JPWO2006129723A1 - 電動機及びステータの製造方法並びに電動機の製造方法 - Google Patents

電動機及びステータの製造方法並びに電動機の製造方法 Download PDF

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Abstract

電動機であるブラシレスモータ(1)は、ケース(2)に圧入嵌合させたステータユニット(3)を有している。ステータユニット(3)のコイル(17)をコーティングするコーティング材(21)は、ケース(2)の底部(2B)に形成された受け部(13)に一部が入り込んで、このコーティング材(21)によってケース(2)の底部(2B)とコイル(17)とが連結されている。コーティングを行う際には、ケース(2)にステータユニット(3)を挿入した状態で、ケース(2)の開口側からコーティング材(21)を滴下する。

Description

本発明は、電動機、電動機を構成するステータの製造方法、電動機の製造方法に関する。
本願は、2005年5月31日に日本に出願された特願2005−159351号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
電動機は、例えば、有底筒状のケース内にステータユニットを収容したステータと、ロータとを有している。ステータユニットは、磁性材料からなるステータコアを有し、ステータコアのティース部には巻線が巻き回されることでコイルが形成されている。ここで、ステータユニットは、ケースの円筒部分のみに接し、ロータはケースの底部に軸支されている(例えば、特許文献1参照)。さらに、この種の電動機では、ステータのコイルを保護したり、コイルの巻線のばらつきを防止したりするために、コイルを形成した後に、コーティング材を上方から滴下してコーティングしてあるものがある。このような電動機を組み立てる際には、ステータユニットのコイルにコーティング材を滴下し、コーティング材を硬化させた後に、ステータユニットをケースに圧入する。
特開平9−182403号公報
コイルの内部にコーティング材を十分に浸透させるためには、コーティング材を多めに滴下する必要がある。しかしながら、この際に発生するコーティング材の余剰分はコイルの下部に集まってしまう。そのため、コーティング材を硬化させると、コイルの下方に余分なコーティング材の塊が形成されるという問題があった。このような塊は、ステータユニットをケースに圧入する際には邪魔になるので切除しなければならず、工数増加の原因となっていた。また、自動化された製造ラインでは、余分なコーティング材からなる塊を切除する装置が必要になるので製造コストが増加する原因となっていた。さらに、切除したコーティング材は、再利用ができないので、廃棄処理しなければならないという問題があった。
この発明は、このような事情に鑑みてなされており、コイルのコーティングに伴う処理の煩雑さを解消することを主な目的とする。
上記の課題を解決する本発明に係る第一の発明は、ステータコアにコイルを巻装したステータユニットを円筒状の側部の一端をエンド部で閉塞したケースに収容したステータと、前記ケースに回転自在に支持されるロータとを有する電動機において、前記エンド部は、前記コイルを覆うコーティング材の余剰分を受け入れる受け部を有することを特徴とする。
この電動機では、コーティング材でコイルを覆ったときに発生するコーティング材の余剰分をケースの受け部に収容する。その結果、コーティング材の余剰分は除去されることなく、ケース内に残る。
本発明に係る第二の発明は、上記第一の発明に係る電動機において、前記受け部内の前記コーティング材を介して前記コイルが前記エンド部に固定されていることを特徴とする。
この電動機では、受け部に収容されたコーティング材の余剰分がステータユニットとケースのエンド部とを連結させる。その結果、エンド部の耐振性が向上する。
本発明に係る第三の発明は、ステータコアにコイルを巻装したステータユニットを円筒状の側部の一端をエンド部で閉塞したケースに収容したステータと、前記ケースに回転自在に支持されるロータとを有する電動機の前記ステータを製造する方法であって、前記ケースに前記ステータユニットを収容した後に、前記コイルを覆うコーティング材を供給し、前記コーティング材の余剰分を前記ケースの前記エンド部に設けた受け部に溜めた後に、前記コーティング材を硬化させることを特徴とする。
このステータの製造方法では、ケースに収容したステータユニットに対してコーティング材を供給するので、コーティング材の余剰分は、ケースの受け部に溜まる。この状態でコーティング材を硬化させると、コーティング材の余剰分は受け部内で硬化し、ケース内に残る。
本発明に係る第四の発明は、上記第三の発明に係るステータの製造方法によって前記ステータを製造した後に、前記ステータに前記ロータを挿入し、前記ケースの開口部を覆うブラケットと前記ケースとで前記ロータを回転自在に支持させることを特徴とする。
この電動機の製造方法では、ケースの受け部にコーティング材の余剰分を収容したままで、ステータにロータが組み付けられ、電動機が製造される。
本発明によれば、ケースにコーティング材を受け入れ可能な受け部を形成したので、コイルをコーティングする際に発生するコーティング材の余剰分を受け部に収容した状態で電動機を組み立てることができる。このため、コーティング材の余剰分を切除する必要がなくなるので、工数の削減が図れ、従来のように切除したコーティング材の余剰分を廃棄処理する必要がなくなる。また、受け部に収容されたコーティング材でケースのエンド部とステータユニットとを連結させるようにすると、底部の強度を向上させることができ、ケースを肉薄に製造しながらも製品の性能を高めることができる。
本発明の実施の形態に係る電動機の構成を示す断面図である。 図1のA矢視図である。 コイルをコーティングする工程を説明する断面図である。
符号の説明
1 ブラシレスモータ(電動機)
2 ケース
2B 底部(エンド部)
2D 開口部
3 ステータユニット
5 ブラケット
6 ロータ
13 受け部
15 ステータコア
21 コーティング材
発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に本実施の形態に係る電動機であるブラシレスモータの構成を示す。ブラシレスモータ1は、ケース2にステータユニット3を圧入したステータ4と、ケース2に固定されるブラケット5と、ケース2及びブラケット5に回転自在に支持されるロータ6とを含んで構成されている。
ケース2は、円筒状の側部2Aと、側部2Aの一方の端部を閉塞するエンド部である底部2Bとを有し、全体として有底筒形状になっている。底部2Bには、軸線方向の中心部の周囲に環状の凹部2Cがケース2内側に向う塑性変形によって形成されている。この凹部2Cによって、底部2Bの中心部にはベアリング11を圧入する保持部12が形成され、底部2Bの周縁部には受け部13が保持部12を囲むように環状に形成されている。
ステータユニット3は、磁性材料から製造されるステータコア15と、絶縁物であるインシュレータ16の外周に形成されたコイル17を有している。コイル17の巻線19は、ケース2の開口部2D側に固定されたターミナル20に接続されている。また、図2に示すように、ステータコア15は、ケース2の内周に圧接される環状部を有し、この環状部の内周側からは、軸線に向かってティース部18が等間隔に複数延設されている。インシュレータ16は、ティース部18を覆うようにステータコア15に装着され、インシュレータ16の外周に巻線19が巻き回されることでコイル17が形成されている。さらに、隣り合うティース部18の内周に形成される開口部には、絶縁材料からなるウェッジ25が挿入されており、このウェッジ25によってティース部18が形成する内周側の開口部が閉塞されている。
ここで、図1に示すように、インシュレータ16は、ブラシレスモータ1の軸線方向の一方の端部16Aが延びてケース2の底部2Bに突き当てられている。さらに、コイル17は、その外周がコーティング材21で覆われている。コーティング材21としては、例えば、ワニスやエポキシ等が用いられる。図1に示すように、このコーティング材21は、その一部がケース2の底部2Cの受け部13内で、かつインシュレータ16の端部16Aとコイル17と底部2Bとが形成する空間13Aに入り込んでおり、底部2Bに接着している。
図1に示すように、ロータ6は、軸線方向に延びる回転軸30を有し、回転軸30の外周部には、永久磁石31が磁極を周方向に交互に配置させるように固定されており、さらに永久磁石31の外側を覆うようにマグネットカバー32が装着されている。回転軸30の一方の端部は、ケース2の底部2Bの保持部12に圧入されたベアリング11に回転自在に支持されている。回転軸30の他方の端部側には、ロータ6の回転位置を検出するレゾルバ34のレゾルバロータ34Aが固定されている。さらに、回転軸30の他方の端部側は、ベアリング35に回転自在に支持されている。このベアリング35は、ケース2の開口部2Dを覆うように固定されるブラケット5に圧入されている。
ブラケット5は、円盤形状を有し、その中央を軸線方向に貫通する支持孔36にベアリング35が圧入されている。また、支持孔36には、レゾルバ34を構成するレゾルバステータ44Bが固定されており、レゾルバステータ44Bの出力は、ブラケット5の側部に突設されたソケット37の端子に接続されている。さらに、ブラケット5の側部には、ソケット38が突設されており、このソケット38の端子は、バスバー40を介してターミナル20に電気的に接続されている。
この実施の形態の作用について説明する。
まず、ブラシレスモータ1を製造する際には、ステータユニット3とロータ6とをそれぞれ別々に組み立てる。ケース2の底部2Bに塑性加工を施して保持部12と、受け部13とを形成し、保持部12にベアリング11を圧入する。磁性材料を打ち抜いたコアプレートを積層してステータコア15を製造し、ステータコア15のティース部18には、インシュレータ16を装着する。さらに、インシュレータ16の外周に重なるようにして巻線19を巻き回してコイル17を形成する。このようにしてステータユニット3を製造したら、ステータユニット3をケース2に圧入する。この際に、インシュレータ16の端部16Aは、受け部13内に入り込んでケース2の底部2Bに当接する。これに対して、コイル17は底部2Bには当接しないので、コイル17とインシュレータ16の端部16Aと底部2Bとの間に空間13Aが形成される。なお、巻線19の端部は、ケース2の開口部2D側に引き出しておく。
次に、ケース2内に収容したステータユニット3のコイル17に対してコーティングを実施する。まず、図3に示すように、ケース2の開口部2Dを上向きに配置してから、ノズル51をコイル17の上端部に近づける。ノズル51には、コーティング材21の供給装置(不図示)が接続されているので、ノズル51からコーティング材21を吐出してコイル17に注入する。コーティング材21には、粘度の高い液体が用いられる。このコーティング材21は、コイル17の各巻線19を覆うと共に、巻線19を伝ってコイル17の下部に到達する。コーティング材21は、コイル17を覆うのに必要とされる量よりも多く注入されるので、余剰のコーティング材21がコイル17の下部から受け部13の空間13A内に滴下して液溜まりを形成する。受け部13の空間13A内のコーティング材21がコイル17の下部を浸す程度に溜まったら、コーティング材21の注入を停止し、コーティング材21を硬化させる。その結果、コイル17がコーティング材21に覆われると共に、ケース2の底部2Bとコイル17とが受け部13の空間13A内のコーティング材21を介して連結される。
ここで、インシュレータ16の端部16Aを底部2Bに突き当てているので、コーティング材21が流出することは殆ど無い。したがって、コーティング材21が受け部13から溢れ出て保持部12に圧入されているベアリング11を浸すことはない。また、図3に示すように、ウェッジ25がティース部18間の内周側の開口部を塞いでいるので、コーティング材21が内周側にはみ出すことはない。
コーティング材21を硬化させたら、コイル17の巻線19をターミナル20に取り付ける。そして、ターミナル20をケース2に固定すると、ステータ4が完成する。なお、図3において、ステータ4のティース部18は軸線に対してスキューしているが、ティース部18は必ずしもスキューさせる必要はない。
ロータ6を組み立てる際には、回転軸30に永久磁石31を固定してから、マグネットカバー32を装着する。回転軸30の他端部側に、レゾルバロータ34Aを固定してから、ブラケット5に圧入されたベアリング35に回転自在に支持させる。さらに、ロータ6の回転軸30の一端部を、ケース2の底部2Bに圧入してあるベアリング11に軸支させると共に、ブラケット5をケース2にネジ止めする。レゾルバステータ44Bとソケット37の端子とを電気的に接続し、ブラケット5のバスバー40にターミナル20を電気的に接続すると、ブラシレスモータ1が完成する。
ブラシレスモータ1を使用する際には、各ソケット37,38を不図示の制御ユニットに接続し、レゾルバ34で検出するロータ6の回転位置に応じて、ソケット38からバスバー40及びターミナル20を介して、所定のコイル17に通電する。その結果、ステータコア15とロータ6とで形成される磁気回路によってロータ6が回転する。この際に、コイル17とケース2の底部2Bとを接続するコーティング材21が、ロータ6の回転によってケース2の底部2Bに発生する振動を抑制する。
この実施の形態によれば、コイル17をコーティングするにあたり、ケース2に受け部13を形成すると共に、ステータユニット3を圧入してからコーティング材21を注入するようにしたので、余剰のコーティング材21を受け部13に収容することが可能になる。したがって、従来のようにコーティング材を硬化させた後に余剰分を切除する必要がなくなる。したがって、ブラシレスモータの製造工程における作業工数を削減することが可能になる。また、コーティング材の余剰分を切除する装置が不要になる。さらに、切除後のコーティング材の廃棄処理が不要になる。ここで、インシュレータ16の端部16Aをケース2の底部2Bに突き当てたので、コーティング材21が流出することを防止できる。さらに、ティース部18間にウェッジ25を設けたので、コーティング材21が内周側にはみ出ることはない。このようにすることで、コーティング材21を従来よりも多く注入してもロータ6を確実に回転させることができる。
また、受け部13に留置されたコーティング材21を介してコイル17をケース2の底部2Bに固定させるようにしたので、底部2Bに発生する振動を緩和することが可能になり、ブラシレスモータ1の性能を向上させることができる。また、ケースを磁路として使用しない場合には、軽量化の観点からケースの肉厚は薄いものが用いられる。従来、このような場合にはロータの回転時に発生する振動がベアリングを介して肉薄の底部に伝達されて共鳴による音が発生することがあるが、この実施の形態によれば、ケース2を肉薄にしながらも、共鳴による音の発生を防止することができる。
なお、本発明は、前記の実施の形態に限定されずに広く応用することができる。
例えば、コーティング材21を滴下する代わりに、BMC(バルクモールディングコンパウンド)等の樹脂材を用いてコイル17をモールドしても良い。さらに、ケース2も樹脂モールドによって成形すると、工数の削減や、部品精度の低減を図ることができる。
また、ケース2の底部2Bをさらに肉薄にし、底部2B自体にバネ性を持たせても良い。このようにすると、底部2B及び受け部13内のコーティング材21が、波座金のように作用して、ベアリング11に与圧を作用させることが可能になるので、耐振性をさらに向上させることができる。
インシュレータ16の端部16Aと、ケース2の底部2Bとの間には隙間を設けても良い。この場合には、ケース2の凹部2Cの高さは、コーティング材21の液溜まりの高さよりも高く設定される。このようにすることで、コーティング材21が受け部13から溢れ出て、保持部12に圧入されているベアリング11を浸すことを防止できる。また、ウェッジ25は必須の構成要素ではなく、ウェッジ25の代わりに、インシュレータを装着することでティース部18の内周側の開口部を塞いでも良い。
また、コーティング材21をステータユニット3の外周にも注入し、コーティング材21によってステータユニット3とケース2とを接着固定するようにしても良い。この場合には、ステータユニット3をケース2に圧入する必要がなくなるので、高い部品精度が不要になると共に、ステータユニット3を圧入するための装置が不要になる。さらに、圧入によるステータコア15の磁気歪みを防止することが可能になる。
受け部13は、底部2Bに一体的に形成されていればよく、塑性変形以外の方法で形成しても良い。
本発明によれば、電動機、電動機を構成するステータの製造方法、電動機の製造方法において、コイルのコーティングに伴う処理の煩雑さが解消される。

Claims (4)

  1. ステータコアにコイルを巻装したステータユニットを円筒状の側部の一端をエンド部で閉塞したケースに収容したステータと、前記ケースに回転自在に支持されるロータとを有し、
    前記エンド部が、前記コイルを覆うコーティング材の余剰分を受け入れる受け部を有する電動機。
  2. 前記受け部内の前記コーティング材を介して前記コイルが前記エンド部に固定されている請求項1に記載の電動機。
  3. ステータコアにコイルを巻装したステータユニットを円筒状の側部の一端をエンド部で閉塞したケースに収容したステータと、前記ケースに回転自在に支持されるロータとを有する電動機の前記ステータを製造する方法であって、
    前記ケースに前記ステータユニットを収容した後に、前記コイルを覆うコーティング材を供給し、前記コーティング材の余剰分を前記ケースの前記エンド部に設けた受け部に溜めた後に、前記コーティング材を硬化させるステータの製造方法。
  4. 請求項3に記載のステータの製造方法によって前記ステータを製造した後に、前記ステータに前記ロータを挿入し、前記ケースの開口部を覆うブラケットと前記ケースとで前記ロータを回転自在に支持させる電動機の製造方法。
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