JPWO2006098036A1 - 省電力制御装置、省電力制御方法および省電力制御プログラム - Google Patents

省電力制御装置、省電力制御方法および省電力制御プログラム Download PDF

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Abstract

各ディスク装置の動作モードの既定値をスタンバイモードとしたうえで、アクセス管理部が管理対象となるディスク装置の動作状態を常時取得するとともに、ディスクアクセス要求を受けると、該当するディスク装置の動作モードを確認してこの動作モードがスタンバイモードである場合に、電源管理部に対してアクセスの可否を確認し、アクセス許可を受けた場合にのみディスク装置へのアクセスを実行し、かかるディスク装置をアクティブモードに遷移させ、さらに、データ移動処理部が、アクセス頻度が高いデータをアクセス頻度が高いディスク装置に移動する処理をおこなうよう構成する。

Description

本発明は、複数の情報記憶装置の省電力制御をおこなう省電力制御装置、省電力制御方法および省電力制御プログラムに関し、特に、管理対象となる装置を効率よく省電力モードに遷移させることにより、高い省電力効果を得ることができる省電力制御装置、省電力制御方法および省電力制御プログラムに関する。
従来、多数の磁気ディスク装置(以下、単にディスク装置と呼ぶ)を接続することにより記憶容量の増大や入出力性能の向上を図ったストレージシステム(たとえば、ストレージ装置)が知られている。このようなストレージ装置では、接続される多数のディスク装置がすべて動作している状態の消費電力を保証することが一般的である。しかし、ストレージ装置の導入をおこなう際には、かかる最大電力消費量を保証することができる電源を確保しなければならず供給電力量の制限によりストレージ装置の設置が見送られる場合もある。
また、供給電力量の制限によりストレージ装置に接続するディスク装置の数量を少なくせざるを得ない場合もあるが、これは実質的にストレージ装置の記憶容量が制限されることと等価である。このため、ストレージ装置に接続される各ディスク装置の動作モードを制御することにより、ストレージ装置全体としての消費電力を抑制する手法が提案されている。
たとえば、特許文献1には、各ディスク装置に対する入出力データ量を記録して周期的なアクセスパターンを分析し、分析したアクセスパターンから入出力データ量が0となる期間を予測できた場合に、かかる期間においてディスク装置を省電力モードに遷移させる電源管理手法が開示されている。
特開2001−331243号公報
しかしながら、上記した従来技術では、周期的なアクセスパターンを有しない入出力がおこなわれた場合に、ディスク装置を省電力モードに遷移させることができず、十分な省電力効果が得られないという問題があった。
また、たとえ入出力データ量が0となる期間を予測したディスク装置を省電力モードに遷移できたとしても、ストレージ装置に含まれるディスク装置のうち省電力モードとなっているディスク装置の数が少なければ、ストレージ装置全体としての消費電力を効果的に抑制することはできないという問題もあった。
近年、大規模な記憶容量あるいは高速な入出力処理を求めるニーズから、ストレージ装置に内蔵されるディスク装置の数量は増加する傾向にあり、上記した問題点は顕著となってきている。
これらのことから、高い省電力効果を期待できる省電力制御装置をいかにして実現するかが大きな課題となっている。
本発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、管理対象となる装置を効率よく省電力モードに遷移させることにより、高い省電力効果を得ることができる省電力制御装置、省電力制御方法および省電力制御プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の情報記憶装置の省電力制御をおこなう省電力制御装置であって、前記情報記憶装置の動作情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記動作情報に基づいて、各電源供給単位に含まれる前記情報記憶装置の電力消費量と、該電源供給単位の電源供給許容量とを該電源供給単位ごとに管理する電源管理手段と、前記情報記憶装置が休止状態の場合に前記情報記憶装置に対するデータ入出力要求を受けたならば、前記電源管理手段に対して該情報記憶装置へのデータ入出力についての許可を求め、許可を受けた場合にのみ該情報記憶装置へのデータ入出力を実行するアクセス管理手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、前記電源管理手段は、前記電源供給単位に含まれる前記情報記憶装置の電力消費量が前記電源供給許容量を超えない場合に、前記アクセス管理手段に対して前記運用状態の変更を許可することを特徴とする。
また、本発明は、前記情報記憶装置ごとのアクセス頻度に基づいて、アクセス頻度が小さい情報記憶装置に格納されたデータを、アクセス頻度が高い情報記憶装置に移動するデータ移動手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、前記アクセス管理手段は、前記情報記憶装置に対するアクセスが所定期間ない場合には、該情報記憶装置を前記休止状態に遷移させることを特徴とする。
また、本発明は、前記情報記憶装置は、該情報記憶装置に対するアクセスが所定期間ない場合には、自ら休止状態に遷移することを特徴とする。
また、本発明は、前記情報記憶装置は磁気ディスク装置であり、前記休止状態はスピンドルモータ停止状態を指すことを特徴とする。
また、本発明は、前記アクセス管理手段は、前記電源供給単位と1対1に対応することを特徴とする。
また、本発明は、複数の情報記憶装置の省電力制御をおこなう省電力制御方法であって、前記情報記憶装置の動作情報を記憶する記憶工程と、前記記憶工程に記憶された前記動作情報に基づいて、各電源供給単位に含まれる前記情報記憶装置の電力消費量と、該電源供給単位の電源供給許容量とを該電源供給単位ごとに管理する電源管理工程と、前記情報記憶装置が休止状態の場合に前記情報記憶装置に対するデータ入出力要求を受けたならば、前記電源管理工程に対して該情報記憶装置へのデータ入出力についての許可を求め、許可を受けた場合にのみ該情報記憶装置へのデータ入出力を実行するアクセス管理工程とを含んだことを特徴とする。
また、本発明は、前記電源管理工程は、前記電源供給単位に含まれる前記情報記憶装置の電力消費量が前記電源供給許容量を超えない場合に、前記アクセス管理工程に対して前記運用状態の変更を許可することを特徴とする。
また、本発明は、複数の情報記憶装置の省電力制御をおこなう省電力制御プログラムであって、前記情報記憶装置の動作情報を記憶する記憶手順と、前記記憶手順に記憶された前記動作情報に基づいて、各電源供給単位に含まれる前記情報記憶装置の電力消費量と、該電源供給単位の電源供給許容量とを該電源供給単位ごとに管理する電源管理手順と、前記情報記憶装置が休止状態の場合に前記情報記憶装置に対するデータ入出力要求を受けたならば、前記電源管理手順に対して該情報記憶装置へのデータ入出力についての許可を求め、許可を受けた場合にのみ該情報記憶装置へのデータ入出力を実行するアクセス管理手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、情報記憶装置の動作情報を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された動作情報に基づいて、各電源供給単位に含まれる情報記憶装置の電力消費量と、電源供給単位の電源供給許容量とを電源供給単位ごとに管理する電源管理手段と、情報記憶装置が休止状態の場合に情報記憶装置に対するデータ入出力要求を受けたならば、電源管理手段に対して情報記憶装置へのデータ入出力についての許可を求め、許可を受けた場合にのみ情報記憶装置へのデータ入出力を実行するアクセス管理手段とを備えるよう構成したので、管理対象となる装置を効率よく省電力モードに遷移させることにより、高い省電力効果を得ることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、電源管理手段は、電源供給単位に含まれる情報記憶装置の電力消費量が電源供給許容量を超えない場合に、アクセス管理手段に対して運用状態の変更を許可するよう構成したので、電源供給量の許容値を超えることのないよう管理対象の情報記憶装置の動作モードを管理することにより、高い省電力効果を得ることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、情報記憶装置ごとのアクセス頻度に基づいて、アクセス頻度が小さい情報記憶装置に格納されたデータを、アクセス頻度が高い情報記憶装置に移動するデータ移動手段をさらに備えるよう構成したので、より多くの情報記憶装置を休止状態に遷移させることにより、高い省電力効果を得ることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、アクセス管理手段は、情報記憶装置に対するアクセスが所定期間ない場合には、情報記憶装置を休止状態に遷移させるよう構成したので、高い省電力効果を得ることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、情報記憶装置は、情報記憶装置に対するアクセスが所定期間ない場合には、自ら休止状態に遷移するよう構成したので、管理負担を軽減して入出力動作の高速化を図ることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、情報記憶装置は磁気ディスク装置であり、休止状態はスピンドルモータ停止状態を指すよう構成したので、磁気ディスク装置の省電力化を図ることにより、この磁気ディスク装置が接続されるストレージ装置あるいはストレージシステム全体における電力消費量を低減することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、アクセス管理手段は、電源供給単位と1対1に対応するよう構成したので、シャーシや、ラックや、ブレードといった電源供給単位に含まれる情報記憶装置の管理を効率よくおこなうことができるという効果を奏する。
図1は、本実施例に係るディスク管理処理の概念を示す図である。 図2は、省電力型ディスク管理処理の処理概要を示す図である。 図3は、データ移動処理の処理概要を示す図である。 図4は、ディスク管理装置の構成を示す機能ブロック図である。 図5−1は、ディスク装置の動作モードを示す図である。 図5−2は、動作モードの遷移を示す図である。 図6は、ディスク情報の一例を示す図である。 図7は、電源管理情報の一例を示す図である。 図8は、アクセス情報の一例を示す図である。 図9は、ディスク情報および電源管理情報を更新する処理の処理手順を示すフローチャートである。 図10は、省電力型ディスク管理処理の処理手順を示すフローチャートである。 図11は、データ移動処理の処理手順を示すフローチャートである。 図12は、アクセス管理プログラム、電源管理プログラムおよびデータ移動処理プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
符号の説明
1 ディスク管理装置
10 制御部
11 アクセス管理部
12 電源管理部
13 データ移動処理部
20 記憶部
21 ディスク情報
22 電源管理情報
30 ディスク装置
40 電源供給単位
50 ディスク管理装置(コンピュータ)
51 インタフェイス部
52 ディスクI/O部
53 ROM
53a アクセス管理プログラム
53b 電源管理プログラム
53c データ移動処理プログラム
54 CPU
54a アクセス管理プロセス
54b 電源管理プロセス
54c データ移動処理プロセス
55 RAM
55a ディスク情報
55b 電源管理情報
56 バス
以下に添付図面を参照して、本発明に係る省電力制御装置、省電力制御方法および省電力制御プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下では、省電力化の対象となる装置がディスク装置である場合について説明する。また、この実施例により本発明が限定されるものではない。
図1は、本実施例に係るディスク管理処理の概念を示す図である。同図に示すように、従来のディスク管理処理では、性能向上の観点からストライピングやミラーリングのように各ディスク装置に対する入出力データを分散する手法がとられることが多かった。したがって、従来のディスク管理処理を適用したストレージ装置などでは、すべてのディスク装置が稼動していることを前提とし、すべてのディスク装置が稼動可能な電源供給をおこなうこととしていた。
しかしながら、ストレージ装置の大規模化に伴って内蔵されるディスク装置の数量も増加してくると、すべてのディスク装置を稼動させるための電源を確保することは容易ではなくなってきた。このため、ストレージ装置を導入する際に、確保可能な電源容量の範囲内となるよう内蔵されるディスク装置の数量を抑制することも多い。すなわち、ストレージ装置の大規模化によって、容量の増大や性能の向上といった効果が得られるものの、消費電力の増大による電源供給の面での問題が発生していた。
そこで、本実施例に係るディスク管理処理(以下、「省電力型ディスク管理処理」と呼ぶ)では、電源供給の観点からディスク装置に対するアクセス(入出力動作)を制御することとした。具体的には、同図に示すように、ディスク装置を休止させるような制御をおこなうことにより、ストレージ装置全体としての電源供給量を許容量以下に抑えることとした。また、この省電力型ディスク管理処理では、かかるアクセス制御を電源供給単位ごとにおこなうこととしている。したがって、シャーシやラックといった電源供給単位ごとの電力消費量を既定値以内に抑えることができる。
さらに、この省電力型ディスク管理処理では、ディスク装置に対するアクセス制御のみならず、各ディスク装置に格納されているデータを、アクセスが多いディスク装置へ移動させることにより、積極的に、休止ディスクの数量を増加させる制御もおこなうこととした。したがって、このディスク管理処理をストレージ装置などに適用することで効果的に省電力化を図ることが可能となる。
次に、かかる省電力型ディスク管理処理の処理概要について図2を用いて説明する。図2は、省電力型ディスク管理処理の処理概要を示す図である。図2に示すように、この省電力型ディスク管理処理では、ディスク装置に対するアクセス(入出力動作)を管理するアクセス管理部と、電源供給単位ごとの電力量を管理する電源管理部を設けることとし、これらの処理部を用いて各ディスク装置の動作モードを変更する制御をおこなうこととしている。
たとえば、サーバ装置などからディスク装置に対する書込み要求を受け付けると(図2の(1)参照)、上記したアクセス管理部は、ディスク装置の入出力状態を管理しているアクセス管理情報を参照し、ディスク装置が休止状態(以下、「スタンバイモード」と呼ぶ)である場合には、電源管理部に対してディスクAの動作を開始してもよいか否かを問い合わせる(図2の(3)参照)。
かかる問合せを受けた電源管理部は、電源許容量と現在の電力消費量とを管理する電源管理情報を参照し、電源供給の面から動作開始が可能と判定した場合には、アクセス管理部に対して動作開始を許可する(図2の(5)参照)。この許可を受信したアクセス管理部は、ディスク装置に動作開始の指示をおこない(図2の(6)参照)、ディスク装置が動作を開始した状態(以下、「アクティブモード」と呼ぶ)となったならば、このディスク装置に対する書込みをおこなう。
なお、本実施例においては、各ディスク装置(図2のディスクA参照)の動作モードの既定値を、上記したスタンバイモードとした場合について説明する。このように、ディスク装置の既定値をスタンバイモードとすることで、各ディスク装置に入出力動作がない場合に、自動的にスタンバイモードへの遷移ができるので、省電力効果を高めるとともに、動作モード遷移に伴う処理負担を軽減することが可能となる。
また、かかる省電力型ディスク管理処理は、各ディスク装置に格納されているデータを、アクセスが多いディスク装置へ移動させることにより、積極的に、休止ディスクの数量を増加させる制御もおこなうこととしている。次に、このデータ移動処理について図3を用いて説明する。図3は、データ移動処理の処理概要を示す図である。
同図に示すように、ディスク装置間のデータ移動処理をおこなうデータ移動処理部は、省電力型ディスク管理処理の管理対象となっているディスク装置のなかから所定のペアを選択する。そして、上記したアクセス管理情報を参照して(図3の(1)参照)、ペアとなったディスク装置に対するアクセス頻度や、これらのディスク装置に格納されている各データのアクセス頻度に基づいてデータ移動の可否を判定する(図3の(2)参照)。そして、このデータ移動処理部は、アクセス管理部に対してアクセス頻度が高いデータをアクセス頻度が高いディスク装置に移動するよう指示する。
このようなデータ移動処理を繰り返すことにより、各ディスクに分散されているデータをアクセス頻度の高いディスク装置に集約していく。そして、このようなデータ移動がおこなわれると、アクセスがおこなわれないディスク装置は、自らアクティブモードからスタンバイモードへと動作モードを遷移することができる。このようにすることで、スタンバイモードのディスク装置の数量を増加させることができるので、より効果的に省電力化を図ることが可能となる。
次に、本発明に係るディスク管理処理をおこなうディスク管理装置の構成について図4を用いて説明する。図4は、ディスク管理装置1の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、ディスク管理装置1は、制御部10と、記憶部20とを備えている。なお、このディスク管理装置1には、管理対象となるディスク装置30が、電源供給単位40ごとに接続されている。
また、制御部10は、アクセス管理部11と、電源管理部12と、データ移動処理部13とをさらに備えており、記憶部20は、ディスク情報21と、電源管理情報22とをさらに備えている。
制御部10は、サーバ装置などのコンピュータからディスク装置30に対するディスクアクセス要求を受け付けるとともに、ディスク装置30のアクセス状況の監視、ディスク装置30への入出力の実行をおこなう処理部である。
アクセス管理部11は、ディスク装置30の動作状況を常時監視してディスク情報21を記憶部20に記憶させるとともに、ディスクアクセス要求があった場合には、電源管理部12にアクセスの許可を求め、許可を得られた場合にのみディスク装置30への入出力を実行する処理部である。なお、本実施例においては、アクセス管理部11を1つのみ備えたディスク管理装置1について説明するが、各電源供給単位40にそれぞれ対応した複数のアクセス管理部11を備えることとしてもよい。
ここで、ディスク装置30の動作モードおよび動作モードの遷移について図5−1および図5−2を用いて説明しておく。図5−1は、ディスク装置の動作モードを示す図であり、図5−2は、動作モードの遷移を示す図である。本実施例においては、図5−1に示すように、ディスク装置30の動作モードが、スタンバイモードとアクティブモードの2つのモードである場合について説明する。
このスタンバイモードとは、スピンドルモータが停止している状態を指し、アクティブモードとはスピンドルモータが作動している状態を指している。一般的なディスク装置は、スピンドルモータが停止しているときの消費電力が最も低い。したがって、本実施例においては、省電力を最も効果的におこなうことができるように、スタンバイモードへの遷移をおこなうこととしている。
そして、図5−1に示したように、ディスク装置30の動作モードの既定値は、スタンバイモードとしている。すなわち、図5−2に示すように、各ディスク装置30は、所定時間アクセスがないと自動的にスタンバイモードに遷移し、アクセスが発生するとアクティブモードに遷移する。なお、本実施例においては、各ディスク装置30が自動的に動作モードを変更する場合について説明するが、アクセス管理部11が、ディスク装置30の動作モード遷移を制御することとしてもよい。
また、ディスク装置30に電力消費量が異なる複数の動作段階がある場合には、アクティブモードとスタンバイモードとの間に一または複数の動作モードを設定し、これらの動作モード間の遷移をおこなうこととしてもよい。
図4の説明に戻り、アクセス管理部11の説明をつづける。このアクセス管理部11は、ディスク装置30に対する書込み要求があると、ディスク情報21を参照してこのディスク装置30の動作モードを確認する。そして、ディスク装置30がスタンバイモードであった場合には、このディスク装置30にデータの書込みをしてよいか否かを電源管理部12に問い合わせる。
すなわち、スタンバイモードであるディスク装置30への書込みは、ディスク装置30がアクティブモードに遷移することを意味している。しかし、このディスク装置30がアクティブモードに遷移すると電源供給の許容量を超えてしまう場合には、アクティブモードに遷移させてはいけない。このため、アクセス管理部11は、電源管理部12に対してデータの書込みをしてよいか否か(アクティブモードに遷移させてもよいか否か)を問い合わせ、許可を得た場合にのみ該当するディスク装置30に対するデータ入出力を実行することとしている。
ここで、かかるディスク情報21の例について図6を用いて説明しておく。図6は、ディスク情報の一例を示す図である。同図に示すように、ディスク情報21は、ユニット名称と、ディスク名称と、アクセス頻度と、動作モードとを含んだ情報であり、管理対象となるすべてのディスク装置30の動作状況を管理する情報である。なお、同図に示す「ユニット名称」が、図4に示した電源供給単位40に対応している。
図6に示したように、ディスク情報21では、各ディスク装置30の「ディスク全体」についてのアクセス頻度(たとえば、所定時間あたりの回数)および各データ単位のアクセス頻度を管理している。たとえば、図6に示したユニットAのディスクAでは、ディスク全体におけるアクセス頻度は100であり、データ001に対するアクセス頻度は20である。また、ユニットBのディスクAでは、ディスク全体におけるアクセス頻度は0であり、各データに対するアクセス頻度も0である。このため、ユニットBのディスクAの動作モードはスタンバイとなっている。
図4に戻って、電源管理部12について説明する。電源管理部12は、各電源供給単位40に含まれるディスク装置30の電力消費量と、各電源供給単位40の電源許容量とを管理し、アクセス管理部11からの問い合わせに応じて特定のディスク装置30に対するアクセスの許可/不許可をおこなう処理部である。なお、本実施例においては、この電源管理部12は、各ディスク装置の動作モードを随時アクセス管理部12から受け取り、受け取った動作モードに基づいて電源管理情報22を更新することとしている。そして、アクセス管理部12からのアクセス許可要求を受け付けた際に、この電源管理情報22に基づいてアクセスの許可/不許可をおこなうこととしている。
ここで、この電源管理情報22の例について図7を用いて説明しておく。図7は、電源管理情報の一例を示す図である。同図に示すように、電源管理情報22は、電源供給単位(図6のユニット名称に対応)と、供給電力の「許容量」と、電力の「消費量」と、アクティブ状態にあるディスク装置の個数と、スタンバイ状態にあるディスク装置の個数とを含んだ情報であり、電源供給単位に含まれるディスク装置の電力量を管理する情報である。なお、かかる「許容量」は、電源供給単位ごとにあらかじめ設定される静的な値(既定値)であり、「消費量」は、現在のディスク装置の電力消費量をあらわす動的な値(現在値)である。
図7では、各ユニット内のディスク装置30の個数が20個であり、アクティブ時の電力消費量が20であり、スタンバイ時の電力消費量が1である場合についての例を示している。この場合において、図7のユニットAについて説明すると、ユニットA内のディスクのうち、10個がアクティブ状態であり、10個がスタンバイ状態である。したがって、現在の「消費量」は210となる(20×10+1×10)。
また、ユニットAの許容量は210であるので、現在の稼動状況は許容量ぎりぎりの状態である。したがって、この状態においてアクセス管理部11からユニットA内のディスク装置30に対するアクセス許可要求を受け付けた場合には、この電源管理部12はアクセスを許可しない。一方で、ユニットCに対するアクセス許可要求を受け付けた場合には、許容量が400であり消費量が20であるため、アクティブ状態への変更が起こったとしても許容量を超えることはない。したがって、かかる電源管理部12はアクセスを許可することになる。
図4に戻り、データ移動処理部13について説明する。データ移動処理部13は、上記したディスク情報21に基づいて所定のディスク装置30間のデータ移動処理をおこなう処理部である。具体的には、このデータ移動処理部13は、ディスク情報21からアクセス頻度に関する情報である「アクセス情報」を取得して、インターバルタイマーなどを用いたトリガーによりデータ移動処理を開始する。そして、データ移動処理の対象となるペアを選択し、アクセス頻度が高いデータを、アクセス頻度の高いディスク装置30に移動する処理をおこなう。
ここで、かかる「アクセス情報」について図8を用いて説明する。図8は、アクセス情報の一例を示す図である。同図に示すように、このアクセス情報は図6に示したディスク情報21から、アクセス頻度に関する情報を抽出した情報である。たとえば、データ移動処理部13がユニットAのディスクAおよびディスクBをデータ移動処理の対象ディスクとして選択したとする。この場合、ディスクAのディスク全体としてのアクセス頻度は100であるのに対し、ディスクBのアクセス頻度は50である。また、ディスクBにはアクセス頻度が50であるデータ001というデータがある。したがって、データ移動処理部13は、アクセス頻度が高いディスクBのデータ001を、ディスクAに移動する処理をおこなう。
また、データ移動処理部13がユニットAのディスクAおよびディスクCをデータ移動処理の対象ディスクとして選択したとする。この場合、ディスクAのディスク全体としてのアクセス頻度は100であるのに対し、ディスクCのアクセス頻度は70である。したがって、この場合も同様に、アクセス頻度が高いディスクCのデータ001を、ディスクAに移動する処理をおこなう。一方、データ移動処理部13がユニットAのディスクAと、ユニットBのディスクBを選択した場合には、両者のディスク全体のアクセス頻度はともに50であるため、データ移動処理をおこなわない。
このように、データ移動処理部13は、任意の2つのディスク装置30を選択し、アクセス頻度が高いデータをアクセス頻度が高いディスク装置30に移動する処理を繰り返すことで、データをアクセス頻度が高いディスク装置に集約していくことができるので、スタンバイモードのディスク装置30の数量を増加させることができる。したがって、効率的なディスク装置30の利用が可能となり、ストレージ装置あるいは複数のストレージ装置から構成されるストレージシステムの省電力化を図ることが可能となる。
図4に戻って、記憶部20について説明する。記憶部20はRAM(Random Access memory)などの記憶デバイスから構成される記憶部である。そして、この記憶部20は、上記したディスク情報21および電源管理情報22をさらに備えている。なお、本実施例においては、ディスク情報21と電源管理情報22とを個別の情報として記憶する例について示しているが、電源管理情報22をディスク情報21に含めるなどして1つの情報として管理することとしてもよい。
次に、図4に示したアクセス管理部11および電源管理部12がディスク情報21および電源管理情報22を更新する際の処理手順について図9を用いて説明する。図9は、ディスク情報および電源管理情報を更新する処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、アクセス管理部11は、管理対象となるディスク装置30を常時監視し(ステップS101)、取得した各ディスク装置30の動作情報に基づいてディスク情報21を更新する(ステップS102)。
つづいて、アクセス管理部11は、かかる動作情報のなかから電源管理に関連する動作状態(たとえば、図7に示した「消費量」、「アクティブ」および「スタンバイ」)を抽出し、抽出した動作状態を電源管理部12に通知するとともに、ステップS101以降の処理を繰り返すことにより、ディスク情報21の更新と、電源管理部12への動作状態の提供を継続する。
一方、電源管理部12は、アクセス管理部11から上記した動作状態を受け取ると、受け取った動作状態に基づいて電源管理情報22を更新し(ステップS104)、アクセス管理部11から動作状態を受け取るたびにステップS104の処理を繰り返す。このような処理をおこなうことで、アクセス管理部11はディスク情報21を更新し、また、電源管理部12は電源管理情報22を更新する。
次に、本実施例に係る省電力型ディスク管理処理の処理手順について図10を用いて説明する。図10は、省電力型ディスク管理処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、アクセス管理部11が、サーバ装置などからディスク装置30に対するアクセス要求を受け取ると(ステップS201)、ディスク情報21を参照することにより(ステップS202)該当するディスク装置30の動作モードを確認する。
そして、かかるディスク装置30がスタンバイモードであり、入出力をおこなうためにはスピンドルモータの作動開始(以下、「スピンアップ」と呼ぶ)が必要である場合には(ステップS203,Yes)、動作モード変更許可要求を電源管理部12に対して送信する(ステップS204)。一方、かかるディスク装置30がアクティブモードであり、スピンアップが必要でない場合には(ステップS203,No)、このディスク装置30へアクセス(入出力)し(ステップS211)、処理を終了する。
一方、アクセス管理部11からの動作モード変更許可要求を受け付けた電源管理部12は、記憶部20の電源管理情報22を参照する(ステップS205)。つづいて、該当するディスク装置をスピンアップしてアクティブモードに遷移したと仮定した場合に、電源供給の許容量を超えるか否かを判定する(ステップS206)。そして、許容範囲である場合には(ステップS206,Yes)、許可通知をアクセス管理部11に対して送信し(ステップS208)、処理を終了する。一方、電源供給の許容量を超えてしまう場合には(ステップS206,No)、不許可通知をアクセス管理部11に対して送信し(ステップS207)、処理を終了する。
つづいて、電源管理部12からの応答を受け取ったアクセス管理部11は、この応答が許可通知であるか否かを判定する(ステップS209)。そして、この応答が許可通知である場合には(ステップS209,Yes)、該当ディスク装置30へのアクセス(入出力)をおこない(ステップS210)、処理を終了する。一方、かかる応答が不許可通知である場合には(ステップS209,No)、他のディスク装置30へのアクセス(入出力)をおこなうこととし(ステップS211)、処理を終了する。
次に、本実施例に係るデータ移動処理の処理手順について図11を用いて説明する。同図に示すように、データ移動処理部13は、タイマなどを用いたトリガー(データ移動処理開始のトリガー)を受け取ると(ステップS301)、ディスク情報21に含まれるアクセス情報(図8参照)を参照する(ステップS302)。
つづいて、任意のディスク装置30のペアを選択し(ステップS303)、選択したペアが最後のディスクペアであるか否かを判定する(ステップS304)。そして、最後のディスクペアである場合には(ステップS304,Yes)、一連のデータ移動処理が完了したものとして処理を終了する。一方、最後のディスクペアではない場合には(ステップS304,No)、かかるアクセス情報に基づいてデータ移動が可能であるか否かを判定する(ステップS305)。
そして、データ移動が不可能である場合には(ステップS305,No)、ステップS303以降の処理を繰り返すことにより、異なるディスクペア間におけるデータ移動を試みる。一方、データ移動が可能である場合には(ステップS305,Yes)、アクセス管理部11に対してデータ移動指示をおこなう(ステップS306)。
データ移動処理部13からのデータ移動指示を受け付けたアクセス管理部11は、受け付けたデータ移動指示に従って該当するディスクペア間のデータ移動を実行し(ステップS307)、処理を終了する。
上述してきたように、本実施例では、各ディスク装置の動作モードの既定値をスタンバイモードとしたうえで、アクセス管理部が管理対象となるディスク装置の動作状態を常時取得するとともに、ディスクアクセス要求を受けると、該当するディスク装置の動作モードを確認してこの動作モードがスタンバイモードである場合に、電源管理部に対してアクセスの可否を確認し、アクセス許可を受けた場合にのみディスク装置へのアクセスを実行し、かかるディスク装置をアクティブモードに遷移させ、さらに、データ移動処理部が、アクセス頻度が高いデータをアクセス頻度が高いディスク装置に移動する処理をおこなうよう構成した。したがって、管理対象となるディスク装置を効率よく省電力モードに遷移させることにより、高い省電力効果を得ることができる。
ところで、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図12を用いて、上記の実施例と同様の機能を有するアクセス管理プログラム、電源管理プログラムおよびデータ移動処理プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図12は、アクセス管理プログラム、電源管理プログラムおよびデータ移動処理プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
同図に示すように通信端末装置としてのコンピュータ50は、インタフェイス部51、ディスクI/O部52、ROM(Read Only Memory)53、CPU(Central Processing Unit)54、RAM(Random Access Memory)55をバス56で接続して構成される。ここで、インタフェイス部51およびディスクI/O部52は図4に示したアクセス管理部11に対応する。
ROM53には、アクセス管理プログラム53aと、電源管理プログラム53bと、データ移動処理プログラム53cとがあらかじめ記憶されている。なお、アクセス管理プログラム53aが図4に示したアクセス管理部11に、電源管理プログラム53bが同じく電源管理部12に、データ移動処理プログラム53cが同じくデータ移動処理部13にそれぞれ対応している。
CPU54が、これらのプログラムを読み出して実行することで、図12示すように、アクセス管理プログラム53aはアクセス管理プロセス54aとして、電源管理プログラム53bは電源管理プロセス54bとして、データ移動処理プログラム53cはデータ移動処理プロセス54cとしてそれぞれ機能するようになる。
ところで、上記したプログラムについては、必ずしもあらかじめROM53に記憶させておく必要はなく、たとえば、コンピュータ50が読み出し可能なフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、光磁気ディスクなどの「可搬用の物理媒体」、または、公衆回線、インタネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ50に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などにプログラムを記憶させておき、コンピュータ50がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
(付記1)複数の情報記憶装置の省電力制御をおこなう省電力制御装置であって、前記情報記憶装置の動作情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記動作情報に基づいて、各電源供給単位に含まれる前記情報記憶装置の電力消費量と、該電源供給単位の電源供給許容量とを該電源供給単位ごとに管理する電源管理手段と、前記情報記憶装置が休止状態の場合に前記情報記憶装置に対するデータ入出力要求を受けたならば、前記電源管理手段に対して該情報記憶装置へのデータ入出力についての許可を求め、許可を受けた場合にのみ該情報記憶装置へのデータ入出力を実行するアクセス管理手段とを備えたことを特徴とする省電力制御装置。
(付記2)前記電源管理手段は、前記電源供給単位に含まれる前記情報記憶装置の電力消費量が前記電源供給許容量を超えない場合に、前記アクセス管理手段に対して前記運用状態の変更を許可することを特徴とする付記1に記載の省電力制御装置。
(付記3)前記情報記憶装置ごとのアクセス頻度に基づいて、アクセス頻度が小さい情報記憶装置に格納されたデータを、アクセス頻度が高い情報記憶装置に移動するデータ移動手段をさらに備えたことを特徴とする付記2に記載の省電力制御装置。
(付記4)前記アクセス管理手段は、前記情報記憶装置に対するアクセスが所定期間ない場合には、該情報記憶装置を前記休止状態に遷移させることを特徴とする付記2に記載の省電力制御装置。
(付記5)前記情報記憶装置は、該情報記憶装置に対するアクセスが所定期間ない場合には、自ら休止状態に遷移することを特徴とする付記2に記載の省電力制御装置。
(付記6) 前記情報記憶装置は磁気ディスク装置であり、前記休止状態はスピンドルモータ停止状態を指すことを特徴とする付記3に記載の省電力制御装置。
(付記7)前記アクセス管理手段は、前記電源供給単位と1対1に対応することを特徴とする付記1〜6のいずれか一つに記載の省電力制御装置。
(付記8)複数の情報記憶装置の省電力制御をおこなう省電力制御方法であって、前記情報記憶装置の動作情報を記憶する記憶工程と、前記記憶工程に記憶された前記動作情報に基づいて、各電源供給単位に含まれる前記情報記憶装置の電力消費量と、該電源供給単位の電源供給許容量とを該電源供給単位ごとに管理する電源管理工程と、前記情報記憶装置が休止状態の場合に前記情報記憶装置に対するデータ入出力要求を受けたならば、前記電源管理工程に対して該情報記憶装置へのデータ入出力についての許可を求め、許可を受けた場合にのみ該情報記憶装置へのデータ入出力を実行するアクセス管理工程とを含んだことを特徴とする省電力制御方法。
(付記9)前記電源管理工程は、前記電源供給単位に含まれる前記情報記憶装置の電力消費量が前記電源供給許容量を超えない場合に、前記アクセス管理工程に対して前記運用状態の変更を許可することを特徴とする付記8に記載の省電力制御方法。
(付記10)前記情報記憶装置ごとのアクセス頻度に基づいて、アクセス頻度が小さい情報記憶装置に格納されたデータを、アクセス頻度が高い情報記憶装置に移動するデータ移動工程をさらに備えたことを特徴とする付記9に記載の省電力制御方法。
(付記11)前記アクセス管理工程は、前記情報記憶装置に対するアクセスが所定期間ない場合には、該情報記憶装置を前記休止状態に遷移させることを特徴とする付記9に記載の省電力制御方法。
(付記12)前記情報記憶装置は、該情報記憶装置に対するアクセスが所定期間ない場合には、自ら休止状態に遷移することを特徴とする付記9に記載の省電力制御方法。
(付記13)前記情報記憶装置は磁気ディスク装置であり、前記休止状態はスピンドルモータ停止状態を指すことを特徴とする付記10に記載の省電力制御方法。
(付記14)前記アクセス管理工程は、前記電源供給単位と1対1に対応することを特徴とする付記8〜13のいずれか一つに記載の省電力制御方法。
(付記15)複数の情報記憶装置の省電力制御をおこなう省電力制御プログラムであって、前記情報記憶装置の動作情報を記憶する記憶手順と、前記記憶手順に記憶された前記動作情報に基づいて、各電源供給単位に含まれる前記情報記憶装置の電力消費量と、該電源供給単位の電源供給許容量とを該電源供給単位ごとに管理する電源管理手順と、前記情報記憶装置が休止状態の場合に前記情報記憶装置に対するデータ入出力要求を受けたならば、前記電源管理手順に対して該情報記憶装置へのデータ入出力についての許可を求め、許可を受けた場合にのみ該情報記憶装置へのデータ入出力を実行するアクセス管理手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする省電力制御プログラム。
(付記16)前記電源管理手順は、前記電源供給単位に含まれる前記情報記憶装置の電力消費量が前記電源供給許容量を超えない場合に、前記アクセス管理手順に対して前記運用状態の変更を許可することを特徴とする付記15に記載の省電力制御プログラム。
(付記17)前記情報記憶装置ごとのアクセス頻度に基づいて、アクセス頻度が小さい情報記憶装置に格納されたデータを、アクセス頻度が高い情報記憶装置に移動するデータ移動手順をさらに備えたことを特徴とする付記16に記載の省電力制御プログラム。
(付記18)前記アクセス管理手順は、前記情報記憶装置に対するアクセスが所定期間ない場合には、該情報記憶装置を前記休止状態に遷移させることを特徴とする付記16に記載の省電力制御プログラム。
(付記19)前記情報記憶装置は磁気ディスク装置であり、前記休止状態はスピンドルモータ停止状態を指すことを特徴とする付記16に記載の省電力制御プログラム。
(付記20)前記アクセス管理手順は、前記電源供給単位と1対1に対応することを特徴とする付記15〜19のいずれか一つに記載の省電力制御プログラム。
以上のように、本発明にかかる省電力制御装置、省電力制御方法および省電力制御プログラムは、情報記憶装置の省電力制御に有用であり、特に、省電力の対象装置がディスク装置である場合に適している。
本発明は、複数の情報記憶装置の省電力制御をおこなう省電力制御装置、省電力制御方法および省電力制御プログラムに関し、特に、管理対象となる装置を効率よく省電力モードに遷移させることにより、高い省電力効果を得ることができる省電力制御装置、省電力制御方法および省電力制御プログラムに関する。
従来、多数の磁気ディスク装置(以下、単にディスク装置と呼ぶ)を接続することにより記憶容量の増大や入出力性能の向上を図ったストレージシステム(たとえば、ストレージ装置)が知られている。このようなストレージ装置では、接続される多数のディスク装置がすべて動作している状態の消費電力を保証することが一般的である。しかし、ストレージ装置の導入をおこなう際には、かかる最大電力消費量を保証することができる電源を確保しなければならず供給電力量の制限によりストレージ装置の設置が見送られる場合もある。
また、供給電力量の制限によりストレージ装置に接続するディスク装置の数量を少なくせざるを得ない場合もあるが、これは実質的にストレージ装置の記憶容量が制限されることと等価である。このため、ストレージ装置に接続される各ディスク装置の動作モードを制御することにより、ストレージ装置全体としての消費電力を抑制する手法が提案されている。
たとえば、特許文献1には、各ディスク装置に対する入出力データ量を記録して周期的なアクセスパターンを分析し、分析したアクセスパターンから入出力データ量が0となる期間を予測できた場合に、かかる期間においてディスク装置を省電力モードに遷移させる電源管理手法が開示されている。
特開2001−331243号公報
しかしながら、上記した従来技術では、周期的なアクセスパターンを有しない入出力がおこなわれた場合に、ディスク装置を省電力モードに遷移させることができず、十分な省電力効果が得られないという問題があった。
また、たとえ入出力データ量が0となる期間を予測したディスク装置を省電力モードに遷移できたとしても、ストレージ装置に含まれるディスク装置のうち省電力モードとなっているディスク装置の数が少なければ、ストレージ装置全体としての消費電力を効果的に抑制することはできないという問題もあった。
近年、大規模な記憶容量あるいは高速な入出力処理を求めるニーズから、ストレージ装置に内蔵されるディスク装置の数量は増加する傾向にあり、上記した問題点は顕著となってきている。
これらのことから、高い省電力効果を期待できる省電力制御装置をいかにして実現するかが大きな課題となっている。
本発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、管理対象と
なる装置を効率よく省電力モードに遷移させることにより、高い省電力効果を得ることができる省電力制御装置、省電力制御方法および省電力制御プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の情報記憶装置の省電力制御をおこなう省電力制御装置であって、前記情報記憶装置の動作情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記動作情報に基づいて、各電源供給単位に含まれる前記情報記憶装置の電力消費量と、該電源供給単位の電源供給許容量とを該電源供給単位ごとに管理する電源管理手段と、前記情報記憶装置が休止状態の場合に前記情報記憶装置に対するデータ入出力要求を受けたならば、前記電源管理手段に対して該情報記憶装置へのデータ入出力についての許可を求め、許可を受けた場合にのみ該情報記憶装置へのデータ入出力を実行するアクセス管理手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、前記電源管理手段は、前記電源供給単位に含まれる前記情報記憶装置の電力消費量が前記電源供給許容量を超えない場合に、前記アクセス管理手段に対して前記運用状態の変更を許可することを特徴とする。
また、本発明は、前記情報記憶装置ごとのアクセス頻度に基づいて、アクセス頻度が小さい情報記憶装置に格納されたデータを、アクセス頻度が高い情報記憶装置に移動するデータ移動手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、前記アクセス管理手段は、前記情報記憶装置に対するアクセスが所定期間ない場合には、該情報記憶装置を前記休止状態に遷移させることを特徴とする。
また、本発明は、前記情報記憶装置は、該情報記憶装置に対するアクセスが所定期間ない場合には、自ら休止状態に遷移することを特徴とする。
また、本発明は、前記情報記憶装置は磁気ディスク装置であり、前記休止状態はスピンドルモータ停止状態を指すことを特徴とする。
また、本発明は、前記アクセス管理手段は、前記電源供給単位と1対1に対応することを特徴とする。
また、本発明は、複数の情報記憶装置の省電力制御をおこなう省電力制御方法であって、前記情報記憶装置の動作情報を記憶する記憶工程と、前記記憶工程に記憶された前記動作情報に基づいて、各電源供給単位に含まれる前記情報記憶装置の電力消費量と、該電源供給単位の電源供給許容量とを該電源供給単位ごとに管理する電源管理工程と、前記情報記憶装置が休止状態の場合に前記情報記憶装置に対するデータ入出力要求を受けたならば、前記電源管理工程に対して該情報記憶装置へのデータ入出力についての許可を求め、許可を受けた場合にのみ該情報記憶装置へのデータ入出力を実行するアクセス管理工程とを含んだことを特徴とする。
また、本発明は、前記電源管理工程は、前記電源供給単位に含まれる前記情報記憶装置の電力消費量が前記電源供給許容量を超えない場合に、前記アクセス管理工程に対して前記運用状態の変更を許可することを特徴とする。
また、本発明は、複数の情報記憶装置の省電力制御をおこなう省電力制御プログラムであって、前記情報記憶装置の動作情報を記憶する記憶手順と、前記記憶手順に記憶された前記動作情報に基づいて、各電源供給単位に含まれる前記情報記憶装置の電力消費量と、
該電源供給単位の電源供給許容量とを該電源供給単位ごとに管理する電源管理手順と、前記情報記憶装置が休止状態の場合に前記情報記憶装置に対するデータ入出力要求を受けたならば、前記電源管理手順に対して該情報記憶装置へのデータ入出力についての許可を求め、許可を受けた場合にのみ該情報記憶装置へのデータ入出力を実行するアクセス管理手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、情報記憶装置の動作情報を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された動作情報に基づいて、各電源供給単位に含まれる情報記憶装置の電力消費量と、電源供給単位の電源供給許容量とを電源供給単位ごとに管理する電源管理手段と、情報記憶装置が休止状態の場合に情報記憶装置に対するデータ入出力要求を受けたならば、電源管理手段に対して情報記憶装置へのデータ入出力についての許可を求め、許可を受けた場合にのみ情報記憶装置へのデータ入出力を実行するアクセス管理手段とを備えるよう構成したので、管理対象となる装置を効率よく省電力モードに遷移させることにより、高い省電力効果を得ることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、電源管理手段は、電源供給単位に含まれる情報記憶装置の電力消費量が電源供給許容量を超えない場合に、アクセス管理手段に対して運用状態の変更を許可するよう構成したので、電源供給量の許容値を超えることのないよう管理対象の情報記憶装置の動作モードを管理することにより、高い省電力効果を得ることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、情報記憶装置ごとのアクセス頻度に基づいて、アクセス頻度が小さい情報記憶装置に格納されたデータを、アクセス頻度が高い情報記憶装置に移動するデータ移動手段をさらに備えるよう構成したので、より多くの情報記憶装置を休止状態に遷移させることにより、高い省電力効果を得ることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、アクセス管理手段は、情報記憶装置に対するアクセスが所定期間ない場合には、情報記憶装置を休止状態に遷移させるよう構成したので、高い省電力効果を得ることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、情報記憶装置は、情報記憶装置に対するアクセスが所定期間ない場合には、自ら休止状態に遷移するよう構成したので、管理負担を軽減して入出力動作の高速化を図ることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、情報記憶装置は磁気ディスク装置であり、休止状態はスピンドルモータ停止状態を指すよう構成したので、磁気ディスク装置の省電力化を図ることにより、この磁気ディスク装置が接続されるストレージ装置あるいはストレージシステム全体における電力消費量を低減することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、アクセス管理手段は、電源供給単位と1対1に対応するよう構成したので、シャーシや、ラックや、ブレードといった電源供給単位に含まれる情報記憶装置の管理を効率よくおこなうことができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る省電力制御装置、省電力制御方法および省電力制御プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下では、省電力化の対象となる装置がディスク装置である場合について説明する。また、この実施例により本発明が限定されるものではない。
図1は、本実施例に係るディスク管理処理の概念を示す図である。同図に示すように、従来のディスク管理処理では、性能向上の観点からストライピングやミラーリングのように各ディスク装置に対する入出力データを分散する手法がとられることが多かった。したがって、従来のディスク管理処理を適用したストレージ装置などでは、すべてのディスク装置が稼動していることを前提とし、すべてのディスク装置が稼動可能な電源供給をおこなうこととしていた。
しかしながら、ストレージ装置の大規模化に伴って内蔵されるディスク装置の数量も増加してくると、すべてのディスク装置を稼動させるための電源を確保することは容易ではなくなってきた。このため、ストレージ装置を導入する際に、確保可能な電源容量の範囲内となるよう内蔵されるディスク装置の数量を抑制することも多い。すなわち、ストレージ装置の大規模化によって、容量の増大や性能の向上といった効果が得られるものの、消費電力の増大による電源供給の面での問題が発生していた。
そこで、本実施例に係るディスク管理処理(以下、「省電力型ディスク管理処理」と呼ぶ)では、電源供給の観点からディスク装置に対するアクセス(入出力動作)を制御することとした。具体的には、同図に示すように、ディスク装置を休止させるような制御をおこなうことにより、ストレージ装置全体としての電源供給量を許容量以下に抑えることとした。また、この省電力型ディスク管理処理では、かかるアクセス制御を電源供給単位ごとにおこなうこととしている。したがって、シャーシやラックといった電源供給単位ごとの電力消費量を既定値以内に抑えることができる。
さらに、この省電力型ディスク管理処理では、ディスク装置に対するアクセス制御のみならず、各ディスク装置に格納されているデータを、アクセスが多いディスク装置へ移動させることにより、積極的に、休止ディスクの数量を増加させる制御もおこなうこととした。したがって、このディスク管理処理をストレージ装置などに適用することで効果的に省電力化を図ることが可能となる。
次に、かかる省電力型ディスク管理処理の処理概要について図2を用いて説明する。図2は、省電力型ディスク管理処理の処理概要を示す図である。図2に示すように、この省電力型ディスク管理処理では、ディスク装置に対するアクセス(入出力動作)を管理するアクセス管理部と、電源供給単位ごとの電力量を管理する電源管理部を設けることとし、これらの処理部を用いて各ディスク装置の動作モードを変更する制御をおこなうこととしている。
たとえば、サーバ装置などからディスク装置に対する書込み要求を受け付けると(図2の(1)参照)、上記したアクセス管理部は、ディスク装置の入出力状態を管理しているアクセス管理情報を参照し、ディスク装置が休止状態(以下、「スタンバイモード」と呼ぶ)である場合には、電源管理部に対してディスクAの動作を開始してもよいか否かを問い合わせる(図2の(3)参照)。
かかる問合せを受けた電源管理部は、電源許容量と現在の電力消費量とを管理する電源管理情報を参照し、電源供給の面から動作開始が可能と判定した場合には、アクセス管理部に対して動作開始を許可する(図2の(5)参照)。この許可を受信したアクセス管理部は、ディスク装置に動作開始の指示をおこない(図2の(6)参照)、ディスク装置が動作を開始した状態(以下、「アクティブモード」と呼ぶ)となったならば、このディスク装置に対する書込みをおこなう。
なお、本実施例においては、各ディスク装置(図2のディスクA参照)の動作モードの
既定値を、上記したスタンバイモードとした場合について説明する。このように、ディスク装置の既定値をスタンバイモードとすることで、各ディスク装置に入出力動作がない場合に、自動的にスタンバイモードへの遷移ができるので、省電力効果を高めるとともに、動作モード遷移に伴う処理負担を軽減することが可能となる。
また、かかる省電力型ディスク管理処理は、各ディスク装置に格納されているデータを、アクセスが多いディスク装置へ移動させることにより、積極的に、休止ディスクの数量を増加させる制御もおこなうこととしている。次に、このデータ移動処理について図3を用いて説明する。図3は、データ移動処理の処理概要を示す図である。
同図に示すように、ディスク装置間のデータ移動処理をおこなうデータ移動処理部は、省電力型ディスク管理処理の管理対象となっているディスク装置のなかから所定のペアを選択する。そして、上記したアクセス管理情報を参照して(図3の(1)参照)、ペアとなったディスク装置に対するアクセス頻度や、これらのディスク装置に格納されている各データのアクセス頻度に基づいてデータ移動の可否を判定する(図3の(2)参照)。そして、このデータ移動処理部は、アクセス管理部に対してアクセス頻度が高いデータをアクセス頻度が高いディスク装置に移動するよう指示する。
このようなデータ移動処理を繰り返すことにより、各ディスクに分散されているデータをアクセス頻度の高いディスク装置に集約していく。そして、このようなデータ移動がおこなわれると、アクセスがおこなわれないディスク装置は、自らアクティブモードからスタンバイモードへと動作モードを遷移することができる。このようにすることで、スタンバイモードのディスク装置の数量を増加させることができるので、より効果的に省電力化を図ることが可能となる。
次に、本発明に係るディスク管理処理をおこなうディスク管理装置の構成について図4を用いて説明する。図4は、ディスク管理装置1の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、ディスク管理装置1は、制御部10と、記憶部20とを備えている。なお、このディスク管理装置1には、管理対象となるディスク装置30が、電源供給単位40ごとに接続されている。
また、制御部10は、アクセス管理部11と、電源管理部12と、データ移動処理部13とをさらに備えており、記憶部20は、ディスク情報21と、電源管理情報22とをさらに備えている。
制御部10は、サーバ装置などのコンピュータからディスク装置30に対するディスクアクセス要求を受け付けるとともに、ディスク装置30のアクセス状況の監視、ディスク装置30への入出力の実行をおこなう処理部である。
アクセス管理部11は、ディスク装置30の動作状況を常時監視してディスク情報21を記憶部20に記憶させるとともに、ディスクアクセス要求があった場合には、電源管理部12にアクセスの許可を求め、許可を得られた場合にのみディスク装置30への入出力を実行する処理部である。なお、本実施例においては、アクセス管理部11を1つのみ備えたディスク管理装置1について説明するが、各電源供給単位40にそれぞれ対応した複数のアクセス管理部11を備えることとしてもよい。
ここで、ディスク装置30の動作モードおよび動作モードの遷移について図5−1および図5−2を用いて説明しておく。図5−1は、ディスク装置の動作モードを示す図であり、図5−2は、動作モードの遷移を示す図である。本実施例においては、図5−1に示すように、ディスク装置30の動作モードが、スタンバイモードとアクティブモードの2
つのモードである場合について説明する。
このスタンバイモードとは、スピンドルモータが停止している状態を指し、アクティブモードとはスピンドルモータが作動している状態を指している。一般的なディスク装置は、スピンドルモータが停止しているときの消費電力が最も低い。したがって、本実施例においては、省電力を最も効果的におこなうことができるように、スタンバイモードへの遷移をおこなうこととしている。
そして、図5−1に示したように、ディスク装置30の動作モードの既定値は、スタンバイモードとしている。すなわち、図5−2に示すように、各ディスク装置30は、所定時間アクセスがないと自動的にスタンバイモードに遷移し、アクセスが発生するとアクティブモードに遷移する。なお、本実施例においては、各ディスク装置30が自動的に動作モードを変更する場合について説明するが、アクセス管理部11が、ディスク装置30の動作モード遷移を制御することとしてもよい。
また、ディスク装置30に電力消費量が異なる複数の動作段階がある場合には、アクティブモードとスタンバイモードとの間に一または複数の動作モードを設定し、これらの動作モード間の遷移をおこなうこととしてもよい。
図4の説明に戻り、アクセス管理部11の説明をつづける。このアクセス管理部11は、ディスク装置30に対する書込み要求があると、ディスク情報21を参照してこのディスク装置30の動作モードを確認する。そして、ディスク装置30がスタンバイモードであった場合には、このディスク装置30にデータの書込みをしてよいか否かを電源管理部12に問い合わせる。
すなわち、スタンバイモードであるディスク装置30への書込みは、ディスク装置30がアクティブモードに遷移することを意味している。しかし、このディスク装置30がアクティブモードに遷移すると電源供給の許容量を超えてしまう場合には、アクティブモードに遷移させてはいけない。このため、アクセス管理部11は、電源管理部12に対してデータの書込みをしてよいか否か(アクティブモードに遷移させてもよいか否か)を問い合わせ、許可を得た場合にのみ該当するディスク装置30に対するデータ入出力を実行することとしている。
ここで、かかるディスク情報21の例について図6を用いて説明しておく。図6は、ディスク情報の一例を示す図である。同図に示すように、ディスク情報21は、ユニット名称と、ディスク名称と、アクセス頻度と、動作モードとを含んだ情報であり、管理対象となるすべてのディスク装置30の動作状況を管理する情報である。なお、同図に示す「ユニット名称」が、図4に示した電源供給単位40に対応している。
図6に示したように、ディスク情報21では、各ディスク装置30の「ディスク全体」についてのアクセス頻度(たとえば、所定時間あたりの回数)および各データ単位のアクセス頻度を管理している。たとえば、図6に示したユニットAのディスクAでは、ディスク全体におけるアクセス頻度は100であり、データ001に対するアクセス頻度は20である。また、ユニットBのディスクAでは、ディスク全体におけるアクセス頻度は0であり、各データに対するアクセス頻度も0である。このため、ユニットBのディスクAの動作モードはスタンバイとなっている。
図4に戻って、電源管理部12について説明する。電源管理部12は、各電源供給単位40に含まれるディスク装置30の電力消費量と、各電源供給単位40の電源許容量とを管理し、アクセス管理部11からの問い合わせに応じて特定のディスク装置30に対する
アクセスの許可/不許可をおこなう処理部である。なお、本実施例においては、この電源管理部12は、各ディスク装置の動作モードを随時アクセス管理部12から受け取り、受け取った動作モードに基づいて電源管理情報22を更新することとしている。そして、アクセス管理部12からのアクセス許可要求を受け付けた際に、この電源管理情報22に基づいてアクセスの許可/不許可をおこなうこととしている。
ここで、この電源管理情報22の例について図7を用いて説明しておく。図7は、電源管理情報の一例を示す図である。同図に示すように、電源管理情報22は、電源供給単位(図6のユニット名称に対応)と、供給電力の「許容量」と、電力の「消費量」と、アクティブ状態にあるディスク装置の個数と、スタンバイ状態にあるディスク装置の個数とを含んだ情報であり、電源供給単位に含まれるディスク装置の電力量を管理する情報である。なお、かかる「許容量」は、電源供給単位ごとにあらかじめ設定される静的な値(既定値)であり、「消費量」は、現在のディスク装置の電力消費量をあらわす動的な値(現在値)である。
図7では、各ユニット内のディスク装置30の個数が20個であり、アクティブ時の電力消費量が20であり、スタンバイ時の電力消費量が1である場合についての例を示している。この場合において、図7のユニットAについて説明すると、ユニットA内のディスクのうち、10個がアクティブ状態であり、10個がスタンバイ状態である。したがって、現在の「消費量」は210となる(20×10+1×10)。
また、ユニットAの許容量は210であるので、現在の稼動状況は許容量ぎりぎりの状態である。したがって、この状態においてアクセス管理部11からユニットA内のディスク装置30に対するアクセス許可要求を受け付けた場合には、この電源管理部12はアクセスを許可しない。一方で、ユニットCに対するアクセス許可要求を受け付けた場合には、許容量が400であり消費量が20であるため、アクティブ状態への変更が起こったとしても許容量を超えることはない。したがって、かかる電源管理部12はアクセスを許可することになる。
図4に戻り、データ移動処理部13について説明する。データ移動処理部13は、上記したディスク情報21に基づいて所定のディスク装置30間のデータ移動処理をおこなう処理部である。具体的には、このデータ移動処理部13は、ディスク情報21からアクセス頻度に関する情報である「アクセス情報」を取得して、インターバルタイマーなどを用いたトリガーによりデータ移動処理を開始する。そして、データ移動処理の対象となるペアを選択し、アクセス頻度が高いデータを、アクセス頻度の高いディスク装置30に移動する処理をおこなう。
ここで、かかる「アクセス情報」について図8を用いて説明する。図8は、アクセス情報の一例を示す図である。同図に示すように、このアクセス情報は図6に示したディスク情報21から、アクセス頻度に関する情報を抽出した情報である。たとえば、データ移動処理部13がユニットAのディスクAおよびディスクBをデータ移動処理の対象ディスクとして選択したとする。この場合、ディスクAのディスク全体としてのアクセス頻度は100であるのに対し、ディスクBのアクセス頻度は50である。また、ディスクBにはアクセス頻度が50であるデータ001というデータがある。したがって、データ移動処理部13は、アクセス頻度が高いディスクBのデータ001を、ディスクAに移動する処理をおこなう。
また、データ移動処理部13がユニットAのディスクAおよびディスクCをデータ移動処理の対象ディスクとして選択したとする。この場合、ディスクAのディスク全体としてのアクセス頻度は100であるのに対し、ディスクCのアクセス頻度は70である。した
がって、この場合も同様に、アクセス頻度が高いディスクCのデータ001を、ディスクAに移動する処理をおこなう。一方、データ移動処理部13がユニットAのディスクAと、ユニットBのディスクBを選択した場合には、両者のディスク全体のアクセス頻度はともに50であるため、データ移動処理をおこなわない。
このように、データ移動処理部13は、任意の2つのディスク装置30を選択し、アクセス頻度が高いデータをアクセス頻度が高いディスク装置30に移動する処理を繰り返すことで、データをアクセス頻度が高いディスク装置に集約していくことができるので、スタンバイモードのディスク装置30の数量を増加させることができる。したがって、効率的なディスク装置30の利用が可能となり、ストレージ装置あるいは複数のストレージ装置から構成されるストレージシステムの省電力化を図ることが可能となる。
図4に戻って、記憶部20について説明する。記憶部20はRAM(Random Access memory)などの記憶デバイスから構成される記憶部である。そして、この記憶部20は、上記したディスク情報21および電源管理情報22をさらに備えている。なお、本実施例においては、ディスク情報21と電源管理情報22とを個別の情報として記憶する例について示しているが、電源管理情報22をディスク情報21に含めるなどして1つの情報として管理することとしてもよい。
次に、図4に示したアクセス管理部11および電源管理部12がディスク情報21および電源管理情報22を更新する際の処理手順について図9を用いて説明する。図9は、ディスク情報および電源管理情報を更新する処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、アクセス管理部11は、管理対象となるディスク装置30を常時監視し(ステップS101)、取得した各ディスク装置30の動作情報に基づいてディスク情報21を更新する(ステップS102)。
つづいて、アクセス管理部11は、かかる動作情報のなかから電源管理に関連する動作状態(たとえば、図7に示した「消費量」、「アクティブ」および「スタンバイ」)を抽出し、抽出した動作状態を電源管理部12に通知するとともに、ステップS101以降の処理を繰り返すことにより、ディスク情報21の更新と、電源管理部12への動作状態の提供を継続する。
一方、電源管理部12は、アクセス管理部11から上記した動作状態を受け取ると、受け取った動作状態に基づいて電源管理情報22を更新し(ステップS104)、アクセス管理部11から動作状態を受け取るたびにステップS104の処理を繰り返す。このような処理をおこなうことで、アクセス管理部11はディスク情報21を更新し、また、電源管理部12は電源管理情報22を更新する。
次に、本実施例に係る省電力型ディスク管理処理の処理手順について図10を用いて説明する。図10は、省電力型ディスク管理処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、アクセス管理部11が、サーバ装置などからディスク装置30に対するアクセス要求を受け取ると(ステップS201)、ディスク情報21を参照することにより(ステップS202)該当するディスク装置30の動作モードを確認する。
そして、かかるディスク装置30がスタンバイモードであり、入出力をおこなうためにはスピンドルモータの作動開始(以下、「スピンアップ」と呼ぶ)が必要である場合には(ステップS203,Yes)、動作モード変更許可要求を電源管理部12に対して送信する(ステップS204)。一方、かかるディスク装置30がアクティブモードであり、スピンアップが必要でない場合には(ステップS203,No)、このディスク装置30へアクセス(入出力)し(ステップS211)、処理を終了する。
一方、アクセス管理部11からの動作モード変更許可要求を受け付けた電源管理部12は、記憶部20の電源管理情報22を参照する(ステップS205)。つづいて、該当するディスク装置をスピンアップしてアクティブモードに遷移したと仮定した場合に、電源供給の許容量を超えるか否かを判定する(ステップS206)。そして、許容範囲である場合には(ステップS206,Yes)、許可通知をアクセス管理部11に対して送信し(ステップS208)、処理を終了する。一方、電源供給の許容量を超えてしまう場合には(ステップS206,No)、不許可通知をアクセス管理部11に対して送信し(ステップS207)、処理を終了する。
つづいて、電源管理部12からの応答を受け取ったアクセス管理部11は、この応答が許可通知であるか否かを判定する(ステップS209)。そして、この応答が許可通知である場合には(ステップS209,Yes)、該当ディスク装置30へのアクセス(入出力)をおこない(ステップS210)、処理を終了する。一方、かかる応答が不許可通知である場合には(ステップS209,No)、他のディスク装置30へのアクセス(入出力)をおこなうこととし(ステップS211)、処理を終了する。
次に、本実施例に係るデータ移動処理の処理手順について図11を用いて説明する。同図に示すように、データ移動処理部13は、タイマなどを用いたトリガー(データ移動処理開始のトリガー)を受け取ると(ステップS301)、ディスク情報21に含まれるアクセス情報(図8参照)を参照する(ステップS302)。
つづいて、任意のディスク装置30のペアを選択し(ステップS303)、選択したペアが最後のディスクペアであるか否かを判定する(ステップS304)。そして、最後のディスクペアである場合には(ステップS304,Yes)、一連のデータ移動処理が完了したものとして処理を終了する。一方、最後のディスクペアではない場合には(ステップ
S304,No)、かかるアクセス情報に基づいてデータ移動が可能であるか否かを判定
する(ステップS305)。
そして、データ移動が不可能である場合には(ステップS305,No)、ステップS303以降の処理を繰り返すことにより、異なるディスクペア間におけるデータ移動を試みる。一方、データ移動が可能である場合には(ステップS305,Yes)、アクセス管理部11に対してデータ移動指示をおこなう(ステップS306)。
データ移動処理部13からのデータ移動指示を受け付けたアクセス管理部11は、受け付けたデータ移動指示に従って該当するディスクペア間のデータ移動を実行し(ステップS307)、処理を終了する。
上述してきたように、本実施例では、各ディスク装置の動作モードの既定値をスタンバイモードとしたうえで、アクセス管理部が管理対象となるディスク装置の動作状態を常時取得するとともに、ディスクアクセス要求を受けると、該当するディスク装置の動作モードを確認してこの動作モードがスタンバイモードである場合に、電源管理部に対してアクセスの可否を確認し、アクセス許可を受けた場合にのみディスク装置へのアクセスを実行し、かかるディスク装置をアクティブモードに遷移させ、さらに、データ移動処理部が、アクセス頻度が高いデータをアクセス頻度が高いディスク装置に移動する処理をおこなうよう構成した。したがって、管理対象となるディスク装置を効率よく省電力モードに遷移させることにより、高い省電力効果を得ることができる。
ところで、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図12
を用いて、上記の実施例と同様の機能を有するアクセス管理プログラム、電源管理プログラムおよびデータ移動処理プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図12は、アクセス管理プログラム、電源管理プログラムおよびデータ移動処理プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
同図に示すように通信端末装置としてのコンピュータ50は、インタフェイス部51、ディスクI/O部52、ROM(Read Only Memory)53、CPU(Central Processing Unit)54、RAM(Random Access Memory)55をバス56で接続して構成さ
れる。ここで、インタフェイス部51およびディスクI/O部52は図4に示したアクセス管理部11に対応する。
ROM53には、アクセス管理プログラム53aと、電源管理プログラム53bと、データ移動処理プログラム53cとがあらかじめ記憶されている。なお、アクセス管理プログラム53aが図4に示したアクセス管理部11に、電源管理プログラム53bが同じく電源管理部12に、データ移動処理プログラム53cが同じくデータ移動処理部13にそれぞれ対応している。
CPU54が、これらのプログラムを読み出して実行することで、図12示すように、アクセス管理プログラム53aはアクセス管理プロセス54aとして、電源管理プログラム53bは電源管理プロセス54bとして、データ移動処理プログラム53cはデータ移動処理プロセス54cとしてそれぞれ機能するようになる。
ところで、上記したプログラムについては、必ずしもあらかじめROM53に記憶させておく必要はなく、たとえば、コンピュータ50が読み出し可能なフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、光磁気ディスクなどの「可搬用の物理媒体」、または、公衆回線、インタネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ50に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などにプログラムを記憶させておき、コンピュータ50がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
(付記1)複数の情報記憶装置の省電力制御をおこなう省電力制御装置であって、前記情報記憶装置の動作情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記動作情報に基づいて、各電源供給単位に含まれる前記情報記憶装置の電力消費量と、該電源供給単位の電源供給許容量とを該電源供給単位ごとに管理する電源管理手段と、前記情報記憶装置が休止状態の場合に前記情報記憶装置に対するデータ入出力要求を受けたならば、前記電源管理手段に対して該情報記憶装置へのデータ入出力についての許可を求め、許可を受けた場合にのみ該情報記憶装置へのデータ入出力を実行するアクセス管理手段とを備えたことを特徴とする省電力制御装置。
(付記2)前記電源管理手段は、前記電源供給単位に含まれる前記情報記憶装置の電力消費量が前記電源供給許容量を超えない場合に、前記アクセス管理手段に対して前記運用状態の変更を許可することを特徴とする付記1に記載の省電力制御装置。
(付記3)前記情報記憶装置ごとのアクセス頻度に基づいて、アクセス頻度が小さい情報記憶装置に格納されたデータを、アクセス頻度が高い情報記憶装置に移動するデータ移動手段をさらに備えたことを特徴とする付記2に記載の省電力制御装置。
(付記4)前記アクセス管理手段は、前記情報記憶装置に対するアクセスが所定期間ない場合には、該情報記憶装置を前記休止状態に遷移させることを特徴とする付記2に記載の省電力制御装置。
(付記5)前記情報記憶装置は、該情報記憶装置に対するアクセスが所定期間ない場合には、自ら休止状態に遷移することを特徴とする付記2に記載の省電力制御装置。
(付記6)前記情報記憶装置は磁気ディスク装置であり、前記休止状態はスピンドルモータ停止状態を指すことを特徴とする付記3に記載の省電力制御装置。
(付記7)前記アクセス管理手段は、前記電源供給単位と1対1に対応することを特徴とする付記1〜6のいずれか一つに記載の省電力制御装置。
(付記8)複数の情報記憶装置の省電力制御をおこなう省電力制御方法であって、前記情報記憶装置の動作情報を記憶する記憶工程と、前記記憶工程に記憶された前記動作情報に基づいて、各電源供給単位に含まれる前記情報記憶装置の電力消費量と、該電源供給単位の電源供給許容量とを該電源供給単位ごとに管理する電源管理工程と、前記情報記憶装置が休止状態の場合に前記情報記憶装置に対するデータ入出力要求を受けたならば、前記電源管理工程に対して該情報記憶装置へのデータ入出力についての許可を求め、許可を受けた場合にのみ該情報記憶装置へのデータ入出力を実行するアクセス管理工程とを含んだことを特徴とする省電力制御方法。
(付記9)前記電源管理工程は、前記電源供給単位に含まれる前記情報記憶装置の電力消費量が前記電源供給許容量を超えない場合に、前記アクセス管理工程に対して前記運用状態の変更を許可することを特徴とする付記8に記載の省電力制御方法。
(付記10)前記情報記憶装置ごとのアクセス頻度に基づいて、アクセス頻度が小さい情報記憶装置に格納されたデータを、アクセス頻度が高い情報記憶装置に移動するデータ移動工程をさらに備えたことを特徴とする付記9に記載の省電力制御方法。
(付記11)前記アクセス管理工程は、前記情報記憶装置に対するアクセスが所定期間ない場合には、該情報記憶装置を前記休止状態に遷移させることを特徴とする付記9に記載の省電力制御方法。
(付記12)前記情報記憶装置は、該情報記憶装置に対するアクセスが所定期間ない場合には、自ら休止状態に遷移することを特徴とする付記9に記載の省電力制御方法。
(付記13)前記情報記憶装置は磁気ディスク装置であり、前記休止状態はスピンドルモータ停止状態を指すことを特徴とする付記10に記載の省電力制御方法。
(付記14)前記アクセス管理工程は、前記電源供給単位と1対1に対応することを特徴とする付記8〜13のいずれか一つに記載の省電力制御方法。
(付記15)複数の情報記憶装置の省電力制御をおこなう省電力制御プログラムであって、前記情報記憶装置の動作情報を記憶する記憶手順と、前記記憶手順に記憶された前記動作情報に基づいて、各電源供給単位に含まれる前記情報記憶装置の電力消費量と、該電源供給単位の電源供給許容量とを該電源供給単位ごとに管理する電源管理手順と、前記情報記憶装置が休止状態の場合に前記情報記憶装置に対するデータ入出力要求を受けたならば、前記電源管理手順に対して該情報記憶装置へのデータ入出力についての許可を求め、許可を受けた場合にのみ該情報記憶装置へのデータ入出力を実行するアクセス管理手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする省電力制御プログラム。
(付記16)前記電源管理手順は、前記電源供給単位に含まれる前記情報記憶装置の電力消費量が前記電源供給許容量を超えない場合に、前記アクセス管理手順に対して前記運用
状態の変更を許可することを特徴とする付記15に記載の省電力制御プログラム。
(付記17)前記情報記憶装置ごとのアクセス頻度に基づいて、アクセス頻度が小さい情報記憶装置に格納されたデータを、アクセス頻度が高い情報記憶装置に移動するデータ移動手順をさらに備えたことを特徴とする付記16に記載の省電力制御プログラム。
(付記18)前記アクセス管理手順は、前記情報記憶装置に対するアクセスが所定期間ない場合には、該情報記憶装置を前記休止状態に遷移させることを特徴とする付記16に記載の省電力制御プログラム。
(付記19)前記情報記憶装置は磁気ディスク装置であり、前記休止状態はスピンドルモータ停止状態を指すことを特徴とする付記16に記載の省電力制御プログラム。
(付記20)前記アクセス管理手順は、前記電源供給単位と1対1に対応することを特徴とする付記15〜19のいずれか一つに記載の省電力制御プログラム。
以上のように、本発明にかかる省電力制御装置、省電力制御方法および省電力制御プログラムは、情報記憶装置の省電力制御に有用であり、特に、省電力の対象装置がディスク装置である場合に適している。
図1は、本実施例に係るディスク管理処理の概念を示す図である。 図2は、省電力型ディスク管理処理の処理概要を示す図である。 図3は、データ移動処理の処理概要を示す図である。 図4は、ディスク管理装置の構成を示す機能ブロック図である。 図5−1は、ディスク装置の動作モードを示す図である。 図5−2は、動作モードの遷移を示す図である。 図6は、ディスク情報の一例を示す図である。 図7は、電源管理情報の一例を示す図である。 図8は、アクセス情報の一例を示す図である。 図9は、ディスク情報および電源管理情報を更新する処理の処理手順を示すフローチャートである。 図10は、省電力型ディスク管理処理の処理手順を示すフローチャートである。 図11は、データ移動処理の処理手順を示すフローチャートである。 図12は、アクセス管理プログラム、電源管理プログラムおよびデータ移動処理プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
符号の説明
1 ディスク管理装置
10 制御部
11 アクセス管理部
12 電源管理部
13 データ移動処理部
20 記憶部
21 ディスク情報
22 電源管理情報
30 ディスク装置
40 電源供給単位
50 ディスク管理装置(コンピュータ)
51 インタフェイス部
52 ディスクI/O部
53 ROM
53a アクセス管理プログラム
53b 電源管理プログラム
53c データ移動処理プログラム
54 CPU
54a アクセス管理プロセス
54b 電源管理プロセス
54c データ移動処理プロセス
55 RAM
55a ディスク情報
55b 電源管理情報
56 バス

Claims (14)

  1. 複数の情報記憶装置の省電力制御をおこなう省電力制御装置であって、
    前記情報記憶装置の動作情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記動作情報に基づいて、各電源供給単位に含まれる前記情報記憶装置の電力消費量と、該電源供給単位の電源供給許容量とを該電源供給単位ごとに管理する電源管理手段と、
    前記情報記憶装置が休止状態の場合に前記情報記憶装置に対するデータ入出力要求を受けたならば、前記電源管理手段に対して該情報記憶装置へのデータ入出力についての許可を求め、許可を受けた場合にのみ該情報記憶装置へのデータ入出力を実行するアクセス管理手段と
    を備えたことを特徴とする省電力制御装置。
  2. 前記電源管理手段は、前記電源供給単位に含まれる前記情報記憶装置の電力消費量が前記電源供給許容量を超えない場合に、前記アクセス管理手段に対して前記運用状態の変更を許可することを特徴とする請求項1に記載の省電力制御装置。
  3. 前記情報記憶装置ごとのアクセス頻度に基づいて、アクセス頻度が小さい情報記憶装置に格納されたデータを、アクセス頻度が高い情報記憶装置に移動するデータ移動手段をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の省電力制御装置。
  4. 前記アクセス管理手段は、前記情報記憶装置に対するアクセスが所定期間ない場合には、該情報記憶装置を前記休止状態に遷移させることを特徴とする請求項2に記載の省電力制御装置。
  5. 前記情報記憶装置は、該情報記憶装置に対するアクセスが所定期間ない場合には、自ら休止状態に遷移することを特徴とする請求項2に記載の省電力制御装置。
  6. 前記情報記憶装置は磁気ディスク装置であり、前記休止状態はスピンドルモータ停止状態を指すことを特徴とする請求項3に記載の省電力制御装置。
  7. 前記アクセス管理手段は、前記電源供給単位と1対1に対応することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の省電力制御装置。
  8. 複数の情報記憶装置の省電力制御をおこなう省電力制御方法であって、
    前記情報記憶装置の動作情報を記憶する記憶工程と、
    前記記憶工程に記憶された前記動作情報に基づいて、各電源供給単位に含まれる前記情報記憶装置の電力消費量と、該電源供給単位の電源供給許容量とを該電源供給単位ごとに管理する電源管理工程と、
    前記情報記憶装置が休止状態の場合に前記情報記憶装置に対するデータ入出力要求を受けたならば、前記電源管理工程に対して該情報記憶装置へのデータ入出力についての許可を求め、許可を受けた場合にのみ該情報記憶装置へのデータ入出力を実行するアクセス管理工程と
    を含んだことを特徴とする省電力制御方法。
  9. 前記電源管理工程は、前記電源供給単位に含まれる前記情報記憶装置の電力消費量が前記電源供給許容量を超えない場合に、前記アクセス管理工程に対して前記運用状態の変更を許可することを特徴とする請求項8に記載の省電力制御方法。
  10. 前記情報記憶装置ごとのアクセス頻度に基づいて、アクセス頻度が小さい情報記憶装置に格納されたデータを、アクセス頻度が高い情報記憶装置に移動するデータ移動工程をさらに備えたことを特徴とする請求項9に記載の省電力制御方法。
  11. 前記アクセス管理工程は、前記情報記憶装置に対するアクセスが所定期間ない場合には、該情報記憶装置を前記休止状態に遷移させることを特徴とする請求項9に記載の省電力制御方法。
  12. 前記情報記憶装置は、該情報記憶装置に対するアクセスが所定期間ない場合には、自ら休止状態に遷移することを特徴とする請求項9に記載の省電力制御方法。
  13. 前記情報記憶装置は磁気ディスク装置であり、前記休止状態はスピンドルモータ停止状態を指すことを特徴とする請求項10に記載の省電力制御方法。
  14. 前記アクセス管理工程は、前記電源供給単位と1対1に対応することを特徴とする請求項8〜13のいずれか一つに記載の省電力制御方法。
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