JPWO2006033290A1 - 組合せ秤 - Google Patents

組合せ秤

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Abstract

本発明の組合せ秤は、円状に列設された複数の組合せ用ホッパ(4)からなる組合せ用ホッパ列がそれぞれ複数の円弧状のホッパ列に区分されてなる複数の組合せ用ホッパ群と、それぞれの組合せ用ホッパ群に対して組合せ演算を行い、投入されている被計量物の合計重量が所定重量範囲内になる組合せ用ホッパを選択し、選択した組合せ用ホッパから被計量物を排出させる制御手段(21)と、各々の組合せ用ホッパ群と対応してその下方に配設された複数の集合シュート(6A〜6D)と、各々の集合シュートと対応して設けられ、集合シュートから排出される被計量物を一旦貯留した後、包装機の同一の投入口へ排出するための複数の集合ホッパ(7A〜7D)とを備え、制御手段は、順次、それぞれの集合ホッパから被計量物を排出させる。

Description

本発明は、計量した被計量物を包装機へ投入する組合せ秤に関する。
組合せ秤で計量されて所定重量とされた洗剤や菓子類等の被計量物は、包装機によって袋詰めされるのが一般的である。このような被計量物の計量を行う従来の組合せ秤の概略構成を図12に示す。また、組合せ秤の下方に設置される包装機の概略構成を図13に示す。
図12に示す組合せ秤は、制御部20によって組合せ秤全体の動作が制御され、装置上部の中央に、外部の供給装置から供給される被計量物を振動によって放射状に分散させる円錐形の分散フィーダ1が設けられている。分散フィーダ1の周囲には、分散フィーダ1から送られてきた被計量物を振動によって各供給ホッパ3に送りこむためのリニアフィーダ2が設けられている。リニアフィーダ2の下方には、複数の供給ホッパ3、計量ホッパ4がそれぞれ対応して設けられ、円状に配置されている。供給ホッパ3はリニアフィーダ2から送りこまれた被計量物を受け取り、その下方に配置された計量ホッパ4が空になるとゲートを開いて計量ホッパ4へ被計量物を投入する。計量ホッパ4にはロードセル等の重量センサ41が取り付けられており、この重量センサ41により計量ホッパ4内の被計量物の重量が計測される。制御部20による組合せ演算により複数の計量ホッパ4の中から排出すべきホッパの組合せが求められ、その組合せに該当する計量ホッパ4から被計量物が集合シュート6上へ排出される。集合シュート6は、計量ホッパ4の下方に設けられている。計量ホッパ4から排出された被計量物は集合シュート6上を滑り、下部に設けられた排出口から図13に示す包装機(縦型ピロー包装機)に送出される。
包装機では、袋を製造しながら、この袋に組合せ秤から排出されてきた被計量物を充填して包装する。この包装機は、包材のロールから引き出されたシート状の包材50が、フォーマ52によってチューブ51に巻かれて筒状に成形され、プルダウンベルト機53により吸着されて下方に送られ、筒状にされた包材50の重ねられた縦の縁が縦シール機54によりシール(溶着による封止)される。そして、計量された被計量物がチューブ51を通って筒状の包材50内に充填され、チューブ51の下方に配置される横シール機55により先行する袋の上端と後続の袋の下端とにまたがって横方向のシール(溶着による封止)が行われる。この横方向のシールが行われることにより、先行する袋は、前回での横方向のシールにより下端は封止されているので上下がシールされた完全な袋となる。そして、横シール機55に内蔵されているカッターにより横方向のシール部分の中央が切断されて、先行する袋と後続の袋とが分離される。
特開昭60−161530号公報 特公平8−1395号公報
このような従来の組合せ秤において、高速運転の包装機に対応するためには、排出時間間隔(排出開始タイミングの間隔)を短くする必要がある。そのために従来は、計量ホッパの数を一定の数、増加させて、いわゆるシングルシフトからダブルシフト、あるいはトリプルシフトを構成することにより、排出時間間隔をシングルシフトに対して1/2、1/3の時間に短縮して対応していた。しかしながらこの構成では、排出時間間隔は短くなるが、集合シュート6から排出される被計量物の先端から終端までの長さが短くなることはなく、組合せ秤から排出された被計量物が1つの袋(包装機の袋)に入ってしまうまでの時間も短縮されない。高速運転の包装機では、横シール機55によるシールから次のシールまでのサイクル時間が短くなるため、組合せ秤から排出された被計量物が1つの袋に入ってしまうまでに横方向のシールが行われると、そのシール部分に被計量物の噛み込みが生じるという問題があった。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、包装機での被計量物の噛み込みを発生させることなく、高速運転の包装機に対応可能な組合せ秤を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の組合せ秤は、円状に列設され被計量物が投入される複数の組合せ用ホッパからなる組合せ用ホッパ列がそれぞれN個(Nは複数)の円弧状のホッパ列に区分されてなるN個の組合せ用ホッパ群と、それぞれ、各々の前記組合せ用ホッパ群と対応して前記組合せ用ホッパ群の下方に配設され、対応する前記組合せ用ホッパ群の前記組合せ用ホッパから排出される被計量物を集合させて下部に設けられた排出口から排出させるためのN個の集合シュートと、それぞれ、各々の前記組合せ用ホッパ群及び前記集合シュートと対応して前記集合シュートの排出口に設けられ、前記集合シュートの排出口から排出される被計量物を一旦貯留した後、包装機の同一の投入口へ被計量物を排出するためのN個の集合ホッパと、前記組合せ用ホッパ群の各組合せ用ホッパに投入されている被計量物の重量に基づいて組合せ演算を行い、投入されている被計量物の合計重量が所定重量範囲内になる前記組合せ用ホッパの組合せを1つ決定する組合せ処理と、前記組合せ処理により決定した組合せの前記組合せ用ホッパから被計量物を排出させる排出準備処理と、前記組合せ用ホッパから排出されて前記集合ホッパに貯留している被計量物を前記集合ホッパから排出させる排出処理とからなる一連の処理を、それぞれの対応する前記組合せ用ホッパ群及び前記集合ホッパに対して繰り返し行う制御手段とを備え、前記制御手段は、前記組合せ処理により決定された組合せの組合せ用ホッパから被計量物が排出され始めたときから、次に前記組合せの組合せ用ホッパに被計量物が投入されたのち前記組合せの組合せ用ホッパに投入されている被計量物の重量を少なくとも用いて次の組合せ処理による組合せ演算が行われ、前記次の組合せ処理により決定された組合せの組合せ用ホッパから被計量物が排出され始める直前までの時間である1動作サイクル時間の1/Nの時間ずつずらして、順次、それぞれの前記組合せ用ホッパ群に対する前記組合せ処理を行うとともに前記排出準備処理を行い、かつ、前記1動作サイクル時間の1/Nの時間ずつずらして、順次、それぞれの前記集合ホッパに対する前記排出処理を行うように構成されている(これを第1の構成とする)。
この構成によれば、対応して設けられた組合せ用ホッパ群、集合シュートおよび集合ホッパが複数備えられ、それぞれが1つの組合せ秤のように動作してそれぞれの集合ホッパから順次被計量物を包装機へ排出させるので、各集合ホッパから排出させる時間間隔を短くでき、高速運転の包装機に対応できるとともに、各組合せ用ホッパ群の組合せ用ホッパから排出された被計量物はそれぞれの集合シュートを通って一旦それぞれの集合ホッパに溜められ、被計量物が充分に固まった状態で集合ホッパから排出されるので、各集合ホッパから排出される被計量物の長さが短くなるとともに1回の排出時間が短くなり、包装機での被計量物の噛み込みの発生も防止できる。
また、前記組合せ用ホッパ群、集合シュートおよび集合ホッパ(これらを合わせて計量部という)のそれぞれの個数が2個(Nが2)である構成としてもよい。このように、計量部を2個設け、各計量部をいわゆるシングルシフト動作させる構成とすることで、ダブルシフト動作させる構成に対し、各計量部において、組合せ用ホッパから排出された被計量物が集合ホッパで一塊となって固まって排出される時間は1動作サイクル時間全部使えるので、被計量物が固まって排出されるのに時間的余裕が充分あり、被計量物の種類を問わず、殆ど全ての被計量物に対し、高速運転する包装機に対応することができる。また、シングルシフト動作させる構成はダブルシフト動作させる構成に対しコンパクトな構成で同等の計量精度が得られるので、コンパクトな構成の計量部を2個用いた小型化の図れた組合せ秤で、前述のように被計量物の種類を問わず、高速運転する包装機に対応することが可能となる。
また、前記制御手段は、予め定められた前記排出処理を行う前記集合ホッパの順番に従って前記排出処理を行い、任意の前記集合ホッパに対する前記排出処理を行う際に、前記排出処理を行うに先立って前記任意の集合ホッパに対応する前記組合せ用ホッパ群に対して前記排出準備処理を行っていないときには、前記任意の集合ホッパに対する前記排出処理を1回休止した後、次の前記排出処理を前記任意の集合ホッパを飛ばして前記任意の集合ホッパの次の順番の前記集合ホッパに対して行うようにした構成が好ましい。ある組合せ用ホッパ群において所定重量範囲内に入る組合せが無かった場合(組合せ不良の場合)、その組合せ用ホッパ群については排出準備処理が行われず(集合ホッパに被計量物が投入されない)、被計量物の追加投入等が行われた後、再度組合せ処理が行われるので、予め定められている集合ホッパの排出順序を守ろうとすると、包装機が上記の1動作サイクル時間の間、待機状態となり、N回の包装動作(N個の包装袋分の動作)を休むことになる。そこで、このような場合には、上記のように、その集合ホッパを飛ばして、次の順番の集合ホッパに対し排出処理を行うようにする。これにより、包装機は1回の包装動作を休むだけで済み、包装機の稼働率の低下は最小で済むことになる。
あるいは、前記制御手段は、全ての前記集合ホッパの中から、前記排出準備処理が行われた前記組合せ用ホッパ群に対応する前記集合ホッパを順次選択し、選択した前記集合ホッパに対して前記排出処理を行うようにした構成が好ましい。この場合、集合ホッパの排出順序が予め定められておらず、排出準備処理が行われた組合せ用ホッパ群に対応する集合ホッパを順次選択して排出するので、ある組合せ用ホッパ群において所定重量範囲内に入る組合せが無かった場合、前述の構成の場合と同様、包装機は1回の包装動作を休むだけで済み、包装機の稼働率の低下は最小で済むことになる。
上記のように、集合ホッパの排出順序を予め定めておき、ある組合せ用ホッパ群において組合せ不良等により排出準備処理が行われなかった場合に、その集合ホッパの順番を飛ばすようにする場合や、集合ホッパの排出順序を予め定めずに、排出準備処理が行われた組合せ用ホッパ群に対応する集合ホッパから順次、排出するようにする場合において、同じ組合せ用ホッパ群において、組合せ不良が連続して発生する等して、同じ組合せ用ホッパ群に対応する集合ホッパからの被計量物の排出が連続して不可能になったとき、2個の組合せ用ホッパ群及び集合ホッパを備えた組合せ秤では、2回に1回の割合で包装機は動作を休むことになるが、3個の組合せ用ホッパ群及び集合ホッパを備えた組合せ秤では、3回に1回の割合で包装機は動作を休むことになり、4個の組合せ用ホッパ群及び集合ホッパを備えた組合せ秤では、4回に1回の割合で包装機は動作を休むことになる。このことから、組合せ用ホッパ群、集合シュートおよび集合ホッパのそれぞれの個数が3個以上(Nが3以上)である構成とすることが好ましい。
また、前記組合せ用ホッパ群、集合シュートおよび集合ホッパのそれぞれの個数が2個であるときに、対応する前記組合せ用ホッパ群及び前記集合ホッパに対し、前記排出処理が開始される前に次の前記排出準備処理が開始されることが必要な速度にて運転される前記包装機を用いる場合に、前記組合せ用ホッパ群、集合シュートおよび集合ホッパのそれぞれの個数が3個以上(Nが3以上)である構成とすることが好ましい。この構成により、包装機が上記のように高速で運転されていても、対応する組合せ用ホッパ群及び集合ホッパにおいて、集合ホッパに対する排出処理が開始されるときには、組合せ用ホッパ群に対する次の排出準備処理が開始されていない状態として動作させることが可能となり、包装機を停止したときに、集合ホッパ内に2回の排出分の被計量物が溜まってしまうことを防止でき、包装機に最大能力(最高速度)を発揮させることが可能になる。
また、前記組合せ処理により決定された組合せの組合せ用ホッパから被計量物が排出され始めたときから、前記排出される被計量物の全てが前記集合シュート上を通過して前記集合ホッパへ投入されるまでに要する時間(以下、移送時間)が、前記1動作サイクル時間の0.9倍から1.1倍までの範囲内の時間となるように、前記集合シュートを構成することが好ましい。このように、移送時間を略1動作サイクル時間という長い時間にするためには、集合シュートの被計量物が滑り落ちる斜面の傾斜を緩やかにした構成とすることで実現できる。このように集合シュートの傾斜を緩やかにすることで、集合シュートの高さを低くすることができ、それにより組合せ秤全体の高さも低くすることができる。また、集合シュートの傾斜を緩やかにすることで、被計量物が集合シュート上をゆっくり滑り落ち、集合シュート上を通過するときの被計量物同士の衝突時の衝撃や、集合ホッパに投入されるときの被計量物同士の衝突時の衝撃及び集合ホッパとの衝突時の衝撃を小さくでき、被計量物の損傷を防ぐことが可能となる。
また、本発明の組合せ秤は、円状に列設され被計量物が投入される複数の組合せ用ホッパからなる組合せ用ホッパ列がそれぞれN個(Nは複数)の円弧状のホッパ列に区分されてなるN個の組合せ用ホッパ群と、それぞれ、各々の前記組合せ用ホッパ群と対応して前記組合せ用ホッパ群の下方に配設され、対応する前記組合せ用ホッパ群の前記組合せ用ホッパから排出される被計量物を集合させて下部に設けられた排出口から排出させるためのN個の集合シュートと、それぞれ、各々の前記組合せ用ホッパ群及び前記集合シュートと対応して前記集合シュートの排出口に設けられ、前記集合シュートの排出口から排出される被計量物を一旦貯留した後、包装機の同一の投入口へ被計量物を排出するためのN個の集合ホッパと、前記組合せ用ホッパ群を構成する全ての組合せ用ホッパのうちの任意の個数の各組合せ用ホッパに投入されている被計量物の重量に基づいて組合せ演算を行い、投入されている被計量物の合計重量が所定重量範囲内になる前記組合せ用ホッパの組合せを1つ決定する組合せ処理と、前記組合せ処理により決定した組合せの前記組合せ用ホッパから被計量物を排出させる排出準備処理と、前記組合せ用ホッパから排出されて前記集合ホッパに貯留している被計量物を前記集合ホッパから排出させる排出処理とからなる一連の処理を、対応する前記組合せ用ホッパ群及び前記集合ホッパからなるそれぞれの計量ユニットに対して繰り返し行う制御手段とを備え、前記制御手段は、前記組合せ処理により決定された組合せの組合せ用ホッパから被計量物が排出され始めたときから、次に前記組合せの組合せ用ホッパに被計量物が投入されたのち前記組合せの組合せ用ホッパに投入されている被計量物の重量を少なくとも用いて次の組合せ処理による組合せ演算が行われ、前記次の組合せ処理により決定された組合せの組合せ用ホッパから被計量物が排出され始める直前までの時間である1動作サイクル時間の1/kの時間(kは2以上の整数)ごとに、各々の前記計量ユニットに対する前記一連の処理を行い、かつ、前記一連の処理を、各々の前記計量ユニット間において前記1動作サイクル時間の1/(k×N)の時間ずつずらして行うように構成されている(これを第2の構成とする)。
この構成によれば、対応して設けられた組合せ用ホッパ群、集合シュートおよび集合ホッパが複数備えられ、それぞれが1つの組合せ秤のように動作してそれぞれの集合ホッパから順次被計量物を包装機へ排出させるので、各集合ホッパから排出させる時間間隔を短くでき、高速運転の包装機に対応できるとともに、各組合せ用ホッパ群の組合せ用ホッパから排出された被計量物はそれぞれの集合シュートを通って一旦それぞれの集合ホッパに溜められ、被計量物が充分に固まった状態で集合ホッパから排出されるので、各集合ホッパから排出される被計量物の長さが短くなるとともに1回の排出時間が短くなり、包装機での被計量物の噛み込みの発生も防止できる。また、1動作サイクル時間の1/kの時間ごとに、各々の計量ユニットに対する一連の処理を行い、かつ、一連の処理を、各々の計量ユニット間において1動作サイクル時間の1/(k×N)の時間ずつずらして行うことにより、包装機へ投入される被計量物の排出時間間隔がより短縮可能となり、より高速運転の包装機に対応できる。
また、前記制御手段は、予め定められた前記排出処理を行う前記集合ホッパの順番に従って前記排出処理を行い、任意の前記集合ホッパに対する前記排出処理を行う際に、前記排出処理を行うに先立って前記任意の集合ホッパに対応する前記組合せ用ホッパ群に対して前記排出準備処理を行っていないときには、前記任意の集合ホッパに対する前記排出処理を1回休止した後、次の前記排出処理を前記任意の集合ホッパを飛ばして前記任意の集合ホッパの次の順番の前記集合ホッパに対して行うようにした構成が好ましい。ある組合せ用ホッパ群において所定重量範囲内に入る組合せが無かった場合、その組合せ用ホッパ群については排出準備処理が行われず(集合ホッパに被計量物が投入されない)、被計量物の追加投入等が行われた後、再度組合せ処理が行われるので、予め定められている集合ホッパの排出順序を守ろうとすると、包装機が上記の1動作サイクル時間の間、待機状態となり、N回の包装動作(N個の包装袋分の動作)を休むことになる。そこで、このような場合には、上記のように、その集合ホッパを飛ばして、次の順番の集合ホッパに対し排出処理を行うようにする。これにより、包装機は1回の包装動作を休むだけで済み、包装機の稼働率の低下は最小で済むことになる。
あるいは、前記制御手段は、全ての前記集合ホッパの中から、前記排出準備処理が行われた前記組合せ用ホッパ群に対応する前記集合ホッパを順次選択し、選択した前記集合ホッパに対して前記排出処理を行うようにした構成が好ましい。この場合、集合ホッパの排出順序が予め定められておらず、排出準備処理が行われた組合せ用ホッパ群に対応する集合ホッパを順次選択して排出するので、ある組合せ用ホッパ群において所定重量範囲内に入る組合せが無かった場合、前述の構成の場合と同様、包装機は1回の包装動作を休むだけで済み、包装機の稼働率の低下は最小で済むことになる。
また、前記組合せ処理により決定された組合せの組合せ用ホッパから被計量物が排出され始めたときから、前記排出される被計量物の全てが前記集合シュート上を通過して前記集合ホッパへ投入されるまでに要する時間(以下、移送時間)が、前記1動作サイクル時間の1/kの0.9倍から1.1倍までの範囲内の時間となるように、前記集合シュートを構成することが好ましい。このように、移送時間を1動作サイクル時間の略1/kの時間という長い時間にするためには、集合シュートの被計量物が滑り落ちる斜面の傾斜を緩やかにした構成とすることで実現できる。このように集合シュートの傾斜を緩やかにすることで、集合シュートの高さを低くすることができ、それにより組合せ秤全体の高さも低くすることができる。また、集合シュートの傾斜を緩やかにすることで、被計量物が集合シュート上をゆっくり滑り落ち、集合シュート上を通過するときの被計量物同士の衝突時の衝撃や、集合ホッパに投入されるときの被計量物同士の衝突時の衝撃及び集合ホッパとの衝突時の衝撃を小さくでき、被計量物の損傷を防ぐことが可能となる。
先述の第1の構成は、第2の構成において、それぞれの前記組合せ用ホッパ群に対して行う組合せ演算に用いられる、(任意の個数の各組合せ用ホッパに投入されている被計量物の重量)が、(組合せ用ホッパ群を構成する全ての各組合せ用ホッパに投入されている被計量物の重量)である場合であり、かつ、上記のkが1である場合に相当する。
なお、1動作サイクル時間を1計量サイクル時間に等しくすると、組合せ処理が終了後に、待ち時間が生じることなく、すぐに排出準備処理を行えるので好ましい。ここで、1計量サイクル時間は、前記組合せ処理により決定された組合せの組合せ用ホッパから被計量物が排出され始めたときから、次に前記組合せの組合せ用ホッパに被計量物が投入されたのち前記組合せの組合せ用ホッパに投入されている被計量物の重量を少なくとも用いて行われる次の組合せ処理が終了するまでの時間である。
また、前記組合せ用ホッパは、投入される被計量物の重量を計量する計量ホッパである構成としてもよい。
また、前記組合せ用ホッパ列が上下2列に配設され、上方の前記組合せ用ホッパ列の組合せ用ホッパは、投入される被計量物の重量を計量する計量ホッパであり、下方の前記組合せ用ホッパ列の組合せ用ホッパは、それぞれ前記計量ホッパと対応して設けられ前記計量ホッパで計量された被計量物が投入されるメモリホッパであり、前記計量ホッパは対応する前記メモリホッパと前記集合シュートへ選択的に被計量物を排出可能な構成であるようにしてもよい。
また、それぞれの前記組合せ用ホッパと対応して前記組合せ用ホッパの上方に、投入される被計量物の重量を計量する複数の計量ホッパが配設され、前記組合せ用ホッパは、2つの収容室を備え、それぞれの前記収容室に前記計量ホッパで計量された被計量物が投入され、それぞれの前記収容室ごとに被計量物を排出可能なメモリホッパであり、前記計量ホッパは対応する前記メモリホッパの2つの前記収容室へ選択的に被計量物を排出可能な構成であり、前記制御手段は、それぞれの前記組合せ用ホッパ群に対して行う組合せ演算を、それぞれの前記メモリホッパの各収容室に投入されている被計量物の重量に基づいて行い、投入されている被計量物の合計重量が所定重量範囲内になる前記メモリホッパの収容室の組合せを決定し、前記決定した組合せの前記収容室から被計量物を排出させるようにしてもよい。
また、前記組合せ用ホッパは、2つの計量室を備え、それぞれの前記計量室に投入される被計量物の重量を計量し、それぞれの前記計量室ごとに被計量物を排出可能な計量ホッパであり、前記制御手段は、それぞれの前記組合せ用ホッパ群に対して行う組合せ演算を、それぞれの前記計量ホッパの各計量室に投入されている被計量物の重量に基づいて行い、投入されている被計量物の合計重量が所定重量範囲内になる前記計量ホッパの計量室の組合せを決定し、前記決定した組合せの前記計量室から被計量物を排出させるようにしてもよい。
また、それぞれの前記組合せ用ホッパと対応して前記組合せ用ホッパの上方に、2つの計量室を備え、それぞれの前記計量室に投入される被計量物の重量を計量し、それぞれの前記計量室ごとに被計量物を排出可能な複数の計量ホッパが配設され、前記組合せ用ホッパは、対応する前記計量ホッパの各計量室と対応して2つの収容室を備え、それぞれの前記収容室に前記計量ホッパの対応する計量室からの被計量物が投入され、それぞれの前記収容室ごとに被計量物を排出可能なメモリホッパであり、前記制御手段は、それぞれの前記組合せ用ホッパ群に対して行う組合せ演算を、それぞれの前記メモリホッパの各収容室に投入されている被計量物の重量に基づいて行い、投入されている被計量物の合計重量が所定重量範囲内になる前記メモリホッパの収容室の組合せを決定し、前記決定した組合せの前記収容室から被計量物を排出させるようにしてもよい。
本発明は、以上に説明した構成を有し、包装機での被計量物の噛み込みを発生させることなく、高速運転の包装機に対応可能な組合せ秤を提供することができるという効果を奏する。
本発明の上記目的、特徴、及び利点は、添付図面参照の下、以下の好適な実施態様の詳細な説明から明らかにされる。
図1(a)は、本発明の実施の形態の組合せ秤の側方から視た断面の概略模式図であり、図1(b)は、本発明の実施の形態の組合せ秤の集合シュート及び集合ホッパを上方から視た概略模式図である。 図2は、図1に示された集合ホッパの概略斜視図である。 図3(a)は、本発明の実施の形態の組合せ秤におけるシングルシフト動作のタイミングチャートであり、図3(b)は、組合せ秤部A〜Dの1つの組合せ秤部における計量ホッパ及び集合ホッパのゲート開閉動作と、被計量物が集合シュート上を滑り落ちて集合ホッパに投入される時間を示すタイミングチャートである。 図4は、本発明の実施の形態の組合せ秤におけるダブルシフト動作のタイミングチャートである。 図5(a)は、本発明の実施の形態の組合せ秤における他の例の集合シュート及び集合ホッパを側方から視た概略模式図であり、図5(b)は、上記他の例の集合シュート及び集合ホッパを上方から視た概略模式図である。 図6(a)〜(d)は、それぞれ、組合せ秤から排出された被計量物の包装機内の落下状態の一例を示す図である。 図7(a)〜(d)は、本実施の形態において、組合せ秤部を3個以上有する構成についての利点を説明するための図である。 図8は、本発明の実施の形態の組合せ秤において用いるホッパの他の例を示す概略模式図である。 図9は、本発明の実施の形態の組合せ秤において用いるホッパの他の例を示す概略模式図である。 図10は、本発明の実施の形態の組合せ秤において用いるホッパの他の例を示す概略模式図である。 図11は、本発明の実施の形態の組合せ秤において用いるホッパの他の例を示す概略模式図である。 図12は、従来の組合せ秤の構成を示す概略模式図である。 図13は、組合せ秤の下方に設置される包装機の構成を示す概略模式図である。
符号の説明
1 分散フィーダ
2 リニアフィーダ
3 供給ホッパ
4 計量ホッパ
5 メモリホッパ
6A〜6D 集合シュート
7A〜7D 集合ホッパ
7a〜7d 集合ホッパ
21 制御部
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態)
図1(a)は、本発明の実施の形態の組合せ秤の側方から視た断面の概略模式図であり、図1(b)は、本発明の実施の形態の組合せ秤の集合シュート及び集合ホッパを上方から視た概略模式図である。
本実施の形態の組合せ秤は、装置上部の中央に、外部の供給装置から供給される被計量物を振動によって放射状に分散させる円錐形の分散フィーダ1が設けられている。分散フィーダ1の周囲には、分散フィーダ1から送られてきた被計量物を振動によって各供給ホッパ3に送りこむためのリニアフィーダ2が設けられている。リニアフィーダ2の下方には、複数の供給ホッパ3、計量ホッパ4がそれぞれ対応して設けられ、円状に配置されている。供給ホッパ3はリニアフィーダ2から送りこまれた被計量物を受け取り、その下方に配置された計量ホッパ4が空になるとゲート(図示せず)を開いて計量ホッパ4へ被計量物を投入する。計量ホッパ4にはロードセル等の重量センサ41が取り付けられており、この重量センサ41により計量ホッパ4内の被計量物の重量が計測される。以上の構成については、図12に示す従来例と同様である。本実施の形態では、4つに分割された集合シュート6A〜6Dが、計量ホッパ4の下方に設けられ、集合シュート6A〜6Dのそれぞれの排出口に集合ホッパ7A〜7Dが設けられている。集合シュート6A〜6Dは、略逆円錐状のシュート61が仕切り壁62で4つに仕切られて構成されている。また、この4つの集合シュート6A〜6Dのそれぞれは、円状に配置されている全部の計量ホッパ4のうちの1/4の個数の計量ホッパ4から排出される被計量物を受けるように、全個数のうちの1/4の個数の計量ホッパ4と対応して位置している。計量ホッパ4から排出された被計量物は、その計量ホッパ4と対応する集合シュート6A〜6D上を滑り落ちて集合ホッパ7A〜7Dに一旦溜められる。集合ホッパ7A〜7Dの概略斜視図を図2に示す。集合ホッパ7A〜7Dのそれぞれは、側板71と2つの仕切り板72とゲート73とで被計量物の収容部を構成している。各仕切り板72は隣接する集合ホッパと共有されて、4つの集合ホッパ7A〜7Dが一体的に形成されている。集合ホッパ7A〜7Dのそれぞれは、ゲート73が外側に開かれることで被計量物が排出される(例えば集合ホッパ7Aのゲート73が開かれる方向を矢印74で示している)。制御部21は組合せ秤の全体の動作を制御するとともに組合せ演算を行う。なお、この組合せ秤の下方には例えば図13に示す包装機(縦型ピロー包装機)が設置され、集合ホッパ7A〜7Dのそれぞれから排出される被計量物は、包装機の筒状のチューブ51の上部が広くなっている投入口へ投入される。
次に、本実施の形態の組合せ秤の動作を説明する。本実施の形態では、4つの集合シュート6A〜6Dを備えており、各集合シュートに対応して配設されているリニアフィーダ2、供給ホッパ3、計量ホッパ4および集合ホッパ(7A〜7D)が、それぞれ1つの組合せ秤として動作する。この1つの組合せ秤として動作する集合シュート6Aおよびそれに対応する部分を組合せ秤部Aとし、同様に、集合シュート6Bおよびそれに対応する部分を組合せ秤部B、集合シュート6Cおよびそれに対応する部分を組合せ秤部C、集合シュート6Dおよびそれに対応する部分を組合せ秤部Dとして、以下説明する。なお、それぞれの組合せ秤部A,B,C,D内の計量ホッパ4の個数は同数である。
制御部21は、それぞれの組合せ秤部A,B,C,Dごとに、重量センサ41による計量値に基づいて組合せ演算を行い、各組合せ秤部内の複数の計量ホッパ4の中から排出すべきホッパ(以下、排出ホッパ)の組合せを決定する。例えば、各集合シュート6A〜6Dに対応して10個ずつの計量ホッパ4が配設されており、排出ホッパとして4個選択する場合、組合せ演算によって、10個の計量ホッパ4の中から、投入されている被計量物の合計重量が目標重量に対して許容範囲(所定重量範囲)内になる4個のホッパの組合せを1つ決定する。目標重量に対して許容範囲内になる組合せが複数存在する場合には、例えば目標重量に最も近い組合せ(目標重量と一致する組合せがあればその組合せ)に決定する。決定した組合せに該当する計量ホッパ4のゲート(図示せず)を開閉することにより被計量物が集合シュート上へ排出され、集合ホッパに溜められる。また、制御部21は、包装機からの投入指令信号を受けて集合ホッパ7A〜7Dのいずれか1つのゲートを開き、ゲートが開かれた集合ホッパから被計量物が、包装機の筒状のチューブ51へ投入される。
図3(a)は、各組合せ秤部A〜Dにおける動作のタイミングチャートである。この図3(a)では、各組合せ秤部A〜Dにおける1つの計量サイクルのタイミングしか示していないが、各組合せ秤部A〜Dにおいて、この計量サイクルが連続して繰り返される。
各組合せ秤部A〜Dの1計量サイクル(T)は、排出時間t1と安定時間t2と組合せ時間t3とからなる。排出時間t1は、集合ホッパに対して被計量物を供給するために動作させる排出ホッパのゲート開閉、およびその排出ホッパに対して被計量物を供給するために動作させる供給ホッパのゲート開閉に要する時間である。安定時間t2は、排出ホッパに取り付けられている重量センサ41の安定時間である。組合せ時間t3は、組合せ演算を行い、次の排出ホッパの組合せの決定を行う処理に要する時間である。なお、この図3(a)の例では、包装機からの投入指令信号に応答して集合ホッパのゲートを開閉して被計量物を包装機へ排出する期間が、排出時間t1の時間内になっている。制御部21による集合ホッパ、計量ホッパ(排出ホッパ)及び供給ホッパのそれぞれのゲートの開閉のタイミングの制御については、例えば、包装機からの投入指令信号に基づいて集合ホッパのゲートの開閉のタイミングを制御し、集合ホッパのゲートの開閉のタイミングに基づいて計量ホッパ及び供給ホッパのゲートの開閉のタイミングを制御するようにすればよい。これにより、集合ホッパ、計量ホッパ及び供給ホッパのそれぞれのゲートの開閉のタイミングを異ならせることもできる。1計量サイクルの時間Tは、被計量物の性状等に応じて一意的に決められる時間である。
図3(a)の場合、包装機から出力されるタイミングaの投入指令信号により組合せ秤部Aから包装機へ被計量物の排出が行われ、タイミングbの投入指令信号により組合せ秤部Bから包装機へ排出が行われ、タイミングcの投入指令信号により組合せ秤部Cから包装機へ排出が行われ、タイミングdの投入指令信号により組合せ秤部Dから包装機へ排出が行われる。このように各組合せ秤部A〜Dを予め設定された順にT/4時間ずつずらして動作させることにより、全体が1つの組合せ秤として動作する場合と比べて4倍の速度で排出が可能となり、高速に動作する包装機に対応できる。また、各組合せ秤部ごとに集合シュート6A〜6Dおよび集合ホッパ7A〜7Dが設けられ、各組合せ秤部の計量ホッパ4から排出された被計量物はそれぞれの集合シュート6A〜6Dを通って一旦それぞれの集合ホッパ7A〜7Dに溜められ、被計量物が充分に固まった状態で各集合ホッパ7A〜7Dから排出されるので、各集合ホッパ7A〜7Dから排出される被計量物の長さが短くなるとともに1回の排出時間が短くなり、包装機での被計量物の噛み込みの発生も防止できる。
図3(b)は、組合せ秤部A〜Dの1つの組合せ秤部における計量ホッパ及び集合ホッパのゲート開閉動作と、被計量物が集合シュート上を滑り落ちて集合ホッパに投入される時間を示すタイミングチャートである。
図3(b)に示すように、期間taの間(計量ホッパ4のゲートが開き始めてから開状態を経由して閉じられるまでの期間)、計量ホッパ4のゲートが開かれると、期間tbの間、計量ホッパ4から排出された被計量物が集合ホッパへ投入される。計量ホッパ4のゲートが開き始めてから、集合ホッパに最後に到達する被計量物が集合ホッパへ投入されるまでの時間(以下、移送時間)αが経過した直後の期間tcにおいて、包装機からの投入指令信号に応答して集合ホッパのゲートを開いて被計量物が排出される。本例では、移送時間αが1計量サイクルの時間Tと等しくなるように、集合シュートを構成している。すなわち、集合シュートのシュート面の傾斜が急な場合には、図3(b)内の破線で示すように被計量物が早く集合ホッパへ到達し、移送時間はβとなるが、集合シュートのシュート面の傾斜を緩やかにすることにより、移送時間αを長くして1計量サイクルの時間Tと等しくなるようにする。このように各集合シュートの傾斜を緩やかにすることにより、集合シュートの高さを低くすることができ、それにより組合せ秤全体の高さも低くすることができるという効果がある。特に、本実施の形態のように、複数の組合せ秤部A〜Dを設けることにより、計量ホッパ4の全数が増加し、集合シュート6A〜6Dの外周(略逆円錐状のシュート61の外周)が大きくなり、その高さが増加する場合に、集合シュート6A〜6Dの傾斜を緩やかにすることで集合シュート6A〜6Dの高さの増加を抑えることができ、それにより組合せ秤全体の高さも低く抑えることができるという効果がある。また、後述の図9や図11に示すように、計量ホッパ4の下方にメモリホッパ5を設けた構成とすることにより、組合せ秤全体の高さが増加する場合にも、集合シュートの傾斜を緩やかにすることで集合シュート6A〜6Dの高さを低くし、それにより組合せ秤全体の高さの増加を抑えることができるという効果がある。また、集合シュートの傾斜を緩やかにすることで、被計量物が集合シュート上をゆっくり滑り落ち、集合シュート上を通過するときの被計量物同士の衝突時の衝撃や、集合ホッパに投入されるときの被計量物同士の衝突時の衝撃及び集合ホッパとの衝突時の衝撃を小さくでき、被計量物の損傷を防ぐことが可能になるという効果がある。
また、本例では、移送時間αを、1計量サイクルの時間Tと等しくなるようにしているが、多少ずれてもよい。ただし、移送時間αを1計量サイクルの時間Tより長くしすぎると、集合シュート上に計量ホッパ4から2回の排出分の被計量物が存在し、混在する可能性があるので好ましくない。また、短くしても計量能力が上がる事はなく、しかも短くしすぎると前述の効果が得られなくなる。したがって、経験則から、移送時間αは、1計量サイクル時間Tの0.9倍から1.1倍までの範囲内の時間にするのが好ましい。また、本例では、集合ホッパからの被計量物の排出期間tcを、移送時間αの経過直後となるように設定しているため、計量ホッパ4から被計量物の排出が開始されてから、その排出された被計量物が集合ホッパへ投入されて集合ホッパからの排出が開始される直前までの時間が、移送時間α(1計量サイクル時間の0.9倍から1.1倍までの範囲内の時間)と同じ時間に設定され、計量ホッパ4から排出された全ての被計量物の集合ホッパへの投入が、集合ホッパからの排出が開始される直前に完了するように集合シュートを構成しているが、集合ホッパからの被計量物の排出期間tcを、移送時間αの経過直後から次に計量ホッパ4から排出される被計量物が集合ホッパに到達するまでの間に設定するようにしてあればよい。したがって、集合ホッパからの被計量物の排出期間tcが、排出時間t1からずれる場合もある。
なお、以上では、各組合せ秤部A〜Dにおいて、図3(a)に示す1計量サイクル(T)の動作が連続して繰り返し行われる場合について説明したが、必ずしも1計量サイクル(T)の動作が連続して繰り返されるとは限らない。例えば、組合せ秤において、リニアフィーダ2の動作時間がボトルネックとなる場合がある。供給ホッパ3に被計量物を供給するためのリニアフィーダ2の1回の動作時間(tf)が、1計量サイクルの時間Tより長い場合、リニアフィーダ2の動作時間tfがボトルネックとなり、待ち時間tw(=tf−T)が発生する。このような場合、リニアフィーダ2の動作時間tf(=T+tw)を1動作サイクル時間(Tm)とし、1計量サイクルの時間Tと待ち時間twとが繰り返されるように動作させればよい。この場合、各組合せ秤部A〜DをTm/4時間ずつずらして動作させるようにすればよい。また、前述の移送時間αと集合シュートの構成については、移送時間αが1動作サイクル時間Tmの0.9倍から1.1倍までの範囲内の時間となるように、集合シュートを構成すればよい(移送時間αがボトルネックではない場合)。
また、被計量物の種類等によっては、被計量物が集合シュート上を滑り落ちにくく、前述の移送時間(ここではα1とする)が、1計量サイクルの時間Tより長く、ボトルネックとなる場合がある。このような場合、移送時間α1を1動作サイクル時間(Tm)とし、各組合せ秤部A〜DをTm/4時間ずつずらして動作させるようにすればよい。要するに、ボトルネックとなる時間を1動作サイクル時間Tmとして、各組合せ秤部A〜DをTm/4時間ずつずらして動作させるようにすればよい。なお、ボトルネックとなる時間が存在する場合に、例えばボトルネックの次に長時間を要する動作時間(tg)を用いて、tg/4時間を算出し、それに余裕時間xを加算した(tg/4+x)時間ずつずらして各組合せ秤部A〜Dを動作させるようにしてもよい。この場合、Tm=tg+4xである。前述の図3(a)では、1計量サイクルの時間Tが1動作サイクル時間Tmに等しい場合が示されている。
以上では、シングルシフト動作させる場合について説明したが、次にダブルシフト動作させる場合について説明する。ダブルシフト動作させる場合のタイミングチャートを図4に示す。図4では図3(a)と同様の方法で示している。ダブルシフトで動作させる場合に、前述の図3(a)のように、各組合せ秤部A〜Dにおける計量ホッパ4の全個数を10個とし、組合せ演算による選択個数を4個とし、シングルシフト動作させた場合と同等の計量精度を得るためには、各組合せ秤部A〜Dにおける計量ホッパ4の全個数を14個とし、組合せ演算による選択個数を4個とすればよい。この組合せ秤におけるダブルシフト動作の場合、各組合せ秤部A〜D内においてT/2時間ごとに排出が行われるように動作させ(ダブルシフト動作)、かつ、各組合せ秤部A〜Dを予め設定された順にT/8時間ずつずらして動作させることにより、図3(a)に示したシングルシフト動作の場合の2倍の速度で排出が可能となり、より高速に動作する包装機に対応できる。
各組合せ秤部A〜D内におけるダブルシフト動作は、通常の組合せ秤におけるダブルシフト動作同様、組合せに参加する全てのホッパ(本実施の形態では計量ホッパ4)の計量値のうち任意の個数の計量値を用いて組合せ演算を行うことにより合計の計量値が所定重量範囲内になるホッパの組合せを選択し、その組合せのホッパの被計量物を排出する第1の組合せ排出動作と、第1の組合せ排出動作で非選択のホッパの計量値のうち任意の個数の計量値を用いて組合せ演算を行うことにより合計の計量値が所定重量範囲内になるホッパの組合せを選択し、その組合せのホッパの被計量物を排出する第2の組合せ排出動作とを1計量サイクルとし、このサイクルが連続して実行されることにより、1計量サイクル時間T内に2回の排出が行われる。ただし、本実施の形態では、計量ホッパから排出された被計量物は集合ホッパで一旦溜められるので、集合ホッパからの排出は、次の組合せ排出動作のときに行われることになる。
さらに、同様にしてトリプルシフト動作させることもできる。この場合、各組合せ秤部A〜Dにおける計量ホッパ4の全個数を10個とし、組合せ演算による選択個数を4個とし、シングルシフト動作させた場合と同等の計量精度を得るためには、各組合せ秤部A〜Dにおける計量ホッパ4の全個数を18個とし、組合せ演算による選択個数を4個とすればよい。各組合せ秤部A〜D内においてT/3時間ごとに排出が行われるように動作させ(トリプルシフト動作)、かつ、各組合せ秤部A〜Dを予め設定された順にT/12時間ずつずらして動作させることにより、図3(a)に示したシングルシフト動作の場合の3倍の速度で排出が可能となり、より高速に動作する包装機に対応できる。
各組合せ秤部A〜D内におけるトリプルシフト動作は、通常の組合せ秤におけるトリプルシフト動作同様、組合せに参加する全てのホッパ(本実施の形態では計量ホッパ4)の計量値のうち任意の個数の計量値を用いて組合せ演算を行うことにより合計の計量値が所定重量範囲内になるホッパの組合せを選択し、その組合せのホッパの被計量物を排出する第1の組合せ排出動作と、第1の組合せ排出動作で非選択のホッパの計量値のうち任意の個数の計量値を用いて組合せ演算を行うことにより合計の計量値が所定重量範囲内になるホッパの組合せを選択し、その組合せのホッパの被計量物を排出する第2の組合せ排出動作と、第1の組合せ排出動作および第2の組合せ排出動作で非選択のホッパの計量値のうち任意の個数の計量値を用いて組合せ演算を行うことにより合計の計量値が所定重量範囲内になるホッパの組合せを選択し、その組合せのホッパの被計量物を排出する第3の組合せ排出動作とを1計量サイクルとし、このサイクルが連続して実行されることにより、1計量サイクル時間T内に3回の排出が行われる。ただし、本実施の形態では、計量ホッパから排出された被計量物は集合ホッパで一旦溜められるので、集合ホッパからの排出は、次の組合せ排出動作のときに行われることになる。
また、前述のシングルシフト動作させる場合において、図3(b)を用いて説明したように、計量ホッパ4のゲートが開き始めてから、集合ホッパに最後に到達する被計量物が集合ホッパへ投入されるまでの移送時間αが、1計量サイクル時間(T)の0.9倍から1.1倍までの範囲内の時間となるように集合シュートを構成するのと同様に、ダブルシフト動作させる場合においては、移送時間αがT/2時間の0.9倍から1.1倍までの範囲内の時間となるように、集合シュートを構成し、トリプルシフト動作させる場合においては、移送時間αがT/3時間の0.9倍から1.1倍までの範囲内の時間となるように、集合シュートを構成することにより、同様の効果が得られる。
なお、以上のダブルシフト動作およびトリプルシフト動作させる場合では、各組合せ秤部A〜Dにおいて、1計量サイクル(T)の動作が連続して繰り返し行われる場合、すなわち、1計量サイクルの時間Tが1動作サイクル時間Tmに等しい場合について説明したが、先に述べたように、リニアフィーダ2の動作時間tfや移送時間α1等のようにボトルネックとなる時間が存在する場合がある。このような場合、ボトルネックとなる時間を1動作サイクル時間Tmとして、ダブルシフト動作させる場合には、各組合せ秤部A〜DにおいてTm/2時間ごとに排出が行われるように動作させ、かつ各組合せ秤部A〜DをTm/8時間ずつずらして動作させるようにすればよい。また、トリプルシフト動作させる場合には、各組合せ秤部A〜DにおいてTm/3時間ごとに排出が行われるように動作させ、かつ各組合せ秤部A〜DをTm/12時間ずつずらして動作させるようにすればよい。なお、ボトルネックとなる時間が存在する場合に、例えばボトルネックの次に長時間を要する動作時間(tg)を用いて、ダブルシフト動作させる場合には、tg/2時間を算出し、それに余裕時間x1を加算した(tg/2+x1)時間ごとに各組合せ秤部A〜Dにおいて排出が行われるように動作させ、かつ各組合せ秤部A〜Dを(tg/8+x1/4)時間ずつずらして各組合せ秤部A〜Dを動作させるようにしてもよい。また、トリプルシフト動作させる場合には、tg/3時間を算出し、それに余裕時間x2を加算した(tg/3+x2)時間ごとに各組合せ秤部A〜Dにおいて排出が行われるように動作させ、かつ各組合せ秤部A〜Dを(tg/12+x1/4)時間ずつずらして各組合せ秤部A〜Dを動作させるようにしてもよい。
また、前述のダブルシフト動作させる場合の移送時間αと集合シュートの構成については、移送時間αがTm/2時間の0.9倍から1.1倍までの範囲内の時間となるように、集合シュートを構成すればよい(移送時間αがボトルネックではない場合)。同様に、トリプルシフト動作させる場合の移送時間αと集合シュートの構成については、移送時間αがTm/3時間の0.9倍から1.1倍までの範囲内の時間となるように、集合シュートを構成すればよい(移送時間αがボトルネックではない場合)。
本実施の形態において、図1に示す集合シュート及び集合ホッパに代えて、図5に示す集合シュート及び集合ホッパを用いてもよい。図5(a)は、図1に示す集合シュート及び集合ホッパに代えて用いられる集合シュート及び集合ホッパを側方から視た概略模式図であり、図5(b)は、図5(a)に示す集合シュート及び集合ホッパを上方から視た概略模式図である。図1では、略逆円錐状のシュート61の中央下部に一体的に形成した4つの集合ホッパ7A〜7Dを設けているが、図5では、略逆円錐状のシュート61の中央近傍の下部に離間して各集合シュート6A〜6Dの排出口を設け、それぞれの排出口に集合ホッパ7a〜7dを設けた構成であり、4つの集合ホッパ7a〜7dのゲートは周知の供給ホッパ3等と同様にして構成できる。また、各集合ホッパ7a〜7dを配置する向きについては、適宜選択すればよく、例えば、集合ホッパ7a〜7dのそれぞれのゲートが4つの集合シュート6A〜6Dの中心Sの方向に向かって開くように配置してもよい。集合シュートの作製については図1の構成の方が容易であるが、集合ホッパの作製については図5の構成の方が容易である。
なお、本実施の形態では、従来1つであった集合シュートを周方向に4つに分割し、それに対応して4つの組合せ秤部A〜Dを有する構成としたが、これに限られるものではなく、従来1つであった集合シュートを周方向にN個(Nは複数)に分割し、それに対応してN個の組合せ秤部を有する構成であればよい。N個の組合せ秤部を有する構成において、シングルシフト動作させる場合は、各組合せ秤部を予め設定された順にT/N時間(Tは1計量サイクルの時間)ずつずらして動作させることにより、全体が1つの組合せ秤として動作する場合と比べてN倍の速度で排出が可能となる。また、ダブルシフト動作させる場合は、各組合せ秤部内においてT/2時間ごとに排出が行われるように動作させ(ダブルシフト動作)、かつ、各組合せ秤部を予め設定された順にT/2N時間ずつずらして動作させることにより、シングルシフト動作の場合の2倍の速度で排出が可能となる。また、トリプルシフト動作させる場合は、各組合せ秤部内においてT/3時間ごとに排出が行われるように動作させ(トリプルシフト動作)、かつ、各組合せ秤部を予め設定された順にT/3N時間ずつずらして動作させることにより、シングルシフト動作の場合の3倍の速度で排出が可能となる。ここでも、1計量サイクルの時間Tが1動作サイクル時間Tmに等しい場合を例に説明しているが、先に述べたように、1計量サイクルの時間Tより長いボトルネックとなる時間が存在する場合には、ボトルネックとなる時間を1動作サイクル時間Tmとして、上記説明中のTをTmに置き換えればよい。
なお、組合せ秤部を2個備え、シングルシフト動作させる構成とした場合には、ダブルシフト動作させる構成に対し、各組合せ秤部において、計量ホッパから排出された被計量物が集合ホッパで一塊となって固まって排出される時間は1動作サイクル時間Tm(前述のボトルネックが無い場合には1計量サイクル時間Tに等しい)全部使えるので、被計量物が固まって排出されるのに時間的余裕が充分あり、被計量物の種類を問わず、殆ど全ての被計量物に対し、高速運転する包装機に対応することができる。また、シングルシフト動作させる構成はダブルシフト動作させる構成に対しコンパクトな構成で同等の計量精度が得られるので、コンパクトな構成の組合せ秤部を2個用いた小型化の図れた組合せ秤で、前述のように被計量物の種類を問わず、高速運転する包装機に対応することが可能となる。
次に、本実施の形態のように、1つの組合せ秤に複数の組合せ秤部を有し、各組合せ秤部に個別の集合シュート及び集合ホッパを備えた構成についての利点を、図6(a)〜図6(d)を用いて具体的に説明する。図6(a)〜図6(d)は、それぞれ、組合せ秤から排出された被計量物の包装機内の落下状態の一例を示す図であり、例えば図13に示す縦型ピロー包装機のチューブ51の開口部から投入され、筒状に成形された包材50内を落下している被計量物の状態と、袋の横方向のシールを行う横シール機55とを示している。包材50の図示されていない下端には既に横シール機55により横方向のシールがなされている。その他、図13に示されているフォーマ52、プルダウンベルト機53及び縦シール機54等は省略し、示されていない。なお、図6(a)〜図6(d)では、組合せ秤からの一回の排出分を一塊の被計量物として示している。
図6(a)は、例えば図12に示すような集合ホッパを設けていない従来の組合せ秤から投入された被計量物の包装機内の落下状態の一例を示す図である。例えばポテトチップス等の被計量物(一塊分)が、落下ピッチC1が1200mmで次々に落下してくるとし、落下する被計量物の先端から終端までの長さ(以下、被計量物の長さ)P1を1000mmとする。この時、連続して落下してくる被計量物間の隙間W1=C1−P1は200mmとなる。ここで、被計量物の落下速度を例えば1400mm/秒とすると、被計量物が落下する時間間隔は1200mm÷1400mm/秒=0.8571秒であり、組合せ秤の計量速度は60秒÷0.8571秒/回=70回/分である。なお、落下ピッチは、ある被計量物の終端(または先端)から次の被計量物の終端(または先端)までの距離である。
包装機で横シールをするためには横シール機55を動作させ、被計量物間の隙間を狙って横シール機55により包材50を挟み込む必要がある。そのため被計量物間の隙間(W1)が200mm程度以上ないと、被計量物を包装袋のシール部分に噛み込む可能性がある。従って図6(a)の状態から、さらに組合せ秤の計量速度(排出速度)をアップすると、落下ピッチ(C1)が小さくなり、被計量物の長さ(P1)は一定であるので、被計量物間の隙間(W1=C1−P1)が小さくなり、被計量物は包装袋のシール部分に噛み込まれることになる。したがって、これ以上の速度アップは不可能である。
図6(b)は、図6(a)の状態から被計量物が投入される速度を3倍にアップした状態、つまり組合せ秤の計量速度を210回/分とした場合の被計量物の落下状態を、説明上分かり易いようにデフォルメして示した図である。この場合の被計量物の落下ピッチC2は400mmとなり、被計量物の長さP2は図6(a)の場合と同じ1000mmであり、被計量物間の隙間W2=C2−P2はマイナス600mmとなる。従って連続して落下してくる被計量物は完全に重なってしまい、被計量物は隙間無く落下してくることになり、被計量物は包装袋のシール部分に噛み込まれる。この場合、210回/分の速度を実現するためには、図12に示す従来の組合せ秤においてトリプルシフト動作させる構成とする事で可能であるが、上述のように被計量物の包装袋のシール部分への噛み込みを防ぐことはできない。
そこで、本実施の形態のように、それぞれ個別の集合シュート及び集合ホッパを備えた組合せ秤部を3個有する構成とすることで、被計量物の包装袋への噛み込みを防ぐことができる。このことについて、さらに図6(c)及び図6(d)を用いて説明する。
図6(c)は、例えば図12に示すような従来の組合せ秤の集合シュート6の排出口に集合ホッパを設け、図6(a)の場合と計量速度を同一とし、集合ホッパから排出される被計量物の包装機内の落下状態を示す図である。この場合、被計量物の落下ピッチC3は1200mmで変わらないものの、被計量物が集合ホッパで一旦貯められてから排出されるので被計量物の長さP3は200mmと短くなり、連続する被計量物間の隙間W3は1000mmとなる。従って、集合ホッパを設けると、被計量物間の隙間が大きくなり、包装機での横シールのタイミングに余裕ができる。
図6(d)は、本実施の形態のように、それぞれ個別の集合シュート及び集合ホッパを備えた組合せ秤部を3個有する構成とし、各組合せ秤部の集合ホッパからの排出タイミングをT/3時間(Tは各組合せ秤部の1計量サイクル時間)ずつずらして動作させた場合の被計量物の落下状態を示す図である。この場合、図6(c)の場合同様、集合ホッパから排出された被計量物の長さP4は200mmなので、被計量物間の隙間W4を、被計量物が包装袋のシール部分に噛み込まれないための最小値である200mmとすると、落下ピッチC4は400mmに短縮できる。このとき、被計量物の落下する時間間隔は400÷1400mm/秒=0.2857秒となり、計量速度は60秒÷0.2857秒/回=210回/分となる。すなわち、各組合せ秤部の計量速度が70回/分であればよい。
したがって、本実施の形態のように、それぞれ個別の集合シュート及び集合ホッパを備えた組合せ秤部を3個有する構成とし、各組合せ秤部の集合ホッパからの排出タイミングをT/3時間ずつずらして動作させることにより、3倍の計量速度を達成する事ができる。この例では、集合ホッパから排出され包装機内を落下する被計量物の長さ(P4)を200mm、被計量物間の隙間(W4)の最小値を200mmとしたが、被計量物及び包装機の性能によってこの値は変化する。現在、縦型ピロー包装機の性能は210回/分程度が限界であるが、包装機の性能が向上し、より高速の縦型ピロー包装機が開発されれば、組合せ秤部の個数Nを増加させる事により、容易に組合せ秤の性能を包装機の能力に適合させることができる。したがって、包装機の能力が高ければ高いほど本発明の効果は顕著になる。
さらに、本実施の形態において、組合せ秤部を3個以上有する構成とすることによって、非常に大きなメリットがあることを、図7を用いて説明する。
図7(a)は例えば図12に示すような従来の組合せ秤の集合シュート6の排出口に集合ホッパを設けた組合せ秤及び包装機内における被計量物の落下状態を示す図であり、図7(b)は本実施の形態において組合せ秤部を2個備えた構成の組合せ秤及び包装機内における被計量物の落下状態を示す図であり、図7(c)は本実施の形態において組合せ秤部を3個備えた構成の組合せ秤及び包装機内における被計量物の落下状態を示す図である。図7(a)〜図7(c)において、それぞれの下側には、図6(a)〜図6(d)と同様にして包装機を示し、上側には、それぞれの組合せ秤の集合シュート及び集合ホッパ部分をデフォルメして示している。また、被計量物も、図6(a)〜図6(d)と同様にして示している。
図7(a)の場合、組合せ秤の集合シュート6の排出口に設けられた集合ホッパ7のゲートを開閉して被計量物を排出する。図7(b)の場合、2個の組合せ秤部の各々の集合シュート6A、6Bの排出口に集合ホッパ7A、7Bが設けられ、集合ホッパ7Aと集合ホッパ7Bとはタイミングをずらしてそれぞれのゲートを開閉して被計量物を排出する。図7(c)の場合、3個の組合せ秤部の各々の集合シュート6A、6B、6Cの排出口に集合ホッパ7A、7B、7Cが設けられ、集合ホッパ7Aと集合ホッパ7Bと集合ホッパ7Cとはタイミングをずらしてそれぞれのゲートを開閉して被計量物を排出する。図7(a)、図7(b)、図7(c)において、それぞれの組合せ秤から排出された被計量物は、包装機のチューブ51の開口部から投入されて包材50内を落下し、落下している被計量物間の隙間を狙って横シール機55を動作させ横シールする。従って、包装袋のシール部分に被計量物が噛み込まないようにする為には、連続して落下してくる被計量物間の隙間が200mm程度以上必要であることは前述した。図7(a)、図7(b)、図7(c)の全ての組合せ秤では、集合ホッパを設けているので、図6(d)の説明で述べたように、包装機内での被計量物間の隙間W4は200mmを確保している。しかも、集合ホッパで被計量物を固まらせてから包装機へ排出するので包装機内での被計量物の長さP4も200mmとなり、落下ピッチC4は400mmとなって、図7(a)、図7(b)、図7(c)の3台のどの組合せ秤でも、現在の縦型ピロー包装機の最大性能(最大包装速度)に匹敵する210回/分の計量速度の運転は一見、可能なように見える。しかし、次に述べるように図7(a)及び図7(b)の組合せ秤の場合には実際の運転に重大な支障を生ずる。以下では包装機の運転速度を最高の210回/分にしている。
図7(a)〜図7(c)のいずれの場合も、例えば、ポテトチップス等の被計量物が計量ホッパから排出されて、集合シュート上を滑り落ちて集合ホッパで一旦貯留される。こ計量ホッパから集合ホッパまでの被計量物の落下距離を例えば600mmとし、被計量物の落下速度を例えば1400mm/秒で一定とする(実際は変動するが、ここでは一定と仮定する)。
図7(a)の場合、包装機の運転速度が210回/分であるので、組合せ秤の計量速度も210回/分となる。この時、集合ホッパ7へ落下してくる被計量物の落下速度を前述のように1400mm/秒とすると、被計量物の落下ピッチCS1は、1400mm/秒×60秒÷210回/分=400mmとなり、400mmのピッチで落下してくる。ここで、被計量物の長さPS1を500mmとすると、連続する被計量物間の隙間WS1=CS1−PS1はマイナス100mmとなり、被計量物どうしが100mmだけ重なることになる。
従ってこの場合、集合ホッパ7のゲートをどのタイミングで開閉動作させても、ゲートに被計量物が噛み込む。しかも、1回分の被計量物が明確に区別できないので、包装袋には1回分の被計量物を正しく収納することは難しく、包装袋内の重量は大きな誤差を含むことになり、実用に耐えない。
図7(b)の場合、包装機の運転速度が210回/分であるので、2個の組合せ秤部の各々に必要な計量速度(排出速度)は、210回/分÷2=105回/分となる。従って、各集合ホッパ7A,7Bへ落下してくる被計量物の落下ピッチCS2は800mmとなる。被計量物の長さPS2は500mmであるで、連続する被計量物間の隙間WS2は300mmとなり、図7(a)の場合のような、集合ホッパでの噛み込みや包装袋内の重量誤差の原因は除かれている。
しかし、計量ホッパから集合ホッパまでの被計量物の落下距離が600mmであり、落下ピッチCS2が800mmと短く、被計量物間の隙間WS2が300mmしかないため、先行する被計量物が集合ホッパで固まり、集合ホッパから下の包装機へ排出を始める前に計量ホッパからの排出を開始しなければならない。このことは、包装機が全く支障なくノンストップで運転しているときは問題とならないが、包装機の包装フィルムが無くなった時や日付印字用フィルムが無くなった時など、包装機を停止したときに重大な問題を生ずる。図7(b)の組合せ秤では、包装機の投入指令信号に基づいて集合ホッパが開かれる前に計量ホッパから被計量物を排出しなければならないため、包装機が停止する度に、集合ホッパ内に2回分の被計量物が溜まってしまうことになり、それが包装機へ排出されると包装袋内の重量に非常に大きな誤差を含むことになる。従って、この場合も事実上、実用にはならない。勿論、組合せ秤の運転速度を低下させ集合ホッパが開き始めるまで、計量ホッパからの排出を待たせることはできるが、包装機の最大能力を発揮できないという重大な問題を生ずる。
そこで図7(c)に示すように組合せ秤部を3個有する構成とすれば、全ての問題を解消できる事を説明する。
包装機の運転速度が210回/分であるので、3個の組合せ秤部の各々に必要な計量速度(排出速度)は、210回/分÷3=70回/分となる。従って、各集合ホッパ7A,7Bへ落下してくる被計量物の落下ピッチCS3は1200mmとなる。被計量物の長さPS3は500mmであるので、連続する被計量物間の隙間WS3は700mmとなり、図7(a)の場合のような、集合ホッパでの噛み込みや包装袋内の重量誤差の原因は除かれている。
図7(c)において、破線で示した被計量物10は説明のために仮想的に示したもので、実際には計量ホッパ内に留まっている。これは、計量ホッパから集合ホッパまでの被計量物の落下距離が600mmであり、落下ピッチCS3が1200mmと長く、被計量物間の隙間WS3が700mmあるので、先行する被計量物が集合ホッパで固まり、包装機の投入指令信号に基づいて集合ホッパ7Aのゲートを開く時には、次の被計量物10は、まだ計量ホッパ内に留まっている。従って、図7(b)で説明した、組合せ秤部が2個の場合の欠点である、包装機停止時に2回分の被計量物が集合ホッパに溜まってしまうという問題は解消されている。
このように、本実施の形態において組合せ秤部を3個有する構成にすると、全ての問題が解消される事になる。また、各組合せ秤部に必要な70回/分という計量速度は、各組合せ秤部において、シングルシフト動作での運転により実現可能であるので、各組合せ秤部ともコンパクトな構成をとることができる。
更に、組合せ秤部の個数を4個にすれば、280回/分の運転も容易に可能となる。このように組合せ秤部の個数を増やすほど、組合せ秤全体の計量速度を上げることが可能になるが、装置自体も大型化するので、そのことを考慮すると組合せ秤部の最大個数は10個程度とするのが望ましい。
なお、本実施の形態では、各組合せ秤部A〜Dを予め設定された順に所定時間ずつ(図3(a)の場合はT/4時間ずつ、図4の場合はT/8時間ずつ)ずらして動作させることとしており、各集合ホッパ7A〜7Dからの排出も、予め設定された順に行われる。しかしながら、分散フィーダ1上での被計量物の不足や偏在によって、ある組合せ秤部において、被計量物の合計重量が許容範囲(所定重量範囲)内に入る組合せが存在しない場合がある。この場合、その組合せ秤部において計量ホッパ4から集合ホッパへの排出が行われず、集合ホッパから被計量物を排出する事はできない(集合ホッパの排出準備ができていない)。このように所定重量範囲内に入る組合せが存在しない場合、その組合せ秤部では、計量ホッパ4への被計量物の追加投入や再投入が行われた後、再度組合せ演算が行われるので、あくまでも集合ホッパの排出順序を守ろうとすると、次にその組合せ秤部において排出準備ができるまでには1計量サイクル時間が必要となる。これは組合せ秤に固有の問題である。例えば、N個の組合せ秤部を有する構成において、各組合せ秤部をシングルシフト動作させている場合に、ある組合せ秤部において組合せ演算を行った結果、所定重量範囲内に入る組合せが無かった場合(すなわち組合せ不良の場合)、集合ホッパの排出順序を守ろうとすると、包装機が上記の1計量サイクル時間の間、待機状態となり、N回の包装動作(N個の包装袋分の動作)を休むことになる。そこで、このような場合には、その組合せ秤部の集合ホッパからの排出ができなかった後、その集合ホッパを飛ばして、次の順番の組合せ秤部の集合ホッパに順番を譲るようにする。例えば、図1、図3において集合ホッパ7A〜7Dの排出順序が、7A,7B,7C,7Dの順番に予め設定されている場合に、組合せ秤部Aにおいて組合せ演算を行った結果、所定重量範囲内に入る組合せが無かった場合、投入指令信号aによる集合ホッパ7Aの排出動作を行わず、次の投入指令信号bにより集合ホッパ7Aを飛ばして集合ホッパ7Bの排出動作を行わせるようにする。その次は、集合ホッパ7Bの次の集合ホッパ7Cの排出動作を行わせるようにする。これにより、包装機は1回の包装動作を休むだけで済み、包装機の稼働率の低下は最小で済むことになる。あるいは、集合ホッパの排出順序を予め定めずに、排出準備のできた集合ホッパから順次、排出する事にしておいてもよく、この場合も上記と同様、包装機の稼働率の低下は最小で済むことになる。
上記のように、集合ホッパの排出順序を予め定めておき、ある組合せ秤部において組合せ不良等により集合ホッパの排出準備ができなかった場合に、その集合ホッパの順番を飛ばすようにする場合や、集合ホッパの排出順序を予め定めずに、排出準備のできた集合ホッパから順次、排出するようにする場合において、同じ組合せ秤部において、組合せ不良が連続して発生する等して、同じ組合せ秤部の集合ホッパからの被計量物の排出が連続して不可能になった場合を考える。この場合、2個の組合せ秤部を備えた組合せ秤では、2回に1回の割合で包装機は動作を休むことになるが、3個の組合せ秤部を備えた組合せ秤では、3回に1回の割合で包装機は動作を休むことになり、4個の組合せ秤部を備えた組合せ秤では、4回に1回の割合で包装機は動作を休むことになる。このことからも、3個以上の組合せ秤部を備えた構成とすることが好ましい。
なお、本実施の形態では、組合せに参加するホッパとして計量ホッパ4のみの場合を説明したが、さらに図8に示すように各計量ホッパ4の斜め下方にメモリホッパ5を設けて組合せに参加させてもよい。この場合、計量ホッパ4は集合シュート6X(6A〜6D)とメモリホッパ5へ選択的に被計量物を排出可能な構成である。メモリホッパ5は空になると計量ホッパ4から被計量物が投入される。各組合せ秤部において、制御部21による組合せ演算により複数の計量ホッパ4およびメモリホッパ5の中から排出すべきホッパ(排出ホッパ)の組合せが求められ、その組合せに該当する排出ホッパから被計量物が集合シュート6X上へ排出される。組合せ演算において用いられるメモリホッパ5内の被計量物の重量は、その上方の計量ホッパ4において計量されたときの重量が用いられる。
例えば、図1の構成において、前述のように各組合せ秤部A〜Dに10個の計量ホッパ4を設けてシングルシフト動作をさせた場合とほぼ同等の性能を持たせる場合には、各組合せ秤部A〜Dに5個の計量ホッパ4と5個のメモリホッパ5を備えればよく、高価な重量センサ41が半分の個数で済む。
また、図9に示すように、各メモリホッパ5を2つの収容室5a,5bを有するものとしてもよい。この場合、計量ホッパ4はメモリホッパ5の収容室5aと収容室5bへ選択的に被計量物を排出可能な構成であり、計量ホッパ4から集合シュート6X上へは排出されない。メモリホッパ5の2つの収容室5a、5bはそれぞれ別々に被計量物を排出可能な構成である。組合せ演算は、例えば、各メモリホッパ5の収容室5a、5b内の被計量物の重量を用いて行われ、各収容室5a、5bが組合せに参加し、計量ホッパ4は組合せに参加しない。各収容室5a、5b内の被計量物の重量は、その上方の計量ホッパ4において計量されたときの重量が用いられる。なお、各計量ホッパ4と、それと対応するメモリホッパ5のいずれかの収容室5a,5bとが同時に選択される組合せのみ有効として、計量ホッパ4を組合せに参加させることもできる。例えば、対応する計量ホッパ4とメモリホッパ5の収容室5aとが同時に選択された場合、計量ホッパ4の被計量物は収容室5aを通過して集合シュート6X上へ排出される。
また、図10に示すように、各計量ホッパ4を2つの計量室4a,4bを有するものとしてもよい。この場合、供給ホッパ3は計量ホッパ4の計量室4aと計量室4bへ選択的に被計量物を排出可能な構成であり、計量ホッパ4の2つの計量室4a、4bはそれぞれ別々に被計量物を排出可能な構成である。組合せ演算は、各計量ホッパ4の計量室4a、4b内の被計量物の重量を用いて行われ、各計量室4a、4bが組合せに参加する。2つの計量室4a,4bを有する各計量ホッパ4では、一方の計量室例えば計量室4aのみに被計量物が供給されているときに、計量室4a内の被計量物の重量は重量センサ41により計量される。さらに他方の計量室4bに被計量物が供給されると、2つの計量室4a,4b内の被計量物の合計重量が重量センサ41により計量される。制御部21(図1参照)では、この2つの計量室4a,4b内の被計量物の合計重量から計量室4a内の被計量物の重量を減算することで、計量室4b内の被計量物の重量を算出し、組合せ演算を行う。
また、図11に示すように、各計量ホッパ4を2つの計量室4a,4bを有するものとし、さらに各計量ホッパ4の下方に、計量ホッパ4の計量室4a,4bと対応する2つの収容室5a,5bを有するメモリホッパ5を設けてもよい。この場合、供給ホッパ3は計量ホッパ4の計量室4aと計量室4bへ選択的に被計量物を排出可能な構成である。計量ホッパ4の計量室4aの被計量物はメモリホッパ5の収容室5aへ送出され、計量ホッパ4の計量室4bの被計量物はメモリホッパ5の収容室5bへ送出される。組合せ演算は、例えば、各メモリホッパ5の収容室5a,5b内の被計量物の重量を用いて行われ、各収容室5a,5bが組合せに参加し、計量ホッパ4は組合せに参加しない。各収容室5a、5b内の被計量物の重量は、その上方の計量ホッパ4の各計量室4a,4bにおいて計量及び算出されたときの重量が用いられる。なお、各計量室4a,4bと、それと対応する収容室5a,5bとが同時に選択される組合せのみ有効として、計量ホッパ4の各計量室4a,4bを組合せに参加させることもできる。例えば、対応する計量室4aと収容室5aとが同時に選択された場合、計量室4aの被計量物は収容室5aを通過して集合シュート6X上へ排出される。
また、図8〜図11に示すようなホッパを用いた場合でも、前述のように、シングルシフト動作に限られず、ダブルシフト動作あるいはトリプルシフト動作を行うように構成することができる。
なお、本実施の形態の組合せ秤では、分散フィーダ1、リニアフィーダ2および供給ホッパ3を備えているが、これらの構成については限定されるものではなく、被計量物の種類(粉粒体、塊状物品)等に応じて他の構成でもよく、計量ホッパ4へ被計量物を供給する手段が備えられていればよい。また、制御部21は、必ずしも単独の制御装置で構成される必要はなく、複数の制御装置が分散配置されていて、それらが協働して組合せ秤の動作を制御するよう構成されていてもよい。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明は、高速運転の包装機に対応可能な組合せ秤として有用である。

Claims (16)

  1. 円状に列設され被計量物が投入される複数の組合せ用ホッパからなる組合せ用ホッパ列がそれぞれN個(Nは複数)の円弧状のホッパ列に区分されてなるN個の組合せ用ホッパ群と、
    それぞれ、各々の前記組合せ用ホッパ群と対応して前記組合せ用ホッパ群の下方に配設され、対応する前記組合せ用ホッパ群の前記組合せ用ホッパから排出される被計量物を集合させて下部に設けられた排出口から排出させるためのN個の集合シュートと、
    それぞれ、各々の前記組合せ用ホッパ群及び前記集合シュートと対応して前記集合シュートの排出口に設けられ、前記集合シュートの排出口から排出される被計量物を一旦貯留した後、包装機の同一の投入口へ被計量物を排出するためのN個の集合ホッパと、
    前記組合せ用ホッパ群の各組合せ用ホッパに投入されている被計量物の重量に基づいて組合せ演算を行い、投入されている被計量物の合計重量が所定重量範囲内になる前記組合せ用ホッパの組合せを1つ決定する組合せ処理と、前記組合せ処理により決定した組合せの前記組合せ用ホッパから被計量物を排出させる排出準備処理と、前記組合せ用ホッパから排出されて前記集合ホッパに貯留している被計量物を前記集合ホッパから排出させる排出処理とからなる一連の処理を、それぞれの対応する前記組合せ用ホッパ群及び前記集合ホッパに対して繰り返し行う制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記組合せ処理により決定された組合せの組合せ用ホッパから被計量物が排出され始めたときから、次に前記組合せの組合せ用ホッパに被計量物が投入されたのち前記組合せの組合せ用ホッパに投入されている被計量物の重量を少なくとも用いて次の組合せ処理による組合せ演算が行われ、前記次の組合せ処理により決定された組合せの組合せ用ホッパから被計量物が排出され始める直前までの時間である1動作サイクル時間の1/Nの時間ずつずらして、順次、それぞれの前記組合せ用ホッパ群に対する前記組合せ処理を行うとともに前記排出準備処理を行い、かつ、前記1動作サイクル時間の1/Nの時間ずつずらして、順次、それぞれの前記集合ホッパに対する前記排出処理を行う組合せ秤。
  2. 前記組合せ用ホッパ群、集合シュートおよび集合ホッパのそれぞれの個数が2個(Nが2)である請求項1記載の組合せ秤。
  3. 前記制御手段は、予め定められた前記排出処理を行う前記集合ホッパの順番に従って前記排出処理を行い、任意の前記集合ホッパに対する前記排出処理を行う際に、前記排出処理を行うに先立って前記任意の集合ホッパに対応する前記組合せ用ホッパ群に対して前記排出準備処理を行っていないときには、前記任意の集合ホッパに対する前記排出処理を1回休止した後、次の前記排出処理を前記任意の集合ホッパを飛ばして前記任意の集合ホッパの次の順番の前記集合ホッパに対して行う請求項1記載の組合せ秤。
  4. 前記制御手段は、全ての前記集合ホッパの中から、前記排出準備処理が行われた前記組合せ用ホッパ群に対応する前記集合ホッパを順次選択し、選択した前記集合ホッパに対して前記排出処理を行う請求項1記載の組合せ秤。
  5. 前記組合せ用ホッパ群、集合シュートおよび集合ホッパのそれぞれの個数が3個以上(Nが3以上)である請求項3または4記載の組合せ秤。
  6. 前記組合せ用ホッパ群、集合シュートおよび集合ホッパのそれぞれの個数が2個であるときに、対応する前記組合せ用ホッパ群及び前記集合ホッパに対し、前記排出処理が開始される前に次の前記排出準備処理が開始されることが必要な速度にて運転される前記包装機を用いる場合に、
    前記組合せ用ホッパ群、集合シュートおよび集合ホッパのそれぞれの個数が3個以上(Nが3以上)である請求項1記載の組合せ秤。
  7. 前記組合せ処理により決定された組合せの組合せ用ホッパから被計量物が排出され始めたときから、前記排出される被計量物の全てが前記集合シュート上を通過して前記集合ホッパへ投入されるまでに要する時間が、前記1動作サイクル時間の0.9倍から1.1倍までの範囲内の時間となるように、前記集合シュートを構成した請求項1記載の組合せ秤。
  8. 円状に列設され被計量物が投入される複数の組合せ用ホッパからなる組合せ用ホッパ列がそれぞれN個(Nは複数)の円弧状のホッパ列に区分されてなるN個の組合せ用ホッパ群と、
    それぞれ、各々の前記組合せ用ホッパ群と対応して前記組合せ用ホッパ群の下方に配設され、対応する前記組合せ用ホッパ群の前記組合せ用ホッパから排出される被計量物を集合させて下部に設けられた排出口から排出させるためのN個の集合シュートと、
    それぞれ、各々の前記組合せ用ホッパ群及び前記集合シュートと対応して前記集合シュートの排出口に設けられ、前記集合シュートの排出口から排出される被計量物を一旦貯留した後、包装機の同一の投入口へ被計量物を排出するためのN個の集合ホッパと、
    前記組合せ用ホッパ群を構成する全ての組合せ用ホッパのうちの任意の個数の各組合せ用ホッパに投入されている被計量物の重量に基づいて組合せ演算を行い、投入されている被計量物の合計重量が所定重量範囲内になる前記組合せ用ホッパの組合せを1つ決定する組合せ処理と、前記組合せ処理により決定した組合せの前記組合せ用ホッパから被計量物を排出させる排出準備処理と、前記組合せ用ホッパから排出されて前記集合ホッパに貯留している被計量物を前記集合ホッパから排出させる排出処理とからなる一連の処理を、対応する前記組合せ用ホッパ群及び前記集合ホッパからなるそれぞれの計量ユニットに対して繰り返し行う制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記組合せ処理により決定された組合せの組合せ用ホッパから被計量物が排出され始めたときから、次に前記組合せの組合せ用ホッパに被計量物が投入されたのち前記組合せの組合せ用ホッパに投入されている被計量物の重量を少なくとも用いて次の組合せ処理による組合せ演算が行われ、前記次の組合せ処理により決定された組合せの組合せ用ホッパから被計量物が排出され始める直前までの時間である1動作サイクル時間の1/kの時間(kは2以上の整数)ごとに、各々の前記計量ユニットに対する前記一連の処理を行い、かつ、前記一連の処理を、各々の前記計量ユニット間において前記1動作サイクル時間の1/(k×N)の時間ずつずらして行う組合せ秤。
  9. 前記制御手段は、予め定められた前記排出処理を行う前記集合ホッパの順番に従って前記排出処理を行い、任意の前記集合ホッパに対する前記排出処理を行う際に、前記排出処理を行うに先立って前記任意の集合ホッパに対応する前記組合せ用ホッパ群に対して前記排出準備処理を行っていないときには、前記任意の集合ホッパに対する前記排出処理を1回休止した後、次の前記排出処理を前記任意の集合ホッパを飛ばして前記任意の集合ホッパの次の順番の前記集合ホッパに対して行う請求項8記載の組合せ秤。
  10. 前記制御手段は、全ての前記集合ホッパの中から、前記排出準備処理が行われた前記組合せ用ホッパ群に対応する前記集合ホッパを順次選択し、選択した前記集合ホッパに対して前記排出処理を行う請求項8記載の組合せ秤。
  11. 前記組合せ処理により決定された組合せの組合せ用ホッパから被計量物が排出され始めたときから、前記排出される被計量物の全てが前記集合シュート上を通過して前記集合ホッパへ投入されるまでに要する時間が、前記1動作サイクル時間の1/kの0.9倍から1.1倍までの範囲内の時間となるように、前記集合シュートを構成した請求項8記載の組合せ秤。
  12. 前記組合せ用ホッパは、投入される被計量物の重量を計量する計量ホッパである請求項1記載の組合せ秤。
  13. 前記組合せ用ホッパ列が上下2列に配設され、上方の前記組合せ用ホッパ列の組合せ用ホッパは、投入される被計量物の重量を計量する計量ホッパであり、下方の前記組合せ用ホッパ列の組合せ用ホッパは、それぞれ前記計量ホッパと対応して設けられ前記計量ホッパで計量された被計量物が投入されるメモリホッパであり、前記計量ホッパは対応する前記メモリホッパと前記集合シュートへ選択的に被計量物を排出可能な構成である請求項1記載の組合せ秤。
  14. それぞれの前記組合せ用ホッパと対応して前記組合せ用ホッパの上方に、投入される被計量物の重量を計量する複数の計量ホッパが配設され、
    前記組合せ用ホッパは、2つの収容室を備え、それぞれの前記収容室に前記計量ホッパで計量された被計量物が投入され、それぞれの前記収容室ごとに被計量物を排出可能なメモリホッパであり、
    前記計量ホッパは対応する前記メモリホッパの2つの前記収容室へ選択的に被計量物を排出可能な構成であり、
    前記制御手段は、それぞれの前記組合せ用ホッパ群に対して行う組合せ演算を、それぞれの前記メモリホッパの各収容室に投入されている被計量物の重量に基づいて行い、投入されている被計量物の合計重量が所定重量範囲内になる前記メモリホッパの収容室の組合せを決定し、前記決定した組合せの前記収容室から被計量物を排出させる請求項1記載の組合せ秤。
  15. 前記組合せ用ホッパは、2つの計量室を備え、それぞれの前記計量室に投入される被計量物の重量を計量し、それぞれの前記計量室ごとに被計量物を排出可能な計量ホッパであり、
    前記制御手段は、それぞれの前記組合せ用ホッパ群に対して行う組合せ演算を、それぞれの前記計量ホッパの各計量室に投入されている被計量物の重量に基づいて行い、投入されている被計量物の合計重量が所定重量範囲内になる前記計量ホッパの計量室の組合せを決定し、前記決定した組合せの前記計量室から被計量物を排出させる請求項1記載の組合せ秤。
  16. それぞれの前記組合せ用ホッパと対応して前記組合せ用ホッパの上方に、2つの計量室を備え、それぞれの前記計量室に投入される被計量物の重量を計量し、それぞれの前記計量室ごとに被計量物を排出可能な複数の計量ホッパが配設され、
    前記組合せ用ホッパは、対応する前記計量ホッパの各計量室と対応して2つの収容室を備え、それぞれの前記収容室に前記計量ホッパの対応する計量室からの被計量物が投入され、それぞれの前記収容室ごとに被計量物を排出可能なメモリホッパであり、
    前記制御手段は、それぞれの前記組合せ用ホッパ群に対して行う組合せ演算を、それぞれの前記メモリホッパの各収容室に投入されている被計量物の重量に基づいて行い、投入されている被計量物の合計重量が所定重量範囲内になる前記メモリホッパの収容室の組合せを決定し、前記決定した組合せの前記収容室から被計量物を排出させる請求項1記載の組合せ秤。
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