JPWO2007043626A1 - 電磁誘導型rfidタグおよびアクセス装置 - Google Patents

電磁誘導型rfidタグおよびアクセス装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、金属を含む物品と共に使用される電磁誘導型RFIDタグ、およびそれにアクセスするための装置を提供する。【解決手段】本発明の電磁誘導型RFIDタグは、それぞれが端面を有する2つの端部を有する磁芯部材と、磁芯部材に巻き付けられたアンテナコイルと、アンテナコイルに接続されたICチップとを含み、端面の一方に入射する磁束の向きに対し、他方から出射する磁束の向きがほぼ180度とされる。かかる特徴により、周囲の金属の影響を受けることなく、高い読み取り精度で情報を読み取ることが可能になる。また、RFIDタグにアクセスする装置は、それぞれが端面を有する2つの端部を有する磁芯部材と、磁芯部材に巻き付けられたアンテナコイルと、アンテナコイルに接続された制御部とを含み、端面の一方に入射する磁束の向きに対し、他方から出射する磁束の向きがほぼ180度とされる。かかるアクセス装置は、本発明のRFIDタグと組み合わせて使用するのが望ましい。

Description

本発明は、電磁誘導型RFIDタグ、およびそれにアクセスするための装置に関し、特に金属を含む物品と共に使用される電磁誘導型RFIDタグ、およびそれにアクセスするための装置に関する。
情報のネットワーク化に伴い、RFID(Radio Frequency IDentification)タグ・システムの利用が急速に普及、発展してきた。しかし、まだまだ解決しなければならない課題の1つに、金属を含む物品へのRFIDタグの適用がある。通常のRFIDタグでは、その前面はおろか、背面あるいは周囲に金属があると、磁界も電波も金属に反射または吸収されてしまうため、RFIDタグからの情報を正確に読み取ることができない。
長波帯(135kHz以下)を使うRFIDタグでは、磁界の一部が金属のすき間を抜けて外部に漏れるので、情報を読み取ることができると言われている。しかし、長波帯(135kHz以下)は周囲の電磁波ノイズの影響を受けやすく、実用的ではない。
特許文献1は、棒状の磁芯部材に導線を巻き付けたシリンダ状のアンテナコイルの周囲に磁束漏洩路を形成したRFIDタグを開示するものである。アンテナコイルの周囲に設けられた磁束漏洩路を通る漏洩磁束を利用することで、周囲を金属で覆われた状態のRFIDタグの通信が可能になる。
特許文献2は、磁芯部材を使用せず、導線を渦巻き状に巻回した平盤状のアンテナコイルと金属との間にアモルファス磁性体シートを配置したRFIDタグを開示するものである。磁界はアモルファス磁性体シート表面に沿って誘導されるので、金属に近接して取り付けられた状態のRFIDタグの通信が可能になる。
特許文献3は、可撓性の磁芯部材を使用したシリンダ状のアンテナコイルを有するRFIDタグを開示するものである。金属物品に凹部を設けて、その凹部に前述のRFIDタグを収容することで、物品の上部から電波を出すことができるので、金属に取り付けられたRFIDタグの通信が可能になる。
特開2002−208876号 特開2002−208814号 特開2002−261524号
しかし、従来の金属対応RFIDタグでは、工場内のように機械等から発生する電磁ノイズの影響が大きいところでは、その影響を受けて通信ができず十分な読み取り精度が得られない場合があった。また、RFIDタグを物品に取り付ける際に、磁束漏洩路を設けたり、アモルファス磁性シートを配置したりするための空間が必要であった。特に金属に埋め込むには磁束の帰路を確保するためにアンテナよりもさらに大きな空間が必要であり、小型化が困難であった。
図1(a)は、従来のRFIDタグが金属表面に取り付けられたときの磁路を示す概念図である。RFIDタグは読み取り装置側のアンテナが発生する磁界により起電力を得る。RFIDタグに電流が流れるとタグ・アンテナ周囲にも磁界が発生し、それによってRFIDタグが取り付けられた金属に電流が流れる。ところが、この金属に流れる電流はタグ・アンテナの磁界を打ち消す方向に流れる渦電流であり、結果的にRFIDタグと読み取り装置との間の磁路が形成されず、RFIDタグを認識できない。RFIDタグと金属との間の距離d2がある距離(ここの例では15mm)より小さいと、RFIDタグと読み取り装置との間の距離d1を0mmにしても認識できない場合があった。一方、図1(b)のように、d2がその距離より離れていれば(ここの例では15mm以上であれば)、磁路が形成され、RFIDタグが認識可能となった。
本発明の目的は、金属を含む物品に適用可能な電磁誘導型RFIDタグを提供することである。特に、アンテナサイズ以上のスペースを取らずに、金属を含む物品に埋め込んでも金属の影響をほとんど受けずに通信可能な小型化された電磁誘導型RFIDタグを提供することである。
本発明の他の目的は、金属を含む物品に適用された電磁誘導型RFIDタグのICチップに含まれる情報にアクセスするための装置を提供することである。この装置は、一般に読み取り装置、リーダ、リーダ/ライタ、またはスキャナとして知られている。本発明は、ICチップに含まれる情報を読み取り/書き込みいずれの場合にも適用でき、読み取りまたは書き込みを含めて、「アクセス」という。本発明は、工場内の電磁ノイズの影響を除外するために金属筐体中に設けられても、筐体の金属の影響をほとんど受けずに磁路を形成することができるアクセス装置を提供する。
本発明のさらに他の目的は、金属を含む物品と共に使用することができ、物品の情報に関連付けられる電磁誘導型RFIDタグにアクセスし、当該物品の情報を管理するRFIDタグ・システムを提供することである。本発明のさらに他の目的は、金属を含む物品の情報を管理する方法を提供することである。
本発明の電磁誘導型RFIDタグは、2つの端部を有する磁芯部材であって、これら2つの端部はそれぞれ端面を有し、一方の端面に入射する磁束の向きに対し、他方の端面から出射する磁束の向きが実質的に180度とされる磁芯部材と、磁芯部材に巻き付けられたアンテナコイルと、アンテナコイルに接続されたICチップとを含む。
本発明の一態様において、上記電磁誘導型RFIDタグは、金属を含む物品に埋め込まれ、磁芯部材の2つの端部の端面は、物品の表面とほぼ同一の面に配置されることを特徴とする。
磁芯部材は、U字型またはコの字型、あるいは、2つの端面を横切る方向に沿ってその中心を通る断面がE字型の磁性体であることが望ましい。
本発明の電磁誘導型RFIDタグにアクセスする装置は、2つの端部を有する磁芯部材であって、2つ端部はそれぞれ端面を有し、一方の端面に入射する磁束の向きに対し、他方の端面から出射する磁束の向きが実質的に180度とされる磁芯部材と、磁芯部材に巻き付けられたアンテナコイルと、アンテナコイルに接続された制御部とを含む。本発明のアクセス装置は、本発明の電磁誘導型RFIDタグにアクセスするのに適している。
本発明のRFIDシステムは、(a)2つの端部を有する磁芯部材と、磁芯部材に巻き付けられたアンテナコイルと、アンテナコイルに接続されたICチップとを含み、2つの端部はそれぞれ端面を有し、一方の端面に入射する磁束の向きに対し、他方の端面から出射する磁束の向きが実質的に180度とされる電磁誘導型RFIDタグと、(b)2つの端部を有する磁芯部材と、磁芯部材に巻き付けられたアンテナコイルと、アンテナコイルに接続された制御部とを含み、2つ端部はそれぞれ端面を有し、一方の端面に入射する磁束の向きに対し、他方の端面から出射する磁束の向きが実質的に180度とされる、電磁誘導型RFIDタグ(a)にアクセスする装置とを含んで構成される。このアクセス装置(b)の磁芯部材の端面が、RFIDタグ(a)の磁芯部材の端面と向かい合ったとき、アクセス装置(b)の磁芯部材とRFIDタグ(a)の磁芯部材とが磁路を形成して、アクセス装置(b)が物品の情報に精度良くアクセスできる。
本発明のRFIDタグを用いた物品管理方法は、物品に、本発明の電磁誘導型RFIDタグを取り付けるステップであって、このRFIDタグは、2つの端部を有する磁芯部材と、磁芯部材に巻き付けられたアンテナコイルと、アンテナコイルに接続されたICチップとを含み、2つの端部はそれぞれ端面を有し、一方の端面に入射する磁束の向きに対し、他方の端面から出射する磁束の向きが実質的に180度とされるものである、ステップと、
本発明のRFIDタグにアクセスする装置を用意するステップであって、このアクセス装置は、2つの端部を有する磁芯部材と、磁芯部材に巻き付けられたアンテナコイルと、アンテナコイルに接続された制御部とを含み、2つ端部はそれぞれ端面を有し、一方の端面に入射する磁束の向きに対し、他方の端面から出射する磁束の向きが実質的に180度とされるものである、ステップと、
物品に取り付けられたRFIDタグとアクセス装置とを近接させるステップであって、アクセス装置の磁芯部材の端面とRFIDタグの磁芯部材の端面とが近接して両磁芯部材間で磁路を形成すると、アクセス装置は、物品に取り付けられたRFIDタグにアクセスできるステップと
を含む。
本発明の前記並びに他の目的及び本発明の特徴は、次の詳細な説明を添付図面と共に読むことで、より完全に明確なものとなるであろう。ただし、図面はもっぱら説明のためのものであり、この発明の範囲を限定するものではない。
以下図面に基づいて、本発明を詳細に説明する。
図2は、本発明のRFIDタグ10、及び、RFIDタグの情報にアクセスする装置20である、例えばリーダを示す概略図である。本発明のRFIDタグ10は、物品に関する情報(例えば、物品の識別番号など)を記憶するICチップ11と、ICチップに接続されたアンテナコイル12とを備える。アンテナコイル12は、被覆された銅などの導線であればよく、磁芯部材13に巻き付けられている。アンテナコイル12を流れる電流により生じた磁束30は、アンテナコイル12が巻き付けられた磁芯部材13の内部に集中され、よって磁芯部材13により誘導される。図2に示す磁芯部材13は、U字型をしており、2つの端部14a、14bを有する。2つの端部14a、14bのそれぞれの端面15a、15bは、リーダ20がアクセスする方向に向けられ、磁束30が入射する面(図2では15b)および出射する面(図2では15a)が実質的に同じ平面になるよう誘導する。通常、RFIDタグ10のアンテナコイル12に流れる電流は交流であり、それぞれの端面15a、15bは、電流の向きの切り替わりに従って、交互に入射面/出射面となる。なお、端面15a、15bはかならずしも平面である必要はなく、他に、凸面、凹凸面、または必要に応じて傾斜面であってもよい。磁芯部材13の2つ端部14aおよび14bを区別する必要がない場合、まとめて、符号14として表すことがある。磁芯部材13の2つの端面15aおよび15bについても、同様に、まとめて符号15として表すことがある。
一方、アクセス装置20は、制御部21と、制御部21に接続されたアンテナコイル22とを備える。制御部21は電源及び整合回路を含むが、さらにアンプや通信を制御する回路などの通常アクセス装置で使用されているいかなる部品、回路または素子を含むことができる。制御部については、当業者によく知られているので、ここでは詳細な説明を割愛する。本発明のアクセス装置20もまた、同様のU字型磁芯部材23を備える。制御部21の電源からアンテナコイル22に供給された電流は磁界を発生し、磁束30は磁芯部材23によりRFIDタグ10の方向に向かって、やはり入射面(図2では25a)および出射面(図2では25b)が同じ平面になるように誘導される。ここでも、交流電流のため、入射面/出射面は交互に切り替わる。アクセス装置20の磁芯部材23の端部および端面についても、以下、まとめて符号24および符号25で表すことがある。
ICチップ11に記憶される物品情報は、アクセス装置20を介して、通常の情報処理装置35及び情報記憶装置36で処理され、または記憶される。すなわち、ICチップ11に記憶される物品情報は、少なくとも物品の識別子情報を含み、識別子情報は、リーダなどのアクセス装置20に読み取られ、通信回線またはネットワーク(図示せず)を通じて、または直接接続される情報処理装置35に送られる。情報処理装置35には情報記憶装置36が接続されており、情報処理装置35は、アクセス装置から送られた識別子情報と情報記憶装置36内の情報とを比較し、入力された識別子情報に関連する情報を出力する、入力された識別子情報に関連する情報を更新するなどの処理を行う。ICチップ11は、識別子情報以外に、物品名、製造日、製造者などの具体的な情報を含むこともできる。情報処理装置と情報記憶装置は、サーバーシステムとストレージシステムのように別の装置でもよく、両方を含む、例えば1台のパーソナルコンピュータであってもよい。
図2は、アクセス装置であるリーダ20とRFIDタグ10(以下、単に「タグ」とも言う。)とが最も精度よく通信可能な状態に配置されたところを示している。リーダ20の磁芯部材23の端面25とタグ10の磁芯部材13の端面15とがそれぞれ向かい合った位置に配置されると、リーダ20の磁芯部材23とタグ10の磁芯部材13が閉じた磁路30を形成するので、磁束の漏れが極めて少なく、最も精度よく通信することができる。このとき、リーダ20の磁芯部材23とタグ10の磁芯部材13は接触している必要はなく、リーダ20の制御部21により供給される電力の大きさによるが、数cmないし数十cm離れていても通信可能である。周囲のノイズの影響などを考慮すると、リーダ20の磁芯部材23とタグ10の磁芯部材13との間の距離は10cm以内であることが望ましい。本発明の磁芯部材を含むタグ10およびリーダ20は、リーダ20の磁芯部材23の端面25とタグの磁芯部材の端面15とが真向かいに配置されていなくても通信可能であるが、真向かいに配置されたときが最も通信精度が高い。
本発明のRFIDタグ10の通信は、電磁誘導方式を用いるものである。電磁誘導方式は、リーダ20の制御部21からアンテナコイル22に供給された電流によって磁界が発生し、かかる磁界が電磁誘導によりタグ10のアンテナコイル12に電流を発生させ、それによってICチップ11が起動される。本発明では、リーダ20およびタグ10の磁芯部材23および13が磁路30を形成し、磁束の流れを誘導する。本発明の磁芯部材を採用したタグの構成は、いかなる物品にも用いることができるが、特に、従来のRFIDタグでは十分な読み取り精度が得られなかった金属を含む物品に適用することができる。本発明のRFIDタグ10は、タグの背面または周囲に金属が存在していても、磁芯部材13による磁路30が磁束の流れを誘導するので、ICチップ11に記憶される情報へのアクセスにおいては、金属の影響をほとんど受けない。このことは、タグ10だけでなく、リーダ20においても有利である。磁芯部材23が磁束の流れを読み取り面25に誘導するので、読み取り面以外を金属で覆うことが可能となるからである。リーダ20のアンテナコイル22を覆う金属は、周囲のノイズに対するシールドとなるので、読み取り精度の向上に貢献する。
タグ10およびリーダ20の磁芯部材13および23は、それぞれ、鉄、コバルト、ニッケル、及びこれらの合金、酸化鉄、酸化クロム、パーマロイ、フェライトなどの磁性体を含む材料から形成される。磁芯部材は、これら材料のバルクから成形してもよく、これらの材料の粉末又はフレークをプラスチック、セラミック、ゴムなどの複合材と混合して、焼結、モールド、硬化など、通常の磁性体コアを形成する方法で成形してもよい。
タグ10およびリーダ20の磁芯部材13および23の大きさに特に制限はないが、ICチップ11を起動させるためには少なくとも1V、好ましくは2V以上の電圧が必要であること、加工や取付のしやすさといったことを考慮すると、磁束の入出面における長い方の幅W1(図3)が数mmないし数cmであるのが適当である。詳細には、磁芯部材の端面15または25は、その形状に特に制限はないが、端面の面積が大きいほど読み取り精度が向上するので、その直径または辺の長さが少なくとも1mmより大きいことが望ましい。漏洩の小さい磁路を形成するためには、磁芯部材の2つの端部の端面は同じ面積であることが望ましい。また、磁芯部材の2つの端部の間の距離W2(図3)は、読み取り面に水平な方向における読み取り範囲に関係し、10cm以下であるが好ましく、下限は端部同志が絶縁されていればほとんど近接していてもよい。好ましくは、3mm以上3cm以下の範囲である。
タグ10およびリーダ20の磁芯部材13および23の形状は、U字型又はコの字型であることが好ましい。図3にU字型又はコの字型の磁芯部材の形状のいくつかの実施例を示す。これらの形状の特徴は、それぞれ同じ方向に向けられた2つの端部を有する点にある。同じ方向に向いた端部とすることで、読み取り面内で、一方の端面に入射する磁束の向きに対し、もう一方の端面から出射する磁束の向きをほぼ180度とすることができ、リーダおよびタグの磁芯部材間で、閉じた磁路を形成するのが容易になる。入射磁束の向きに対し、出射磁束の向きが180度に近いほど、閉じた磁路を形成するのが容易になり、読み取り精度の向上が期待できるが、180度から±10度程度のずれがあっても、金属を含む物品への適用において、磁束の流れを有効に誘導することができる。ここに示した磁芯部材の形状は、あくまでも例示であり、これら以外の、上述した特徴を有するいかなる形状も取りうることを当業者なら理解されるであろう。
高い読み取り精度を得るために重要なことは、タグの磁芯部材とリーダの磁芯部材が、漏洩の小さい磁路を形成することである。そのためには、リーダの読み取り面における磁芯部材の端面の大きさ及び2つの端部間の距離が、タグの読み取り面におけるそれらとほぼ同じであることが好ましい。リーダの磁芯部材と同じものをタグの磁芯部材として使用することができる。
本発明のRFIDタグは、図4に示すように、物品40に埋め込んで使用することができる。かかる物品40は金属製あるいは金属を含む物品であってもよい。図2では、ICチップ11は磁芯部材13の凸部に配置されているが、図4では、磁芯部材13の凹部に配置されている。ICチップ11は、アンテナコイル12に接続できる場所であれば、どこに配置してもよい。タグ10と物品40との間は、電気的に絶縁されていればよく、適当なプラスチック、ガラスなどの非導電性材料を介在させることが好ましい。タグが、物品と電気的に絶縁されて配置できるならば、タグと物品との間は空気であってもよい。
図4に示すように、タグ10を物品40に埋め込んで使用する場合、タグ10の磁芯部材13の端面15は、物品40の表面41と同一面であってもよく、物品40の表面41から10mm程度内側であってもよい。好適には、端面15が物品の表面から0〜3mm内側に位置するように配置される。タグ10の磁芯部材13の端部14が物品40の表面41より外側に延びていても通信可能だが、磁芯部材13に巻き付けられたアンテナコイル12が金属を含む物品40の表面41より外にあると、タグが付けられた個々の物品間でインダクタンスが異なり、十分な読み取り精度が得られないおそれがある。また、磁芯部材13が物品表面41より突出していると、リーダ20など他の物品と接触するなどして破損するおそれがある。リーダ20についても、図5に示すようにリーダ20の磁芯部材23の端面25は、リーダ20の読み取り表面28に対し0〜10mm内側に位置するよう配置される。好適には、0〜3mm内側に位置するよう配置される。前述したように、本発明のリーダ20は金属を含む筐体内に配置することができ、それによって周囲の電磁波ノイズの影響を減少することができる。
タグの磁芯部材13は、2つの端部を有し、2つの端部のそれぞれの端面15aおよび15bが同一面にあるのが好ましいが、2つの端面15aおよび15bが同一面になく、段差を有していてもよい。この場合、図6に示すように、リーダ20の磁芯部材も、2つの端部の端面25aおよび25b間に段差を有し、このリーダ20の磁芯部材の端面25aおよび25bの段差がタグの磁芯部材の段差と相補的であるようにする。タグの磁芯部材とリーダの磁芯部材との間の距離およびリーダから供給される電力の大きさを制御することで、図6(a)のように、タグ10’の磁芯部材13’の長い端部16aの端面15aとリーダ20の磁芯部材23’の短い端部26aの端面25aとが向かい合い、タグ10’の磁芯部材13’の短い端部16bの端面15bとリーダ20’の磁芯部材23’の長い端部26bの端面25bとが向かい合う位置に配置されたとき通信可能となり、一方、図5(b)のようにタグ10’の磁芯部材13’の長い端部16aの端面15aとリーダ20’の磁芯部材23’の長い端部26bの端面25bが向かい合う位置に配置されたとき通信困難となるので、タグの取り付けられた物品45の向きが特定できる。
金属を含む物品に本発明のタグを取り付けるとき、特に物品中に埋め込むときは、近傍の金属の影響を受け、アンテナコイルのインダクタンスが小さくなってしまうことがある。インダクタンスの値が変化すると、共振周波数が変化するので、リーダのアンテナの周波数と共振しなくなってしまうおそれがある。タグのアンテナコイルの巻き数を調整することで、周波数をチューニングすることができる。タグのアンテナコイルの巻き数は、計算によっても、試験によっても求めることができる。
図7は、磁芯部材53の形状の他の実施例を示す。この形状の特徴は、磁束の入射端部と出射端部とが同じ方向に延びていることで、読み取り面内の一方の端面に入射する磁束の向きに対し、他方の端面から出射する磁束の向きを180度とすることができ、リーダおよびタグの磁芯部材間で閉じた磁路を形成するのが容易になる点では、前述のU字型またはコの字型の磁芯部材と同じだが、2つの端面を横切る方向A−A‘(図7(b))に沿ってその中心を通る断面がE字型(図7(c))になる点で異なる。典型的には、円形の底部56の中心付近に垂直に延びる第1の端部54aと、その周囲にドーナツ状の端面55bを形成する円環状の、底部56から垂直に延びる第2の端部54bとを有し、第1の端部54aの底部側にアンテナコイル52が巻き付けられるポットコア型の磁芯部材53とするのが好ましい。ポットコア型の磁芯部材53を用いたときの磁束を図6中に線58で示す。かかる形状とすることで、タグが取り付けられた物品が、読み取り面内で回転していずれの向きでリーダに近接しても、精度良く情報を読み取ることができる。従って、U字型またはコの字型の磁芯部材を用いた実施例では、リーダの磁芯部材の2つの端面を横切る断面に対し、タグの磁芯部材のそれが一致しない場合、特に約90度ずれた場合に読み取り精度の低下が生じたが、ポットコア型の磁芯部材を用いた実施例では読み取り精度の低下は生じない。
図8は、2つの端面を横切る方向に沿ってその中心を通る断面がE字型になる磁芯部材の形状のいくつかの実施例を示す。ここに示した磁芯部材の形状は、あくまでも例示であり、これ以外の形状を取りうることを当業者なら理解されるであろう。いずれのE字型磁芯部材もまん中に延びる第1の端部の底部側にアンテナコイルが巻き付けられ、第1の端部が磁束の入射端面(出射端面)のときには、その周囲に配置される第2の端部が磁束の出射端面(入射端面)になる。E字型の磁芯部材においても、漏洩の小さい磁路を形成するために、第1の端部の端面と第2の端部の端面とはほぼ同じ面積であることが望ましい。リーダまたはタグのいずれか一方にE字型の磁芯部材を用い他方にU字型の磁芯部材を用いることは、それぞれの磁芯部材の2つの端部間の距離がほぼ同じであれば可能である。しかし、磁束の漏洩が極めて小さい磁路を形成するためには、リーダの読み取り面における磁芯部材の端面の面積が、タグの読み取り面におけるそれとほぼ同じであることが好ましいので、リーダ、タグの両方にE字型磁芯部材を用いることが最も好ましい。かかる条件を満たしていれば、端面の形状は、円形、矩形、またはその他の形状であってもよい。
図9は、本発明のRFIDシステムを用いて、物品を管理する方法を示すフローチャートである。本発明のRFIDシステムは、生体、食品を含むいかなる物品にも取り付けることができるが、特に金属を含む物品に取り付けることができる点で有利である。まず、本発明のRFIDタグが用意され(S101)、そして、アクセス装置が用意される(S102)。アクセス装置は、本発明の2つの端部を有する磁芯部材と、磁芯部材に巻き付けられたアンテナコイルと、アンテナコイルに接続された制御部とを含み、2つ端部はそれぞれ端面を有し、一方の端面に入射する磁束の向きに対し、他方の端面から出射する磁束の向きが実質的に180度とされる、アクセス装置であることが望ましいが、これに限らない。必要に応じて、情報処理装置および情報記憶装置といった周辺装置も用意される。S101で用意されたRFIDタグを物品に取り付ける(S103)。RFIDタグは物品の表面に貼付することもでき、ストラップなどで物品に結びつけることもでき、また、上述したように物品に埋め込むこともできる。また、物品に直接取り付けることができない場合は、その物品を含む容器に取り付けてもよい。S101で用意されたRFIDタグのICチップには、すでに物品に関連する識別子情報といった情報が記憶されていても、記憶されていなくてもよい。物品に関連する情報には、上述の識別子情報以外にも、いかなる情報をも含むことができる。
物品を管理するにあたり、S103で物品に取り付けられた本発明のRFIDタグと、S102で用意されたアクセス装置とを近接させる(S104)。このステップは、所定の位置に配置されたアクセス装置に向かって物品が移動してもよく、逆に物品に向かってアクセス装置を移動してもよい。アクセス装置は、アクセス装置に含まれる制御部からアンテナコイルに電流が供給され、アンテナコイルに磁界が発生する。タグとアクセス装置が適当な配置で十分に近接すると、アクセス装置のアンテナコイルに発生した磁界が、電磁誘導によりRFIDタグのアンテナコイルに電流を発生させることができ、RFIDタグとアクセス装置との間に磁路が形成される(S105)。そうすると、RFIDタグのアンテナコイルに電流が発生し、それによってICチップが起動されるので、ICチップと情報の授受を行うことができるようになる(S106およびS107)。読み取られた情報は、アクセス装置を介して、アクセス装置に接続された情報処理装置に入力されて処理される。かかる処理は、情報処理装置によって通常に行われている処理でよく、ここでは詳細な説明を割愛する。
本発明の物品管理方法は、金属を含む物品を管理することができるので、工場での生産工程の管理に適用することができる点で有用である。特に、本発明のU字型またはコの字型、あるいはE字型磁芯部材を含み、金属筐体を有するアクセス装置は、周辺の電磁波ノイズの影響を受けにくいので、さらに有利である。さらに本発明の物品管理方法は、金属を含む物品の在庫管理、配送管理に適用することができる。
本発明を、図面に基づいて特定の実施の形態について説明したが、本発明の技術範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記の実施の形態に、そのような種々の変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。従って、そのような変更または改良を加えた形態も当然に本発明の技術的範囲に含まれる。
(a)従来のRFIDタグを金属表面に取り付けたときの様子、および、(b)従来のRFIDタグを金属表面から15mm以上距離を置いて取り付けたときの様子を示す概念図である。 本発明のRFIDタグおよびアクセス装置(リーダ)を含むRFIDシステムを示す概念図である。 本発明のRFIDタグおよびアクセス装置に適用されるU字型またはコの字型磁芯部材の形状の例を示す概念図である。 本発明のRFIDタグを物品に埋め込んだところを示す概念図である。 本発明の、筐体を含むアクセス装置を示す概略図である。 本発明のRFIDタグおよびアクセス装置を含むRFIDシステムの他の実施例を示す概念図である。 本発明のRFIDタグおよびアクセス装置に適用されるポットコア型磁芯部材を示す(a)概略図、(b)上面図、および(c)(b)のA−A’で示す線で切ったときの断面図である。 本発明のRFIDタグおよびアクセス装置に適用されるE字型磁芯部材の形状の例を示す概念図である。 本発明のRFIDシステムを用いて物品を管理する方法を示すフローチャートである。
符号の説明
10 RFIDタグ
11 ICチップ
12 アンテナコイル
13 磁芯部材
14a、14b 端部
15a 端面(出射面)
15b 端面(入射面)
20 アクセス装置またはリーダ
21 制御部
22 アンテナコイル
23 磁芯部材
24a、24b 端部
25a 端面(入射面)
25b 端面(出射面)
35 情報処理装置
36 情報記憶装置
【特許請求の範囲】
【請求項1】
2つの端部を有する磁芯部材であって、前記2つの端部はそれぞれ端面を有し、一方の端面に入射する磁束の向きに対し、他方の端面から出射する磁束の向きが実質的に180度とされ、前記2つの端部の一方の端面ともう一方の端面とは同一面になく、端面間に段差を有する、磁芯部材と、
前記磁芯部材に巻き付けられたアンテナコイルと、
前記アンテナコイルに接続されたICチップと
を含む電磁誘導型RFIDタグ。
【請求項2】
前記RFIDタグは、金属を含む物品に埋め込まれ、前記磁芯部材の前記2つの端部の前記端面は、前記物品の表面に配置される、請求項1に記載のRFIDタグ。
【請求項3】
前記磁芯部材はU字型、コの字型、および同心円状のポットコア型から選択される形状を有する、請求項1に記載のRFIDタグ。
【請求項4】
前記2つの端部間の距離は10cm以下で、互いに絶縁されている、請求項1に記載のRFIDタグ。
【請求項5】
前記2つの端部の前記端面の面積が実質的に等しい、請求項1に記載のRFIDタグ。
【請求項6】
請求項1乃至5のいずれかに記載の電磁誘導型RFIDタグにアクセスする装置であって、
2つの端部を有する磁芯部材であって、前記2つの端部はそれぞれ端面を有し、一方の端面に入射する磁束の向きに対し、他方の端面から出射する磁束の向きが実質的に180度とされ、前記2つの端部の一方の端面ともう一方の端面とは同一面になく、端面間に段差を有し、該段差は前記RFIDタグの前記端面間の段差と相補的である、磁芯部材と、
前記磁芯部材に巻き付けられたアンテナコイルと、
前記アンテナコイルに接続された制御部と
を含む、アクセス装置。
【請求項7】
前記アクセス装置の前記磁芯部材の前記2つの端部間の距離は、前記RFIDタグの前記磁芯部材の前記2つの端部間の距離とほぼ等しい、請求項6に記載のアクセス装置。
【請求項8】
前記アクセス装置の前記磁芯部材の2つの端面と前記RFIDタグの前記磁芯部材の2つの端面のそれぞれの間の距離と、前記アクセス装置から供給する電力とに基づいて前記アクセス装置と前記RFIDタグの通信を制御する、請求項6に記載のアクセス装置。
【請求項9】
前記アクセス装置の前記磁芯部材の2つの端面と前記RFIDタグの前記磁芯部材の2つの端面とが近接し、かつ近接した前記2つの端面のそれぞれの間の距離がほぼ等しいときに、両磁芯部材間で磁路が形成され、前記アクセス装置と前記RFIDタグが通信可能となる、請求項6に記載のアクセス装置。
【請求項10】
2つの端部を有するU字型またはコの字型の磁芯部材であって、前記2つの端部はそれぞれ端面を有し、一方の端面に入射する磁束の向きに対し、他方の端面から出射する磁束の向きが実質的に180度とされ、前記2つの端部の一方の端面ともう一方の端面とは同一面になく、端面間に段差を有する、磁芯部材と、前記磁芯部材に巻き付けられたアンテナコイルと、前記アンテナコイルに接続されたICチップとを含む、電磁誘導型RFIDタグと、
2つの端部を有するU字型またはコの字型の磁芯部材であって、前記2つの端部はそれぞれ端面を有し、一方の端面に入射する磁束の向きに対し、他方の端面から出射する磁束の向きが実質的に180度とされ、前記2つの端部の一方の端面ともう一方の端面とは同一面になく、端面間に段差を有し、該段差は前記RFIDタグの前記端面間の段差と相補的である、磁芯部材と、前記磁芯部材に巻き付けられたアンテナコイルと、前記アンテナコイルに接続された制御部とを含む、前記電磁誘導型RFIDタグにアクセスする装置とを含み、
前記RFIDタグの前記磁芯部材の前記2つの端部間の距離は前記アクセス装置の前記磁芯部材の前記2つの端部間の距離とほぼ等しい、RFIDシステム。
【請求項11】
前記RFIDタグは物品に取り付けられ、
前記アクセス装置の前記磁芯部材の2つの端面と前記RFIDタグの前記磁芯部材の2つの端面とが近接し、かつ近接した前記2つの端面のそれぞれの間の距離がほぼ等しいときに、両磁芯部材間で磁路が形成され、前記アクセス装置は、前記物品に取り付けられた前記RFIDタグにアクセスできる、請求項10に記載のRFIDシステム。
【請求項12】
前記物品は金属を含み、
前記RFIDタグは前記物品に埋め込まれ、前記RFIDタグの前記磁芯部材の前記端面は、前記物品の表面側に配置される、請求項11に記載のRFIDシステム。
【請求項13】
前記物品に関連する情報を記憶する記憶装置と、
前記記憶装置と前記アクセス装置との間に接続されて、前記情報を処理する情報処理装置と、
をさらに含む、請求項10に記載のRFIDシステム。
【請求項14】
物品を管理する方法であって、
電磁誘導型RFIDタグを用意するステップであって、前記RFIDタグは、2つの端部を有するU字型またはコの字型の磁芯部材であって、前記2つの端部はそれぞれ端面を有し、一方の端面に入射する磁束の向きに対し、他方の端面から出射する磁束の向きが実質的に180度とされ、前記2つの端部の一方の端面ともう一方の端面とは同一面になく、端面間に段差を有する、磁芯部材と、前記磁芯部材に巻き付けられたアンテナコイルと、前記アンテナコイルに接続されたICチップとを含む、ステップと、
前記RFIDタグにアクセスする装置を用意するステップと、
物品に電磁誘導型RFIDタグを取り付けるステップと、
前記物品に取り付けられた前記RFIDタグと前記アクセス装置とを近接させるステップと、
前記RFIDタグと前記アクセス装置との間に磁路が形成されて、前記アクセス装置が前記物品に取り付けられたRFIDタグにアクセス可能になるステップと
を含む、方法。
【請求項15】
前記アクセス装置は、2つの端部を有するU字型またはコの字型の磁芯部材であって、前記2つの端部はそれぞれ端面を有し、一方の端面に入射する磁束の向きに対し、他方の端面から出射する磁束の向きが実質的に180度とされ、前記2つの端部の一方の端面ともう一方の端面とは同一面になく、端面間に段差を有し、該段差は前記RFIDタグの前記端面間の段差と相補的であり、前記アクセス装置の前記磁芯部材の前記2つの端部間の距離は前記RFIDタグの前記磁芯部材の前記2つの端部間の距離とほぼ等しい、磁芯部材と、記磁芯部材に巻き付けられたアンテナコイルと、前記アンテナコイルに接続された制御部とを含み、前記アクセス装置の前記磁芯部材の2つの端面と前記RFIDタグの前記磁芯部材の2つの端面とが近接し、かつ近接した前記2つの端面のそれぞれの間の距離がほぼ等しいときに、両磁芯部材間で磁路が形成される、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記物品は金属を含み、
前記RFIDタグは前記物品に埋め込まれ、前記RFIDタグの前記磁芯部材の前記端面は、前記物品の表面側に配置される、請求項14または15に記載の方法。

Claims (17)

  1. 2つの端部を有する磁芯部材であって、前記2つの端部はそれぞれ端面を有し、一方の端面に入射する磁束の向きに対し、他方の端面から出射する磁束の向きが実質的に180度とされる磁芯部材と、
    前記磁芯部材に巻き付けられたアンテナコイルと、
    前記アンテナコイルに接続されたICチップと
    を含む、電磁誘導型RFIDタグ。
  2. 前記RFIDタグは、金属を含む物品に埋め込まれ、前記磁芯部材の前記2つの端部の前記端面は、前記物品の表面とほぼ同一の面に配置される、請求項1に記載のRFIDタグ。
  3. 前記磁芯部材は、U字型またはコの字型の磁性体である、請求項1に記載のRFIDタグ。
  4. 前記磁芯部材は、前記2つの端面を横切る方向に沿ってその中心を通る断面がE字型の磁性体である、請求項1に記載のRFIDタグ。
  5. 前記2つの端部間の距離は10cm以下で、互いに絶縁されている、請求項1に記載のRFIDタグ。
  6. 前記2つの端部の前記端面の面積が実質的に等しい、請求項1に記載のRFIDタグ。
  7. 電磁誘導型RFIDタグにアクセスする装置であって、
    2つの端部を有する磁芯部材であって、前記2つ端部はそれぞれ端面を有し、一方の端面に入射する磁束の向きに対し、他方の端面から出射する磁束の向きが実質的に180度とされる磁芯部材と、
    前記磁芯部材に巻き付けられたアンテナコイルと、
    前記アンテナコイルに接続された制御部と
    を含む、装置。
  8. 前記RFIDタグは、請求項1ないし6のいずれかに記載のRFIDタグである、請求項7に記載の装置。
  9. 2つの端部を有する磁芯部材と、前記磁芯部材に巻き付けられたアンテナコイルと、前記アンテナコイルに接続されたICチップとを含み、前記2つの端部はそれぞれ端面を有し、一方の端面に入射する磁束の向きに対し、他方の端面から出射する磁束の向きが実質的に180度とされる電磁誘導型RFIDタグと、
    2つの端部を有する磁芯部材と、前記磁芯部材に巻き付けられたアンテナコイルと、前記アンテナコイルに接続された制御部とを含み、前記2つ端部はそれぞれ端面を有し、一方の端面に入射する磁束の向きに対し、他方の端面から出射する磁束の向きが実質的に180度とされる前記電磁誘導型RFIDタグにアクセスする装置とを含む、RFIDシステム。
  10. 前記RFIDタグは物品に取り付けられ、
    前記アクセス装置の前記磁芯部材の端面と前記RFIDタグの前記磁芯部材の端面とが近接して両磁芯部材間で磁路が形成されたとき、前記アクセス装置は、前記物品に取り付けられた前記RFIDタグにアクセスできる、請求項9に記載のRFIDシステム。
  11. 前記物品は金属を含み、
    前記RFIDタグは前記物品に埋め込まれ、前記RFIDタグの前記磁芯部材の前記端面は、前記物品の表面とほぼ同一の面に配置される、請求項10に記載のRFIDシステム。
  12. 前記RFIDタグの前記磁芯部材の前記2つの端部間の距離と、前記アクセス装置の前記磁芯部材の前記2つの端部間の距離とがほぼ等しい、請求項9に記載のRFIDシステム。
  13. 前記RFIDタグの前記磁芯部材は、U字型またはコの字型をしており、前記2つ端部の一方の端面ともう一方の端面とは同一面になく、端面間に段差を有しており、
    前記アクセス装置の前記磁芯部材は、U字型またはコの字型をしており、前記2つの端部の一方の端面ともう一方の端面との端面間の段差は、前記RFIDタグの前記端面間の段差と相補的である、請求項9に記載のRFIDシステム。
  14. 前記物品に関連する情報を記憶する記憶装置と、
    前記記憶装置と前記アクセス装置との間に接続されて、前記情報を処理する情報処理装置と、
    をさらに含む、請求項10に記載のRFIDシステム。
  15. 物品を管理する方法であって、
    電磁誘導型RFIDタグを用意するステップであって、前記RFIDタグは、2つの端部を有する磁芯部材と、前記磁芯部材に巻き付けられたアンテナコイルと、前記アンテナコイルに接続されたICチップとを含み、前記2つの端部はそれぞれ端面を有し、一方の端面に入射する磁束の向きに対し、他方の端面から出射する磁束の向きが実質的に180度である、ステップと、
    前記RFIDタグにアクセスする装置を用意するステップと、
    物品に電磁誘導型RFIDタグを取り付けるステップと、
    前記物品に取り付けられた前記RFIDタグと前記アクセス装置とを近接させるステップと、
    前記RFIDタグと前記アクセス装置との間に磁路が形成されて、前記アクセス装置が前記物品に取り付けられたRFIDタグにアクセス可能になるステップと
    を含む、方法。
  16. 前記アクセス装置は、2つの端部を有する磁芯部材と、前記磁芯部材に巻き付けられたアンテナコイルと、前記アンテナコイルに接続された制御部とを含み、前記2つ端部はそれぞれ端面を有し、一方の端面に入射する磁束の向きに対し、他方の端面から出射する磁束の向きが実質的に180度であり、前記アクセス装置の前記磁芯部材の端面と前記RFIDタグの前記磁芯部材の端面とが近接して両磁芯部材間に前記磁路が形成される、請求項15に記載の方法。
  17. 前記物品は金属を含み、
    前記RFIDタグは前記物品に埋め込まれ、前記RFIDタグの前記磁芯部材の前記端面は、前記物品の表面とほぼ同一の面に配置される、請求項15または16に記載の方法。
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