JP2018066398A - 密封装置 - Google Patents

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寿喜 渡部
Hisayoshi Watabe
寿喜 渡部
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裕史 宮野
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Abstract

【課題】回転環が回転していない状態においても、密封対象流体の漏れを抑制することのできる密封装置を提供する。【解決手段】回転軸に対して設けられる回転環ユニット100と、ハウジングに対して設けられる固定環ユニット200と、を備える密封装置10において、回転環ユニット100は、環状部材110と、環状部材110に対して固定される回転環130と、を備えており、固定環ユニット200は、前記ハウジングの軸孔に固定される補強環210と、回転環130の端面に対して摺動自在に設けられる固定環230と、を備えると共に、環状部材110における外周面側円筒部113の外周面側には、補強環210の内周面側に向かって突出するシール突起124aが設けられていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、回転軸とハウジングとの間の環状隙間を封止する密封装置に関する。
回転軸とハウジングとの間の環状隙間を封止する密封装置として、回転軸に対して設けられる回転環の端面と、ハウジングに対して設けられる固定環の端面とが摺動するように構成される密封装置が知られている。このような技術においては、回転環が回転していない状態において、密封対象流体が漏れてしまうおそれがある。特に、回転環の回転によって、回転環と固定環との間に動圧を発生させるタイプの密封装置の場合には、動圧発生時には動圧を発生させる気流等によって、密封対象流体の漏れを効果的に抑制している。そのため、回転環が回転していない状態では、密封対象流体が漏れてしまうおそれがある。
国際公開第2014/173424号 国際公開第2014/173495号
本発明の目的は、回転環が回転していない状態においても、密封対象流体の漏れを抑制することのできる密封装置を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本発明の密封装置は、
回転軸と、該回転軸が挿通される軸孔を有するハウジングとの間の環状隙間を封止する密封装置であって、
前記回転軸に対して設けられる回転環ユニットと、
前記ハウジングに対して設けられる固定環ユニットと、
を備える密封装置において、
前記回転環ユニットは、
前記回転軸に固定される内周面側円筒部と、該内周面側円筒部の端部に設けられる外向きフランジ部と、該外向きフランジ部の端部に設けられる外周面側円筒部と、を有する環状部材と、
前記環状部材に対して固定される回転環と、
を備えており、
前記固定環ユニットは、
前記ハウジングの軸孔に固定される補強環と、
前記回転環の端面に対して摺動自在に設けられる固定環と、
一端側が前記補強環に固定され、他端側が前記固定環に固定されており、該固定環を前記回転環に向けて押圧する環状弾性体と、
を備えると共に、
前記環状部材における外周面側円筒部の外周面側には、前記補強環の内周面側に向かって突出するシール突起が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、シール突起が設けられているため、環状部材における外周面側円筒部
と補強環の内周面側との間の環状隙間において、密封対象流体の移動が妨げられる。これにより、回転環が回転していない状態においても、回転環と固定環との摺動部への密封対象流体の浸入が抑制され、密封対象流体の漏れを抑制することができる。
前記シール突起は複数設けられており、かつ、これら複数のシール突起の先端はいずれも前記補強環の内周面に対して接触しておらず、これら複数のシール突起と前記補強環の内周面との間にラビリンスシール構造が形成されているとよい。
これにより、シール突起による摺動抵抗が発生することはなく、かつ密封対象流体の漏れを抑制することができる。
前記回転環における前記固定環に対する摺動面、及び前記固定環における前記回転環に対する摺動面のうちの少なくともいずれか一方には、前記回転環の回転に伴って、これらの摺動面同士を離間させる動圧を発生させる動圧発生用溝が設けられているとよい。
これにより、回転環と固定環との摺動抵抗を減らす、またはなくすことができる。
なお、上記各構成は、可能な限り組み合わせて採用し得る。
以上説明したように、本発明によれば、回転環が回転していない状態においても、密封対象流体の漏れを抑制することができる。
図1は本発明の実施例1に係る密封装置の模式的断面図である。 図2は本発明の実施例1に係る密封構造を示す模式的断面図である。 図3は本発明の実施例1に係る回転環の側面図の一部である。 図4は本発明の実施例2に係る密封装置の模式的断面図である。 図5は本発明の実施例3に係る密封装置の模式的断面図である。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例1)
図1〜図3を参照して、本発明の実施例1に係る密封装置について説明する。図1は本発明の実施例1に係る密封装置の模式的断面図である。なお、本実施例に係る密封装置は、一部の部材を除き略回転対称形状であり、図1においては、密封装置を、その中心軸線を含む面で切断した断面図を示している。図2は本発明の実施例1に係る密封構造を示す模式的断面図である。なお、図2中の密封装置については、図1と同様に、密封装置を、その中心軸線を含む面で切断した断面図を示している。図3は本発明の実施例1に係る回転環の側面図の一部である。なお、図3においては、側面図中のCC断面図も図中丸の中に示している。
<密封装置の全体構成>
本実施例に係る密封装置10の全体構成について説明する。本実施例に係る密封装置10は、回転軸500と、回転軸500が挿通される軸孔を有するハウジング600との間の環状隙間を封止するために用いられる。本実施例においては、図2において、図中左側
が、密封対象流体(油など)が密封された密封領域側(O)であり、図中右側が密封領域側(O)とは反対側の大気側(A)である。
本実施例に係る密封装置10は、回転軸500に対して設けられる回転環ユニット100と、ハウジング600に対して設けられる固定環ユニット200とを備えている。回転環ユニット100は、回転軸500と共に回転するように構成されている。
そして、回転環ユニット100は、金属製の環状部材110と、この環状部材110に対して固定される回転環130と、環状部材110に設けられ、回転環130を環状部材110に嵌合固定し易くするための弾性体製の被嵌合部材120とを備えている。環状部材110は、回転軸500の外周面に固定される内周面側円筒部111と、内周面側円筒部111の端部(密封領域側(O)の端部)に設けられる外向きフランジ部112と、外向きフランジ部112の先端に設けられる外周面側円筒部113とを有している。なお、内周面側円筒部111と外周面側円筒部113は、外向きフランジ部112の各端部から同じ方向(大気側(A)の方向)に向かって伸びるように構成されている。
被嵌合部材120は、ゴムなどの弾性体により構成される。そして、被嵌合部材120は、環状部材110の外周面側円筒部113の内周面に固定される内周面側円筒部121と、外周面側円筒部113の外周面に固定される外周面側円筒部124と、これら内周面側円筒部121と外周面側円筒部124とを連結する連結部123とを備えている。また、被嵌合部材120は、内周面側円筒部121の一端側(密封領域側(O))に設けられる内向きフランジ部122も備えている。そして、被嵌合部材120における外周面側円筒部124の外周面側には、固定環ユニット200に設けられた補強環210の内周面側に向かって突出するシール突起124aが設けられている。なお、シール突起124aは複数(本実施例では2つ)設けられており、かつ、これら複数のシール突起124aの先端はいずれも補強環210の内周面に対して接触していない。そして、これら複数のシール突起124aと補強環210の内周面との間にラビリンスシール構造が形成されている。このように構成されたラビリンスシール構造によって、回転環130と固定環230との摺動部への密封対象流体の浸入を抑制する機能が発揮される。
そして、被嵌合部材120における内向きフランジ部122は、環状部材110における外向きフランジ部112に密着した状態で固定され、内周面側円筒部121と外周面側円筒部124とを連結する連結部123は、環状部材110における外周面側円筒部113の先端面に密着した状態で固定されている。
回転環130は、環状部材110に固定された被嵌合部材120における内向きフランジ部122に突き当たる位置まで挿入され、回転環130における外周面が被嵌合部材120における内周面側円筒部121の内周面に密着した状態で嵌合固定される。また、回転環130は、環状部材110における内周面側円筒部111の外周面との間に環状の隙間を空けた状態で、環状部材110に対して固定されている。なお、回転環130は、金属や樹脂(例えばPPS)などの剛性の高い材料により構成されている。
固定環ユニット200は、ハウジング600の軸孔に固定される補強環210と、回転環130の端面に対して摺動自在に設けられる固定環230と、固定環230を回転環130に向けて押圧する環状弾性体220とを備えている。この環状弾性体220は、一端側が補強環210に固定され、他端側が固定環230に固定されている。補強環210は、ハウジング600の軸孔の内周面に嵌合により固定される円筒部211と、円筒部211の端部(大気側(A)の端部)に設けられる内向きフランジ部212とを備えている。
環状弾性体220は、ゴムなどの弾性体により構成される。そして、環状弾性体220
は、補強環210における内向きフランジ部212に固定される被固定部221と、被固定部221の内周面側から大気側(A)に向かって縮径するテーパ部222とを備えている。また、環状弾性体220は、テーパ部222の径方向内側の先端から密封領域側(O)に向かって伸びる円筒部223と、円筒部223の先端に設けられる内向きフランジ部224とを備えている。そして、この内向きフランジ部224が固定環230に接着により固定されている。固定環230は、環状部材110における内周面側円筒部111の外周面との間に環状の隙間を空けた状態で環状弾性体220に固定されている。なお、固定環230は、金属や樹脂(例えばPPS)などの剛性の高い材料により構成されている。
また、回転環130における固定環230に対する摺動面には、回転環130の回転に伴って、これらの摺動面同士を離間させる動圧を発生させる動圧発生用溝131が複数設けられている(図3参照)。つまり、回転環ユニット100が回転すると、動圧発生用溝131による動圧によって、固定環230は、環状弾性体220による押圧力に抗して、回転環130から離れる方向に移動する。なお、回転環130における固定環230に対する摺動面は、回転環130における固定環230側(大気側(A))の端面である。また、固定環230における回転環130に対する摺動面は、固定環230における回転環130側(密封領域側(O))の端面である。
ここで、動圧発生用溝131については、回転環130の回転によって、回転環130と固定環230との間の隙間に動圧を発生させる溝であれば、適宜、公知技術を採用することができる。本実施例では、図3中のCC断面図に示すように、動圧発生用溝131は、その溝底が滑らかな湾曲面で構成されている。また、回転環130は、図3中時計回り方向に回転するように構成されており、動圧発生用溝131は、回転方向の上流側に溝底の深い部分が偏るように構成されている。以上のように構成される動圧発生用溝131によって、回転環130が回転すると、流体(本実施例の場合には、気体または油)が図3中の矢印F方向に流れる。これにより、回転環130の摺動面と固定環230の摺動面とを離間させる方向の力が生じる。なお、回転環130の摺動面と固定環230の摺動面とが離間していても、これらの隙間においては、動圧発生用溝131によって、流体の周方向の流れが生じているため、密封対象流体が大気側(A)に漏れてしまうことはない。
なお、本実施例においては、回転環130に動圧発生用溝131を設ける場合を例にして説明した。しかしながら、固定環230における回転環130に対する摺動面に、回転環130の回転に伴って、これらの摺動面同士を離間させる動圧を発生させる動圧発生用溝を設けてもよい。また、動圧発生用溝は、回転環130と固定環230の摺動面の双方に設けてもよい。
<本実施例に係る密封装置の優れた点>
本実施例に係る密封装置10によれば、被嵌合部材120における外周面側円筒部124の外周面側にシール突起124aが設けられている。これにより、密封対象流体が、シール突起124aよりも大気側(A)に移動することが妨げられる。従って、回転環130が回転していない状態においても、回転環130と固定環230との摺動部への密封対象流体の浸入が抑制され、密封対象流体の漏れを抑制することができる。
また、本実施例においては、シール突起124aは複数設けられており、かつ、これら複数のシール突起124aの先端はいずれも補強環210の内周面に対して接触していない。そして、これら複数のシール突起124aと補強環210の内周面との間にラビリンスシール構造が形成されている。従って、シール突起124aと補強環210の内周面とは摺動しないため、シール突起124aによる摺動抵抗は発生しない。
更に、本実施例に係る回転環130及び固定環230のうちの少なくともいずれか一方
の摺動面には、回転環130の回転に伴って、これらの摺動面同士を離間させる動圧を発生させる動圧発生用溝131が設けられている。これにより、回転環130と固定環230との摺動抵抗を減らす、またはなくすことができる。
(実施例2)
図4には、本発明の実施例2が示されている。上記実施例1では、回転環が、環状部材に対して、この環状部材に設けられた被嵌合部材に嵌合されることにより固定される場合の構成を示した。これに対して、本実施例においては、回転環が、環状部材に対して接着により直接的に固定される場合の構成を示す。その他の構成および作用については実施例1と同一なので、同一の構成部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
図4は本発明の実施例2に係る密封装置の模式的断面図である。なお、本実施例に係る密封装置は、一部の部材を除き略回転対称形状であり、図4においては、密封装置を、その中心軸線を含む面で切断した断面図を示している。本実施例に係る密封装置10においては、回転環130の環状部材110aに対する固定方法のみが、上記実施例1の場合とは異なっている。すなわち、本実施例に係る密封装置10においては、環状部材110aには、上記実施例1における被嵌合部材120が設けられていない。そして、回転環130は、環状部材110aにおける外向きフランジ部112と外周面側円筒部113に対して、接着剤によって接着により固定されている。
そして、本実施例においては、環状部材110aにおける外周面側円筒部113の外周面側に弾性体製のシール部材120aが設けられている。このシール部材120aは、環状部材110aにおける外周面側円筒部113の外周面に固定される外周面側円筒部124と、シール突起124aとを備えている。シール突起124aの構成及び作用効果については、上記実施例1と同様であるので、その説明は省略する。
その他の構成については、実施例1と同様の構成であるので、その説明は省略する。以上のように構成される本実施例に係る密封装置10においても、上記実施例1に係る密封装置10と同様の効果を得ることができる。
(実施例3)
図5には、本発明の実施例3が示されている。上記実施例1では、回転環が、環状部材に対して、この環状部材に設けられた被嵌合部材に嵌合されることにより固定される場合の構成を示した。これに対して、本実施例においては、回転環が、環状部材に対して加締めにより直接的に固定される場合の構成を示す。その他の構成および作用については実施例1と同一なので、同一の構成部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
図5は本発明の実施例3に係る密封装置の模式的断面図である。なお、本実施例に係る密封装置は、一部の部材を除き略回転対称形状であり、図5においては、密封装置を、その中心軸線を含む面で切断した断面図を示している。本実施例に係る密封装置10においては、回転環130の環状部材110bに対する固定方法のみが、上記実施例1の場合とは異なっている。すなわち、本実施例に係る密封装置10においては、環状部材110bには、上記実施例1における被嵌合部材120が設けられていない。そして、回転環130は、環状部材110bにおける外周面側円筒部113の先端が加締められることによって、環状部材110bに固定されている(加締め部114参照)。
そして、本実施例においては、環状部材110bにおける外周面側円筒部113の外周面側に弾性体製のシール部材120bが設けられている。このシール部材120bは、環状部材110bにおける外周面側円筒部113の外周面に固定される外周面側円筒部12
4と、シール突起124aとを備えている。シール突起124aの構成及び作用効果については、上記実施例1と同様であるので、その説明は省略する。
その他の構成については、実施例1と同様の構成であるので、その説明は省略する。以上のように構成される本実施例に係る密封装置10においても、上記実施例1に係る密封装置10と同様の効果を得ることができる。
(その他)
上記各実施例においては、いずれもシール突起124aが2つ設けられる場合の構成について示したが、本発明においては、シール突起の数は限定されるものではない。また、各実施例においては、複数のシール突起124aの先端は、いずれも補強環210の内周面に対して接触しておらず、複数のシール突起124aと補強環210の内周面との間にラビリンスシール構造が形成される場合の構成について説明した。しかしながら、本発明においては、シール突起の先端を補強環の内周面に接触させてもよい。ただし、摺動抵抗が高くならないように、僅かに接触させる程度が望ましい。また、各実施例で示したシール突起124aは、いずれも大気側(A)から密封領域側(O)に向かって傾斜するように構成される場合を示した。しかしながら、本発明においては、シール突起の形状は限定されるものではない。
10 密封装置
100 回転環ユニット
110,110a,110b 環状部材
111 内周面側円筒部
112 外向きフランジ部
113 外周面側円筒部
114 加締め部
120 被嵌合部材
120a,120b シール部材
121 内周面側円筒部
122 内向きフランジ部
123 連結部
124 外周面側円筒部
124a シール突起
130 回転環
131 動圧発生用溝
140,141,150 突起
200 固定環ユニット
210 補強環
211 円筒部
212 内向きフランジ部
220 環状弾性体
221 被固定部
222 テーパ部
223 円筒部
224 内向きフランジ部
230 固定環
500 回転軸
600 ハウジング

Claims (3)

  1. 回転軸と、該回転軸が挿通される軸孔を有するハウジングとの間の環状隙間を封止する密封装置であって、
    前記回転軸に対して設けられる回転環ユニットと、
    前記ハウジングに対して設けられる固定環ユニットと、
    を備える密封装置において、
    前記回転環ユニットは、
    前記回転軸に固定される内周面側円筒部と、該内周面側円筒部の端部に設けられる外向きフランジ部と、該外向きフランジ部の端部に設けられる外周面側円筒部と、を有する環状部材と、
    前記環状部材に対して固定される回転環と、
    を備えており、
    前記固定環ユニットは、
    前記ハウジングの軸孔に固定される補強環と、
    前記回転環の端面に対して摺動自在に設けられる固定環と、
    一端側が前記補強環に固定され、他端側が前記固定環に固定されており、該固定環を前記回転環に向けて押圧する環状弾性体と、
    を備えると共に、
    前記環状部材における外周面側円筒部の外周面側には、前記補強環の内周面側に向かって突出するシール突起が設けられていることを特徴とする密封装置。
  2. 前記シール突起は複数設けられており、かつ、これら複数のシール突起の先端はいずれも前記補強環の内周面に対して接触しておらず、これら複数のシール突起と前記補強環の内周面との間にラビリンスシール構造が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の密封装置。
  3. 前記回転環における前記固定環に対する摺動面、及び前記固定環における前記回転環に対する摺動面のうちの少なくともいずれか一方には、前記回転環の回転に伴って、これらの摺動面同士を離間させる動圧を発生させる動圧発生用溝が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の密封装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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