JPWO2006040841A1 - 血糖値の非侵襲測定装置 - Google Patents

血糖値の非侵襲測定装置 Download PDF

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Abstract

指(1)の測定部位に2つの異なる近赤外波長領域の照射光(11,12)を照射する光源制御部(220)を設け、照射光(11,12)が指(1)の側定部位を透過した透過光(12,22)及び(13,23)を異なる距離をおいた2箇所で受光してその透過光量を検出する光検出器(51,61)を設け、検出した2箇所での同波長の透過光量の比である相対透過度を各波長毎に算出し、同各波長の相対透過度を用いて血糖値を算定するようにし、人体の血糖値を非侵襲的に誤差なく測定できる小型で携帯容易な血糖値の非侵襲測定をする。

Description

本発明は、人体の血糖値を非侵襲的に測定する装置に関し、詳しくは特定波長の光を人体に照射して得られる人体からの透過光から人体の血糖値を非侵襲的に誤差なく測定する技術に関する。
糖尿病では、肝臓から分泌されるインスリンの不足、あるいは体の細胞がインスリンに反応しなくなることで筋肉や肝臓への糖の蓄積が行われなくなり、血液中のグルコース濃度、つまり血糖値が高くなり、これにより網膜症・神経障害・腎症等様々な合併症が引き起こされる。糖尿病患者は国内に690万人、その予備軍を含め1300万人以上にもなるといわれ、深刻な国民病となっている。現状、糖尿病治療では完全な治療方法がなく、血糖値測定を行いながらインスリンの投与、あるいは食事療法によって血糖値を適正なレベルに維持させている。
現状の血糖値測定は、採血した血液を用いて血液に対するグルコース酸化酵素の反応を電気化学的に定量し、血糖値に換算するグルコースセンサー法を用いた測定器により行われており、糖尿病患者の日常での血糖値管理に用いる携帯型血糖値測定器などはすでに市販化されている。こうした血糖値検査では、1日数回の採血に伴う苦痛や採血針による感染等の問題があり、採血が不要で且つ血糖値の日内変動をリアルタイムで測定できる非侵襲の血糖値測定装置が望まれている。
そこで、近赤外領域の波長の光を人体に照射し、その人体からの拡散反射光又は透過光を分光器を用いて測定し、その拡散反射光又は透過光のスペクトルから人体の血糖値を算出しようとする技術が開示されている(例えば非特許文献1,非特許文献2,特許文献1参照)。非特許文献1では近赤外領域の波長の光を前腕皮膚と標準反射板に交互に照射し、その各拡散反射光から分光器等を用いて各拡散反射光のスペクトルを測定し、前腕皮膚と標準反射板の拡散反射光のスペクトル比から算定される拡散反射率スペクトルから多変量解析により血糖値を測定する方法を提案している。特許文献1では近赤外領域の波長の光を指等に照射し、その透過光を検出して特定波長944nmと964nmでの吸光度を求め、その値から血糖値を測定する方法を提案している。
ところで、非特許文献1の方法によれば、近赤外領域の波長の光を前腕皮膚に照射し、その拡散反射光の連続したスペクトルを測定する為に回折格子等から構成される複雑な分光器を必要としている。これは、血糖値を算出する為には連続した波長の光の反射率データを必要とし、このためにはこうした領域の波長の光を有する白色光源からの光を人体に照射し、その反射スペクトルを得る為には前記した分光器が必要となる。また、標準反射板と人体からの各拡散反射光を交互に計測するため、光源の変動が計測誤差の原因になる。こうした白色光源や分光器をベースとした血糖値の測定方法では、糖尿病患者が日常の血糖値管理を行う為に持ち運びが容易な血糖値測定装置の小型・携帯化が難しいものであった。
一方、特許文献1では特定の2波長の光を用い、その透過光により血糖値を測定する装置を提案している。この技術を図9に基づいて説明する。図9に示す測定装置は、近赤外光を発する光源100とその光から所定の単色光のみを指1に照射する為の回折格子340,反射ミラー360を備え、また分光された単色光101の一部を検出する為のサンプリング用プリズム370,NDフィルター390,光検出器380を備えている。さらに人の指1からの透過光102を検出するためのレンズ50,光検出器51を、また光検出器51,380からの検出信号を増幅してデジタル化する信号処理部230、及び中央制御部200を備えている。中央制御部200は信号処理部230で増幅・デジタル化された光検出器51,380からの検出信号をもとに指1の透過率Tを下記式で算出する。
T=I/I・・・(1.1)
ここで、Iは照射光101の照射光量で、光検出器380で検出された検出信号に一定数を乗じて算出される。またIは透過光102の光量で検出器51で検出された検出信号に一定数を乗じて算出される。ここでは照射光101の波長として2つの944nm,964nmを選択し、その各波長に対する前記透過率をそれぞれT,Tとして下記式により血糖値Cを算出する。
C=k+k*ABS/ABS・・・(1.2)
ここで、ABS=−ln(T),ABS=−ln(T)をそれぞれ表す。またk,kは実測した血糖値を用いて最小2乗法で決定された係数を示す。なお、ここでは光源に白色光源を用いたが、前記波長の異なる2つの波長に944nm,964nmの半導体レーザー等を用いることができれば、回折格子等から構成される複雑な分光器を必要としない血糖値の非侵襲測定装置が実現できる。
しかしながら、この先願発明では、照射光101の照射位置Pと透過光102の検出位置Pとの直線距離rが指1の大きさに依存してわずかに変化する。そのわずかな変化量に対して、前記式による血糖値Cの算出において無視できない測定誤差が生じる問題があった。また、指の大きさに影響されないように、例えば照射位置Poを直線距離r隔てて検出位置Pと同じ側に配置したとしても、心拍数に対応して変化する血管の膨張・収縮により式(1.1)で表される透過率が変化し、前記式(1.2)による血糖値Cの算出において無視できない測定誤差が生じてしまう問題があった。
katsuhiko Maruko,et al.,IEEE Journal of Selected Optics in Quantum Electronics,Vol.9,NO.2、pp.322 330、2003 H.M.Heise,et al.,Artificial Organs,18(6)pp.439−447,1994 特開平5−176917号公報
本発明が解決しようとする目的は、従来のこれらの問題点を解消し、人体の血糖値を非侵襲的に誤差なく測定できる小型で携帯容易な血糖値の非侵襲測定装置を提供することにある。
かかる課題を解決した本発明の構成は以下の通りである。
1) 人体の測定部位に複数の異なる波長からなる光を照射する照射手段を設け、同照射手段の光が人体の測定部位を透過した透過光を異なる距離をおいた2箇所で受光してその透過光量を検出する透過光量検出手段を設け、同透過光量検出手段で検出した2箇所での同波長の透過光量の比である相対透過度を各波長毎に算出し、同各波長の相対透過度を用いて人体の血糖値を算定する演算手段を設けた血糖値の非侵襲測定装置。
2) 照射手段が、2つの異なる波長の光を照射するもので、演算手段が、2箇所で検出した各透過光量のうち透過距離が短い方をI1.λ1,I1.λ2とし、透過距離が長い方をI2.λ1,I2.λ2とし、2つの異なる波長の相対透過度Rλ1,Rλ2を式Rλ1=I2.λ1/I1.λ1,Rλ2=I2.λ2/I1.λ2とし、予め実測した血糖値と相対透過度Rλ1,Rλ2を用いて次式の係数k,kを求め、血糖値Cを式C=k+k*ln(Rλ1)/ln(Rλ2)に従って算定するようにしたものである前記1)記載の血糖値の非侵襲測定装置。
3) 照射手段が、2つの異なる波長の光を照射するもので、演算手段が、2箇所で検出した各透過光量のうち透過距離が短い方をI1.λ1,I1.λ2とし、透過距離が長い方をI2.λ1,I2.λ2とし、2つの異なる波長の相対透過度Rλ1,Rλ2を式Rλ1=I2.λ1/I1.λ1,Rλ2=I2.λ2/I1.λ2とし、同各相対透過度Rλ1,Rλ2に基づいて2つの異なる波長の吸光度A,Aを式A=−1n(Rλ1),A=−1n(Rλ2)とし、予め実測した血糖値と吸光度A,Aを用いて次式の係数k,kを求め、血糖値Cを式C=k+k*A/Aに従って算定するようにしたものである前記1)記載の血糖値の非侵襲測定装置。
4) 照射手段が照射する2つの異なる波長の光が、900〜1100nmの範囲から選ばれたものである前記2)又は3)記載の血糖値の非侵襲測定装置。
5) 照射手段が、3つの異なる波長の光を照射するもので、演算手段が、2箇所で検出した各透過光量のうち透過距離が短い方をI1.λ1,I1.λ2,I1.λ3とし、透過距離が長い方をI2.λ1,I2.λ2,I2.λ3とし、3つの波長の相対透過度Rλ1,Rλ2,Rλ3を式Rλ1=I2.λ1/I1.λ1,Rλ2=I2.λ2/I1.λ2,Rλ3=I2.λ3/I1.λ3とし、予め実測した血糖値と相対透過度Rλ1,Rλ2,Rλ3を用いて次式の係数k,kを求め、血糖値Cを式C=k+k*ln(Rλ1/Rλ3)/ln(Rλ2/Rλ3)に従って算定するようにしたものである前記1)記載の血糖値の非侵襲測定装置。
6) 照射手段が、3つの異なる波長の光を照射するもので、演算手段が、2箇所で検出した各透過光量のうち透過距離が短い方をI1.λ1,I1.λ2,I1.λ3とし、透過距離が長い方をI2.λ1,I2.λ2,I2.λ3とし、3つの波長の相対透過度Rλ1,Rλ2,Rλ3を式Rλ1=I2.λ1/I1.λ1,Rλ2=I2.λ2/I1.λ2,Rλ3=I2.λ3/I1.λ3とし、同各相対透過度Rλ1,Rλ2,Rλ3に基づいて3つの異なる波長の吸光度A,A,Aを式A=−1n(Rλ1),A=−1n(Rλ2),A=−1n(Rλ3)とし、予め実測した血糖値と吸光度A,A,Aを用いて次式の係数k,kを求め、血糖値Cを式C=k+k*(A−A)/(A−A)に従って算定するようにしたものである前記1)記載の血糖値の非侵襲測定装置。
7) 照射手段が照射する3つの異なる波長の光が、その内2つが900〜1100nmの範囲から選ばれたもので、残りの1つが900〜930nm又は1000〜1030nmの範囲から選ばれたものである前記5)又は6)記載の血糖値の非侵襲測定装置。
図1は、実施例1の血糖値の非侵襲測定装置の説明図である。
図2は、実施例1の他の例の光ファイバーを用いた血糖値の非侵襲測定装置の説明図である。
図3は、実施例1の他の例の光ファイバーを用いた血糖値の非侵襲測定装置の説明図である。
図4は、実施例2の血糖値の非侵襲測定装置の説明図である。
図5は、実施例2の血糖値の非侵襲測定装置の説明図である。
図6は、実施例3の血糖値の非侵襲測定装置の説明図である。
図7は、人体を模した散乱体での最適波長の組み合わせ領域を示す図である。
図8は、検出距離r1の変化量と血糖値測定誤差との関係を示す図である。
図9は、従来の血糖値の非侵襲測定装置の説明図である。
符号の説明
添付図面中、各符号は以下の意味を有する。
1 指
10,20,30 光源
11,21,31 照射光
12,13 透過光
22,23 透過光
32,33 透過光
41 レンズ
50,60 レンズ
40 プリズム
51,61 光検出器
100 白色光源
101 照射光
102,103 透過光
110 白色光源用電源
120 レンズ
200 中央制御部
210 表示部
220 光源制御部
230 信号処理部
300,301 分光器
310,320 レンズ
311,321 シャッター
330 プリズム
340 回転格子
350 多チャンネル検出器
360 ミラー
370 サンプル用プリズム
380 光検出器
390 NDフィルター
410,420,430 レンズ
700,701,702 光ファイバー
710,720,730 光ファイバー
以下、必要に応じて図面を参照しつつ、本発明を詳細に説明する。
(照射手段)
最良の照射手段としては、3ヶの異なる波長からなる光をほぼ同一の照射位置に照射する手段が好ましい。
(照射光の波長)
最良の照射光の波長は、異なる3ヶの波長のうち、2ヶの波長が900〜1100nmの範囲から、また1ヶの波長が900〜930nm又は1000〜1030nmの範囲からそれぞれ選ばれることが好ましい。
(透過光量検出手段)
最良の透過光量検出手段としては、照射手段による光の照射位置から異なる距離をおいた2ヵ所で透過光を検出する手段が好ましい。
(演算手段)
最良の演算手段は、検出した2つの透過光からその比である相対透過度を異なる3ヶの波長毎に算出し、3ヶの相対透過度から式(1.8)で血糖値を求めるのがよい。
(透過光)
最良の透過光は、照射手段により人体に照射される照射位置と同じ側で透過光量検出手段により検出される透過光が好ましい。
本発明において、光源から波長の異なる複数の光を発生し、照射手段により人体の測定部位(例えば指等)にその光を照射する。照射された光は人体内部で散乱と吸収を受け、人体外に放射されて透過光となる。この透過光を透過光量検出手段で光の照射位置から異なる距離をおいた2ヵ所で検出する。検出した2つの透過光からその比である相対透過度を波長毎に算出し、同相対透過度から人体の血糖値を算定する。検出された透過光には人体内部の血糖値情報が含まれており、非侵襲による人体の血糖値測定が可能となる。
また、2つ又は3つの波長の異なる光源を用いることで、白色光源を用いた従来の血糖値測定装置のように透過又は反射光スペクトルを検出するための複雑な分光器を必要としない装置が実現できる。また、測定部位である指の大きさに依存して単色光の照射位置と透過光の検出位置との直線距離が変化しても、血糖値の測定誤差への影響を少なくした血糖値の非侵襲測定装置が実現できる。さらに、心拍数に対応して変化する血管の膨張・収縮により透過光量が変化しても血糖値の測定誤差への影響を少なくした血糖値の非侵襲測定装置が実現できる。
なお、本発明で用いている透過光量I1.λ1,I2.λ1、及び相対透過度Rλ1の各記号において、I,Iの数字は検出位置を示し、λ,λ,λは波長の種類を示しているものである。
以下、本発明の各実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、実施例1の血糖値の非侵襲測定装置の説明図である。
図2は、実施例1の他の例の光ファイバーを用いた血糖値の非侵襲測定装置の説明図である。
図3は、実施例1の他の例の光ファイバーを用いた血糖値の非侵襲測定装置の説明図である。
1は指、10,20,30は光源、11,21,31は照射光、12,13は透過光、22,23は透過光、32,33は透過光、41はレンズ、50,60はレンズ、40はプリズム、51,61は光検出器、100は白色光源、101は照射光、102,103は透過光、110は白色光源用電源、120はレンズ、200は中央制御部、210は表示部、220は光源制御部、230は信号処理部、300,301は分光器、310,320はレンズ、311,321はシャッター、330はプリズム、340は回転格子、350は多チャンネル検出器、360はミラー、370はサンプル用プリズム、380は光検出器、390はNDフィルター、410,420,430はレンズ、700,701,702は光ファイバー、710,720,730は光ファイバーである。
実施例1(図1,2参照):図1に示す実施例1の血糖値測定装置は、照射光11,21を指1に照射するための光源10,20と、反射プリズム40,レンズ41を備える。また指1からの透過光12,22を検出するためのレンズ50と光検出器51から構成される透過光量検出手段1と、透過光13,23を検出するためのレンズ60と光検出器61から構成される透過光量検出手段11を備え、さらに信号処理部230,中央制御部200,表示部210,光源制御部220を備えている。
中央制御部200は、信号処理部230でデジタル化された光検出器51,61からの検出信号をもとに、後述する算定式で人体の血糖値を算出して表示部210で表示する。光源制御部220は、光源10,20に電流を供給するための図示しない電源部を有している。中央制御部200からの指令に従って光源10(光源20)に直流又は変調された電流が供給される。
以上の構成を有する血糖値の非侵襲測定装置の動作を説明する。
光源10から発した照射光11はプリズム40を透過してレンズ41により指1上に照射され、照射光11は指1内部で散乱・吸収を受けて指1外のあらゆる方向に放射されて透過光となる。その後、照射光11の照射位置Pから直線距離r離れた指1上の位置Pからの透過光12はレンズ50で光検出器51の受光面に集められ、また照射光11の照射位置Pから直線距離r離れた指1上の位置Pからの透過光13はレンズ60で光検出器61の受光面に集められる。なお、図1ではr<rとし、また光検出器51,61にはフォトダイオードを用いている。
光検出器51,61からはそれぞれ透過光12,13の光強度に比例した検出信号が出力されて、信号処理部230でデジタル化処理され、その検出信号を基にコンピュータを用いた中央制御部200で後述する算定式で相対透過度Rλ1が算出される。
続いて、前述した照射光11による相対透過度Rλ1の算出手順と同様に、照射光21による相対透過度Rλ2の算出が実行される。照射光21による相対透過度Rλ2の算出演算が終了すると光源10,20は共にOFF(消灯)して指1の血糖値計測作業が終了する。中央制御部200では、算出した相対透過度Rλ1,Rλ2から指1の血糖値を後述する算定式で算出し、その結果を表示部210に表示する。
次に、中央制御部200で行われる相対透過度Rλ1,Rλ2の算出方法のソフトについて説明する。波長毎の照射光11,透過光12,13の光量をそれぞれI0.λ1,I1.λ1,I2.λ1とする。照射光11に対する指1の相対透過度Rλ1は下記式で表される。
λ1=I2.λ1/I1.λ1・・・(1.3)
光検出器51,61における光量−電圧変換係数をそれぞれβ51,β61とすると、光検出器51,61で検出される検出信号(電圧)V51,V61は下記式で表される。
51=β51*I1.λ1・・・(1.4)
61=β61*I2.λ1・・・(1.5)
前記各式より、指1の相対透過度Rλ1は下記式で算出され、照射光11の光量I0.λ1に依存しない形で表される。
λ1=(β51/β61)*V61/V51・・・(1.6)
ここで、( )内の値は血糖値測定装置固有の定数で、光量が分かった光源を用いて簡単に校正することができる。照射光21に対する指1の相対透過度Rλ2の算出も前記照射光11に対する指1の相対透過度Rλ1と同様にして求めることができる。指1の血糖値Cは、算出した相対透過度Rλ1,Rλ2を用いて下記式で算出する。
C=k+k*ln(Rλ1)/ln(Rλ2)・・・(1.7)
ここでk,kは実測血糖値を用いて最小2乗法で決定された係数を示す。また、血糖値推定を行うための異なる2つの波長として、実施例1では900〜1100nmの範囲の中からそれぞれ選ばれた波長としている。
なお、前記した波長範囲にある照射光11,21を発する光源10,20としてレーザーを用いることができる。このレーザーに半導体レーザーを用いれば、小型の血糖値測定装置が実現できる。また、発光ダイオード等の発光素子を光源10,20に用いることも可能である。また、近赤外領域の波長の光を連続的に発する白色光源を光源10,20に用いる場合、光源10,20からの光を前述した波長のみを透過させる光学フィルターを用いることで実現しても良い。さらに、図2に示すように光源10,20からの照射光11,21を光ファイバー700を用いて指1に照射し、さらに指1上の検出点P,Pからの透過光12,13(22,23)を光ファイバー701,702を用いて前記透過光量検出手段I,IIに導光してもよい。また、図2に示した光ファイバー700を図3に示すように検出側に配置して測定しても良い。
図4は、実施例2の血糖値の非侵襲測定装置の説明図である。
図5は、実施例2の血糖値の非侵襲測定装置の説明図である。
図4に示す実施例2は3つの波長を用いた血糖値の非侵襲測定装置の例である。図4に示す実施例2の血糖値測定装置は、照射光11,21,31を指1に照射するための光源10,20,30と、レンズ410,420,430と、光ファイバー710,720,730及び同各光ファイバー710,720,730を束ねて指1に照射光11,21,31を照射する光ファイバー700を備える。また、指1からの透過光12,22,32を検出するための光ファイバー701,レンズ50,光検出器51から構成される透過光量検出手段1と、透過光13,23,33を検出するための光ファイバー702,レンズ60,光検出器61から構成される透過光量検出手段11を備え、さらに信号処理部230,中央制御部200,表示部210,光源制御部220を備えている。
中央制御部200は、信号処理部230でデジタル化された光検出器51,61からの検出信号をもとに後述する算定式で人体の血糖値を算出し、表示部210で表示する。光源制御部220は、光源10,20,30に電流を供給するための図示しない電源部を有している。中央制御部200からの指令に従って、光源10(光源20,光源30)に直流、又は変調された電流が供給される。各照射光11,21,31に対応した指1の相対透過度Rλ1,Rλ2,Rλ3は実施例1と同様の手順で算出することができる。指1の血糖値Cは、算出した相対透過度Rλ1,Rλ2,Rλ3を用いて下記式で算出する。
C=k+k*ln(Rλ1/Rλ3)/ln(Rλ2/Rλ3)・・・(1.8)
ここで、k,kは実測血糖値を用いて最小2乗法で決定された係数を示す。前記式(1.8)を用いて血糖値測定を行うための異なる3つの波長として、実施例2では照射光11,21が900〜1100nmの範囲の中からそれぞれ選ばれたものであり、また残りの照射光31が900〜930nm又は1000〜1030nmの範囲の中から選ばれた波長としている。図3で光ファイバー700を指1の検出側とは反対に配置しているが、図5に示すように検出側に配置しても良い。
図6は、実施例3の血糖値の非侵襲測定装置の説明図である。
図7は、人体を模した散乱体での最適波長の組み合わせ領域を示す図である。
図8は、検出距離r1の変化量と血糖値測定誤差との関係を示す図である。
実施例1,2では人体に照射する光を波長の異なる2つ又は3つの光に限定して説明した。これにより、白色光源を用いた従来の血糖値測定装置のように透過又は反射光スペクトルを検出するための複雑な分光器を必要としない装置が実現できる。また、指等の測定部位の大きさに依存して照射光の照射位置と透過光の検出位置との直線距離が変化しても、血糖値の測定誤差への影響を少なくした血糖値の非侵襲測定装置が実現できる。さらに、心拍数に対応して変化する血管の膨張・収縮により透過光量が変化しても血糖値の測定誤差への影響を少なくした血糖値の非侵襲測定装置ができる。
一方、従来の白色光源と分光器を用いた血糖値の非侵襲測定装置においても、指等の測定部位の大きさに依存して光の照射位置と透過光の検出位置との直線距離が変化しても、血糖値の測定誤差への影響を少なくすることができる。また、心拍数に対応して変化する血管の膨張・収縮により透過光量が変化しても血糖値の測定誤差への影響を少なくすることができる。さらに、非特許文献1に記載されたような標準反射板を用いる必要がなくなる。
従来の白色光源と分光器を用いた血糖値の非侵襲測定装置に適用した例を図6に基づいて説明する。
図6に示す血糖値の非侵襲測定装置では、近赤外領域の波長の光を含むハロゲンランプ等の白色光源100とその電源110を備え、光源100からの光101をレンズ120と光ファイバー700を介して指1に照射する。指1に照射された光101は指1内部で散乱・吸収を受けて指1外のあらゆる方向に放射されて透過光となる。光ファイバー700による光101の指1上の照射位置Pから直線距離r,rにある指1上の位置P,Pからの透過光102,103を光ファイバー701,702により分光器300まで導光する。
分光器300は、レンズ310,320と、シャッター311,321と、プリズム330,回折格子340,多チャンネル検出器350から構成される。多チャンネル検出器350にはCCD等のリニアアレイセンサーが用いられる。位置Pから放射された透過光102の透過スペクトルを計測する場合、シャッター311が開き、多チャンネル検出器350上に透過光102の透過スペクトルSが得られる。この場合、シャッター321は閉まっている。同様にして位置Pから放射された透過光103の透過スペクトルSを測定する場合、シャッター321が開き、多チャンネル検出器350上に透過光103の透過スペクトルSが得られる。この場合、シャッター311は閉まっている。以上のようにして測定した前記透過スペクトルS,Sから相対透過率スペクトルT=S/Sを算出する。得られた相対透過率スペクトルから吸光度、又は吸光度の1階(あるいは2階)微分値を算出し前記各式、又は非特許文献1で記載されている多変量解析により血糖値Cを算出することができる。
各実施例の非侵襲血糖値測定方法について検討した結果を図7,8に示す。図7は人体を模した散乱体に対して、相対透過度R(λi=1,2,3)を用いて下記式(1.9)により表される指標γとグルコース濃度の相関について図5で示した非侵襲測定装置で測定した場合について理論解析し、その相関係数の自乗値R>0.995となる波長の組み合わせ領域を斜線で示している。理論解析は文献「A.Ishimaru:Wave Propagation and Scattering in Random Media,Academic Press,NewYork(1978)」を参考に行った。ここでの理論計算では図7中、直線距離r,rをそれぞれ10mm,20mmに設定した。また等価散乱係数はグルコース濃度・波長によらず一定とし、ここでは人体の一般値1.0mm−1(参考:機論、59,561B(1993)、PP.338−340)を用いた。また波長・グルコース濃度に依存した吸収係数はグルコース水溶液を用いて実測した結果を用いた。また波長λ=900nmに設定した。
γ=ln(R(λ)/R(λ))/ln(R(λ)/R(λ))・・・(1.9)
図7より900〜1100nmの波長範囲に前記指標γでグルコース濃度を推定する為の最適な波長λ,λの組み合わせがあることがわかる。
次に、実施例1,2記載の血糖値測定装置において、図3、及び図5中、距離r,rを変化させた場合の血糖値の測定誤差について解析した結果を図8に示す。ここでは透過光検出位置P,P間の距離を10mmで一定とした。従来技術の場合も照射位置Pが検出位置Pと同じ側にある場合を想定した。照射位置と検出位置が同じ側にある場合、指の厚みの影響はほとんど無視できるが、心拍数に対応して変化する血管の膨張・収縮により透過光量が変化する。この透過光量の変化は見かけ上、距離r,rの変化に起因したものと見なすことができる。実施例1では、従来技術に比べ血糖値の測定誤差が約1/2に、また実施例2では従来技術に比べ血糖値の測定誤差が約1/40にそれぞれ低減していることがわかる。つまり、心拍数に対応して変化する血管の膨張・収縮は指の厚みの変化と同様に透過光量を変化させるが、実施例1,2により血糖値の測定誤差をそれぞれ従来技術に比べて低減することができる。
以上説明したように、本発明によれば複数の異なる波長の光を人体に照射し、その透過光を前記光の照射位置から異なる距離をおいた2ヵ所でそれぞれ検出する。検出された透過光には人体内部の血糖値情報が含まれており、人体の血糖値測定が可能となる。また、白色光源を用いた従来の血糖値測定装置のように透過又は反射光スペクトルを検出するための複雑な分光器を必要としない装置が実現でき、また光源に小型の半導体レーザー等を用いることができるため、小型・軽量の血糖値測定装置が実現できる。さらに、指等の測定部位の大きさの変化、あるいは血管の膨張・収縮に依存して透過光量が変化しても血糖値の測定誤差への影響を少なくした血糖値の非侵襲測定装置が実現できる。

Claims (7)

  1. 人体の測定部位に複数の異なる波長からなる光を照射する照射手段を設け、同照射手段の光が人体の測定部位を透過した透過光を異なる距離をおいた2箇所で受光してその透過光量を検出する透過光量検出手段を設け、同透過光量検出手段で検出した2箇所での同波長の透過光量の比である相対透過度を各波長毎に算出し、同各波長の相対透過度を用いて人体の血糖値を算定する演算手段を設けた血糖値の非侵襲測定装置。
  2. 照射手段が、2つの異なる波長の光を照射するもので、演算手段が、2箇所で検出した各透過光量のうち透過距離が短い方をI1.λ1,I1.λ2とし、透過距離が長い方をI2.λ1,I2.λ2とし、2つの異なる波長の相対透過度Rλ1,Rλ2を式Rλ1=I2.λ1/I1.λ1,Rλ2=I2.λ2/I1.λ2とし、予め実測した血糖値と相対透過度Rλ1,Rλ2を用いて次式の係数k,kを求め、血糖値Cを式C=k+k*ln(Rλ1)/ln(Rλ2)に従って算定するようにしたものである請求項1記載の血糖値の非侵襲測定装置。
  3. 照射手段が、2つの異なる波長の光を照射するもので、演算手段が、2箇所で検出した各透過光量のうち透過距離が短い方をI1.λ1,I1.λ2とし、透過距離が長い方をI2.λ1,I2.λ2とし、2つの異なる波長の相対透過度Rλ1,Rλ2を式Rλ1=I2.λ1/I1.λ1,Rλ2=I2.λ2/I1.λ2とし、同各相対透過度Rλ1,Rλ2に基づいて2つの異なる波長の吸光度A,Aを式A=−1n(Rλ1),A=−1n(Rλ2)とし、予め実測した血糖値と吸光度A,Aを用いて次式の係数k,kを求め、血糖値Cを式C=k+k*A/Aに従って算定するようにしたものである請求項1記載の血糖値の非侵襲測定装置。
  4. 照射手段が照射する2つの異なる波長の光が、900〜1100nmの範囲から選ばれたものである請求項2又は3記載の血糖値の非侵襲測定装置。
  5. 照射手段が、3つの異なる波長の光を照射するもので、演算手段が、2箇所で検出した各透過光量のうち透過距離が短い方をI1.λ1,I1.λ2,I1.λ3とし、透過距離が長い方をI2.λ1,I2.λ2,I2.λ3とし、3つの波長の相対透過度Rλ1,Rλ2,Rλ3を式Rλ1=I2.λ1/I1.λ1,Rλ2=I2.λ2/I1.λ2,Rλ3=I2.λ3/I1.λ3とし、予め実測した血糖値と相対透過度Rλ1,Rλ2,Rλ3を用いて次式の係数k,kを求め、血糖値Cを式C=k+k*ln(Rλ1/Rλ3)/ln(Rλ2/Rλ3)に従って算定するようにしたものである請求項1記載の血糖値の非侵襲測定装置。
  6. 照射手段が、3つの異なる波長の光を照射するもので、演算手段が、2箇所で検出した各透過光量のうち透過距離が短い方をI1.λ1,I1.λ2,I1.λ3とし、透過距離が長い方をI2.λ1,I2.λ2,I2.λ3とし、3つの波長の相対透過度Rλ1,Rλ2,Rλ3を式Rλ1=I2.λ1/I1.λ1,Rλ2=I2.λ2/I1.λ2,Rλ3=I2.λ3/I1.λ3とし、同各相対透過度Rλ1,Rλ2,Rλ3に基づいて3つの異なる波長の吸光度A,A,Aを式A=−1n(Rλ1),A=−1n(Rλ2),A=−1n(Rλ3)とし、予め実測した血糖値と吸光度A,A,Aを用いて次式の係数k,kを求め、血糖値Cを式C=k+k*(A−A)/(A−A)に従って算定するようにしたものである請求項1記載の血糖値の非侵襲測定装置。
  7. 照射手段が照射する3つの異なる波長の光が、その内2つが900〜1100nmの範囲から選ばれたもので、残りの1つが900〜930nm又は1000〜1030nmの範囲から選ばれたものである請求項5又は6記載の血糖値の非侵襲測定装置。
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