JPWO2006090491A1 - 内視鏡 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、何らの支障もなく検査・処置等が行え、挿入部表面に対するコート処理をほとんど不要としてコストの低減化を得られ、挿入部の保護をなして大幅な耐久性の向上を図れ、洗浄・消毒・滅菌等の作業の手間と時間の軽減化を得られる内視鏡を提供する。【解決手段】術者が一方の手で把持する把持部8、他方の手で操作するノブ類7等を備えた操作部1と、この操作部に連結され、患者の体腔内に挿入されて体腔形状に沿って曲成自在な軟性部11、この軟性部の先端に設けられ湾曲変位自在な湾曲部12、この湾曲部の先端に設けられノズルやレンズ等を有する先端硬質部13から構成される挿入部2と、一端部が挿入部の一端に弾性的に密着固定され、他端部が挿入部の他端に着脱自在に取付け固定され、挿入部を覆う極薄のゴム膜材若しくはポリウレタン膜材からなるカバー15とを具備する。【選択図】 図2
Description
本発明は、たとえば医療分野に用いられる内視鏡に関する。
たとえば医療分野に用いられる内視鏡は、術者が一方の手で把持する把持部と、他方の手で操作するノブ類やボタン類および鉗子チャンネルを備えた操作部を備えている。この操作部から患者の体腔内に挿入される挿入部が延出される。
挿入部は、体腔形状に沿って曲成自在な軟性部と、軟性部の先端に設けられる湾曲変位自在な湾曲部と、この湾曲部の先端に設けられる送気・送水用ノズルや、レンズ(対物光学系)を有する先端硬質部から構成される。
術者が挿入部を患者の体腔内における所望の部位に挿入し、操作部を操作して湾曲部を湾曲させ先端硬質部を患部に対向しレンズを用いて所望部位の画像を得る。術者は得られた画像データを確認しつつ患部に対する最適な検査もしくは処置を行える。
必要な検査・処置を行ったあとの内視鏡は、感染症を予防するために洗浄し、消毒し、滅菌処理をなす必要がある。これら一連の作業を終了してから清浄雰囲気中、もしくは清浄雰囲気に近い条件下で保管し、次回の使用に提供される。または、以下の特許文献1、2に示すように、内視鏡の表面をコーティング剤で抗菌・滅菌処理して、洗浄等の負荷を低減することも提案されている。
上述の内視鏡を用いて検査・処置等を繰り返し行い、その都度、内視鏡を洗浄・消毒・滅菌等をなすところから、必然的に挿入部の表面を形成する外皮が摩耗し、部分的な破損に至るおそれがある。これらの現象を確認したら、もしくは現象が生じる気配があったら、外皮全体を交換しなければならない。
外皮の交換修理あたって、患者の体腔内に挿入される使用環境から高品質な外皮接着処理および、外皮表面に対するコート処理を行わなければならず、多大な手間と時間がかかる。また、欠損のない正常な内視鏡であっても、検査・処置等のあとは洗浄・消毒・滅菌等の作業に手間と時間が費やされることは避けられない。
本発明は前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、少なくとも挿入部を使い捨て可能なカバーで覆うことにより、何らの支障もなく検査・処置等が行えるうえに、挿入部表面のコート処理のほとんど大部分を不要としてコストの低減化を得られ、挿入部の保護をなして大幅な耐久性の向上を図れるとともに、洗浄・消毒・滅菌等の作業に必要な設備と手間および作業時間の軽減化を得られる内視鏡を提供しようとするものである。
前記目的を達成するため本発明の内視鏡は、術者が一方の手で把持する把持部、他方の手で操作するノブ類等を備えた操作部と、この操作部に連結され、患者の体腔内に挿入されて体腔形状に沿って曲成自在な軟性部、この軟性部の先端に設けられ湾曲変位自在な湾曲部、及びこの湾曲部の先端に設けられノズルやレンズ等を有する先端硬質部から構成される挿入部と、一端部が前記挿入部の一端に弾性的に密着固定され、他端部が挿入部の他端に着脱自在に取付け固定され、挿入部を覆う極薄のゴム膜、ポリウレタン膜などの弾性膜からなるカバーとを具備する。
本発明によれば、何らの支障もなく検査・処置等が行えるうえに、コストの低減化と、耐久性の大幅な向上化および、洗浄・消毒・滅菌等の作業の軽減化を得られるなどの効果を奏する。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、電子スコープタイプの内視鏡の斜視図であり、一部は省略して示している。
内視鏡は、操作部1と、この操作部1の先端に設けられる挿入部2とから構成されている。操作部1から分岐するユニバーサルコード3の先端には、図示しないスコープコネクターが設けられ光源装置に接続される。
図1は、電子スコープタイプの内視鏡の斜視図であり、一部は省略して示している。
内視鏡は、操作部1と、この操作部1の先端に設けられる挿入部2とから構成されている。操作部1から分岐するユニバーサルコード3の先端には、図示しないスコープコネクターが設けられ光源装置に接続される。
前記操作部1は、ビデオプリンター以外の静止画を記録し画像を静止させる操作をなすスイッチ、平均測光とピーク測光を切換える測光用スイッチ、ビデオプリンターにプリントアウトするスイッチ等のスイッチ類5を備えている。
さらに操作部1は、押し込むことで後述する挿入部2を構成する先端硬質部13から吸引をなす吸引ボタン、中央の小穴を指で塞ぐことにより先端硬質部13に設けられるノズルから送気し、そのまま押し込むと送水になる送気・送水ボタン等のボタン類6を備えている。
さらに操作部1は、挿入部2を構成する後述する湾曲部12を上下に湾曲させる上下アングルノブ、左右に湾曲させる左右アングルノブ、上下アングルノブと左右アングルノブをそれぞれ固定−固定解除する解除ノブ等のノブ類7を備えている。
これらスイッチ類5とボタン類6およびノブ類7に隣接して、把持部8が設けられる。術者は一方の手で把持部8を持ち、他方の手でスイッチ類5とボタン類6およびノブ類7を操作できる。さらに、把持部8の先端には鉗子等を挿入する鉗子チャンネル9が設けられる。
前記挿入部2は、基端部がオレドメ部10によって保護され、患者の体腔内に挿入された状態で体腔形状に沿って曲成自在な軟性部11と、この軟性部11の先端に設けられ前記操作部1のノブ類7に対する操作に応じて湾曲変形する湾曲部12と、この湾曲部12の先端に設けられ前記操作部1のボタン類6に対する操作に応じて作用するノズル、レンズ(対物光学系)、吸引口を兼用する鉗子出口およびライトガイドを有する先端硬質部13とから構成される。
なお、軟性部11と湾曲部12がともに可撓性を有するところから、これらを総称して可撓管と呼ぶ。可撓管は、フレックス(螺旋管)と、このフレックスの表面にブレード(網状管)が設けられ、さらにブレードの表面が外皮で覆われる(以上、図示しない)。本来、外皮の表面は樹脂材等からなるコート層で被覆されるが、ここでは後述するカバー15を備えることにより、コート層を一部のみ備え、もしくは全く不要としている。
図2は内視鏡の一部と第1の実施の形態におけるカバー15の斜視図、図3はカバー15を構成するカバー本体15a一部と止め部15bの斜視図である。
前記カバー15は、全長が挿入部2のオレドメ部10先端から軟性部11先端に亘る長さと同一であり、基端を除いた大部分が極薄(厚さ0.01〜0.1mm程度)の弾性材料からなる薄膜で形成されている。基端を止め部15bと呼び、先端を先端密着部15cと呼び、止め部15bと先端密着部15cとの間をカバー本体15aと呼ぶ。
前記カバー15は、全長が挿入部2のオレドメ部10先端から軟性部11先端に亘る長さと同一であり、基端を除いた大部分が極薄(厚さ0.01〜0.1mm程度)の弾性材料からなる薄膜で形成されている。基端を止め部15bと呼び、先端を先端密着部15cと呼び、止め部15bと先端密着部15cとの間をカバー本体15aと呼ぶ。
カバー15の材質としては、弾性以外に、平滑性、成形性、衛生性、引っ張り強度、製造コスト、生体適合性、耐液性等を備えた材質を使用するのが好ましい。例えば、人工心臓やカテーテルなどの医療用器具に用いられるゴム(天然ゴム、人工ゴム、合成ゴム等)などのエラストマーやポリウレタンなどの弾性樹脂材料が好ましい。また、これらに他の物質を添加して、及び/若しくは必要な加工を施して、弾性、平滑性、衛生性、引っ張り強度、製造コスト、生体適合性、耐液性等を向上させることもできる。以下の説明においては、ゴム膜材等と表記する。
前記止め部15bは、作業者が指先で軟性部11の周面にワンタッチで巻付け固定を可能とするとともに、容易に取り外しができる平面ファスナ16および摘み17が取付けられる。さらに、止め部15bの平面ファスナ16が設けられていない内周面部分に、挿入部2をどのような姿勢にしても止め部15bの挿入部2に対する取付け位置がずれないように、たとえば複数の細かな突起を設けるとよい。
なお、平面ファスナ16は軟性部11への着脱を容易化するために備えたものであって、必ずしも平面ファスナ16に限定されず、他の構造の止め具を備えてもよい。
前記先端密着部15cの直径は挿入部2の直径よりも小さく形成され、カバー本体15aの直径は挿入部2の直径よりも僅かに大きく形成される。上述したように、カバー本体15aおよび先端密着部15cは極薄のゴム膜材等から形成されるが、尖鋭状の物体で突付かれても容易には破断しない強度を備え、かつ後述するように軟性部11あるいは湾曲部12に取付けられた状態で、これらが極端に曲成されることがあっても弾性変形して破断を吸収する特性を備えている。
前記先端密着部15cの直径は挿入部2の直径よりも小さく形成され、カバー本体15aの直径は挿入部2の直径よりも僅かに大きく形成される。上述したように、カバー本体15aおよび先端密着部15cは極薄のゴム膜材等から形成されるが、尖鋭状の物体で突付かれても容易には破断しない強度を備え、かつ後述するように軟性部11あるいは湾曲部12に取付けられた状態で、これらが極端に曲成されることがあっても弾性変形して破断を吸収する特性を備えている。
そして、カバー本体15aおよび先端密着部15cはゴム膜材等から形成されるから、外表面は極めて平滑であり、体液中に存在すればなお一層、平滑性が向上する。すなわち、カバー本体15aおよび先端密着部15cは従来、挿入部2の表面を構成する外皮に設けられるコート層の代用になり得る。
内視鏡の使用にあたって、このようなカバー15を用意して挿入部2における軟性部11に取付ける。具体的には、止め部15bを開いた状態にして、止め部15bを挿入部2先端から介挿する。止め部15bを先端硬質部13から湾曲部12を介して軟性部11に介挿していくにしたがって、止め部15bと一体に連結されるカバー本体15aは先端硬質部13、湾曲部12、軟性部11の順に介挿される。
このとき、止め部15bが開いた状態であるとともに、カバー本体15aの直径が挿入部2の直径よりも大に形成されているので、作業的には極めて容易で、短時間で済む。カバー15の先端密着部15cが先端硬質部13から湾曲部12にかかると、先端密着部15cの直径が先端硬質部13と湾曲部12および軟性部11からなる挿入部2の直径よりも小に形成されるために、先端密着部15cの径を拡開しなければならず、介挿にあたってはある程度の抵抗感がある。
しかしながら、先端密着部15cは上述したように極薄のゴム膜材等から形成されていて、比較的容易に弾性変形する素材であるから、先端密着部15cが先端硬質部13から湾曲部12を介して軟性部11に変位しながら介挿するのに作業上の困難性は少ない。
先端密着部15cの先端縁が湾曲部12を通過して軟性部11の先端に到達した状態で、先端密着部15cの介挿が終り、先端密着部15cは軟性部11先端に密着固定される。あとは、止め部15bを移動して軟性部11の基端に当て、平面ファスナ16を利用して軟性部11に巻き付け固定すればよい。
なお、カバー15を用いる対象としての挿入部2は、湾曲部12外皮の表面のみにコート層を設ければよく、軟性部11に対するコート層を必要としない。したがって、コート層を設けるための設備と手間および作業時間が大幅に低減して、コストの低減に寄与する。
図4は、軟性部11にカバー15を取付けた状態を示す斜視図である。
挿入部2を構成する先端硬質部13と湾曲部12が完全露出するのに対して、軟性部11全体はカバー15で覆われている。なお説明すれば、軟性部11の先端にはカバー15を構成する先端密着部15cが弾性的に密着状態で取付けられ、カバー15のほとんど大部分であるカバー本体15aは隙間がある状態で軟性部11を覆う。そして、軟性部11の基端にはカバー15の止め部15bが取付け固定される。
挿入部2を構成する先端硬質部13と湾曲部12が完全露出するのに対して、軟性部11全体はカバー15で覆われている。なお説明すれば、軟性部11の先端にはカバー15を構成する先端密着部15cが弾性的に密着状態で取付けられ、カバー15のほとんど大部分であるカバー本体15aは隙間がある状態で軟性部11を覆う。そして、軟性部11の基端にはカバー15の止め部15bが取付け固定される。
内視鏡は、図4の状態で患者の体腔内に挿入され、検査もしくは処置がなされる。挿入にあたっては、湾曲部12の表面にコート層が設けられているから円滑である。湾曲部12が通過したあと、軟性部11がカバー15で覆われた状態で挿入される。上述したように、カバー15は極薄のゴム膜材等で形成されているから表面の平滑性は優れていて、挿入には何らの支障もなく円滑である。そして、カバー15は容易に弾性変形するから、軟性部11とともに体腔形状に沿って曲成する。
先端硬質部13が体腔内の所望の部位に到達したら、術者は操作部1を操作して湾曲部12を湾曲させ、先端硬質部13を患部に対向して必要な作用を行う。先端硬質部13と湾曲部12はカバー15など他の部材で覆われていないから、作用と動作は少しも損なわれることなく円滑に行われる。カバー15の先端密着部15cが軟性部11先端に密着して取付けられているので、これらの間に血液および体液が浸透するおそれがなく、軟性部11全体の表面は清浄が保持される。
必要な全ての検査もしくは処置が終了したら、体腔内から挿入部2を抜き出す。カバー15の基端に設けられる止め部15bが軟性部11基端に平面ファスナ16を介して確実に取付け固定されているから、カバー15が体腔内に取り残されることはなく、カバー15と挿入部2は一体の状態で抜き出される。すなわち、挿入部2を体腔内から抜き出しするにあたっては何らの支障もなく円滑に行える。
ついで、内視鏡を洗浄・消毒・滅菌する作業が必要である。このとき、カバー15の止め部15bを外し、止め部15bを軟性部11から湾曲部12を介し先端硬質部13へ移動して抜き出す。カバー本体15aは2つ折れ状となり、それぞれの合せ面側がそれまで体腔内に挿入されていた汚れ面であり、露出する表面がそれまで軟性部11表面に隙間を介して対向していた清浄面であるから、カバー15の取り外しにあたって手が汚れる度合いが少なくてすむ。
カバー15の先端密着部15cを湾曲部12および先端硬質部13から抜き出す際は再び抵抗感があるが、極く短い長さであり作業的には困難性が少ない。しかも、ただ単純に抜き出せばよいから、軟性部11や湾曲部12に折損が生じることのないように注意するだけでカバー15の取り外しが可能である。
挿入部2から取外したカバー15は廃棄処分とする。先端硬質部13と湾曲部12が体液等で汚染されている以外はほとんど清浄であり、内視鏡に対する洗浄・消毒・滅菌の作業は比較的短時間で、容易にすむ。これらの作業が終了して完全乾燥を確認できた状態で、新たなカバー15を再び上述のように取付けて、清浄雰囲気もしくは清浄雰囲気に近い状態で保管し、次回の使用に供される。
このように挿入部2のほとんど大部分を占める軟性部11表面を使い捨てのカバー15で保護するので、軟性部11の表面を構成する外皮が摩耗し損傷するおそれがなく、長期の使用に耐え得るとともに、感染症の発生要因が一掃されて信頼性の高い内視鏡を提供できる。
図5は、第2の実施の形態としてのカバー15Aを取付けた内視鏡一部の斜視図である。
カバー15Aの基本構成は、先に説明した第1の実施の形態でのカバー15と全く同一である。ここでは、先端密着部15cが湾曲部12に弾性的に密着固定され、カバー本体15aは軟性部11全体に対して隙間を介して覆っている。
カバー15Aの基本構成は、先に説明した第1の実施の形態でのカバー15と全く同一である。ここでは、先端密着部15cが湾曲部12に弾性的に密着固定され、カバー本体15aは軟性部11全体に対して隙間を介して覆っている。
カバー本体15aの基端に設けられる止め部15bの構成は先に説明したものと同一でよく、同一の手順で軟性部11基端に取付けられる。カバー15Aを挿入部2に取付けるのに、先端密着部15cの密着固定先が軟性部11先端から湾曲部12に変っただけなので、取付け作業として円滑に行えることは変りがない。
カバー15Aを用いる対象としての挿入部2において、軟性部11は勿論のこと、湾曲部12の表面にもコート層を必要としない。したがって、コート層を設けるための設備と手間および作業時間が不要となり、コストの大幅低減に寄与する。
検査・処置のため挿入部2を体腔内に挿入するのに、湾曲部12および軟性部11が平滑性の高いカバー15Aで覆われているから、何らの支障もなく円滑に行える。軟性部11とともにカバー本体15aが体腔形状に沿って円滑に弾性変形することも変りがない。
先端硬質部13が体腔内の所望の部位に到達したら、術者は操作部1を操作して湾曲部12を湾曲させ、先端硬質部13を患部に対向させてから必要な作用を行う。このとき、湾曲部12とともにカバー15Aの先端密着部15cが弾性変形して、湾曲部12の湾曲作用を損なわない。湾曲部12にカバー15Aの先端密着部15cが密着して取付けられているから、これらの間に血液および体液が浸透するおそれがなく、湾曲部12と軟性部11表面は清浄が保持される。
必要な全ての検査もしくは処置が終了したら、体腔内から挿入部2を抜き出す。カバー15Aの基端に設けられる止め部15bが軟性部11基端に平面ファスナ16を介して取付け固定されているから、カバー15Aが体腔内に取り残されることはなく、カバー15Aと挿入部2は一体の状態で抜き出される。すなわち、挿入部2を体腔内から抜き出しするにあたっては何らの支障もなく円滑に行える。
内視鏡を洗浄・消毒・滅菌するとき、カバー15Aを挿入部2から取り出す。止め部15bを外して挿入部2先端方向に移動すれば、カバー本体15aが2つ折れ状となる。そのときの合せ面が汚れ面となり、カバー15Aの取り出しにあたって手が汚れる度合いが少なくてすむ。先端密着部15cを湾曲部12から抜き出す際は再び抵抗感があるが、極く短い長さであり作業的には困難性が少ない。
挿入部2から取外したカバー15Aは廃棄処分する。内視鏡自体は洗浄・消毒・滅菌するが、先端硬質部13のみが体液等で汚染されている以外、湾曲部12と軟性部11はそれまでカバー15Aで覆われていたのでほとんど清浄であり、前記一連の作業は比較的短時間で、容易にすむ。これらの作業が終了して完全乾燥を確認できた状態で、新たなカバー15Aを再び上述のように取付け、清浄雰囲気もしくは清浄雰囲気に近い状態で保管し、次回の使用に供される。
このように軟性部11および湾曲部12表面を使い捨てのカバー15Aで保護するので、軟性部11および湾曲部12の表面を構成する外皮が摩耗し損傷するおそれがなく、長期の使用に耐え得るとともに、感染症の発生要因が一掃されて信頼性の高い内視鏡を提供できる。
図6は、第3の実施の形態におけるカバー15Bを備えた内視鏡一部の斜視図である。
カバー15Bの基本構成は、先に説明した第2の実施の形態でのカバー15Aと近似的である。すなわち、先端密着部15cが軟性部11の先端に弾性的に密着固定され、カバー本体15a1は軟性部11の残り部分を隙間を介して覆っている。
カバー15Bの基本構成は、先に説明した第2の実施の形態でのカバー15Aと近似的である。すなわち、先端密着部15cが軟性部11の先端に弾性的に密着固定され、カバー本体15a1は軟性部11の残り部分を隙間を介して覆っている。
ここでは、カバー本体15a1はオレドメ部10から把持部8の中途部まで延出され、それぞれの形状に沿って隙間を介して覆う。カバー本体15a1の基端には切れ込みからなる止め部15b1が設けられていて、この止め部15b1が操作部1に設けられる鉗子チャンネル9に掛止される。勿論、止め部15b1を構成する切れ込みの周縁からの破断は確実に防止されている。
このように、全長に亘って極薄のゴム膜材等から形成されるカバー15Bであるので、先に説明したカバー15,15Aよりも製造コストが廉価ですむ。
カバー15Bを挿入部2に取付けるのに、止め部15b1が設けられる直径の大なる基端側から挿入部2の先端に介挿するので、取付け作業としては円滑に行える。先端密着部15cを軟性部11先端に密着固定する際と、止め部15b1を鉗子チャンネル9に掛止する際には、ある程度カバー15Bを部分的に伸張させなければならないので慎重を要するが、作業的にはさほど困難性がない。
なお、カバー15Bを用いる対象としての挿入部2は、湾曲部12の外皮の表面のみにコート層を設ければよく、軟性部11の表面にはコート層を必要としない。したがって、コート層を設けるための設備と手間および作業時間が大幅に低減して、コストの低減に寄与する。
検査・処置作業で挿入部2を体腔内に挿入する際に、軟性部11が平滑性の高いカバー15Bで覆われているから、何らの支障もなく円滑に行える。そして、軟性部11とともにカバー本体15a1が体腔形状に沿って円滑に弾性変形することも変りがない。
先端硬質部13が体腔内の所望の部位に到達したら、術者は操作部1を操作して湾曲部12を湾曲させ、かつ先端硬質部13を患部に対向させて必要な作用を行う。湾曲部12は何らの部材にも覆われていないから、湾曲部12の湾曲作用を損なわない。また、軟性部11先端にカバー15Bの先端密着部15cが密着して取付けられているから、これらの間に血液や体液が浸透するおそれがなく、軟性部11と把持部8の一部表面は清浄が保持される。
必要な全ての検査もしくは処置が終了したら、体腔内から挿入部2を抜き出す。このとき、カバー15Bの基端に設けられる止め部15b1が鉗子チャンネル9に引掛け固定されているから、カバー15Bが体腔内に取り残されることはなく、カバー15Bと挿入部2は一体の状態で抜き出される。すなわち、挿入部2を体腔内から抜き出しするにあたっては、何らの支障もなく円滑に行える。
内視鏡を洗浄・消毒・滅菌するとき、カバー15Bを挿入部2から取り出す。止め部15b1を鉗子チャンネル9から外して挿入部2先端側へ移動することでカバー本体15a1が2つ折れ状となり、合せ面側が汚れ面となってカバー15Bの抜き出しにあたって手が汚れる度合いが少なくてすむ。先端密着部15cを湾曲部12から抜き出す際は再び抵抗感があるが、極く短い長さであり作業的には困難性が少ない。
挿入部2から取外したカバー15Bは廃棄処分する。内視鏡自体は洗浄・消毒・滅菌するが、先端硬質部13と湾曲部12が体液等で汚染されている以外、軟性部11はそれまでカバー15Bで覆われていたのでほとんど清浄であり、前記一連の作業は比較的短時間で、容易にすむ。これらの作業が終了して完全乾燥を確認できた状態で、新たなカバー15Bを再び上述のように取付け、清浄雰囲気もしくは清浄雰囲気に近い状態で保管し、次回の使用に供される。
このように挿入部2のほとんど大部分を占める軟性部11表面と把持部8の一部を使い捨てのカバー15Bで保護するので、軟性部11の表面を構成する外皮が摩耗し損傷するおそれがなく、長期の使用に耐え得るとともに、感染症の発生要因が一掃されて信頼性の高い内視鏡を提供できる。
図7は、第4の実施の形態におけるカバー15Cを備えた内視鏡一部の斜視図である。
カバー15Cの基本構成は、先に説明した第2および第3の実施の形態におけるカバー15A,15Bと近似的である。すなわち、先端密着部15cが湾曲部12に弾性的に密着固定され、カバー本体15a1は軟性部11を隙間を介して覆っている。さらに、カバー本体15a1はオレドメ部10から把持部8の中途部まで、それぞれの形状に沿って隙間を介して覆っている。
カバー15Cの基本構成は、先に説明した第2および第3の実施の形態におけるカバー15A,15Bと近似的である。すなわち、先端密着部15cが湾曲部12に弾性的に密着固定され、カバー本体15a1は軟性部11を隙間を介して覆っている。さらに、カバー本体15a1はオレドメ部10から把持部8の中途部まで、それぞれの形状に沿って隙間を介して覆っている。
カバー本体15a1の基端には切れ込みからなる止め部15b1が設けられていて、この止め部15b1が操作部1に設けられる鉗子チャンネル9に掛止される。止め部15b1を構成する切れ込みの周縁は分厚く形成され、ここからの破断は確実に防止される。
このように、全長に亘って極薄のゴム膜材等から形成されるカバー15Cであるので、先に説明したカバー15,15Aよりも製造コストが廉価ですむ。
カバー15Cを挿入部2に取付けるのに、止め部15b1が設けられる直径の大なる基端側から挿入部2の先端に介挿するので、取付け作業としては円滑に行える。先端密着部15cを湾曲部12に密着固定する際と、止め部15b1を鉗子チャンネル9に掛止する際には、ある程度カバー15Cを部分的に伸張させなければならないので慎重を要するが、作業的にはさほど困難性がない。
カバー15Cを挿入部2に取付けるのに、止め部15b1が設けられる直径の大なる基端側から挿入部2の先端に介挿するので、取付け作業としては円滑に行える。先端密着部15cを湾曲部12に密着固定する際と、止め部15b1を鉗子チャンネル9に掛止する際には、ある程度カバー15Cを部分的に伸張させなければならないので慎重を要するが、作業的にはさほど困難性がない。
なお、カバー15Cを用いる対象としての挿入部2は、湾曲部12および軟性部11の外皮の表面にコート層を設ける必要がない。したがって、コート層を設けるための設備と手間および作業時間が不要で、コストの大幅な低減化に寄与する。
検査・処置のため挿入部2を体腔内に挿入する際に、湾曲部12とともに軟性部11が平滑性の高いカバー15Cで覆われているから、何らの支障もなく円滑に行える。そして、軟性部11とともにカバー本体15a1が体腔形状に沿って円滑に弾性変形することも変りがない。
先端硬質部13が体腔内の所望の部位に到達したら、術者は操作部1を操作して湾曲部12を湾曲させ、かつ先端硬質部13を患部に対向して必要な作用を行う。このとき、湾曲部12とともにカバー15Cの先端密着部15cが弾性変形して、湾曲部12の湾曲作用を損なわない。湾曲部12にカバー15Cの先端密着部15cが密着して取付けられているから、これらの間に血液および体液が浸透するおそれがなく、挿入部2と把持部8の一部表面は清浄が保持される。
必要な全ての検査もしくは処置が終了したら、体腔内から挿入部2を抜き出す。カバー15Cの基端に設けられる止め部15b1が鉗子チャンネル9に引掛け固定されているから、カバー15Cが体腔内に取り残されることはなく、カバー15Cと挿入部2は一体の状態で抜き出される。すなわち、挿入部2を体腔内から抜き出しするにあたっては何らの支障もなく円滑に行える。
内視鏡を洗浄・消毒・滅菌するとき、カバー15Cを挿入部2から取り出す。止め部15b1を鉗子チャンネル9から外して挿入部2先端側へ移動すると、カバー本体15a1が2つ折れ状となり、そのときの合せ面が汚れ面となってカバー15Cの抜き出しにあたって手が汚れる度合いが少なくてすむ。先端密着部15cを湾曲部12から抜き出す際は再び抵抗感があるが、極く短い長さであり作業的には困難性が少ない。
挿入部2から取外したカバー15Cは廃棄処分する。挿入部2と把持部8の一部がそれまでカバー15Cで覆われていたのでほとんど清浄であり、内視鏡に対する洗浄・消毒・滅菌の作業は比較的短時間で、容易にすむ。これらの作業が終了して完全乾燥を確認できた状態で、新たなカバー15Cを再び上述のように取付け、清浄雰囲気もしくは清浄雰囲気に近い状態で保管し、次回の使用に供される。
このように挿入部2および把持部8の一部を使い捨てのカバー15Cで保護するので、挿入部2の表面を構成する外皮が摩耗し損傷するおそれがなく、長期の使用に耐え得るとともに、感染症の発生要因が一掃されて信頼性の高い内視鏡を提供できる。
1…操作部、2…挿入部、8…把持部、9…鉗子チャンネル、11…軟性部、12…湾曲部、13…先端硬質部、15…カバー、15c…先端密着部、15b…止め部、15a…カバー本体。
Claims (6)
- 術者が一方の手で把持する把持部、他方の手で操作するノブ類等を備えた操作部と、
この操作部に連結され、患者の体腔内に挿入されて体腔形状に沿って曲成自在な軟性部、この軟性部の先端に設けられ湾曲変位自在な湾曲部、及びこの湾曲部の先端に設けられノズルやレンズ等を有する先端硬質部から構成される挿入部と、
一端部が前記挿入部の一端に弾性的に密着固定され、他端部が挿入部の他端に着脱自在に取付け固定され、挿入部を覆う極薄のゴム膜、ポリウレタン膜などの弾性膜からなるカバーと
を具備することを特徴とする内視鏡。 - 術者が一方の手で把持する把持部、他方の手で操作するノブ類および鉗子チャンネル等を備えた操作部と、
この操作部に連結され、患者の体腔内に挿入されて体腔形状に沿って曲成自在な軟性部、この軟性部の先端に設けられ湾曲変位自在な湾曲部、及びこの湾曲部の先端に設けられノズルやレンズ等を有する先端硬質部から構成される挿入部と、
一端部が前記挿入部に弾性的に密着固定され、他端部が前記操作部の鉗子チャンネルに着脱自在に引掛け固定され、挿入部および操作部の一部を覆う極薄のゴム膜、ポリウレタン膜などの弾性膜からなるカバーと
を具備することを特徴とする内視鏡。 - 術者が一方の手で把持する把持部、他方の手で操作するノブ類等を備えた操作部と、
この操作部に連結され、患者の体腔内に挿入されて体腔形状に沿って曲成自在な軟性部、この軟性部の先端に設けられ湾曲変位自在な湾曲部、及びこの湾曲部の先端に設けられノズルやレンズ等を有する先端硬質部から構成される挿入部と、
この挿入部の前記軟性部先端に弾性的に密着固定される先端密着部、軟性部基端に着脱自在に取付け固定される止め部、及び前記先端密着部と前記止め部との間に形成され軟性部を隙間を介して覆うカバー本体を備えるカバーと、を具備し、
前記カバーの先端密着部およびカバー本体は、極薄のゴム膜、ポリウレタン膜などの弾性膜で構成される
ことを特徴とする内視鏡。 - 術者が一方の手で把持する把持部、他方の手で操作するノブ類等を備えた操作部と、
この操作部に連結され、患者の体腔内に挿入されて体腔形状に沿って曲成自在な軟性部、この軟性部の先端に設けられ湾曲変位自在な湾曲部、及びこの湾曲部の先端に設けられノズルやレンズ等を有する先端硬質部から構成される挿入部と、
この挿入部の前記湾曲部に弾性的に密着固定される先端密着部、軟性部基端に着脱自在に取付け固定される止め部、及び前記先端密着部と前記止め部との間に形成され軟性部を隙間を介して覆うカバー本体を備えるカバーと、を具備し、
前記カバーの先端密着部およびカバー本体は、極薄のゴム膜、ポリウレタン膜などの弾性膜で構成される
ことを特徴とする内視鏡。 - 術者が一方の手で把持する把持部、他方の手で操作するノブ類および鉗子チャンネル等を備えた操作部と、
この操作部に連結され、患者の体腔内に挿入されて体腔形状に沿って曲成自在な軟性部、この軟性部の先端に設けられ湾曲変位自在な湾曲部、及びこの湾曲部の先端に設けられノズルやレンズ等を有する先端硬質部から構成される挿入部と、
この挿入部の前記軟性部先端に弾性的に密着固定される先端密着部、前記操作部の鉗子チャンネルに着脱自在に引掛け固定される切り込みからなる止め部、及び前記先端密着部と前記止め部との間に形成され軟性部および操作部の一部を隙間を介して覆うカバー本体を備えたカバーと、を具備し、
このカバーは、全長に亘って極薄のゴム膜、ポリウレタン膜などの弾性膜で構成される
ことを特徴とする内視鏡。 - 術者が一方の手で把持する把持部、他方の手で操作するノブ類および鉗子チャンネル等を備えた操作部と、
この操作部に連結され、患者の体腔内に挿入されて体腔形状に沿って曲成自在な軟性部、この軟性部の先端に設けられ湾曲変位自在な湾曲部、及びこの湾曲部の先端に設けられノズルやレンズ等を有する先端硬質部から構成される挿入部と、
この挿入部の前記湾曲部に弾性的に密着固定される先端密着部、前記操作部の鉗子チャンネルに着脱自在に引掛け固定される切り込みからなる止め部、前記先端密着部と前記止め部との間に形成され軟性部および操作部一部を隙間を介して覆うカバー本体を備えたカバーと、を具備し、
このカバーは、全長に亘って極薄のゴム膜、ポリウレタン膜などの弾性膜で構成される
ことを特徴とする内視鏡。
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