JPWO2007010589A1 - エレベータ装置 - Google Patents

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Abstract

エレベータ装置においては、駆動装置は、駆動シーブの回転軸が鉛直となるように昇降路内の上部に配置されている。かごの上部には、第1及び第2のかご吊り部が互いに間隔をおいて設けられている。第1のかご吊り部には、第1の主ロープの第1のかご端部が接続される。第2のかご吊り部には、第2の主ロープの第2のかご端部が接続される。また、第1及び第2のかご吊り部は、垂直投影面内でかごの重心から等距離の位置に配置されている。

Description

この発明は、昇降路内の上部に駆動装置が配置されているエレベータ装置に関するものである。
従来のエレベータ装置では、かごの両側の下部に第1及び第2のロープ接続部が設けられている。かごを昇降させる駆動装置は、昇降路内の上部に配置されている。駆動装置の駆動シーブに巻き掛けられた主ロープ群は、第1のロープ接続部に接続された第1の主ロープと、第2のロープ接続部に接続された第2のロープとを含んでいる(例えば、特許文献1参照)。
WO03/074409
上記のような従来のエレベータ装置では、第1及び第2のロープ接続部がかごの側面の下部に設けられているので、狭い昇降路内で主ロープの交換作業等を行うためのスペースを確保するのが難しかった。また、第1及び第2のロープ接続部がかごの下枠に設けられるため、かご枠には圧縮荷重が作用し、かご枠の下枠と縦枠との間に斜め部材等の補強材が必要になる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、主ロープの交換作業のためのスペースを容易に確保することができるとともに、かご枠の構造を簡素化することができるエレベータ装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータ装置は、駆動シーブを有し、駆動シーブの回転軸が鉛直となるように昇降路内の上部に配置されている駆動装置、互いに間隔をおいて配置された第1及び第2のかご吊り部を有し、駆動装置の駆動力により昇降されるかご、釣合おもり吊り部を有し、駆動装置の駆動力により昇降される釣合おもり、第1のかご吊り部に接続された第1のかご端部と、釣合おもり吊り部に接続された第1の釣合おもり端部とを有し、駆動シーブに巻き掛けられている第1の主ロープ、及び第2のかご吊り部に接続された第2のかご端部と、釣合おもり吊り部に接続された第2の釣合おもり端部とを有し、駆動シーブに巻き掛けられている第2の主ロープを備え、第1及び第2のかご吊り部は、かごの上部に設けられており、かつ垂直投影面内でかごの重心から等距離の位置に配置されている。
また、この発明によるエレベータ装置は、駆動シーブを有し、駆動シーブの回転軸が鉛直となるように昇降路内の上部に配置されている駆動装置、互いに間隔をおいて配置された複数のかご吊り部を有し、駆動装置の駆動力により昇降されるかご、釣合おもり吊り部を有し、駆動装置の駆動力により昇降される釣合おもり、及びかご吊り部に接続されたかご端部と、釣合おもり吊り部に接続された釣合おもり端部とをそれぞれ有し、駆動シーブに巻き掛けられている複数本の主ロープを備え、かご吊り部は、かごの上部に設けられており、かつ垂直投影面内でかごの重心から等距離の位置に配置されている。
さらに、この発明によるエレベータ装置は、駆動シーブを有し、駆動シーブの回転軸が鉛直となるように昇降路内の上部に配置されている駆動装置、互いに間隔をおいて配置された第1及び第2のかご吊り部を有し、駆動装置の駆動力により昇降されるかご、釣合おもり吊り部を有し、駆動装置の駆動力により昇降される釣合おもり、第1のかご吊り部に接続された第1のかご端部と、釣合おもり吊り部に接続された第1の釣合おもり端部とを有し、駆動シーブに巻き掛けられている第1の主ロープ、第2のかご吊り部に接続された第2のかご端部と、釣合おもり吊り部に接続された第2の釣合おもり端部とを有し、駆動シーブに巻き掛けられている第2の主ロープ、及び昇降路内に設置され、かごの昇降を案内する第1及び第2のかごガイドレールを備え、第1及び第2のかご吊り部は、かごの上部に設けられており、かつ垂直投影面内で、第1及び第2のかごガイドレールを結ぶ直線に直交しかごの重心を通る直線の両側に分けて配置されている。
さらにまた、この発明によるエレベータ装置は、駆動シーブを有し、駆動シーブの回転軸が鉛直となるように昇降路内の上部に配置されている駆動装置、互いに間隔をおいて配置された複数のかご吊り部を有し、駆動装置の駆動力により昇降されるかご、釣合おもり吊り部を有し、駆動装置の駆動力により昇降される釣合おもり、及びかご吊り部に接続されたかご端部と、釣合おもり吊り部に接続された釣合おもり端部とをそれぞれ有し、駆動シーブに巻き掛けられている複数本の主ロープを備え、かごの上部には、かご上における作業領域を囲む手摺が設けられており、かご吊り部は、かごの上部の手摺の外側に配置されている。
また、この発明によるエレベータ装置は、駆動シーブを有し、駆動シーブの回転軸が鉛直となるように昇降路内の上部に配置されている駆動装置、互いに間隔をおいて配置された第1及び第2のかご吊り部と、互いに対向する第1及び第2の側面とを有し、駆動装置の駆動力により昇降されるかご、釣合おもり吊り部を有し、駆動装置の駆動力により昇降される釣合おもり、第1のかご吊り部に接続された第1のかご端部と、釣合おもり吊り部に接続された第1の釣合おもり端部とを有し、駆動シーブに巻き掛けられている第1の主ロープ、及び第2のかご吊り部に接続された第2のかご端部と、釣合おもり吊り部に接続された第2の釣合おもり端部とを有し、駆動シーブに巻き掛けられている第2の主ロープを備え、垂直投影面内で、第1のかご吊り部は、第1の側面からかごの幅方向内側へ300mm以内の領域に配置され、第2のかご吊り部は、第2の側面からかごの幅方向内側へ300mm以内の領域に配置されている。
この発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す平面図である。 図1のエレベータ装置の要部を示す平面図である。 図1のエレベータ装置の要部を示す平面図である。 図1のエレベータ装置の荷重分担を示す説明図である。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置(機械室レスエレベータ)を示す平面図である。図において、昇降路1内には、第1及び第2のかごガイドレール2,3と、第1及び第2の釣合おもりガイドレール4,5とが設置されている。かご6は、かごガイドレール2,3に案内されて昇降路1内を昇降される。釣合おもり7は、釣合おもりガイドレール4,5に案内されて昇降路1内を昇降される。
かご6は、かご出入口が設けられた前面6a、前面6aに対向する後面6b、及び互いに対向する第1及び第2の側面6c,6dを有している。釣合おもり7は、かご6と同じ高さに位置するときに第2の側面6dに対向するように、かご6の側方に配置されている。
第1のかごガイドレール2は、第1の側面6cに対向している。第2のかごガイドレール3は、第2の側面6dに対向している。また、第1及び第2のかごガイドレール2,3は、かご6の奥行き方向について互いにオフセットされている。即ち、第1のかごガイドレール2は、かご6の奥行き方向の中心よりも後ろ側に配置され、第2のかごガイドレール3は、かご6の奥行き方向の中心よりも前側に配置されている。また、第1及び第2のかごガイドレール2,3は、垂直投影面内でかご6の重心Cを中心として対称に配置されている。
さらに、第1及び第2のかごガイドレール2,3は、それらの水平断面の中心線がかご6の幅方向と平行になるように配置されている。釣合おもり7は、第2のかごガイドレール3よりもかご6の奥行き方向の後ろ側のスペースに配置されている。第1及び第2の釣合おもりガイドレール4,5は、それらの水平面の中心線がかご6の奥行き方向と平行になるように配置されている。
かごガイドレール2,3及び釣合おもりガイドレール4,5の上部には、支持枠8が支持されている。支持枠8は、V字形のかご返し車梁9、直線状の一対の駆動装置支持梁10a,10b、直線状の釣合おもり返し車梁11、及び釣合おもり返し車支持部12を有している。
かご返し車梁9は、第1及び第2のかごガイドレール2,3及び第2の釣合おもりガイドレール5の上部に固定されている。かご返し車梁9は、第2のかごガイドレール3上に固定された第1の端部9a、第2の釣合おもりガイドレール5上に固定された第2の端部9b、及び第1のかごガイドレール2上に固定された折り返し部9cとを有している。
駆動装置支持梁10a,10bは、かご6の奥行き方向に平行となるようにかご返し車梁9に固定されている。釣合おもり返し車梁11は、かご6の奥行き方向と平行になるように釣合おもりガイドレール4,5に固定されている。釣合おもり返し車支持部12は、駆動装置支持梁10bと釣合おもり返し車梁11との間に架設されている。
駆動装置支持梁10a,10bには、かご6及び釣合おもり7を昇降させる駆動装置13が支持されている。駆動装置13は、モータ及びブレーキを含む駆動装置本体14と、駆動装置本体14により回転される駆動シーブ15とを有している。駆動装置13としては、軸方向寸法が軸方向に直角な方向の寸法よりも小さい薄型巻上機が用いられている。
また、駆動装置13は、駆動シーブ15の回転軸が鉛直(ほぼ鉛直も含む)となるように昇降路1内の上部に配置されている。さらに、駆動装置13は、駆動シーブ15が駆動装置本体14の上部に位置するように配置されている。
駆動シーブ15には、複数本の第1の主ロープ16と、複数本の第2の主ロープ17とが巻き掛けられている。かご6及び釣合おもり7は、第1及び第2の主ロープ16,17により、1:1ローピング方式で昇降路1内に吊り下げられている。
かご6の上部には、第1の主ロープ16が接続される第1のかご吊り部6eと、第2の主ロープ17が接続される第2のかご吊り部6fとが設けられている。第1及び第2のかご吊り部6e,6fは、かご6の幅方向及び奥行き方向に互いに間隔をおいて配置されている。
また、第1及び第2のかご吊り部6e,6fは、垂直投影面内で、第1及び第2のかごガイドレール2,3を結ぶ直線に直交しかご6の重心を通る直線の両側に分けて配置されている。さらに、かご6の上部には、かご6上における作業領域を囲む手摺22が設けられており、第1及び第2のかご吊り部6e,6fは、かご6の上部の手摺22の外側に配置されている。さらにまた、垂直投影面内で、第1のかご吊り部6eは、第1の側面6cからかご6の幅方向内側へ300mm以内の領域に配置され、第2のかご吊り部6fは、第2の側面6dからかご6の幅方向内側へ300mm以内の領域に配置されている。
釣合おもり7の上部には、第1及び第2の主ロープ16,17が接続される釣合おもり吊り部7aが設けられている。釣合おもり吊り部7aは、釣合おもり7の幅方向の中心部に配置されている。
第1の主ロープ16は、第1のかご吊り部6eに接続された第1のかご端部16aと、釣合おもり吊り部7aに接続された第1の釣合おもり端部16bとを有している。第2の主ロープ17は、第2のかご吊り部6fに接続された第2のかご端部17aと、釣合おもり吊り部7aに接続された第2の釣合おもり端部17bとを有している。
昇降路1内の上部には、第1の主ロープ16を第1のかご吊り部6eへ導く第1のかご返し車18、第2の主ロープ17を第2のかご吊り部6fへ導く第2のかご返し車19、第1及び第2の主ロープ16,17を釣合おもり吊り部7aへ導く釣合おもり返し車20、及び駆動シーブ15からの第1の主ロープ16を第1のかご返し車18へ導く反転車21が配置されている。
第1及び第2のかご返し車18,19は、それらの回転軸が水平になるようにかご返し車梁9上に支持されている。釣合おもり返し車20は、その回転軸が水平になるように釣合おもり返し車支持部11に支持されている。反転車21は、その回転軸が鉛直又はほぼ鉛直となるようにかご返し車梁9に支持されている。
第1及び第2のかご吊り部6e,6fは、垂直投影面内でかご6の重心から等距離(L1)の位置に配置されている。また、垂直投影面内で、第1及び第2のかご吊り部6e,6fとかご6の重心とは一直線上に配置されている。即ち、垂直投影面内で、第1及び第2のかご吊り部6e,6fは、かご6の重心を中心として対称に配置されている。
さらに、図2にも示すように、垂直投影面内で、第1のかごガイドレール2の中心と第1のかご返し車18の中心との間の距離(L2)と、第2のかごガイドレール3の中心と第2のかご返し車19の中心との間の距離(L2)とは、等しくなっている。
釣合おもり吊り部7aと第1の釣合おもりガイドレール4との間の距離(L3)と、釣合おもり吊り部7aと第2の釣合おもりガイドレール5との間の距離(L3)とは、等しくなっている。
また、図3にも示すように、垂直投影面内で、釣合おもり返し車20の中心から釣合おもり吊り部7aまでの距離(L4)は、釣合おもり返し車20の中心から第1のかごガイドレール2の中心までの距離(L5)よりも十分に小さい(L4<L5)。
図4は図1のエレベータ装置の荷重分担を示す説明図である。第1及び第2のかご吊り部6e,6fは、垂直投影面内でかご6の重心から等距離(L1)の位置に配置されているので、かご6の重量Wcarにより第1及び第2の主ロープ16,17に加わる下向きの張力は、Wcar/2ずつであり、第1及び第2のかご返し車18,19に作用する軸荷重もWcar/2ずつである。即ち、第1及び第2のかご返し車18,19に作用するかご6の重量は互いに等しい。
また、垂直投影面内で、第1のかごガイドレール2の中心と第1のかご返し車18の中心との間の距離(L2)と、第2のかごガイドレール3の中心と第2のかご返し車19の中心との間の距離(L2)とが等しいので、第1及び第2のかごガイドレール2,3に作用するかご6の重量も互いに等しい。
さらに、釣合おもり返し車20に作用する軸荷重Fのうち、第1のかごガイドレール2にかかる荷重fは、f={L4/(L4+L5)}×Fである。しかし、L4はL5よりも非常に小さいため、fは十分に小さい。通常、かご6の幅方向寸法は1m以上であり、釣合おもり返し車20の径を0.2mとすると、fはFの10%程度となる。従って、釣合おもり返し車20に作用する軸荷重Fは、殆ど第1及び第2の釣合おもりガイドレール4,5により支持される。即ち、釣合おもり7の重量Wcwtにより釣合おもり返し車20に作用する軸荷重Fは、Wcwtとほぼ同じである。
また、釣合おもり吊り部7aと第1の釣合おもりガイドレール5との間の距離(L3)と、釣合おもり吊り部7aと第2の釣合おもりガイドレール6との間の距離(L3)とが等しいため、釣合おもりガイドレール4,5に作用する釣合おもり7の重量も互いに等しい。
上記のようなエレベータ装置では、第1及び第2のかご吊り部6e,6fがかご6の上部に設けられているため、主ロープ16,17の交換作業のためのスペースを容易に確保することができるとともに、かご枠の構造を簡素化することができる。
また、第1及び第2のかごガイドレール2,3に作用する荷重が等しいため、第1及び第2のかごガイドレール2,3の選定条件(強度・剛性等)を同様にすることができ、かごガイドレール2,3のサイズの最小化を図ることができる。これにより、かごガイドレール2,3の搬入作業及び据付作業を容易にし、工期の短縮を図ることができる。また、かごガイドレール2,3の設置スペースを縮小し、昇降路1の平面サイズも小さくすることができる。
さらに、第1及び第2のかご吊り部6e,6fがかご6の重心から等距離の位置に配置されているので、かご6の自重により重心周りに発生するモーメントを抑えることができ、かごガイドシュー(図示せず)がかごガイドレール2,3から受ける反力を抑えることができる。これにより、走行抵抗や振動を低減し、乗り心地を向上させることができる。
さらにまた、第1及び第2のかご吊り部6e,6fは、垂直投影面内で、第1及び第2のかごガイドレール2,3を結ぶ直線に直交しかご6の重心を通る直線の両側に分けて配置されているので、かご吊り部6e,6fを結ぶ直線がかご6の重心を通らない場合であっても、かご吊り部6e,6fは重心の両側に配置され、かご6の自重により重心周りに発生するモーメントを抑えることができる。
また、第1及び第2のかご吊り部6e,6fがかご6上の手摺22の外側に配置されているので、かご吊り部6e,6fがかご6上での作業の妨げとなることがなく、作業面積を広く確保することができる。
さらに、大人の肩幅は大凡600〜700mmであるので、かご吊り部6e,6fをかご6の上部の縁部から600/2mm以内に配置することにより、乗客がかご6内のどこにいても、乗客の自重はかご吊り部6e,6fよりもかご6の内側に作用することになり、乗客の位置による主ロープ16,17の張力差を低減することができる。これにより、主ロープ16,17の伸び量の差も低減され、かご6の傾きを小さくすることができる。
さらにまた、釣合おもり7による荷重はほぼ第1及び第2の釣合おもりガイドレール4,5により支持され、かつ第1及び第2の釣合おもりガイドレール4,5に作用する荷重が等しいため、第1及び第2の釣合おもりガイドレール4,5の選定条件を同様にすることができ、釣合おもりガイドレール4,5のサイズの最小化を図ることができる。
なお、第1及び第2のかご返し車18,19の第1及び第2のかごガイドレール2,3からの距離が異なる場合であっても、昇降路上部機器(駆動装置13、支持枠8及び反転車21等)の重量をかごガイドレール2,3により支持させ、かつ昇降路上部機器の位置を調整することにより、第1及び第2のかごガイドレール2,3に作用する荷重を均等にすることができる。
また、上記の例では、かご6の昇降領域の横に釣合おもり7の昇降領域を配置したが、かごの昇降領域の後ろに釣合おもりの昇降領域を配置してもよい。この場合、釣合おもりは、かごと同じ高さに位置するときにかごの後面に対向する。
さらに、かご吊り部は3箇所以上であってもよい。即ち、第3のかご吊り部や第4のかご吊り部を設けてもよい。

Claims (9)

  1. 駆動シーブを有し、上記駆動シーブの回転軸が鉛直となるように昇降路内の上部に配置されている駆動装置、
    互いに間隔をおいて配置された第1及び第2のかご吊り部を有し、上記駆動装置の駆動力により昇降されるかご、
    釣合おもり吊り部を有し、上記駆動装置の駆動力により昇降される釣合おもり、
    上記第1のかご吊り部に接続された第1のかご端部と、上記釣合おもり吊り部に接続された第1の釣合おもり端部とを有し、上記駆動シーブに巻き掛けられている第1の主ロープ、及び
    上記第2のかご吊り部に接続された第2のかご端部と、上記釣合おもり吊り部に接続された第2の釣合おもり端部とを有し、上記駆動シーブに巻き掛けられている第2の主ロープ
    を備え、
    上記第1及び第2のかご吊り部は、上記かごの上部に設けられており、かつ垂直投影面内で上記かごの重心から等距離の位置に配置されているエレベータ装置。
  2. 垂直投影面内で、上記第1及び第2のかご吊り部と上記かごの重心とは一直線上に配置されている請求項1記載のエレベータ装置。
  3. 上記昇降路内の上部に配置され、上記第1及び第2の主ロープを上記第1及び第2のかご吊り部へ導く第1及び第2のかご返し車をさらに備え、
    上記第1及び第2のかご返し車に作用する上記かごの重量が互いに等しい請求項1記載のエレベータ装置。
  4. 上記昇降路内に設置され、上記かごの昇降を案内する第1及び第2のかごガイドレールをさらに備え、
    上記第1のかご返し車の荷重は、上記第1のかごガイドレールにより支持され、
    上記第2のかご返し車の荷重は、上記第2のかごガイドレールにより支持され、
    垂直投影面内で、上記第1のかご返し車と上記第1のかごガイドレールとの間の距離と、上記第2のかご返し車と上記第2のかごガイドレールとの間の距離とが等しい請求項3記載のエレベータ装置。
  5. 上記昇降路内の上部に配置され、上記第1及び第2の主ロープを上記釣合おもり吊り部へ導く釣合おもり返し車、及び
    上記昇降路内に設置され、上記釣合おもりの昇降を案内する第1及び第2の釣合おもりガイドレール
    をさらに備え、
    上記釣合おもり吊り部と上記第1の釣合おもりガイドレールとの間の距離と、上記釣合おもり吊り部と上記第2の釣合おもりガイドレールとの間の距離とが等しく、
    上記釣合おもり返し車に作用する上記釣合おもりの重量は、上記第1及び第2の釣合おもりガイドレールにより支持される請求項1記載のエレベータ装置。
  6. 駆動シーブを有し、上記駆動シーブの回転軸が鉛直となるように昇降路内の上部に配置されている駆動装置、
    互いに間隔をおいて配置された複数のかご吊り部を有し、上記駆動装置の駆動力により昇降されるかご、
    釣合おもり吊り部を有し、上記駆動装置の駆動力により昇降される釣合おもり、及び
    上記かご吊り部に接続されたかご端部と、上記釣合おもり吊り部に接続された釣合おもり端部とをそれぞれ有し、上記駆動シーブに巻き掛けられている複数本の主ロープ
    を備え、
    上記かご吊り部は、上記かごの上部に設けられており、かつ垂直投影面内で上記かごの重心から等距離の位置に配置されているエレベータ装置。
  7. 駆動シーブを有し、上記駆動シーブの回転軸が鉛直となるように昇降路内の上部に配置されている駆動装置、
    互いに間隔をおいて配置された第1及び第2のかご吊り部を有し、上記駆動装置の駆動力により昇降されるかご、
    釣合おもり吊り部を有し、上記駆動装置の駆動力により昇降される釣合おもり、
    上記第1のかご吊り部に接続された第1のかご端部と、上記釣合おもり吊り部に接続された第1の釣合おもり端部とを有し、上記駆動シーブに巻き掛けられている第1の主ロープ、
    上記第2のかご吊り部に接続された第2のかご端部と、上記釣合おもり吊り部に接続された第2の釣合おもり端部とを有し、上記駆動シーブに巻き掛けられている第2の主ロープ、及び
    上記昇降路内に設置され、上記かごの昇降を案内する第1及び第2のかごガイドレール
    を備え、
    上記第1及び第2のかご吊り部は、上記かごの上部に設けられており、かつ垂直投影面内で、上記第1及び第2のかごガイドレールを結ぶ直線に直交し上記かごの重心を通る直線の両側に分けて配置されているエレベータ装置。
  8. 駆動シーブを有し、上記駆動シーブの回転軸が鉛直となるように昇降路内の上部に配置されている駆動装置、
    互いに間隔をおいて配置された複数のかご吊り部を有し、上記駆動装置の駆動力により昇降されるかご、
    釣合おもり吊り部を有し、上記駆動装置の駆動力により昇降される釣合おもり、及び
    上記かご吊り部に接続されたかご端部と、上記釣合おもり吊り部に接続された釣合おもり端部とをそれぞれ有し、上記駆動シーブに巻き掛けられている複数本の主ロープ
    を備え、
    上記かごの上部には、上記かご上における作業領域を囲む手摺が設けられており、
    上記かご吊り部は、上記かごの上部の上記手摺の外側に配置されているエレベータ装置。
  9. 駆動シーブを有し、上記駆動シーブの回転軸が鉛直となるように昇降路内の上部に配置されている駆動装置、
    互いに間隔をおいて配置された第1及び第2のかご吊り部と、互いに対向する第1及び第2の側面とを有し、上記駆動装置の駆動力により昇降されるかご、
    釣合おもり吊り部を有し、上記駆動装置の駆動力により昇降される釣合おもり、
    上記第1のかご吊り部に接続された第1のかご端部と、上記釣合おもり吊り部に接続された第1の釣合おもり端部とを有し、上記駆動シーブに巻き掛けられている第1の主ロープ、及び
    上記第2のかご吊り部に接続された第2のかご端部と、上記釣合おもり吊り部に接続された第2の釣合おもり端部とを有し、上記駆動シーブに巻き掛けられている第2の主ロープ
    を備え、
    垂直投影面内で、上記第1のかご吊り部は、上記第1の側面から上記かごの幅方向内側へ300mm以内の領域に配置され、上記第2のかご吊り部は、上記第2の側面から上記かごの幅方向内側へ300mm以内の領域に配置されているエレベータ装置。
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