JPWO2007023755A1 - 蒸散装置及び蒸散方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 容器の再使用が可能であり、蒸散剤の成分を十分に蒸散させることができる薬剤蒸散装置及び方法を提供する。【解決手段】 蒸散装置1は、容器10と、容器内に配置される、水と反応して発熱する発熱体20と、蒸散される成分を含む、水中に入れられる蒸散剤30と、を有する。発熱体20は、内袋24に封入された、アルミニウム粉末及び生石灰粉末を含む発熱剤23であり、容器10に所定量の水を加え、その水中に直接蒸散剤30を投入する。発熱体20の発熱剤23は水との間で反応し、この反応及び発熱により生じる水蒸気及び水素ガスとともに蒸散剤30及び/又はその蒸気を拡散させる。【選択図】 図1

Description

本発明は、水との反応による発熱反応で発生する蒸気やガスを利用して、芳香成分や殺菌・抗菌・殺虫成分を含む薬剤を蒸散させる蒸散装置及び蒸散方法に関する。
従来より、芳香剤や殺虫剤を蒸散して、部屋を芳香で満たしたり害虫を駆除する装置として、水と反応して発熱する発熱剤を用いる装置が用いられている(例えば、特許文献1参照)。この装置は、容器内に、固体状の被加熱物質(蒸散剤)と、水との反応で発熱する発熱物質と、その発熱物質と反応させる水を、隣接した別々の区画に分けた状態で内蔵している。この装置を使用する際には、水が収容された区画の壁を破断手段(ピン)で破断して発熱物質が収容された区画と連通させ、水を発熱物質と接触させて反応させる。そして、この反応で発生した蒸気やガスの拡散経路上に蒸散剤を配置し、蒸散剤を蒸散させている。
特開2001−294281
上記の蒸散装置は、容器内に蒸散剤や発熱物質、水などの消耗品が内蔵されており、使用後は容器ごと使い捨てされる。このため、ゴミの量が増えるとともに、価格も高くなる。また、水が収容された区画を内蔵しているため、容器が水密性や強度を持つよう工夫する必要がある。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであって、容器の再使用が可能であり、蒸散剤の成分を十分に蒸散させることができる薬剤蒸散装置及び方法を提供することを目的とする。
本発明の蒸散装置は、 容器と、 該容器内に配置される、水と反応して発熱する発熱体と、 蒸散される成分を含む、前記水中に入れられる蒸散剤と、を有する蒸散装置であって、 前記発熱体が、袋体に封入された、アルミニウム粉末及び生石灰粉末を含むものであり、 前記容器に所定量の水を加え、その水中に直接蒸散剤を投入した後、前記発熱体の粉末と水との間に以下の反応が生じ、
CaO+HO→Ca(OH)+15.2KCal、
2Al+3Ca(OH)→3CaO・Al+3H+47KCal、
この反応及び発熱により生じる水蒸気及び水素ガスとともに前記蒸散剤及び/又はその蒸気を拡散させることを特徴とする。
本発明によれば、蒸散剤を反応水中に直接投入するため、蒸散成分と混合した水が沸騰し、その熱で蒸散剤も気化して水蒸気とともに拡散していく。このため、蒸散剤の相当成分を消費することができる。また、容器に、蒸散剤や発熱体などの消耗品が一体化されていないため、容器を再使用できる。
本発明においては、 前記容器内において、前記発熱体で前記蒸散剤を囲むように両者を配置することとすれば、高温になった水が十分に供給されると思われる部分に蒸散剤が配置されているため、蒸散剤の蒸散を活発に行うことができる。
本発明においては、 前記容器に取っ手が設けられていることとすれば、持ち運びやすくなる。
本発明においては、 前記発熱体の水中での浮き上がりを防止する手段を有することとすれば、発熱体の発熱反応を安定化できる。
本発明においては、 前記発熱体が、 袋体と、 該袋体に封入された、アルミニウム粉末及び生石灰粉末を含む発熱剤と、を備え、 前記袋体が、不織布に防水層を付けたベース布に多数の針穴を開けた包材からなり、 該包材の透水速度が、水頭27cmの場合に1cm当り45〜400ミリリットル/分であることが好ましい。
本発明によれば、袋体の透水速度によって発熱剤の前記発熱反応をコントロールすることができる。そして、透水速度を、水頭27cmの場合に1cm当り45〜400ミリリットル/分とすることにより、発熱体の発熱反応の立ち上がりを早くすることができ、蒸散開始を早めることができる。
本発明の蒸散方法は、 容器内に、アルミニウム粉末及び生石灰粉末を含み水と反応して発熱する発熱体を配置するとともに、蒸散される成分を含む蒸散剤を投入し、 該容器に所定量の水を加えて、前記発熱体の粉末との間に以下の反応を生じさせ、
CaO+HO→Ca(OH)+15.2KCal、
2Al+3Ca(OH)→3CaO・Al+3H+47KCal、
前記反応及び発熱により生じる水蒸気及び水素ガスとともに前記蒸散剤及び/又はその蒸気を拡散させることを特徴とする。
本発明の発熱体に用いる発熱剤及び不織布、蒸散剤の材質や物性としては、以下のようなものを挙げることができる。
本発明の不織布の材質は、コットンやパルプ羊毛などの天然繊維、ビスコース(レーヨン)やキュプラなどの再生繊維、または、6−ナイロン、6,6−ナイロンなどのポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ乳酸、ポリグリコール酸をはじめとする直鎖又は分岐の炭素数20までのポリエステル類、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン類、アクリルなどの合成繊維などを用いることができる。これらは2種類以上の素材のものを複合して使用してもよい。また、不織布の製造方法は、スパンレース法、スパンボンド法などによることができる。
不織布の物性は、目付(秤量)(g/m);40〜70、厚さ(μm);170〜460、縦引張強度(N/5cm);25〜380、横引張強度(N/5cm);13〜165、縦引張伸度(%);80以下、横引張伸度(%);120以下のものなどを用いることができる。
また、防水層は、合成樹脂フィルムをラミネート加工することにより形成する。合成樹脂フィルムとしては、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、共重合ポリアミド系樹脂、共重合ポリエステル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル系樹脂、エストラマーなど、あるいは、それらの二種類以上の混合樹脂からなる単層フィルムや積層フィルムを用いることができる。合成樹脂フィルムの厚さは、0.01〜0.3mm、好ましくは、0.02〜0.1mmである。
また、発熱剤におけるアルミニウム粉末と生石灰粉末の重量比は、アルミニウム:生石灰=10:90〜60:40とすることができる。特に、温度の立ち上がりと温度の持続性の点で、アルミニウム:生石灰=35:65〜50:50が好ましい。さらに、アルミニウムの粒度分布は、例えば、〜45μm;35〜60%、45〜63μm;15〜30%、63〜75μm;5〜25%、+75μm;10〜28%であり、生石灰粉末の粒度分布は、〜75μm;10〜55%、75〜150μm;25〜55%、+150μm;0〜65%のものを使用できる。
また、蒸散剤としては、芳香剤として使用する場合、蒸散成分(香料)として、天然香料、単離香料、合成香料を用いることができる。その他含浸剤として、結晶セルロース、木粉、植物乾燥粉末、パルプ、再生セルロース、ファイバー等を使用できる。なお、含浸剤とは、液状の蒸散成分を含浸させ、取り扱いやすくするものである。液状香料と含浸剤との重量比は、例えば、6:10〜1:10とすることができる。
殺菌・抗菌・殺虫剤として使用する場合は、蒸散成分(殺菌・抗菌・殺虫成分)として、天然系抗菌剤、有機系抗菌剤、無機系抗菌剤、その他含浸剤として、結晶セルロース、木粉、植物乾燥粉末、パルプ、再生セルロース、ファイバー等を使用できる。液状の殺菌・抗菌・殺虫成分と含浸剤の重量比は、8:10等とすることができる。
さらに、これらの蒸散剤は、後述するようにカプセルに封入されているが、カプセルの材料としては、セルロースやゼラチンを使用できる。また、カプセル以外に、蒸散剤を粉末状や錠剤状に固形化してもよい。または、蒸散剤を液状のまま添加するようにしてもよい。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、蒸散剤を十分に蒸散させることのできる蒸散装置及び蒸散方法を提供できる。また、容器の再使用が可能な蒸散装置を提供できる。
発明を実施するための形態
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1(A)は、本発明の第1の実施の形態に係る蒸散装置の構成を説明する図であり、図1(B)は図1(A)の蒸散装置に含まれる発熱体の構造を示す図である。
蒸散装置1は、容器10と、容器内に配置される発熱体20と、蒸散成分を含む蒸散剤30と、から構成される。発熱体20と蒸散剤30は、各々袋体21と31に封入されている。さらに、発熱体を発熱させるための水を計量する計量カップ40を備えることもできる。
(1)容器
容器10は、この例では容積が300ミリリットル程度の本体11を有する。本体11は、耐熱温度が120℃程度のポリプロピレン製である。本体11には、L字型の取っ手18が設けられている。本体11の開口は、内蓋12と外蓋13で閉じられる。外蓋13は、本体11に開閉可能に取り付けられている。内蓋12は本体11から取り外し可能であり、蒸気が排出される拡散口14が形成されている。内蓋12と外蓋13は、耐熱温度が100℃以上のPP、ABS樹脂、AS樹脂、PE、PVCなどで作製される。
(2)発熱体
発熱体20は、アルミニウム粉末と生石灰粉末を4:6の重量比で混合した発熱剤23を、内袋24に封入したものである。発熱剤23として、例えば、アルミニウム粉末(VA−150 山石金属製)12gと、生石灰粉末(田源石灰製)18gを混合した混合粉末(全量30g)を使用する。
この場合の各粉末の粒度分布は以下である。アルミニウム粉末:〜45μm;43.52%、45〜63μm;19.85%、63〜75μm;18.90%、+75μm;17.73%、生石灰:〜75μm;11.69%、75〜150μm;29.27%、+150μm;59.04%。
生石灰の物性は、酸化カルシウム;93%以上(EDTA滴定法(NN指示薬)により測定)、二酸化炭素;2.0%以下(ストレライン法にて測定)、不純分;3.2%以下(過塩素酸法、EDTA滴定法、吸光光度法にて測定)である。なお、不純分とは、二酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化第二鉄、酸化マグネシウムの合計である。
この発熱体は、水と反応して以下の化学反応を起こす。
CaO+HO→Ca(OH)+15.2KCal、
2Al+3Ca(OH)→3CaO・Al+3H+47KCal。
この化学反応により、水が熱せられ水蒸気とガスが発生する。
図1(B)に示すように、内袋24は横長の形状で、この例では、横175mm×縦35mmの寸法を有する。内袋24には、発熱剤23が封入される横長の2つのセル25が形成されている。各セル25の寸法は、この例では、横80mm×縦30mmである。各セル25に、発熱剤23が15gずつ封入されている。内袋24は、2つのセル25の間で、長さ方向に二つ折りすることができる。
袋体24の基材としては、非撥水性の不織布(100%コットン、CO40S/PP40、ユニチカ社製)を使用した。同不織布の物性は、目付(秤量)(g/m);40、厚さ(μm);330、縦引張強度(N/5cm);35、横引張強度(N/5cm);15、縦引張伸度(%);25、横引張伸度(%);75、である。今回使用した不織布はスパンレース法で作製されている。スパンレース法とは、高圧の水流を柱状に噴射して繊維を絡ませる製法で、柔軟でドレープ性に富み、羽毛立ちのない不織布を製造できる。この方法で製造された不織布は、主にオムツや医療資材、食品用や掃除用の生活資材に使用されている。不織布の一面には防水層(PP製)が押出しラミネート加工により設けられている。その他に、加熱貼りあわせなどによることもできる。防水層の厚さは40μmである。
次に、袋体の透水性と、透水性と発熱温度の関係について説明する。
<透水性>
袋体基材に種々の密度で針穴を開けたサンプルを用意し、各サンプルの透水性(透水速度)を計測した。
(1)袋体基材
袋体の基材としては、非撥水性の不織布(100%コットン、CO40s/PP40、ユニチカ社製)を使用した。同不織布の物性は、目付(秤量)(g/m);40、厚さ(μm);330、縦引張強度(N/5cm);35、横引張強度(N/5cm);15、縦引張伸度(%);25、横引張伸度(%);75、である。今回使用した不織布はスパンレース法で作製されている。不織布の一面には防水層(PP製)が押出しラミネート加工により設けられている。防水層の厚さは40μmである。
(2)針穴
上記基材に、針穴装置を使用して、種々の密度で針穴を開けた。今回使用した針穴装置は、表面に、針が横方向に3.3mm間隔、縦方向に3mm間隔で立設されたローラと、このローラに対向する基材支持ローラを有する。なお、針を加熱して針に触れたラミネートフィルムの部分を溶融して穴を開ける方式のものもある。上述の基材支持ローラに基材を固定し、両ローラを反対方向に回転させて、基材の全面に、径が0.1〜0.4mmの針穴を、ほぼ一様な密度で形成した。そして、ローラの列の数を変えたものを用いるか、ローラを基材が通過する回数を変えることによって、針穴の密度を変えた基材を10個準備した。針穴の密度は、800〜8000個/100cmである。なお、針穴の径が大きくなると、粒径の小さい発熱剤粒子が袋体から外に漏れやすくなり、好ましくない状況が起こる場合もあり得る。このため、針穴の密度は、好ましくは、2000〜8000個/100cm、さらに好ましくは、3800〜7100個/100cmである。
この基材を50mm×50mmの寸法に裁断したものをサンプルとした。
(3)透水性
一般的に、布等の透水性を示す標準となる公的な規格は存在しない。そこで、有孔フィルムの透水速度を測定する方法を基にして、以下に説明する透水速度計測方法により各サンプルの透水性を測定した。
図4は、今回使用した透水速度測定方法を説明する図である。
まず、ステンレス製の測定用タンク51(内寸335×535×178mm)を用意し、同タンクに23±3℃のイオン交換水を満たす。タンク51の側面下方にはイオン交換水が流入する流入管53が設けられており、同管の上方には流出管55が設けられている。各管はコック54、56で開閉可能である。イオン交換水は、流入管53からタンク51に入れられて、流出管55から排出される。
タンク51の底面には、下方に延びる流出管57(径;19.05mm)が設けられている。流出管57はコック58で開閉可能である。流出管57の出口に、サンプルSを、防水加工面を上側にして輪ゴム59で仮止めし、シーリングテープで完全に出口を覆うように巻き付けた後、不透水性のPP粘着テープで周囲を固定する。流出管57の出口と流出管55と間の高さ(水頭)Hは、270±9.5mmである。そして、この出口の下方に採取容器61を設置する。採取容器61は重量はかり(図示されず)(GF−3000、A&D社製)上に載置されている。
両コック54、56を開いてタンク51をオーバーフロー状態に維持し、流出管57のコック58を開いて採取容器61で採取された水の量(ミリリットル)を計測する。この際、単位時間あたりの透水量の安定した後(10秒間に連続して計測された透水量のバラツキが少なくとも3回以上5%内となった後)、1分間以上測定し、任意の1分間に計測された量を透水量(ミリリットル)とする。そして、1分間のサンプル1cm当りの透水量を透水速度(ミリリットル/min/cm)に換算する。イオン交換水の比重は1.000(g/cm)とした。
この測定時のイオン交換水の流量は約1000ミリリットル/minであった。なお、流量を変化させても、計測される透水量はほとんど変化しなかった。
次に、計測された透水度と、公知の通気度との関連を調べた。というのは、透水度の試験は手間がかかるので、もし通気度との相関があれば、通気度の試験で代用することができるからである。
通気度は、ガーレ式デンソメータ(RANGE;300ml、TIMER;s、t<1、測定部直径;30mm、株式会社東洋精機製作所製、JIS P8117準拠)を使用して計測した。測定された値(sec/300ml)を、通気速度(ミリリットル/min/cm)に換算した。
上記の方法で作製した、異なる針穴密度の10個のサンプルについて、上記の方法で透水度を計測し、ガーレ式デンソメータを使用して通気度を計測した。
表1は、通気度と透水度の測定値及び同測定値から換算した通気速度と透水速度を示す。
Figure 2007023755
図5は、透水速度と通気速度の関係を表すグラフである。縦軸は、本例で計測した透水度から換算した透水速度を示し、横軸は、ガーレ式デンソメータで計測した通気度から換算した通気速度を示す。
グラフに示すように、両速度が低い場合(通気速度400ml/min/cm以下)は値がばらついているが、速度が高くなると一次関数で近似される。したがって、透水速度と通気速度は相関があるといえる。このグラフより、本例の袋体材料においては、透水速度:通気速度≒1:13の関係が得られた。
透水速度の測定は上述のように手間がかかるため、サンプルの透水速度を容易に推定できる通気速度に置き換えて以降の実験を進める。なお、透水速度は、通気速度/13で求めることとする。
<袋体の透水性と発熱温度との関係>
上記の袋体を使用して発熱体を作製し、この発熱体の発熱温度と袋体の通気性の関係について調べた。
(1)使用した発熱剤
発熱剤は、上述の生石灰粉末(田源石灰製)30gと、アルミニウム粉末(VA−150 山石金属製)20gの混合粉末を使用した。
(2)袋体サンプル
袋体のサンプルとしては、透水性を計測したサンプルと同じ不織布を使用して、針穴装置のローラをサンプルが通過する回数を変えて、以下の通気速度のサンプルを作製した。
サンプル1;170〜250(ミリリットル/min/cm)、
サンプル2;250〜400(同上)、
サンプル3;400〜600(同上)、
サンプル4;600〜1300(同上)、
サンプル5;1300〜2000(同上)、
サンプル6;2000〜3600(同上)、
サンプル7;3600〜4000(同上)、
サンプル8;4000〜5000(同上)。
これらのサンプルで袋体(発熱体収容部;90mm×155mm)を作製し、発熱剤を封入した。
(3)発熱温度計測方法
図6は、温度計測方法を説明する図である。
排気口72を有する加熱袋71に、発熱体Hと水W130gを入れた。この例では、開口部が密閉可能に開閉される加熱袋71に、径が5mmの排気口72を2個設けた。温度が20℃に保たれた恒温室内において、加熱袋71を、断熱材81上に設置したステンレス容器83内に保持し、発熱開始から20分間、加熱袋71内の雰囲気温度(蒸気温度)T1、温水温度T2、環境温度T3を計測装置Dで計測した。
図7は、各サンプルの温水温度と測定時間の関係を示すグラフである。
図8は、各サンプルの雰囲気温度と測定時間の関係を示すグラフである。
各図において、横軸は測定時間(分)を示し、縦軸は温水温度T2(図6)又は雰囲気温度T1(図7)を示す。
温水温度T2については、図7に示すように、通気速度の遅いサンプル1は、反応開始直後温度は急上昇するものの、すぐに低下し始め、20分後には40℃程度に低下する。通気速度の遅いサンプル2も、温度は50℃程度にまでしか上昇しない。一方、中程度の通気速度のサンプル3、4及び5では、反応開始直後に温度が上昇し、5分後には70℃以上に達し、同温度が20分後まで維持される。さらに通気速度の速いサンプル6、7及び8では、反応開始後に温度が90℃以上に上昇し、5分後から10分間は90℃を維持し、20分後も80℃以上を維持する。
蒸気温度(雰囲気温度)T1については、図8に示すように、通気速度の遅いサンプル1、2、3及び4では、50℃以上には上昇しない。しかし、通気速度の速いサンプル5、6、7及び8では、反応開始2分後には温度が70℃以上に急上昇し、約10分間70℃以上を維持する。
そこで、図8を基に、どの程度の通気速度であれば蒸散装置としての機能を果たせるかを検討した。この蒸散装置においては、上記の発熱反応が素早く開始されることが要求されるので、図8のグラフから、通気速度1300〜5000ミリリットル/min/cm(ガーレ式デンソメータ計測値2.0から0.5)の範囲の通気速度を採用し、通気速度と発熱反応との関係を調べた。
通気速度1300、1700、2500、5000ミリリットル/min/cm(ガーレ式デンソメータ計測値2.0、1.5、1.0、0.5)の袋体サンプル1〜4を作製し、一定量の発熱剤を封入し、発熱剤の2.5倍の重量の水を加えて反応させた。そして、上述の蒸散装置として以下の条件を満足するかどうかについて検討した。
ア)30秒以内に蒸気が発生すること、
イ)蒸気の噴出が7分以上継続すること、
ウ)蒸気発生後4分間は噴出の勢いが良いこと。
表2は、各サンプルの温度条件を判定した表である。
Figure 2007023755
この結果から、以下のことが分かる。
蒸散装置に適する袋体の通気速度は1300〜5000ミリリットル/min/cm
(透水速度は約45〜400ミリリットル/min/cm)である。
以上の結果に基づいて、本例における袋体24は、多数の針穴が開けられて、1cm当り45〜400ミリリットル/分(水頭27cmの場合)の透水速度を有する。
(3)蒸散剤
蒸散剤30は、この例では、蒸散成分(香料)を収容したカプセルを使用できる。香料は、例えばグレープフルーツ香料(GRAPE FRUIT 25577、小林香料株式会社製)0.35mlと結晶セルロース(PH−101、旭化成株式会社製)0.25gを混合したものである。カプセルは、セルロース製である。
次に、蒸散方法について説明する。
図2は、本発明の実施の形態に係る蒸散方法を説明する図であり、図2(A)は容器に発熱体と蒸散剤をセットした状態を示す平面図であり、図2(B)は蒸散剤が蒸散している状態を模式的に示す図である。
まず、発熱体20を袋体21から取り出し、容器10の本体11内に配置する。このとき、図2(A)に示すように、発熱体20を上から見てV字型に二つ折りにして、セル25が本体11の内壁に対向して立つように配置する。そして、蒸散剤30を袋体31から取り出し、V字型に折った発熱体20の、2つのセル25の間に置く。その後、付属の計量カップ40(又は別途用意した計量カップなど)で80ミリリットルの水を計量し、容器10に入れ、すぐに内蓋12を閉める。上蓋13は開けたままにしておく(図2(B)参照)。
すると、発熱体20の発熱剤23と水Wが反応し、上記の反応式で発熱反応を起こす。この発熱反応により水Wが加熱され、蒸散剤30のカプセルが破れて、カプセル中の香料が水に混合し始める。さらに発熱反応が進むと、香料が混合した水Wが沸騰するとともに水素が発生し、蒸気やガスが内蓋12の拡散口14から拡散される。
このように、香料が混合した水の蒸発によって香料が直接拡散される。そして、水はほぼ完全に蒸発するので、香料の相当の部分を蒸散させることができる。また、発熱体20の内袋24は、上記のような通水性を有するため、水と発熱剤23との反応の立ち上がりが速く、発生した熱の拡散も早くなる。つまり、発熱反応を短時間で起こすことができるため、蒸散開始までの時間を短縮できる。
さらに、蒸散操作が終了した後、発熱体20等を捨てれば容器10を再使用することができる。このため、蒸散剤30と発熱体20とを個別に販売するようにしておけば、同じ容器10を繰り返して使用することができる。また、芳香剤に使用する際には、蒸散剤の種類を複数種揃えておけば、様々な香りを選択することができる。
図3は、本発明の第2の実施の形態に係る蒸散装置を説明する図である。
この例の蒸散装置は、図1の蒸散装置とほぼ同様の構成を有するが、容器の形状が以下の点で異なる。
この例の容器10´は、内蓋がなく、上蓋13´に蒸気の拡散口14´が設けられている。また、上蓋13´と本体11´が固定される留め具15を備える。さらに、本体11´の底面に、縁17が設けられている。このような縁17を設けることにより、発熱反応により本体11´内で発生した反応熱が、容器10´が置かれている床面などに伝わることを防いでいる。
さらに、本体11´内面の、発熱体20とほぼ同じ高さの位置に、内方向に突出する突起19が形成されている。この突起19は、発熱体20が水中で浮き上がらないように押え、発熱反応を安定化させる。
なお、蒸散剤や発熱体、水の量は、蒸散させる部屋の大きさ等に合わせて変更することができる。
本発明においては、発熱体が、生石灰粉末の代わりに消石灰粉末を含んだもの、あるいは、生石灰粉末と消石灰粉末の両方を含んだものでも良い。各成分の重量比は、アルミニウム:消石灰:生石灰=30〜60:1〜50:0〜69とすることができる。さらに、好ましくは、アルミニウム:消石灰:生石灰=40〜60:10〜40:10〜40、さらに好ましくは、アルミニウム:消石灰:生石灰=40〜50:15〜40:20〜40である。
図1(A)は、本発明の第1の実施の形態に係る蒸散装置の構成を説明する図であり、図1(B)は図1(A)の蒸散装置に含まれる発熱体の構造を示す図である。 本発明の実施の形態に係る蒸散方法を説明する図であり、図2(A)は容器に発熱体と蒸散剤をセットした状態を示す平面図であり、図2(B)は蒸散剤が蒸散している状態を模式的に示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る蒸散装置を説明する図である。 今回使用した透水速度測定方法を説明する図である。 透水速度と通気速度の関係を表すグラフである。 温度計測方法を説明する図である。 各サンプルの温水温度と測定時間の関係を示すグラフである。 各サンプルの雰囲気温度と測定時間の関係を示すグラフである。
符号の説明
1 蒸散装置 10 容器
11 本体 12 内蓋
13 外蓋 14 拡散口
15 留め具 17 縁
18 取っ手 19 突起
20 発熱体 21 外袋
23 発熱剤 24 内袋
25 セル 30 蒸散剤
31 外袋 40 計量カップ

Claims (8)

  1. 容器と、
    該容器内に配置される、水と反応して発熱する発熱体と、
    蒸散される成分を含む、前記水中に入れられる蒸散剤と、を有する蒸散装置であって、
    前記発熱体が、袋体に封入された、アルミニウム粉末及び生石灰粉末を含むものであり、
    前記容器に所定量の水を加え、その水中に直接蒸散剤を投入した後、前記発熱体の粉末と水との間に以下の反応が生じ、
    CaO+HO→Ca(OH)+15.2KCal、
    2Al+3Ca(OH)→3CaO・Al+3H+47KCal、
    この反応及び発熱により生じる水蒸気及び水素ガスとともに前記蒸散剤及び/又はその蒸気を拡散させることを特徴とする蒸散装置。
  2. 前記容器内において、前記発熱体で前記蒸散剤を囲むように両者を配置することを特徴とする請求項1記載の蒸散装置。
  3. 前記発熱体の水中での浮き上がりを防止する手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の蒸散装置。
  4. 前記容器に取っ手が設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の蒸散装置。
  5. 前記発熱体が、
    袋体と、
    該袋体に封入された、アルミニウム粉末及び生石灰粉末を含む発熱剤と、
    を備え、
    前記袋体が、不織布に防水層を付けたベース布に多数の針穴を開けた包材からなり、
    該包材の透水速度が、水頭27cmの場合に1cm当り45〜400ミリリットル/分であることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載の蒸散装置。
  6. 容器内に、アルミニウム粉末及び生石灰粉末を含み水と反応して発熱する発熱体を配置するとともに、蒸散される成分を含む蒸散剤を投入し
    該容器に所定量の水を加えて、前記発熱体の粉末との間に以下の反応を生じさせ、
    CaO+HO→Ca(OH)+15.2KCal、
    2Al+3Ca(OH)→3CaO・Al+3H+47KCal、
    前記反応及び発熱により生じる水蒸気及び水素ガスとともに前記蒸散剤及び/又はその蒸気を拡散させることを特徴とする蒸散方法。
  7. 容器と、
    該容器内に配置される、水と反応して発熱する発熱体と、
    蒸散される成分を含む、前記水中に入れられる蒸散剤と、を有する蒸散装置であって、
    前記発熱体が、袋体に封入された、アルミニウム粉末及び消石灰粉末を含むものであり、
    前記容器に所定量の水を加え、その水中に直接蒸散剤を投入した後、前記発熱体の粉末と水との間に以下の反応が生じ、
    2Al+3Ca(OH)→3CaO・Al+3H+47KCal、
    この反応及び発熱により生じる水蒸気及び水素ガスとともに前記蒸散剤及び/又はその蒸気を拡散させることを特徴とする蒸散装置。
  8. 容器内に、アルミニウム粉末及び消石灰粉末を含み水と反応して発熱する発熱体を配置するとともに、蒸散される成分を含む蒸散剤を投入し
    該容器に所定量の水を加えて、前記発熱体の粉末との間に以下の反応を生じさせ、
    2Al+3Ca(OH)→3CaO・Al+3H+47KCal、
    前記反応及び発熱により生じる水蒸気及び水素ガスとともに前記蒸散剤及び/又はその蒸気を拡散させることを特徴とする蒸散方法。
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