JPH07301U - チャンネル付内視鏡カバー - Google Patents

チャンネル付内視鏡カバー

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JPH07301U
JPH07301U JP3180493U JP3180493U JPH07301U JP H07301 U JPH07301 U JP H07301U JP 3180493 U JP3180493 U JP 3180493U JP 3180493 U JP3180493 U JP 3180493U JP H07301 U JPH07301 U JP H07301U
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JP
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cover
endoscope
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channel
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JP3180493U
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昌典 濱▲崎▼
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Olympus Corp
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Olympus Optic Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 体腔内等へ挿入する際の管路の暴れを防止と
か、管路の座屈等の発生を防止できるチャンネル付き内
視鏡カバーを提供すること。 【構成】 カバー用内視鏡の挿入部14が挿通される挿
入部挿通チャンネル47を確保し、さらに送気管路2
6、送水管路27、吸引管路28を収納するU字状溝4
8が生成され、これら管路の横断面方向への動きを規制
する成形部材46を収納し、摩擦係数の小さい部材で薄
肉で形成された外装チューブ29と、前記管路と、柔軟
性の部材で成形した成形部材46とを別体で形成し、管
路の暴れとか座屈等を防止した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、鉗子チャンネル等を形成する管路を有し、カバー用内視鏡を被覆し てその汚染を防止するためのチャンネル付内視鏡カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、内視鏡は医療分野等において広く用いられるようになった。医療分野に 使用される内視鏡は、生体内に挿入させた場合、挿入部の先端部に設けられた観 察窓が体液等の付着により、十分に観察できなくなることがある。このため、内 視鏡には、手元側での操作により、観察窓に洗浄液,洗浄ガス等の流体を吹き付 けて観察窓に付着した体液等を除去できるように送気管路とか送水管路が設けら れている。また、不用な体液等を吸引して排出する吸引管路が設けられているも のもある。
【0003】 また、生検鉗子による組織の採取とか、処置具による治療処置等を行うことが できるように鉗子チャンネル(処置具チャンネル)が設けられているものもある 。 内視鏡検査には、検査前に十分な洗浄消毒をした清潔な内視鏡を使用する必要 がある。
【0004】 このため、前記送気管路等の管路とか、鉗子チャンネルが設けられた内視鏡で は、患者等に使用した場合には、感染症等を確実に防ぐために洗浄とか滅菌処理 が施される。しかしながら、完全に洗浄とか滅菌処理を施こすためには時間がか かるので、内視鏡の使用効率が低下するという問題がある。
【0005】 そこで、内視鏡自体を内視鏡カバーで覆った状態で使用することにより、使用 後に内視鏡カバーのみを使い捨てとして交換し、使用後においても内視鏡自体は 不潔にならないようにして洗浄とか滅菌処理を施こすことを必要としない内視鏡 カバー方式の内視鏡装置が提案されている。
【0006】 このような内視鏡カバー方式の内視鏡は、その挿入部を事前に洗浄とか、滅菌 消毒処理をしておく。そして、内視鏡カバーで内視鏡の挿入部等を覆ったまま、 患者の体腔内に内視鏡を挿入して検査,処置を行い、使用後は内視鏡カバーは取 り外して廃棄してしまう。このように、内視鏡カバーを患者ごとに使い捨てする ことにより、内視鏡は洗浄、消毒の必要がなくなり、常に清潔に保つことができ 非常に簡便である。そして、内視鏡は再洗浄及び再消毒すること無しに、連続的 に使用できる。
【0007】 従来のカバー方式の内視鏡における内視鏡カバーとしてはシングルチューブか らなる外装チューブ内に各種のチャンネルを形成する管路を単純に挿通させたも の、或いは実願平5ー7454号に示すようにマルルーメンチューブにて内視鏡 挿通管路、各種チャンネル管路を一体的に形成したものがある。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
シングルチューブからなる外装チューブ内に各種のチャンネルを形成する管路 を挿通させた内視鏡カバーの場合には、上記管路が外シース内であばれてしまい 、管路が座屈したり、鉗子類の挿通性が低下する欠点がある。 また、カバー用内視鏡の挿入部を内視鏡カバーに挿通する際、あばれた管路が カバー用内視鏡の挿入部に引っかかって挿入性が低下する等の欠点もある。
【0009】 一方、マルルーメンチューブにて成形された内視鏡カバーの場合、内視鏡挿通 路、管路を一体的に成形しているので、管路の暴れは発生しないが、内視鏡カバ ーを湾曲させた際、管路自身が引き伸ばされたり、圧縮させられるため、管路が 座屈したり、挿入部が硬くなることによる体腔内への内視鏡挿入性が低下する問 題が発生する。
【0010】 本考案は、これらの事情に鑑みてなされたもので、体腔内等へ挿入する際の管 路の暴れの防止でき、かつ管路の座屈等の発生を防止できるチャンネル付内視鏡 カバーを提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段及び作用】
本考案は鉗子チャンネル等を形成する管路と、前記管路の横断面方向の動きを 規制するガイド部材と、内視鏡の挿入部が挿通される内視鏡挿通路を確保し、前 記ガイド部材を被覆する外装チューブとを有するチャンネル付内視鏡カバーにお いて、 前記管路と、前記ガイド部材と、前記外装チューブとをそれぞれ別体で形成し 、ガイド部材を柔軟性を有する部材で形成し、外装チューブを薄肉で摩擦係数が 小さくなる部材で形成することにより、上記問題点を解消している。
【0012】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。 図1ないし図3は本考案の第1実施例に係り、図1は内視鏡カバー方式の内視 鏡装置の全体構成を示す説明図、図2はカバーの挿入部カバー部にカバー用内視 鏡の挿入部を挿入した状態の側断面図、図3は図2におけるA−A線断面図を示 す。
【0013】 図1に示すように内視鏡カバー方式の内視鏡装置1は、内視鏡カバー方式の内 視鏡(以下、カバー方式内視鏡と略す)2を有し、このカバー方式内視鏡2は、 第1実施例のチャンネル付内視鏡カバー(以下、カバーと略記する)3と、この カバー3に装着される内視鏡カバー用内視鏡(以下、カバー用内視鏡と略記する )4との組み合わせからなる。
【0014】 内視鏡検査を行う際には、清潔なカバー3によってカバー用内視鏡4の挿入部 等は覆われ、検査後にはカバー3は破棄され、一方、カバー用内視鏡4は、新し い清潔なカバー3によって覆われ、繰り返し使用されることが特徴となる。これ により、検査後における内視鏡の洗浄,消毒を不要とするものである。
【0015】 前記内視鏡装置1は、前記カバー方式内視鏡2と、このカバー方式内視鏡2が 接続される各種周辺機器等を内設したカート5と、前記カバー方式内視鏡2を保 持するカバー保持具6とを有している。
【0016】 前記カート5には、例えば光源装置7,ビデオプロセッサ8、流体制御装置9 、カバー3にカバー用内視鏡4を装着する際に使用する内視鏡カバー拡張器(以 下、拡張器と略記する)10等が収納されている。また、前記カート5の上面部 には、ビデオプロセッサ8からの映像信号を受けて内視鏡画像を表示するモニタ 11が載置されている。
【0017】 カバー用内視鏡4は、細長の内視鏡挿入部14の手元側基端部に太径の把持部 を兼ねた操作部12が連設され、操作部12の側部からユニバーサルコード13 が延出しており、このユニバーサルコード13の端部にコネクタ19が設けられ ている。
【0018】 光源装置7は、前記コネクタ19を介してカバー用内視鏡4と着脱自在に接続 され、内視鏡に照明光を供給するようになっている。また、ビデオプロセッサ8 は、前記コネクタ19の側部から延出する信号ケーブル21を介してカバー用内 視鏡4と着脱自在に接続され、カバー用内視鏡4に内蔵された撮像手段の駆動、 及び撮像手段から出力される信号に対する信号処理を行い、標準的な映像信号に 変換してモニタ11へ出力するようになっている。
【0019】 前記拡張器10は、拡張チューブ34が接続され、この拡張チューブ34を介 してカバー3内に空気を送り込んで拡張するためのものであり、この拡張により カバー3は、カバー用内視鏡4の装着あるいは抜去が容易できるようになってい る。このカバー用内視鏡4にカバー3を装着あるいは取り外す際にはカバー保持 具6を用い、例えばカバー保持具6によってカバー3の基端側を保持してカバー 用内視鏡4を挿入あるいは抜去するようになっている。
【0020】 カバー3は、軟性の挿入部カバー部22と、薄肉で軟らかい例えば塩化ビニル などの高分子材料で構成された操作部カバー部23及びユニバーサルコードカバ ー部24とを備えて構成されており、カバー用内視鏡4の内視鏡挿入部14,操 作部12,ユニバーサルコード13をそれぞれ覆うようになっている。
【0021】 流体制御装置9は、送気制御弁35,送水制御弁36,吸引制御弁37が設け られ、送気,送水,吸引をこれらの電磁弁で制御するようになっている。送気制 御弁35,送水制御弁36,吸引制御弁37は、それぞれに挿入部カバー部22 から延出している送気管路26,送水管路27,吸引管路28が接続されている 。
【0022】 また、吸引制御弁37には吸引チューブ38が接続され、その端部には図示し ない吸引器が接続され、内視鏡先端部より不用な体液等の吸引を行うようになっ ている。送水制御弁36には送水チューブ39が接続されており、その先端部に は送水タンク33が接続されている。さらに、流体制御装置9からは2本の送気 チューブ40が延出しており、送気制御弁35と送水タンク33とに接続されて いる。
【0023】 図2はカバー3の挿入部カバー部22にカバー用内視鏡4の挿入部14を挿入 した状態の側断面図を示す。カバー用内視鏡4の挿入部14は先端側より、硬性 の先端部41と、湾曲部42と、第1軟性部43と、第2軟性部44とから構成 されている。湾曲部42は操作部12に設けられた図示しない湾曲ノブを操作す ることにより、湾曲自在となり、第1軟性部43は軟らかめの可撓性を有し、第 2軟性部44は硬めの可撓性を有する。
【0024】 挿入部カバー部22は、挿入部14を外部環境から隔離する薄肉で軟性の高分 子材料からなる挿入部カバー外皮を形成する外装チューブ29と、この外装チュ ーブ29の基端に気密的に設けられた硬性の樹脂等からなる内視鏡操作部固定用 口体部(以下、口体部と略記する)30と、この外装チューブ29の先端に気密 的に設けられた硬性の樹脂等からなるカバー先端部31とから構成される。
【0025】 口体部30には口金32が設けられ、この口金32には(カバー3にカバー用 内視鏡4を着脱する場合)拡張チューブ34が接続される。口体部30にはさら に鉗子口45が設けられている。この鉗子口45は口体部30内部で吸引管路2 8と連通している。つまり、鉗子が挿入される鉗子口45は途中で吸引管路28 に合流し、この吸引管路28の先端開口から鉗子を突出できる。
【0026】 従って、鉗子口45及びこの鉗子口45と合流する口体部30から先端側の吸 引管路28部分は鉗子チャンネルの機能も有する。 吸引管路28の手元側は口体部30から延出され、上記のように流体制御装置 9に接続されることになる。
【0027】 図2では示していないが、図3の挿入部カバー部22の横断面図に示すように 、挿入部カバー部22内には外装チューブ29内に吸引管路28の他に、送気管 路26、送水管路27が挿通されている。また、送気管路26、送水管路27、 吸引管路28は外装チューブ29内に設けられた成形部材(ガイド部材)46に よって位置規制されている。この成形部材46はほぼ半円柱形状であり、外装チ ューブ29内に半円柱形状の成形部材46を収納することにより、形成される半 円柱形状のスペース部分がカバー用内視鏡4の挿入部14が挿通される挿入部挿 通チャンネル47となっている。
【0028】 上記成形部材46には送気管路26、送水管路27、吸引管路28の外径に合 わせたU字状溝48が複数形成され、これら送気管路26、送水管路27、吸引 管路28はU字状溝48にはまり込んだ状態では軸方向には移動可能であるが、 横断面方向への動きを規制している。管路とU字状溝48との間にはクリアラン スがあっても無くても良い。この成形部材46は曲面部分が外装チューブ29に 接着されている。
【0029】 また、この成形部材46は外装チューブ29より硬度が低く、外装チューブ2 9の方が成形部材46より摩擦係数が低い、樹脂又はエラストマで製作されてい る。送気管路26、送水管路27、吸引管路28は薄肉にされて柔軟性を有し、 例えば摩擦係数の小さい部材で形成される。
【0030】 この実施例では外装チューブ29と、この外装チューブ29内に収納される成 形部材46と、この成形部材46によって横断面方向への動きを規制された送気 管路26、送水管路27、吸引管路28とが別体で形成され、成形部材46によ って暴れを防止するなどしていることが特徴となっている。
【0031】 次にこの実施例の作用を説明する。カバー3に挿入部14を挿入する際、カバ ー拡張器10より、拡張チューブ34を介して口金32に空気を送り込み、挿入 部カバー部22を拡張しながら挿入部14を挿入する。 この第1実施例の効果は以下のようになる。
【0032】 一般に滑り性と柔軟性の両方を満足する材質は皆無に近いが、本実施例のよう に構成すれば、肉厚部となる成形部材46は柔軟性を持たせることができ、一方 外装チューブ29は薄肉部のみで形成されるので、柔軟性のあまりない材質で形 成しても、柔軟性を確保し易い。
【0033】 また、挿入部14の挿入性に関しては、挿入部14と接触面積が多くなる外装 チューブ29は摩擦係数の小さい部材で形成することにより、滑り性を十分確保 でき、摩擦係数の大きい成形部材46では挿入部14との接触面積がそれほど大 きくならないので、挿入性はあまり損なわれない。よって、柔軟で、挿入部14 の挿入性が良好な内視鏡カバー3を実現できる。
【0034】 また、各管路があばれることがなく、軸方向への動きが規制されないので、管 路が座屈したり、鉗子の挿通性が損なわれたりすることがない。
【0035】 図4は本考案の第2実施例における挿入部カバー部22の横断面図に示す。こ の第2実施例は図3の第1実施例において、成形部材46における挿入部14が 挿通される挿入部挿通チャンネル47側の面に仕切部材50を設けている。この 仕切部材50は、成形部材46より摩擦係数の小さい材質で板状に形成され、挿 入部挿通チャンネル47に挿通される挿入部14が(摩擦係数の大きい)成形部 材46に接触しないようにしている。
【0036】 この実施例の作用は第1実施例と同じである。また、この実施例の効果は挿入 部14の全周が摩擦係数の小さい部材で覆うことができるので、第1実施例より も挿入性を向上できる。
【0037】 図5は本考案の第3実施例における挿入部カバー部22の横断面図に示す。こ の第3実施例における成形部材51には、挿入部14に設けた凸部52に嵌合す る凹部53が設けてある。また、この成形部材51には、凹部53が設けられた 側と反対側にコ字状溝54が形成してあり、送気管路26、送水管路27、吸引 管路28を収納し、横断面方向への動きを規制している。
【0038】 なお、挿入部14の凸部52と成形部材51の凹部53によるに嵌合部分は挿 入部14の先端側と後端側のみに設けるようにしても良い。この第3実施例の作 用は第1実施例と同じである。また、この実施例の効果は以下のようになる。
【0039】 挿入部14の凸部52と成形部材51の凹部53がはまり合うことにより、カ バー方式の内視鏡を、体腔内に挿入して操作する際、成形部材51と挿入部14 が図5中の矢印の様に左右逆方向にずれることが無くなるので、挿入部カバー部 22の断面が変形することを防止でき、挿入性が損なわれることがない。さらに 、成形部材51に設けたコ字状溝54は管路用の溝を1つに押さえることができ るので、成形し易く、コストの安い部材で提供できる。
【0040】 図6は本考案の第4実施例における挿入部カバー部22の横断面図に示す。こ の第4実施例における成形部材55には挿入部14に設けた凹部56と嵌合する 凸部57が設けられている。この第4実施例ではさらに半円柱形状における中心 方向にU字状溝58が形成されており、このU字状溝58内に送気管路26、送 水管路27、吸引管路28を収納し、動きを規制している。
【0041】 この第4実施例の作用は第1実施例と同じである。また、この実施例の効果は 第1実施例と同じである。
【0042】 図7は本考案の第5実施例における成形部材59を示す。この成形部材59は 第1実施例の成形部材と同じ形状である。さらに、この成形部材59は、図2に 又は図7の2点鎖線で示した挿入部14の可撓性の変化部に応じて可撓性が変化 するように形成されている。
【0043】 つまり、湾曲部42に対応する部分は非常に軟らかい素材、例えばシリコンゴ ム等で成形した超軟性部63となっている。第1軟性部43に対応する部分は、 この第1軟性部43の可撓性と同様の可撓性を有するウレタン等で成形した軟性 部64となっている。第2軟性部44に対応する部分は、この第2軟性部44の 可撓性と同様の可撓性を有するやや硬めのウレタン等で成形した硬性部65とな っている。
【0044】 なお、超軟性部63、軟性部64、硬性部65は全く別体に形成したものを接 続して第5実施例の成形部材59を形成しても良い。 この第5実施例の作用は第1実施例と同じである。また、この実施例の効果は カバー3にカバー用内視鏡4の挿入部14を挿通した場合でも、所望の可撓性を えることができ、体腔内への挿入性、操作性を向上できる。
【0045】 なお、上記成形部材59の可撓性については上記のように可撓性が変化するよ うに形成したものに限定されるものでなく、例えば 軟質の樹脂と硬質の樹脂の 配合比率を徐々に変化させ、先端が最も軟らかく、後端へいく程硬くしたもので も良い。
【0046】 図8は本考案の第6実施例における挿入部カバー部22の横断面図に示す。こ の第6実施例では送気管路26、送水管路27、吸引管路28は横断面方向への ずれ(動き)を防止するガイド部材として機能する保護チューブ71で被覆され ている。
【0047】 この構造にすることによって管路類がまとまって断面積が大きくなり、外装チ ューブ29内に挿入部14が挿入されたときも、外装チューブ29内で送気管路 26、送水管路27、吸引管路28がばたつくことがなく、カバー用内視鏡の挿 入性が損なわれない。 さらに、ガイド部材を異形の成形部材で構成した場合よりもコストを低く押さ えることができる。
【0048】 図9は第6実施例の変形例における挿入部カバー部22の横断面図に示す。こ の変形例では端部が切り欠かれた切り欠き保護チューブ81によって送気管路2 6、送水管路27、吸引管路28を被覆している。
【0049】 この変形例によれば、切り欠き保護チューブ81を末端で十分に広げることが でき、組立作業性を向上できる。
【0050】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、成形部材によって各種管路が軸方向への 動きを確保され、且つ横断面内での動きが規制されるので、外装チューブ内での 管路が暴れることを解消でき、また管路が座屈したり、鉗子類の挿通性が損なわ れることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を備えた内視鏡カバー方式
の内視鏡装置の全体構成を示す斜視図。
【図2】内視鏡カバー方式の内視鏡装置の挿入部の構成
を示す断面図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】本考案の第2実施例における挿入部カバー部の
横断面図。
【図5】本考案の第3実施例における挿入部カバー部の
横断面図。
【図6】本考案の第4実施例における挿入部カバー部の
横断面図。
【図7】本考案の第5実施例における成形部材を示す斜
視図。
【図8】本考案の第6実施例における挿入部カバー部の
横断面図。
【図9】本考案の第6実施例の変形例における挿入部カ
バー部の横断面図。
【符号の説明】 1…内視鏡カバー方式の内視鏡装置 2…内視鏡カバー方式の内視鏡 3…内視鏡カバー 4…カバー用内視鏡 5…カート 7…光源装置 8…ビデオプロセッサ 9…流体制御装置 10…内視鏡カバー拡張器 11…モニタ 12…操作部 13…ユニバーサルコード 22…挿入部カバー部 23…操作部カバー部 24…ユニバーサルコードカバー部 25…内視鏡挿入チャンネル 26…送気管路 27…送水管路 28…吸引管路 29…外装チューブ 30…口体部 31…カバー先端部 41…先端部 42…湾曲部 46…成形部材 47…挿入部挿通チャンネル 48…U字状溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉗子チャンネル等を形成する管路と、前
    記管路の横断面方向の動きを規制するガイド部材と、内
    視鏡の挿入部が挿通される内視鏡挿通路を確保し、前記
    ガイド部材を被覆する外装チューブとを有するチャンネ
    ル付内視鏡カバーにおいて、 前記管路と、前記ガイド部材と、前記外装チューブとを
    それぞれ別体で形成したことを特徴とするチャンネル付
    内視鏡カバー。
JP3180493U 1993-06-14 1993-06-14 チャンネル付内視鏡カバー Withdrawn JPH07301U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009044604A1 (ja) * 2007-10-03 2009-04-09 Olympus Corporation 分離型内視鏡
WO2009063731A1 (ja) * 2007-11-15 2009-05-22 Olympus Corporation カバー式内視鏡、カバー用内視鏡および内視鏡カバー

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