JPWO2006040923A1 - 分波器 - Google Patents

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Abstract

第1,第2のバンドパスフィルタの通過帯域よりも低い周波数域における減衰量を改善することができ、しかも通過帯域における挿入損失の劣化が生じ難い分波器を提供する。通過帯域の周波数が相対的に低い第1のバンドパスフィルタF1及び通過帯域の周波数が相対的に高い第2のバンドパスフィルタF2の一端がアンテナ2側の共通端子3に接続されている分波器において、前記共通端子3とアンテナ2の間に直列に接続された第1のインダクタンスLsと、前記アンテナ2と前記第1のインダクタンスLsとの間の接続点とアース電位との間に接続された容量Cpと、前記接続点とアース電位との間に接続されておりかつ前記容量と並列に接続されている第2のインダクタンスLpとを含む整合回路をさらに備え、前記容量Cpと前記第2のインダクタンスLpの並列共振による共振周波数が前記第1のバンドパスフィルタF1の通過帯域よりも低くされている、分波器1。

Description

本発明は、例えば携帯電話機などの通信機器において用いられる分波器に関し、より詳細には、弾性表面波フィルタ(SAWフィルタ)を用いて第1,第2のバンドパスフィルタが構成されている分波器に関する。
従来より、携帯電話などの通信機器において、小型化及び低背化が強く求められている。そのため、携帯電話機では、1つのアンテナを用いて送受信が行われている。この場合、送信周波数と受信周波数とが異なっているため、アンテナには分波器が接続されている。
下記の特許文献1には、このような用途に用いられる分波器の一例が開示されている。図9は、特許文献1に記載の分波器の回路構成を示す図である。図9に示すように、分波器101は、アンテナに接続されるアンテナ端子102を有する。アンテナ端子102に、共通端子103が接続されている。共通端子103に、第1のバンドパスフィルタF1と、第2のバンドパスフィルタF2との各一端が接続されている。第1のバンドパスフィルタF1は、送信側の帯域フィルタとして用いられており、送信端子104に接続されている。バンドパスフィルタF1の中心周波数をf1とする。第1のバンドパスフィルタF1の通過帯域の周波数は相対的に低くされている。
バンドパスフィルタF1は、複数の直列腕共振子S1〜S3及び複数の並列腕共振子P1,P2を有するラダー型フィルタで構成されている。ここでは、各共振子S1〜S3,P1,P2はSAW共振子により構成されている。
他方、第2のバンドパスフィルタF2は、受信側の帯域フィルタを構成しており、受信端子105に接続されている。バンドパスフィルタF2は、その通過帯域の周波数が相対的に高くされている。バンドパスフィルタF2もまた、SAW共振子からなる複数の直列腕共振子S4〜S6及び並列腕共振子P3,P4を有するラダー型フィルタにより構成されている。
分波器101では、アンテナとの整合を図るために、アンテナ端子102と共通端子103との間に接続された直列インダクタンスL1と、直列インダクタンスL1とアンテナ端子102との間の接続点106とアース電位との間に接続された容量Cとを有する整合回路が構成されている。
分波器101では、バンドパスフィルタF2の共通端子103に最も近い共振子である直列腕共振子S4のインピーダンスは、バンドパスフィルタF1の通過帯域において容量性の高インピーダンスとされている。なお、上記直列腕共振子S4のインピーダンスは、バンドパスフィルタF2の通過帯域においても容量性であるが、直列腕共振子S4の共振周波数にバンドパスフィルタF2の中心周波数が近いため、バンドパスフィルタF2の中心周波数f2では、共振子S4のインピーダンスは非常に小さくなる。
共通端子103側から見ると、中心周波数f1及び中心周波数f2において、バンドパスフィルタF1のインピーダンス及びバンドパスフィルタF2のインピーダンスは容量性となっている。この容量性の各インピーダンスが、直列インダクタンスL1のインダクタンスの値を調整することにより整合が図られている。それによって、中心周波数f1では、バンドパスフィルタF1からアンテナ端子102に電流が流れやすくなっており、中心周波数f2では、アンテナ端子102からバンドパスフィルタF2に電流が流れやすくされている。
特許第3509773号公報
近年、移動体通信機器の国際規格である3GPPでは、受信側バンドパスフィルタで混信を避けるために、送信側で発生した様々な周波数のスプリアス信号を減衰させることが求められている。受信周波数をRx、送信周波数をTxとしたとき、例えば、Rx−Tx、2Tx−Rx及びRx+Txなどの周波数のスプリアス信号の減衰が求められており、特に、Rx−Txの周波数の信号を減衰させることが強く求められている。
ところで、例えば日本国のW−CDMA方式では、受信側通過帯域は2110〜2170MHzであり、送信側通過帯域は1920〜1980MHzである。従って、Rx−Txは190MHzと、送信側通過帯域の周波数よりも非常に低い周波数である。すなわち、Rx−Txは、通過帯域の周波数よりもオーダーが一桁小さいほど低い周波数である。
特許文献1に記載の分波器101を用いた場合、受信側バンドパスフィルタである第2のバンドパスフィルタF2において、Rx−Txのような低い周波数の信号を十分に減衰させることは困難であった。
本発明の目的は、上述した従来技術の現状に鑑み、通過帯域が異なる第1,第2のバンドパスフィルタを有する分波器の各バンドパスフィルタの通過帯域よりもかなり低い周波数における減衰量を、相対的に通過帯域が高い第2のバンドパスフィルタ側において十分に大きくすることができ、しかも通過帯域内における挿入損失の劣化を招き難い、分波器を提供することにある。
本発明は、通過帯域の周波数が相対的に低い第1のバンドパスフィルタと、通過帯域の周波数が相対的に高い第2のバンドパスフィルタとを備え、前記第1,第2のバンドパスフィルタの一端がアンテナ側の共通端子に接続されている分波器において、前記共通端子とアンテナの間に直列に接続された第1のインダクタンスと、前記アンテナと前記第1のインダクタンスとの間に接続点とアース電位との間に接続された容量と、前記接続点とアース電位との間に接続されておりかつ前記容量と並列に接続されている第2のインダクタンスとを含む整合回路をさらに備え、前記容量と前記第2のインダクタンスの並列共振による共振周波数が前記第1のバンドパスフィルタの通過帯域よりも低くされていることを特徴とする。
本発明に係る分波器のある特定の局面では、前記第2のバンドパスフィルタが、前記共通端子側において直列に接続されている結合側共振子を有する。
本発明に係る分波器の他の特定の局面では、前記第2のバンドパスフィルタが、少なくとも1つの直列腕SAW共振子及び少なくとも1つの並列腕SAW共振子を有する梯子型回路構成のラダー型SAWフィルタである。
本発明に係る分波器のさらに別の特定の局面では、第3のインダクタンスをさらに備え、前記ラダー型SAWフィルタの少なくとも1つの直列腕SAW共振子に前記第3のインダクタンスが並列に接続されている。
本発明に係る分波器の他の特定の局面では、前記第2のバンドパスフィルタが縦結合共振子型SAWフィルタである。
本発明に係る分波器のさらに別の特定の局面では、前記第1,第2のバンドパスフィルタが実装もしくは収納されているパッケージ材をさらに備え、前記第1のインダクタンス、前記容量及び前記第2のインダクタンスがそれぞれチップ型インダクタ、チップ型コンデンサ及びチップ型インダクタンス素子により構成されており、かつ前記パッケージ材外において接続されて前記整合回路が構成されている。
本発明に係る分波器のさらに別の特定の局面では、前記第1,第2のバンドパスフィルタが実装もしくは収納されているパッケージ材をさらに備え、前記第1のインダクタンス、前記容量または前記第2のインダクタンスのうち1つ以上が前記パッケージ材中に電極パターンを用いて構成されている。
本発明に係る分波器のさらに他の特定の局面では、前記第1及び/または第2のバンドパスフィルタが構成されているフィルタ基板をさらに備え、前記第1のインダクタンス、前記容量または前記第2のインダクタンスの少なくとも1つが形成されている。
本発明に係る分波器では、整合回路が、上記第1のインダクタンスと、上記容量と、第2のインダクタンスとを含み、該容量と第2のインダクタンスの並列共振による共振周波数が、通過帯域の周波数が相対的に低い第1のバンドパスフィルタの通過帯域よりも低くされているため、第1,第2のバンドパスフィルタF、Fの通過帯域において、上記第2のインダクタンスLpと容量Cpとの並列共振回路のインピーダンスが容量性を示すが、第1のバンドパスフィルタの通過帯域より低い周波数では誘導性を示し、上記並列共振回路のインピーダンスは、第1のバンドパスフィルタの通過帯域よりもオーダーが一桁低い周波数において極めて低いインピーダンスの誘導性を示す。そのため、共通端子にアンテナから入力された入力信号が、整合回路からアース電位に流れ、第2のバンドパスフィルタにほとんど流れない。従って、第1のバンドパスフィルタの通過帯域よりも低い周波数における第2のバンドパスフィルタの減衰量が高められる。
よって、上記整合回路の回路定数を調整することにより、例えば190MHzのような第1のバンドパスフィルタの通過帯域よりも一桁以上小さいオーダーの低い周波数域における減衰量を十分な大きさとすることが可能となる。しかも、本発明によれば、通過帯域における挿入損失劣化も生じ難い。
本発明において、第2のバンドパスフィルタが、共通端子側において直列接続されている結合側共振子を有する場合、第1のバンドパスフィルタの通過帯域における第2のバンドパスフィルタのインピーダンスを容量性の大きなインピーダンスとすることができる。従って、第1のバンドパスフィルタの挿入損失を小さくすることが可能となる。
第1,第2のバンドパスフィルタが、複数のSAW共振子を梯子型回路構成を有するように接続してなるラダー型SAWフィルタである場合には、上記通過帯域より低い側の周波数の減衰量を確保することが困難であるため、特に本発明を利用することにより、通過帯域よりもオーダーの一桁低い周波数域における減衰量を確実に十分な大きさとすることができる。
本発明において、第3のインダクタンスがさらに備えられており、上記ラダー型SAWフィルタの直列腕に配置されている少なくとも1つの直列腕SAW共振子に第3のインダクタンスが並列に接続されている場合には、インダクタンスが上記直列腕SAW共振子に並列に接続されていない場合に比べて、分波器のアイソレーションを高めることができる。
第1のバンドパスフィルタがラダー型フィルタであり、第2のバンドパスフィルタが共振子型SAWフィルタである場合には、通過帯域よりもオーダーの一桁低い周波数域における減衰量を広い帯域幅で十分な大きさとすることができる。
第1,第2のバンドパスフィルタが実装されているパッケージ材をさらに備え、第1のインダクタンス、容量及び第2のインダクタンスがそれぞれチップ型インダクタ、チップ型コンデンサ及びチップ型インダクタにより構成されており、これらのチップ型部品がパッケージ材の外部において接続されて整合回路が構成されている場合には、通過帯域や用途に応じて、これらのチップ型電子部品のインダクタンス値や静電容量を容易に変更することができる。従って、整合回路の回路定数を容易に変更することができ、それによって通過帯域よりも低い周波数域における減衰量を確実に改善することができる。
第1のインダクタンス、容量または第2のインダクタンスのうち1つ以上がパターン材中に電極パターンを用いて構成されている場合には、上記整合回路を含む分波器の小型化を図ることができる。
第1及び/または第2のバンドパスフィルタが構成されているフィルタ基板上において、第1のインダクタンス、容量または第2のインダクタンスのうち1つ以上が形成されている場合には、分波器のより一層小型化を図ることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る分波器の回路図である。 図2は、図1に示した実施形態の分波器の送信側の減衰量−周波数特性と、比較のために用意した従来例の分波器の送信側の減衰量−周波数特性を示す図である。 図3は、図1に示した実施形態の分波器の受信側の減衰量−周波数特性と、比較のために用意した従来例の分波器の受信側の減衰量−周波数特性を示す図である。 図4は、図1に示した実施形態の分波器の通過帯域の減衰量−周波数特性と、比較のために用意した従来例の分波器の通過帯域の減衰量−周波数特性を示す図である。 図5は、本発明の分波器の変形例を示す回路図である。 図6は、図1に示した実施形態の比較のために用意した従来例の分波器の回路構成を示す図である。 図7(a),(b)及び(c)は、本発明の分波器の具体的な構造の変形例を示す正面図、正面断面図及び平面図である。 図8は、本発明の分波器のさらに他の構造例を説明するための模式的平面図である。 図9は、従来の分波器の一例を示す回路図である。
符号の説明
1…分波器
2…アンテナ
3…共通端子
4…送信端子
5…受信端子
6,7…接続点
8…整合回路
31…分波器
32…パッケージ材
33…チップ型インダクタ
33A…インダクタ
34…チップ型インダクタ
34A…インダクタ
35…チップ型コンデンサ
41…分波器
42…パッケージ材
42a…パッケージ容器
51…フィルタ基板
52…導体コイル
53…導体コイル
54…櫛形電極
Cp…容量
1…第1のバンドパスフィルタ
2…第2のバンドパスフィルタ
Ls…インダクタンス
Lp…インダクタンス
以下、図面を参照しつつ本発明の具体的な実施形態を説明することにより、本発明を明らかにする。
図1は本発明の一実施形態に係る分波器の回路構成を示す回路図である。
本実施形態の分波器1は、アンテナ2に接続される共通端子3を有する。共通端子3に、第1のバンドパスフィルタF1の一端が電気的に接続されている。また、共通端子3には、通過帯域が相対的に高い第2のバンドパスフィルタF2の一端も接続されている。
本実施形態の分波器1は、W−CDMA方式の携帯電話機の分波器として用いられる。第1のバンドパスフィルタF1は送信側のバンドパスフィルタであり、その通過帯域は1
920〜1980MHzである。他方、第2のバンドパスフィルタF2は受信側のバンドパスフィルタであり、その通過帯域は2110〜2170MHzである。
第1のバンドパスフィルタF1の共通端子3に接続されている側とは反対側の端部が送信端子4に接続されている。第1のバンドパスフィルタF1は、複数の直列腕共振子S1a,S1b,S2a,S2b,S3と、並列腕共振子P1,P2とを有するラダー型SAWフィルタである。ここで、直列腕共振子S1a〜S3は、共通端子3から送信端子4に向って順に配置されている。また、並列腕共振子P1は、直列腕共振子S1bと直列腕共振子S2aとの間の接続点とアース電位との間に接続されており、該並列腕においては、並列腕共振子P1に直列にインダクタンスL1が接続されている。
また、並列腕共振子P2は、直列腕共振子S2bと直列腕共振子S3との間の接続点とアース電位との間に接続されている。この並列腕においては、並列腕共振子P2に直列にインダクタンスL2が接続されている。
上記直列腕共振子S1a〜S3及び並列腕共振子P1,P2は、SAW共振子により構成されており、本実施形態では、下記の表1に示すように構成されている。
Figure 2006040923
他方、第2のバンドパスフィルタF2の共通端子3と接続されている側とは反対側の端部が受信端子5に接続されているが、第2のバンドパスフィルタF2では、共通端子3側から受信端子5に向って順に直列腕共振子S4a,S4b,S5及びS6が直列に接続されている。そして、直列腕共振子S4bと直列腕共振子S5との間の接続点6とアース電位との間に並列腕共振子P3が接続されている。直列腕共振子S5と直列腕共振子S6との間の接続点7とアース電位との間に並列腕共振子P4が接続されている。また、接続点6,7間に、直列腕共振子S5と並列に第3のインダクタンスとしてのインダクタンスL3が接続されている。
第2のバンドパスフィルタF2を構成している直列腕共振子S4a〜S6及び並列腕共振子P3,P4は、それぞれ、SAW共振子により構成されている。すなわち、第2のバンドパスフィルタF2もラダー型SAWフィルタである。各共振子S4a〜S6及びP3,P4は、下記の表2に示すように設計されている。
Figure 2006040923
なお、第2のバンドパスフィルタF2において、共通端子3側の直列腕共振子である2個の直列腕共振子S4a,S4bの波長λが、他の直列腕共振子S5,S6の波長λよりも小さくされているのは、帯域幅を拡大するためである。
なお、本明細書においては、第2のバンドパスフィルタF2を構成している複数の共振子のうち、共通端子3に最も近い側の共振子を、以下において結合側共振子と適宜略称することとする。本実施形態では、直列腕共振子S4aが結合側共振子となる。第2のバンドパスフィルタFが、共通端子3側において直列に接続されている結合側共振子として直列腕共振子S4aを有する場合、第1のバンドパスフィルタFの通過帯域における第2のバンドパスフィルタFのインピーダンスを容量性が大きなインピーダンスとすることができる。従って、第1のバンドパスフィルタFの挿入損失を小さくすることができる。
また、アンテナ2と共通端子3との間には、整合回路8が接続されている。整合回路8は、アンテナ2と共通端子3との間に直列に接続された第1のインダクタンスLsと第1のインダクタンスLsとアンテナ端子2との間の接続点とアース電位との間に接続された第2のインダクタンスLpと、アンテナ2と第1のインダクタンスLsとの間の接続点とアース電位との間に接続されておりかつ上記第2のインダクタンスLpと並列に接続されている容量Cpとを有する。すなわち、第2のインダクタンスLpと容量Cpとは、並列共振するように接続されている。そして、本実施形態は、この並列共振の共振周波数が、第1のバンドパスフィルタF1の通過帯域よりも低くされていることを特徴とする。
本実施形態では、整合回路8が上記のように構成されているため、第1のバンドパスフィルタF1の通過帯域よりもオーダーの一桁低い周波数域における減衰量を、特に190MHz付近における減衰量を大幅に大きくすることができる。本実施形態において、バンドパスフィルタF1の通過帯域よりもかなり低い周波数域における減衰量を拡大し得るのは以下の理由によると考えられる。すなわち、上記第2のインダクタンスLpと容量Cpの並列共振の共振周波数が第1のバンドパスフィルタF1の通過帯域よりも低くされているので、その共振周波数よりも高い第1,第2のバンドパスフィルタF1,F2の通過帯域において、上記第2のインダクタンスLpと、容量Cpとの並列共振回路のインピーダンスが容量性を示すが、190MHzでは、上記並列共振回路は極めて低いインピーダンスの誘導性を示す。従って、アンテナ2から入力された信号は、整合回路8においてアース電位に流れ、バンドパスフィルタF1,F2には殆ど流れなくなる。そのため、第2のバンドパスフィルタF2や第1のバンドパスフィルタF1において、190MHzにおける減衰量が拡大される。しかも通過帯域における挿入損失の低下も生じ難い。
第1,第2のバンドパスフィルタF,Fの通過帯域において第2のインダクタンスLpと容量Cpとの並列回路のインピーダンスは、容量Cpより容量値を小さくされた容量Cp1のインピーダンスと同等である。従って、アンテナ2と共通端子3との間には、容量Cp1と第1のインダクタンスとで構成される整合回路が接続されていると見なせる。第1,第2のバンドパスフィルタF,Fとアンテナとがインピーダンス整合するように容量Cp1の容量値と第1のインダクタンスのインダクタンス値が定められているので、挿入損失の低下が生じ難い。
通過帯域において、容量Cp1と同等とされる、第2のインダクタンスLpのインダクタンス値と容量Cpの容量値は適宜に設定することができる。
なお、第2のインダクタンスLp及び容量Cpの並列共振による共振周波数の下限は、通過帯域の挿入損失劣化量の許容範囲により適宜定められる。
また、上記実施形態では、第3のインダクタンスとしてインダクタンスLがさらに備えられており、直列腕SAW共振子S5に並列に接続されているため、該第3のインダクタンスが設けられていない場合に比べて、分波器のアイソレーションを高めることが可能となる。
次に、具体的な実験例に基づき、本実施形態の効果を説明する。まず、上記分波器を作製するにあたり、55°回転YカットX伝搬のLiNbO3基板上に、10nmの厚みのTi下地電極層を形成した後、94nmの厚みのAl電極層を形成し、パターニングすることにより、第1,第2のバンドパスフィルタF1,F2を構成した。このようにしてフィルタ基板を得た。そして、このフィルタ基板を、セラミックスからなるパッケージ材に搭載し、該パッケージ材に設けられた電極パッドとフィルタ基板上の電極パッドとをボンディングワイヤーにより接合した。
なお、第1のバンドパスフィルタF1におけるインダクタンスL1,L2及び第2のバンドパスフィルタF2におけるインダクタンスL3については、上記パッケージ材内にコイルパターンを構成し、これらのインダクタンス値は以下の通りとした。
インダクタンスL1=3.3nH、インダクタンスL2=3.3nH及びインダクタンスL3=2.5nH。
他方、パッケージ材の外部の実装基板上に、整合回路8を構成するために、第1のインダクタンス、第2のインダクタンスLp及び容量Cpを構成する第1,第2のチップ型インダクタ及びチップ型コンデンサを実装し、電気的に接続した。この場合、第1のインダクタンスLsのインダクタンス値を3.3nH、容量Cpの静電容量は3.2pF、第2のインダクタンスLpのインダクタンス値は3.6nHとした。
なお、比較のために、図6に示すように、直列インダクタンスLsと、容量Cpとのみからなる整合回路111を有することを除いては、上記実施形態と同様にして構成された分波器112を従来例の分波器として用意した。なおこの従来例の分波器112における直列インダクタンスLsのインダクタンス値及び容量Cpの静電容量は上記実施形態の第1のインダクタンスLsと同様の3.3nH及び容量Cpと異なる1.3pFとした。
上記のようにして用意した実施例及び従来例の分波器の送信側の減衰量−周波数特性を図2に、受信側の減衰量−周波数特性を図3に、通過帯域内の減衰量−周波数特性を図4にそれぞれ示す。なお、図2〜図4において、実線が実施例の結果を、破線が従来例の結果を示す。また、図4においては、拡大された周波数特性は右側のスケールによって拡大した特性である。
図3から明らかなように、本実施例によれば、従来例に比べて、190MHz、すなわち第1のバンドパスフィルタF1の通過帯域よりもオーダーの一桁低い周波数帯域における減衰量が大幅に拡大されている。すなわち、Rx−Txの周波数に相当する190MHzにおける減衰量は、従来例の場合の33.8dBに比べて、本実施例では54.7dBと大きくされ、よって、190MHzにおける減衰量が20.9dB改善された。
加えて、図2から明らかなように、送信側のバンドパスフィルタF1の通過帯域の2倍波の帯域である3840〜3960MHzにおける減衰量も、従来例では14.5dBであったのに対し、本実施形態では、20.1dBと5.6dB改善することができた。
しかも、図4から明らかなように、従来例に比べた通過帯域の挿入損失劣化量は、送信側において0.07dB、受信側において0.11dBと、いずれも非常に小さかった。すなわち、本実施形態では、送信側の通過帯域の挿入損失は1.25dBに留まり、受信側における挿入損失も2.08dBに留まった。
よって、上記実施形態によれば、通過帯域の挿入損失の劣化をほとんど招くことなく、第1のバンドパスフィルタF1の通過帯域よりもかなり低い周波数域における減衰量を大幅に改善することができ、加えて送信側のバンドパスフィルタF1の特性においては、通過帯域よりも高域側の2倍波や3倍波の周波数域における減衰量も効果的に改善することができる。
また、第2のインダクタンスLpが容量Cpに並列に接続されていることにより、アンテナ2側からのサージ電流に対する耐性も高められる。
よって、本発明によれば、3GPP規格で要求されるフィルタ特性を容易に満たすことができ、通信機器の通信品質の大幅な向上を図ることが可能な分波器を提供し得ることがわかる。
なお、上記実施形態では、第1のバンドパスフィルタF1及び第2のバンドパスフィルタF2は、いずれも複数のSAW共振子を接続してなるラダー型フィルタにより構成されていたが、本発明においては、第1,第2のバンドパスフィルタは、ラダー型SAWフィルタ以外のフィルタにより構成されてもよい。例えば、図5に回路図で示すように、第1のバンドパスフィルタF1が、第1の実施形態と同様にラダー型SAWフィルタで構成されている場合に、第2のバンドパスフィルタF2を、共振子型SAWフィルタにより構成してもよい。ここでは、共通端子3に、SAW共振子21及び共振子型SAWフィルタ22がこの順序で接続されており、共振子型SAWフィルタ22のSAW共振子21に接続されている側とは反対側の端部が受信端子5に接続されている。
このように、第2のバンドパスフィルタF2は、共振子型SAWフィルタを用いて構成されてもよい。なお、図5において、結合側共振子は、上記SAW共振子21となり、このSAW共振子21の共振周波数を第2のバンドパスフィルタF2の通過帯域内の周波数に設定することにより、バンドパスフィルタF2の通過帯域では、アンテナ2からバンドパスフィルタF2に電流を流れやすくし、バンドパスフィルタF1の通過帯域では、該SAW共振子21の容量性の高インピーダンスを利用してバンドパスフィルタF1からアンテナ2に電流を流れやすくすることができる。
SAW共振子21の共振周波数は、第2のバンドパスフィルタF2の中心周波数以上に設定するのが好ましい。この場合、第2のバンドパスフィルタF2の帯域幅を広くできる。
図5に示すバンドパスフィルタ21においても、整合回路9は第1の実施形態の整合回路8と同様に構成されており、従って第1の実施形態と同様に、第1のバンドパスフィルタF1よりもかなり低い周波数域における減衰量を大幅に改善することができ、しかも挿入損失の劣化もほとんど生じ難い。
なお、本発明における分波器を構成するに際し、第1,第2のバンドパスフィルタを構成するフィルタ基板、第1,第2のバンドパスフィルタが搭載されたり、もしくは収納されたりするパッケージ材及び整合回路を構成する各電子部品素子については、適宜の構造のものを用いることができる。
例えば、図7(a)に示す分波器31では、パッケージ材32内に、第1,第2のバンドパスフィルタが構成されているフィルタ基板が収納されており、該パッケージ材32と、整合回路8を構成しているチップ型インダクタ33、34及びチップ型コンデンサ35が実装基板36に実装されている。チップ型インダクタ33が第1のインダクタンスLsを構成しており、チップ型インダクタ34が第2のインダクタンスLpを構成しており、チップ型コンデンサ35が容量Cpを構成している。上記のように、第1のインダクタンスLs、第2のインダクタンスLp及び容量Cpを構成する各チップ型電子部品と、パッケージ材とが実装基板に実装されていてもよい。
あるいは、図7(b),(c)に示すように、第1,第2のバンドパスフィルタが構成されているフィルタ基板がパッケージ材42内に収納されており、さらに整合回路を構成しているインダクタ33A,34Aがパッケージ材42の内部のパッケージ内層42aに電極パターンを用いて構成されていてもよい。この分波器41では、整合回路を構成しているチップ型コンデンサ35はパッケージ材42の外部で実装基板36に実装されている。
図7(a),(b),(c)における実装基板36は、分波器モジュール基板、あるいは携帯電話機のRF基板などである。
図8に示す変形例では、フィルタ基板51上において、一点鎖線で示す領域Bにおいて第1,第2のバンドパスフィルタF1,F2が構成されている。そして、同じフィルタ基板51の上面において、上記第1のインダクタンスLsを構成するための導体コイル52と、第2のインダクタンスLpを構成する導体コイル53と、容量Csを構成する櫛形電極54とが形成されており、それによって整合回路8もフィルタ基板51上に形成されている。
すなわち、図1及び図5に示す回路構成において、破線Aで囲まれている第1,第2のバンドパスフィルタ部分をフィルタ基板において構成し、整合回路8を構成する各電子部品素子は、フィルタ基板とは別の電子部品素子で構成されてもよく、あるいはフィルタ基板上において整合回路を構成する電子部品素子自体を形成してもよい。また、図8においては、フィルタ基板51上において、一点鎖線Bで囲まれた部分に第1,第2のバンドパスフィルタF1,F2が構成されていたが、本発明においては、第1,第2のバンドパスフィルタは、異なるフィルタ基板で構成されてもよい。そして、上記整合回路8を構成する各電子部品素子は、いずれのフィルタ基板に形成されてもよい。すなわち、第1及び/または第2のバンドパスフィルタが構成されているフィルタ基板上において、第1のインダクタンス、容量及び第2のインダクタンスが形成され得る。
なお、上記実施形態では、フィルタ基板を構成する圧電基板として、55°回転Y板X伝搬のLiNbO3基板を用いたが、他の圧電単結晶基板を用いてもよい。また、電極についても、Ti下地電極層上にAl電極層を積層したものに限定されず、Al電極層に代えてCu電極層を用いてもよく、また下地電極層を形成せずともよい。

Claims (8)

  1. 通過帯域の周波数が相対的に低い第1のバンドパスフィルタと、通過帯域の周波数が相対的に高い第2のバンドパスフィルタとを備え、前記第1,第2のバンドパスフィルタの一端がアンテナ側の共通端子に接続されている分波器において、
    前記共通端子とアンテナの間に直列に接続された第1のインダクタンスと、前記アンテナと前記第1のインダクタンスとの間の接続点とアース電位との間に接続された容量と、前記接続点とアース電位との間に接続されておりかつ前記容量と並列に接続されている第2のインダクタンスとを含む整合回路をさらに備え、前記容量と前記第2のインダクタンスの並列共振による共振周波数が前記第1のバンドパスフィルタの通過帯域よりも低くされていることを特徴とする、分波器。
  2. 前記第2のバンドパスフィルタが、前記共通端子側において直列に接続されている結合側共振子を有することを特徴とする、請求項1に記載の分波器。
  3. 前記第2のバンドパスフィルタが、複数のSAW共振子を梯子型回路構成を有するように接続してなるラダー型SAWフィルタである、請求項1または2に記載の分波器。
  4. 第3のインダクタンスをさらに備え、前記ラダー型SAWフィルタの少なくとも1つの直列腕SAW共振子に前記第3のインダクタンスが並列に接続されていることを特徴とする、請求項3に記載の分波器。
  5. 前記第2のバンドパスフィルタが縦結合共振子型SAWフィルタである、請求項1または2に記載の分波器。
  6. 前記第1,第2のバンドパスフィルタが実装もしくは収納されているパッケージ材をさらに備え、前記第1のインダクタンス、前記容量及び前記第2のインダクタンスがそれぞれチップ型インダクタ、チップ型コンデンサ及びチップ型インダクタンス素子により構成されており、かつ前記パッケージ材外において接続されて前記整合回路が構成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の分波器。
  7. 前記第1,第2のバンドパスフィルタが実装もしくは収納されているパッケージ材をさらに備え、前記第1のインダクタンス、前記容量または前記第2のインダクタンスのうち1つ以上が前記パッケージ材中に電極パターンを用いて構成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の分波器。
  8. 前記第1及び/または第2のバンドパスフィルタが構成されているフィルタ基板をさらに備え、前記第1のインダクタンス、前記容量または前記第2のインダクタンスのうち1つ以上が前記フィルタ基板上に形成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の分波器。
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