JPH10207841A - ペン入力パーソナル情報端末装置 - Google Patents

ペン入力パーソナル情報端末装置

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JPH10207841A
JPH10207841A JP952797A JP952797A JPH10207841A JP H10207841 A JPH10207841 A JP H10207841A JP 952797 A JP952797 A JP 952797A JP 952797 A JP952797 A JP 952797A JP H10207841 A JPH10207841 A JP H10207841A
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JP
Japan
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pen
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exclusive
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JP952797A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Ono
宏幸 大野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F21/00Security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F21/70Protecting specific internal or peripheral components, in which the protection of a component leads to protection of the entire computer
    • G06F21/82Protecting input, output or interconnection devices
    • G06F21/83Protecting input, output or interconnection devices input devices, e.g. keyboards, mice or controllers thereof
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/1613Constructional details or arrangements for portable computers
    • G06F1/1626Constructional details or arrangements for portable computers with a single-body enclosure integrating a flat display, e.g. Personal Digital Assistants [PDAs]
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    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • G06F3/0354Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of 2D relative movements between the device, or an operating part thereof, and a plane or surface, e.g. 2D mice, trackballs, pens or pucks
    • G06F3/03545Pens or stylus
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2200/00Indexing scheme relating to G06F1/04 - G06F1/32
    • G06F2200/16Indexing scheme relating to G06F1/16 - G06F1/18
    • G06F2200/163Indexing scheme relating to constructional details of the computer
    • G06F2200/1632Pen holder integrated in the computer

Abstract

(57)【要約】 【課題】 何ら特別の操作をしなくても、正規でないユ
ーザに悪用されないようにすると共に、セキュリティを
意識せずに操作できるようにする。 【解決手段】 固有のIDコードを送信するIDコード
送信部20を内蔵した専属ペン12を設ける。専属ペン
12が端末本体11のペン収納部14に収納されると、
IDコード受信部31が専属ペン12からのIDコード
を受信して、制御部30が記憶部38に記憶されている
IDコードと一致すれば、他のペンによるタブレット1
3からの入力を許可する。また、専属ペン12が端末本
体11のペン収納部14に収納されていなくても、専属
ペン12によってタブレット13から入力があると、制
御部30はIDコードの認証を行って、IDコードと一
致していれば、タブレット13からの入力を許可する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ペンで操作や入
力を行うパーソナル情報機器のセキュリティ技術に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパーソナル通信装置のセキュリテ
ィ技術として、情報機器における個人認証方法が、例え
ば特開平7−12951号公報および特開平6−332
861号公報に開示されている。図10に、これらの公
報に開示された情報機器における個人認証方法を示す。
この例の認証方法は、入力された図形や文字等のデータ
あるいは筆跡をあらかじめ記憶させておいた認証データ
や特徴パラメータ等と照合することにより情報機器内の
情報へのアクセスを制御するセキュリティ管理を行って
いる。つまり、これらの情報機器は、まず、ステップ9
1でデータを入力し、次のステップ92で特徴量を抽出
し、次のステップ93で暗証データとの照合や筆跡パラ
メータとの類似度を測定する等して、さらに次のステッ
プ94で一致しているか否かを判定し、判定結果が“y
es”の場合には、次のステップ95によりプロテクト
を解除して端末に格納された情報へのアクセス可能状態
へ移行するというセキュリティ制御を持つようにしてい
る。
【0003】この場合、ステップ91で入力されるデー
タは、特定の図形データや筆跡データである必要があ
り、さらにユーザはあらかじめ暗証図形や筆跡の特徴デ
ータを本体に記憶させる必要がある。そのため、操作を
始める前に少なくともプロテクト解除のための操作を必
要とする。例えば、特開平7−12951号公報記載の
従来発明では、一度暗証図形を書き込む必要がある一
方、特開平6−332861号公報記載の従来発明で
は、一度文字入力等を行って筆跡認証を行う必要がある
ため、例えば最初からウインドウシステムのウインドウ
の移動やオープン等の操作をしたい場合には適用できな
い。従って、ペン入力パーソナル情報端末装置のよう
に、自由度の大きいユーザ・インターフェースを備えて
いる機器に関して適用すると、自由なセッションを阻害
する要因となる。また、上記プロテクト解除操作におい
ては、毎回全く同じ入力がなされるわけではないため、
必然的に図形や筆跡の認証判定にあいまいさが残る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
では、プロテクト状態へ入るための設定方法に関しては
触れられていなく、一度プロテクトを解除してしまう
と、その後プロテクト状態への設定操作が行われるまで
はプロテクト解除状態が続くため、いったん端末本体へ
のセッションが終わった後に、プロテクト状態への設定
を忘れると、誰でも情報にアクセスできる状態になって
しまうという危険性を持っているので、このような個人
認証方法をペン入力パーソナル情報端末装置に適用する
と、悪用される危険性が高い、という問題がある。
【0005】また、ユーザが端末本体を使用する度に最
初に図形や文字を書き込んだり、端末本体から離れる時
にプロテクトを設定する作業を加わえると、スムーズに
操作できず、自由なセッションを阻害する、という問題
もある。
【0006】そこで、この発明は、このような問題点を
解決するためになされたものであって、ユーザが固有の
IDコードを持つペンを所持していれば、ペンの所持や
タブレットへのタッチという行為自体にセキュリティ機
能を包含させることができるので、使用前にプロテクト
を解除したり、使用後にプロテクト設定を行ったりする
必要を無くすことができ、プロテクト設定のし忘れによ
るセキュリティの問題が無くなると同時に、セキュリテ
ィを意識せずに通常の自由な操作ができるようにしたペ
ン入力パーソナル情報端末装置装置ようにすることを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明では、端末本体上のタブレット上にペンを接触さ
せることにより上記端末本体に対し各種処理指令を入力
するようにしたペン入力パーソナル情報端末装置装置に
おいて、予め設定されたIDコードを送信する専属ペン
を備える一方、上記端末本体は、上記専属ペンのIDコ
ードを予め記憶した記憶手段と、上記専属ペンが送信し
たIDコードを受信する受信手段と、上記受信手段が受
信したIDコードと上記記憶手段に記憶されている上記
専属ペンのIDコードとが一致している場合には上記タ
ブレット上におけるペン接触による各種処理指令の入力
を許可するペン入力許可手段と、を具備するものであ
る。
【0008】また、次の発明では、端末本体は、さら
に、ペンを収納するペン収納部を具備し、受信手段は、
上記ペン収納部にペンが収納された際、そのペンから当
該ペンのIDコードを受信するように試み、そのペンが
専属ペンの場合にはその専属ペンが送信したIDコード
を受信する一方、ペン入力許可手段は、特に、上記ペン
収納部にペンが収納された際、受信手段がそのペンから
IDコードを受信できるか否かを判断すると共に、受信
手段がそのペンからIDコードを受信できた場合には、
さらにその受信したIDコードと記憶手段に記憶されて
いる専属ペンのIDコードとが一致しているか否かを判
断し、上記受信したIDコードが上記記憶手段に記憶さ
れている上記専属ペンのIDコードと一致している場合
には、上記タブレット上におけるペン接触による各種処
理指令の入力を許可するものである。
【0009】また、次の発明では、ペン入力許可手段
は、特に、タブレット上におけるペン接触により各種処
理指令の入力があった場合には、その入力がペンダウン
によるものであるか、あるいはペンドラグによるもので
あるかを判断し、ペンダウンによるものである場合に
は、受信手段がそのペンからIDコードを受信できるか
否かを判断すると共に、受信手段がそのペンからIDコ
ードを受信できた場合には、さらにその受信したIDコ
ードと記憶手段に記憶されている専属ペンのIDコード
とが一致しているか否かを判断し、上記受信したIDコ
ードが上記記憶手段に記憶されている上記専属ペンのI
Dコードと一致している場合には、上記タブレット上に
おけるペン接触による各種処理指令の入力を許可するも
のである。
【0010】また、次の発明では、ペン入力許可手段
は、特に、所定時間毎に受信手段がペンからIDコード
を受信できるか否かを判断すると共に、受信手段がペン
からIDコードを受信できた場合には、さらにその受信
したIDコードと記憶手段に記憶されている専属ペンの
IDコードとが一致しているか否かを判断し、上記受信
したIDコードが上記記憶手段に記憶されている上記専
属ペンのIDコードと一致している場合には、上記タブ
レット上におけるペン接触による各種処理指令の入力を
許可するものである。
【0011】また、次の発明では、専属ペンは、複数設
けられ、それぞれ異なるIDコードが設定されている一
方、記憶手段は、上記複数の専属ペンのIDコードを予
め記憶しており、ペン入力許可手段は、受信手段が受信
したIDコードと上記記憶手段に記憶されている上記複
数の専属ペンのIDコードとが一致している場合にはタ
ブレット上におけるペン接触による各種処理指令の入力
を許可するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は、この発明に係るペン入力パーソナ
ル情報端末装置の実施の形態1の外観図を示している。
図において、この実施の形態1のペン入力パーソナル情
報端末装置は、いわゆる無線部内蔵のPDA(Personal
Digital Assistant)であり、パケットデータを上位局
と交換することができ、アプリケーションとして音声通
話や電子メールのメーラ・Webブラウザ等を装備してい
る。具体的には、端末本体11には、音声通話用として
マイクロフォン16とスピーカ15が設けられていると
共に、端末本体11とは別体のいわゆるポケットベル等
の携帯端末に呼び出しを掛ける発呼ボタン17、本端末
専属の専属ペン12等のペンを収納するペン収納部14
を装備している。また、本体11上には、LCD一体型
タブレット13を装備し、専属ペン12や他のペンをL
CD一体型タブレット13上に接触させて文字や命令入
力等を行なうことにより各種処理指令を入力して、デー
タを入出力したり、各種処理を行うように構成されてい
る。なお、18は本端末装置に必ずしも必要なものでは
ないため、本端末装置と別体で構成されたキーボードで
ある。
【0013】図2は、専属ペン12の構造を示してい
る。専属ペン12には、二次電池21、IDコード送信
部20及びアンテナ22が内蔵されている。また、使用
しない時には、回転スイッチ23でIDコード送信部2
0への電源供給をON/OFFできるように構成されて
いる。さらに、クリップ部26は、ペン収納時に図1に
示すペン収納部14にスナップされる際に使用され、ク
リップ部26には二次電池21充電用の接点24,25
が設けられている。
【0014】図3(a),(b)は、ペン収納部14の
内部構造および専属ペン12の収納状態を示している。
図において、専属ペン12のクリップ部26が収納され
るペン収納部14は、専属ペン12を固定するキャッチ
ャ29、専属ペン12の充電用接点24,25とそれぞ
れ接触する本体側接点27,28で構成される。そし
て、図3(a)に示すように、専属ペン12がペン収納
部14に完全に収納されると、キャッチャ29がクリッ
プ部26をキャッチした位置で固定され、同時に充電用
接点24,25が本体側接点27,28によりそれぞれ
通電状態になるように構成されている。また、収納した
専属ペン12等を取り出すときは、収納されている専属
ペン12等を一度内側、すなわち図上左方向へ押すよう
にすれば、図3(b)に示すように、キャッチャ29が
専属ペン12を開放して、専属ペン12がペン収納部1
4からポップアップするように構成されている。
【0015】図4は、この発明の実施の形態1によるペ
ン入力パーソナル情報端末装置を構成する端末本体11
および専属ペン12のシステム構成を詳細に示してい
る。この実施の形態1のペン入力パーソナル情報端末装
置は、上述したように無線部を内蔵し、上位局と音声通
話及びデータ通信が可能であり、個人データその他の情
報を入力・編集し保存することができるように構成され
ている。つまり、図において、36は制御部30からの
情報を表示するためのLCD表示部、37はLCDドラ
イバである。13はLCD表示部36上に設けられた抵
抗膜式入力方式等をとる透明タブレットで、専属ペン1
2等のペンがタブレット13に触れた場合に触れた座標
に対応した信号を端末本体11内へ入力できるように構
成されている。
【0016】また、35はペン先で押されたタブレット
13の位置を座標情報にして制御部30に送出するタブ
レットコントローラ、39は音声通話やデータ通信を行
う無線部、38は、専属ペン12のIDコードや、個人
データ、通信用のデータ、あるいはアプリケーションソ
フトウエアプログラム等を記憶した記憶部であり、復調
データや受信強度(RSSI:Radio Signal Strength
Indication)を制御部30に送るように構成されてい
る。制御部30は、イベント・ドリブン型の後述するソ
フトウエアが動作しており、タブレットコントローラ3
5、ペン収納部4等からの割り込みを受け付けることに
よって動作するように構成されている。
【0017】また、20は専属ペン12に内蔵された前
述のIDコード送信部であり、当該専属ペン12固有の
IDコードが予め設定され、もしくは発生するように構
成されており、VCO駆動によってFSK変調および増
幅し、その後アンテナ22により無線で送信するように
構成されている。ペン収納部14は、専属ペン12等の
ペンが差し込まれ、所定位置に収納、固定されたことを
キャッチャ29が検出して、キャッチャ29が専属ペン
12等のペン収納および取出し時に制御部30に割込み
をかけるように構成されている。またさらに、専属ペン
12の電源スイッチ23がONしていれば、専属ペン1
2がペン収納部14に固定されてペン側の接点24,2
5が端末本体側の接点27,28を介し通電され、接点
24には電源電圧、25にはグランド電圧が本体から供
給されるようにも構成されている。なお、ペン収納部1
4への専属ペン12の収納後は、しばらくは単安定マル
チバイブレータ32によってIDコード送信部20へ電
源が供給され、IDコード送信のために使用されるが、
その後は二次電池21の充電のみに切り替わるように構
成されている。
【0018】ここで、IDコード送信部20によるID
コードの送受信は、ごく狭い範囲内で行われれば十分
で、微弱電波の変調波で行っているため、IDコード送
信部20およびIDコード受信部31は大きな電力を消
費しない。IDコード長は、数ワードのFSK変調で常
に送信される。このため、専属ペン12は、回転スイッ
チ23がオンしている場合には、ペン収納部14への収
納後のしばらくの間は上述のように端末本体11からの
電源電流によりIDコードを送信するが、その間以外は
内蔵した二次電池21からの電源電流によりそのIDコ
ードを送信することになる。つまり、専属ペン12は、
回転スイッチ23のオンによって電源が入っていれば、
IDコード送信部20が常にIDコードを送信するよう
に構成されている。
【0019】図5は、この実施の形態1によるペン入力
パーソナル情報端末装置の端末本体11の記憶部38に
予め格納された制御部30が各種処理を行なうため実行
するアプリケーションソフトウエアプログラム等の構成
を示している。なお、この図では、セキュリティ用の操
作制限の制御に関連する部分のみを示しているため、上
位ソフトウエアプログラム40には、アプリケーション
やデータ通信のプロトコルスタック・音声通話の制御等
も含まれる。上位ソフトウエアプログラム40は、制御
部30が実行することにより、データ通信の上位局4
1、音声通話用上位局42とデータや音声を交換できる
ようにプログラミングされている。
【0020】また、セキュリティ管理用のフラグ類は、
収納フラグ43、認証フラグ44、タイマ認証フラグ4
5の3種類があり、それぞれがペン収納ハンドラプログ
ラム47、タブレットハンドラプログラム48、タイマ
ハンドラプログラム49から参照・変更されるように構
成されている。また、例えば収納フラグ43は、キーボ
ードハンドラプログラム46からも参照され、各フラグ
は上位ソフトウエアプログラム40や他のハンドラプロ
グラムからも参照されるように構成されている。なお、
タイマハンドラプログラム49は、この実施の形態1で
は、必要なものではなく、次の実施の形態2でのみ必要
なものであるが、この図5では、便宜上一緒に図示して
いる。
【0021】次に図面を参照してこの実施の形態1のセ
キュリティ動作を説明する。まず、端末本体11に専属
ペン12が収納されている場合、および収納されていな
い場合のセキュリティ動作から説明する。
【0022】図6に、制御部30がペン収納ハンドラプ
ログラム47を実行した場合のセキュリティ処理手順を
フローチャートにより示す。ペン収納部14にペンが収
納された時、および取り出された際、キャッチャ29が
割込み信号を出力すると、まず、最初のステップ61に
より制御部30にその割込みが入力され、次のステップ
62により、制御部30はペン収納部14へのペンの収
納であるか、あるいはペンの取り出しであるかを判別す
る。
【0023】ここで、制御部30は、ペン収納部14へ
のペンの収納であると判断した場合には(ステップ62
“YES”)、次のステップ63に進んで、そのペン収
納の際IDコード受信部31がIDコードを受信できた
か否かを判断し、IDコード受信部31がIDコードを
受信できた場合には(ステップ63“YES”)、さら
に次にステップ64によりIDコードの認証、すなわち
IDコード受信部31が受信したIDコードと、記憶部
38に予め記憶されている本端末専属の専属ペン12の
IDコードとが一致しているか否かを判断するようにす
る。なお、専属ペン12のIDコード送信部20は、回
転スイッチ23がオンとなっている場合には常時無線で
IDコードを送信しており、また、図4に示すようにペ
ン収納部14はIDコード受信部31の近傍にあるた
め、本端末11専属の専属ペン12がペン収納部14に
収納されていれば、IDコード受信部31がその専属ペ
ン12のIDコードを無線で受信することができ、制御
部30でそのIDコードが認証されることになる。
【0024】そして、ステップ64の処理で制御部30
によりIDコードが認証、すなわちIDコード受信部3
1が受信したIDコードと記憶部38に予め記憶されて
いる専属ペン12のIDコードとが一致していると判断
された場合には(ステップ64“YES”)、次のステ
ップ65により制御部30は、タブレット13上におけ
るペン接触による各種処理指令の入力を許可する収納フ
ラグ43をセットするようにする。つまり、収納フラグ
43は、端末本体11に付属している専属ペン12が物
理的にペン収納部14に収納され、かつ収納された専属
ペン12が本端末固有のIDを有しており認証された
時、初めてセットされることになる。
【0025】これに対し、ペンがペン収納部14に収納
されたと判断された場合でも(ステップ62“YE
S”)、収納されたペンが専属ペン12ではなく、収納
されたペンからIDコードを受信できない場合(ステッ
プ63“NO”)、および収納されたペンからIDコー
ドを受信できたが、本端末専属の専属ペン12でなく、
収納されたペンのIDコードが認証できない、すなわち
収納されたペンのIDコードと記憶部38に予め記憶さ
れている本端末固有のIDコードとが一致しない場合に
は(ステップ63“YES”、ステップ64“N
O”)、ステップ68へ進み収納フラグ43をリセット
して、タブレット13上におけるペン接触による各種処
理指令の入力を禁止するようにする。
【0026】また、ペン収納部14から専属ペン12を
取り出していると判断された場合も(ステップ62“N
O”)、次のステップ67により収納フラグ43はリセ
ットされる。収納フラグ43は、記憶部38で常に値が
保持され、他のハンドラプログラムや上位ソフトウエア
プログラムでも参照することができる。発呼ボタン17
は、収納フラグ43がセットされていなければ無効にな
るようになっている。
【0027】図7は、ペンがタブレット13に触れて各
種処理指令を入力する際、制御部30がタブレットハン
ドラプログラム48を実行することによるセキュリティ
処理手順をフローチャートにより示す。
【0028】まず、ユーザが入力を行なうために、専属
ペン12や他のペンのペン先をタブレット13に触れさ
せると、タブレットコントローラ35がそのペン先で押
されたタブレット13上の位置を座標情報にして制御部
30に送出するので、送られてきた座標情報をイベント
入力よる割込みとして制御部30はタブレットハンドラ
プログラム48の実行を開始して、まずは、ステップ5
0によりタブレット・コントローラ35からの座標デー
タを受信する。
【0029】次に、制御部30は、次のステップ51に
より、記憶部38等に収納フラグ43がセットされてい
るか否かを判断し(ステップ51)、収納フラグ43が
セットされていると判断した場合には(ステップ51
“YES”)、ステップ56へ進んでタブレット13か
ら入力した座標データを上位ソフトウェアプログラム4
0に渡してペン接触による各種処理指令の入力を認める
ようにする。なお、収納フラグ43は、前述したよう
に、専属ペン12が端末本体11のペン収納部14に収
納され、かつ、そのIDコードが記憶部38等に予め登
録されている本端末専属の専属ペン12のIDコードと
一致した場合には、セットされているものである。
【0030】このため、専属ペン12が端末本体11の
ペン収納部14に収納され、かつ、そのIDコードが記
憶部38等に予め登録されている本端末専属の専属ペン
12のIDコードと一致している場合には、収納フラグ
43がセットされ、各種処理指令の入力が許可されてい
るので、タブレット13上を他のペンを使用して操作す
ることにより、各種処理指令を入力して、端末本体11
を利用してのデータの入出力やデータ処理ができること
になる。また、収納フラグ43のセットは他のポインテ
ィングデバイスの使用を常に許可したり、外部接続キー
ボード18の入力を常に有効にしたり、発呼ボタン17
を有効にするなどの制御にも参照される。
【0031】ところで、ステップ51で収納フラグ43
がセットされていないと判断された場合には(ステップ
51“NO”)、続いて次のステップ52により、制御
部30は、今回の座標データの入力が、ペンダウンによ
るものであるか、あるいはペンドラグによるものである
かを判別する。ここで、ペンダウンとは、タブレット1
3にペン等がタッチした瞬間で、タブレット・コントロ
ーラ35から最初の座標データが送られてきた状態のこ
とをいう。また、ペンドラグとは、ペンダウン後、タブ
レット13上でペン等が触れたまま移動している状態の
ことをいう。
【0032】そして、ステップ52の判断で、ペンダウ
ンであると判断された場合には(ステップ52“YE
S”)、続いて次のステップ53により、IDコード受
信部31がその収納されたペンからIDコードを受信で
きるか否かを判断し、収納されたペンからIDデータを
受信できたと判断した場合には(ステップ53“YE
S”)、さらに次のステップ54によりその受信したI
Dコードと、記憶部38に記憶されている端末本体11
固有のIDコードとを比較して、受信したIDコード
が、記憶部38に予め記憶されている端末本体11固有
のIDコードと一致するか否かのID認証を行う。
【0033】ここで、受信したIDコードと記憶部38
に予め記憶されている固有コードとが一致して、ID認
証がされた場合には(ステップ54“YES”)、座標
データの入力が本端末専属の専属ペン12、もしくは専
属ペン12が端末本体11近傍にあって他のペンにより
入力が行われてことを示しているので、続いてステップ
55に進み、前述の収納フラグ43と同様にタブレット
13上におけるペン接触による各種処理指令の入力を許
可する認証フラグ44をセットし、さらに次のステップ
56へ進んでタブレット13から入力した座標データを
再構成して上位ソフトウェアプログラム40に渡してペ
ン接触による各種処理指令の入力を認めるようにし、次
のステップ57によりタブレットハンドラプログラム4
8を終了するようにする。なお、認証フラグ44は、収
納フラグ43と同様に、記憶部38等に常に値が保持さ
れるものである。
【0034】これに対し、ステップ52でペンダウンで
あると判断されたが(ステップ52“YES”)、その
ペンダウンしているペンからIDコードを受信できない
場合(ステップ53“NO”)、およびペンダウンして
いるペン等からIDコードを受信できたが、本端末専属
の専属ペン12でなく、そのペンのIDコードが認証で
きない、すなわちそのペンのIDコードが記憶部38に
予め記憶されている本端末固有のIDコードと一致しな
い場合には(ステップ53“YES”、ステップ54
“NO”)、ステップ59へ進み、認証フラグ44をリ
セットして、上述のステップ56へは進まず、すなわち
上位ソフトウェアプログラム40に座標を渡さず、タブ
レット13上におけるペン接触による各種処理指令の入
力を禁止して、タブレット13上におけるペン接触によ
る各種処理指令の入力を禁止して、その後ステップ57
に進んでタブレットハンドラプログラムを終了するよう
にする。
【0035】また、ステップ52で制御部30がペンド
ラグであると判別した場合には(ステップ52“N
O”)、続いて次のステップ58により、認証フラグ4
4がセットされているか否かを判断し、認証フラグ44
がセットされている場合には(ステップ58“YE
S”)、そのペンドラグに入る際のペンダウンの時にI
Dコードが認証された場合であるので、タブレット13
から入力した座標データが有効なものであると判断し
て、上述のステップ56へ進んで上位ソフトウェアプロ
グラム40に座標を渡すようにして、タブレット13上
におけるペン接触による各種処理指令の入力を許可する
ようにする。その一方、ステップ58の判断で認証フラ
グ44がセットされていないと判断された場合には(ス
テップ58“NO”)、そのペンドラグに入る際のペン
ダウンの時にIDコードが認証されない場合であるの
で、タブレット13からの座標データが無効なものであ
ると判断して、上述のステップ56へは進まず、すなわ
ち上位ソフトウェアプログラム40に座標を渡さず、タ
ブレット13上におけるペン接触による各種処理指令の
入力を禁止したまま、ステップ57へ進んでタブレット
ハンドラプログラムを終了するようにする。
【0036】このため、本端末専属の専属ペン12が端
末本体11のペン収納部14に収納されていない場合に
は、その専属ペン12によりペン入力した場合、および
その専属ペン12が端末本体11近傍にあって他のペン
等により入力した場合のみ、その専属ペン12からその
IDコードが受信されて認証されて、認証フラグ44が
セットされるので、各種処理指令の入力が許可され、端
末本体11を利用してのデータの入出力やデータ処理が
可能になる。
【0037】従って、この実施の形態1によれば、専属
ペン12がペン収納部14に物理的に収納され、かつ、
その専属ペン12のIDが認証された状態では、収納フ
ラグ43がセットされるため、タブレットハンドラプロ
グラム48は図7に示すようにタブレット・コントロー
ラ35からの座標データを全て上位ソフトウエアプログ
ラム40に渡すことになり、このような収納フラグ43
のセット状態では、どのペンでも各種処理の入力を行う
ことができる。なお、ペン収納部14に収納された専属
ペン12のIDコード送信部20の電源は、収納された
時点から端末本体11側から一定時間供給されるが、そ
の後は切断され、専属ペン12内蔵の二次電池21の充
電用にのみ供給されることになる。
【0038】また、ペン収納部14に本端末専属の専属
ペン12が収納されていなければ、収納フラグ43がセ
ットされていないため、図7に示すようにペンダウン時
にID認証されない場合には、端末本体11の電源が入
っていて、タブレット13から座標データが入力しても
上位ソフトウエアプログラム40に渡さないため、この
ようなペン収納部14に本端末専属の専属ペン12が収
納されていない場合には、本端末専属の専属ペン12以
外のペン操作や、本端末専属の専属ペン12が本端末近
傍にある時以外のペン操作は無効となる。
【0039】その結果、この実施の形態1によれば、ユ
ーザはペンによる操作の度に何ら特別なセキュリティ処
理を行わずにID認証が行われ、そのペン操作を有効に
するか無効にするかが判定されるので、従来のように使
用前にプロテクト解除操作をする必要が無く、セキュリ
ティを意識せずに操作できることになる。
【0040】また、ユーザが本端末固有のIDコードを
持つ専属ペン12を、端末本体11のペン収納部14に
収納せずに所持し、その専属ペン12をそのIDコード
送信部20がIDコードを端末本体11のIDコード受
信部31に送信できる距離内に近付けないようにすれ
ば、端末本体11の電源が入っていても、タブレット1
3からの各種処理指令の入力やデータの入出力が禁止さ
れて上位ソフトウエアプログラム40に渡されないの
で、何ら特別なセキュリティ処理を行わなくでも、他人
にこのペン入力パーソナル情報端末装置を悪用されない
ようにできる。
【0041】また、本端末固有のIDコードを持つ専属
ペン12を端末本体11のペン収納部14に収納してお
けば、収納フラグ43がセットされるため、他のペンで
の操作も常に有効になり、その上、他のポインティング
デバイスの使用を常に許可したり、外部接続キーボード
の入力を常に有効にしたり、発呼したい場合のプロテク
ト解除も何ら特別の処理を行わずに可能になる。
【0042】例えば、Webブラウザの操作は,上位局
との無線パケットデータ交換を引き起こすが、固有のI
Dを持つ専属ペン12でなければこの操作ができなくな
る。このため、パケットデータはデータ従量課金であ
り、他人の悪用による課金を避けることができる。ま
た、発呼ボタンは、収納フラグがセットされていなけれ
ば有効にならないため、時間従量課金である音声通話
は、固有のIDを持つペンが収納されていなければ使用
できない。この場合、この専属ペン12は従来のセキュ
リティ用のICカードや,SIM(Subscriber Identif
y Module)カードの機能の一部と似た役割を果たすこと
になる。また、電子メール等を作成するにはペンを使わ
ずマウスやキーボードを接続して使用した方が効率的で
ある場合がある。セキュリティ上通常はキーボードの入
力もマスクされるが、固有のIDを持つペンが収納され
ていればキーボードも使用できるようになる。
【0043】実施の形態2.この実施の形態2では、上
述の実施の形態1とは独立に、あるいは上述の実施の形
態1の構成および機能に加えて、ペンのIDコード受信
および認証の処理をタイマ(図示せず。)に設定された
時間間隔で常に行うようにしたことを特徴とするもので
ある。つまり、この実施の形態2を実施の形態1とは独
立に構成するのであれば、常時タイマからの周期割込み
により、タブレット13からの各種処理指令入力を許可
するタイマ認証フラグのセット作業を行なう一方、この
実施の形態2を上述の実施の形態1の構成および機能に
加えた場合には、収納フラグ43がセット、すなわち本
端末専属の専属ペン12がペン収納部14に収納されて
いれば、タイマからの割込みはマスクするが、収納フラ
グ43がセットされていなければ、タイマは適当な時間
間隔で制御部30に割込みをかけ、タイマハンドラプロ
グラム49が起動されるように動作することになる。な
お、以下のこの実施の形態2の説明では、後者の場合、
すなわち上述の実施の形態1の機能に、ペンのIDコー
ド受信および認証の処理をタイマに設定された時間間隔
で常に行う機能を加えた場合で説明することにする。
【0044】図8は、タイマハンドラプログラム49の
フローチャートを示している。まず、ステップ70によ
りタイマ割込みが発生すると、続くステップ71により
IDコード受信部35からのRSSI電圧のサンプルを
行う。RSSI電圧は、専属ペン12内蔵のIDコード
送信部20からの受信波の電界強度に比例した電圧であ
るため、RSSI電圧を測定すれば専属ペン12が本体
11からどの程度離れているのか概略を知ることができ
る。なお、変動を避けるために数回サンプリングを行っ
て平均したRSSI電圧Vrsを得るようにする。
【0045】そして、次のステップ72では、予め設定
したスレショルト゛電圧値Vthと、数回サンプリングを
行って平均したRSSI電圧Vrsとを比較し、RSS
I電圧Vrsよりスレショルト゛電圧値Vthの方が大き
いものと判断した場合には(ステップ72“NO”)、
専属ペン12が本体11近傍に無い場合であるので、続
くステップ79の処理によりタイマ認証フラグ45をリ
セットして、ステップ76に進みタイマをリセットして
終了する。
【0046】これに対し、RSSI電圧Vrsの方がス
レショルト゛電圧値Vthより大きいと判断した場合には
(ステップ72“YES”)、専属ペン12が本体11
近傍にある場合であるので、次のステップ73に進み、
IDコードを受信するようにする。
【0047】そして、ステップ73でIDコードの受信
を行った場合は、さらに次のステップ74により受信し
たIDコードが、固有のIDコードと一致するかのID
認証を行い、IDコードの認証できた場合には(ステッ
プ74“YES”)、次のステップ75に進んでタイマ
認証フラグ45をセットする一方、IDコードの認証が
されない場合には(ステップ74“NO”)、次のステ
ップ78に進んでタイマ認証フラグ45をリセットし
て、その後両場合ともステップ76に進むようにする。
【0048】ステップ76では、タイマがリセットさ
れ、ステップ77でタイマハンドラプログラムを終了す
る。それからタイマの割込み間隔が過ぎればまた次の割
込みが発生しステップ70から同様の処理が繰り返され
る。
【0049】なお、スレショルト゛電圧値Vthは、上位
ソフトウエアプログラム40から任意に設定することが
でき、タイマ認証フラグ45は上位ソフトウエアプログ
ラム40や他のハンドラプログラムからも参照すること
ができる。また、上位ソフトウエアプログラム40がス
レショルト゛電圧値Vthを設定し、定期的にタイマ認証
フラグ45を参照すれば、固有のIDコードを持つペン
が設定された距離内にあるかどうかを推測することがで
きる。
【0050】上位ソフトウエアプログラム40がスレシ
ョルト゛電圧値Vthを適当な距離dに相当する値に設定
し、もしタイマ認証フラグ45がしばらくの間リセット
されていたとすれば、固有のIDを持ったペンは本体か
ら距離dよりも遠いところにあるか、電池が消耗するか
して送信電力が弱まっているか、ユーザが本体の使用を
終了しペンの電源を切ったという状況が推測できる。ま
た、タイマ認証フラグ45がセットされるならば、固有
のIDコードを持つペンを持つユーザが近づいてアクセ
スの準備をしている等の状況が推測できる。
【0051】従って、この実施の形態2によれば、任意
に設定された距離d以内に固有のIDコードを持つ専属
ペン12がある場合には、常に一定時間毎にIDコード
の認証が行なわれ、端末本体11の操作の制限を解除で
き、またその逆も可能となるので、セキュリティの信頼
性がより高くなる。
【0052】また、タイマハンドラプログラム49とタ
イマ認証フラグを監視する処理さえ動作していれば、上
記認証によって動作状態を制御できる。つまり、専属ペ
ン12の電源と端末本体11の電源を連動させることも
できるし、固有のIDコードを持つ専属ペン12が端末
本体11から距離d以内に近づいたことを判断して、端
末本体11を自動的に立ち上げて動作状態にすることが
できる。このため、専属ペン12が端末本体11から一
定の距離dよりも離れた場合には、他人の不正使用やイ
タズラの可能性が高くなるため、電源を切るようにす
る。
【0053】実施の形態3.発明の実施の形態3では、
専属ペン12が12a〜12dというように複数あり、
それぞれ異なるIDコードを有しており、端末本体11
がその複数の専属ペン12の複数のIDコードを認証で
きるようにしたことを特徴とするものである。基本的な
構成や処理は、上述の実施の形態1や実施の形態2のも
のと同じであるが、認証フラグ44や、収納フラグ4
3、タイマ認証フラグ45の値が2値でなく多値である
ことを特徴としている。
【0054】図9(a),(b)に、この実施の形態3
により複数の専属ペンにそれぞれIDコードを設定する
方法を示す。この実施の形態3では、図9(a)に示す
ように、例えばno.1〜no.4のそれぞれ異なるI
Dコードを持つペンを専属ペン12a〜12dとして使
えるようにするため、図9(b)に示すように、認証フ
ラグの値を“4”,“3”,“2”,“1”,“0”に
設定できるようにしている。
【0055】具体的には、図9(b)に示すように、ペ
ンNo.1の専属ペン12aのIDコードに対しては認
証フラグ“1”、ペンN.2の専属ペン12bのIDコ
ードに対しては認証フラグ“2”、ペンNo.3の専属
ペン12cのIDコードに対しては認証フラグ“3”、
ペンNo.4の専属ペン12dのIDコードに対しては
認証フラブ“4”を割り当て、それ以外のペンのIDコ
ードやIDコードを検出できなかった場合に対しては、
認証できない、すなわちリセット状態であることを示す
認証フラグ“0”を割り当てるようにする。このため、
フラグが“0”以外の“1”〜“4”の場合には、認証
フラグのセット状態でIDコードが認証された、すなわ
ちタブレット13からの各種処理指令入力が許可されて
上位ソフトウェアプログラム40にデータが渡される状
態にあるものと判断できる。
【0056】なお、図9(b)に示すno.1〜no.
4の各ペンのIDコードの例は、次数5のPN系列(擬
似乱数)を用いている。この例でのIDコードは少なく
とも4つのコードを識別できれば良いが、安全性や識別
性を考慮して相互相関値の小さい数ワードのPN系列を
用いるようにしている。
【0057】このため、、実施の形態1及び実施の形態
2と異なり、タブレットハンドラプログラム48等が認
証フラグが“0”以外の“1”〜“4”の場合には、タ
ブレット13から入力した座標データを全て上位ソフト
ウエアプログラム30に渡すことになり、上位ソフトウ
エアプログラム40は認証フラグを参照することがで
き、その値によってそれぞれの操作を制限する等の制御
を行うことが可能になる。もちろん、どの専属ペン12
a〜12dの認証もできなければ、認証フラグは“0”
となり、入力した座標データは上位ソフトウエアプログ
ラム40に渡されないことになる。
【0058】なお、IDコード受信部31は、複数のI
Dコードを持つ専属ペン12a〜12dが端末本体11
の近傍にある時、複数のIDコード送受信周波数が同じ
だと同一チャネル干渉を受ける可能性があるが、問題と
なるチャネル干渉が起こる程度までそれらの専属ペン1
2a〜12dが近づいて使用されなければ、一番近くに
あるか、あるいは操作をしたペンのIDコードが受信さ
れ、認証される。また、IDコードに直交性の高い系列
を用いればそれらの識別性は改善されることになる。
【0059】従って、この実施の形態3によれば、複数
のペンを情報端末の専属ペンとして認証できるようにし
たため、一つの情報端末を複数のユーザーが使用する場
合に、自由なセッションを阻害することなく、通信や情
報のセキュリティの高い共有が実現できる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、予め
設定されたIDコードを送信する専属ペンを備える一
方、端末本体は、専属ペンのIDコードを予め記憶する
と共に、専属ペンが送信したIDコードを受信するよう
にし、受信したIDコードと予め記憶されている専属ペ
ンのIDコードとが一致している場合にはタブレット上
におけるペン接触による各種処理指令の入力を許可する
ようにしたので、ユーザは何ら特別の操作をしなくて
も、ユーザが本端末固有のIDコードを持つ専属ペンを
所持していれば、正規でないユーザにこのペン入力パー
ソナル情報端末装置を悪用されないようにでき、かつ使
用前に認証の操作が必要が無く、セキュリティを意識せ
ずに操作することができる。
【0061】また、本発明では、さらに、端末本体にペ
ンを収納するペン収納部を具備し、ペン収納部にペンが
収納された際、そのペンから当該ペンのIDコードを受
信するように試み、そのペンが専属ペンの場合にはその
専属ペンが送信したIDコードを受信して、ペン収納部
にペンが収納された際、そのペンからIDコードを受信
できるか否かを判断すると共に、そのペンからIDコー
ドを受信できた場合には、さらにその受信したIDコー
ドと予め記憶した専属ペンのIDコードとが一致してい
るか否かを判断し、受信したIDコードが予め記憶した
専属ペンのIDコードと一致している場合には、タブレ
ット上におけるペン接触による各種処理指令の入力を許
可するようにしたため、本端末固有のIDコードを持つ
専属ペンをペン収納部に収納しておけば、他のペンでの
操作も常に有効になり、使用勝手が非常によくなると共
に、ペン収納部に本端末専属の専属ペンを収納してなけ
れば、基本的には専属ペン以外の他のペンでは入力は不
可となるので、ユーザは何ら特別の操作をしなくても、
セキュリティを確保することができ、正規でないユーザ
にこのペン入力パーソナル情報端末装置を悪用されない
ようにすることができる。
【0062】また、本発明では、さらに、タブレット上
におけるペン接触により各種処理指令の入力があった場
合には、その入力がペンダウンによるものであるか、あ
るいはペンドラグによるものであるかを判断し、ペンダ
ウンによるものである場合には、そのペンからIDコー
ドを受信できるか否かを判断すると共に、そのペンから
IDコードを受信できた場合には、さらにその受信した
IDコードと予め記憶しておいた専属ペンのIDコード
とが一致しているか否かを判断し、受信したIDコード
が予め記憶した専属ペンのIDコードと一致している場
合には、タブレット上におけるペン接触による各種処理
指令の入力を許可するようにしたため、専属ペンがペン
収納部に収納されていない場合でも、タブレット上にお
けるペン入力が本端末専属の専属ペンで行われた場合に
は、その入力が可能となるので、専属ペンによる入力に
より、ユーザは何ら特別の操作をしなくても、さらにセ
キュリティを確保することができ、正規でないユーザに
このペン入力パーソナル情報端末装置を悪用されないよ
うにすることができる。
【0063】また、本発明では、さらに、所定時間毎に
ペンからIDコードを受信できるか否かを判断すると共
に、ペンからIDコードを受信できた場合には、さらに
その受信したIDコードと予め記憶されている専属ペン
のIDコードとが一致しているか否かを判断し、受信し
たIDコードが予め記憶されている専属ペンのIDコー
ドと一致している場合には、タブレット上におけるペン
接触による各種処理指令の入力を許可するようにしたた
め、ユーザは何ら特別の操作をしなくても、所定時間毎
にIDコードの認証が自動的に行え、さらにセキュリテ
ィを確保することができ、正規でないユーザにこのペン
入力パーソナル情報端末装置を悪用されないようにする
ことができる。
【0064】また、本発明では、さらに、専属ペンは、
複数設けられ、それぞれ異なるIDコードが設定されて
いる一方、複数の専属ペンのIDコードを予め記憶し、
受信したIDコードと予め記憶されている複数の専属ペ
ンのIDコードとが一致している場合にはタブレット上
におけるペン接触による各種処理指令の入力を許可する
ようにしたため、一つの情報端末を複数のユーザーが使
用する場合に、自由なセッションを阻害することなく、
通信や情報のセキュリティの高い共有が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるペン入力パー
ソナル情報端末装置の外観図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるペン入力パー
ソナル情報端末装置のペンの構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるペン入力パー
ソナル情報端末装置のペン収納部の内部構成を示す構成
図である。
【図4】 この発明の実施の形態1によるペン入力パー
ソナル情報端末装置の専属ペンおよび端末本体のシステ
ム構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態1によるペン入力パー
ソナル情報端末装置のソフトウエアプログラム構成図で
ある。
【図6】 この発明の実施の形態1によるペン入力パー
ソナル情報端末装置のペン収納ハンドラプログラムの処
理手順を示すフローチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態1によるペン入力パー
ソナル情報端末装置のタブレットハンドラプログラムの
処理手順を示すフローチャートである。
【図8】 この発明の実施の形態2によるペン入力パー
ソナル情報端末装置のタイマハンドラプログラムの処理
手順を示すフローチャートである。
【図9】 この発明の実施の形態3によるペン入力パー
ソナル情報端末装の認証フラグの設定方法等を示す説明
図である。
【図10】 従来技術である情報機器における個人認証
方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 端末本体、12,12a〜12d ペン、13
表示一体型タブレット、14 ペン収納部、20 ID
コード送信部、30 制御部、31 IDコード受信
部,38 記憶部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末本体上のタブレット上にペンを接触
    させることにより上記端末本体に対し各種処理指令を入
    力するようにしたペン入力パーソナル情報端末装置装置
    において、 予め設定されたIDコードを送信する専属ペンを備える
    一方、 上記端末本体は、 上記専属ペンのIDコードを予め記憶した記憶手段と、 上記専属ペンが送信したIDコードを受信する受信手段
    と、 上記受信手段が受信したIDコードと上記記憶手段に記
    憶されている上記専属ペンのIDコードとが一致してい
    る場合には上記タブレット上におけるペン接触による各
    種処理指令の入力を許可するペン入力許可手段と、 を具備することを特徴とするペン入力パーソナル情報端
    末装置。
  2. 【請求項2】 端末本体は、さらに、ペンを収納するペ
    ン収納部を具備し、 受信手段は、上記ペン収納部にペンが収納された際、そ
    のペンから当該ペンのIDコードを受信するように試
    み、そのペンが専属ペンの場合にはその専属ペンが送信
    したIDコードを受信する一方、 ペン入力許可手段は、上記ペン収納部にペンが収納され
    た際、受信手段がそのペンからIDコードを受信できる
    か否かを判断すると共に、受信手段がそのペンからID
    コードを受信できた場合には、さらにその受信したID
    コードと記憶手段に記憶されている専属ペンのIDコー
    ドとが一致しているか否かを判断し、上記受信したID
    コードが上記記憶手段に記憶されている上記専属ペンの
    IDコードと一致している場合には、上記タブレット上
    におけるペン接触による各種処理指令の入力を許可す
    る、 ことを特徴とする請求項1記載のペン入力パーソナル情
    報端末装置。
  3. 【請求項3】 ペン入力許可手段は、 タブレット上におけるペン接触により各種処理指令の入
    力があった場合には、その入力がペンダウンによるもの
    であるか、あるいはペンドラグによるものであるかを判
    断し、ペンダウンによるものである場合には、受信手段
    がそのペンからIDコードを受信できるか否かを判断す
    ると共に、受信手段がそのペンからIDコードを受信で
    きた場合には、さらにその受信したIDコードと記憶手
    段に記憶されている専属ペンのIDコードとが一致して
    いるか否かを判断し、上記受信したIDコードが上記記
    憶手段に記憶されている上記専属ペンのIDコードと一
    致している場合には、上記タブレット上におけるペン接
    触による各種処理指令の入力を許可する、 ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のペン入
    力パーソナル情報端末装置。
  4. 【請求項4】 ペン入力許可手段は、 所定時間毎に受信手段がペンからIDコードを受信でき
    るか否かを判断すると共に、受信手段がペンからIDコ
    ードを受信できた場合には、さらにその受信したIDコ
    ードと記憶手段に記憶されている専属ペンのIDコード
    とが一致しているか否かを判断し、上記受信したIDコ
    ードが上記記憶手段に記憶されている上記専属ペンのI
    Dコードと一致している場合には、上記タブレット上に
    おけるペン接触による各種処理指令の入力を許可する、 ことを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3記
    載のペン入力パーソナル情報端末装置。
  5. 【請求項5】 専属ペンは、複数設けられ、それぞれ異
    なるIDコードが設定されている一方、 記憶手段は、上記複数の専属ペンのIDコードを予め記
    憶しており、 ペン入力許可手段は、受信手段が受信したIDコードと
    上記記憶手段に記憶されている上記複数の専属ペンのI
    Dコードとが一致している場合にはタブレット上におけ
    るペン接触による各種処理指令の入力を許可する、 ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載
    のペン入力パーソナル情報端末装置装置。
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