JPH03136630A - 内視鏡案内管 - Google Patents

内視鏡案内管

Info

Publication number
JPH03136630A
JPH03136630A JP1274957A JP27495789A JPH03136630A JP H03136630 A JPH03136630 A JP H03136630A JP 1274957 A JP1274957 A JP 1274957A JP 27495789 A JP27495789 A JP 27495789A JP H03136630 A JPH03136630 A JP H03136630A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
endoscope
guide tube
hole
body cavity
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1274957A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Tabata
田畑 孝夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP1274957A priority Critical patent/JPH03136630A/ja
Publication of JPH03136630A publication Critical patent/JPH03136630A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00131Accessories for endoscopes
    • A61B1/00135Oversleeves mounted on the endoscope prior to insertion

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、内視鏡を体腔内、皮下、関節部位等へ案内し
て挿入するためのいわゆるシース等の内視鏡案内管に関
する。
[従来の技術] 一般に1.この種の内視鏡案内管は、内視鏡を生体内へ
挿入するための内視鏡挿入孔を設け、この内視鏡挿入孔
はその先端側に開口している。そして、この内視鏡挿入
孔を通じて体腔内等に内視鏡を案内して挿入できる。ま
た、この内視鏡挿入孔を鉗子等の処置具類の挿通や送気
・送水用として兼用するものが知られている。
このような従来の内視鏡案内管を使用する場合には、そ
の内視鏡案内管を通じて挿入する内視鏡等が体腔内等の
生体部位に触れるため、内視鏡と内視鏡案内管の両方を
使用の都度、両者を滅菌消毒する必要があった。病院で
数人の患者を連続して診断する場合は、−人の患者を診
断する度に、内視鏡および内視鏡案内管をいちいち滅菌
消毒するのでは非常に手間がかかるが、高価な内視鏡を
多数用意しておくには病院に経済的な負担が著しく増す
また、各患者の処置間の短時間に行う内視鏡の滅菌消毒
では充分な滅菌消毒が行なわれず、感染の問題が発生す
る虞がある。
しかも、内視鏡の滅菌消毒を多数回繰り返すことはその
内視鏡の劣化が促進され、内視鏡の耐久性を確保する上
でかなり問題があった。
一方、実開昭51−103891号公報において開示さ
れるような内視鏡案内管としての内視鏡の保護体や、特
開昭63−49125号公報において開示されるような
内視鏡用案内管が提供されている。これらは閉塞した挿
入案内孔を有し、透明な窓を通じて観察するようになっ
ている。
これによると、内視鏡自体を体腔内生体組織に触れさせ
ることなく、内視鏡を使用できるから、内視鏡を洗浄滅
菌しなくても繰り返し使用することが一応可能なもので
ある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、閉塞した挿入案内孔によって内視鏡を案
内し、透明な窓を通じて観察する上記従来の内視鏡の保
護体や案内管では、内視鏡をその保護体(案内管)で完
全に覆うことになるので、挿入案内孔や内視鏡を通じて
の送気・送水および処置具を挿入しての処置等は不可能
である。
本発明は上記課題に着目してなされたもので、洗浄消毒
を繰り返なくても、その内視鏡を用いて何度も使用でき
、かつ、観察と同時に体腔内への処置や送気送水等が可
能であり、しかも、不衛生な内視鏡の使用を防止して被
使用者(主に病院における患者)への細菌の感染が防止
できるようにすることを目的とする。
[課題を解決する手段および作用] 上記課題を解決するために本発明の内視鏡案内管は、体
腔内に挿入可能な挿入部と、内視鏡を挿入可能で上記挿
入部内に形成された内視鏡挿入孔を有した内視鏡案内管
において、上記内視鏡挿入孔を、上記挿入部の先端側部
分で閉塞し、かつ上記内視鏡挿入孔に挿入した内視鏡を
通して体腔内を観察可能とする透明部を上記挿入部の少
なくとも一部に有し、さらに上記挿入部に、上記内視鏡
挿入孔とは一切の流通経路を持たずに体腔内に位置する
部分に形成される開口部から上記挿入部の基端部へと通
じる通孔を有したものである。
しかして、この内視鏡案内管では、内視鏡挿入孔の先端
側が閉塞されているので、内視鏡挿入孔に仮に不潔な内
視鏡を挿入しても、内視鏡が体腔粘膜・粘液と接触する
ことがない。
また、内視鏡挿入孔に挿入した内視鏡を通して体腔内を
観察するためにその内視鏡挿入孔の少なくとも一部を透
明としたので、その透明部を通じて、内視鏡による従来
の観察と同様に観察を行なえる。
さらに、内視鏡挿入孔と通孔との間に、−切の流通経路
がなく隔離されているので、その通孔を通じての送気送
水や処置具の挿入を行なっても、内yL鏡と流体および
処置具が接触せず、不潔な内視鏡が被使用者(主に病院
での患者)に感染しない。
[実施例] 第1図ないし第3図は本発明の第1の実施例を示すもの
である。
図中1は第1の実施例における内視鏡案内管を示す。こ
の内視鏡案内管1は体腔内へ挿入可能である挿入部2と
、この挿入部2の基端部に連設される本体部3とからな
る。そして、この内視鏡案内管1には第1図およびtJ
2図で示すように内視鏡4が挿入されるようになってい
る。
上記内視鏡4は硬性な視管部5と接眼部6とからなり、
この内部には図示しないライトガイドおよび観察光学系
が設けられている。また、接眼部6近くにはライトガイ
ドケーブル7を接続可能な口金8が設けられている。上
記ライトガイドケーブル7からの照明光はその口金8を
介して内視鏡4内の図示しないライトガイドにより視管
部5の先端に導かれ、その先端から出射されて内視鏡視
野範囲9の患部を照明する。視野像は上記内視鏡4内の
図示しない観察光学系により上記接眼部6まで伝えられ
、術者はその接眼部6を通じて体腔内の患部を観察でき
るように構成されている。
上記内視鏡案内管1の案内管本体には、その挿入部2か
ら本体部3にかけて上記内視鏡4を挿入可能な内視鏡挿
入孔10が設けられている。この内視鏡挿入孔10の先
端は上記内視鏡4を挿入した際、上記内視鏡視野範囲9
に向かう部分が透明でかつ観察FM!Ffを妨げない密
閉された窓11として形成されている。
また、内視鏡挿入孔10の基端には上記内視鏡4の視管
部5を挿入した際、上記内視鏡4の視管部5を固定可能
で、その視管部5の外径よりわずかに大きく形成された
内視鏡固定部12が設けられている。
上記内視鏡挿入孔10に連通する上記内視鏡固定部12
の手元側には、上記内視鏡4を挿入した際、上記内視鏡
4の接眼部6を覆う筒状の接眼部カバー13が突設され
ている。接眼部カバー13には上記内視鏡4を上記内視
鏡挿入孔10に挿入した際、上記口金8に上記ライトガ
イドケーブル7を装むした状態で、上記内視1i114
を上記内視鏡挿入孔10に挿入可能とする切欠き14を
設けるとともに、上記切欠き14の上側には上記口金8
を覆う口金カバー15を連設して設けられている。
上記内視鏡挿入孔10の下方には、その内視鏡挿入孔1
0に並設され、上記挿入部2の先端で開口し、この開口
部から本体部3まで連通している通孔16が設けられて
いる。この通孔16の基端側は上記接眼部カバー13上
の先端側で下方へ曲げられてチャンネル口17として開
口している。
このチャンネル口17には、鉗子18が挿入可能なゴム
キャップ19や、送気送水可能な送気送水ホース20を
接続可能で、その送気送水の制御が可能であるコック2
1等が装着可能な構造となっている。
上記内視鏡案内管1における挿入部2と上記本体部3と
の境界には上記接眼部カバー13の外径より大きい円板
状の保護板22が設けられている。
しかして、この内視鏡案内管1を使用する場合には、そ
の内視鏡挿入孔10に、上記内視鏡4の視管部5を、そ
の先端面が上記窓11に接するまで深く挿入する。これ
により内視鏡4の接眼部6は筒状の接眼部カバー13に
覆われ、上記口金8の部分は切欠き14の部分を通じて
口金カバー15によって覆われる。このとき、内視鏡案
内管1に対する内視鏡4の上下位置関係はその口金8の
部分が切欠き14の部分、および口金カバー15との係
合によって定められる。
このように内視鏡4を挿入して装着する内視鏡案内管1
の内視鏡挿入孔10の先端はその先端側が密閉されてい
る。したがって、内視鏡案内管1の挿入部2を体腔内に
挿入しても、上記内視m40体はその内視鏡案内管1に
完全に覆われるから、体腔内組織とは接触しない。しか
も、上記ライトガイドケーブル7からの照明光が上記口
金8を介して上記内視鏡4内の図示しないライトガイド
を経て、上記内視鏡4の先端から出射され、この出射さ
れた光が上記窓11を経て体腔内の患部を照明する。
また、その視野像は上記窓11を経て上記内視f!4の
図示しない観察光学系により上記内視鏡4の接眼部6ま
で伝えられることにより、術者の体腔内観察を可能とす
る。
一方、この状態で、上記チャンネル口17に上記ゴムキ
ャップ19を装着すると、このゴムキャップ19を通じ
て上記通孔16に鉗子18を挿入し、上記通孔16を経
て上記鉗子18を上記内視鏡4と接触することなく体腔
内へ挿入できる。そして、内視鏡4の観察下で、体腔内
での処置を可能とする。
また、上記ゴムキャップ19の代わりに上記送気送水ホ
ース20を装着したコック21を上記チャンネル口17
に取り付けることにより、流体を上記内視鏡4に接触さ
せることなく、体腔内への送気送水を可能とする。そし
て、上記コック21を開いたときに送気送水が行なわれ
、上記コック21を閉じたときには送気送水が止まる。
このように上記内視鏡案内管1と上記内視M4とを組合
わせて体腔内を観察する際、観察の用途に応じて上記通
孔16を利用して体腔内への送気・送水および鉗子等の
処置具による体腔内への処置が可能である。そして、観
察時に送気送水を行なうことにより、体腔内を拡張し、
内視鏡4による観察視野を拡大することができる。また
、上記内視鏡案内管1の上記内視鏡視野範囲9における
付着物を除去したり、体腔内の洗浄ができる。
観察時に生検等の処置の必要が生じた際には、上記通孔
16を通して鉗子等の処置具を体腔内に挿入でき、その
処置が可能である。
また、第1の実施例の内視鏡案内管1は、上記内視鏡4
と被使用者(患者)との間に一切の接触がなく、さらに
、上記保護板22により、上記挿入部2側と上記本体部
3側とが完全に遮断されるので、上記内視鏡4は未滅菌
状態であっても、その内視鏡4を上記内視鏡挿入孔10
へ挿入して体腔内の観察・処置が可能である。
したがって、例えば病院の外来等において、内視鏡4を
用いる必要性のある患者の人数が多く、かつ、患者人数
に似合った内視鏡4を所有していない病院では、あらか
じめ、滅菌しである内視鏡案内管1を各症例ごとに使い
捨てとすれば、高価な内視鏡4は一本で済み、またその
内視鏡4を使用ごと一回一回滅菌消毒することなしに、
連続して患者を診断・処置できる。さらに、診断と診断
との短時間の合間に行なう洗浄や滅菌消毒では、滅菌消
毒が不十分となり易く、患者への感染が起り易いが、上
記内視鏡案内管1を用いることによりこれが防止できる
。また、滅菌消毒の繰り返しによる内視鏡4の劣化も防
止できる。
第4図および第5図は本発明の第2の実施例を示すもの
である。
この実施例での内視鏡案内管1は、その案内管本体に上
記内視鏡挿入孔10に並設して別の通孔をもう1本設け
、これを送気送水孔25とする。
この送気送水孔25の先端開口は上記挿入部2の先端側
で上記窓11に向いて開口している。送気送水孔25の
基端側は本体部3で開口している。
また、この送気送水孔25の本体部3における開口部は
、上述した第1の実施例と同じ構成のチャンネル口26
となっており、このチャンネル口26にはコック21が
装着可能である。その他の部分については、上記第1の
実施例のものと同一である。
しかして、この実施例のものでは上記第1の実施例の作
用に加え、上記送気送水孔25のチャンネル口26に、
上記送気送水ホース20を接続した上記コック21を装
着することにより、上記窓11の外表面に向けて流体を
噴射することが可能である。そして、この流体により上
記窓11の外表面の汚れを確実に洗浄し、内視鏡4によ
る観察視野の確保ができる。
第6図は本発明の第3の実施例を示すものである。
この実施例では、先端部が鋭角で斜視方式の内視鏡4に
対応する内視鏡案内管1の例である。この内視鏡案内管
1の先端は、上記内視[4の先端に対応して同じ向きの
傾斜で形成されている。この内視鏡案内管1の傾斜する
先端面部には上記内視m4を内視鏡挿入孔10に挿入し
た際、上記内視鏡4の先端傾斜面と密着する透明な窓1
1を形成している。上記窓11は内視鏡視野範囲9に対
応した範囲で透明な材料によって形成されている。
また、上記内視鏡挿入孔10に上記内視鏡4の視管部5
を挿入する際、その周方向の位置を決めることができる
ようにその口金カバー13は構成されている。例えば接
眼部6や口金8を特定の位置で係合して固定する形状に
形成する。また、通孔16およびチャンネル口17は、
上記内視鏡挿入孔10の下側に位置して並設され、先端
部および基端部とで開口している。その他の部分につい
ては、上記第1の実施例のものと同じ構成である。
しかして、この実施例によれば、斜視方式の内視鏡4を
使用できる。また、これに対応して鉗子18などの処置
具を使用できる。その他の作用は上記第1の実施例の場
合と同様である。
第7図は本発明の第4の実施例を示すものである。
この実施例は上述した第1の実施例における内視鏡案内
管1の構成において、上記通孔16とは他に別の通孔2
7を設け、この通孔27は内視鏡案内管1の上側部分に
挿通孔10に沿って配設した。この通孔16と通孔27
は挿通孔10を間にして案内管本体の上下に並設されて
いる。その他の部分の構成は第1の実施例と同じである
この実施例では2個の上記挿通孔16,27を有してい
るので、上記挿通孔16の一方を送気送水環用とし、他
方の挿通孔27を処置具専用とすることで、送気送水を
行ないながら処置を行なうことができる。また、上記挿
通口16.27の一方で送水し、他方のもので排水する
ことにより、持続的に潅流させることができる。この持
続的な潅流作用は、体腔内の送水による圧力を一定に保
ち、かつ、送水と同時に体腔内の汚物および廃液を排水
できるので、内祝#i14による観察視野を鮮明に保つ
ことができる。その他の作用は第1の実施例と同様であ
る。
第8図は本発明の第5の実施例を示すものである。
この第5の実施例は、上記第1の実施例における挿入部
2において、その挿入部2の先端部分を球面状に形成す
る。この先端部分の内部を比較的大きな空洞28として
構成する。さらに、挿通孔16の先端側開口部分を上記
空洞28のある先端側部分の手前の位置で下側へ向けて
開口する構成となっている。また、内視鏡案内管1はそ
の案内管本体の全体が透明な材料によって形成されてい
る。その他の部分については上記第1の実施例と同一で
ある。
しかして、この実施例においては、上記内視鏡案内管1
の先端部外周が球面状に形成されているので、この内視
鏡案内管1を体腔内に挿入し品くなっている。さらに、
体腔内を上記内視鏡案内管1で傷が付きに<<シている
。また、上記実施例が、上記内視鏡案内管1の軸方向前
方へ同軸方向に挿通孔16が開口しているのに比べ、こ
の実施例の内視鏡案内管1では、挿通孔16の先端開口
が側方へ開口しているので、体腔内側面への処置具によ
る処置が可能である。また、内視鏡案内管1の先端部分
の内部を比較的大きな空洞28として構成するとともに
、全体的に透明な材料で形成しているので、斜視方向の
異なる内視鏡4,4、または直視の内視鏡4も使用でき
る。なお、その他の作用は上記第1の実施例と同様であ
る。なお、内視鏡案内管1の案内管本体の全体を透明な
材料で形成しないで、窓11の部分を透明な材料で形成
してもよい。
第9図は本発明の第6の実施例を示すものである。
この実施例の内視鏡案内管1はその案内管本体を分割し
て構成したものである。つまり、内視鏡挿入孔10を有
した第1の案内管部1aとこの第1の案内管部1aを挿
入する通孔16を有した第2の内視鏡案内管1bとから
なり、第1の案内管部1aは第2の内視鏡案内管1bの
通孔16に差し込んで組み立てられるようになっている
。第1の案内管部1aの挿入部2の外周と第2の内視鏡
案内管1bの通孔16の内面との間により後述するよう
に送気送水等を行うための通路を確保するようになって
いる。
第1の案内管部1aはその先端壁部において上記内tl
lvt4を挿入した際の内視R視野範囲9に相当する部
分が透明な材料で形成され、閉鎖された窓11、を形成
している。通孔16はその窓11から連通して基端で開
口し、この開口部に上記内視鏡4の視管部5が挿入可能
でかつ固定する内視鏡固定部12を形成している。
第1の案内管部1aはその内視鏡固定部12の手元側に
、上記内視鏡4を挿入したときに上記接眼部6を覆う接
眼部カバー13および口金8を覆う口金カバー15が連
設されている。一方、第2の内視鏡案内管1bによって
形成する通孔16は先端が開口しており、また、内視鏡
案内管1bの基端部には第1の案内管部1aの挿入部分
を差し込む孔部32を有してその第1の案内管部1aを
水密気密的に保持する第2の内視鏡固定部33を形成し
ている。
さらに、第2の内視鏡案内管1bの基端部には上記第2
の内視鏡固定部33より前端側に位置してチャンネル口
34が突出して設けられている。
また、第2の内視鏡案内管1bの基端部端面にはその内
視鏡案内管1bの外周径より大きい径の円板状の保護板
35が設けられている。
しかして、この実施例において、上記実施例と同様にし
て上記内視鏡4に視管部5を第1の案内管1aの内視鏡
挿入孔10に挿入して装着する。
この内視鏡4を装着した第1の案内管1aの挿入部2を
第2の案内管1bの通孔16に挿入して第9図で示すよ
うに第2の内視鏡固定部33を利用して固定する。
上記チャンネル口17には、上述した第1の実施例の場
合と同様に上記ゴムキャップ19やコック21が装着可
能である。上記ゴムキャップ19の装着により鉗子18
等の処置具を使用した処置を上記通孔16を通じて行う
ことができる。また、上記コック21を装着することに
より上記通孔16を通じて体腔内への送気送水が可能で
ある。
しかして、この実施例によれば、第1のの案内管1aが
第2の案内管1bに対して挿抜が可能であるので、第1
の案内管1aを用いて内視鏡4により体腔内を観察・処
置している最中に、その第1の案内管1aの先端部にお
ける窓部11に汚物等の付着物が付着したとき、上記通
孔16からその第1の案内管1aを抜去して付着物を除
去できる。そして、体腔外でその付着物を除去した後、
再度、第1のの案内管1aを第2の案内管1bに対して
装着することにより、体腔内の観察処置が可能である。
このような使用が可能であるため、上記内視鏡挿入孔9
に付着した付着物が、上記通孔16を通じての送気送水
によって除去できない場合において、特に有効である。
第10図は本発明の第7の実施例を示すものである。
この第7の実施例では、使用する内視鏡4が上述した各
実施例のように硬性内視鏡のものではなく、特に軟性内
視鏡のものを使用する場合のものである。すなわち、内
視鏡案内管1の挿入部2の部分を軟性な材質で形成し、
その部分が可撓性をもつようにした。
したがって、内視鏡案内管1の挿入部2を湾曲する管腔
内にも挿入し、また、それに追従させて内[114の軟
性な挿入部を挿入させることができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の内視鏡案内管では、挿入部
に形成した内視鏡挿入孔の先端側か閉塞されているので
、内視鏡挿入孔に仮に不潔な内視鏡を挿入しても、内視
鏡が体腔粘膜・粘液等の生体側部位と接触することがな
い。
また、内視鏡挿入孔に挿入した内視鏡を通して体腔内を
観察するためにその内視鏡挿入孔の少なくとも一部を透
明としたので、その透明部を通じて、内視鏡による従来
の観察と同様に観察を行なえる。
さらに、内視鏡挿入孔と通孔との間に流通経路がないの
で、その通孔を通じての送気送水や処置具の挿入を行な
っても、内視鏡と流体および処置具が接触せず、不潔な
内視鏡が被使用者(主に病院での患者)に感染しない。
このように内視鏡を用いて体腔内の観察ができるととも
に、同時に送気送水、および処置具による処置等が=1
能となることは、病院外来等において、6断の効率を上
げ、同時に衛生上の効果をもたらす。病院の外来等にお
いて内視鏡を用いる必要性のある患者人数が多く、かつ
、患者人数に似合った内視鏡を用意できない病院では、
本発明による効果が顕著に現われる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の第1の実施例を示し、第
1図はその内視鏡案内管の斜視図、第2図はその内視鏡
案内管の側断面図、第3図は第1図中A−A線に沿う断
面図である。第4図および第5図は本発明の第2の実施
例を示し、第4図はその内視鏡案内管の側断面図、第5
図は第4図中B−B線に沿う断面図である。第6図は本
発明の第3の実施例を示す内視鏡案内管の側断面図であ
る。第7図は本発明の第4の実施例を示す内視鏡案内管
の側断面図である。第8図は本発明の第5の実施例を示
す内視鏡案内管の側断面図である。 第9図は本発明の第6の実施例を示す内視鏡案内管の側
断面図である。第10図は本発明の第7の実施例を示す
内視鏡案内管の側断面図である。 1・・・内視鏡案内管、2・・・挿入部、3・・・本体
部、4・・・内視鏡、10・・・内視鏡挿入孔、11・
・・窓、16・・・通孔、25・・・送気送水孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 体腔内に挿入可能な挿入部と、内視鏡を挿入可能で上記
    挿入部内に形成された内視鏡挿入孔を有した内視鏡案内
    管において、上記内視鏡挿入孔を、上記挿入部の先端側
    部分で閉塞し、かつ上記内視鏡挿入孔に挿入した内視鏡
    を通して体腔内を観察可能とする透明部を上記挿入部の
    少なくとも一部に有し、さらに上記挿入部に、上記内視
    鏡挿入孔とは一切の流通経路を持たずに体腔内に位置す
    る部分に形成される開口部から上記挿入部の基端部へと
    通じる通孔を有したことを特徴とする内視鏡案内管。
JP1274957A 1989-10-24 1989-10-24 内視鏡案内管 Pending JPH03136630A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1274957A JPH03136630A (ja) 1989-10-24 1989-10-24 内視鏡案内管

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1274957A JPH03136630A (ja) 1989-10-24 1989-10-24 内視鏡案内管

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03136630A true JPH03136630A (ja) 1991-06-11

Family

ID=17548921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1274957A Pending JPH03136630A (ja) 1989-10-24 1989-10-24 内視鏡案内管

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03136630A (ja)

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004202236A (ja) * 2002-12-20 2004-07-22 Ethicon Endo Surgery Inc 体の内腔の拡張に用いるための医療器具、内視鏡と共に用いる医療器具、および、医療器具を用いて体の内腔を拡張する方法
WO2007040801A1 (en) * 2005-09-21 2007-04-12 Boston Scientific Limited Endoscopic assembly including cap and sheath
JP2008532641A (ja) * 2005-03-08 2008-08-21 ビジヨンスコープ・テクノロジーズ・エルエルシー 超小型内視鏡を使用した可搬型撮像システム
JP2010017559A (ja) * 2008-07-14 2010-01-28 Ethicon Endo Surgery Inc 外科処置中に可視性を維持し灌注および/または吸引をもたらす方法および装置
JP2010178645A (ja) * 2009-02-04 2010-08-19 Ribaafasshon:Kk ホタルの飼育・観察装置及びホタルの飼育・観察キット
WO2011024901A1 (ja) * 2009-08-26 2011-03-03 国立大学法人大阪大学 内視鏡用挿入補助具
WO2011024900A1 (ja) * 2009-08-26 2011-03-03 国立大学法人大阪大学 内視鏡用補助具
JP2012532639A (ja) * 2009-07-08 2012-12-20 エンドゥガード リミテッド 内視鏡用アクセサリクリップ
EP2750583A1 (en) * 2011-08-31 2014-07-09 Boston Scientific Scimed, Inc. Extendible flexible sheath
US8834354B2 (en) 2000-04-03 2014-09-16 Intuitive Surgical Operations, Inc. Steerable endoscope and improved method of insertion
US8845524B2 (en) 2000-04-03 2014-09-30 Intuitive Surgical Operations, Inc. Steerable segmented endoscope and method of insertion
JP2016503682A (ja) * 2012-12-24 2016-02-08 ノバダック テクノロジーズ インコーポレイテッド 腔内導入具
US9877654B2 (en) 2006-02-07 2018-01-30 Novadaq Technologies Inc. Near infrared imaging
US9968244B2 (en) 2000-07-14 2018-05-15 Novadaq Technologies ULC Compact fluorescence endoscopy video system
US9980778B2 (en) 2003-03-07 2018-05-29 Intuitive Surgical Operations, Inc. Instrument having radio frequency identification systems and methods for use
US10105036B2 (en) 2000-04-03 2018-10-23 Intuitive Surgical Operations, Inc. Connector device for a controllable instrument
US10182709B2 (en) 2002-01-15 2019-01-22 Novadaq Technologies ULC Filter for use with imaging endoscopes
US10293122B2 (en) 2016-03-17 2019-05-21 Novadaq Technologies ULC Endoluminal introducer with contamination avoidance
US10327625B2 (en) 2000-04-03 2019-06-25 Intuitive Surgical Operations, Inc. Apparatus and methods for facilitating treatment of tissue via improved delivery of energy based and non-energy based modalities
US10349816B2 (en) 2002-01-09 2019-07-16 Intuitive Surgical Operations, Inc. Apparatus and method for endoscopic colectomy
US10426412B2 (en) 2006-05-19 2019-10-01 Intuitive Surgical Operations, Inc. Methods and apparatus for displaying three-dimensional orientation of a steerable distal tip of an endoscope
US11096563B2 (en) 2005-11-22 2021-08-24 Intuitive Surgical Operations, Inc. Method of determining the shape of a bendable instrument

Cited By (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8834354B2 (en) 2000-04-03 2014-09-16 Intuitive Surgical Operations, Inc. Steerable endoscope and improved method of insertion
US8845524B2 (en) 2000-04-03 2014-09-30 Intuitive Surgical Operations, Inc. Steerable segmented endoscope and method of insertion
US10105036B2 (en) 2000-04-03 2018-10-23 Intuitive Surgical Operations, Inc. Connector device for a controllable instrument
US10327625B2 (en) 2000-04-03 2019-06-25 Intuitive Surgical Operations, Inc. Apparatus and methods for facilitating treatment of tissue via improved delivery of energy based and non-energy based modalities
US10736490B2 (en) 2000-04-03 2020-08-11 Intuitive Surgical Operations, Inc. Connector device for a controllable instrument
US11026564B2 (en) 2000-04-03 2021-06-08 Intuitive Surgical Operations, Inc. Apparatus and methods for facilitating treatment of tissue via improved delivery of energy based and non-energy based modalities
US9808140B2 (en) 2000-04-03 2017-11-07 Intuitive Surgical Operations, Inc. Steerable segmented endoscope and method of insertion
US10893794B2 (en) 2000-04-03 2021-01-19 Intuitive Surgical Operations, Inc. Steerable endoscope and improved method of insertion
US9968244B2 (en) 2000-07-14 2018-05-15 Novadaq Technologies ULC Compact fluorescence endoscopy video system
US10349816B2 (en) 2002-01-09 2019-07-16 Intuitive Surgical Operations, Inc. Apparatus and method for endoscopic colectomy
US10182709B2 (en) 2002-01-15 2019-01-22 Novadaq Technologies ULC Filter for use with imaging endoscopes
JP4601947B2 (ja) * 2002-12-20 2010-12-22 エシコン・エンド−サージェリィ・インコーポレイテッド 体の内腔の拡張に用いるための医療器具、および、内視鏡と共に用いる医療器具
JP2004202236A (ja) * 2002-12-20 2004-07-22 Ethicon Endo Surgery Inc 体の内腔の拡張に用いるための医療器具、内視鏡と共に用いる医療器具、および、医療器具を用いて体の内腔を拡張する方法
US10959807B2 (en) 2003-03-07 2021-03-30 Intuitive Surgical Operations, Inc. Systems and methods for determining the state of motion of an instrument
US9980778B2 (en) 2003-03-07 2018-05-29 Intuitive Surgical Operations, Inc. Instrument having radio frequency identification systems and methods for use
JP2018038847A (ja) * 2005-03-08 2018-03-15 ビジヨンスコープ・テクノロジーズ・エルエルシー 超小型内視鏡を使用した可搬型撮像システム
JP2008532641A (ja) * 2005-03-08 2008-08-21 ビジヨンスコープ・テクノロジーズ・エルエルシー 超小型内視鏡を使用した可搬型撮像システム
WO2007040801A1 (en) * 2005-09-21 2007-04-12 Boston Scientific Limited Endoscopic assembly including cap and sheath
US11096563B2 (en) 2005-11-22 2021-08-24 Intuitive Surgical Operations, Inc. Method of determining the shape of a bendable instrument
US9877654B2 (en) 2006-02-07 2018-01-30 Novadaq Technologies Inc. Near infrared imaging
US10426412B2 (en) 2006-05-19 2019-10-01 Intuitive Surgical Operations, Inc. Methods and apparatus for displaying three-dimensional orientation of a steerable distal tip of an endoscope
US8915842B2 (en) 2008-07-14 2014-12-23 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Methods and devices for maintaining visibility and providing irrigation and/or suction during surgical procedures
JP2010017559A (ja) * 2008-07-14 2010-01-28 Ethicon Endo Surgery Inc 外科処置中に可視性を維持し灌注および/または吸引をもたらす方法および装置
JP4686614B2 (ja) * 2009-02-04 2011-05-25 株式会社リバーファッション ホタルの飼育・観察装置及びホタルの飼育・観察キット
JP2010178645A (ja) * 2009-02-04 2010-08-19 Ribaafasshon:Kk ホタルの飼育・観察装置及びホタルの飼育・観察キット
US9486125B2 (en) 2009-07-08 2016-11-08 Endoguard Limited Accessory clip for an endoscope
JP2012532639A (ja) * 2009-07-08 2012-12-20 エンドゥガード リミテッド 内視鏡用アクセサリクリップ
JP2011067597A (ja) * 2009-08-26 2011-04-07 Osaka Univ 内視鏡用補助具
WO2011024900A1 (ja) * 2009-08-26 2011-03-03 国立大学法人大阪大学 内視鏡用補助具
WO2011024901A1 (ja) * 2009-08-26 2011-03-03 国立大学法人大阪大学 内視鏡用挿入補助具
US10682041B2 (en) 2011-08-31 2020-06-16 Boston Scientific Scimed, Inc. Extendible flexible sheath
EP2750583A1 (en) * 2011-08-31 2014-07-09 Boston Scientific Scimed, Inc. Extendible flexible sheath
JP2016503682A (ja) * 2012-12-24 2016-02-08 ノバダック テクノロジーズ インコーポレイテッド 腔内導入具
US10293122B2 (en) 2016-03-17 2019-05-21 Novadaq Technologies ULC Endoluminal introducer with contamination avoidance

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03136630A (ja) 内視鏡案内管
US5201908A (en) Sheath for protecting endoscope from contamination
US5419310A (en) Partially inflated protective endoscope sheath
US5386817A (en) Endoscope sheath and valve system
US4809678A (en) Endoscope for preventing patient contamination
EP0184778A2 (en) Protective endoscope sheath and method of installing same
KR19980025075U (ko) 1회용의 의료용 내시경 감염방지기구
JPH0538323A (ja) 内視鏡用フード装置
JP3379714B2 (ja) 内視鏡カバー方式の内視鏡
US20200367730A1 (en) Disposable endoscope device
CN108937830B (zh) 一次性胃镜隔离装置及胃镜
JP2000041938A (ja) ディスポーザブルファイバースコープ用カバー材
KR101881226B1 (ko) 내시경용 카테터 조립체
WO2001000080A2 (en) Safety sheaths for endoscopes
JPH0661201U (ja) 内視鏡カバー方式の内視鏡装置
US20220039643A1 (en) Endoscope cleaning and flushing accessory
GB2336540A (en) Flexible endoscope cover
JP3262912B2 (ja) 内視鏡カバー方式の内視鏡
JP2599952Y2 (ja) 内視鏡カバー方式の内視鏡
JP3371385B2 (ja) カバー式内視鏡
JPH0947424A (ja) 内視鏡用補助装置
JPH08280608A (ja) 内視鏡
JPH07301U (ja) チャンネル付内視鏡カバー
JPS645894B2 (ja)
JPH0658901U (ja) 内視鏡カバー方式の内視鏡