JP6175660B2 - メロンのギャバ含有量増加方法 - Google Patents

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Description

この発明はメロンのギャバ(GABA=γ‐アミノ酪酸)含有量増加方法に関し、メロンの栽培において、ギャバ含有量の多いメロンを収穫する際に使用されるものである。
メロンは高級果物であり、抗ストレス、抗高血圧作用を有するギャバが含まれていることが知られていたが、従来のメロン栽培では、メロンの糖度を上げ、香味を改良することに主眼が置かれていた。
特開2006−191816号公報
発明者は、メロンに含まれるギャバ含有量そのものを増加させることに着目し、鋭意研究した後、従来よりもギャバ含有量の多いメロンの改良方法を完成した。
この発明に係るメロンのギャバ含有量増加方法においては、根及び茎を介して土中から果実及び葉に水分を吸い上げるメロン植物において、前記果実の通常収穫日に前記水分の流れを遮断し、この状態で適宜期間放置後、前記果実を収穫するようにしたものである。
流れを遮断する場合には、前記根を土中から全抜きする方法、前記茎を切断する方法を採ることができる。
また、前記通常収穫日の数日前に前記水分の流れを減少させ、この状態で前記通常収穫日に至らせることもできる。
流れを減少させる場合には、前記根を所要数土中に残して他を抜く方法,前記茎に切り込みを入れる方法及び前記茎を締付ける方法等を採ることができる。
いずれの場合において、前記メロン収穫後、果梗を除去し、適宜時間放置することもできる。
この発明に係るメロンのギャバ含有量増加方法は上記のように構成されているため、即ち、根及び茎を介して土中から果実及び葉に水分を吸い上げるメロン植物において、前記果実の通常収穫日に前記水分の流れを遮断し、この状態で適宜期間放置後、前記果実を収穫するようにしたため、前記水分の流れが制限された状態後の放置状態では、前記果実の水分が葉に流れて蒸散作用が行われる結果、前記果実内の成分に変化を与え、メロンジュース100ml中において、ギャバ含有量が従来の約4.3倍に増加するものと考察される。
よって、このメロンのギャバ含有量増加方法を使用すれば、従来と異なり、簡単な方法で手間をかけずに収穫したメロンのギャバ含有量を増加させることができる。さらに、傷があったり、形が悪かったりして高級メロンとして販売できないようなメロンであっても、ギャバ成分抽出用のものとして有効利用できる。
この場合、前記根を土中から抜くことによって前記水分の流れを遮断するようにすれば、葉からの蒸散はメロン果実内の水分が流出して行われると考えられ、メロン果実内の成分に変化を与えギャバ含有量を増加させる効果を奏する。
また、前記茎を切断することによって前記水分の流れを遮断させるようにすれば、葉からの蒸散はメロン果実内の水分が流出して行われると考えられ、メロン果実内の成分に変化を与えギャバ含有量を増加させる効果を奏する。
さらに、前記通常収穫日の数日前に前記水分の流れを減少させ、この状態で前記通常収穫日に至るようにすれば、前記果実の水分がゆっくりと減少した後に高割合で減少させることができるため、メロン果実内の成分に変化を与え、ギャバ含有量を増加させることができる。
この場合、前記根を所要数土中に残して他を抜くことによって前記水分の流れを減少させるようにすれば、土中から全ての根を抜いたり、茎を切断する方法とは異なり、通常生育に必要な水分よりも少ない水分で生育しようとするため、根を抜く以前の状態よりも水分ストレスを与えた状態で生育させることができる。
また、前記茎に切り込みをいれることによって前記水分の流れを減少させるようにすれば、土中から全ての根を抜いたり、茎を切断する方法とは異なり、通常生育に必要な水分よりも少ない水分で生育しようとするため、茎に切り込みを入れる以前の状態よりも水分ストレスを与えた状態で生育させることができる。
また、前記茎を締付けることによって前記水分の流れを減少させるようにすれば、土中から全ての根を抜いたり、茎を切断する方法とは異なり、通常生育に必要な水分よりも少ない水分で生育しようとするため、茎に締付ける以前の状態よりも水分ストレスを与えた状態で生育させることができる。
さらに、前記メロン収穫後、果梗を除去し、適宜時間放置すれば、ギャバ含有量は増加するものと考察される。
この発明に係る「メロンのギャバ含有量増加方法」において、「果実の通常収穫日」とは、メロンの品種・栽培方法等によって異なるが、この発明に係るメロンの場合、大体45〜55日である。
「水分の流れを遮断する期間」は1〜5日間位が適している。水分の流れを遮断した状態で1〜5日間放置し、メロンを樹から収穫する。
「根の全部を土中から全抜きする」とは、メロンの樹の根を土中から完全に抜き出すことである。
「茎を切断する」とは、メロン植物の茎をカッター等で切断し、根の付いている部分と葉及び果実の付いている部分とを放すことである。
「前記通常収穫日の数日前」とは、大体1〜5日前が適している。前記水分の流れを減少させ、この状態で1〜5日間経過し、前記通常収穫日に前記水分の流れを遮断するようにする。
「根を所要数土中に残して他を抜く」とは、図1に示すように、複数存在する根R(10,11)の1、2本の根(図においては1本)10を土S中にそのままにしておいて、他の根11、11、…を全て土S中から抜き出すことである。なお、前記「根の全部を土中から全抜きする」とは、土S中から根Rを全て抜き出すことである。
「茎に切り込みを入れる」とは、図2に示すように、茎12を側面からカッター等で楔状に切り落として切り込み13を設け、作動する導管の数を減少させることである。なお、前記「茎を切断する」とは、そのまま茎を切断し、切り放すことである。
「茎を締付ける」とは、図3に示すように、クリップ14、紐等によって茎12を締め付け、機能する導管の断面積を狭くすることである。
「前記メロン収穫後、果梗を除去」する場合は、図4に示すように、メロンMの果梗15を直径約1.0〜5.0cmの円板状に切り取ることである。なお、果梗を円板状に切り取る代わりにメロンMの尻部を同様に円板状に皮むき(切り取り)したり、直線状(1.0〜5.0cm)に傷を付けることによって同様な効果を得ることができる。
以下、この発明の実施例を説明する。
メロン苗(発芽後約20日)を温室(変温管理:20〜30度C)(平均室温:約25度C)内の圃場に植える。通常収穫日の2日前(交配後48日目)に図1に示すように1本の根を土中に残して他を抜き、この状態で通常収穫日を迎え、残りの1本の根を抜き出し2日間放置し(変温管理:20〜30度C、平均室温:約25度C)、その後樹からメロンを収穫した。
比較例
「通常(50日)のメロン」のギャバ含有量(メロンジュースの)として約74mg/100mlを引用した。参考文献名は、園芸学会雑誌 第69巻 別冊1 383(ページ) 2000(年)である。静岡農業試験場等が園芸学会の平成12年春季大会で発表したものである。
実施例と比較例の効果の比較
表1は、実施例(図1の方法)で得られたメロンを7日間放置(外気温度の追熟、平均室温:約20度C)した後のメロン(果肉部及び種子部)のメロンジュースの分析結果を示したものである。
このデータから、実施例のメロンの場合、ギャバ含有量は平均約319.4(201.8〜421.8)mg/100mlであり、前記比較例におけるギャバ含有量74mg/100mlの約4.3倍であることが明確である。
さらに、ギャバは、抗ストレス,抗高血圧作用があると言われ、人体にとって有益と言うことで、発明者は実施例で得られたメロンの前記メロンジュースを飲んだ場合の血中におけるギャバ含有量を定量分析した。
3人の被試験者(A、B、C)に200mlの実施例のメロンジュースを摂取(飲む)してもらい、20分おきに採血を実施し、血中のギャバ含有量を定量分析した。すると、摂取10分前のギャバ含有量と比較して、Aの場合20分後から80分後まで急激に血中のギャバ含有量が上昇した。Bの場合、摂取10分前の血中ギャバ含有量と比較して、摂取60分後から80分後まで、表2のとおりギャバ含有量が急激に上昇した。Cの場合も同様に、摂取10分前と比較して、80分後から120分後の血中ギャバ含有量が急激に上昇した。
いずれの被試験者においても、比較対象としてミネラル水を摂取したデータを記載するが、ミネラル水の摂取10分前の血中ギャバ含有量と摂取後の血中ギャバ含有量には殆ど差がないことが表2より明白である。
結果として、メロンジュースを飲んだ場合、血中のギャバ含有量が上昇することは明白である。
この発明に係るメロンのギャバ含有量増加方法は、土中からの前記水分の流れが制限された後の放置状態では、前記果実の水分が葉に流れて蒸散作用が行われる結果、前記果実内の成分に変化を与え、メロンジュース100ml中において、ギャバ含有量が通常の約4.3倍増加するものと考察される。従来と異なり、簡単な方法で手間をかけずに収穫したメロンのギャバ含有量を増加させることができる。さらに、傷があったり、形が悪かったりして高級メロンとして販売できないようなメロンであっても、ギャバ成分抽出用のものとして有効利用できる。よって、利用可能性は極めて高いものである。
図1はこの発明に係るメロンのギャバ含有量増加方法における「根を所要数土中に残して他を抜いた状態」の斜視図である。 図2は同「茎に切り込みをいれた状態」の斜視図である。 図3は同「茎を締付けた状態」の斜視図である。 図4は同「メロン収穫後、果梗を除去した状態」の斜視図である。
M … メロン
R … 根全体
10 … 根(土中に残した根)
11 … 根(抜いた根)
12 … 茎
13 … 切り込み
14 … クリップ
15 … 果梗
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Claims (8)

  1. 根及び茎を介して土中から果実及び葉に水分を吸い上げるメロン植物において、前記果実の通常収穫日に前記水分の流れを遮断し、この状態で適宜期間放置後、前記果実を収穫することを特徴とするメロンのギャバ含有量増加方法。
  2. 前記根の全部を土中から抜くことによって前記水分の流れを遮断させることを特徴とする請求項1のメロンのギャバ含有量増加方法。
  3. 前記茎を切断することによって前記水分の流れを遮断させることを特徴とする請求項1のメロンのギャバ含有量増加方法。
  4. 前記通常収穫日の数日前に前記水分の流れを減少させ、この状態で前記通常収穫日に至るようにしたことを特徴とする請求項1,請求項2又は請求項3のメロンのギャバ含有量増加方法。
  5. 前記根を所要数土中に残して他を抜くことによって前記水分の流れを減少させることを特徴とする請求項4のメロンのギャバ含有量増加方法。
  6. 前記茎に切り込みをいれることによって前記水分の流れを減少させることを特徴とする請求項4のメロンのギャバ含有量増加方法。
  7. 前記茎を締付けることによって前記水分の流れを減少させることを特徴とする請求項4のメロンのギャバ含有量増加方法
  8. 前記メロン収穫後、果梗を除去し、適宜時間放置することを特徴とする請求項1,請求項2,請求項3,請求項4,請求項5又は請求項6のメロンのギャバ含有量増加方法。
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