JP2015002440A - アンテナモジュールおよび端末装置 - Google Patents

アンテナモジュールおよび端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015002440A
JP2015002440A JP2013126110A JP2013126110A JP2015002440A JP 2015002440 A JP2015002440 A JP 2015002440A JP 2013126110 A JP2013126110 A JP 2013126110A JP 2013126110 A JP2013126110 A JP 2013126110A JP 2015002440 A JP2015002440 A JP 2015002440A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
magnetic body
antenna module
housing
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2013126110A
Other languages
English (en)
Inventor
良作 稲村
Ryosaku Inamura
良作 稲村
幸一 葛西
Koichi Kasai
幸一 葛西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2013126110A priority Critical patent/JP2015002440A/ja
Priority to EP14169076.8A priority patent/EP2816663A1/en
Priority to US14/282,102 priority patent/US9570807B2/en
Publication of JP2015002440A publication Critical patent/JP2015002440A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q7/00Loop antennas with a substantially uniform current distribution around the loop and having a directional radiation pattern in a plane perpendicular to the plane of the loop
    • H01Q7/06Loop antennas with a substantially uniform current distribution around the loop and having a directional radiation pattern in a plane perpendicular to the plane of the loop with core of ferromagnetic material
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/02Casings
    • H01F27/022Encapsulation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/34Special means for preventing or reducing unwanted electric or magnetic effects, e.g. no-load losses, reactive currents, harmonics, oscillations, leakage fields
    • H01F27/36Electric or magnetic shields or screens
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/34Special means for preventing or reducing unwanted electric or magnetic effects, e.g. no-load losses, reactive currents, harmonics, oscillations, leakage fields
    • H01F27/36Electric or magnetic shields or screens
    • H01F27/366Electric or magnetic shields or screens made of ferromagnetic material
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F38/00Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
    • H01F38/14Inductive couplings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
    • H01Q1/24Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
    • H01Q1/241Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
    • H01Q1/242Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use
    • H01Q1/243Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use with built-in antennas
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/52Means for reducing coupling between antennas; Means for reducing coupling between an antenna and another structure
    • H01Q1/526Electromagnetic shields
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q7/00Loop antennas with a substantially uniform current distribution around the loop and having a directional radiation pattern in a plane perpendicular to the plane of the loop

Abstract

【課題】導電体の筐体に配置しても良好な通信特性を得ることができること。
【解決手段】アンテナモジュール111は、環状に配置されたアンテナ線302と、アンテナ線302に沿って環状に形成され、底面部301aと、外周部301bと内周部301cとを有してアンテナ線302を収容し、端面301dが筐体101の外部に向けて設けられた磁性体301と、磁性体301とアンテナ線302との間に設けられた絶縁体303と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、磁性体を有して磁束を発生させるアンテナモジュールおよびこのアンテナモジュールを有する端末装置に関する。
端末装置には、電子マネー等の近距離通信機能を有するものがあり、近距離通信を行うアンテナとしてループアンテナが用いられる。端末装置の筐体が樹脂製であれば、アンテナを筐体内部に収容しても電磁誘導による高周波磁界は、筐体を通過して外部に届くことができ、所定の共振周波数を有して情報伝送が可能である。
近年の端末装置は、筐体外観や手触り等の感触がよく意匠的にも優れた高剛性材質、例えば、金属若しくはカーボン等が用いられるようになってきた。このような高剛性材料の多くは導電体であるため、導電体の筐体内部にアンテナを配置すると高周波磁界を端末外部に発生させることができない。
従来、このような導電体の筐体にアンテナを設ける技術として、磁心部材にコイルを巻き付け、アンテナの端部と、対向側通信装置の磁心部材の端部とを向き合わせて通信可能とした構造のものが開示されている(例えば、下記特許文献1参照。)。また、導電体のケースに設けるアンテナの近傍に磁性体を配置することにより、ケースによるインダクタンスの減少を、磁性体によるインダクタンスの増加により相殺する構造のものが開示されている(例えば、下記特許文献2参照。)。
国際公開第2007/043626号 特開2004−038552号公報
上述したように、導電体の高剛性材料の筐体を用いて近距離通信機能を得るためには、筐体外部にアンテナを配置しなければならない。この場合、単に、筐体表面上にアンテナを設けただけでは、筐体からアンテナ部分が凸状に突出してしまう。また、アンテナ部分を保護するため、樹脂等のアンテナカバーをさらに設けなければならず、さらに突出量が多くなり端末装置が携帯型の場合、手触り等の感触が悪い。また、突出したアンテナ部分を損傷しやすくなる。そして、突出したアンテナは、端末装置の美観等、外観を損ねる。
また、アンテナ部分の周囲に磁性体を設けた場合には、筐体が磁性体によって覆われて筐体を表出させることができず、本来、手触りや感触、美観等のために導電対等の高剛性材料を筐体に用いた意義や機能が損なわれてしまう。
一つの側面では、本発明は、導電体の筐体に配置しても良好な通信特性を得ることができるアンテナモジュールと、このアンテナモジュールを有する端末装置を提供することを目的とする。
一つの案では、環状に配置されたアンテナ線と、前記アンテナ線に沿って環状に形成され、底面部と、一対の側面部とを有して前記アンテナ線を収容し、当該一対の側面部の端面が同一方向に向けて設けられた磁性体と、前記磁性体と前記アンテナ線との間に設けられた絶縁体と、を有するアンテナモジュールを用いる。
一つの実施形態によれば、導電体の筐体に配置しても良好な通信特性を得ることができる。
図1は、実施の形態のアンテナモジュールを備えた端末装置を示す断面図である。 図2は、端末装置の斜視図である。 図3は、アンテナモジュールの断面図である。 図4は、アンテナモジュールを筐体に収容した状態を示す断面図である。 図5は、実施の形態のアンテナモジュールの共振周波数特性の例を示す図である。 図6は、他のアンテナ構成を用いたときの参考用の説明図である。 図7は、実施の形態のアンテナモジュールの実装状態を示す平面図である。 図8は、実施の形態のアンテナモジュールの実装状態を示す側断面図である。
(アンテナモジュールの構造)
以下に添付図面を参照して、開示技術の好適な実施の形態を詳細に説明する。図1は、実施の形態のアンテナモジュールを備えた端末装置を示す断面図である。
端末装置100は、例えば、携帯型の端末装置、具体的には携帯電話機、タブレット端末、PDA等であり、筐体101内部にCPUやメモリ等のデータ処理機能部を備える。筐体101の表面101aには、ディスプレイ102が設けられ、データ処理機能部により処理されたデータ等を表示する。
筐体101は、高剛性材料によって形成される。高剛性材料は、金属、例えば、SUS(Stainless steel)、Al、Ti、Al合金、Ti合金等や、カーボン、カーボン強化樹脂等を用いることができる。
筐体101の裏面101bには、凹部103を形成し、この凹部103にアンテナモジュール111を収容する。凹部103は、筐体101を切削、プレス成形、プレス成形と切削の組み合わせ等により形成できる。アンテナモジュール111は、図示しない対向通信機器、例えばリーダとの間の近距離通信のための無線電波を送受信する。
筐体101内には無線通信機能部が設けられ、無線通信機能部は、アンテナモジュール111を介して対向通信機器との間で無線電波を介してデータを送受信する。送受信したデータは、データ処理機能部に入出力される。
図2は、端末装置の斜視図である。端末装置100の裏面101bからみた図を示している。図示のように、凹部103は、ループ状(環状)のアンテナモジュール111を収容する。図2の例では、ループ状(環状)の例として、平面でみて円形に形成されているが、これに限らず、4角形や多角形、および一部に段差を有する形状等、各種形状とすることができる。
図3は、アンテナモジュールの断面図である。アンテナモジュール111を収容する筐体101の凹部103についても図示している。アンテナモジュール111は、磁性体301と、アンテナ線302と、絶縁体303と、を含む。
磁性体301は、フェライト系材料、あるいはフェライト系焼結体によって構成される。フェライト系材料としては、FeAlSi(センダスト)、Fe−Cr系合金、Fe−Ni系合金等の微細粒子を非導電性(非磁性体)のバインダーに練り込んで形成したものを用いることができる。
この磁性体301は、筐体101の凹部103に収容される際に、この凹部103に接する全ての部分に亘って連続して設けられる。この磁性体301は、底面部301aと、一対の側面部として外周部301bおよび内周部301cと、を有する。この磁性体301は、平面からみてループ(環状)状に形成され、断面が図3に示すように、略U字型に形成される。U字型の両端部(端面)301dは、同一の方向(図の例では、筐体101外部に向く方向)に向けて設けられる。
そして、底面部301aと外周部301bとの接合部301ab、および底面部301aと内周部301cとの接合部301ac、はそれぞれ角部を有さずに連続的に角度が変化する形状、例えば円弧状に形成されている。接合部301ab,301acの円弧は、一定な曲率とするほか、図3に示すように、可変した曲率を有するものとすることができる。
磁性体301の底面部301aと、外周部301bと、内周部301cにより形成される環状の空間内には、複数本のアンテナ線302が収容され、アンテナ線302は、絶縁体303によって磁性体301の空間内に保持される。このアンテナ線302は、磁性体301の空間内でループ状(環状)に設けられている。
筐体101の凹部103は、磁性体301の外形に対応して形成される。そして、凹部103のうち、磁性体301の接合部301ab,301acが接する部分には、この接合部301ab,301acの曲率に対応した曲率を有する円弧部103aを有する。
図4は、アンテナモジュールを筐体に収容した状態を示す断面図である。筐体101の凹部103にアンテナモジュール111を収容することにより、凹部103には、アンテナモジュール111の磁性体301が接する。アンテナモジュール111の磁性体301は、凹部103に対し、接着剤や両面接着テープなどを用いて収容状態を固定保持できる。そして、高剛性材料、例えば導電体の筐体101に対しては、アンテナモジュール111の磁性体301だけが、凹部103の所定距離に亘って連続して接触する。
これにより、アンテナモジュール111から発生される磁束は、図示のように、磁性体301のうち、筐体101の裏面101b側に表出する端面301dから筐体101の外部に向けて発生させることができる。この端面301dからは、磁性体301の通過により多数の磁束本数による大きな交流(AC)磁界を発生させることができる。この際、導電体の筐体101による磁束の低減を防ぎ、効率的に高周波磁界を発生させることができる。
ここで、磁性体301のうち、接合部301ab,301acは、円弧状に形成されているため、磁性体301からの磁束の漏れを低減させている。すなわち、接合部301ab,301acが急激に曲がった直角に形成されると、この部分から磁束が漏れやすいが、接合部301ab,301acを円弧状に形成することによって磁束の漏れを低減させている。
そして、筐体101の凹部103の深さと、アンテナモジュール111の磁性体301の高さを一致させ形成する。これにより、筐体101の裏面101b位置に対し、アンテナモジュール111に段差(突出や凹み)が生じることがなく、裏面101bを面一にすることができる。また、筐体101の裏面101bの外観を損ねることなく、この裏面101bにアンテナモジュール111を設けることができる。そして、アンテナモジュール111は、裏面101bから突出しないため、損傷を防止できる。
このように、実施の形態のアンテナモジュール111は、磁性体301にアンテナ線302をコイル状に巻回した構造とは異なり、磁性体301によりU字型の空間を形成し、その空間内にアンテナ線302を収容する構造とした。そして、磁性体301は、ループ状のアンテナ線302の内周側と外周側に位置する端面301dが筐体101(裏面101b)外部に向けて磁束を発生させる。
これにより、導電体の筐体101の表面(裏面101b)にアンテナモジュール111を埋め込む形で設けても、効率よく外部に向けて磁束を発生させることができ、良好な通信が可能となる。
また、磁性体にアンテナ線を巻回したものではないため、アンテナモジュール111の高さ(磁性体301の底面部301aから端面301dまでの厚さ)を薄くすることができる。また、巻回した場合に巻回部分に生じる段差についても発生せず、均一な高さ(厚さ)にできる。さらには、アンテナ線302は外部に表出せず、磁性体301の内部に収容されるため、アンテナ線302の切断等の損傷を防止できる。また、アンテナモジュール111の大部分は、剛性を有する磁性体301によって覆われた構造であるため、このアンテナモジュール111の取り扱いを容易に行えるようになる。
図5は、実施の形態のアンテナモジュールの共振周波数特性の例を示す図である。図中横軸は周波数(MHz)、縦軸は損失(dB)である。図示のように、筐体101が導電体であっても、所定の共振点(例えば、13.4MHz)を得ることができ、アンテナモジュール111が発生する磁界による通信が可能であることを示している。これにより、アンテナモジュール111を有する端末装置100は、対向通信機器(例えばリーダ)まで交流磁界が到達でき、この対向通信機器との間の通信を安定して良好に行うことができる。
図6は、他のアンテナ構成を用いたときの参考用の説明図である。図6の(a)の断面図に示すように、筐体601に凹部602を形成し、アンテナモジュール610として、平面状の磁性体611と、アンテナ線612(および絶縁体)を収容した場合を示す。この構成に示すように、筐体601に凹部602を形成して、単に凹部602にアンテナモジュール610を収容しただけの構成では、発生する磁束本数が低減し、通信性能を確保できない。
これは、磁性体611を通過する磁束が図中箇所A部分において導電体の筐体601を通過するためである。この構成では、箇所A部分で逆起電力を生じて損失が生じ、磁束本数が減って交流(AC)磁界が小さくなる。そして、このようなアンテナモジュール610では、図6の(b)に示すように、共振点が生じず、対向通信機器まで交流磁界が到達せず、この対向通信機器との間の通信を行うことができない。
(筐体へのアンテナモジュールの実装)
図7は、実施の形態のアンテナモジュールの実装状態を示す平面図である。アンテナモジュール111を筐体101の裏面101bからみた状態を示す。ループ状のアンテナモジュール111の磁性体301には、図示のように外周部301b、あるいは内周部301cの1箇所に開口部301eを設ける。そして、開口部301eを介して、アンテナ線302に導通接続された接続配線702を接続する。接続配線702は、アンテナモジュール111を接続配線702を含む接続部701を介して外部に導出し、上記の無線通信機能部に接続する。
図8は、実施の形態のアンテナモジュールの実装状態を示す側断面図である。アンテナモジュール111のアンテナ線302の外部導出状態を主に記載してある。図示のように、接続部701は、エポキシ樹脂等の絶縁性の樹脂フィルム801を2枚用いて重合(張り合わせ)、その間にアンテナ線302と、接続配線702を設けたものを用いる。接続配線702は、一方の樹脂フィルム801上に印刷配線により形成してもよい。これにより、磁性体301内へのアンテナ線302の収容を容易に行えるようになる。
筐体101には、接続部701(接続配線702)の端部701aの位置に、接続配線702を端末装置100(筐体101)の内部101cに導出する接続部材811を設ける。接続部材811は、樹脂材質により形成され、導電体の筐体101に対する絶縁性を有する。この接続部材811の内部には、筐体101の裏面101bから内部101cに向けて導電体の金属部材812がインサート等により設けられている。
この金属部材812の一端812aは、接続部701の端部701aに半田等により導通接続され、他端812bは、内部101c側に設けられた接続配線822に接続される。この接続部材811は、筐体101の開口部101e部分に圧入等により設ける。
端末装置100(筐体101)の内部101cに設けられる接続配線822は、例えば、上記接続部701と同様に樹脂フィルム821の重合体と内部の接続配線822とを有する。このほか、基板上に接続配線822を形成したものを用いてもよい。接続配線822の一端822aは、半田等により金属部材812の他端812bに導通接続され、他端822bは、ポコピン等の基板側接点823に導通接続される。これにより、アンテナモジュール111のアンテナ線302は、基板側接点823を介して、上述した無線通信機能部まで導出することができる。
以上説明した実施の形態によれば、手触りや感触、美観等のために導電体の高剛性材料を筐体に用い、この筐体を表出させつつ、アンテナモジュールによる通信を良好に行うことができるようになる。アンテナモジュールは、筐体の凹部に設けるが、凹部に接する部分に磁性体を設けて磁性体内部にアンテナ線を収容し、両端面から外方に向けて磁束を発生させる。これにより、筐体に導電体を用いても、筐体による磁束本数の低減を防ぎ、多数本の磁束を効率よく発生させることができ、良好な近距離通信が可能となる。
また、アンテナモジュールは、筐体の凹部に収容されて筐体の表面に不要な凸部が生じないため、筐体表面を面一にすることができ、手触り感を損ねることがなくアンテナの損傷も防ぐことができる。
上述した各実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)環状に配置されたアンテナ線と、
前記アンテナ線に沿って環状に形成され、底面部と、一対の側面部とを有して前記アンテナ線を収容し、当該一対の側面部の端面が同一方向に向けて設けられた磁性体と、
前記磁性体と前記アンテナ線との間に設けられた絶縁体と、
を有することを特徴とするアンテナモジュール。
(付記2)前記磁性体は、前記底面部と、前記一対の側面部との接合部の角度が連続的に変化する形状であることを特徴とする付記1に記載のアンテナモジュール。
(付記3)前記底面部が導電体の筐体に接合固定され、前記端面が前記筐体の外部方向に向けて設けられることを特徴とする付記1または2に記載のアンテナモジュール。
(付記4)前記磁性体の環状の側面部の一部には、開口部が形成され、
前記開口部を介して、前記アンテナ線が絶縁状態で外部に導出されることを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載のアンテナモジュール。
(付記5)前記絶縁体は、前記アンテナ線を中心に2分割された樹脂フィルムからなり、当該樹脂フィルムの重合により前記絶縁体を挟み込むことを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載のアンテナモジュール。
(付記6)環状に配置されたアンテナ線と、
前記アンテナ線に沿って環状に形成され、底面部と、一対の側面部とを有して前記アンテナ線を収容し、当該一対の側面部の端面が同一方向に向けて設けられた磁性体と、
前記磁性体と前記アンテナ線との間に設けられた絶縁体と、
からなるアンテナモジュールと、
導電体の材質からなり、外面に、前記アンテナモジュールの形状に対応して形成され、前記磁性体が接合固定される凹部を有する筐体と、
を有し、
前記磁性体の前記一対の側面部の端面が前記筐体の外部の方向に向けて設けられたことを特徴とする端末装置。
(付記7)前記磁性体は、前記底面部と、前記一対の側面部との接合部の角度が連続的に変化する形状であることを特徴とする付記6に記載の端末装置。
(付記8)前記筐体の凹部の深さと、前記アンテナモジュールの前記磁性体の高さとが同じであることを特徴とする付記6または7に記載の端末装置。
(付記9)前記磁性体の環状の側面部の一部には、開口部が形成され、
前記開口部を介して、前記アンテナ線が絶縁状態で前記筐体の内部に導出されることを特徴とする付記6〜8のいずれか一つに記載の端末装置。
(付記10)前記筐体の表面側から筐体の内部に貫通する開口部を介して、前記アンテナ線に導通する接続配線が前記筐体の内部に導出されること特徴とする付記9に記載の端末装置。
100 端末装置
101 筐体
101b 裏面(筐体)
102 ディスプレイ
103 凹部
111 アンテナモジュール
301 磁性体
301a 底面部
301ab,301ac 接合部
301b 外周部
301c 内周部
301d 端面
301e 開口部
302 アンテナ線
303 絶縁体

Claims (8)

  1. 環状に配置されたアンテナ線と、
    前記アンテナ線に沿って環状に形成され、底面部と、一対の側面部とを有して前記アンテナ線を収容し、当該一対の側面部の端面が同一方向に向けて設けられた磁性体と、
    前記磁性体と前記アンテナ線との間に設けられた絶縁体と、
    を有することを特徴とするアンテナモジュール。
  2. 前記磁性体は、前記底面部と、前記一対の側面部との接合部の角度が連続的に変化する形状であることを特徴とする請求項1に記載のアンテナモジュール。
  3. 前記底面部が導電体の筐体に接合固定され、前記端面が前記筐体の外部方向に向けて設けられることを特徴とする請求項1または2に記載のアンテナモジュール。
  4. 前記磁性体の環状の側面部の一部には、開口部が形成され、
    前記開口部を介して、前記アンテナ線が絶縁状態で外部に導出されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のアンテナモジュール。
  5. 前記絶縁体は、前記アンテナ線を中心に2分割された樹脂フィルムからなり、当該樹脂フィルムの重合により前記絶縁体を挟み込むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のアンテナモジュール。
  6. 環状に配置されたアンテナ線と、
    前記アンテナ線に沿って環状に形成され、底面部と、一対の側面部とを有して前記アンテナ線を収容し、当該一対の側面部の端面が同一方向に向けて設けられた磁性体と、
    前記磁性体と前記アンテナ線との間に設けられた絶縁体と、
    からなるアンテナモジュールと、
    導電体の材質からなり、外面に、前記アンテナモジュールの形状に対応して形成され、前記磁性体が接合固定される凹部を有する筐体と、
    を有し、
    前記磁性体の前記一対の側面部の端面が前記筐体の外部の方向に向けて設けられたことを特徴とする端末装置。
  7. 前記磁性体は、前記底面部と、前記一対の側面部との接合部の角度が連続的に変化する形状であることを特徴とする請求項6に記載の端末装置。
  8. 前記筐体の凹部の深さと、前記アンテナモジュールの前記磁性体の高さとが同じであることを特徴とする請求項6または7に記載の端末装置。
JP2013126110A 2013-06-14 2013-06-14 アンテナモジュールおよび端末装置 Withdrawn JP2015002440A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013126110A JP2015002440A (ja) 2013-06-14 2013-06-14 アンテナモジュールおよび端末装置
EP14169076.8A EP2816663A1 (en) 2013-06-14 2014-05-20 Antenna module and terminal apparatus
US14/282,102 US9570807B2 (en) 2013-06-14 2014-05-20 Antenna module and terminal apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013126110A JP2015002440A (ja) 2013-06-14 2013-06-14 アンテナモジュールおよび端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015002440A true JP2015002440A (ja) 2015-01-05

Family

ID=50732052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013126110A Withdrawn JP2015002440A (ja) 2013-06-14 2013-06-14 アンテナモジュールおよび端末装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9570807B2 (ja)
EP (1) EP2816663A1 (ja)
JP (1) JP2015002440A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017034195A (ja) * 2015-08-05 2017-02-09 トヨタ自動車株式会社 送電装置および受電装置
WO2017073868A1 (ko) * 2015-10-30 2017-05-04 엘지이노텍(주) 무선 전력 수신 장치
JP2020156077A (ja) * 2019-03-12 2020-09-24 株式会社村田製作所 アンテナ装置、アンテナモジュール、及び通信装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10051388B2 (en) 2016-09-21 2018-08-14 Starkey Laboratories, Inc. Radio frequency antenna for an in-the-ear hearing device
KR20200013541A (ko) 2018-07-30 2020-02-07 삼성전자주식회사 복수의 무선 충전 코일들을 포함하는 전자 장치 및 그 동작 방법

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0782214B1 (en) 1995-12-22 2004-10-06 Texas Instruments France Ring antennas for resonant cicuits
JP3896965B2 (ja) 2002-01-17 2007-03-22 三菱マテリアル株式会社 リーダ/ライタ用アンテナ及び該アンテナを備えたリーダ/ライタ
JP2006295981A (ja) 2002-01-17 2006-10-26 Mitsubishi Materials Corp リーダ/ライタ用アンテナ及び該アンテナを備えたリーダ/ライタ
JP2004038552A (ja) 2002-07-03 2004-02-05 Mitsubishi Materials Corp 電子機器用ケース及び該ケースを備える電子機器
US6992630B2 (en) * 2003-10-28 2006-01-31 Harris Corporation Annular ring antenna
CN101091191A (zh) * 2004-12-20 2007-12-19 凸版资讯股份有限公司 非接触型数据接收发送体
JP4189683B2 (ja) * 2005-05-31 2008-12-03 株式会社デンソー アンテナコイル、通信基板モジュールの製造方法及びカード型無線機
JP2007043626A (ja) 2005-08-05 2007-02-15 Sanyo Electric Co Ltd 携帯電話装置
WO2007043626A1 (ja) 2005-10-14 2007-04-19 International Business Machines Corporation 電磁誘導型rfidタグおよびアクセス装置
JP5612238B2 (ja) 2006-02-20 2014-10-22 株式会社スマート 軸対称垂直磁界センサシステム
DE102006028827A1 (de) * 2006-06-21 2008-01-10 Dynamic Systems Gmbh Transponder mit elektronischem Speicherchip und magnetischer Ringantenne
EP2648135B1 (en) 2010-11-29 2019-07-17 Fujitsu Limited Portable device and power supply system
JP5291829B1 (ja) * 2012-02-28 2013-09-18 株式会社Maruwa 両面接着スペーサ、並びに、アンテナモジュール及びその製造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017034195A (ja) * 2015-08-05 2017-02-09 トヨタ自動車株式会社 送電装置および受電装置
US10153663B2 (en) 2015-08-05 2018-12-11 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Power transmission apparatus and power reception apparatus
WO2017073868A1 (ko) * 2015-10-30 2017-05-04 엘지이노텍(주) 무선 전력 수신 장치
JP2020156077A (ja) * 2019-03-12 2020-09-24 株式会社村田製作所 アンテナ装置、アンテナモジュール、及び通信装置
JP7238754B2 (ja) 2019-03-12 2023-03-14 株式会社村田製作所 アンテナ装置、アンテナモジュール、及び通信装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20140368389A1 (en) 2014-12-18
EP2816663A1 (en) 2014-12-24
US9570807B2 (en) 2017-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6427651B2 (ja) アンテナ装置
JP2017077001A (ja) アンテナ装置および電子機器
US10003120B2 (en) Smartphone antenna in flexible PCB
JP6075511B2 (ja) アンテナ装置および電子機器
JP2011030190A (ja) アンテナ装置およびこれを備えた携帯無線機
JP2011097657A (ja) アンテナ装置及び電子機器
US10417550B2 (en) Antenna device and portable terminal including the same
JP2015002440A (ja) アンテナモジュールおよび端末装置
JP2011103533A (ja) ブースター、rfidシステム、及び無線通信機
JP6143485B2 (ja) 電子機器及びアンテナ装置
US20220190478A1 (en) Antenna device and electronic apparatus
JP4883208B2 (ja) アンテナ装置及びこれを備えた通信装置
TWI645613B (zh) Antenna device and electronic device
JP5152395B2 (ja) アンテナ、アンテナ装置及び通信装置
JP2012134605A (ja) 通信装置
JP2019208276A (ja) アンテナ装置、アンテナコイル及び電子機器
KR20160121279A (ko) 안테나유닛 및 이를 포함하는 무선전력 충전모듈
JP4807464B1 (ja) アンテナ装置
JP6414622B2 (ja) アンテナ装置および電子機器
JP4711010B2 (ja) アンテナ装置
JP2018170679A (ja) アンテナ装置及び電子機器
JP4807463B2 (ja) アンテナ装置
JP5152396B1 (ja) アンテナ、アンテナ装置及び通信装置
JP2013115825A (ja) アンテナ、アンテナ装置及び通信装置
JP2015115916A (ja) アンテナ装置及び電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160310

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20170105

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170126