JP2007119018A - 計量包装システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 同等の最高運転速度を有する組合せ秤と包装機の両方を最高運転速度で運転することができる計量包装システムを提供する。
【解決手段】 重量値が所定重量範囲内である被計量物の排出準備が完了したときに排出準備完了信号aを生成し、排出指令信号cに応答して被計量物を排出する組合せ秤1と、組合せ秤1から排出される被計量物の受入準備が完了したときに受入準備完了信号bを生成し、包装指令信号dに応答して組合せ秤1から排出される被計量物を包装する包装機2と、所定の周期で、組合せ秤1の排出準備完了信号aと包装機2の受入準備完了信号bとが生成されているか否かを判定し、排出準備完了信号aと受入準備完了信号bの両方が生成されていると判定したときに、組合せ秤1へ排出指令信号cを出力するとともに包装機2へ包装指令信号dを出力するシステム制御部30とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、組合せ秤と包装機とが連結されてなる計量包装システムに関する。
組合せ秤で計量されて所定重量とされた菓子類等の被計量物は、包装機によって袋詰めされるのが一般的である。このような被計量物の計量及び袋詰めを行うシステムでは、組合せ秤の下方に包装機が設置されており、組合せ秤により計量されて排出される被計量物が包装機にて包装される。
このような従来の計量包装システムでは、組合せ秤で計量された被計量物が包装機へ供給され、包装機にて包装されて袋詰めされるという、組合せ秤と包装機とのスムーズな連携動作を可能にするため、組合せ秤と包装機のいずれか一方をスレーブ側、他方をマスター側の装置とし、組合せ秤と包装機間で相互に信号の授受を行うように構成されていた。
ここで、組合せ秤をスレーブ側、包装機をマスター側の装置とする構成では、例えば、組合せ秤の運転速度(計量済み被計量物の1分間の排出回数)を110回/分、包装機の運転速度(1分間の包装回数)を100回/分というように、包装機を組合せ秤よりも遅い運転速度に設定する。この場合、組合せ秤では、包装機から受入準備完了信号が発信されるより前に、被計量物の排出準備が完了して待機状態になっており、包装機から発信される受入準備完了信号を受信すると、即座に被計量物を排出するとともに包装機へ排出信号を出力する。包装機では、排出信号に応答して組合せ秤から排出された被計量物の包装動作を行う。このように、組合せ秤をスレーブ側、包装機をマスター側の装置とする構成において、例えば、組合せ秤と包装機とを同等の運転速度で運転した場合、組合せ秤の動作サイクルが少し長くなるようなことが生じると、包装機から受入準備完了信号を受信したときに、組合せ秤の排出準備が完了していない場合が発生する。このような場合が発生することなく、組合せ秤と包装機とのスムーズな連携動作を可能にするために、包装機を組合せ秤よりも遅い運転速度に設定するようにしている。
また、包装機をスレーブ側、組合せ秤をマスター側の装置とする構成では、例えば、組合せ秤の運転速度を100回/分、包装機の運転速度を110回/分というように、組合せ秤を包装機よりも遅い運転速度に設定する。この場合、包装機では、組合せ秤の排出準備が完了するより前に、被計量物の受入準備が完了して受入準備完了信号を組合せ秤に発信して待機状態になっており、組合せ秤は、排出準備が完了すると、包装機からの受入準備完了信号の受信を確認して、即座に被計量物を排出するとともに包装機へ排出信号を出力する。包装機では、排出信号に応答して組合せ秤から排出された被計量物の包装動作を行う。このように、包装機をスレーブ側、組合せ秤をマスター側の装置とする構成において、例えば、組合せ秤と包装機とを同等の運転速度で運転した場合、包装機の動作サイクルが少し長くなるようなことが生じると、組合せ秤の排出準備が完了したときに、包装機からの受入準備完了信号を受信していない場合が発生する。このような場合が発生することなく、組合せ秤と包装機とのスムーズな連携動作を可能にするために、組合せ秤を包装機よりも遅い運転速度に設定するようにしている。
特開昭61−7423号公報
上記従来の計量包装システムでは、組合せ秤と包装機のいずれか一方をスレーブ側、他方をマスター側の装置とし、スレーブ側よりもマスター側の装置の運転速度を遅くして動作させる構成であるため、組合せ秤と包装機とが同等の最高運転速度を有していても、マスター側となる装置は、最高運転速度で運転することができなかった。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、同等の最高運転速度を有する組合せ秤と包装機の両方を最高運転速度で運転することができる計量包装システム及びそれに用いられる計量包装システム用組合せ秤を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の計量包装システムは、重量値が所定重量範囲内である被計量物の排出準備が完了したときに排出準備完了情報を生成し、排出指令に応答して被計量物を排出する組合せ秤と、前記組合せ秤から排出される被計量物の受入準備が完了したときに受入準備完了情報を生成し、前記組合せ秤から排出される被計量物を包装する包装機と、所定の周期で、前記組合せ秤の排出準備完了情報と前記包装機の受入準備完了情報とが生成されているか否かを判定し、前記排出準備完了情報と前記受入準備完了情報の両方が生成されていると判定したときに、前記組合せ秤へ前記排出指令を発するシステム制御部とを備えている。
この構成によれば、組合せ秤と包装機とが同等の最高運転速度を有する場合に、その最高運転速度に応じた周期で、システム制御部での判定を行うようにすることで、組合せ秤と包装機とのスムーズな連携動作を可能にし、かつ組合せ秤と包装機とを最高運転速度にて運転させることができる。また、組合せ秤と包装機とを最高運転速度以外の同等の運転速度で運転する場合には、その運転速度に応じた周期で、システム制御部での判定を行うようにすることで、組合せ秤と包装機とのスムーズな連携動作を可能にし、かつ組合せ秤と包装機とを同等の運転速度にて運転させることができるため、組合せ秤と包装機のいずれか一方の装置をその運転速度よりも速い運転速度で運転させた場合に生じると考えられる、一方の装置の部品の不要な消耗や短寿命化等を回避することができる。
また、前記システム制御部は、前記排出指令を発する際に、前記包装機へ包装指令を発し、前記包装機は、前記包装指令に応答して、前記組合せ秤から排出される被計量物を包装する包装動作を行うように構成されてあってもよい。
また、前記システム制御部が前記組合せ秤または前記包装機に内蔵された構成でもよい。
本発明の計量包装システム用組合せ秤は、重量値が所定重量範囲内である被計量物の排出準備が完了したときに排出準備完了情報を生成し、排出指令に応答して被計量物を排出する組合せ秤と、所定の周期で、前記組合せ秤の排出準備完了情報と、前記組合せ秤から排出される被計量物を包装する包装機にて前記組合せ秤から排出される被計量物の受入準備が完了したときに生成される受入準備完了情報と、が生成されているか否かを判定し、前記排出準備完了情報と前記受入準備完了情報の両方が生成されていると判定したときに、前記組合せ秤へ前記排出指令を発するシステム制御部とを備えている。
この計量包装システム用組合せ秤を用いれば、組合せ秤と包装機とが同等の最高運転速度を有する場合に、その最高運転速度に応じた周期で、システム制御部での判定を行うようにすることで、組合せ秤と包装機とのスムーズな連携動作を可能にし、かつ組合せ秤と包装機とを最高運転速度にて運転させることができる。また、組合せ秤と包装機とを最高運転速度以外の同等の運転速度で運転する場合には、その運転速度に応じた周期で、システム制御部での判定を行うようにすることで、組合せ秤と包装機とのスムーズな連携動作を可能にし、かつ組合せ秤と包装機とを同等の運転速度にて運転させることができるため、組合せ秤と包装機のいずれか一方の装置をその運転速度よりも速い運転速度で運転させた場合に生じると考えられる、一方の装置の部品の不要な消耗や短寿命化等を回避することができる。
また、前記システム制御部は、前記排出指令を発する際に、前記包装機へ包装指令を発するように構成されてあってもよい。
この構成により、包装機は、包装指令に基づいて、組合せ秤から排出される被計量物を包装する包装動作のタイミングをとる、すなわち、包装指令に応答して包装動作を行うように構成することができる。
本発明は、以上に説明した構成を有し、計量包装システムにおいて、同等の最高運転速度を有する組合せ秤と包装機の両方を最高運転速度で運転することができるという効果を奏する。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態における計量包装システムの構成の一例を示す概略図である。
本実施の形態の計量包装システムは、組合せ秤1と、包装機2と、組合せ秤1の制御部10と包装機2の制御部20とを制御するシステム制御部30とを備えている。
組合せ秤1は、装置上部の中央に、外部の供給装置から供給される被計量物を振動によって放射状に分散させる円錐形の分散フィーダ11が設けられている。分散フィーダ11の周囲には、分散フィーダ11から送られてきた被計量物を振動によって各供給ホッパ13に送りこむためのリニアフィーダ12が設けられている。リニアフィーダ12の下方には、複数の供給ホッパ13、計量ホッパ14がそれぞれ対応して設けられ、円状に配置されている。供給ホッパ13はリニアフィーダ12から送りこまれた被計量物を受け取り、その下方に配置された計量ホッパ14が空になるとゲートを開いて計量ホッパ14へ被計量物を投入する。計量ホッパ14にはロードセル等の重量センサ15が取り付けられており、この重量センサ15により計量ホッパ14内の被計量物の重量が計測される。各重量センサ15の計測値は組合せ秤制御部10へ出力される。円状に列設された計量ホッパ14の下方には、略逆円錐台形状の集合シュート16が配設され、計量ホッパ14から排出された被計量物は集合シュート16上を滑り、集合シュート16の下部に設けられた排出口から排出される。この組合せ秤1の全体の動作は組合せ秤制御部10によって制御される。また、組合せ秤制御部10は、それぞれの重量センサ15により計測される被計量物の重量値に基づいて組合せ演算を行う。この組合せ秤制御部10は、CPUと、このCPUの動作プログラム等が記憶されているROM及びRAMのメモリ等とを備えており、CPUがROMに記憶されている動作プログラムを実行することにより、組合せ秤1の全体の動作の制御を行うとともに組合せ演算を行う。組合せ演算では、複数の計量ホッパ14の中から、被計量物の重量値の合計が、予め定められた所定重量範囲(目標重量に対する許容範囲)内である計量ホッパ14の組合せを1つ求める。所定重量範囲内にある組合せが複数存在する場合には、組合せ重量の目標値である目標重量との差が最も小さい計量ホッパ14の組合せを1つ求める。また、組合せ秤制御部10は、包装機2に対する被計量物の排出準備が完了したときに、排出準備完了信号aを出力する。
包装機2では、袋を製造しながら、この袋に組合せ秤から排出されてきた被計量物を充填して包装する。この包装機2は、包材のロール(図示せず)から引き出されたシート状の包材26が、フォーマ22によってチューブ21に巻かれて筒状に成形され、プルダウンベルト機23により吸着されて下方に送られ、筒状にされた包材26の重ねられた縦の縁が縦シール機24によりシール(溶着による封止)される。そして、計量された被計量物がチューブ21を通って筒状の包材26内に充填され、チューブ21の下方に配置される横シール機25により先行する袋の上端と後続の袋の下端とにまたがって横方向のシール(溶着による封止)が行われる。この横方向のシールが行われることにより、先行する袋は、前回での横方向のシールにより下端は封止されているので上下がシールされた完全な袋となる。そして、横シール機25に内蔵されているカッターにより横方向のシール部分の中央が切断されて、先行する袋と後続の袋とが分離される。この包装機2の全体の動作は包装機制御部20によって制御される。この包装機制御部20は、CPUと、このCPUの動作プログラム等が記憶されているROM及びRAMのメモリ等とを備えており、CPUがROMに記憶されている動作プログラムを実行することにより、包装機2の全体の動作の制御を行う。また、包装機制御部20は、組合せ秤1から排出される被計量物の受入準備が完了したときに、受入準備完了信号bを出力する。
システム制御部30は、組合せ秤制御部10から出力される排出準備完了信号aと包装機制御部20から出力される受入準備完了信号bとが入力されているか否かを、所定の周期で判定し、それらの両方が入力されていると判定したときに、排出指令信号cを組合せ秤制御部10へ出力するとともに包装指令信号dを包装機制御部20へ出力する。
図2は、システム制御部30の構成の一例を示すブロック図である。このシステム制御部30では、タイミング信号発生回路31と判定回路32とを備えている。
タイミング信号発生回路31は、例えば、後述の判定回路32を構成するCPUの動作クロックとして用いられるクロック信号(以下、基準クロック信号という)を分周することにより所定の周波数f1(周期T1)のタイミング信号Sを生成し出力する分周回路により構成される。この分周回路は、分周比を変更可能な構成であるものが好ましい。また、タイミング信号発生回路31は、タイマを用いて所定の周期T1でタイミング信号Sを出力するように構成してもよい。
判定回路32は、例えば、CPUと、このCPUの動作プログラム等が記憶されているROM及びRAMのメモリ等とを備えている。この判定回路32では、組合せ秤制御部10から排出準備完了信号aを入力すると、排出準備完了フラグをメモリ(RAM)にセットするとともに、包装機制御部20から受入準備完了信号bを入力すると、受入準備完了フラグをメモリ(RAM)にセットする。また、後述の判定動作(図4)を行い、排出指令信号c、包装指令信号dを出力するときに、メモリにセットされている排出準備完了フラグ及び受入準備完了フラグをクリアする。これらの動作は、CPUが動作プログラムを実行することにより実現される。
以上のように構成された計量包装システムの動作を説明する。図3は、システム制御部30内の判定回路32の入出力信号のタイミングチャートである。また、図4は、システム制御部30内の判定回路32による判定動作を示すフローチャートである。
組合せ秤制御部10では、前述のように重量センサ15による重量値に基づいて組合せ演算を行い、所定重量範囲内である計量ホッパ14の組合せ(以下、適量組合せという)を1つ求める。この組合せ演算が終了すると、組合せ秤1の排出準備が完了し、排出準備完了信号aをシステム制御部30へ出力する。また、包装機制御部20では、包装機2が被計量物の受入を可能な状態になる(包装機2の受入準備が完了する)と、受入準備完了信号bをシステム制御部30へ出力する。
システム制御部30の判定回路32では、前述のように、排出準備完了信号aを入力すると排出準備完了フラグをセットし、受入準備完了信号bを入力すると受入準備完了フラグをセットする。また、所定の周期T1のタイミング信号Sを入力する度に、組合せ秤1の排出準備及び包装機2の受入準備が完了しているか否かを判定する(ステップS1〜S3)。この判定は、排出準備完了フラグと受入準備完了フラグの両方のフラグがセットされているか否かを判定することで行われ、両方のフラグがセットされていれば、組合せ秤制御部10へ排出指令信号cを出力するとともに包装機制御部20へ包装指令信号dを出力し(ステップS4、S5)、両方のフラグをクリアする。ここで、少なくともいずれか一方のフラグがセットされていなければ排出指令信号c及び包装指令信号dは出力されない。
組合せ秤制御部10は、排出指令信号cに応答して即座に、適量組合せに選択されている計量ホッパ14のゲートを開いて被計量物を排出させる。被計量物が排出されて空になった計量ホッパ14には、その上方の供給ホッパ13のゲートを開いて被計量物を供給させる。そして、空になった供給ホッパ13には、リニアフィーダ12を振動させて被計量物を供給させる。また、被計量物が供給された計量ホッパ14に取り付けられている重量センサ15からの計測値が安定した後、次の組合せ演算を行う。この組合せ演算により次の適量組合せが求められると、排出準備が完了したことになり、次の排出準備完了信号aを出力する。
また、包装機制御部20では、包装指令信号dに応答して包装機2が包装動作を行うように制御する。この包装機制御部20では、包装指令信号dを受けてから、組合せ秤1から排出される被計量物が筒状にされた包材26内に全て投入されるのに要する時間を考慮して設定された所定の遅延時間を経過後に、筒状にされた包材26をプルダウンベルト機23により吸着させて下方に送らせ、横シール機25により横方向のシールを行わせる。この横方向のシールが行われることにより、被計量物が投入されている先行する袋は、前回での横方向のシールにより下端は封止されているので上下がシールされた完全な袋となる。また、前述のように筒状にされた包材26がプルダウンベルト機23により吸着されて下方に送られると、後続の包材26が筒状にされて重ねられた縦の縁を縦シール機24によりシールさせる。この縦シール機24によるシールが行われると、受入準備が完了したことになり、次の受入準備完了信号bを出力する。
以上のようにして計量及び包装の一連の動作が繰り返される。なお、図3に示されるように、運転が開始された当初、最初の排出準備完了信号aと受入準備完了信号bの入力されるタイミングがずれているように、組合せ秤1と包装機2との動作サイクルのタイミングが一致していなくても、所定の周期T1で入力されるタイミング信号Sのタイミングで前述の判定動作が行われて排出指令信号c及び包装指令信号dが出力されることにより、その後の組合せ秤1と包装機2との動作サイクルのタイミングは一致する。
この計量包装システムでは、組合せ秤1と包装機2とが同等の最高運転速度を有する場合に、その最高運転速度に応じた周期T1のタイミング信号Sを用いるようにする。例えば、組合せ秤1及び包装機2の最高運転速度が120回/分(2回/秒)である場合には、周期T1が0.5秒であるタイミング信号Sを用いるようにすればよい。このようなタイミング信号Sを用いることで、前述のように組合せ秤1と包装機2とのスムーズな連携動作を可能にし、かつ組合せ秤1と包装機2とを最高運転速度にて運転させることができる。
なお、組合せ秤1と包装機2とを最高運転速度よりも遅い同等の運転速度で運転する場合には、その運転速度に応じてタイミング信号Sの周期T1を変更すればよい。この周期T1の変更は、タイミング信号発生回路31を分周回路で構成する場合には、その分周比を変更することにより実現できる。また、タイミング信号発生回路31をタイマで構成する場合には、タイミング信号Sを出力するときのタイマ値を変更することにより実現できる。このように、組合せ秤1と包装機2とを最高運転速度以外の同等の運転速度で運転する場合には、その運転速度に応じて周期T1を変更することで、組合せ秤1と包装機2とのスムーズな連携動作を可能にし、かつ組合せ秤1と包装機2とを同等の運転速度にて運転させることができるため、組合せ秤1と包装機2のいずれか一方の装置をその運転速度よりも速い運転速度で運転させた場合に生じると考えられる、一方の装置の部品の不要な消耗や短寿命化等を回避することができる。
なお、システム制御部30の判定回路32によるタイミング信号Sを検出する構成は、タイミング信号Sが入力されたことをその周期T1で検出できる構成であればよく、例えば、タイミング信号Sの立上がりエッジまたは立下がりエッジを検出するように構成すればよい。
なお、システム制御部30は、組合せ秤1及び包装機2とは別の装置として設けられてあってもよいし、組合せ秤1に内蔵されて設けられてあってもよいし、包装機2に内蔵されて設けられてあってもよい。ここで、システム制御部30を組合せ秤1に内蔵する場合には、システム制御部30を組合せ秤制御部10に内蔵し、かつ組合せ秤制御部10のCPUにシステム制御部30内の判定回路32のCPUを兼用させるように構成してもよい。この場合、前述の組合せ秤制御部10とシステム制御部30間での排出準備完了信号aの授受は当然行われることなく、前述の組合せ秤制御部10が排出準備完了信号aを出力するタイミングで、排出準備完了フラグがメモリの所定領域にセットされる。また、前述の組合せ秤制御部10とシステム制御部30間での排出指令信号cの授受も当然行われることなく、前述のシステム制御部30が排出指令信号cを出力するタイミングで、組合せ秤制御部10は前述の排出指令信号cを受けたものとみなして組合せ秤1を制御する。
また、システム制御部30を包装機2に内蔵する場合には、システム制御部30を包装機制御部20に内蔵し、かつ包装機制御部20のCPUにシステム制御部30内の判定回路32のCPUを兼用させるように構成してもよい。この場合、前述の包装機制御部20とシステム制御部30間での受入準備完了信号bの授受は当然行われることなく、前述の包装機制御部20が受入準備完了信号bを出力するタイミングで、受入準備完了フラグがメモリの所定領域にセットされる。また、前述の包装機制御部20とシステム制御部30間での包装指令信号dの授受も当然行われることなく、前述のシステム制御部30が包装指令信号dを出力するタイミングで、包装機制御部20は前述の包装指令信号dを受けたものとみなして包装機2を制御する。
また、組合せ秤1は、集合シュート16の下部の排出口に、集合シュート16を滑り落ちてきた被計量物を一旦保持してから排出する集合ホッパが設けられた構成でもよい。この場合、集合ホッパの直下に包装機2のチューブ21が配置され、集合ホッパから排出される被計量物は包装機2のチューブ21の上部の開口へ投入される。この場合、組合せ秤制御部10は、組合せ演算終了後すぐに、適量組合せに選択されている計量ホッパ14のゲートを開いて被計量物を排出させる。計量ホッパ14から排出された被計量物は集合シュート16上を滑り落ちて集合ホッパにより一旦保持される。そして、例えば上記の計量ホッパ14のゲートを開いてから、計量ホッパ14から排出される被計量物が集合ホッパ内に全て投入されるのに要する時間を考慮して設定された所定の遅延時間を経過後に、排出準備完了信号aを出力する。その後、組合せ秤制御部10は、排出指令信号cに応答して即座に、集合ホッパのゲートを開いて被計量物を排出させる。以上のように、集合シュート16の排出口に集合ホッパが設けられた構成の場合には、適量組合せの計量ホッパ14から排出された被計量物が集合ホッパに保持された状態になったときに、組合せ秤1の排出準備が完了する。
また、組合せ秤1は、図1の例では、組合せ演算の対象となるホッパとして計量ホッパ14のみを有する構成であるが、合計重量値が所定重量範囲内である被計量物が排出されるように構成されてあればよく、組合せ演算の対象となるホッパの構成としては種々変更が可能である。例えば、それぞれの計量ホッパ14に対応して計量ホッパ14の下方に、それぞれ対応する計量ホッパ14から計量済みの被計量物が投入されるメモリホッパを配設し、計量ホッパ14は、対応するメモリホッパと集合シュート16とへ選択的に被計量物を排出可能な構成にしてもよい。この場合、組合せ秤制御部10は、各々の計量ホッパ14に投入されている被計量物の重量値と各々のメモリホッパに投入されている被計量物の重量値とに基づいて組合せ演算を行うことにより、被計量物の重量値の合計が所定重量範囲内になる組合せの計量ホッパ14及び/又はメモリホッパを選択すればよい。
また、包装機2に、組合せ秤1から排出される被計量物を検知する検知手段が設けられ、その検知手段の検知信号が包装機制御部20に入力され、検知信号に基づいて包装機2の包装動作のタイミングがとられるように構成されている場合には、包装機2はシステム制御部30からの包装指令信号dを必要としないので、システム制御部30は包装指令信号dを出力しないように構成してもよい。上記検知手段としては、例えば、チューブ21の上部の開口部の近傍に光センサを配設し、チューブ21の上部の開口部を通過する被計量物を光センサで検出できるように構成すればよい。
また、包装機2は、図1に示されたような縦型ピロー包装機に限られず、組合せ秤と連結される包装機であればよい。例えば、給袋式の包装機であってもよい。
本発明は、同等の最高運転速度を有する組合せ秤と包装機とを連結した計量包装システム等に有用である。
本発明の実施の形態における計量包装システムの構成の一例を示す概略図である。 同計量包装システムのシステム制御部の構成の一例を示すブロック図である。 同計量包装システムのシステム制御部内の判定回路の入出力信号のタイミングチャートである。 同計量包装システムのシステム制御部内の判定回路による判定動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 組合せ秤
2 包装機
10 組合せ秤制御部
20 包装機制御部
30 システム制御部

Claims (5)

  1. 重量値が所定重量範囲内である被計量物の排出準備が完了したときに排出準備完了情報を生成し、排出指令に応答して被計量物を排出する組合せ秤と、
    前記組合せ秤から排出される被計量物の受入準備が完了したときに受入準備完了情報を生成し、前記組合せ秤から排出される被計量物を包装する包装機と、
    所定の周期で、前記組合せ秤の排出準備完了情報と前記包装機の受入準備完了情報とが生成されているか否かを判定し、前記排出準備完了情報と前記受入準備完了情報の両方が生成されていると判定したときに、前記組合せ秤へ前記排出指令を発するシステム制御部とを備えた計量包装システム。
  2. 前記システム制御部は、前記排出指令を発する際に、前記包装機へ包装指令を発し、
    前記包装機は、前記包装指令に応答して、前記組合せ秤から排出される被計量物を包装する包装動作を行うように構成された請求項1に記載の計量包装システム。
  3. 前記システム制御部が前記組合せ秤または前記包装機に内蔵された請求項1または2に記載の計量包装システム。
  4. 重量値が所定重量範囲内である被計量物の排出準備が完了したときに排出準備完了情報を生成し、排出指令に応答して被計量物を排出する組合せ秤と、
    所定の周期で、前記組合せ秤の排出準備完了情報と、前記組合せ秤から排出される被計量物を包装する包装機にて前記組合せ秤から排出される被計量物の受入準備が完了したときに生成される受入準備完了情報と、が生成されているか否かを判定し、前記排出準備完了情報と前記受入準備完了情報の両方が生成されていると判定したときに、前記組合せ秤へ前記排出指令を発するシステム制御部とを備えた計量包装システム用組合せ秤。
  5. 前記システム制御部は、前記排出指令を発する際に、前記包装機へ包装指令を発するように構成された請求項4に記載の計量包装システム用組合せ秤。
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