JP4773654B2 - インジェクションパイプシール - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シリンダーヘッドのヘッドカバーに設けられた挿通孔と、この挿通孔に挿通されるインジェクションパイプとの間の隙間をシールするインジェクションパイプシールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のインジェクションパイプシールとしては、たとえば、図6に示すものがあった。図6は従来技術に係るインジェクションパイプシールの装着状態を示す模式的断面図である。
【0003】
図示のように、インジェクションパイプシール100は、シリンダーヘッドのヘッドカバー50に設けられた挿通孔51と、この挿通孔51に挿通されるインジェクションパイプ60との間の隙間をシールするものである。
【0004】
ヘッドカバー50に設けられる挿通孔51の周囲には、インジェクションパイプシール100を嵌着するために、円筒部52と、その端部に設けられる内向きフランジ53が設けられている。
【0005】
そして、インジェクションパイプシール100は、挿通孔51の内周に相当する円筒部52の内周面に嵌着されつつ、この内周面をシールする嵌着部101を備えている。この嵌着部101の軸方向端面は内向きフランジ53の内面に当接される。
【0006】
また、インジェクションパイプシール100は、インジェクションパイプ60の外周面に追随自在に設けられつつ、この外周面をシールするシールリップ102を備えている。
【0007】
このシールリップ102は、断面が略U字状に湾曲した形状であり、図示の例ではインジェクションパイプ60をヘッドカバー50の内部から外部に向けて装着する構成であるため、シールリップ102の先端もヘッドカバー50の内部から外部に向けて伸びた状態で、インジェクションパイプ60の外周面に密着している。
【0008】
このような構成により、シリンダーヘッドのヘッドカバー50に設けられた挿通孔51と、この挿通孔51に挿通されるインジェクションパイプ60との間の隙間をシールして、外部へのオイル漏れを防止すると共に、インジェクションパイプ60が偏心した場合でもシール性を確保していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来技術の場合には、下記のような問題が生じていた。
【0010】
上述した従来技術に係るインジェクションパイプシール100の場合には、ヘッドカバー50の円筒部52内に侵入したダストが、略U字状に湾曲したシールリップ102内に溜まってしまう。
【0011】
特に、泥水が侵入してきて、略U字状に湾曲したシールリップ102内に溜まると、固まって詰まってしまう場合があり、追随性を低下させてしまうおそれがある。これにより、インジェクションパイプ60が偏心した場合におけるシール性を低下させるおそれがあった。
【0012】
本発明は上記の従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、安定したシール性の確保を図ったインジェクションパイプシールを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明にあっては、インジェクションパイプとヘッドカバーに設けられたインジェクションパイプ用の挿通孔との間の隙間をシールするインジェクションパイプシールにおいて、前記挿通孔の内周面に嵌着されつつ、該挿通孔の内周面のシールを行う第1嵌着部と、前記インジェクションパイプの外周面に追随自在に設けられつつ、該インジェクションパイプの外周面をシールするシールリップと、を有する第1シール部材と、前記第1嵌着部の内周面に嵌着されつつ、該第1嵌着部の内周面のシールを行う第2嵌着部と、前記インジェクションパイプの外周面をシールするダストリップと、を有する第2シール部材と、を備えるインジェクションパイプシールであって、前記第1シール部材に設けられた第1嵌着部には、軸方向の一端側で外部に露出した第1金属環が備えられており、前記第2シール部材に設けられた第2嵌着部には、軸方向の一端側から径方向に伸びた部分における軸方向の他端側の面が前記第1金属環の露出部分に当接する第2金属環が備えられると共に、前記第1嵌着部の内周面には嵌合凸部が設けられ、前記第2嵌着部の外周面には、該嵌合凸部に嵌合する嵌合凹部と、該嵌合凹部よりも前記他端側に、軸方向に向かって同径となる部分と、が設けられていることを特徴とする。
【0014】
従って、第1シール部材により、インジェクションパイプが偏心した場合でもシール性を発揮する。また、第2シール部材によりダストの侵入を防止するので、第1シール部材によるシール性を低下させない。さらに、第1シール部材と第2シール部材は嵌着される構成であるので、一つのシールとして取り扱うことができる。また、第1金属環と第2金属環が当接するように構成されているので、第1シール部材と第2シール部材の位置関係を精度良く決めることができる。
【0015】
前記シールリップ及びダストリップは、いずれもヘッドカバーの内部側から外部側に向かって伸びた状態で、前記インジェクションパイプの外周面に密着されるとよい。
【0016】
これにより、インジェクションパイプシールをヘッドカバーに装着した状態で、インジェクションパイプをヘッドカバーの内部から外部に向けて挿通させた場合には、シールリップ及びダストリップのいずれも安定した状態でインジェクションパイプに密着させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0020】
(第1の実施の形態)
図1〜図4を参照して、本発明の第1の実施の形態に係るインジェクションパイプシールについて説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係るインジェクションパイプシールの装着状態を示す模式的断面図である。図2は本発明の第1の実施の形態に係るインジェクションパイプシールの模式的断面図である。図3は本発明の第1の実施の形態に係るインジェクションパイプシールを構成する部材(第1シール部材)の模式的断面図である。図4は本発明の第1の実施の形態に係るインジェクションパイプシールを構成する部材(第2シール部材)の模式的断面図である。
【0021】
図示のように、インジェクションパイプシール10は、シリンダーヘッドのヘッドカバー50に設けられた挿通孔51と、この挿通孔51に挿通されるインジェクションパイプ60との間の隙間をシールするものである。
【0022】
ヘッドカバー50に設けられる挿通孔51の周囲には、インジェクションパイプシール10を嵌着するために、円筒部52と、円筒部52の端部に設けられる内向きフランジ53が設けられている。
【0023】
そして、インジェクションパイプシール10は、概略、第1シール部材20と、この第1シール部材20に嵌着される第2シール部材30と、から構成される。
【0024】
ここで、第1シール部材20は、概略、挿通孔51の内周面に嵌着するための第1嵌着部22と、第1嵌着部22を補強するための第1金属環21と、インジェクションパイプ60の外周面をシールするためのシールリップ23と、を備える。
【0025】
第1嵌着部22は、その外周面22aが、挿通孔51の内周面に相当する円筒部52の内周面に嵌着されつつ、この内周面をシールする。また、第1嵌着部22の軸方向の一端側の面22bは、第2シール部材に備えられた第2金属環31の内側の面31aに当接する。
【0026】
また、第1嵌着部22は第2シール部材30を嵌着させるための嵌合凸部22dを備える。
【0027】
第1金属環21は、断面L字状の環状部材であり、軸方向の一端側の面のみが露出し、他の部分は第1嵌着部22の内部に埋没している。
【0028】
シールリップ23は、インジェクションパイプ60の外周面に追随自在に設けられつつ、この外周面をシールする機能を備えたものであり、断面が略U字状に湾曲した形状である。そして、図示の例ではインジェクションパイプ60をヘッドカバー50の内部から外部に向けて装着する構成であるため、シールリップ23の先端23aもヘッドカバー50の内部から外部に向けて伸びた状態で、インジェクションパイプ60の外周面に密着している。
【0029】
また、シールリップ23の先端23aの外周側には、この先端23aをインジェクションパイプ60の外周面に押し付けるためのスプリング24が設けられている。従って、インジェクションパイプ60が偏心した場合でも、シールリップ23は好適に追随するため安定したシール性能を発揮する。
【0030】
なお、これまで説明した第1シール部材20は、上述した従来技術に係るインジェクションパイプシールをそのまま汎用することも可能である。
【0031】
また、第1シール部材20においては、第1金属環21の素材としては、例えばSPCC(冷間圧延鋼板)やSUS(ステンレス鋼)を適用することができ、特に耐水性を考慮するとSUSが望ましく、シール構成部の素材としては、例えば、アクリルゴムを適用すると好適である。
【0032】
第2シール部材30は、第1シール部材20に嵌着するための第2嵌着部32と、第2嵌着部32を補強するための第2金属環31と、インジェクションパイプ60の外周面をシールするためのダストリップ33と、を備える。
【0033】
第2嵌着部32は、上記第1シール部材20に備えられた嵌合凸部22dに嵌合する嵌合凹部32aが設けられており、これらの嵌合により、嵌合凹部32aの外周面が第1嵌着部22の内周面をシールする。
【0034】
従って、第1シール部材20と第2シール部材30との間からのダスト(泥水など)の侵入を防止できる。
【0035】
また、嵌合凹部32aよりも先端側には、軸方向に同径の部分(断面において、軸に平行な部分)32bを設けている。これは、この部分をR形状等、断面形状で曲線状にすると、嵌合凸部22dに乗り上げやすくなり、嵌合凸部22dと嵌合凹部32aとの嵌合が外れやすくなってしまうので、これを防止するためである。
【0036】
なお、第2シール部材は、第1シール部材に備えられたシールリップ23とは離れた位置(少なくとも、シールリップ23の湾曲した形状の部分とは干渉しない位置)に嵌着されるため、シールリップ23の追随動作を妨げることはない。
【0037】
第2金属環31は、断面L字状の環状部材であり、一部のみ第2嵌着部32の内部に埋没し、軸方向の一端側から径方向に伸びた構造となっている。そして、第2シール部材30を第1シール部材20に嵌着させると、この第2金属環31の径方向に伸びた部分の内部側の面31aが第1金属環21の露出部分に当接する構成となっている。
【0038】
従って、第1シール部材20に第2シール部材30を嵌着させた場合に、これらの軸方向の位置関係を金属同士の当接により定めることができるため、位置決めを安定させることができる。
【0039】
また、インジェクションパイプシール10の装着状態においては、図1に示すように、第2金属環31の径方向に伸びた部分の外部側の面が、ヘッドカバー50に設けられた内向きフランジ53の内部側の面に当接した状態となる。
【0040】
従って、インジェクションパイプシール10は、装着位置の精度が高く、かつ、安定した状態で装着される。
【0041】
ダストリップ33は、図4に示すように自由状態では内径側に伸びる構成となっており、その内径寸法がインジェクションパイプ60の外径寸法よりも小さくなるように設定されている。
【0042】
従って、インジェクションパイプ60が挿通された状態では、図1に示すように、ダストリップ33はヘッドカバー50の内部から外部に向けて伸びた状態で、インジェクションパイプ60の外周面に密着している。
【0043】
なお、ダストリップ33の根本には段差33aを設けており、インジェクションパイプ60が挿通された状態においても、図1に示すように、ダストリップ33がヘッドカバー50の内向きフランジ53に干渉することはない。
【0044】
また、第2シール部材30においては、第2金属環31の素材としては、例えばSPCCやSUSを適用することができ、特に耐水性を考慮するとSUSが望ましく、シール構成部の素材としては、例えば、アクリルゴムやHNBRを適用すると好適である。
【0045】
以上のような構成により、第2シール部材30に備えられたダストリップ33によって、ダストの侵入を防止できるため、第1シール部材に備えられたシールリップ23にダストが付着したり、湾曲部に溜まってしまったりすることはない。
【0046】
従って、シールリップ23は経時的に安定した追随動作が可能であるので、長期にわたって安定したシール性を発揮する。
【0047】
次に、各部材の装着作業について説明する。
【0048】
まず、第1シール部材20に第2シール部材30を嵌着して、インジェクションパイプシール10を組み立てる。これにより、インジェクションパイプシール10は1つの部品として取り扱うことが可能となる。
【0049】
次に、インジェクションパイプシール10をヘッドカバー50に嵌着させる。この場合において、上記の通り、インジェクションパイプシール10は1つの部品として取り扱えるため、1回の嵌着作業で容易に嵌着することができる。
【0050】
その後、インジェクションパイプ60を挿通孔51に挿通させて、装着作業が終了する。
【0051】
また、インジェクションパイプ60が破損したような場合には、インジェクションパイプ60のみを取り外して交換すれば良い。また、第1シール部材20あるいは第2シール部材30が破損した場合には、まず、インジェクションパイプシール10を取り外して、破損した部材を交換すれば良い。
【0052】
このようにメンテナンス性にも優れている。
【0053】
(第2の実施の形態)
図5には、第2の実施の形態が示されている。本実施の形態では、第2シール部材の構成の変形例を説明する。
【0054】
その他の構成および作用については第1の実施の形態と同一なので、同一の構成部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0055】
上記第1の実施の形態では、第2シール部材に備えられた第2金属環は、その両面に露出した部分を有し、一方の面を、第1シール部材に備えられた第1金属環に当接させ、他方の面をヘッドカバーの内向きフランジに当接させていた。
【0056】
これに対して、本実施の形態における第2金属環は、第1シール部材に備えられた第1金属環に当接させる面のみを露出させて、他方の面にはゴムによるシール部を設けて、これをヘッドカバーの内向きフランジに当接させる構成とした。
【0057】
これ以外の点については、上記実施の形態と同一である。
【0058】
図5は本発明の第2の実施の形態に係るインジェクションパイプシールを構成する部材(第2シール部材)の模式的断面図である。
【0059】
図示のように、本実施の形態に係る第2シール部材30aに備えられた第2金属環31も、上記実施の形態の場合と同様に、内部側は露出しており、第1シール部材20に嵌着させた状態では、第2金属環31と第1金属環21は当接した状態となる。
【0060】
しかし、第2金属環31の外部側は露出されてはおらず、シール突起35を設けている。従って、インジェクションパイプシール10を装着した状態においては、シール突起35が内向きフランジ53に密着した状態となり、シール面を形成する。
【0061】
これにより、本実施の形態の場合には、上記第1の実施の形態の場合に比べて、装着位置の精度は低下するものの、シール性をより向上させることが可能となる。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、第2シール部材によりダストの侵入を防止するので、第1シール部材によるシール性の低下を抑制でき、インジェクションパイプの偏心に対しても長期にわたって安定したシール性を発揮する。また、第1シール部材と第2シール部材を嵌着させることで一つのシールとして取り扱うことができ、装着性やメンテナンス性に優れる。更に、第1金属環と第2金属環を当接させることで、第1シール部材と第2シール部材の位置関係を精度良く決めることができるので、安定したシール性を発揮させることが可能となる。
【0063】
シールリップ及びダストリップは、いずれもヘッドカバーの内部側から外部側に向かって伸びた状態で、インジェクションパイプの外周面に密着させることで、インジェクションパイプをヘッドカバーの内部から外部に向けて挿通させた場合には、シールリップ及びダストリップのいずれも安定した状態でインジェクションパイプに密着させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るインジェクションパイプシールの装着状態を示す模式的断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るインジェクションパイプシールの模式的断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るインジェクションパイプシールを構成する部材(第1シール部材)の模式的断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るインジェクションパイプシールを構成する部材(第2シール部材)の模式的断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るインジェクションパイプシールを構成する部材(第2シール部材)の模式的断面図である。
【図6】従来技術に係るインジェクションパイプシールの装着状態を示す模式的断面図である。
【符号の説明】
10 インジェクションパイプシール
20 第1シール部材
21 第1金属環
22 第1嵌着部
22a 外周面
22b (第1嵌着部の軸方向の一端側の)面
22c 内周面
22d 嵌合凸部
23 シールリップ
23a (シールリップの)先端
24 スプリング
30 第2シール部材
30a 第2シール部材
31 第2金属環
31a (第2金属環の内部側の)面
32 第2嵌着部
32a 嵌合凹部
33 ダストリップ
33a 段差
35 シール突起
50 ヘッドカバー
51 挿通孔
52 円筒部
53 内向きフランジ
60 インジェクションパイプ

Claims (3)

  1. インジェクションパイプとヘッドカバーに設けられたインジェクションパイプ用の挿通孔との間の隙間をシールするインジェクションパイプシールにおいて、
    前記挿通孔の内周面に嵌着されつつ、該挿通孔の内周面のシールを行う第1嵌着部と、前記インジェクションパイプの外周面に追随自在に設けられつつ、該インジェクションパイプの外周面をシールするシールリップと、を有する第1シール部材と、
    前記第1嵌着部の内周面に嵌着されつつ、該第1嵌着部の内周面のシールを行う第2嵌着部と、前記インジェクションパイプの外周面をシールするダストリップと、を有する第2シール部材と、
    を備えるインジェクションパイプシールであって、
    前記第1シール部材に設けられた第1嵌着部には、軸方向の一端側で外部に露出した第1金属環が備えられており、
    前記第2シール部材に設けられた第2嵌着部には、軸方向の一端側から径方向に伸びた部分における軸方向の他端側の面が前記第1金属環の露出部分に当接する第2金属環が備えられると共に、
    前記第1嵌着部の内周面には嵌合凸部が設けられ、
    前記第2嵌着部の外周面には、該嵌合凸部に嵌合する嵌合凹部と、該嵌合凹部よりも前記他端側に、軸方向に向かって同径となる部分と、が設けられていることを特徴とするインジェクションパイプシール。
  2. 前記シールリップ及びダストリップは、いずれもヘッドカバーの内部側から外部側に向かって伸びた状態で、前記インジェクションパイプの外周面に密着されることを特徴とする請求項1に記載のインジェクションパイプシール。
  3. 前記第2金属環における前記一端側には、前記ヘッドカバーに設けられた内向きフランジに密着してシール面を形成するシール突起が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のインジェクションパイプシール。
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