JPWO2006090481A1 - 書類管理システム - Google Patents
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Abstract
Description
現在、計算機上では紙書類を電子化した電子書類のみを管理している。このようにすると、紙書類に記入された手書きの情報は電子的に管理されず、手書きの情報を有効に利用することができない。
この問題を解決するための技術として、特開2000−92048号公報に記載されている電子会議システムが知られている。この電子会議システムは、会議資料の管理と会議の開催に必要な準備作業を半自動的に行う。このため、会議開催前に会議資料を会議サーバに登録し、会議資料の属性ファイルを自動的に作成する手順と、会議資料を管理する手順と、属性ファイルから取り出された情報により会議目次を自動的に作成する手順と、会議が開催される前に、資料と会議目次を全参加者端末に自動的に配布する手順と、会議中にキーボードから入力されたメモを議事録フォーマットに変換し、議事録を作成する手順と、会議サーバに登録された内容一覧を作成する手順と、自動的に追加された資料を全参加者端末に配布する手順を含んでいる。これによって、電子化した会議資料の管理と、会議目次の作成、会議資料の自動配布などの会議の開催に必要な準備作業を半自動的に行うことができる。
また、特開平7−334570号公報に記載されている顧客管理システムは、顧客マスターに基づいて発行配付する申込書にバーコード、OCR等の機械読取可能な顧客コードを印刷しておく。そして、出席希望者から返送される申込書を用いて、光学的読取方法やファクシミリ受信信号からソフト的に顧客コードを抽出する方法等を利用した自動データエントリ装置により顧客コードを機械読取りして取得する。そして、該当顧客の申込みを顧客マスターに登録する。また、出席時は受講票の顧客コードを機械読取りして受付登録する。これによって、登録が機械的に迅速に処理できるため、登録済の顧客マスターに基づき、受講票や会場予約に役立つ会合スケジュール表の発行、あるいは、出席者分析処理等をタイムリー行う。従って、セミナー等の会合への出席予約の申込みの登録、また出席時の受付登録処理を迅速に行うことができる。
また、ペン先の軌跡を電子的に取得するペン型入力デバイス(デジタルペン)が実用化されている。デジタルペンは、取得したペン先の軌跡を電子計算機に入力する。例えば、デジタルペンは、スウェーデンのAnoto社が開発した「アノトペン」等がある。このデジタルペンの詳細は、国際公開第01/71473号公報に記載されている。デジタルペンは、キーボードやマウスの利用に慣れていない利用者であっても手軽に使えるという利点があり、電子政府での申請業務やその他の分野への応用が期待されている。
また、各ユーザの手書きメモを広く公開すると、何人も手書きメモにリンクされた映像情報へアクセスできる。しかし、情報の重要度によっては、情報を見ることができる者を制限する必要がある。そこで、特定のユーザにのみ手書きメモからの映像情報へのアクセスを許可するなど、手書きメモに含まれるリンク情報及び映像情報にアクセス制限(セキュリティ)を設定する必要がある。
また、ユーザは、あるシーンや話題に対応してメモを記入するが、当該シーンより遅れてメモを記入する場合が多い。そこで、メモの記入時間がずれた場合でも、メモに関連する映像の適切な位置にリンクを設定する必要がある。
さらに、視聴している映像を一時停止をしたり、早送りをしたりすることによって、映像が連続的に再生されない場合にも、手書きメモとそれに対応する映像の位置(シーン)をリンクする必要がある。
本発明の一実施形態の情報管理システムは、紙面上の位置を特定する座標取得装置と、データを記憶するコンテンツサーバとを含み、前記コンテンツサーバは、イベントで使用された書類データと、イベントデータと、ストローク情報とを記憶し、前記ストローク情報は、前記座標取得装置によって特定された位置の座標と、該位置が特定された時刻とを含み、前記コンテンツサーバは、前記座標取得装置が、前記前記ストローク情報の位置を特定すると、該特定された位置に対応する前記ストローク情報に関連するイベントデータを検索し、当該検索されたイベントデータを、当該ストローク情報を作成したユーザが見ることができるか否かを判定し、前記判定の結果、前記特定されたユーザが当該イベントデータを見ることができる場合、当該イベントデータを送信する。
また、前記コンテンツサーバは、前記ストローク情報に基づいて、前記ストローク情報に関する位置を特定した前記座標取得装置を特定し、当該ストローク情報の生成時に、前記特定された座標取得装置を操作したユーザを特定し、当該座標取得装置を操作したユーザに設定されたセキュリティ情報、及び、前記イベントデータに設定されたセキュリティ情報に基づいて、前記特定されたユーザが前記検索されたイベントデータを見ることができるか否かを判定する。
また、前記コンテンツサーバは、前記ストローク情報を生成した前記座標取得装置と、当該ストローク情報に関する位置を指定した前記座標取得装置とを比較し、両座標取得装置が同じであれば、当該座標取得装置を操作したユーザに設定されたセキュリティ情報、及び、前記イベントデータに設定されたセキュリティ情報に基づいて、前記検索されたイベントデータを、前記特定されたユーザが見ることができるか否かを判定し、両座標取得装置が異なれば、当該座標取得装置を操作したユーザに設定されたセキュリティ情報、及び、前記イベントデータに設定されたセキュリティ情報の少なくとも一方を用いずに、前記特定されたユーザが前記検索されたイベントデータを見ることができるか否かを判定する。
また、前記コンテンツサーバは、前記特定されたストローク情報の生成時間と重複する時間に生成されたストロークセットを特定し、前記特定された重複する時間に生成されたストロークセットをのうち、最初に記入が開始されたストローク情報を特定し、前記特定された最初のストローク情報が生成された時刻に対応する前記イベントデータを送信する。
本発明によると、ユーザ毎のセキュリティを設定しつつ、手書きの情報に関連付けられたイベントデータを有効に利用することができる。
第2図は、第1の実施の形態の書類管理システムの構成のブロック図である。
第3図は、第1の実施の形態のコンテンツサーバのブロック図である。
第4図は、第1の実施の形態の情報端末のブロック図である。
第5図は、第1の実施の形態の会議情報入力装置のブロック図である。
第6図は、第1の実施の形態のコンテンツサーバに格納されるイベント情報の構成図である。
第7図は、第1の実施の形態のコンテンツサーバに格納されるメディア視聴情報の構成図である。
第8図Aは、第1の実施の形態のコンテンツサーバに格納される配付資料情報の構成図である。
第8図Bは、第1の実施の形態のコンテンツサーバに格納される手書きメモ関連情報の構成図である。
第9図は、第1の実施の形態のデジタルペンが紙面上の座標取得の説明図である。
第10図は、第1の実施の形態のコンテンツサーバに登録される書類の説明図である。
第11図は、第1の実施の形態デジタルペンによって情報が書き込まれた書類の説明図である。
第12図Aは、第1の実施の形態のストロークセットの一例を示す。
第12図Bは、第1の実施の形態のコンテンツサーバに格納されるストロークセット情報の構成図である。
第12図Cは、第1の実施の形態のコンテンツサーバに格納されるストローク座標情報の構成図である。
第13図は、第1の実施の形態のコンテンツサーバに格納されるユーザ情報の構成図である。
第14図は、第1の実施の形態の筆記データ蓄積処理のフローチャートである。
第15図は、第1の実施の形態の手書きメモから会議時に取得された各種情報へのリンクの生成処理のフローチャートである。
第16図は、第1の実施の形態のストロークセットの時間情報の決定処理のフローチャートである。
第17図は、第1の実施の形態の手書きメモから会議時に取得された各種情報の検索処理のフローチャートである。
第18図は、第1の実施の形態のコンテンツビューアの説明図である。
第19図は、第2の実施の形態の筆記データ蓄積処理のフローチャートである。
第20図は、第2の実施の形態の会議出席表の説明図である。
第21図は、第3の実施の形態の筆記データ蓄積処理のフローチャートである。
第22図は、第4の実施の形態の筆記データ蓄積処理のフローチャートである。
第23図は、第4の実施の形態の会議出席表の説明図である。
第24図は、第5の実施の形態の手書きメモから会議時に取得された各種情報の検索処理のフローチャートである。
第1図は、本発明の実施の形態の書類管理システムの処理の概念図である。
始めに、情報蓄積フェイズの処理を説明する。情報蓄積フェイズは、主に会議中に実行され、コンテンツサーバが会議の情報を蓄積する。
まず、イベント(会議等)が開催されると、会議室に設置されたカメラがイベントの映像を記録する。コンテンツサーバは、カメラが撮影したイベントの映像をネットワークを介して収集し、このイベントの映像を保存する(1)。会議の出席者(デジタルペンのユーザ)は、会議中に配付資料(又は、持参のノート)に会議の内容に関連するメモ等をデジタルペンを用いて記入する(1’)。
デジタルペンは、ユーザが使用する情報端末と接続し、会議中に筆記されたストローク情報を情報端末に転送する(2)。なお、デジタルペンから情報端末へのストローク情報の転送は、会議中ではなく、会議の終了後でもよい。
情報端末は、デジタルペンからストローク情報を受信すると、このストローク情報をコンテンツサーバに送信する。コンテンツサーバは、手書き文字のストローク情報を蓄積する(3)。
次は、情報アクセスフェイズの処理を説明する。情報アクセスフェイズは、会議終了後に実行され、コンテンツサーバが、ユーザが必要とする情報を提供する。
ユーザは、会議終了後デジタルペンを用いて、配付資料上(又は、自己のノート上)の手書きメモを選択して、当該手書きメモに関連する電子情報を要求する(4)。デジタルペンは、ユーザが使用する情報端末と接続し、選択された手書きメモの位置(ユーザがデジタルペンで指定した位置)を情報端末に転送する。
情報端末は、ユーザがデジタルペンで選択した位置をコンテンツサーバに送信し、指定された位置の手書きメモの検索を要求する(5)。
コンテンツサーバは、手書きメモの検索要求を受けると、当該手書きメモの記入者及び記入時刻を用いて、当該手書きメモに関連する電子情報(例えば、イベント中に録画された映像)を検索する(6)。このとき、電子情報を要求したユーザが検索された電子情報を視聴する権限を有しているかを判定してもよい。
そして、コンテンツサーバは、検索された映像を、要求元である情報端末に送信する(7)。
そして、情報端末は、コンテンツサーバから送信された電子情報を表示する。
本発明によると、ユーザは手書きメモを選択することによって、当該手書きメモに関連する電子情報を得ることができる。
(第1実施形態)
第2図は、第1の実施の形態の書類管理システムのブロック図である。
書類管理システムは、コンテンツサーバ11、情報端末12、デジタルペン14、イベント情報入力装置15、ネットワーク17及び位置情報サーバ18を備える。
コンテンツサーバ11、情報端末12、イベント情報入力装置15及び位置情報サーバ19は、ネットワーク17を介して互いに接続されている。各情報端末12は、一つ以上のデジタルペン14と接続される。情報端末12とデジタルペン14は、USB(Universal Serial Bus)等のプロトコルを用い有線によって接続されてもよい。また、ブルートゥース、無線LAN、携帯電話システム又は赤外線等の無線によって接続されてもよい。
コンテンツサーバ11は、コンテンツをイベント毎に管理し、要求されたコンテンツを情報端末12に送信する。なお、コンテンツは、イベントに関連する書類、音声及び映像等である。また、書類は、印刷され紙面上に表されたすべての情報である。
情報端末12は、各人が使用するコンピュータ装置で、デジタルペン14から受信した情報をコンテンツサーバ11に転送する。また、情報端末12は、コンテンツサーバ11から受信したコンテンツを表示する。
デジタルペン14は、通常のペンと同様に、紙媒体に文字、図形等を記入することができる。また、デジタルペン14は、先端に小型カメラを備え、紙に接した位置のドットパターンを取得する。また、デジタルペン14は、予め設定されたペンIDを保持する。デジタルペン14は、有線又は無線によって情報端末12と接続する通信インターフェースを備える。
例えば、第9図に示すように、デジタルペン14は、書類に印刷されたドットパターンを取得する。そして、デジタルペン14が取得したドットパターンから紙面上の座標を特定することができる。
また、デジタルペン14は、情報端末12を介さず、携帯電話システム又は無線LANシステムを介して、特定した絶対座標、ドットパターンを取得した時刻及びペンIDをコンテンツサーバ11に送信してもよい。
イベント情報入力装置15は、会議室に設置されたコンピュータ装置で、イベントに関連する情報(例えば、映像、画像、音声及び/又はスライド等)を作成する。また、イベント情報入力装置15は、書類及び作成した映像等のコンテンツを、イベントに関連付けてコンテンツサーバ11に登録する。
また、イベント情報入力装置15は、会議開催中に、デジタルペン14と接続して、デジタルペン14が特定した絶対座標等の情報を取得し、これら取得した情報をコンテンツサーバ11に送信してもよい。
位置情報サーバは19は、CPU、メモリ、記憶装置等を備えたコンピュータ装置であり、紙面上のドットパターンの基準点からのズレ量と紙面上の座標とを対応づけたデータベースを保持している。そして、位置情報サーバは19は、紙面上のドットパターンに基づいて、紙面上の座標を提供する。
なお、本実施の形態の書類管理システムにプリンタを設けてもよい。プリンタは、情報端末12からの指示に応じて、書類等のコンテンツを印刷する。
第3図は、第1の実施の形態のコンテンツサーバ11のブロック図である。
コンテンツサーバ11は、CPU111、メモリ112、記憶部113及びデータ通信部118を備える。
CPU111は、記憶部113に記憶された各種プログラムを呼び出して実行することによって、各種処理を行う。
メモリ112は、CPU111が各種処理に使用するデータを一時的に記憶するワークエリアを有する。
記憶部113は、不揮発性の記憶媒体(例えば、磁気ディスクドライブ)で構成されている。記憶部113には、イベント管理プログラム114、書類管理プログラム115、ペンデータ管理プログラム116及びユーザ管理プログラム117が記憶されている。これらのプログラムは、メモリ112にロードされた後、CPU111によって実行され、各種処理が行われる。
また、記憶部113には、イベント情報21、メディア視聴情報26、書類情報22、23、ストロークセット情報24及びユーザ情報27が記憶されている。
イベント管理プログラム114は、イベント情報21(第6図)及びメディア視聴情報26(第7図)を管理する。書類管理プログラム115は、書類情報22、23(第8図A、第8図B)を管理する。ペンデータ管理プログラム116は、ストロークセット情報24(第12図B)を管理する。ユーザ管理部117は、ユーザ情報27(第13図)を管理する。
データ通信部118は、ネットワークインターフェースである。例えば、TCP/IPプロトコルを用いて通信可能なLANカードである。これにより、コンテンツサーバ11は情報端末12等のネットワーク17に接続された機器と通信することができる。
第4図は、第1の実施の形態の情報端末12のブロック図である。
情報端末12は、CPU121、メモリ122、ペンデータ入力部123、操作入力部124、データ表示部125及びデータ通信部126を備える。
CPU121は、記憶装置(図示省略)に記憶された各種プログラムを呼び出して実行することによって、各種処理を行う。
メモリ122は、CPU111が各種処理に使用するデータを一時的に記憶するワークエリアを有する。また、コンテンツサーバ11及びデジタルペン14等から送られてきたデータを一時的に記憶する。
ペン入力部123は、有線又は無線でデジタルペン14と通信し、デジタルペン14が取得した座標等の情報を収集する。
操作入力部124は、例えば、キーボードであり、ユーザによって情報が入力される。
データ表示部125は、例えば、液晶ディスプレイで構成されており、コンテンツサーバ11から取得した書類等のコンテンツを表示する。
データ通信部126は、ネットワークインターフェースである。例えば、TCP/IPプロトコルを用いて通信可能なLANカードである。これにより、情報端末12はネットワーク17を介してコンテンツサーバ11と通信することができる。
なお、ペンデータ通信部123及びデータ通信部126は、一つのインターフェースであってもよい。
第5図は、第1の実施の形態のイベント情報入力装置15のブロック図である。
イベント情報入力装置15は、CPU151、メモリ152、操作記録部153、映像入力部154、音声入力部155、データ表示部156、ペンデータ入力部157、サイン認証部158、サインデータベース158A及びデータ通信部159を備える。
CPU151は、記憶装置(図示省略)に記憶された各種プログラムを呼び出して実行することによって、各種処理を行う。
メモリ152は、CPU151が各種処理に使用するデータを一時的に記憶するワークエリアを有する。また、コンテンツサーバ11及びデジタルペン14等から送られてきたデータを一時的に記憶する。
操作記録部153は、会議中における、この書類管理システムに対する操作を記録する。例えば、発表者によるキーボードへの操作(会議中に用いられた動画像の巻き戻し、早送り等の操作)を記録する。
映像入力部154は、会議室に設置されたカメラによって会議中に撮影された映像データを収集する。
音声入力部155は、会議室に設置されたマイクロホンによって会議中に録音された音声データを収集する。
データ表示部156は、会議室に設置されたプロジェクタ等の大画面の表示装置で構成されており、会議中に使用されるデータを表示する。例えば、発表者が用いるプレゼンテーション資料や、コンテンツサーバ11から取得した書類等を表示する。
ペンデータ入力部157は、有線又は無線でデジタルペン14と通信し、デジタルペン14が取得した座標等の情報を収集する。
サイン認証部158は、会議出席者をサインによって認証し、本人であることを確認する。このため、サイン認証部158は、会議出席者のサインを事前に登録したサインデータベース158Aを使用する。このサインデータベース158Aは、イベント情報入力装置15に格納されてもよいが、ネットワーク17に接続された他の装置(例えば、コンテンツサーバ11)に格納されてもよい。また、これらとは別個にサインデータベースサーバを設けてもよい。
データ通信部159は、ネットワークインターフェースである。例えば、TCP/IPプロトコルを用いて通信可能なLANカードである。これにより、イベント情報入力装置15は、ネットワーク17を介してコンテンツサーバ11と通信することができる。
第6図は、第1の実施の形態のコンテンツサーバ11に格納されるイベント情報21の構成図である。
イベント情報21は、イベントID210、イベント名211、日時212、場所213、登録出席者数214A、登録出席者214B、未登録出席者数215A、未登録出席者215B、配付資料216、付加情報数217A、付加情報217B、イベント中アクション数218A、イベント中アクション218B、メディア視聴数219A及びメディア視聴ID219Bを含む。イベント情報21は、会議等のイベントが行われる毎に一つのレコードが生成される。
イベントID210は、イベントを一意に識別する識別子である。例えば、イベント管理プログラム114は、任意の法則に従って自動的にイベントID210を定めて、イベント情報21に記録する。
イベント名211は、当該イベントの名称である。
日時212は、当該イベントの開始時刻及び終了時刻である。
場所213は、当該イベントが行われた場所である。
登録出席者数214Aは、当該イベントへの出席者のうち、予め登録されていた者の数である。なお、登録出席者数214Aと同数の登録出席者214Bが記録される。
登録出席者214Bは、当該イベントの登録出席予定者を一意に識別するユーザID、及び各人の出欠が記録される。
登録出席者数215Aは、当該イベントへの出席者のうち、予め登録されていなかった者の数である。なお、未登録出席者数215Aと同数の未登録出席者215Bが記録される。
登録出席者215Bは、当該イベントの未登録出席者を一意に識別するユーザIDが記録される。なお、後述するように、未登録出席者215Bは、当該出席者が使用するデジタルペン14のID又は当該出席者のサインによって特定される。
このように登録出席者、出席予定の欠席者(登録欠席者)及び未登録出席者を区別して記録することによって、各人のレベルに応じたセキュリティを実現することができる。例えば、欠席者は会議映像を見ることができないとか、未登録出席者は配付資料を見ることができない等である。
配付資料216は、当該イベントで配付された資料に使用されたドットパターンのIDである。例えば、図示の場合は、150.100.10.1から150.100.10.50の50種類のドットパターンが、当該イベントの配付資料として使用された。
イベント中からイベント後に、配付資料にデジタルペン14で記入すると、その文字等を記入した書類の配付資料IDによってイベントが特定される。
付加情報数217Aは、当該イベントに関連する付加情報の数である。なお、付加情報数217Aと同数の付加情報217Bが記録される。
付加情報217Bは、当該イベントに関連する映像、画像、音声又はスライド等の情報である。具体的には、付加情報217には、当該イベントを撮影した映像データ、当該イベントを録音した音声データ、及び当該イベントで使用されたスライド等の情報が記録される。付加情報217には、付加情報の種類、付加情報のファイル名及び付加情報に設定されたコンテンツセキュリティが記録される。
イベント中アクション数218Aは、当該イベント中に行われたアクションの数である。なお、イベント中アクション数218Aと同数のイベント中アクション218Bが記録される。
イベント中アクション218Bは、当該イベント中に行われたアクションの内容である。イベント中アクション218Bには、当該アクションに関係する書類のID(対応書類ID)、アクションの種類及びアクションが行われた時刻が含まれる。なお、時刻は当該イベントの開始時刻からの相対的な時刻で表される。
具体的には、イベント中アクション218Bの第1データは、相対時刻が5分11.33秒(会議の開始から5分11.33秒後)に、発表者が、書類IDが”DC028428”の資料を1頁から2頁に捲ったことを示す。また、イベント中アクション218Bの第2データは、相対時刻が8分41.03秒に、書類IDが”DC028438”の資料の上映を始めたことを示す。また、イベント中アクション218Bの第3データは、相対時刻が15分21.43秒に、発表者が、書類IDが”DC028438”の資料の座標(115.0,50.0)−(145.0,90.0)の位置を指し示したことを示す。
メディア視聴数219Aは、当該イベントを撮影した動画データを視聴した回数である。なお、メディア視聴数219Aと同数のメディア視聴ID219Bが記録される。
メディア視聴ID219Bは、当該イベントを撮影した動画データを視聴した情報の識別子であり、メディア視聴情報28(第7図)へのリンクである。
第7図は、第1の実施の形態のコンテンツサーバ11に格納されるメディア視聴情報28の構成図である。
メディア視聴情報28は、メディア視聴ID281、ユーザID282、視聴単位数283及び視聴単位284を含む。メディア視聴情報28は、ユーザによってコンテンツが視聴される毎に一つのレコードが生成される。
メディア視聴ID281は、当該イベントを一意に識別する識別子である。例えば、イベント管理プログラム114は、コンテンツが視聴される毎にメディア視聴ID281を定めて、メディア視聴情報28に記録する。
ユーザID282は、当該コンテンツを視聴したユーザのIDである。
視聴単位数283は、当該視聴されたコンテンツの連続した再生時間の数である。すなわち、視聴者がコンテンツを一時停止等をすることなく連続視聴した時間が視聴単位となる。視聴単位数283には、この視聴単位の数が記録される。なお、視聴単位数283と同数の視聴単位284が記録される。
視聴単位284は、視聴単位の詳細な情報である。具体的には、視聴単位284には、視聴されたコンテンツの格納場所(パス名を含めたファイル名であるMedia URL)、一単位の視聴を開始したコンテンツの位置(コンテンツの最初からの相対時刻であるstart pos)、一単位の視聴を開始した時刻(media start)、及び一単位の視聴を終了した時刻(media end)が記録される。
例えば、視聴単位数283の第1データでは、”file://contentsLibrary/Conference”に格納された、動画像ファイル”MV001023.mov”の、最初から34.12秒の箇所を、12時00分14.14秒に視聴を開始し、12時00分14.24秒に視聴を終えたことを示す。
次に 第1の実施の形態のコンテンツサーバ11に格納される書類情報について説明する。書類情報は、配付資料情報22及び手書きメモ関連情報23を含む。
第8図Aは、第1の実施の形態のコンテンツサーバ11に格納される書類情報のうち、配付資料情報22の構成図である。
配付資料情報22は、書類ID220、所有ユーザID221、所有ユーザID222、該当イベントID223、電子ファイル224、書類サイズ225、書類セキュリティレベル226、ストロークセット数227、ストロークセットID228を含む。
書類ID220は、当該書類を一意に識別する識別子である。なお、同一の情報を有する書類であっても、所有者が異なれば別の書類となるので、異なる書類ID220となり、配付資料情報22の異なるレコードが生成される。通常、異なるユーザに配付される書類は、異なるドットパターンと共に印刷された後に配付される。
ドットパターンID221は、当該書類に印刷されるドットパターンの識別子である。
所有ユーザID222は、当該書類を所有するユーザを一意に識別する識別子である。
該当イベントID223は、当該書類が関連付けられたイベントを一意に識別する識別子である。通常は、当該書類が配付された会議のイベントIDが記録され、イベント情報21のイベントID210に対応する。
電子ファイル224は、当該書類の電子データのファイル名である。
書類サイズ225は、当該書類の印刷に適する紙の大きさを示し、その領域の左上端の座標及び右下端の座標が格納される。図示の場合では、書類サイズ225は、左上端を原点とし、ミリメートルを単位として表される。
書類セキュリティレベル226は、当該書類の秘密の度合いである。後述するように、書類セキュリティレベル226及びユーザのセキュリティレベル276(第13図参照)によって、そのユーザが当該書類を見ることができるかが定まる。
ストロークセット数227は、当該書類にデジタルペン14で記載されたストロークセットの数である。なお、ストロークセット数227と同数のストロークセットID228が記録される。
ストロークセットは、一纏まりとする線(ストローク)のグループであり、例えば、文字認識におけるレイアウト解析を用いて求められる。レイアウト解析では、線が記入された時間及び/又は線同士の位置関係に基づいて、一纏まりの線を特定し、ストロークセットを求める。すなわち、近い時間に近い位置に記入されたストロークは一つストロークセットを構成する。
ストロークセットID228は、当該書類に記載されたストロークセットを一意に識別する識別子であり、手書きメモ関連情報(第8図B)及びストロークセット情報24(第12図B)へのリンクである。
第8図Bは、第1の実施の形態のコンテンツサーバ11に格納される書類情報のうち、手書きメモ関連情報23の構成図である。
手書きメモ関連情報23は、ストロークセットID230、関連情報数231及び関連情報232を含む。手書きメモ関連情報23は、ストロークセット毎に一つのレコードが生成される。
ストロークセットID230は、当該ストロークセットを一意に識別する識別子であり、ストロークセット情報のストロークセットID(第12図Bの241)と同じである。
関連情報数231は、当該ストロークセットに関連付けられた情報の数である。なお、関連情報数231と同数の関連情報232が記録される。
関連情報232は、当該ストロークセットに関連するデータである。具体的には、当該ストロークセットが記入された際に撮影された動画像、当該ストロークセットが記入された際に説明者が使用していたプレゼンテーション資料、当該ストロークセットが記入された配付資料等である。
例えば、関連情報232の第1データに記載された関連情報は、ファイル名が”MV001023.mov”の動画像(Movie)であり、このストロークセットが記入された時刻のうち10時00分50.0秒から10時12分00.0秒の時間のデータを含んでいる。なお、このストロークセットが記入された時間が10時00分50.0秒から10時12分00.0秒なので、関連情報に記録された全データは、このストロークセットの記入開始から記入終了までの全時間において存在している。
また、このストロークセットを閲覧するセキュリティレベル(View Security)は”02”である。さらに、このストロークセットが記入されたとき、ユーザは、この動画像を3.0秒巻き戻している。
なお、当該ストロークセットが記入された際の、関連情報に記録された情報の進行状況が分かれば、そのときの位置(ページ数、行数)が記録される。情報の進行状況は、発表者が指し示した位置によって特定する。
さらに、関連情報に記録されたデータが、当該ストロークセットが記入された紙の情報である場合には、そのストロークセットが記入された位置(ページ数、行数)が記録される。
第9図は、第1の実施の形態のデジタルペン14による紙面上の座標取得の説明図である。
デジタルペン14は、CPU、メモリ、プロセッサ、通信インターフェース、カメラ141、電池及び筆圧センサを備える。また、デジタルペン14は、インク又は黒鉛により紙面上に文字、記号等を筆記可能なペン先を備える。
デジタルペン14は、位置検出用のドット203が印刷された用紙20と共に用いる。ここで、用紙20の一部201を拡大して、ドット203を説明する。用紙20には、複数の小さなドット203が印刷されている。このドット203は、仮想的な格子線の交点(基準点)202から上下左右にずれた位置に印刷されている。
紙に文字、図形がデジタルペン14で記入されると、その情報は紙に視認可能に残る。デジタルペン14は、ペン先が紙に接したことを筆圧センサが検出すると、カメラ141によって、紙上に印刷されたドット203を撮影する。デジタルペン14は、例えば、6×6個のドット203を含む領域を撮影する。
デジタルペン14は、撮影したドットパターンから、当該ドットパターンが存在する絶対座標を求める。この絶対座標は、広大な平面領域における当該ドットパターンが存在する座標である。この広大な平面領域は、ドットパターンを重複しないように配置できる全領域である。
デジタルペン14は、求めた絶対座標を情報端末12に送信する。情報端末12は、デジタルペン14から送信された絶対座標をコンテンツサーバ11に送信する。
コンテンツサーバ11は、デジタルペン14が求めた絶対座標を位置情報サーバ19に送信する。位置情報サーバ19は、コンテンツサーバ11から送信された絶対座標に基づいて、前記広大な平面領域中の該紙面の位置(ドットパーターンID)と、ある一枚の紙面における座標(相対座標)とを特定し、特定したドットパーターンID及び相対座標をコンテンツサーバ11に送信する。
このようにして、コンテンツサーバ11は、デジタルペン14が撮影したドットパターンから、ドットパーターンID及び相対座標を取得する。
このペン先が接した位置の情報を所定のタイミング(例えば、周期的)で取得することによって、ペン先の動きが分かる。
すなわち、デジタルペン14は、撮影したドットパターンに対応する絶対座標、当該ドットパターンの撮影時刻及びペンIDを情報端末12に送信する。
コンテンツサーバ11は、デジタルペン14が求めた絶対座標に基づいて、位置情報サーバ19から相対座標を取得する。コンテンツサーバ11は、取得した相対座標及びドットパターンが撮影された時刻から、ペン先の軌跡(ストローク情報)を求める。
なお、位置情報サーバ19を別に設けることなく、コンテンツサーバ11に含めてもよい。
また、デジタルペン14は、ドットパターンID及び相対座標を特定するために、位置情報サーバ19を用いなくてもよい。例えば、用紙20に埋め込まれたICタグ又は二次元バーコードから用紙を特定する。さらに、タブレットを用いて用紙上の位置(相対座標)を特定することができる。なお、ミューチップ等を用いる用紙の特定又はタブレットを用いる用紙上の位置の特定のいずれかと、位置情報サーバ19による絶対座標の特定を組み合わせてもよい。このようにすると、書類管理システムがドットパターンID及び相対座標を特定する処理を軽減できる。
第10図は、第1の実施の形態のコンテンツサーバ11に登録される書類31の説明図である。
ユーザは、本図に示すような書類(配付資料)31を、当該書類31が配付されたイベントと関連付けてコンテンツサーバ11に登録する。
書類31には、書類同士で異なるドットパターンが付されている。すなわち、各書類のコンテンツの印刷時に、書類毎に異なるドットパターンが印刷される。そして、異なるドットパターンを有する書類は、異なる書類ID220を有し、異なるユーザに配付される。
なお、配付資料31は、文書作成ソフト等で電子的に作成された書類であってもよいし、手書きの書類を電子化したものであってもよい。
第11図は、第1の実施の形態のデジタルペン14によって情報が記入された書類31の説明図である。
本図は、第10図で説明した書類にデジタルペン14によって情報が記入された様子を示す。
ユーザは、イベント中に(又は、イベント終了後に)、デジタルペン14で書類31に情報(文字、記号等)311を記入する。すると、デジタルペン14は、文字等が記入された位置(ペン先が接した位置)の絶対座標及びその絶対座標を測定した時刻を定期的に取得する。次に、デジタルペン14は、取得した絶対座標及び取得時刻をコンテンツサーバ11に送信する。
コンテンツサーバ11は、位置情報サーバ18に問い合わせることによって、受信したストローク情報に含まれる絶対座標に対応するドットパターンID及び相対座標を特定し、ドットパターンIDから書類IDを特定する。
そして、コンテンツサーバ11は、特定した相対座標及び測定時刻に基づいて当該記入された情報のストロークを決定し、ストローク座標情報25(第12図C参照)を作成する。そして、特定した書類IDを用いて、新たなストロークセット情報24(第12図B参照)を作成する。
第12図Aは、第1の実施の形態のストロークセット26の一例を示す。
ストロークセット26は、デジタルペン14によって記入された、第11図に示す「東京」311を示す。本実施の形態では、図に示すように、左上を原点とし、横方向をX軸とし、縦方向をY軸として、ストロークの位置が定められる。
前述したように、ストロークセットは、一纏まりとする線(ストローク)のグループであり、線が記入された時間及び/又は線同士の位置関係に基づいて特定される。
第12図Bは、第1の実施の形態のコンテンツサーバ11に格納されるストロークセット情報24の構成図である。
なお、この構成図は、第12図Aに示すストロークセット26のストロークセット情報である。
ストロークセット情報24は、ストロークセットID241、ペンID242、記入開始日時243、該当矩形座標244、ストローク数245及びストローク情報246を含む。
ストロークセットID241は、当該ストロークセットを一意に識別する識別子である。
ペンID242は、当該ストロークセットを記入したデジタルペン14の識別子である。
記入開始日時243は、当該ストロークセットを記入し始めた日時である。
該当矩形領域244は、当該ストロークセットを含む矩形の領域である。該当矩形領域244は、当該ストロークセットが記入された書類における座標(相対座標)であり、矩形領域の左上端の座標及び右下端の座標で表される。
ストローク数245は、当該ストロークセットに含まれる線(ストローク)の数である。なお、ストローク数245と同数のストローク情報246が記録される。
ストローク情報246は、標本点数246A及びシリアル番号246Bを含む。
標本点数246Aは、デジタルペン14によって取得された、当該ストロークを構成する相対座標の数である。
シリアル番号246Bは、デジタルペン14によって取得された、当該ストロークを構成する相対座標を一意に識別する識別子であり、ストローク座標情報25(第12図C)へのリンクである。
第12図Cは、第1の実施の形態のコンテンツサーバ11に格納されるストローク座標情報25の構成図である。
ストローク座標情報25は、シリアル番号251、X座標252、Y座標253及び取得時刻254を含む。
シリアル番号251は、デジタルペン14によって取得された相対座標を一意に識別する識別子である。
X座標252は、第12図Aに示すX軸方向の相対座標であり、例えば、ミリメートルを単位として表す。
Y座標253は、第12図Aに示すY軸方向の相対座標であり、例えばミリメートルを単位として表す。
取得時刻254は、デジタルペン14によって当該相対座標が取得された時刻を表す。なお、本説明図では、取得時刻254には、記入開始時刻242からの経過時間が記録されている。
第13図は、第1の実施の形態のコンテンツサーバ11に格納されるユーザ情報27の構成図である。
ユーザ情報27は、ユーザID271、氏名272、所属273、役職274、保有ペンID275及びセキュリティレベル276を含む。
ユーザID271は、当該ユーザを一意に識別する識別子である。
氏名272は、当該ユーザの氏名である。
所属273は、当該ユーザの所属する部署である。
役職274は、当該ユーザの役職である。
保有ペンID275は、当該ユーザが保有するデジタルペン14の一意な識別子である。
セキュリティレベル276は、当該ユーザの秘密書類にアクセスする権限である。後述するように、ユーザのセキュリティレベル276及び書類のセキュリティレベル226(第8図A参照)によって、そのユーザが当該書類を見ることができるかが定まる。
次に、第1の実施の形態の書類管理システムの処理を説明する。
第14図は、第1の実施の形態の筆記データ蓄積処理のフローチャートである。
第1の実施の形態では、ユーザが個人専用のデジタルペン14を使用し、主催者側が準備した配付資料を使用する場合を説明する。すなわち、第1の実施の形態では、コンテンツサーバ11は、デジタルペンのペンIDによってユーザを特定でき、かつ、配付資料の書類IDによってもユーザを特定できる。
なお、デジタルペンが個人専用又は共用であるかによって、さらに、記入用紙が配付資料又は持参資料であるかによって4パターンが考えられるが、他のパターンの処理は第2の実施の形態から第4の実施の形態として後述する。
会議の出席者(ユーザ)は、イベント中に、デジタルペン14を用いて配付資料にメモ等を記入する(S101)。このとき、デジタルペン14は、筆記中(筆圧センサによる検出中)は周期的にドットパターンを撮影して、筆記箇所の絶対座標を求める。
その後、ユーザは、デジタルペン14と情報端末12とを接続して、デジタルペン14が求めた絶対座標、当該絶対座標を取得した時刻及びペンIDを、デジタルペン14から情報端末12に送信する(S102)。
情報端末12は、デジタルペン14から絶対座標、絶対座標取得時刻及びペンIDを受信すると、受信したデータをコンテンツサーバ11に送信する(S103)。
コンテンツサーバ11は、デジタルペン14が求めた絶対座標からストローク座標情報25及びストロークセット情報24を生成する(S104)。
具体的には、任意の座標原点を定め、その座標原点からの座標の差と、当該座標が取得された時刻からストローク座標情報25を生成する。その後、線が記入された時間及び/又は線同士の位置関係に基づいて、一纏まりの線(ストロークセット)を特定し、ストロークセット情報24を生成する。
その後、コンテンツサーバ11は、配付資料ドットパターンから会議のイベントIDを特定する(S105)。具体的には、コンテンツサーバ11は、デジタルペン14が求めた絶対座標を位置情報サーバ19に送信する。位置情報サーバ19は、コンテンツサーバ11から送信された絶対座標に基づいて、ドットパーターンID及び相対座標を特定して、コンテンツサーバ11に送信する。コンテンツサーバ11は、取得したドットパターンIDを用いてイベント情報21を検索し、当該ドットパターンIDが含まれるイベントを特定する。
次に、コンテンツサーバ11は、デジタルペン14から取得したペンIDを用いてユーザ情報27を検索し、当該デジタルペンを保有するユーザを特定する(S106)。
そして、コンテンツサーバ11は、特定されたユーザのユーザIDが、登録出席者214Bに含まれているか否かを判定する(S107)。
特定されたユーザIDが登録出席者214Bに含まれていなければ、当該ユーザは未登録出席者であると判定し、未登録出席者数215Aを加算し、当該ユーザを未登録参加者欄215Bに登録する(S108)。
一方、特定されたユーザIDが登録出席者214Bに含まれていれば、当該ユーザは登録出席者なので、登録出席者欄214Bの当該ユーザの出欠データを”出席”に更新する(S109)。
その後、ユーザがコンテンツを視聴する要求をしたら、コンテンツサーバ11は、メディア視聴情報26を生成する(S110)。なお、メディア視聴情報は会議の映像の録画中にも生成される。これによって、第15図のステップS123において、ストロークセットとコンテンツとを関連付けることができる。
次に、コンテンツサーバ11は、手書きメモ関連情報23を生成する(S111)。具体的には、ステップS104で生成されたストロークセット情報24に対応する時間を特定し、その時間に使用されていた書類、その時間に撮影された動画像及びその時間に録音された音声データを特定する。そして、特定されたデータを関連情報として、手書きメモ関連情報23に登録する。なお、この手書きメモ関連情報生成処理の詳細は第15図で説明する。
次に、ユーザのセキュリティレベル276(第13図参照)及び書類のセキュリティレベル226(第8図A参照)によって、そのユーザが当該書類を見ることができるかを定め、会議情報アクセス権を設定する(S112)。
第15図は、第1の実施の形態の手書きメモから会議時に取得された各種情報へのリンクの生成処理のフローチャートであり、第14図のステップS111の処理の詳細を示す。
まず、第14図のステップS104で生成されたストロークセットを一つずつ抽出する(S121)。
そして、未処理のストロークセットがあるか否かを判定する(S122)。その結果、未処理のストロークセットがあれば、ステップS123に進む。一方、未処理のストロークセットがなければ、全てのストロークセットについて手書きメモ関連情報23を生成したので、この処理を終了する。
ステップS123では、メディア視聴情報26を検索し、当該ストロークセットが記入された時間に視聴されていたコンテンツを特定する。なお、ストロークセットが記入された時間は、ストロークセット情報の記入開始日時(第12図Bの243)とストローク座標情報の取得時刻(第12図Cの254)の最大値から求める。
その後、特定されたコンテンツの視聴時間と、ストロークセットが生成された時間との重複範囲を抽出する。そして、当該ストロークセットに対応するコンテンツの再生範囲を決定する(S124)。
この再生範囲は、単に、ストロークセットの記入時間及びコンテンツの視聴時間の重複範囲を抽出して決定することができる。また、ストロークセットの記入時間の前後の所定時間(例えば、前後各1分)を含めたコンテンツの視聴時間を再生時間としてもよい。また、ストロークセットの記入時間が含まれるコンテンツの視聴単位によってコンテンツの再生時間を定めてもよい。また、コンテンツ中の場面の切り替え時間を検出し、ストロークセットの記入時間が含まれ、かつ検出された場面切り替え箇所で区切った時間をコンテンツの再生時間としてもよい。
ここで、ストロークセットの記入開始時間をそのまま用いてもよいが、第16図に示す方法で、ストロークセットに対応するコンテンツの時間情報を定め、それを用いてもよい。
そして、最後に、関連情報232を登録し、手書きメモ関連情報23を生成する(S125)。
第16図は、第1の実施の形態のストロークセットの時間情報の決定処理のフローチャートであり、第15図のステップS124の処理の詳細を示す。
まず、コンテンツの再生範囲を決定するストロークセットを決定する(S131)。
その後、当該ユーザが参加した会議のイベント情報21に対する配布資料の配布資料情報22にアクセスする。そして、配布資料の書類セキュリティレベル226とユーザのセキュリティレベル276とによって、当該配布資料にアクセス可能かどうかが判断できる。アクセス可能な場合、さらにユーザのセキュリティレベルとストロークセットのViewSecurityとによって、他のユーザのストロークセットが参照可能か否かを判定する(S132)。その結果、他ユーザのストロークセットが参照できれば、ステップS133に進み、他ユーザのストロークセットの情報も使用してコンテンツの再生時間を定める。一方、他のユーザのストロークセットが参照できなければ、ステップS135に進む。
ステップS133では、記入時間帯が重複している同一会議参加者が記入したストロークセットを抽出する。
具体的には、当該ストロークセットの記入時間を用いてストロークセット情報24を検索し、記入時間が重複するストロークセットを特定する。そして、当該ストロークセットのペンID242用いてユーザ情報27を検索し、そのストロークセットを記入したユーザを特定する。そして、特定されたユーザのユーザID271及び当該ストロークセットの記入時間を用いてイベント情報21を検索し、当該ユーザが出席したイベントを特定する。そして、当該イベントに出席したユーザを特定する。
その後、特定されたユーザIDを用いてユーザ情報27を検索し、出席ユーザが保有するデジタルペンを特定する。そして、特定されたデジタルペンの保有ペンID275及び当該ストロークセットの記入時間を用いてストロークセット情報24を検索し、記入時間が重複する同一会議出席者が記入したストロークセットを特定する。
その後、特定された記入時間が重複するストロークセットのうち、最初に記入が始まったストロークセットの記入開始日時243を、時刻情報(1)とする(S134)。
次に、当該ストロークセットをテキスト化してテキストデータを生成する(S135)。
そして、当該ストロークセットの記入時間帯近傍で、映像、音声及びスライド等の中に、この生成されたテキストデータが存在するか否かを判定する。そして、当該テキストデータがこれらのデータ中に存在すれば、当該テキストデータが存在した時刻を、時刻情報(2)とする(S136)。
このとき、テキストデータを用いたマッチングの他に、図形データを用いたパターンマッチングを使用してもよい。
その後、時間情報(1)及び時間情報(2)からストロークセットの時間情報を決定する(S137)。そして、この決定された時間情報に基づいて、コンテンツの再生範囲を決定する(第15図のステップS124)。
具体的には、時間情報(1)又は時間情報(2)のいずれか早い方をストロークセットの時間情報としてもよい。また、時間情報(1)、(2)のうち、当該ストロークセットの記入開始日時に近いものを選択してもよい。また、ユーザが、時間情報(1)又は時間情報(2)のいずれかを選択してもよい。
第17図は、第1の実施の形態の手書きメモから会議時に取得された各種情報の検索処理のフローチャートである。なお、第17図には、ユーザが同一ドットパタンの用紙を使用している場合、例えば、配付資料が同一のドットパターンを有する場合や、ユーザが同一のドットパターンのノートを有する場合である。
すなわち、ユーザがデジタルペンで筆記する紙からその書類を保有するユーザを特定できない場合である。なお、異なるドットパターンの場合は第5の実施の形態(第24図)で説明する。
まずユーザは、自分が保有するデジタルペンで、紙面上に書かれた手書きメモを指定する(S141)。このとき、デジタルペン14は、指定された箇所のドットパターンを撮影して、当該指定箇所の絶対座標を求める。
その後、ユーザは、デジタルペン14と情報端末12とを接続して、デジタルペン14が求めた絶対座標、当該絶対座標を取得した時刻及びペンIDを、デジタルペン14から情報端末12に送信する(S142)。
情報端末12は、デジタルペン14から絶対座標、絶対座標取得時刻及びペンIDを受信すると、受信したデータをコンテンツサーバ11に送信する(S143)。
コンテンツサーバ11は、デジタルペン14のペンIDを用いてストロークセットを特定する(S144)。
具体的には、コンテンツサーバ11は、ペンIDを用いてストロークセット情報24を検索し、当該デジタルペン14によって記入されたストロークセットを抽出する。
また、コンテンツサーバ11は、デジタルペン14が求めた絶対座標を位置情報サーバ19に送信する。位置情報サーバ19は、コンテンツサーバ11から送信された絶対座標に基づいて、ドットパーターンID及び相対座標を特定して、コンテンツサーバ11に送信する。コンテンツサーバ11は、取得した相対座標と抽出されたストロークセットとを照合し、指定された手書きメモ(ストロークセットID)を特定する。
その後、特定されたストロークセットIDの手書きメモ関連データ23を参照して関連情報を特定する。
次に、コンテンツサーバ11は、デジタルペン14のペンIDを用いてユーザ情報27を検索し、当該デジタルペンを保有しているユーザを特定する。
その後、コンテンツサーバ11は、ユーザが関連する情報を見るための権限があるか否かを判定する(S145)。この権限は、特定された配付資料の書類セキュリティレベル(第8図Aの226)と、ユーザのセキュリティレベル(第13図の276)に基づいて定められる権限情報と、関連情報中に規定されたセキュリティ情報(View Security)によって定められる。
そして、そのユーザが当該ストロークセットに関連する情報を見るための権限がなければ、次の関連情報の権限を確認する。一方、そのユーザが当該ストロークセットに関連する情報を見るための権限があれば、コンテンツサーバ11関連情報を読み出して、情報端末12に送信する(S146)。
その後、情報端末12は、コンテンツサーバ11から送信された関連情報を出力する(S147)。
以上、第1の実施の形態の各処理は、コンテンツサーバ11を主体として説明したが、コンテンツサーバ11は各種情報を格納し、ネットワーク17を介して格納された情報を提供するものでもよい。すなわち、コンテンツサーバ11とは別に管理サーバを設け、当該管理サーバが検索、判定等の処理を実行してもよい。
第18図は、第1の実施の形態のコンテンツビューア120の説明図である。
コンテンツビューア120は、情報端末12にて動作しているソフトウェアによって構成され、コンテンツサーバ11から送られてきたコンテンツを、ユーザが視聴するときに動作する。
コンテンツビューア120は、表示画面121を有する。表示画面には、コンテンツサーバ11から送られてきたコンテンツが表示される。
表示画面121の下部には、タイムスケールバー122が設けられている。タイムスケールバー122には、マーカ123が設けられている。マーカ123はタイムスケールバー122中で移動し、視聴されるコンテンツの進行状態を表す。また、ユーザがマーカ123を移動することによって、視聴箇所を変更することができる。
タイムスケールバー122の下には、コンテンツファイルを開くOPENボタン124、ボリュームバー129、早送りボタン128、巻戻しボタン127、停止ボタン126及び再生ボタン125が設けられている。
前述したように、ユーザがこれらのボタンを操作した時刻は、コンテンツサーバ11に送信され、コンテンツサーバ11に記録される。例えば、再生ボタン125及び停止ボタン126の操作はメディア視聴情報26の視聴単位264に記録される。また、早送りボタン128及び巻戻しボタン129の操作は、手書きメモ関連データ23の関連情報232に記録される。
(第2実施形態)
第19図は、第2の実施の形態の筆記データ蓄積処理のフローチャートである。
第2の実施の形態では、ユーザが個人専用のデジタルペン14を使用し、ユーザが持参した紙面(ノート等)を使用する場合を説明する。すなわち、第2の実施の形態では、コンテンツサーバ11は、デジタルペンのペンIDによってユーザを特定できるが、書類IDによってはユーザを特定できない。なお、第2の実施の形態では、前述した第1の実施の形態と異なる箇所のみを説明し、等しい箇所は同じ符号を付してその説明は省略する。
まず、会議の出席者(ユーザ)は、イベント開始前(又は、イベント中に)に、デジタルペン14を用いて会議出席表30(第20図)にチェック又は記名をする(S151)。
ユーザは、イベント中に、デジタルペン14を用いてノート等の持参した紙面にメモ等を記入する(S152)。その後、ユーザは、デジタルペン14と情報端末12とを接続して、デジタルペン14が求めた絶対座標、当該絶対座標を取得した時刻及びペンIDを、デジタルペン14から情報端末12に送信する(S102)。
情報端末12は、デジタルペン14から受信したデータをコンテンツサーバ11に送信する(S103)。
コンテンツサーバ11は、デジタルペン14が求めた絶対座標からストローク座標情報25及びストロークセット情報24を生成する(S104)。
このステップS102〜ステップS104の処理は、前述した第1の実施の形態と同じである。
次に、コンテンツサーバ11は、会議出席表30のドットパターンIDから、会議のイベントIDを特定する(S153)。会議出席表30(そのドットパターンID)は、会議のイベントIDに対応して予め登録されている。例えば、イベント情報21の配付資料216に登録される。
なお、会議出席表ではなく、会議が特定できる(第2の実施の形態では書類の所有者は特定できない)書類であれば他の書類を用いることもできる。例えば、所有者を特定できない配付資料を用いる場合に、第2の実施の形態が適用できる。
その後、コンテンツサーバ11は、デジタルペンを保有するユーザを特定する(S106)。そして、特定されたユーザが登録出席者214Bに含まれているかによって、当該ユーザを未登録参加者欄215B又は登録出席者欄214Bに登録する(S107〜S109)。
そして、コンテンツサーバ11は、メディア視聴情報26を生成し(S110)、手書きメモ関連情報23を生成し(S111)、会議情報アクセス権を設定する(S112)。
このステップS106〜ステップS112の処理は、前述した第1の実施の形態と同じである。
第20図は、第2の実施の形態の会議出席表30の説明図である。
会議出席表30は、特定のドットパターンと共に印刷されている。会議出席表30には、イベント情報の配付資料216に含まれるドットパターンIDのドットパターンを用いる。よって、ユーザが会議出席表30の任意の場所を指定することによって、コンテンツサーバ11は、会議出席表30のドットパターンIDを特定することができ、会議(イベントID)を特定することができる。
会議出席表30には、当該イベントの場所301、日時302、登録者303及び非登録出席者304が含まれる。イベントに出席するユーザは、会議出席表30を記入する。
場所301には、空欄のボックスが記載されている。ユーザは、このボックスに当該イベントの開催場所をデジタルペン14で記入する。
日時302には、空欄のボックスが記載されている。ユーザは、このボックスに当該イベントの開催日時をデジタルペン14で記入する。
コンテンツサーバ11は、文字認識技術を用いて、デジタルペン14によって場所301及び日時302に記入された文字を認識して、テキストデータ化する。そして、テキストデータ化したイベントの開催場所をイベント情報の場所213に登録し、テキストデータ化したイベントの開催日時をイベント情報の日時212に登録する。
なお、場所301にイベントの開催場所に対応付けられた複数の領域を設け、ユーザがその領域を選択することによってイベントの開催場所を登録してもよい。また同様に、日時302にイベントの開催日時に対応付けられた複数の領域を設け、ユーザがその領域を選択することによってイベントの開催日時を登録してもよい。
登録者303には、出席予定者名303A及びチェック欄303Bが設けられている。ユーザは、自分の名前に対応するチェック欄303Bをデジタルペン14で指定する。例えば、本説明図は、山田さんが出席のチェックをした状態を示す。コンテンツサーバ11は、デジタルペン14によって指定された相対座標に基づいて、出席者を特定する。そして、コンテンツサーバ11は、特定されたユーザの登録出席者欄214Bの出欠データを”出席”に更新する。
未登録者304には、予定されていない出席者名の記入欄が設けられている。ユーザは、登録者303に自分の名前が記載されていないときは、非登録者304に自分の所属及び氏名を記入する。コンテンツサーバ11は、非登録者304に所属及び氏名を記入したデジタルペン14のペンIDを用いてユーザ情報27を検索し、出席者を特定する。そして、未登録出席者数215Aを加算し、特定された出席者のユーザIDを未登録参加者欄215Bに登録する。
(第3実施形態)
第21図は、第3の実施の形態の筆記データ蓄積処理のフローチャートである。
第3の実施の形態では、ユーザが共用のデジタルペン14を使用し、主催者側が準備した配付資料を使用する場合を説明する。すなわち、第3の実施の形態では、コンテンツサーバ11は、デジタルペンのペンIDによってユーザを特定できないが、配付資料の書類IDによってユーザを特定できる。なお、第3の実施の形態では、前述した第1及び第2の実施の形態と異なる箇所のみを説明し、等しい箇所は同じ符号を付してその説明は省略する。
会議の出席者(ユーザ)は、イベント開始前(又は、イベント中に)に、デジタルペン14を用いて配付資料に署名をする(S161)。
ユーザは、イベント中に、デジタルペン14を用いて配付資料にメモ等を記入する(S101)。その後、ユーザは、デジタルペン14と情報端末12とを接続して、デジタルペン14が求めた絶対座標、当該絶対座標を取得した時刻及びペンIDを、デジタルペン14から情報端末12に送信する(S102)。
情報端末12は、デジタルペン14から受信したデータをコンテンツサーバ11に送信する(S103)。
コンテンツサーバ11は、デジタルペン14が求めた絶対座標からストローク座標情報25及びストロークセット情報24を生成する(S104)。
その後、コンテンツサーバ11は、配付資料ドットパターンから会議のイベントIDを特定する(S105)。
このステップS101〜ステップS105の処理は、前述した第1の実施の形態と同じである。
次に、コンテンツサーバ11は、ステップS161において、配付資料にされた署名によってユーザを特定する(S162)。具体的には、署名のストローク情報を用いて、サインデータベース158Aに登録されたサインとのパターンマッチングによって、署名をしたユーザのユーザIDを特定する。
そして、特定されたユーザが登録出席者214Bに含まれているかによって、当該ユーザを未登録参加者欄215B又は登録出席者欄214Bに登録する(S107〜S109)。そして、コンテンツサーバ11は、メディア視聴情報26を生成し(S110)、手書きメモ関連情報23を生成し(S111)、会議情報アクセス権を設定する(S112)。このステップS107〜ステップS112の処理は、前述した第1の実施の形態と同じである。
(第4実施形態)
第22図は、第4の実施の形態の筆記データ蓄積処理のフローチャートである。
第4の実施の形態では、ユーザが共用のデジタルペン14を使用し、ユーザが持参した紙面(ノート等)を使用する場合を説明する。すなわち、第4の実施の形態では、コンテンツサーバ11は、デジタルペンのペンIDによってユーザを特定できず、書類IDによってもユーザを特定できない。なお、第4の実施の形態では、前述した第1から第3の実施の形態と異なる箇所のみを説明し、等しい箇所は同じ符号を付してその説明は省略する。
まず、会議の出席者(ユーザ)は、イベント開始前(又は、イベント中に)に、デジタルペン14を用いて会議出席表30(第23図)に署名をする(S171)。
ユーザは、イベント中に、デジタルペン14を用いてノート等の持参した紙面にメモ等を記入する(S152)。その後、ユーザは、デジタルペン14と情報端末12とを接続して、デジタルペン14が求めた絶対座標、当該絶対座標を取得した時刻及びペンIDを、デジタルペン14から情報端末12に送信する(S102)。
情報端末12は、デジタルペン14から受信したデータをコンテンツサーバ11に送信する(S103)。
コンテンツサーバ11は、デジタルペン14が求めた絶対座標からストローク座標情報25及びストロークセット情報24を生成する(S104)。
このステップS102〜ステップS104の処理は、前述した第1の実施の形態と同じである。
次に、コンテンツサーバ11は、会議出席表30のドットパターンIDから、会議のイベントIDを特定する(S153)。会議出席表30(そのドットパターンID)は、会議のイベントIDに対応して予め登録されている。
なお、会議出席表ではなく、会議が特定できる(第4の実施の形態では書類の所有者は特定できない)書類であれば他の書類を用いることもできる。例えば、所有者を特定できない(同じドットパターンが付された)配付資料を用いる場合に、第4の実施の形態が適用できる。
次に、コンテンツサーバ11は、ステップS171において、会議出席表配30にされた署名によってユーザを特定する(S162)。具体的には、署名のストローク情報を用いて、サインデータベース158Aに登録されたサインとのパターンマッチングによって、署名をしたユーザのユーザIDを特定する。
その後、特定されたユーザが登録出席者214Bに含まれているかによって、当該ユーザを未登録参加者欄215B又は登録出席者欄214Bに登録する(S107〜S109)。そして、コンテンツサーバ11は、メディア視聴情報26を生成し(S110)、手書きメモ関連情報23を生成し(S111)、会議情報アクセス権を設定する(S112)。このステップS107〜ステップS112の処理は、前述した第1の実施の形態と同じである。
第23図は、第4の実施の形態の会議出席表30の説明図である。
会議出席表30は、特定のドットパターンと共に印刷されている。会議出席表30のドットパターンは、イベント情報の配付資料216に含まれる会議のドットパターンIDのものを用いる。よって、ユーザが会議出席表30の任意の場所を指定することによって、コンテンツサーバ11は、会議出席表30のドットパターンIDを特定することができ、会議(イベントID)を特定することができる。
会議出席表30は、イベントに出席するユーザによって記入される。会議出席表30には、当該イベントの場所301、日時302、登録者303及び非登録出席者304が含まれる。
場所301、日時302については、前述した第1の実施の形態と同じである。
出席者305には、出席者名の記入欄が設けられている。ユーザは、出席者305に自分の所属及び氏名を記入する。
コンテンツサーバ11は、サインデータベース158Aを用いて署名をしたユーザのユーザIDを特定する。そして、コンテンツサーバ11は、特定されたユーザの、登録出席者欄214Bの出欠データを”出席”に更新する、又は、特定された出席者のユーザIDを未登録参加者欄215Bに登録する。
(第5実施形態)
第24図は、第5の実施の形態の手書きメモから会議時に取得された各種情報の検索処理のフローチャートである。
第5の実施の形態は、前述した第1の実施の形態と異なり、ユーザが異なるドットパターンの用紙を使用している場合である。例えば、全ての配付資料が異なるドットパターンを有する場合や、ユーザが異なるドットパターンのノートを有する場合である。すなわち、ユーザがデジタルペンで筆記する紙からその書類を保有するユーザが特定できる場合である。
なお、第5の実施の形態では、前述した第1の実施の形態と異なる箇所のみを説明し、等しい筒所は同じ符号を付してその説明は省略する。
まずユーザは、自分が保有するデジタルペンで、配付資料上に書かれた手書きメモを指定する(S181)。このとき、デジタルペン14は、指定された箇所のドットパターンを撮影して、当該指定箇所の絶対座標を求める。
その後、ユーザは、デジタルペン14と情報端末12とを接続して、デジタルペン14が求めた絶対座標、当該絶対座標を取得した時刻及びペンIDを、デジタルペン14から情報端末12に送信する(S182)。
情報端末12は、デジタルペン14から絶対座標、絶対座標取得時刻及びペンIDを受信すると、受信したデータをコンテンツサーバ11に送信する(S143)。
コンテンツサーバ11は、デジタルペン14が求めた絶対座標から配付資料を特定する(S184)。
具体的には、コンテンツサーバ11は、デジタルペン14が求めた絶対座標を位置情報サーバ19に送信する。位置情報サーバ19は、コンテンツサーバ11から送信された絶対座標に基づいて、ドットパーターンID及び相対座標を特定して、コンテンツサーバ11に送信する。コンテンツサーバ11は、取得したドットパターンIDを用いて配付資料情報22を検索し、当該ドットパターンIDが用いられている配付資料を特定する。
そして、特定された配付資料IDの配付資料情報22に含まれるストロークセットを抽出する。さらに、ID位置情報サーバ19から取得した相対座標と、抽出されたストロークセットの該当矩形座標244を照合し、指定された手書きメモ(ストロークセットID)を特定する。
次に、コンテンツサーバ11は、デジタルペン14のペンIDを用いてユーザ情報27を検索し、当該デジタルペンを保有しているユーザを特定する。
その後、コンテンツサーバ11は、ユーザが関連する情報を見るための権限があるか否かを判定する(S145)。
そして、そのユーザが当該ストロークセットに関連する情報を見るための権限がなければ、次の関連情報の権限を確認する。一方、そのユーザが当該ストロークセットに関連する情報を見るための権限があれば、コンテンツサーバ11関連情報を読み出して、情報端末12に送信する(S146)。
その後、情報端末12は、コンテンツサーバ11から送信された関連情報を出力する(S147)。
Claims (7)
- 紙面上の位置を特定する座標取得装置と、データを記憶するコンテンツサーバと、を含む情報管理システムにおいて、
前記コンテンツサーバは、書類データ、イベントデータ及びストローク情報を記憶し、
前記書類データは、ユーザがイベントにおいて使用した紙に印刷された情報を含み、
前記イベントデータは、前記イベント中に使用され又は取得した情報を含み、
前記ストローク情報は、ユーザがイベント中に又はイベント後に、前記書類データに係る紙面上で、前記座標取得装置によって特定された位置の座標及び該位置が特定された時刻を含み、
前記コンテンツサーバは、
前記座標取得装置によって、前記書類データに係る紙面上の前記ストローク情報の位置が指定されると、
該特定された位置に対応する前記ストローク情報に関連するイベントデータを検索し、
前記ストローク情報の位置を指定したユーザが当該検索されたイベントデータを見ることができるか否かを判定し、
前記判定の結果、当該ユーザが当該イベントデータを見ることができる場合、当該イベントデータを送信する情報管理システム。 - 前記コンテンツサーバは、前記ストローク情報の位置を指定したユーザに設定されたセキュリティ情報、及び、前記検索されたイベントデータに設定されたセキュリティ情報に基づいて、当該ユーザが前記検索されたイベントデータを見ることができるか否かを判定する請求項1に記載の情報管理システム。
- 前記コンテンツサーバは、
前記ストローク情報の位置を指定したユーザを特定し、
前記特定されたユーザに設定されたセキュリティ情報、及び、前記イベントデータに設定されたセキュリティ情報に基づいて、前記特定されたユーザが前記検索されたイベントデータを見ることができるか否かを判定する請求項1に記載の情報管理システム。 - 前記コンテンツサーバは、
予め記憶されたユーザの筆跡情報との比較結果を用いて、前記ユーザが前記イベントに参加したか否かを判定し、
当該ユーザの参加/不参加の判定結果に基づいて、当該ユーザのセキュリティ情報を特定する請求項3に記載の情報管理システム。 - 前記コンテンツサーバは、
前記ストローク情報を生成したユーザと、当該ストローク情報の位置を指定したユーザとを比較し、
両ユーザが同じであれば、当該ユーザに設定されたセキュリティ情報、及び、前記イベントデータに設定されたセキュリティ情報に基づいて、前記ストローク情報の位置を指定したユーザが前記検索されたイベントデータを見ることができるか否かを判定し、
両ユーザが異なれば、当該ストローク情報の位置を指定したユーザに設定されたセキュリティ情報及び前記イベントデータに設定されたセキュリティ情報の少なくとも一方を用いずに、前記ストローク情報の位置を指定したユーザが前記検索されたイベントデータを見ることができるか否かを判定する請求項3に記載の情報管理システム。 - 前記コンテンツサーバは、
前記ストローク情報を生成した前記座標取得装置と、当該ストローク情報の位置を指定した前記座標取得装置とを比較し、
両座標取得装置が同じであれば、当該座標取得装置を保有するユーザに設定されたセキュリティ情報、及び、前記イベントデータに設定されたセキュリティ情報に基づいて、前記ストローク情報の位置を指定したユーザが前記検索されたイベントデータを見ることができるか否かを判定し、
両座標取得装置が異なれば、当該座標取得装置を保有するユーザに設定されたセキュリティ情報及び前記イベントデータに設定されたセキュリティ情報の少なくとも一方を用いずに、前記ストローク情報の位置を指定したユーザが前記検索されたイベントデータを見ることができるか否かを判定する請求項3に記載の情報管理システム。 - 前記コンテンツサーバは、
前記特定されたストローク情報の生成時間と重複する時間に生成された他のストローク情報を抽出し、
前記抽出されたストローク情報のうち、最先の時刻が含まれるストローク情報を特定し、
前記特定された最先のストローク情報が生成された時刻に対応する前記イベントデータを送信する請求項1に記載の情報管理システム。
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