JPWO2006070725A1 - 軸封装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、軸封装置の部品を材料別に製造して組み立て可能にし、部品のコストを低減できると共に、部品を材料別に分解できるようにし、材料の再利用を可能にすることにある。そして、軸封装置(1)は、ハウジング(60)の孔形成面と密封に嵌合可能な嵌着部(4)と、嵌着部(4)の被密封流体(L)と反対側の側面から被密封流体(L)側へ形成された嵌合凹部(4B)と、嵌着部(4)の内周に設けられた環状のシールリップ(3)と、シールリップ(3)の内周に有するシール面(3A1)とを備えるゴム状弾性材のシール部(2)お よび嵌着部(4)の嵌合凹部(4B)に着脱自在に嵌着する補強部(5)と、シ ールリップ(3)の背面を支持する支持部(5B)とを備える補強環(5)を具備し、シール面(3A1)と密接して摺動可能な摺動シール面(10D)と、摺動シール面(10D)のシール面(3A1)側の一端部にシールリップ(3)と係止可能な第1ストッパー(10A)と、摺動シール面(10D)の一端部と反対側の他端部に支持部(5B)と係止可能な第2ストッパー(10B)と、回転軸(50)に密封に嵌着する密接嵌着面(15)とを有する金属または樹脂材製のシールスリーブ(10)を有するものである。

Description

本発明は、ハウジングの孔に装着された回転軸と、そのハウジングの孔形成面との間隙に存在する被密封流体を密封に遮断する軸封装置に係る。特に、ゴム状弾性材製のシール部と、そのシール部を補強する補強環との組み合わせを着脱自在に構成し、材質別の部品ごとに組み立て可能にすると共に、材質別の部品ごとに分解が可能にして材質の再利用を可能にし、且つ材質の機能を発揮させる軸封装置に関する。
背景技術
本発明の軸封装置に係わる先行する技術として、種々の軸封装置が存在する。このような軸封装置は、例えば、自動車のウォータポンプなどの回転軸の周りをシールするために用いられる。このウォータポンプなどの作動流体は、回転軸の周りの孔内で高圧の被密封流体として作用する。そして、この被密封流体には、不純物が含まれる。特に、不純物はシール面に付着すると、付着した不純物により回転軸が摩耗する。この回転軸は装置に取り付けられているので、交換することがコストの面から容易ではない。その上、被密封流体が高圧であると、回転軸の周りで被密封流体をシールするシールリップは、高圧によって回転軸の周面に押しつけられる。そして、ゴム材製のシールリップや、樹脂材製のシールリップが回転軸と密接しながら被密封流体の圧力により押圧されると、回転軸とシールリップの摺動するシール面が摩耗することになる。このような軸封装置は、すべて、金属製の補強環とゴム材製のシールリップとが一体に焼き付けられている。このため、摩耗した軸封装置の構成部品を再利用するために、構成部品を材料別に分別しようとしても、補強環とシールリップとが一体に焼き付けられているために、材料ごとに分解することが困難になり、再利用を困難にしている。
このような軸封装置で、本発明に類似する具体的な形の軸封装置は、図4に示すように形成されている〔例えば、特開2003−120823号公報(図7)を参照〕。図4は、この軸封装置の片側の断面図である。この軸封装置は、第1シール部100と第2シール部110の組み合わせから構成されている。第1シール部100は、外周が円筒状のゴム材製の嵌着部102に形成されている。この嵌着部102には、断面がL型の補強環106を埋設して一体に結合している。この嵌着部102は補強環106に補強されてハウジング160の孔160Bに設けられた段付孔160Aに嵌着する。また、嵌着部102から内方へゴム材製の第1シールリップ101が形成されている。この第1シールリップ101は、付根部103が補強環106の一端部に支持されている。さらに、第1シールリップ101の先端部104の内周は密封面104Aに形成されている。密封面104Aは、外周からガータスプリング105により締め付けられている。なお、嵌着部102の大気A側の側面には、突出したシール凸部102Aが設けられている。
第1シール部100の大気A側に配置された第2シール部110には、樹脂材製の第2シールリップ117が設けられている。この第2シールリップ117の内周には、円筒状をしたリップ部117Aが形成されている。また、このリップ部117Aの内周面は、回転軸150と嵌合する円周シール面117Bに形成されている。第2シールリップ117の第1シールリップ101側には、ステンレス板のバックアップリング130が配置されている。バックアップリング130は、内周に回転軸150と間隙を設けて嵌合する支持面130Aが設けられている。このバックアップリング130により被密封流体Lがゴム材質を透過しないように防止するものである。同時に、バックアップリング130は、第1シールリップ101の大気A側の背面を支持している。また、第2シールリップ117の大気A側には、鋼板製の押え具119を設けて第2シールリップ117を支持している。そして、バックアップリング130と第2シールリップ117と押え具119との外周部は、鋼板製の保持環111により強固に固定されている。
このように構成された第1シール部100と第2シール部110はシール凸部102Aを密接させて軸方向に並列に配列されている。これらの第1シールリップ101、第2シールリップ117およびバックアップリング130が被密封流体Lの圧力により回転軸113に圧接されると、この圧接面と回転軸150とが急速に摩耗する恐れがある。さらに、第1シール部100は、嵌着部102に補強環106が埋設しているから、摩耗して使用不可能になった後に、部品または材料を再利用するために、ゴムの嵌着部102と金属の補強環106とを分離して各材料を分別できるようしなければならないが、この両部品は焼き付けられているために、分離が困難である。さらに、第2シール部110も鋼板製の保持環111によりステンレス材製のバックアップリング130と樹脂材製の第2シールリップ117と鋼板製の押え具119が固定されているので、再利用するために、この第2シール部110も保持環111を壊して各材料別に分離しなければならない。この作業が困難になる。さらに、第1シール部100と第2シール部110とは、シール凸部102Aを密接させて結合している。このため、第1シールリップ100と第2シールリップ110は、別部品であるために、組み立て時に、両部品の組み立てる数が同数に揃わないこともあるので、不足しないように管理しなければならない。しかし、この部品管理は、組み立て時に、両部品がバラバラになっているために、困難になる。
本発明は、上述のような問題点に鑑み成されたものであって、その発明が解決しようとする技術的課題は、軸封装置の部品を単一材質別に加工できるようにして加工コストを低減すると共に、使用済み軸封装置は部品を材質別に分離して材料の再利用を可能にすることにある。また、軸封装置の組み立て部品は、組み立て後に分離しないようにすることにある。さらに、被密封流体に含まれる不純物や、摩擦熱により反応して固形化する物質により、回転軸とシールリップとの相対摺動する摺動面の摩耗を防止することにある。そして、軸封装置のシール能力を向上させることにある。
本発明は、上述のような技術的課題を解決するために成されたものであって、その技術的解決手段は以下のように構成されている。
本発明に係わる軸封装置は、ハウジングの孔形成面と回転軸との間の被密封流体をシールする軸封装置であって、ハウジングの孔形成面と密封に嵌合可能な嵌着面を有する嵌着部と、嵌着部の被密封流体と反対側の側面から被密封流体側へ溝に形成されて環状を成す嵌合凹部と、嵌着部の内周に一体に設けられた環状のシールリップと、シールリップの内周に有して被密封流体を密封するシール面とを備えるゴム状弾性材のシール部および嵌着部の嵌合凹部に着脱自在に嵌着して嵌着部を補強する補強部と、シールリップの背面を支持する支持部とを備える補強環を具備し、
シール部のシール面と密接して摺動可能な摺動シール面と、摺動シール面のシール面側の一端部にシールリップと係止可能な第1ストッパーと、摺動シール面の一端部と反対側の他端部に支持部と係止可能な第2ストッパーと、回転軸に密封に嵌着する密接嵌着面とを有する金属または樹脂材製のシールスリーブを有するものである。
この本発明に係る軸封装置では、ゴム状弾性材製の嵌着部の被密封流体と反対側の側面から被密封流体側へ溝に形成されて環状を成す嵌合凹部を有するシール部と、この嵌着部の嵌合凹部(嵌合溝とも言う)に着脱自在に嵌着して嵌着部を補強する補強部を有すると共に、シールリップの背面を支持する支持部を有する補強環を具備するので、軸封装置を使用済みで廃却するときには、ゴム材のシール部と金属材製の補強環とを容易に分離できる。このため、軸封装置は、ゴムと金属とを材質別に分け再加工して利用することが可能になる効果を奏する。また、この組み立て可能な軸封装置は、ゴムと金属とを別々に製作するので、従来の軸封装置における補強環の洗浄工程、接着処理工程をなくし、さらには、接着の良い安価なゴム材料を選択可能にして各種のコストが大きく低減できる効果を奏する。
さらに、摺動シール面の軸方向の一端部にシールリップと係止可能な第1ストッパーと、この摺動シール面の軸方向の他端部に支持部と係止可能な第2ストッパーとを有して回転軸に密封に嵌着可能な密接嵌着面を有するシールスリーブを有するので、シール部と補強環とを組み立てた後にシールスリーブによりシール部と補強環とが離脱しないように保持することができる。このために、軸封装置の組み立て部品が組み立てられた状態に保持されているので、従来のように、部品が不足して組み立てられなくなる不具合を防止できる。さらに、シールリップのシール面は回転軸に嵌着したシールスリーブの摺動シール面と摺動するので、高価で且つ交換が困難な回転軸の摺動面の摩耗を防止することができる。また、摺動シール面はシールスリーブに設けてあるので、面積の小さい摺動シール面をシール面に密接するように精密に加工できるから、摺動シール面とシール面との摩耗を防止してシール能力が向上する効果を奏する。
図1は、本発明の第1実施例に係わる軸封装置の片側の断面図である。 図2は、図1の軸封装置における第1シールリップおよび第2シールリップがシールスリーブと嵌合する前の自由な形状の状態を示す片側の断面図である。 図3は、本発明の第2実施例に係わる軸封装置の片側の断面図である。 図4は、本発明に先行する技術を示す軸封装置の片側の断面図である。
以下、本発明に係わる実施の形態の軸封装置を図面に基づいて詳述する。尚、以下に説明する各図面は、寸法関係が正確な形の図である。
実施例1
先ず、本発明に係わる軸封装置1の第1実施例を説明する。図1は、軸封装置1の片側の断面図である。この図1において、回転軸50は、ハウジング60に設けられた軸受用孔の孔形成面(孔とも言う)61に装着される。この回転軸50に嵌着されるシールスリーブ10は、ステンレス鋼板を円筒状に形成する。そして、このシールスリーブ10の両端を外方に曲げる。この曲げられた一端部の第1ストッパー10Aは、端部から断面がL形状になるように曲げて環状リップ3Aが囲まれるように円筒部10Eの端部側の一部を含めて断面をU形状にする。つまり、第1ストッパー10Aには、円筒部10Eの一端部から環状リップ部3Aの第1シール面3A1を囲むようにして外部A側に向かう円筒状の仕切部10A1に形成する。そして、仕切部10A1の端には係止部10Hを設けると良い。
また、他端部の第2ストッパー10Bは、断面を円弧状に形成する。この第2ストッパー10Bはシール部2とシールスリーブ10とを組み立てた後に、補強環5の内周端部5Hの内径よりやや大きな寸法にした円弧状に曲げる。この第2ストッパー10Bは、第2ストッパー10Bの周方向に沿って等配に複数のスリット加工をして曲げやすくすることもできる。このために、シール部2に補強環5を組み合わせた後に、簡単に、他端部を曲げて第2ストッカーを形成することが可能になる。このシールスリーブ10の円筒部10Eの内周嵌合面10Cには、薄い円筒状のシールリング11を全面に嵌合すると良い。この円筒状のシールリング11の両端部は断面が三角状を成すように厚肉部にしてシールスリーブ10の内周嵌合面10Cを回転軸50に接合する。このシールリング11の両端の厚肉部は回転軸50とシールスリーブ10との間に着脱自在に介在した嵌合状態でも抜け防止になる。または、シールリング11を内周嵌合面10Cに剥離可能に貼り付けることもできる。そして、シールリング11の内周面は回転軸50と嵌合する密接嵌合面15に形成する。この密接嵌合面15により回転軸50と内周嵌合面10Cとの嵌合間から被密封流体Lが外部Aへ漏洩しないようにシールする。なお、内周嵌合面10Cは、シールリング11を設けることなく、直接に回転軸50と嵌着した密接嵌合面15に構成することができる。特に、シールスリーブ10が樹脂材製の場合には、シールスリーブ10の内周嵌合面10Cを密接嵌合面15に構成して回転軸50と直接に嵌合し、シールスリーブ10と回転軸50との嵌合間をシールすることが可能になる。又シールスリーブ10が、この樹脂と類似する材質であれば内周嵌合面10Cを密接嵌合面15に構成できる。
シールスリーブ10の円筒部10Eの外周は、摺動シール面10Dに形成する。この摺動シール面10Dは、圧延された鋼板の状態でも、滑らかに形成されているから、シール面3A1との摩擦係数を小さくして摺動することができる。また、摺動シール面10Dは、シールスリーブ10の外周面に設けられて軸方向の長さが短いから、研磨加工しても加工コストが低減できる。さらに、金属製のシールスリーブ10の外周面に4フッ化エチレン樹脂またはゴムを被覆してその外周を摺動シール面10Dに形成することもできる。このシールスリーブ10の材質は、ステンレス鋼の外に、鋼、真鍮、樹脂、例えばアセタール、ポリアミドと補強材を含有した複合材、等から製作することもできる。
シール部2は、ゴム材製の嵌着部4と第1シールリップ3とを一体に成形する。この嵌着部4は、円筒状に形成する。嵌着部4は、外周面をハウジング60の孔形成面61と嵌合する嵌着面14に形成するとともに、嵌着面14にはシール凸部4Aを設けて孔形成面61と密接させて被密封流体Lをシールする。また、嵌着部4の被密封流体Lと反対側の側面には嵌着部4の内部を軸方向に沿って深く入り込む溝状の嵌合凹部(環状溝)4Bを形成する。さらに、嵌着部4の内周側には、一体に第1シールリップ3を形成する。第1シールリップ3は、鍔状を成して被密封流体L側へ傾斜した状態に曲げられている。そして、第1シールリップ3の先端側は、環状リップ部3Aに形成する。この環状リップ部3Aには、シールスリーブ10の摺動シール面10Dと密接して摺動可能に嵌合する第1シール面3A1を形成する。この第1シール面3A1は、断面が尖った角状を成してシールスリーブ10の摺動シール面10Dと小さな面状に密接して被密封流体Lをシールする。また、第1シールリップ3における付根部の被密封流体L側には支持面3Bを設ける。さらに、嵌着部4は、ゴム状弾製材を補強するために、嵌着部4に補強環5を並列に接合して組み合わせる。
この嵌着部4は、ハウジングへ嵌着した後に弾性変形して離脱しないようにするために、補強環5の補強部5Aを介して補強する。また、補強環5の支持部5Bにより第1シールリップ3を被密封流体Lの圧力に対して支持する。つまり、この補強環5は孔付有底円筒状に形成して円筒状の補強部5Aと孔付有底状の支持部5Bとに形成する。そして、補強環5の補強部5Aを嵌合凹部4Bに着脱自在に嵌着する。また、支持部5Bは、後述する第2シールリップ6の背面に接合して第1シールリップ3と第2シールリップ6を支持する。さらに、嵌着部4の内周には、第1シールリップ3と並列に配列された樹脂材製の第2シールリップ6を設ける。この第2シールリップ6は断面が湾曲状のL形状を成して内周に筒状リップ部6Aを形成する。この筒状リップ部6Aは摺動シール面10Dと密接に嵌合してシールスリーブ10と第2シールリップ6が組み合わされている。この第2シールリップ6における外周側の付根部6Bは、第1シールリップ3の付根部の背面3Cに接合して支持環7の押部7Aと支持部5Bとにより狭持して固定する。この筒状リップ部6Aの内周は、シールスリーブ10の摺動シール面10Dと密接して被密封流体Lをシールする第2シール面6A1に形成する。又、シール部2には、第2シールリップ6を取り付けることなく、補強環5と組み合わせて軸封装置1に構成できる。そして、軸封装置1のシール能力を発揮させることもできる。さらに、第2シールリップ6をシール部2と補強環5との間に狭持して配列した構成を軸封装置1とすることもできる。なお、シール部2は支持環7を設けることなく保持することもできる。
金属製の支持環7は、円筒部7Cの一端に内径側へ曲げたフランジ状の押部7Aと、他端にフランジ部7Bとを形成する。そして、補強環5の支持部5Bを第2シールリップ6の付根部6Bの背面に接合して支持するとともに、支持環7の押部7Aを第1シールリップ3の支持面3Bに当接して第1シールリップ3と第2シールリップ6とを狭持し、それらの部品を一体に組み立てると良い。また、支持環7の内周面7C1は、第1ストッパー10Aの仕切部10A1と小さな間隙で遊嵌合する。また、仕切部10A1の係止部10Hと支持部7の押部7Aの対向面とも近接して小さな間隙に形成する。また、回転軸50に着脱自在に嵌着した別部品のシールスリーブ10は、摩耗すれば簡単に交換することが可能になる。この安価で交換可能なシールスリーブ10は、支持部5Bの内周端部5Hを回転軸50に嵌着したシールスリーブ10に近接させることができるので、被密封流体Lの圧力を受けたとき、第1シールリップ3における環状リップ部3Aの背面側および第2シールリップ6の筒状リップ部6Aの背面側を被密封流体Lの圧力に対して効果的に支持することが可能になる。その結果、第1シール面3A1および第2シール面6A1が、被密封流体による摺動シール面10Cに圧接されるのを効果的に防止し、第1シール面3A1および第2シール面6A1の摩耗を防止できる。さらに、第1シール面3A1および第2シール面6A1のシール能力も発揮させることができる。なお、この支持環7と補強環5は、鋼、ステンレス鋼、真鍮、アルミニウム、樹脂等の材質で製作する。
以上のように、軸封装置1は、ゴム材質のシール部2と、金属又は硬質な樹脂材製の補強環5および支持環7と、樹脂材製の第2シールリップ6と多種類の材質から構成する。そして、第1シールリップ3と第2シールリップ6は自由状態の形状が、図2に示すように形成されている。つまり、第1シールリップ3の第1シール面3A1の内径と、第2シールリップ6の第2シール面6A1の内径は、シールスリーブ10の摺動シール面10Dの外径よりやや小径に形成されている。そして、第1シールリップ3と第2シールリップ6をシールスリーブ10に嵌合すると、第1シールリップ3と第2シールリップ6は、図1に示すように弾性変形して嵌合する。このため、第1シールリップ3および第2シールリップ6とシールスリーブ10とは、第1シールリップ3と第2シールリップ6の弾性力による接合により嵌合状態を維持することができる。
この軸封装置1は、ハウジング60の孔形成面61に嵌合して取り付ける。また、スナップリング65により軸封装置1が孔形成面61から離脱しないように係止する。そして、第1シールリップ3と第2シールリップ6とは、シールスリーブ10の摺動シール面10Dに対して第1シール面3A1と第2シール面6A1とを 密接状態に嵌合して組み立てる。このために、第1シールリップ3と第2シールリップ3は、シールスリーブ10の摺動シール面10Dと密接に嵌合した摩擦力によって結合する。たとえ、外力を受けたシールスリーブ10が、第1シールリップ3と第2シールリップ6から離脱しようとしても、第1ストッパー10Aの仕切部10A1の係止部10Hが支持環7の押部7Aに当接する。または、第1シールリップ3の支持面3Bに当接する。また、他方では、第2ストッパー10Bが支持部5Bの内周端部5Hに当接する。このため、シールスリーブ10が第1シールリップ3と第2シールリップ6から離脱するのが防止できる。また、軸封装置1は第1シールリップ3と第2シールリップ6とをシールスリーブ10に組み立てた状態で保管することが可能になる。そして、軸封装置1を装置や設備に組み立てるときに、両部品は組み立てられているから、組み合わせる一方の部品を組み立てるときに他方の部品が不足するような問題も解決できる。
また、シールスリーブ10の摺動シール面10Dは、圧延した鋼板の状態で滑らかに形成されているから、また、樹脂を成形した状態で滑らかに形成されているから、摺動シール面10Dの加工が不要である。さらに、シールスリーブ10の外周面にフッ素樹脂等をコーテングすることにより、コーテング皮膜を摺動シール面10Dに形成して摩擦係数を小さくすることが可能になる。さらに、環状リップ部3Aの第1シール面3A1は、第1ストッパー10Aによりかこまれてカバーされているから、他の部品に当接して損傷するような問題が防止できる。
さらに、第1シール面3A1と第2シール面10A1は、長時間使用すれば摩耗する。そして、新しい軸封装置1と交換しなければならなくなる。このときは、先ず、スナップリング65をハウジング60から取り外す。次に、軸封装置1をハウジング60から取り外す。この状態で、シールスリーブ10の第2ストッパー10Bを補強環5の内径からはずせるように元に曲げもどして筒状にする。この第2ストッパーは、周方向に沿って等配に複数のスリットが加工してあるから、または、円弧面が小さく曲げられているから、簡単に曲げられる。
そして、この軸封装置1から、シールスリーブ10を抜き取る。さらに、軸封装置1から支持環7を軸方向に抜き出す。また、補強環5を嵌着部4の嵌合凹部4Bから抜き出すと、軸封装置1の各部品は分解される。そして、金属部品とゴム部品と樹脂部品とに分類すれば、各部品または各材料を再生産すれば再利用が可能になる。
実施例2
次に、本発明に係わる第2実施例の軸封装置1について説明する。図3は、第2実施例に係る軸封装置1の片側の断面図である。図3において、図1と相違する点は、支持環7の押部7AをL型に延ばして環状リップ部3Aが外径方向へ拡張しないように支持している。この押部7Aの端面を歯形に形成してゴムまたは樹脂材の止めリング8を着脱可能に接合する。この止めリング8は仕切部10A1の内周面10Mと軽く接合して被密封流体中に含まれる不純物が第1シール面3A1側へ侵入しないようにすることができる。また、止めリング8により内周面10Mが回転中に振れないように支持する。また、シールスリーブ10の内周嵌合面10Cの両端側にシールリング11,11を設けて回転軸50と内周嵌合面10Cとの間をシールする。このシールリング11,11は、軸封装置1が使用済みで、廃却するときに、シールスリーブ10から材料別に分離しやすいようにシールスリーブ10の両側の第1ストッパー10Aと第2ストッパー10Bに図示省略の複数の止め孔を利用して接着したものである。第2実施例におけるその他の構成は、図1の符号と同じ部品は、図1とほぼ同様な部品である。
次に、本発明に係わる各実施態様の発明について説明する。
本発明に係わる第2実施態様の発明の軸封装置は、シール部にはシールリップの内周に断面を先細りにした角状の第1シール面を有してシールスリーブの摺動シール面と密接する第1シールリップを有するとともにと、シール部の背面に並列に配置されて摺動シール面と密接する筒状の第2シール面を設けた樹脂材製の第2シールリップを有し、第1ストッパーの外径は摺動シール面の外径よりも大径に形成されているとともに第2ストッパーの外径は摺動シール面の外径よりも大径に形成されているものである。
この第2実施態様の発明の軸封装置によれば、内周に断面を先細りにした角状の第1シール面を有して第1シール面がシールスリーブの摺動シール面と密接するゴム状弾性材製の第1シールリップと、摺動シール面と密接する筒状の第2シール面を有する樹脂材製の第2シールリップとを有するから、第1シール面と第2シール面が他の部品に当接して傷つけられるのを防止できる。そして、第1シール面と第2シール面のシール能力を発揮させることができる。また、第1シール面と第2シール面がシールスリーブの摺動シール面に嵌着しているので、軸封装置を一体化できると共に、第1ストッパーと第2ストッパーにより各部品が離脱するのを防止し、分解と組み立てが容易な軸封装置を得ることが可能になる効果を奏する。
本発明に係わる第3実施態様の発明の軸封装置は、第1ストッパーがL形状に形成されてシール面を囲むとともに一端に係止部を有し、且つ係止部がシールリップの付根部と対向してシールスリーブが移動するときに係止するものである。
この第3実施態様の発明の軸封装置によれば、第1ストッパーは摺動シール面10Dの端からL形状に形成されているとともに、一端に係止部を有し、係止部がシールリップの付根部と対向してシールスリーブが移動するときに係止するものであるから、分解可能な嵌着部と補強環とを組み合わせて保持することが可能になる。しかも、係止部と付根部とが係止できるので、シール面を保護してシール能力を発揮させると共に、第1ストッパーによりシール部との離脱を確実に防止できる。
本発明に係わる第4実施態様の発明の軸封装置は、嵌着部の被密封流体側に嵌合する筒状部を有する支持環を具備し、支持環にはシールリップの付根部に接合する押部を有すると共に、押部が第1ストッパーの係止部と対向に配置されているものである。
この第4実施態様の発明の軸封装置によれば、シール部の被密封流体側には嵌着部の内周面に嵌合する筒状部を有するとともに、シールリップの付根部に接合する押部を有し、押部が第1ストッパーの係止部と対向する形に形成された支持環を備えているものであるから、支持環により嵌着部と、嵌着部に挿入された補強部とを一体に保持すると共に、第1ストッパーの係止部が押部に係止してシールスリーブが離脱するのを防止する。同時に、シールスリーブの第1ストッパーがシールリップのシール面側を保護してシール能力を発揮させる効果を奏する。
産業上の利用可能性
以上のように、本発明に係わる軸封装置は、材質別に組み立て可能にし、しかも、材質別に分解できるようにして部品の再利用を可能にした有用な軸封装置である。また、部品を材質別に製造可能にして製造コストを低減できる軸封装置として有用である。さらに、回転軸の外周面の研磨加工を不要にし、しかも、シールリップのシール面の損傷を防止する軸封装置としても有用である。また、シール面と摺動する回転軸の相対摺動面の摩耗を防止して回転軸の交換コストを低減した軸封装置としても有用である。
















Claims (4)

  1. ハウジングの孔と回転軸との間の被密封流体をシールする軸封装置であって、 前記ハウジングの孔形成面と密封に嵌合可能な嵌着面を有する嵌着部と、
    前記嵌着部の前記被密封流体と反対側の側面から前記被密封流体側へ溝に形成されると共に環状を成す嵌合凹部と、
    前記嵌着部の内周に一体に設けられた環状のシールリップと、
    前記シールリップの内周に有して被密封流体を密封するシール面とを備えるゴム状弾性材のシール部および
    前記嵌着部の嵌合凹部に着脱自在に嵌着して前記嵌着部を補強する補強部と、
    前記シールリップの背面を支持する支持部とを備える補強環を具備し、
    前記シール部の前記シール面と密接して摺動可能な摺動シール面と、
    前記摺動シール面の前記シール面側の一端部に前記シールリップと係止可能な第1ストッパーと、記摺動シール面の前記一端部と反対側の他端部に前記支持部と係止可能な第2ストッパーと、前記回転軸に密封に嵌着する密接嵌着面とを有する金属または樹脂材製のシールスリーブを有することを特徴とする軸封装置。
  2. 前記シール部にはシールリップの内周に断面を先細りにした角状の第1シール面を有して前記シールスリーブの摺動シール面と密接する第1シールリップを有するとともにと、前記シール部の背面に並列に配置されて前記摺動シール面と密接する筒状の第2シール面を有する樹脂材製の第2シールリップを有し、前記第1ストッパーの外径は前記摺動シール面の外径よりも大径に形成されているとともに前記第2ストッパーの外径は前記摺動シール面の外径よりも大径に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の軸封装置。
  3. 前記第1ストッパーはL形状に形成されて前記シールリップの前記シール面側を囲むと共に一端に係止部を有し、且つ前記係止部が前記シールリップの付根部と対向して前記シールスリーブが移動するときに係止することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の軸封装置。
  4. 前記嵌着部の内周面の前記被密封流体側に嵌合する筒状部を有する支持環を備え、前記支持環には前記シールリップの付根部に接合する押部を有し、且つ前記押部が前記第1ストッパーの前記係止部と対向に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の軸封装置。

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