコン消泡剤KM72を0.3g、水213mlのなかに加え、直径2mmのセラミックビーズ250mlを加えて2000回転で30分間湿式粉砕をしたのち、プロピレングリコール21mlを加えて、本発明品20%フロアブル製剤を調製した。かくして調製した製剤中の第三燐酸カルシウムの平均粒径は3.5μmであった。
(実施例3)
第三燐酸カルシウムを30g、ソルポール5082を2g、クニピアFを1g、及びシリコン消泡剤KM72を0.3g、水246mlのなかに加えたのち、直径2mmのセラミックビーズ250mlを加えて2000回転で20分間湿式粉砕をしたのち、プロピレングリコール21mlを加えて、本発明品10%フロアブル製剤を調製した。かくして調製した製剤中の第三燐酸カルシウムの平均粒径は4.5μmであった。
第三燐酸カルシウムを30g、ソルポール5082を2g、クニピアFを1g、及びシリコン消泡剤KM72を0.3g、水246mlのなかに加えたのち、直径2mmのセラミックビーズ250mlを加えて2000回転で20分間湿式粉砕をしたのち、プロピレングリコール21mlを加えて、本発明品10%フロアブル製剤を調製した。かくして調製した製剤中の第三燐酸カルシウムの平均粒径は4.5μmであった。
(実施例4)
チタン酸カルシウムを90g、ソルポール5082を6g、クニピアFを2g、及びシリコン消泡剤KM72を0.3g、水152mlのなかに加え、直径2mmのセラミックビーズ250mlを加えて2000回転で10分間湿式粉砕をしたのち、プロピレングリコール21mlを加えて、本発明品30%フロアブルを調製した。かくして調製した製剤中のチタン酸カルシウムの平均粒径は9.35μmであった。
チタン酸カルシウムを90g、ソルポール5082を6g、クニピアFを2g、及びシリコン消泡剤KM72を0.3g、水152mlのなかに加え、直径2mmのセラミックビーズ250mlを加えて2000回転で10分間湿式粉砕をしたのち、プロピレングリコール21mlを加えて、本発明品30%フロアブルを調製した。かくして調製した製剤中のチタン酸カルシウムの平均粒径は9.35μmであった。
(実施例5)
二酸化チタンを75g、サンエキスP201(日本製紙ケミカル株式会社製:リグニンスルホン酸ナトリウム塩)を3g、クニピアFを1.6g、及びシリコン消泡剤KM72を0.3g、水200mlのなかに加え、直径2mmのセラミックビーズ250mlを加えて2000回転で40分間湿式粉砕をしたのち、プロピレングリコール21mlを加え、本発明品25%フロアブル製剤を得た。かくして調製した製剤中の二酸化チタンの平均粒径は1.49μmであった。
二酸化チタンを75g、サンエキスP201(日本製紙ケミカル株式会社製:リグニンスルホン酸ナトリウム塩)を3g、クニピアFを1.6g、及びシリコン消泡剤KM72を0.3g、水200mlのなかに加え、直径2mmのセラミックビーズ250mlを加えて2000回転で40分間湿式粉砕をしたのち、プロピレングリコール21mlを加え、本発明品25%フロアブル製剤を得た。かくして調製した製剤中の二酸化チタンの平均粒径は1.49μmであった。
(実施例6)
第三燐酸カルシウムを30g、ソルポール5082を2g、クニピアFを1g、及びシリコン消泡剤KM72を0.3g、水245mlのなかに加え、直径2mmのセラミックビーズ250mlを加えて2000回転で20分間湿式粉砕をしたのち、攪拌しながら、キサンタンガム0.5gを徐々に加えたのち、プロピレングリコール21mlを加えて、本発明品10%フロアブル製剤を調製した。かくして調製した製剤中の第三燐酸カルシウムの平均粒径は4.5μmであった。
第三燐酸カルシウムを30g、ソルポール5082を2g、クニピアFを1g、及びシリコン消泡剤KM72を0.3g、水245mlのなかに加え、直径2mmのセラミックビーズ250mlを加えて2000回転で20分間湿式粉砕をしたのち、攪拌しながら、キサンタンガム0.5gを徐々に加えたのち、プロピレングリコール21mlを加えて、本発明品10%フロアブル製剤を調製した。かくして調製した製剤中の第三燐酸カルシウムの平均粒径は4.5μmであった。
(実施例7)
第三燐酸カルシウムを30g、ウフォキサン3A(リグニンスルホン酸ソーダの商品名)を1.5g、クニピアFを0.9g、及びシリコン消泡剤KM72を0.1g、水264gのなかに加え、直径2mmのセラミックビーズ250mlを加えて2000回転で20分間湿式粉砕をしたのち、攪拌しながら、塩化コバルト6水和物1.2g、塩化マンガン4水和物2.2g、キサンタンガム0.6gを徐々に加えて本発明品10.3%フロアブル製剤を調製した。かくして調製した製剤中の第三燐酸カルシウムの平均粒径は4.5μmであった。
第三燐酸カルシウムを30g、ウフォキサン3A(リグニンスルホン酸ソーダの商品名)を1.5g、クニピアFを0.9g、及びシリコン消泡剤KM72を0.1g、水264gのなかに加え、直径2mmのセラミックビーズ250mlを加えて2000回転で20分間湿式粉砕をしたのち、攪拌しながら、塩化コバルト6水和物1.2g、塩化マンガン4水和物2.2g、キサンタンガム0.6gを徐々に加えて本発明品10.3%フロアブル製剤を調製した。かくして調製した製剤中の第三燐酸カルシウムの平均粒径は4.5μmであった。
(実施例8)
焼成骨粉を90g、ニュウカルゲンWG2(竹本油脂(株)製ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物Na塩)を1.5gに水200gを加え、直径2mmのセラミックビーズ250mlを加えて2000回転で7分間湿式粉砕をしてプレミックスを得た。プレミックス中の焼成骨粉の平均粒径は1.3ミクロンであった。別に、キサンタンガム4.5gを水284gに攪拌しながら徐々に加えて均一化したのち、アクチサイドMBS(2−メチルー4−イソチアゾリンー3−オンと1,2−ベンズイソチアゾリンー3−オンの混合物)を11.2g加えて、キサンタンガム1.5質量%溶液を調製した。上記のプレミックス30gにキサンタムガム1.5質量%溶液6gを加えて、本発明品25%フロアブル製剤を調製した。かくして調製した製剤中の焼成骨粉の平均粒径は1.4ミクロンであった。
焼成骨粉を90g、ニュウカルゲンWG2(竹本油脂(株)製ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物Na塩)を1.5gに水200gを加え、直径2mmのセラミックビーズ250mlを加えて2000回転で7分間湿式粉砕をしてプレミックスを得た。プレミックス中の焼成骨粉の平均粒径は1.3ミクロンであった。別に、キサンタンガム4.5gを水284gに攪拌しながら徐々に加えて均一化したのち、アクチサイドMBS(2−メチルー4−イソチアゾリンー3−オンと1,2−ベンズイソチアゾリンー3−オンの混合物)を11.2g加えて、キサンタンガム1.5質量%溶液を調製した。上記のプレミックス30gにキサンタムガム1.5質量%溶液6gを加えて、本発明品25%フロアブル製剤を調製した。かくして調製した製剤中の焼成骨粉の平均粒径は1.4ミクロンであった。
(試験例1)
稲発根試験
100ml容量のプラスチックカップの中に、実施例1と同様にして得られたチタン酸カルシウム、珪酸カルシウム、二酸化マンガン及び燐酸三カルシウムの各非水溶性無機微量要素のフロアブル製剤を、30mlの水にそれぞれの所定濃度になるように加えた。3.5葉期まで育った稲苗の土を水洗でよく除いた後、それぞれ4本を所定濃度液に入れ水耕栽培をして根からの薬剤の取り込み状況と根の主根長と側根の発生状況を観察し、4日後に平均値を求めた。顕微鏡観察によると、稲は積極的に主根の周りに微粉化した薬剤を巻きつけ、それから新たな側根を活発に多数に発生させている状況が認められた。特に二酸化マンガン、チタン酸カルシウム、燐酸三カルシウムにおいて主根の伸びと側根の発生が顕著に見られた。結果は、表1に示した。
稲発根試験
100ml容量のプラスチックカップの中に、実施例1と同様にして得られたチタン酸カルシウム、珪酸カルシウム、二酸化マンガン及び燐酸三カルシウムの各非水溶性無機微量要素のフロアブル製剤を、30mlの水にそれぞれの所定濃度になるように加えた。3.5葉期まで育った稲苗の土を水洗でよく除いた後、それぞれ4本を所定濃度液に入れ水耕栽培をして根からの薬剤の取り込み状況と根の主根長と側根の発生状況を観察し、4日後に平均値を求めた。顕微鏡観察によると、稲は積極的に主根の周りに微粉化した薬剤を巻きつけ、それから新たな側根を活発に多数に発生させている状況が認められた。特に二酸化マンガン、チタン酸カルシウム、燐酸三カルシウムにおいて主根の伸びと側根の発生が顕著に見られた。結果は、表1に示した。
(試験例2)
キュウリ挿し穂発根試験
200ml容量のプラスチックカップの中に、実施例1と同様にして得られたチタン酸カルシウム、酸化マグネシウム、二酸化チタン及び燐酸三カルシウムの各非水溶性無機微量要素のフロアブル製剤を、100mlの水にそれぞれ所定濃度になるように加えた。キュウリ圃場から生育のそろった脇芽を集め、約15cmの長さに切りそろえて、各2本を所定溶液の中に茎の切り口が底につくまで入れ、室温にて水耕した。水の腐敗を避けるために5日目に新たな所定溶液に入れ替えた。処理後9日後に発根の状況を調査した。1本から出ている根の数と長さとを足し合わせて全根長とし、2本の平均値を求めた結果を表2に示した。チタン酸カルシウム、酸化マグネシウム、燐酸三カルシウムでの発根促進効果が顕著であった。
キュウリ挿し穂発根試験
200ml容量のプラスチックカップの中に、実施例1と同様にして得られたチタン酸カルシウム、酸化マグネシウム、二酸化チタン及び燐酸三カルシウムの各非水溶性無機微量要素のフロアブル製剤を、100mlの水にそれぞれ所定濃度になるように加えた。キュウリ圃場から生育のそろった脇芽を集め、約15cmの長さに切りそろえて、各2本を所定溶液の中に茎の切り口が底につくまで入れ、室温にて水耕した。水の腐敗を避けるために5日目に新たな所定溶液に入れ替えた。処理後9日後に発根の状況を調査した。1本から出ている根の数と長さとを足し合わせて全根長とし、2本の平均値を求めた結果を表2に示した。チタン酸カルシウム、酸化マグネシウム、燐酸三カルシウムでの発根促進効果が顕著であった。
(試験例3)
サツマイモ挿し穂発根試験
200ml容量のプラスチックカップの中に、実施例2で得られた燐酸三カルシウムのフロアブル製剤を、100mlの水にそれぞれ所定濃度になるように加えた。サツマイモ苗圃場から生育のそろった苗を切り集め、約20cmの長さに切りそろえて、各2−3本を所定溶液の中に茎の切り口が底につくまで入れ室内、室温にて水耕した。水の腐敗を避けるために5日目に新たな所定溶液に入れかえた。処理後9日後に発根の状況を調査した。1本から出ている根の数と長さとを足し合わせて全根長とし、2本ないし3本の平均値を求めた結果を表3に示した。燐酸三カルシウムの顕著な発根促進効果が確認された。又無処理区では観察されなかった主根から新たな側根の発生が本発明品の全処理区で観察され、1本の根から約20−40の側根の発生が観察された。結果は、表3に示した。
サツマイモ挿し穂発根試験
200ml容量のプラスチックカップの中に、実施例2で得られた燐酸三カルシウムのフロアブル製剤を、100mlの水にそれぞれ所定濃度になるように加えた。サツマイモ苗圃場から生育のそろった苗を切り集め、約20cmの長さに切りそろえて、各2−3本を所定溶液の中に茎の切り口が底につくまで入れ室内、室温にて水耕した。水の腐敗を避けるために5日目に新たな所定溶液に入れかえた。処理後9日後に発根の状況を調査した。1本から出ている根の数と長さとを足し合わせて全根長とし、2本ないし3本の平均値を求めた結果を表3に示した。燐酸三カルシウムの顕著な発根促進効果が確認された。又無処理区では観察されなかった主根から新たな側根の発生が本発明品の全処理区で観察され、1本の根から約20−40の側根の発生が観察された。結果は、表3に示した。
(試験例4)
サツマイモ栽培試験
試験例3で得られた発根したサツマイモ苗(無処理区を除く)を、黒マルチでカバーした畝に約40cm間隔で定植した(7月10日)。実施例2と実施例3で得られた製剤をそれぞれ10倍に希釈して、希釈液各100mlを定植した苗の株元に土壌潅注処理した。その後通常の施肥管理と栽培を行い、約50日後(11月20日)にできたサツマイモを掘り起こして重さを計り収量調査をした。結果を表4に示した。本発明品を苗定植時に株元に1回処理しただけで、驚くべき増収効果が得られた。このことは、植物が長期間にわたり本発明品を利用できた証といえる。
サツマイモ栽培試験
試験例3で得られた発根したサツマイモ苗(無処理区を除く)を、黒マルチでカバーした畝に約40cm間隔で定植した(7月10日)。実施例2と実施例3で得られた製剤をそれぞれ10倍に希釈して、希釈液各100mlを定植した苗の株元に土壌潅注処理した。その後通常の施肥管理と栽培を行い、約50日後(11月20日)にできたサツマイモを掘り起こして重さを計り収量調査をした。結果を表4に示した。本発明品を苗定植時に株元に1回処理しただけで、驚くべき増収効果が得られた。このことは、植物が長期間にわたり本発明品を利用できた証といえる。
(試験例5)
ウリ栽培試験
市販のウリ苗(品種:マクワ)を、黒マルチでカバーした畝に約60cm間隔で定植した。実施例2と3で得られた製剤を10倍に希釈して、希釈液100mlを定植した各苗の株元に土壌潅注処理した。その後通常の施肥管理と栽培を行い、7月中旬から収穫されたウリの糖度を糖度計(農業屋REF−113)にて測定した。本発明品を苗の定埴時に株元に1回土壌潅注処理しただけで、驚くべきことに、収穫されたウリの糖度が上がり、ネットメロン並みの高い糖度が得られた。食味テストの結果は甘さが増しただけでなく、ウリ独特の自然の香りと美味しさが増幅されており、「うまい」の一言で表されるべく、品質が向上していた。本発明品が長期にわたり植物に有効利用される証である。結果は、表5に示した。
ウリ栽培試験
市販のウリ苗(品種:マクワ)を、黒マルチでカバーした畝に約60cm間隔で定植した。実施例2と3で得られた製剤を10倍に希釈して、希釈液100mlを定植した各苗の株元に土壌潅注処理した。その後通常の施肥管理と栽培を行い、7月中旬から収穫されたウリの糖度を糖度計(農業屋REF−113)にて測定した。本発明品を苗の定埴時に株元に1回土壌潅注処理しただけで、驚くべきことに、収穫されたウリの糖度が上がり、ネットメロン並みの高い糖度が得られた。食味テストの結果は甘さが増しただけでなく、ウリ独特の自然の香りと美味しさが増幅されており、「うまい」の一言で表されるべく、品質が向上していた。本発明品が長期にわたり植物に有効利用される証である。結果は、表5に示した。
(試験例6)
アジサイの挿し穂発根試験
200ml容量のプラスチックカップの中に、実施例2で得られた製剤を、100mlの水にそれぞれ所定濃度になるように加えた。アジサイの新枝を約15cmの長さに切りそろえて、各3本を所定溶液の中に茎の切り口が底につくまで入れ、室温にて水耕した。水の腐敗を避けるために5日目に新たな所定溶液に入れ替えた。処理後25日後に発根の状況を調査した。1本から出ている根の数と長さとを足し合わせて全根長とし、3本の平均値を求めた結果を表6に示した。燐酸三カルシウムの発根促進効果が認められた。
アジサイの挿し穂発根試験
200ml容量のプラスチックカップの中に、実施例2で得られた製剤を、100mlの水にそれぞれ所定濃度になるように加えた。アジサイの新枝を約15cmの長さに切りそろえて、各3本を所定溶液の中に茎の切り口が底につくまで入れ、室温にて水耕した。水の腐敗を避けるために5日目に新たな所定溶液に入れ替えた。処理後25日後に発根の状況を調査した。1本から出ている根の数と長さとを足し合わせて全根長とし、3本の平均値を求めた結果を表6に示した。燐酸三カルシウムの発根促進効果が認められた。
(試験例7)
稲収量試験
5月上旬に、水田に稲苗を移植する際に、試験用薬剤を所定量秤取り、苗の根と共に土の中に埋め込んだ。その際本発明品の燐酸三カルシウムは乾式粉砕により平均粒径が6.13ミクロンのものを供した。1試験区に9株を移植した。その後通常の水稲栽培を行い、10月上旬に稲刈りをして乾燥後収量調査をした。風選により得られた良質籾のみを調査対象とし、9株の平均収量結果を表7に示した。対照の一般肥料(水溶性)に比較して、本発明品はより増収効果を示した。
稲収量試験
5月上旬に、水田に稲苗を移植する際に、試験用薬剤を所定量秤取り、苗の根と共に土の中に埋め込んだ。その際本発明品の燐酸三カルシウムは乾式粉砕により平均粒径が6.13ミクロンのものを供した。1試験区に9株を移植した。その後通常の水稲栽培を行い、10月上旬に稲刈りをして乾燥後収量調査をした。風選により得られた良質籾のみを調査対象とし、9株の平均収量結果を表7に示した。対照の一般肥料(水溶性)に比較して、本発明品はより増収効果を示した。
(試験例8)
馬鈴薯種イモ処理試験
馬鈴薯の品種で男爵とキタアカリの種イモの芽がほぼ均等になるように半分に切り、実施例6の10%製剤の液に1分浸漬したのち、室温で3日間乾燥させた。畝幅100cmの黒マルチで覆った畑に、2列に40cm間隔で、処理済馬鈴薯種を深さ役5cmに植えつけた(3月21日)。100日後に1株ごとに新馬鈴薯を掘り取り収量調査をした。結果は、表8と9に示した。
馬鈴薯種イモ処理試験
馬鈴薯の品種で男爵とキタアカリの種イモの芽がほぼ均等になるように半分に切り、実施例6の10%製剤の液に1分浸漬したのち、室温で3日間乾燥させた。畝幅100cmの黒マルチで覆った畑に、2列に40cm間隔で、処理済馬鈴薯種を深さ役5cmに植えつけた(3月21日)。100日後に1株ごとに新馬鈴薯を掘り取り収量調査をした。結果は、表8と9に示した。
(試験例9)
馬鈴薯播種後土壌灌中処理
馬鈴薯の品種でキタアカリの種イモを畝幅60cmに30cm間隔に植えつけた。植え付け場所に、実施例7の製剤を所定の倍率に希釈した液を100ml土壌灌中処理した(3月30日)。90日後に1株ごとに新馬鈴薯を掘り取り1株あたりの収量調査をした。イモの大きさを7段階に分類し商品として価値のある秀品率を求めた。それぞれの処理区のイモの平均でんぷん価を測定した。結果は、表10に示した。
馬鈴薯播種後土壌灌中処理
馬鈴薯の品種でキタアカリの種イモを畝幅60cmに30cm間隔に植えつけた。植え付け場所に、実施例7の製剤を所定の倍率に希釈した液を100ml土壌灌中処理した(3月30日)。90日後に1株ごとに新馬鈴薯を掘り取り1株あたりの収量調査をした。イモの大きさを7段階に分類し商品として価値のある秀品率を求めた。それぞれの処理区のイモの平均でんぷん価を測定した。結果は、表10に示した。
(試験例10)
スイカ移植時処理試験
スイカ(品種:マツリバヤシ777)の苗移植時に、実施例7の製剤を20倍に希釈した液に苗ポットごと浸漬処理したのち、畝幅180cmに90cm間隔に苗を植えつけた。あるいは、無処理の苗を植えつけた株元に、実施例7の製剤を所定の倍率に希釈した液を、100ml/株を土壌灌中処理した(5月2日)。1株に2個のスイカをならせる通常の栽培をしたのち、79日後にスイカを収穫し、質量並びに糖度を測定した。その結果は、表11に示した。
スイカ移植時処理試験
スイカ(品種:マツリバヤシ777)の苗移植時に、実施例7の製剤を20倍に希釈した液に苗ポットごと浸漬処理したのち、畝幅180cmに90cm間隔に苗を植えつけた。あるいは、無処理の苗を植えつけた株元に、実施例7の製剤を所定の倍率に希釈した液を、100ml/株を土壌灌中処理した(5月2日)。1株に2個のスイカをならせる通常の栽培をしたのち、79日後にスイカを収穫し、質量並びに糖度を測定した。その結果は、表11に示した。
(試験例11)
スイートコーン土壌灌注処理試験
スイートコーン(品種:みわくのコーン)の種子を、畝幅120cmに40cm間隔に播き(3月20日)透明マルチをかけて通常栽培をした。約7週間後にマルチを破り穴を開けて育った植物を外にだした。実施例7の製剤を所定の倍率に希釈した液を、100ml/株を土壌灌注処理した(4月27日)。処理後56日後(6月22日)に実ったスイートコーンを収穫し、質量、全長、未熟率と糖度を測定し、3反復の試験の平均値を求めた。結果は、表12に示す。
スイートコーン土壌灌注処理試験
スイートコーン(品種:みわくのコーン)の種子を、畝幅120cmに40cm間隔に播き(3月20日)透明マルチをかけて通常栽培をした。約7週間後にマルチを破り穴を開けて育った植物を外にだした。実施例7の製剤を所定の倍率に希釈した液を、100ml/株を土壌灌注処理した(4月27日)。処理後56日後(6月22日)に実ったスイートコーンを収穫し、質量、全長、未熟率と糖度を測定し、3反復の試験の平均値を求めた。結果は、表12に示す。
(試験例12)
イネ苗箱処理試験
育苗箱で育てた稲苗を移植する直前に、育苗箱の土壌表面に、実施例7の製剤を10倍に希釈した液500ml/育苗箱 の割合で均一に灌注処理した(5月10日)。田植え機により、イネ苗を水田に移植後、通常の栽培管理を行った。112日後(8月30日)にイネを坪刈りして乾燥させたのち、収量調査をした。
イネ苗箱処理試験
育苗箱で育てた稲苗を移植する直前に、育苗箱の土壌表面に、実施例7の製剤を10倍に希釈した液500ml/育苗箱 の割合で均一に灌注処理した(5月10日)。田植え機により、イネ苗を水田に移植後、通常の栽培管理を行った。112日後(8月30日)にイネを坪刈りして乾燥させたのち、収量調査をした。
本発明品を植物の種子や株元に1回処理することにより、植物が生育期間中に必要とする微量要素を、必要な時に必要量を継続的に供給できるために、以下のような産業上の利用可能性がある。農業での省力化:種子、苗箱または苗定植時の一回処理のみですむために、1週間ごとの液肥散布や追肥などが不要となるため、労働力及び経費の節減となる。農産物の健全栽培:微量要素欠乏症などを改善し植物健全栽培ができる。農産物の品質向上又は増収:収穫されたものの、色、艶、糖度の向上や増収などが可能である。切り花の長持ち効果や鉢処理により根を活発にさせ植物を健全に育て花などを長く咲かせる。本発明品を施用することにより、安定した高品質のものを栽培供給する体制を作ることができ、ブランド化による地域産業の活性化を促し、消費者の選択幅を広げる可能性がある。又、高機能性食品などの栽培の可能性がある。
Claims (8)
- 少なくとも1種の微粉砕した非水溶性無機微量要素を植物に施用することからなる植物の生育促進及び品質改良方法。
- 非水溶性無機微量要素が、第三リン酸カルシウム、二酸化マンガン、チタン酸カルシウム、酸化マグネシウム、珪酸カルシウム、二酸化珪素からなる群から選ばれた、少なくとも1種であり、平均粒径が10ミクロン以下である請求項1に記載の方法。
- 非水溶性無機微量要素として、平均粒径が5ミクロン以下の非水溶性無機微量要素を含むフロアブル製剤を使用する請求項1または2に記載の方法。
- 少なくとも1種の微粉砕した非水溶性無機微量要素を植物の種子をコートするか、または、植物の培養媒体に施用することよりなる請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
- 少なくとも1種の微粉砕した非水溶性無機微量要素を含む植物生育促進及び品質改良剤。
- 非水溶性無機微量要素が、第三リン酸カルシウム、二酸化マンガン、チタン酸カルシウム、酸化マグネシウム、珪酸カルシウム、二酸化珪素からなる群から選ばれた、少なくとも1種であり、平均粒径が10ミクロン以下である請求項5に記載の植物生育促進及び品質改良剤。
- 非水溶性無機微量要素として、平均粒径が5ミクロン以下の非水溶性無機微量要素を含むフロアブル製剤である請求項5に記載の植物生育促進及び、又は改良剤。
- 植物の種子のコート剤である請求項5〜7のいずれか1項に記載の植物生育促進及び品質改良剤。
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