JP4560543B2 - 情報管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、書類等を管理する情報管理システムに関し、特に、管理される書類に記載されたメモ書き(アノテーション)の検索技術に関する。
近年、電子技術の発達により、紙に記入された手書きの情報を容易に電子化できるようになってきた。
現在、計算機上では紙書類を電子化した電子書類のみを管理している。このようにすると、紙書類に記入された手書きの情報は電子的に管理されず、手書きの情報を有効に利用することができない。
この問題を解決するための技術として、特開2004−199484号公報に記載されている情報検索方法が知られている。この情報検索方法は、文書IDとアノテーション位置とをアノテーションDBに登録する。アノテーション検索時には、閲覧中の文書に検索指示用のアノテーションを付与することで、このアノテーションを付与した視点と同一視点の他人によるアノテーションの検索を要求する。アノテーション処理装置は、閲覧中の文書に付与されている全てのアノテーションを先ず検索する。アノテーション処理装置は、文書ビューア側から受け取った検索要求とアノテーションDBの検索により得られたアノテーションの矩形情報とを順に比較することで、文書ビューアに検索結果として返すべきアノテーションを特定する。これによって、アノテーションを利用して情報を効率的に検索するとができる。
また、特開平7−182365号公報に記載されている会議システムは、カメラなどの動画入力装置、マイクなどの音声入力装置、ペン入力装置、マウスなどのポインティング装置、キーボードなどのキー入力装置から入力されるマルチメディア情報からキーワードを抽出することにより検索用ファイル3を作成する。そして会議録作成時には、この検索用ファイルを参照し、重要な項目の会った場面を検索編集することにより会議録を短時間で簡便に編集できる。
また、ペン先の軌跡を電子的に取得するペン型入力デバイス(デジタルペン)が実用化されている。デジタルペンは、取得したペン先の軌跡を電子計算機に入力する。例えば、デジタルペンは、スウェーデンのAnoto社が開発した「アノトペン」等がある。このデジタルペンの詳細は、国際公開第01/71473号公報に記載されている。デジタルペンは、キーボードやマウスの利用に慣れていない利用者であっても手軽に使えるという利点があり、電子政府での申請業務やその他の分野への応用が期待されている。
前述した従来技術のうち、特開2004−199484号公報に記載されている情報検索方法は、自分のアノテーションと同一(又は、類似)のアノテーションを付与した他人を、アノテーションを付与した場所の情報に基づいて検索するものである。しかし、この従来技術では、アノテーションを付与した時間を考慮して検索されていない。また、検索結果を一覧形式で表示することは考慮されていない。
また、特開平7−182365号公報に記載されている会議システムは、アノテーションの頻度を集計して時系列に表示するが、アノテーションの付与者をキーにして整理することは考慮されていない。
また、いずれの従来技術も、アノテーションに公開制限情報を付し、アノテーションの公開を制限することは考慮されていない。
本発明の一実施形態の情報管理システムは、データを記憶するコンテンツサーバと、前記データを入出力する端末とによって構成され、前記コンテンツサーバは、書類データ及びストローク情報を記憶する記憶部を有し、前記書類データは、ユーザがイベント(会議等)において使用した紙に印刷された情報を含み、前記ストローク情報は、前記書類データに係る紙面上で特定された位置及び該位置が特定された時刻を含み、前記端末は、前記イベントを特定可能な情報に基づいて、当該イベントに関連して作成されたストローク情報を、前記コンテンツサーバから取得し、前記取得したストローク情報を作成したユーザ毎に、前記ストローク情報を分類し、前記分類されたストローク情報を、前記イベントの進行に従って表示する。
本発明の一実施形態によると、ユーザがアノテーションを指定すると、そのアノテーションに関連するアノテーションを検索し、集計して表示するので、特定の者のアノテーションと他人のアノテーションとの関係を容易に把握することができる。
第1図は、本発明の実施の形態の書類管理システムの処理の概念図である。
第2図は、本発明の実施の形態の情報端末に表示される画面の説明図である。
第3図は、本発明の実施の形態の書類管理システムの構成のブロック図である。
第4図は、本発明の実施の形態のコンテンツサーバのブロック図である。
第5図は、本発明の実施の形態の情報端末のブロック図である。
第6図は、本発明の実施の形態のコンテンツサーバに格納されるイベント情報の構成図である。
第7図は、本発明の実施の形態のコンテンツサーバに格納される配付資料情報の構成図である。
第8図は、本発明の実施の形態のデジタルペンが紙面上の座標取得の説明図である。
第9図は、本発明の実施の形態デジタルペンによって情報が書き込まれた書類の説明図である。
第10図Aは、本発明の実施の形態のストロークセットの一例を示す。
第10図Bは、本発明の実施の形態のコンテンツサーバに格納されるストロークセット情報の構成図である。
第10図Cは、本発明の実施の形態のコンテンツサーバに格納されるストローク座標情報の構成図である。
第11図は、本発明の実施の形態のコンテンツサーバに格納されるユーザ情報の構成図である。
第12図は、本発明の実施の形態の検索処理の全体を示すフローチャートである。
第13図は、本発明の実施の形態のストロークセットフィルタリング処理のフローチャートである。
第14図は、本発明の実施の形態のストロークセット集計処理のフローチャートである。
第15図は、本発明の実施の形態の二次元マップ表示処理のフローチャートである。
第16図は、本発明の実施の形態の二次元マップ表示処理のフローチャートである。
第17図は、本発明の実施の形態の統計グラフ表示処理のフローチャートである。
第18図は、本発明の実施の形態の共起統計グラフ表示処理のフローチャートである。
第19図は、本発明の実施の形態のセキュリティチェック処理のフローチャートである。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の実施の形態の書類管理システムの処理の概念図である。
始めに、情報蓄積フェイズの処理を説明する。情報蓄積フェイズは、主に会議中に実行され、コンテンツサーバが会議の情報を蓄積する。
まず、イベント(会議等)が開催されると、会議室に設置されたカメラがイベントの映像を記録する。コンテンツサーバは、カメラが撮影したイベントの映像をネットワークを介して収集し、このイベントの映像を保存する(1)。会議の出席者(デジタルペンのユーザ)は、会議中に配付資料(又は、持参のノート)に会議の内容に関連するメモ等をデジタルペンを用いて記入する(1’)。
デジタルペンは、ユーザが使用する情報端末と接続し、会議中に筆記されたストローク情報を情報端末に転送する(2)。なお、デジタルペンから情報端末へのストローク情報の転送は、会議中ではなく、会議の終了後でもよい。
情報端末は、デジタルペンからストローク情報を受信すると、このストローク情報をコンテンツサーバに送信する。コンテンツサーバは、手書き文字のストローク情報を蓄積する(3)。
次は、情報アクセスフェイズの処理を説明する。情報アクセスフェイズは、会議終了後に実行され、コンテンツサーバが、ユーザが必要とする情報を提供する。
ユーザは、会議終了後デジタルペンを用いて、配付資料上(又は、自己のノート上)のアノテーションを選択して、当該アノテーションに関連する電子情報を要求する(4)。デジタルペンは、ユーザが使用する情報端末と接続し、選択されたアノテーションの位置(ユーザがデジタルペンで指定した位置)を情報端末に転送する。
情報端末は、ユーザがデジタルペンで選択した位置をコンテンツサーバに送信し、指定された位置のアノテーションの検索を要求する(5)。
コンテンツサーバは、アノテーションの検索要求を受けると、当該アノテーションの記入者及び記入時刻を用いて、当該アノテーションに関連する電子情報(例えば、イベント中に録画された映像)を検索する(6)。このとき、電子情報を要求したユーザが検索された電子情報を視聴する権原を有しているかを判定してもよい。
そして、コンテンツサーバは、検索された映像、音声、配布資料の電子データ、アノテーション情報等を要求元である情報端末に送信する(7)。
そして、情報端末は、コンテンツサーバから送信された電子情報を表示する。
本発明によると、ユーザはアノテーションを選択することによって、当該アノテーションに関連する電子情報を得ることができる。
第2図は、本発明の実施の形態の情報端末12に表示される画面の説明図である。
表示画面には、メディア表示部300、書類表示部320、二次元マップ表示部340及びグラフ表示部360が含まれる。
この表示画面は、情報端末12にて動作しているソフトウェアによって実現されるコンテンツビューアによって構成される。このコンテンツビューアは、ユーザがコンテンツサーバ11から送られてきたコンテンツを視聴するときに動作する。
メディア表示部300は、表示領域302を有する。表示領域302には、コンテンツサーバ11から送られてきたコンテンツ(主に、映像ファイル)が表示される。
表示領域302の上部には、ファイル名表示部301が設けられている。ファイル名表示部301には、再生中の映像のファイル名が表示される。
表示領域302の下部には、プログレスバー303が設けられている。プログレスバー303には、プログレスマーカ304が設けられている。プログレスマーカ304はプログレスバー303中を移動し、再生される映像の進行状態を表す。また、ユーザがプログレスマーカ304を移動することによって、視聴箇所を変更することができる。
プログレスバー303の下には、OPENボタン305、ボリュームバー310、早送りボタン309、巻戻しボタン308、停止ボタン307及び再生ボタン306が設けられている。OPENボタン305は、再生するファイルの選択画面を開くためのものである。
書類表示部320は、表示領域322を有する。表示領域322には、コンテンツサーバ11から送られてきた書類が表示される。表示領域322に表示される書類中には、当該書類に付されたアノテーション(ストロークセット)が表示される。
表示領域322内には、マーカ323が表示される。マーカ323は現在指定されているストロークセットを示す。書類表示部320ではアノテーションを直接選択できる。アノテーション(注目ストロークセット)が選択されると、注目部346、366が移動する。
表示領域322の上部には、書類名表示部321が設けられている。書類名表示部321には、表示中の書類のファイル名が表示される。
表示領域302の右部には、プログレスバー324が設けられている。プログレスバー324には、プログレスマーカ325が設けられている。プログレスマーカ325はプログレスバー324中を移動し、表示される書類のファイル内における位置を表す。プログレスマーカ325は、メディア表示部300のプログレスマーカ304と連動している。また、ユーザがプログレスマーカ325を移動することによって、表示箇所を変更することができる。
表示領域302の右部(プログレスバー324の右)には、書類を前頁に戻す前頁ボタン327、及び書類を次頁に送る次頁ボタン328が設けられている。前頁ボタン327及び次頁ボタン328は、該当頁の内容が縮小表示されている。
また、次頁ボタン328の下部には、表示する書類ファイルの選択画面を開くOPENボタン326が設けられている。
表示領域341の上部には、横軸選択欄342が設けられている。ユーザは、横軸選択欄342によって、二次元マップの横軸の単位を選択することができる。例えば、図示の状態では横軸は時間であるが、二次元マップの横軸を書類中の文字数(又は、行数)に変更して、二次元マップを表示することができる。このとき、ストロークセット情報の該当矩形座標244を用いて、文書中の適切な箇所を計算する。例えば、矩形の重心と一番近い座標の文字をストロークセットの位置としてもよい。
なお、図示の状態では横軸に時間が選択されているので、表示領域341の上部には、二次元マップの横軸のスケールが表示されている。
表示領域341の最上段には、キーストロークセット表示領域343が設けられている。キーストロークセット表示領域343には、ストロークセットの保有者(書類表示部320にて指定されているアノテーションの記入者)によって記入されたアノテーション(ストロークセット)の情報が表示される。
二次元マップ表示部340で、他人のアノテーションを指定すると、指定された人がキーストロークセット表示領域343に移動する。ストロークセットの保有者の表示順も、新たにキーとなった人に近い順に変化する。
キーストロークセット表示領域343の下部には、他のストロークセットが、ストロークセットの所有者(ストロークセットの記入者)毎に分類されて表示される。
表示領域341の左部には、ストロークセットの所有者、及び当該所有者のストロークセットとキーストロークセットとの類似度が表示される。
ストロークセットの所有者は、上から(表示領域341に近い段から)類似度順に表示される。また、ストロークセットの所有者は、匿名で表示される場合がある。すなわち、後述するストロークセット情報の公開制限情報249A、249Bの4桁目によって匿名公開(1)が設定されている場合には、ストロークセットの所有者名を匿名化して表示される。
ストロークセットの類似度は、キーストロークセットと当該所有者のストロークセットとキーストロークセットの重複を判定して求める(二次元マップ表示処理の重複判定処理(第16図のS145)参照)。
二次元マップ表示部340は、表示領域341を有する。表示領域341には、当該イベントに関連した書類に付されたアノテーション(ストロークセット)が記入された時間が表示される。
表示領域341内には、ストロークセットの記入時間に対応したストロークセット表示344が表示される。
また、表示領域341内には、プログレスマーカ345が設けられている。プログレスマーカ345は表示領域341中を移動し、再生される映像の進行状態を表す。プログレスマーカ345は、メディア表示部300のプログレスマーカ304及び書類表示部320のプログレスマーカ324と連動している。
さらに、表示領域341内には、注目部346が設けられている。注目部346は、指定されたアノテーションを示す。この注目部346によって、指定されたアノテーションと、他のアノテーションとの関係が容易に把握できる。なお、複数のストロークセットが指定されている場合は、複数の注目部346が表示される。注目部346は、二次元マップ表示部340でも、直接指定することができる。
グラフ表示部360は、表示領域361を有する。表示領域361には、統計グラフ又は共起統計グラフが表示される。統計グラフは、全ての者が保有するストロークセットの記入時間を集計したヒストグラムであり、その時刻に何人がアノテーションを記入していたかを示す。共起統計グラフは、注目部346、366と略同一の時刻(同じ時刻及び近い時刻)にアノテーションを記入していた者が保有するストロークセットの記入時間を集計したヒストグラムである。図示の状態では、共起統計グラフは、A、匿名1及びDの3者のアノテーションのみ集計したものであり、その時刻に3者のうち何人がアノテーションを記入していたかを示す。
なお、後述するように、統計グラフは、所有ユーザ情報が隠されているユーザが保有するストロークセットも集計の対象としている。一方、共起統計グラフは、所有ユーザが隠されているユーザが保有するストロークセットは集計の対象としていない。
グラフ表示部360の上部には、統計グラフと共起統計グラフとの選択領域が設けられている。”全体”362が選択されると、表示領域361に統計グラフが表示され、”共起”363が選択されると、表示領域361に共起統計グラフが表示される。
表示領域361の下部には、統計グラフの横軸のスケールが表示されている。
表示領域361内には、頻度分布364が表示される。頻度分布364は、その時刻に何人がアノテーションを記入していたかを示す。
また、表示領域361内には、プログレスマーカ365が設けられている。プログレスマーカ365は表示領域361中を移動し、再生される映像の進行状態を表す。プログレスマーカ365は、メディア表示部300のプログレスマーカ304及び書類表示部320のプログレスマーカ324と連動している。
また、表示領域361内には、注目部366が設けられている。注目部366は、指定されたアノテーションの記入時刻を示す。この注目部366によって、指定されたアノテーションと、他のアノテーションとの関係が容易に把握できる。なお、複数のストロークセットが指定されている場合は、複数の注目部366が表示される。
注目部366は、二次元マップ表示部340でも、直接指定することができる。注目部が変化すると、注目部346、366と略同一の時刻にアノテーションを記入していた者が変化するので、共起統計グラフが変化する。
さらに、表示領域361内には、公開者数及び非公開者数367が表示される。前述したように、統計グラフは、所有ユーザ情報が隠されているユーザが保有するストロークセットも集計の対象としている。
以上説明したメディア表示部300のプログレスマーカ304、書類表示部320のプログレスマーカ325、二次元マップ表示部340のプログレスマーカ345、グラフ表示部360のプログレスマーカ365は全て連動している。
第3図は、本発明の実施の形態の書類管理システムのブロック図である。
書類管理システムは、コンテンツサーバ11、情報端末12、デジタルペン14、イベント情報入力装置15、ネットワーク17及び位置情報サーバ19を備える。
コンテンツサーバ11、情報端末12、イベント情報入力装置15及び位置情報サーバ19は、ネットワーク17を介して互いに接続されている。各情報端末12は、一つ以上のデジタルペン14と接続される。情報端末12とデジタルペン14は、USB(Universal Serial Bus)等のプロトコルを用い有線によって接続されてもよい。また、ブルートゥース、無線LAN、携帯電話システム又は赤外線等の無線によって接続されてもよい。
コンテンツサーバ11は、コンテンツをイベント毎に管理し、要求されたコンテンツを情報端末12に送信する。なお、コンテンツは、イベントに関連する書類、音声及び映像等である。また、書類は、印刷され紙面上に表されたすべての情報である。
情報端末12は、各人が使用するコンピュータ装置で、デジタルペン14から受信した情報をコンテンツサーバ11に転送する。また、情報端末12は、コンテンツサーバ11から受信したコンテンツを表示する。
デジタルペン14は、通常のペンと同様に、紙媒体に文字、図形等を記入することができる。また、デジタルペン14は、先端に小型カメラを備え、紙に接した位置のドットパターンを取得する。また、デジタルペン14は、予め設定されたペンIDを保持する。デジタルペン14は、有線又は無線によって情報端末12と接続する通信インターフェースを備える。
例えば、第8図に示すように、デジタルペン14は、書類に印刷されたドットパターンを取得する。そして、デジタルペン14が取得したドットパターンから紙面上の座標を特定することができる。
また、デジタルペン14は、情報端末12を介さず、携帯電話システム又は無線LANシステムを介して、特定した絶対座標、ドットパターンを取得した時刻及びペンIDをコンテンツサーバ11に送信してもよい。
イベント情報入力装置15は、会議室に設置されたコンピュータ装置で、イベントに関連する情報(例えば、映像、画像、音声及び/又はスライド等)を作成する。また、イベント情報入力装置15は、書類及び作成した映像等のコンテンツを、イベントに関連付けてコンテンツサーバ11に登録する。
また、イベント情報入力装置15は、会議開催中に、デジタルペン14と接続して、デジタルペン14が特定した絶対座標等の情報を取得し、これら取得した情報をコンテンツサーバ11に送信してもよい。
位置情報サーバは19は、CPU、メモリ、記憶装置等を備えたコンピュータ装置であり、紙面上のドットパターンの基準点からのズレ量と紙面上の座標とを対応づけたデータベースを保持している。そして、位置情報サーバは19は、紙面上のドットパターンに基づいて、紙面上の座標を提供する。
なお、本実施の形態の書類管理システムにプリンタを設けてもよい。プリンタは、情報端末12からの指示に応じて、書類等のコンテンツを印刷する。
第4図は、本発明の実施の形態のコンテンツサーバ11のブロック図である。
コンテンツサーバ11は、CPU111、メモリ112、記憶部113及びデータ通信部118を備える。
CPU111は、記憶部113に記憶された各種プログラムを呼び出して実行することによって、各種処理を行う。
メモリ112は、CPU111が各種処理に使用するデータを一時的に記憶するワークエリアを有する。
記憶部113は、不揮発の記憶媒体(例えば、磁気ディスクドライブ)で構成されている。記憶部113には、イベント管理プログラム114、書類管理プログラム115、ペンデータ管理プログラム116及びユーザ管理プログラム117が記憶されている。これらのプログラムは、メモリ112にロードされた後、CPU111によって実行され、各種処理が行われる。
また、記憶部113には、イベント情報21、配付資料情報22、ストロークセット情報24及びユーザ情報27が記憶されている。
イベント管理プログラム114は、イベント情報21(第6図)を管理する。書類管理プログラム115は、配付資料情報22(第7図)を管理する。ペンデータ管理プログラム116は、ストローク情報24(第10図B)を管理する。ユーザ管理プログラム117は、ユーザ情報27(第11図)を管理する。
データ通信部118は、ネットワークインターフェースである。例えば、TCP/IPプロトコルを用いて通信可能なLANカードである。これにより、コンテンツサーバ11は情報端末12等のネットワーク17に接続された機器と通信することができる。
第5図は、本発明の実施の形態の情報端末12のブロック図である。
情報端末12は、CPU121、メモリ122、ペンデータ入力部123、操作入力部124、データ表示部125、データ通信部126及びデータ集計部127を備える。
CPU121は、記憶装置(図示省略)に記憶された各種プログラムを呼び出して実行することによって、各種処理を行う。
メモリ122は、CPU111が各種処理に使用するデータを一時的に記憶するワークエリアを有する。また、コンテンツサーバ11及びデジタルペン14等から送られてきたデータを一時的に記憶する。
ペン入力部123は、有線又は無線でデジタルペン14と通信し、デジタルペン14が取得した座標等の情報を収集する。
操作入力部124は、例えば、キーボードであり、ユーザによって情報が入力される。
データ表示部125は、例えば、液晶ディスプレイで構成されており、コンテンツサーバ11から取得した書類等のコンテンツを表示する。
データ通信部126は、ネットワークインターフェースである。例えば、TCP/IPプロトコルを用いて通信可能なLANカードである。これにより、情報端末12はネットワーク17を介してコンテンツサーバ11と通信することができる。
なお、ペンデータ入力部123及びデータ通信部126は、一つのインターフェースであってもよい。
データ集計部127は、ストロークセット情報24を集計し、二次元マップや統計グラフを生成する。
次に本発明の実施の形態のイベント情報入力装置15について説明する。
イベント情報入力装置15は、CPU、メモリ、操作記録部、映像入力部、音声入力部、データ表示部、ペンデータ入力部及びデータ通信部を備える。
CPUは、記憶装置(図示省略)に記憶された各種プログラムを呼び出して実行することによって、各種処理を行う。
メモリは、CPUが各種処理に使用するデータを一時的に記憶するワークエリアを有する。また、コンテンツサーバ11及びデジタルペン14等から送られてきたデータを一時的に記憶する。
操作記録部は、会議中における、この書類管理システムに対する操作を記録する。例えば、発表者によるキーボードへの操作(会議中に用いられた映像の巻き戻し、早送り等の操作)を記録する。
映像入力部は、会議室に設置されたカメラによって会議中に撮影された映像データを収集する。
音声入力部は、会議室に設置されたマイクロホンによって会議中に録音された音声データを収集する。
データ表示部は、会議室に設置されたプロジェクタ等の大画面の表示装置で構成されており、会議中に使用されるデータを表示する。例えば、発表者が用いるプレゼンテーション資料や、コンテンツサーバ11から取得した書類等を表示する。
ペンデータ入力部は、有線又は無線でデジタルペン14と通信し、デジタルペン14が取得した座標等の情報を収集する。
データ通信部は、ネットワークインターフェースである。例えば、TCP/IPプロトコルを用いて通信可能なLANカードである。これにより、イベント情報入力装置15は、ネットワーク17を介してコンテンツサーバ11と通信することができる。
第6図は、本発明の実施の形態のコンテンツサーバ11に格納されるイベント情報21の構成図である。
イベント情報21は、イベントID210、イベント名211、日時212、場所213、出席者数214A、出席者214B、付加情報数217A及び付加情報217Bを含む。イベント情報21は、会議等のイベントが行われる毎に一つのレコードが生成される。イベント情報21は、任意の項目をキーとして検索ができる。
イベントID210は、イベントを一意に識別する識別子である。例えば、イベント管理プログラム114は、任意の法則に従って自動的にイベントID210を定めて、イベント情報21に記録する。
イベント名211は、当該イベントの名称である。
日時212は、当該イベントの開始時刻及び終了時刻である。
場所213は、当該イベントが行われた場所である。
出席者数214Aは、当該イベントへの出席者の数である。なお、出席者数214Aと同数の出席者214Bが記録される。
出席者214Bは、当該イベントの出席者を一意に識別するユーザIDである。
付加情報数217Aは、当該イベントに関連する付加情報の数である。なお、付加情報数217Aと同数の付加情報217Bが記録される。
付加情報217Bは、当該イベントに関連する映像、画像、音声又はスライド等の情報である。具体的には、付加情報217Bには、当該イベントを撮影した映像データ、当該イベントを録音した音声データ、及び当該イベントで使用されたスライド等の情報が記録される。付加情報217Bには、付加情報の種類、付加情報のファイル名及び付加情報に設定されたコンテンツセキュリティが記録される
また、付加情報217Bには、各付加情報のセキュリティレベルが含まれる。付加情報のセキュリティレベルは、当該付加情報の秘密の度合いである。後述するように、付加情報のセキュリティレベル226及びユーザのセキュリティレベル276(第11図参照)によって、そのユーザが当該書付加情報にアクセスできるかが定まる。
第7図は、本発明の実施の形態のコンテンツサーバ11に格納される配付資料情報22の構成図である。
配付資料情報22は、書類ID220、ドットパターンID221、所有ユーザID222、イベントID223、電子ファイル224、書類サイズ225、セキュリティレベル226、ストロークセット数227及びストロークセットID228を含む。配付資料情報22は、任意の項目をキーとして検索ができる。
書類ID220は、当該書類を一意に識別する識別子である。なお、同一の情報を有する書類であっても、所有者が異なれば別の書類となるので、異なる書類ID220となり、配付資料情報22の異なるレコードが生成される。通常、異なるユーザに配付される書類は、異なるドットパターンと共に印刷された後に配付される。
ドットパターンID221は、当該書類に印刷されるドットパターンの識別子である。
所有ユーザID222は、当該書類を所有するユーザを一意に識別する識別子である。
イベントID223は、当該書類が関連付けられたイベントを一意に識別する識別子である。通常は、当該書類が配付された会議のイベントIDが記録され、イベント情報21のイベントID210に対応する。
電子ファイル224は、当該書類の電子データのファイル名である。
書類サイズ225は、当該書類の印刷に適する紙の大きさを示し、その領域の左上端の座標及び右下端の座標が格納される。図示の場合では、書類サイズ225は、左上端を原点とし、ミリメートルを単位として表される。
セキュリティレベル226は、当該書類の秘密の度合いである。後述するように、セキュリティレベル226及びユーザのセキュリティレベル276(第11図参照)によって、そのユーザが当該書類を見ることができるかが定まる。
ストロークセット数227は、当該書類にデジタルペン14で記載されたストロークセットの数である。なお、ストロークセット数227と同数のストロークセットID228が記録される。
ストロークセットは、一纏まりとする線(ストローク)のグループであり、例えば、文字認識におけるレイアウト解析を用いて求められる。レイアウト解析では、線が記入された時間及び/又は線同士の位置関係に基づいて、一纏まりの線を特定し、ストロークセットを求める。すなわち、近い時間に近い位置に記入されたストロークは一つのストロークセットを構成する。
ストロークセットID228は、当該書類に記載されたストロークセットを一意に識別する識別子であり、ストロークセット情報24(第10図B)へのリンクである。
第8図は、本発明の実施の形態のデジタルペン14による紙面上の座標取得の説明図である。
デジタルペン14は、CPU、メモリ、プロセッサ、通信インターフェース、カメラ141、電池及び筆圧センサを備える。また、デジタルペン14は、インク又は黒鉛により紙面上に文字、記号等を筆記可能なペン先を備える。
デジタルペン14は、位置検出用のドット203が印刷された用紙20と共に用いる。ここで、用紙20の一部201を拡大して、ドット203を説明する。用紙20には、複数の小さなドット203が印刷されている。このドット203は、仮想的な格子線の交点(基準点)202から上下左右にずれた位置に印刷されている。
紙に文字、図形がデジタルペン14で記入されると、その情報は紙に視認可能に残る。デジタルペン14は、ペン先が紙に接したことを筆圧センサが検出すると、カメラ141によって、紙上に印刷されたドット203を撮影する。デジタルペン14は、例えば、6×6個のドット203を含む領域を撮影する。
デジタルペン14は、撮影したドットパターンから、当該ドットパターンが存在する絶対座標を求める。この絶対座標は、広大な平面領域における当該ドットパターンが存在する座標である。この広大な平面領域は、ドットパターンを重複しないように配置できる全領域である。
デジタルペン14は、求めた絶対座標を情報端末12に送信する。情報端末12は、デジタルペン14から送信された絶対座標をコンテンツサーバ11に送信する。
コンテンツサーバ11は、デジタルペン14が求めた絶対座標を位置情報サーバ19に送信する。位置情報サーバ19は、コンテンツサーバ11から送信された絶対座標に基づいて、前記広大な平面領域中の該紙面の位置(ドットパーターンID)と、ある一枚の紙面における座標(相対座標)とを特定し、特定したドットパーターンID及び相対座標をコンテンツサーバ11に送信する。
このようにして、コンテンツサーバ11は、デジタルペン14が撮影したドットパターンから、ドットパーターンID及び相対座標を取得する。
このペン先が接した位置の情報を所定のタイミング(例えば、周期的)で取得することによって、ペン先の動きが分かる。
すなわち、デジタルペン14は、撮影したドットパターンに対応する絶対座標、当該ドットパターンの撮影時刻及びペンIDを情報端末12に送信する。
コンテンツサーバ11は、デジタルペン14が求めた絶対座標に基づいて、位置情報サーバ19から相対座標を取得する。コンテンツサーバ11は、取得した相対座標及びドットパターンが撮影された時刻から、ペン先の軌跡(配付資料情報)を求める。
なお、位置情報サーバ19を別に設けることなく、コンテンツサーバ11に含めてもよい。
また、デジタルペン14は、ドットパターンID及び相対座標を特定するために、位置情報サーバ19を用いなくてもよい。例えば、用紙20に埋め込まれたICタグ又は二次元バーコードから用紙を特定する。さらに、タブレットを用いて用紙上の位置(相対座標)を特定することができる。なお、ミューチップ等を用いる用紙の特定又はタブレットを用いる用紙上の位置の特定のいずれかと、位置情報サーバ19による絶対座標の特定を組み合わせてもよい。このようにすると、書類管理システムがドットパターンID及び相対座標を特定する処理を軽減できる。
第9図は、本発明の実施の形態のコンテンツサーバ11に登録される書類31の説明図であり、デジタルペン14によって情報が記入された状態を示す。
会議において、本図に示すような書類(配付資料)31が配付される。これらの書類31は、それが配付されたイベントと関連付けてコンテンツサーバ11に登録される。
書類31には、書類同士で異なるドットパターンが付されている。すなわち、各書類のコンテンツの印刷時に、書類毎に異なるドットパターンが印刷される。そして、異なるドットパターンを有する書類は、異なる書類ID220を有し、異なるユーザに配付される。
なお、配付資料31は、文書作成ソフト等で電子的に作成された書類であってもよいし、手書きの書類を電子化したものであってもよい。
ユーザは、イベント中に(又は、イベント終了後に)、デジタルペン14で書類31に情報(文字、記号等)311を記入する。すると、デジタルペン14は、文字等が記入された位置(ペン先が接した位置)の絶対座標及びその絶対座標を測定した時刻を定期的に取得する。次に、デジタルペン14は、取得した絶対座標及び取得時刻をコンテンツサーバ11に送信する。
コンテンツサーバ11は、位置情報サーバ18に問い合わせることによって、受信したストローク情報に含まれる絶対座標に対応するドットパターンID及び相対座標を特定し、ドットパターンIDから書類IDを特定する。
そして、コンテンツサーバ11は、特定した相対座標及び測定時刻に基づいて当該記入された情報のストロークを決定し、ストローク座標情報25(第10図C参照)を作成する。そして、特定した書類IDを用いて、新たなストロークセット情報24(第10図B参照)を作成する。
第10図Aは、本発明の実施の形態のストロークセット26の一例を示す。
ストロークセット26は、デジタルペン14によって記入された、第9図に示す「東京」311を示す。本実施の形態では、図に示すように、左上を原点とし、横方向をX軸とし、縦方向をY軸として、ストロークの位置が定められる。
前述したように、ストロークセットは、一纏まりとする線(ストローク)のグループであり、線が記入された時間及び/又は線同士の位置関係に基づいて特定される。
第10図Bは、本発明の実施の形態のコンテンツサーバ11に格納されるストロークセット情報24の構成図である。
なお、この構成図は、第10図Aに示すストロークセット26のストロークセット情報である。
ストロークセット情報24は、ストロークセットID241、ペンID242、イベントID247、書類ID248、記入開始日時243、該当矩形座標244、公開制限情報249A、249B、ストローク数245及びストローク情報246を含む。ストロークセット情報24は、任意の項目をキーとして検索ができる。
ストロークセットID241は、当該ストロークセットを一意に識別する識別子である。
ペンID242は、当該ストロークセットを記入したデジタルペン14の識別子である。
イベントID247は、当該ストロークセットに関連付けられたイベントを一意に識別する識別子である。通常は、当該ストロークセットが記入された書類が配付された会議のイベントIDが記録され、イベント情報21のイベントID210に対応する。
書類ID248は、当該ストロークセットが記入された書類を一意に識別する識別子である。書類ID248は、配付資料情報22の書類ID220に対応する。
記入開始日時243は、当該ストロークセットを記入し始めた日時である。
該当矩形領域244は、当該ストロークセットを含む矩形の領域である。該当矩形領域244は、当該ストロークセットが記入された書類における座標(相対座標)であり、矩形領域の左上端の座標及び右下端の座標で表される。
公開制限情報は、出席者に対する公開制限情報249Aと、非出席者に対する公開制限情報249Bとを含む。出席者と非出席者との公開制限情報を別に定めることによって、ストロークセットに多様なセキュリティを設定することができる。
各公開制限情報249A、249Bは、セキュリティレベル毎に予め複数のパターンが用意されている。本発明では、ユーザのセキュリティレベル276(第11図参照)から公開制限情報を定めるので、同じユーザが記入したストロークセットは全て同じ公開制限情報が設定される。なお、公開制限情報をストロークセット毎に定めてもよい。
公開制限情報249A、249Bは、例えば、第10図Bに示すような4桁のコードで定義することができる。このコードの下位から4桁目(最上位桁)は、ストロークセットの所有ユーザの情報を公開するか否かを示す。具体的には、所有ユーザ情報を公開するか(2)、匿名化して公開するか(1)、公開しないか(0)を示す。
また、下位から3桁目は、記入開始日時を公開するか(1)、公開しないか(0)を示す。また、下位から2桁目は、該当矩形座標を公開するか(1)、公開しないか(0)を示す。また、下位から1桁目(最下位桁)は、ストローク情報を公開するか(1)、公開しないか(0)を示す。
ストローク数245は、当該ストロークセットに含まれる線(ストローク)の数である。なお、ストローク数245と同数のストローク情報246が記録される。
ストローク情報246は、標本点数246A及びシリアル番号246Bを含む。
標本点数246Aは、デジタルペン14によって取得された、当該ストロークを構成する相対座標の数である。
シリアル番号246Bは、デジタルペン14によって取得された、当該ストロークを構成する相対座標を一意に識別する識別子であり、ストローク座標情報25(第10図C)へのリンクである。
第10図Cは、本発明の実施の形態のコンテンツサーバ11に格納されるストローク座標情報25の構成図である。
ストローク座標情報25は、シリアル番号251、X座標252、Y座標253及び取得時刻254を含む。
シリアル番号251は、デジタルペン14によって取得された相対座標を一意に識別する識別子である。
X座標252は、第10図Aに示すX軸方向の相対座標であり、例えば、ミリメートルを単位として表す。
Y座標253は、第10図Aに示すY軸方向の相対座標であり、例えばミリメートルを単位として表す。
取得時刻254は、デジタルペン14によって当該相対座標が取得された時刻を表す。なお、本説明図では、取得時刻254には、記入開始時刻242からの経過時間が記録されている。
第11図は、本発明の実施の形態のコンテンツサーバ11に格納されるユーザ情報27の構成図である。
ユーザ情報27は、ユーザID271、氏名272、所属273、役職274、保有ペンID275及びセキュリティレベル276を含む。ユーザ情報27は、任意の項目をキーとして検索ができる。
ユーザID271は、当該ユーザを一意に識別する識別子である。
氏名272は、当該ユーザの氏名である。
所属273は、当該ユーザの所属する部署である。
役職274は、当該ユーザの役職である。
保有ペンID275は、当該ユーザが保有するデジタルペン14の一意な識別子である。
セキュリティレベル276は、当該ユーザの秘密書類にアクセスする権限である。後述するように、ユーザのセキュリティレベル276及び書類のセキュリティレベル226(第7図参照)によって、そのユーザが当該書類を見ることができるかが定まる。
セキュリティレベル276は、予め複数のパターンが用意されている。セキュリティレベル276は、そのパターンを指定する。例えば、レベル3は、会議参加者には全情報を公開するが、非参加者には匿名化して公開する。さらに、メディア情報に関しては、参加者・非参加者を問わず公開することを意味する。
次に、本発明の実施の形態の書類管理システムの処理を説明する。
第12図は、本発明の実施の形態の検索処理の全体を示すフローチャートである。
本実施の形態では、検索者がアノテーションを指定すると、そのアノテーションに関連するアノテーションを検索し、検索されたアノテーションを集計して表示する。
ユーザは、ストロークセット指定する(1001)。すなわち、ユーザは、デジタルペン14を用いて、検索のキーとなるストロークセットが記入された書類上の位置を指定する。デジタルペン14は、指定された位置の絶対座標を求める。デジタルペン14は、求めた絶対座標及びペンIDを情報端末12のペンデータ入力部123に送信する。
なお、ユーザが、マウス等によって、情報端末12のデータ表示部125に表示された文書上で、当該文書に付されたアノテーションを指定してもよい。
このとき指定されたアノテーションが注目ストロークセットとなる。なお本実施の形態では、アノテーションとストロークセットは同じものを意味する。
また、ユーザは、検索対象の書類を指定する(1002)。すなわち、ユーザは、操作入力部124を操作し、検索対象の書類ID及び検索者IDを入力する。
また、ユーザは、検索対象のメディア(付加情報)を指定する(1003)。すなわち、ユーザは、操作入力部124を操作し、検索対象の付加情報及び検索者IDを入力する。
コンテンツサーバ11は、情報端末12から検索要求を受けると、検索要求に係る書類、イベント及びストロークセットを検索する(1011〜1016)。
まず、コンテンツサーバ11は、デジタルペン14が求めた絶対座標を位置情報サーバ19に送信する。位置情報サーバ19は、コンテンツサーバ11から送信された絶対座標に基づいて、前記広大な平面領域中の該紙面の位置(ドットパーターンID)と、ある一枚の紙面における座標(相対座標)とを特定し、特定したドットパーターンID及び相対座標をコンテンツサーバ11に送信する。
次に、コンテンツサーバ(書類管理プログラム115)は、情報端末12から送信された情報に基づいて、書類(配付資料等のイベントに関連付けられた書類)を検索する(1011)。例えば、デジタルペンによって指定された位置からドットパターンIDを特定し、特定されたドットパターンID221に対応する書類ID220を特定する。また、特定された書類に関連するイベント(イベントID223)を特定する。
そして、特定された書類のセキュリティレベルをチェックする(1012)。このセキュリティチェック処理は、第19図にて後述する。
そして、特定された書類の電子ファイルと、当該書類に付されているストロークセットID228を特定する。ここで特定されたストロークセットIDの集合がキーストロークセット集合となる(例えば、第14図の”K”)。
次に、キーストロークセット集合に含まれる各ストロークセットIDによってストロークセット情報24を特定し、ストロークセットフィルタリング(第13図にて後述)を行う。これによって、キーストロークセット集合に含まれるストロークセットの詳細情報を得ることができる。
また、キーストロークセット集合に含まれる各ストロークセットの中から、注目ストロークセットを特定する。すなわち、ユーザが指定した位置(注目ストロークセットの位置)によって、キーストロークセット集合に含まれるストロークセット情報を検索して、注目ストロークセットを特定する。
コンテンツサーバ11は、以上の処理で得られた情報を情報端末12に送信する。情報端末12は、受信した情報をデータ表示部125に表示する(1004)。具体的には、書類表示部320が表示され、二次元マップ表示部340のキーストロークセット表示領域343が表示される。
次に、イベント管理プログラム114は、先に特定されたイベントID223によって、イベントの詳細情報を取得する。本実施の形態では、日時212、出席者214B、付加情報217Bを取得する。
そして、取得した付加情報のセキュリティレベルをチェックする(1014)。このセキュリティチェック処理1014は、1012の処理と同じで、第19図にて後述する。
コンテンツサーバ11は、以上の処理で得られた付加情報のファイルを情報端末12に送信する。情報端末12は、受信した付加情報のファイルをデータ表示部125に表示する(1005)。具体的には、メディア表示部300に、受信したコンテンツが表示される。このとき、注目ストロークセットの記入開始日時243を用いてコンテンツの頭出しをして、コンテンツがこの時刻から再生できるようにする。
次に、ペンデータ管理プログラム116は、先に特定されたイベントID223によってストロークセット情報を検索する(1015)。そして、当該イベントに関連する全てのストロークセットの識別子(ストロークセットID241)を特定する。そして、特定されたストロークセットID241のストロークセット情報24を取得する。ここで特定されたストロークセットIDの集合が集計対象ストロークセット集合となる(例えば、第14図の”A”)。
そして、特定されたストロークセットの公開レベルを判定するストロークセットフィルタリング処理を行う(1016)。ストロークセットフィルタリング処理によって、そのストロークセットの所有者が公開したくない情報が必要に応じて隠される。すなわち、対応する項目がマスキング(黒ぬり)される。このストロークセットフィルタリング処理1016は、第13図にて後述する。
また、情報端末12は、データ集計部127によって、検索されたストロークセットを集計し、データ表示部125によって、集計されたストロークセットを表示する(1006)。ストロークセット集計処理及びストロークセット表示処理1006は、第14図にて後述する。
また、操作入力部124に再集計指示が入力されると(1008)、処理1006に戻り、ストロークセットを再度集計する(1006)。
具体的には、ユーザは表示された画面上で、他のストロークセットをマウス等で指示することによって、注目ストロークセットを設定することができる。注目ストロークセットが変更されると、データ集計部127は、必要に応じて再計算を行う。そして、データ表示部125は、画面を再表示する。
なお、注目ストロークセットは、現在のキーストロークセット集合から選択することもできるが、それ以外(他の人が所有するストロークセット)から選択することもできる。他人のストロークセットを指定することによって、キーストロークセット集合も再設定される。そして、二次元マップの縦軸の表示順序が変わる。すなわち、指定した人のストロークセットパターンと近い順に並べ変わる。
第13図は、本発明の実施の形態のストロークセットフィルタリング処理のフローチャートであり、コンテンツサーバ11で実行される。
まず、ストロークセットフィルタリング処理には、ストロークセットを選択するためのパラメータが入力される(S101)。具体的には、対象ストロークセット、検索者ID及び出席者が、ストロークセットフィルタリング処理に与えられる。
ストロークセットフィルタリング処理に与えられる対象のストロークセットは、検索の結果、関連があるものとして特定され、集計され、情報端末に表示すべきストロークセットである。また、検索者IDは検索者が書類管理システムにログインするために情報端末12に入力したユーザID271である。
また、出席者は、対象ストロークセットの識別子(ストロークセットID)241が含まれる配付資料情報22を特定し、特定された配付資料情報のイベントID223を特定し、特定したイベント情報に含まれる出席者214Bである。
次に、検索者のユーザID271が出席者214Bに含まれるか否かを判定する(S102)。
判定の結果、検索者のユーザID271が出席者214Bに含まれていれば、検索者は出席者であると判定し、出席者用の公開制限情報249Aを適用する(S103)。一方、検索者のユーザID271が出席者214Bに含まれていなければ、検索者は出席者ではないと判定し、非出席者用の公開制限情報249Bを適用する(S104)。
次に、公開制限情報249A、249Bの下位から4桁目(最上位桁)によって当該ストロークセットの所有ユーザの情報を公開するか否かを判定する(S105)。
判定の結果、公開制限情報の4桁目が”1”であれば、所有ユーザのユーザIDを匿名化して公開する(S106)。また、公開制限情報の4桁目が”0”であれば、所有ユーザを公開しないので、ユーザIDを隠す(S107)。つまり、ユーザIDを黒ぬりする。また、公開制限情報の4桁目が”2”であれば、所有ユーザ情報を公開してよいので、何も処理をしない。
次に、公開制限情報249A、249Bの下位から3桁目によって当該ストロークセットの記入日時を公開するか否かを判定する(S108)。
判定の結果、公開制限情報の3桁目が”0”であれば、記入開始日時を公開しないので、記入開始日時を隠す(S109)。また、公開制限情報の3桁目が”1”であれば、記入開始日時を公開してよいので、何も処理をしない。
次に、公開制限情報249A、249Bの下位から2桁目によって当該ストロークセットの記入位置を公開するか否かを判定する(S110)。
判定の結果、公開制限情報の2桁目が”0”であれば、記入位置を公開しないので、該当矩形座標を隠す(S111)。また、公開制限情報の2桁目が”1”であれば、記入位置を公開してよいので、何も処理をしない。
次に、公開制限情報249A、249Bの下位から1桁目(最下位桁)によって当該ストロークセットの記入位置を公開するか否かを判定する(S112)。
判定の結果、公開制限情報の1桁目が”0”であれば、ストローク情報を公開しないので、このストロークセット情報を集計対象から除外する(S113)。また、公開制限情報の1桁目が”1”であれば、ストロークセットを公開してよいので、何も処理をしない。
このようにして、ストロークセットフィルタリング処理(第13図)では、公開制限情報を用いて、集計対象のストロークセットの情報をどの範囲まで公開するかを判定する。
第14図は、本発明の実施の形態のストロークセット集計処理及びストロークセット表示処理のフローチャートであり、情報端末12で実行される。
まず、ストロークセット集計処理には、ストロークセットを集計するためのストロークセットの集合が設定される(S121)。具体的には、集合Kにキーストロークセット集合が、集合Fに注目ストロークセット集合が、集合Aに集計対象ストロークセット集合が設定される。
キーストロークセット集合(集合K)は、指定した文書に含まれる全ストロークセットのうち、セキュリティ条件を満たすもの(ストロークセットフィルタリング処理を通過したもの)である。また、注目ストロークセット集合(集合F)は、検索キーとして指定されたストロークセットであり、キーストロークセットに含まれる。また、集計対象ストロークセット集合(集合A)は、指定した文書が配布された会議に出席した全ユーザが記入した全ストロークセットのうち、セキュリティ条件を満たすもの(ストロークセットフィルタリング処理を通過したもの)である。
次に、第1ループを開始する(S122)。この第1ループでは、集合A又は集合Kに含まれる各ストロークセット(すなわち、集計対象ストロークセット集合又はキーストロークセット集合に属する各ストロークセット)について、順に集計する。そのため、このループで集計するストロークセットをaに設定する。
そして、第1ループ内では、当該ストロークセットの公開制限情報249A、249Bの下位から4桁目(最上位桁)によって、所有ユーザのユーザIDが隠されているか否かを判定する(S123)。所有ユーザが隠されていなければ、二次元マップ表示用ストロークセット集合に集計対象のストロークセットaを加える(S124)。
一方、所有ユーザが隠されていれば、二次元マップ表示用ストロークセット集合には集計対象のストロークセットaを加えない。
その後、いずれの場合も、統計グラフ表示用ストロークセット集合に集計対象のストロークセットaを加える(S125)。
このように、所有ユーザIDが隠されている場合には、当該ストロークセットは統計グラフにのみ集計される。また、所有ユーザIDが隠されていない場合には、当該ストロークセットは統計グラフ及び二次元マップに集計される。
そして、集合A又は集合Kに含まれる全てのストロークセットの集計が終了すると、第1ループを終了する(S126)。
その後、二次元マップ表示用ストロークセット集合を用いて二次元マップを表示する(S127)。この二次元マップ表示処理は、第16図にて後述する。また、統計グラフ表示用ストロークセット集合を用いて統計グラフを表示する(S128)。この統計グラフ表示処理は、第17図にて後述する。
その後、注目ストロークセット集合(F)が空か否かを判定する(S129)。その結果、注目ストロークセット集合(F)が空でなければ、共起統計グラフを表示する(S130)。この共起統計グラフ表示処理は、第18図にて後述する。
第16図は、本発明の実施の形態の二次元マップ表示処理のフローチャートであり、情報端末12で実行される。
まず、二次元マップ表示処理には、表示処理を実行するためのストロークセットの集合が設定される(S151)。具体的には、集合Kにキーストロークセット集合が、集合Aに二次元マップ表示用ストロークセット集合が、集合Fに注目ストロークセット集合が設定される。
キーストロークセット集合(集合K)は、指定した文書に含まれる全ストロークセットのうち、セキュリティ条件を満たすもの(ストロークセットフィルタリング処理を通過したもの)である。また、二次元マップ表示用ストロークセット集合(集合A)は、ストロークセット集計処理(第14図)のステップS124で生成された集合である。また、注目ストロークセット集合(集合F)は、検索キーとして指定されたストロークセットであり、キーストロークセットに含まれる。
次に、集合A(二次元マップ表示用ストロークセット集合)に含まれるストロークセット情報24をユーザID242毎にまとめる(S152)。
次に、二次元マップの横軸を設定する(S153)。何を横軸にして二次元マップを表示するかは、ユーザが指定してもよいが、自動的に設定してもよい。例えば、二次元マップの横軸は時間にすることができる。また、二次元マップの横軸は当該文書の先頭からの文字数(又は、行数)にすることができる。
また、横軸は会議の開始時刻から終了時刻の全てを表示してもよく、会議時間の一部を抽出して表示してもよい。例えば、1枚の二次元マップに含まれるストロークセットの数が所定範囲の数になるように、自動的に横軸のスケールを設定してもよい。
さらに、横軸は会議の開始時刻から終了時刻の全てを表示し、ストロークセット表示344を強調して表示してもよい。例えば、会議時間が長い場合は、各ストロークセット表示344が細くなり、見にくくなる。このような場合はストロークセット表示344をデフォルメして表示する。より具体的には、所定の乗数Xを定め、ストロークセット表示344を常に幅をX倍して表示してもよい。また、ストロークセット表示344の幅が10ドット以下になる場合のみ10ドットに拡張して表示してもよい。
次に、集合K(キーストロークセット集合)に含まれるストロークセットを、二次元マップの最上段に表示する(S154)。
次に、二次元マップの縦軸を設定する(S155)。具体的には、集合Kに含まれるストロークセットと横軸方向が重複する度合いが大きい順(例えば、重複している時間が長い順)に、集合A内の所有ユーザIDを並べる。この重複判定は、一方が他方に含まれるような関係を重複と判定してもよい。二つのストロークセットの重複を判定する際は、各ストロークセットに所定の時間(例えば、前後30秒)の幅を加えた後に、重複を判定してもよい。
次に、第3ループを開始する(S156)。この第3ループでは、集合Aに含まれるストロークセットについて、ユーザID毎に処理をする。ここで、ユーザIDは、縦軸の設定(S155)においてキーストロークと近い順に整列化されている。まず、各ユーザID毎にストロークセットの集合を生成する。
そして、第3ループ内では、同じユーザIDのストロークセット集合に含まれる各ストロークセットを同じ段の対応するイベント進行位置に表示する(S157)。その後、次の段の表示に進み、次のユーザIDのストロークセットを処理する(S158)
そして、集合Aに含まれる全てのストロークセットについて、ユーザID毎に処理が終了すると、第3ループを終了する(S159)。
その後、注目ストロークセットに対応する位置を、二次元グラフ上で強調して表示する(S160)。
第17図は、本発明の実施の形態の統計グラフ表示処理のフローチャートであり、情報端末12で実行される。
まず、統計グラフ表示処理には、表示処理を実行するためのストロークセットの集合が設定される(S171)。具体的には、集合Kにキーストロークセット集合が、集合Aに統計グラフ表示用ストロークセット集合が、集合Fに注目ストロークセット集合が設定される。
キーストロークセット集合(集合K)は、指定した文書に含まれる全ストロークセットのうち、セキュリティ条件を満たすもの(ストロークセットフィルタリング処理を通過したもの)である。また、統計グラフ表示用ストロークセット集合(集合A)は、ストロークセット集計処理(第14図)のステップS125で生成された集合である。また、注目ストロークセット集合(集合F)は、検索キーとして指定されたストロークセットであり、キーストロークセットに含まれる。
次に、統計グラフの横軸を設定する(S172)。何を横軸にして統計グラフを表示するかは、ユーザが指定してもよいが、1枚の統計グラフに含まれるストロークセットの数に基づいて(1枚の統計グラフに含まれるストロークセットの数が所定数に近くなるように)、自動的に横軸を設定してもよい。また、横軸は二次元マップと等しくしてもよい。
例えば、統計グラフの横軸は時間にすることができる。また、統計グラフの横軸は当該文書の先頭からの文字数(又は、行数)にすることができる。
次に、集合Aに含まれる各ストロークセットを、設定した横軸で集計し、ヒストグラムを作成する(S173)。このとき、ヒストグラムのビン幅は適宜決定すればよい。例えば、ヒストグラムがなめらかに変化するようにビン幅を決定する。
次に、作成したヒストグラムを表示する(S174)。
その後、注目ストロークセットに対応する位置を、二次元グラフ上で強調して表示する(S175)。
第18図は、本発明の実施の形態の共起統計グラフ表示処理のフローチャートであり、情報端末12で実行される。
まず、共起統計グラフ表示処理には、表示処理を実行するためのストロークセットの集合が設定される(S181)。具体的には、集合Kにキーストロークセット集合が、集合Aに二次元マップ表示用ストロークセット集合が、集合Fに注目ストロークセット集合が設定される。
キーストロークセット集合(集合K)は、指定した文書に含まれる全ストロークセットのうち、セキュリティ条件を満たすもの(ストロークセットフィルタリング処理を通過したもの)である。また、二次元マップ表示用ストロークセット集合(集合A)は、ストロークセット集計処理(第14図)のステップS124で生成された集合である。また、注目ストロークセット集合(集合F)は、検索キーとして指定されたストロークセットであり、キーストロークセットに含まれる。
なお、共起統計グラフ表示処理では、所有ユーザが隠されていない情報のみを用いるので、公開制限情報の4桁目が”2”又は”1”であるストロークセットが含まれる二次元マップ表示用ストロークセット集合を用いる。
次に、共起統計グラフの横軸を設定する(S182)。何を横軸にして共起統計グラフを表示するかは、ユーザが指定してもよいが、1枚の共起統計グラフに含まれるストロークセットの数に基づいて(1枚の共起統計グラフに含まれるストロークセットの数が所定数に近くなるように)、自動的に横軸を設定してもよい。また、横軸は二次元マップと等しくしてもよい。
例えば、共起統計グラフの横軸は時間にすることができる。また、共起統計グラフの横軸は当該文書の先頭からの文字数(又は、行数)にすることができる。
次に、集合Aに含まれる各ストロークセットのうち、集合Fに含まれるストロークセットと重複するものだけを集める。この重複判定は、予め定めた所定の幅の範囲内で重複する関係も重複と判定してもよい。その後、集めたストロークセットを、設定した横軸で集計し、ヒストグラムを作成する(S183)。このとき、ヒストグラムのビン幅は適宜決定すればよい。例えば、ヒストグラムがなめらかに変化するようにビン幅を決定する。
次に、作成したヒストグラムを表示する(S184)。
その後、注目ストロークセットに対応する位置を、共起統計グラフ上で強調して表示する(S185)。
第19図は、本発明の実施の形態のセキュリティチェック処理のフローチャートであり、コンテンツサーバ11で実行される(第12図の1012、1014)。
まず、セキュリティチェック処理には、セキュリティチェックのためのパラメータが入力される(S191)。具体的には、書類または付加情報のセキュリティレベル、検索者ID及び出席者が、セキュリティチェック処理に与えられる。
セキュリティチェック処理に与えられるセキュリティレベルは、検索の結果、関連があるものとして特定された書類又は付加情報に設定されたセキュリティレベルである。また、検索者IDは検索者が書類管理システムにログインするために情報端末12に入力したユーザID271である。
また、出席者は、書類及び対象付加情報によってイベントID223を特定し、特定したイベント情報に含まれる出席者214Bである。
次に、検索者のユーザID271が出席者214Bに含まれるか否かを判定する(S192)。
判定の結果、検索者のユーザID271が出席者214Bに含まれていれば、検索者は出席者であると判定する。そして、セキュリティレベルSが出席者に公開可能なレベルであるか否かを判定する(S193)。
その結果、セキュリティレベルSが出席者に公開可能であれば、当該書類及び/又は付加情報は公開可能であると判定する(S194)。一方、セキュリティレベルSが出席者に公開不可能なレベルであれば、当該書類及び/又は付加情報は非公開であると判定する(S195)。
一方、検索者のユーザID271が出席者214Bに含まれていなければ、検索者は非出席者であると判定する。そして、セキュリティレベルSが非出席者に公開可能なレベルであるか否かを判定する(S196)。
判定の結果、セキュリティレベルSが非出席者に公開可能であれば、当該書類及び/又は付加情報は公開可能であると判定する(S197)。一方、セキュリティレベルSが非出席者に公開不可能なレベルであれば、当該書類及び/又は付加情報は非公開であると判定する(S198)。
このように、本実施の形態のセキュリティチェック処理(第19図)では、出席者と非出席者とで異なるセキュリティレベルを設定して、書類及び/又は付加情報の公開/非公開を制御することができる。
情報端末12で実行される以上の一連の処理は、図15のフローチャートに簡単にまとめることができる。以下、図15に沿って情報端末12での処理をあらためて説明する。
まず、二次元マップ表示処理には、イベントを特定する情報が入力される(S141)。具体的には、ユーザがデジタルペン14で、アノテーション(ストロークセット)の位置を選択する。すると、デジタルペン14は、指定された位置の絶対座標を求める。デジタルペン14は、ペンID及び求めた絶対座標及びペンIDを情報端末12に送信する。情報端末12は、デジタルペン14から絶対座標を取得すると、位置情報サーバ19に問い合わせて、前記広大な平面領域中の該紙面の位置(ドットパーターンID)と、当該紙面における座標(相対座標)とを取得する。
次に、情報端末12は、イベントIDを特定する(S142)。
具体的には、情報端末12は、位置情報サーバ19から取得したドットパーターンIDを、コンテンツサーバ11に送信する。コンテンツサーバ(書類管理プログラム115)は、情報端末12から送信されたドットパターンIDによって配付資料情報22を検索し、ドットパターンID221が一致する書類を特定する。そして、コンテンツサーバ11は、特定した書類に関連付けられたイベントID223を、情報端末12に送信する。
次に、イベント内の全ストロークセットを収集する(S143)。
具体的には、情報端末12は、特定したイベントIDを、コンテンツサーバ11に送信する。コンテンツサーバ(ペンデータ管理プログラム116)は、情報端末12から送信されたイベントIDによってストロークセット情報24を検索し、イベントID247が一致するストロークセットを特定する。そして、コンテンツサーバ11は、特定されたストロークセット情報を、情報端末12に送信する。
ここで、必要であれば、各ストロークセットの作成者が付与しているセキュリティレベルと検索者IDとを照らし合わせて、当該ストロークセットの作成者が公開を制限している情報については、情報が隠蔽、もしくは匿名化されて送信されることもある。常に不特定多数の検索者にストロークセット情報を公開しても構わないのであれば、上記のような処理は不要である。
なお、コンテンツサーバ11が、イベントIDの特定(S142)と、ストロークセットの収集(S143)をまとめて処理してもよい。すなわち、情報端末12は、位置情報サーバ19から取得したドットパーターンIDを送信すると、コンテンツサーバ11からストロークセットを得る。
さらに、コンテンツサーバ11が位置情報サーバ19へ問い合わせるようにしてもよい。すなわち、情報端末12は、デジタルペン14から取得した絶対座標を送信すると、コンテンツサーバ11からストロークセットを得る。
次に、情報端末12は、収集したストロークセット情報をユーザID242によって分類する(S144)。
次に、第2ループを開始する(S145)。この第2ループでは、分類されたストロークセットについて、ユーザID毎に処理をする。
そして、第2ループ内では、同じユーザIDのストロークセット集合に含まれる各ストロークセットを同じ段の対応するイベント進行位置に表示する(S146)。その後、次の段の表示に進み、次のユーザIDのストロークセットを処理する(S147)
そして、集合Aに含まれる全てのストロークセットについて、ユーザID毎に処理が終了すると、第2ループを終了する(S148)。
以上、図15では、デジタルペン14を用いてストロークセットを指定して、イベントを特定する方法について説明したが、他の方法によってイベントを特定することもできる。
第1の変形例として、ユーザが情報端末12の操作入力部124にストロークセットの選択操作を入力する方法がある。
例えば、ユーザは、情報端末12の表示画面の書類表示部(第2図の320)に書類を表示する。なお、この段階では、当該書類に関連するイベントは特定されていない。そして、情報端末の操作入力部(例えば、マウス)を操作して、書類表示部320に表示された書類上のアノテーション(ストロークセット)を選択する。
そして、情報端末12は、当該書類上の指定された位置(相対座標)及び書類IDを、コンテンツサーバ11に送信する。コンテンツサーバ(書類管理プログラム115)は、情報端末12から送信された書類IDによって配付資料情報22を検索し、書類ID220が一致する書類を特定する。そして、コンテンツサーバ11は、特定した書類に関連付けられたイベントID223を、情報端末12に送信する。
また、第2の変形例として、映像ファイル等を直接指定する方法もある。
例えば、ユーザは、情報端末12の表示画面のメディア表示部(第2図の300)にコンテンツを表示する。なお、この段階では、当該コンテンツに関連するイベントは特定されていない。そして、情報端末の操作入力部(例えば、キーボード)を操作して、メディア表示部300に表示されたコンテンツのファイル名を取得する。
そして、情報端末12は、取得したコンテンツのファイル名を、コンテンツサーバ11に送信する。コンテンツサーバ(イベント管理プログラム114)は、情報端末12から送信されたファイル名によってイベント情報21を検索し、ファイル名と付加情報217Bが一致するイベントを特定する。そして、コンテンツサーバ11は、特定したイベントの識別子(イベントID223)を、情報端末12に送信する。
なお、この段階では、キーストロークセットが選択されていないので、キーストロークセット及び書類は表示されない。
以上説明したように、本発明の実施の形態では、コンテンツサーバ11に、イベントに関連する付加情報(アノテーションを付与した時点の映像や音声等のコンテンツ)とへのリンクが設定されている書類に付与されたアノテーションを格納する。そして、特定の者が作成したアノテーションを指定して、関連する付加情報、アノテーションを検索して表示する。
これによって、会議などのイベントにおいて異なる者が作成したアノテーションを、アノテーションの作成時間及びアノテーションの作成者の2つの点から集計する。そして、集計結果を表示することによって、同じ観点を持った人を見つけることができる。
また、他の人が注目した箇所を見つけることができる。さらに、自分が注目している箇所と関連する別の箇所を見つけることができる。
また、各アノテーションには公開制限情報が設定されている。アノテーションには公開したくないものも多いため、公開制限を考慮してアノテーションを管理することができる。
すなわち、検索者は自分の権限で得られる情報しか検索できない。例えば、会議に参加しなかった人が、自分のペンで、会議に参加した人のノート上のアノテーションを指定しても、他の参加者に関する情報は検索できないように制限することができる。
また、アノテーションを所有者毎に分類し、イベントの進行順に表示するので、特定の者(例えば、自分)の手書きメモと、他人の手書きメモとの関係を、容易に把握することができる。特に、多くの人がアノテーションを付与していた箇所を知ることができる。さらに、指定したアノテーションと関連するアノテーションがわかる
特に、所有者毎に分類されたアノテーションをイベント中の時間順に表示するので、指定したアノテーションと同じ時刻にアノテーションを付与していた人を知ることができる。
また、所有者毎に分類されたアノテーションの配付資料中の位置に関連させて表示するので、自分と同じ位置にアノテーションを付与した人を知ることができる。
また、指定されたアノテーションと関連する(共起する)アノテーションを抽出して表示するので、指定されたアノテーションが生成された場面でアノテーションを作成した人は、別のどの場面でアノテーションを作成しているかを知ることができる。
本発明は、紙面上に記録された情報を電子データとを管理するシステムに有用であり、特に、文書管理システムに適している。

Claims (5)

  1. データを記憶するコンテンツサーバと、前記データを入出力する端末とを有する情報管理システムであって、
    前記コンテンツサーバは、書類データ及びストローク情報を記憶する記憶部を有し、
    前記書類データは、ユーザがイベントにおいて使用した紙に印刷された情報を含み、
    前記ストローク情報は、前記書類データに係る紙面上で特定された位置及び該位置が特定された時刻と、当該ストローク情報の公開制限情報を含み、
    前記公開制限情報は、当該ストローク情報の公開の際に、当該ストローク情報を作成した者を公開する、当該ストローク情報を作成した者を匿名で公開する、又は、当該ストローク情報を作成した者を公開しない、の3種類のうち、少なくとも一つを含み、
    前記コンテンツサーバは、
    前記公開制限情報が、当該ストローク情報を作成した者を公開しない、であれば、当該ストローク情報を作成した者の情報を隠蔽して前記端末に送信し、
    前記公開制限情報が、当該ストローク情報を作成した者を匿名で公開する、であれば、当該ストローク情報を作成した者の情報を匿名化して前記端末に送信し、
    前記公開制限情報が、当該ストローク情報を作成した者を公開する、であれば、当該ストローク情報を作成した者の情報を、そのまま前記端末に送信し、
    前記端末は、
    前記イベントを特定可能な情報に基づいて、当該イベントに関連して作成されたストローク情報を、前記コンテンツサーバから取得し、前記取得したストローク情報を作成したユーザ毎に、前記ストローク情報を分類し、前記分類されたストローク情報に基づいて、 全てのユーザによるストローク情報の記入時間を集計したヒストグラムと、前記公開制限情報が、当該ストローク情報を作成した者を公開する、であるユーザによるストローク情報の記入時間を集計したヒストグラムと、を選択可能に表示することを特徴とする情報管理システム。
  2. 請求項1に記載の情報管理システムであって、前記公開制限情報は、設定されたセキュリティレベルに基づいて定められることを特徴とする情報管理システム。
  3. 請求項1に記載の情報管理システムであって、前記公開制限情報は、出席者に対する公開制限情報と、非出席者に対する公開制限情報とを含むことを特徴とする情報管理システム。
  4. 請求項1に記載の情報管理システムであって、前記公開制限情報は、さらに、前記書類データに係る紙面上で特定された位置情報、該位置が特定された時刻、当該ストローク自体の情報のいずれか一つ以上の公開を制限する情報であることを特徴とする情報管理システム。
  5. 請求項4に記載の情報管理システムであって、前記ストローク自体の情報は、ストローク数、ストロークを構成する相対座標の数、ストロークを構成する相対座標の識別子のいずれかの情報を含むことを特徴とする情報管理システム。
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